白兎(しろうさぎ)に鎮座する葉山神社 狛兎と俵のようなしめ縄で薬師如来を祀る葉山神社です 山嶽信仰の葉山として栄えたので鳥居の先は社殿ではなく山嶽に通じる登山道の模様、鬱蒼とした杉並木も素敵でしたが春には枝垂れ桜が花咲かすそうです #葉山神社 ⛩┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⛩ 葉山神社(はやまじんじゃ) 鎮座地:山形県長井市白兎字蔵京2269 主祭神:保食神、大日靈貴命、彌都波能賣神、天鈿女命 ⛩┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⛩ #神社 #神社巡り #神社好きな人と繋がりたい #recotrip #狛犬#神社仏閣 #パワースポット #長井市 #山形県 #神社巡拝家 (葉山神社) https://www.instagram.com/p/CmEsDyDP-ck/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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糸島新四国霊場 第33番札所 ~ 観音堂
伊都国宮地嶽神社がある山の中です。車で行けますが道幅が狭く、「一般車の通行はご遠慮ください」の表示があります。宮地嶽神社へ登る道からだと脇道に曲がってそれほど距離が無いので行きやすいかもです。逆に加布里駅の裏(釜塚古墳がある)からの登りはやめといたほうが良さそうです。
大変失礼ながら、行くまではこんなに立派だとは思ってませんでした。(山の中の小さなお堂をイメージしてました。)
4月末頃の訪問でしたが、青紫の花がたくさん咲いてました。(きれいに植栽されてる。)
元気なおばあちゃんがずっとこの地で守られてます。以前は山中のもっと高い所にあったのを現在の場所に降ろされたそうです。
ご本尊 観世音菩薩様は厨子の中 ~ 毎月17日(聞き間違えの可能性ありです)に供養が行われ、2月にはお寺さんからお坊さんがやって来て執り行うそうです。
左のお地蔵様
草花のお供え(?)
右にお稲荷様
突然お邪魔して迷惑しかかけてないのにお接待まで頂きました。
↓ 宮地嶽神社に通じる道からは 100m ほど。(車はこちら側からどうぞ。)
「普通車は難しいけど軽自動車なら行けるでしょう」と言うことで西側へ下りてみました。JR加布里駅の裏・釜塚古墳がある場所に出ます。
途中は片側が斜面の狭くてカーブした坂道です。離合も困難です。
宮地嶽神社への登り口にある駐車場(宮地岳自然公園 おもいたち広場駐車場)に車を停めて歩くのも良いかもです。宮地嶽神社やその先にあるとっぺん展望台(眺めが素晴らしい)までは地元の人達の良いトレーニングコースになってるようです。(2023.4.28)
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今季初山行、奥多摩縦走。
日曜休み。ということで、今季初山行で奥多摩へ。奥多摩は何度行っても、コースがたくさんあって飽きません。奥多摩湖からの縦走は初。
山が桜色。
標高1400mの御前山まで一気に登っていきます。
御前山通過。
山はまだ冬枯れ。それでも小さな春が。
カタクリの蕾を見つけました
葉っぱばかりだが群生地っぽい。咲いたらきれいそう。
ハシリドコロは有毒だそう。
アセビの花。
尾根道を登ったりくだったり、鋸山含め5つくらいのピークを超えて、大岳山。曇って富士山は見えず。
大岳神社を通過して
昨年見つけたイワウチワ群生地へと。いたいた。
透き通るようなイワウチワの花。
少し早めか、まだまだ蕾。
白い花も。可憐です。
険しい斜面に咲く可憐な花たち。昨年は4月半ばに満開でしたが、今年は里の桜が早かったので山の花も早いかと思ったら、山の春はまだ始まったばかり。
コース予定よりだいぶ早かったので、芥場峠まで戻り、鍋割山へ向かうカタクリの群生地を偵察に。
まだまだ葉っぱ。蕾もなかった。
奥の院を経て
御嶽神社へおりる道中に2輪だけ発見。
ようやくスミレも発見できた。
御岳神社を経て、
昨年、4月半ばですっかり終わっていた鐵五郎新道のイワウチワに出会えるかも?と思い、最長コースを降りることに決める。途中にカタクリもあるはずなので、、、あった!
見渡せばあたり一面、カタクリ天国!
うひゃー!と思わず声をあげる。
スミレの花も数種類。
色の違うタチツボスミレ。
大塚山から遠回りの鐵五郎新道へ。広沢山を越えてひらすら急登をおりると、、足元に発見!
