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#強迫性障害しってほしい
okumaseitai · 2 years
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・ もしも 手洗いをそんなにしなくてもいいのにやってしまう!洗っているのはわかっているのに、何時間も洗ってしまう! 確認をそんなにしなくてもいいとわかっているのに、やってしまう! このようなことでお悩みの方へ ❶強迫行為をしてしまっても自己否定しないでください。自分を責めないでください。負けた〜と思わないでください。 ❷すぐに諦めないでください。諦めたら、そこで試合終了になります。逆に諦めなければ、チャンスは何度でもあるんです。焦らないでください。0.1でもマシになっている事を探してみてください。 できたことに注目してノートに書き出してみてください。 それはあなたが自分で経験した成功体験なのです。 後で見返すと「私ってこんなにできたんだ!」「私って、なんかいけそう!」と思えてくるんです。 大丈夫です! あなたならできます! #強迫性障害 #強迫性障害克服中 #強迫性障害の人と繋がりたい #強迫性障害です #強迫行為 #強迫性障害がジャマする #強迫性障害克服体験記 #強迫性障害は治ります #強迫性障害を乗り越えて #強迫性障害に気付くまで20年かかった話 #強迫性障害を克服したい #強迫性障害などに繋がります #強迫性障害は自力で治します #強迫性障害しってほしい #強迫性障害の子を持つ母 #強迫性障害の人との関わり方 #強迫性障害カウンセラー #強迫性障害ママ #強迫性障害の家族 (若江岩田駅から徒歩3分のおおくま整骨院) https://www.instagram.com/p/CmS6dSKJReW/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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chikuri · 5 months
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「民主党政権のどこがどう悪夢だったのかきちんとした説明を聞いたことがない」という主張は定期的に出現しますね。とはいえさすがに「聞いたことがない」なんてはずはないので、おそらく「自分の気に入る説明ではない」という意味か、「バカに分かるように説明したところで、そもそもバカは聞いてない」パターンのいずれかとは思いますが。 悪夢のような時代を生き抜いてきた者として私が言えるのは、「とにかく、あのような惨劇は二度と繰り返してはならない」ということだけです。あの時代がいかに酷いものであったか、ご存知ない方もぜひこの機会に知って頂きたいので、支持者から叩かれること覚悟で全力で反論していきますね。 個人的に、「悪夢の民主党政権」における大きな問題点は次の3点と考えています。 (1)国家運営能力の欠如により、内政上の失敗を数多く引き起こし、国益を損ない続けた。 (2)拙劣な外交を繰り返し、日米関係をはじめ、周辺諸国からの信頼を大きく毀損した。 (3)総理・閣僚をはじめとする所属議員の度重なる不祥事や、自分たちに都合が悪い情報を隠蔽する体質によって、国民の政治に対する信頼を失い続けた。 では、それぞれどんなことがあったか振り返っていきましょう。はらわたが煮えくり返る覚悟で読み進めてください。 (1)国家運営能力の欠如 ・財源の見込みが甘く、政権交代の際に掲げたマニフェストはほぼ未達成。 ・官僚を敵視して排除し、国家業務の停滞と質低下を招いた。 ・金融政策と財政政策が食い違い、タイミングの悪い増税も重なり、景気や株価は低迷を続けた。 ・歴史的水準まで進んだ円高を放置し、デフレを加速させた。 ・法的根拠がないばかりでなく、仕分人の選定や対象事業選定にも透明性を欠いた「事業仕分け」をデフレ時におこない、必要な公共投資を削減。経済を悪化させたにも関わらず、結果に責任を負わなかった。 ・「コンクリートから人へ」という誤った政策により、災害対策を疎かにしたうえ、地域社会を破壊した。 ・「朝鮮王室儀軌引渡」「尖閣事件の船長釈放」「運用3号通知」「国家公務員採用大幅減」など、閣僚たちが思い付きレベルの意思決定を独断でおこない、結果的に我が国の将来に禍根を残した。 ・法的根拠のない組織を乱立させ、意思決定過程が曖昧になり、指揮命令系統も混乱。 ・法的根拠のない大臣や副大臣を任命したり、個人的な友人を参与に、党職員を内閣官房職員に任命するなど、ルールを無視、公私の別がつかない人事を実施。 ・原発停止、ダム建設中止など、法令根拠や事前協議が必要な決定を手続無視で断行。 (2)外交能力の欠如 ・普天間基地問題が迷走し、沖縄とアメリカの信頼を大きく損なった。 ・来日したオバマ大統領を日本に残したまま、鳩山総理がAPEC首脳会議に出席するためにシンガポールに向かうという非礼行為。 ・尖閣沖漁船衝突事件では、中国側の脅迫や報復に屈して船長を早々に釈放、不起訴に。その後の尖閣諸島国有化でも迷走。 ・領空侵犯が頻発するも、実効的な対策をとらず。 ・韓国に対しては、通貨スワップ協定締結、朝鮮王室儀軌引渡し、慰安婦問題での「知恵を絞っていきたい」発言など、不用意な譲歩を重ねた。 ・韓国の歴代大統領として初めて、竹島へ李明博大統領が上陸。 ・旧ソ連時代を含めて初めて、北方領土へロシア国家元首が上陸。 ・実現に向けた方策が何ら決まっていない状態で、国連気候変動サミットにおいて「CO2の25%削減」を突如国際公約化。 ・実現の見込みも全くないまま、G8の場で、「太陽光パネルを1000万戸に設置する」と突如国際公約をおこなった。 (3)閣僚・所属議員の度重なる不祥事と情報隠蔽体質 ・鳩山総理⇒偽装献金問題、脱税問題、引退撤回、「最低でも県外」「Trust me」「国民の皆様が聞く耳を持たなくなった」 ・菅(直人)総理⇒外国人献金問題、北朝鮮関係団体献金問題、「顔が見たくなければ法案を通せ」 ・野田総理⇒在日韓国人献金問題、脱税企業献金���題、民団選挙協力お礼発言、「大きな音だね」 ・小沢元代表⇒政治資金規正法違反容疑で強制起訴(無罪判決)、献金虚偽記載で公設秘書が逮捕(有罪判決) ・仙谷官房長官⇒尖閣漁船衝突事件、「自衛隊は暴力装置」 ・赤松農水大臣⇒口蹄疫問題、「だから早く殺せって言ってるのに」 ・松本復興担当大臣⇒「知恵を出さないやつは助けない」「書いたらその社は終わりだから」 ・長妻厚労大臣⇒運用3号独断決定、職務停滞 ・蓮舫行政刷新担当大臣⇒事務所費架空計上問題、国会内ファッション雑誌撮影、「2位じゃダメなんでしょうか?」 ・前原外務大臣⇒外国人から政治献金受領 ・川端文科大臣⇒事務所費架空計上問題、キャバクラ費用を政治資金で計上 ・鹿野農水大臣⇒対中不正輸出疑惑、機密漏洩疑惑 ・鉢呂経産大臣⇒「死の街」「放射能をうつす」 ・一川防衛大臣⇒「安全保障に関しては素人」 ・柳田法務大臣⇒「答弁は二つだけ覚えておけばいい」 ・山岡消費者担当大臣⇒マルチ商法業者からの献金問題 ・中井国家公安委員長⇒議員宿舎にホステス連れ込み&カードキー貸与、式典で秋篠宮ご夫妻に「早く座れよ」とヤジ ・小林議員⇒違法献金問題で選対委員長が逮捕、選対幹部が公職選挙法違反で有罪 ・土肥議員⇒竹島領有権放棄を日本側に求める「日韓共同宣言」に署名 ・横峯議員⇒賭けゴルフ、女性暴行、恐喝事件への関与 ・緒方議員⇒「スーパー堤防はスーパー無駄遣い」 ・原発事故対応(SPEEDI、米実測値の非公表、議事録不作成など)、尖閣ビデオ、北朝鮮ミサイル発射への対応、温暖化対策の家計負担、年金改革の財政試算 など、自分たちに都合が悪い情報は隠蔽し、政府への深刻な不信感を招いた。 ・総理-閣僚間で見解の方向性や意見の不一致が常態化。それらも含め、自民党で同様の事態があれば野党のみならずマスコミも総出で吊し上げられる事態となるが、マスコミも概ね民主党に好意的な報道姿勢。 そんなに民主党時代が良かったなら、下野以降何度でも政権を取り戻すチャンスはあったはず。なのにただ一度もそうなっていないということ��、それが民意ということです。私もあんな地獄のような時代は二度と御免です。
新田 龍 / X
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ari0921 · 7 months
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 反スパイ法のない日本、外事警察の苦闘
            櫻井よしこ
わが国は、四桁に迫る数の自国民を北朝鮮という国家権力によって拉致されたまま、約半世紀、取り戻せないでいる。
13歳で拉致された横田めぐみさんは59歳になった。母上の早紀江さんは、日本はなぜ、国民を取り戻せないのかと問い続け、新しく拉致担当大臣が就任する度に「真剣に取り組んでほしい」と要望する。歴代内閣は拉致解決を政権の最優先課題と位置づけるが、吉報は未だ訪れない。
第二次安倍政権の7年8か月間、安倍晋三総理を支えて国家安全保障局長等を務めた北村滋氏は、近著『外事警察秘録』(文藝春秋)の冒頭で当時の拉致問題への取り組みを記した。めぐみさんのものとされる遺骨が螺鈿(らでん)装飾の漆器調の器におさめられて日本側に手渡された時、その遺骨は警視庁鑑識課で横田御夫妻に示された。目に涙を浮かべた父上の横田滋さんが無言で坐る傍ら、早紀江さんが沈黙を破った。
「めぐみは生きていますから。これは警察の方でしっかりと調べて下さい」
早紀江さんは毅然と言い、「遺骨」を証拠として鑑定処分に付することを承諾して下さった。「それは娘の生存に対する確固たる信念の発露」だったと、北村氏は書いた。
周知のように、遺骨はめぐみさんとは無関係だと判明し、日本国内の怒りは頂点に達した。だが、振りかえってみれば拉致は金正日総書記が2002年に認めるまで日本での関心事にならなかった。遡って1988年3月、梶山静六国家公安委員長及び警察庁の城内康光警備局長が、「一連のアベック失踪事件は北朝鮮による拉致の疑いが十分濃厚」と答弁した。
北村氏の指摘だ。
「拉致事件について国会で閣僚と警察の責任者が断言し、それと前後して日本人が拉致されたことを示す具体的な情報が複数取りざたされていたが、それでも捜査に追い風は吹かなかった。北朝鮮の国家犯罪の追及は当時、日本政界を支配していたムードに逆行するものだったのだろう」
事実、89年7月には土井たか子、菅直人の両衆院議員らが北朝鮮の工作員・辛光洙の釈放を求める要望書を韓国に送り、90年9月には自民、社民両党が「金丸訪朝団」を結成して訪朝した。当時は日朝友好親善の機運が高まっていたのだ。
世界一、与し易い国
警察が拉致を防げなかったこと、捜査が進捗しないことについての批判は依然として強い。北村氏は言い訳するつもりはないとしたうえで、日本国の体制に注視する必要性を指摘する。まず第一に、スパイをはじめわが国の国益を深刻に侵害する犯罪を直接、適切な量刑で処罰する法律がないことだ。米国では死刑、終身刑、数十年の懲役刑となるような犯罪が、わが国では北朝鮮のスパイ事件に見られるようにほぼ全員、軽微な刑罰にとどまると北村氏は指摘する。
警察庁が認定してきた1950年から81年までの北朝鮮スパイ事件42件に限れば適用された罪名は「出入国管理令違反」等の微罪にすぎず、執行猶予が付くケースが多いという。
第二次安倍政権が「特定秘密の保護に関する法律」(特定秘密保護法)を難産の上成立させたとはいえ、今もまだ拉致問題に典型的に見られる対日有害活動を直接処罰する法律は制定の動きすらない。安全保障に疎いわが国の、これが現実である。
『外事警察秘録』の頁をめくる度に、日本の安全保障体制が法的にも国民の意識という点においても如何に貧弱かを思い知らされる。北村氏が41年間のキャリアを振りかえって取り上げた事件は拉致問題、重信房子の日本赤軍、麻原彰晃のオウム真理教、暗躍する中国スパイなど、実に幅広い。一連の事例から浮かび上がるわが国の姿は、悪意を持った犯罪者にとって恐らく、世界一、与し易い国のそれではないだろうか。
日本と日本国民を守る手段(法整備)に事欠く中で、北村氏らは国内世論の無理解、日本政府内に蔓延する気概の喪失とも戦わなければならなかった。たとえばオウム真理教事件で、早急に打つべき手のひとつが麻原彰晃ら最高幹部の国外逃亡阻止だった。
彼らは当時頻繁にロシアに渡り、レーザー兵器、ウラン、軍事用ヘリコプター、毒ガス用の検知器、自動小銃などを入手した可能性があった。そこで北村氏ら外事警察は「旅券法に基づいて、麻原に旅券返納命令を出してほしい」と外務省に要請。95年3月30日、警察庁長官の国松孝次氏が狙撃された当日のことだ。外務省担当者はこう返答したという。
「返納命令を発出してもし報復テロの対象として我々が狙われたらどうなりますか。警察庁長官ですら銃撃から守れなかった日本警察に部外者の我々を守り切れるのですか」
テロリストの思う壺
最終的に旅券返納命令は発出されたが、恐怖心を煽って政治的目的を果たそうとするテロリストの思う壺にはまっている日本の姿がそこにあった。氏はまた警察庁外事情報部長だったとき、スパイ事件に関する日米の分析検討会議に出席した。日本の摘発事例を説明した際、米側の出席者がたまりかねた様子で尋ねた。
「日本警察が摘発した事件では、そもそも公訴の提起がなされなかったり、スパイ協力者に対する求刑が懲役一年から二年程度だったりすることが多い。判決では執行猶予が付され、釈放されるケースばかりだ。なぜなのか」
日米同盟という関係の中で、日本から情報が漏れれば米国も一蓮托生だ。米国側が懸念するのは十分に理由のあることなのだ。
北村氏は、日本の刑事法にはスパイ行為を直接罰する罪が存在しないこと、したがって捜査機関は、スパイがその情報を入手するためのプロセスを徹底的に精査し、あらゆる法令を駆使して罪に問える罰条を探し、スパイ協力者はその共犯として立件すると説明したが、到底、理解してもらえなかったという。
「米国では、情報を漏らした者はもとより、情報を探知し、盗み出した者を、より重罪とする。量刑は最高で死刑だ。(中略)終身刑や被告の寿命を遥かに上回る数十年の拘禁刑という事例も散見された」
