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#紅葉の馬場
kyotomoyou · 2 years
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旅費が安いうちに (安いからと言うわけではないが) 遠方の親にも会いに行こうと思います . なので、京都の紅葉はあまり行けないかも . 他にも遊びに行くし . (2018/11/28撮影) . #二尊院 #二尊院の紅葉 #紅葉の馬場 #二尊院紅葉 #奥嵯峨 #嵐山 #嵐山紅葉 #嵯峨野 #京都紅葉 #京都紅葉名所 (京都 二尊院) https://www.instagram.com/p/CkGUJwBvZeu/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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amiens2014 · 1 year
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長野県〜群馬県【ドライブ】小諸市〜湯の丸スキー場〜八ッ場ダム〜道の駅たくみの里
湯の丸スキー場 2022年10月12日、この日はファミリーレストラン八億(はちおく)でランチを済ませた。 ファミリーレストラン八億/長野県小諸市【ランチ】750円の激安焼肉ランチ そこから車で県道94号線を走り、湯の丸スキー場を通過。 (more…) “”
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imaritogei · 2 years
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もうちょっとだけ「バルンバルンの森」キャンプ場の紹介 こちらはテントサイトエリアの下にある宿泊エリア“森の小屋” 遊べるブランコ等がある。 他にも写真は撮ってないが森の図書室、カフェなどがある。 #バルンバルンの森 #キャンプ場紹介 #耶馬溪キャンプ #キャンプ場施設 #紅葉の季節は混むだろうな (バルンバルンの森) https://www.instagram.com/p/CjFpxkwLEFa/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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spst-haru · 2 years
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[ 青もみじの馬場 ] . . . 青もみじに覆われ、 木漏れ日ゆらめく嵐山のお寺。 . . . ==================== 📸 Nison-in, Ukyo-ku, Kyoto . Canon EOS Kiss M2 🍃✨🍃✨🍃✨🍃✨🍃 ==================== . . . #japan #kyoto #nisonin #nisonin_momijinobaba #momijinobaba #nisonin_shinryoku #nisonin_greenleaves #ninonin_ryokuyo #nisonin_aomomiji #nisonin_momiji #nisonin_komorebi #京都 #二尊院  #二尊院_紅葉の馬場 #二尊院_新緑 #二尊院_緑葉 #二尊院_青もみじ #二尊院_もみじ #二尊院_木漏れ日 #緑葉セカイ #ryokuyo_sekai #新緑かおる頃  #the_season_of_shinryoku_is_here #眩しき青もみじの世界 #beautiful_aomomiji #緑葉の薫るお寺 #temple_with_green_leaves #木漏れ日の園 #komorebi_no_sono #canoneoskissm2 (京都 二尊院) https://www.instagram.com/p/CemBxZ8v_Bb/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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kennak · 1 month
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52社※1 173社※2 小林製薬の紅麹を含む健康食品の3製品について食品衛生法第6条第2号に該当するものと判断 当該3製品の紅麹原料の配合量は以下のとおり ※1、※2小林製薬からの報告による(重複あり) 厚生労働省のこれまでの対応 以下のいずれかに該当する製品についての自主点検を行い、厚生労働省へ報告を依頼 ・小林製薬の3製品に使用された紅麹と同じ小林製薬社製の原材料を用いて製造され、かつ、 上記と同等量以上の紅麹を1日あたりに摂取する製品 ・過去3年間で医師からの当該製品による健康被害が1件以上報告された製品 〆切日: ~3月29日(金) ~4月5日(金) 製品名 紅麹コレステヘルプ 1日摂取目安量(3粒あたり) ナイシヘルプ+コレステロール 1日摂取目安量(3粒あたり) ナットウキナーゼさらさら粒GOLD 1日摂取目安量(2粒あたり) 紅麹原料配合量 100mg 100mg 100mg 回収命令の対象となった製品以外の小林製薬の紅麹を 原料とする製品への対応について(案) 資料2 ※1 52社のリストは以下のとおり 注)このリストに掲載された事業者が製造する製品が直ちに健康被害をもたらすものではありません。 会社名 所在地 1 日本バイオコン㈱ 愛知県 2 三生医薬㈱本社 調達購買課 静岡県 3 三京化成㈱山陽営業所 岡山県 4 エステック㈱ 愛知県 5 ㈱本田味噌本店 綾部工場 京都府 6 シーデーフーズ㈱ 東京都 7 ㈱スミコエアー 東京都 8 ㈱秋田今野商店 秋田県 9 金剛薬品㈱ 富山県 10 福山黒酢㈱ 鹿児島県 11 戸倉商事㈱本社 滋賀県 12 ㈱紅商事 沖縄県 13 日本醸造工業㈱ 東京都 14 鶴屋㈱ 大阪府 15 ㈱セイユーコーポレーション 大阪府 16 ㈱千草物産 沖縄県 17 ㈱青い海 沖縄県 18 株式会社八宝商会 千葉県 19 株式会社西井 東京都 20 ㈱GSIクレオス 大阪府 21 大正電機販売㈱ 大阪府 22 東海澱粉 K.K 沼津営業所 静岡県 23 株式会社カザミフーズ 栃木県 24 ㈱OMUクリエイト 広島県 25 山高味噌㈱ 長野県 26 ㈱竹屋 長野県 27 ㈱明治フードマテリア東京支店 東京都 28 ㈱森田草楽堂 奈良県 29 博多薬膳 麹・味噌商店 福岡県 30㈱薫製倶楽部岡山県 31㈲篠崎ベーカリー愛媛県 32金のさじ診療所兵庫県 33㈱丸紅商会大阪府 34ていね・さくら館北海道 35金丸富貴堂㈱北海道 36㈱樋口松之助商店大阪府 37トップフーズ㈱茨城県 38㈱金谷ホテルベーカリー栃木県 39㈱ジャストベイクアミー石川県 40㈱中国リス食品販売岡山県 41パンドコロモーデ京都府 42㈲ベーカリーオロン長崎県 43カネダ㈱経理部東京都 44太冠酒造㈱山梨県 45㈱コウリョー岡山県 46㈱菱六京都府 47日本バルク薬品㈱大阪府 48渡辺ケミカル㈱大阪府 49サンヨー山梨デンカシステム㈱山梨県 50㈱エーデルワイス埼玉県 51飯田商事㈱大阪府 52荒川商事㈱京都府 ※2 173社のリストは以下のとおり 注)このリストに掲載された事業者が製造する製品が直ちに健康被害をもたらすものではありません。 会社名 所在地 1 日本バイオコン㈱ 愛知県 2 旭運輸㈱名古屋港流通センター 愛知県 3 航空集配サービス㈱ 愛知県 4 ㈱三協 日の出工場第4倉庫 静岡県 5 ㈱日祥物流 成田ターミナル 千葉県 6 三生医薬㈱南陵工場 静岡県 7 三生医薬㈱南陵工場 静岡県 8 ㈱きくや 配送センター 愛知県 9 ㈱泉平 岡山本社 岡山県 10 レザンジュ有限会社 山口県 11 ウメサ食品株式会社 石川県 12 高見商店 岡山県 13 笹埜商店 岡山県 14 キミセ醤油㈱五穀蔵 岡山県 15 くらしき塩屋(塩屋商店) 岡山県 16 ㈱オカヤマ 岡山県 17 芳香園製薬㈱ 香川県 18 ㈱カリョー 福井県 19 ㈱能登製塩 石川県 20 ㈱アサダヤコーポレーション 石川県 21 ㈱松下商店 長野県 22 ㈱三協 日の出工場 第3倉庫 静岡県 23 釜蒸し蔵工房 北海道 24 富士カプセル㈱食品工場 静岡県 25 富士カプセル㈱北山工場 静岡県 26 ㈱豆福 愛知県 27 甘強酒造㈱ 愛知県 28 ㈲創建舎 健康増進施設 健康館 岩手県 29 日乃出醤油有限会社 岡山県 30 ㈱富澤商店 神奈川県 31 お茶元みはら胡蝶庵 菓子工房 長野県 32 ㈱鈴勝 静岡県 33 ㈱三協 日の出工場 第4倉庫 静岡県 34 ㈱富澤商店 橋本工場 神奈川県 35 東洋カプセル㈱ 芝川工場 静岡県 36 ㈱ AFC-HDアムスライフサイエンス 3F 静岡県 37 富士カプセル㈱ 食品工場 静岡県 38 ピィシーシステム㈱ 静岡県 39 アリメント工業㈱新富士工場 静岡県 40 ㈱ AFCHDアムスライフサイエンス 国吉田工場 静岡県 41 アピ㈱池田工場 岐阜県 42 ㈱夢実耕望 岩手県 43 緑と風のダーシェンカ 愛知県 44 緑と風のダーシェンカ 幸田本店 愛知県 45 相互運輸㈱ ICロジスティックセンタ- 福岡県 46 日本製薬工業㈱ 愛知県 47 アピ㈱NS工場ソフトカプセル課 岐阜県 48 郵船港運㈱南港物流 センタ- 営業所 大阪府 49 ㈱本田味噌本店 綾部工場 京都府 50 日本タブレット㈱ 京都府 51 中日本カプセル㈱ 岐阜県 52 ㈲太洋 茨城県 53 協和薬品㈱第1工場 富山県 54 アリメント工業㈱新富士工場 静岡県 55 ㈱エスビーケー ・ トヤマ 富山県 56 ㈱アスナロ化工研究所 大阪府 57 備前化成㈱第3工場 岡山県 58 ㈱カニエフードサービス 愛知県 59 株式会社藤忠 神奈川県 60 株式会社もあ 神奈川県 61 ㈱半鐘屋 岡山県 62 ㈱ミカ食品 福岡営業所 福岡県 63 ㈱藤忠 福山営業所 広島県 64 サンエフ㈱ 東京都 65 ㈱藤忠 大阪営業所 大阪府 66 占部大観堂製薬㈱ 福岡県 67 エナジック㈱ 静岡県 68 東京ポンパドウル 船橋 千葉県 69 東京ポンパドウル 新越谷 埼玉県 70 ㈱玄聖 瑞穂細渕倉庫 東京都 71 ㈱ミカ食品 本社 神奈川県 72 住岡食品㈱浜北工場 静岡県 73 富山薬品㈱ 富山県 74 横浜ポンパドウル そごう横浜店 神奈川県 75 油六薬品㈱ 奈良県 76 フェイスラボ㈱ 掛川工場 静岡県 77 酒田米菓㈱ 鳥海山麓工場 山形県 78 丸昌稲垣㈱上郷工場 長野県 79 東京ポンパドウル 八王子 東京都 80 東京ポンパドウル 宇都宮 栃木県 81 ポンパドウル 熊本店 熊本県 82 ポンパドウル 小倉店 福岡県 83 横浜ポンパドウル 天満橋店 大阪府 84 横浜ポンパドウル 名古屋店 愛知県 85 横浜ポンパドウル 奈良橿原店 奈良県 86 窪田味噌醤油㈱ 千葉県 87 角光化成㈱緑の里工場 茨城県 88 ㈱秋田今野商店 秋田県 89 山田屋醸造 福島県 90 ㈱北食(ホクショク) 北海道 91 有限会社おたまや 山形県 92 ㈲斎藤酒造場 徳島県 93 いとげん伊藤元三郎商店 北海道 94 金剛薬品㈱名古屋支店 愛知県 95 美作そうめん山本 岡山県 96 太陽エフ・ディ㈱ 徳島県 97 