咲いていました!昨年は必死で登るもまったく出会えなかったイワウチワの群生。
うっかりよろめいたら後ろに落ちそうな急斜面に咲いている。
しばらく群生地が続きました。1000mを切って、700mくらいまで下がると、春ですね。
長いくだりをおりきると、里の桜もきれいでした。
古里の駅でゴール。7時間22キロのロング縦走になり、筋肉痛に悶えました。満開を見たいけど、また登らねばならない、、、
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国境の旅、#fukkodesign のお二方と #桜 が咲き乱れる #対馬 をサイクリングで巡る。 日本人であれば、誰もが知る対馬。しかしその地に立つことはなかなかないのかもしれない。私自身も初めて対馬を訪れた。 歴史的な知識は、若きころに受けた教育により記憶に残すが、リアルな対馬は凄まじく素晴らしかった。 走って観て感じて思うことは、行かなきゃ分からないということ。当たり前じゃん!!って、思うかもしれない… どんなことにも通じる本質であるが、その場に身を置いて体験してこそ、その行動の本質への理解もリアルな実感として沁みる。 国境の島、それは常に国交の前線であり、ある種の緊張感をどことなく感じる。一方で友好の前線でもあり、文化の違いを許容しながら長い歴史を紡いできている感もある。 人は助け合い生きていく。同じように国同士も助け合いながら支え合って繁栄していけばよい。と多くの人は思うだろう。 そこには人の暮らしがあるし、新鮮な魚介や山の幸、ニホンミツバチや蕎麦に芋、かすまきに日本酒、石の屋根、古代の天道信仰から仏教伝来の拠点となった地は神仏習合の序章の地であり、豊かな生業が脈々と受け継がれる。 自分の殻を自覚して、そこから抜け出して世界を広げること。豊かな人生を送るには重要なプロセスである。 その意味で対馬は、多くの学びが得られる際限の無い世界が広がっている。 @tsushima_tourism #日本を旅する #日本の文化 #日本の歴史 #離島 #国境の島 #ワタツミ #和多都美神社 #豊玉姫 #海幸彦 #山幸彦 #本物が息づく島 #あなご亭 #もみじ街道 #ゲンカイツツジ #白嶽 #あそうベイパーク #金田城 #宗家 #梅林寺 #西山寺 #萬松院 #cycleculturalstudies #tsushima #nihon #japan #findyourownroad (対馬市) https://www.instagram.com/p/Cqakp2byJUQ/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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御岳山、ロックガーデンと奥の院
剱岳の疲れが漸く取れた翌週末、���サークルで久々のリーダー山行。
台風の影響で天気予報が判断期限ギリギリまで微妙だったせいで、決行するかボルダリングに変更するかで大いに悩んだのですが…。
結局は雨の降り出しが午後からの予報に変わったので、予定した行程を全てこなす事が出来ました。
今回は初心者向け企画なので、往復ともに���くケーブルカーを利用。
その代わり、天狗岩に登ったり奥の院峰にもチャレンジしたり、ゆったりとしたティータイムを設けるなどして変化に富んだ山行を楽しめたかと思います。
ケーブルかーを降りてどんどん歩いて行くと、神代欅の手前辺りにシュウカイドウ(秋海棠)の花が咲いていました。ベゴニアに似てますね。
先月も見たけど、神代欅。寿齢1000年だから、平安時代からここにある訳です。
昼から雨なら後回しにするつもりだった武蔵御嶽神社。
順路を考え、やっぱり先に行くことに。
長い階段を登って、もうすぐ山頂。 少し青空が見えて来ました♬
神社裏手にある奥宮遥拝所からは、午後に登る予定の奥の院が見えます。
御岳山の山頂は、本殿と遥拝所の間の微妙な場所(奧の屋根が遥拝所)。
標高929mの文字も読みづらい…。
石段の途中からエスケープルートを使って、七代の滝への道へ。
この道、こんなに長かったかなぁ?と思った頃に、沢に架かる橋が見えました。
「七代の滝(ななよのたき)」に到着!
マイナスイオンたっぷりで気持ち良い!
天狗岩へ向かう鉄階段。
そして根っこ道。
長い木段も。
木段が終わったら、天狗岩の鎖場を登っていきます!
岩の上には天狗像が二体。こちらはその①。
祠もあります。
さっきの鎖場の上は、こんな風に根っこに覆われています。
天狗像その②。
天狗岩の後は、ロックガーデンへ。
苔むした岩だらけ。
屋久島の白谷雲水峡を思い出します。
ロックガーデンは、やっぱりこれぐらいの季節が最高!
ロックガーデンでランチの後、綾広の滝へ。 沢沿い歩きはここでお終い。
名残惜しいので苔を1枚。
トイレを済ませて、さぁ奥の院峰へ!
ここからは急登ですが、無理せずじっくり歩けば初心者でも大丈夫。
私とSLが持参したトレッキングポールを初心者の方にお貸しして、使い方をレクチャーしつつ登りました。
立派なお社から左脇の岩場を更に登ると…
奥の院峰に到着です!標高1,077m。
ちなみにこの奥の道は鍋割山→芥場峠→大岳山へと続く上級者コース。
昔、その上級者コース(逆回りだったけど)を初心者のWちゃんを連れて歩いてしまったことが���ったなぁ…猛省。
復路は、長尾平を目指して下ります。
途中の見晴らしポイントからは、西武ドームや副都心方面が見えました。
下りは最初こそやや急ですが、この辺りからは緩やかに。
天狗の腰掛け杉の分岐まで来ました。長尾平まではあと少し!
長尾平の奥のベンチで優雅にティータイム。
皆さん、フルーツやコーヒーなど、ありがとうございました!
帰りは茅葺き屋根の御師住宅の前を通って(食事やお茶も楽しめるようです)…
ビジターセンターにも入ってみました。
狸の剥製や、御岳山で見られる動物のフンなどが展示されています。
ケーブルカー乗り場の手前に咲いていた萩の花。秋ですね〜。
帰りは、御嶽駅前にある中古アウトドア用品店「マウンガ」へ立ち寄り、希望者のみで河辺温泉「梅の湯」へ。
最後まで雨にも降られず、一日を大満喫出来ました!
