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#アール曲げ
hachinana87 · 2 years
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The New Yorkerのハミルトン特集翻訳
The New Yorkerの2015年のハミルトン特集の翻訳してみた。1万7千字ぐらいなっちゃってますが。。。できてすぐの記事なので、のちの評価の俯瞰はないのですが、創作過程とミランダのキャリアがわかる記事です。締めがエモい。
【このカッコが私の注釈です。例のごとく誤訳マシンなので気になる人は原文を読もう!】 
ハミルトンについてのすべて 
The New Yorker, FEBRUARY 9, 2015 ISSUE  
レベッカ・ミード 
2009年4月、作家・作曲家・パフォーマーのリン=マニュエル・ミランダは、ホワイトハウスからの連絡を受けた。新しい大統領とファーストレディが「アメリカの経験」をテーマにしたライブ・パフォーマンスを企画し、ミランダは招待されたのだった。当時29歳だったミランダは、前年に彼が作曲・作詞したブロードウェイ・ミュージカル「イン・ザ・ハイツ」に出演していた。ワシントン・ハイツを舞台に、サルサとメレンゲをラップやヒップホップと融合させた音楽と、ブロードウェイにありがちな展開を効果的に混ぜた物語だ。「ハイツ」はベスト・ミュージカル賞や作曲賞などのトニー賞を受賞し、後者の受賞の際には「Sunday in the Park with George」を引用した快活なラップを披露した。“Mr. Sondheim / Look, I made a hat! / Where there never was a hat! / It’s a Latin hat at that!”(そしてタキシードのポケットからプエルトリコの旗を取り出した)ホワイトハウスはおそらくミランダからラテンアメリカンの経験を期待していたのだろう。「イン・ザ・ハイツ」からの曲でも良いと提案された。 
ミランダはもっと違うことを考えていた。数ヶ月前、彼と彼のガールフレンド、ヴァネッサ・ナダルは結婚し、メキシコへ新婚旅行へ出かけた。プールの浮き輪に揺られながら、彼は気まぐれに読書を始めた:ロン・チャーナウによる800ページ超の、アレクサンダー・ハミルトンの自伝だった。ミランダはハミルトンの初期の人生に魅了された。婚外子で、セント・クロワ島で極貧のうちに育った。父に捨てられ、幼い頃に母を亡くし孤児となり、ハミルトンは青年期に自力で革命の熱気高まるニューヨークに移民した。雄弁で筆の早い文筆家で、フェデラリスト・ペーパーの2/3を執筆した。独立戦争でジョージ・ワシントンに仕えた後、アメリカ初の財務長官となった。のちに、不倫問題が明るみになり、政界初のセックス・スキャンダルにより悪名を集めた政治家となった。その後閣僚に入ることはなく、50代になる前に死んだ。個人的不和が修復不可能となったために、決闘で副大統領のアーロン・バーに殺されたのだ。 
ミランダはハミルトンの波乱万丈な人生、才気、言語の巧みさ、そして自己破壊的なまでの頑固さを、独特のレンズを通して眺めた。それは、ヒップホップの物語、移民の物語としての視点だ。ハミルトンは彼の父、ルイス・ミランダJr.を思い起こさせた。プエルトリコの地方で生まれ育った若く野心的な男で、18歳になる前に大学を卒業し、ニューヨーク大学で学業を治めるためにニューヨークに移住した。ルイス・ミランダはエド・コッホ市長のヒスパニック関連の特別顧問をつとめ、その後政治コンサルト会社のMirRamグループを設立し、フェルナンド・フェラーなどの顧問を行った。高校の夏休みには、リン-マニュエルも父の会社で働いた。のちに、彼はエリオット・スピッツアーの2006年の知事選などの、MirRamグループの顧客の政治広告のための宣伝曲を書いた。チャーナウの1800年選挙の描写はーー現代の政治キャンペーンの起源だーーミランダの政治キャンペーンに対する内部の視点と共鳴した。ハミルトンと同胞たちが行った政府の目的に対する議論は、MSNBCとFOXの対立のごとく今も活きている。 
ミランダはまた、ハミルトンのなかにトゥパック・シャクールを見た。西海岸のラッパーで、1996年に射殺された。シャクールは複雑な、社会派の歌詞を書いた。ミランダは特に“Brenda’s Got a Baby,” に魅了された。21歳の娼婦になった女の子が暴行者のこどもを産む物語を描いたヴァースだ。シャクールはまた極端に気難しく、気に入らないラッパーのことを公に罵倒した。ミランダはハミルトンの中に同じ言語的才能と、これまた似たような、致命的な、引き際の知らなさを見た。これらはハミルトンの物語の中でとてもドラマティックな要素だった。彼がのしあがるために必要だった性格が、彼を転落させると言う点だ。ホワイトハウスのイベントの主催者が電話した時、ミランダはハミルトンについてのラップを提案した。彼らは了承した。 
5月の夜、ミランダと他のパフォーマーたちはーージャズベーシストでボーカリストのエスペランザ・スポルディングや、ジェームス・アール・ジョーンズがいたーー大統領に紹介された。ミランダは彼に空港で買った”Dream from My Father”にサインを頼んだ。ステージで、ミランダはハミルトンのコンセプト・アルバムに取り組んでいると発表した。「ハミルトンはヒップホップを体現していると思う」と彼は言い、人々は笑った。まだ一曲しか書いていないとは言わなかった。ミランダはハミルトンが「言葉が違いを見せる」ことの体現をしていると説明した後、ハミルトンの最初の20年の人生を4分の複雑な歌詞で要約して見せた。華奢で、黒く短い髪で濃い髭のミランダは跳ねるようなエネルギーをまといながら、ステージを歩き回り、ラップした“the ten-dollar Founding Father without a father / Got a lot farther by working a lot harder / By being a lot smarter / By being a self-starter.” 彼のパフォーマンスは観客から歓喜の呟きを引き起こし、オバマ一家は熱狂した。(ミランダは後から、大統領の最初のリアクションは「ティモシー・ガイトナー【オバマ政権の財務長官】も見るべきだったな」というものだった、と教わった。) 
6年後、その歌は、2月17日からパブリック・シアターで開幕した「ハミルトン」のオープニング・ナンバーとなり、ミランダがタイトルロールをつとめた。ヒップホップに根付いているが、R &B、ジャズ、ポップ、ティン・パン・アレー【ブロードウェイの音楽を起因とした商業ポップス】、現代ブロードウェイの合唱などを包括した。「ハミルトン」は歴史と文化の再イメージ化の到達点である。ミランダの語りの中では、成り上がりで向こうみずな移民の物語は、アメリカの物語となる。ハミルトンが自ら宣言するリフレイン“Hey, yo, I’m just like my country / I’m young, scrappy and hungry / And I’m not throwing away my shot,”は、その戯曲家にも言えることだ。ミランダは自分のツイッターのアイコンをハミルトンの10ドルの肖像に、自分のニッと笑った口、黒い眼、あごひげを抜めなく重ねている。 
「ハミルトン」はアメリカの歴史を現代の設定に置き換えたものではない。ミランダの建国の父たちはヴェルヴェットのフロックコートと半ズボンを着る。フーディやジーンズではない。デヴィッド・コリンのセットは、裸のレンガに木の足場。暖かな照明は蝋燭の光を思い起こさせる。ロープと金具の固定具で飾られたステージは、船の建設ーーそして建国、または18世紀のニューヨークの構築ーーを思い起こさせる。  
ミランダはアレクサンダー・ハミルトンを眩いばかりの焦点を持って描き出す。多才で、抑えるのがやっとの怒り。ハミルトンは条約を書く時歩き回り独り言をいうことで知られていたが、舞台ではラップでの独白は驚くほどの自問で彩られる。「死のことを思い出の様に想像する/いつ掴まるか/眠りのうちか/7フィート目の前か/逃げるか受け入れるか」“I imagine death so much it feels more like a memory / When is it gonna get me? / In my sleep? / Seven feet ahead of me? / If I see it coming do I run or do I let it be?”ミランダは閣僚会議を、囃し立てるサポーターたちに囲まれたラップバトルに置き換える。州の債務を補償するために設立を目指した国立銀行ーーハミルトンの先見的な発明だーーに関する議論は生き生きしたやりとりを生む。ハミルトンは悪意を込めてトマス・ジェファソンを貶す。“Always hesitant with the President / Reticent—there isn’t a plan he doesn’t jettison.” 
「ハミルトン」が初のアフリカン・アメリカンの大統領在職期間に創られたのは偶然ではないようだ。このミュージカルは国の誕生を意外にも、しかし必然的に、軽く描き出す。エリートの白人による荘厳な所業としてではなく、全てのアメリカ人の創造の物語として描いている。トマス・ジェファソン、ジェームス・マディソン、そしてジョージ・ワシントンはアフリカン・アメリカンによって演じられる。ミランダはまた、女性たちにも重要な役割を与えている。ハミルトンの妻イライザ・スカイラー(フィリッパ・スー)や義理の姉アンジェリカ・スカイラー(レネー・エリーズ・ゴールズベリー)だ。3人目の妹が加わったジグザグのハーモニーはまるでデスティニーズ・チャイルドのようだ。ミランダは建国の父たちを高尚な政治家とではなく、孤児や、無鉄砲な革命家として、時にはケチなライバルとして、極端に不安定な機運、機会、リスクを抱えて生きる。この瞬間の業績と危機はーー国の境の島で生まれた、移民の息子、父無し子の大統領の時代に生きる今にとってーー、決して時代の遠い出来事ではない。 
今年でパブリックの芸術監督就任10年目を迎えるオスカー・ユスティスは、「ハミルトン」はここ数年で最もエキサイティングな作品だというーーたぶん、1992年に彼が依頼し、プレミアのプロダクションを監督した、トニー・クシュナーの「エンジェルス・イン・アメリカ」以来の。彼はミランダのこの作品と、シェイクスピアの初期の史劇であるヘンリアド【リチャード2世、ヘンリー4世第一部・二部、ヘンリー5世を一塊としてみる言い方】との関係をみた。「リンがしていることは、国の市井の声を韻文に昇華しているということだ。それがヒップホップのしていることだし、強弱韻文がしてきたことだ。リンは彼の国の創造の物語を、現在のわたしたちのこの国がしているのと同じように語っている。韻文の形で、シェイクスピアは英国の物語をグローブの観客たちに語り、英国を英国たらしめる手助けをしたーー英国人としての意識を持つことに貢献したのだ。それをリンは「ハミルトン」でやっている。彼は建国の物語を『私生児の、移民の孤児』の目から、有色人種の目を通して語りこう伝える、『ここは俺らの国だ。俺たちのものだ』と」。 
10月の晴れた日、ミランダと彼のコラボレイター、「イン・ザ・ハイツ」と「ハミルトン」の演出家トマス・カイルは、パブリック・シアターを出てニュージャージーのウィーホーケンにあるハミルトン公園に向かった。「ハミルトン」を考えついて数年の間に、彼は数個のプロジェクトに携わった。チアリーディング映画のミュージカル化「Bring It On: The Musical」を共作、2012年にブロードウェイで上演された。「モダン・ファミリー」と「ママと恋に落ちるまで」に出演。即興ヒップホップ・コメディ・グループのFree Style Love Supremeとして、ジョーズ・パブやその他でパフォーマンスし、去年の秋にはTVシリーズが放送された。その間中もずっと、製作中の作品のために歌を書き、歴史書を読み続けた。2012年、彼は「ハミルトン」のコンサート・プロダクションをリンカーン・センターのアメリカン・ソングブックシリ���ズで上演した。タイムスでは、スティーブン・ホールデンが「ゲーム・チェンジャーとなることは明らか」と称えた。 
ミランダはミュージカルに取り組みつつ、ハミルトンの膨大な手紙や出版物を読み、独立戦争の名残の残るニューヨークのさまざまな場所を訪れた。パール・ストリートにあるフランシス・タバーンは、英国軍に敗北した後のジョージ・ワシントンが将校たちと涙の別れを告げた場所だ。しばらく、ミランダは西162番街のモリス=ジュイメル・マンションで執筆する許可を得られた。国の歴史的な建築物で、マンハッタンで現存する中では一番古い建物だ。ワシントンは邸宅をハーレム・ハイツの戦いでの司令部として使用し、のちには副大統領のバーの居住となった。「アメリカ金融博物館の館長に会ったんだけど、彼は建物の表札を見せてくれて『ここはトマス・ジェファソンのニューヨークでの家だったんですよ』って教えてくれたんだ」とミランダは言った。「僕たちはこの大騒ぎの地層の上にいるっていうのが良いんじゃない?」ロン・チャーナウはホワイトハウスのパフォーマンスの数ヶ月前にミランダと出会い、作品の歴史監修となった。「リンは無駄な発明はしなかったよ」とチャーナウ。「まずは史実に忠実にしようと努めた。それでもし事実から逸脱しなきゃいけない時は、大体納得がいく理由があるのがわかるんだ。彼に尋ねたんだ、『もし歴史的に間違ってたら指摘したほうがいいか?』と。彼は答えた。『もちろん。歴史家にもこの作品を尊敬してほしいからね』」 
ウィーホーケンへの小旅行はミランダにとっては初めてだった。決闘はここで、1804年の7月に行われ、バーはハミルトンを撃ち、彼はその負傷が元で翌日に死んだ。当時、決闘はニューヨークでは禁じられていたが、ニュージャージーでは許容されていた。「ハミルトン」では3つの敵同士による3つの決闘がドラマ化され、そのうちの2つが致命的なものである。死者の中にはハミルトンの息子フィリップを含む。「決闘は現代の仲裁裁判みたいなものだったんだ」とミランダは驚きを含めながら言った。「まるで『おい、納得できないんだったら、ニュージャージーの広場に行くぞ。武器と医者を連れてこい』みたいなノリだよ」 
台本を作る中で数年を費やしてもなお、ミランダはハミルトンの最期の瞬間をどう描けばいいかわからなかった。さまざまな困難があったが、歴史の記録が曖昧だったことが一つの理由だ。バーはハミルトンを最初の一撃で撃ったが、のちにハミルトンの行動がー銃を確かめる様子や、眼鏡をかけていたという事実がー自分を本気で殺しに来たことを示していたと主張した。ハミルトンはしかし、多くの手紙の中で、彼はバーを外して撃つつもりであるーーショットを投げ捨てるつもりだーーということを示唆していた。目撃者はのちに、ハミルトンは空に向かって撃ったと証言した。 
