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#三遊亭げん馬
bittercocoa · 1 year
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今日は実家の近くで「家族で楽しむ古典芸能Vol.2 公文協落語 新春・笑い初め」へ 東京から移動した初日に地元で落語会に行くとは、、、 * #三遊亭げん馬 #道具屋 #神田松麿呂 #井伊直人 #昔昔亭a太郎 #ほれうそ #皿屋敷 #ねずっち #漫談 #桂米助 #ラーメン屋 * #福岡 #筑後 #落語会 #新春 #笑い初め #落語 #噺家 #講談 #なぞかけ #ととのいました #アディーレ法律事務所 (サザンクス筑後) https://www.instagram.com/p/Cnt0tkzPT3a/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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bearbench-tokaido · 2 months
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五篇 追加 その三
かごかきのミスで、何処だか知れない場所にきた弥次郎兵衛は歩き回って、いろいろ聞いたのだが何がなにやらすっかりわからなくなってしまっていた。
「さっきから尋ねまわして、もうもう、がっかりとくたびれました。 どうぞ、一服させてください。」 と、言う。 この様子にここの亭主気の毒そうに、煙草盆を下げてくると、 「さあ一服しなされ。いったいお前さんは、どこを尋ねさんすのじゃいな。 みたところ参宮らしいが、お一人か。 あるいはお連れでも、おますかいな。」 と、親切に接してくれる。 「さようで。 道連れは二人あります。私はその連れにはぐれてこんなに、困ったことはございません。」 と弥次郎兵衛は、いいながら煙草を吸い付ける。 亭主はあれっと言う顔で、、 「いやもしかすると、そのお二人のお連れは、お一人はお江戸らしいが今、一人は京のお人で目の上にこのくらいの、出来物のあるお方たじゃおませんかいな。」 「そうそう、鼻くそがついたような。」 と弥次郎兵衛が、上の空で答えると亭主は、ほっとしたように、 「それじゃと、家にお泊りのおかたじゃさかい。 泊まりの手続きを済ましてからすぐに、お前様のお迎えを出しましたわいな。」 と、言う。
ぼおっと聞いていたが、亭主の言うことが次第に飲み込めてきて、 「そりゃ本当か。やれうれしや。 そういえばお前のところの名前は、何屋といいます。」 と弥次郎兵衛が聞くと、亭主は表の看板を指差しながら、 「あれ御らんなされ。掛札に藤屋とかいておますがな。」 と、言う。 「本当だ。そうそう、それそれ。 棚からぶら下がったようだ思ったが、その藤屋よ。 で連れのやつらは、どこにいます。」 弥次郎兵衛が聞くのに亭主は答えて、 「それ奥へ。お連れさまがお出だというてかんせ。」 と言う。
この声を聞いて奥から、道連れの上方者が飛んできて、 「こりゃ、ようございました。 さだめてそこら、尋さんしたであろう。 こちもどんなに尋ねまわったことか。まあまあ、奥へ。」 と、案内する。 弥次郎兵衛は、 「これは、お世話になります。」 と促されるように奥に行く。
実は上方者と北八は米屋の太郎兵衛らの太太講(太太講)について、御師の方へ行っていたが弥次郎兵衛に姿がなくなっているし、周りは知らない人ばかりで手持ちぶさたで弥次郎兵衛のことを、いろいろ聞きまわったのだがわからない。 しかたがないのでその御師の方を出て、尋ねて回ろうかとも思ったが全く当てもない。 そういえばさっき、妙見町の藤屋に泊まると言ったからそうち、ここに尋ねてくるだろうととりあえずここに宿を取って待っていたのだ。 弥次郎兵衛は太太講のかごが、間違った一部始終を面白おかしく語って大笑いとなる。
安心して北八は、髪結を呼びにやり月代を剃ることにした。 月代(さかやき)とは、ちょんまげの額から頭頂にかけて剃る部分のことである。 「まあまあお互いに、命に別条なくてめでたい。」 と北八が言うと、弥次郎兵衛が、 「いやもう、とんだ目にあったというは俺の事よ。 ところで髪結さん。そのあとで俺もやってもらおうか。」 と、北八のをやっている髪結に声をかける。 北八が、 「さきに、湯に入ってきたらどうだ。」 と言うと、 「それなら、そうしよう。」 と弥次郎兵衛は、湯に入りに行く。
北八は、頭をやってもらいながら、 「俺はぐっと根をつめてあるのが好きなんで、しっかりやってくんな。 なんだかこっちのほうの髪は、たるみが出てびんが変に長くて、まったく気の利かない頭つきだ。 それに女の髪もいやに立派で、大きいだけでなんのことはねえ。 筑摩の鍋かぶりというもんだ。」 と、髪結に話しかける。 「そのかわり女はとっとえらい綺麗で、おましょがな。」 と髪結が、北八に言うと、 「綺麗は綺麗だが立って小便するには、閉口する。」 と答える。 それを聞いて、髪結は、笑いながら、 「いやお江戸の女も、大きな口を開けてあくびするのは色気がない。」 と言うと、 「それでもやっぱり女郎は、江戸だ。江戸は意地っ張りだから面白い。 こっちでは誰がいっても同じことで、いやな客を断ることがないから執着が薄くて面白みがないようだ。」 と北八は、京をけなすようなことをいう。 髪結は、ちょっとむっとして、 「いやこっちの方では、お前様のようなお方が遊びに行っても断らんのじゃさかい、それでよいではおませんかいな。」 と、言う。 そのいいように、北八が、 「なんだと、馬鹿にするなよ。本当に。」 「おっと、急に動くと切りますがな。」 と髪結はわざと、危なそうな声を上げる。
北八は、顔をしかめて、 「いや切らなくても、酷く痛い剃刀だ。」 と言うと、髪結は、 「痛いのが当然じゃわいな。この剃刀は、買ってから何年になるか忘れたがまだ一度も、砥いだことがないから。」 と、しみじみと剃刀を見る。 「どういうこった。なぜ、剃るたびごとに研がねえんだ。」 北八は頭を動かして髪結の方を見ると、髪結は剃刀を撫でんばかりに、 「いやそんなに研ぐと、剃刀が減るさかい。 それに人さんの頭が痛いのは、自分とは無関係ですし。」 と言うので、 「どうりでさっきから、痛くて痛くて。 一本ずつ、むしっているようだったわ。」 と北八は髪結から、体を離している。 「なんぼ痛いと言うても、命にかかわる問題でもないがな。」 と、なおも髪を剃ろうとするので、 「ええいそういう問題じゃね。もう、さかやきはいい。」 と北八は、断る。 髪結は残念そうに、 「お前さまは逆剃りは、お嫌いかな。」 と言うと、 「嫌いじゃないがその剃刀でなら、大嫌いだ。 頭の皮がむけるだろう。もうそこはいいからぐっと、髪をつめていってくんな。」 と北���は、まげを結わせる。
髪結は剃刀を大事そうにしまうと、北八のまげを結い始める。 「はいはい。こりゃ、ふけだらけじゃ。 このふけをとる方法がありますが、やってみますかな。」 「どうするととれる。」 髪結がいうので北八が、そう聞いてみると、 「なにお坊さんに、なったらいいですがな。」 と洒落る。 「ええ、いまいましいことを言う。」
髪結は髪をとかして、根をぐっとつめると、 「根はこのぐらいでいいですか。」 と北八に問いかける。 「いやいやもっと、ひっつめてくんな。 とかくこっちの方へ来ると髪はへたくそだ。 根をかたくつめるということを知らねえ。不器用な。」 髪結は北八の言い方に、思わず力が入って、 「それなら、これではどうでおます。」 とぐっと根をつめるとさかやきに三本しわが出来て、目は上のほうに引っ張られるぐらいにかたくひっつめる。 北八は髪が抜けるんじゃないというほど痛いのだが、負け惜しみで顔をしかめながら、 「これでよしよし。ああ、いい気持ちだ。」 と言う。 髪結は少々、やりすぎたかと思いながら聞いたのだが、 「なんとな。それで、ようござりますかいな。」 「あんまり、よすぎて首がまわらぬようだ。」 と北八が言うので、髪結は苦笑いをしている。
そこへ弥次郎兵衛が、湯から上がってきた。 「さああなた、髪なされませんかな。」 と髪結が弥次郎兵衛に問いかけると、 「いやなにやら湯に入っていたら、ぞくぞくして風邪でも引いたようだ。 俺は、明日にしよう。」 と言う。 「それなら、さようなら、御きげんよう。」 と、髪結は荷物をまとめて出て行った。
そのうち女中が膳を持ってきて、めいめいへきちんとすえる。 上方者はさっきから寝転んでいたが、おき出してきて、 「どれ、飯を食おかいな。」 と膳を見てみると、女中が、 「今日はしけで、お肴がなにもおませんわいな。」 と言う。 弥次郎兵衛も、その女中の声につられて膳を見て、 「いやいやこれは、御ちそう。さあ、北八どうだ。」 と、北八を促す。 「弥次さん、俺の箸はどこにある。」 と北八が答えるので、弥次郎兵衛が不思議そうに、 「それ、膳についている。」 と、箸を指差すと、 「取ってくんな。どうも、うつむくことが出来ないようだ。」 と言う。
弥次郎兵衛が、 「なぜ、うつむくことが出来ないんだ。」 と、北八の顔を見ると、 「おやおや、お前の顔は何だ。 目がひきつって、まるで、狐がついているようだ。」 と、びっくりする。
つづく。
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omiznewsviews · 4 months
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三遊亭圓歌さんの弟子だった落語家の吉原馬雀さんは、2010年からおととしまでの間、態度に腹を立ててどなられたり殴られたりするなどの暴言や暴行を受けたとして圓歌さんに賠償を求めました。 圓歌さん側は「落語という文化芸術を伝承する指導の一環だ」などとして争っていました。 26日の判決で東京地方裁判所の杜下弘記裁判長は「落語界の師弟関係は濃密な人間関係であると同時に師匠の優越的立場を背景とする歴然たる上下関係が存在し、パワーハラスメントが生じる可能性をはらんでいる」と指摘しました。 その上で、平手で頭をたたいたり、土下座させてどなったりした行為などについて不法行為にあたると認め「社会的に許される範囲を超えていて、落語家としての活動に悪影響を与えるパワーハラスメントというほかない。弟子である以上、逃げ場がなかった原告の精神的苦痛は見逃せない」と述べました。 一方「方法は適切でなかったが、立派なはなし家として大成することを望んで指導していたことは考慮すべきだ」などとして、300万円の請求に対し80万円の賠償を命じました。
落語家パワハラ裁判 元師匠に80万円支払い命じる判決 東京地裁 | NHK | 舞台芸術
立派な噺家として大成することを望んで指導?w つまらない漫談しかできない圓歌がそんなわけないだろうが。笑わせんな。
弟子も弟子で立派な噺家になろうと思って圓歌のもとに行ったんだったらそれはその時点でセンスない気はするが。まぁ、それとこれははまた別の話。
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catonoire · 7 months
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国立劇場所蔵 芸能資料展
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国立劇場 伝統芸能情報館および国立演芸場 演芸資料展示室で「国立劇場所蔵 芸能資料展」を見る。どちらも今年(2023年)10月末をもって建て替えのため閉場するので、現在の国立劇場・国立演芸場が開催する最後の企画展となる。展示は第1章から第10章まであり、それぞれの章の規模はコンパクトながら、国立劇場・演芸場の守備範囲となる諸芸能を広くカバーしている。
全体を通して見ていちばんよかったのは、いかにも資料らしい文字資料などだけでなく、多様なモノが保存されていること。国立劇場はこんなモノまで持っていたのか!と思うような展示物もあり、それだけでも元を取った気になれる(入場無料だが)。
まずは伝統芸能情報館から。第1章は「国立劇場開場時の政府出資資料」。下の写真は、雅楽楽器、民俗芸能スケッチ帳、文楽人形かしら。
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第2章「歌舞伎」。国立劇場のコレクションの中でもとりわけ充実したセクションだと思うので、その中から今回どれを取り上げるか選ぶのは大変だったのではないだろうか……などと想像した。下の写真は順に、芝居版画、十三代目片岡仁左衛門の台詞書抜帳、月岡芳年の錦絵、七・八代目市川中車の「俊寛」の衣装。
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第3章「鈴木十郎コレクション」。八代目團十郎の画に七代目團十郎の歌、歌舞伎役者の手跡などが描かれた扇子各種、押��。
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第4章「文楽・舞踊・邦楽」。文楽で使われる道具類をじっくり見る機会はなかなかないし、舞台下駄などは客席からはまず見えないので、とても興味深かった。舞台下駄に「右」「左」と書いてあるのが個人的ツボ。
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第5章「新派・喜劇」。泉鏡花関連資料、花柳章太郎関連資料、エノケンの義足(!)。
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ここから場所が演芸場へと変わる。第6章「国立演芸場開場時の政府出資資料」。演芸速記本、錦絵、緒方奇術文庫。
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第7章「落語」。ここも資料が豊富なセクションであろうと思われる。展示室内には落語の映像資料も流れていた。三遊亭圓朝の自筆本などというものもあって思わずのけぞる。下の写真は、明治時代の寄席を描いた画、圓朝の自筆本や三代目金馬の遺品類。
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第8章「講談・���曲」。下の写真は馬琴会の看板等、浪曲師二代目廣澤虎造使用の半纏。上の方に挙げたエノケンの義足と並び、こういうモノも資料になるんだなあ……と思った一品。
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第9章「奇術〔山本慶一コレクション〕」。奇術が演芸場の守備範囲だったとは。この展示を見るまでそこにまったく思い至らなかったことを恥じる。
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第10章「漫才」。下の写真は台本類。
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アンケートに答えると1部もらえるパンフ。解説は載っていないが、展示品の一覧が一部写真入りで掲載されている。アンケートの提出と引き換えにもらうのではなく、アンケート用紙の置いてある台に一緒に積んであったので、実質的に「ご自由にお取りください」に近い状態ではあったが、ちゃんとアンケートに回答してからいただいてきた。
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m1sak1momona · 2 years
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JGmomentⅠ
twitterのモーメント移植
囈【たわごと:筋道の立てない言葉、寝言】自分めも 
自分の頭の中と、知識前提でこぼしてるからはたから見たら伝わらないし齟齬しか生まれそうにない
変装がうまいひとが化粧してあげるのほんとすきなの………でも首化粧とか死化粧とかもいい題材ですよね………
まぁ時代錯誤なんですけどね、生首は……でも死体偽装やってそうだからありです…?
