6月に入り、予報ではしばらく過ごしやすい���温になるようです。我が家のバラも2番花、3番花が咲き始めました。繰り返し楽しませてくれますが、少しずつ色や形が控えめになってゆきます。今日は先ほどマントラ入門クラスが終わり、勉強熱心な方々と一緒に聖音の響きを楽しみました。7時からはトランスクラスがあります。こちらも熱心な参加者の方々と、変性意識の中の光を体験したいと思います。
秋学期クラスとワークショップのお知らせは、来週のブログで告知する予定です。今しばらくお待ちいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
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5月23日に開催したドロップイン・ナイトの様子をダイジェストでお知らせいたします。読みやすいように編集しています。
森:インドの女性の指導霊がいらっしゃっていて、額にビンディという赤いお印がついていますけど…ちょっと厳しそうなお顔をされている、老婦人みたいな素敵な方ですよ。ちなみにご自身はインドに行ったことはあります?
男性:はい、随分昔ですけど。マザーテレサが生きていた頃、あそこの…。
森:カルカッタ?
男性:ボランティアに行きました。
森:カルカッタですよね、確か。
男性:はい。
森:じゃあ、やっと(この指導霊が)出てきたか、って感じですか?(注:何度か参加されている方なので)
男性:(笑)
森:厳密に言えば、マザーテレサはキリスト教系の方ですけどね…あの方も何かお導きがあってインドに…他には(インド国内)のヒンドゥー教寺院とかに足を運んだりされました?
男性:ちょこっと足を伸ばした程度で、あんまり詳しくは行かなかったですね。
森:じゃあその頃は、あまりヒンドゥー教の文化にはご興味がなかったんですね。
男性:そうですね、サラリーマンをやっていたのを辞めて、もっと広く世界を知ろうと思って…そっちの動機の方が強かったですね。
森:なるほどね…じゃあ、そう決めて最初に訪れたのがそこ(カルカッタ)ですか?
男性:そうですね。
森:なるほど。その時に気づかなくても後から「あ〜、あの時の出会いがそうだったんだな」とか、一見その、無駄足というか、回り道というか、無関係に見えることが後からになって振り返ってみると全部繋がったりとかして、全てが無駄じゃないんだって気づいたりするんですよね。気づく時と振り返る時と、脇目も振らず邁進して今やるべきことをやっている時というのが、まぁ、交互に訪れたりとかするんでしょうけどね。この指導霊とは、もしかしたらその頃からご縁があるのかもしれないですね。(指導霊が)おっしゃっているのは、浄化についてなんですよね。浄化、気を整えるとかそういう事です。ヒーリングとか、興味あります?
男性:はい、興味はありますけれども。
森:あります?コースは取っていらっしゃらない?
男性:ヒーリングコースを今、やっているところです。
森:じゃあ、そのことを(指導霊が)おっしゃっているんだと思います!それを手伝ってくださるんだと思いますよ。気を整えることをおっしゃっていますね…この方が見せてくださっているのは…パンチャカルマって聞いたことあります?一気にパ〜ンと整えるというよりは、少しずつ部分的に段階を経て、その人に一番適したメニューを作りながらオーダーメイドで浄化することをおっしゃっていま���。スピリチュアルヒーリングもそうだと思うんですね、オーラとかチャクラとかも関係してきますから…体の隅々までが関わってくるので、一律にマニュアル通りに流れに沿ってやるのではなくて、体つきも性格も違う、その人の状態に合わせてオーダメイドの浄化についておっしゃっています。技術的なテクニックも大事だけれども、元になる考え方というか、ヒーリングの理論体系をこの方が支えている感じがします。厳しい顔の大先生、って感じではあるんですけど、とは言っても「ユーモアも大事よ」ともおっしゃっています。ユーモアもひとつのヒーリングだと言っています。全て笑いに転換するような心の余裕っているのかな、あと、笑いにはセンスが必要ですよね、(指導霊は)ご自身にユーモアのセンスがある、とおっしゃっていますよ。
男性:最近ちょっと仕事にも余裕が出てきたので、少しそうやって、ユーモアを持たせることも始まったかな、と思っています。
森:そうなんですね、そうやって自分も癒すんですって。まずご自身が癒やされていないと人を癒すことができないですよね、基本的に。笑うこともひとつの浄化って言っています。誰もが思わず微笑んでしまうような、温かみのある浄化を広げてください、と厳しい顔でおっしゃっていますね。(笑)技術的なテクニックも大事ですけど、繰り返し聖典的な…アイイスのヒーリングのテキストってありますよね、それを繰り返し読むといいんですって。そうすると最初は見えてこなかったものが見えてくる、もっと腑に落ちて、更なる技術へと繋がっていく、とおっしゃっています。(1枚目の絵を見せる)ぜひ、頑張ってくださいね。
男性:ありがとうございます。
森:それでは次の方ですね。顔の輪郭から描いていきたいと思います…女性がいらっしゃっていて…日本人だと思います。着物を着ているんですよね。若い感じに見えますね。着物を着ているんだけど、普通の着物じゃないですね…巫女さんです。鈴を持っていらっしゃるのでね、ああいうシャンシャン、って鳴る。巫女さんなので、あれですよ、シャーマン的な感じ。神託を降ろしたりとかね、そういう役割をする方ですね。その辺とか、何か興味があったりします?
