#古見屋羊羹

[papatomom]

2024.03.20（春分の日）

越前水仙の里温泉「波の華」（美肌の湯と呼ばれているらしいが、自分にはあまり関係ないか）で入浴した後、帰り道にある福井在来種の蕎麦粉を使っている「佐介」という蕎麦屋さんで、手打ちの「おろしそば」（本日は十割）と自家焙煎のコーヒーセット（千円）を注文。

ほんとに美味しいお蕎麦だった。お店は平日11時から14時までしか開店しておらず、土日祝日は基本お休みらしいのだが、この日はたまたま営業していた。

店主の方も気さくで、カメラマンとこの店と「二足の草鞋を履いてるんです」と話してくれた。

帰宅後親戚の方が岡山のお土産 古見屋羊羹さんの「高瀬舟羊羹」を持ってきてくれた。羊羹好きとしては一度は食べたかったので、嬉しい。

[jekyllandhyde1965]

上品なこし餡の蒸し羊羹と松風を張り合わせた名古屋でしか見かけないお菓子です。実はこの蒸し羊羹の上品な味わいも名古屋独特のもので単体でもいいのかと思ったりもしますが、やっぱり松風も素晴らしく美味しくって、こんなお菓子を食べられる名古屋市民は幸せで羨ましいなっておもってしまいます。

名古屋の川口屋の上がり羊羹です。

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「佐藤菓子店」

昔から雪が多かった名残で、玄関前に屋根付きの家が多い街並みが広がる古町通り。

そんな古き良き新潟を感じることができる通りに、大正時代から続く老舗の甘納豆屋、佐藤菓子店があります。

かつては店主の手作りで販売されていました甘納豆ですが、店主の体力面を鑑みて、今年の5月で手作りでの製造を終了したとのこと。今は他からとっても美味しい甘納豆を仕入れているそうです。

ここには甘納豆の他に、ジェリービーンズや金平糖、タマゴボーロなど、何種類もの昔懐かしのお菓子が揃っています。お菓子付きの私にとってはとても魅力的な空間でした。

店内は昭和レトロな雰囲気を感じることができますが、それはぜひ自分の目で直接確かめてみてください！

「OFFSET COFFEE無人店・吉野活版所オフセット印刷ギャラリー」

旧吉野活版所の1階にある、自家製焙煎コーヒー無人店兼印刷ギャラリー。

運営をしている英語教師のマイクさんが趣味で焙煎しているオリジナルのコーヒー豆も売られているので、コーヒー好きにはたまらなない場所です。

ギャラリー内の展示物やその配置などがデザイン性があり、見ていると自然と創作意欲が掻き立てられるので、スランプを感じたらここに立ち寄るといいかもしれません。

「さわ山」

こちらは、米どころという新潟の特徴を活かした老舗和菓子店さわ山。大福や羊羹、笹団子などが手作りで売られています。

今回私は大福を購入してみました。まぶされてる粉で少しむせましたが、落ち着いて味わうと甘すぎないあんこと周りの生地の相性が抜群で美味しかったです。

古町からは少し歩きますが、お散歩がてら立ち寄るのにはとてもピッタリです！

「小森豆腐店」

フレッシュ本町にある老舗のお豆腐屋さん小森豆腐店。

お惣菜も充実していますが、名物はなんと豆乳アイスクリーム。150円でこのボリューミーサイズな上に、豆腐の風味を思いっきり味わうことができます。

豆乳なので健康的なのと、お得感、満足感を同時に味わえる貴重なお店なのです。

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下古町・本町散策

⚪︎秋葉神社

古町11番町に建つ神社の一つです

明治時代にはお寺だったようですが、神仏分離政策のために秋葉神社と名が変わったようです。

御祭神は火産霊神(火之迦具土神)のようで、秋葉神社以外にも愛宕神社や荒神山神社などでも祀られているそうです。

⚪︎さわ山

老舗和菓子店のさわ山

看板にもある通り笹団子や大福饅頭、そら豆羊羹など多くの和菓子作られ、売られています。それ以外にもくるみゆべしやきな粉、もちペパーというようなものも売られていました。

私は笹餅を購入しました。食べてみると中身はこし餡で、もちもちのお餅の部分が非常に食べ応えがあり美味しかったです。他の班員も食べてみたところこし餡だという話なのでほとんどがこし餡で統一されているのではないかなと思います。

また、現金の他にPayPayでも購入できるそうです。

財布は持ってきていないがスマホならある！PayPayの残高も割とある！というときにはぜひ購入することをお勧めします。

⚪︎港茶屋

さわ山からの帰り道に見つけた茶屋さんです。

正式な店名は「魚や 片桐寅吉/港茶屋」というらしく、明治37年に創業したようです。

ここでは「魚や 片桐寅吉」として定食や丼といったランチやディナー、「港茶屋」としてプリンやぜんざい、ドリンクなどのデザートが味わえます。また、片桐寅吉の方からテイクアウトメニューを購入することができます。

ゆっくりと日本ならではの「和」に浸りたい時など、赴いてみてはいかがでしょうか。

⚪︎鍋茶屋　光琳

古町の老舗和食料亭こと鍋茶屋 光琳。

ここは1846年に創業した、先ほどの茶屋よりも先輩な料亭です。外観だけでも昔ながらの建築と言う雰囲気の上、非常に落ち着く見た目となっています。また、平成12年に木造3階建ての料亭を「保存文化財」にも認定されるほど長い歴史を持っています。

この料亭では、新潟ならではの食や伝統・文化を一番に日々味の探究に精を出しているそうです。昼食、夕食のコース料理はもちろん、お節料理、その他古町芸妓さんもいらっしゃってThe老舗の料亭だなと感じることができます。

下古町・本町は昔ながらのお店や建築物が多く、長くの歴史を持つ故に人々に愛されてきたのだなと感じるお店や、神社が見られました。

時間のある時、ふらりとどこかに散策に行きたい時、落ち着く場所を見つけたい時などにこれらの場所を訪れてみてはどうでしょうか。

[brit8823honey]

green tea time

マサムネハチミツ兄妹の家へ来訪者と。当時のクラスメイトのオリヴィエちゃん（の背後さん）に貰ったクリスマス小説のお返しです。お元気だといいが背後さん。 （2023/06/09加筆修正）