やっぱり低山も楽しいですね♬
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神咲嶽。/版権?
ずっと好きです
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うちの娘
ベッドシーツをととのえようと娘の部屋へ。
今まで目に留めたことのなかったベッドのところにある棚。本とか置けるような小さな棚。
そこ、こんな感じ・・
し、渋い・・・
は、葉隠て、、ンなの、私、テストの���えに書いたことはあるけど(たぶん)本そのものを手にしたことない;
ただし、『戦う者たちへ』って特殊作戦群初代群長のんは何年か前に私が買ったものです。←当時、SOGに興味あっていろいろこの手合いを読んだのです。麻生幾『瀕死のライオン』面白かった!
普段の娘からはちょっと結びつかないこれらの本たち笑
娘、女子校の生徒らしく、耽美的な同性愛ものを好み、自分は腐だと公言しております。『BANANA FISH』で完全に覚醒したそうです、、かく言う私もBBAにもかかわらず娘に同じく、BLに美しさを感じる脳みそになりました、、あ、NLもイケますよ。『結界師』の良守と時音の関係が特に好き。今も昔もこれからも。良時は私の宝。大切にしたいです。
娘が好んで読むのは、藤沢周平、葉室麟、宮部みゆきの時代小説。時代ものは読みだすとやめられない、爽やかで好きなんですって。
確かに読後のあの清涼感は現代ものではなかなか味わえない。制約、抑圧、忍耐、、厳しい縛りのなかでしか咲かない花の美しさも良いです。
私は、百田尚樹『影法師』が好きだなー。←ただ、巻末の袋とじの内容は想像で補完したかったので私には不要でした笑 それと今日は長谷川卓『嶽神伝』の最新刊上下巻が届きます♪ 先日、楽天で買ったの!楽しみ♪
・・娘のことからハナシそれた;戻ります。
時代小説を読み始めて、武士道に興味持ったのかしら。
まぁ、なんでも良いんやけど、ときどき「武家の娘に生まれたかった」とか時代錯誤なこと言うのが気になります。
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各地句会報
花鳥誌 令和4年5月号
坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和3年2月2日
立待花鳥俳句会
坊城俊樹選 特選句
女正月故郷行きのバスに乗る 世詩明
年賀状遅刻せしものありにけり 同
初場所の肌から湯気や御嶽海 輝一
声出して夜を徘徊猫の恋 誠
しづかなる諸子のあたり鳰の海 同
神去りし月一の鳥居を進みけり 同
長き夜や国語辞典の背はほどけり 同
思ひ出し思出しつつ年明くる 秋子
(順不同特選句のみ掲載)
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令和3年2月3日
うづら三日の月句会
坊城俊樹選 特選句
さくさくと鍬に起さる春の土 喜代子
背戸の梅膨らみつつもまだ止む 由希子
在の春寄り添ふ如き夫と生く 同
節分に内なる鬼に独り言 さとみ
春めくや雲の流れもそのひとつ 都
(順不同特選句のみ掲載)
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令和3年2月5日
零の会
坊城俊樹選 特選句
薄氷の昇華してゐる街の朝 いづみ
やはらかな波うすらひの端を濡らす 光子
春待つやソファに躯体折り沈み 同
平凡な水に戻りしうすごほり 千種
東風荒し湖上に女神棲む祠 光子
象の目に黄なる涙や春寒し 眞理子
薄氷を突く杖の先爺の恋 ゆう子
寒夕焼神に激しき恋の日も きみよ
薄氷の毀れて山を響かせて 順子
薄氷の隠し切れざる水の闇 梓渕
岡田順子選 特選句
春光のやがて黄となる大手門 伊豫
何もせぬ人摘んで来し蕗の薹 慶月
薄氷のことりと池に戻りたる 小鳥
象の目に黄なる涙や春寒し 眞理子
カシミアに母をくるむや寒波来る いづみ
下萌や正五位てふ土饅頭 要
春の虹黄色に神の実在す 美智子
失へるとは君子蘭枯れし朝 俊樹
春来ると云ふ悲しみの口で云ふ 光子
クロッカス咲く咲く道をまつ直ぐに 久
レース被ぎ絵踏の裔の女達 佑天
浮寝鳥工業地帯たそがるる きみよ
黄泉よりも寒き靖國なりしかな 俊樹
薄氷を空に浮かべる私とも 伊豫
(順不同特選句のみ掲載)
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令和3年2月9日
さくら花鳥会
岡田順子選 特選句
春隣大きな種を手に拡げ 登美子
三日月の見送る明けや春立ちぬ みえこ
白魚を喉に通すも生きてをり 令子
習はしの鰈を食べて天神講 光子
子の歌ふ名もなき調べ建国日 裕子
冬菊へよく日の当たる母の庭 登美子
雪形の見える日待つや切々と みえこ
(順不同特選句のみ掲載)
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令和3年2月10日
鳥取花鳥会
岡田順子選 特選句
