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#犬のいる美容室
kaede0505 · 2 years
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kaedehairオープン🍁 もみじ、本日で1歳です🙌 まだまだ落ち着かず、人が大好きで興奮しますが、少しずつお店にも慣れてもらおうと思います☺️ みなさん会いにいらして下さいね〜😊 #kaedehair0505#合志市美容室#合志市須屋美容室#ママ美容師#在宅訪問カット#キッズカット#看板犬のいるお店 kaedehair.com https://www.instagram.com/p/CiL0JcrPqnK/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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kennak · 8 months
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今、中国では川端康成文学の出版ラッシュが続いています。その人気ぶりはまるで一つの社会現象が起きていると言っても過言ではありません。長年、中国と日本の双方で著述や翻訳などを続けている私も少し驚いているほどです。先日、中国から日本を訪れてきた約二十人の観光客を、大阪の茨木市にある川端康成文学館にご案内いたしました。みなさんは日本文学の愛読者で、川端ゆかりの地を巡るツアーに参加している人々でした。文学館の館長先生も「ブームのおかげでたくさんの中国の方々が来るようになった」と言いました。しかし、なぜ今になって、中国で川端文学がブームになったのでしょうか。これは実に興味深いものがあります。 その理由はいくつかありますが、ひとつは今年、川端康成の死から五〇年を迎えたということで彼の作品の著作権保護期間が切れたためでした。 著作物の保護期間については、日本や中国を含む主要国が加盟する「ベルヌ条約」で作者の死後50年としています。しかし、実際のところ、国によって定めている期間は異なります。欧米では70年が主流です。日本は旧著作権法で50年としてきましたが、環太平洋パートナーシップ協定発効に伴う同法改正により、2018年12月、70年に延長されました。保護期間が切れると、著作物は「パブリック・ドメイン」となり、許諾を受けたり使用料を払わなくても、原則的にだれでも利用できるようになります。 ここでは、50年とする中国の著作権法では「著作者の死後50年目の12月31日に満了する」と定めています。川端康成は1972年4月16日に逝去したため、日本では保護期間内が続いていますが、中国では今年1月からパブリック・ドメインとして扱われるようになりました。 そして、各社が競うように川端作品を出版し始めたのです。翻訳本としてこれだけ一気に噴き出すのは、稀なことです。その中でもっとも多く刊行されたのは名作『雪国』で、私が知っている限りでは、もう二〇以上の中国語訳バージョンが激しく競い合っています。 中国の書籍販売サイトで検索すると今年1月に入ってから、川端作品の出版点数は今後の予定を含め80冊を超えています。 実をいいますと、2021年に三島由紀夫が没後50年を迎えた時も、やはり三島ブームが起こりました。しかし今回の川端ブームはその比ではありません。この差はかならずしも二人の作品の優劣といったようなことではなく、現在の中国の社会情勢に大きく関係していると、私は考えています。 中国では2013年の習近平政権誕生以来、言論政策における統制色が強まってきました。出版物に対する管理の厳しさも増す一方で、特に海外からの書籍などは今まで以上に細かく検閲されています。その影響で、民間の出版プロダクションや国営の出版社も含めて、さまざまなジャンルの作品を選定するのに神経を使います。いかにして検閲を通すのか、あるいは内容的にダメだという自己規制で諦めるのか、いろいろと工夫をしなければなりません。 最近、私が翻訳したある日本の学術書も過激な主張はないにもかかわらず、なんだかの理由で出版することができませんでした。しかし川端康成の文学は、「世離れ」をしています。日本の大正から昭和にかけての、戦争がない平和な期間を舞台にしているものが多い。作品の多くが反体制運動や戦争をテーマにしていないので、検閲に通りやすいのです。 さらに、こうした規制による不自由な社会で、人々は川端文学の美しく詩的な情景描写に「癒し」を求めはじめています。元々、中国では川端康成の類まれな表現力について評価が高く、2012年ノーベル文学賞を受賞した作家の莫言さんも『雪国』の美しい描写に大きな影響を受けたと公言していました。そして書き上げたのが後に、映画にもなった小説『白い犬とブランコ』でした。1999年の秋、莫言さんははじめて日本を訪れてきた時に、川端康成が執筆した宿に泊まりたいと言いました。私は彼を伊豆の天城湯ケ島温泉の旅館までご案内いたしました。とても喜んでいました。 現在の中国は、例えば、軍のスローガンをネタにしただけで、コメディアンに二億円の罰金が課されるなど、小説よりも現実社会のほうがもっとも魔術的で、エキサイティングな出来事が次々と起こるような社会です。残念ながら、小説がそのような現実の刺激には勝てないのです。そのため、人々は文学に物語の筋立てというよりむしろ、川端文学のように心を豊かにし、生活に潤いを与えるような美しい言葉を求めています。彼らは文学をまるで「癒しグッズ」のように消費するということで、日々の不満や生きづらさを解消しようとしているのです。 また、優れた若手翻訳者が多くいるという点も、ブームに拍車をかけていると言えます。最近、言論空間がますます厳しく制限され、作家を志す才能がある人でも言論統制による出版禁止や、場合によっては逮捕されるそのリスクまで考えなければなりませんから、ものを書くことを避ける人が多くなりました。彼らの中には、海外文学の翻訳者に転身する人も少なくありません。元々は作品を生み出す能力がある人ですから翻訳のクオリティは高く、大勢のファンがついている翻訳者もいます。さらに、若い彼らはソーシャルメディアを駆使した作品のアピールにも長けていて、翻訳者兼プロモーターの役割を積極的に果たしているのです。 そして今回の川端ブームは、中国の出版社の戦略勝ちという側面も大きいでしょう。日本の出版社と比べて中国の出版社は非常にビジネスに対して貪欲で、著作権保護期間が切れることや、検閲を通りやすい作品が多いことを見越し、準備を進めていたのです。私もある中国の出版社から数年前に川端作品の翻訳を頼まれたことがありました。 さらに、中国の出版社は装丁のデザインやノベルティといった、本の中身以外にも力を入れて���ます。中国の書店には質感の高いデザイン性を誇る本が並び、コーヒーカップやトートバッグとセットで売られている本もあります。その力の入れようは、私にはやや病的にも思えるほどですが、多くの人々がスマートフォンやタブレット端末で本を読む今現在、逆に紙の本に求められているというのは、それを持っているだけで自分の価値を高めてくれるものと信じ込んでいるからです。川端ブームに乗っている人の中には、作品は大して読まず、流行の川端文学を手に持つことで時代の最先端をいく自分を演出する人もいます。 川端文学が素晴らしいことは言うまでもありませんが、現在の中国では、教養のためというより、心を癒し生活の質を向上させるために川端作品が選ばれているのです。
毛丹青「川端ブーム」広がる中国 NHK解説委員室
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niceage1993 · 1 year
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夢の話 2
わたしは桃太郎の親友だった。ぺらりとした奥行きのない世界は、日に焼けた絵本のようにかさついて薄茶色くかすんでいる。野山、というにはあまりに荒涼とした丘の上で、親友の桃太郎とその仲間が、次々と鬼に斬られていくのをわたしは藪の影からただただ見ていた。
犬の痛ましい鳴き声が響き、猿の腕が飛んで、雉の羽が舞った。傷ついて血まみれの桃太郎が、鬼に首を締めあげられている。鬼は美しい男だった。赤くも青くもなく、その容貌は人間と見分けがつかない。けれどわたしには、親友の首に手をかける男が鬼だということを確かに分かっていた。
鬼は桃太郎を殺しはせず、ぐったりと力をなくした彼を肩に担いでどこかへ連れて行くつもりらしかった。さすがにたまらなくなったわたしは藪から飛び出そうとする。鬼の背中に飛び掛かって、どうにか桃太郎を助けなければ、と思った。ところが鬼に担がれた彼が、最後の力を振り絞るような動作でわたしに手を向ける。「くるな」と言っているのだ。よく見ればわたしは、粗野な腰蓑を一枚纏ったきりの丸腰だった。あの桃太郎をいとも簡単に薙ぎ払った鬼に、こんなわたしがどうして太刀打ちできよう。そもそも打つ太刀すら持っていない。やがて持ち上げていた腕もだらりと垂れ下がり、ただ鬼の歩調に合わせて体をゆらすだけになってしまった親友を、わたしはじっと見つめることしかできなかった。
瞬きをする間に時間が激しく飛んだ。気が付くと小学校の昇降口に立っている。わたしは何かに急き立てられるように、一番近くの階段を駆け上った。階段はどういうわけか古くて大きな積み木でできていて、とんでもなく揺れる。そのうえ崩してしまうと戻ることさえできなくなるので、壊してしまわないように、そのうえでなるべく早く駆け上がった。背後で積み木がいくつか転がり落ちていく音がしたが、かまっている暇はなかった。
上の階に桃太郎がいる、そういう確信があった。最後に彼を見たあの日から、ひとが生きられる時間をゆうに超えた時が経っている。それにあれだけ痛めつけられて、鬼に連れてゆかれた桃太郎が今まで生きているわけがない。そう分かっているのにわたしは、ここには絶対に彼がいる、と信じていた。
積み木の階段を登り切り、なんとか二階の踊り場にたどり着く。一番手前の教室から、今まさに生まれたばかりというような赤子の泣き声が響いた。
再び時間が飛ぶ。場所はやはり小学校であったが、目の前には青年の桃太郎がいる。あの日この校舎の一室で生まれたのは、桃太郎だった。今やもうすっかり大人の風貌で、わたしより頭ふたつ分は背が高い。鴉の濡れ羽色の髪を短く切った姿は精悍というにふさわしく、かつて鬼と戦っていた桃太郎そのものだった。しかし彼にその記憶はない。どうやら生まれ変わりというやつのようで、前世のことはなにひとつとして覚えていなかった。
わたしは生きている彼に安堵する。別人だとしても、こうしてまた自分のいる世界に生れ落ちてきてくれたことが心底嬉しかった。防球ネットに寄りかかる彼の胸元に頭を押し付ける。涙が出そうだった。彼は旧い友人の稀有な行動に驚いて「なんだよ、気持ちわりいな」とごまかすように笑う。この世界で、わたしだけが歳をとらない。
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sakananoko-news · 2 years
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『さかなのこ』9/11(日) 実施 大ヒット御礼舞台挨拶 レポート
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SNSでは、「早くも下半期邦画のベストに相応しい傑作。」など絶賛の嵐が吹き荒れている本作。
この度、映画の大ヒットを記念して大ヒット御礼舞台挨拶の実施いたしました!
SNSにて事前に募集した質問にのんさん&沖田監督がお答えするQ&Aコーナーやイベントの模様をギョギョッとご紹介いたします!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・【イベントスタート】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
チケット即完売・満員御礼で、上映後の余韻冷めやらぬ観客が待ちわびる会場に、のんと沖田修一監督が登壇すると盛大であたたかな拍手に包まれました。
のんさん:「おかげさまでたくさん観ていただいていると聞いて、とっても嬉しいです!」と笑顔で挨拶。
沖田監督:「観ていただいた方から、色々な嬉しい声を聞いています!」と嬉しそうな様子で幕開け。
事前に公式SNSで2人への質問を募集し、用意された質問BOXから2人が質問を引いて、時間の許す限りどんどん答えていくことに。沖田作品と言えば、実にユーモラスで魅力的キャラクターがたくさん登場し、映画を観終わった後にも心に残るシーンが数多いことでファンが多く、本作もそんな印象的なキャラやシーンがたっぷりで、読み上げられた質問には会場も共感があふれるように笑いが何度も沸きあがりました。
Q&A全文はこちら▼
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●1問目:この映画が、のんさんの演技や創作意欲にどんな刺激・影響を与えましたか?