にんたまで某変装名人が変装には観察が必要、だから日頃からスケッチをして観察力を鍛える~ってあってですね、絵がうまいんですよ、つまり変装がうまい人は絵がうまいんですよ、……言いたいことわかるな?(という顔
今更だけど舞台OPのとこで田崎さんが福本さんにのとこ二部の伏線かな…
福本さんの潜入先としてどこかの定食屋の厨房とかもやってるかもね
多分ね、日本にいる間は料亭の厨房とか旅館の厨房とかにも出入りしてたと思うんですよね
福本さんの料理帖みたいなのもつくりたいきもちだけ
高身長いかしてモデルやってる福本さんとぼくさーの傍ら減量レシピ本だしてる福本さんとイケメン料理研究家として料理番組と雑誌連載もってる福本さんっていうネタがある(備忘録
まつげが長い&まっすぐ&伏せがちな人の目にはハイライトが本当に入りにくいのでみよさんはそんなイメージ
ゆうきちゅうさ(現パロだと何かすごくて偉い人)の隣にいつもいるイケメン敏腕秘書っていうネタもある
和装のときの色合いといい黄色いレインコート・傘が、もしはたのさんご自身で選んでそれなのだとしたらはたのさんは致命的な部分がおわかりですね
自分の中の過去考察がないと脈略無さすぎるんだけど「揚屋のおねえさん方に遊ばれた(化粧、お着替えなど着せ替え人形てきな)のがきっかけで女装に抵抗がない」というのを踏まえた実井くんを描きたい
かえる場所はどこにあるのか。 いや、そんなものなど葬った。 待っているのは真っ黒な孤独だけだ。 帰る、還る
軽率にきりすと教における白百合の意味など調べてしまい、柩の献花としては普通なのだけれどこっち側が勝手に考察深めてしまっているのでみよさんはピエタやってほしいし、修道女だけどべるにーにの聖テレジアの法悦やってほしい
演者を演じる、というのも好き
あの学生集合写真も合成出きるんだなってわかりました
「必ず救うの軍なきものは必ず守るの城なし」:援軍のくるアテのない城でがんばっても、落城は時間の問題ということ。
「彼を知り己を知れば百戦して危うからず」中国の兵法家・孫武の言葉。戦いに勝つには敵をよく知り、自分の力を正しくつかんでおくことが何より大切ということ。 
猫の目時計:猫の瞳は薄暗い夕方になると、まん丸になる。忍者はこうした猫の瞳の変化で時刻を知ることが出来る。 教養なき忍びは滅びる
任務でペアくんで主従してるのもみたい(の名残が執事
者で学んだことがスパイにあてはまりまくるからやっぱり忍術の勉強したっての本当だよ?!?!?!???ってなる
戦の規模が大きくなればなるほど事前の調査ってものが必要になってくるでしょ、戦に勝つのは敵より情報収取が優れている場合です(事件の本質の段/庄・乱 メモ
最初のスーツを仕立ててるところもみたい、きんぐすまんみたいな…あーいう…かんじ…
それはそうと軽卒にきんぐすまんパロも、考えたりはしてるんだけどえぐじーとほまた逆方向の愚直さである佐久間さんは正義感でつっぱしるかんじなかな、と
和装の時に軽卒に極道ぱろを考えたりしてたんだけど純真に極道にそだってしまったさくま坊っちゃんもよい 。考えてたのは極道の家で警察官をめざすさくま坊っちゃん……。 和装からの軽卒ごくどうパロのチャートをかるーく考えているので今日はそれをもう少し練る()それはそうと機関員の背中に妖怪背負わせたい(墨でもすたじゃん刺繍でもよい
1話みるとなんで背の低いやつに天井裏~のこめんとが流れたりするんだけど背が低いから天井裏なんて狭いところ点検するんやで…( ˘ω˘ )って毎回なる。別に高いところは跳躍なり腕力なり梯子なりで上れるからな
盆栽にやさしいのはあの数の盆栽あったら家1軒買い替えるよりも高くつくからなんだろうなと思うのです…とくに自分で世話・といよりは作家から(もしくはコレクターから)買い付け⇒維持という意味での世話してそうなイメージ
軽率に忍びの卵とすぱいが脳内でお話しするんだけどスパイとして生き抜いたcvしものが影が薄いことを悩んでいるcvしものにうらやましいな、ってよく言ってる。 すぱいのほうのcvかじはにんじゃのたまごのcvかじの笑いどころがわからなくてすぐツッコミ役になってる
それはそうと機関員たちの見分けつくようになったよな~とか考えてたけど軍人とか学生(当時の)になったらそれこそ見分けつかなくなるわけで、あの時代だったら個性ありありじゃん~~~~って思い直しました(?)
あの姿(見目麗しい・洒落ている)をデフォルトとして印象付けといて、変装するときに一般的な外見にすることで同一視を避けてる感じなのかもしれないな…
今の感覚だと地味で終わってしまうかもしれないけど当時の感覚だと違うよね、スーツ一式仕立てて、ほぼ毎日で、そんな若い男性が複数人いるわけで
機関員世界線の現代なD組記憶もち転成ぱろで、機関員時代の記憶のせいでうまくいきができない機関員のそれぞれの子供時代~みたいな話が!よみたい!のでしっていたら教えてほしいです……(五体投地)にん…のたまごたちの二次だとたまにみかけるので……ありませんか…
自分の体にきすまーくつけられることは厭わないのに唇は奪わせない機関員…などをかんがえた
色の任務はするけどのらりくらりと唇にはしないしさせないんだァ…相手(女性だとして)にも「こんな男にあげちゃだめだよ」とか言ってそうだな~(キャラ指定はしてない)
機関員のうなじにバーコードつけたい
化物として生まれたのか、化物として育っていったのかというお話
愛される人を演じるのは得意なんですよ、(愛なんて知りませんけど)って機関員に言わせたい
在りし日の己を「友人」とか「隣人」とか言いながら話す機関員の物語よみたい
遠近法?で手で顔かくすやつやってほしい
絶対見せてくれないだろうけど機関員の瞳からつたう涙がみたい…かばーによってはわらうしおこるしかなしむだろうけど涙は見せないんじゃないかな
普段着で派手柄シャツきてる機関員がみたいんだよ~~(この呟きには友達と現代においては忍ぶ必要がなくなった機関員たち、という概念が含まれています
機関員たちはカバーを変えてるけれど、「彼ら」のカバーそのものは何も変えずに、人によって感じる印象がかわる、そんな鏡の様な彼らも見てみたい。
「僕らが変わったように思うのならば、それは貴方が変わったのですよ。」「僕らは何一つ、変わることはありませんから」
莫迦なことを言う。人間である以上不変であるはずがないのに。…………しかし、彼らは「人間」なのだろうか
唐突に脳内のはちやさぶろうが脳内の機関員たちに「いちいちカバーなんて作らないで別人に作り変わればよくない?」などといい放った……変装名人め
機関員の心臓抉り出しても死にそうにない感じ書きたい(死にますよ)
めも→風船、現像室、かめら、はーばりうむ、ぱずる、椅子
人はどうしたら神なくして聖者になれるか
あめ…かみなり…のなかに機関員をほうりこみたい(ひどい)
大きめ、派手めの耳飾りしてる機関員みたいな~爪塗ってるのもみたいんだけどさ~
手鏡、化粧台の鏡、姿見、あわせ鏡、無限回廊な大きいあわせ鏡(鏡の間)、ひびの入った鏡、鏡の破片、かーぶみらーなど
からばっじょのなるき��そすな三好とかも描きたいな
軽卒に探偵か詐欺師か強盗をやらせたい(トリックを考える頭がない)
自分の知ってる限りの料理番組の要素まぜこぜにしたふくもとさんの料理番組パロを考えてはいるのです、漫画描けないから……
は~~~満面笑顔の機関員描きたいな!!
死ぬな殺すな囚われるなでございますけれど、夢の中とか脳内で気に入らない、とか眼中にないとかそういう周囲の人を殺してる機関員の話みたい!
問答、過去を惨殺、耄碌して記憶混濁、糸が切れて落涙、アンデッド生きる屍生者の葬列死者の誕生、カバーと素顔彼が俺だった、人間化物、火遊び めも
顔に?似合わず雨で偏頭痛ひきおこす神永さんとか、雨の匂いがするねっていう甘利さん
禁断の果実としてのリンゴ、黄金のリンゴとしてのオレンジ(マルメロ、毒リンゴとしてのトマトとか描きたい
血濡れには基本ならないはずの機関員さんたちをどうにかこうにか血濡れにしたいのと前言ってた頭の中では殺戮犯とかワインとかも描きたい
「だって頭の中(ここ)では僕がカミサマ」
「人を殺したことがあるようなことをいうね」 「馬鹿言わないでくれ、不殺の誓いをたてているんだ」
化物の自覚があるのか、化物と言われたことがあるのか、化物を何と心得るか、化物でいることの自負心、反対に化物でいることの羞恥があるのかとかとか
間諜は生への執着が大事なんですけれども、すぐ生死への冒涜のようなことをさせてしまう許して
生き急いでるか、死に急いでいるのか
任務中にどこに住んでるの?的なニュアンスの「どこに帰るの?」という問いかけに「帰る場所なんてないんだよ」って笑顔で返す機関員さん
かれらは多重人格者…意識的だからカバーといえるのだろうけれど。耄碌してきてから自分が「誰」なのか混乱してほしさある
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myonbl · 3 years
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2021年10月30日(土)
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iMac には内蔵カメラが付属していたが、Mac mini は筐体のみなので当然のことながらカメラはない。そこで手頃なWebカメラ(eMeet C960)を購入した。これまでのリモート授業ではオンデマンド方式で対応したので、リアル配信はやっていない。しかし、授業以外の利用もあるので今では必需品である。とは言え試験するには相手が必要、どなたか、暇なおじさんと FaceTime で遊んでくれない?