アダプトゲン製薬㈱可児工場 岐阜県 98 東洋カプセル㈱芝川工場 静岡県 99 ㈱三協 日の出工場 第2倉庫 静岡県 100 ㈲フィリング・ラボ 東京都 101 ㈱三協 日の出工場 第4倉庫 静岡県 102 日本ヘルス㈱厚木工場 神奈川県 103 ㈱敬明 熊本県 104 株式会社島田製薬 静岡県 105 富山薬品㈱ 富山県 106 ㈱ココサプリ 東京都 107 ㈱アジテック・ファインフーズ 岩手県 108 山本漢方製薬㈱ 愛知県 109 園田学園女子大学 食物栄養学科 兵庫県 110 ㈱玄聖 瑞穂細渕倉庫 東京都 111 愛しとーと 唐津支店 佐賀県 112 福山黒酢㈱福山第二工場 鹿児島県 113 戸倉商事㈱ママパン事業部 滋賀県 114 海洋食品豆腐よう事業部  沖縄県 115 ㈱JCC わだや 沖縄県 116 (個人名) 沖縄県 117 沖縄ハム総合食品株式会社 沖縄県 118 石川酒造場 沖縄県 119 京都グレインシステム㈱奈良工場 奈良県 120 フジヨシ醤油㈱ 大分県 121 ㈲河野酢味噌製造工場 岡山県 122 ㈲馬場商店 岡山県 123 三生医薬㈱南陵工場 静岡県 124 ㈱千草西崎工場 沖縄県 125 ㈱青い海 沖縄県 126 ㈱イワセ・エスタ神奈川支店 神奈川県 127 ㈱八宝商会 千葉県 128 ㈱アイ・エム・エス 東京都 129 ㈱ウメケン 富山工場 富山県 130 ㈱アスナロ化工研究所 大阪府 131 三生医薬㈱南陵工場 静岡県 132 ㈱ GSIクレオス 大阪支店機械機能部 大阪府 133 森川健康堂㈱第3工場 熊本県 134 ㈱ GSIクレオス 大阪支店香粧品部 大阪府 135 オッペン 化粧品㈱滋賀工場乳液倉庫 滋賀県 136 ㈲竹屋食品 広島県 137 ㈱りあん 山梨工場 山梨県 138 株式会社カザミフーズ 栃木県 139 ㈱OMUクリエイト 広島県 140 山高味噌㈱ 長野県 141 ㈱竹屋 長野県 142 ㈱丸三 高知県 143 ドギ-フ-ズ 購買管理【福岡支店】 福岡県 144 ドギーフーズ㈱ 宗像工場 福岡県 145 ㈱森田草楽堂 奈良県 146 博多薬膳 麹・味噌商店 福岡県 147 ㈱薫製倶楽部 岡山県 148 荒川商事㈱ 京都府 149 ㈲篠崎ベーカリー 愛媛県 150 いが漢方内科 金のさじ診療所 兵庫県 151 ㈱松山丸三 配送センター 愛媛県 152 元気パン工房 ごぱん 香川県 153 ていね・さくら館 北海道 154 金丸富貴堂㈱ 北海道 155 金丸富貴堂㈱函館支店 北海道 156 カギ の キーステーション 大野 佐賀県 157 ㈱仲蔵商店 新潟県 158 ㈲丸井伊藤商店 長野県 159 トップフーズ㈱ 茨城県 160 ㈱金谷ホテルベーカリー 栃木県 161 ㈱ジャストベイクアミー 石川県 162 ㈱中国リス食品販売 岡山県 163 パンドコロモーデ 京都府 164 ㈲ベーカリーオロン 長崎県 165 大塚食品㈱徳島食品部門 徳島県 166 太冠酒造㈱ 山梨県 167 ㈱コウリョー 岡山県 168 合名会社 関東屋商店 京都府 169 ㈱三協 日の出工場 第1倉庫 静岡県 170 日成興産株式会社 大阪府 171 サンヨー山梨デンカシステム㈱ 山梨県 172 ㈱エーデルワイス 埼玉県 173 ㈱タララボ 佐賀県
令和6年3月28日薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会新開発食品調査部会新開発食品評価調査会及び指定成分等含有食品等との関連が疑われる健康被害情報への対応ワーキンググループの合同開催 資料 ,薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会新開発食品調査部会新開発食品評価調査会指定成分等含有食品等との関連が 疑われる健康被害情報への対応ワーキンググループ(第5回)資料,審議会,研究会,検討チーム,厚生労働省,Ministry of Health, Labour and Welfare,mhlw,遺伝子組換え,バイオテクノロジー,ゲノム,健康食品,指定成分,健康被害情報|厚生労働省
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mvrider6 · 6 months
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貴船神社
京都の北の外れにある全国二千社を超える水神の総本宮。紅葉シーズンで多くの人
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映えスポットの赤い灯籠が並ぶ階段
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この時期ならではの紅葉の絵馬
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境内は紅葉も終わり
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貴船といえばの川床
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参道に並ぶ飲食店が楽しい😀
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奥の院に向かう参道は厳か
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帰りに日が暮れた貴船口駅の紅葉
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川床は以下から
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bsamngodangbralba · 6 months
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小町数人説をめぐって
陽明文庫に中世の小町の絵がある。絹本着色、縦六一・六センチ、横四一・七センチの絵を表装してあるのだが、軸心近くの裏面に「小野小町像 貞治六秊六月廿五日」と、まさしくその頃この筆跡にて記されたものが付加されている。表装そのものもそんなに新しいものでないが、表装するにあたって、この絵に本来ついていた紙をここに付加したものであろうことは、その字がまさしく貞治頃〈一三六二〜一三六七〉この事跡であることが疑いもないからであろう。
ところで、この絵は「小野小町像」となっているが、まさしく「玉造小町子壮衰書」によっている。「容貌ハ憔悴シテ、身体ハ疲痩」、「頭ハ霜フリタル蓬ノ如ク、膚ハ凍リタル梨ニモ似タリ」、「骨ハ辣チテ筋ハ抗クナリ、面ハ黒クシテ歯ハ黄バミタリ」、「裸形ニシテ衣ナク、徒跣ニㇱテ履ナシ」、「左臂ニハ破レタル筐ヲ懸ケ、右手ニハ壊レタル笠ヲ提ツ」、「頸ニハーツノ囊ヲ係ケ、背ニハーツノ袋ヲ負ヘリ」、「肩ノ破レタル衣ハ胸ニ懸カリ、頸ノ壌レタル蓑ハ腰に纏ヘリ」とある「壮衰書」の序文をのものである。ここでもまた小野小町と玉造小町を同人物とする中世の理解が確認されるのである。
先にあげた「無名抄」の文〔五〇頁参照〕の続きに「玉造の小町と小野小町と同人かあらぬ者から、人々おぼつかなきことに申して争ひはべりし時...」とあって別人説もあったことは確かだが、その多くは前述の「玉造小町子壮衰書」の弘法大師著作説を土台にしての疑問であり、中世の大勢は、あくまで両者を同じものと見、「玉造小町子壮衰書」を小野小町の事蹟を語るものと見ていたことは疑いもないのである。
近世に入っても、この傾向は変わらなかった。貞徳の「徒然草慰草」などその顕著な例だが、中期以後の随筆の類を見ても、たとえば天野信景の「塩尻」〈『随筆大成』等〉、志賀忍〈天保十一年、七九歳没〉の「理斉随筆」などは、小野小町と玉造小町を同一人と考えている。
ところが、小町という名は、実は普通名詞であって、〇〇小町と呼ばれる女性はまことに数多くいたのだ、玉造小町と小野小町もとうぜん別人だという、いわば画期的な説が新井白雅の「牛馬問」「〈温知義書〉」に提示され、人々を驚かせたのである。
古代には一国より一人づつ采󠄃女を内裏へ献ぜしこと也。既に仁明帝の前後には、小町とて召されたるもの六十余人ありしとなり。この采󠄃女を后町のうちにをらしめたまふ。故にみなみな小町と呼ばれたるなり。その人々の宮仕へをやめて古郷に帰り身まかりたる墓を、おほか「た小町塚とよびしとなん。さてこそ、国々に小町塚といふもの多し。美濃・尾張の間にさへ二三所あり。
しかるを、なべての小町を一人と思ふよりまぎれたる説多し。たとへば実方朝臣、陸奥へ下向の時、髑髏の目穴より薄の生ひ出て、「秋風の吹くにつけてもあなめ〱」の歌の小町は小野正澄が娘の小野小町なり。文屋康秀が三河掾となりて下りし時、「身をうき草の根をたえて」さそふ水あらば」とよみしは高雄国分が娘の小町なり。「おもひつつぬればや人の見えつらむ」の歌、又業平の「舞の袖」などいひしは出羽郡司小町良実が娘なり。高野大師のあひたまふ、壮なる時憍慢最も甚だし、衰ふる日愁歎猶深しと答へしは常陸の国玉造義景が娘の小町なり。かく一人ならず。故に時代其外異なる事あるのみ。中にも良実が娘の小町は美人にて和歌にもすぐれたれば、独り名高く、すべて一人のやうに伝へ来たるのみ。
まず、小町を采󠄃女をし、采󠄃女のすべてに「町」をつけてよんだといっているが、平安時代の文献にあらわれる采󠄃女は、たとえば「近江の采󠄃女」〈拾遺集〉「明日香の采󠄃女」〈大和物語〉などのごとく、国名を冠して呼ぶのが普通である上に、文献にあらわれる「町」のつく女性は前述のように后町にいる更衣であって采󠄃女ではない。小町采󠄃女説自体が出羽都司良実の娘という伝承をもとにして出来たものであり、出羽国から采󠄃女をさしだすことはなかった〈「続日本紀」「類聚三代格」〉という事実を持ち出すまでもなく、この日雅の説には従えないのである。地方に数多い小町塚の合理的説明としても弱いものである。
ところで、この白雅の説、後半になると、その多数の小町が四人にしぼられて来る。架空の人物である小野正澄とか高雄国分とか玉造義景などの名をどこから持ち出して来たのか不明だが、既に伝説化説話化している小町像のすべてを事実と認定する立場からの合理的整理であって、まったく意味をなさぬものとしか言いようはないのである。
伝承る整理しながら、また新しい伝承を生んでいる感じの「牛馬問」の説であるが、その合理的整理法に人気があったのか。それに賛同して引用している随筆が実ははなはだ多いのである。神沢貞幹の「翁草」〈『随筆大成』第三期所収〉、城戸千楯の「紙魚室雑記」〈『随筆大成』第一期所収〉、石川宣続の「卯花園漫録」〈『新燕石十種』第三所収〉、山本信有の「孝経楼漫筆」〈『随筆大成』第三期所収」、滝沢馬琴・屋代弘賢らの「兎園小説」〈『百家説林』所収〉など、いずれもこれに全面的な賛同を示しているのである。
小町に限らず、伝説的人物は、その伝説化の過程において、事蹟が膨脹し、それを全体的に把握するとなると、そこに新しい矛盾が出てくることが多い。これを予盾なく合理的に統一しようとすると、いわば原生動物の体のように多方面に膨脹したものを分割するほかはなくなる。