さっそく濃厚な質問を引き当てたのんさんは「ほう!」と一言。「主人公のミー坊は好きなおさかなさんを追い求めてまっすぐ突き進む、何にも影響されない“好き”を持っている姿にすごく勇気づけられました。私もミー坊と似たところで、猪突猛進にやりたいことへ突き進む傾向にあるので、ミー坊のように生きていいんだな、そういう風になりたいな、という気持ちになりました。背中を押してくれる役柄だと感じてます!」と今回演じた主人公・ミー坊への思い入れを語りました。
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●2問目:沖田修一監督に聞きたいです。床屋の店主は何者なのでしょうか? モモコの裏設定、シングルマザーになるまでの人生があれば教えてください。
 みんなが気になっていたキャラがさっそく質問に上がって会場からも笑いが起こるなか、沖田監督は「ロケハンであのアパートがいいね、となったときにもともと横にあの理容室があって無視することができなくて。上京したミー坊が新しい“愛の巣”に帰っていくような設定だったので、隣の床屋の主人を“愛の象徴”みたいにしてみたらミー坊たちが家族のように見えるんじゃないか、床屋のクルクル回るところもミー坊の新しい生活が始まった、人生の始まりみたいになったら、と思って裏設定にしてみました。
演じているのは『キツツキと雨』で一緒に脚本を書いた守屋文雄くんで、渋い方なんでメイクをさせて「ウン」しか言わない人としてやってもらいました(笑)」と話し、モモコについては「台本には最初タカナシという悪い男がいて、酷いことをされてシングルマザーになる話を書いたんですが、あんまり面白くなかったんで思いっきりハショりました(笑)」と知られざるエピソードを明かしました。
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●3問目:ミー坊&ヒヨ、幼いころから右手をくるんくるんさせています。この仕草を2人が始めたエピソードを知りたいでギョざいます。
 子ども時代から2人がやっている仕草についての質問に、沖田監督が「走るときにあれをやると速くなる、というような話を大人になってもやろう、とミー坊とヒヨでやってくださった。大人になって最後にものんさんがやっているのを最初は気づかなくて、「あ、そっか!」と編集してて気づいたんです。やろうと決めてたんですか?」とのんに聞くと、「そうですね、子供たちと皆で走るシーンだったので、走るときはこれをやらなきゃ!と思って」と振り返りました。
●4問目:サンマを頭から食べるシーンはヒィーとなりました。実際にはどこまで食べられますか?
 衝撃的シーンについての質問にのんが「さかなクンが、本当に背骨が後ろに伸びているから頭から食べれば骨は刺さらない、と言うので沖田監督が試してくださったんです」と話をむけると、体を張って試した沖田監督は「大丈夫だったんですけど、さかなによっては危ないなと思います(笑)」とトロ🐟(吐露)。
実際の撮影にあたっては、のんが「本当に食べてるんですけど、ちょっとズルを…背骨をちょっと抜いてもらってすごく柔らかくしてもらいました。(笑)」と裏話を披露。沖田監督も「(母役の)井川遥さんもめちゃくちゃ食べてました���ね」と続け、のんさんも「美味しくてカットかかっても2人でばくばく食べました」と満足そうな様子でコメント。
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●5問目:ミー坊の口元に食べかすがついているのをお母さんのミチコが指摘するセリフはアドリブですか?
 のんさんは少し照れくさそうに「あれは…勝手に私が口元につけてたんですよね?」と聞くと沖田監督はすかさず「そうだと思いますよ!井川さんがサっとやってくださんだと思います」と即答。続けて「いつもついてて何度も井川さんがやってくださって、独り立ちさせたいけど母はどこかでまだ子供だよ、と思っている名残にも思えて良かった。井川さんは狙ったのかな?とも思い最後までわからなかったけどそのままにしました」とアドリブをそのまま採用したそうで、のんは「私よく口の周りに食べかすがつくんですよ…この間はおでこにドーナツのお砂糖が張り付いていて…(笑)」と普段のおっちょこちょいな一面を明かし会場を沸かせました。
●6問目:居酒屋でししゃもを注文したのにカペリン(カラフトシシャモ)が出てきて怒って店員に絡むシーンが、酔っぱらった昭和のおっさんぽくて大好きなのですが、監督からはどのような演技指導があったのですか?
 のんさんは「私もあのシーンすごく好きです!監督が酔っ払いの演技を目の前でやってくれたんです。それがすごく面白くてマネしました。監督が“酔っ払いの師匠”です!」と宣言、沖田監督も「2人で、酔っ払ってくだをまく練習をしましたね、昭和のおっさん感は僕がやったからですね(笑)。本番を撮っているときは、お猪口のお酒がめちゃくちゃこぼれてるのを見て大笑いしちゃいました。あそこまでならないけどな、と(笑)」と振り返り大きな笑いに包まれました。
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●7問目:のんさんは、『さかなのこ』でミー坊役以外にやってみたい役はありますか?
 のんさんは少し考えてから「(柳楽優弥演じる)ヒヨかな。“狂犬”とあだ名の付いた不良で鎖を付けていて、アウトローで暴れそうなのに縛られている、飼い主がいる、その矛盾した魅力が味わい深いなと面白かったです(笑)」と語ると、沖田監督もうなづきながら「似合いそうですね。コンパスで左手を刺さなきゃいけないですよ?(笑) ヒヨとミー坊のやりとりは微笑ましくてこっちが笑っちゃいました。柳楽さんが昭和の不良がすごい似合う、まさに昭和のスターみたいでした」と重ね、ちょっと世界線の異なる『さかなのこ』アナザーバージョンに期待も膨らむ(?)一幕も。
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●8問目:お互いにここがスゴイ、こんなところを尊敬している、というところを教えてください。
のんさんは「もともと沖田監督のファンで大好きだったので、沖田組で役を演じられて本当に幸せでした。映画へのすさまじい集中力で、それが明るいパワーでいい空気が流れていて、私も乗っかるといい演技ができる、そんな威力のある監督でした。今日お話を聞いていても、映画の随所にちりばめられた沖田監督の演出がすべてキーになる、それを直接見せていただいて凄い方だなと、本当に勉強になりました。あと、酔っ払いの演技も(笑)。現場では、ファンだとバレないように、私は役者です、演技しに来ました、と舞い上がらないよう頑張ってました。」と照れながら笑顔に。
対する沖田監督は、少し照れくさそうに「そんな冷たくならなくても!(笑) 後から(ファンだと)聞いてビックリしたんです、気づかなかったです。ありがとうございます。この映画はのんさんがミー坊をやっているから成立しているし、他に誰ができるのかと思っていたので、やってもらえて嬉しかった。(役について)一生懸命ずっと考えて練習しているはずで、でも現場でそういうところを見せないようにしているんだと思うんですが、現場でズバっと表現してくれて様になっていく。すべてOKを出してしまいそうになる、こんなことは初めてで、のんさんの凄さ。のんさんだから上手くいくことが沢山ありました。感謝です。僕もそういうことをあんまり現場では言わないように、まあ頑張ってますね、みたいな顔しているようにしてました(笑)」と振り返り、のんさんは「2人とも現場ではスカしてたんですね(笑)」と笑いながら話しました。
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時間いっぱいまで話しつくした2人から最後に一言。
沖田監督:「自分でも気に入っている作品で、また度々ミー坊に会えたら良いなと思うくらい好きな作品です。沢山の方に観ていただきたいです」と改めて語りました。
のんさん:「この映画でミー坊を演じられて、本当に嬉しくて、これから自分の宝物になっていくと感じています。“好き”を追い求めるミー坊のまっすぐさは、皆さんにも大切にして欲しいなと思いますし、皆さん一人ひとりの映画になっていくと嬉しいです。」と力を込めてイベントを締めくくりました。
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撮影秘話たっぷりで、注目シーンばかりの『さかなのこ』をまだ観ていない方は劇場へと急ぎたくなる、一度観た方もミー坊と皆の物語にまた会いたくなる、笑顔と多幸感(タコ🐙)にあふれたイベントとなりました!
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tokyomariegold · 2 years
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2022/11/12〜
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11月12日 たぶん最後のギンレイホールへ行った。 アルバイトをしていた時、地下鉄の出口の案内をさんざんしていたのに、B4のbだったかB3のbだったか分からず、B3で地上へ出ると一つ道を間違えていた。やっぱり紀の善は閉店していて、細い道を通ってギンレイホールへ到着。 お世話になった社員さんへご挨拶をした。 「君、意外とよく来るな!」と言ってくれた。 今回の閉館のことは突然決まったことらしく、次の場所の目処は立っていないらしい。社員さん方もほとんどこれで退社されるとのこと。 久しぶりにロビーの内側から、ガラス扉越しに犬を連れた人々が通り過ぎるのを見ながらお話をした。 グッズの缶バッチをいただいて、あ、もう会えないんだろうな、と思いながら「お元気で」と言い合って別れた。
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ギンレイのみなさんに差し入れを、と、近江屋洋菓子店でお菓子の詰め合わせを購入。いちごのケーキがたくさん並んでいてかわいい。いちごのショートケーキは日本人が作った可愛さがある。
ガーディアン・ガーデンで写真の1wall 展を鑑賞。最後の1wall 展で、今日は最後が多い日。 いわゆる家族、を、冷静に観察させてくれる展示だった。 取り留めのない会話が流れる居間。 私の祖母は物静かだったので、ひとりでに語り始めることはなかったし、母も余計なことをあまりたらたら話すことはなかったので、適当に何か会話が生まれている、いわゆる居間っぽい感じは、少し羨ましいかもしれない。
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gggではデザイン対象の展示を鑑賞。 キコフの器がかわいい。 年賀状を作り始めたところだったので、いろいろなパッケージデザインを観て、あれで良いのかな…と、悩み始めた。
4ヶ月ぶりに髪を切って染めた! こんな場所にも安心感がある美容室ってあるのね〜、とフランクでおしゃれでヤスミノさんのヴィジュアルっぽいお店だった。 髪色を白っぽくしたい!と伝えていて、頑張って座り続けて、出来上がりがピンクっぽくて、あれ?でもかわい〜、となった。 自分が白って言ってなかったことにしていたら、色が抜けると白っぽくなるとのこと。なるほど。 年末年始金髪計画も相談させてもらった。(もったいないという結論。)
初めて“おうちクリーニング”モードで洗濯してみる。ヒートテックなんてクリーニングモードでなくて良いのにね〜、と干してみるとカイロを貼ったまま洗濯していて残念な気持ち。
11月13日 ギンレイホールの支配人からお礼のショートメールが入っていた。いつまでもお世話になってしまって、でも、アルバイトを辞めても少しだけ繋がりを持たせてもらえて幸せ。 来週、ハロウィンのキャンディを持って、研究室にもう一度行って、ちゃんと挨拶しようと思えた。
気圧がだめっぽい感じは当たっていて、湿度が高くて呼吸がしづらい。
フィルム現像を出したデパートの、物産展かいつまみ食材売り場みたいなところに、マンスーンさんがラジオでおすすめしていたとり野菜みそがあった。パッケージの金髪お母さんキャラもちゃんといる。参考書でワンポイントアドバイスをくれるキャラみたい。
年賀状はやっぱり指向を変えて“ポップをはかる年賀状”にしようかな。年末年始も開館している図書館でお正月を過ごしたい。
今日は何もなかった。
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11月14日 実家の忘れ物を送ってもらって、実家と関わりを持ったことで何かざらざらした気持ちになる。“ありがたい小包”が届いた。
とても忙しなく1日を過ごして帰宅した今も息が上がっていて呼吸が不自然。 昨日届いた新しいルームフレグランスがいい香り。
朝のバス停に何かのカードが裏返しで2枚落ちていた。 発車したバスの車内で、ずっとリュックの全てのポケットを探ったり、荷物の中身を取り出してはしまっている人がいて、あ!と思った。さっきのカードは、バスの乗車証も兼ねている職員証だったのかも知れない…特段拾い上げもせずに見過ごしたこと、何か悪いことをしてしまった人でなしの気分になった。
2023年ポップをはかる年賀状をつくる…
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11月15日 久しぶりにmoney treeを開いて、もうダメ。お金がない、というより、電気代がとっても値上がりしていたり、カードの引き落とし額が増えていたりで少し落ち込む。お金を使い果たす豊かさを知りたいです、バタイユ先生。 でも、今のところ節約すべきポイントがないのでこのままずるずるまたmoney treeをアインストールする日々を送ってみる。
前の職場でとってもお世話になった上司へメッセージを送る。近々お会いできるかもしれないので、その旨を連絡してみた。 今の職場の上司から、奥さんが4月に出産予定である報告を受け、育休をとるつもりであることを相談してくれた。男性が育休を取るには、証明書類が必要で手続きが少し面倒らしい。でも、出産とか子育てってそれに比べられない大変さがありそうで、その手伝いを友人や他人がもっとライトにできるシステムってあるのかな?身内でそんな手続きが必要なら、他人ならどうなるのかしら。考えながら、昔、都写美のトークイベントで志賀理江子がぬらりひょんみたいにそんなことを言っていたのを思い出した。
来週予定されている職場の食事会の件で、私は人前で食事が取れないことを伝えてみると「ちょうど良かった!今回はやっぱりバルにしたので、みんなで取り分ける感じで残す心配をしなくても大丈夫ですよ。」と言ってくれた。 自分の食事のことは、自分でももうどうにもできないので、人に伝えることをあきらめていた(理解してもらえはしなくても、それ以上に距離を置かれることしかないと思っていた)。 初めて社会の場で伝えてみて、その相手がこの方でよかった。
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11月16日 乗り換え駅で忙しなく乗り換えの道を歩んでいたら「あ!ちょっと!!」 みたいな感じでおじさんが正面から声をかけてきて、反射的に立ち止まらず視線を向けずまっすぐ通り抜けてしまった。よく街でいたずらに声をかけられる事があるので、自分のペースを崩さないで歩く癖がついている。たぶん今回もからかいっぽさがあったので正解だったと思うけれど、朝の通勤時間帯になんだったんだ…と、私に何を伝えたかったのか後々気にしている。
国宝展のチケットの予約をすっかり忘れていたことを、相手からの“忘れていてごめんなさい”メッセージで思い出す。 よくない感じで仕事の忙しさに、(文化的)生活が壊されている!