女性:巫女さんってことは神社ですよね?
森:はい、そうですね。
女性:巫女のアルバイトはしたことあります。(笑)
森:(笑)それって、すごくあることじゃないですよね?
女性:コネがないとできないので。
森:ですよね〜。多分、指導霊がその頃から導いているんじゃないですかね。神社とのコネがあったんですか?
女性:神社の神主さんが、父の同級生で。
森:お父さまがそういうご縁を運んできたんですね。
女性:それ以外は、あまり(巫女や神社に関して)思い当たらないです。
森:それ、結構大きいと思いますよ。(笑)巫女さんが(指導霊に)ついていて、巫女の格好をしたことがあるんですよね、それはなかなかないですよ〜私の知る限り。(笑)どうです?割とその頃から…早いうちから精神世界とか、目に見えないものにご興味がありました?
女性:割と小さい頃にあったんだけど、それを…忘れようとしていた。普通に暮らそうと。で、母が若くして亡くなったんですけど、その時にまた見えない世界にグ〜ッて呼ばれて。それから自己流ですけど、色々勉強したり本を読んだり。
森:すごく近い大事な方が霊界に行かれるっていうことは、それはつまり、こういったスピリチュアリズムというか、霊性開花への招待状なんですよ。すごく大事な絆っていうのかな、それを失って初めてね、一つのドアが閉まったかもしれないけれど、また新しいドアがそれで開くんです。お母さまがその道を示してくださったんだと思います。ご自身はご性質として敏感なところがあると思います。
女性:はい。
森:ですから、それを活かしましょう、とこの方(指導霊)がおっしゃっています。あとね、この方がシャンシャンシャンって…上手く描けないけど(笑)、鈴を持ったりとかしたことはないです?
女性:(笑)ないです。
森:鈴を持っているんですけど、楽器とかは演奏されます?
女性:はい、楽器の演奏は好きです。小さい頃からオルガンを習って、中学はブラスバンドに入ってて、
森:それは鍵盤楽器ですか?なんか、シャンシャンって…金管楽器というか、鈴の音なんで…他には?
女性:クラリネットは長かったです。で、8年前からチェロも習い出しました。
森:すごいですね!でもシャンシャン、じゃないですね〜。(笑)なんだろう…でも、とにかくリズムをとっている感じで、音楽的な、音的なことをおっしゃっているんじゃないかと思うんですね。音と繋がると、もっとインスピレーションが湧くっていうかね、直感と繋がるようなこと…そんなことだと思うんですね、すごく集中するから。楽器演奏ってすごく集中しますよね、音と一体となるから。ですから、アウェアネスの成長を…今、クラスが始まったばかりなのかしら?