たとえば柿本人麿の場合にしても、「万葉集」の記述を信するかぎり人麿は持統朝から文武朝にかけて活躍した歌人であるとするほかはない。だが一方、「万葉集」が引用する「柿本人麿歌集」にはそれよりもかなり後の歌もある。「人麿歌集」に後代の歌が入っているというのは今日の学者の常識だが、人間歌集なのだからすべてが人麿の歌だという立場に立てば、「万葉集」の人麿にして、既に最低二人いたことになる。次に「古今集」の仮名序を見ると、、「おほきみつの位(正三位)柿本人麿」を「ならの御時」の歌人としている。現在では、これを「奈良時代」と解し、しかも人麿が活躍した飛鳥時代は奈良時代に接していたからこのように書いたと説明している。だが、そこに都があった「時代」と解するのはどうか。平安時代において「御時」とは天皇の治世、すなわと御宇のことであり、「ならの御時」は平城の帝の御時の意にほかならないからである。事実、この仮名序に対応する真名序(漢文の序)には「平城天子」とはっきり書かれている。「古今集」より五十年ほど後に出来た「大和物語」にも人麿が平城天皇に仕えていたとある。平城天皇は平安時代第二の天皇だから「万葉集」の人麿とは違う。これ第三の人麿ということになる。ところ、で、「古今集」から百年ほど後の第三の勅撰歌集「拾遺集」を見ると、人麿が渡唐してよんだという歌が二首見える。これ、第四の人麿である。
人麿を一人ではなく四��とすると、その間の矛盾はなくなる。しかし矛盾がなくなったところでどうなるというのだ。私が問題にしたいのはそんなことではない。実在の人麿が、その死後、奈良時代・平安時代にどのように伝説化されていったか、別のことはで言えば、後の人々の心の中に人麿がどのように生き続けて来たか、私はそれを問題にしたいのである。
小町の場合も同じである。江戸時代の学者のように小町を四人にしたり、現代の民俗学系の国文学者のように、小町と称する女が無数にいたとか、小町を名のる遊行婦女・あるき巫女・歌比丘尼のたぐいが諸国をめぐり歩いていたと言い切ることによって事足れりとし、文献に残った小町の文学と伝承について深く考えようともしないのは学問の堕落、ある意味では頽廃という評語が適切でさえある。仮に彼らの言うようなことがあったとしても、せいぜい中世の後期のことであり、「小野小町の歴史」ほ既に平安時代中期以前から始まり、中世、近世と続いていたのである。小町が、その死後も、後代の人々の心の中にどのように生き続け、どのように変容していったか、あるいはまた、時を経て変容しながらその底に変えずに生き続けてゆく、いわゆる小町的なもの、それはいったい何かということの追跡にこそ、私は意味を認めたいのである。世に虚と言い実と言う。しかし、このように見れば、人々の心の中に生き続けていたものはすべてが実だと言うほかはないのである。
以下の章において次第に明らかにしてゆくことであるが、小野小町の説明化は、彼女の死後間もない頃から既に始まっていたのである。そして十世紀の末頃には、我々が知っている小町説話、たとえば(1)雨乞説話(2)好色説話(3)男性を拒否する驕慢説話(4)衰老説話 等、そのおおむねが既に出来るがっていたはずである。だから、そのような流れの中に「玉造小町子壮衰書」を置くならば、「小町老いて後、おとろへさらぼりたりなど云ふめるは、玉造小町の事なるを混じていへるなり」〈本居内遠「小野小町の考」〉というような見方が必ずしもあたらぬことを知るのである。小町衰老落魄の説話が「壮衰書」の影響で出来上がったというよりも、既に世に行なわれていた小町落魄説話の仏教的結実として壮衰書を考えるべきではないか。「玉造」の由来を明らかに出来ぬことは残念であるが、ともかくも「小町」と表題にあるだけで人々が説明を求めないような人物の伝でなければならないこと、しかもそれが「花ノ時ヲ待チテハ玉筆ヲ秉リテ紅桜紫藤ノ和歌ヲ詠ズル」美女の伝でなければならないことなどを併せ考えれば、平安末期から中世にかけての人々の大勢的理解がそうであったように、これをも小野小町のこととするのが、最も素直な、そんなして最も妥当な理解だと思うのだが、いかがであろうか。
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hi-highmt · 2 years
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日光白根山と五色沼
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山サークルのメンバーと、日本百名山であり栃木県と群馬県の最高峰でもある日光白根山へ! 天気予報をチェックして防寒対策バッチリで出掛けましたが、幸いにも時折晴れ間も見えて心配したほどの寒さでは無く、ダウンジャケットやチェーンスパイクは使用せずに済みました(手袋とネックウォーマー、フリースは必須でしたが)。
朝はロープウェイで一気に標高2,000mへ! 写真は右が「天空の足湯」、左が「天空カフェ」。 他、食事が出来るレストハウスや足洗い場もありました。 ここでは元サークルメンバーだった方と1年ぶりに遭遇。元気そうで何より! 最近、山で知り合いに会うことが多いなぁ。
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正面に山頂が見えているのですが、てっぺんはガスの中…
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二荒山(ふたらさん)神社の鳥居を潜って、いざスタート!
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獣避けの扉を開けて、登山道に入って行きます。
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少し幻想的な雰囲気のある森の中を歩いて行きます。
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不動岩の上の方の木々が紅葉していました。
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大日如来像。思っていたより小さかった…
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この辺りから上になると植生が変わり、低木が増えて来ます。
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行手は真っ白!
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うっすら青空が見えて来たかな?
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山頂は多くの人で賑わっていますね。
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途中に祠がありました。
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山頂手前からは、五色沼がチラリと見えます。
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白根山の山頂にとうちゃこ〜!
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中禅寺湖も綺麗に見える!
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雲が流れて男体山も姿を現しました!
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一瞬の晴れ間で、五色沼も青緑色に!
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ガスが増えると色味がイマイチに…。 太陽光の加減次第ってことですね。
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岳樺(ダケカンバ)が綺麗でした。
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桜も紅葉しています。
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五色沼に向かう途中にあった避難小屋。 看板の文字は油性ペンか何かで書いたような感じでした。
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中は、ちょっと珍しい2段式。手作り感満載の梯子ですね。 中に居た男性に断って見学させてもらいました。
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五色沼まで降りて来ました。
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水面に漣が…風が冷たい!
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日光白根の山頂を五色沼側から。
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弥陀ヶ池まで来ました。水鏡(水面へのリフレクション)が綺麗です。
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また少しアップダウンが続きます。
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七色平まで来ました。
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崩れかけて使用禁止になっている避難小屋。
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ロープウェイ乗り場まで戻って来ました。 夕日は雲に覆われていましたが、辛うじて山肌を照らしていました。
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今日はサンセットクルーズの17:30までロープウェイがある日だったので、17:10くらいの便で下山。
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ちなみに、ロープウェイ乗り場の横には「天空の足湯」がありました(無料)。
我々はセンターステーション座禅温泉を利用予定でしたが、こちらの受付はなんと17:00まで!上でのんびりし過ぎましたね…。 急遽、望郷の湯を利用して、近くの洋食屋さん「レストランふらいぱん」で食事して帰りました。
山頂はガスったり晴れたりの繰り返しでしたが、中禅寺湖に五色沼、男体山に女峰山も見え、赤く色付いたナナカマドや桜の木も綺麗でした。
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tokyomariegold · 1 year
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2023/1/27〜
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1月27日 これで一通り誕生日を終えた。 帰ってきてお部屋をたくさん掃除して、とても寒いのに窓を開けっぱなしにして換気をして、ちゃんといろんなところが痛くてイヴを飲んでしまった。
もうSNSも日記もやらなくていい、という風にしたかった。写真ともうちょっと正面で向き合いたいと思っていた。でも?今はSNSにそんなに必死で生きようとしていた私は何だったのか、を考えたいかもしれない。これが1番したいことかもしれない。 自撮りも、周りの女の子たちも撮れなくなった私は、これから何を撮るのかな?滝とか?