「……というわけで、井の頭公園駅から徒歩15分が、わたくしの実家。母方のお祖父様お祖母様と……不出来なお兄様と同居ですのよ。ご足労を掛けて申し訳無いですわ、ね」 　ハチミツはそう言いながら溜息。両手前に行儀良く下げた地元和菓子屋の袋に彼女の服が触れるたび、しゃらしゃらと乾いた音がする。 「いいんだよ、ハチミツさん。散歩は健康にいいし、駅から離れてきたから、道端に草花も見えるよ。たんぽぽも春になったら咲くね」 　オリヴィエは美しい緑の目を細め、子供らしく無邪気に微笑む。 「あとね。フランスのお菓子も持ってきたんだよ。クイニーアマン。紅茶にも緑茶にも合うんじゃないかな」 「まぁ。オリヴィエはそんなお気遣いをなさらずとも。……ああ、もう見えてまいりました。ここですのよ。日本伝統の古民家、と言えば聞こえは宜しいのですが」 　言ってハチミツが指を指したのは、悪い言い方をすれば『オンボロな日本家屋』。読み取れないほどに古び煤けた表札からは、辛うじて母方祖父母の姓が読み取れる。

　ハチミツは、お花のキーホルダー付きの鍵で引き戸を開ける。 「只今帰りました」 　がらがらと音を立てて、オリヴィエを玄関口まで招くと、暫くの沈黙。

　の、後。背の高い青年がやってきた。廊下を横に滑ってスライディング参上でやってきた。「は……ハッちゃんおかえり……？　ッてその子誰？クラスメイトかナニーカ？　……まさか彼氏とかじゃねーよな！　そういうの7歳にはまだ早いと思うなーオニイチャンは！　あ、おチビ男子ちゃんへの紹介遅れちった。オレはハチミツの兄のマサムネな」 　と、初対面でアホ丸出しな自己紹介をするハチミツの兄。

　再び溜息をする妹のハチミツ。 「……勘違いをしないで下さる、お兄様？この方はオリヴィエと言いまして、クラスやクラブで仲良くして下さる『良い子のお手本』様なんですのよ。お兄様のお考えになっているような、邪な関係などでは御座いません」

　後ろで『くすり』と笑う様なオリヴィエの声がしたが、これは純粋な兄妹喧嘩に笑ったのか。呆れたのか。後ろを向いて赤面で兄のアホさを耐えているいるハチミツにはわからなかった。

「兎も角、お茶に致しましょう？わたくしは地元の和菓子屋さんでお団子と芋羊羹を、オリヴィエはクイニーアマンを持って来て下すったのよ」 　とハチミツが言えばすかさず、 「OK、ハッちゃん！　今じっちゃばっちゃ買い物出てッからオレが今急いでお茶淹れ……　……ッつ～……」 　マサムネは本人の言葉通り急いで茶の間に向かったが、勢いか、襖の天井との高低差かで頭を勢い良くぶつけた。

　ハチミツ、本日三度目の溜息。

　ちゃぶ台には保温ポットで淹れた湯呑みが二つ。来客用のソーサー付きティーカップが一つ。和菓子と洋菓子の皿が二つ。灼滅者達は春が近づく夕暮時の茶会を愉しむ。

　せめてもの、束の間の平和を。

[room-n-blog]

菌

今年は、不覚にもたびたび体調不良に陥りました。どこで拾ってしまったのか発熱し、風邪様の症状が出て、周囲にご迷惑をおかけしてしまっている私を見て、ルーム北の職員さんがヨーグルトを勧めてくれました。それ以来、毎日毎食ヨーグルトを摂取しています。ヨーグルトに限らず、摂取する食べ物に変化が生じると、身体面でも変化が生じてくる、というのは多くの方が体験的にご存じのことと思います。私自身は、ヨーグルトを食べる習慣が普段あまりなかったので、腸内環境の変化をこれから実感する機会があるかもしれません。

ヨーグルトは、微生物である乳酸菌などにより発酵という作用を経て生成されるものなわけですが、私たちが口にする食べ物という観点から、発酵は人間にとって益のある現象です。一方で、腐敗という現象は、お腹を壊してしまうかもしれず、益のない現象と言えるわけですが、これは、食する食べ物という意味においてです。自然界において腐敗という現象は、例えば森の落ち葉が腐敗して腐葉土へと変化するプロセスのように、有機物が形を変えて自然界で再利用されていくプロセスを支える根幹現象の一つとして、自然界にとっては欠かすことのできない益のある現象と言えるでしょう。発酵と腐敗の違いについては、定義の仕方そのものに様々な観点があるので、関心のある方は調べてみると面白いかもしれません。

※参考サイト 農林水産省　公式Web Site 日本の食文化に欠かせない「発酵」の世界 https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2211/spe1_01.html

私たちが口にする食べ物という観点からすれば、腐敗は益のない現象なわけで、食べ物の腐敗を防ぐ方法というのは、古くから人間が取り組んできた課題だったという指摘があります。果物や魚を乾燥させて作るドライフルーツや魚の干物、塩漬けにすることで作る梅干し、砂糖の含有量を増やすことで日持ちするよう作られた羊羹、酢漬けにすることで作るピクルス、煙で燻すことで作るハムなどの燻製食品など、食べ物の腐敗を防いで長期保存を実現すべく、様々な方法が現代に受け継がれています。

砂糖に関しては、つい先日、焼き菓子の食中毒が発生し大々的にニュースで報じられたのをご存じの方も多いと思います。塩と同様、砂糖自体には腐敗を防ぐ効果はないのですが、含有割合を増やすことで、浸透圧の効果により食材中の水分が外部へ排出され、その結果として食材中の微生物の繁殖が抑えられます。羊羹などは、全体重量の４０～７０％近くを砂糖が占めており、これゆえに長期保存が可能となっているわけです。先日の焼き菓子の食中毒というのは、ヘルシーを唄って砂糖の使用量を減らしていたと報道されており、しかも作り置きをするなど幾多の条件が重なった結果、焼き菓子であるにも関わらず食中毒が発生した、という経緯と推測されています。減塩の梅干しや、砂糖を減らした自家製のジャムなどは、塩や砂糖を相応に減らした分、賞味期限が短くなることはよく知られていますが、焼き菓子においても同様の事象が起きてしまったと言えるのでしょう。

ところでつい先日、ちょっと興味深い研究成果が発表されました。和歌山県の伝統食であり、約800年以上の歴史がある「紀州なれ寿司」から、微生物の一種であるビフィズス菌を分離することに成功した、というものです。乳酸菌と並びヨーグルトなどでよく耳にするビフィズス菌は、空気を嫌う性質（嫌気性）があり、動物の腸管内など、存在箇所は限られることでも知られています。このビフィズス菌を、発酵食品であるなれ寿司から分離し検出することに成功したという研究です。