家解きの雪の吹き付く床柱 宇太郎
天仰ぐさまに綻び臥竜梅 悦子
木の香濃き仕事始の鉋屑 同
大寒や枕の下に温みあり 佐代子
春風や鳥の冠羽の逆立ちて 宇太郎
日脚伸ぶ猫やはらかく老ゆる窓 都子
(順不同特選句のみ掲載)
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令和3年2月14日
武生花鳥俳句会
坊城俊樹選 特選句
初句会乍ら句敵顔揃ふ 世詩明
よちよちの小さき靴や春を待つ みす枝
旭日に暫し氷柱の煌めける さよ子
雪解けの音と光に満つる園 中山昭子
近松像寒九の雪の積もりけり ただし
時なしに目覚め夫恋ふ雪明かり ミチ子
終電の窓に映りし雪女 上嶋昭子
雪吊りを渡る静かな風を見し 信子
予報士の棒の先より寒波くる 同
ポケットにもう要らぬ鍵冴返る 上嶋昭子
(順不同特選句のみ掲載)
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令和3年2月14日
なかみち句会
栗林圭魚選 特選句
𩸽干す香の満つ蝦夷の漁師町 三無
前垂れに春塵ためて辻地蔵 怜
春塵にぼんやり重き相模湾 同
狛犬の巻毛豊かに春の塵 美貴
薔薇の芽や今日も窓辺にピアノの音 和魚
薔薇の芽やカーブの多き世田谷線 貴薫
魚店に問へば𩸽と素つ気なく 怜
老二人薔薇の芽を摘む穏やかに 史空
古里の匂ひの煙𩸽焼く 三無
薔薇の芽の放つ光の息づかひ 秋尚
(順不同特選句のみ掲載)
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令和3年2月16日
福井花鳥句会
坊城俊樹選 特選句
猫の恋どこかに潜む恋敵 世詩明
羽子板や傾城笑みて猫を抱き 令子
猫の恋出れぬ出さずと恋の闇 同
九頭竜にまぼろしの漁春立ちぬ 笑子
膨らみて静もる河口春浅し 同
箱火鉢父の煙管の音今も 雪
垣間見し母の煙草や箱火鉢 同
竜の玉金輪際と云ふ玻璃に 同
(順不同特選句のみ掲載)
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令和3年2月17日
花鳥さゞれ会
坊城俊樹選 特選句
寒明けて鴉はただの黒き鳥 雪
反応を楽しんでゐる懐手 同
九頭竜に朱を透かせゆく桜鱒 笑子
膨らみて静もる河口春の闇 同
春立てる兆し故山の鳥語にも かづを
追儺の夜遺影の夫と豆談義 希
枝川や暗き色して雪濁り 啓子
病院の八階の窓山笑ふ 天空
(順不同特選句のみ掲載)
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令和3年2月17日
伊藤柏翠俳句記念館
坊城俊樹選 特選句
寒蜆てふ名のかくも小さきを 雪
蝶一つ女が一人凍つるごと 同
しんしんと凍蝶となり果せたる 同
凍蝶やとある女の物語 同
寒林に入り寒林の声きかん 同
二ン月の波濤や高し日本海 かづを
胸中に日溜りありし女正月 真喜栄
幾百の絵馬の叫びや大試験 同
元日やゆるむともなし日本海 さよ子
明けやらぬ露地に恋猫走り去る 和子
百済まで百里と言ふや春の海 千代子
紙漉の女が春を告げにけり 世詩明
(順不同特選句のみ掲載)
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令和3年2月20日
風月句会
坊城俊樹選 特選句
あした咲く梅のさゆらぎ年尾句碑 慶月
やはらかく錆はゆるみぬ春の雨 和子
春の雨メタセコイヤはまだねむる ます江
観音の背ナに広ごる大椿 慶月
紅梅を大悲の色と思ひけり 三無
春きざす風こそばゆき母の塔 幸風
マンホールの苔より生ゆる春の草 和子
木々の枝赤らんできて梅となる 千種
栗林圭魚選 特選句
武蔵野を眺む枡形木の芽風 幸風
遠目にも力溢れる辛夷の芽 三無
蕗のたうあれば毟れる衆生かな 千種
観音の背ナに広ごる大椿 慶月
早春の光をのせて町眩む 斉
さへづりやプラネタリウムの小さき屋根 千種
開かんと枝垂るる梅の年尾句碑 秋尚
枡形の木の芽は太郎だらけかな 俊樹
(順不同特選句のみ掲載)
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令和3年2月22日
鯖江花鳥俳句会
坊城俊樹選 特選句
夢に掃く落葉の遂に掃ききれず 雪
幾千の蝶の一つの我に凍つ 同
一枚をめくり即ち初暦 同
枯るるべくして枯蓮となり果てて 同
女正月猫と留守居の茶漬飯 一涓
箱火鉢父の煙管の疵の数 同
悪尉にちと頭下げ初詣 同
虚子生れし国より届く春の文 同
わがままは若き日のまま古コート 上嶋昭子
九頭竜の名にふさはしき雪解川 同
顎なでて生き残り組鮟鱇鍋 同
寒椿こぼす雫のくれなゐに みす枝
一斉に雪の解けゆく昔幽か 同
点滴の一滴ごとの余寒かな 中山昭子
銀ねずみ仄と紅さし猫柳 同
(順不同特選句のみ掲載)
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令和3年2月27日
月例会
坊城俊樹選 特選句
鳩舞へるたましひ乗せる木の芽風 慶月