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今日は5時くらいから目覚めていて、その頃にはもう博品館のライトアップは消えて、工事部隊も撤退していた。 そのままテレビは消音でNHKを流して7時。 東京ってやっぱり情報が多い。 街の中の文字やビジュアル的な記号以外にも、夜も朝も��じ街でも様子が違いすぎて、読むべきものがありすぎる。
8時から外を歩いてみる。 資生堂本店は閉店時間でも店内のお花や椿缶クッキーがライトアップされいた。 汐留のデッキで写真を撮って少し元気が戻る。 新橋のゆりかもめの駅で、エレベーターの通勤する皆さんと完全に逆行して下って、乗り換え通路を歌いながら歩いてもっと元気が復活。
チェックアウトをして東京駅まで歩くと、修学旅行生がたくさんいた。受験生以外の学年ってこの時期暇だったのかも。
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そのあと会った人が、昨日入籍をしたらしく、12時から15時まで、苗字が変わったことですべき変更手続きのためお役所にいたと話してくれた。そんな面倒な手続きも幸せそうに話してくれた。
今日1番の難題、おかえり?東京クーポン2,000円分の使い方。 マンスーンさんの言葉を借りれば、クーポンのために生まれてきたのではない! でも、今日中に使うクーポンを無駄にしたくはない。けれど変に荷物を増やしたくはない。(昨日の夕食とスキンケアセットを買ったナチュラルローソンで使えば良かった!) フィルム現像に充てたかったけれど、現像屋さんは加盟店ではなかったので、駅ビルのロフトやshiroをうろうろ。 結局、成城石井と紀伊國屋でちょっと良いレトルトスープなどを買った(いつもレトルト食品さえも賞味期限を切らしてしまうのにね。)
2日前がはるか昔のことのよう。 2時間で長崎に行った時は、すぐだな〜と思ったのに、いつも行っている東京、まだまだつかみきれていないことが判明して、また少し遠い存在になって、そして好きになった。
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1月28日 3ヶ月に1度の歯医者へ。 3ヶ月前に今日の日を予約したと、もう1/28なんてないようなもの…と思った。 ちゃんと受診して、歯の白さを保てていると褒めてもらって、今回は黒ごまラテいじりも、紅茶禁止令もなく、本当に、私の歯のことでしか関係していない人と場所だ、と思った。
移動中に読んだ本で、中流階級はライフスタイルをする、と書かれていた。下流階級は生活、上流階級はスタイルしかない。中流の皆様は、選ぶ商品や記号で自分の生活をスタイリングする(選ぶくらいの余裕はある)とのこと。 早くお金持ちになって、生活でなく、スタイルだけを楽しみたいです。ボードリヤール先生。
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1月29日 ギャラリー巡りの日。 久しぶりに人といる時間だった。展示を計画している友人と、目星をつけている都内のギャラリーへ行った。 その内1つは高田馬場にあって、とっても久しぶりに下車。あんなに毎日使っていた駅だったけれど、本当に用事のないまち。
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ギャラリーは良かったけれど、駅までの道のりの安い居酒屋が並ぶ汚い商店街に、友人が「(展示を観た後の)余韻を楽しめない道だ」といっていて、良い着眼点。 3つ目のギャリーにはカフェが併設されていて、そこで展示の話をした。
家族の写真を撮っている友人と、自分の写真を撮っている私。 他人の話って全然分からなくっておもしろい!と思えた時間だった。共感ってわからない。 でも、もっと聞きたいことがあるはずなのに、どのポイントでどう質問すれば聞き出せるのかが分からず難しかった。 でも、その中で“満たされないと写真を撮る”という共通点があった。
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私は満たされて写真を撮れなくなるのが嫌なので、満たされない生活も大切にしたいと思っている。友人曰く「満たされて何もなくなる人と、満たされても何かしら続けられる人がいる」とのこと。 私は今(特に満たされていないけれど)、やめようと思った自撮りやSNSを続けること、を、満たされて何もできなくなったと言うことにしたくなくて、とりあえず、本当にとりあえず何かしら何でも!と言うレベルで更新してみている。
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そして高田馬場の汚い商店街を歩きながら、青木さんの話をして、死んでしまうと、死んでしまった人としてしか話せないし、更新される作品もエピソードもなくなって、とても悲しく勿体無い。
更新していこうと思った。
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figmilkfm · 1 year
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0103 あさ新幹線で東京帰る。ずっと欲しかったコーヒーサーバーとコーヒー豆手に持って遅れ馳せながらうちにもサンタ?きた。夕方から萩の湯に行き、帰ってふたりで飲酒など。
0102 三木さんと昼に高柳神社に初詣。のんびりしてから京都。キキとたつカフェへ。夜は三木家に帰宅し、録画してもらってたさんまのまんまを観るなどし年始気分に浸る。
1231 コノミヤでビールとかアイスとか買い込むのがやけに年末。年越しは三木家で紅白。事実上実家が消滅した昨年も、引き払って以降本格的に消滅を遂げた今年も、三木家で食卓を囲みながら0時にみんなで年越しを蕎麦食べた。年が明けた瞬間おめでとうございますと言い合う。私の今年の抱負は特になくて、三木家のみんなに今年の抱負は?と三木家に聞いたら誰もなくてそれもよかった。家族みたいな安心感があるこの家があってくれて今年もなんとか。愛する人たちよ、どうか健康でいてねと思う。それだけ。
1230 中田寝すぎね?早朝から『最愛』一気観した。夜は三木家に帰って蟹鍋に参加させてもらう。
1229 納骨。退職の手続きで精一杯になってて納骨式の準備を全然できてないまま行き道のバスで納骨式について調べたら足りないものばかりで最悪でした、悪い夢か。行き先も違ってて、途中骨壷持って走る。祖母の納骨を済ませておかなかったために私がやることになった怒りを母へぶつけながら、ひたすら川沿いを走る。寒い。骨壷が重い。骨がカラカラと音を立てるのを聞きながらマジでばあちゃんごめんという気持ち。着いたら骨壷、ちょっと割れてたし。この年齢で家の膨大な用事を済ませないといけない生活が心底嫌になる。なんとか無事納骨式を済ませ、セイゴが大正まで迎えに来てくれるらしいのでとりあえず梅田。大正で拾ってもらってみおつくし会へ。まーくんとの飲酒が捗る。夜中は、中田の家でオールザッツ観ながら寝落ち。
1228 寝てたっていうかストレスで3時間歯を食いしばってただけ、みたいな睡眠。疲れが全く取れず。朝起きて奥歯が取れそうなくらい痛む。原さんとランチして、夜三木家に帰る。夜、お父さんと飲むジンを買って帰ったら、お父さんが私と飲むジンを用意してくれてたのでジン祭りを開催。
1227 今日が最後の出勤になるわけですが不思議とそこまで不安がない。何が起きてもたぶんここにいるよりはマシじゃないかな。現状維持を選び続ける自分よりよっぽど。23時なかもず着で、はらさん家着。原家の弟が買ったブルーノマーズのラム酒が美味しすぎて水のように飲む。夜中まで話して、朝は早く起きる。歯食いしばってただけであんま寝てねえ
1216 AM休みたいな日々。編集部に上がるのがキツくて一階に荷物置いて作業。大掃除と見本誌の整理しながら、こういう仕事で一日が終わることに鬱々とする反面、これさえしてれば一日が終わるのだと安堵もする。あと少し。今は耐えるしかない。夜、なみとどん底行く。メンタルがどん底。七千円も使ったのに全く酔えなくて最悪!店員のお兄さんがやってるバンドの話とかその曲とか聞きながら、ほんとはなみともっとゆっくり話したいことがあったから会ったのにねと後悔の念を滲ませる帰り道。
1215 派遣さんに引き継ぎ。することがなさすぎてデスクの断捨離。自分が最初に出した本のラフとかが出てきて懐かしむ。実務してたのが遠い過去のように思える。実務がしたくて気が狂う。ラフ描きたい誌面が作りたい企画進行したい、馬鹿みたいだなー
1214 適当に会社へ行き適当に帰宅。焦りを生む心さえ消失しそうな実りのない日々。夜、あいちゃんと電話して飲酒後寝落ちる。
1211 永田珈琲店で朝。帰りに青いカバBOOKSに寄って往来堂へ行く。帰って少しゆっくりしてたらROUTEでカレー出店してるのを知り、チャリで馳せ参ず。買った夏葉社の新刊をルートで読む。夜、ゆうちゃんと飲んでから月吠えで飲む。久々1時半とかまで飲んでて眠い。
1210 4時に起きて気になってたレギュレーションの復習をする。この頃誌面の表記を指摘されまくり、会社勤めの4年間が怖くなる。自分の文章、これでいいのかわからんすぎたけどなんとか形になった原稿見て安心。周りの同世代が仕事に打ち込むのを見て焦りもするが、今回の仕事は自信になった。積み上がって行けたらと思う。仕事がないと日々楽しくない。確実に、私も下積みとして毎日やることを進めていきたい。茨木のり子読んで��ギリまで飲酒後、寝る。
1209 元気なさすぎてねぎしで蘇生を試みるも、欲求って満たすと罪悪感に苛まれる。御茶ノ水のスターバックスで真空ジェシカのイベントレポート仕上げる。やっぱりめっちゃ楽しいな。この仕事がなかったら、私にはいま何もないや。
1108 大阪疲れ?で体調が悪い。早々に多忙宣言を受けた12月の生活が心配。大きな仕事は幸い抱えてないし、体調崩すとしたら今でよかったのかもしれん。
1105 夜、千駄木駅で待ち合わせてふくの湯へ。お腹空いたけどなかなかどこも開いてなくて、根津まで戻って谷中バール。近場だとお互い終電を気にする必要がなくてそれもいい。
1104 親の手続きで台東区役所。書類が多すぎてかなり時間がかかる。結局課税証明書を大阪で取らないといけなかったみたいで、夕方までかかったのに全部終わらなかった。まーでも八割方終わったと思えば気が楽だし、実家がなくなったから、手続きはもう大阪でする必要がないと思うと気はさらに楽。これは感謝な話なのですがみゆきが私の代わりに課税証明書取りに行ってくれるらしー
1031 初動が緩やかであればあるほど保たれるものがある?激しさを伴わない静かな熱よ
1029-30 車屋で飲んだ。すきな人同士を会わせてわたしは終始ニコニコ。そういやノーズショップで見つけたBdk Parfumsの香水、パスソワール「また今度ね(今夜じゃないわ)」の香りが(名前含め)とても良かったので書き留める。アンバーウッドとジャスミン、ブラックペッパーとマンダリンにパチュリ。サボンのボディクリームにも、いつもつけてるバイレードの香水Accord Oudにもパチュリが入ってるし、感覚でいいと思うものにもこうして一貫性が垣間見えるときがある。
