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#美しすぎる読書
amarough · 4 months
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今月もしれっと更新
相変わらずポルノ薄めで本当に申し訳ないです…細かく情事の初めから終わりまでを描きつぶしたかった けど ページ数が爆発してしまうので…
ほかのカップルたちを参考資料になんとなく想像していただけると助かる 頑張って大事大事にしてます
ウサギを美味しそうに描きすぎた 実際はニワトリだったみたいだけどウサギの方が描きたかったので ちなみに雌小屋です 雄小屋も近くにあります
マエについて語りたい事がある あとで別に書きます懺悔室を
夜中にも関わらずいつも読んだよ〜拍手ありがとう いつまでも酷いものを描いてる自覚が強いので楽しんでくれてる報告嬉しいです たのし 楽しんでいるのか…?
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eieneie · 28 days
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ノベルティの絵の眼鏡無し版 READING LABYRINTH VG2024、参加された方お疲れさまでした! 暑くて汗でドロドロドロドロになったけど、めちゃくちゃめちゃくちゃ楽しかったよ~~~!!!
改めて、スペースにお越しいただきありがとうございました。 お声がけいただいたり、差し入れのお気遣いくださった方もありがとうございました…! 緊張と暑さで脳みそドロドロだったので、喜び・感謝・喜び…の気持ちがちゃんと伝えられていたか不安なんですが、とにかく本当に…色んな事が楽しかったし嬉しかったです。 ■通販などについて ・新刊 新刊「Still Light.」については、BOOTH倉庫から通販する予定です。 今混雑しており入荷処理に大分時間がかかるようなので9月初旬以降になる感じかな… こちらもいつ開始になるのかわからないので申し訳ないのですが、またお知らせするつもりです。 メール通知を入れておいていただけるとわかりやすいかもしれません。
なんか急に始まるんだ…BOOTH通販って… https://neie.booth.pm/items/6004998 ・既刊 「罪悪のワルツ」 「よすがの向こう岸」 「メイドれない!」 についてはイベントで完売いたしましたので通販はございません。 お手に取っていただき、ありがとうございました! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 続きからイベント日記的な雑感
・READING LABYRYNTH 久々にルイナスぺで出て、やはりルイナ好きな方を目視できる喜びがあった! 先日も池袋のメイトでリンバスの広告があって見に行ったんですが… やっぱりああいう広告見に行くのって、もちろん広告が見たい!でかいイラスト…見たい!って気持ちが第一で、次にその作品を好きな人がその場にいるんだろうな…ていう気持ちを味わいに行くので… だから、リンバスのグッズ買ってる人とか、広告写真撮ってる人を生で見てめちゃくちゃ感動した。 で、それがルイナでもできて…やっぱ嬉しいな~って思う。 ゲームとか基本一人でずっとやっているので…(ザ・暗黒根暗オタクなので) ルイナも実際にプレイしてる(だろうと思える)人はこういう場が一番目視できるので… 本当は一人一人にライブラリ~オブルイナって最高のゲームですよね!?って話しかけたいくらいなんですけど、抑えられたから…よかった。(?) そして今回ロボトミルイナリンバス、3作品合同オンリーという事で、この辺一帯みんなプロムン作品好きな人なんだ~!ていう喜びがあったな… 同人イベントの良さってそこだな~… 改めて開催ありがとうございました!感謝… ・コスプレ コスプレされてる方が体感今までで一番多かったように思う! 3作品に加えてねじれ探偵まで見られてめちゃくちゃ嬉しかったな… あんま凝視しちゃ失礼かな、と思うのですが、サークル来てくださった方がコスプレしてるとついめちゃめちゃめちゃ見てしまう…不躾にガン見してしまい申し訳なかったです。 ウィッグとか衣装とか、お化粧?とか…義体や被り物部分や武器からなにからなにまで…本当すごいな…