4時起床。
日誌書く。
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かき揚げ煮麺+ヨーグルト+豆乳。
ツレアイは午前中���務、自転車で出勤。
朝からキーボードの調子がおかしい。USB接続でちゃんと認識されているのだが、キーを押しても反応がない。再接続すると繋がるときもあるのだが、すぐに切れてしまう。代替物がないので、仕方なくAppleに発注する。
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亀屋良長のIsntagramで<迎春>用予約商品を発見、楽しそうな内容なので歳暮に使うことにする。イノダコーヒーを送っていた3件をこちらに変更、早速申し込む。
ツレアイ用のMacBook Air のOSアップデート。
昨晩届いていたWebカメラを Mac mini に接続、とは言ってもUSBで繋ぐだけ。
予約していた iMac の回収、クロネコヤマトが大きなケースを持って取りに来てくれた。段ボール箱を予想していたのだが、しっかりとした専用のもので、iMac がちゃんと収まって画面に傷が付かないようなカバーなども用意されている。担当者も初めて扱ったとのことだ。
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息子たちにはラーメン、遅く戻ったツレアイには蕎麦と酒で慰労する。
軽く午睡。
西大路花屋町・セントラルスクエアまで買物、同居猫用の猫砂。
ツレアイは携帯電話当番であるが、あちこち買物に回る。
昨日奥川ファームから届いた鹿肉の処理、今夜はワイン煮、月曜日にはカレーに用いることにして、<無水鹿肉カレー>を仕込む。
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amazonから予約していた本が届く、いつもAppleについての大事な情報を解説してくれるTakaさんの新著、ゆっくりと楽しもう。
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早めの夕飯、息子たちにはスパークリングワイン、私たちは🍶+🍷。
衆議院選挙(京都1区)と最高裁判所裁判官国民審査について、家族に解説。
録画番組視聴。柳家小三治さんをしのんで
10月7日に亡くなった人間国宝・柳家小三治さんをしのぶ▽「初天神」~東京落語会の高座からたっぷりとお楽しみいただきます▽若き日の高座「湯屋番」「明烏」▽大喜利の司会でも大活躍。1970年代、NHK「お好み演芸会」から▽珠玉のまくら集▽林家正蔵との対談で落語の本質を語る▽関係者の言葉:三遊亭金翁・柳亭市馬▽ご案内:林家正蔵語り:小林聡美
いやぁ、良い番組、正蔵師ははまり役。
入浴。
腹筋(30回が限度)。
22時就寝。
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明日は選挙、自公維を少しでも減らさなくてはならない。
水分、1,800ml。
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liliyaolenyeva666 · 4 years
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🎼 00162 「Private Eyes」。
古書店で見つけた わたしの好きな 牧逸馬さんの本は 10年とちょっと前に発売されたもので、現代風に書き直されてはいましたけれど、まだ読んだことのないお話が たくさん収録されていて 有り難かったです。また探しに行こうって思います。今回読んだ本は 「牧逸馬 探偵小説選 (論創社 2007年)」 です。この本は 全部で 45篇もの 中篇・短編作品が収録されています。過去に読んだお話もありましたけれど、やっぱり ワクワクドキドキしてしまいました。ほんのり触れておきます。
・赤んぼと半鐘
小児科専門医に駆け込んだ 印刷工の晋吉と 小児科専門の都築医師と 晋吉の子 角太郎の そのゆくえ。
・ある作家の死(死三題)
川上君が書いた小説 「ある作家の死」 と川上君と三千円と、とある作家の死について。
・アンケート
「探偵趣味」 にて 質問に丁寧に答える牧さん。
・一五三八七四号
紐育自由新報の社会記者 "ヘンリイ・フリント'' の何よりの楽しみは、紐育52番町と第4街の角にある 「猶太人の料理店」 で毎晩あっさりとした夕食をとること。ある日のこと、コウフイを飲み干した彼のすぐ横の卓子にいた老紳士が 大きな声を出して勘定を呼びました。
・言ひ草
牧さんのエッセイです。
・うめぐさ
紐育自由新報の社会記者 "ヘンリイ・フリント"と (新聞 三面下段の) 余白。
・女青鬚事件 (ウーマン・ブルウビヤアド)
1925年7月、ユウゴスラビアは ベルケレクル町の ベラ・レンツイ夫人は 35人もの男子を殺害。地下室に並んだ棺桶には それぞれ名が貼り付けてありました。
・鉋屑(死三題)
東京駅発駒込橋行きの車内で 「私」 が見つけた 鉋屑 (かんなくず) ひときれは、ひとからひとへ渡り回ります。電車は 須田町で止まりました。
・神々の笑ひ 前篇:
初春の神田神保町から飯田橋までの電車の中の野々宮さんは 切符代をけちりたくて仕方がありません。
・神々の笑らは 後篇:
5千円に別れを告げる 野々宮さんのおはなし。
・基盤地事件顛末
昭和4年10月21日午前7時20分ごろ、東京府下牛引町藤野間にある 藤野間小学校に通う ふたりの男の子が池で生白い 「何か」 を見つけました。それは 首も四肢も無い女性の惨死体でした。
・靴と財布
紐育の朝、紐育自由新報の社会記者 "ヘンリイ・フリント" が地下鉄道で遭遇した事件を さらりと綴っています。
・首から下げる時計
クリスマス前の紐育、紐育自由新報の社会記者 "ヘンリイ・フリント" に出来た恋人は 伊太利人でした。
・競馬の怪談 (真夜中の煙草)
倫敦。マルテン・タムスンという いんちきな男が、とある老人に声を掛けられました。牧さんの 「七時○三分」 と 物語が非常に似ています。
・コン・マンといふ職業
紐育自由新報の社会記者 "ヘンリイ・フリント" が、紐育壁町で 遭遇したのは詐欺師 (コン・マン) でした。
・百日紅
警視庁掏摸係の進藤刑事 (と掏摸のちび八) は 新橋から 下り急行に飛び乗りました。向かうは大阪。
・山門雨稿
牧さんのエッセイです。
・七時〇三分
丸の内仲通りにある、景気測候所 信栄社の社員 宮本得之助は とある老人と出会う。「競馬の怪談」 と おはなしが似ています。
・実話の書
牧さんのエッセイです。
・島の人々
ブロウド・ウエイの舞台 「島の人々」 に立ち向かう、紐育自由新報の社会記者 "ヘンリイ・フリント"。
・襯衣 (シャツ)
誰かに尾けられている気がする 紐育自由新報の社会記者 "ヘンリイ・フリント" が 紐育の街を歩きに歩いた先に現れた男の正体とは?
・上海された男
観音崎署の刑事から逃げ出した男が 命からがら乗り込んだ船は 想像を絶する地獄船でした。
・十二時半
民夫と美喜子が 夜の浜辺を歩く。季節は秋色。刹那を感じます。
・ジンから出た話
とあるホテルに宿泊する男が とある亜米利加生まれの男��ら 様々な 「妻殺し」 の話を聞かされます。
・助五郎余罪
慶応生まれの江戸っ児 助五郎は 明治湯の流し場で とある老人と若造の話に 聞き耳を立てていました。
・砂
とあるN町海岸通りS別邸裏D浜の砂丘で見つかった他殺死体は 寺尾幸江 (25)。
・西洋怪異談 - 境界線 (真夜中の煙草)
雇い主の婆さんに怯える 弱々しい小男は 斧を手にしました。結構こわいおはなしです。
・西洋怪異談 - 白い家 (真夜中の煙草)
とある夫人が語った夢についてのおはなしです。
・西洋怪異談 - 夏祭草照月 (真夜中の煙草)
ヨウクシャア州のずっと北の外れのとある村に 見世物小屋がやって来ました。
・一九二七年度の挿話
横浜に 支那料理を食しに行った小宮夫妻は 古道具屋で ある物と出会ってしまいました。
・民さんの恋
群馬の田舎から上京してきた 民さんは 17歳のむっつりやで真面目。こわい話です。
・椿荘閑話
牧さんのエッセイです。
・爪
佐太郎と仙二郎、ふたりは 強盗。仙二郎は 爪掃除に夢中でした。
・東京G街怪事件
G街四丁目の交叉点の真ん中で いきなり卒倒してそのまま急死した 51歳の男。彼は自殺でせうか それとも他殺なのでせうか。
・トムとサム
紐育自由新報の社会記者ヘンリイ・フリントと「土人の夏 (インデアン・サンマ)」 とアジア人と贋札についての物語です。
・ネクタイ・ピン
歯医者帰りの 紐育自由新報の社会記者 "ヘンリイ・フリント" と 奥様風の女性(背の高い、南欧系の美人)の おはなしです。
・舶来百物語 - 或る殺人事件 (真夜中の煙草)
ジェイムス・クレアランス・ウイッセンクロフトは 40あまりの 売れない画家です。偶然なのか、自らが描いた 絵の中の人物に 現実に出会ってしまいました。
・舶来百物語 - 恐怖の窓 (真夜中の煙草)
とある若い銀行員が、静養のため訪れたモンロウ村の叔母の家で 「沼」と「窓」の話を聞きます。
・一つの死 (死三題)
崖の上で死を望む彼と 真っ暗な晩。こわい話です。
・舞馬 (ぶま)
植木屋の峰吉の妻 お八重は 亭主の気を引こうと 遊びを ひとつ思いつきました。
・振り返る小径
牧さんのエッセイです。
・米国の作家三四
牧さんのエッセイです。
・米国作家の作に現るる探偵
牧さんのエッセイです。
・マイクロフォン
牧さんの随筆。探偵小説評論です。
・昼興行 (マチネー)
仕事で コネイ島を訪れた 紐育自由新報の社会記者 "ヘンリイ・フリント" が入った小さな劇場で起こった出来事は如何に。
・ヤトラカン・サミ博士の椅子
せいろん島コロンボ市マカラム街の珈琲店 「キャフェ・バンダラウエラ」 のあたりを彷徨う 印度人の売占乞食 ヤトラカン・サミ博士。彼の椅子は どんな椅子なのでせう。
・山口君の場合
朝の温泉町を歩く山口文二郎 (江東銀行青山支店の出納係) と 猫いらずのお話。
・夜汽車
紐育自由新報記者 "ヘンリイ・フリント" が 紐育行きの汽車の中で遭遇した物語。
・乱橋戯談
随筆・評論です。東洋の都の下で大地震とありました (関東大震災のことでせうか?)。なまずが跳ねる。
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\おにわさん更新情報📸/ ‪[ 京都市左京区 ] 西尾八ッ橋の里庭園 Nishio Yatsuhashi-no-sato Garden, Kyoto の写真・記事を更新しました。 ーー現在は本家西尾八ッ橋がレストラン🍽を運営する、大正時代に財界人の邸宅として建てられた和風建築と回遊式庭園。 ・・・・・・・・ 西尾八ッ橋の里は京都の名物の和菓子 #八ツ橋 で知られる「本家西尾八ッ橋」が本店隣で営業しているお食事処・甘味処🍡 大正時代の和風家屋は「本家西尾八ッ橋別邸」として“京都市民が選ぶ 京都の財産として残したい京都を彩る建物や庭園”にも指定されています。 日本庭園を眺められながらお食事できるお店。現在は営業自粛中ですが、その前の3月〜4月頭に何度か足を運びました。 京都で最も古い八ツ橋の会社・本家西尾八ッ橋。創業は江戸時代初期の1689年(元禄2年)。当初はすぐ近隣の『聖護院門跡』および『くろ谷 金戒光明寺』の参道のお茶屋だったそう🍵 江戸時代に考案されたその和菓子は、明治時代にパリ万博など国内外の博覧会で受賞を重ね“八ツ橋”を京都の名物和菓子に育てあげました。 高い土塀が“大邸宅”の面影を残す西尾八ッ橋の里の建物は大正時代の1919年(大正8年)に #河原林檉一郎 氏の邸宅として建築。この方、東レこと #東洋レーヨン 🧶の要職を務めていた財界人であり、立命館大学の前身である京都法政学校の設立に尽力した人物でもあるそう。 その後は東芝の保養所になっていたところをすぐ隣の本家西尾八ッ橋が購入。基礎工事などの全面改修を行い、2013年より西尾八ッ橋の里としてオープン。全面改修と言っても建物内部は近代の数寄屋風書院造りのまま残っています。 庭園は改修前の航空写真を見るともっと樹木が鬱蒼🌳🌲としたようなので、現代に作り変えられた様子。特にその池泉部分は“西尾八ツ橋”の由来でもある三河国のかきつばたの名所の“八橋”を再現しているそうで、晩春にはかきつばたが咲き誇ります🌹パンフレットも尾形光琳のカキツバタ。 また早春〜春にかけては、シダレザクラ🌸、馬酔木、シャクナゲ、イロハモミジにノムラモミジ…などなど色とりどりの花木が庭園を彩っていた。2階席からは比叡山の風景も。今後も食事のお値段が日常的に利用しやすいのも嬉しい。 今後も色んな季節に足を運びたいし、GWが終わって自粛が緩和されるならカキツバタの姿も見られるかな… . 〜〜〜〜〜〜〜〜 ‪🔗おにわさん記事URL:‬ https://oniwa.garden/nishio-yatsuhashinosato-%e8%a5%bf%e5%b0%be%e5%85%ab%e3%83%83%e6%a9%8b%e3%81%ae%e9%87%8c/ ーーーーーーーー ‪#庭園 #日本庭園 #京都庭園 ‪#garden #japanesegarden #japanesegardens #kyotogarden #京都 #京都市 #京都府 #kyoto #左京区 #sakyoku #神宮丸太町 #jingumarutamachi #料亭 #京都料亭 #kyotorestaurant #京都カフェ #kyotocafe #桜 #sakura #cherryblossom #京都を彩る建物や庭園 #池泉回遊式庭園 #おにわさん #oniwasan (西尾八ツ橋の里) https://www.instagram.com/p/B_eLHlNhaAF/?igshid=1pkdl13wrs47m