5月のワークショップ・プロダクションでは、ミランダはハミルトンに決闘の準備のラップを与えた。「目に日が入り思わず目が眩む/私のニューヨークがゆっくり立ち上がるのを見た」“The sun is in my eyes and I’m almost giddy / As I watch it slowly rise over my New York City”ーそしてバーを殺すか殺すまいかと考えあぐねた。音楽的にも歌詞的にも、この歌はミランダが捉えようとした賭けを捉えることはできなかった。 ハミルトンがバーに対して持っていた誠意の欠如への不信は、国の不透明な行く末への恐怖と重なった。その歌は、ハミルトンの柄にもない躊躇と、バーの柄にもない積極性がもたらす、避けられない悲劇への予感を表現することができていなかった。ミランダは再び歌を作り変えつつも、リハーサルへの心配もしていた。彼は言う。「存在しないもの、どうしても現れてこないものがあるのに、役者たちが部屋に入ってきちゃって『うわー!』ってなる」。カイルはミランダに締切を設けて、全ての歌の草稿に反応した。彼がいうに。「プレッシャーがある時のリンの反応はもっと多くのものを生み出す起爆剤なんだよ」 
バーとハミルトンの危険を孕んだ関係は、ミランダのショウの肝だ。オープニング・ナンバーでバーはハミルトンのことを「私生児、孤児、売女の子でスコットランド人」と紹介する。この歌詞はジョン・アダムスのハミルトンに対する侮蔑に由来している。バーは特権を持って生まれた。父はプリンストン大学となる学校の学長で、母方の祖父はジョナサン・エドワーズ【著名な神学者でプリンストン学長】だった。ただ、ハミルトンと同じく、彼は若くして孤児となり、法律を学び、政治の世界へ足を踏み入れていった。ミランダの語りでは、彼らはお互いの反転図だった。ハミルトンの熱心なまでの無鉄砲さはバーの冷たい慎重さと対を成している。「ハミルトンは失うものもない孤児だけど、バーは失うものしかない孤児なんだ」とミランダは言う。 
バーをハミルトンの引き立て役とすることは、史実に沿うばかりでなくミュージカルの前例からも必然だった。「ジーザス・クライスト・スーパースター」はユダが物語を語る。ミランダは宿敵の視点からハミルトンを見せるというアイディアに魅せられた。スティーブン・ソンドハイム(2009年の「ウエストサイド物語」のリバイバルの時、劇をスペイン語に訳すためにミランダを採用した)はミランダが払うミュージカルの歴史に対しての尊敬の態度を称賛した。「現代の劇作曲家の多くはあまりこの業界の歴史に興味を払わない。でもリンはミュージカルシアターがどこから来たのか知っている。ミュージカルがどこから来たかを大事にしている」。ミランダはハミルトンの初期の曲を数年前、ソンドハイムに披露している。「圧倒されたよ。素晴らしいと思った」ソンドハイムは言う。「とても新鮮で、念が入っていて、舞台的だと思う」 
ミランダはソンドハイムのように、音韻構成と音楽のフレーズの組み合わせに注意を払っている。だが「ハミルトン」を作曲する際、商業的ブロードウェイ音楽からもインスピレーションを得た。「”レミゼ”的な音楽を作りたくてね。テーマを再登場させるのに賢い手が必要だった」彼は言う。「涙腺に直接響くと言う点では、あの作品の上を行くものはないよ」。「ハミルトン」はまた、ミュージカルの先人たちにもちょっとしたリスペクトを払っている。アーロン・バーがハミルトンや未来の革命家たちに怒りを鎮めるように忠告するせりふは、「南太平洋」からの引用。“I’m with you but the situation is fraught / You’ve got to be carefully taught.” 「これはロジャー&ハマースタイン的レイシズムの引用」ミランダは言う。ちょうど車はニュージャージーに向かうリンカーントンネルを通ったところだ。クリストファー・ジャクソン(彼は「イン・ザ・ハイツ」でも出演した)演じるジョージ・ワシントンは、自分のことを皮肉っぽく語る(“The model of a modern major general / the venerated Virginian veteran whose men are all / Lining up, to put me on a pedestal.” )が、これは「ペンザンスの海賊」からの引用で、ミランダ曰く、ギルバート&サリバンの改善である。「mineralは一番ベストな韻じゃないっていつも思ってたんだよね」 
ミランダのスコアは音楽のジャンルに対しても意味を込めた。キング・ジョージが去りゆく植民地に歌う曲は“You’ll Be Back”。ブリティッシュポップ的なーーただしハープシコードでーーウィットと美しい旋律に満ちた悪意。(“When push / Comes to shove / I will send a fully armed battalion / To remind you of my love,” と高慢な王を演じるブライアン・ダーシー・ジェームズ【オフ・ブロードウェイでの時は彼がジョージ3世を演じた】は歌う。)ミランダはハミルトンとジェファソンの世代の違いを、音楽で表現する。ジェファソンはハミルトンよりも一回り以上も年上なので、ちょうどパリから帰ってきた彼に屈折したジャズナンバー “What’d I Miss?” を与える。ジェファソンはラッパーのダヴィード・ディグスが演じる。彼は「ハミルトン」のために、国際ツアーを延期しなければいけなかった。彼は言う。「リンは普段滅多に交わらない世界の交差点に存在してるんだよ。ラップ音楽の熱心なファンで、とても優秀なラッパーでフリースタイラー。そして偶然にもミュージカルシアターと非常に親密な中で育った。その全部がオーセンティックに感じるんだ。」 
90年代初期のポップ音楽ーーミランダの青春時代のサウンドトラックだーーが、スコアの中に織り込まれている。聴衆はフージーズやモブ・ディープ、ブランド・ヌビアンの要素を聞きつけるだろう。作品はノートリアスB.I.G.ことクリストファー・ウォレスにさまざまな形で言及している。ニューヨークのラッパーで、1997年に24歳で射殺された。ハミルトンが自己紹介する時、自分の名前のスペリングをテンポに乗せて歌うが、これはウォレスが“Going Back to Cali.” でしたことだ。ミランダは特に楽しんだのは“Duel Commandments”において、ウォレスのドラッグ取引入門の曲“The Ten Crack Commandments”のリフを使った部分だ。この歌は作品の最初の決闘で現れる。ここではハミルトンとバーは敵手のセコンド同士だった。5月のワークショップでは、ミランダはハミルトンとバーの決闘でもこのカウンティングの構造を用いることにした。演出家のカイルが説明する。「ハミルトンとバーの決闘のために準備をする必要があった。ハミルトンは死ぬことになるからね。だから構造的にもその下準備が必要だって僕らは思ったんだよ。同時にヒップホップファンが愛する何かを入れることは、15年前にビッギーが言ってたようなことを、ずっと昔のやつらもやってたってことを表してるんだ。」ミランダは頷く。「これは不法な行為についての曲で、それがどう行われているかについての歌なんだ」彼は言う。「そして僕らも彼も両方ともモーゼからの盗用した構造で作っている」 
ウィーホーケンの柵に囲われた広場についてから、ミランダとカイルは不毛にもハミルトンが倒れた方向の手がかりを探した。1806年の初めには決闘のハミルトンの立ち位置に大理石のオベリスクが建ったが、数年のうちに壊された。のちに、崖の尾根に列車のレールが敷かれ、決闘場を根こそぎ無くしてしまった。最終的にミランダとカイルは1919年にハミルトンの胸像が立っていた柱を見つけた。 42番街の向かいにあるそのメモリアルは、驚くほど小さかった。ジェファソンやワシントンなら全身の像が建っていただろう。 
メモリアルは閉じられた門の向こうにあった。ミランダが低い壁を登って崖の端から見下ろすと、茂みと木々の間から、下にあるアパートメントの建物が見えた。「こんなに手入れされているとは思わなかった。歩いて入れる林を想像してた。頭の中では、僕が生まれ育ったところの林みたいに、鬱蒼として隠れたところを考えてたよ。その想像がこれに置き換わることはないかな」ミランダは携帯電話でハドソン川の向こう側にあるマンハッタンを撮った。「聖地巡礼」、のちにそうツイートした。 
「イン・ザ・ハイツ」の作曲家はワシントンハイツではなく、そこから30ブロックほどアップタウン側の、インウッド・ヒル・パークの近くで育った。マンハッタン最後の自然の森があるところだ。ミランダは2人姉弟の末っ子。姉のルツ・ミランダ-クレスポはエンジニアとして鍛錬し、今はMirRamグループのCFOである(リン-マニュエルの珍しい名前は、プエルトリコの作家ホセ・マニュエル・サンティアゴのベトナム戦争に関する詩“Nana Roja Para Mi Hijo Lin Manuel”から取っている。ルイス・ミランダが10代の頃に読み、将来のために取っておいた名前だ)。母は、プエルトリコで生まれたが赤ん坊の頃にすぐニューヨークに移民した、病院の心理士だ。 エドムンダ・クラウディオは住み込みの乳母で、プエルトリコから来た親戚。ミランダは彼女をアブエラ(おばあちゃん)と呼んだ。「うちの両親はずっと働き通しで、週末しか会わなかった」と彼は言う。「父と僕はアクション映画を見に行って、卓球やビリヤードで遊んだよ。同じ家に住んでるのに、週末だけ遊びに来る人みたいだった」 
夏には、彼と姉はプエルトリコに行き祖父母の家に滞在し、言語の上達に努めた(ミランダのスペイン語は流暢だが、ネイティブスピーカーのそれとは違う)。子供たちは学問の面でも文化の面でも、多くを期待されていた。ルイスは彼らにサルサの踊り方を教えた。「僕にとっては、踊りを教わったことは本当に本当に大事なことだった」彼は言う。家族は経済的にはさまざまな背景があった。ミランダの父方の大おじはプエルトリコ独立党の創設者だったが、基本的には親類は労働者階級だった。5歳の時、ミランダはハンター高附属小学校の試験を受けたが、そうしたのは近所では彼だけだった。「プエルトリコ人の父にとってどんなことだったか、僕には想像もつかない」彼は言う。「僕の友達はみんなユダヤ系だった。ハンターに行くのはそうだからね。僕は学校ではリンで、家ではリン-マニュエルだった。学校と家では別人だった。友達はみんなアッパー・ウエスト・サイドやアッパー・イースト・サイドに住んでいて、僕は彼らのナニーたちとはスペイン語で話してた」 
ミランダは6歳の時にピアノレッスンを受け始めた。「先生がリサイタルを催した。子どもたちがそれぞれ何曲か弾くんだ」ルイス・ミランダは思い返す。「リン-マニュエルが最初の曲を弾いて観客が拍手して、2曲目を演奏する。その時彼は『これもできる、これも知ってる』っていう感じになっちゃって。ピアノから引きずり下ろさなきゃならなかった。彼は拍手が大好きだからね」。彼のショーマンシップは時に宿題にも現れた。3年生の時の宿題、ジーン・メリルのThe Pushcart War(手押し車戦争)についてのレポートとして、彼は家族を巻き込んで本の中の出来事を再現したショートビデオを提出した。その中で彼はニュースキャスター風のスーツを着て、気取ったナレーションをした。「賢い子どもたちの中での必要通貨はファニーなこと。ファニーになれるなら大丈夫。だから僕はとても楽しい」(ミランダは今でも友人や家族を彼の創作意欲に巻き込んでいる。企業弁護士のナダルと2010年に結婚した時も、招待客を巻き込んで「屋根の上のバイオリン弾き」の”To Life”の寸劇で彼女を驚かせた。40万人がYouTubeでその様子を見ている) 
両親はミュージカルの愛好家だった。「たくさんパーティをしたけど、流している音楽はほぼラテン音楽だった。サルサやエル・グラン・コンボ」彼は言う。「でも掃除の時の音楽はいつもキャスト・アルバムだった」ブロードウェイに頻繁に行くほどのお金はなかったが、ミランダは”聖なる3作”「レミゼ」「ファントム」「キャッツ」に連れて行ってもらった。「7歳の時にレミゼを見に行ったのを覚えてる。フォンテーヌが死ぬところで泣いて、少し寝て、ジャベールの自死のシーンの時にはまた起きてた。あのショウを体験するにはすごくいい方法だったと思う。『キャッツ』を見たときは、花道を走り抜ける猫たちに触れられたのを覚えている。『ファントム』を見たときは『うわマジか!』て感じだったね。だって醜い作曲家が自分の意志を世界に押し付ける話だろう。親近感が湧いた。」 
ミランダは音楽を正式に勉強したことはない。ピアノレッスンは小学校を卒業するころには行かなくなっていた。ただ、ベッドルームのキーボードで、趣味としての音楽は続けた。高校で、彼はミュージカル演劇を始めた。9年生の頃、「ペンザンスの海賊」でシニアの生徒を負かして役を得た。「まだあの時の拍手を覚えてるよ。僕の人生で一番お気に入りの歓声だ」彼は言う。最終学年では、「ウエストサイド物語」を監督した。「シャークスにはラティーノがいなくて。いろんな濃さのブラウンと、アジアンの生徒たちだった」ミランダは思い返す。「だから父に来てもらって、シャークスのアクセントをつけてもらった。他の子たちにどうやってラティーノになるか教えたんだ。学校では全然ラティーノとしての自分は出してこなかったから、『ウエストサイド物語』はそのための方法だったね」ミランダが『ウエストサイド物語』の作詞家ソンドハイムと初めて道を交えたのはハンター高でだった。ソンドハイムは、同級生の父親(彼が生徒のためにアレンジを頼んだのだった)の友人だった。「彼はどうやってショウができるのかについて、素晴らしい話をしてくれた」ミランダは言う。「彼は僕らに、どうやってオープニング・ナンバーと台詞を書いたか教えてくれたーー歌詞に載せて歌い始めたーーでもジェローム・ロビンスは『いや、全部踊りで行こうと思う』と言ったんだって。すごく印象的だった。その時が初めてミュージカルが本当に作られるのか見た瞬間だった」 
1997年、17歳の誕生日の時、ミランダは『レント』をブロードウェイで見た。「僕は思ったよ、これならできる!って。今のことをミュージカルにしてもいいんだ」。彼は学校の文化祭で20分ほどのミュージカルを描き始めた。MSNBCのブロードキャスターで、その時ハンター高の生徒だったクリス・ヘインズは、ミランダの初期作品の「ニ長調の悪夢“Nightmare in D Major” 」を演出した。ヘインズが思い返す。「主人公の名前はディランで、悪夢の中にいる。彼の過去から愛は奪い去られ、その途中で邪悪な豚が出てくる。悲しいバラードがあって、忘れ去られた恋愛に関する歌なんだけど、今でも歌えるよ」ヘインズによると、ミランダは自分の才能に気づいていた。「それが彼の力だったと思うんだよ。自信と自尊心が彼のカリスマの一部なんだ。変に謙虚ぶらないんだよ。遠くから眺めてて、想像したよ、『あいつ、自分のことをなんだと思ってるんだろうな?』答えは、”世代に一つあるかの音楽の天才”だ」 