桃の花古壺に挿して女系かな 光子
佐保姫の海に向かひぬ墓標群 幸風
啼くものよ散りゆくものよ春の空 和子
亡き人へ垂るる梅が香を広げ 慶月
神池の鯉いそいそと水温む 佑天
木のベンチ朽ちてゆくことあたたかし 和子
如月のクルスは薄き空に溶け 小鳥
骨董市消えて春埃の行方 要
岡田順子選 特選句
柳の芽水面にモネの庭つくる 千種
桃の花古壺に挿して女系かな 光子
清水門守る一兵犬ふぐり 圭魚
春なれば乳鋲は緩ぶ田安門 佑天
益次郎像は傾ぎぬたんぽぽへ 俊樹
紅梅の香に嬰児の香の消えて 同
亡き人へ垂るる梅が香を広げ 慶月
骨董市消えて春埃の行方 要
先々に梅をひそませ曲輪跡 千種
正殿を降りる肩揺れ草青む ゆう子
春埃集めリヤカーごとごとと 佑天
栗林圭魚選 特選句
料峭の風吹き抜ける田安門 梓渕
水草生ふ雲と少女を写しつつ 順子
石組みを落ちゐる音も春の水 要
東風吹かば松羽目木肌掠れはて ゆう子
桃の花古壺に挿して女系かな 光子
満を持し金褸梅踊り出でし空 秋尚
満ちゆけるもののしづけさ梅白し 千種
春風にまろべば姉の駆け寄れる 光子
(順不同特選句のみ掲載)
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令和3年2月
枡形句会
栗林圭魚選 特選句
十文字の切り込み入れて大水菜 節子
拘りの皿に白魚盛られけり 多美女
眩しさを放つ水菜の洗ひ立て 秋尚
寿福寺を漫ろ歩したる実朝忌 亜栄子
二ン月や仏足石を洗ふ僧 多美女
寒明の晨鐘とよむ磧径 幸風
猫往きて淋しさ抱きつ寒明くる 恭子
透き通る白魚の影絡まりて 秋尚
さわさわと洗ひさつくりと水菜切る 瑞枝
(順不同特選句のみ掲載)
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令和3年2月
九州花鳥会
坊城俊樹選 特選句
高楼も番所も掠め春一番 かおり
古着売る余寒の路地に灯を寄せて 同
真白なる猛虎の檻や春一番 愛
春寒の色一色の擦り硝子 桂
哭けど嘆けど涅槃図のあたたかし 睦子
情薄きLINEの闇や余寒の夜 勝利
春の野に園児来さうな道のあり 佐和
春雪に逝きし双子の姉妹 久美子
恋情を持て紅梅を離れたる 美穂
飛び火してトンガ国より春一番 千代
着水の鴨しばらくは同じ向き 由紀子
(順不同特選句のみ掲載)
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20180526(土)
泰澄大師が大宝元年(701年)に開山したといわれている権現山(ごんげんさん、Mt.Gongen、標高565m)に登ってきました。場所は福井県越前市、旧今立町(1,500年の歴史を持つ「越前和紙」で有名です。電子化される前の株券のほとんどは越前和紙が��いられていたんです。)にあります。
山頂に「松ヶ嶽神社」があるためか、「表参道」、「裏参道」という名前で呼ばれている二つのルートがある。
普通は「柳の滝」とよばれる五つの滝(不動滝、お釜滝、布滝、窓滝、夫婦滝)がある「裏参道」ルートで登るります。(「表参道」は急登でもありますし)
写真は
不動滝の滝つぼ近くの岩に咲く「ヒメレンゲ(姫蓮華)」
不動滝横の岩の龕(中に摩崖仏(まがいぶつ))と「小六」と彫られた文字(佐々木小次郎の幼名)
キンラン(金蘭)
布滝
ウリノキ(瓜の木、まだ蕾の方が多かった)
ヒメコウゾ(姫楮)
ハルユキノシタ(春雪ノ下、日本固有種)
山頂
(下山は「表参道」から)
ササユリ(笹百合、日本固有種)
コアジサイ(小紫陽花、日本固有種)
ぼくは植物の名前がなかなか覚えられない。登山を始める前は植物にさほど興味がなかったせいもでもある。最近は多少知識も増えてきたかなとは思うが、それでもよく似た種類の花は未だに悩んだりする。それでも少しずつ覚えていけたらと思う。以前文殊山で若いお母さんがスミレを見て子どもに「なんの花かしらね」と言っていたが、昔は自分もよく似たもんだったなと苦笑させられた。
チコちゃんじゃないが「ボーっと生きてんじゃねえよ!」と自分自身に言い聞かせているこの頃なわたくしです、はい。
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大人もコドモも一緒にもんきり・切り紙ワークショップ 「お正月を迎える白い切り紙 めでたい紋切り」東京大田区 本と工房の家(エクスプランテ内)2018年12月1日(土)開催のお知らせ
日本各地に伝わる「白い切り紙」。神楽の庭を飾ったり、正月の神様を迎える依代としたりと様々な場面で登場します。それはまるで、めぐる季節のあわいに咲く白い花。静かな心で半紙を切りながら、お正月という行事についても改めて考えてみましょう。
東京大田区・御嶽山駅そばのエクスプランテの期間限定スペース「本と工房の家」で、伝統的な日本の切り紙を通して日本の四季の行事を体験する「お正月を迎える白い切り紙 めでたい紋切りワークショップ」に参加して、大人も子供もご一緒にお正月支度をしながら日本の暮らしの文化をたのしみませんか?