和歌山県で800年以上食されている「紀州なれ寿司」は、サバを開いて1ヶ月塩漬けにしたあと、塩抜きをして、ダンチク（あせ）などの葉っぱに巻いて樽の中で発酵させたもの。発酵が進むほど甘みのあるチーズのような味わいになるとされ、秋の祭りの時期に振る舞われてきた。滋賀の「鮒（ふな）寿司」など地域によっては違う魚で作られることもある。 岩橋教授は和歌山県出身。和歌山市にある老舗寿司店の「弥助寿司」からなれ寿司を取り寄せ、次世代シーケンサーで微生物群を解析した。なれ寿司を作った直後にはビフィズス菌は存在しないが、和歌山の方言で「なれた」頃、つまり熟成が進んだ頃にビフィズス菌が出現することが分かった。このビフィズス菌は他の乳酸菌と共生している。しかし、嫌気性であることや、共生する他の乳酸菌群に比べて増殖速度が遅いことなどから分離が難しかった。 ※引用元 サイエンス・ポータル 和歌山の紀州なれ寿司からビフィズス菌分離に成功 岐阜大 https://scienceportal.jst.go.jp/newsflash/20231128_n01/index.html ※公式リリース 国立大学法人 東海国立大学機構 岐阜大学　公式 Web Site 紀州なれ寿司からビフィズス菌を分離することに成功 -日本の伝統的発酵食品からの分離は世界初- https://www.gifu-u.ac.jp/news/research/2023/10/entry18-12755.html ※プレスリリース（PDFファイル） https://www.gifu-u.ac.jp/about/publication/press/20231018.pdf

これまで、日本の伝統的な自然発酵食品にビフィズス菌が存在するという報告は無く、分離された例もありませんでした。和食に使われている味噌、醤油、酢、みりん、酒はすべて発酵食品ですし、納豆菌により生み出される納豆もまた、日本の伝統的な発酵食品の一つですが、ビフィズス菌が介在する日本の伝統食品は、これまで例がありませんでした。今回の研究を主導した岩橋教授によれば、なれ寿司から検出されたとは言え、弥助寿司で作ったなれ寿司からしか検出できておらず、その理由も現状では不明とのことで、そもそも嫌気性であるビフィズス菌が、なぜ弥助寿司にのみ検出可能な形で存在しているのか、こちらもまた興味深いお話です。

岩橋教授はこのビフィズス菌を「ビフィドバクテリウム サイクロアエロフィルム ヤスケ株」と名付けた。ヤスケ株は広く使ってほしいとの考えからあえて特許出願せず、製品評価技術基盤機構のバイオテクノロジーセンターに登録を申請した。同機構によると、現在登録の準備中で、完了すれば誰でも使うことができる。現在、岩橋教授は増殖させたヤスケ株を用いた国産チーズやヨーグルトの製品化への試作に取り組んでおり、協力できる機関を探しているところだ。 ヤスケ株は名前の通り、弥助寿司で作ったなれ寿司からしか検出できてない。岩橋教授は「ビフィズス菌は葉っぱ由来ではなく魚由来という仮説を立てていたものの、弥助寿司のなれ寿司以外から分離できないので、弥助寿司の店舗の小屋に住み着いているのかもしれない」と話している。今後、別のなれ寿司からヤスケ株が見つけられるかどうか、実験を重ねるとしている。 ※引用元 サイエンス・ポータル 和歌山の紀州なれ寿司からビフィズス菌分離に成功 岐阜大 https://scienceportal.jst.go.jp/newsflash/20231128_n01/index.html

日本の発酵食品について、改めて考えさせられた私ですが、ひとまず、勧められたヨーグルトを日々摂取して、体質改善につながれば良いなと思う今日この頃です。

（野村）

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【下古町・本町エリア】

鍋茶屋

1846年から創業している料亭です。入り口に松の木が植えられており、白壁で囲まれた特徴的な外装をしています。様々な繁華街の道に面した位置にあり、店内外にて日本ならではの雰囲気を楽しめます。木造三階建ての造りになっており、平成13年には文化庁の「保存文化遺産」に登録されました。

さわ山

もち米、飯米などを用いたお団子や羊羹などを中心に販売している老舗和菓子店です。一つ一つの和菓子が手作りで作られており、形も味もとても良質です。お手頃な価格で美味しく頂けるため、自分のおやつ用に購入したり、家族や友人への手土産として購入するのもおすすめです。

金刀比羅神社

救いの神とされる金比羅大権現を祀る神社です。金比羅大権現(別名：金刀比羅大神、大物主大神)とは、航海の安全や豊漁祈願、五穀豊穣、商売繁昌、病気平癒などに御利益のある神様とされています。お守りの販売もしているため、一度立ち寄ってみるのもおすすめです。

旧小澤家住宅

江戸時代後期から新潟町で活躍していた商家・小澤家の店舗兼住宅です。歴史ある建造物であるため新潟市の文化財になっています。基本的に月曜日や休日の翌日、年末年始は休館していますが、それ以外であれば入館料200円ほどで見学することが可能です。

新潟絵屋

様々な美術品を展示しているギャラリーです。大正期の町屋を改装した建物になっており、多様な作品や新潟内で配布されているパンフレット等をまとめた空間もあるため、とても面白いです。また、展示されている作品を購入することも可能なので気に入った作品を見つけに定期的に回るのも良いかもしれません。

[larkinacage]

green tea time

マサムネハチミツ兄妹の家へ来訪者。当時のクラスメイトのオリヴィエちゃん（の背後さん）に貰ったクリスマス小説のお返しです。お元気だといいが背後さん。 （2023/06/09加筆修正）