ハンター高を卒業した後、ミランダはウェズリアン大に行き、高校の頃の作品を再演した。「天国での7分間」という作品で、7年生のファースト・キスに関するミュージカルだ。「ウェズリアンはハンターに似ていて、頭にある馬鹿げたアイディアにを具現化することができるんだ」彼は言う。2年生の頃、ミランダはラティーノ文化センター兼寮のラ・カーサに移り住んだ。そこには8人の移民一世の生徒たちがいた。「この時が初めてラティーノの友達ができた時だった」彼は思い返す。「初めてマーク・アンソニー絡みのジョークと‘The ThunderCats’とか馬鹿げたアメリカ文化に関するジョークが、同時に通じる瞬間だった。『レント』が僕にミュージカルを書く許可を与えたみたいに、自分のホームについて書く許可が与えられた瞬間だった」 
2年生の頃、彼はワシントン・ハイツを舞台にしたミュージカルを書いた。ラテンミュージックとヒップホップで近所の音を再現した作品だ���ラテン音楽も、ヒップホップも、それまで作曲したことがなかった。苦しい三角関係を取り上げたストーリー自体に新鮮味はなかったが、2000年の春に作品が上演されたとき、ミランダはヒップホップが席にいる観客との距離を縮めることに気づいた。「ラテン音楽とヒップホップの融合は強い効き目がある。このグルーブには何かがある。」 
後の大学の二年間には、彼はそのミュージカル(初期の「イン・ザ・ハイツ」)の台本は棚にしまった。しかし、演劇関係の学生のあいだで評判は回って行った。2002年、ミランダの4年生でのプロジェクト“On Borrowed Time”がウェズリアンの劇場で上演されていた。2年上の卒業生トマス・カイルは劇団の立ち上げの手助けをしていて、劇場に立ち寄っていた。「イン・ザ・ハイツ」を気に入っていた彼は“On Borrowed Time”にはあまり興味がなかった。終了後ミランダと握手をして、横柄にも、「楽しめよ」と告げた(二人はいまだにこのフレーズを週に何度かお互いに言い合っている)。一ヶ月後、ミランダとカイルはニューヨークの西14番街にあるドラマ・ブック・ショップの地下で待ち合わせ、5時間話し込んだ。「『イン・ザ・ハイツ』のことを二年間ずっと考えてたから、話をはじめたら止まらなかったよ」カイルは言う。 
ミランダがウェズリアン大を卒業した後、父は彼をロー・スクールに行かせたがった。ルイス・ミランダはルーベン・ブラデス【作曲家でサルサ歌手。アメリカに亡命する前はパナマで弁護士をしていた】を引き合いに出し、大成する前に法律の学位を取って保険をかけておけば、と説得した。そうはせず、ミランダはハンターに戻り、7年生の英語の代用教師となった。「文法の授業をしたね。僕たちの頃はやらなかったんだけど。だから子どもたちに教えるために文法を勉強した」。同時に彼は「イン・ザ・ハイツ」の制作に取り組んだ。数ヶ月の間、彼とカイルは役者を交えて素材を試した。ミランダはボデガの店主でナレーターのウスナビを演じることにした。「この契約でいちからラップを習ってくれる人が見つからなかったから、僕に回ってきたようなもんだね」 
作品は最終的に数人のブロードウェイ・プロデューサーの目に留まった。「アベニューQ」などを手掛けることになるケヴィン・マクコラムもその一人だ。「彼は『なんの話かわかってきたらまた来な』て感じだったね」とミランダは言う。(マクコラムは「ハイツ」のブロードウェイでのプロデューサーとなった)2004年、ミランダとカイルは若き戯曲家キアラ・アレグリア・ヒュデスを雇い、脚本を書き直した。ヒュデスは大胆な書き換えをした。三角関係をなくし、ウスナビを謙虚ながらもカリスマのあるアンカーとして中心に据えた。【ハイツのメイキング本曰く、ベニー、ニーナ、リンカーン(ニーナの兄)の三角関係をなくしたのはプロデューサーの提案だったそうです】ミランダの愛するホームを描いた物語の中心だったロマンスは、二次的な要素になった。 
2007年、数回のワークショップを経て、作品はオフ・ブロードウェイで上演された。翌年ブロードウェイに移った。いくつかの感情的・ストーリー的矛盾はあったが、その独創性と中毒性は多くの賞賛を得た。タイムスのチャールズ・イシャーウッドはこう書いた「『イン・ザ・ハイツ』は+サルサ・フレスカ−(セックス、ドラッグ、病気)のアップタウン版『レント』である。」 
ミランダは動きの中で作詞をしている。アパートメントの近くのフォート・タイロン・パークを散歩しながら。または181番街からダウンタウンにゆく地下鉄の中で。彼のiTunesのフォルダはミュージカルのかけらでいっぱいだ。”Battle Loop”、”Burr-Hamilton Loop”はLogic Proで作曲した。「いいなとか面白いなとか、キャラクターに話してほしい片鱗とかを思いついたら8から16小節ぐらいの音楽をまず書く。そしてヘッドフォンをつけて出掛けて、犬の散歩をしながら独り言を言ってる」。時には作曲中の節をボイスメモに吹き込みながら、他のものをループで聞く。アーロン・バーを象徴する”Wait for It”のリフレインは夜地下鉄に乗りながら思いついた。「ダンボでやってる友達の誕生日パーティに行く途中だった。メロディをiPhoneに録音して、15分パーティに出て、帰りの電車で後の部分を作曲したよ」 
長い間、ミランダはハミルトンか、アメリカの歴史の中では悪役となることの多いバーか、どっちを演じたいか決めることができなかった。ハミルトンの死後、バーは南西部で謀反を画策したとの疑いをかけられた(最終的には無罪となったが)。ミランダは多くの歴史家とは違い、バーに同情的だ。「バーには同じぐらい親近感があるよ」彼は言う「バーはハミルトンと同じぐらい賢くて才能があった。それにハミルトンと同じぐらい失ってきた。ただ、だからこそ、ハミルトンが前に進むところでバーは一歩引いてしまった。人生の中で、自分がハミルトンのようだと思うのと同じぐらい自分はバーだったと思う。誰しもこう言うことがあるだろう、友達や仲間が自分を通り過ぎて、成功したり、結婚したり、家を持ったりする。自分は一文なしで、独身で、仕事もなくもがいているのに。そして自分に言い聞かせる、『機会を待て』と。」ミランダは最近35歳になった。「ハミルトンがこの歳に達成したことを考えると、すごくバーみたいな気持ちになる。それか、ポール・マッカートニーと比べたりとか。ソンドハイムとか。ガーシュインとか。アウトキャストとか。彼らの業績を考えると驚いてしまう。」 
最終的には、キャリアの面を見通した打算が勝った。「ハリウッドから連絡があると、大体は白人の主人公の友人役。もし主人公を演じたいなら自分で機会を見つけて、自分で書くしかない。ジョン・レグイザモもおんなじことを言っていた」(パブリックでは、バーは最近のNBCのドラマシリーズ”SMASH”に出演したレスリー・オドムJr.が演じている)ハミルトンを演じることは、ミランダいわく「本当の自分よりも生意気に、賢く、衝動的にならなきゃいけない。2時間半は自分の手綱を外さなきゃいけないね」 
トマス・カイルはミランダが最終的にハミルトンを選んだことには驚かなかった。彼いわく「ハミルトンが自分を時限爆弾のように感じてるのは、リンの性質ととても合ってる」。「ハイツ」のブロードウェイ公演のリハーサルの時に、開演前に死んでしまうという迷信的恐怖を発達させた。「いつもジョークを言ってたよ。『無名の作曲家、マンホールに落下』『無名の作曲家、バスに轢かれる』」ミランダはいう。「ハミルトンの『死はいつも思い出のように感じる』と言う歌詞を書いた時、『ああこいつのことは知ってるな』って思ったよ」 
親友となったキアラ・ヒュデスいわく、「ハイツ」は自伝的処女作である。「これが僕だ、これが自分が来た場所だーそれを爆発的なエネルギーで表現する必要があった」。対して「ハミルトン」は、彼女いわく、ミランダが大人として書いた初めての作品である。そしてこの作品も、彼のさまざまなアイデンティティと強く関わっている。「彼はプエルトリコで、彼はニューヨーク、彼はヒップホップで、彼はブロードウェイ。彼は異なる世界の全てだと言うこと。それを一つの部屋に全部持ってくると、人々は熱狂するって彼は気づいた。だってそれはこの国そのものだから。」 
パブリックシアターのミランダのチームは、このショウがヒップホップミュージカルと表���されるのを好まなかった。それも妥当な反論だろう。色々なジャンルを含んでいるから。また、戦略の面でもそうだった。そういったカテゴライズは聴衆の興味を限定する恐れがあった。特にブロードウェイ(最終的にそこを目指していた)では。(「ハミルトン」は2014年の終わりにはパブリックでソールド・アウトし、2回公演を延長した) 
ヒップホップは音楽シーンでは世代を制覇しているが、ブロードウェイでは影響が小さい。3年公演が続いた「イン・ザ・ハイツ」以外で試みがあったとしたら、去年の“Holler if Ya Hear Me”(トゥパックの歌詞を元にしたミュージカルで、6週間の公演だった)が唯一だろう。「ハイツ」のプロデューサーで「ハミルトン」に大金を注ぎ込んだジェフリー・セラーいわく。「誰も一晩中ずっとヒップホップを聴きたいわけじゃないし、こっちもそうするつもりはない。『ハイツ』を三年間公演したけど、もしヒップホップミュージカルと言われていなかったら、もっと長くできてたと思う。美しくて感動的なショウだったからね」 
「ハミルトン」宣伝の障壁は音楽の認識だけではなかった。セラーは観客たちが「誰がアメリカの官僚についてのショウを見たいんだ?」と言っているのが想像できた。同じ問題は、2010年のブロードウェイ作品“Bloody Bloody Andrew Jackson”でも起こった。7代目大統領についてのエモ・パンクミュージカルだ。評価は高かったが、興行面で振るわず四ヶ月の公演を終えた。 
セラーの警告に反して、ミランダの独立戦争についてのラップ・ヒップホップを作曲する才能は、アウトキャストを聞いたこともないであろう聴衆に受け入れられた。戯曲家のジョン・ゲールは去年の春、友人にワークショップ公演に誘われた。「ショウを見ながら、こんなに生を感じたことはなかった」ゲールはいう。「ドアを開けて新鮮な風が吹き込む時のあの爽快な気持ち。彼はハミルトンの精神をとらえ、ロン・チャーナウの本の空気をとらえ、時代の精神をとらえた。おかしなことだが、それを優雅さと注意深さと統制と、狂気を持ってしてやり遂げた」。ミランダのヒップホップ・フリースタイラーとしての才能の証明はまた、新しい観客も捉えたようだった。ブルックリンを拠点にしたパフォーマンスアーティストのレモン・アンダーソンは「ハミルトン」をこう表現する。「劇場に行ったこともないコミュニティが、これを見にくる。いつも自分達の文化圏のみんなに言ってるんだ、『ラップの観点からもこんな歌詞が凄いショウはないよ』って」。ミランダと「ティモシーの小さな奇跡」で共演したコモンは言う。「ランチタイムにセットでフリースタイルをした時のことをいつも思い出すよ。『うわ、こいつは凄い才能があるな』と思った」 
ミランダの作品はオペラのように歌い通しなので、キャラクターがラップに移っても違和感がない。「ハミルトン」のジェファソンを演じるダヴィード・ディグスは、そのことをアメリカをステージで表現したものだと言う。「それがお互い会話する唯一の方法なんだよ。それが大事だと思う。いつも省かれてきた自分達を、歴史の一部として見ることができる。ラップは僕たちの世代の声なんだ。有色人種の人々の声だ。それがこの作品の中にただ存在して、特異な扱いをされないと言うことが、歴史は僕たちのものだと言う感覚をもたらす。」威厳に満ちたジョージ・ワシントンを演じるクリストファー・ジャクソンは、低く響くヒップホップのビートに乗せるラップから、朗々とR&Bバラードまでを歌い上げる。彼いわく、この作品は奴隷制の構造とその悪影響について潜在的に批判している。「ブロードウェイの観客は説教されるのは嫌いだから。多人種のキャストにすることで、有色人種である我々役者たちがキャラクターを演じると言うことだけで、追加的な文脈を加えることができる。」 
「ハミルトン」のリハーサルは、タイムズ・スクエア近くの貸スタジオで行われた。12月初旬のある午後、キャストは”My Shot”に取り組んでいた。独立戦争前夜の活気に満ちたナンバーだ。出演者ほとんどが出てくるヒップホップダンスを、振付師のアンディ・ブランケンビューラーが振り付けていた。ミランダの音楽は、今やアレックス・ラカモアによってオーケストラ化され、力強いクレッシェンドを作り上げていた。彼もブランケンビューラーと同じように、「イン・ザ・ハイツ」からの付き合いのベテランだ。若き俳優アンソニー・ラモスが、舞台の向こう側から怒りを込めて突進する。彼はハミルトンの親友で、奴隷所有者の息子のジョン・ローレンスを演じている。独立戦争の頃、ローレンスは奴隷たちを兵士としてリクルートし、勝利のあかつきには身分を解放すると約束し、黒人連隊を作ろうとした。彼は1782年の終戦間近に戦死する。“Don’t this shit make my people wanna rise up!” とラモスは歌い、反乱者たちのコーラスをリードする。 
役のために髪を肩まで伸ばしていたミランダは、心配そうな空気を纏い、目は疲労に縁どられていた。11月の初めに、長男セバスチャンが生まれていた。それにも関わらず、ミランダは役としていきいきを動き回っていた。あるときはアンサンブルとダウンステージを踏ん反り返って歩き、指を頭の上に高く上げる。まるで銃を撃つように。次の瞬間にはパソコンやスマホに何かを打ち込む。「頭の中のアプリがたくさん開いてる。台本、振付を覚えること、ツイッター。それからニュース」 
その午後、ニューヨークでは、大陪審は警官のダニエル・パンタレオを殺人罪では起訴しないことを決めた。ステタン・アイランドのエリック・ガーナーは、去年の夏単本のタバコを売っていたことで逮捕された際、首を絞められ死んだ。その1週間前はミシシッピのファーガソンで暴動が起こった。これもまた大陪審がアフリカン・アメリカンのマイケル・ブラウンを射殺した白人の警官ダレン・ウィルソンを起訴できなかったことがきっかけだった。「『立ち上がれ』と僕らは叫んでいるけど、多くの人も同じように思っている」ミランダは言った。 
2009年、ミランダのホワイト・ハウスパフォーマンスのあと、パーティはロビーのレセプションエリアに移った。そこではDJがヒップホップを流していた。ミランダは驚いた。アメリカはついに昔の人間ではなくて、自分達と同じ時代を生きる人間が大統領をしてるんだと思った。もしここ最近の社会がその包括の約束を裏切る辛い証拠だとしても、ミランダはまだ言葉の力を示すことができると思った。デモの参加者がマンハッタンでのデモを始めた時、ミランダは”My Shot”からの歌詞を呟いた。“If we win our independence / Is that a guarantee of freedom for our descendants? / Or will the blood we shed begin an endless / Cycle of vengeance and death with no defendants?”  
