. 厳冬の西丹沢、檜洞丸へ . 🚃新松田駅 〜西丹沢ビジターセンターBS〜ツツジ新道〜ゴーラ沢出合〜檜洞丸〜熊笹ノ峰〜大笄〜小笄〜犬越路〜用木沢出合〜西丹沢ビジターセンターBS 〜新松田駅🚃 →13.6Km/1303m↗︎1304m↘︎/7h50m . 西丹沢ビジターセンターからツツジ新道の序盤はうっすらとした雪、ゴーラ沢出合の渡渉と半ばハイキング気分でしたが、標高を上げていく毎に積雪が増し、900mを超えたあたりからアイゼンを着用。 この辺りから霧が出てきてなんとなく嫌な感じ... 積雪した急登をエッチラオッチラ乗り越えて頂上に着くころには...吹雪で極寒。 曇り予報だったとはいえ、山の天気はわかりませんね。 . 極寒の中、なかなか沸かないお湯にしびれを切らしつつも何とかランチ「檜洞丸 de AFURI!」をキメました。道中で何人かを抜きましたが、一向に到着しないところを見ると、途中であきらめて下山した方もいたのかな、と思います。 . あまりに寒いので長居は無用、頂上から目指すは犬越路。 ここは急峻な岩場、鎖、ハシゴ、痩せ尾根のオンパレード。 加えて標高1500mあたりでは雪は溶けずに積雪、凍結。 ここはフルに集中して、慎重に歩を進めました。 普段でもココは上級者コースですが、厳冬期はちょっとヤバイ。 当然ながら、人に会うことはありませんでした。 . 時間をかけてなんとか犬越路。 避難小屋で小休憩した後、用木沢出合へ向けて下山。 この辺りは雪もありますが、どちらかというと泥と岩が主なのでアイゼンを外しました。 白銀に彩られた用木沢の渡渉は楽しかった! . 用木沢の下りを終え、西丹沢ビジターセンター到着は16時半。 17時のバスに間に合いました。 . 晴れから曇り予報だったので眺望は期待してませんでしたが、まさか吹雪になるとは、そして犬越路の積雪がとんでもないことになっていることは想定外。 無事山行を終えられて一安心でしたが、山はやはり怖い。 つくづくそう思い知らされた一日、いい教訓になりました。 . そしてやっぱり・・・西丹沢は遠いですね^^; . #冬 #冬山 #厳冬期 #厳冬期登山 #雪 #積雪 #新松田 #丹沢 #西丹沢 #西丹沢ビジターセンター #ツツジ新道 #ゴーラ沢出合 #檜洞丸 #丹沢主脈 #熊笹ノ峰 #大笄 #小笄 #犬越路 #用木沢出合 #沢 #渡渉 #足柄 #山北町 #神奈川 #山 #山が好き #山が好きな人と繋がりたい #カメラ #写真 #写真好きな人と繋がりたい (檜洞丸) https://www.instagram.com/p/CokII7xPAS8/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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檜洞丸、増水の犬越路ルート
昨年秋に登った鍋割山の後沢乗越から見えて、ずっと気になっていた檜洞丸へ。しかし、前日までの雨の影響でゴーラ沢出合も用木沢もかなり増水しており、靴を脱いでパンツを膝上まで捲り上げての大変な渡渉を計3回も強いられる事態に(渡渉を諦めて戻って行った方も…)。
どおりでバスに人が少なかった訳ですよ。
でも、ここへ着いた頃にはまだそんなことには気付いてない能天気な私…。
スタートとゴールは西丹沢ビジターセンター(バスは定刻に到着!)
キャンプ場を脇目に500mほど歩いた先が登山口。
いきなり沢だー!とテンションが上がるも…
すぐに終わって苔天国のはじまり〜。
心許ない支柱の上に乗せられた橋を幾つも渡り…
朝日が眩しい!って、もう9:20ぐらいですが。
倒木にキノコがびっしり!
トライポフォビア(集合体恐怖症)の人はダメだろうなぁ…。
って、私もコレは苦手だけど。
突然、ルート脇の穴から出て来たヒキガエル。ビックリしたー!
なんだか私、山でカエルに遭遇する率が高い気がする…。
標識が草木に埋もれてますが、左へ曲がります。
ゴーラ沢出合。
出合いというのは、二つの流れが合流する場所という意味らしいのですが、思いっきり増水してる…。
さっきすれ違った2人組の方が「女性には厳しいかも…」と仰ったのはこの事だったか…。あの人たちは諦めて戻って来たのかな。
見渡す限り、そのまま渡れそうな箇所もなく、覚悟を決めて裸足になってザブザブ歩いて渡りました。ヒーッ!冷たい〜
あの奥に見える階段が登山道なのですが、辿り着くには更にもう一つの沢(出合なので)を渡らねばならないことが判明!
とは言え、この勢い…上流まで移動して、渡れそうな箇所を探します。
結局、前後にいた男性お二人と一緒に人工滝の手前まで行って、岩が飛び石で少しだけ頭を覗かせている箇所を見つけて渡り切る事が出来ました。
コレ、1人じゃ諦めてたかも…
やっと登山道に戻れました。ここで約30分のロス。
写真の男性には渡渉の際に手を貸していただきました。
ありがとうございます!