女性:はい。
森:それを応援していますよ、(指導霊が)舞いながら。ということで頑張ってください。頑張ってくださいってメッセージ、ちょっとアレなんですけど(笑)要するに指導霊って光なんですね、実際にこういう人物としてここに立っているわけじゃなくて、自分が納得するような親和性のある姿で見せてくれることによって、より身近な存在、興味の範囲で現れる。だったらちょっと頑張ってみようかな、そういうきっかけを作ってくださる、モチベーションになるようなお姿やイメージで見せてくださるんです。先ほど巫女さんのアルバイトをされていたっておっしゃったじゃないですか、それを思い出したら、ちょっと「あっ!」て思いますよね、そういうことをやってくださる、ユーモアのセンスのある方(指導霊)です。こういう感じの方です。(3枚目の絵を見せる)
女性:ほぉ〜。
森:素敵な音色を鳴らしてください!
女性:ありがとうございました。
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サンデー・サービス(日曜 12:30〜14:00)詳細はこちらから。
6月30日 担当ミディアム:本村・森
ご参加は無料ですが、一口500円からの寄付金をお願いしています。
当日は以下のリンクよりご参加ください。
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悟り3
こんにちは😃
かなり時間が空いてしまってるのですが😭、書き続けてる悟りについての続きのブログです!
(前回まではこちらです。悟り・悟り2)
そして、今日はガンジーについてです💡
ガンジーについてジョージオーウェル(ディストピア小説 “1984” の作者)がエッセイを書いています。
私は “オーウェル評論集 2 水晶の精神” という本の中の “ガンジーについての感想” という和訳で読みました。青空文庫的なサービスで違う和訳ですが無料でも読めます💡
ガンジーを顧みて
(でも手に入るなら上の本の和訳がとても親切で読みやすいです。図書館にも結構置いてあると思います。過激なヨガ思想の問題点などにも言及してあって面白いです。)
ここからいくつか引用しようかなと思っていたのですが、なんかガンジーのことを直接知らないオーウェルが本や噂話を元に書いたものだし、可哀想な気がしてやめました…(ガンジーはこの中でまぁまぁディスられています💧)
なので引用はしないのですが、これを読んで私が思ったのは、ガンジーはすごい人でカリスマだったけど、お友達になるのはいいかなってことです。(ガンジーは私とはもっとお友達になりたくないでしょうが😭 ガンジーさんごめんなさい!)
そしてそれはなぜなのかというと、何かを極めると偏ってしまう、結局色々考えると “何事もバランスが大事” だからなのかなと思うのです。
これをハイパーメディアクリエイターの高城剛さんが瞑想について書かれた本 “SOUL RESET 魂の再起動” で、こう表現されています。
そしてある日、心身と呼ばれるこの二つは、どちらかが突出することなくバランスがもっとも大事なんだと思うようになりました。
身体と心のいろいろな教えを学んでいると、あることに気がつきます。それは、その道の達人と話すと、みなさんどちらかのプロであるので、必ず偏りがあります。
ちょっと逆説的ですが、プロと呼ばれる人たちはアンバランスな存在であるからその道のプロなわけで、それを学ぶ人々は、プロから在り方を学んではいけません。プロとしてのテクニックだけを学び、在り方は自分でバランスをとるしかないのです。
現代社会においては、専門性が重要視されますので、考えれば当たり前の話です。
悟りって多分歴史上の色々な方がチャレンジしてきた難しい課題で、それを達成した方はかなり悟りにコミットした方、つまり悟りまっしぐら的な方、お友達にあんまりなれなさそうな方?なのかもしれません。(もちろん違うかもしれません!)