北村氏はこう書いたが、これは中国、ロシアを含めておよそ世界の国々の常識であろう。
インテリジェンスの専門家が振りかえる安倍政権、7年8か月の軌跡は、案件のひとつひとつが生々しい記憶をよび起こす。独立国としての日本の再起に文字どおり命をかけた安倍晋三総理。第二次政権発足の翌日、内閣情報官としての第一回総理ブリーフィング(報告)を終えて退出する北村氏に安倍総理が声をかけた。
「これからも時々、報告に来てください」
週一回だった定例報告はそれ以来、週二回となった。安倍総理はインテリジェンス報告に多くの時間を割いた。情報こそが国の命運を決することを正しく理解していた宰相なき後、わが国の前途は多難である。
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kennak · 2 months
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周囲のアメリカ人から「あの本読んだ?」とよく尋ねられる本が毎年何冊かある。韓国系アメリカ人作家ミン・ジン・リーの長編小説『パチンコ(Pachinko )』もそのひとつだ。 韓国と日本を舞台にした、在日韓国・朝鮮人の4世代にわたる年代記なのだが、アメリカでベストセラーになり、2017年の全米図書賞の最終候補にもなった。私の周囲だけでも、義母、娘、娘の婚約者の母親が同時に読んでいて、まるで「読書クラブ」のようだった。それほど、多くの人に読まれている作品であり、読者の評価も高い。 小説は1910年の釜山からスタートする。大日本帝国が大韓帝国との間で日韓併合条約を締結して韓国を統治下に置いた年だ。釜山の漁村に住む漁夫の夫婦は、その運命を黙って受け入れた。「泥棒相手に国を失った無能な貴族と腐敗した母国の統治者」には、それ以前からすでに諦めの気持ちを抱いていたのだ。動揺するかわりに夫婦は身体に障害があるが利発なひとり息子フーニーの将来を考えた。夫婦は息子に学校で韓国語と日本語を学ばせ、仲人を使って見合い結婚をさせ、労働者用の宿屋を経営させた。 フーニーの若い妻ヤンジンは何度も流産を繰り返した末にようやく健康な娘スンジャを得た。そして、働き者のフーニーが亡くなった後も、未亡人は娘の助けを借りて評判の良い宿屋を営み続けた。 スンジャは働くことに生きがいを見出す生真面目な少女だったが、16歳のときに年上の裕福そうな男コー・ハンスーから誘惑されて妊娠してしまう。相手が既婚者だと初めて知ったスンジャは、自分の過ちを恥じ、「結婚はできないが面倒は見る」という申し出を拒否して別れる。 田舎の漁村で未婚の女が妊娠するのは醜聞だ。結核で倒れたときに母娘に看病してもらったことに恩義を感じる若い牧師イサックは、これを神が自分に与えた機会だと考えてスンジャに結婚を申し込む。若い2人は、イサックの兄ヨーセブの誘いで1933年に大阪に移住する。 イサックとヨーセブの両親は裕福な地主だったが、韓国社会の不安定化で経済的な余裕はなくなっていた。大阪では韓国人牧師のイサックが得られる収入はほとんどなく、2組の夫婦は会社に務めるヨーセブの収入に頼ることになった。そのヨーセブにしても、雇ってもらっているだけで感謝しなければならない状況で、そこに付け込まれて日本人より安い賃金で倍以上働かされていた。 さらに戦争前夜の日本の思想弾圧により、牧師のイサックが逮捕されてしまう。一家はますます窮地に陥る。男としての甲斐性にこだわるヨーセブは妻たちが外で働くことを固く禁じるが、スンジャはコー・ハンスーから受け取った唯一の贈り物である高級時計を売ってイサックの借金を返し、ヨーセブの妻が作ったキムチを路上で売って家計を支える。 イサックは、スンジャが産んだコー・ハンスー��息子のノアをわが子として愛して育てる。しかし何年も刑務所で拷問を受けた結果、結核が悪化して解放直後に死んでしまう。イサックの性格を受け継いだように生真面目なノアは、働きながらも早稲田大学で英文学を学ぶ夢を叶えるが、自分の誕生の秘密を知って絶望する。日本で受け入れられるために愚痴も恨みも言わずひたすら努力を積み重ねてきたノアは、母を罵り、家族を捨て、見知らぬ土地で日本人としての偽りのアイデンティティを使って新しい人生を生きようとする。 スンジャの次男モサズは、兄とは違って、学問にまったく興味がない。だが、商売の嗅覚があり、パチンコ店に勤務して頭角を現す。そして、自分でも店を持ち成功する。モサズは、ひとり息子ソロモンをアメリカのコロンビア大学に留学させる。それは、亡き妻が抱いていた夢の実現でもあった。しかし、日本に戻って外資系の投資銀行に勤務したソロモンは、その環境であっても自分が在日韓国人として扱われる現実を実感させられる――。 在日韓国人の4世代にわたる年代記が、アメリカでベストセラーになり、しかも全米図書賞の最終候補にまでなったのはなぜなのか? それは、場所や人種が異なっても、「移民の苦労ばなし」が普遍的なものだからだ。 読んでいるうちに思い出したのは、20世紀前半にアメリカに移住したアイルランド系やイタリア系移民が受けた差別や紀元前からあるユダヤ人の迫害だ。 ユダヤ系には金融業、医師、弁護士、科学者が多いが、それは古代のヨーロッパでユダヤ人の就業が禁じられていた職種が多かったからだと言われる。アメリカのニューヨークやボストンでは、アイルランド系移民の警察官が圧倒的に多い。これも、アイルランド系移民が初期に受けた職業差別が少なからず影響している。20世紀の日本での在日韓国・朝鮮人によるパチンコ経営は、これらに比類するものだ。 アメリカは、先住民以外はすべて「移民」とその子孫だ。何世代か遡れば、必ず移民としてのこうした苦労ばなしに行きあたるはずだ。こうしたアメリカ人のDNAに刻み込まれた記憶が、小説への共感を生むのだろう。 日本統治下の韓国での日本人による現地人への虐めや、日本人による在日韓国・朝鮮人への差別、そして単語こそ出てこないが「慰安婦」のリクルートなど、『パチンコ』は日本人にとっては居心地が悪い小説かもしれない。 しかし、これは日本人を糾弾する小説ではない。1人の人間として「読者」になれば、誰でも感情移入できるし、家族ドラマとして楽しめる本だ。私は、若い頃に観たNHK連続テレビ小説の「おしん」を思い出した。そういう雰囲気もある。 著者のミン・ジン・リーはそんな私の意見に対して、このように答えてくれた。 「日本人の読者は洗練されているし、微妙なニュアンスも理解できる。あなたのように先入観なく、公平な視点でこの本を読んでくれると強く信じている。(英語で読んだ)多くの日本人読者は、すでにこの本をとても支援してくれて、とても感謝している。私の夫は日本人とのハーフで、私の息子は民族的には4分の1が日本人だ。現代の日本人には、日本の過去についての責任はない。私たちにできるのは、過去を知り、現在を誠実に生きることだけだ」
『Pachinko』(Head of Zeus) - 著者:Min Jin Lee - 渡辺 由佳里による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
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ire314091 · 2 years
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shintani24 · 8 months
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2024年2月2日
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貧乏によるストレスは離婚や介護よりも強く健康状態の悪化に関連していることが判明(Gigazine)2024年2月2日
人生には経済的な問題や配偶者との離婚、親の介護といったさまざまな問題が付きまとい、これらのストレスは精神だけでなく健康にも悪影響を及ぼします。イギリスの研究チームが行った新たな研究で、経済的なストレスはその他のストレス要因よりも強く健康状態の悪化に関連していることが示されました。
イギリスのユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンとキングス・カレッジ・ロンドンの研究チームは、さまざまなタイプの慢性的なストレスが高齢者の健康バイオマーカーとどのように関��しているのかを調査しました。
研究には、50歳以上のイギリス人を追跡調査したEnglish Longitudinal Study of Ageing(イギリス老化縦断研究)が2008~2012年にかけて収集した合計4934人のデータが用いられました。被験者は面接や自己記入のアンケートに回答したほか、看護師によるバイオマーカーの採取を受けました。今回の研究に用いられた4934人の年齢の中央値は65歳でした。
今回の研究で調査されたストレス要因は、将来的に必要な経済的リソースが枯渇する可能性がある「経済的なストレス」、過去1年間に私生活で成人の介護を行っていた「介護のストレス」、歩行やしゃがむといった行動に困難がある「障害のストレス」、長年の病気や健康問題により活動が制限される「病気のストレス」、過去2年以内に親や配偶者との死別を経験した「死別のストレス」、過去2年以内に離婚を経験した「離婚のストレス」の6つでした。
また、被験者の健康状態のリスクは、ストレスに反応して産生されるホルモンのコルチゾール、炎症への免疫反応に関連するCRPとフィブリノゲン、老化と長寿に関連するIGF-1という血液中の4つのバイオマーカーを通じて測定されました。
分析の結果、何らかのストレスにさらされていると報告した被験者は、4年後の追跡調査で高リスクのカテゴリーに分類される可能性が61%高まりました。この結果は遺伝的要因や年齢、性別、ライフスタイル、調査開始時点の健康状態といった要因を除外しても確認されました。
また、複数のストレスを持っていた被験者では、ストレス要因が増えるごとに高リスクカテゴリーに分類される可能性が19%増加しました。ところが、「経済的なストレス」のみを報告した人は、それだけで4年後に高リスクカテゴリーに分類される可能性が59%も高くなることが判明しました。つまり、「経済的なストレス」はその他のストレス要因よりも強く健康状態の悪化に関連していたというわけです。
経済的なストレスが健康により強い悪影響を及ぼす理由について、論文の筆頭著者でユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの博士研究員であるオデッサ・ハミルトン氏は、経済的なストレスは生活のさまざまな側面に関与しているからかもしれないと指摘。経済状況の悪化は家族間の対立や社会的な疎外につながるほか、最終的には飢餓やホームレス状態などに陥る可能性もあるとのこと。ハミルトン氏は、「今回の研究では、経済的ストレスが生物学的健康に最も有害であることがわかりましたが、これを確立するにはさらなる研究が必要です」と述べました。
今回の研究結果は、必ずしもストレスが長期的な健康問題を直接引き起こしていると証明したわけではありません。しかし、ストレスが高齢者の体に大きな影響を与えており、ストレス源によって身体的影響が異なる可能性を示唆しています。
ハミルトン氏は、「免疫系と神経内分泌系がうまく連携して機能すれば、体のホメオスタシス(恒常性)が維持され、健康が保たれます。しかし、慢性的なストレスはこの生物学的経路を乱すため、病気につながる可能性があります」と説明しました。
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被爆者団体「まだまだ戦わなければ」 引き続き「黒い雨」訴訟支援など確認 広島(RCCニュース)2024年2月2日
広島県被団協の代表者会議が2日、広島市で開かれ、引き続き「黒い雨訴訟」の支援などを続けていくことを確認しました。
広島県被団協 恒例の「新春代表者会議」には、県内各地の被爆者団体など、約40人が出席しました。
広島県原爆被害者団体協議会(県被団協)箕牧智之 理事長 「被爆から79年、高齢化でこうした集会は集まりにくいが、戦争犠牲者・原爆犠牲者は、まだまだ戦わなければならない」
現在、被爆者の高齢化で、団体の存続が課題となっています。坂町にある被爆者団体は、高齢化を理由にいったん解散したものの、被爆2世などで再結成し、黒い雨訴訟の相談会のチラシを配る活動などをしたということです。
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原爆投下直後に降った「黒い雨」をめぐっては、援護対象区域を広げた国の新基準でも、被爆者手帳の申請を却下された人たちが、取り消しを求める裁判を続けています。
厚生労働省の有識者検討会では、現時点で降った範囲を判定することは困難だとしていますが、広島県被団協は引き続き、被爆者の救済を国に求めていくとしています。
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「公園内は軍施設と一体でそのメッセージは『戦争』」 被団協の講師団がパールハーバー視察報告 広島市の姉妹公園協定をめぐって(RCCニュース)2024年2月2日
広島市が、平和公園と姉妹公園協定を結んだハワイの「パールハーバー国立記念公園」について、協定に異議を唱えている市民団体が、現地視察の報告会を開きました。
アメリカ・���ワイ州にあるパールハーバーには、アメリカ軍の基地や、1941年の真珠湾攻撃で亡くなった兵士などを追悼する記念館などがあります。
広島市は、去年6月、パールハーバー国立記念公園と平和公園は「共通の理想を達成するために、国際協力と相互���益を促進する」として、姉妹公園協定を締結しました。
被爆者などでつくる団体は先月、現地を視察した報告会で、公園は軍の施設があるため、自由に撮影ができないことなどを紹介しました。
広島市は、姉妹公園協定の対象を、ビジターセンター周辺とアリゾナ記念館など4施設に限定し、軍の施設は含めないとしています。