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hi-majine · 5 years
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三人旅
 ただいまでは、新幹線などできまして、旅行もかんたんになりましたが、むかしの旅は、てくてくあるいたのですからたいへんでした。しかし、風流な点においては、むかしの旅のほうがまさっていたようで……とりわけ春の旅は結構でございまして、山は霞《かすみ》につつまれ、麦畑は青々としているし、菜の花は黄金色にかがやき、どこかでひばりの声がしているという、のどかなたんぼ道を気のあった者同士の遊山旅というのは、まことにおもしろいものでございます。 「どうしたんだい? おい、八公、しっかりしろよ。だいぶおそいじゃねえか、はやくあるかねえかい」 「ああ」 「情けねえ声だすなよ。しゃんとあるけ」 「だめだよ」 「どうした?」 「腹が……」 「いてえのか?」 「いや」 「張るのか?」 「いや」 「どうしたんだ?」 「いや」 「しっかりしろい! はっきりいえよ」 「腹がへった! あー、腹がへった!」 「おい、もうわかった。わかったよ。はっきりいやあがったな。いい若《わけ》え者がなんでえ」 「若えから腹もへらあ……ああ、なにか食いてえ」 「なにか食いてえって、おめえ、けさ宿をでてから、もう二度も食ったじゃねえか。おめえってやつあ、どういうもんなんだ、『あすこの店に、かわいい娘《こ》がいるから、だんごを食おう。あすこに渋皮のむけた女がいるから一ペえやっていこう』って、女さえみりゃあ、飲み食いしてるじゃねえか」 「そうなんだ。おれは、女をみると腹のへる生まれつきでなあ、とくに、十六、七から二十七、八までのいい女をみると、むやみにへってくらあ」 「助平な腹だなあ……あれ、半ちゃん、おめえは、へっぴり腰であるいてるけど、どうしたんだい?」 「いやあ、辰つあんの前だが、めんぼくねえ、足へ豆をでかしちまって……」 「豆ができた? ふーん、そうかい。これが食える豆だとな、八公に食わせて、八公の腹のたしになるし、半ちゃんの足もなおるしと、両方め���てえんだが、どうもしかたのねえもんだ」 「なにをのんきなことをいってるんだよ」 「しかしなあ、そうやって、八公が『腹がへった、腹がへった』とふらふらあるく。半ちゃんがびっこをひいているとなると、道中の駕籠屋《かごや》や馬子《まご》が足もとをつけこんで、うるさくってしょうがねえぜ」 「おーい、そこな旅のお人! そこへふらふらゆく人とびっこひいてく人よ!」 「ほーれ、みねえ。さっそく馬子にみこまれた。おらあ知らねえぞ。半ちゃん、おめえ応対しねえ」 「しょうがねえなあ……馬子衆、なにか用か?」 「どうだな、でえぶおつかれのようだが、馬あさしあげますべえか?」 「えっ、馬あさしあげる? おめえ、ずいぶん力があるんだなあ、ひとつさしあげてみてくれ」 「いや、そうでねえ。馬あやんべえかちゅうだな」 「おい、どうする? 馬あくれるとよ。もらうかい?」 「そうよなあ、旅さきで馬なんかもらったって、どうにもあつかいにこまるからなあ……」 「それもそうだ。せっかくだが、馬子さん、おれたちゃあ、これからまだ旅をつづけるんだ。馬なんかもらったってどうにもならねえ」 「またおかしなことをいって……やるではねえよ。馬へ乗っかってくだせえてえことだ。あたまのわりい人たちだ」 「おうおう、あたまがわりいまでいわれりゃあ世話あねえや」 「どうかまあ、乗っかってくだせえまし」 「ああ、乗ってやってもいいんだが、おれたちゃあ三人いるんだぜ。どうだ、馬は三頭いるかい?」 「ああ、おりやすとも……おまけに宿へむかっての帰り馬だ。お安くねがいますべえ」 「なにいやあがる。こちとらあ江戸っ子だ。高《たけ》えの、安いの、金のことをぐずぐずいうんじゃあねえぞ。いいか、だから、そのつもりでまけとけ」 「なんだかわけのわかんねえこたあいわねえもんだ。お江戸のかたかね?」 「そうよ。江戸は神田の生まれだ。道中あかるいんだから、ほんとに高えこといったってだめだぞ」 「そんなにあかるいかね?」 「そうとも……東海道、中仙道、木曾街道と、日のうちに、なんべんもいったりきたりするおあにいさんだ」 「ばかあいわねえもんだ。そんなにはやくいったりきたりできるもんかな」 「ああ、できるとも、双六《すごろく》で……」 「やあ、こりゃあどうもおもしれえことをいうなあ……まあ、しかし、道中あかるいんじゃあ、そんなに高えことをいってもなんめえ。じゃあ、宿場までやみでどうかね?」 「なに?」 「やみだよ」 「やみだ? おう、八公、やみってのを知ってるか?」 「そんなこと知るもんか。おめえが道中あかるいなんていうから、むこうで皮肉にでて、やみだなんてくらくしちまうんじゃねえか」 「そうかい、じゃあ、あかるくしよう……おい、馬子さん、やみだなんて、そりゃあだめだぞ」 「だめかね」 「だめだとも、月夜にまけとけよ」 「月夜? なんだね、その月夜てえのは?」 「月夜に釜をぬくっていうだろ」 「ああ」 「だから、ただだ」 「とんでもねえ。ただなんていかねえだよ」 「そうかい、ただではだめか」 「あたりめえでねえすか……じゃあこうしますべえ。じばということに……」 「あれっ、こんどはじゅばんか……じゅばんじゃ高えぞ」 「高えかね?」 「ああ、高えとも……じゅばんじゃ高えから、ももひきにしろい」 「ももひき? なんだね、そのももひきてえのは?」 「なんだ、ももひきを知らねえのか。ももひきは、お足が二本へえるだろ、だから二百だ」 「おう、二百か、まけますべえ」 「おう、まけるか。やっぱりかけあいは呼吸のもんだ。とんとんとんとすぐにまけたな」 「まけたって、おめえ、馬子の言い値はいくらなんだ?」 「さあ、わからねえが、聞いてみようか……おい、馬子さん、おめえのいうじゅばんてえのはいくらなんだ?」 「じゅばんではねえ、じばだ」 「そうだ。そのじばだ。いくらなんだい、そのじばってえのは?」 「やっぱり二百だ」 「なんだい、まるっきり言い値じゃねえか」 「ああ、じゃあ、言い値にまけたんだ」 「言い値にまけるってやつがあるもんか。まあいいや、乗るから持ってこい……ふーん、馬のつらなんてものは、そばでみると、えらく長《なげ》えもんだなあ。馬の丸顔てえのはねえやなあ」 「あたりめえよ」 「このつらに頬かぶりするとなると、ずいぶん手ぬぐいもいるだろうな」 「つまんねえ心配するねえ」 「しかしなあ、馬のつらってものは、むかしはこんなに長くなかったんだぜ」 「へーえ、そうかい」 「もとは丸顔だった」 「それがどうして長くなっちゃったんだ?」 「だってな、飼葉桶《かいばおけ》てえものは底が深いだろ、だから馬が丸顔じゃあ桶の底のほうまで口がとどかねえ。馬が腹をへらしてかわいそうだってんで、神さまが、飼葉桶の底へ口がとどくように、馬のつらあ長くこしらえなおしたのよ」 「へーえ、すると、飼葉桶がさきにできて、馬のつらあ、あとからできたのか?」 「はははは……こりゃうまくなかった」 「つまんねえしゃれいうねえ」 「さあさあ、乗っかってくだせえやし」 「おう、乗るから、馬をしゃがませてくれ」 「馬がしゃがむやつがあるもんかね」 「不器用《ぶきよう》な馬だ。高くて乗れやしねえ。はしごかけろい」 「なにいうだ。馬へはしごかけて乗るやつがあるもんかね。それへ足かけて乗っかんなせえ。それへ足かけて、ぐっとふんばって、ぐっと……地べたをふんばったってだめだよ。かけた足をふんばるだ。ああ、わからねえ野郎だな。こうなりゃあ、荷鞍《にぐら》の上へほうりあげてやるべえ。そーれ」 「やあ、ちくしょうめ、ほうりあげやがった。荷物じゃあるめえし……やあ、たいへんだ。馬子さん、この馬あ、首がねえぜ」 「なにいってるだ。首のねえ馬なんかあるもんかね。おめえさまあ、うしろ前に乗っかっただ」 「そうだったのか。どうしよう? ええ? 乗りかえろって? めんどうじゃねえか。そうだ。おれが腰をあげてるから、その間に馬あひとまわりさせろい」 「だめなこんだ。乗りかえてくだせえ」 「そうかい……じゃあ、乗りかえるか……やあ、なるほど、乗りかえたら首があった」 「あたりめえだ。首のねえ馬があるもんかね。では、でかけるから、よくつかまってくんなせえやしよ」 「やあ、馬子さん、この馬あうごくぜ」 「なにいってるだ。うごかねえ馬があるもんかね」 「しかしなあ、馬子さん、馬なんてものは、りこうなもんだってなあ」 「そりゃあ、もうりこうさ。自分の乗っけてる客が、りこうか、ばかか、すぐわかるだから……」 「そうかなあ、それじゃあ、もう、おれたち三人のことなんかわかってるだろうな、りこうだって……」 「そんなことはおもうめえよ」 「それじゃあ、ばかだってえのか?」 「なにしろ馬は正直だから……」 「よせやい」 「ははは……はい、はい」  ブウッ! 「あれっ、なんだこいつめ、豆べえ食らって、まあ、屁《へ》べえこいてるだあ、こいつあ」 「あははは、馬子さん、そうおこるなよ。いまのはおれなんだから……」 「あれっ、客人けえ。どうもえけえ屁《へ》えこいたなあ、おめえさまあ、おら、また、馬かとおもっただ。おー、はい、はーい」  ブウッ! 「あれ、またやんなすっただな」 「いまのは馬だい」 「両方でかけあいとは、どうもあきれけえったもんだ。なあ……どう、どう……はい、はい」 「ところで、お客さまがたあ、江戸のかただっておっしゃるが、なんのご商売だね?」 「おめえ、いったいなんだとみる?」 「そうよなあ、ごまの灰でもあるめえね」 「よせやい。そんなふうにみえるか?」 「いや、みえやしねえ。ごまの灰にしちゃあ、いやにぼーっとぬけたつらあしてるだ」 「ふざけたことをいうねえ。こうみえたって役者だ」 「へーえ、お役者かね、役者にしちゃあ、えかく色がまっ黒だの」 「道中したから日に焼けたんだ」 「なんちゅうお役者さまだえ?」 「尾上菊五郎だ」 「はっはははは、よしなせえ。でたらめこかねえもんだ。尾上菊五郎なんてえ役者は、絵双紙でみても、もっと鼻が高えぜ」 「そりゃあ、もとは高かったんだけれど、道中したからすりきれたんだ」 「わらじじゃあんめえし、すりきれるやつがあるもんかね」 「おい、馬子さん、むこうからくるのは、おめえの仲間じゃねえのか、ほーれ、やっぱり馬あひいて、にこにこ笑ってるじゃねえか」 「ああ、そうだ。おう、花之丞よう、もう帰るのか? もっとはたらけやい。おらなんか、つぎの宿まで豆粕《まめかす》つんでの帰りだが、から馬あひっぱって帰るのももってえねえから、豆粕のあとだあ、こんなもんだが、人間のかすを乗っけてきただぞ」 「おいおい、馬子さん、あんまりひでえことをいうなよ。なんだい、その人間のかすってえのは?」 「あはははは、聞えちまったかね、いまのはないしょばなしだ」 「そんなでけえ声のないしょばなしがあるもんか……おい、馬子さん、あとの三頭めの馬あどうしたい? すがたがみえねえぜ」 「ああ、いちばんしめえの馬かね、ありゃあ、びっこ馬だもんで、どうしてもおくれるだ」 「びっこ馬かい……おい、八公、半ちゃんの乗った馬あ、びっこ馬だとよ。みてやれ、みてやれ」 「そうかい。当人がびっこひいてるとおもったら、馬のほうもびっこかい。こりゃあおどろいた。類は友をよぶだな。それにしても、いやにおかしなかっこうでやってくるぜ。ぴょこたん、ぴょこたんと……おーい、半ちゃん、おめえの乗ってる馬はびっこだとよ」 「そうかい。おれもようすがおかしいとおもったよ。むやみとおじぎするから、礼儀正しい馬だとおもったが、べつに礼儀正しいわけじゃあねえんだな。ひでえ馬に乗せやがる。おーい、馬子さん、この馬あ、びっこ馬だってなあ」 「いや、びっこではねえ。おらたちのほうでは、長《なげ》えみじけえちゅうだ」 「それじゃおんなじじゃねえか。おーい、みんなもっとゆっくりやってくれよ。おればっかりおくれてしょうがねえや」 「まあ、いいからゆっくりきなよ。そうやって、ぴょこたん、ぴょこたんくれば、いい腹ごなしになるぜ」 「なにいってやんでえ。腹ごなしにはいいが、おらあ、首がくたびれちまった。これ以上いそげば、首がおっこっちまわあ」 「まあ、いいから、ゆっくりこいよ。なんなら、首をおとすといけねえから、ふろしきにつつんでしょってきねえ」 「かぼちゃじゃあるめえし、ふざけんねえ……しかし、馬子さん、この馬なんか、びっこなくれえだから、おとなしいだろうな?」 