「……というわけで、井の頭公園駅から徒歩15分が、わたくしの実家。母方のお祖父様お祖母様と……不出来なお兄様と同居ですのよ。ご足労を掛けて申し訳無いですわ、ね」 　ハチミツはそう言いながら溜息。両手前に行儀良く下げた地元和菓子屋の袋に彼女の服が触れるたび、しゃらしゃらと乾いた音がする。 「いいんだよ、ハチミツさん。散歩は健康にいいし、駅から離れてきたから、道端に草花も見えるよ。たんぽぽも春になったら咲くね」 　オリヴィエは美しい緑の目を細め、子供らしく無邪気に微笑む。 「あとね。フランスのお菓子も持ってきたんだよ。クイニーアマン。紅茶にも緑茶にも合うんじゃないかな」 「まぁ。オリヴィエはそんなお気遣いをなさらずとも。……ああ、もう見えてまいりました。ここですのよ。日本伝統の古民家、と言えば聞こえは宜しいのですが」 　言ってハチミツが指を指したのは、悪い言い方をすれば『オンボロな日本家屋』。読み取れないほどに古び煤けた表札からは、辛うじて母方祖父母の姓が読み取れる。 　ハチミツは、お花のキーホルダー付きの鍵で引き戸を開ける。 「只今帰りました」 　がらがらと音を立てて、オリヴィエを玄関口まで招くと、暫くの沈黙。 　の、後。背の高い青年がやってきた。廊下を横に滑ってスライディング参上でやってきた。「は……ハッちゃんおかえり……？　ッてその子誰？クラスメイトかナニーカ？　……まさか彼氏とかじゃねーよな！　そういうの7歳にはまだ早いと思うなーオニイチャンは！　あ、おチビ男子ちゃんへの紹介遅れちった。オレはハチミツの兄のマサムネな」 　と、初対面でアホ丸出しな自己紹介をするハチミツの兄。 　再び溜息をする妹のハチミツ。 「……勘違いをしないで下さる、お兄様？この方はオリヴィエと言いまして、クラスやクラブで仲良くして下さる『良い子のお手本』様なんですのよ。お兄様のお考えになっているような、邪な関係などでは御座いません」 　後ろで『くすり』と笑う様なオリヴィエの声がしたが、これは純粋な兄妹喧嘩に笑ったのか。呆れたのか。後ろを向いて赤面で兄のアホさを耐えているいるハチミツにはわからなかった。 「兎も角、お茶に致しましょう？わたくしは地元の和菓子屋さんでお団子と芋羊羹を、オリヴィエはクイニーアマンを持って来て下すったのよ」 　とハチミツが言えばすかさず、 「OK、ハッちゃん！　今じっちゃばっちゃ買い物出てッからオレが今急いでお茶淹れ……　……ッつ～……」 　マサムネは本人の言葉通り急いで茶の間に向かったが、勢いか、襖の天井との高低差かで頭を勢い良くぶつけた。 　ハチミツ、本日三度目の溜息。 　ちゃぶ台には保温ポットで淹れた湯呑みが二つ。来客用のソーサー付きティーカップが一つ。和菓子と洋菓子の皿が二つ。灼滅者達は春が近づく夕暮時の茶会を愉しむ。 　せめてもの、束の間の平和を。

[soratanet]

2022.01.08 Saturday

既に1月8日ですが新年あけましておめでとうございます。

お正月より大晦日が好きなカトウジュリです。

なので全くお正月らしいことはしておりません。

(だからせめてお正月のお飾りだけは、とね)

あとこういうのもね。

虎屋の一口羊羹、寅年バージョン。かわいいな。

おいしいしね。

それ以外は全く正月らしいことをしてないし、お餅も食べておりません。

...が！

大晦日は仕事終わってすぐに新幹線に乗って東京へ行ってきました～

この日の朝に雪が降ってたからちょっとハラハラしたけど

夜にはそんな遅れもなく新幹線は走っておりました。

で、東京ドームで何を見たかは内緒だよ。

(嘘。バレてる！大晦日にフジテレビでやってるあれだよ！)

さて、入場する時に受け取ったチケットを見て

「ん？エキサイトシートってどこ？でも一列目？」と思いながらソロソロと入っていくと

スタンド席を超えてなんだかものすごくいい席でした。(アリーナ席ではないんだけど)

あまりツイてない一年だと思っていたけど最後にいいことあったねー！

まあドームは広いから、近くても遠いけど

いつもテレビで観てるものを生で見られて

(CMの間のやり取りや最後の挨拶も見られて)

もうこの先はないであろう、貴重なカウントダウンが出来ました！

(やはりテレビの前が特等席だよ)

そうだ！

終わって会場を出る時にドームの風圧で、私が被っていた帽子が一瞬で吹き飛んでしまったのです。

(風が強いので帽子は脱いでくださいとアナウンスされていたのに！)

吹き飛んだ帽子はあっという間に人混みに消えていきまして。

あまりに一瞬の出来事過ぎてボー然とする私。

もうあの帽子被れないのか～気に入ってたのにな～と、考えながらも

とりあえずこの人混みがなくなるまで待ってみようかな

でももうどっか飛んで行っちゃったよなとほぼ諦めながら

まだまだ人がたくさん流れてる中、端っこに5分くらい立っていたら

かわいい女の子が近づいてきて(本当にかわいかった！)

その子の手には私の帽子があって「これそうですよね！」と渡してくれたのです。

「え？え？なんでわかったんですか？！」と、ただただ驚く私。

一瞬過ぎて誰も私の帽子のことなんて見てないと思っていたけど

その子は吹き飛ばされる場面を見ていたようで...

で、その飛ばされた帽子を誰かが拾ってその場に立っていた警備の方に渡したらしく

それを見たその子が警備のお兄さんから受け取って

私の所に持って来てくれたというのです。

そんなことあるのーー！と

めっっっっっちゃ驚いたし感謝でいっぱいな気���ちの私は

ありったけの感謝の言葉をその子に伝えて

「絶対今年いいことあります！」とも伝えました。(怪しい預言者。笑)

本当に優しい～(涙)

拾って届けてくれた人も優しい～

外は寒いけど心が暖かくなったよ。

そんな2022年に初めて起こったミラクルでした。

ちなみに翌日の元旦も東京ドームでライブを観て、2日の朝に名古屋に戻って来て

そのまま午後から仕事に出てそこからずっと通常営業です。

元気ですね...と自分で思います。

父にもらってしまったお年玉、は使えないよね...

ここに飾っておきます。

+

今年はもっとちゃんとします！

しかしこの日記はどうしたものか。続けるのか否か。

そんなマメに更新出来てないので(でも毎月お金は払っているので)...