岩場。補助の鎖も増えて来ます。
急登が続き、この辺からツツジ新道。春は綺麗なんでしょうね。
木の梯子のような階段が増えて来ます。
道の両脇、苔だらけ。
苔写が止まりません!
鉄の梯子。犬越路方面でも何度か登場。
この辺から木の階段と木道が始まります。
さらに登って行くと、箒沢からの分枝とぶつかり、同じバスで来た年配の方が前を歩いて行くのが見えました。山頂まであと少し。
年季の入った木道。両脇にはアザミやシロヨメナが群生。
山頂にとうちゃこ〜!
バスでご一緒だった方お二人(一人はゴーラ沢出合で渡渉を一緒にした方)もおられました。
「水嵩が凄かったけど、皆さんどうやって下ります?」などと暫し談笑すると、全員違うルートと判明。
そう言えば今日はソロの人ばっかり。
予定より20分ほど遅れているので、ササッとカップヌードルを。
オマケで貰ったチーズキューブと付属の粉チーズで、かなりコッテリでしたが腹ペコには沁み渡りました。
こんな青空を見ながらのラーメン、最高です♬
サクッとランチを済ませ、犬越路に進みます。
入口には注意書きが。危険箇所かー。心して臨みましょ!
うわ!ガスってますね!でも尾根歩きで気持ちの良い道♬
低山なのに、ちょっとした雲海も!
行く手が一瞬、晴れました!
そして熊笹ノ峰。
出来るだけフェンスに近い道を行くのが正解(私はルートを読み誤って、戻るためにエライ目に遭いました)。
この辺りでは強烈な獣臭がする箇所が3箇所ほど。
「熊が居るのかも知れない…」と思い、終始鈴を鳴らして足音を立てて歩くようにしましたが、こういう時ソロだとホント怖い…。
尾根を挟んでガスガスと青空。アルプスみたい。
こんな所に黒豆が…。鹿のフンですね。
さっきの獣臭、鹿のものなら良いんだけど…。
紅葉が始まっている木もチラホラと。
立ち枯れして、こんな感じのキノコがビッシリ生えたブナの木が幾つもありました。
で、コレを下ると。
おぉ、また晴れた!あの尾根を歩いて行くのね!
で、また鉄ハシゴ。
今度は鎖場。
降りて下から見上げてみると、なかなかでした。
岩が濡れている上に苔だらけで滑るのです…両神山や剱岳の方が安全だった気がする。
一旦、稜線に出て、また長めの鎖場を降りました。
足元にヤマジノホトトギス!
なだらかな道は軽��に飛ばします♬
ここで男性を一人追い抜きました。人がいて良かった♬
たまに周りを見ると、良い景色♬
犬越路避難小屋が見えました!ベンチもある!
小屋の中は覗いてませんが、綺麗なトイレはお借りしました。
ベンチで景色を眺めながら、1人ティータイム♬あんドーナツでホッと一息。
隣のベンチに、少し前に抜かした男性が来たので暫し談笑。
聞けば全く同じルートを歩いているそうで、ゴーラ沢出合での苦労を労い合いました。
間違って進入してしまった涸沢。
この後、傾斜がキツくなって行って異変に気付きました…。
上方に見えるピンクテープに気付いてルート修正しようと無理にトラバースしたら、ザレ場で5mほどザザザーッ!と滑落。
後ろから先程の方が来ている筈だけど、私のひっそりとした滑落には気付かれていないと思います(驚き過ぎて悲鳴も出ませんでした)。
ああいう時は無理せず戻るべきですね…。
ザックが身を守ってくれて軽傷で済んだものの、これまたソロは怖いと思った瞬間。
滑落後、沢で汚れた手足とザックを軽く洗い、ルートに戻って沢沿いに歩きます。
川の中に向かってピンクテープが続いてる…
遠くにテープが…ここを渡れと???
凄い水量だし、勢いもあるよ〜
少し下流で飛石を見つけたので、何とか渡渉。
で、暫く行くと、また飛石が水没してるけど、テープと標識は川の向こう…。
他に渡れる場所はないかと逡巡するも…
本日二度目の靴脱ぎタイム。
アイシング出来ると思えば良いか!と諦め、渡った先からも更に渡渉。
冷たくて気持ち良いどころか、小石が足裏に刺さって死ぬほど痛い!
苦行でしかありませんでした…内蔵が悪いのかも、私。
用木沢出合の、別方向からの沢。ここでさっきの沢と合流するんですね。
林道に出て、キャンプ場沿いを歩きます。
疲れたから、もうこのままバンガローに泊まってしまいたい…
滑落した時に泥だらけになったので、帰りは中川温泉郷の「ぶなの湯」へ。
町営の施設なのでお食事処はありませんが、施設の方は皆さんとっても親切でした。
中川バス停からちょこっと坂を降りた先にあります。
水風呂は無いけど、露天もあってサッパリとする良いお湯でした。
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