午後のリハーサル室は静かだった。ミランダとジャクソンはカイルと別のシーンに取り組んでいた。1776年の8月、絶望的なブルックリンの戦いの後の、ワシントンとハミルトンの出会いのシーンだ。”Right Hand Man”の中で、ワシントンはハミルトンを召集し兵士としてでなく秘書として働くようにオファーする。“Head full of fantasies of dying like a martyr? / Dying is easy, young man. Living is harder.” ハミルトンは反論する。彼は連隊の指揮権が欲しいのだ。 
カイルはミランダにハミルトンは何を考えているのか尋ねた。「保身モードになってる。ワシントンが正直になるまでは」とミランダは返答した。「『ゴッドファーザー』でアルパチーノが列車の音を聞いて、行くか行かざるか、と考えているところみたいな感じ。警察署長とソロッツオのところに行くか?それとも、ディナーに行くか?」ハミルトンは、ミランダが言うには、「勝利のための生贄」になる決心をしていた。戦場を離れるのはいつも最後だった。今やハミルトンはワシントンの側に着くことの将来の利点を素早く計算していた。この計算は一小節で示される必要があった。「この瞬間、彼はいう。『これをのしあがる手段にしよう』と。『戦場で成り上がると思っていたが、この方法で行くしかない』」 
数回歌を繰り返して、ミランダはワシントンへのハミルトンの返事を考え出した。“I am not throwing away my shot.” 数曲前では、ハミルトンの戦場で命を投げ出す決意を示すフレーズだった。今ここでは、彼の人生よりも続くレガシーを築くチャンスを掴んだ瞬間を示すものだった。台本では、ワシントンはハミルトンを一言で遮るーー「息子よ」ーーこれはワシントンの若い部下に対する親心が現れている。(チャーナウは、ハミルトンは根拠なくワシントンの私生児であると噂された、と書いている。)だがジャクソンの「息子」の言い方はまた、ヒップホップ風の、ブラザーフッドや対等さもまた示している。 
ミランダとジャクソン、そしてカイルは台詞を繰り返し、ワシントンのハミルトンの新しい目的に対する理解をどう表現するか探っていた。兵士から未来の政治家になるハミルトンの変化を聴衆に感じ取ってもらいたかった。ミランダは自分の原稿を確認した。「息子よ、じゃなくてシンプルに『いいぞ』と言った方がいいかな?」と言った。「『いいぞ』ってことは『お前を雇うぞ』てことだし。それでハミルトンは新しい才能が開花するんだから」 
ミランダの台本はまだ草稿状態だった。ハミルトンの死のページは「新曲製作中」と書いていた。数週間後、まだミランダは旋律に悩んでいた。「最後の瞬間ハミルトンは何を考えるだろうか?」彼は言った。「トミーが筆を置けと言うまでずっと考え続けるだろうね」続けて、「目の前のバーは、彼が10代の頃から知り合いだ。そのことを考えるだろう。たくさんの子供たちと共に置き去りにすることになる妻のことを考える。負債と、それに対する罪悪感について。でも彼はクリスチャンだったし、また会うことができる息子がいる。ジョージ・ワシントンともまた会える。たくさんの愛する人が、彼を向こう側へと呼んでいる。弾丸が銃を離れるまで、そのことを表現する時間がどれだけあるのか」 
決着はほとんど最後の瞬間に訪れた。元旦の早朝のこと。眠る赤ん坊の息子を胸に置いて彼はベッドに横たわっていた。隣ではナダルが寝ている。長いことなかった静かな時間だった。静寂。彼は考えた。それは「ハミルトン」でまだ演奏していないものだった。何も音楽がないのはどうだろうか。犬の散歩に行く。この時はヘッドフォンは家に置いていった。時々ノートにメモするために立ち止まった。次の日の朝5時まで起きて、ハミルトンの最後の瞬間をついに聴いた。 
3週間後、パブリック・シアターでプレビューが始まった。ロビーにはニューヨーク・ヒストリカル・ソサエティから借りた、バーとハミルトンが向かい合わせで銃を引く銅像が立っていた。舞台では、ミランダのキャストは慣れない衣装を着て心地よく、観客の祝福を楽しんでいた。宝石に飾られたキング・ジョージの尊大な忠告は笑いを呼び、“Duel Commandments”でのビッギーのオマージュは喜んで迎えられた。「レ・ミゼラブル」“One Day More” のスタイルを恥ずかしげもなく拝借した一幕の最後は歓声で迎えられた。ハミルトンの自慢の息子、フィリップの痛ましい死は、観客の涙を誘った。 
2時間半の音楽の嵐の後、バーとハミルトンの決闘の瞬間が訪れた。バーが致命的な銃弾を放った後、ハミルトンは長く思い描いた死が訪れたことに気づくと、音楽は消えた。黒の喪服に身を包んだミランダはラップではなく、詩を語った。彼の最後の思考と感情のひらめきはもはやビートや旋律にはつながれていなかった。「誰かが私のために歌う旋律を書く/アメリカ���素晴らしき未完成の交響曲/あなたが私を呼んだ」と静かに語った。ハミルトンは妻や友人たちを思い、思考は飛び交い、昔の歌を歌う。言葉はばらばらになり、儚く浮かび上がる。彼はよろめき、そして静寂が落ちた。◆
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sdeet · 1 month
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観たいものメモ
サーカス・シルクールの『ニッティング・ピース』の詳細が出た
 映画『YARN』で出てた作品。 YARN 人生を彩る糸 - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画
 楽しみにしてた。国内ツアー公演してくれるのもありがたい。  公演巡回は東京・山口・岡山・愛知・富山。
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KEXどうしよう的なメモ
『ガーダ パレスチナの詩』上映会 × ガザ・パレスチナ近現代史レクチャー
オラ・マチェイェフスカ ボンビックス・モリ
 ロイ・フラーのサーペンタインダンスを題材にしているので観たい。
 ロイ・フラーといえば、今なら美術工芸資料館の展示「パリをめぐるデザイン」でロイ・フラーのポスターが展示されています。これだけじゃないんですが、この時代のポスターは図版ではよく見るけど、実物見ると「でっかっ」ってなるんですよね。体感するって重要だなって思う。
余越保子 / 愛知県芸術劇場 リンチ(戯曲)
 戯曲の上演だけどダンス寄り公演だそうなので気になる。
アミール・レザ・コヘスタニ / メヘル・シアター・グループ ブラインド・ランナー
 イランの作家。前回観た時もそうだったがイランは本当に常に政治的にゆれているな……無事に来日公演してほしいが。前回観た作品はSF的な時間のつくりで映像にウェイトがある上演だった。今回もそういう感じなのかな?
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standardworks43 · 9 months
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BBR Porsche 356 ‘Carrera Panamericana’ #4
ホビーフォーラム前に書いた記事が下書きに残っていたのでせっかくなのでアップしておこう。
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ドアの内張は削り落としてしまったので、真鍮板と丸棒を削って半丸にしたものを組み合わせて再生。
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インナードアハンドルは洋白線を曲げて潰して作りました。
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ちょっとオーバーサイズだけどまぁヨシ。
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バケットシートはFusion360でモデリングして3Dプリント。
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渋いバーガンディはガイアノーツのコンテナレッド(JR貨物のコンテナ色)がドンピシャでした。
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エアブラシを用意したついで(と言ったら怒られる。。)に166のインテリアも塗り始め。こちらもクレオスのタンをそのまま吹き付けました。
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フロアマットをラジエター用のエッチングから切り出します。 ペダル用の穴を開けなきゃいかん��す。
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ボディは一旦シルバー塗ってウレタンクリアーまで吹いたのですが、 目立つ箇所にゴミが入ってしまい、 それをゴニョゴニョしていたら取り返しのつかないことになってしまいました。 一度綺麗にリセットし、前々から「ちょっとおかしいんだよなぁ。」と思っていた箇所を修正しておきました。
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サイドウィンドウの上下高を狭めたのとアールの頂点を変えてます。 自己満足です。でもやって良かったと思います。
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サフで下地作ってシルバー塗装。 クレオスのプリビアスシルバーに、ガイアノーツのピュアブラックを2滴ぐらい足してちょっと明度を下げてあります。
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デカールはサイドにモービルのペガサスのみ。 ちなみに元ネタはこちら
こののちウレタンクリア重ねて磨いてホビーフォーラムに持ち込み。
早いもので2023年も終わり新たな年を迎えようとしています。 今年は1台も完成しないという情けない年になってしまいました。来年こそ166MMを終わらせたい(切実)。 それではみなさま良いお年をお迎えください。
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chishiru61 · 9 months
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2023年下半期に見た展覧会
0701 ガウディとサグラダ・ファミリア展@MoMAT 0702 イギリス風景画と国木田独歩@茅ヶ崎市美術館 0702 生誕110年 傑作誕生・佐藤忠良@神奈川県立近代美術館 葉山 0706 ブルターニュの光と風@福島県立美術館 0708 谷川俊太郎 絵本☆百貨展@PLAY!MUSEUM 0711 テート美術館展 光 — ターナー、印象派から現代へ@国立新美術館 ☆0721 甲斐荘楠音の全貌 ― 絵画、演劇、映画を越境する個性(前期)@東京ステーションギャラリー *1 ☆0729 ソール・ライターの原点 ニューヨークの色@ヒカリエホール *2 0729 平間至展 写真のうた@ヒカリエホール 0804 「あ、共感とかじゃなくて。」@MoT ★0804 デイヴィッド・ホックニー展@MoT *3 0805 ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム@アーティゾン美術館 0806 蔡國強 宇宙遊 ―〈原初火球〉から始まる@国立新美術館 0812 特別展「古代メキシコ」@東京国立博物館 0812 スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた@国立西洋美術館 0813 私たちは何者?ボーダレス・ドールズ@渋谷区立松涛美術館 *4 0820 フィンランド・グラスアート 輝きと彩りのモダンデザイン@東京都庭園美術館 0825 甲斐荘楠音の全貌 ― 絵画、演劇、映画を越境する個性(後期)@東京ステーションギャラリー 0826 生誕100年 山下清展―百年目の大回想@SOMPO美術館 0902 挑発関係=中平卓馬×森山大道@神奈川県立近代美術館 葉山 ★0902 吉村弘 風景の音 音の風景@神奈川県立近代美術館 鎌倉別館 *5 0907 三沢厚彦 ANIMALS@千葉市美術館 0917 虫めづる日本の人々@サントリー美術館 0920 版画家たちの世界旅行 -古代エジプトから近未来都市まで@町田市立国際版画美術館 1022 杉本博司 本歌取り 東下り@渋谷区立松濤美術館 1029 デイヴィッド・ホックニー展(2回目)@MoT ☆1029 ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山口晃 ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン@アーティゾン美術館 1119 開館35周年記念 福田美蘭―美術って、なに?@名古屋市美術館 1121 テオ・ヤンセン展@千葉県立美術館 1122 展覧会のちょっといい話 絵本と近代美術のあれこれ@板橋区立美術館 1125 装飾の庭 朝香宮邸のアール・デコと庭園芸術@東京都庭園美術館 1202 「パルコを広告する」 1969 - 2023@PARCO MUSEUM 1203 「横尾忠則 寒山百得」展@東京国立博物館 表慶館 1203 開館記念展「皇室のみやび」(第1期:三の丸尚蔵館の国宝)@皇居三の丸尚蔵館 1203 生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ@MoMAT 1207 イン・ビトウィーン@埼玉県立近代美術館 1209 永遠の都ローマ展@東京都美術館 1209 大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ@国立新美術館 1209 イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル@国立新美術館 1214 モネ 連作の情景@上野の森美術館 *6 1216 「前衛」写真の精神: なんでもないものの変容@渋谷区立松涛美術館 ☆1216 「鹿児島睦 まいにち」展@PLAY! MUSEUM *7 1223 吉田ユニ「PLAYING CARDS」@ラフォーレミュージアム
*1 御多分に漏れず「あやしい絵」展でファンになってから待望だった個展、こんなに早く見ることができるなんてありがたい。ただ、やっぱり結構残っている作品は少ないんだなあ、というのが一番の感想で、そして作品のアクが強くて初めのインパクトや中毒性は強い分、慣れてくるとそこまでじっくり見るような感じにはならないなあ、とも思ったり(音楽とかでもそういう曲ってあるよね)。一方で、メインビジュアルにもなっていたメト所蔵の「春」なんかは特有のケレンを上手く折衷させた見ごたえの絵のある絵に仕上がっているんだけれども、結局それより先が無かったという。。展覧会中でも識者の言葉として紹介されていたけれど、ちょっと惜しかったというか、あともう少し絵師として活躍してほしかったなあと。でも、図版でしか知らなかった作品をいっぱい見られて嬉しかった。 *2 ソールライターの「良さ」がようやくわかってきたような気がします。残されていたフィルムをデジタル現像して順番に映し出していく大画面スライドショーのインスタレーションがとても面白くて、美術館ではない空間になった分、こういう演出ができるようになったのは良いなあと思いました。 *3 この夏のナイスワン。自分の中の「とても楽しかった展覧会」の1つの基準が、「一通り見終わった後に展示室で延々ゆらゆらしていられること」なんですが、久しぶりにそのトリップがきました。ホックニー特有のポップで人懐っこい色彩がやはり素晴らしく、いつまでも網膜にうつしていたくなるんですね。特に大型作品の展示空間に入ったときは、その色彩感に包まれるのが嬉しくて、思わずくるくると踊りだしそうになりました(?)。 展覧会は、初期から始まってロンドン、カリフォルニア、イギリスの田舎町、そして最近移り住んだノルマンディーと、活動場所で区切られた作家のキャリアを一通り追う構成。昔メトで大規模回顧展を見たはずなのですが、あまり記憶になく、、今回改めて見て、初期はかなりベーコンの影響を感じるなーとか、やっぱり色彩はマティス、後期のボナールっぽいなーとか、いろんな発見がありました。 この10年来ハマっているというiPad絵画は、長生き作家にありがちの、晩年にどんどんと・・・よく言えばダイナミック、悪く言えば大味というか雑になっていくアレなんだけども(ピカソとか)、ただ色彩だけで言うと、やはりホックニーそのものなんですよね。近づいてみると、マジで点とか線は小さい頃にwindows95のペイントソフトで遊んだ、落書きライクな感じなんだけども、遠くから見るとちゃんと「らしい」作品になっているのはさすがだなと思いました。 以下は蛇足なのですが、作品構成は、大型の油絵作品10点余りがテートから、それから複数のパネルを組み合わせた作品が同じくテートとポンピドゥーから1点ずつ、あとは作家蔵の超大型作品がメインで、その間を都現美所蔵の版画コレクション(これ一度まとめて見たかった!)で埋めていく、という感じ。つまり単に金にあかせてガサっと作品を連れてきたのではなく(それでも相当お金かかってると思うけど)、館にあるものが起点になっているのが良かったな。欲を言えば、作家のキャリアハイである西海岸時代の作品(プールとか彼氏とか出てくるやつ)が手薄な感は否めなかったですが、まあ贅沢を言うとキリがない。 *4 古今東西における「人形」の役割を紹介する展覧会で、人形と言えばやっぱりセクシャルな意味合いもあるけどさすがにそれは展示できないよねー、と思いながら見てたら、最後にばっちりあって、ここ(渋谷区)は本当にすごいなと思った。もっとやってください。 *5 環境音楽家・吉村弘の回顧展。展示室に直接音楽が流れているのかと思いきやそうではなく、しかし音楽を喚起させるような愛らしい絵楽譜や、それぞれの映像から聞こえる微かな音楽によって、展示室全体がとても豊かな音楽に包まれていた。そしてそこに、微かな外音や、来場者の衣擦れや足音、小さな話し声が「環境音楽」として響いている、というわけ。写真2枚目のサウンド・チューブという展示があって、観客がめいめいにこの筒を揺らしたり、ひっくり返して、筒の中に入った水音に耳を澄ましている(そして、とても良い音だなと思う)。しかしよく考えれば、聞いている音はありふれた水音であり、つまり世界には、このように耳を澄ますべき音に溢れているんだ、ということがメッセージされている。そうして美術館の外に出るとあら不思議、外を通る車の音や風で葉がさわさわと擦れる音、いつもこの美術館の帰りに寄る鶴岡八幡宮の階段を登る自分の足音、美術館のコインロッカーで使った百円玉をそのまま賽銭箱に投げた時のコツンという音などが、全てビビットに聞こえてくる。つまりこの展示は、美術館の中でだけで完結せずに、観客の日常に対する知覚を変えることで、展示室外にもその世界がずっと続いていく、ようである。言うまでもないけれど、そういう展覧会はとても良いものだと思う。 *6 展示自体はなかなか豪華なモネ展だと思うんだけども、チケット代とか人の捌き方とか借用元とか企画元とかそういう本筋と関係ない部分がやたら気になってしまったい。でも、3,000円払って美術展を見たい、という層がこれだけ(しかも若年層も多かった!)いるというのは、ある種の救いなのかもしれぬ。 *7 PLAY!特有の見せ方のうまさと、展示されている作品群の愛らしさが上手に噛み合った、とても視覚的に幸福感のある展覧会でした。見られて良かった。