2期下の方のデスクにかわいいマスコットがいるのが気になっていて、今日やっとそのことを話せた。 バイエルみたいな名前(忘れてしまった)の水属性のポケモンらしい。イグアナがモチーフとか。クリスマス仕様で白のふわふわのマフラーを巻いていてかわいい。私が知る限りだと、その方が退勤した後はデスクからいなくなっているので、持ってきて持ち帰っているという、とても愛な感じ。
ネコのチーズケーキが再販されていた! コンビニご飯は心が枯れるけれど、でも、アイテムとして買ってしまうこともあるよね。
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11月17日 乗り換え駅にちいかわのガチャガチャが入ったと思ったら、売り切れて、今日はもう他のキャラクターのガチャガチャが入っていた。
ポケモンって動物の野生の要素を残しつつキャラ化しているので、変に平面化されたり擬人化されていなくてかわいいかも。ちいかわは人間社会の世知辛さをやってる感じが受けていると思っていて、それ以外で純粋に外面だけで愛でている人もいるのかな。
髪をすかれすぎて悲しかったけれど、すぐ乾かせる様になった。あとカラーシャンプーに戻したらきしまなくなった。
せっかくバラを買ったのに、それを楽しむ余裕がないほど何かに呑まれている1週間。 ポップをはかる年賀状を作りながら、全くポップじゃなかったな〜2022年、と反省している。
空腹を紛らわすためにナイアシンフラッシュして、ナイアシンフラッシュで頭痛を起こし、イヴを飲んで胃が痛くなって胃腸薬を飲む訳の分からないループをしている。
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11月18日 疲れすぎたので今日は日記お休みです!と、するつもりだったけれどちゃんと今書いている。 掃除もしてしまったし、ウォークインクローゼットの中のいらないものを少し捨てた!えらい!
大人の防災訓練は、ここぞとばかりにみんな喋りまくっていてその相槌で忙しかった。こうゆうとき思ったもの見えたものをフィルター通さずぱっかりみんな喋り始めて、社会人じゃなくなって、でも社会をするために集められた人達なので、本当に何も生まれない会話がずーっと同時多発的に発生していてすごかったし、私も海外旅行でカップ麺と非常食(まずい)を交換させられた話などをした。
保存食の配給を無視して受け取らないでいたら「何で!?持って帰ろうよ!どうしてそんなことするの?」と少し怒られ口調も入れて問いただされてしまう。食べ物のストックは大切!と力説された。私はそうゆうものを、あ!!と、なって一気に捨てたことが何度もある。
午後休みをとって表参道でネイルをしてもらって、町が平日にも存在していて、帰りに混んだ電車で暖房を浴びて、とっても疲れてしまった22時。これから今日の一食目。
仮囲いの中のクリスマスツリーが、今日のポップ。
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oka-akina · 2 years
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新刊「イサド住み」 冒頭試し読み
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 おれは怖くてたまらない。おれにどうやら命みたいなものがあって生きているってこと、おれの体の隅から隅まで生き物で、心や記憶まであって、おれという生き物が死ぬまでずっと生きているってことが本当に怖いんだけどうまく言えない。怖い。べそべそ泣いている。おれの言いたいことわかるか。わかれよ。うまく言えなくてもわかってくれよ。あんたは怖くないのか。たまたますれちがった誰かの気まぐれな採点によりおれの発言の価値は決まってしまい、裁定はそうそう覆らない。おれは布団をかぶって絶望している。隠れている。おれの話は誰にも聞いてもらえない。  でも川と川が十字に交差しているところが好きだ。毎晩見に行く。十字の縦も横もとても静かで、川面に団地の明かりが揺れている。夜の運河は油膜を張っているみたいにとろりとして見える。流れているというよりあれはきっと震えている。実際、横軸の小名木川に流れはないようなものだ。隅田川と旧中川を結ぶ水路で、雨の後や風の強い日くらいしかはっきりした流れを見せないし、流れの向きもしばしば変わる。きっとここには始まりも終わりもない。  始まりも終わりもないけど階段がありエレベーターがある。扇橋閘門といって、二つの水門が並んでいる。閘門より東は海抜ゼロメートル地帯で、満潮時の海の高さよりも低い土地。川を遮断して水位を下げてあり、小名木川には段差がある。川底ではなく水面に作られた差。船が通るときは二つの水門の間に船を入れ、水位を上げ下げし、船は差を乗り越える。  夜の運河はにおいが濃い。潮のにおいとどぶのにおいが混ざって、三階のおれの部屋まで届く。水面にちらちら揺れる明かりは銀紙を丸めてまた広げたみたいな光で、夜の黒い水はそれらを飲み込もうとせず震えるだけ。水はとても静かだ。ねっとりと移動している。光もにおいも川の上にとどまっている。  さっき風呂から出たらスマホが震え、ムムくんからのLINEだった。昼間ムムくんからスタンプが飛んできたからおれもスタンプを投げ、スローペースの投げ合いが続いていた。おたがい焦らしあっていたというかはぐらかしあっていたというか、言いたいことはわかっていた。今日はムムくんが先に折れた。 「今くん明日ってひま?」  おれもそれを聞きたかった。ほっとした。続いて自撮りの写真も飛んできた。鏡に向かってスマホを向けていて、美容室の鏡だ。ムムくんのスマホケースはいつもステッカーとかチェキとか挟まっていて、折り畳んだ千円札も見えた。緊急用の金かな。靴の中に入れておくみたいな。ちょっと笑った。鏡の中の鏡には切ったばかりの後ろ頭も見えた。襟足とサイドがかなりさっぱりしていて、指でなぞったら気持ちよさそうだ。  自撮りのムムくんはマスクのゴムを一回くるりとねじっていた。きっともみあげにゴムがかからないようにそうしていて、おれも先月髪を切ったときそうやった。こうするといいですよと美容師さんが教えてくれた。コロナ禍に生まれた工夫、その共有。いつかぜんぶ収束したらこういうことは誰も思い出さないだろうか。  二〇二〇年が明けてすぐ、あれよあれよというまに世界中みんなが巻き込まれた感染症に関しておれから言えることはあんまりない。恐怖や混乱の波が寄せては返し、定まらない。ここ二、三か月かはなんとなく凪いだ感じになっている。か? わからない。なんとなくの雰囲気でそうだというだけ。慣れ。どうやら常識も見通しも変化し続けていた。おれは少し前の恐怖をほとんど思い出せない。おれは夥しい数の死者を忘れ、配られた十万円と二枚のマスクを忘れ、いまいま分かち合っているささやかな工夫を可愛がろうとしている。これもいずれぶっ壊れるとは知っている。死が数の話でもないのもわかっている。もしおれが、何か、たとえば呼吸器に疾患があったら、とてもこんな雰囲気任せではいられない。それじゃあおれには特権があるってことだ。  頭を拭きなが��「髪切った?」と送った。明日がひまかどうかはすぐに返さず、といってもこれ以上拙い駆け引きや意地悪をしたいわけではなかった。なんとなく話の順序をいじくりたくなった。ムムくんとはアプリで知り合った。四つ歳下のゲイで、現状セフレの関係にある。そしてこれについては毎日、毎分検討しているけど、もう腹を括ろうと思う。おれはセフレのムムくんに恋をしている。そうしてムムくんには好きな人がいるからおれのこれは片思いだ。  聞け。おれの話を聞け。いや聞かなくてもいいか。どっちでもいいや。おれがここで話をしているってことだけ、おぼえていてくれたらいいや。べつにすごく話をしたいってわけでもないし、おれは話の糸口をつかみかねている。糸の端っこはここじゃない気がして手近なところをあれこれ手繰っている。とっ散らかっているし絡まっている。声の出し方だってうまくない。あーとかうーとか唸りながらともかくチューニングし続けていて、もうずっと、自分の出すべき声の高さを探っている。長いこと口ごもっている。でもこんなふうに音程にばかりこだわっているうちに歌い方を忘れてしまうんじゃないかってちょっと怖くなった。それでおれは手持ちのはさみで糸を切ってみた。とりあえず、ここから始めることにする。  ここはどこか? ここは運河沿いの歩道で、毎晩川面を見に行くのは犬の散歩のため。緑地公園を抜けて橋の下をくぐった。歩道の一部は艀になっていてこれも水位で高さが変わるが、おれと犬が歩くくらいではぜんぜん揺れない。 「台形、今日はたくさん歩いてるね」  おれは犬に話しかけた。小さい足を懸命に動かし、よちよち歩いている。ときどき立ち止まっておれを振り返り、そろそろ抱っこしてという顔だ。だめだよ台形、もうちょっとがんばろう。おれは話しかける。台形はふんふん鼻を鳴らしている。  台形というのは犬の名前で、白黒模様の狆。鼻ぺちゃ顔のか弱い犬だ。体の形が台形ですと誰かのブログに書かれていたのがなんだか気に入った。どうやって辿り着いたか思い出せない、知らない人の野良ブログで、たぶん「犬 飼い方」とか「狆 飼い方 コツ」みたいに検索していたらたまたま行き合った。  ほかのサイトや本では狆の体型はスクエア型とか四角とか書かれていて台形という語は見かけなかった。どこぞの誰かの語彙と気まぐれがおれの犬の名付けの根拠で、そういうめぐり合わせをなぜか素敵なもののように思った。おれはそういうものをとろうと思った。  そうして艀を歩いていたら、ぱしゃぱしゃぱしゃぱしゃ……と音がした。魚かなと思ったけどぱしゃぱしゃはけっこう長くて、まさか誰か溺れているのかと思ったが、川には何も見えなくてとても静かだった。念のため柵に上って辺りを見回した。水面に乱れたところはなくいつも通りに見えた。人影も水しぶきも見当たらなかった。いつのまにかぱしゃぱしゃの音も止んでいた。 「台形、どう思う?」このどう思うは水音のことでもあったしおれの恋愛の話でもあった。  ムムくんから「髪切った?」の返事はまだ来ていない。といってもまだ何十分も経っていない。でも明日ひまかどうかをスッと送らなかったことを早速後悔していた。ひまに決まってんだろ。台形が立ち止まったのでベンチに座った。おれのために立ち止まってくれた気もした。「明日は夕方からなら平気だよ」とLINEを送り、続けて「早いと寝てるかも。今日はこれから仕事で、今は犬の散歩してる」「明日の夜は仕事休み」と送った。しゅぽん、しゅぽん、しゅぽん。散歩中だから返信が遅いんだよとアピールしたつもり。会話はキャッチボールというよりジャグリングだろうか。空中のお手玉は二つ三つと増えていく。  すぐに既読がついた。「わーい」というスタンプが送られてきた。「前髪短すぎた気がしてきた……」「じゃあ十七時くらいに家行きたい!」しゅぽん、しゅぽん、しゅぽん。しゅぽんのタイミングが心臓の音と重なる気がした。だいぶ間の抜けた音だ。おれの恋はこういう音なのか。  お手玉だからべつに落っことしても気にならないのにちょっとのことで一喜一憂し、いったいおれはどうしちゃったんだろう。明日の夜が休みというのは前回会ったときに話してあった。夕方からならひまだよとすでに言ってあった。ムムくんはそれをちゃんと覚えていて、でもちょっと焦らして、連絡してくれた。そう思うとかなりうれしかった。  台形が歩き出した。チャッチャッチャッチャッと地面に爪がこすれる音が好きだ。小さい体の細い足。まあでもさっきの水音は溺れているような音ではなかったなと思い直す。切迫した気配はなく、プールでゆったりと泳ぐみたいな音だった。背泳ぎのキック、ストローク。誰とも競争していないときの静かなバタ足。ああそうか。おれはむしろ、誰か泳いでいるんじゃないかって期待していた。運河はいつも緑色に濁っていてかなり深い。とても泳げるような川ではないんだけど、一瞬可能性を夢見た。溺れていたら大変だなんてほんとは思っていなかった? 自分の心の中なのにおれは嘘をつきそうになっていた? 「まあ、嘘っていうのもちょっとちがうんだけどさ」  おれは台形に言う。べつに言わなくてもいいようなことだけど声に出して言う。台形はおれの足をすんすん嗅いでいて、体が動くと尻尾もふわふわ揺れる。白くて豊かな尻尾だから暗がりでもよく見えるが、夜の散歩には光るハーネスをつけておく。蓄光オレンジ。