悟りに限らず何かを極めるという事もまた善し悪しかもな、と私はこれを読んで思ったので引用してみました💡
オーウェルは上の “ガンジーを顧みて” 内で多分同じような主張を
酒やタバコといったものが聖人にとって避けるべきものであることは疑いない。しかし聖人たることもまた人間にとって避けなければならないことなのだ。
と表現しています。
仏教では悟るためには玉ねぎとかニラとか食べられませんが、つまり餃子が食べられない、一緒に餃子の王将に行けないとなると、王将大好きな私からしたら、お友達ステップ一個消えちゃってる感じですもんね💦(友達の条件浅すぎる😭)
大体そんな感じです!どんな感じだ…😅
言いたかったのは、何かの先生とかスピリチュアルリーダーみたいな人、そして自称悟った人たちは、ちょっと離れて見てるぐらいでちょうどいいのかもしれないなって事なのでした。
…と、なんともまとまりのない感じになってしまいましたが、何か伝わってると嬉しいです💦
意味不明だったら無駄な時間を過ごさせてしまい大変��し訳なかったです💦ごめんなさい🙏
ではではちょっと長くなってしまってたので予告に書いてたマザーテレサについては、また次回書こうと思います。
これに懲りずにお暇な時にまた是非読みにきてくださいませ♡
最後までお読みくださり、ありがとうございました🙇♂️
(引用・参考)
ジョージ オーウェル 他2名
オーウェル評論集 2 水晶の精神
高城剛
SOUL RESET 魂の再起動
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TEDにて
サイモン・シネック:なぜ?優れたリーダーの元では安心を感じられるのか?
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
「優れた」とは、どのような定義でしょう?
どんな人が優れたリーダーになれるのでしょう?
経営理論家のサイモン・シネックは、従業員を安心させられる人、スタッフを信頼の輪の中に引き込むことができる人だと主張します。
外部との競争環境もある程度は必要(資本主義とは関係があまりないような坊さんだらけでは、生活向上は達成できないので・・・)ですが・・・
内部の競争環境以外のマネジメントも重要で、ただ、信頼と安心を生むには、大きな責任を負う必要があります。
特に、不安定な経済状況下ではなおさらです。ガンジー、マザーテレサ、仏教を含めて、あらゆる組織に通じます。
ウィリアム・スウェンソン大尉という人物がいるんですが、2009年9月8日にとった行動により、最近、議会名誉勲章を授与されました。
その日、アメリカ軍とアフガン軍の部隊がアフガニスタンのある地域を移動していました。地元の長老との会見に向かうアフガン政府高官を護衛するためです。
隊列は、待ち伏せに遭い、3方から攻撃を受けました。スウェンソン大尉が特に評価されたのは、銃弾の飛び交う中、負傷者を救出し死者を収容したことです。
彼が、ある軍曹を助けるため、仲間と共に救護ヘリに向かっていた時のことです。いつもとは違って、この日偶然にもヘリに乗っていた。
衛生兵のヘルメットに小型カメラが付いていて、一部始終を記録していたんです。写っていたのは、スウェンソン大尉ともう1人が、首を撃たれた軍曹を運ぶ姿です。
負傷兵をヘリに乗せるとスウェンソン大尉は、屈んでその人の頭にキスをしてから、他の人を助けるため戻って行きました。私はそれを見て思いました。
こういう人間はどこから現れるんだろう?
あれは一体何なんだろう?
ああまでするのは、よほど深い気持ちでしょう。そこには確かに慈愛があります。
そして、自分の周りには、どうしてそういう人が いないのかと思いました。
軍隊では、他人のために犠牲になることもいとわない人間に勲章を与えますが・・・
ビジネスの世界では、利益を得るために、他人を犠牲にする人間にボーナスを与えます。
だから、このような東洋で言うところの道徳的な善玉的な思考が少ない資本主義中心思考の最低人間や法人(人間のレベルとしては最低ですが、でも、貨幣を稼げる資本主義システムは最高)
も一緒に社会システムで暮らすようにするため!
戦争を無くすため、予防し、マクロ経済学の観点から、カントの言う真に資金が透明な行政府が税金を取り中和させるのですが・・・
わかりやすく言うと、高い税率をかけて、市場の異常な加熱に冷や水をぶっかけて、適度な状態を持続的に維持して成長につなげます。
マクロ経済学は、最低最悪で強欲な個人や法人を扱うことを前提としているため!
マクロ経済学は、最低最悪で強欲な個人や法人を扱うことを前提としているため!
マクロ経済学は、最低最悪で強欲な個人や法人を扱うことを前提としているため!
もちろん、カントも言ってるように、権力者の思うままに振る舞うということは、否定しています。
なお、日本の全テレビ局は超裕福層に入ります。そして、もう既に権力者です。
カントとは、16世紀のドイツの哲学者。イマヌエル・カントのことです。「純粋理性批判」の他にも多数の書籍があります。
まるで正反対でしょう?