<海外編> 1104 Rijksmuseum/Museum Boijmans Van Beuningen At Rijksmuseum 1104 Van Gogh Museum/Van Gogh along the Seine 1105 Stedelijk Museum/Nan Goldin – This Will Not End Well 1107 Musées royaux des beaux-arts de Belgique 1107 Musée Magritte 1108 Musée de l'Orangerie/Amedeo Modigliani. A painter and his dealer 1108 Musée du Louvre ★1109 MARK ROTHKO Retrospective@Fondation Louis Vuitton 1109 Musée Marmottan Monet/Berthe Morisot and the Art of the 18th Century ★1109 Musée d'Art Moderne de Paris/Nicolas de Staël 1109 Musée d'Orsay/Van Gogh in Auvers-sur-Oise,Peter Doig 1110 Musée de Cluny 1110 Bourse de Commerce/MIKE KELLEY Ghost and Spirit, LEE LOZANO "Strike" etc. 1110 Centre Pompidou/Over the Rainbow 1111 Musée d'Orsay
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doyobiki · 1 year
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30.スマートウォッチを買う話
これまで、スマートウォッチを欲しいと思ったことはなかった。そもそも腕時計をする習慣が長年ないし、スマホの機能をウェアラブルに持ち歩きたいと思わないからだが、ここ最近になって急に、スマートウォッチの購入を検討し始めた。それはやはり、ちょくちょくジョギングをするようになったためだ。
自分の走った距離やルート、ペースを把握したいので、これまではスマホをウエストポーチに入れて走っていた。いまはGPSでランニングのルートを記録したり、ペースを測ったりできるアプリがたくさんある。心拍計も持っているが、肘下にわざわざ心拍計をつけるのはなんだか気恥ずかしいし、いちいち面倒なので心拍を測るのは諦めていた。アプリで走った距離とペースを音声で教えてくれるので、ワイヤレスイヤホンをしているから、どうせならと音楽も聞いていたけれど、曲を切り替えるにはいちいちスマホを操作しなくてはならないのが億劫だった。その辺の不具合が解消される程度で良いのだけれど、と、いよいよスマートウォッチの検討を始めたのが2週間くらい前だった。
よく知られているメーカーのものは、ネットにも情報がたくさんある。スポーツをする人はガーミンのイメージが強いので、そこから調べ始めたが、最新のものはアップルウォッチにも引けを取らないくらいの機能があるがしかし高い。個人的にこれまでアップルウォッチに興味がなかった理由として、そんなにたくさんの機能を身につけていたくない、というのがあった。その上、上位機種になれば価格もえげつなく、ウェアラブルだから落としたり無くしてしまうことはあまりないだろうけど、そんなものを常に腕に巻いていたくない。同じような理由で、iPhoneも第二世代のSEを使っているし、3年目になるが、今もそれで十分だと思っている。
機能の種類のバランスと、価格と、見た目で色々と探した結果、スントのエントリーモデルの機種にすることにした。スントはあまり積極的にPRをやっている様子がなく、ネットでも情報がそんなにないけれど、シンプルなデザインかつちょうど良い機能というのが決め手だった。音楽を聞きたいときはスマホを持てばいいやという感じだし、Suica決済はコンビニなら使えるだろうが意外と使えない場面も多いからそんなに必要性を感じない。一方で、スマホから音楽を聞いているときにコントロールすることができたり、スマホの通知は教えてくれるのがちょうど良い機能だと思った。そして何より、見た目。それなりに長い期間、1日のほとんどの時間身につけるならば、やはり見た目は重要だ。余談だが、私がまだ学生だったころ、自分の携帯のデザインに飽きてしまい、愛着がなくなりすぎて持ち歩かなくなるという時期があって、持ち歩くようなものこそ自分が好きで飽きないようなデザインが重要だということを思い知らされた。アップルウォッチは今や多くの人がつけていてみんなおそろいみたいだし、何より四角い画面があまり惹かれない。ガーミンの方が丸いしシンプルでいいなと思ったが、展示物で実物を見た時はあまり良さを感じなかった。特に今年リリースされた新しい機種は、ディスプレイが鮮やかになり、また画面の端が平らではなくアールがついている。明るい画面は炎天下では見やすいそうなのだが、個人的な趣味からすると見づらかった暗い画面の方が好みだ。そうしてさまざまな機能がつき、値段も上がっていた点も踏まえて、別のメーカーも調べ始めたのだった。
GPS性能、心拍測定、など、それぞれに強みはあれど、なにぶんまだちょいちょいジョギングをする程度の私には必要のないレベルの機能も多かった。色々調べた割に、結局ピンと来たものを好みで買ったという感じになった。久しぶりに、腕に時計をつけた。思えば腕時計をしていたのは、高校生の時までだ。それ以降は、携帯やスマホ、壁の時計を見て時間を確認してきたが、久しぶりに腕に時計があると、時間を気にする回数が断然増える。はじめのうちはデジタル表示に慣れなくて、ピンとこない時もあったが、それでも腕を見るだけで時間がわかるのは、時間に対する意識が小刻みになる感じがした。高校生までは、腕時計をしていなければ、時間を知る術がなかなか無い時もあったが、今は携帯やパソコン、テレビの画面でも時間がずっと表示されている。だが、いつでも知りたいと思えば時間を知ることができると思うと、時計をあえて身につけることがなくなり、その結果、時間に対する意識がぼんやりとしたものになってしまっていたと感じた。プレゼンテーションなどの、限られた時間で話さなくてはならない機会の時など、急に時間を意識する場面がたまにあるくらいで、あとは大体遅刻しないようにとか大まかな時間の意識で生活してきた。スマートウォッチとしての便利さよりも、むしろ時計を身につけることによる時間に対する意識の方が、大きく変化するポイントかもしれないと思った。(2023.7.29)
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yamanaka-lab · 2 years
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2022建築レビュー#5
-建築レビュー#5(設計者:Carmody Groarke)発表者:池部(M1)講評者:伊藤-
建築レビュー第5回はCarmody Groarkeを取り上げた。
Carmody Groarkeは、ケビン・カーモディとアンディ・グロークらによって2006年に設立された建築事務所であり、それぞれの名前を組み合わせた事務所名となっている。
ロンドンに拠点を置き、数々の建築賞暦のある建築家達です。
彼らのコンセプトは、「都市が抱える文化的問題を、空間・光・素材などの様々な文脈から意図的に追求し、解決するための建築デザイン」である。
今回は、彼らの建築作品を4つ取り上げて紹介する。
事例1『Manchester’s Science and Industry Museum』Manchester(2021)
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ギャラリーは、1880年代に建てられた建築物であるニューウェアハウスの1階部分にある。今後数年間で、博物館は、既存の歴史的建造物やスペースと、ヴィクトリア朝の鉄道高架橋のネットワークとの間に、敷地全体の方向性とアクセスを強化することを目指している。
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美術館のロウアーヤードからの新しいエントランスは、「パイナップルライン」とも呼ばれる新倉庫に線路が通っている歴史的な高架橋のアーチ型の下屋を修復し、このエリアを明るく心地よい空間に変え、来館者の方向性を明確にし、到着の気分を盛り上げるものとなっている。
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新しいギャラリーは、グレートウェスタン鉄道によって1882年に建てられたニューウェアハウスのアーチ型の地下室の西端に位置する。一連の操作により、古いただの保管スペースであった空間は1つの空間に合併され、世界クラスの科学展示物を展開し、さまざまな巡回展を開催する博物館としての魅力を高めている。
ガラス繊維でできた高さのある壁は、外から内へと訪問者を迎え入れる。また、「頭上の貨物車の重量を支持するために設計された、ヴィクトリア朝の重い構造物の重さ」を軽減し、さらには歴史的建造物を永続的に維持していくためのメンテナンス作業をするために取り外しが可能になっている。新しいグラスファイバー製のパネルは一つ一つ手作業で鋳造され、周囲の風化したヴィクトリア朝のレンガ造りを引き立てるためにテラコッタ色に着色されている。
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この新しいギャラリーは、広大な倉庫の1階部分の広さと特徴を生かして、鋳鉄とレンガの複合構造、高さ5mのアーチ型天井、そして上部の歴史的な鉄道路線とプラットフォームの形状に沿うように配置されている。ギャラリー内の歴史的建造物も復元され、元の倉庫の壮大さとスケールを体験しながら、新しい展示体験ができるようになっている。
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事例2『The Hill House Box Museum』London (2019)
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ヒル・ハウスは、チャールズ・レニー・マッキントッシュの最も重要な作品の一つで、スコットランドで最も高く評価されている建物の一つであり、20世紀初頭のヨーロッパの代表的な建築でもある。グラスゴーの西30kmに位置するヘレンズバーグにあるこの建物は、1902年に出版社のウォルター・ブラッキーとその若い家族のために建てられ、クライド川河口の南のパノラマビューを見渡すことができる。
★チャールズ・レニー・マッキントッシュ
スコットランドの建築家、デザイナー、画家。アーツ・アンド・クラフツ運動の推進者であり、スコットランドにおけるアール・ヌーヴォーの提唱者の一人でもある。
この住宅は先鋭的なレイアウトと3次元的な空間進行を提案し、建築はスコットランド・バロニアルの絵画的な伝統の中に組み込まれながらも、マッキントッシュはヨーロッパの他の地域で起こっているモダニズムの現代技術の進歩にも明らかに影響を受けている。このように伝統と発明が混在した珍しい建築であったため、長期にわたる水害という根本的な問題が発生し、この家を存続させるために大規模な保存修復プロジェクトが必要となっていた。
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修復の間、この家を視界から遠ざけるのではなく、より積極的な保存へのアプローチがとられている。最大15年かかるとされるこの保存修復の不可欠な要素として、このプロジェクトは、ヒルハウスを「���術品」として収め、保護するための「大型の」仮設博物館を提案し、同時に、訪問者がこの家にアクセスできるよう維持することを提案している。
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この安全で保護された建築作業の領域で、「博物館」は、ヒルハウスの周囲を高い位置からぐるりと囲む高架歩道によって、進行中の保存修復を一般の訪問者に体験してもらう仕組みになっている。博物館の囲いには、独立した木造の建物にビジター用の施設も設置される予定である。
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新しい美術館の建築的アイデンティティは、抽象化された巨大なガーデンパビリオンで、その壁はステンレススチールのチェーンメイルメッシュで全体が覆われている。この半永久的な囲いは、雨に濡れた既存の建築がゆっくりと修復される間、元の家の基本的な「乾燥室」のシェルターとなる。この繊細な囲いは、昼夜を問わず、マッキントッシュの建築の象徴である風景を遮ることなく眺めることができるようにするものでもある。
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事例3『Windermere Jetty Museum』Windermere(2019)
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蒸気船博物館といいます。この新しい博物館は、湖水地方国立公園ウィンダミアの海岸に、国際的に重要な船のコレクションを収蔵している。蒸気船、モーターボート、ヨットなどの展示スペースがあり、その建築と湖に関するストーリーが語られています。この場所は、歴史的な砂利採取工場を再利用しており、船の積極的な保護プログラムによって、この場所の活動を継続している。人、船、水、そしてこの場所の絵のように美しい産業遺産の再解釈を提供する公園の風景の中で、訪問者が建物の中で体験することに重点を置いている。
一棟の大きな建物ではなく、平面が正方形の小さな建物たちは、そのコンテクストによりふさわしいスケールを生み出している。そのため、美術館は土地や水と地形的な関係を強く持っている。波止場は博物館の中心的存在で、湖を体験の中心にすえ、水面下でコレクションを展示する。メインエントランス、保存ギャラリー、解説、教育、カフェなど、来館者の動線を構成する他の建物は、すべて波止場の周りに集まっているが、洪水の危険性から逃れるために、基礎が高くなっている。保存修復工房は、作業船渠の水面近くに設置された独立した建物である。
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この美術館の建築言語は、ウィンダミア湖周辺にあるヴォイジーの豪邸やブロードレイズハウスやチャールズ・ヴォイジーのブロードレイズハウスの大きく張り出した軒や、湖水地方の典型的な農業・工業建築から引用した、ヴァナキュラーな屋根の型式によって特徴付けられている。建物の形態はどこか親しみやすいものですが、張り出したキャノピーによって、建物の内部空間が全天候型のシェルターとして景観に溶け込み、特別なものとなっている。内部は、湖岸に面した大きな主室を中心に、付属空間と外部キャノピー空間が左右対称の断面構成でバランスよく配置されている。
美術館は、陸上と水上、さまざまな高台から四方八方から見られる。そのため、屋根と壁が形式的な構成において重要な地位を占めている。これらの要素に建築的な一貫性を与え、美術館の建物が全体としてまとまったものになるように、酸化銅が決定的に重要な素材として使用される。銅を折り曲げ、真鍮の留め具で規則正しく留めることで、高層部に独特の質感を与え、さらに時間の経過とともに風化していくことでその質感を高めている。非常に大きな窓とドアによって、ボートは容易に外と中を行き来することができ、建物と建物の間のミュージアム・ルートも明確に読み取ることができる。
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自然な銅の外観は、モノリシック(巨大)なコンクリートの基壇とは対照的に、建物に軽快さを与えている。また、外装を包むじゃばらが水平方向に繰り返されることにより、美しい湖のコンテクストを表現している。
事例4『7 July Memorial』Hyde Park(2005)
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2005年7月7日、午前8時50分頃、ロンドン地下鉄トンネル内の3カ所でほぼ同時に地下鉄の車両が爆発し、同日午前9時47分頃ラッセル広場近くのタビストック・スクエアを走行中のダブルデッカーバス、デニス・トライデント・2型1台が爆発した。
カーモディ・グロークは、この最悪な同時爆破テロによって亡くなった犠牲者の遺族と協力し、恒久的な追悼記念碑を設計した。
ハイドパークに位置するこの記念碑は、新しい公園の小道にあり、ロンドン最大の公共の場所の1つで静かな熟考の場を提供する。爆撃によってもたらされた唯一無二の集団的損失は、記念碑の性格を物語っている。
52本の850kgステンレス鋳造の垂直柱は、それぞれが失われた52人の命のうちの1つを表し、爆弾の4つの場所を表す4つの連結されたクラスターの開いたパターンに配置されている。
各石碑は、オープンキャストプロセスによって引き起こされた表面のユニークなマークと、失われた各生命の日付、正確なタイミング、場所を説明する目の高さで運ばれた碑文によって特徴付けられる。
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問者は石碑の間を歩き、その意味を深く考えるように勧められる。プラークは道の端にあるバームにあり、各犠牲者の名前を記録している。
抽象的な建築の言語を通して、記念碑は家族のための和解の象徴であると同時に、爆撃の壊滅的な影響を何世代にもわたって恒久的に思い出させることを意図とする。
私はCarmody Groarkeの設計について、コンセプト(文化的問題を、様々な文脈から意図的に追求し、解決するための建築デザイン)からは分からなかった、人が建築の重要な部分に介入し視線を大切に設計している建築家であると感じた。非日常を体験する空間として既存の壮大なスケール感を生かした新規部分の挿入が行われていると感じる。また、既存部分を生かした新旧の差がはっきりとわかる新たな素材の挿入も魅力的に感じるが、それだけでなく考えられた構造デザインがより既存を引き立たせているのではないかと感じる。
山中は、写真の良さを差し引いて何が印象深さに繋がっているのかを疑問視し、既存の部分と新規の部分が常に同時に存在している点が面白いと述べた。また、元の建築により少ない手数で新しいものを共存させることで洗練されたものになっていると捉えている。
『Manchester’s Science and Industry Museum』では蒲鉾状のアーチ状の天井の造形を新しい建築が引き出していること、カートディの操作がシンプルであり、このような操作を行うことにより、元々の既存の時より特徴的な部分の魅力を感じさせると述べた。
The Hill House Box Museumはマテリアルの数が増えないということが重要であり、コンバージョンなどではなく、自分達の中で二項対立の関係を作り出していると捉えた。
Windermere Jetty Museumに関しては、屋根の高さ勾配、窓の高さが一緒という同じ操作しかしていないことによって湖畔の魅力を引き立たせている。また、最少の建築操作しか行っていない、
つくり切らないという設計が魅力的であると述べた。
引用
Carmody Groarke HP  https://www.carmodygroarke.com/
Archi Daily Carmody Groarke | ArchDaily
Carmody Groarke: Architects of the Moment  Carmody Groarke: London's Architects of the Moment | PORT Magazine (port-magazine.com)
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armanskij · 2 years
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News, Talking about News
Saturday Night Live の旧キャスト Vanessa Bayer が Weekend Update 内で演じていたキャラ Laura Parsons が大好きだったので彼女に敬意を表しタイトルコールをパロディしてます。
The Playbill Guide to the 2022 Macy’s Thanksgiving Day Parade
 Playbill による実用的な感謝祭 Macy’sパレードの参加ガイド。朝6時には集合せよ。近くにある喫茶店やトイレを使える場所をチェックせよ。バッテリーチャージャーを持て。11月の NYC は寒いので寒さ対策をしっかり。 グループとはぐれた時の集合方法を決めよ。 MTA は運休や遅延に注意し、 Manhattan 外から来る場合でも 34th Street Herald Square と Penn Station は避けよ等々。普通のイベントにも役立つぞ!