リードもLEDでぴかぴか光るからやけに賑やかだ。パレードとかお祭りとか、あるいはクラブ遊び? 台形自身はとてもおとなしくて内気な犬だ。いやおとなしくて内気なクラブ好きはおおぜいいるけど……。ああ。ほらね。おれの思考は訂正と注釈の繰り返しでとんちんかんな思いつきばかりしている。そうして、クラブってもうずいぶん行ってないなと思う。熱心に通っていたわけではぜんぜんなかったけど、人生のある時期になにがしか意味を持っていた場所が、今ではとても遠い。人生が思ったより長い。  さっき声の高さを探っていると言ったけどあれは比喩であって比喩ではなかった。ほんとにおれは声変わりのさなかにあった。ホルモン注射によって声が低くなり、ひげが生え、肌も硬くなった。生理はほぼほぼ止まった。そろそろ声は落ち着いてほしいけどどうも安定しない。  性別移行のいろいろ。この水面にも段差がある。三週間にいっぺん注射を打ちにいくが金がかかって仕方がない。でもおれはこれをやりたかった。高校生の頃からバイトばかりしてきた。いろいろの変化は二次性徴をやり直している感じだなあと思っている。それならばおれはいま思春期をやっているのかもしれない。もうすぐ三十だけど。  おれは何か? 元女子ですという名乗りは正確でない気がしているが、面倒なのでそれで済ませることはあった。女子だったことなんてあったっけ。でも、じゃあ、本来の姿、正しい状態に戻りたいんですという言い方も、それはそれでしっくりこなかった。他の人はどうか知らないけどおれの場合は。うまい言い方がわからない。  十字の縦軸、大横川を下っていくと仙台堀川とぶつかってまた十字に交わり、やがて大きくカーブ、またまた十字路。これを東京湾側に折れて平久川に入ると今度は五叉路になり、網目のように張り巡らされた水だ。大潮の晩、運河はぶよぶよ膨らんでゼリーみたいだ。  台形がにゅうっと体を伸ばしておれのひざにまとわりついた。なんの音かなんてわかんないよと言っている気がした。首の下の白い毛がオレンジの光に染まっている。扇橋水門の赤信号。夜は門が閉まってランプがついている。あれもコンクリートの柱を赤く染めていた。毛の黒いところはそうでもなかった。オレンジの光を黒が吸い込んだ。そうだよな、おれもわかんないよと顎をなでた。 「まあ魚か何かだろうね」  おれは台形に言った。「そうでなければ空耳だよ」とも。台形に話しかけているのか、台形のせりふもおれが一人でしゃべっているのか、自分でもよくわからない。  ああそうだ。おれはわかりやすい語り方をいつも探している。誰かの受け売りをがんばって身につけ、しゃべり、それがときどき屈辱的だ。おれがこのようにあるためにはわかりやすい物語とその語りが必須だなんて、なんだか馬鹿にされている。どうして男になりたいんですか? いつからそう思っていたんですか? やっぱりスカートは履かなかったんですか? ときどきおれはめんどくさくなって「死ぬほど悩んでるんです」とか「死にたいです」とか、可能な限り暗い声で言う。暗い顔もする。会話を遮断する。そうしてそれは、必ずしも嘘をついているってわけでもない。 「でも魚って夜でも起きてるのかな……」  とつぶやいてみたら、すかさず反論を述べるみたいに��こかでからすがぎゃあーっと叫んだ。台形はびくっと震えた。鳴き声は川沿いの倉庫の壁に跳ね返り、わあああんと響いた。両岸に建物が並んでいるからトンネルみたいになるのだろう。川の向こうで誰かがくしゃみしたのも聞こえるくらいで、天井はなくても反響する。あー。はいはい。そうだとも。寝ているやつらが突然目を覚ますことはある。あるいはたまたま夜ふかしの個体はいる。  おれもそういう個体だと言ってみようか。クリーニング工場で委託のドライバーをやっている。ちょっと前から始めた仕事。夜にコンビニやロッカーを回って集荷と配送を請け負い、ほとんど昼夜逆転みたいな生活になった。  ドライバーデビューはAmazonの軽貨物配送だった。これはおもに昼の仕事で、アプリでオファーを選んで好きな時間に好きな量だけ働き、というとなんだか聞こえはいいが、割り当てられた荷物を時間内に配り切るのはけっこう難しかった。小さい箱物ばかりで、物自体はそんなに重たくないが量が多く、積み込みがパズルみたいにややこしい。時間指定に慌てたり、マンションの宅配ボックスで誤配したり、知らない細い道を走るのも怖かった。でも一人でやれる仕事はいいなと思った。車の中は自分一人の空間で、自分の体の延長だ。  それで求人サイトを延々スクロールしていたら、今やっているクリーニング工場のドライバーを見つけた。業務委託。夜勤。けっこうレアな仕事だ。たまたま見つけたおれはラッキーなのだろう。まあ深夜労働の割には大した収入にならないし、がんばればAmazonの方が稼げるんだろうけど、ルートが決まっているので安心感があった。それもコンビニやマンションと工場の往復だから、わりあい運転しやすい道が多いのもよかった。荷物は服で、それなりに重い。ただ持ち方のコツを掴めば腰は傷めないと同業者のnoteやツイートを読んだ。腕の力だけで持ち上げようとしない。両肩と両足を荷物の正面に置く。筋トレと思えばなんとかなると知らない誰かが書いていて、これまた知らない誰かの知識や気まぐれにおれはかなり助けられている。そして深夜の配送はAmazon以上に個人プレーの仕事で、ほとんど人としゃべらずに済んだ。それが何より気に入った。  べつにそこまで人嫌いというわけではなかった。前に働いていた工場で、配置替えやら班分けやらの話の流れで自分はトランスであるとほぼほぼみんなにカミングアウトする羽目になり、なんかもう個人事業主になりてえな、なっちゃおうかなと思っただけ。  いやちょっとちがうか。ホルモン注射を始めたら見た目や声に変化があり、おれの場合はけっこうわかりやすい変化だった。カミングアウトするしない以前になんかもうばればれだよなと思った。ばれるという言い方もなあとは思うし、周囲の人にいちいち事情を知ってもらう必要はないんだけど、何かしら説明が必要なことはあった。それは何か書類の提出を求められるとかではなく、素朴な疑問や世間話に応じ、遠慮のない視線を浴びるという形でだ。マスクをしているからひげは見えない。じゃあ、コロナ禍じゃなかったらもっと目立ったのか。そして思い出したから言うけど、いつかちんこ生えてくるって思ってましたか? って質問はなんだったんだ。  悪い職場ではなかったしあからさまにひどい奴がいたわけでもなかった。なんていうか……、人と関わるとその手のコンフリクトが生じることはままあり、しょうがないよなという気持ちと、くそったれという気持ちは日毎、いや秒単位で入れ替わり、おれに中古の軽バンを買わせた。  一応言っておくけど、どうしておれがこうなのかって話はあんまりしない。たぶんあんたが一番聞きたいことだとは思うけど、きっとおれは話さない。べつに勿体ぶっているわけじゃない。なんていうのかな、いちいち説明しないほうがいいんじゃないかって気がしている。これについてはあとで言う。言いたいことだけ言うから、言ったことだけ聞いてほしい。言ってないことは聞こえてないはずだ。聞こえたとしたら、それはあんたの想像だ。原則としてね。  今はクリーニング工場と、金がないときはAmazonもちょっとやっていて、ほんとにこれでいいんだかときどき不安にはなるが車を買っちゃったんだからやるっきゃない……のか? もうだめだやってらんないと思うたび居場所や人間関係を断ち切るみたいなことを繰り返してきた。おれはずっとこうなのか? 自問自答。決まった振り付けのダンスみたいにいつも同じことを考えている。  からすに驚いた台形はきゅうき��う唸って伏せてしまった。ほんとに臆病で、前にドッグランに連れて行ったときも周りの犬にびびって縮こまっていた。おれはそういう台形が愛しくてたまらないし、内心ちょっとほっとする。おれも人目が怖いし、大勢の中で過ごすのは苦手だから。  びっくりしたよな、怖かったよなと台形のあたまをなでたらとうもろこしみたいなにおいがした。焼きたてのパンみたいなこともあるし、芝生みたいなこともある。においをかぐと落ち着く。おれも台形もおたがいにそうだ。マスクをちょっとずらして強く吸い込んだ。夜に散歩しているだけなんだからマスクなんてしなくてもいいのかもしれないが、顔を隠している方がリラックスできた。台形が臆病なのはおれの飼い方や生活リズムのせいかもしれないと思うことは思うが、べつに怖がりだっていいじゃんかとおれはおれに反論する。  台形をあやしながらムムくんに「前髪短いの似合うよ」と送った。もしかして明日おれと会うから髪を切りに行ってくれたのかな。さすがにうぬぼれかな。「そういう髪型好きだよ」とも送った。虫が鳴いている。りんりんりんりん、短い叫びを繰り返し、鈴の楽器を振っているみたいだ。  きみのことが好きですと言いたかった。言いたいのだと自覚したらへんにドキドキして、なんでも話してしまいたくなった。さっき川で何かぱしゃぱしゃ音がしたんだ。一瞬、誰か溺れているのかと思った。でもすごく静かなぱしゃぱしゃで、まるで誰か泳いでいるみたいな音だったんだ。せっせと文章を打ち込んでみたがしっくりこなかった。だって音の正体はわからない。それがどうしたって話にしかならない。送るかどうか迷って結局消した。代わりに「夜だけどからすがすごい鳴いてる」とますますどうでもいい話を送ってしまい、送った瞬間後悔した。どうでもいい話以上に、今からすはもう静かになっていて、辺りを騒がせているのは虫だから。べつにうそをついてしまったわけではないけど正確ではないことを言ってしまった。既読になったかどうか見たくもないがこういうときに限って秒だ。すぐにムムくんから「からすって夜も鳴く気がする……」と返ってきて、ほんとに恥ずかしくなった。  さるすべりの枝が街灯に照らされて、ピンクのフリルみたいな花びらが明かりに透けていた。濃いピンク。夏っぽいなと思ったけどもう九月だ。おれは花を見上げ、花を見上げるおれを台形が見上げていた。丸い目玉がつやつやしている。抱っこ用のバッグに入れてやるととすっかりすました顔だ。台形の体とおれの胸がぴったりくっついて、こいつのために今日もがんばろうと思う。やけに殊勝なことを考える。だからおれにとっては夜が朝だった。  やがてムムくんから「あっちがうかも、からすは明け方かも」とLINEが届き、「今度おれも台形の散歩行きたい!」「仕事がんばってね」と来たのでちょっとほっとした。台形の写真を送った。散歩中の写真。おととい撮った写真だから今日の台形ではない。でも今送ったら、今撮ったみたいに見えるのかな。何も言わなければわかんないのかな。  ムムくんからは「カワイイ」というスタンプが二つ飛んできた。きっと大事なことは二回言う。あるいは単に指先のしくじりでダブってしまった。おれにはそれがどっちなのか判別できない。想像することしかできない。じゃあ、言ったことだけ聞いてほしい、言ってないことは聞こえてないはずだというのは、けっこう難しいのかもしれない。やっぱりおれはとんちんかんだ。うまいことが言えない。でも言いたいことはある気がする。意見を述べたいというよりは、おれに声を出させてほしい。長い話をしてみたい。すごくしたいってほどではないけど、しゃべりたい。誰にも聞いてもらえないから勝手にしゃべる。吠える。おれは遠吠えをする。
「イサド住み」
価格・ページ数未定。2022年11月20日文学フリマ東京新刊予定。
文学フリマwebカタログ
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冒頭8000字くらいを載せてみました。だいたいこういう感じの語りで、トランス男性が主人公のボーイズラブです。軽貨物ドライバーをやっている主人公と、アプリで出会った年下の男の子・ムムくん。そしてムムくんがベタ惚れしている既婚男性・優人さん。三角関係のお話です。
イサドというのは宮沢賢治の「やまなし」に出てくる言葉で、「もうねろねろ。遅いぞ、あしたイサドへ連れて行かんぞ。」のイサドです。この蟹のお父さんの言うイサドが何なのか、読者のわたしたちにはわかんないですが、この蟹たちにはわかっている……というような話を書いているつもり。
そうなの、なんとまだ書いているんですが…というかごちゃごちゃいじっているのですが、精一杯やっておりますのでどうか見守っていてください〜。文フリ東京のあとは、BASEでの通販、渋谷○○書店での販売を予定しています。イベント参加は1月の文学フリマ京都、4月のJ.Gardenを予定しています。よろしくお願いします…!