大人もコドモも一緒にもんきり・切り紙ワークショップ 「お正月を迎える白い切り紙 めでたい紋切り」
日 時:2018年12月1日(土)13:30-16:00
会 場:本と工房の家(大田区・御嶽山駅そば エクスプランテ内)
参加費:3000円(お茶とちいさなお菓子つき)
*親子で参加される方向けの親子割引あります
例:おふたり(親1名+子1名)で4000円、3名さま(親1名+子2名)で5000円
定 員:10名
参加方法(メール):
参加を希望される方のお名前(複数名さまでご一緒に参加ご希望の場合は、全員のお名前)とe-mailアドレスをご記入の上、
[email protected]あてにメールでご予約下さい。
持ち物:
使い慣れたハサミ、カッターがある方はお持ちください。
細かい作業に、必要な方は眼鏡もご持参いただけると安心です。
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隅の死活(その11)
日本棋院監修の『死活の小辞典』にある「死活の基本形150」をより実戦に近い形でお届けするコーナーです。今月は、「隅の死活(その11)」です。
【隅の死活/第79型】白番
黒サガリ(〇)では、白に生きられてしまいます。
【正解】カケツギ(〇)が、眼形の急所です。これで、白は生きています。
(白の失敗図)
白オサエ(赤)は、黒ハネ(〇)で、生きるスペースが足りません。グレー地点が見合いです。
次回は、隅の死活(第80型)です。
氷点下5℃前後の冷え込みが続いていましたが、今朝は暖かく感じます。ここ数日は雪も一段落で、のどかな感じさえします。2月生まれのせいか、冬から春に向かうこの時期が好きです。
大相撲初場所は、御嶽海が優勝しました。インタビューでの笑顔には、長い冬に耐���て咲いた草花のような喜びにあふれていました。大関は間違いなしでしょう。今場所の御嶽海は、技術もさることながら精神面が強くなった印象です。横綱への期待も膨らみます。御嶽海の2学年後輩(東洋大学)の若隆景も、その背中を追っているはずです。今から春場所が楽しみです。
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奥多摩山行
先週末日曜日、また山へ。最高のお天気でした。
奥多摩は、古里駅からスタートして大岳山をめざします。
またも可愛らしいスミレたち。
前回高尾山のブログで「ウラシマソウ」と書いたのは、マムシグサかもしれない。この部分より上に葉っぱがあるのがウラシマソウで、下にあるのはマムシグサだそう。
ヤマキケマン。
ニリンソウ。
カキドオシ。
タチツボスミレ。
大塚山を過ぎたあたりで見えた印象的なトンガリ山は御嶽山奥の院峰。
ほどなく人里に到着、御嶽神社。
お札に犬らしきものが描かれていたので、巫女さんにたずねたら、この「おいぬ様」はオオカミとのこと。日本武尊(やまとたけるのみこと)が山奥で道に迷った際に難を救った白狼が、大口真神となって祀られている。
狛犬も狼。
青空に映える圧巻のしだれ桜。
ここ最近の災難も終焉近し、しかとお参り。天井が美しかった。
ここが御岳山山頂、大口真神社。ここにも狼の狛犬。
ここから奥の院を経て、鍋割山を経て、大岳山へ向かう。
20種類もあるというスミレ、判別できない。フイリヒナスミレ?
エイザンスミレか、フモトスミレか。
奥の院への道は険しかった。
立ち止まっていた方に「これが奥の院ですか?」とたずねると、これは、ヤマトタケルノミコトの奥様が祀られていると教えてくださった。「橘姫命」の碑。
弟橘媛(おとたちばなひめ)というお妃様で、東征に同行し、海神の怒りをなだめるためヤマトタケルノミコトにかわり海に身を沈めた妃だそうです。世には「へえ〜〜〜」ということが溢れている。
その方が、もう少しいくと、カタクリがきれいですよ。と教えてくれた。これかなあ?
じきに、奥の院峰へ到着。
少しくだって鍋割山。
そこからの尾根道で!おお!
日当たりの良いところでカタクリ咲いていました!
あちこちにたくさん!なんて美しいのでしょう。感激いたしました。さきほどのはまだツボミだったのですね。
元気を取り戻して歩を進める。単調な尾根も、地図や地形を見つつ、現在地を確認しながら。
大岳神社を経て
大岳山到着。
富士山と、絵に書いたような稜線。
お昼を食べて、奥多摩駅へ下山開始。黄色いかわいい花はツルヘビイチゴ?