1028 夜、飲みに行く。珍しく4軒くらいハシゴして、ことごとく変な人に絡まれる、地獄。「お前らみたいに顔がかわいいからって全部許されて調子に乗ってるような女が一番嫌いなんだよ!」って、横にいる人に叫ばれて最悪じゃない?朝方、また月吠えで変な人に絡まれてるところを山下さんに助けてもらった。何よりボトル奢っただけでいけると思われたことが超腹立つ。朝まで飲んで、皆川くんと始発で帰る。記憶が断片的ですけど酒鬱入ってないだけで偉くて良。
1027 朝、新幹線で東京へ。かぎりなく落ち着く街上野よ。帰ってくるたびこのままここに骨を埋めたいと思うね。昼は出社して、夜、萩の湯にはじめて行く。緊張の糸が切れたのか、わたしは鶯谷の、毛糸編んでるテレビ番組が流れる激渋中華料理屋を出たらまっすぐ歩けないくらいに酔ってしまい、西日暮里まで歩いてタクシーで帰される。けど全部覚えてる、多分。
1026 せっかく大阪いるし美舟で焼きそばを、と思い東通りへ。太麺のソース焼きそばを、すき焼きみたいに生卵をつけて食べるのです嗚呼!ことごとく潰れた思い出の地を上書きしてくれるかのような場所たち。あした東京へ戻る。恒例、三木家の父との晩酌もラストナイトで、また日本酒をようけ飲む。実家、なくなってしまった。
1025 無事引き払えるかと思ったのに若干の不備がありまた実家に赴く、最悪。夜、なかたと福島の花くじらでおでん。親の日記の話から結婚論、子育て論までだらだらと話は流れ、わたしは日本酒飲んで怒る。聞く中田、つられて怒る中田。家の下のローソンで携帯落としてめちゃくちゃ割れたが昨日実家引き払うのに35万払ったばっかなのにもう画面変える金がなくて終わった。
1023-4 きてくれたみんなが帰って、夜通しアルバムと手紙の整理。親がつけてた日記を読んだり、幼少期に描いてた絵本とかzineみたいなものを見つけてしまってさすがにそれは持って帰る。中田がリタイア、夜中3時。布団もないし、二日連続で風呂も入れないというのに。中田よ、ここまでの仕事してくれる友人はお前しかいないね。
アルバム整理してるうちに朝になったから『ボクらの時代』観ようと思うもチャンネルがない。ないないと言いながら探してたらまさか、テレビもなかった。昨日、売ってた。ご飯温めようと思ったら電子レンジもなかった。昨日、売ってた。さすがの二徹、記憶がないわ。業者が朝8時すぎには来て、三木さんも昼前に来てくれる。もう限界くらいに疲れてたから業者の人に借りた段ボールを部屋の隅に敷いてその上で少し寝る。完全に何にもなくなるまで8〜9時間くらい。中田はそのままユニバへ行った。すげえ体力やなとか言ってたら夜、熱出たらしい。三日間埃を被り続けたほぼ埃みたいな人間は実家を消失し、三木家に帰る。隣の人が「夜通しお疲れさま。もう会うこともないんやね」と言って食事券をくれたので、帰りに三木さんと京橋でビール飲んでお好み焼きを食べた。三木家に帰って、実家はもうガス止めてたので三日ぶり?に風呂に入った。腰がいてー。携帯開いたら、連日お疲れさま、原稿は明日でいいよみたいな連絡が来てて、明日でいいって言われても明日って明日かー明日ってもう明日じゃんって思いながら気付いたら寝てた。
1022 作業してたら朝7時くらいになって、中田と中学の頃よく行ったパン屋に朝食を買いに行く。中学の通学路通りながら色々と二人で懐かしむなどまだ情緒のある時間を過ごす。昼から友人が5人来てくれることになったので、来てくれる特に面識ない人々を雑に入れた「シフト」とかいうグループラインをつくる。みんなが気を利かせて買ってきてくれたお茶やらパンとか551の豚まんなんかをテーブルに並べてったら、撮影みたいになる。現場、仕切らせていただく。中田がまーくんの車で電子レンジとかテレビとか、売りに行ってくれた。大量に売った服の買取価格がまさかの30円だったから、「今日のギャラです」と言って中田とまーくんと10円ずつ分けた。私ももらってるし。こんなに物があってもほとんどお金にならないし、持って帰れる場所はない。アルバムも腐るほどあるけど簡単に見返せる量ではないし。二日目、物への思い入れが皆無になって怒りが湧いたり、幼稚園の時の手形?とかを「こんなの捨てにくいわ!!!」とか怒鳴りながら泣き出したりして私のメンタルもいよいよ。夜には引き上げて三木家に帰る予定だったのに、作業が思いのほか何にも終わってなければ逆に散らかしただけみたいな結果になり、今日も泊まり込みでやるかと言ったら、中田は明日のバイトを休んで今日もうちに残って付き合ってくれた。親…友……
1020-21 荷造りする気力がなさすぎてみきに来てもらう。仕事しながら『Silent』観て、朝は上野までタクシーで東京駅へ向かう。引っ越して二年くらい経ってから気付いたけど、家から新幹線に乗るルートの解はこれだわ。帰阪して早々に面会、病院、区役所こなしたけど思いの外元気だしで西大橋の、親が常連だった居酒屋に飲み行く。みゆきといわしちゃんを会わせる。結構飲んだら普通に今から片付け作業取り掛かるとか考えられん眠さになったが仕方なしに僻地の実家まで帰る。久々の実家は人が住んでたまんまだし、真っ暗で寒い。手始めに、懐かしみながら生徒手帳とか読んでたら寝落ちてて、1時半くらいに中田訪問チャイムで起こされる。一緒に夜通し作業するけど、思ってたより膨大でぞっとする。学生時代のいるもの/いらないものは途中からほぼ中田の判断に任せることに。何より物量がありすぎて全部自分で見てる時間がない。一回うちに来たことのある初音が、「物量は相当だろうよ」と言ってたのを思い出す。「美術としては相当リッチだけど」とも。
1019 御徒町の珈琲館で作業。山家でとんかつ食べる。上野から千駄木まで歩いて朝日湯へ。風呂上がりに珈琲牛乳を飲んでる私の隣で美味しそうにビールを飲む人よ。帰り、夜風がめちゃくちゃ秋だったな。
1016 休み。あてもなく吉祥寺に行ったのでとりあえずチャイブレイクで本とか読む。栗と迷って金木犀のチャイ。こういう飲み物で季節を感じないともうね。そういえば親の夢を見た。身体が動くようになった母親の車椅子を、亡くなった祖母が押していて、3人で実家にいた。起きてから、本当に実家がなくなんのかーとかぼんやり考える。けど、もう誰もおらんし、元からないようなもん。夕方、家に帰ろうと思うも充電がなさすぎて、充電しに月吠えへ。武蔵野館で『よだかの片想い』観ようと月吠えを出て、映画が終わってから携帯開いたら、不在着信の後に「今飲んでないの」とあやなから連絡。「映画観ててこれから月吠え戻るよ」と返事してすぐ戻ったらあやながいた。さっき私に電話したけど出ないって月吠えで話したら「あの子今映画観てるよ」ってユースケが言ってくれたらしくて、なんか月吠えは放課後感あってよかった。
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poddyshobbies · 2 years
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2022.11.18 ~ 那珂川市西畑へ
(写真が多いです。)
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福岡市南区(↑)から油山牧場もーもーらんど前の峠道を通って那珂川市西畑地区へ、集落の小さな社や礼拝所・仏跡を訪ねてみました。詳細は別途掲載です。
峠道の途中、集落への曲がり角 ~ 萩の原天神社
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さらにその下の集落の中 ~ 大山祇神社(おおやまずみじんじゃ)
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集落の細い道の先です。
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社殿は改築されてまだ新しく、絵馬や時代がありそうな写真がきれいに並んでます。
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集落を見下ろす高い位置。
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袈裟かけ地蔵付近から南東方向の眺め ~ 脊振山系
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民家より高い場に木々に隠れたお堂。
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不動明王
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11:20
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峠のラーメン屋で昼食タイム ~ 恭やらぁめん一真
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一畑薬師如来 ~ 紅葉の写真をとってるその場所。
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五穀神 ~ 一畑薬師如来から100mほど下った場所にある小山(写真左)の上。
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山頂から ~ 下り・西畑運動公園方向
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五穀神の裏から
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↑ 西方向 ↓ 南方向
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12:21
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12:26
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山村の黒ニャン
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西畑地区はここまで。峠を下って別所地区にある仏跡1か所を訪ねました。
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阿弥陀石仏 ~ こんな所に仏跡があろうとは … 横の道を何度通っていても気付かぬままでした。
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別所地区はいずれまた。
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ari0921 · 2 years