「いや、それはしろうとかんげえだ。これで、えかく癇持ちでな、なにかものにたまげたり、腹あ立ったりすると、むやみやたらとかけだすんでいけねえ」 「そりゃあ、あぶねえなあ。まさか、客を乗せてるときに、そんなこたああるめえな」 「それがなかなかそうでねえ。この前も、客を乗っけてつぎの宿場までいったとき、あんまりでけえ屁をたれやがったんで、おらがしかりつけたら、それが気にくわなかったんだな。ぷーっとふくれっつらあしたかとおもったら、いきなりかけだした」 「それでどうした?」 「乗ってた客は、まっ青な顔をして、『たすけてくれ!』と、声をかぎりによばったが、こっちは馬といっしょにかけつづけるほどの足はねえ。しかたがねえから、運を天にまかせて、手綱をはなしてみてただ」 「ずいぶん薄情じゃねえか。それでどうなった?」 「いや、馬ははしる、はしる。野越え、山越え、風を切ってつっぱしる。いや、そのいさましいこと、みている者一同やんや、やんやの大かっさい」 「おいおい、じょうだんじゃねえや。で、結局どうなったんだ?」 「ああ、日暮れどきに、馬は無事にもどってきただ」 「で、客は?」 「さあ、どうなったかねえ?」 「どうなったかねえって、それからのちも消息はわかんねえのか?」 「ああ、わかんねえ。しかし、たよりのねえのはいいたよりっていうから、ことによったら、唐《から》、天竺《てんじく》へでもすっとんだかね」 「とんでもねえ馬に乗っちまったな……しかし、そんなことは、しょっちゅうあるわけではあるめえ」 「まあ、そりゃあそうだ。せいぜい日にいっぺんだ」 「えっ、日にいっぺん! すると、きょうは?」 「きょうかね、きょうはまだだから、そろそろはじまるかな」 「おいおい、おちついてちゃいけねえ。おろしてくれ。おろしてくれ」 「あはははは、本気にして青くなったな。いまのはじょうだんだ。なんでこの馬がかけまわれるもんかね。びっこで、おまけに目っかちだ」 「なんだい、ひでえ馬だなあ、山本勘助みてえな馬だ……でもまあ、これでやっと安心したぜ」
 日の暮れがた、馬からおりた三人が、宿場へはいってまいりますと、両側に客ひき女がならんで、さかんに客をよびこんでおります。 「おい、ぶらぶらあるこうじゃねえか」 「そこがもう宿場《しゆくば》の入り口だ。しっかりあるけやい」 「おう、ゆうべ泊まった宿屋の亭主がいうには、『この宿《しゆく》の鶴屋善兵衛という宿屋は、わたしどもの親類だから、わたしどもから聞いてきたといえば、ていねいにしてくれます』と教えてくれたなあ」 「そうそう」 「だから、今夜は、その鶴屋善兵衛へ泊まろうじゃねえか」 「だが、おめえ、鶴屋善兵衛てなあ、どこのうちだかわからねえな」 「聞きゃあいいじゃねえか。鶴屋善兵衛とい���旅籠屋《はたごや》はどちらさまでございましょうって」 「だけどもな、それがほかのうちで聞くんならいいが、もしも鶴屋善兵衛のうちへいって、鶴屋善兵衛はどちらさまですと聞くなあおかしいじゃねえか。江戸っ子三人が、鶴屋へいって、鶴屋を聞くなあ変じゃねえか。あんな大きな看板がでているのに、さては江戸っ子は字が読めねえもんだから、鶴屋へきて鶴屋を聞いたなんていわれるとおかしいじゃねえか」 「それじゃあ、看板をみていこうじゃねえか」 「ところが、あいにくおれが有筆で読めねえんだ」 「なにをいってやがるんだ。有筆てえなあ読めるんじゃねえか。それをいうなら無筆だろう」 「まあ、その見当だね……どうでえ、辰つあんは、鶴屋善兵衛という字が読めるかい?」 「さあ、おれが知ってる字数のうちに、うまく鶴屋善兵衛という字があればいいがなあ」 「どのくらい字数を知ってるんだい?」 「四十八知ってるんだ」 「よせやい、いろはじゃねえか……こまったなあ、どういうことにしよう」 「おっと、うめえことがあるよ。こうするんだ。なんでも宿場へへえったらな、鶴屋善兵衛のはなしをしてあるこうじゃねえか。大きな声をして、鶴屋善兵衛、鶴屋善兵衛というんだ。そうすると、鶴屋の宿ひきがでてきて、『ただいまおたずねの鶴屋善兵衛は、てまえどもでございます。お泊まりさまをねがいたいもんで……』とくるから、そこのうちへ泊まりこんじまおうじゃねえか」 「なるほど、こいつあうめえや。そういうことにしよう。さあ、そろそろ宿場へへえった。はなしをはじめるかな」 「よかろう……なあおい……」 「ええ」 「この前、この宿場へ泊まったときには、鶴屋善兵衛のうちへ厄介になったな」 「そうそう、いい宿屋だったな」 「鶴屋善兵衛てえなあ気にいったもんだから、四、五日|逗留《とうりゆう》したな」 「そうよ、あのときは勘定をはらわなかった」 「あれ、そんなはなしをしちゃあいけねえやな……なにしろ鶴屋善兵衛へ泊まろうよ。もてなしのいいうちだからな」 「そうとも、この前泊まったときには、冬だったが、ひどくあったかくして寝かしてくれたなあ」 「ちげえねえ、夜なかに下から火事がでてな……」 「よせよ、なにしろ鶴屋善兵衛へ泊まろうじゃねえか」 「おいおい、もういくらそんな大きな声をしてもだめだい。宿場は通り越しておしめえになっちまった」 「おやおや、それじゃあしかたがねえからひっかえそうよ。もういっぺんまわろうじゃねえか」 「だって、おかしいやなおめえ、どうにかして鶴屋善兵衛がでてくるような趣向をかんがえようじゃねえか」 「どうするんだい?」 「しかたがねえから、なれあい喧嘩《けんか》をするんだな。『おれが鶴屋善兵衛へ泊まろうってのに、てめえがいやだとぬかしゃがって、おらあ、どうしても鶴屋善兵衛へ泊まるんだ』って大きな声をするんだ。せめえところだ。すぐにひとがあつまってくらあ、すると、鶴屋の若い者がでてきて、『ただいまのおことばの鶴屋善兵衛は、てまえどもでございます』ときたら、『それじゃあ、おめえんとこへ厄介になろう』ということにしたらいいじゃねえか」 「だが、そのおしまいのとこがおかしいじゃねえか」 「なぜ?」 「鶴屋へ泊まるのはいいけれども、喧嘩のおさまりがつかねえじゃねえか」 「それもそうだな……それじゃこうしろい。だれでもかまわねえから、ひとりが病人になれ。宿場のまんなかへいったらな、往来へたおれちまうんだ」 「うん」 「ふたりで介抱していらあ、いなかの人は親切だ。おおぜいの人がたかってきて、水をやるとか、薬をやるとかいってくれらあ。そのときにいうんだ。『じつは、鶴屋善兵衛へ泊まろうとおもっておりますが、つれの男がこんなことになっちまったんでよわります』『それじゃあ、みんな手を貸して鶴屋善兵衛のうちへかつぎこんでやれ』とこうくらあ、そうすりゃあ、ひとりでに鶴屋善兵衛へいけちまうじゃねえか」 「なるほどうめえや……ところで、だれが病人になるんだい?」 「まず、八公、おめえの顔なんざあ、病人づらだね」 「よせよ、おかしなこというねえ」 「いやあ、やっぱりおめえ病人になれよ」 「そうかい、それじゃあしかたがねえ。おれがなろう……このへんでたおれようか」 「はやくたおれろい」 「いけねえよ」 「なぜ?」 「前に生薬《きぐすり》屋があらあ、あの生薬屋の番頭がとんできて、気つけにこれを飲みなさいなんて、熊の胆《い》かなにか飲まされちゃあたまらねえからな。もうすこしさきに酒屋があったから、あすこの前で、おらあたおれるよ」 「どうして?」 「おめえたちふたりでそういってくんねえな、『この男には、薬を飲ませるよりも冷酒の二合ばかり飲ませると、すぐになおってしまいます』って……」 「じょうだんじゃねえ。そんな病人があるもんか。さあ、ここらあたりがいいぜ、はやくたおれろい」 「あいよ……うーん、うーん」 「うめえな……どうした、どうした?」 「どうした、どうした?」 「うーん、うーん」 「しっかりしろい、しっかりしろい。おれたちふたりがついているんだ。しっかりしろよ」 「そうかい、じゃあ、しっかりした」 「しっかりしちゃいけねえよ」 「じゃあ、たおれた……うーん、うーん」 「くるしいか?」 「うーん、うーん、うーん」 「なあおい、なにしろよわっちまったな。こうやって病人になってひっくりかえっちまったんだよ。はやくその鶴屋善兵衛へかつぎこもうじゃねえか」 「へい、鶴屋善兵衛はてまえどもでございますが……」 「はやくでてこい、この野郎め。てめえのでようがおそいばっかりに、いろいろなまねをしたじゃねえか。まったく世話を焼かせやがらあ。さあ、おめえんとこへ厄介になるよ」 「はい、ありがとうございます。どうぞこちらへねがいます……これお花や、お客さんだよ、はやくお洗足《すすぎ》を持ってこねえか……お客さまだってのに……」 「おい、みろや、ふしぎな女がでてきたぜ。ねえや、すまねえな、わらじをぬがしてもらっちゃあ」 「ひゃあ、どういたしまして……あのう、お客さま、ちょっくらうかがいますがの……」 「なんだい?」 「あの、えかくわらじがよごれておりますがの、どういたしますべえ」 「なにいってやんでえ。人をみてものをいえ。こちとらあ江戸っ子だ。一日はいたわらじを二度とはくんじゃねえやい。ぱっぱとうっちゃっちまえ」 「かしこめえりました……それからはあ、お脚絆《きやはん》もえかくよごれておりますがの」 「なにをいってやんでえ、こちとら江戸っ子だ。一日はいた脚絆を二度とはくんじゃねえやい。ぱっぱとはたいてしまっとけ」 「よせやい、しまらねえたんかを切るな」 「さあどうぞ、こちらのお座敷へねがいます」 「なるほど、こいつあいい座敷だ。今夜はこりゃあゆっくり寝られるぜ。ゆうべの旅籠屋はおどろいたな。夜なかに車井戸の音がきいきいしゃあがるんで寝られなかった」 「お客さまにちょっくらうかがいますがの」 「なんだい、ねえや、おめえ、たいそうようすがいいな」 「まあ、いやだね、そんなことをいわれると、おっぱずかしい」 「おお、おっぱずかしいとよ。このねえやが……」 「なかなかようすのいいねえやだな。おめえいくつだい?」 「わたしの年かあね?」 「そうだよ」 「わたしあ、じょうごだよ」 「いくつ?」 「じょうごだってば……」 「なんだい、そのじょうごてえのは?」 「あんれまあ、わからねえふとだね。じょうに、じょうさん、じょうし、じょうご」 「ああなるほど、十五てえのか……ここのうちにゃあ、ねえさんたちは何人いるんだい?」 「三ねんおりますよ」 「三ねんおります? ……年期を聞いてるんじゃねえや、いくたりいるてんだい?」 「わからねえふとだね、ふとり、ふたり、さんねん……」 「ああ三人いるてえのか。こいつあむずかしいや……で、ねえちゃん。なんの用だったい?」 「ちょっくらうかがいますがの」 「うん」 「ほかのことでもねえ。お風呂のかげんもようがすし、おまんまのしたくもできておりますが、お風呂をさきにされますか、おまんまをさきにされますか、ちょっくらうかがいます」 「おう、どうするい? 湯のかげんもめしのしたくもいいてんだが……」 「ひとっ風呂あびてから、膳につきてえなあ」 「それじゃあそうしようじゃねえか」 「おらあ、めしを食ってから、あとで湯にへえりてえな」 「それじゃあ、はなしがまとまらねえや。おい、おめえはどうする?」 「おらあ、からだがよごれてちゃあ、めしを食ったってうまくはねえやな。ちょいとひとっ風呂とびこんで、それから膳にむかって一ペえやりてえやな」 「それじゃあ、てめえもそうしろい」 「ごめんこうむるね、おらあ腹がすいてるんだから、めしを食って、それから湯にへえってあったまったところで床へへえりてえや」 「おいねえや、聞いての通りだ。ひとりのいうには、湯にへえってからめしを食おうといい、また、ひとりのいうには、めしを食ってから湯にへえるてえんだ。おたげえにこういいあっているんだ。江戸っ子の顔をつぶしたくもねえや。ここは無理かも知れねえが、湯殿へ膳をはこんでやってくんねえか。それで、湯にへえったかとおもうとめしを食い、めしを食っちゃあ湯にへえる。湯めしというやつをやってみてえんだ。たのむぜ」 「はっはははは、そんなばかげたまねはできましねえ」 「おう、できねえとよ」 「ふーん、いなかは不自由だな」 「どこへいったってできるもんか。まあ、なにしろねえや、こうしてくんな。ここへ膳を持ってきておくれ……それじゃあ、おめえさきにひとっ風呂とびこんでこねえか」 「じゃあ、ちょいといってくるか」 「おい、辰つあん、おめえ矢立をだしな。あいつが湯にへえっているうちに日記をつけちまおうじゃねえか」 「よかろう、さっきのびっこ馬のことなんざあ、江戸へ帰ってからいいはなしの種だね」 「そうとも、あんなことは、江戸にいちゃあみたくも聞きたくもねえからなあ……おや、もう湯からあがってきたのか、どうでえ風呂のかげんは?」 「結構な湯だぜ」 「そうかい」 「うん、ゆうべの宿屋の湯なんぞは、膝っこぶしかなかったろう」 「おどろいたな。あの湯のすくねえのじゃ」 「それがおめえ、今夜の風呂は肩まで湯があるぜ」 「そいつあ豪勢だな」 「だが、へえりかたがむずかしいや」 「どうするんだ?」 「さかさまにへえるんだ」