しかし団体は、対象の施設が、核兵器の威力や開発を誇る軍の記念館や基地と隣り合っていることから、「公園内は一体で、目に飛び込んでくるのは『戦争』というメッセージだ」と訴えました。
佐久間被団協平和学習講師団 山根岩男さん 「『ノーモア・広島』『核兵器廃絶で平和を』と訴えていくことと真逆のような、『油断するな 戦争に備えよ』『抑止力こそ強化すべき』と訴えている」
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広島でしか買えない 人気の「むさし」と「うえの」の弁当 新幹線で大阪に直送(RCCニュース)2024年2月2日
広島でしか買うことのできない人気の弁当を、大阪のイベントで販売するために、新幹線で直送しました。
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広島駅の新幹線ホームです。出来上がったばかりの「むさし」の「若鶏むすび」が、新幹線の到着を待っていました。JR大阪駅で開かれている広島・山口の人気商品を販売するイベントに、新幹線で素早く届けるためです。
記者 「スタッフ用の入り口が開きました。新幹線が停車する1分の間に積み込みが行われます。今、むさしのお弁当が運びこまれました」
「むさし」に加えて「うえの」の「あなごめし」という広島でしか買えない人気弁当を、イベントの期間中、4回新幹線でスピード輸送するということです。
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むさし新幹線店 沖田隆次 店長 「大阪のお客様に召し上がっていただいて、広島に行きたいなと思っていただければ光栄です」
JR西日本は、荷物を早く定時で運べる新幹線の活用を、検討していくということです。
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「私たちの病院を助けて」病床ひっ迫、疲労の蓄積 被災地の医療は課題山積(石川テレビ)
被災地の医療は課題が山積みです。珠洲市の診療所は断水が続き十分な医療が行えていません。奥能登の医療体制は綱渡りの状態が続いています。
珠洲市内にある小西医院。普段は内科、循環器内科、小児科の3つの診療をしています。しかし、今はかかりつけ患者への薬���処方だけです。
小西 堅正院長「(正院地区は)いわゆる電気の復旧も一番遅かったんです。サーチライトやってそれでもなかなかカルテも散らばって診療にならないので、やっぱりこれは無理があった」
地震発生後は停電のため電話も使えず、体にカイロを貼り懐中電灯などで辺りを照らしながら再開に向け準備をしてきたそうです。
電気が通ったのは地震から22日目。今は1日に20人から30人ほどの患者が薬の受け取りにやって来るそうです。
小西 堅正院長「金沢に避難された患者さんから『元気でいますよ』と電話だけかかって来ることもあるんです。無理して頑張っても誰も(珠洲市に)いなくなるんじゃないかなと心が折れそうになるときも実際ありましたけど、そうやって『自分らも必ず戻るから頑張ってね』と言われると、やっぱり自分ももうちょっと頑張らんといかんなと元気づけられる。(人手不足などもあるが)人的支援もいただきながら少しずつ戻していければと思っています」
一方、こちらは七尾市の恵寿(けいじゅ)総合病院。病床のひっ迫に危機感を募らせています。
恵寿総合病院 神野 正博理事長「非常に病床はひっ迫していて空いているベッドは10数床ということで、救急患者を受け入れるためにその10数床をどうやって空けるかを考えながらいろいろと患者の流れをつくっています」
別館の一部で天井が崩落するなどの被害が発生。スタッフのおよそ1割は現在も避難所など自宅以外からの通勤を余儀なくされています。手術や透析などの病院機能はこれまでにほぼ全て回復しましたが、被災地の医療現場では先行きの見えない状況が続いています。
恵寿総合病院 神野 正博理事長「(この病院は)手術などがちゃんと機能しているという意味で、(今後)療養だけの患者さんはここではなくて他のところで受けていただくという形が必要だと思います。職員が非常に疲弊しています。全職員の10パーセントくらいは自分の家以外から、全体の3パーセント程度の方は避難所から出勤しているんですね。全国の病院に呼びかけているんですけども、私たちの病院を助けてくださいと。少し職員を休ませて、そして長持ちさせるということが必要かなと思っています。これからの医療を止めないために、私たちがいま一番必要なのは人材の支援だと思っています」
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2月2日夜、直径約290mの小惑星が地球付近を通過 NASAも監視中(Forbes)2024年2月2日
スタジアムサイズの小惑星が日本時間2月2日金曜日の夜に地球の近くを通過する。そして、そのサイズと地球への接近距離のため、NASAの科学者らは危険がないか監視している。
直径約290mの小惑星が、秒速約18kmで地球から約270万km(月までの距離の約7倍)以内のところを通過するとNASAのジェット推進研究所は発表した。
「2008 OS7」と呼ばれるその小惑星は、太陽を962日周期で周回しているため、次に戻ってくるのは2026年となるが、その次に地球へ接近する2037年では、地球から約1600万kmの距離を通過する見込みだ。
NASAは、地球から約750万km以内に接近する直径140m以上の天体を「潜在的に危険な小惑星」に分類しているため監視している。
地球付近を通過するのは日本時間2月2日金曜日の午後11時41分頃と予測されている。肉眼で見えることはできないが、NASAがバーチャル小惑星トラッカーを提供して小惑星の位置をリアルタイムで伝えているほか、Virtual Telescope Projectがライブ中継を行う。
小惑星は惑星と同様に太陽を周回している岩石質の天体だが、惑星よりずっと小さいとNASAは説明している。約46億年前に太陽系が形成された時の残骸からできている。小惑星2008 OS7は、アポロ群と呼ばれる地球軌道と交差する可能性のある1万8232個の小惑星からなるグループに属している。
近年NASAは、地球に接近する小惑星の脅威をより深刻に捉えている。2022年のDARTミッションでは、小惑星の軌道を変更するテストを行った。NASAは探査機を宇宙に飛ばして小惑星に衝突させ、その公転周期を32分短くした。さらにNASAは、地球に接近しているベンヌと呼ばれる小惑星を研究するミッションで探査機OSIRIS-RExを送り込んだ。同探査機は小惑星の標本を採取し、2023年9月に地球に届けたが、発見内容は未だに公開されていない。科学者らは、ベンヌが2182年に地球に衝突する可能性を信じており、それがベンヌの探査が行われている理由だ。OSIRIS-RExミッションの科学者チームは、ベンヌが2182年に、テキサス州サイズの領域に2700分の1の確率で衝突する可能性があると考えている。Icarus誌に掲載された2023年の論文による。
2月2日に地球近傍を通過する小惑星は2008 OS7だけではない。あと2つ小惑星が近づいている。小惑星2024 BJ3は今年発見された直径約21mの飛行機サイズの小惑星だ。2008 OS7よりもずっと近い86万km以内に接近する。小惑星2024 BP1も飛行機サイズだがやや大きい直径約40mほどで、この中では最も遠い340万km付近を通過する。
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le-tessia · 6 months
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なるほど、定期的に訪れる「民主党政権擁護」が再発してるんですね。
あのような惨劇は二度と繰り返してはなりません。あの時代がいかに酷いものであったか、いくらでも具体例を挙げて語れますので、支持者から叩かれることを覚悟で詳説していきましょうか。
個人的に、「悪夢の民主党政権」における大きな問題点は次の3点と考えています。
(1)国家運営能力の欠如により、内政上の失敗を数多く引き起こし、国益を損ない続けた
(2)拙劣な外交を繰り返し、日米関係をはじめ、周辺諸国からの信頼を大きく毀損した
(3)総理・閣僚をはじめとする所属議員の度重なる不祥事や、自分たちに都合が悪い情報を隠蔽する体質によって、国民の政治に対する信頼を失い続けた
では、それぞれどんなことがあったか振り返っていきましょう。はらわたが煮えくり返る覚悟で読み進めてください。
(1)国家運営能力の欠如
・財源の見込みが甘く、政権交代の際に掲げたマニフェストはほぼ未達成。
・官僚を敵視して排除し、国家業務の停滞と質低下を招いた。
・歴史的水準まで進んだ円高を放置し、デフレを加速させた。
・法的根拠がないばかりでなく、仕分人の選定や対象事業選定にも透明性を欠いた「事業仕分け」をデフレ時におこない、必要な公共投資を削減。経済を悪化させたにも関わらず、結果に責任を負わなかった。
・「コンクリートから人へ」という誤った政策により、災害対策を疎かにしたうえ、地域社会を破壊した。
・「朝鮮王室儀軌引渡」「尖閣事件の船長釈放」「運用3号通知」「国家公務員採用大幅減」など、閣僚たちが思い付きレベルの意思決定を独断でおこない、結果的に我が国の将来に禍根を残した。
・法��根拠のない組織を乱立させ、意思決定過程が曖昧になり、指揮命令系統も混乱。
・法的根拠のない大臣や副大臣を任命したり、個人的な友人を参与に、党職員を内閣官房職員に任命するなど、ルールを無視、公私の別がつかない人事を実施。
・原発停止、ダム建設中止など、法令根拠や事前協議が必要な決定を手続無視で断行。
(2)外交能力の欠如
・普天間基地問題が迷走し、沖縄とアメリカの信頼を大きく損なった。
・来日したオバマ大統領を日本に残したまま、鳩山総理がAPEC首脳会議に出席するためにシンガポールに向かうという非礼行為。
・尖閣沖漁船衝突事件では、中国側の脅迫や報復に屈して船長を早々に釈放、不起訴に。その後の尖閣諸島国有化でも迷走。
・領空侵犯が頻発するも、実効的な対策をとらず。
・韓国に対しては、通貨スワップ協定締結、朝鮮王室儀軌引渡し、慰安婦問題での「知恵を絞っていきたい」発言など、不用意な譲歩を重ねた。
・実現に向けた方策が何ら決まっていない状態で、国連気候変動サミットにおいて「CO2の25%削減」を突如国際公約化。
・実現の見込みも全くないまま、G8の場で、「太陽光パネルを1000万戸に設置する」と突如国際公約をおこなった。
(3)閣僚・所属議員の度重なる不祥事と情報隠蔽体質
・鳩山総理⇒偽装献金問題、脱税問題、引退撤回、「最低でも県外」「Trust me」「国民の皆様が聞く耳を持たなくなった」
・菅総理⇒外国人献金問題、北朝鮮関係団体献金問題、「顔が見たくなければ法案を通せ」
・野田総理⇒在日韓国人献金問題、脱税企業献金問題、民団選挙協力お礼発言、「大きな音だね」
・小沢元代表⇒政治資金規正法違反容疑で強制起訴(無罪判決)、献金虚偽記載で公設秘書が逮捕(有罪判決)
・仙谷官房長官⇒尖閣漁船衝突事件、「自衛隊は暴力装置」
・赤松農水大臣⇒口蹄疫問題、「だから早く殺せって言ってるのに」
・松本復興担当大臣⇒「知恵を出さないやつは助けない」「書いたらその社は終わりだから」
・長妻厚労大臣⇒運用3号独断決定、職務停滞
・蓮舫行政刷新担当大臣⇒事務所費架空計上問題、国会内ファッション雑誌撮影
・川端文科大臣⇒事務所費架空計上問題、キャバクラ費用を政治資金で計上
・鹿野農水大臣⇒対中不正輸出疑惑、機密漏洩疑惑
・千葉法務大臣⇒落選後も留任
・鉢呂経産大臣⇒「死の街」「放射能をうつす」
・一川防衛大臣⇒「安全保障に関しては素人」
・柳田法務大臣⇒「答弁は二つ覚えておけばよい」
・山岡消費者担当大臣⇒マルチ商法業者からの献金問題
・中井国家公安委員長⇒議員宿舎にホステス連れ込み&カードキー貸与、式典で秋篠宮ご夫妻に「早く座れよ」とヤジ
・小林議員⇒違法献金問題で選対委員長が逮捕、選対幹部が公職選挙法違反で有罪
・土肥議員⇒竹島領有権放棄を日本側に求める「日韓共同宣言」に署名
・横峯議員⇒賭けゴルフ、女性暴行、恐喝事件への関与
・原発事故対応(SPEEDI、米実測値の非公表、議事録不作成など)、尖閣ビデオ、北朝鮮ミサイル発射への対応、温暖化対策の家計負担、年金改革の財政試算 など、自分たちに都合が悪い情報は隠蔽し、政府への深刻な不信感を招いた。
・総理-閣僚間で見解の方向性や意見の不一致が常態化。それらも含め、自民党で同様の事態があれば野党のみならずマスコミも総出で吊し上げられる事態となるが、マスコミも概ね民主党に好意的な報道姿勢。
そんなに民主党時代が良かったなら、下野以降何度でも政権を取り戻すチャンスはあったはず。なのにただ一度もそうなっていないということは、それが民意ということです。私もあんな地獄のような時代は二度と御免です。
https://x.com/nittaryo/status/1738566069697356187?s=46&t=1lgVS1ds3uqk5xvTqZM4Fw
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xf-2 · 1 year
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入管法改正の国会審議が進む
出入国管理法(入管法)を改正する審議が国会で行われている。これは現行法の穴をついて、ごく少数の外国人犯罪者が日本に長期滞在することをなくす、当然の取り組みだ。犯罪を犯した外国人が日本に難民申請を繰り返して居続けることができる欠陥がある。
出入国在留管理庁の問題説明の文章を読んだ。(「現行入管法の問題点」出入国在留管理庁」)
これを読み、唖然とした。日本人、外国人を問わず、日本に住む人に危険を与える外国人の管理制度が放置されていたのだ。急いでこれを直してほしい。そして、この資料を一読してほしい。普通の常識があったら、この制度を直すのは当然だと思うだろう。ぜひ拡散してほしい。