だから考えたのです。こういう人間はどこから現れる���か?最初は、こう考えました。彼���が「いい人間」だから。軍隊に惹かれたのだ。
いい人間だから奉仕の精神に惹かれるのだと。でも、違いました。
重要なのは、環境だと気付いたのです。
環境さえ整えれば、私達には素晴らしい行動をとれる力があり、さらに重要なのは、誰もがこの能力を持っていることです。
この気持ちはどこから生じるのでしょうか?5万年前の旧石器時代。ホモ・サピエンスが現れたばかりの頃にさかのぼると、私達を取り巻いていたのは、危険に満ちた世界です。
あらゆる力が全力で私達を殺しにかかります。別におかしな事ではありません。その力とは、大自然の気候かも知れないし、資源不足や猛獣サーベルタイガーかも知れません。
みんな私たちの寿命を縮めるように働く力です。だから、人類は社会的な動物に進化し、私が「信頼の輪」と呼ぶ、所属の感覚を持てる集団の中で、共に暮らし働くようになりました。
集団の中で安心できるようになると自然な反応として生じるのが信頼と協力です。これには利点があります。夜、眠る時にも部族の誰かが見張っていてくれるという信頼感があります。
お互いを信頼しないなら誰も見張らないでしょう。生き残りのためにはまずい戦略です。現代にも同じことが言えます。世界は危険に満ちています。
生活を脅かし、成功を阻み、成功の機会さえ奪うものであふれています。
経済は、浮き沈みが激しく、株式市場は予測できない。
新技術のためにビジネスモデルが一夜にして時代遅れになるかも知れず、ライバルが自分を潰そうとするかも知れない。
倒産に追い込むか。そこまでいかなくとも成長を妨げ、全力で仕事を奪いにくるかも知れません。
このフォース(「パワーかフォースか」の本でいう)は、どうすることもできません。
ダークサイドなフォースは常に存在し無くなることはありません。
私達に変えられるのは、組織内のあり方だけです。ここでリーダーシップが重要になります。
リーダーが方向性を決めるからです。リーダーが組織内の人々の生活と安全を優先するよう心がけ、自分達の利便や目に見える成果を犠牲にして、安心感と集団に属している実感を得られるようにすれば、素晴らしい結果が生まれます。
高報酬のCEO達には、多くの人が深い怒りや憎しみを抱いています。彼らは不当に高額な給与やボーナスを取っていますが、問題は金額ではなく・・・
彼らがリーダーシップの定義に反しているからです。
彼らは、暗黙の深く根付いたルソーの社会システム的契約に反しているのです。
自分の利益を守るために、部下の犠牲もいとわず、それどころか利益を守るためなら進んで部下を犠牲にします。
だから、腹を立てるのです。金額のせいではありません。
憎しみの連鎖の起点の一つ。
エンジェル投資家やベンチャーキャピタルや他の団体、行政府が、1.5億ドルのボーナスを・・・
ガンジーに出して怒る人はいるでしょうか?(「パワーかフォースか。エピソード8」より行政府が税金で事前分配するなど)
2.5億ドルのボーナスをマザー・テレサに出したら?(「パワーかフォースか。エピソード8」より行政府が税金で事前分配するなど)
不満が出るでしょうか?