 三人とも風呂からあがりますと、もう夕食のしたくがすっかりととのっているという寸法で…… 「やあ、ありがてえな、すっかりしたくができてるな。おまけにねえさんがつきっきりだ。おう、お酌かい、すまねえなあ……さあ、みんな順についでやってくれ……うん、なかなかいい酒だ。それに、ねえさん、おめえなかなかかわいいぜ、こう、ぽちゃぽちゃとして……なに? おせじじゃねえよ……どうだい、一ぱいやんねえか、さあ、このさかずきでよ」 「だめだ」 「そうかい、飲めねえのかい?」 「いんや、さかずきではだめだ」 「さかずきではだめたって……これよりちいせえものはねえぜ」 「そうでねえ、おらあ、いつもどんぶりでやるだ」 「うわばみだな、そりゃあ、うっかりすすめられねえや……ときに、この土地にゃあ、よぶと泊まりにくるような女なんかいるかい?」 「ああ、おしっくらのことかね」 「おしっくら? ……ふーん、ここではおしっくらっていうのかい……土地によって、いろいろいうな。だるま、草もち、提《さ》げ重《じゆう》なんて……ところで、どうだい、八公も半ちゃんもそのおしっくらをよぶかい?」 「ああ、ねがいますよ」 「おや、おつに気どりやがったな」 「半ちゃん、おめえはどうだい?」 「もちりんでげす」 「あれっ、もちりんときたな。じゃあ、��まった。ねえさん、ほどのいいおしっくらを三人たのむぜ。よんでくれよ」 「あれまあ、よばねえでもいいだよ」 「いやにさからうじゃねえか。よべといったらよべよ」 「よばなくても、おまえさまの前にいるよ」 「あれっ、おめえのことか、こりゃあおどろいた。売りこんでやがる。そうかい、じゃあ、おめえと、ああ、足をあらってくれたねえさんと……それから、もうひとりはどうするんだい? え? そとからよぶ? ……ふーん、そうかい、では、よろしくたのまあ」 「では、さっそくもうひとりよんでまいりますから……」 「たのむぜ……さあさあ、みんな、はやいとこめしを食っちまいねえ。いまのねえさんが下へいって、もうひとりよんでくるってえから、その間にめしをすましとこう」 「……あのう……お客さま……」 「おう、ねえさんかい……なんだい? え? 耳を貸せって? なんの用だ? え? もうひとりの女は……ふん、ふん、うふふふ……そうかい、それをここへつれてきちゃあまずいや。それで、部屋はどういうことになるんだい? うん、うん、ふたりはこの二階で……ひとりは下かい……よし、それじゃあ、いまひとりの女を下のほうへやっといてくれ。三人のうちで、だれが下へいくか、それをきめて、そいつをやるから……さあてと……ここで、ものは相談なんだが、八公も半ちゃんも女の割りふりを、ひとつこのおれにまかしてくんねえか」 「そりゃあまかせてもいいが、いったいどういうことになるんだい?」 「じつはな、下にきた女てえのは、もと江戸の柳橋で芸者にでていた女なんだが、男ができて、そいつと手に手をとってこの土地へながれてきた。ところが、おさだまりで、男が長のわずらいで、あげくの果てに死んじまった。ために、女が食いつなぎのために、ときどきかせぎにでるというやつだ」 「なあるほど」 「そこでだ。この三人のうち、だれが、その柳橋のほうにまわるかだが……まあまあ、待ってくれ。ここだ。おれに割りふりをさせてくれといったのは……どうだい、半ちゃん、そういっちゃあくやしいんだが、こうみわたしたところ、やっぱりおめえがいちばん江戸前の男っぷりだ」 「ふん、ふん、ふーん」 「おいおい、そうそっくりけえるなよ。ひっくりけえるじゃねえか。そこで、おめえに柳橋を割りあてるんだが……八公、おめえはだまってろ。おめえだって、おすすぎのねえさんというものを割りあてたんだ。ありゃあいいぜ、尻がこうひき臼みてえにでっかくって……おめえの太棹《ふとざお》にはもってこいというもんだ」 「しかし、なにもわざわざ半ちゃんにだけいい目をみせることもあるめえ」 「おい、八公、いま、辰つあんがいったろう、こうみわたしたところ、やっぱりこの半ちゃんがいちばん江戸前の男っぷりだてえんだ。してみりゃあ、なんといっても柳橋のれきには、おれというのが役どころということにならあ」 「そうかなあ」 「そうだよ。やっぱり辰つあんは、人をみる目があらあ」 「さあさあ、これで女の割りふりはついた。半ちゃん、しっかりやってこいよ。しかし、あしたになって、あんまりいいから居続《いつづ》けだなんてえのはやめてくれよ。やい、色男、しゃんとしろい」 「うふふふ、よせよ。おらあ、女の子に泣きつかれるのは毎度のことだ。だから、わかれぎわの呼吸はよく心得ているよ……じゃあ、みんなおやすみ……」  これで、三人は、それぞれの部屋へひきあげました。  で、烏カアーで夜があけて…… 「おい、どうだったい、八公……おめえのところのひき臼は?」 「うん、うん、もう腰がまわらねえくれえだ……おてんとさまは黄色くみえらあ」 「あれっ、朝っからもろにのろけてやがらあ。首尾は上々だな……そいつあよかった……おれのほうも、あのぽちゃぽちゃのやつ、とんだもち肌でよ、おまけにきんちゃくときてらあ……けさは、おたげえに、朝めしにゃあ生たまごの三つ四つも食わねえじゃあ命がもたねえや……あれっ、半ちゃん、どうしたい? 下からもうろうとしてあがってきたな。どうだったい? 女の子のぐあいは? 聞かせてくれよ。おい、半ちゃん、色男」 「なにいってやんでえ!」 「おお、ばかにおこってるな」 「あたりめえじゃねえか。どうもはなっからおかしいとおもったんだ。人のことをいやにおだてやがるから……下の部屋へ案内されていってみりゃあ、あかりもついていねえ真の闇だ。しかたがねえから、こう手さぐりでいくと、ふとんがしいてあって、女が寝ているようすだ」 「色っぽいな」 「だまってろい……ふとんをまくってなかへへえって、おれが女にいくらはなしかけてもなんともいわねえ。しかたがねえから、こうすそをまくって……おれだって、おめえたち同様、このところいく日か女ひでりだ。たまらねえや……ぐっと乗っかるてえと、さっそくひと仕事おえようってんだが、なにげなく女をだきよせて、そのあたまに手がさわっておどろいた。つるっとしてるんだ」 「なんだい、そりゃあ」 「おれの敵娼《あいかた》が、からやかんの丸坊主よ」 「ふーん」 「としを聞いたら八十三だって……」 「そいつあ大|年増《としま》だ」 「ふざけるない、年増すぎらい」 「でも、年増は情《じよう》が深くって、色っぽかったろう」 「じょうだんじゃねえやい。いくらなんでも、八十三のばばあに手がだせるかどうか、かんがえてみろい」 「でも、この道ばかりはべつだっていうぜ……あれっ、半ちゃん、おめえのうしろに妙な坊さんが立ってるぜ」 「え? 坊さんが? ああ、これだ、これだ」 「なるほど、こりゃあ大年増だ。顔のしわが、たてよこによっていらあ……羽二重《はぶたえ》のような手ざわりの肌というのはあるが、これは、ちりめん肌、ちぢみ肌、しぼり肌てえところかな。まあ、半ちゃん、あきらめなよ。世のなかはわりいことばかりはありゃあしねえ。きっといいこともあるよ。ものごと、なんでもがまんがたいせつだ。さあ、八公、おめえも敵娼にやるものをやっちまいな。おれもそうするから……おう、ねえさん、ゆうべはたいそう厄介をかけたな。すまねえ。また帰り道によるから、待っててくれよ。こりゃあすくねえけど、ゆうべの礼だ。女は髪を大事にするもんだ。まあ、油でも買ってつけてくんねえ」 「まあ、こんなにたんとちょうだいしまして……ありがとうごぜえます」 「さあ、八公、おめえもはやくその女にやんなよ」 「ああ、やるとも……ねえさん、どうもゆうべはすまなかったな……おめえのその尻はわすれられねえぜ……帰りにまたよるからな……女は髪を大事にするもんだ。油でも買ってつけてくんねえ」 「ありがとうごぜえます」 「さあ、半ちゃん、おめえもいくらかやったらどうだい?」 「ふざけんねえ……だれがやるもんか」 「だって、おめえだって、その人に厄介かけたんだろう?」 「だれが……おめえ……こんな者に厄介なんか……はなしはあべこべだ。おれが夜なかに三度も小便をさせにいったんだ」 「そうかい。そりゃあいい功徳《くどく》にならあ。しかし、なにごともまわりあわせだ。いくらかやれよ」 「やるよ。あーあ、こんなばかなはなしはありゃあしねえ。おい、おばあさん! これだ、かなつんぼなんだ。これでゆうべもあやうくひっかかるところだったんだ。ふとんにおれがはいって、いくらくどきかけてもなんにもいわねえはずだ。おれはまた、柳橋のれきてえものが、はずかしがって、もじもじしているのかと、かんちがいしてしまったんだ。おーい、おばあさーん!」 「はーい」 「やっと聞こえやがった。ゆうべはいろいろ厄介を……いや、厄介をかけたのは、おめえのほうだけれどよ。まあ、これをおめえにやるから、女は髪を大事にするもんだ。油でも買って、髪へ……つけろったって毛がねえんだな。じゃあ、まあ、油でも買って、お灯明をあげてくんねえ」
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bearbench-tokaido · 3 months
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三篇 下 その三
上方者は、 「ハァ、ソンナラお前のお馴染みは何屋じゃいな」 と、意地悪く問うと、 「アイ、大木屋さ」 と、弥次郎兵衛がいう。 「大木屋の誰じやいな」 と、上方者がさらに問うと、 「留之助よ」 弥次郎兵衛が答えた。 上方者が 「ハハハ、そりゃ松輪屋じゃわいな。 大木屋にそんな女郎はありもせぬもの。 コリャお前、とんとやくたいじゃ、やくたいじゃ」  (やくたい…上方言葉で、らちもない、とんでもない、よくない、など広い意味に使う)
弥次郎兵衛は、 「ハテ、あそこにもありやすよ。ナァ北八」  (大木屋は実在の大見世の扇屋のこと。松輪屋はやはり実在の松葉屋のこと。留之助は松葉屋の抱えの名妓の染之助のこと。したがってこのやり取りでは上方男の勝ち) 北八、面倒臭くなってきて、 「ええ、さっきから黙って聞いていりゃ、弥次さんおめえ聞いたふうだぜ。 女郎買いに行ったこともなくて、人の話を聞きかじって出放題ばっかり。 外聞のわるい。国者の面よごしだ」
弥次郎兵衛は、 「べらぼうめ、俺だって行くってんだ。 しかもソレ、お前を神に連れていったじゃァねえか」  (神…取り巻き、太鼓持ち。遊廓付きの本職ではなく、客が連れ込んだ遊びの取り巻き仲間。落語の野太鼓がこれである) 北八、思い出して、 「ああ、あの大家さんの葬式の時か。なんと、神に連れたとは、おおげさな。 なるほど二朱の女郎の揚げ代はおめえにおぶさったかわり、 馬道の酒屋で、浅蜊のむきみのぬたと豆腐のおから汁で飲んだ時の銭は、みんなおいらが払ったじゃねえか」  (葬式くずれで繰り込むなら安い店にきまっている。揚げ代二朱なら宿場の飯盛なみのごく安い女郎。馬道は吉原に通ずる町。そこの酒屋のぬたも汁もごく安い庶民的な食い物である)
弥次郎兵衛は、 「嘘をつくぜ」 北八も、 「嘘なもんか。しかもその時おめえ、さんまの骨をのどへ立てて、飯を五六杯、丸呑みにしたじゃねえか」 「馬鹿言え。お前が田町で、甘酒を食らって、口を火傷したこた言わずに」 「ええ、それよりか、おめえ土手で、いい紙入れが落ちていると、犬の糞をつかんだじゃねえか、恥さらしな」  (土手…吉原に入る途中の山谷堀に添った日本堤の土手八丁、金持ちなら土手八丁を四ツ手駕で飛ばし、貧乏人なら歩く、いずれも弥次郎の自慢が嘘だと、北八が暴露したかたち)
と、遣り合っている二人に、上方者が 「ハハハハハ、いや、お前方は、とんとやくたいな衆じゃわいな」 弥次郎兵衛が、 「ええ、やくたいでも、悪態でも、うっちゃっておきゃァがれ。 よくつべこべとしゃべる野郎だ」 上方者は、関わり合いにならない方がいいかと、 「ハァこりゃご免なさい。ドレお先へまいろう」 と、そうそうに挨拶して、足早に行ってしまう。 その後ろ姿をみながら、弥次郎兵衛は、 「いまいましい。うぬらに一番へこまされた。ハハハハハ」   この話の間に、三ケ野橋を渡り、大久保の坂を越えて、早くも見付の宿(磐田市)にいたる。
北八、 「アァくたびれた。馬にでも乗ろうか」 ちょうどそこへ、馬方が、 「お前っち、馬ァいらしゃいませぬか。 わしどもは助郷役に出た馬だんで、早く帰りたい。 安く行かずい。サァ乗らっしゃりまし」  (助郷…東海道の交通の確保のために、沿線の村々に幕府がかけた役務で、人馬の徴発を含めて重いものだった)
弥次郎兵衛は、 「北八乗らねえか」 と、問い掛けると、 「安くば乗るべい」 と、馬の相談が出来て、北八はここから馬に乗る。 この馬方は助郷に出た百姓なので、商売人の馬子でないから丁寧で慇懃である。
弥次郎兵衛は、 「そうだ、馬子どん。ここに天竜川の渡しへの近道があるんじゃねえかな」 と、思い出して、聞いてみると、 「アイ、そっから北の方へ上がらっしゃると、一里ばかしも近くおざるわ」 と、馬方がいう。 北八が、 「馬は通らぬか」 と、更にとうと、 「インネ、徒歩道でおざるよ」 と、ここから弥次郎は一人近道のほうにまがる。
北八は馬で本道を行くと、早くも加茂川橋を渡り、西坂の墳松の立場に着く。 茶屋女が声をかけてくる。 「お休みなさりやァし、お休みなさりやァし」 茶屋の婆も声をかけてくる。 「名物の饅頭買わしゃりまし」 馬方が、その婆様に声を掛ける。 「婆さん、おかしな日和でおざる」 「お早うございやした。いま新田の兄いが、一緒に行こうかと待っていたに。 コレコレ横須賀の伯母どんに、言いついでおくんなさい。 道楽寺さまに勧説法があるから、遊びながらおいでと言ってよう」  (道楽寺は遊びながらおいでにこじつけた架空の寺の名) 馬方は、 「アイアイ、また近うちに来るように伝えときましょう。ドウドウ」 と、いうと、また歩き出した。