しかし、メディアと人権活動家、そして立憲民主党の一部(同党の見解は統一されていない)と日本共産党が、法改正への反対運動に狂乱している。問題点を冷静に指摘せず、外国人が可哀想などと感情論を繰り返す。かなり異常な人々だ。日本人の人権が侵害され、その貴重な税金が使われているのに、それを止めようという法改正をなぜ妨害するのか不思議だ。
婦女暴行を繰り返した外国人が、難民申請を繰り返す
私は決して、外国人を差別しろとか、排撃しろとか、外国人を入れるなという異様な発言をしているわけではない。今や日本は、年間約3100万人(2019年)の外国人が押し寄せ、約289万人(2021年末)の人が住む。そうした人たちが、日本のルールに従うなら、日本が好きなら、喜んで歓迎する。
しかし、そのうちごく一部の8万4000人の外国人の違法滞在者がいる。真面目に暮らす外国人に対して、大変迷惑な話だ。そして、日本人にも多くの迷惑をかけている。
週刊新潮は「【入管法改正】立民・石川大我議員が支援 体調不良を訴え仮放免された「スリランカ人男性」が2度も起こしていた「性犯罪」」という記事を報道した。この資料に書かれたらしい人物の異様な行動が詳細に出ている。
記事に書かれたスリランカ人男性は2000年に90日間の短期ビザで来日して違法滞在を続けている。その間に、2回の性犯罪を犯し、2度服役後、21年に6月に3度目の難民認定申請を行っている。そして日本に居続けている。
今は外国人収容施設にいる。その待遇が悪いと、立憲民主党の石川大我衆議院議員はこの男性を支援。またジャーナリストの堀潤氏のネット放送に出演した。堀氏らの呼びかけで、約2万5000人がネット署名で収容中のこの男性の待遇改善を求めたという。この男性の異常な行動を知っているのだろうか。支援する日本人が不気味だ。
送還を拒否するために「難民」と自称する人々
資料に掲載されているが、難民認定制度の濫用の疑いがある行為には、次の例がある。
▼不法入国後に「殺人」「入管法違反」により、懲役12年の実刑判決を受けた後、 服役後難民認定申請を行い、現在2回目審査中。
▼正規在留中の「恐喝等」により、懲役2年6月の実刑判決。その後に、仮放免許可後に「強姦」により、懲役5年の実刑判決。受刑中に「傷害公務執行妨害」により、懲役1年2月の実刑判決。その受刑中に難民認定申請を繰り返し、現在4回目の審査中。
▼正規在留中の「強姦致傷等」により、懲役5年6月の実刑判決を受け、刑務所出所後に2回の難民認定申請を行い現在審査中。
こんな例が他にも数多くあるという。(表1)
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本国への送還を拒否する外国人(送還忌避者)は昨年3224人いるが、そのうち前科を持つものが1133人いる。さらに忌避者のうち1629人、前科をもつもののうち424人が難民申請をしているという。そして犯罪者の割合が、あまりにも高率だ。懲役7年以上の服役者が98人も、さらに薬物犯、殺人、性犯罪、強盗などの前科者だらけだ。彼らが日本に居座り、日本国民の税金を使った収容施設で生活している。(表2)
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日本では難民申請が、犯罪者の日本滞在の理由に使われているようだ。殺人犯や婦女暴行犯が、その制度を使って日本に居残っているのは恐ろしいことだ。
難民として認定されれば、将来の日本国籍取得、日本国民とほぼ同等の公的サービスが可能となる。ただ、当然ながらなかなか認定されない。それよりも大半は、帰国を伸ばそうとする意図があるようだ。
仮放免制度を悪用する一部外国人
さらに帰るにしても、航空機内で、あばれ抵抗する人たちがいて帰らせられない人がいる。(表3)またイランなどは、麻薬犯などを自国に受け入れない措置をしている。日本の出入国在留管理庁の職員らも大変だ。
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入管への長期収容を避けるために、また収容可能者数が限られるために、「仮放免」という手段がある。身元保証をした上で、収容施設の外での生活を認める制度だ。原則、病気などの特別な事情がある場合に限られる。これは就業は認められない。また一定の要件の下で就業が認められる「仮滞在」という資格がある。ところがその仮放免者、仮滞在者が犯罪を犯したり、逃亡して行方不明になってしまう例がある。
逃してしまっても身元保証人は道義的責任があっても、法的責任は負わない。その保障する外国人が大量に逃亡している弁護士、支援者がいる。280人の身元を保証しているのに、そのうち80人が逃亡した弁護士もいる。(表4)
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もちろんこの制度に関わる弁護士も支援者も善意の人が大半だろう。しかし中には無責任に引き受けている人もいるようだ。弁護士の身元引受保障の代金は20万〜40万円とされる。
また、これまでの記事で示したように、トルコ系クルド人は、最初から、この仮放免、仮滞在を狙って日本に来る。彼らはトルコのパスポートで来日し、トルコに迫害を受けると難民申請をする。最初から、親族の解体業や、産廃業で安い賃金で働くことが決まっているらしい。そして埼玉県南部に集住し、住民とトラブルになっている。
日本人の人権が侵害され、「本物の」難民が救われない
こうした制度の欠陥によって、制度が混乱して本当に救済の必要な難民を救えなくなっている。また無秩序な事実上の移民、犯罪者の流入を認めることになる。それによって、日本に住む人の人権が侵害される。この問題を、政治家も人権活動家もメディアも真剣に受け止めていない。
こうした問題の解決は、偽装難民、もしくは難民と認められない人に、早急に帰国してもらうしかない。今回の法改正では、そうした外国人に(まだ不十分だが)早く帰国してもらうための改革だ。申請の回数(原案は原則2回)を制限し、収容した人を早期に帰国させる仕組みにするという。また犯罪者は、難民が申請できなくなる。(他の論点もあるが省略する。)
難民であるとの申請回数の制限は、どの先進国でも行なっている。またどの国も国外退去の命令違反では、刑事罰や罰金刑が外国人に課せられる。日本にはない。英国は偽装難民を怖がらせるために、収容所をアフリカ南部のルワンダに置いてもらい、そこに難民を放逐する法案を今審議中という。日本も、偽装難民には厳しい国にするべきだ。もし日本に暮らしたいなら、正当な手続きに沿って、正規の手続きで住めば良い。救済の制度を別途設ける必要はない。
こうした法律の是正は当然だし、今までしなかったのは行政と国会の怠慢だ。そして、このようなことに強い反対をする人々がいるのは理解に苦しむ。
私は、外国人犯罪者や法の隙間を突いて滞在するルール破りのずるい外国人に、日本にはいてほしくない。お断りだ。そしてごく一部であると信じたい。本当に救いの必要な難民を助け、また私たち日本人と共生できる外国人は歓迎する。そうした「守るべき人を守る」ために、今回の法改正を早急に行なってほしい。
石井孝明 経済記者 with ENERGY運営 ツイッター:@ishiitakaaki メール:[email protected]
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apoandbangpo · 1 year
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BTS Sugaのワールドツアーは究極のポップス転覆 / The Atlantic 翻訳
アメリカでグループ初となるソロコンサートを開催、アーティストとしての個性を強烈に宣言した。
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Story by Lenika Cruz
フォグマシーンの柔らかな吐息に包まれたステージから、フードを被った4人の人物が舞い降りてきたかのようだった。その肩には、黒をまとった体が乗っている。雨と稲妻が背後のスクリーンに真っ白に映し出される。ようやく、その男が地面に横たえられた。その後には、まるで死からの復活を思わせるような光景が待っていた。スポットライトが彼を見つけ、歓声が上がり、ついに彼は動き出した。そして、マイクを口に当てた。
このロックスター、ラザロの正体はミン・ユンギ。グラミー賞にもノミネートされ、チャートを席巻している韓国のグループ、BTSのラッパー兼ソングライターのSugaとして広く知られている。しかし、その夜ニューヨーク州ロングアイランドにあるUBSアリーナのステージには、彼のバンドメンバーは誰もいなかった。なぜなら、この日は彼のソロワールドツアーの初日だったからだ。昨年の夏以降、メンバーは各々の兵役義務遂行に向け、個人活動に集中してきた。BTSで初めてソロツアーを行うSugaはグループ作品よりも暗く、生々しく、パーソナルな音楽制作のために2016年につけた名前、Agust Dとしても公演を行っていた。先月、Agust Dの3部作の完結編となる強烈なスタジオアルバム『D-Day』をリリースした。このアルバムで社会批判やトラウマの黙想、名声、精神疾患、孤独、そして許しについて語っている。
同じくD-Dayと題されたSugaの現在進行中のツアーは、彼の作品を初めて本格的にショーケースするものだ。完売したアメリカでのツアーは、まるで10年以上の歳月を経て作り上げた芸術的個性の宣言のようだった。コンサートはフロントマンのエネルギーと作家主義的な華麗さで爆発していた。しかし、彼の最も際立った功績はポップミュージックが持つ共感を生み出す潜在的な力を受け入れながらも、その非人間的な作用に立ち向かっていることだ。
水曜日の夜、カリフォルニア州オークランドで幕を閉じた全米ツアーの全11公演は雷雨の中、道路に横たわるSugaの姿で終わるショートフィルムからスタートした。これはBTSとしてデビューするまでの練習生時代、生活費を賄うためにソウルで配達のアルバイトをしていた時に、車にはねられたことにちなんでいる。この事故で肩に傷を負った彼はBTSが世界的な名声を得た後も、この怪我に悩まされ続け��。この映像の後に命を落としたかのような実物のSugaがステージに担ぎ込まれる展開は、スムーズでありながらも衝撃的であり、何日も会場の外で待ち続けるファンを持つポップスターの人間的な脆さを再認識させるものであった。
初日のUBSアリーナ、そしてアメリカ最終日のオークランド・アリーナで私が観たSugaの公演は、ポップ・コンサートの常識を覆すものだった。ある面では子供の頃に日本の作曲家である坂本龍一の曲をサンプリングして自分のビートを作っていた技術に長けたラッパーによるダイナミックなヒップホップショーだった。Sugaは『Haegeum』でこの夜の空気を作った。タイトルは韓国の弦楽器と解禁を意味する。「溢れ返る情報は想像の自由を禁ずると同時に思想の統一を求める」「資本の奴隷 カネの奴隷 憎悪と偏見 嫌悪の奴隷 / YouTubeの奴隷 Flexの奴隷」とSugaは韓国語でラップする。Haegeumの耳に残るストリングスと、心地よく荒れたベースが空気を振動させた。この曲はすべて韓国語で書かれたものだが、観客は歌詞を大声で彼に歌い返した。反骨精神に満ちた『Daechwita』、初期のファンに人気の『Agust D』、『Give It to Me』と激しいラップ曲で序盤を駆け抜ける彼は催眠状態にあるかのようだった。
観客がまだ落ち着かないうちに、Sugaはアコースティックギターを取り出した。ギターにはBTSの他の6人のメンバーからのメッセージや絵が描かれていた。パンデミック期間中にギターを習得した彼のアンプラグド・バージョンの『Seesaw』は、振り付けやバックダンサー、凝ったセットを伴う過去のパフォーマンスとは一線を画すものであった。序盤の盛り上がる曲で見せた力みのない威勢が、静かなシンガーソングライターモードのSugaへと移り変わっていった。その後、アップライトピアノの前に座り、2020年のBTSの楽曲『Life Goes On』の自作バージョンを披露した。特に感極まる瞬間は、歌手のWoosungと亡き坂本龍一が参加した楽曲『Snooze』のソロパフォーマンスだった。2022年後半にSugaと坂本が唯一対面した時の映像が、前もって大型スクリーンに流れた。グランドピアノで曲を演奏する年上のミュージシャンと喜びを抑えようとする若者。Snoozeは、坂本にとって最後のコラボレーション作品のひとつになった。坂本を敬愛し、苦闘する若きアーティストを慰めるためにこの曲を書いたSugaにとって曲中の坂本の存在は、とりわけ心に響くものだろう。
BTSの活動で、できなかった試みをD-Dayで再三にわたり実践するSugaの姿は、実にスリリングだった。 そう、彼は依然として熟練したエンターテイナーなのだ。何万人もの観客の心をつかむ術を熟知している。BTSのコンサート中盤の爽快なラップメドレーで見せるとおり、息をつく様子もなくラップをしながらステージを飛び回れる人なのだ。そして、ロサンゼルスの2公演ではアメリカ人歌手、MAXとHalseyをゲストに迎え、それぞれのコラボレーションを披露した。その一方で、彼の破壊的な選択も際立った。コンサートに散りばめられたショートフィルムは、デヴィッド・リンチの夢の論理とグラインドハウス映画の粗い質感を思わせる。ポップアイドルのSuga、影のAgust D、そして人間ミン・ユンギという3つのアイデンティティーのストーリーが描かれている。このコンサートにおける究極の芸術的意図は、それぞれの自己を観客に明瞭に示すと同時に、それらがすべて共存していなければならないのだと認識させることにあるようだ。BTSのソロ曲である『Interlude: Shadow』やBTSの他のラッパーたちとの曲のヴァースを披露する姿を見て、彼は自分の過去を否定しているのではなく、むしろ誇りに思っているのだと確信した。なにしろ、その過去が彼を韓国の青瓦台、アメリカのホワイトハウス、国連総会、そしてグラミー賞の舞台にまで導いたのだから。