マメに更新すればいいのか。

いや、無理だな。

要検討。

ということで今年もよろしくお願いします。

[keitavic]

東羊羹@11/20名古屋初期艦オンリーB-7さんはTwitterを使っています: 「「 面白い事言うわね、探偵さん！私が殺したという証拠でもあるって言うの！？そもそも、あの子が部屋で殺された時、私には完璧なアリバイがあるの！あなたも見てたでしょ！？」の時の顔してる。 https://t.co/2OGyz6UuYc」 / Twitter

[jekyllandhyde1965]

道明寺を芯としたきんとんに羊羹をうさぎの耳に見立てたお正月らしいお菓子です。練りじょうよも適度な甘さでとても美味しいです。

名古屋の芳光の干支です。

[baien575]

令和4年9月5日(月) 台風が近づいております 明日は台風接近のため 12:00より 開店の予定です🙇‍♀️ どうぞ宜しく お願い致します🫡 今日は 大正3年生まれ 祖母　藤丸タマノの 誕生日でした 沢山のひとに 支えていただき おかげさまで 108歳を 迎えることが できました ありがとう ございます🙇‍♀️ 戦後 復員した 祖父、藤丸正とともに 梅園を創業 当時 駅からおりてくる 一人一人のひとに 拡声器で "名物にうまいものあり うその餅" "菅公もつまんでみたい うその餅"と 呼びかける声が 近くの小学校の 母の元にも聞こえ 先生が 「アッコちゃん お母さんが がんばりよんしゃるよ」と 言われていたそうです😌 私は中学生から 10年間 祖母と2人で 暮らしましたが 祖母の 日々のくらしには 俳句がありました 祖母の俳句を詠むと お菓子とお茶の 日々がうかがえます 大正、昭和、平成、令和と 生き抜いてきた 祖母を お手本に 頑張らねばと 思います 90歳をすぎても 「宰府は福岡に 負けられん！」と いつも言ってましたから 🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁 明日で 最終日の 仙台三越催事には 後半 お茶のお稽古で 使って下さった 社中の方々が 重ねておみえになり 賑わっているようです🍁 明日は お菓子も 残り少なくなっております お早めに ご来店下さいませ🍁 ご来店誠に ありがとうございます❣️ 台風に みなさま どうぞお気をつけて😌 梅園菓子処 営業時間 10:00-17:00 🟩9月店休日 9/5(月)、9/12(月)、26(月) TEL092-922-4058 FAX092-928-0383 住所:太宰府市宰府2-6-16 西鉄電車「太宰府駅」から徒歩１分 ＊参道に入って右側5軒目 ＊大きな看板が目印です ️＊全国発送承ります ＃梅園菓子処　#太宰府梅園　#太宰府天満宮御用達 #うその餅　#ラムレーズン宝満山 #銘菓宝満山#ジンジャー宝満山#太宰府みやげ #太宰府和菓子##太宰府天満宮#ミニ梅守#水羊羹#令和の翠#かえるばこ#木鷽#和菓子の贈り物#宝満山のヒキガエル#うそ鳥#鳥好き#鳥のお菓子#仙台三越催事#芦屋大丸催事＃ご当地うそ#ずんだうそ#お月見薯蕷饅頭#敬老の日ギフト＃寿うそ#敬老の日うその餅＃あんみつかん＃巨峰#黒糖わらび饅頭 ＃創業者#108歳誕生日 (梅園菓子処) https://www.instagram.com/p/CiILpA_J2qc/?igshid=NGJjMDIxMWI=

[masucaffe]

2020.8.10 お客様からいただいた羊羹が珈琲に良く合いました。ありがとうございます。ホッとひと息ついてから明日への準備をもう少し...。 #自家焙煎#珈琲保存袋#ラベルシール#珈琲時間#岡山#高瀬舟羊羹 #古見屋羊羹 #coffeetime#coffeelovers https://www.instagram.com/p/CDtlWVlgnE9/?igshid=wog0lvgwdfaz

[missieeeee555]

舟をね、買ったのよ。ええ、7艘もね。美味しくいただきなう。今日の甘いもんはこちら。岡山は古見屋の高瀬舟ようかんです。かなりどっしり甘いけど、これくらい甘いのが羊羹としては好き。上はもう少ししたらもっと乾して砂糖がサクサクになるのだ。待てる？ ううん。待てない！ でも、あと数個だけ残してサクサクも食べよう。#古見屋羊羹

[tyhaodiary]

去過京都以後，你對京都的印象是什麼？清澈的「鴨川」河水、穿插在鴨川三角洲的「龜石」，大紅色調的「神社」、各式各樣「浴衣」的國外旅客，得靠兩側行走的「花見小路」、還是深夜埋伏在窺視小快步藝妓的「先斗町」，記得去年的二月多我曾在氣候零度的狀況下從三条慢跑一路到嵐山，過程中多在巷弄裡穿梭，因為清晨安靜，路程上我發現一間一間的老式是建築，有的是住家‘有的是商店，有的房子間穿插寺廟間，這都是一間間的「町屋」建築，因為日本政府保存得宜現在仍然充滿著整個優雅京都；因此，倘若問我對京都的印象，無非是町屋、浴衣以及寺廟。

日本作家松本陽子曾在京都住在町屋一陣子，據說町屋設計是為了舒緩京都悶如蒸籠的盛夏，搬進去之後，我也的確體會到了町屋在夏季時的舒適與愜意，不過一到冬天可就冷死了。

這兩個季節我都待過，確實如她所說，在町屋，儘管陽光照射的進來，當空調一開，室溫冷卻速度是相當快的，我還記得去年夏天在京都高台寺下的義大利餐廳吃飯，涼爽到睡著了..哈哈。

臺北的町屋建築

將場景拉回臺北，在臺北市散步可以看到許多奇景，在此講的不是巷弄，而是我們常以搞不懂狀態之下的統稱「日式建築」。這些奇景有其故事性存在，當我散步經過經過泰順街、溫州街、羅斯福路沿線，常常想看件些寧竟且空無一人的老房，慎至有些的重新感裝城為展是場所，另外無論是金門街、雲和街、師大周邊延伸至中正紀念堂一線等等範圍都看得到，尤其會見到些名人故居。

文化意識的覺醒，對於這些具有文化與歷史價值的建物逐漸有局部保留與翻修並結合觀光與商業特色成為複合式再利用的特色之一。當然，文化意識的抬頭和經濟發展與都市計畫事有些對立的關係存在，一個希望保存一個希望破壞。在1970年代起，經濟好轉高樓大廈正逐漸抬頭，人們逐漸要脫離貧苦生活，那個時間點的改變與推翻舊建築自然不會受到太多人反應與反對。

21世紀初大量的都更改建，政府立誓讓臺灣市容走入現代化國家，同時也考量到環保因素，當時空置到木頭腐爛成為許多人們的垃圾集用場與登革熱易肇生的老建物，幾乎規劃都給推毀，只是當時沒什麼人在意。

回頭來看看這些建築且以先來後到的順序，除了中式固有的建築特色外，大部分的建築落成都受到日據時期的影響，木造式的、平房式的，連體式町屋建築，像臺北就有許多類似的建築，座落在金華街之處稱之為「錦町日式宿舍群」，日據時期屬於臺灣總督府殖產局山林課的員工宿舍，時稱為「錦町六條通」。日府離開後，成為林務局宿舍，其中今天逛到的目的地「樂埔町」則屬其中一處宿舍即杭州南路2段67號，現在都已屬於臺北市歷史建築。