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和四年(2022)7月26日(火曜日)
    通巻第7414号
 カリスマ性ゼロ、教養の浅薄さ。嘘の情報しか入らない孤独
   習近平はいずれ中国現代化の成果をすべて破壊するだろう
************************
 重慶にはよく行った。山あり谷あり。奇岩、高い崖の間に深い谷間、天然の要害都市だ。古代の「巴」という王朝は、この谷間のような空間に成立した。
現代では、孫悟空が空を飛ぶように崖と台地を高い鉄塔を組んだ道路が立体的につなぎ、未来都市のような空中回廊のごとき建築構造物の塊となった。メトロよりモノレールが発達し、橋が交通渋滞の原因。高速道路が無数に交錯する。
 四川省の名物は麻婆豆腐。猛暑で湿気が強く、食べ物は腐りやすいから猛烈に辛い香辛料を使用し、味をごまかす。重慶人は火鍋が得意。何回か食べたが、なじめない。胃袋がよじれる。
巴という古代王国は太陽信仰、成都の北で発掘された三星堆遺跡は古代史常識をがらりと変えた。中華四千年の歴史というのは黄河文明史であり、黄河より遠大な長江には、もっと古い文明があった。河母都遺跡などが戦後しられるようになった。
 地形的には嘉稜江に幾本もの河が合流し、三峡ダムが近いため長江の運搬ターミナルとしても重要な戦略拠点である。駐在員こそすくないが重慶には日本領事館も置かれている。
 蒋介石はこの重慶に臨時首都をおいて、終戦後は共産党と延々と「国共合作」の交渉を行った。会談の場所は重慶に残っているが、蒋介石は最後に毛沢東に巧妙に欺された。重慶は喜びが重なるという意味で政治都市としての機能を果たした。
1997年、この重慶市が四川省から分離独立し「特別市」扱いを受ける。人口が3100万、北京、上海、天津とならぶ四大重要拠点、したがって重慶市党委員会書記は、共産党に序列でも高位、現在は習近平の茶坊主、陳敏爾がトップに居座っている。そのまえは共青団のホープといわれた孫政才が赴任したが、醜聞に巻き込まれ、失脚した。
 前置きがながくなった。
重慶市書記として薄煕来が大連市長から商務部長をへて赴任したのは2007年だった。筆者はたまたま、重慶を二回ほど連続して取材したタイミングと重なり「唱紅打黒」の現場を何回も見たのだ。
 公園に市民が集まってジャズや社交ダンスにふけるのではなく革命歌を唱う。ぎこちない合唱団の時代錯誤、薄気味が悪いが、共産党員は競って歌声大会に邁進した。というのも、薄煕来が奨励し、これが「共同富裕」の合い言葉となって、個人的野心を実現し、政治局常務委員を狙っていた。当時のチャイナウォッチャーの間では、長身でハンサムでカリスマ性に富んでいた指導者として薄の政治局常務委員入りは確実と読んでいた。
 ▲クーデタ未遂、公安vsマフィア
当時の政治情勢をいえば、習近平なぞ、「どこぞの馬の骨」でしかなく、対比的に同じ太子党でも、薄煕来には、明らかなカリスマ性があった。薄は薄一波の息子、かたや習は習仲勲の息子で、ともに親の七光りで異例の出世街道にあった。薄が先輩格であり、習は兄貴分として仰ぎ見ていた。
薄は大連市長から遼寧省省長、2004年に商務部長。そして07年に重慶特別市書記に栄転し、マフィアを相手に綱紀粛正、反腐敗キャンペーンで地元やくざをかたっぱしから逮捕し、重慶市民の喝采をあびた。大連からひきつれてきた公安局長の王立軍が大活躍し、実際にマフィア十数名を処刑した。
この王立軍が、土壇場で薄煕来を裏切り、成都の米国領事館に機密書類とともに駆け込んだ。亡命を希望したが、オバマ大統領は決断が出来ず、多くの権力闘争の機密が漏れて、薄は立場を失った。
2011年に薄煕来は夫人の谷開来が英国人を毒殺したことがばれ、突然、失脚した。カリスマに飛んだ指導者が消え、木偶の坊のように体格だけは良い男が、院政を敷いていた江沢民の眼鏡にかなった。この間に北京ではクーデタ未遂事件が起きたというが、戦車が動いたのは事実で、それがクーデタだったのか、どうかは謎である。
しかし習近平は僥倖に恵まれた。最大のライバルだった薄が不在となって、権力基盤を固めるには、反腐敗キャンペーンという武器を浸かって政敵を潰していく。最大最強の協力者が王岐山だった。
しかし軍と公安をてなづけたとはいえ、習近平に何かがかけている。
それは、カリスマ性だ。薄煕来にはあった。安倍元首相には強いオーラがあったという人が多い。トランプにもカリスマ性があり、オーラを感じた人は多いだろう。いまのバイデンにはない。
過去十年の習近平のパフォーマンスを映像で追う限り、まるでオーロがないことに気がつくだろう、また教養のかけらを感じさせない。
偉そうに思想をかたるときなど、薄気味が悪く鳥肌がたつ。個人崇拝だけを求め、中国の夢をたたえるとき、ぞっとするものを感じないか。
江沢民の三個代表論も、胡錦濤の科学的発展観も、何が何だか正確には分からないが、市場経済を発展させ、中国人の生活水準を豊かにしようとしていることだけはわかった。
 習近平は、「中国的社会主義市場経済」をぶちこわし、トウ小平路線を基本から否定した。この暴走を誰も阻止できない。諫言できないとう皇帝支配のぬきがたい体制は、間違いなく中国経済を根底的に破壊する。
その兆候が銀行の取り付け騒ぎ、不動産ローン支払いボイコット、若者たちの何もしないいう無言の抵抗。解答がすでに出始めている。
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kachoushi · 8 hours
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虚子自選揮毫『虚子百句』を読む Ⅵ
花鳥誌2024年6月号より転載
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日本文学研究者
井上 泰至
10 思ひ川渡れば又も花の雨
 初出は『ホトトギス』昭和三年七月号。「貴船奥の宮」と前書き。『五百句』には、「昭和三年四月二十三日 (西山)泊雲、(野村)泊月、(田中)王城、(田畑)比古、(同)三千女と共に鞍馬貴船に遊ぶ」と注記。
 成立の事情は『ホトトギス』昭和三年九月号の、「京都の暮春の三日」なる虚子の紀行文に詳しい。二十一日夜、大阪で「花鳥諷詠」の初出とも言うべき毎日新聞社での講演の後、東山から鞍馬・貴船・大原と洛北を巡った。二十三日当日は、前日ほどの雨ではないが、天気は悪く、かなり寒かった。鞍馬から貴船に向かい、昼食の後、幸い雨もあがって貴船神社から奥の宮へと向かい、宿に戻って句会を行い、掲句は「春の雨」の形で披露されている。
 本井英氏は「虚子『五百句』評釈(第五五回)」(『夏潮』)で、昭和十年三月発売の「俳句朗読」レコードに添えられた自注を紹介している。それによると、貴船神社を参詣後、貴船川という小川にそってさらに物寂しい奥の宮に着くと、ほとんど参詣する者もなく、辺りには桜がたくさん咲いており、落花もあれば老樹もあった。貴船神社でも雨だったが、しばらく降ると止み、奥の宮にゆく道にある思ひ川が貴船川に流れ込んでおり、そこでまた降り出した、という。
 当初「春の雨」としたのは、京都特有の、降ったりやんだりする「春雨」を実地に体験した報告として成った、ということだろう。それが様々な桜を濡らし、花を散らして川に流す方に重心を置いて「花の雨」とした。ここで「又も」が報告に終わらず、奥山の桜の様々な姿態を想像させる、繚乱の華やかさを得るに至った。
 「思ひ」は、和歌では恋の火を連想させ、貴船には恋の説話が堆積している。恋多き女、和泉式部も夫の心変わりに貴船にお参りをし、貴船川を飛ぶ蛍を見て、歌に託して祈願をしたら、ほどなく願いが叶い、夫婦仲が円満に戻ったという故事がある。
 さらに、謡曲「鉄輪」では、嫉妬に狂った公卿の娘が 貴船社に詣で、鬼神にしてほしいと祈願し、明神の託宣があって、娘は髪を分け、五本の角をして、足に松明をつけ、これを口にもくわえ、頭にも火を燃え上がらせて鬼の姿に変じたという。
 虚子は、こうした幾多の恋の話を面影に、一句を絢爛たる「花の雨」に転じて詠み留めたのである。
 なお、田畑夫妻は祇園の真葛原でにしん料理屋を営む。吟行に侍した三千女は、かつて千賀菊の名で祇園の一力に出ていた舞妓であった。虚子の祇園を舞台にした小説『風流懺法』の三千歳のモデルである。
11 栞して山家集あり西行忌
 『五百句』に「昭和五年三月十三日 七宝会。発行所」と注記。
 この句については、『夏潮虚子研究号』十三号(二〇二三年初月)に私見を披露しているので、ここにそのあらましを再記する。
 最近提出された岸本尚毅氏の掲句に対する解釈の要点は、以下の通りである。「山家集」と「西行忌」という、氏によれば同語反復に終始したこの句は、
「定型と季題以外何物もない」句ということになる(『高濱虚子の百句』)。そもそも膨大な数残る虚子句から、配合の句に絞って論じた所に本書の狙いがある。通常季題と季題以外の取り合わせに俳人は苦心するが、氏に拠れば、虚子にはその迷いの跡がない、と言う。その理由を探ることが本書の目的でもある、とも言う。
 従って、標題句もそうした関心から選ばれ、「人の気配がない」句として解釈されるに至る。その真意は、本書の最後に置かれた「季題についての覚書」に明らかである。岸本氏によれば、虚子の配合の句は、一般のそれより季題に近いものを集めた「ありあわせ」なのだという所に落ち着く。虚子の工夫は、季題を季語らしく見せることにあり、それは季題のイメージの更新でもあった、という仮説が提示される。
 ここまで確認したところで、掲句を眺めれば、「西行忌」から「山家集」を「ありあわせ」、「栞」がどの歌になされているのか、その折の情景や人物はほぼ消去されているというのが、岸本氏の解釈であろう。
 ただし、岸本氏は、「おしまいにまぜっかえすようなことを」言うと断りを入れて、「句はあるがままにその句でしかない」というのも虚子の真意だったろう、と記している。
 これを私なりに敷衍して述べれば、虚子にもともと二物衝撃のような俳句観は極めて希薄だったのだから、標題句のような一見すると同語反復に見える「ありあわせ」については、季題がどれで季節がいつかといった議論を無効にする句作りがなされていたことになる。したがって、「同語反復」の良否を議論することは、虚子の句の評価においては、本質的ではないことになる。
 虚子の読書を題材とした句にも、標題句より取り合わせの色が多少は濃いものがある。
  焼芋がこぼれて田舎源氏かな
 昭和八年の作なので、標題句から詠まれた時期も遠くない。『喜寿艶』の自解はこうである。
 炬燵の上で田舎源氏を開きながら焼藷を食べてゐる女。光氏とか紫とかの極彩色の絵の上にこぼれた焼藷。
 絵入り長編読み物の合巻『偐(にせ)紫田舎源氏』は、本来女性向けの読み物であった。白黒の活字印刷ではない。木版本で、表紙および口絵に華麗な多色摺の絵を配した。それらは、物語上の主要な人物を描くものではあるが、顔は当代人気の歌舞伎役者の似顔絵となっていた。