・再録新刊について 新刊の再録、色々と不安な所があったのですが(自分が事務ミスをしていないか的な意味で) 綺麗に刷って頂けていて嬉しかった!箔押しと紐のしおりを付けました。本っぽくしたかったから… 昔の本なので、初めの方の本はあまりにも絵が古く… なんか結局100ページ以上描きなおし修正…みたいのを延々としてた!冷や汗… でも、直すにあたってルイナをプレイしなおしたり、アートブックを読み返したりして…やっぱりルイナめちゃくちゃ好きだな~って再確認できてよかったです。 今日コンシューマ版修正アプデ入ったね! 司書補の名前が変えられるようになった!うれし~~~ ・既刊について 既刊の再販についても、お手に取ってくださった方ありがとうございました! 「メイドれない!」は正直再販するか悩んだんですが(コピー本は締切直前の崩壊した脳で描いてるから描いてるときは最高に楽しいけど後日向き合うと脳が焼けるので)、頒布時暖かい言葉をかけて頂けて、無限ホチキス製本再販してよかったな~~て思いました。 真夜中無限中綴じホッチキス ・当日 頒布時、朝一からすでに汗でドロドロだったと思う。 いや会場は割と涼しくしてくれてたような気がするんだが…なんか… いつもパニック状態で設営をし…そこに緊張が相乗し…おしまいになるため… でも、本当に来てくださった方も周りの方も良い方ばかりでありがたかったです。 色々と助けていただきありがとうございました…! あと当日は表紙絵をポスターにしてたんですが、貰って下さるという方がいて嬉しかったなー めちゃでっかいのに本当にいいんですか?て感じだったが… ・その他 今回のVEGAって多分イベント自体が初開催だったのかな? プロムン周りはめ~~ちゃ混んでた! お使いをお願いしていたのでなんとか色々とゲット出来て感涙だった…本当に…狩りだよ!あれは…ワイルドな…ハント! そしてプロムン以外も、いろんなジャンルのオンリーが集まっていて楽しかった!!!てか、人、多かった…!夏コミのすぐあとなのにすごいな 今回もコスプレゾーンに見に行きたいと思いつつ、緊張し…行けなかった。。遠くから…見た。 あとこの同人イベントでよく…というか毎回?出展されてる紅茶屋さんの紅茶が好きなんだけど、原稿中飲みすぎてなくなってたから、補充出来てよかった。 暑すぎ&空腹すぎて撤収後速攻飯とクリームぜんざい食いに行きました。 ーーーーーーーーーー 楽しかった~~本当… めちゃくちゃ楽しかったのでやっぱりまたイベントでたいよ~~!と思ったので、次は年明けの関西の奴に出たいと思っています! 大阪美味しい物いっぱいあるし…たこ焼き食べたいし…明石焼き食べたいし…某店のあんまん肉まん食べたいし… これです!
1月12日インテックス大阪【SUPER COMIC CITY 関西 30】 超OUR SINS RESONANCE https://www.akaboo.jp/event/item/20199603.html 予定が爆破されなければ出たいきもち… インテックス出たこと���いから楽しみ!!! デミシン本出したいな~と思ってるけどまだわからん そして2月には個人主催さんのプロムンオンリーが開かれるとのことで!! (リンク張っていいかわからないのでツイートで) https://x.com/LunaticMoonight/status/1826212799598489871 めちゃ応援してます!! 2月~~~…!!涙 くーーーっ一般参加で一瞬でも行きたい気持ちだ! ーーーーーーーーーー というわけでイベントの日記でした。 同人誌描くのもイベントもめちゃくちゃ楽しいから…次は来年か~~遠いな~~…て思ってたけど よく考えたら今年ってもうあと4か月で終わる え?怖すぎ とはいえしばらくはワープ特急周回しつつ屈折鉄道齧りつつドンキ章に備えつつ落書きしたいなの気持ち… (久々に落書きお題募集したいな~と思ってるので、後ほど書きに来ます。) 改めて、イベント参加された皆様お疲れさまでした!