此外可以根據町家建造的年代不同，坪庭等的設計也不同，所以窺見當時的流行風格，在日本，京都的町屋很多也用作展示場所或餐飲店使用。在樂埔町用餐，除了看熱鬧也要懂得門道，在這邊用餐會更有意境，配和餐聽的餐劇用餐方式，倘若對照京都，會得到一些很棒的感受，我稱這些感受叫做「知性之旅」。

季食LEPUTING

樂埔町的料理風格是融合日式與西式烹調手法，以臺灣在地食材，以及本地飼養的桂丁雞、時令海鮮，另外菜單上也提供也提供美國Prime等級牛小排，鮮美的季節時蔬以及海味。

值得觀察與注意的是在樂埔町用餐，可以勾起我在京都法式料理，以及朝食用餐時的意象，比如舉起湯碗還有土鍋飯。

用餐日期:2019年3月23日(六) 天氣:晴氣溫:15。所在地：臺灣臺北

Chef:  Sommelier:無，正常的侍酒服務。酒類:葡萄酒、清酒、啤酒等。

環境:町屋建築。套餐價位：新臺幣1,180元+10%起，￥4,230+10%～。

佐餐酒

1.Wild Rock Elevation Sauvignon Blanc Marlborough 2016。

2.Domaine des Graves d’Ardonneau Cuvee Prestige Cotes de Blaye 2018。

3.GOZENSHU9(NINE) ゆず酒。

胭脂樂沙拉

沙拉/胭脂蝦/醃漬蘿蔔/小黃瓜

Salad/Shrimp/Pickled Radish/Cucumber

搭配酒款

Wild Rock Elevation Sauvignon Blanc Marlborough 2016

第一道是樂埔町的「胭脂樂沙拉」，會噴上點茉莉花露。

刻意強調一點花香氣，低頭聞一下沙拉上帶有清新的香氣，非常適合今天的涼空氣。

內容還有醃漬黃瓜、櫻桃蘿蔔、綿細帶甜的胭脂蝦，食用蔬菜還有四季豆以及甜菜根油等，其中還有些海鹽等帶鹹味。

佐這單杯的澳洲白酒，入口的口感是平順光滑的，而且還帶點甘甜的味道，搭配上是十分舒服的，也適合這道沙拉。

青魽魚

沖繩海葡萄/酪梨醬/櫻花葉

搭配酒款

Wild Rock Elevation Sauvignon Blanc Marlborough 2016

第二道是「青魽魚」，有沖繩海葡萄、點綴酪梨醬、以及些細絲的櫻花葉還有酸甜的醬汁。

不過這青魽果然是極品美肉，近來吃到的魚肉作法不同，但美味總是無限，尤其這酪梨醬加強平滑口感，而海葡萄的脆感舒服意外驚喜，這道十分好吃。

佐澳洲白酒，又是一款光滑平順口感，中間帶甘甜，新世界味道凸顯，就是易飲的白酒。

真心豆腐鮮百合

豆腐/煙燻鮮魚/百合/豆酥

Tofu/smoked Fish/Lily Bulb/Soy Bean Crumbs

搭配酒款

Wild Rock Elevation Sauvignon Blanc Marlborough 2016

第三道是「真心豆腐鮮百合」由主廚自做的手工捐豆腐百合泡沫，以經過煙燻的鮮魚搭配脆口豆酥，還有味噌醬等。

這道溫和料理十分舒適，而香氣適度，魚肉的口味熟度也都恰好，也是讓人心情放鬆舒服的溫前菜。

搭白酒，前味光滑細緻，中間帶礦味但並非太濃，尾韻甘甜。

馬告軟心雞湯

馬告雞湯/炭烤鴨肝/冠軍香菇

Makao Chicken Soup/Charcoal Foie Gras/Mushroom

第四道菜是「馬告軟心雞湯」，這道湯品上來是沒有湯匙餐具，要端起碗就口，就像在京都吃法式料理時的狀況一樣，因此有越來越有在京都用餐的感覺。

這碗喝，氣味新鮮辛香，端起以碗就口時，便能聞到鮮香帶微微辛嗆的氣味，飲一口其口感溫和舒適。

咬到香菇時又是一款鮮味，最喜歡莫過於炭烤鴨肝，那難以言喻的鴨肝味道，我的天啊，想來杯索甸了，美味啊。

腴鵝橙棗

鵝肉/紅棗/甜菜根

搭配酒款

Domaine des Graves d’Ardonneau Cuvee Prestige Cotes de Blaye2018

第五道是今日的主餐「鵝肉」。其實我很少在西式餐飲中選擇吃鵝肉，既然今天有，那就要試試。

這道鵝肉經過熟成，外皮脆口帶些鹹，連皮的部分稍有咬勁，但肉嫩咀嚼容易而舒適，太過陶醉的話一不小心會分不出鵝還是鴨。

這壓在盤邊的金棗柳橙醬激甜果香精緻，搭肉味道更美麗，因為有爆香、幼嫩還有香甜滋味；而搭上中間的鵝油，則能增添鵝肉原味感，雖然油香滑口很舒服，再搭炸過蔬菜多了焦香與立體點的口感。

搭波爾多Domaine des Graves d’Ardonneau Cuvee Prestige Cotes de Blaye2018，這款的爆香氣不輸給二三級酒莊，藍莓、黑醋栗、木質桶香、紫羅蘭，還有點鳶尾花。