もうひとつの魅力的な演出があった。公演全体を通じて、舞台の一部がチェーンで天井に引き上げられ、Sugaのパフォーマンスできるスペースが次第に狭くなり、より慎重に舞台を進行させる必要があったのだ。 アンコール前の最後の曲『Amygdala』では、寂しげな四角い床に立っていた。周囲には炎が燃え上がり、まるで恐ろしい牢獄のようだった。アルバム D-Dayの核となる、このエモ・ラップトラックには、Agust Dのオルター・エゴの起源が記されている。交通事故、母親の心臓手術、父親の肝臓がん宣告など、彼の人生を決定づけたトラウマに言及し、それらがいかに彼を形成したかを語っている。曲の最後のフレーズで、力尽きたように地面に倒れ込むとフードをかぶった人物たちが戻ってきて彼を運び去った。ただし、今回は全身真っ白な服を着ていた。まるで浄化されたかのようだった。彼のカタルシスが完了したのだ。
アンコールの頃には舞台装置がすべて取り払われ、下に隠れていた機材が露わになった。 消火器、電気コード、発火装置などが散乱していた。Sugaはもう観客の頭上に立つことなく、地面の高さからファンの目の前で最後の数曲をパフォーマンスした。時にはファンの携帯電話を手に取り、自身の姿を撮影してみせた。最後の瞬間は、ほろ苦かった。ほとんどの観客は、6月下旬にあるソウル公演でツアーが終了した後、Sugaが少なくとも18ヶ月間の兵役に就くことを知っていたからだ。その現実がコンサートを一時的な別れのように感じさせた。ファンが持つライトスティックの輝きが、まるでひとつの波のようにアリーナ全体を駆け巡った。 時折、野生的なエネルギーに駆られた観客が吠え始めるとSugaは驚いたり笑ったりしていた。オークランドでは観客に向かって、BTSの他のメンバーと一緒に戻ってくること伝え、ファンにもう少しだけ待って欲しいと頼んだ。
ツアー初日の夜、もうひとつのサプライズが待っていた。私は最後の曲は感傷的なものなのか、軽快なものかだと思っていた。 ところが、Sugaは不気味なビデオカメラの輪の中に入っていき、その真ん中に立った。つぶやきはじめたのは『The Last』のヴァースだった。第一作目のミックステープに収録されているこの曲は、彼の最高傑作であり、私が最も好きな曲のひとつだ。そして、このところ私が聴くのに苦労している曲でもある。The LastでSugaは、強迫性障害、鬱、社交不安について語っている。低く控えめな表現から徐々に切迫していき、最後には叫び声と泣き声の間のような声へと変化していた。数年前、この曲を初めて聴いたとき、私は自分自身の絶え間ないパニック障害による発作と息苦しい死への渇望を思い出した。この曲は私の心に刺さり、歓迎すべき欠片になったのだ。
ここ数年、Sugaは成長、自己愛、不安や苦しみを肯定することをテーマにした音楽を多く作ってきた。 コンサートの序盤、彼は英語で「あまり怒りを抱えずにパフォーマンスしたい」と語り『SDL』、『People』、『People Pt.2』といった曲に焦点を当てた。これらの曲は人生の試練を前にして冷静に考え、許し、謙虚でいられる人物像を描いている。ひどい苦しみから解放され、自分なりの癒しを見つけられたときの安堵感を私もよく知っている。だから、The Lastの出だしの歌詞(「有名なアイドルラッパーその後ろに、弱い俺が立ってる 少し危険だ」)を聴いたとき、私は凍りついた。彼は一体何をしているのだろうか。 監視システムのように並んだカメラ、その映像が映る彼の頭上のスクリーン。彼が見せる苦しみを貪るように映し出す。つまり私もまた、彼の苦しみを貪っているのだ。
しかし、すぐに理解できた。23歳のときと同じように息もつかせぬ情熱でラップしているが、単なる激高ではなく時間とともに和らいだ怒りでパフォーマンスしているのだと。その感情の力強さや真摯さに陰りはないが、それを発信する側が受けるダメージは少ないのだ。今の彼は炎の中に立って熱を感じながらも、その炎に飲まれることはない。若き日の自分に回帰することなく、当時の自分と心を通わせられる。
そして、魔法が解けた。曲が終わった瞬間、客席の照明がつき、彼が舞台袖に無言で歩いていくのが見えた。別れの挨拶も、長々とした感謝の言葉も、歓声を上げる観客に手を振ることもない。後ろを振り返ることさえもしなかった。初日の夜、突然の退場に衝撃を受けた人々は戸惑いの表情を浮かべた。このフィナーレを観客との静かな対決、愛されてやまない芸術家による大いなる自己主張と捉えることもできるかもしれない。けれども、もしそれが対決であったなら、それは見下しているのではなく、むしろ信頼に基づくものだ。観客が不快感に耐えられるだけの知性を備えており、彼が見せたものに気分を害したり、恐怖を感じたりしないのだという信頼だ。
完璧なエンディングだった。闇と神話作りから始まったコンサートが明かりの中で、さらけ出すように終わったのだ。他の誰かに運ばれきてスタートさせた公演をSugaは自らステージを去ることで終わらせたのだ。これ以上、何を望むというのか。彼は私たちに何もかも見せてくれたのだから。
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manganjiiji · 1 year
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熱終わりの水滴
この調子なら明日もう出勤してもいいのではないか?とりあえず今日はいつものスタバに勉強しに行くか、と思って昼前に家を出たが、15時頃に突然体が熱くだるくなり、腕が赤くなってきて、やばい発熱だ……と思って帰ったが、熱を測ると36.4℃しかなく、帰りの日差しでやられたのか、その後部屋で寝ているうちに熱中症になり、18時頃から死ぬほどの頭痛にくるしんだ。こ、この調子ではとても明日の出勤はむり…と思い職場への連絡は断念した(早く治ったら連絡してねと言われている)。頭を冷やしつつ、空腹で変な映像が見え始めたので、また半ば緊急的にピザを注文した。前回貰ったクーポンで、Sサイズを1500円で買えた。クワトロニッポン(炭火焼き鳥、テリマヨ、3種チーズ、明太もち、の四種類で死ぬほどうまい)。ばくばく食べて2切れ冷蔵庫にしまい、しばらくベッドに座って休んでから、寝た。0時前に目覚めて「熱が下がったあとの感じ」になっているな…と思いながら、頭痛が消えていたので、最果タヒを3編書写してから1200時ほど燐一の導入を書いた。本当に学習しろという感じなのだが、また保存しようとしたところ、直前でポメラが落ちてデータが消えた。悲しみの中なんとか覚えているところだけを打ち出して(表現はかなり変わったが致し方なし)、新書ページメーカーで進捗としてTwitterに上げた。上げないよりは上げた方が満足度が上がるので…。あとはこれに夜のパート、というかここが本来の本筋なのだが、をくっつければお題2つ目は一応クリア。でもそのあと3つ目のシーンを入れるかもしれない。すると少し長くなる。R-18にしたくないが、話の都合上そうならざるを得ない気がする。Twitter上で載せていきたかったが、privatterを挟むか…リンクを踏まずにいきなり画像で小説を読めるのがTwitterのよいところなのに。
『資本主義の〈その先〉へ』(大澤真幸)が2章の4-5まで来た。剰余価値の生産の核心に迫る部分。たいへん面白い。キリスト教の予定説と重ね合わせて資本主義や投資について読みといていくのだが、『資本論』の初学者向け解説にもなっており、非常にありがたい。何より私は大澤先生の言葉選びの上品なことが好きだ。文学的ですらあると思う。普遍化(=より広範な社会的領域での承認)というのが今日のポイントだったと思う。昨日は寝る前に『侍女の物語』も進めた。小説は最初の設定のようなところを抜けると、あとは背景を使いまわせるのでわりと読むのが早くなることがわかった。序盤を読んだ時は特に何も思わなかったが、言われてみれば結構えぐいというか、暗いところの描写が細かい小説かもしれないと思う。とくにウエットな質感ではないので淡々と読める。
働いていないとさまざまに悪い思考に囚われてしまう。それとは別に、はっきりと、今日頭を冷やして目を瞑りながらわかったのだが、私の人生はこれから何をどうやっても「当初の『幸せ』」は達成できないということだ。自分が幸せになれないのなら、他人の幸せのために生きるので別に全然いいのだが、そうか、人はこうやって自分が幸せになれたかなれなかったかを判断する時が来るんだ、と感じた。今年36歳になる(正確には1月なので今年度)。私は結婚して出産して家庭を築きたかったタイプのシスヘテロの女なのだが、残念ながらこれは未達成で終わったということだ。そもそも結婚はできないうえに(ただし、32くらいでできるようになった)、治療薬のため出産もできない(奇形児になる可能性が高い)、さらに週に4日までしか労働できない、かつ非正規雇用しか精神的に耐え得ない、となると、もうパートナーを見つけることが��望的に難しい。でも、それでいいと思う。できないことはできない。できることをやって生きていくしかない。人生は希望通りにはならない。悲しいという思いもあるが、それでも生きていく方法はあると思う。あとは早ければ8月に受給可否が決まる障害年金が降りてくれればまだ希望があるが、降りなかったら、どうしようかなあと思っている。資格が取れないとこれ以上自分の希望通り生きていくのは難しい。でも、今はやり方がわからないだけで、夢に近づく方法は色々あると思う。ともかくは週に4日の労働に復帰することだ。これは給与のためというより、体力維持のためである。どちらにしろそろそろ生活保護の申請はしなければならないだろう。ぎりぎり生活保護費支給対象(支給されても1〜2万)になってしまう気がする。が、これ以上この体で稼げないので仕方がない。もう1日14時間働ける体力は無い。アルバイトを掛け持ちできる人生の期間は終わった。公助に頼り、許される範囲で生きていくしかないが、それでもやはり福祉系の資格を取りたい。通信制の大学に行きたい。障害年金が降りなかった場合、その道は一旦閉ざされるが、なんとかどうにかして資格を取れないものだろうか?または、週5日の勤務に耐えられる体になるとか、障害者雇用でそれなりの給与のところに転職するとか、諦めずに粘っていきたい。
あんスタで今日からニキなずなのツアイベが始まった。まずニキのセットリストが凄くいい。Vermilionは29レベルでまだフルコンできないものの、かなり叩けるようになったのでBP0で何回か練習した。Be The Party Beeはフルコンを逃したのでこれもBP0でフルコンまで叩いた。ほかは割と順調。今日は目が疲れたのでDAY3までで終了。欲を言えば1日に5DAYくらいは進めたい。
2023.7.15
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haura-yuki · 1 year
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20230602
ある心身の傷を指して、これは勲章になるのか後遺症になるのか問うたとき、その答えは当人の心持ちで変わってくるのだろう。
右足を失った戦士はそれでも歩を進めるために、左足で全体重を支えた。戦士は挑んだ証拠だと見えない足の先をみた。誰しもが心身に傷を抱え、それを庇うように傷の正反対にあるモノを身につけたり、価値をつけたりする。
私にも当然傷がある。不可解というだろう。またある人は不愉快だと思うだろう。だから、それを庇うように傷の正反対にある振る舞いを身につけた。戦士が片足でも歩いたように、私も前へ歩いているつもりでいた。けれど、楽しませたい相手に愉快だと評されるほど、嬉しさと同時にこの傷を隠す使命感に迫られて、触れ合う関係を恐れた。人間関係の欠落、これは後遺症だった。
でも、さらに変なことを言うと、私はこの傷を愛する誰にも理解されたくないんだ。どんな理由があっても、自らを傷つけるのは良くないし、そんな出来事があるのはもっと良くない。不愉快だと���じる人の心はあるべき健全な感覚だとすら思う。 深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているから、私のことはどうか分からないでいて。
暗い話はここまで。心持ちで勲章にもなると言った。私は誰よりもタフになれる機会を得た。傷がありそうな人に傷があれば“やっぱりな”と思われ、傷がなさそうな人に傷があっても“そういう人”とレッテルを貼られるもので、自分がどんな人間性であれ、相手の概念に沿った位置づけに一度強制的に立たされる。その概念を覆せるのは、巧みな弁明でも、真摯な訴えでもない、日々積み重ねた行いによってしか、”大丈夫な人”とは思ってもらう術はない。そのためには、そこらの人より少しタフになる必要があった。人よりも弱くて傷をつけたのに、この傷は私を人より少し強くさせる。
今、消したいかと言われたら、消したいと告白する。
過去に戻って傷つけずにいられるかと言われたら、それはできないだろうと告白する。
おそらくこれからも障害は多くあるだろう。私だけの問題ではなくなる時が来て、何度も後悔をするだろう。それが悔しいなら”大丈夫”を証明し続ける、そして自分を大切にする。大切って、自分を傷つけないこともそうだけど、自分を傷つけてくる対象から逃れることもそうだ。これが私の選択なのです。
頑張れ、25歳。
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taishouo · 2 years
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日本はドラッグ無法地帯!? ドラッグの世界潮流と日本ドラッグ事情
2009/07/25 18:00
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『週刊現代』8月9日号(講談社)
「犯罪者である彼あるいは彼女にも我々同様に人生があり、そして罪を犯した理由が必ずある。その理由を解明することはまた、被害者のためにもなるのでは?」こんな考えを胸に、犯罪学者で元警視庁刑事・北芝健が、現代日本の犯罪と、それを取り巻く社会の関係を鋭く考察!