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uwabakix · 2 years
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先週の展覧会🐕でワンは今季一段落したので😌、今週は気分を変えてACCのキャットショー見学に行きました🐈 たぶんキャットショーってドッグショーよりも馴染みないんじゃないかと思います。 北海道だとACCのショーが年1回あるくらいで、ネコオーナーさんにとっては年1のお祭りみたいな機会だと思います。 じつは自分ももともとネコに興味あってACCのショーはほぼ毎年見に行ってます。 何人かお知り合���になったネコブリーダーさんがいらっしゃって、今日は応援も兼ねて行ってきました。 キャットショーってドッグショーと違って室内で、オーナーさんはネコを仕上げて本番は審査員の方に託す形なんです。 個人的にイヌのようにオーナー自身がハンドリングするわけではないので、その点は楽なのかなと思いますね😌 審査員の方はネコを審査しながらギャラリーに対してその品種の特徴や個評を説明していきます。 この説明がみなさん、お上手で内容もわかりやすく興味を引きます。 そういう点ではネコの審査員の方って、話術のスキルが必要でしょうね。 一部ですが写真載せました。 3枚目:ノルウエージャンフォレストキャット、その名の通りノルウエー原産で寒冷地に適応してめっちゃゴージャスで密度の濃い被毛が特徴、寒さに強く暑さに弱いので道内での飼育頭数は多いと思います。 マイ・フェイバリット猫種です❤ケージの前に掲げられたリボンはJKCと同じで何枚か獲れると(ポイント制)チャンピオンになれるそうです。 4枚目:ラグドール この子もゴージャスな被毛ですね。 5枚目:ロシアンブルー?もしかしたらシャルトリューかな?体のラインが美しいですね。 6枚目:めっちゃ美しいホワイトのベンガル、ベンガルはその名の通りベンガルヤマネコ(ツシマヤマネコ・イリオモテヤマネコと同じ種)に似てるワイルドな感じの品種です。ホワイトはさながらユキヒョウですね✨ 7名目:メインクーン お知り合いのブリーダーさんのネコです。まだ成ネコじゃないそうですが、すごく立派な体です。大物感充分で将来が楽しみです! 8枚目:こちらもメインクーン、確かイエネコで最大級の品種です。この子はオスなので審査員と比べたらそのデカさがわかるかと思います! 9枚目:マンチカン、スコティッシュフォールドと並んで人気猫種の一つで特徴は何と言っても短い四肢です。 10名目:バンビーノ、初めて見た品種です。スフィンクス(無毛のネコ)の短足型というところですね。私はモフモフの方が好きですけどね(^_^;) 品種の説明等、間違いありましたら教えてください。 こうして見るとネコもいいですよね。 結構秋田犬オーナーさんってネコと同居されてる方いらっしゃるようでして、たぶんおっとりした秋田はネコとも仲良くできるんでしょうね。 秘かにイヌ・ネコのマルチオーナーブリーダーで二刀流(🐍も入れたら三刀流か💦)やってみたいとも思ってます。 たぶんイヌ・ネコマルチでやってる人なんてあまり聞いたことないし、でも時間的経済的に簡単じゃないよなぁ・・・(--;) #キャットショー #acc #アジアキャットクラブ #アジアキャットクラブキャットショー #ネコも好き❤️ #気分変えて #伏古記念会館 #審査員すごい #ノルウェージャンフォレストキャット #ラグドール #ロシアンブルー #シャルトリュー #ベンガル #ホワイトベンガル #メインクーン #マンチカン #バンビーノ #マルチでやりたい #出陳者の皆様 #お疲れ様でした #秋田犬 ((財)伏古記念会館) https://www.instagram.com/p/CjNipoqLRnrdSwBYcQcoNXRf3lcDvmb_P_n03o0/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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mariemot · 2 years
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父の引き出し
父が入院している。腸閉塞。高校生の頃に虫垂炎をこじらせ腹膜炎を起こし手術をした、その傷跡の癒着が原因だそうだ。70年近く前の手術の跡が今頃になって、と驚いた。
今回もまた手術をせねばならなかった。コロナ禍でもあり面会はできない。それでも手術前までは二日に一度、病状と治療法の説明を受けに病院へ通い、その際にタブレットを利用したオンライン面会をさせてもらっていたのだが、手術後はそれも叶わなくなった。スマートフォンを持っての入院なので、病室の外へ出れば電話をかけることは可能なのだが、自分で移動ができるのか、それとも寝たきりなのか、認知の具合はどうなのか、スマートフォンを操作することはできるのか、自分がどこにいるのかわかっているのか、せん妄など起こしてはいないか… 多くのコロナ患者を受け入れ発熱外来も開設している地域医療の核でもある救急病院なので、こちらから頻繁に電話をかけて容態を聞くことも憚られる。
手術後の入院はひと月ほどの予定という話ではあったが、いったいどういう状態で帰ってくるのだろう。立てるのか、歩けるのか、リハビリすれば歩けるようになるのか、認知症は悪化しているのだろうか。どれほど。どんな風に。
帰ってくるのは「どんな」父なのだろう。慣れ親しんだ父だろうか。二人の間の合言葉や使い古したジョークは通じるだろうか。一緒に歌った歌をまた歌えるだろうか。いつもの散歩道をまた歩けるだろうか。最後に一緒に散歩した時のように、木陰のベンチで並んでソフトクリームを食べることはあるのだろうか。足繁く通った「三角公園」や「広場」は、まだ父の中に存在するだろうか。
両親の住むマンションの、今では物置と化した部屋は、数年前まで「父の部屋」だった。建築家としての最後の仕事もそこでした。今でもデスクが、オフィスチェアが、PCが、プリンターが置いてある。かつてかまえていた事務所にあった、古いスチールの引き出しもある。どの引き出しも、開けるとそこに几帳面だった父の面影がある。きっちりと区切られ、様々な文具が整然と並んでいる。定規は長さの順に並んでいるし、鉛筆はみなピンと削って尖らせてある。ペーパークリップは大きさごとに。ダブルクリップは色ごとに。幕の内弁当のようだとも思うし、昔懐かしいテトリスのようだとも思う。
そんな「引き出し」を作った父はもういない。
そんな引き出しがあることを覚えているのかさえよくわからない。
私は、引き出しを上から順に開けては、時々「もういなくなってしまった父」を思い出している。
靴下を探して見つけられず、衣装箪笥の中身をぐちゃぐちゃにしてしまっては母に怒られる父と、あの整然と整理された引き出しを作り維持していた人は、同じ人なのだけれど、同じ人ではない。少しづつ、少しづつ、父は変わってゆく。あの父はもういない。まるで要らない皮を一枚づつ脱ぎ捨てていくかのように。歳をとるとはそういうことだ。
年老いた両親と日々を過ごすということはそういうことだ。そうやって、私は「私の」父との長い別れを過ごしている。
とはいえ、悪いことばかりではない。歳をとり、病が進み、父の世界は少しづつシンプルで美しいものになっていっているように思える。綺麗なものは綺麗だし、可愛いものは可愛いし、美味しいものは美味しいし、怖いものは怖いし、痛いものは痛い。道ですれ違うすべての子どもに、父は「うわあ、可愛いねえ」という。犬にもいう。喜ばれることもあるし、奇異の目でみられることもあるが、父が気にしている様子はない。だって、可愛いものは、可愛いのだから。私もにこにこと「ほんまや、可愛いねえ」という。猫を見ると「あれは、ミイや」という。父が子どもの頃に可愛がっていた猫の名前だ。猫はみな等しく、愛しくてたまらぬ「ミイ」なのだ。
早く帰ってきて欲しい。Come back home soon. I miss you, Dad.