飲下，柔和而香氣不斷於口中纏繞，酒體中等丹寧酸度算恰好，不會太激烈，搭配鵝肉料理，一路和諧乾爽，料理與酒很美味。

樂埔町冠軍土鍋飯

臺東池上米/豬油

Taiwan Chihshang Rice/Pork Fat

搭配酒款

Domaine des Graves d’Ardonneau Cuvee Prestige Cotes de Blaye2018

第六道是「土鍋飯」。一如以往使用臺東池上米，中午是用黑豆醬油以及豬油來製作土鍋飯，配料部分以來自蘆洲的白蘆筍、臺中新社的冠軍香菇，以及細蔥。

剛上桌溼氣較重，但口味以及米飯熟度如我所愛，外柔心硬，猶如愛吃的早餐油飯美味。

搭紅酒，柔順中帶些酸澀感但不重，和諧均勻，如果放上醃漬蘿蔔和飯，除了鮮香味後會有醃漬蘿蔔甘甜。

再喝口酒，欸！怎麼會是柔順而尾韻甜，酒體的酸澀呢。

樂埔町手作甜點

蘋果/海鹽焦糖冰淇淋/柴燒手工黑糖餅乾

Apple/Sea Salt Caramel Cream/Brown Sugar Cookie

搭配酒款

OZENSHU9(NINE) ゆず酒

第七道「蘋果塔、海鹽焦糖冰淇淋」。我感覺這道料理是重現江湖了，蘋果塔外套皮是白巧克力裹覆，內線滑嫩的慕斯後中間則是蘋果漬肉。

海鹽焦糖冰淇淋十分清爽的焦糖感略帶鹹味但恰好，餅帶來的脆與材味有意思，沈澱的餅也脆碎粉甘甜，依然是可口的點心。

搭配OZENSHU9(NINE) ゆず酒，原本帶金柚清香，口味甜美柚子味清新迷人。

與甜的在一起，口感維持均衡舒服感，尾韻又有舒服的柚香。很適合搭配這御前酒。

茶點

抹茶羊羹/蜜紅豆

搭配酒款

OZENSHU9(NINE) ゆず酒

第八道是「抹茶羊羹」還有相思豆，這道小點可以說是甜蜜中帶清爽抹茶香，猶如羊羹之味，不死甜很爽快。

再喝柚子酒，yes…新款適合的甜點酒。

咖啡

最後飲品選擇了選擇「咖啡」，樂埔町對於飲料的擺設鋪陳有費一些新。

氣味帶有乾爽焦香，啜吸一口光滑熱感帶點些微酸澀，但甘口仍帶著微酸，但尾韻稍弱有點水感，倒入牛奶，更沖淡咖啡了。

關於樂埔町LEPUTING

樂埔町前身為錦町日式宿舍，提供給早期林務局官員所使用，2013年時，市府與立偕生活文化合作，將這棟富有歷史人文意義的���房，以保留原貌為主，且延續日式建築的嚴謹與傳統，以飲食與色彩作為利基，重新表述歷史建物的生命與意義。

命名為「樂埔町」（Leputing），是要讓快樂茁壯的沃土，化身旅人探索都市時，一處心靈休憩據點的意義。這裡的飲食特色可為現代創新料理為其定位，以臺灣的季節食材與靈活運用在地牲禽甚至也會視狀況使用國外良品，為其創造四季風格飲食。

主廚蔡昀諺，除了以法式手法呈現料理外，另以日本家常料理中的土鍋炊飯創造出冠軍米以及與食材之間的和諧，總是讓我回味無窮又滿意。

小結

臺灣人總喜歡把府城與京都作伙再一起，但我總認為是兩個世界，但仍有不謀而合之處，同樣在現代化的世紀中仍能保留最多古典建築物是兩者同質的地方，巷弄之間可以發變美妙小吃也是同質之處，夏天氣溫熱到嚇死人也是同質之處，倘若說要是最有京都意象的地方，我仍然脫口說臺北樂埔町。

在這裡用餐雖沒有京都法式餐廳Motoï大，但是町屋用餐舉步放輕，微涼許風，無意間喵一下坪庭，十足有當年的京都意象，碗皿器具，喝湯不用湯匙，又讓我想到在Reine des Prés用餐的經驗。

當一口口土鍋飯冠軍米入口，又不免讓我想與京都的「朝食喜心」土鍋飯比較一翻。用餐倘若旅行，在臺北能夠在這樣的町屋用餐，還真的多增添了些旅行的回憶。

分享餐廳

樂埔町

LEPUTING

地址:臺北市大安區杭州南路二段67號

訂位：02 2395 1689

營業時間:

Lunch 11:30~14:30

DINNER 18:00~22:00 

【參考資料】

一、松本陽子(2013)．Henai Kyoto・《偏愛京都》（蔡文淑譯）‧臺北市：馬可波羅文化。（原著出版於2010）。

二、MATCHA官網：https://matcha-jp.com/tw/1928。

三、樂埔町官網：https://www.leputing.com.tw。

四、樂埔町FB:https://www.facebook.com/Leputing/。

孤獨散步者的遐想—「臺北・町屋」 去過京都以後，你對京都的印象是什麼？清澈的「鴨川」河水、穿插在鴨川三角洲的「龜石」，大紅色調的「神社」、各式各樣「浴衣」的國外旅客，得靠兩側行走的「花見小路」、還是深夜埋伏在窺視小快步藝妓的「先斗町」，記得去年的二月多我曾在氣候零度的狀況下從三条慢跑一路到嵐山，過程中多在巷弄裡穿梭，因為清晨安靜，路程上我發現一間一間的老式是建築，有的是住家‘有的是商店，有的房子間穿插寺廟間，這都是一間間的「町屋」建築，因為日本政府保存得宜現在仍然充滿著整個優雅京都；因此，倘若問我對京都的印象，無非是町屋、浴衣以及寺廟。 日本作家松本陽子曾在京都住在町屋一陣子，據說町屋設計是為了舒緩京都悶如蒸籠的盛夏，搬進去之後，我也的確體會到了町屋在夏季時的舒適與愜意，不過一到冬天可就冷死了。 這兩個季節我都待過，確實如她所說，在町屋，儘管陽光照射的進來，當空調一開，室溫冷卻速度是相當快的，我還記得去年夏天在京都高台寺下的義大利餐廳吃飯，涼爽到睡著了..哈哈。 臺北的町屋建築 將場景拉回臺北，在臺北市散步可以看到許多奇景，在此講的不是巷弄，而是我們常以搞不懂狀態之下的統稱「日式建築」。這些奇景有其故事性存在，當我散步經過經過泰順街、溫州街、羅斯福路沿線，常常想看件些寧竟且空無一人的老房，慎至有些的重新感裝城為展是場所，另外無論是金門街、雲和街、師大周邊延伸至中正紀念堂一線等等範圍都看得到，尤其會見到些名人故居。 文化意識的覺醒，對於這些具有文化與歷史價值的建物逐漸有局部保留與翻修並結合觀光與商業特色成為複合式再利用的特色之一。當然，文化意識的抬頭和經濟發展與都市計畫事有些對立的關係存在，一個希望保存一個希望破壞。在1970年代起，經濟好轉高樓大廈正逐漸抬頭，人們逐漸要脫離貧苦生活，那個時間點的改變與推翻舊建築自然不會受到太多人反應與反對。 21世紀初大量的都更改建，政府立誓讓臺灣市容走入現代化國家，同時也考量到環保因素，當時空置到木頭腐爛成為許多人們的垃圾集用場與登革熱易肇生的老建物，幾乎規劃都給推毀，只是當時沒什麼人在意。 回頭來看看這些建築且以先來後到的順序，除了中式固有的建築特色外，大部分的建築落成都受到日據時期的影響，木造式的、平房式的，連體式町屋建築，像臺北就有許多類似的建築，座落在金華街之處稱之為「錦町日式宿舍群」，日據時期屬於臺灣總督府殖產局山林課的員工宿舍，時稱為「錦町六條通」。日府離開後，成為林務局宿舍，其中今天逛到的目的地「樂埔町」則屬其中一處宿舍即杭州南路2段67號，現在都已屬於臺北市歷史建築。 此外可以根據町家建造的年代不同，坪庭等的設計也不同，所以窺見當時的流行風格，在日本，京都的町屋很多也用作展示場所或餐飲店使用。在樂埔町用餐，除了看熱鬧也要懂得門道，在這邊用餐會更有意境，配和餐聽的餐劇用餐方式，倘若對照京都，會得到一些很棒的感受，我稱這些感受叫做「知性之旅」。 季食LEPUTING 樂埔町的料理風格是融合日式與西式烹調手法，以臺灣在地食材，以及本地飼養的桂丁雞、時令海鮮，另外菜單上也提供也提供美國Prime等級牛小排，鮮美的季節時蔬以及海味。 值得觀察與注意的是在樂埔町用餐，可以勾起我在京都法式料理，以及朝食用餐時的意象，比如舉起湯碗還有土鍋飯。 用餐日期