 昨今の日本では、ドラッグ関連の報道はもはや珍しいものでもなんでもない。芸能界からスポーツ界、有名大学の学内、そのほかありとあらゆるところにドラッグが蔓延しているのが現実である。ドラッグは日本の闇の文化の一つとして成り立ってしまったといっても過言ではない。そしてそれは、世界的なドラッグの流通ルートに、日本が組み込まれていることをも意味する。今や世界のドラッグ業界において、日本は無視することのできないほど大きな市場の一つなのである。
 日本におけるドラッグ全体のシェアは、大麻がトップ、次いで覚せい剤とMDMA(合成麻薬)が肩を並べる。そして、この三種類が日本に出回るドラッグのほぼすべてを占めている。これらのドラッグは、大麻が『ダウナー系ドラッグ』、ほかの2つが『アウェイキング・ドラッグ(またはアッパー系ドラッグ)』と呼ばれ、程度の差はあるがどれも自身の感覚が鋭敏になり、セックスの快楽を増す作用がある。ダウナー系は他者に対しての警戒心が鈍くなり、羞恥心が薄らぎ、多幸感、および大麻であればマッタリ感、アッパー系なら極度の強迫観念や攻撃性が増すようになる。これらのドラッグの売値は、クラブに出入りするプロのディーラー(卸元)やプッシャー(密売人)など取り扱う者にもよるが、平均してMDMAは1錠2,000~4,000円(末端価格。以下同)。大麻はタバコ状になっているもので1本2,000~3,000円。覚せい剤は1g4~7万円前後。これは近年値上がりした価格で、それまでは長い間耳かき一杯で7,000円前後の相場であった。これらのドラッグの流通には当然、闇社会が関わっている場合がほとんどで、相場価格はコントロールされているため大きな値崩れはない。
 日本に入ってくる覚せい剤は、北朝鮮で製造され海を渡ってくるものが有名だが、中国の香港や大連からも密輸される。ヘロインやアヘンはミャンマーとタイ、ラオスの三国境が交わる山岳地帯、業界では『ゴールデン・トライアングル』とも呼ばれる一大麻薬密造地帯から日本に来るルートがある。これは、まずバンコクを通り、グアム経由で成田や関空に入ってくる。また、バンコクからシーチャン島~台湾~沖縄を通る、台湾マフィア”チクレンパン”が仕切っているルートもある。なお、余談だが、実はチクレンパンが仕切るこのルートはオウム真理教の手配犯、高橋克也、平田信(菊地直子は偽造パスポートで関西空港からバンコクへ出国)が国外に逃亡したルートでもある。オウムと麻薬組織とのつながりは、オウムが覚せい剤を密造していた関係からできたものであり、現在、彼らはミャンマーの山村で”麻薬将軍”ことウェイ・シューカンに保護されている。3人がかつて潜伏していたというミャンマー北部の一軒屋には、昨年私の友人や捜査官も実際に足を運び、その痕跡を確認したので間違いないはずだと思っている。
 大麻は世界中のいたるところで密造されている。世界的に有名なのはインドのガンジャや中東、東南アジアのタイ、南アフリカ、アメリカならばカルフォルニアのビッグ・サーあたりであろう。世界中というのには当然日本も含まれており、福島や栃木の山間部や北海道に違法な大麻畑があるという情報もある。欧州発のドラッグであるMDMAは、主にオランダ、ポーランド、チェコで密造され世界各国に流れる。ドラッグ市場の規模で言えば日本以上である欧州は、ドラッグの種類に関わらずその多くがヨーロッパドラッグカルチャーの中心であるオランダ・アムステルダムに一度集められて欧州全土に広まるが、日本にはオランダ経由で航空貨物やシベリア鉄道などを通じ流入する。日本に入ると、まず六本木に集められ新幹線を使って全国のクラブにばらまかれる。
 三大ドラッグと比べれば数は少ないが、アヘンやヘロインも少しずつだが日本に入ってきている。アヘンに関しては1988年にイラン・イラク戦争が終わり、イラン人が日本に大量に入国した際、『テリヤキ』と呼ばれるアヘンスティックを持ってきたことで流行した。当時それらは1本6,000円くらいで取引されていたが、これが現在でもイランからのルートで国内に入ってきている。また、昨今は01年のアフガン戦争以降、アフガニスタンでは厳しく取り締まられていたケシ畑がタリバンによって復活し、アヘンや精製されたヘロインが国内にも流れてきている。ただ、アヘンは日本ではさほど需要がなくアメリカや欧州、中東、アフリカにおいて多くが取引されている。
 以上が、日本に流入するドラッグの主だったルートであるが、このようなルートが各国に存在し、それこそドラッグの世界潮流とも言うべきものを為している。これだけわかっていて、なぜドラッグの流入を防げないのか? そう考える人もおられるかと思うが、実際に国内へのドラッグ流入を阻止するのは非常に難しいのが現実だ。まず、空港に入ってくるドラッグの場合だが、家具や家電に巧妙に隠され税関をスルーしていく。個人では身体に巻きつけたり、防水加工したりして体内に隠す場合もある。国内に来る人、荷物の数に比して空港警察や税関職員、厚生省麻薬取締官、麻薬犬の数は圧倒的に不足している現状では、一定の成果を上げているとは言っても、残念ながらその何倍ものドラッグが空港を通過していると考えられる。そして、船を使った場合は漁船でやられたらほぼ100%スルーになってしまうのが現状だ。数は減ったとはいえ、依然として北朝鮮製覚せい剤がドラッグ市場からなくならないのも、海からの流入を防げないからである。北朝鮮から積み出された覚せい剤は、日本海沿岸において防水加工され海に流される。それを、広域暴力団に雇われた漁船が吊り上げ、日本に持ち帰るのだ。つまり、いくら港の税関の取締りを厳しくしてもドラッグの流入は防げないのが日本の現実なのだ。
 日本はこのように、島国といえども関係なくドラッグに入り込まれやすい地帯なのだ。ドラッグから身を守るためには、そんな現実を認めて個人各々が「ドラッグには手を出さない」という強い意志を持っていくしかないのである。
(談・北芝健/構成・テルイコウスケ)
shibakenprf.jpg●きたしば・けん
犯罪学者として教壇に立つ傍ら、「学術社団日本安全保障・危機管理学会」顧問として活動。1990年に得度し、密教僧侶の資格を獲得。資格のある僧侶として、葬式を仕切った経験もある。早稲田大学卒。元警視庁刑事。伝統空手六段。近著に、『続・警察裏物語』(バジリコ)などがある。
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最終更新:2009/07/25 18:00
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ari0921 · 5 months
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和六年(2024)5月12日(日曜日)
    通巻第8250号 
 西側諸国から多くのデータが中国に盗まれていた
  英仏ばかりか、モルドバでもハッカーとフェイク被害
*************************
 日本、アメリカ、台湾ばかりではない。中国のハッッカー攻撃で欧州主要国からもデータが大量に盗まれ、また政治家へのフェイク攻撃による選挙介入などが続いている。
 英国ではダウデン副首相が下院で演説し、「報道機関にリークされた議員と国選機関に対するサイバー攻撃の責任は中国にある。英国はこれらの行動が中国の敵意を示す明確かつ持続的な行動パターンを示していると判断する」とした。
具体的に2021年から翌年にかけて英国選挙管理委員会のシステムが中国系のサイバー組織によって「侵害された可能性が非常に高い」と結論づけたのである。
「中国諜報機関によって、大規模なスパイ活動や、英国国内で反体制派や批評家とみなされた人々への脅迫などの目的で使用される可能性が非常に高い、およそ4000万人の英国有権者の名前と住所が中国政府のハッカーの手に渡った」と当局は発表した。
2024年5月6日、習近平がパリを訪問しマクロンとの蜜月を演出した。これに異議をとなえたフランスの議員らは中国ハッカー部隊「APT31」のサイバー攻撃の標的となった。七名のフラン国会議員らは司法捜査を求めた。米国司法省が3月に、国家スパイ機関である国家安全省とつながりのある中国ハッカーらがフランスで犯罪行為を行ったとして起訴したことを受けて行われたものだ。
米国の起訴状によると、ハッカーらは2021年に「IPACに関係する個人の400以上の固有アカウントに1000通以上の電子メールを送信し、インターネット活動やデジタル機器に関するデータを収集しようとした。攻撃対象には、元ベルギー首相ガイ・フェルホフシュタット、英国ヌスラト・ガニ欧州大臣、チェコ外相ヤン・リパフスキーなどが含まれていた」としている。
オリビエ・カディック(仏)上院議員は、「フランス国民の選挙で選ばれた代表者に対するこのようなサイバー攻撃活動を放置することはできない」と批判した。
 5月7日、英国国防省(MoD)は中国によると思われるサイバー攻撃を受け、数万人の 兵士の個人情報が流出したと発表した。
請負業者が運営する国防総省の給与計算システムを標的にし、現職、元軍人の名前と銀行口座の詳細が含まれていた。英国の特殊部隊を除くすべての部隊が被害を受け、その数は27万人に達した。しかしグラント・シャップス国防長官は、中国の攻撃を直接非難することになかった。
ジョン・ヒーリー(影の国防長官)は、ハッキングされたソフトウェアの親会社としてIT大手ソプラ・ステリア社を名指しした。子会社のSSCLは23万人の軍人と予備役200万人の退役軍人の給与計算、人事、年金サービスを提供している。
まさに外交委員長のカーンズ議員がのべたように「中国は英国の『敵』である」。
 カーンズは続けた。「中国共産党は我が国軍へのハッキング、選挙管理委員会へのサイバー攻撃、イギリスとフランスの国会議員へのサイバー攻撃に責任がある」。
他方、ロンドンの中国大使館は「これらは完全に捏造された悪意のある中傷である」とし、「英国における“反中政治的茶番劇”の終結」を求めたほどのふてぶてしさで応じた。
 ▼モルドバにウクライナ難民が雪崩れ込んだ。そのうえ。。。。。
モルドバにとってロシアのハッカー攻撃、フェイク情報は日常的な現実である。
ウクライナとの国境に位置し、ロシア語を話す人が多いうえオデッサを経由したウクライナ難民が流入している(脱線だが、筆者もモルドバの首都キシニューからバスで、オデッサをめざした。運賃は1000円ほど、普通なら二時間ほどでつける距離だが、「沿ドニエストル共和国」を避けるルートで、国境通過には二時間ほど手間取る。朝10時にでて、お出差のホテルへ就いたのは午後三時過ぎだった)。
このモルドバでは、10月に大統領選挙とEU加盟を問う国民投票が行われる。
モルドバ人の約60パーセントは反ロシア、西側諸国との緊密な関係を支持している。しかしモルドバ国内に未承認国家「沿ドニエストル共和国」があってロシア兵士が残留している。
一方、「攻撃は最大の防御」という立場の中国国家安全省は海外に駐在する中国人に対し、「さまざまな方法で近づき、情報を収集し、海外要員のルクルーとも兼ねる「友好的な」人物に注意するよう」警告した。
「海外駐在の中国人の中には、罠に陥った後、警戒心を欠いて国家機密を漏らしたり、国益を裏切るよう強要されたり、進んで外国諜報機関の共犯者となったりする人もいて、国家安全保障への脅威となる可能性がある」という。
中国国家安全当局は海外に長期駐在する中国人に対し、「リスクを回避するために他者との交流において冷静かつ合理的な態度を保つよう」にと呼び掛けた。
中国はスパイ防止法を改正し2023年7月1日から施行されている。
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kennak · 4 months