トウゴクミツバツツジ?高尾山のツツジは朱色だったけれど、こちらは濃いピンク。
東京でも鋸山。あとはくだるだけ。
岩場が続くなか、ものすごい強風で吹き飛ばされるかと思った。
だいぶくだってきて、ふもとのお花。ミヤマシキミ。
モミジイチゴ。
無事に奥多摩駅まで到着。春の花を愛でる楽しい山行でした。お花の種類って本当にたくさんあるんですね、ふんふん、なるほどと思っても、一向に覚えられません。。。。
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椿大神社(三重県鈴鹿市) ⇒ 伊勢国一宮で猿田彦大神を祀る神社の総本社
椿大神社とは
椿大神社(つばきおおかみやしろ)は、三重県鈴鹿市山本町(みえけんすずかしやまもとちょう)にある二千年の歴史を持つ日本最古の神社だ。
伊勢国一宮であり、祭神の猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)を祀る神社の総本社とされる。
伊勢国鈴鹿山系の中央麓に鎮座する椿大神社は、往古神代、高山入道ヶ嶽、短山椿ヶ嶽を天然の社として、高山生活を営まれた国つ神「猿田彦大神」を主神とし、相殿に皇孫「瓊々杵尊」、「栲幡千々姫命」を、配祀に「天之鈿女命」、「木花咲耶姫命」を祀っています。
猿田彦大神は、天孫…
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テント泊装備で奥武蔵縦走
奥武蔵を縦走ついでに「歩荷練習も兼ねてしまえ!」と、元々は日帰り装備で歩く予定だったロングコースを大荷物で歩いて来ました。
武蔵横手駅からスタートし、愛宕山から北向地蔵、越上山、顔振峠、黒山三滝、関八州見晴台を経由して西吾野駅へ下りるという20キロ強の道のり。
今思えば、完全に無理のある(無謀な)計画でした…。
途中、辛過ぎて何度「エスケープ」の文字が頭を過ぎったことか。
写真は、最初に登る愛宕山。
武蔵横手の駅を出るなり進む方向を間違えて、この日最初のロスト。
住宅街を抜け、水の綺麗な川を渡ります。
YAMAPの地図とGPSでは横断歩道を直進となっていたけれど、正面にはお寺。
進んで良いのか迷っていると可愛い丸太の人形が方向を教えてくれました。
そうだ、だれかの日記で見たことがある…名前は確か「あたごくん」!
お寺の境内を抜けて鐘撞き堂の前を通ると、
鐘付き中の住職さんから話し掛けられ、案の定荷物について聞かれました。
そりゃこんな所でテント泊装備を背負って歩いていたら気になりますよね…。
鐘撞き堂の脇の道を突き当たりまで直進すると、愛宕山への登山道の入口。
私は間違えて鐘撞き堂のすぐ後の池のところで右折して
お墓の敷地に入ってしまい、本日2回目のロスト。
先ずは栗林の中を歩いて行きます。
鉄塔の脇を抜け、ここからが本当の登山道。
害獣除けの高圧電流を跨ぎます。
こんなに低いと動物も飛び越えられるのでは…?
雨上がりで滑りやすい急坂を登り切れば、最初のピーク、愛宕山。
標高250m。山頂には神社の祠と鳥居があります。
ここにも丸太の可愛い人形。馬、笑ってる〜。
ベンチには小さなテーブルも付いています。
ここからは細かいアップダウンの繰り返し。
途中、子どもの背丈ほどもある大きなウラジロシダ(裏白羊歯)が。
2座目、水晶山。え、まだ標高266m。結構アップダウンあったよ???
3座目、深沢山。標高350m。ジリジリと上がっていきますね。
十字路に再びの「あたごくん」。
沢山峠の十字路を通過して…
4座目、西大峰。標高391m。あんまり上がってない…。
またまた「あたごくん」登場。ここの子は名札付けてます。
で、あたごくんの指さす方へ行くと戻ってしまうので、私は北向地蔵へ。
途中、斜面一面がウラジロシダに覆われたゾーンがありました。
お久し振りの北向地蔵。今日の安全を祈願しました。
ここのベンチで5分ほど荷下ろし休憩。
休んでいると、目の前の山道へ入っていくトレランの方がいたので
私もつられてその道へ入ってしまったのですが…
あれ?また愛宕山?
そう、ここは通る予定じゃ無かったピーク。一応5座目。標高不明。
予定していた林道と並行に道が続いていて、元に戻れたから良かったものの、
これも一種のロストと言うことで、本日3回目。
6座目、スカリ山。435m。ここで先にいたトレランの男性と暫しお喋り。
この後、新宿で「トップガン・マーヴェリック」を観るのだそうで。
凄い…私は山の後で映画館に行く元気は無いな〜。
スカリ山からは武甲山の横顔も見えました。
スカリ山からは急な岩場を下って行き、7座目の茶嶽山。標高450m。
ちなみにYAMAPでは茶ノ岳山と書かれています。
この後、いったん林道に出て舗装道路を歩くのですが、
登山道への入口を見落としてズンズン進んでしまい引き返しました。
これで本日4回目のロス。
今日は荷物の重さに気を取られて分岐の確認をし忘れてばかり…。
気を取り直して8座目の蟹穴山。標高460m。
ユルユルの道を進むと、突然開けた場所に出ました。
眺望はなかなか良いけど、日焼けしそう…。
その先には、コアジサイ(小紫陽花)ロードが待っていました♬
その先の岩場を登って行くと、9座目の越上山(おがみやま)。標高566m。
実はここ、2014年に初めてのボッチ登山で訪れた記念すべき山でして。
その時は顔振峠からユガテへ抜けるショートコースでしたが、
初のソロ山行で当時の私にはドキドキの大冒険だったのを覚えています。
特にその時は山頂に誰も居なくて(ソロの男性が一人来たけど)、
眺望も無くて寂しいお山…という印象でした。
でも今日は山頂手前の危険な岩場を越える前から賑やかな声が…。
シニア5人組の皆さんがランチ中で、またもや荷物について突っ込まれ。
私も荷物を下ろし、立ったままランチを頬張りつつ皆さんと暫しお喋り。
この夏行く予定のアルプスや八ヶ岳について色々と教えていただきました。
別れしな「頑張ってるご褒美」とバウムクーヘンまで頂いて…。
「何だか新1年生のランドセルみたいだな!」というお声も
背中でしっかり聞いておりましたよ〜(笑
そんなにヨタヨタしてたかしら…?