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yuupsychedelic · 1 month
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小詩集『Poetry Showcase 08 : Happiness! Happiness!! Happiness!!!』
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小詩集『Poetry Showcase 08 : Happiness! Happiness! Happiness!!!』
1.『Happiness in Life』 2.『Coming Summer '24』 3.『Promised Happiness ~ 最低で最高な結婚しようよ』 4.『Happy Lunch Time』 5.『We Are The Idol』
1.「Happiness in Life」
僕たちが幸せと呼ぶ日を想像する それは晴れやかな日か あるいは曇り空か どちらも違うかもしれない
ときめきを探してきた人生だったけれども やっと君に出逢って こうして共に暮らして やっと気づけたのは傍にある幸せ
何度も叱られたし 君を何度か泣かせた 見たことのない景色の中で いつしか僕たちは次を描き始めた
人生の幸せはどこにあるんだろう 恋でも夢でもない幸せの在処を 僕たちはずっと探し続けている
人生の終わりに何を掴むんだろう 君でも他の誰かでもない意味 僕はずっと見つめ続けている
かつて出逢った頃は気付かなかった ふたつの人生が重なり合う日々 やがて僕たちの色になる
僕が十代の頃は臆病だった みんなが好きなアイドルとか 誰もが好きなあの芸人とか 好きなフリをしてた
誰かと違うって恐ろしいことだ あの日々はそう思い込ませた 本当は違ったってどうでもいい あの頃の僕にはわからなかった
でも君と出逢って僕は変わった 君は僕に自信を持たせてくれた 出逢った頃からずっと言ってくれてたよね 君が思うよりも僕には力になってるんだ
何度も笑ったし 何度も見つめあった 川のように止まらない人生の流れに 僕たちは抱き合ったまま身を委ねていく
人生の始まりはどこにあるんだろう 物心ついた時には考えなかった過去の話 今なら見つけられる気がする
人生の夜明けに誰がいるんだろう 咲かなかった花に別れの歌を贈ろう 今こそ乗り越えられる気がする
僕だって幸せになっていいんだ 傷つき傷つけあった日々 すべてを抱きしめた先 やがて僕たちの色になる
ほんとうは謝りたかったんだ 僕は強がりすぎて 君の声を聞けなかった 光が眩しすぎて 影に溶け込めない孤独
淋しさに未だ慣れることはできない だけど君にも未だ慣れない 慣れなくたっていい それが僕たちの幸せと呼べるなら それで十分じゃないか
人生と呼ぶものの価値ってなんだろう 何者にも決めつけられないからこそ 僕たちはずっと求め続けている
人生はどこに向かおうとしているんだろう 僕はどこへ行こうとも知らない道を 三輪車が壊れるまで走り続けている
人生の始まりはどこにあるんだろう 物心ついた時には考えなかった過去の話 今なら見つけられる気がする
人生の夜明けに誰がいるんだろう 咲かなかった花に別れの歌を贈ろう 今こそ乗り越えられる気がする
かつて出逢った頃は気付かなかった ふたつの人生が重なり合う日々 やがて僕たちの色になる
この人生が終わるまで 僕たちは抱きしめあう すべての雨が降り終えた先 僕たちは青空になる
人生になる 幸せになる
2.「Coming Summer '24」
今年の夏はいつもと違う気がする 毎年言ってる気もするけど
恋とか愛とかそんなのどうでもいい ずっとそう信じてた でも君に出逢ってから 心がざわめくんだ
海の見える坂道を自転車立ち漕ぎで 走り出す二人の目の前は碧空 深緑の桜は未来を占うよ
もうすぐ夏は来る ふたりの季節だ 忘れられない夏がこれから始まる だからもう迷うな 一瞬で夏は終わるんだ
何度も経験しただろ? 運命は僕の中にある
夏に始まった恋が終わった去年の秋 ふたりは別々の道を行く
あの日から僕は誰も信じられず ずっと迷ってた でも君に出逢ってから やっと振り切れたんだ
カフェテリアで他にも空いてるのに 突然隣に座ってきた君の笑顔 いちごソースの酸っぱさも甘く感じた
もうすぐ夏は来る ふたりの時代だ たとえ夢だって青春のうち だからもう憂うな 一瞬で時は過ぎるんだ
何度も泣いただろ? 夜明け前の闇に問う
ホントのことは誰にも言えない 誰も僕のことを知りたくなんかない でも作り笑いはしたくない いつだって正直でありたい 君となら素直に自分を好きになれる そんな気がしたんだ
もうすぐ夏は来る ふたりの季節だ 忘れられない夏がこれから始まる だからもう迷うな 一瞬で夏は終わるんだ
もうすぐ夏は来る ふたりのストーリー 高校最後の夏がこれから始まる 二度と来ないこの夏は すべての夢がジャムになる
青春ラプソディ もうすぐ夏は来る もう僕は好きかどうか迷わない 君に出逢ってからわかった ホンモノの恋を探してたのだと 好きだよ
3.「Promised Happiness -最低で最高な結婚しようよ-」
僕は君を好きじゃない 私もあなたが好きじゃない 僕は君を愛してる 私もあなたは愛してる
最高で最低な恋をしよう 好きじゃなくてもいいじゃない 愛しあえるのなら
君の傍にいたら曇り空も好きになる あなたと傍にいたら夜もやり過ごせる 君に薦められたワインはなぜか美味しい あなたと飲むビールはなぜか苦くない
最低で最高な暮らしをしよう 嫌いだっていいじゃない 憎みあわないなら
出逢った頃にはよく喧嘩した 街中で取っ組み合いだってした なぜか離れられなかった 好きになんて一度もなったことないのに いつの間にか一緒に家まで買った
婚姻届じゃ掴めない恋愛の容もある 世間体には見えない恋愛の姿もある ニュースが伝えない恋愛の端もある 時流れても消えない恋愛の麗もある
僕たちの恋は僕らにしかわからない 私たちの愛は私らにしか見えない
青空に浮かぶ���みたく その形はさまざまで だからこそ不思議だ
最高で最低な結婚しようよ 最良で最悪な生活しようよ 最初で最後の青春しようよ
僕と私の謎めいた暮らし
僕は君を好きじゃない 私もあなたが好きじゃない 僕は君を愛してる 私もあなたは愛してる
僕は君を好きじゃない 私もあなたが好きじゃない 僕は君を愛してる 私もあなたは愛してる
僕は君を好きじゃない 私もあなたが好きじゃない 僕は君を愛してる 私もあなたは愛してる
4.「Happy Lunch Time」
「今日のお昼は何食べよっか?」と 隣の恋人に訊ねる 「なんでもいいや」と大きな目は こちらを見つめていた
何度も通い詰めたインド料理店 家族ぐるみの付き合いがある寿司屋 この街には美味しいが詰まってたから 僕はこんなに大きくなれた
とっても素敵な恋人と 大好きな街を巡る こんなに幸せなことなど 他にあるはずがない
永遠に続けばいいのに キスのおまじない
明日のお昼は何食べよっかと 満腹の恋人に訊ねても 「気分でいいじゃん」とうつろな目は ホワイトボードを見つめていた
マスターが愉しい喫茶店 やたら量の多い定食屋 この街で美味しいに囲まれたから 僕はこんなに優しくなれた 
とっても素敵な街に生まれて 大好きな恋人と巡ってく こんなに良い青春なんて 他にあるはずがない
二度と帰らぬ日々 一瞬を大事に
遅刻寸前に手を繋ぎ 教室に何度駆け込んだだろう? 夕焼けとともに手を振り 明日も良い日になれと笑顔を重ねた たとえすべてが今終わっても 僕は後悔しないだろう
とっても素敵な恋人と 大好きな街を巡る こんなに幸せなことなど 他にあるはずがない
永遠に続けばいいのに キスのおまじない 二度と帰らぬ日々 一瞬を大事に 「今日のお昼は何食べよっか?」
5.「We Are The Idol」
憧れていたんだ アイドルという存在に 夢見てたんだ あなたという輝きに
ステージの上 きらめくあなたが わたしの人生を 塗り替えてくれたから
ここからわたしも 元気と勇気を届けたい
みんなアイドル 君もアイドル わたしもアイドル あなたもアイドル
We Are The Idol 君も僕も誰かのアイドル
大好きなんだ アイドルという概念が 信じてるん��� あなたという群青を
ステージの上 笑うあなたが わたしの生き方を 塗り替えてくれたから
今日からわたしも 愛とぬくもりを伝えたい
みんなアイドル 君もアイドル わたしもアイドル あなたもアイドル
We Are The Idol あなたも私も誰かのアイドル
みんなアイドル 君もアイドル わたしもアイドル あなたもアイドル
犬もアイドル 猫もアイドル ハムスターもアイドル ぬいぐるみもアイドル 世界中がアイドル
青春アイドル 純情アイドル 星空アイドル 最高アイドル
みんなアイドル 君もアイドル わたしもアイドル あなたもアイドル
わたしもアイドル わたしはアイドル あなたがアイドル あなたとアイドル
We Are The Idol あなたも私も誰かのアイドル You Are My Sunshine あの歌のように 誰もが誰かの太陽
Get it On!
We Are The Idol We Are The Idol We Are The Idol
La La La…………
We Are The Idol!!
小詩集『Poetry Showcase 08 : Happiness! Happiness!! Happiness!!!』Credits
Produced by Yuu Sakaoka Designed by Minoru Ichijo
All Words Written Except “You Are My Sunshine” by Yuu Sakaoka “You Are My Sunshine” by Jimmie Davis「You Are My Sunshine」
Drafted by Yurine(No.1)/ TORIMOMO(No.2)/ Koharu Takamoto(No.3)/ Sakura Ogawa(No.5)
Management by G.Slope & Hill's Planet
Dedicated to Yukihiro Takahashi(No.1)/ Mizuki Yamashita From Nogizaka 46(No.5)
Very very very thanks to my friend, my familly, and all my fan!!
2024.5.9 坂岡 優
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dazeheroganma · 1 month
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夢日記
書き溜めたやつの続き。2/2
4/20 月を小学校の先生に似た女性と一緒に追いかけた。月は思ったよりもよく動き、追いかけるのが大変だった。夢中で走っていると夜に沈んだ太陽も見えてきた。と思ったら体が浮き始めた。地球の重力圏からはみ出しそうになった。
6/25 友人と私の3人でとある目的地を目指していた。電車や新幹線を使うとお金がかかってしまうので徒歩で行った。しかし途中の中間地点の駅に向かおうとグーグルマップを活用するも砂嵐に巻き込まれたり蛇の洞窟に入ったり。息も絶え絶えに歩き続けたら元来た道に戻ってしまった。とある大きな勢力がループ構造にしたらしい。(恐らく鉄道会社を掌握しているグループだ)私はここまで散々な目に遭い結局鉄道会社に金に払う羽目になるのが嫌で目的地に行くのを諦めてしまった。
7/10 男性外国人にペットボトルか何かを投げつけられて、私はそれを蹴飛ばして歩いた。外国人はこちらを凝視しながら追跡してくる。怖くてコーヒーショップに駆け込みレジの黒人のお姉さんに「Help」と言った。レジの奥に男性が2人くらい見えた。お姉さんが無反応だったからもう一度でたらめな英語で助けを求めたが、奥の男性の1人が「分かっている」と言い追跡してきた外国人の方を見ていた。
8/7 ドアが壊れてしまった。虫がたくさん入ってしまう。途方に暮れているとある男がやってきて直すのを手伝ってくれた。この男はすらっとした体格で妖しい色気を持つ、まるで漫画の黒幕キャラのような男で、実際女性を騙しては殺していると専ら噂されている。 ドアが壊れる前、駅ビルにあるカラオケに行かないかと高校の同級生に誘われたが、それを乗り気じゃないのを用があると偽って断り、帰る準備をしていた時どこからともなくこの男が現れ優しい言葉をかけてきた。 私もいつかこの男に殺されると分かっていながら、でも心の片隅で自分は特別で殺されずに済むかもしれないという期待をしていた。
9/4 コンビニとケンタッキーと教室が一体化したような建物の部屋で泊まっていた。何かの旅行の最中だった。 机で寝て起きたら部屋の前の方にあるレジが開店の合図を出したので、喉が渇いたから爽健美茶の500mlと、レジでホットスナックを買おうと思った。他の宿泊客で混み始める。私が行ったレジはやたらカウンターが高くて大変だった。「ファフィ」なるチキンを頼む。店員と雑談をする。自動車免許を持っていないと言うと信じられないというような顔をされた。 お店を出るとそこは高架線の下にある原っぱだった。向こう側には川が見える。まだ朝だったので辺りは薄暗く霧がかかっていた。近くにバス停がある。あれに乗って次の場所に行く。私は二度と会えない人々と話をしてしまった事が少し悲しかった。