「この馬は静かな馬だ」 北八は、珍しく乗りやすい馬なので、つい、そういうと、 「女馬でおざるわ」 と、馬方が、こたえる。 北八は、にんまりして、 「どうりで乗り心地がよい」 馬方が、問い掛けてきた。 「旦那は、お江戸はどこだなのし」 「江戸は日本橋の本町」 と、北が答える。 「はあ、えいとこだァ。わしらも若い時分、お殿様について行きおったが。 その本町というところは、なんでもえらく大きい商人ばかしいるところだァのし」 と、昔のことを思い出しながら、話してくる。 「オオそれよ。おいらが家も、家内七八十人ばかりの暮らしだ」 と、またまた、くちからでまかせ。 馬方もしんじているにのかいないのか、 「ソリャ御大層な。お神さまが飯を炊くも、たいていのこんではない。 アノお江戸は、米がいくらしおります」 「まあ、一升二合、よい所で一合ぐらいよ」 と、考えながら言うと、 「で、そりゃいくらに」 と、馬方は、よく分からない。 「知れたことよ、百にさ」 と、北八がいうと、 「はあ、本町の旦那が、米を百文づつ買わしゃるそうだ」 馬方は勘違いして、そういう。 北八、笑いながら、 「ナニとんだことを。車で買い込むは」 「そんだら両にはいくらします」 と、馬方。 「なに、一両にか。ああ、こうと、二一天作の八だから、二五の十、二八の十六でふみつけられて、四五の廿で帯解かぬと見れば、無間の鐘の三斗八升七合五勺ばかりもしようか」  (割り算の九九の二一天作の八は一二天作の五の間違い、途中から浄瑠璃の文句でごまかしている。米の値段も出でたらめ) と、何やら、難しそうな、計算をはじめる。 「はあ、なんだかお江戸の米屋は難しい。わしにゃァわからない」 馬方は、すっかりけむに負かれて、 「わからぬはずだ。おれにもわからねえ。ハハハハハ」 と、北八も自分でいっててわからなくなった。
この話のうちにほどなく天竜川にいたる。 この川は信州の諏訪の湖水から流れ出て、東の瀬を大天竜、西の瀬を小天竜と言う。 舟渡しの大河である。弥次郎は近道を歩いてここで北八を待ちうけ、ともにこの渡しを越えるとて、一首。
 水上は 雲よりい出て 鱗ほど 浪の逆巻�� 天竜の川  (水、雲、��、浪、逆巻く、みな竜の縁語の竜づくしが趣向)
舟からあがって立場の町にいたる。 ここは江戸へ六十里、京都へも六十里で、東海道の振り分けになるから中の町(浜松市)というそうだ。
 傾城の 道中ならで 草鞋がけ 茶屋に途絶えぬ 中の町客  (ここを江戸吉原の中の町に見立てて、花魁道中の高足駄の代わりに草鞋、吉原の引き手茶屋と街道筋の茶屋、どちらも客が絶えぬと言う趣向)   それより萱場、薬師新田を過ぎて、鳥居松が近くなったころ、浜松宿の宿引きが出迎えて、 「もし、あなたがたァお泊りなら、お宿をお願い申します」 と、二人の呼びかける。 北八がそれに答えて、 「女のいいのがあるなら泊りやしょう」 客引きここぞとばかりに、 「ずいぶんおざります」 と、いうと、弥次郎兵衛が、 「泊まるから飯も食わせるか」 宿引き 「あげませいで」 北八、 「コレ菜は何を食わせる」 宿引き、 「ハイ当所の名物、自然藷でもあげましょう」 「それがお平の椀か。そればかりじゃあるめえ」 「 それに推茸、慈姑のようなものをあしらいまして」 「汁が豆腐に蒟蒻の白和えか」 と、北八が、客引きとやりあっている。
弥次郎兵衛が、 「まあ、軽くしておくがいい。その代わり百ケ日には、ちと張り込まっせえ」  (ここのやり取りは、宿引きの言うのが、野菜ばかり並べた精進料理なので、死人の法要の料理だと皮肉ったのである。法要では、当初と百ケ日には料理を張り込むのがしきたり) 「これは異なことをおっしゃる。ハハハハハハ。時にもうまいりました」 「オヤもう浜松か。思いのほか早く来たわえ」 と、弥次郎兵衛、ここで一首読む。
 さっさっと 歩むにつれて 旅ごろも 吹きつけられし 浜松の風  (松風の音の颯、颯と、さっさと歩くとにかけている。風に吹き送られて早く着いた意味も含む)
その横を宿ひきが駆け抜ける。
宿引きは、旅館に駆け込むと、 「サァサァお着きだよ」 と、置くに声をかける。 「お早くございました。ソレおさん、お茶とお湯だァよ」 それに、こたえて、この旅館に亭主が出てくる。 弥次郎兵衛が、 「イャそんなに足はよごれもせぬ」 と、いうと、亭主 「そんなら、すぐにお風呂にお召しなさいまし」 と、奥に案内しようとする。
つづく。
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mothramusic · 6 years
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東京不足
20180919 最近の僕といえばよく旅行をしていて、最近で言うとまず三重に行った。友人が出稼ぎで鳥羽に越したので、ちょうどお伊勢参りもしたかったし、ちょうどいいや!と、彼女を頼って、岡山に住む友人と一緒に行った。朝から外宮に参り、朝ブラ(朝からカフェブラジルでモーニングするの意)、内宮に移ってまたお参り、おかげ横丁の赤福本店にてお茶、場所を移して伊勢うどん、に向かう途中に何かで知って行ってみたかった元遊郭を使った麻吉旅館(大変素晴らしかった、次回は泊まってみたい)に寄って、それはまた美味、鳥羽に温泉を頂きに赴き、みずいろレコード移ってはドーナツとドーナツ盤を頂き、その後各方面から教えて頂いた居酒屋を何軒も梯子し、最後は餃子を食らい、岡山に帰った。途中通りかかった宇治山田駅の建物が大変立派でびっくりした。なんだあれは!毎日利用したい、三重には何度か来たことがあったが、こんな建物があるとは思わなかった。お伊勢参りするとき、是非利用していただきたいと思う。 その翌日から東京に行った。2年前東京を離れてからというもの、ずっと東京が恋しい。ランドスケープの岡本仁さんが先ほどInstagramで「ちょっと東京不足」とつぶやいて、まさしくそれそれ!と思った。これは本当にありがたい話なのだが、東京に行くと古い友人が皆、「会おう会おう」と言ってくれて、滞在中の予定がすぐに埋まる。行きたかったゴードンマッタ=クラークや信藤三雄の展示も行けた(どちらも感動しました)、上京して最初に働いためぐたま食堂にも久しぶりに顔を出せたし、思い出話を肴にたくさん酒も飲めた。3泊も下北沢に滞在すると、とても住んでいるような錯覚に陥って、4日目の朝など、いささか住んでいた時と変わらない気持ちで颯爽と南口に向かった自分に驚いた。(南口がなくなっていたため焦ったあたりにブランクを感じるのだが。。) 中日に群馬県にも行った。神奈川に住む友人がMyCarを購入していて、練習がてら色々な場所に連れて行ってくれるのだ。まずかねてより行きたかった富岡製糸場、建築が素晴らしかった。歴史を知ることができるし、蚕の生態→糸作りを全部学べる。世界遺産ってすごい。ここで食べたこんにゃくアイスがとても美味しかった。その後「こんにゃくパークに行けばこんにゃくが無料で食べ放題なんですよ!」という友人に、別にこんにゃくは買って食えばいいじゃないかと思いながらもついていくと入場70分待ち、こんにゃくに70分も費やせないので退散。(そこで買ったシャインマスカットが、この群馬旅の一番の旅の友になった。)高崎市に移ると、たれカツ丼が美味いという栄寿亭に向かいたれカツ丼とカレーライスを頂き(とても美味)、NewBoyというお店に行ってコーヒーを頂き(これは普通)、気になっていたレベルブックスはまだオープンしていなかった為に「少し走らせたところにGoodな古着屋とレコード屋があるんですー」というエリアに向かった。古着屋ではリネンのシャツを購入した。September Recordsというレコード屋は、僕もお世話になっているカネコアヤノや、シャムキャッツの夏目君がLiveしに行ったりしているお店で、ギュッとしていてとても品揃えが良かった。
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kamatari839 · 3 years
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映画「燃えよ剣」
ついに観たよ!「燃えよ剣」!
以下、ネタバレありの長文ですので、未見の方はスルー4649。
やはり、こちとら大好きな新選組で、そのバイブルとも言うべき司馬遼太郎の「燃えよ剣」ですからね。
そりゃ期待と不安でいっぱいでしたが、
結論から言いますと、めちゃくちゃ良かった!!
そりゃね
いろいろと思うところとか好みの相違とかはあるよ?
でも、そういうの込みでも総合的に「良かった」と思う。
ちなみに、以降どうしても偉そうな発言とかしてしまうかもしれない。
でもそこはご容赦いただきたい。
なにしろ、当方にとって新選組は我が人生の大半を占めており、
彼らは私の常に最前線で、最前線過ぎて一周まわってなんかもう勝手に親戚くらいの気持ちになっちゃっているほど、大切な存在なのだ。
なので以降、少し大きいことを言ってしまうかもしれないが、そこはご容赦を。
そんなわ���で本題。
一緒に観た同行者も、「観た!」という知り合いも言うていたが、「展開が早い」「早口」との感想。
わかるよ。
だがね、僕が一番に思ったのは
逆に、「よくまとめたな!!」とすごく思った。
でも、これはアレかもしれない。原作を読んでいなかったり、そこまで新選組を知らなかった人には、すごくそう感じてしまうのかもしれない。
「関ヶ原」の時も然り、わからない人は置いて行くから!な早口テイストではあるかもしれない。
それにしても、よ。
「燃えよ剣」だけじゃなくて、「血風録」エピソードもさりげなく入れてたりして、
池田屋のマギー(風呂桶に隠れてたシーン)とか、アレ最近「歴史探偵」か何かで見たわ!コレ!!って言う最新史料の細かな入れ込みにも好感がもてる。
逆に言うと
以蔵くんはいるかい?とは思った。
原作に出てこないよね??
これも何かに基づいた可能性を秘めたシーンなのか。
それとも、以蔵VS新選組というサービスシーンなのか。
先に役者陣に触れておこうかな。
いや、ね。
だから総合的に良かった。役者も内容も。
なので、各々良かったと思いますが、私的に特筆すべきは
まず、沖田の山田くんね。
いいね。すごくいい。
いうてやっぱり、私は司馬作品の沖田が大好きなのよね。
それをちゃんと演じてくださってました。
気づけば、さらっと横にいて微笑んでる爽やかな青年。
すごく良かった。控えめなところが良かった。
けども!!!
あの女性さ!!!!
沖田といい感じの女性さ!!!!
医者の娘の代わりに違う娘なのかーくらいに思ってたら、あの娘、パンフ見たら「糸里」って書いてるんだけど!!!!
え!糸里なの!?あーた!
そ、そんな!平間さんがあんまりじゃないか!!(笑)
と、話を戻して
あとは芹沢の英明が良かったねー!!!
あの、乱暴なところと愛嬌のあるところが両立してる芹沢。
憎いけど憎めないけど憎いやつ!いいね!!!
近藤にいろいろ親切に教えてあげる芹沢先生。可愛い。
そして、めちゃくちゃ沖田を好きすぎる芹沢先生。可愛い。
殺されるというのに、沖田と一緒に子供たちと遊んでいた芹沢先生。愛しすぎる。
なんでも素直に受け止める純粋な近藤と沖田のことは好きだけど、土方は嫌い。って芹沢も好きすぎる。
いやー、殺され方もリアルというか残忍ですごかったですね
まあ、そうでなきゃ、あの芹沢鴨は斃せないよね
絶対に負けられない暗殺ですからね
そして、意外や意外。
ウーマンラッシュアワーの村本の山崎。
めちゃくちゃ良かった。意外。
実は、本人はそんなに好きではないのですが(苦笑)、あの山崎は良かった!!
今までの山崎じゃないから良かったのかもしれない。
逆にいうと、「燃えよ剣」の山崎のイメージではないけど(笑)、新しい山崎像を出したなー!と素直に面白かった。
余談ですが、先日、取引先に電話をしたんですが、その取引先の相手が大阪コテコテのおいちゃんで、まあ山崎みたいに早口にまくし立てるように喋る人なんですよ。だから、山崎みてたら、その人のこと思い出した(笑)
あの、新見を切腹に追い込むときの「切腹切腹切腹」ってさ、なんか狂気じみた感じはすごく「ゴールデンカムイ」に出てきそうなキャラだなーと思いながら見てた。
まあ、山崎もあんな組織にいる人ですからね、それくらい壊れてても面白いな。と思ってしまいました。
あとは源さんかな。
源さんすごく良かった。存在が良かった。
ほっとする!!!
やっぱり、総司と源さんは癒しなんだよ!!!
みんな素晴らしかったですね
本当、総合して「良かった」。
池田屋にしても、あの屋内の中でマゴマゴとしている感じとかね、逆に新鮮で緊迫感あって良かったなー
向かっていったら斬られるもんね。痛いよね。なんか行けないよね。
あの料亭のシーンさ
すごく島原の角屋に襖の柄とか似てたと思うんだけど、協力してたのかな??
私の思い過ごしかな??でも芹沢さんが最後にいた場所でもあるし、やっぱりそうなのかな??