出るはずがありません。
優れたリーダーは、金のために人を犠牲にはしません。
彼らはあっさりと利益を犠牲にして人を救おうとするでしょう(偉人ではなくとも、システム的に普通の人間にベーシックインカムで最低年収や生活向上を保証できれば、さらに幸福度も向上し、良くなるかもしれません:個人的なアイデア)
ボブ・チャップマンは、中西部で製造業大手の バリー=ウェーミラーという会社を営んでいます。2008年に不況に見舞われて受注が急に3割も減りました。
大規模な製造会社にとってこれは死活問題です。それまで通りの雇用を維持できなくなりました。
1千万ドル節約する必要があったため、他の多くの会社がするように役員会で人員削減が協議されました。
でも、ボブはこれを拒否しました。彼は社員を単なる頭数としては見ていなかった。心の数として、見ていたのです。心の数を減らすというのは頭数を減らすよりはるかに難しいのです。
そこで会社では、休暇プログラムを作りました。秘書からCEOまで。全従業員が無給の休暇を4週間取ることになりました。休暇は好きな時期でよく連続して取る必要もありません。
ここで重要だったのは、計画の発表の仕方でした。ボブは言ったのです「仲間の一部が大きく苦しむより、皆が少しずつ苦しむ方がいい」
これで従業員の士気が上がりました。会社は2千万ドル節約できました。
さらに重要な点は、皆さんがお察しの通り従業員が安心し、リーダーに守られていると感じた時の自然な反応である信頼と協力が生まれたことです。
リーダーシップとは、地位ではなく選択です。
組織の中で最上層にいながら、リーダーとは呼べない人々をたくさん知っています。
彼らは権力を持っているので、誰もが彼らの言うことに一応、従いますが・・・
ついていこうとは思いません。
一方、組織の底辺にいて権力は持っていないけれど、リーダーと呼ぶのにふさわしい人々もたくさん知っています。
彼らがリーダーにふさわしい理由は、自分の左にいる人も右にいる人も合わせて面倒を見ることを選択したからです。
これこそリーダーのあるべき姿だそうです。
現実的には、中小企業では、これで十分良いのですが、大企業や国家システムでは、相転移するように性質が変わってしまいますので、
上記のことがそのまま通用しないことがたくさんあります。
情報技術の発展とインターネットで大企業の何十万、何百万単位から、facebook、Apple、Amazom、Google、Microsoftなどで数億単位で共同作業ができるようになりました。
現在、プラットフォーマー企業と呼ばれる法人は先進国の国家単位レベルに近づき欧米、日本、アジア、インドが協調すれば、中国の人口をも超越するかもしれません。
法人は潰れることを前提にした有限責任! 慈愛や基本的人権を根本とした社会システムの中の保護されなければならない小企業や個人レベルでは、違いますが・・・
2018年では、サピエンスは20万年前からアフリカで進化し、紀元前3万年に集団が形成され、氷河のまだ残るヨーロッパへ進出。紀元前2万年くらいにネアンデルタール人との生存競争に勝ち残ります。
そして、約1万2千年前のギョベクリ・テペの神殿遺跡(トルコ)から古代シュメール人の可能性もあり得るかもしれないので、今後の「T型オベリスク」など発掘作業の進展具合で判明するかもしれません。
メソポタミアのシュメール文明よりも古いことは、年代測定で確認されています。古代エジプトは、約5千年前の紀元前3000年に人類最初の王朝が誕生しています。
マイケルサンデルは、メリトクラシー(能力主義)の陳腐さを警告し、諌め(いさめ)ています!
マイケルサンデルは、メリトクラシー(能力主義)の陳腐さを警告し、諌め(いさめ)ています!
マイケルサンデルは、メリトクラシー(能力主義)の陳腐さを警告し、諌め(いさめ)ています!
最後に、マクロ経済学の大目標には、「長期的に生活水準を高め、今日のこども達がおじいさん達よりも良い暮らしを送れるようにする!!」という目標があります。
経済成長を「パーセント」という指数関数的な指標で数値化します。経験則的に毎年、経済成長2%くらいで巡航速度にて上昇すれば良いことがわかっています。
たった、経済成長2%のように見えますが、毎年、積み重ねるとムーアの法則みたいに膨大な量になって行きます。
また、経済学は、大前提としてある個人、法人モデルを扱う。それは、身勝手で自己中心的な欲望を満たしていく人間の部類としては最低クズというハードルの高い個人、法人。
たとえば、生産性、利益という欲だけを追求する人間。地球を救うという欲だけを追求する人間。利益と真逆なぐうたらしたい時間を最大化したいという欲を追求する人間。などの最低生活を保護、向上しつつお金の循環を通じて個人同士の相互作用も考えていく(また、憎しみの連鎖も解消する)
多様性はあるが、欲という側面では皆平等。つまり、利益以外からも解決策を見出しお金儲けだけの話だけではないのが経済学(カントの「永遠平和のために」思想も含めて国家や権力者は透明性を究極にして個人のプライバシーも考慮)
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