9/18 海岸沿いにある観光名所に大人しくて独特なリズムを持つ男の子と一緒に来ていた。バーやコーヒーを売っている所。ブラジルのコーヒー豆も売っていた。高級で期間限定のお店もあった。黒い外装にワインや肉が並んでいて、テラス席には大人たちがたくさん食事をしていた。屋台街を抜けると海岸で、海の向こう側の岸に廃墟のような大きな岩でできた建造物があった。2人で見ていたがふと私はここに学校をサボるために通っていたことを思い出した。
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10/10 盗賊の白人の老夫婦を車に乗せて盗みのターゲットである場所に行き敵対勢力との銃撃戦に巻き込まれた。私はただ台風を避けてさっさと家に帰ろうとしていただけだった。
10/27 火星へ人類史上初めて足を踏み入れる事になった。真夜中、数人の子供と研究者らしい大人数人とロケットに乗り地球を出発した。ツイッターでその事を呟く。ロケットは3部屋に分かれていた。ロケットはすごい回転をしてあっという間に大気圏を抜けて月を通過した。月からは私は眠っていた。寒かった。 火星に到着すると私たちはロケットから降り、火星の地を踏みしめた。夜だった。荒っぽい灰色の大地にロケットが駐車場のように白い線で区切られたスペースに停まっている。船員の内の誰かが発した「地球とそんなに変わらないな」という一言をきっと誰もが心の中で思ったに違いない。 2回目の火星訪問。ガラス張りの建物の6階から続く渡り廊下を抜けた先に小部屋があり、そこがロケットの搭乗口に繋がっている。前と違う所に降りたのか、今度は人工物がたくさんあるところだった。多分研究施設か、火星移住計画が完成した暁にはターミナルになる場所。遠くにテーマパークのようなものや海まであった。写真を撮ろうとしたら建物の隙間にスマホを落としてしまった。世話好きの女の子(どうやら私は世話の焼ける子として周知されているようだった)が取って来てくれた。
9/8 潜水艦に乗っていた。水没した東京の駅近く水没する前に残された未知のものがあると地図に記されていたため、それを調査しに行く調査団に同行した。船の中は薄暗くて寒い。船の燃料が尽きそうだった。狭い隙間(地下鉄の改札へ行く地下通路だった所だろう)を通り、ようやく水面に船が顔を出した。果たして地図上に書かれていた場所には開発途中で放棄された土地があった。何かの記念館を建てる予定だったのだろう。地面に枠組みの残骸と道路の標識看板だけが転がっていた。船員達、とくに船長はがっかりしていた。私も内心肩透かしを食らっていたが、前々から噂で東京の鉄道記念館が建つ予定だった土地だと聞いた事があり、その確認ができただけ収穫はあったと言える。私は標識看板を手に記念撮影をした。発見を喜ぶフリをした。次の冒険に繋がるものがここには何も無くて、それだけがつまらなかった。
6/22 トンボの翅を学校から受け取って、トンボになりきれる能力を得た。昆虫を食べる。特にカブトムシの幼虫が美味しかった。そのままトンボの一生を終え、再び人間に戻り、次は蛇を学校から受け取って蛇になりきった。妹も入学してきて同じように蛇を貰った。黄緑色の蛇だった。いつも通りエサの昆虫を食べるとあまり美味しく感じられず、虫を見ても食欲が湧かなかった。なりきりに失敗したのかもしれない。貰った蛇に左手の親指と人差し指の間を噛まれた。
7/14 祖父の車に乗って祖父母が住んでいる土地へ向かった。妹と母も一緒だった。団地に囲われた見慣れない一軒家に入り、その裏庭に生えた白くてつるつるした裸の木の側に置いてあった椅子に座り、談笑しながらトマトやぶどう、リンゴなどを食べた。知らない男性がトマトを渡してきた。少し汚れていていかにも自家栽培といった風情のトマトだった。
12/12 白い犬が道路に飛び出しどこかへ行こうとしている。その犬は生霊の様に透明で、その後ろにあった一軒家から同じ見た目の生きている犬とそ���飼い主らしき高齢の女性が出てきた。私は生霊の犬が何か強い意志を持ってどこかへ行こうとしているように見えたので、女性に声をかけようとしたが何て言えばいいのか分からず、結局そのまま声をかけられず仕舞いとなった。
2/22 母と2人で神社のような所にいた。色々な展示物を見ながら一方通行の道を進む。母が後ろを尾けてくるモノに気付いた。水色の鳥の仮面に黒いローブを纏っていて、気付くとこちらに向かって走り出してきた。大きな鷲のような羽も生えていた気がする。こちらも羽を出して飛んで逃げる。その様子に気付いた他の参拝客達がその水色のモノを取���押さえていた。そのモノは押さえられる際刃物で刺されたようで、抵抗する力がどんどん弱まっていくのを冷めた頭で見ていた。
4/28 知らない仕事内容の事を詰められて困った。とりあえずスプレッドシートの数字を参考にしながら半紙を切る。上司は焦っていた。
5/8 油絵を2枚描く夢を見た。1枚目はデジタルで描いたような絵。青や赤を置いて後から白で上塗りして良い感じにする算段だった。2枚目は傷口の絵を一旦描いて、その上から白で塗ったり被せたりして治癒する作品。傷口の段階はグロいので周りの人々への配慮で、描いている部分以外の箇所には布を掛けて隠しながら制作した。
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kiriri1011 · 1 month
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わが最愛なる夜の牙
 アスタリオンは、まだ寝ている伴侶の顔を満足そうに見下ろしていた。  その頬は優しげに緩んでいるが、まなざしではタヴの長い睫毛がかすかに動くのも見逃すまいとするように彼女だけを見据えていて、寝台に垂れた黒髪を弄ぶ所作にもどこか独占欲が滲む。  今や彼にとって、美しいタヴを視線で愛でることと、狩りの獲物を賛美することに大した違いはない。  そして、どちらも紛うことなく愛であるとアスタリオンは信じている。
 ――凄惨な儀式を経て、ヴァンパイア・アセンダントに昇格したアスタリオンがまず最初に行ったことは、最愛の人を自身のスポーンへと変化させることだった。
 愛し合うふたりが不老不死となり、この世界を揺るがす闇の支配者として君臨する。これ以上のハッピーエンドは物語の世界にもないだろう。  完璧な幸福を手中に収めた実感は、日々深まる一方だ。  ふと、手にとっていた黒髪を離し、眠るタヴの上唇をめくると、白く伸びた犬歯を見てにやりとする。  ヴァンパイア・スポーンとして生まれ変わった彼女の身体には、徐々にだが確実に変化が現れた。  長くなってきた牙がその証拠だ。  唇を触られたタヴが緩やかに睫毛を上げて、赤い瞳を持ち上げる。  今やその瞳が自分と同じ色をしていることに、アスタリオンは言葉にしつくせない喜びを感じる。
「だいぶ長くなってきたな。すばらしい成長だ」
 アスタリオンは鋭く尖った牙を眺めて、満足そうにうなずく。  その満ち足りた表情を見て、女は冷めたため息を落とした。
「それで、人が寝てるのを邪魔してまでする歯医者ごっこは楽しいかしら、マイ・マスター?」
「お前の吸血鬼としての成長を見届けるのも主としての役目だ、わが愛し子。それに、もう十分眠っただろう」
 アスタリオンに言わせれば、むしろこの時間まで起こさなかったことに感謝するべきだ。  わが物顔で唇をめくる指先にタヴは鬱陶しそうに目を細める。  スポーンとなった彼女は、もともと白い肌がさらに青みを増し、頬からは血の気が失せて、その美貌はより冷たくなった。  バルダーズ・ゲートを救った英雄として持ち上げられる機会も増えた中、研ぎ澄まされる彼女の魅力に世間も放っておかない。  カザドール亡き後、ザール家の当主の地位を簒奪し、貴族として名乗りを上げたアスタリオンはそんな浮き立つ世間を牽制するように彼女と婚姻し、名実ともに夫婦となった。  だが、歴史に名を刻む英雄と上層きっての大貴族という十分な肩書きを得たものの、タヴはあまり頓着していない。  アスタリオンが貴族社会を手玉にとるべく連日催している派手な夜会や舞踏会にも、タヴは一応出席しているといった体であまり気が乗っている様子ではなかった。  アスタリオンが常に彼女をそばに置きたがるのも、仕方なしといった感じで従ってはいるし、夫婦となってからは彼と同じベッドでともに寝ている。ふたりはほぼ片時もなく一緒にいる。
 唇に触れていたアスタリオンの手首に、そっと忍び寄る蛇のように彼女の片手が絡みつく。
「あまり傲慢すぎると私に寝首を掻かれるわよ」
 だが、ときどきタヴはそんな完璧な幸福に唾を吐く真似をする。  そっと力を込めて彼女はアスタリオンの腕を押し返した。  最高の伴侶であり、最高のマスターとして君臨する自分の何が不満だというのか、アスタリオンはたまに理解に苦しむ。しかし、彼女を支配する闇の王たる己に、誰を理解する義務があるだろう?  それに、タヴのささやかな反抗を許す程度にはアスタリオンは寛容だった。
「誰が、誰の寝首を掻くって? ああダーリン、あまり愛情深い伴侶をからかわないでくれ。お前の冗談にはいくらでも付き合うが、自分が何を言っているかは少しぐらい考えたか?」
 アスタリオンは笑う。  笑ってはいるが、押し返された手を引っ込めるどころか、白い喉首を掴み、試すように力を込めた。  タヴは物憂そうに目を細め、自分の上に跨る男を冷たく見つめる。
「お前の夫は7000人もの命を吸って完成した不死の王で、お前自身はそのスポーンに過ぎない。夜の力を得たばかりで少々舞い上がってるのは大目に見よう。……だが、夫婦の寝室で聞きたいのはお前の睦言か悲鳴だけだ。ささいなすれ違いで夫婦げんかになる前に自分の立場をよく思い出してくれ、ダーリン」
「なぜ不可能だと思うの?」
「考えるまでもない」
「きっと、カザドールもお前に殺されるまではそう思っていたわよ」
 アスタリオンから笑顔が消えた。
 一瞬の沈黙。
「ハッ――、アハッ、アハハハ! 今のはお前が俺にかけた言葉の中でも最高傑作だ、いや、一番は『愛してる』だが、それに匹敵すると言ってもいい!」
 急にアスタリオンは肩を震わせて哄笑した。  だが、タヴの首に絡む手はそのまま動かず、また力を緩めることもない。  嘘のように見事な高笑いだったが、アスタリオンは彼女の言葉に心から感嘆した。  スポーンの自分があの男を殺したように、スポーンの彼女が自分を殺すという。  ありえないと言いたいところだが、自分がそのありえざる物語の生き証人であることを、アスタリオンは不愉快ながらも認めるしかない。
「タヴ、あまり真実を言い当てるな。お前の傷つくところは見たくない」
 認めざるを得ないからこそ――、だからこそ、怒りを隠さなかった。  首にかけた手に力を込め、顎を自分の方に向けさせると、そのまま咬みつくような口づけをする。  性急に舌をねじ込み、彼女の口内を食い尽くす勢いで攻め立てた。  呼吸を差し止められながら蹂躙されたタヴは、苦しげにしながら自分の喉を締める手に両手をかける。  抵抗を受けつつ、アスタリオンは挑発するように彼女の長い牙を丹念に舐め上げたが、その舌先にじくりと刺激が走り、鉄錆の味が広がった。  完璧な夫婦にはありうるはずもない痛みに、アスタリオンはかすかに目を開く。
「おかげさまで牙の使い道がわかったわ。ああ、ダーリン、身体を張ったご指導、本当に熱心ね――」
 氷のナイフのような微笑みを浮かべてタヴは言う。  その唇には赤い血が滲んでいて、どんな口紅でも演出できない艶やかさを漂わせていた。  アスタリオン己の血の味をよく味わいながら、暗い興奮がぞくぞくと痺れ薬のように背筋を這い上がる感覚に集中する。  ヴァンパイア・スポーンとしては赤子も同然とみなし、緩やかに見守っていたが、そもそもタヴは天性の反逆者だった。  たとえば相手がアスタリオンではなくカザドールだとしても、彼女は誰の奴隷にもならないだろう。  不滅の血の絆も、決して彼女の魂を捕らえておくことはできないと知った夜の王は、白い牙を光らせて獰猛に微笑んだ。
「お前は俺の最高の獲物だ」
 間違いなくタヴは至高の存在だ。  だからこそ、跪かせたい。  世界でもっとも美しい獲物の頬をそっと撫でて、アスタリオンは恍惚とつぶやく。
「永遠にお前が欲しい」
 ヴァンパイアの感情は、尽きることのない飢えへの欲求だけだと言われている。  だが、アスタリオンに言わせれば、彼女を求めることは、吸血鬼の本能を超えて、もはや魂が叫ぶ飢えそのものだった。アスタリオンの赤い欲望はタヴに向かって咆哮し、自身が完全に満たされるまで欲し続けるだろう。
 永遠に。
 タヴの手が静かに伸びて、お返しのようにアスタリオンの頬を撫でた。
「なら、お前も私の欲しいものをくれる?」
「ああ、与えてやろう。お前の望むままに、欲しいすべてをくれてやる。一晩では足りないほど、時間をかけて、永久にそれを教えてやる」
 アスタリオンが頭を屈めると、タヴはそれを受け入れて、ふたりは静かに唇を重ねた。  血の滲むキスは甘く、毒の入ったワインのように濃い。
「……お前に私の欲しいものがわかるのかしら?」
 口づけの合間、そっと耳元でささやいてきた唇。  アスタリオンは腕に抱いたその身が秘めた期待に応えるように赤い口をひらき、青白い肌に牙を突き立てる。  吸血の苦痛に身悶えする身体を離すまいと抱き締めながら、夜の王は愛する半身の血を啜り、己の欲望が激しく胎動する感覚にすべてを許す。
 欲しいのはお前だけだと、互いの流血を以て教え続ける。