 「読書」というより、「鑑賞」と言った方がいいこの手の本への接し方は、色気を伴う。主人公光氏は、光源氏のイメージを室町時代の出来事に仕立て直したものである。そこに食い気を配した滑稽と、冬の余り行儀のよくない、それが故に微笑ましい、旧来の読書の季節感が浮かんでくる。確かにこれから比べれば、西行忌の句は人物の影は薄いし、西行の繰り返しということにはなる。周到な岸本氏は、
  去来抄柿を喰ひつつ読む夜哉
  落花生喰ひつつ読むや罪と罰
など、虚子句から同じ発想のものを、「焼芋」句の評で引いてもいる。  そこで、標題句の解釈の焦点は、「栞」が「山家集」のどこにされているのかについての推論・推定に絞られてくる。まずは『山家集』中、もっとも有名な次の歌が想起されよう。
  願はくは花の下にて春死なむ         そのきさらぎの望月の頃
 西行は出来ることなら、旧暦二月の望月の頃に桜の下で死んでゆきたいと願った。『新歳時記』よりさかのぼり、標題句の成立から三年後に出された改造社版『俳諧歳時記』(昭和八年)の「西行忌」の季題解説は、虚子が書いている。この歌を引いて、その願望の通り、二月十五日か十六日に入寂したことを伝えている。従って、掲句についても、この歌と願い通りの入寂を想起するのが順当であろう。その意味で、この句は「花」の句の側面を持つことになる。
 ここまでくると、一句の解釈は、読み止しにした人も、「願はくは」の歌に「栞」をした可能性が出てくる。また、仮にそうでななくとも、「西行忌」に「栞」された「山家集」からは、西行と花の奇縁を想起するのは、当然のことと言えるだろう。
  花有れば西行の日とおもふべし 角川源義
 例えば、この句は「西行忌」ではなく、「花」が季題だ、という事に一応はなるだろう。また、「西行の日」を「西行忌」と考えてよいのか、という問題も残る。しかし、一句は「桜を見れば、桜があれば、その日を西行入寂の日と思え」という意味であり、「西行入寂の日」の奇縁、ひいては西行歌と西行の人生全体への思いがあふれている。むしろ、「西行忌」という枠を一旦外すことを狙った、広義の意味での「西行忌」の句と言えるだろう。
 逆に虚子の句は、「西行忌」に「山家集」を持ち出すことで、和歌・俳諧の徒ならば、西行の作品とともに、その生きざまに習おうとする思いは一入のはずではないか、というところに落ち着くのだろう。「栞」をした人を消すことで、逆に西行を慕った人々に連なる歌俳の心が共有される句となっているわけで、かえってここは、具体的な人物など消して、西行の人生と歌のみを焦点化した方がよかったのである。
 回忌の句は、俳諧の場合、宗祖を慕いつつ、一門の経営に資する世俗性が付きまとってきた。近代俳句はそういう一門の流派を嫌った子規の書生俳句から生まれたが、皮肉なことにその死の直後から「子規忌」は季題に登録され、他ならぬ虚子自身が、大正の俳壇復帰に向けて子規十七回忌を利用した経緯もある(井上『近代俳句の誕生』Ⅳ・2)。
 しかし、西行ならば、広く歌俳を親しむ人々一般に、「開かれた」忌日として価値が高い。標題句が、西行一辺倒で詠まれた理由は、西行の「古典性」「公共性」に由来していたとみてよい。標題句の同語反復に近い言葉の選択の意義は、祈りの言葉に近いものであったからで、それを正面から行わず、「栞」を媒介に『山家集』の読者を無限につなげていく「さりげなさ」こそが、虚子の意識した俳句らしさであったと見る。
『虚子百句』より虚子揮毫
11 栞して山家集あり西行忌
12 紅梅の莟は固し不言
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国立国会図書館デジタルコレクションより
___________________________
井上 泰至(いのうえ・やすし)   1961年京都市生まれ 日本伝統俳句協会常務理事・防衛大学校教授。 専攻、江戸文学・近代俳句
著書に 『子規の内なる江戸』(角川学芸出版) 『近代俳句の誕生』 (日本伝統俳句協会) 『改訂雨月物語』 (角川ソフィア文庫) 『恋愛小説の誕生』 (笠間書院)など 多数
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kennak · 5 months
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1月2日から14日の2週間で起こった不景気な出来事を総括する「週刊不景気ニュース」。倒産や赤字業績の発表が多い2週間となりました。 破産申請(準備含む)により倒産したのは、新潟の貿易会社「アイ・ディー・サポート」、福島の金型製造「横山鋼業」、新潟の印刷業「野崎印刷」、栃木の出版業「栃の葉書房」、青森の水産品加工「マルカネ」、広島のパン製造・販売「オギロパン」、北海道の結婚式場運営「ジュリアンヌ」となりました。 また、神奈川の食品加工「寿食品」が事後処理を弁護士に一任したほか、東京の元リゾート施設運営「奥白馬高原開発」が特別清算の開始決定を受け、海外では中国の資産運用大手「中植企業集団」が破産を申請しました。 一方、アメリカの事務機器大手「ゼロックス」が約15%の人員削減を発表したほか、地方銀行の「福島銀行」が債権取立不能のおそれを明らかにし、ソフトウェア開発の「sMedio」が子会社「sMedio America」を解散すると発表しました。 そのほか、赤字業績を発表したのは、二輪車買取・販売大手の「バイク王&カンパニー」、通信機器が祖業の「ネクスグループ」、飲食店チェーン運営の「イートアンドホールディングス」、中華レストラン運営の「東天紅」、産業機器商社の「アルテック」、住宅メーカーの「ウッドフレンズ」、光学関連製品開発の「オキサイド」、実演販売・商品卸の「コパ・コーポレーション」などとなりました。
週刊不景気ニュース1/14、倒産や赤字業績の発表が続く 不景気ニュース - 不景気.com
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umnmochitm · 26 days
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好きになった人が『逃走中』に出た。
こんにちは。好きになった人が『逃走中』に出てました。文化芸術もひったくれもありません。
 文化芸術を創造し,享受し,文化的な環境の中で生きる喜びを見出すことは,人々の変わらない願いである。また,文化芸術は,人々の創造性をはぐくみ,その表現力を高めるとともに,人々の心のつながりや相互に理解し尊重し合う土壌を提供し,多様性を受け入れることができる心豊かな社会を形成するものであり,世界の平和に寄与するものである。
(文化芸術振興基本法 前文より)
 『逃走中』、ハンターと呼ばれる足の速い鬼と、逃げ切るともらえる賞金を用意した、いわば「おとなの鬼ごっこ」であり、子どもの頃こそその世界観に憧れることはあっても、年ともに卒業していくものだとわたしは認識していた。
 あれは元々深夜にやっておりその後のいっときのブームこそあれど、現在正直下火にしか見えないあの番組がなぜいまだゴールデン帯にやっているのかはたはた謎だが、F1層、というよりやはり子ども、いやもはや子どもも見ていないと思う。
 なんだかよくわからないが、おそらくある程度の台本、日本バラエティに蔓延する勧善懲悪男女規範の型通りに、道化の芸人が自首や他逃走者を苦しめるミッションやセクシャル・ハラスメントをこなし、今流行りの俳優やスポーツ選手、アイドルがそうした困難を乗り越えミッションを達成しヒーローになる。
好感度の上がり下がりが注目の的となり、SNSは罵詈雑言や薄い褒め言葉となにを勘違いしているのか出演者の宣伝を始める気持ちの悪いオタクで溢れかえる。
芸能人の人気商売としての非人性と、視聴者である一般大衆のどうしようもない野次馬性を一周回ってもはや冷笑しているのではないかというエンタメコンテンツであろう。
 
 その日はたまたま大晦日で暇だった。バイトに行って疲れて帰った。卒論に手がつけられていなかったが大晦日だからよりやる気が出なかった。おまけに手持ち無沙汰なのにおもしろい番組がないのだ。紅白を見ようにも、今の日本のヒットチャートは9割がわたしにはわからない曲しかなく、かつて推していた事務所も瓦解していく。わたしが10年前にこの世でいちばんきれいだと思った男は最近画面に映るたびに昔とは違うただ疲れきった顔をしている。彼への救いをわたしはありとあらゆる神に願いたい。お願いだから、永瀬廉に安息を。
 話は逸れたが、とにかく、『逃走中』を見るしかすることがなかったのだ。卒論も就活もほっぽらかして、そのせいで帰りづらくなり帰省もせず大晦日にバイトをしているろくでなしだ。『逃走中』を見るような人間なのだ、わたしは。
 ここでタイトルについてひとつ訂正をしていきたい。「好きになった人が『逃走中』に出ていた」わけではない。
「『逃走中』に出ていた人がかっこよすぎて好きになった。」
 『逃走中』で一目惚れした。なにそれ本当にほんとに本当に恥ずかしい。ミッションもクリアこそすれそんなに目立ってなかったし、二度もハンターに捕まっていたけれど、ただ、どうしようもなく顔がタイプだった。見ながらInstagramのアカウントもフォローした。金髪でも黒髪でも茶髪でもかっこよかった。年下だった。ついにそんな時が来たのかと思った。
 この時点ではただInstagramのタイムラインに投稿が表示されるアカウントが増えただけだった。
 卒論を書くことにした。とりあえず卒業はしようと思ったのだ。先生にやっていないのにやってる風な顔をしながらなんとか進めた。でもやはり限界だった。これはもうやめようと思った。卒業をするなら他の授業単位を取ればよく、その方が簡単に思えた。
 進まなくなったパソコンを離れて、iPhoneを見た。深夜だった。ログアウトしたりログインしたり、もう無茶苦茶にしていたInstagramのアカウントにログインし、タイムラインのタスクバーを押したら、いちばん上にその人の顔が出た。
 信じられないくらいかっこよかった。ここ最近でもいちばんのタイプの顔だった。
 なんか、しかも、ドアップ。
 タイミングが良すぎるのだ。そのときは顔が好みであることを再度確認し、その顔面を見たときめきに心臓マッサージされるかの如く蘇生したやる気のおかげで卒論が完遂できた。申し訳ない誤字はたくさんあったが先生は単位を出してくれた。
 そしてやはりその男はタイミングが良かった。突然2話のみのドラマ出演が決まった。制作費を疑う、技術も資金もないオタクのコスプレみたいな衣装とウイッグでもギリかっこよかった。
 奇跡だと思う。
 宣伝する投稿のどの写真でもひとつのポーズと同じ表情しか許されていなかった。
 わたしはちょうど夏頃から同じように顔がタイプのまた別の男の顔面にときめいていてこの男のメディア欄が仕事内容に関わらずサイゼリアの間違い探しのようになっていることを思い出した。ピースの位置にこだわりがあるらしい。毎回同じ顔同じ画角同じポーズで自撮りを撮り続けている。本当にこだわりがあるのだろう。しかし、もはや10年以上芸能の仕事をしているのだからもう少しレパートリーがあったほうがいいのではないだろうか。