Watch Funny Girl, Six, The Lion King, More Perform at the 2022 Macy's Thanksgiving Day Parade
 ここでフューチャーされている作品の動画、これまで何回観てんねん!っと自分をツッコミたくなるけれども…やっぱり so good! so good! so good! Macy’s はミュージカル好きのためにすごい舞台を用意してくれた。今度通ったときは敬礼しなきゃじゃん笑
Simu Liu slams Tarantino and Scorsese's Marvel comments, says old Hollywood was 'white as hell'
 映画の黄金時代というけれど、それは白人たちの世界だった。私のような見た目の人がビッグバジェットの映画に出られるようになったのは Marvel 作品のおかげ。このシステムが完全でないのはわかるが、それでも多様性に貢献しているというのが彼の意見。ふむ、一理ある。マイノリティー主演で金が動く、これがスタートなのは確かだ。(論点がずれているような気がしなくもないが)
Femme. Vie. Liberté avec Azar Nafisi
 「女性。生きること。自由。」相変わらず mk2 Bibliothèque は作家を呼んで良いイベントをしている。 ‘Reading Lolita in Tehran: A Memoir in Books’ はまだ読んだことないや。
Senate Panel to Hold Hearing on Concert Ticket Sales Following Taylor Swift Eras Tour Fiasco
 Swifties が Ticketmaster をダウン、というか繋がりにくくなるまで追い込んだらしい。反省したサイト側は一般販売を数日間中止するとか。そこでファンが怒り…あろうことか (チケットが取れなかった?笑) AOC まで怒らせてしまった!そもそもこの販売はアメリカ版独禁法に違反するのでは?とまで話が大きくなってしまっている。とんでもないところに火をつけたかもしれない Swifteies たちなのだった。
Adam Driver and Greta Gerwig flee an airborne toxic event in White Noise trailer
 趣味がいいコメディって感じだ。一部玄人にだけうけて笑うことがステータスになるタイプな気もするのだが。 Noah Baumbach と Gerwig 夫妻は大好きだから観に行きますとも。
Avatar: The Way of Water makes waves with stunning final trailer
 もう脚本とかじゃないんだな。アニメーションという動く絵の力でもう一度現代の人々を感動させることができるか?これが本作のミッションなんだ。予告編の時点で私に関してはミンション完了!笑
Les 90 ans du Grand Rex !
 Paris の大型映画館が90周年を迎える。リアルにアール・デコ時代から存在する劇場で、記念上映は Steven Spielgerg の新作 ‘Fabelmans’ だそうだ。Paris 基準だとまだまだ新参者!?な気もする笑が、これからも映画文化を継承して行ってほしい。次回 Paris に行った時には La Cinémathèque française だけじゃなく本劇場にも顔を出します。
MUNA: “We believe in people taking moments of freedom and love where they can find it”
 Phoebe Bridgersが立ち上げたレーベル Saddest Factory Records に所属する話題のアーティストが今週の NME のカバーだ。寡聞にして知らなかったのだが、好みのアーティストだ。ジャンルもダンサブルなポップ曲から、カントリーまでと様々。このグループの特徴は全員が LGBTQIA+ コミュニティーに属しているということ。そのためだろうか、何か新しいことが起こりそうな匂いがする。
今週のお別れはこの曲。オリジナルより好きかも。
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kozuemori · 2 years
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秋学期にクラスの中で行ったいくつかの誘導瞑想の音声データを販売中です。クラスで寝てしまった人も😅、もう一度挑戦したい人も😆、クラスのない冬休み中の練習としてぜひご活用ください!
サイトとショップからご購入いただけます。
「聖なる動物たち Sacred Animals」34:40
アニマル・ヒーリング、アニマル・リーディングに興味のある方にお勧めの34分間の誘導瞑想です。絶滅した動物、ペットとして愛され可愛がれていた動物、地上で動物たちのために生涯を捧げたナチュラリストのスピリットと出会いながら、人間と動物の両者の霊性の違いや役割を学び、動物が人間の霊的成長にどのように関わっているかを紐解き、あなたが今、動物に対してどのように光をもたらし、動物に対する理解と愛を広げていけるかを探求します。
「ワンダーランド Wonderland」31:34
この31分間の誘導瞑想は「不思議の国のアリス」からヒントを得ました。好奇心に溢れた礼儀正しい子どもの姿に戻っておとぎの国を旅しながら、そこで出会う数々のシンボリックな登場人物と出会い「自分とはなにか?」を探求してゆきます。シンボルの解釈をしながら、霊界からもたらされる人生の指標を見つけましょう。クイズの迷路をすり抜けて最後に対面する指導霊はきっと、あなたの持つ無垢な冒険心を讃えてくれるでしょう。
「幻視芸術 Visionary Art」34:10
瞑想や幻視で見たヴィジョンを基に生み出される「幻視芸術」に出会い、その純粋なエネルギーに触れ、あなた自身の中の内なる芸術家を目覚めさせましょう。この34分間の誘導瞑想の中で、アール・ブリュット、ナイーブ・アート、アウトサイダー・アートを生み出した画家や幻視者、サイキック・アーティストとの出会いを通してインスピレーションを受け、より明確な霊界からのヴィジョンを受け取ることを応援している指導霊と出会ってください。
「天空の図書館 The Celestial Library」35:10
有史以来、各国の哲学者や科学者たちが生み出してきた、地球上に存在する全ての本を保管する天空の図書館を訪れる35分間。光に溢れた美しい本と指導霊との出会いを通して人類の叡智に触れ、全ての時代を通して紡ぎ出されてきた最も鋭敏な知性を紐解きながら、そこに保管されている自分自身の魂の記録とも再会します。
「装飾宇宙 Decorative Cosmos」34:40
アール・ヌーヴォーを代表する画家、アルフォンス・ミュシャの世界観に触れる34分間の誘導瞑想です。柔らかく美しい曲線、有機的かつ装飾的な母体を連想させるお城を訪れ、ミュシャの精神性や信仰心に触れます。ミュシャ自身が文章の一行一行を独特の解釈で絵に描き、個人的な哲学を加えて表現した『主の祈り』を指導霊と共に鑑賞しながら、大いなる存在と繋がりましょう。
「黄金比 The Golden Ratio」30:48
普遍的な美しさを表す「黄金比」をフィーチャーした30分間の誘導瞑想です。自然の中に宿る完璧な美と法則、秩序に気づくことで私たちの内側にある楽器が調律され、美しいメロディーが流れます。ボロノイ比、フィボナッチ数列と名付けられた法則を周囲や内側に見出すことは魂の永続性、その光に気づくきっかけとなります。この瞑想を通してあなたの完璧な姿に出会ってください。
「高野山 Koyasan」32:26
今もなお、高野山の奥之院で世の中の平和と全ての人の幸福を祈り続けている弘法大師のエネルギーに触れる32分間の誘導瞑想です。地球の平和のために私たちができること、すべきことは何か。苔むした樹齢1000年は超えるかと想われる樹木に囲まれた聖なる領域で灯籠の光に包まれながら、世界平和と個人の内側にある光に思いを馳せます。
「万聖節 All Saints' Day」32:00
10月31日のサウィンの前夜祭(万聖節の前夜祭)、11月1日の万聖節(諸聖人の日)、そして11月2日の万霊節の3日間にフォーカスを当てた32分間の誘導瞑想です。一年の霊的成長、魂の豊穣を指導霊と共に祝います。そして、常にあなたの傍で見守っている愛するご先祖やお身内、友人知人霊のエネルギーと焚き火を通して繋がり、暖かいメッセージを受け取ってください。
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crnuo · 2 years
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ORIGINAL RESONANCE(うたプリ)感想文
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スタツア感想文のSAMURAIZMのところで、
> 2000%を聴いたときからトキヤさんと真斗さんの声が重なるのが大好きで(Dance&Dance!!)、たぶん声質が近いけど歌い方が微妙に違うので新しいひとつの人格が生まれたような不思議な感覚になるからかなと思っている
と書いたところ、親切な方にこちらの曲を勧めていただいたので、単品で楽曲購入をして聴いてみました。
正確には一度アニメで聴いてるはず…でもスタツアに向けて短期間で詰め込みまくっていたため、歌詞に悩んだり滝行をしに行ったことしか覚えてなくて…スミマセン。
ただ、2000%の寒色組の担当パートは何度そこだけ繰り返したかわからないです。好きすぎる。(本題ではないですが、アニメ中のライブ部分も観よ!と思ったら特にトキヤさんが衣装もダンスもけしからん感じでびっくりした)
うたプリにはゲームも含めたくさん設定があることはわかっているのですが、もともといるhip-hopジャンルに「音楽ジャンルはまずは曲から入るべし✊」との英才教育を受けてまして…うたプリもスタツアで大好きになったし。
なのであえて今以上の彼らの前提知識はつけず、他の方のこの楽曲に対する感想も調べない状態での感想を残しておきたいと思ったのですが、その分知識不足や解釈違いが多々あるかと思います、ご容赦下さい🙇‍♀️
あ、あとオタクブランクが長かったため声優さんにも詳しくなくて……宮野さんはアニメイトのエレベーターに等身大のCD広告が貼ってあったのできっと歌が上手くて人気な方なんだなぁというくらいの認識で、鈴村さんは…「スパイラル〜推理の絆〜」の人!(古すぎる)歌われるイメージはなかったですね…なので声優さん方のうたプリ以外の歌も聞いてないのでその点でも頓珍漢なことを書いてるかもです。
言い訳の前置きが長くなりすみません。本題いきます。
まずジャケで優勝してますねこれ、ク〜。ミュシャっぽいアール・ヌーヴォー調の画風、まるで中央に鏡があるかのようにクロス対面する貴公子二人、グラデーションの髪色が美しく混ざり合い……後ろのベルやガス灯や建物(?)のモチーフには何か理由があるんでしょうか。ノートルダム??