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wankohouse · 3 months
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栗浜陽三 (文・写真) 『九十九里浜』 より 雑誌MLMW (ムルム) No.5 (1978年5月号) 掲載記事
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栗浜陽三 九十九里浜(写真)
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栗浜陽三 九十九里浜(文・写真)
 
[上のページの画像から自動文字起こしをして、誤判読に気付いた所は修正したけど、誤判読が残っているかも知れない]
九十九里浜・しなやかな風景 写真と文 栗浜陽三 
九十九里浜が、何県にあるかを知らない人でも、その名の持つ雰囲気に、何か特別のイ メージをお持ちであろうと思う。太平洋に面した、その茫漠たる長い長い浜の風物は、浜というものが持つ様々の要素を凝縮させて、 我々の期待感や夢を満たしてくれるかのように思える。しかし残念ながら今では九十九里浜の魅力の殆どは、過去のものとなってしま った。一体、十数年前の、あの素朴で夢のよ うに美しかった九十九里浜は何処に行ってしまったのか。この僅か数年の間に、都会人の荒々しい神経で浜は汚され、美しい砂の起伏は姿を消し、近代化の手は浜に沿って長々とハイウエイを引いてしまった。九十九里浜にとって、全く無意味としか思えないこのハイウエイプランを耳にした時、私は自分の心の中の大切な部分を引きさかれる思いがしたが、土地の政治家というある人は、それは芸術的
↑栗浜陽三 九十九里浜(文)
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栗浜陽三 九十九里浜(写真)
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栗浜陽三 九十九里浜(写真)
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栗浜陽三 九十九里浜(写真)
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栗浜陽三 九十九里浜(写真)
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栗浜陽三 九十九里浜(文・写真)
 
[上のページの画像から自動文字起こしをして、誤判読に気付いた所は修正したけど、誤判読が残っているかも知れない]
しなやかな風景●九十九里浜
・・・は黒ダンの前袋の両脇から黒々と毛をかき出して男らしさを競ったといい、亦、漁から浜に帰って来る舟は、長い竿を舟の両側につき出して、その先に黒褌を結びつけ、尾長鶏の尾羽根のように海風になびかせてもどって来たと話してくれた。
私がせめて十数年早く九十九里を訪れていたら、目にしたであろうこれは誠に九十九里の匂いのする昔語りであった。 それでも私は消えてゆく残り火の色を見る ように、時折浜で数少ない漁師の浜仕事や、 女達のフラミンゴの踊るような鮮やかな作業っぷりを見る事が出来た。
度び重なる私の九十九里訪問につれて、私の仕事友達や学生達が浜を訪ねるようになり、若々しい彼等の裸身が浜をにぎわすようになった。彼等はアっと いう間に海風にやけ、町中まで褌姿でのし歩き地引網を楽しみ、九十九里独特の丸板の波乗りをし、別人のように生き返った。
私は丸裸で浜仕事をする漁師をたびたび目にしたが、 この風俗は戦後アメリカ人の手前禁じられてしまったその名残りであった。中年の漁師が性器の先をワラシベや布切れで結んで褌の代用としている様も、決して雑でも奇異なものでもなく、浜の風物の中ではごくノーマルに感じられた。これは海水に濡れたままの褌の不衛生さを彼等がきらったからだという。
浜の女達はよく働いた。小柄でたくましいマイヨールの彫刻のような彼女達は、舟を浜に 引き上げる時には男以上の働きを見せた。母 親の仕事を見ている少女の背中の、赤ン坊の顔には、一刷毛はいたようにウッスラと砂が乗っていた。
十年以上訪ね続けている私の目には、浜の舟の数が年々少くなって行くのがよく解った。最初一、二年の間、浜にそびえていた何艘かのK家の船もいつしか姿を消した。民宿が急激に増え、そしてドカンと音のするようにハイウエイが浜に沿って走り、浜と村を引きさいたのである。庭から海に裸で飛び出してゆけた私達もトンネルをぬけて海に出る為に廻り道をしなくてはならなくなった。浜は見る見る中にゴミが打ち上げられ、マイカーが波打ぎわを走りぬけ、ビーチパラソルが立ち、その下で一日中マージャンをするという馬鹿げた男達が東京からやって来た。日本人は本当のゼイタクの楽しさや味わい方を知らないし、知ろうともしない。なぜ九十九里に都会生活をそのままズルズルと引きづって来る必要があるのだろうか。彼等は潮騒をきく代りに、浜でトランジスタラジオをきこうとする訳なのである。民宿になった素朴な土地の家で、海の香りを味い、あるがままの九十九里の生活に思いきり身をまかしてこそ、本当のゼイタクの楽しさではないだろうか。ハイウエイは私如き人間の知らない理由で必要なのかも知れないが、その代り、日本一のあの美しい浜の風景は二度ともどってこないのである。
K家にはその頃四年程続けて、ある外国の大使館の青い目の客が来るようになった。映画スターのような見事な美女達であった。私の友人の若者達とこの美女達は、伸々打ちとけ合う機会がなかったのだが、ある日、彼女達がK家の前庭の椅子に腰をおろして読書を楽しんでいる最中に、この若者達が海からもどってきたのである。彼等はオイルで鋼のように輝く背中をみせてタオルやマットを干し始めた。その姿を一人のブロンド娘がしみじ ・・・
↑栗浜陽三 九十九里浜(文)
 
以上の写真と文は雑誌MLMW(ムルム) No.5 (1978年5月号) 掲載記事『九十九里浜』より
これらの文章を読むと、栗浜は性的にも、性的な物を離れても伝統を残したままの海やそこに暮らす漁師を愛していたことが判る様だ。また、他の記事を読むと祭りについても性的にも、性的な物を離れても愛していたことが判ると思うよ。
栗浜のオリジナルは持ってないからウェブから集めた画像だけど、九十九里浜は良い画像がなかったんだ
一応拡大して補正はしておいたけど画質はちょっと残念だね
世間一般では本名の藤井千秋でイラストレーターとして有名な人なんだよ~
藤井千秋は画像検索したらいっぱい出てくるよ
2つの名前の作風の違いに驚くよー!