しかし、あの踊りはいるのだろうか。。。と少し思ったものの、なんか一人だけダンスが能な平助が好きだったので、いいです(笑)
うん。育ち、いいからね。
しかし、いろいろとリアルな感じを想像させてくれて、切腹シーンとか暗殺シーンとか、とにかく血生臭い新選組を見ると
「…こんな恐ろしい組織、よくもまあ好きだな、私。大丈夫か」。とか思っちゃうわけですよ。
でもね、山南切腹のときから土方が死ぬまで、なんかずっと泣いてた。
そのとき、「やっぱり私は好きなんだなぁ。この組織が」と改めて実感しました。
とんでもねー組織��けどね。そこは揺るがんけどね(笑)
山南と土方といえばさ、
見間違いでなければ、容保か誰かに謁見するシーンで、平伏した土方の飛び出した手を山南がサッと直すのよ。で、土方イラっとするんだけどさ。
アレは私にとって、めちゃくちゃたまらないシーンなんですけど!!!
たぶん、この映画のなかで一番好きなシーン!!!(笑)
え?山南だよね?トシさんの手を直したの、山南さんだよねえ!?!?
「ぐはああ!!」って思わず、映画館で胸をおさえたよ。
・・・コレ、小ネタでやりたい・・・
そして、司馬作品と言うたらコレよ。
土方と沖田の仲良しシーンよ。
微笑ましい。
近藤も含めた三人で手刀の組み手してるの、いつまででも見てられる(ふふふ)
あとは、ちょっと思ったことですが。
左之助の影、うすくね?(どーん)
え?試衛館ズだぜ?メインなんだぜ?
なるほど。わかりました。わかりました。
あいつが動いたり喋ったりすると収集がつかなくなるからね。はいはい!
二時間半の尺には収まらなくなるからね!
それほどの男だからね!原田左之助はね!!なるほど納得よ!!!
そして、最後のエンドロールさ。
役者以上に、役名(幕末人)が豪華過ぎて心がワクワクしちまったぞ。
え!あいつも出てたの!?あいつも!?あの人も!?状態よ。
しかも、英語表記(?)さ、
永倉新八「Pachi」って!!!!(笑)
いやー、良かったですね。
何度も言いますが、総合して「良かった」と思います。
やっぱりね、
無骨で不器用で儚い新選組が好きです。私。
絶対に、入隊はしないけどね!!!(笑)
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myonbl · 3 years
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2021年7月4日(日)
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連日の雨で、深刻な被害が報道されている。私の場合、子どもの頃に<伊勢湾台風>で生家(兵庫県猪名川町)の横を流れる猪名川が増水して夜中に避難したそうだが、自分の記憶にはない。阪神淡路大震災の際にも、揺れはもちろん大きかったが家族も家屋も無事だった。週間予報ではまだまだ雨が続くとのこと、被害の拡大がないことを祈るばかりだ。
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久しぶりに御飯をいただく。
洗濯1回。
ツレアイは午前8時に緊急電話の切り替え、これで心置きなく身体を休めることができる。
私も昨晩の睡眠不足のため、しばし横になる。とは言え、眠るころもできないので松本清張『黒い樹海』を iPhone で読み進める。
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ランチは2色スパゲッティ、賞味期限不明のベーコン、奥川ファームのナタマメなど入れて美味しくいただく。
録画番組視聴。
名探偵ポワロ (60)「第三の女」
ポワロの家にノーマという若い女性が訪れる。作家のオリヴァの紹介でやってきた彼女は「人を殺したかもしれない」と言うのだが、詳しいことは何も語らず去って行った。ポワロがオリヴァに話を聞くと、ノーマは同じアパートに住んでおり、女性3人でルームシェアをしていた。そんな中、アパートの別の部屋に住むノーマの乳母をしていた女性が遺体で発見される。
もちろん見た記憶はあるが、例によってディテールは忘れているので楽しめる。
軽く町内ウォーキング。
先日、O姉に紹介した喜楽亭@七条御前、夕飯手抜きしたくなってコロッケ+串カツを購入する。欲しかった上コロッケ(1個100円)は売り切れのため並@60円に。
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自分では揚げ物はしないので、揚げたては本当に美味しい。とは言え、明日は内科受診のためアルコールは止めておく。
録画番組視聴。
落語研究会、昨日の残り2席、「近江八景」三遊亭わん丈、「青菜」柳亭市馬。噂のわん丈さんは初見、評判通り口跡がいい。
ブラタモリ 「江戸城と東京〜江戸城は日本の城の集大成!そして...〜」
2回にわたって江戸城の痕跡をめぐるブラタモリ。その後半となる「ブラタモリ#181江戸城と東京」では外堀周辺をまわって旅のお題「江戸城は日本の城の集大成!そして…」を探る▽神田川は伊達政宗が掘った?船から御茶ノ水を見上げて「仙台堀」の謎に迫る!▽城づくりと国づくりの一石二鳥?徳川が大名に行わせた工事とは!?▽2階建てバスで外堀通りへ!東京の道と江戸城の意外な関係▽徳川御三家の敷地がランドマークに
先週分を見逃したのは残念。
入浴+ヴェリタスブロイをいただきながらの就寝前読書。松本清張『黒い樹海』、読了。
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今日も何とか目標クリア。
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hachikenyakaiwai · 3 years
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【かいわいの時】宝暦十四年(1764)四月六日:対馬藩通詞鈴木伝蔵、大坂に滞在中の朝鮮通信使節随員を殺害し出奔(大阪市史編纂所) 西本願寺の棕櫚の間で槍が喉に突き刺さったままの死体が発見されます。通信使の中堅の役人、崔天宗でした。すわっ、大事件!「望郷のあまり自殺したんだ」「いや遺恨による殺人だ」と宿舎は上を下への大騒ぎです。通信使と幕府や藩の役人とは風俗や習慣の上から意見の食い違うことはありましたが、こんな事件はこれまでの十回の通信使で初めてです。東町奉行所はただちに殺人事件として捜査に乗り出します。江戸からは急遽幕府目付が上坂。これは朝鮮通信使はじまって以来の大事件でした。
捜査の中で、対馬藩の下級通訳、鈴木伝蔵が行方をくらましていることが発覚します。即座に指名手配。その後、四月十八日、丹波へ逃げる途中の伝蔵が池田の宿屋で逮捕され、五月三日に処刑というスピード解決でした(略)通信使一行は一ヶ月近く大坂に滞在し、伝蔵の処刑を見届けてから五月六日、帰国の途につきました。上田秋成はこの時、通信使と筆談を行なっていますが、この事件に触れて「処刑は尻無川の朝鮮船の前で執り行われたこと(打ち首)」「伝蔵はなかなかの美男であったこと」などを書き残しています(平野)。
江戸で国書交換の儀式を終えて帰国の途についた趙曮一行が1765年4月6日大坂の西本願寺(津村別院)で夜明けごろが崔天宗が刺客の刃物で刺されて翌日死亡しました。犯人は対馬の訳官鈴木伝蔵であることがわかりました。鏡を失った崔天宗が自分を疑って棒で殴ったため、「悔 しさのあまり殺した」 と自供したのです。時間が経つにつれ隠された事件の裏側がわかりました。随行員たちが高麗人参を密かに携帯し、日本の対馬訳官の護衛の下で販売した後、高麗人参の販売代金を支払う過程でトラブルが生じたことが明らかになりました(諸説あり)。この事件は演劇や小説の興味深い素材になりました(京都国際学園「関西に残された朝鮮通信使の足跡」より)。
▽鈴木伝蔵の供述による事件のあらましは、1)長浜の荷揚場で紛失騒ぎがあり、通信使の一人ともめた。2)その件に関して暮れ方、北御堂で崔天宗と口論になり、崔から杖で打擲された。3)その様子を御門堅めの御役人方に見られた。4)「通信使とのやりとりで道理なく打擲された場合は討ち捨てよ」という対馬藩の指示があり、御役人方もこれを承知していた。5)従って、その夜、やむを得ず崔を殺害した。というもの。しかし、取り調べにあたった東町奉行所(幕府)は、2)3)および4)を認めず、死罪を申し渡しています。(池内敏『「唐人殺し」の世界──近世民衆の朝鮮認識』1999による)
▽伝蔵が殺害に及んだ動機について、伝蔵が前日昼間の打擲事件で受けた恥辱をすすぐためだと述べたのに対し、通信使側は盗みに入った挙げ句の殺害に及んだものと考えている。伝蔵処刑の翌三日、伝蔵の言う殺害動機を伝え聞いた金仁謙*は、次のように述べている。(五月)三日、穢れたやつらが、伝蔵の自白内容を伝えてきた。(それによると)崔天宗が存命していたとき鏡を一枚なくし、(その鏡を)伝蔵がもっているのであろうとして、藤の鞭で(伝蔵の)背を打ったので、伝蔵が怒って(崔天宗)を殺そうと考えたのだと。そんなことを信じられようか。理解の余地がまったく無い(池内敏『「唐人殺し」の世界──近世民衆の朝鮮認識』による)。金仁謙は、また、「対馬藩と朝鮮側が組んで行っていた密貿易に関するトラブル」(ウィキペディア)が原因だったとも述べています。*金仁謙:第11次朝鮮通信使の一員(従事官の書記)。帰朝後、すべてハングルで旅行記『日東壮遊歌』1764を著す。
(写真)「英祖御真」1744・1900写(国立古宮博物館館蔵) 第21代王英祖(在位1724~1776年)は、21歳となる年から10年毎に自分の肖像である御真を描かせ、下絵等をあわせるとその数、合計12本に達したと言われる。これら国王の肖像画は、永禧殿、璿源殿、江華の萬寧殿及び実母の祠堂である毓祥宮等に奉られた。しかし、現存する英祖の肖像画はこの遺物と21歳の延礽君時代の「延礽君肖像」で全てである。この肖像画は1900年に昌徳宮璿源殿(ソンウォンジョン)の火災により焼失し、毓祥宮冷泉亭に安置されていた51歳の肖像画(1744年)をもとにして描かれたものである。画面の右上に「英祖大王の肖像画である。光武4年庚子(1900年)に新たに模写した(英祖大王御真光武四年庚子移摹)」という標題が付いており制作時期がわかる(国立古宮博物館=写真も)。
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oniwastagram · 3 years
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📸三翠園庭園(旧山内家下屋敷長屋)[ 高知県高知市 ] Hotel Sansuien Garden, Kochi の写真・記事を更新しました。 ーー土佐藩主 #山内容堂 が構えた下屋敷の長屋門は #国指定重要文化財 。西郷隆盛や歴代天皇も訪れた地に残る庭園。 ...... 「三翠園」は江戸時代に土佐藩主・山内家の下屋敷(南御屋敷)だった場所に建つホテル🏨 当時の面影が感じられる庭園の一部と、敷地の一角に国指定重要文化財の「旧山内家下屋敷長屋」が残ります。 . 高知市の庭園と言えば土佐藩主・山内家も御成になった国指定名勝の『竹林寺庭園』。それ以外の印象って殆どなかったのですが、“現存十二天守”高知城🏯を残し明治維新でも勝利した側。 坂本龍馬ゆかりの地ばかりでなく藩主や武家ゆかりの庭園があってもいいもんだよな…と思い調べ、その筆頭格と言えるのがこちら。2021年年始に初めて訪れました。 . 現在の三翠園および隣接する『鷹匠公園』(山内神社⛩もある)の場所に土佐藩15代目藩主・山内容堂および16代目藩主・山内豊範の下屋敷(別邸)“散田邸”が建てられたのは幕末の1864年~1866年。 . 国重文の「旧山内家下屋敷長屋」が建てられたのもその時で、屋敷の警護にあたる足軽の宿泊所として用いられていました。 三翠園の敷地と一体化してる長屋門ですが、建造物の所有は高知市で(昭和年代に三翠園から市に寄贈)『旧山内家下屋敷長屋展示館』の名で一般公開されています。 . 戦後に山内家本邸からホテル三翠園へと生まれ変わり、庭園内には1950年に昭和天皇が宿泊された際の記念植樹も🌲 近年までは長屋門の他にも1867年(慶応3年)2月に山内容堂と西郷隆盛が会見した“物見亭”や薬医門も残っていたようなのですが、2020年秋に新館「翠玉館」がオープンしたのに伴い?残念ながら失われていました。 . その庭園は竹林寺のように古庭園がそのまま保存されているわけではないけれど、庭園内には樹齢600年の椋の木をはじめとして、サツキの刈込や多くのマツなどがかつての庭園の面影を残す回遊式庭園🌴 高知の観光名所“はりまや橋”の地に明治~昭和初期に架けられていた赤い橋が移設されていて、その付近に古そうな庭石の姿もある。 . 三翠園は宿泊以外にもブライダルやお食事や喫茶室、更には日帰り利用可能な天然温泉があります♨️自分は今回日帰り温泉利用がてら庭園散策。 温浴施設「湯殿 水哉閣」の命名は、当時皇太子だった大正天皇によるもので、現在も館内に掲げられている“水哉閣”の墨書は同行した #東郷平八郎 の筆。 . 温泉からは目前に鏡川と筆山をのぞめる好ロケーション。また山内一豊や山内家にまつわる展示/ギャラリーもあります。歴史ファンの高知の宿泊地としても◎。 ・・・・・・・・ 🔗おにわさん紹介記事: https://oniwa.garden/kochi-sansuien-%e4%b8%89%e7%bf%a0%e5%9c%92/ ーーーーーーーー #japanesegardens #jardinjaponais #japanischergarten #jardinjapones #jardimjapones #японскийсад #japanhotel #日本庭園 #庭園 #庭院 #庭园 #四国庭園 #shikokugarden #おにわさん #oniwasan (三翠園) https://www.instagram.com/p/CNrUxa4p-6m/?igshid=13602ifb3wndi
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