そしてよく考えたら曲名でも優勝してるんですね。共鳴…この二人のハーモニーをこれ以上的確に表す言葉はないですね。originalはなんだろ、歌詞の通りたったひとつという意味でもいいし、ここで初めて生まれた原点、みたいにも捉えたい。
肝心の曲ですけど、ビートを刻むイントロから厳かな世界観に引き込まれ、そしてAメロ……メインのメロディとささやくような追いかけパートの担当がすぐに交代して2回繰り返すんですね。お互いの鼓動や熱を探るような、静かで息を潜めた二人の歌唱に思わずこちらもぐっと息を止めちゃう。歌詞も、「生まれたばかりの少しのメロディに、これからどんな歌詞をつけどんな曲に仕上げていこうか?」と二人でひっそりと探っている感じ。もうこれ神々による天地創造じゃん。はぁーっ。好き。
Bメロ。「遥か」を重ねて歌い、「広がる」「鳴り渡る」で熱くなり始める歌唱。これはきっと春歌ちゃんのメロディを指してるから「遥か」なのね。「優しい音色」に触発されトキヤさんと真斗さんの心がひとつになってきた感じ、きましたきました。
1番サビ。あ!カンパネラ!だから鐘の絵が描かれてたのか。鐘の音っぽいサウンドも入ってますね。
ここでついに二人の声が重なった。ヒィィ。本人たち、多分ここで気付いちゃいましたね。自分たちの声が重なったときに起こる「奇跡」に……。Aメロで「どんな言葉を重ねようか」って言ったばっかりなのに、「言葉じゃ足りない」って…気付いちゃいましたね。リリックそのものを飛び越えて、自分たちは情熱を「歌声」で重ねることで世界を創造する二人の「神」であるということに……(アニメで作詞に苦労してたのはそういうことか)
世界でたった…たった一つの
ハーモニーで包み守るよ
誰にも負けやしない
二人だけの奇跡
はい、もう何も言うことないです。これが「答え」だと思います。この高まる歌唱、ハーモニー。天地創造はじまりました。
2番AメロBメロ。神の天地創造の苦悩ですね。高みを目指すからこそ、大変ですよそりゃ。未知の領域に新しい世界を作るんだから。悩まれてる姿もお美しいです。一方でこの挑戦にワクワクとしている二人の気持ちの昂りも伝わってきますね。
二人の声質って似てるけど、トキヤさんの歌い方は感情的で、真斗さんは逆に理性的な歌い方だと思うのですが、2番の真斗さんの「『まだ』と嘲笑う」ってば…めちゃくちゃ感情的🥺もうこの先の真斗さんため息混じりでノリノリですよ。トキヤさんもため息歌唱になってくるし、これが共鳴ですか。
2番サビ。
二人をさらう夢のノスタルジー
違う時に生まれ降りても
多分出逢ってた 気持ちはひとつ
同じことを胸に想う デジャヴ
🤦‍♀️🤦‍♀️🤦‍♀️👼👩‍🍼🙌🙏(声にならない祈り)
誰にも止められない境地に辿り着きましたね。
デジャヴ、の二人のハモリの1フレーズで、彼らが組むと最強無敵であることを知らしめていますね。
人生って、確かに稀に、この人と自分は「魂」が同じなのでは?まさか生き別れの双子か?みたいな強烈な共感を抱く相手に出会う瞬間がある気がします。大体の人は恋人や親友になってそのうちただの腐れ縁みたいになる気がするんですけどw、この二人はアーティストなので、それで終わるわけないんですね。だって現にこんな楽曲を作れたのだから。音楽の世界に新しい自分たちの世界を作り出したのだから。
なんとなくこのサビで、たとえばトキヤさんと真斗さんの年齢差が30歳くらいあったとして、37歳と7歳で出会ってたとしても、それでもこの二人は共鳴して一緒に音楽を作ってたんじゃないかなーとか思いました。そんなifストーリー見てみたい。
最後の「二人だけの奇跡」では真斗さんもビブラートがかかって情熱がパーンって弾けてる。すごいぞ……もうダムなんてないじゃん、とっくに決壊してる。
そもそも最後のサビは二人の声が溶け合ってどちらがどちらかよくわからなくないですか?もういいよ、この神々しいハーモニーにただ身を委ねていたい…
初めてこの二人を見た時、髪色も性格も似てて区別難しいよー!と思っていたのですが、歌声も含めて全てが「双子」の二人なんですね……え、ほんとに双子だったりしないですよね?(兄弟設定多すぎちゃうし)
2000%で二人のハーモニーに惚れ込んでたら、まさかの二人の歌声の相性を「共鳴」と呼び名付けたユニット曲に出会えるなんて……作り手の方々はいつから意識的にこの流れに持ってきていたのだろう?とにかくこの奇跡のような楽曲に出会えたことに感動しています。あらためて教えてくださったフォロワーさんに大きな感謝を。
真斗さん、トキヤさん、まさに「神曲」を生み出してくださってありがとうございます。二人には今後も末長く、二人にしか作れない音楽をクリエイトしていただきたいです。
えっっと、この二人のユニット曲ってこれだけですか?調べても出てこないのですが。そんな……………
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kawasakiworks · 3 years
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ヒッチメンバー作業の合間に 積載車にサーフボードラックを取り付けたいと言うことで製作させていただきました。 まさかの積車でサーフィンに行っちゃうそうです😲 hrbとrgを使い、鉄でイメージ形状をピースで作りお渡し→手直ししながらステンレスで本曲げして形状をつくりました。 型の都合で1発で曲がらずジョイントしています。 溶接部も開先入れてビードカットしバフ仕上げ🔥 めちゃくちゃ手かけてます🍺 304 t4 #400 fb曲げ #アール曲げ#hrb8025 #amada#rg#fr曲げ#磨き#polishing#バフがけ#r曲げ #ステンレスサーフボードラック #ステンレスサーフボードラック製作 #サーフボードラック製作 #サーフボードラック #有限会社川﨑製作所#積載車#ヒッチメンバー製作#ヒッチレシーバー製作#フラトップ#三鷹 #製作所#町工場#ワンオフ#フルオーダー#極東ボディー #fuso#fighter#fusofighter #サーフィン#sus304 (有限会社川﨑製作所 kawasaki works co.Ltd) https://www.instagram.com/p/CWS-FHBJPPt/?utm_medium=tumblr
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wakkayamawheels · 3 years
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3 elements of stiffness
一言で車輪の剛性といっても、大きく分けて三つの部分に分ける事ができます。
縦…垂直方向に対しての圧縮耐性。
横…旋回時やダッシュなどで車体を振りながら踏み込んだり、着地時に車輪を進行方向に合わせられなかったりする時の水平方向へのリムへの曲げ
回転…加速時の後輪や減速時のディスクブレーキなどが発生させる回転方向へのスポーク捻れ
BMXやトライアルなどの特殊な条件を除くと、舗装路上で縦の剛性や強度が不足することはまずありません。 自転車の車輪は横には弱い場合が多いですが、縦にはかなり頑丈です。
それでも縦方向の堅さが必要なのはアールのきついジャンプの離陸直前にリップを後輪で蹴飛ばす時や、着地でバック サイドへ面ピタできなかった時、落差の大きなドロップ オフなど、1Gを超える荷重ストレスがかかるときです。
因みに大きなジャンプで盛大にゲシると、車輪よりフォークやハンドル バー、ペダル、ひどいとフレームがやられたりすることもあります。 それくらい車輪は縦には意外と強いです。
上記の要素にある程度、スポークの張力は関係しますが、必ずしも張力に比例して堅く強くなるわけでもない様です。
スポークはリムとハブを繋ぐボルトの様なものと考えると分かりやすいかもしれません。
スポークの状態が影響するのは、どちらかといえば本数や太さが増えるほど、堅く強くはしやすいといえます。 特に重要なのは本数で、少なくて太いよりは、細くてもたくさんある方が「走る・曲がる・止まる(+飛ぶ…もかな)」などの運動要素にとって大切です。
車輪の回転、捻れに対しては特に影響が大きく、下り系競技の前輪などはあまりスポークの量を減らすと、減速の応力に耐えるのが難しくなります。
車輪の堅さや強さに一番影響するのはリムで、特に縦や横に関してはリム自体が弱いと他の部品ではフォローが難しいことが多いです。
次に大きな要素としては、ハブの(設計)寸法です。 エンド幅の広さも影響しますが、フランジの左右幅と直径は重要です。
トラック レーサーやBMXなどの車輪はシングル スピードのため、多段変速のマウンテン バイクやロード バイクに比べると後輪でも構造の対称性をほとんど犠牲にせず製作が可能です。
多段変速の後輪でも10速以下で構わなければ11速以上のハブよりは動的な特性が多少まともな車輪を作りやすくなります(もしくは34T.以上のスプロケットを付けられるならMTB用規格の11速スプロケットとの組み合わせでロード用10速ハブの後輪を使う方法もあります)。
同じ理由でDHやトライアル競技用などの後輪でスプロケットの枚数を減らし(カセット ドライバーの幅を狭め)てフランジ幅を稼いでいるハブもあるくらいで、極端な例だとダート ジャンパーやパーク、ストリート用などのプレイ バイクでは元がマウンテン バイクの規格ではあっても前後でブレーキ レスやコグ ドライバーの1x1にして出来るだけ左右のフランジを拡げているハブもあります。
あとは車輪単体とはいえないですが、フレームとの固定(接続)方法でしょうか。 やはりクイック リリース(QR)方式は外力に対して弱いので、可能であればスルー アクスル(貫通軸)方式やナット、ボルトなどでの固定が有利です。
ではスポーク張力の多寡は車輪全体の堅さや強さにはあまり関係ないのでしょうか。 あるところまではポジティブに働きますが、その先は逆にネガティブに働くため、乗り手から入力されるストレスに対して支える必要最小限であることが望ましいと考えています。
リムやハブにはそれぞれ張力に耐える限界があり、それを超えると破壊します。 通常はその閾値に届かなくても、車輪に大きな衝撃がかかった時、張力のバランスが崩れ、局所的にリムやハブの耐力を超える箇所が発生すると、そこから破壊が起こります。
スポークのプリ テンション(予めかけてある張力)は車輪をたわみ難くする意味もありますが、もう一つの側面として、常にリムとハブを引き裂いて破壊しようとする力でもあります(実際に張力が強すぎるとリムのニップル穴が盛り上がって割れたり、ハブのスポーク穴が変形、酷いと千切れたりします)。
そのためプリ テンションを高く設定しすぎると、リムが大きな衝撃に耐えるマージンを減少させてしまうので、結果として車輪を強く作ることが難しくなります。
同じ理由でスポーク張力の不揃いな車輪はリム円周上に強弱のムラが偏在することになるので、特定の部分だけにストレスが集中しやすく、スポークの破断やリムの破壊が起きやすいです。
また、それだけでなく、剛性のムラも偏在しているので、走行回転時に加減速や旋回(場合によっては離着陸)時の不安定さにもつながり、一貫性のある高いパフォーマンスが得にくくなります。
もちろん、乗り手のかける荷重を支えられないほど弱い張力は論外です。
しかし、過剰な張力で作られた車輪は軽い初期負荷に対して反応が良い様に感じても、いざ限界に届いてしまうと軟弱な車輪に豹変してしまい、突然腰砕けになってしまうことがあります。
そうは言っても反応性の高さを求めるあまり、その過剰さを求める方もおられたり…この辺り、「車輪は壊してなんぼ!」の飛び系、下り系の乗り手には身に憶えのある方もおられるのではないでしょうか…。
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ところで、やっと紫陽花も咲き始めてきました。
…でも梅雨とでんでんむし(カタツムリ)はどこ?(@_@)
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kento-kamijou · 4 years
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Name: 上条 拳斗[Kento Kamijou]〈actor/narrator〉
old:24 Flom:Fukuoka
Photo:Seiji Matsuda
【PROFILE】
2003年、NACプロ福岡オフィス入所。
ローカル番組、CMに多数出演。
2010年、博多座五月公演 島田洋七のお笑い 「佐賀のがばいばあちゃん」で主演をつとめ初舞台。
2015年、同事務所退所、以降フリーとして活動。
【CAREER】
〈stage〉
◻︎博多座五月公演 島田洋七のお笑い 「佐賀のがばいばあちゃん」 主演:昭広(中学生時代)役
(原作:島田洋七 脚本/演出:池田政之)
◻︎NAC福岡30周年記念公演 「甘宮家の空騒ぎ」 甘宮緑 役
(脚本:生田晃二 脚色/演出:市岡洋 会場:大博多ホール)
◻︎NACサマー公演2012 「穴に集えば」 松武彦 役
(脚本/加藤のりや 演出:市岡洋 会場:GIGSホール[福岡公演]、谷町スタジオ[大阪公演])
◻︎NAC公演2014 「業突く張りおやじ」 利英 役
(原作:モリエール「守銭奴」 演出:上杉尚祺 会場:ぽんプラザホール)
◻︎劇団ティンカーベル 2016年 本公演 ミュージカル「星の王子さま」 点灯夫 役
(原作:アントワーヌ・ド・サン・テグジュペリ 演出:原千波 会場:あじ美ホール)
◻︎西日本フィナンシャルホールディングス 「NCB音楽祭~歓喜と喝采・青い地球は誰のもの~」
(総監督:広渡勲 指揮:井崎正浩 演出:後藤香「ぼた山」 会場:アクロス福岡シンフォニーホール)
◻︎劇団ティンカーベル 2017年 本公演 ミュージカル「黒猫物語」 主演 黒猫 役
(原作:佐野洋子「100万回生きたねこ」 脚色/演出:原千波
会場:福岡市美術館ホール[2016年]、アミカスホール[2017年]
  博多市民センター[2017年]、エルガーラホール[2018年]※福岡復興チャリティーBon'sでの前座)
◻︎劇団ティンカーベル 「金子みすゞの詩の朗読会」
(原作:金子みすゞ 演出:原千波 会場:福岡市美術館ホール[2016年]、さざんぴあ博多[2018年]
◻︎剣劇ユニット夢幻如 第三回公演 「爆走・里見八犬伝」 宙吉 役
(原作:滝沢馬琴「南総・里見八犬伝」  演出:田坂哲郎(非・売れ線系ビーナス) 会場:福岡市東市民センターホール)
◻︎UPSIDEDOWN 第3回公演 「潜水艦ひつじ」  悪党ボア 役
(作/演出:大浦悠平  会場:ぽんプラザホール)
◻︎UPSIDEDOWN 第6回公演 「SIBA WARS-episode1 新たなる脚本-」  橘柑治 役
(作/演出:池田景 「みかん」  会場:シアターおくんち)
◻︎UPSIDEDOWN 第7回公演 「プランB」  洞池面太郎 役
(作/演出:大浦悠平  会場:甘棠館show劇場)
◻︎JANIC 「私の声を聞きなさい」  鷲見 役、流石ジョージ 役 
(作:JANIC 演出:松尾恭子  
会場:都ホテルニューアルカイック特設ステージ[兵庫公演]、東松山市民活動センター[埼玉公演])
◻︎芝居屋企画vol.1464 玄海椿版 「かもめ~やるせないほど愛してる~」   トリゴーリン 役
(原作:アントン・チェーホフ 演出:玄海椿  会場:ロックハリウッド)
◻︎芝居屋企画プロデュース公演 「KID-キッド-」   主演 片倉 役
(脚本/東由多加 演出:玄海椿  会場:シアターカフェ 愛と青春のふる〜れ)
◻︎芝居屋企画プロデュース公演 「FANTASISTA」
(脚本:西田大輔 演出:玄海椿 会場:シアターカフェ 愛と青春のふる〜れ、ふくふくホール[千秋楽])
◻︎女々プロデュース公演 「ドブ恋九州Vol.2」
(脚本:金沢智樹、藤原珠恵、扉朝陽  演出:金沢智樹、藤原珠恵、扉朝陽   会場:甘棠館show劇場)
女々プロデュース公演 「ドブ恋九州Vol.3」
(脚本:金沢智樹、藤原珠恵  演出:藤原珠恵   会場:甘棠館show劇場)
◻︎アトラクションチーム武装 オリジナルキャラクターショー 「ギルティー!!」  オサーナ 役
(作/演出/アクション監修:内野武   会場:ゆめアール大橋大練習室)
◻︎アトラクションチーム武装 インチキ時代劇 「もっけのさいわい」
(作/演出/アクション監修:内野武   会場:クラーク国際記念大学ホール)
◻︎劇団M 第四回公演 「ハムコロッケクロックアウト」   明智光秀 役
(作/演出:前田繁之  会場:甘棠館show劇場)
◻︎扉朝陽プロデュース公演 第一弾 「島へおいでよ」   室見信也 役
(脚本/金沢智樹  演出:扉朝陽   会場:ぽんプラザホール)
◻︎ナシカ座 旗揚げ公演 「バックヤード・マーチ」   主演 河北トオル 役
(脚本/演出:内田好政    会場:甘棠館show劇場)
◻︎ナシカ座 第二回公演 「愛をとりもどせ」   義之 役
(脚本/演出:内田好政   会場:甘棠館show劇場)
◻︎劇団ZIG.ZAG.BITE ZIG.ZAG.BITE RESPECT#3 「蒲田行進曲」
(作:つかこうへい  演出:大福到生  会場:甘棠館show劇場)
◻︎劇団ZIG.ZAG.BITE 2018年秋公演 超絶怒涛の1・2二作同時上演!!