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kinako08 · 3 months
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久々の更新のくせに自分語りします。
すみません。
昨日の夕暮れ時、丁度この写真を撮ってた時間。
義父が入院して危篤と連絡があった様子で。
ひとまず今日から3日がヤマらしいが
面会は17時までだから今日は義母も帰ったらしく
とりあえず連絡したらしかった。
私はあまり夫の両親と仲良くなく、
というか義父と義母は2人だけで
ずっと生きて来たような人生で誰とも仲良くせず
親子関係もかなりドライに見えてました。
初めは何やっても思ってた反応と違いすぎて
会う度に泣いてましたが、いつの日からか
会わなきゃいいんじゃんと決めてからは
美味しいものを贈る以外は会わない生活で。
お互い気配だけ感じながら生きてました。
今まで脳梗塞や癌になって入院した時も
ほぼ完治するまで連絡もされなかったので
当時は言葉が出ないほどびっくりもしたけど
こんな愛もあるんだなと思わせてくれた。
それだけに今回連絡があったわけですから
そりゃ只事ではないのだろうと。
私は実父とは二十歳で両親が離婚して以来
会わないままいつの間にか死んでしまっていて
夫には後悔して欲しくないと思い
翌日(今日)の予定を全部キャンセルして
会いに行く予定にしてもらいました。
しかしながら(良いことだけど)父の容体が
安定して来たのでとりあえず今日はいいと
義母からの連絡。
そうしていると宅配が来て、見ると義父からの
お中元のお肉でした。
霧の箱を開けてなんだか
無性に泣けてきたわけで。
昔は嫌いだった実父も義父も義母も。
母でさえ会いにくいと思ったりするくらいには
拗れた家族なのかもしれませんが
今ならわかります。親だろうが先生だろうが
子供の頃そりゃあちゃんとしてるであろう大人も
自分と同じただの1人の人間なんだって。
たまたま親なんだけどちゃんとしてる人もいれば
出来ない人もいる。
クラスメイトも気の合う人もいるけど、
なんだか居心地悪い人も多いわけで。
それと同じなんだなぁと当時の親の歳になって
分かります。
ただこっちが理想を求めたんですよね。
親友の彼氏が、親世代と言うと言い過ぎだけど
かなり年上で、彼女が言うには
父親に甘えられなかった分今しっかり甘えてる
んだそう。いいよ!と思いました。
リズブルボーの本で読んだんですが、
(あくまで一論であって、
気に入らない方は取り入れないでください)
認知症は自分の意思でなっていて本人は
治すつもりはない、今まで必死に人のためだけに
生きてきて今度は自分の番だと言う感じで
発症するみたいなことが書かれていて。
私が1番好きだった祖母はめちゃくちゃしっかり物
できる女って感じのスーパーウーマンだったから
認知症になってどう思ってるか知りたくて
読んだんですけど、亡くなった時に読んだ
祖母の日記にはスーパーウーマンの心の葛藤が
びっしり書き綴られていて腑に落ちました。
それでも足腰が強く健康だったので、
そこまで叔母たちをわずらわせることもなく
最後はおやつの時間に眠るように亡くなって。
そんな私の大好きな祖母は血が繋がってはなく
母の母は(ややこい)私も会ったことないです。
みんなこじらせてる。
でも、今なら分かります。みんな死ぬその時まで
必死に最善を尽くそうとしてこじらせとる。
器用な人は理想の家族みたいな物語に
なるんでしょうが結局ワシらはこじらせとる。
その瞬間瞬間だけ切り取ったら
酷いこと言われた だの、失礼だの、最低だの
人でなしだの落ちるけど、
ひとりひとりの人生だけにフォーカスして見たら
あの日の父の言動も、
そりゃ言ってしまいたかったんだわなぁとか
思うわけで。みんな愛すべき人なわけで。
何が言いたいか分からないけど、
私が全員まるっと感謝することができれば
全部浮かばれるんじゃないかなぁと思いました。
親戚家族だけじゃない人間関係に悩む時