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木村教授 私の専攻は憲法学です。私は、子どもの権利と家庭内アビューズの被害者の権利の観点から、共同親権の問題を研究しています。現在審議中の民法改正案には、非合意強制型の共同親権が含まれています。この点について意見を述べます。 共同親権の話をすると、「別居親が子に会う・会わない」の話を始める人がいます。しかし、これから議論する親権とは、子どもの医療や教育、引っ越しなどの決定権のことであり、面会交流とは別の制度です。面会交流と混同せずに、話を聞いてください。 また、これまで説明されてきた離婚後共同親権のメリットは、父母が前向きに話し合える関係にある場合、つまり、合意型共同親権のメリットです。非合意強制型のメリットではありません。合意型と非合意強制型は全く別の制度ですから、両者を分けて議論してください。 民法改正法案819条7項は、父母の一方あるいは双方が共同親権を拒否しても、裁判所が強制的に共同親権を命じ得る内容です。衆議院では、合意がある場合に限定する修正案が検討されました。しかし衆議院多数派は非合意強制型が必要だと譲りませんでした。この法案には、あまりにも多くの問題があります。 第一に、父母の一方が共同親権に合意しない場合とは、現に、父母に協力関係がなく、話し合いができない場合です。こうした父母に共同親権を命じれば、子どもの医療や教育の決定が停滞します。つまり、非合意強制型の共同親権は、子どもから適時の決定を得る利益を奪います。 第二に、法務省は、法案824条の2第1項によって、共同親権下でも、日常行為・急迫の場合であれば、父母がそれぞれ単独で親権を行使できるから、適時の決定ができる、と説明してきました。 しかし、この条文によれば、学校のプールや修学旅行、病院でのワクチン接種や手術の予約などの決定を、いつでももう一方の父母がキャンセルできます。結果、いつまでも最終決定できない状態が生まれます。 病院や学校は、どちらの要求を拒否しても損害賠償を受ける危険にさらされます。条文の狙いとは裏腹に、病院や学校がトラブル回避のため、日常行為についても一律に父母双方のサインを要求するようになる可能性もあるでしょう。 この問題は、日常行為・急迫の決定について優先する側を指定しない限り解決しません。ところが、この問題を指摘された法務省の回答は、「こうすれば解決できる」ではありませんでした。驚くべきことに、その問題は「婚姻中の父母について現行法の下でも生じ得ます」と答えたのです。 私はこの回答を聞いた時、耳を疑いました。婚姻中にも問題が生じているなら、婚姻中の問題を解決する手段を作るべきです。離婚する人の中には、子どもを巡る決定への困難が、離婚原因となっている人もいます。離婚をしてもなお、同じ問題が継続するような、場合によっては、より悪化するような制度を作るのは、言語道断です。 そもそも、婚姻は、非合意で強制される関係ではありません。合意に基づく、父母の強い信頼と協力があってこそ成立する関係です。原因は様々あれど、信頼や協力が失われた場合に離婚するのです。法務省は、婚姻中でも起こりうる問題だから、離婚後にそれが継続してもいいと、本気で考えているのでしょうか。 第三に、法務省は、法案817条の12第2項に、父母の互いの人格尊重協力義務が定められているから、適時の決定を邪魔する共同親権の行使はできないと言い続けています。しかし、義務違反があったとき、誰が、どうやって、どのくらいの時間で是正するのでしょうか? 法務省は、相互尊重義務違反の場合、何時間・何日以内に是正されるのかを説明していません。その是正の際には、弁護士に依頼するなど、経済的コストも大きな負担となることでしょう。子どもの適時の決定を得る利益に興味がないと評価せざるを得ません。 実は、政府自身、過去に、安倍首相や山下法務大臣の国会答弁で、離婚後共同親権には、子が適時・適切な決定を得られなくなる危険があると指摘してきました。今回の法案の非合意強制型の共同親権には、政府自身が指摘してきた課題すらクリアできていないという問題があります。 第四に、法案819条7項は、共同親権を強制した方が子どもの利益になる場合とは、どのような場合なのかを全く規定していません。「適時・適切な決定のための信頼・協力関係がある場合」という文言すらありません。これでは、裁判所が、法律から指針を得られはずがありません。場合によっては、適時の決定ができなくなるケースで共同親権を命じかねないでしょう。 法務省は法制審議会で、共同親権を強制すべき具体例が挙がったと主張しています。しかし、法制審議会で挙げられた具体例は、小粥太郎委員が示した「別居親が子育てに無関心な場合」と、佐野みゆき幹事が示した「同居親に親権行使に支障をきたすほどの精神疾患がある場合」だけです。 無関心親に共同親権をもたせる小粥ケースが、なぜ子どもの利益になるでしょうか。日々、子育てに奮闘しているであろう一方の親に、無関心親との調整という、著しい負担を課すことになるだけです。 また、親権行使に支障をきたすほどの病がある佐野ケースなら、もう一方の親の単独親権とするのが適切でしょう。さらに、佐野幹事の発言の中には、今回の参議院法務委員会でも話題となった、精神疾患の方への差別が表れているようにも感じます。 法制審議会の非合意強制型の共同親権の議論は、極めて粗雑です。もう一度、離婚家庭の現実を適切に理解している専門家を交えて、審議会をやりなおすべきでしょう。 理論的に考えても、同居親に親権を奪うほどの問題がなく、かつ、話し合いは無理と判断して共同親権を拒否している場合に、別居親との話し合いを強制することは、問題のない同居親に無意味にストレスを与え、子どものために使えるはずの時間と気力を奪う結果になるはずです。 第五に、法務省は、DV・虐待ケースは除外する条文になっていると言い続けています。しかし、法案819条7項の条文は、将来のDV・虐待の「おそれ」がある場合を除外するだけです。過去にDV・虐待があったことが明白で、被害者がその事実に恐怖を感じ、あるいは許せないという気持ちで共同親権に合意しない場合でも、「もう止まった」・「反省している」と認定されれば、共同親権をなり得る内容です。 実際、同じような内容を持つアメリカのNY州には、父が15歳だった母に不同意性交の罪を働いた事案で、母側が拒否しているのに、「もう反省している」という理由で共同親権を命じた例があります。 今回の法案の条文でも、夫婦間の殺人未遂や子どもへの性虐待があり、それを理由に共同親権を拒否している場合ですら、裁判所が反省や加害行為の停止を認めれば共同親権を命じ得る内容です。そうしたくないなら、はっきりと、過去にDV・虐待があった場合は、被害者の同意がない限り、絶対に共同親権にしてはいけないと書くべきでしょう。 相手の反省を受け入れるかどうかを判断できるのは被害者だけです。その人が、話し合いや共同行為の相手として安心できるかを判断できるのかもその人だけです。 しかし、今回の法案では、被害者が自分の意思で共同親権を拒否できないのです。だから、被害者たちは恐怖を感じているのです。 DV・虐待を巡っては、家庭内のことで証拠の確保が困難であること、当人が多大な苦痛を感じていても、第三者の理解を得られにくいことなどから、DV・虐待の認定そのものが困難であるという深刻な問題もあります。 今回の法案は、DV・虐待を軽視し、被害者を置き去りにするものです。 以上が、非合意強制型の共同親権を廃案にすべき理由です。 その他にも、今回の法案には、「DVや虐待を主張すること自体が、相互の人格尊重義務違反として扱われる危険」、「被害者やその代理人・支援者への嫌がらせや濫訴への対策がないこと」、「家裁のリソース不足に対する具体的改善策の不在」など、たくさんの問題があります。   今回の民法改正法案には、子どもたち自身を含む家庭内アビューズの被害者から、この条文では安心できない、再び加害者との関係を強制される、という不安と恐怖の声が上がり続けてきました。 被害者の方を安心させるのは簡単です。合意型の共同親権に限定すればよいのです。共同親権のメリットとされてきたものも、それで実現できます。 しかし、被害者の声は切り捨てられ続けてきました。 法制審議会では、DV保護法を専門とする戒能民江委員が、この要綱では被害者を守れないという理由で反対しました。しかし、DV保護を専門としない他の委員の多数決で、要綱は押し切られました。 衆議院では、DV被害の当事者が、「この法案が可決されれば、再び加害者と対峙しなければならず、場合によっては共同親権を強制される」という恐怖を、涙声で訴えました。衆議院は、この方が安心を得られるようにする努力をしたでしょうか。そうは思えません。 なぜ、恐怖を訴える声が届かないのでしょうか。法務省や衆議院多数派は、DV被害の訴えを「極端な被害妄想」と見て、その主張を「また始まった」と嘲笑しているように見えます。 そもそも、法務省は、「父母がともにかかわるべきだ」、「どんな親でも子の利益のために行動できる」と強調し続けてきました。「父母の関りは良いもの」と留保なく断言する裏側には、「シングルの子育てはまともではない」という蔑みの感情すら見て取れます。 被害者の訴えを退け続ける態度も、シングル家庭への差別に由来しているのではないでしょうか。シングルでも一生懸命、子どもを幸せにしようと努力している親たちがいます。加害的な親と離れて、やっと安心できる生活を手に入れた離婚家庭の子どもたちもいます。 シングル家庭への差別をやめ、彼ら、彼女らの声に耳を傾けるべきです。 声を切り捨てられているのは、日本の被害者だけではありません。 イギリスのブリストル大学のヘスター教授も、次のように指摘します。 離婚後の親子コンタクトを推奨する専門家たちは、「DVを、解決済みの問題、既に過去のもの」と見て、DV被害をまるで違う惑星のもののように扱っていると。 アメリカのジョージ・ワシントン大学のマイヤー教授は、アメリカの裁判所で「子どもが別居親との関りを避ける場合、別居親の加害行為ではなく、同居親の悪口を疑うべきだ」という理論が蔓延しているとの統計研究を発表しています。マイヤー教授は、アメリカ家族法学で、DV・虐待が周縁部に追いやられている、アビューズの問題を中心に置かなくてはならない、とも指摘しています。 ドイツやフランスでは、DV・虐待があっても、特別な手続をとって、裁判所が認めない限り、共同親権です。ヨーロッパのDV問題の専門家や支援者からは、DV事案を除去できるような法案改正の必要が指摘され続けていますが、立法は対応しません。 オーストラリアでは、薬物依存の父親から逃れようと、子連れで転居した母親が無断転居を責められ共同親権を命じられた事案があります。オーストラリアの家族法の専門家の間では、「性虐待の過去を持つ親と子どもとのコンタクトをどうやって実現すべきか」が、検討すべき論点と扱われていました。オーストラリア法にも、被害者の声を軽視してきたという批判があります。 「欧米では共同親権が主流」というスローガンばかりが独り歩きしていますが、どの国でも、DV被害者の声はかき消され、あるいは虐待の被害者の声はかき消され、その支援者は嘲笑されているのです。 日本の家族法の教科書でも、DV・虐待の問題が中心に置かれているとは到底言えません。日本の民法学・家族法学が、どこまで欧米の、そして日本の被害者たちの声に向き合ってきたでしょうか。 このように検討してみると、「なぜ日本の現行法は、そんなにまともなのか」という疑問が浮かぶのではないでしょうか。 その答えは、憲法24条と、それによる戦後家族法の大改正にあります。日本の法律家の中には「欧米に比べ、日本の法律は遅れている」と考える人が多くいます。例えば、同性婚の問題にかかわっている人は、日本の取り組みはあまりに遅いと感じているでしょう。そうした分野があるのは事実です。 しかし、男女平等の親権法の実現は、ヨーロッパよりも長い歴史を持っています。フランスやドイツでは、父権に基づく男性優位の制度が20世紀後半まで続きました。これに対し日本は、新憲法を制定した1940年代に、憲法24条の男女平等の理念に基づく親権法を実現しました。婚姻中の共同親権を導入し、離婚後は女性であっても子どもの親権をもてるようにしたのです。 日本の新しい憲法・民法が重視したのが、「共同行為は合意がない限り強制できない」という当事者の意思を尊重する姿勢です。 民法の旧規定の下では、戸主の同意がないと婚姻ができず、父母や夫になる男性が女性に婚姻を強要することもありました。新憲法はこれを反省し、両者の合意のみで婚姻の成立を認め、また婚姻の効果を合意なしに強制することを禁じました。 憲法24条は、合意なしに強制してはいけない婚姻の効果があることを前提としています。合意なしに強制してはいけない婚姻の効果の範囲をどう理解すべきか。その中に、子どもの医療や教育についての話し合いの義務付けが入っていないのか。政府は、真面目に検討すべきです。 この点、政府は、同性婚訴訟の書面で、憲法24条に言う「婚姻」とは、共同で子育てをする関係なのだと言い続けています。子どもの共同親権を、婚姻の中核的効果だと考えていることは明らかです。これを前提にすると、合意もなしに、共同の子育てを強制することは、憲法24条の理念に反しています。 戦後の民法改正をリードした我妻栄先生は、「父母が離婚するときは、子を監護すべき温床が破れる」と言っています。父母が共に作る温床は、父母の真摯な合意によってのみ作られるのです。 我妻先生は、ある最高裁判決について、夫婦の力関係の差が現にあることを強調した上で、夫婦を形式的に平等に扱えば「その争いはとかく力の強い夫の勝利となり、夫婦の平等は実現されない」と批判しました。 もちろん、「夫は常に強く、妻が常に弱い」ということはなく、逆のケースもあるでしょう。しかし、協力関係が築けない背景に、力関係の大きな格差があることは少なくありません。そして、その格差は、当事者の「一緒にいることの辛さ」としてしか表現できないこともしばしばあるのです。 我妻先生は、形式論や理想論だけでなく、それがどんな現実をもたらすのかを含めて、豊かな想像力を持って家族法を考えました。先人は、子どもの利益と男女の実質的平等への深い洞察の上で、現在の民法を作り上げました。私たちがなすべきは、憲法の当事者の合意の尊重の理念と、戦後民法を作り上げた先人の遺産を受け継ぐことです。大事な遺産を台無しにすることではありません。 参議院議員の皆様は、被害者の声を無視して、差別し嘲笑する側につくのか、子どもが適時に決定を得られる権利と被害者が安心できる環境を得られる権利を守る側につくのか、重大な岐路に立っています。ぜひ、このことを自覚して、法案の審議に臨んでください。