「たすけて!青春ピンチヒッター!!~激闘!生徒会編~」
「たすけて!青春ピンチヒッター2 ~京都 修学旅行編~」   主演 馬場コウタロウ 役
(作/演出:到生   会場:ぽんプラザホール)
◻︎劇団ZIG.ZAG.BITE ZIG.ZAG.BITE RESPECT2019 「新・幕末純情伝」   主演 坂本龍馬 役
(作:つかこうへい  演出:到生   会場:ぽんプラザホール)
◻︎劇団ZIG.ZAG.BITE 2019春公演 「たすけて!青春ピンチヒッター!!~超!激闘!生徒会編」 主演 馬場コウタロウ 役
(作/演出:到生  会場:ぽんプラザホール)
◻︎FOURTEEN PLUS 14+ 第16回公演 「踵_scenery」  拓也 役
(原案:W・シェイクスピア 「ロミオとジュリエット」 脚本/演出:中嶋さと  会場:アミカスホール)
◻︎OPUS 「epimetheus」  タカユキ 役
(作/演出:みんじ  会場:konya-gallery)
◻︎時々自動 公演 「コンサート・リハーサル」   鈴木光介 役
(構成/演出/音楽:朝比奈尚之   会場:KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ)
◻︎トライアル・シアター2019 「ベイビーさん〜あるいは笑う曲馬団について」  手品師 タズマ 役
(作/中島らも(笑殺集団リリパットアーミー) 構成/演出/音楽:関根真理 会場:宮崎県立芸術劇場イベントホール)
◻︎第七劇場×愛知県芸術劇場×愛知県美術館  ムンクl幽霊lイプセン
(原作:エドヴァルド・ムンク、ヘンリック・イプセン  構成/演出/訳:鳴海康平
会場:愛知県芸術劇場小ホール、愛知県美術館展示室4)
〈movie〉
◻︎「K-20 怪人二十面相・伝」
(原作:北村想「完全版 怪人二十面相・伝」  脚本/監督:佐藤嗣麻子)
◻︎「S-最後の警官-奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」
(原作:小森陽一、藤堂裕 「S-最後の警官-」   脚本:古家和尚   監督:平野俊一)
◻︎熊本県立第二高校50周年記念作品 「初恋 第二篇」  主演 坪井則夫 役
(脚本/監督:行定勲)
〈drama〉
◻︎TBS日曜劇場 「輪舞曲-ロンド-」
◻︎NHK連続テレビ小説 「風のハルカ」
◻︎TNC 「博多ステイハングリー シーズン2」
◻︎TNC開局55周年記念ドラマ 「めんたいぴりり」
〈cm〉
◻︎参天製薬  ◻︎JR九州「SUGOCA」 ◻︎九州保健福祉大学「療法士レギュラー」  ◻︎ネストロジスティクス
〈mv〉
◻︎HKT48 「ウィンクは3回」
〈tv〉
◻︎TVQ 「あそぼう!ラッキー」
◻︎KBC 「紳助・徳光の一枚の写真」
◻︎KBC 「涙と笑いの感動バラエティ 一枚の写真~カメラがとらえたホントの話~」
〈narration〉
◻︎ハウステンボス 光の王国2019 TV-CM
◻︎福岡国際医療福祉大学 TV-CM 「理学療法学科篇」
〈radio drama〉
◻︎FM福岡  NTTドコモ presents Enjoy!スマートライフストーリー
◻︎FM福岡 QuUnプレゼンツ 「ワンダフルキューンストーリー」
◻︎CROSS FM 令和元年度福岡市人権啓発ラジオ 「こころのオルゴール」
#俳優 #役者 #舞台 #演劇 ラジオ #ナレーター
#福岡 #Fukuoka #上条拳斗
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standardworks43 · 4 years
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BBR フェラーリ 735S 1954 Carrera Panamericana #4
引き続きフェラーリ735Sのボディ改修を進めています。
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ボディに沿って曲げた1.2ミリの真鍮線を中心線に貼り付けます。
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ボンネットをスジボリする際邪魔になるので、あらかじめ分割しておきます。 フェンダーにパテがつくと厄介なのでマスキングしておきました。
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トノカバーのスリットは出来れば生かしたい。
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乾いたら資料を見ながらひたすら削ります。 真鍮線が中心と高さのガイドになるのでフェンダーの谷に向かう面を探り当てるために、削りすぎたらまたパテを盛って、資料見て削って、資料見る。
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数回繰り返し理想的な形状に近づきました。
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真鍮線が露出しているのは具合が良くないのでリューターで削り、
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パテで覆っておきます。
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基本形状が出た時点でメーターナセルは戻しておきました。
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最後にもう一点気がついたので追加作業。 左だけトランクよりリアフェンダーの方が膨らんでいるようです。 鉛筆で目安のラインを引いて、
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丸い物(近くにあったペイントマーカー)にサンドペーパーを貼り、谷アールを作っていきます。
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矢印の部分です。 以上でボディの改修はひとまず完了!それでは実車画像と比較してみます。
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引用元 tcct.com
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ディーノ・フェラーリがデザインしスカリエッティが製作した750Monza。 このスラントノーズのラインは250GTOに通ずるものがある気がしてなりません。 ノーズとサイドシル部の厚みの差も狙い通りです。
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引用元 brandoli.it おっさんたちが車そっちのけで右の女性に群がっているのがなんとも笑える一枚です。
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お尻はキット形状よりだいぶ絞り込んであります。 リアのフェンダーアーチ形状が異なっているのは認識しています。ちょっと考えがあって現時点ではこのようにしています。
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引用元 collierautomedia.com
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ボンネットの膨らみ具合なども良い感じではないでしょうか。
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引用元 tcct.com
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タイヤに対してのライトの位置もバッチリでしょ!ノーズを切断した理由はここにあります。 BBRの形状も確かにカッコいい! しかし今回は実車とじっくり向き合い、その形状を全て落とし込むというコンセプトで進めました。 モンツァのちょっとアンバランスな雰囲気が表現できているのではないかと思います。 モンツァはひとまずここで小休止。 手配していた塗料も揃ったのジャガーのボディーカラー調色をします。
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harawata44 · 4 years
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引用:佐藤修悦 - ウィキペディア
佐藤 修悦(さとう しゅうえつ、1954年 - )は、三和警備保障株式会社に勤務する警備員、書体デザイナー。岩手県花巻市出身。警備業務のために考案した、ガムテープで掲示する書体、「修悦体」(しゅうえつたい)で知られる。 修悦体 彼特有の「直線とアールによって描かれた文字」を指す俗称。一定の傾向はあるものの即興性が強いため、特定の字がいつも必ず同じ形になるとは限らない。このためフォントとして一般向けに製作・販売もされていない。 レタリング作業は主にガムテープとカッターナイフを用いて行われる。ガムテープは黒が基本だが、必要に応じて赤・青など原色も用いる。「見やすい文字を心がけ、ゴシック体を参考に製作している」との本人の言葉通り、がっしりとした太い描線は遠目にもよく目立つ。 修悦体の最大の美点は、仮設の案内表示として短期的にしか用いられないにもかかわらず、直線的な字形の中にひと手間加えて曲線を多用していることにある。この曲線はいったんテープを貼った後にカッターで切り取って作られている[4]。描線の外角部分を丸く切るだけでなく内角部分もテープをわざわざ継ぎ足したうえで曲線に処理されており、きれいに一定の幅を保って曲がっているように見せている。こうして文字に丸みを持たせたことで、利用者が不慣れな仮設空間で感じるストレスを若干でも和らげる効果を生んだものと思われる。 その他に挙げられる特徴としては、文字列全体で見た時の横線の通しやすさ(複数の文字の横線を一回のガムテープ貼りで一気に作る等)を考慮したり、「文」「刈」などの「×」形の端部をカッターの刃のように鋭角的に表現したりするケースが多い。一部の文字は「地名を知っていればこそそう読める」ほどにデザイン的に崩されている場合もある。
以下転載
https://twitter.com/R_Nikaido/status/1297442412281790464?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1297442412281790464%7Ctwgr%5E&ref_url=http%3A%2F%2Fblog.esuteru.com%2Farchives%2F9568153.html
新宿駅のガムテープ文字、デザインが洗練されすぎている。 ・「駅」の点々を縦に並べる ・「止」の2つの縦棒がシンメトリ ・濁点を文字に重ねることでグリッドに納める ・読めなさそうな形なのにすっと読める「れ」
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https://twitter.com/R_Nikaido/status/1297865232862154759?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1297865232862154759%7Ctwgr%5E&ref_url=http%3A%2F%2Fblog.esuteru.com%2Farchives%2F9568153.html
バズってたので貼らなかったふたつの画像もどうぞ。文字が細いのはビニールテープかしら?
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https://twitter.com/28duQYoo3XV6W1D/status/1297502038520020993?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1297502038520020993%7Ctwgr%5E&ref_url=http%3A%2F%2Fblog.esuteru.com%2Farchives%2F9568153.html
警備隊長の佐藤修悦さんがガムテープで書かれてる文字「修悦体」ですね! 佐藤修悦さんは美術学校などでは勉強なさってませんが、素晴らしいデザイン感覚で文字を作られていて、「消費者庁」のロゴも手掛けられました!
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Amazon.co.jp: ガムテープで文字を書こう! ―話題の新書体「修悦体」をマスターして: 佐藤 修悦(さとう しゅうえつ): 本 https://www.amazon.co.jp/dp/4418092056
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rhyming-slang · 5 years
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めちゃくちゃ楽しみにしていたAudacityのツアーが終わり、、かなりなロスを抱えており瀕死です…笑 ライミングとしては、Basement BarとTHREE、綱島rと3公演もサポートさせていただき、やり切った感ハンパないです。。 都内の企画は全て行ったので、ツアーラストの取手を含め6公演ホント全て楽しかったです。。 今回はトラブル続きで色々精神的にもへこみましたが、、 ツアマネのFumiさんや急遽ドラムサポートをしてくれた所さん、みっつくん、ゴルフさん、そして会場である綱島アールやTHREE・Basement Barスタッフ皆様、出演していただいたバンドDJ皆様、そして何より会場に来ていただいたり物販を買ったりしていただいたお客様のおかげでなんとか乗り切りました!心から感謝を。。 本当にありがとうございました!! Audacityは個人的に大ファンで当時のツアマネさんに直談判して無理矢理ツアーに入れてもらったくらい大好きなバンドで、またライミングとしても初めて来日アーティストをブッキングした思い入れのあるバンドです。 去年もすごく思ったんですが、イベントを続けるというのは不要なストレスも多くホント大変で…ただ楽しいとか音楽が好きというのだけでは出来なくて何度も辞めようと思うような嫌な事たくさんあるけど、こういう風に大好きなバンドのサポートを出来る一瞬があるから続けているのだと思います。 今月はFirst Hateのツアーブッキングもあり、彼らを大好きで来日を待ってくれていた皆様のために、私も最高のツアーにしようと再度誓いました。 彼らにも目一杯日本を楽しんでもらいたいし。 FHのツアーについてはツアーカセットなどの詳細もまたあらためてこちらにアップ致しますので、引き続きチェックしていただけたら嬉しいです! そして、Audacityのツアーカセットを一部店舗さまで取り扱っていただいております。 こちらは制作費を抜かしてツアー費用に還元いたしますので、店頭でお買い上げいただけると幸いです。 ディスクユニオン各店 ココナッツディスク吉祥寺店 FILE-UNDER RECORDS(名古屋) Flake Records(大阪) SECOND ROYAL SHOP(京都) JETSET京都・下北沢店 Marking Records(松本) Dream On Records/綱島r また、Rhyming Slang webstoreもしくは会場にても購入可能です。 是非チェックしてみてください! https://rhymingslang.thebase.in/items/18902265
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そして、実は4月の初めに5バンドくらいで某海外バンドのサポートをさせてもらおうと思いもう一つ企画を組んでいました。4/4に高木さんとの合同企画"Being Creepy"を開催させてもらいます! 残念ながら、その某バンドはキャンセルになってしまったんですが(わかる人にはわかっちゃう笑)、出演4バンドとてもいい組み合わせなので敢行する事にしました! メンバーのかなこちゃんとは交流あったものの中々ご一緒できなかったLucie,Too、台湾関連のイベント以来のCHIIO、マイメンCairophenomenons、SAVE THE RHYMING SLANGでショートカット女子好きなファンを獲得したかつちゃん率いるtranquil life。 DJには、先日のNEONで初めてcubくんに紹介してもらい選曲に衝撃をうけたトミーくん、CHIIOと共に行った台湾で知り合った雅ちゃん、フードはももちゃんがグリーンカレーを作ってくれます! 高木さんと私ならではのラインナップだなという自負あります! 前述したオトナの事情もあり笑、情報解禁遅くなってしまいましたが、、ただ今かなりなAudacityロスで寂しさ満載なので、バンドメンバーや皆様とお会いできるのが楽しみです!
では、明日Basement Barにてお待ちしております! 2019.4.4 thu TKG×Rhyming Slang present "Being Creepy" at Shimokitazawa Basement Bar op/st 19:00 Adv:2,000yen / Door:2,500yen (plus 1Drink) Live: CHIIO Lucie, Too tranquil life Cairophenomenons DJ: miyabi トミー・アラカキ FOOD: ヨコシマ食堂
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zafuca · 2 years
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ダレスバッグ口金作りに使っているベンダー2種類。
左 AliExpressで「bender machine」で検索 右 ヤフオクで「プレートベンダー」で検索
曲げの形状は直角かややアールか。 どちらもそれほど高くないので2つ揃えてもいいかも。 バッグのデザインに応じて使うのが良いですね👍
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