越上山からの下りが結構急で、顔振峠に着く頃には足の裏がジンジン痛く…。
8年前に来た時は時間が早くて誰も居なかった峠、今日は賑わっていました。
そうか、もう昼過ぎだもんね…。もうここでやめて帰っても良いけど…。
とりあえず、黒山三滝へ向かう道へと入り、展望台方面を振り返ります。
止めるなら今だけど…。でもでも、行っちゃえ!
顔振峠からは砂利道を沢沿いに下り、川にぶつかると舗装道路に合流。
左手にズンズン下って行くと、渋沢栄一の従弟(かつ見立て養子)、
渋沢平九郎自決の地がありました。
「青天を衝け」の悲しいシーンを思い出し、思わず手を合わせて参りました。
更に下ると、漸く黒山三滝の入口に到着!
日本観光百選なのか…埼玉に居ながら、その存在は去年知りましたよ私。
滝へ向かう道沿いに咲いていたユキノシタ(雪の下)。
有り難いことに、この道沿いにはトイレも自販機もありました。
迎えの滝。暑い日だからか、駐車場は観光客の車でいっぱいでした。
小天狗滝(こてんぐだき)。
奥まで何段か続いているようでしたが、乳幼児連れのファミリーが何組かいて、テント装備ではすれ違えそうにないので諦めることに。
三滝全てを廻っていると時間的に厳しそうだったので、この小天狗滝の少し先の分岐から関八州見晴台方面への山道に入り、沢沿いの木陰で10分ほど休憩しました。
長いロードを歩きを挟み、沢沿いの道を歩いていると目の前を茶色い物体が!
大きな雌鹿が登山道を横切り、対岸からこちらを伺っていました。
カモシカには何度か遭遇したけれど、奥武蔵の山に鹿がいるとは…。
動揺してカメラの向きとピントが合ってませんが、何とか写ってますね。
見つめられて、小さく手を振ってみたら「キョーーーーーン!(文字化するのが難しい音)」と2回ほど大きく嘶いて、元来た斜面へと戻って行きました。
ハァ〜、ビックリした!
けど、何だか元気をもらえたのか、そこからはハイスピードでガツガツ歩くことがで来ました。ありがとう、鹿!!!
花立松ノ峠を越え、またロード歩きを挟んで再び登山道へ。
この尾根を歩いている時は吹く風が冷たくて風邪を引くかと思いました。
そして緩い道に出たと思ったら…あの明るさは、山頂ですかね?
正解!3年振りの関八州見晴台です。標高771.1m。
10座目にして、本日の最高峰!低い!
ここに登るといつも山頂がガスっていて全然見晴台って感じじゃ無かったけど、今日は都心部など遠くまでよく見渡せました。
そして山頂の手前はカルミア(アメリカシャクナゲ)ロード。
もう14:30だけど、ここで残りのランチを平らげました。
今日は疲れすぎていて、あんまり食べてなかったな〜。
さぁ、後は駅に向かって下るだけ。
先ずは丸山(展望台がある県民の森のとは別物です)のピークを越えて…
高山不動まで下ったら…
パノラマコースを下って、この看板の右下の道へヘアピンカーブで下るのですが、私は間違えて道なりに進んでしまいました(しかも右下に道があるのに気付いていたのに、今来た道の迂回路だと思い込んで…)。
名もなきピークを3つも越えてから「待てよ?ここまで下って来たのに今さらこんなにピークを越えるのおかしくないか?」と気付いてGPSを確認。
ヘロヘロになりながら、このムーミンの標識まで引き返したのでした。
これが本日5回目、最後のロスト。大荷物なのに、ロスト多すぎ!
パノラマコースっていう割には眺望良くないな〜と思っていたら、
急に視界が開けました。ARによればアレが川苔山だというんですが、怪しい。
何とかパノラマコースの入口まで辿り着きました。
ここは観光案内所、兼、お休み処だそうですが、どうやら無人のようでした。
沢に沿ってひたすら歩き、最後に急坂を登れば西吾野駅にとうちゃこ〜!
トータル21.4キロ。5回ロストした分だけで、優に1キロ越え。
いや〜、今日は本当に無駄に歩いた。腰骨にはザックの痕がクッキリでした。
良い子のみんなは、絶対に真似しないでね〜!
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