木村草太教授 2024年5月7日参議院法務委員会(民法改正の参考人聴取)|七緒
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zenta1989 · 2 years
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「魔女の物語──シルヴィア・フェデリーチへのインタビュー」(小田原琳、後藤あゆみ 訳)
私たちの主要な目的は、家事労働は私的なサービスではなく現実的な労働であると示すことでした。家事労働こそ、労働力を生産する労働であるという意味で、他のすべての形態の労働を支える労働だからです。そしてつねに、目に見えない要素に光を当て、再生産という概念を変化させ、この問題を政治的活動の中心に据える必然性を強調してきました。 私たちの見方では、女性たちが家事労働への賃金のために闘うとき、彼女たちはこの仕事に抵抗する闘いを展開してもいるのです。家事労働は、それが無償であるとき、そのかぎりではいまのようなものでありつづけます。奴隷制のようなものとして。家事労働に対する賃金の要求は、女性の奴隷化��脱自然化しました。つまり、賃金は究極の目的ではなく、女性と資本との関係に変更を迫るための、道具、戦略なのです。私たちの闘争の目標は、無償という特質によって自然化された搾取的な奴隷労働を、社会的に認知された労働へと転換させることです。男性労働者が賃金を通じて女性に再生産労働を命ずる力に基づいた、労働の性別分業を転覆させることです。『キャリバンと魔女』のなかで私はこれを「賃金の家父長制」と呼んでいます。私たちが提案したのは、同時に、家事労働がつねに女性の義務、女性の天職と考えられてきたことで女性に負わされてきたあらゆる責務を乗り越えてゆくことでした。 再生産そのものへの拒否ではありませんが、ええ、誰もが、男性も女性も、私たち自身のためではなく労働力市場のための再生産という意味においてのみ、社会的再生産を生きることを求められている状況に対する拒否です。主要なテーマのひとつが、再生産労働の二重の性格でした。一方で、それは生命、生の可能性、人間の再生産なのですが、同時に、労働力の再生産でもあるわけです。だから、これほど管理されているのです。私たちはきわめて特殊な労働を扱っていると考えていました。ですから、人間の再生産に関する主要な問いは以下のようなものとなります。「どのような機能によって、あるいはどのような機能において、それは評価されるのか?」「彼/彼女自身において評価されるのか、それとも市場において評価されるのか?」 家事労働をめぐる女性の闘争は、反資本主義の中核的運動であるということを理解する必要があります。この闘いはまさしく、社会的再生産の根源へと向かい、資本主義的諸関係が基礎を置く奴隷制を覆し、資本がプロレタリアートの身体のうちに創り出した権力関係を覆すのです。 たとえば、今アメリカでは、家賃やローンを支払えない住人やスラムの住人を住まいから強制的に排除する政策が拡大しており、その結果路上で、キャンプ状態で生活する人びとが大勢います。現在カリフォルニアには住宅危機を原因とするキャンプが複数あります。それは日常的な社会関係の構造が解かれ、新しい社会性と協同への可能性が存在する契機ともなります。そういう意味では、アルゼンチンの強制排除された住民たちの運動に見られたものは、多くの人びとが共同で生活する必要を認識した契機として、根本的なものだと思います。まさに共同体主義的な実践の再創造です。 囲い込みが農民から共有地を奪ったのと同様に、魔女狩りは女性から身体を奪い、女性が労働力を生産する機械として機能することを妨げるいかなる障害からも女性を「解放」したのです。火あぶりの刑の脅威は、共有地の囲い込みによって立てられた柵よりも大きくやっかいな柵を女性の身体の周りに立てました。実際、隣人や友人、親族が火刑にされるのを目撃し、いかなる避妊の試みも悪魔のごとき背徳の所産とみなされることを自覚した女性たちには、大きな影響を与えたと思われます。
http://www.ibunsha.co.jp/contents/federicispecial01/
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icchi-yutb · 2 years
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素晴らしい未来
男は市役所に向かっていた。速度標識が視界に入り、「40」という数字を確認した後に自分の車の速度メーターを確認する。針は40を指していた。信号機が見えてきて、男はウインカーを出して駐車場へと入って行った。
席に座ると担当の女性が机に向かいに座った。「まずは名前等とご記入ください」と差し出された紙に名前を書きながら男は言った。
「安楽死申請をしたいのですけど」
彼女は冷静だった。「はい、了解しました。過去に治療歴などあったら、紙の下の欄にご記入ください。資料があるので少しお待ちください。」席を立ったのを確認して彼は紙に記入を初めた。彼が全て書き終わる頃に彼女は帰ってきた。数冊の冊子は安楽死に関する説明をするものだった。彼女は何も躊躇いもなく淡々と説明を始めた。「安楽死制度一般申請枠は1年前から方法が変わりまして薬から機械に変わりました。以前は薬物投与だったのですが、今では酸素低下ポッドに入って終わりという形になります。」冊子を開きつつ、2ページ目の写真をペンで指す。男は(そんなことは分かっている。もうネットで何十回も調べたところだ。)と思いつつ、話を聴きながら人生を頭の中で回想し始めた。
ー貧乏な家庭だとか親が育児放棄しただとか、そういう生まれではなかった。ごく一般的な家庭に生まれ、何も隔てりもなく育ったと思っている。しかし小学生になり、他人と違う部分が垣間見え始める。それは忘れ物が多いということだ。何十回先生に怒られたことか。自分でもどうしようもなかった。何度確認しても忘れてしまう。怒られたことよりも、その現状が自分の意志でどうしようもならない事実に打ちのめされたのだ。
中学高校と進んで行くと更に自分の欠点が発現し始める。それは勉強ができないということだ。やり方が分からないだとかそういうレベルの問題ではなく、根本的に学習で物事を吸収するスピードが遅かったのだ。常に理解は周りと足並みを揃えることが出来ず、教師には怠けていると叱られた。ここでも自分でどうしようも出来ない事実に、ただ泣くしかなかった。
高校を出て、仕事を探しては辞めてを繰り返した。その中で理解したことは「仕事が向いていない」ということだ。上司から指示を受け、そして言われたとおりに動く。たったそれだけのことが難しくてたまらなかった。質問に対して答える時に言葉がすぐに出てこない。道具が上手く使えない。同じミスを繰り返す。泣きそうになった時はトイレに駆け込んで大粒の涙を流した。
そうしてやっと自分は病気なんだと気付いた。おそらく脳みそがイカれてるのだろう、と。いろんな検査を受けた結果発達障害だと分かった。治療を進めたが、やはり過去の自分がしてきた失敗がフラッシュバックする。そして心の病気も診断された。うつ病だという。しかし治療は出来なかった。発達障害は投薬治療に対して、うつ病の主な治療法は「ただ安静にして寝る。」というものだったからだ。しかもそれを一年以上続けないと治らないという。そう聞いて私は治療を諦めた。
私に仕事がないと両親がとても心配してしまう。今までどんな困難があっても、両親のおかげで何とかやってきたのだ。だからこそ心配をしてほしくなかったのだ。両親は事あるごとにアドバイスをしてくれた。自分が選べない選択肢を選んでくれたし、進むべき道も迷った時に助言してくれた。だから仕事を辞めないと治療できない趣旨の話をしたところ「仕事をしてないと今の時代心配じゃないか」と言われたのだ。たしかにそうだと思い、仕事を続けたのだ。ー
「ここでお金を支払っていただければ、後はいつでも市役所裏にある機械をご利用いただけますので。」と言って説明は終わった。男は持ってきた封筒を差し出した。中には札束が入っている。「確かに受け取りました。」と言って彼女は横に置いてあるカバンに入れた。「ご不明な点はございますか?」と言われたが、男は無いと答えた。最後に指紋の認証をして手続きは終わった。あっという間だった。
ーそうだ、こんな人生だった。小学生の時にテレビで見たロックバンドの映像は今でも覚えている。マイクを握りしめてファンが盛り上がる。人生で初めてカッコいいと思った。こんな歌が作りたいと思って、作曲家を目指した。小学生の時から図書館に通い詰めて、職業の成り方を調べた。家に帰るといろんな歌番組を見て作曲家への憧れを膨張させた。中学生になって、将来の選択を迫られた時、その夢を親に言えなかった。周りの人は皆進学校に行くと言っていた。両親も私もそのつもりだと思っていた。それもそうだ。この夢はあくまで夢で、目指そうとすると色んな人に迷惑がかかる。僕は両親の気持ちを優先して進学校を目指すことにした。
20歳を越えて普通に仕事をし始めた頃も、まだその夢が脳裏によぎっていた。高校でいい成績を収めることは出来ず、両親に音楽系の専門学校に行きたいとすら言えなかった。こんなに出来の悪い息子の我儘は両親を苦しめるだけだ、と。そう思い夢を諦めて普通に仕事をし始めたのだけれども、やはりずっと志していた物をすぐに忘れることが出来なかったのだ。稼いだお金で機材を買って、自分で独学で頑張ってやろうと思った。
ある日ふとテレビを付ける。とある作曲家の特集をやっていた。インタビューの映像が流れる。顔が若い。私より若いのではと年齢を見る。17歳...。この年でこの人は売れっ子。悔しいという気持ちより虚しさが出た。もしこれが俺だったらと思ったのだ。もし自分だったら、もう少しいい機材を買えるのではないか。もしたくさん儲けがあれば親孝行できるのではないか。自然に溢れ出たその感情は、自分を蝕んでいった。ー
自分は何も出来ないんだ。何も出来ない。そう思いながら男は市役所裏に着く。そこには庭があった。綺麗に手入れをしてあるその庭の中央にはカプセルホテルの一室をそのまま置いたような見た目をした機械が置いてある。指紋認証をすると上半分の蓋が開いた。男はゆっくり中に横たわり蓋を閉める。中にはボタンが一つ。深呼吸したあと、親指で力強くそのボタンを押した。意識が遠のいていく。彼は目を瞑った。
ステージに立っているロックバンドを男はテレビ越しに見ていた。曲のタイトルが出て、作詞作曲とテロップが出る。そこには自分の名前がある。男は用意したお酒をコップに注いだ。男の顔には笑顔があった。
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