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A3! 臣十 Log 05。

Log 05。秋三派生。

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A3! 深夜 60 分鐘的題目：白日夢

伏見臣 N 卡【任俠傳，流浪者銀二】『角色塑造【橫田】』後續。

含橫龍。

「橫田先生。」 「你們家少爺在嗎？」橫田一手插著口袋，一手提著知名和菓子店的紙袋。以往橫田也常像這樣帶著各式點心來拜訪龍田組，但相比過去的喧鬧今天的宅邸安靜並帶著肅殺之氣。 「…請稍等，我去通知少爺。」迎接的小弟轉身往屋內走，走了幾步向後看了橫田一眼，才快步離去。 －－那是堤防的眼神呢。 橫田摸摸下巴的鬍渣。 －－哎呀做得太過火被發現了嗎？不過那也沒辦法。 正當橫田垂眼思考自己是否露出什麼破綻時，入內詢問的人回來了。 「少爺在會客室等您。」 「我知道了。」橫田笑了笑，無視對方警戒的眼神逕自往龍田組少爺的所在位置前進。 －－屋子裡的人變少了。 橫田邊走邊留意四周，經過身邊的人雖然都還會喊他一聲橫田先生，但和門口接待的青年一樣，懷疑、猜忌、堤防，失去領頭後首先不信任的便是外來者。 －－再來就是自己人吧。 他想。 －－龍田的小少爺應該不會讓我失望。 擺脫傭人的視線，橫田走進一貫見面的會客室，龍田謙已經在房內等著。 「先前父親的事麻煩你了。」龍田謙跪坐向橫田鞠躬。 「哪裡，你父親過去也照顧過我一段時間，幫點忙也是應該的。」橫田將提袋放在桌上。 「雖然知道你現在忙著處理龍田組的事情，但想著你大概沒好好放鬆休息就還是跑來了。」 龍田微微睜大眼睛，看著橫田從紙袋拿出羊羹放在自己面前。 「讓您費心了。」 「別這麼說，像這樣寵你算我個人的興趣之一吧。」羊羹、和紙、竹籤，依序在龍田面前排列整齊，橫田接著問：「要不要叫人泡個茶來，單吃還是太乾了。」 「啊不，是我招待不週，橫田先生來卻沒叫人備茶水。」 龍田正想起身，橫田拉住他的手臂阻止他。 「沒關係，看你吃完我就要走了。」橫田說。「龍田組現在的狀況，我這個外人也不好待太久。」 「真的十分抱歉。」 拍拍龍田的肩膀。「別光道歉了，吃吧，謙。」 龍田輕輕嗯了一聲，拿著竹籤將羊羹分成一口大小放入嘴中，臉頰鼓起一塊安靜咀嚼著。 「風間不在嗎？」 「嗯？」龍田嚥下口中的羊羹。「我有些事情拜託他幫忙，現在不在組裡。」 「是我不能知道的事情？」 龍田謙看著他，開口正打算說什麼，但在話語說出來前又閉上嘴。 「對不起，是不能讓橫田先生知道的事。」龍田轉頭迴避橫田的視線，垂下眼沉默不語。 「今天謙一直在跟我道歉呢，明明是我問了不該問的問題。」橫田伸手將龍田嘴邊的羊羹放進自己嘴裡。 「謙在懷疑我嗎？」 「咦？不、我…」 「懷疑我也沒關係，組的老大被人殺了，任何人都有嫌疑，更何況我還不是龍田組的人。」橫田瞇起眼睛笑著。 「只是有點感慨，謙長大了呢，本來還希望謙能一直保持原來的樣子，不過這樣也好。」 「橫田先生…？」龍田露出疑惑的表情看著他，但橫田對他搖搖頭，不打算多做解釋。 －－再待下去會多說不必要的話。 「我也該走了，謙也別把自己逼得太緊，有事就來找我吧。」 －－對，依賴我，我就是為了這個才會幹掉你的父親。 龍田伸手拉住橫田的手臂。「我會找到的，父親的兇手，龍田組我也會負責扛起。」 「嗯，謙的話一定可以。」橫田拍拍龍田的頭，轉身離去。 －－讓謙自己追來也不錯呢，然後龍田組、還有最重要的龍田謙，都成為我的東西。 －－不過在這之前，風間銀二，太礙事了。 ＊ 古市左京一手支著下巴，和七尾太一兩人靜靜聽完伏見臣剛才的夢。 「沒想到在等餅乾烤好期間會做這樣的夢，當時只是開個玩笑，沒想到會結合原來的劇本繼續發展。」臣有些不好意思的笑了笑。 「左京先生要再來點咖啡跟餅乾嗎？太一要奶茶吧？」 臣起身走進廚房，趁著當事人不在位置上，太一湊到左京旁邊。 「左京哥，我們是不是該拜託綴寫個可以讓臣哥寵十座哥的劇本，臣哥那根本不是玩笑是認真的吧！再這樣下去臣哥真的會犯罪！」太一小聲在左京耳邊哀號，被左京一手推開。 「如果臣哥真的犯罪了銀泉會能幫忙湮滅證據嗎？哇啊啊啊。」 「銀泉會才不幹那種事。」左京深嘆一口氣。 「該是秋組組長出面的時候了。」