 また話が逸れた。とにかくコスプレでもその男はギリかっこよかった。ドラマをみたら、コスプレだが全然かっこよかった。めちゃくちゃかっこよかった。なんかソロ曲も歌っていた。歌が下手でも踊りが下手でもわたしはなんでも構わないのだが、顔がかっこよくてたくさんウインクをしていた。
 母親はそのドラマを毎週見ているので、わたしは見る前に「なんか今日変なの出てきてたでしょ?」と聞いた。母親は「あぁ……なんかほっそいの……」と言った。(わたしあるある:好きな男が言う言葉ランキング1位「今年は体重を増やすことが目標です!」)
 そしてこの日も結局めちゃくちゃ凹んでいたメンタルがずっきゅんばっきゅん起死回生になった。なんかあまりにもかっこよすぎると思った。
 メルカリで過去のブロマイドを一網打尽に見ようと思った。どれもかっこいいのに黒とピンクが似合っていなくて、意味わからないくらい白色が似合っていた。
 そして極めつけになんかCLAMPみたいな服を着せられていた。わたしはCLAMP作品にでてくるひょろひょろの異次元体型の顔の綺麗な男が大好きなので、CLAMPの男に似てると思って余計に嬉しくなってしまった。彼が唯一舞台に出たことがあるらしいと知り、その役を調べたらこれまた大好きなヘラヘラした長髪細薄女顔男だったのでまた嬉しくなってしまった。
 しかし、わたしにはオタクのような行動をとる上で決めていたことが一つある(友だち「(わたし)ってオタクじゃないのに浮いてるよね」という第三者の意見を参考にした言葉遣いとしている)。ファニコンに関わらないということだ。月額330円とか550円とか880円とか、別に気にならない。
 ただとにかくファニコンには近づかないということを鉄則としていた。友人が気になった俳優のファンクラブがファニコンなら漏れなく笑っていた。わたしはライト層なのでファニコンに個人情報もクレカ情報も魂も売り渡すわけにはいかないのである。
 彼の個人ファンコミュニティーはファニコンだった。わたしはこれを『逃走中』の時点で知っていて、「ないな」と思っていた。
  2024年2月13日、わたしは円滑に入会した。    クレジットカードの番号を暗記していたので簡単だった。入会してすぐ、彼が全体チャットに「おやすみ」とコメントしたのがわかった。すぐにファンからの「おやすみ」の返信でチャットルームが進む。投稿のしたのアイコンとそのなんだかわからない数字は何なのか、ファニコンのことを知らなければならなくなった。バカみたいなIDで登録してしまった。目立ちたくないからじっとしていよう。コミュニティの内部でトークルームが作れることを知った。ファン層が若すぎる。わたしは現場に行くとおばさんすぎてリンチされるかもしれない。怖い。
 
 さらに、困ったことに男はあまりにタイミングが良すぎた。ちょうど男が所属するグループ、もとい事務所の先輩後輩アイドルを集めた番組がテレビ東京で始まってきたことにも気がついた。初回こそ見れなかったものの、途中の回から全部見た。U-NEXTで配信されていることにも気がついた。U-NEXT独占映像付きで初回から全部見た。奇遇にもわたしは、解約の機会を損ねてU-NEXTにずっと入っているのだ。
 普段は見ないYouTubeも少しずつ見始めた。どう見ても少食そうな彼がみかんの早食いをさせられて全くやる気を見せないのとか、妹を蛇から助けるために飛び出して行って蛇が怖すぎて逆に妹に連れ帰られたエピソードを知った。寝起きでTikTokを踊っていたのも良かった。わたしならみかんは食べても寝起きTikTokはボイコットしたと思う。
 Instagramを見ていたら、彼が帰省中地元に撮影に来ていた後輩のグループに差し入れをしていた��稿が目に入った。彼のアカウントではなく、該当の後輩の投稿だった。
 該当の後輩の投稿を遡った。後輩の投稿には、彼の投稿が多くて、ファンなのだと分かった。
 そのうちファンコミュニティーで後輩の名前が出た。自分で彼のファンコミュニティーに入ってるんだって。へぇ。
 何歳? え、若? このグループ最年長、妹と同い年? てかね、この子達全然番組で前出れなくて、性格合わないとか言われまくって、なんかめちゃくちゃ陰気っぽくてなのに生意気で、でもなんか美味しくはないチーズケーキいっぱい食べさせられてたグループだ。ほぉんほぉんほぉーーん。
 よく知らないけどYouTubeを見た。おおよそ80分ほど、自己紹介していた。衝撃だった。
 このグループのYouTube、どれもめちゃくちゃ長い。一体どれだけ収録をしているんだ?
 曲はどれもとても可愛い。本人たちが「懐かしい」と言って出してくる写真が当たり前に成長期前なので、身長差も顔も幼くて理解が追いつかない時がある。
 元々この事務所には好きな顔が多いのだが、珍しくこのグループは好きな顔がいないと思��ていた、しかし彼らはリリースイベントと称して毎月毎月全然発売日を過ぎても発売日の前でもどさ回りをしていて、最新の写真を見ればどうだろう? なんだかとても好きな顔がいるんだけど。
 5歳も下。わたしが顔面を消費していいような存在ではないことは明白だった。でも顔が好きすぎる。恋愛も交際もできないのに5歳下の男の顔面と名前のかっこよさにメロメロになっている。大恥ずかし人生。すみませんともだち各位、俺は今こんな現状になってしまいました。見捨てないで
後輩グループファンコミュニティ、入会(2024年5月5日)
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newpntls-island · 1 month
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https://music.apple.com/jp/album/%E4%BB%8A%E6%97%A5%E3%82%82%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%AD/869325236?i=869325272
Monday,Apr22
朝一度目が覚めて、床で寝ている友だちと寝ぼけたまま少し会話をする。また眠る。昼前に起きて、昨日銭湯で貰ってきたスカートをどんなコーディネートで合わせるのがいいか相談に乗ってもらう、一緒に化粧して家を出る。昨日教えてもらった22時占いという占い、友だちのラッキーアイテムがエスニック料理だった。中野までの道にエスニック料理店があることを初めて知る。エスニック料理って晴れでも雨でも曇りでも、いつでも食べたいねと言いながら店まで歩く。道中の家を品定めする。この前ここのアパートのベランダから、女の子がシャボン玉吹いてて目が合ったよ、と教えてあげた。庭に続くだけのためにある小さな扉、ベランダに置いてある大きな枯れた観葉植物たち、全部に良さを見出してしまう。わたしはずっと他人の生活に憧れ続けている。エスニック料理店で二人ともトムヤムクンを頼む。美味しすぎる。エスニック料理って美味しい上に何故か食べてて楽しいから、コスパが良すぎる。友だちがパクチーをくれる、わたしたちの好みは昨日からことごとく合わない。だから友だちだねー、よかったねー、と何度でも言う。
前のバイト先に最後の給料を取りに行く友だちを駅前で見送り、家まで帰る。喉が少し痛い。コンビニで龍角散のど飴を買う。舐めながら歩く。帰路の途中にある、最近できた綺麗なパン屋に初めて立ち寄る。筍と春菊の惣菜パン、バナナと黒蜜のハードパンを買う。二つで600円。歩きながら母親に電話する、今日はピアノのレッスンのために街に出ているとのこと。電話をするたびに母親は何かしらの習い事のため、街に出て暇を潰している。
家に帰って動画を撮って遊んで、電車に乗る。予約していた病院に初めて行く。高田馬場の戸山口から近い。相談員と名乗る人と別室で話す。何度もシャーペンの芯を折りながら、わたしが話す速度に合わせて走り書きする様子を見つめる。問診は苦手だ。曖昧なことしか答えられない、実際にあった事も口に出すと大袈裟なようで、自信がなくなる。違う部屋に通され、先生と話す。社長室みたいな部屋で、そのおじさんはすごく優しそうだった。わたしが相談員の人と話している時、一番淀みなく闊達に話していたのが家族のことだったからか、心理テストを一度受けませんかと言われる。聞けば、the virgin suicidesの末っ子、セシリアがやっていたアレだ。やりますと答えてぽんぽんと次の予約が決まる。宿題を出される。中々の量がある空欄補充だ。案内された調剤薬局に行って、ベビーカーの中で泣く子供を見つめる。渡された薬は少し黄色だった。薬剤師の人に、お大事にと言われる。この手の薬を貰う時のお大事には微妙な気持ちになる。駅までの道にあるゴンチャで何故かタピオカミルクティーを買ってしまう。夕方に乗る田無行きの西武新宿線は、違う電車に乗ってるみたいだった。
家に帰ってハーブティー飲みながら貰った宿題を少しする。中々書けない。ボールペンで書くほど自信がなかったから、シャーペンで書き始めた。書き始めたらスラスラ書けた。途中で切り上げてまた電車に乗る。幡ヶ谷に行きたいのに、間違えて普通の京王線に乗ってしまう。こんな間違え方はやったことがない。帰宅ラッシュの京王線ホームの熱気はすごかった。幡ヶ谷に着いてスカートを見せびらかす。このスカートは歩くと音が鳴る。猫に引きちぎられそうだね、と言われる。幡ヶ谷の嬉しいご飯といえば、のハーベストに行く。去年のこの時期にも同じような感じでここに来た。仕事の試験が終わった友だち、奮発してステーキを頼む。わたしのロシアンハンバーグと一切れずつ交換する。わたしたちはマッシュルームが好き。コンビニで不揃いどら焼き、切り出しカステラ、レモンパック、紅茶を買って友だちの家に行く。友だちの家はどんどん良くなる。床には遊びかけのギターとベタベタのキーボードが置いてあった。作ってもらったミルクティーを飲んで、カステラとレモンパックを食べる。友だちが作るミルクティーが冷めないのはなんで?ハリーポッターのゲームを進める友だち、早速ライチ光クラブを読めてしまうわたし。ゼラ、ゼラ、ゼラ。すぐに読み終わってしまって、そんなはやさで読む漫画じゃないよと呆れられる。二杯目のミルクティーを作ってもらって、今なら何のbotをするかと話す。なんだろう。答えは出ない。
新宿に行きたくなくて、中野駅まで40分くらいだというから、歩いて帰る。道は広くて簡単だった。とにかく真っ直ぐだ、本当に真っ直ぐ。音楽も聴かずに歩いた。途中の大きな公園では、犬を連れながら口笛を吹く人、その背後に少し夏の虫の音がする。歩きながらメモをした。中野の南口の先に、二階建てのロイホを見つける。一年前最悪なことが起きたアングラなライブハウスの前には今日も大人が溜まって煙草を吸っている。通行止めの手前でセリフめいた口調で迂回を促される。封鎖された中野サンプラザ、住宅街に咲くモッコウバラ。一時を回る前に家に帰り着く。今を生きるわたしたちの三角地帯、渋谷区、新宿区、中野区。この前幡ヶ谷にあった看板見ながら友だちが言ってた。ゴミを出して、やりたいこともないからいつの間にか寝てた。
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