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usono-musuko · 3 months
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2024年2月28日
暗褐色の観梅と思いきや、時遅し、すでに散っていた。犬も消えていた。カラスウリの種とフキノトウを失敬。
某所より。 「SFマガジンの「BLとSF」特集。内容が濃くて面白く、ゲラゲラ笑いながら読んだ。高河ゆんインタビューも突出して面白い。「ウィングスは『少女ジャンプ』、〈花とゆめ〉は『ジャンプの愛人』と界隈で呼ばれていた」とかぶっちゃけ話は私も知らなかったので、とにかく目を剥いて読んでる。資料価値高い」 さて、どこかで時刻表か妥協の話題でも目にしたらしく、「ウィングス」で寿限無が『マニー』という漫画を描いていたのを思い出した。試みに検索してみると……。 「新岡浩美は、日本の女性アニメーター、作画監督、漫画家。
(中略)
漫画家時のペンネームは寿限無(じゅげむ)で、1994年にデビュー。新書館の月刊ウィングスで活動した。 」 今期だと『勇気爆発バーンブレイバーン』の原画等、活躍中。
「きっと実際に作品が完成して多くの人たちに届いた瞬間よりも、会議室に残って深夜までシナリオを書き終え、深夜テンションのスタッフたちとわーわー騒いでスッと糸が切れたように解散する日々のほうが楽しいんだろうな」
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maomitsui · 4 months
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2月14日、15日目。
研究所(図書館)、美術館、カフェだけをただただ往復したいのに、毎週おこなわれるイベント(よそから美術史の研究者を招いて講演があったり)に参加を要請される。ひとつならまだしも、1日に3つくらいそういうのがあって、20時くらいに終わることも。岡山弁には「風(ふう)が悪(わり)い」という言い回しがあって、それは「体裁が悪い」みたいな意味に訳せると思うけども、そういうイベントに参加せず自分のことだけやるのは、まぁ助成者なわけだし、まさに風が悪いので結構参加する。平然と来ない人もいるけど、アメリカ人は意外とそういうところ律儀(同室のアメリカ人が勤勉なだけかも)。いい内容のものばかりだと思うし、リスニング力も鍛えられるし、知識を増やすというより海外の研究者らのふるまい、身振りを知ることはいいなと思うのですけれどもね。こういう環境にどっぷり浸かれてるのはほんとうに良い。
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▲これぞ、というカフェをまだ見つけられてない。
しかしまぁ、喋れもしないのによくもこんなに喋ってるな、というくらい毎日毎日よく喋っている。明日はアメリカ人の子が飼ってる犬を連れてくるらしい。
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japan-dramangastery · 5 months
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小学館的漫畫雜誌01(少年向)
小学館的开篇,我们来聊少年向的部分。
週刊少年サンデー(周刊少年Sunday)
週刊少年サンデーS(周刊Sunday S)
ゲッサン (月刊少年Sunday)
月刊サンデーGX (月刊Sunday GENE-X)
サンデーうぇぶり
週刊少年サンデー(周刊少年Sunday)
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发行时间:1959年3月17日(1959年4月5日号) -
人群向:少年
发行日:每周三(逢周三节日,改周二)
增刊:週刊少年サンデーS (Sunday S)
代表作:小鬼Q太郎(オバケのQ太郎)、泰罗·奥特曼 (ウルトラマンタロウ)、Touch(タッチ)、H2、KATSU!、福星小子(うる星やつら)、乱马1/2(らんま1/2)、犬夜叉、爆炎转校生 (炎の転校生)、究極超人あ〜る、双子鹰(ふたり鷹)、机动警察 (機動警察パトレイバー)、城市风云儿(YAIBA)、名侦探柯南(名探偵コナン)、電波教師、弥留之国的爱丽丝(今際の国のアリス)、我是大哥大(今日から俺は!!)等等。
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『Sunday』的名字是初代編集長豊田きいち想到的,寓意是『阅读这本杂志让你感觉今天是周日』。由于项目启动时的核心人员是学年杂志的编辑,因此在推出前就被宣传为“小学馆的新儿童杂志”。轻松愉快的氛围是该杂志精神的主要组成部分。该杂志的倾向于在恋爱喜剧和恋爱漫画。这种倾向在中长期连载的作品中尤其强烈。另外,即使不是该类型的品,也有很多情节强烈暗示爱情或爱情喜剧元素。
相比于『周刊少年Magazine』强烈的编辑部的强势主导风格与『周刊少年Jump』、『周刊少年Champion』过于注重读者人气调查的数据结果,『周刊少年Sunday』在这方面更加宽松。Sunday的漫画家,一旦和编辑部协商好漫画的风格,相对不容易受到编辑部或者数据的影响,更容易长期连载。因此,相较之下作品在连载中大幅度修改风格的情况比较少。
杂志的知名漫画家藤子不二雄A、赤塚不二夫、横山光輝,小沢さとる,永井豪、石川賢、高橋留美子、安达充(あだち充)、島本和彦、ゆうきまさみ、新谷かおる、青山剛昌等等。
週刊少年サンデーS(周刊Sunday S)
发行时间:1978年8月号 -
人群向:少年
发行日:未知
代表作:ナイン、さすがの猿飛、ファントム無頼、鬼切丸、キャットルーキー等。
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是一个主要注重培养新人作家的地方,新晋无名作家以发表一次性作品或短期连载作品作为进入杂志的敲门砖,以不熟悉每周连载的作家为主,直到2000年左右,还有原创的长期连载作品和读者角。此外,活跃在该杂志上的作家的一次性和短期连载也经常发表。有人气高的作品转到本刊(『週刊少年サンデー』)上连载的情况,反之人气低被转移到该杂志的也有。像弥留之国的爱丽丝(今際の国のアリス)、我是大哥大(今日から俺は!!)、健太やります!、蟲奉行(ムシブギョー)等等作品最初都是在本杂志连载,人气高后转到本刊上。
变迁
发行了超过20年以上的月刊,期间有连载作品。不过从2004年GOLDEN WEEK増刊到2009年NEW YEAR増刊改成了双月刊,不再刊登连载漫画,全都是一次性作品。直到2009年4月増刊才恢复为月刊,再度收录连载作品,同时在网络『クラブサンデー』(Club Sunday)上同时连载。2012年3月号开始,名称变为『週刊少年サンデーS』(スーパー)(多了一个super),独自连载的作品增加,网络平台连载作品减少。
从2016年左右开始,该杂志开始转变为一本带有浓郁《名侦探柯南》味道的杂志,几乎每期都会定期举办与《名侦探柯南》相关的专题和为大家服务的杂志,数量也越来越多。售出的商品开始增加。 2018年,由于《名侦探柯南》中的角色之一安室透的走红,该书的发行量开始迅速上升。此外,网络上同时连载的数量又开始增加。
2019 年 1 月号再次更新。尽管该杂志的名称徽标已更改且页数有所减少,但现在每期都包含一个名为“『サンデーmini』(Sunday Mini”)的单独增刊,其中包含新作者的多篇短篇小说。
ゲッサン(月刊少年Sunday/GET THE SUN!)
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发行时间:2009年5月12日(同年6月号) -
人群向:少年、初高中生为主
发行日:毎月12日
增刊:ゲッサンmini(2013年4月号 - 2018年4月号)
代表作:Q&A (漫畫) (QあんどA)、信長協奏曲、MIX、放課後さいころ倶楽部、からかい上手の高木さん、摔角女王传说 (ここが噂のエル・パラシオ)、アサギロ 〜浅葱狼〜、純愛重金屬 (ハレルヤオーバードライブ!)等。
在Sunday系列杂志中,『ゲッサン』是一家特别注重培养新人的杂志,获得「GET THE SUN 新人賞」月例賞的新人作家的一次性和连载作品会被杂志积极出版。2016年7月13日开始发布电子版杂志。
月刊サンデーGX (月刊Sunday GENE-X)
发行时间:2000年7月19日(2000年8月号) -
人群向:少年
发行日:毎月19日
代表作:翼神传说 (ラーゼフォン)、落语天女 (落語天女おゆい)、REC、黑礁 (Black Lagoon)、贫穷姐妹物语(貧乏姉妹物語)、神样DOLLS (神様ドォルズ)、军火女王 (ヨルムンガンド)等等。
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2000年7月19日(同年8月号)创刊,与集英社的『ウルトラジャンプ』(Ultra Jump)、講談社的『月刊マガジンZ』、秋田書店的『チャンピオンRED』、少年画報社的『ヤングキングアワーズ』(Young King Hour)分类上都属于混合媒体类的月刊漫画杂志。
与小学馆出版的其他Sunday系列杂志相比,它经常聘用没有太多连载经验,在其他杂志或其他公司出道的作家。杂志的大部分内容都是漫画作品,关于凹版偶像和电影、电视、动漫等一般爱好的文章很少,虽然大作停刊或停刊的情况很多(这是混合媒体漫画杂志的宿命)但很少有未经宣布的停刊(稿件掉落)或未完成稿件的出版(而这种情况在其他公司的类似杂志上经常看到)。
サンデーうぇぶり(Sunday Webry)
网站地址:https://www.sunday-webry.com/
代表作:流血女神伝、Sexiled:我的性别歧视党领袖把我踢出去了,所以我和神话女巫合作!(女だから、とパーティを追放されたので伝説の魔女と最強タッグを組みました)等。
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2016年开始,小学館配信的漫画网站,同时提供Android iOS的应用下载。由『週刊少年サンデー』『ゲッサン』『月刊サンデーGX』三家杂志联合运营的免费漫画配信网站。出版这三本杂志、新作家的连载作品以及过去流行作品的重印。
连载的作品包括原创漫画、『週刊少年サンデー』连载的全部作品、『ゲッサン』『サンデーGX』『週刊少年サンデーS』除了部分连载作品的后续外,还对过去在这些杂志上连载过的一些作品进行了重印连载。
(少年向完)
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taketea44 · 6 months
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毎日が記念日
12月13日は…
美容室の日
12月は美容室に多くの客が訪れる月で、13日は「13」をくっつけるとBeautyの頭文字Bになることから、
美容師の正宗卓さんが2003年に制定しました。美容界全体で社会貢献をしようと、盲導犬育成のための募金を呼び掛けています。
そして、今日は、正月事始めでもあります。
【疑わしいAI-イチロウによる12月13日の出来事】
1937年 - 南京大虐殺が始まる。
2003年 - イラク戦争の一環として、アメリカ軍がイラクのフルージャでサッダーム・フセインの旧政権のメンバーを逮捕。
1642年 - オランダの法律学者ヒューゴ・ギューティウスが亡くなる。
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raiseearthfactory · 1 year
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チャリンチャリン お金の計算
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ほぼ毎日書こう!と思っていたのにすでに出来なかった・・・ これからこれから さて、引き取ったはいいけど毛はすぐ伸びるし、 散歩好きで走り回って白だから汚れ目立つしで 月一トリミング約8,000円 私の美容室は3ヵ月に1回の約6,000円 お犬様~ これは自分で出来るようにならないとモヤシしか食べられない生活になるのでは・・・ 探しました、愛犬をトリミングできるように教えてくれるスクール! トリマーの専門学校に愛犬コースがあり、12回コースの爪切・シャンプー・カットの全てを教えてくれるんです! スクールなので少々値は張りますが、15歳まで生きると考えたら、 約2年で元が取れる計算に。 通学中にまさかの10ヵ月の北海道移住がありお休みをしましたが なんとか卒業! トリミングが出来るようになったので行ってよかった!!
RAISE EARTH FACTORY まめぐ 【電車で通学したよ】
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トリミングが出来るようになるとどんなシャンプーを買うか迷いますよね~色々試しましたが納得できず、作りました!↓
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