それが年上年下、家族上司、偉い人普通の人
なんも関係なくたまたま同じクラスの人として
見て見たらコイツにも親がいるんだよなぁ的な
どこか救いが生まれたり、
はたまたたまたま同じクラスにされただけだから
別々の人生歩むんだよとドライにもなれるかな。
そう簡単に行かないようで、意外にシンプルに
自分を大切に生きることだよなと思いました。
義父よ甦れ。
読んでくれてありがとう。
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xx86 · 3 months
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6/8(土)
気を張る6連勤明けだったのでおもしろいほど寝られた。体も水を吸ったように重い。
14時過ぎに少しだけ持ち直してお花屋さんへ行く。白い紫陽花と、レモンイエローのカラーと、お店のお姉さんにオススメされたなんだか分からない白い蕾のついたグリーンを買う。お花の名前は覚えられてもグリーンの名前は全く覚えられない。なぜならグリーンは好みではないから。
お家に帰ってこれは寝ておいた方が良さそうなだるさだなと思ったのでまた昼寝だか夜寝だか中途半端な時間に2時間ほど眠る。初夏の光を浴びながら眠るのは心地よい。午睡とはいい言葉。
21時におばあちゃんから電話があって、明日曽孫達がじゃがいも堀りに来るから礼ちゃんも来るかと誘われ、甥姪会いたさに二つ返事をして電話を切った後、芋掘りできるような服も靴も無いことに気づく。私は一張羅しかもたないと決めているのだ。急いでユニクロとGUをGoogleマップで検索してみるも、全て閉店していて、ですよねーと思いながら眠りについた。明日開店と同時にユニクロかGUに駆け込もう。
6/9(日)
朝5時半に起きたら昨日買った紫陽花が既に萎れててショック。水切りが上手にできてなかったのだろうか。気を取り直して、スキンケアを入念にし、ラジオ体操第一も第二も踊る。毎回迷うのだけどラジオ体操は踊るであっているのだろうか。する?
ちなみに大人になってからラジオ体操第二をやったことない人、ぜひやってほしい。三半規管めちゃくちゃになって目眩が起きるプログラムになっている。
最近の私は超健康なので夜は22時半には寝て、5時半には起きている。休みの日も。その代わり休みの日は15時までならどれだけお昼寝しても良いスタイルだ。
朝一の予約でマツエクサロンへ行って、お姉さんと筋トレをするなら夜よりも朝という話を聞いて激しく同意した。お風呂上がりのマッサージとか推奨されてるけど、夜はとにかくお風呂上がり以降の工程が多いから、プラスアルファは継続できない。体動かす系は朝に限ると思っている。気持ちもすっきりするし目が覚めるし。
マツエクを終えた後、おばあちゃんに今から服と靴買って向かうと言ったら、一式貸してくれるとのこと。ありがたい。
おばあちゃんの家に着いたら既にカッパを着た甥と姪が待ち構えていて小さい子供のカッパ姿ってなんてカワイイんだろうとときめく。
ジャガイモは面白いぐらい獲れた。私は田舎生まれ田舎育ちで甥姪と同じように収穫を手伝ってきた身なので変な色の芋虫も大きいミミズも何も怖くなく、子どもと一緒にはしゃげてよかった。ゾッとする昆虫、クジャクヤママユぐらいだと思う。
おばあちゃんの作ったお昼ご飯を食べて、甥と姪とオセロをやる。兄がひたすら私の容姿をいじってきて、兄って兄にしておくには本当に本当に嫌なヤツだよなあとしみじみ傷つく。
紫陽花が一日で枯れた話をしたらおばあちゃんが庭の立派な紫陽花を一輪切ってくれた。義姉も便乗してあれもこれもと色んな品種を切ってもらっていた。残ったおかずも好きなだけ持って帰りなと言われたので、義姉から先にどうぞと譲ったら大量にあったエビフライ全部持ち替えられてウケた。私に残されたおかずはからあげ2個。あの兄が選ぶ女。そしてあんな性悪男と上手くやれてる女。娘が2人もいるのに信じられないような言葉で妹の容姿を野次る旦那と一緒に笑ってられる女。なんてお似合いな夫婦なんだろう。
図書館で借りていたムーミンの返却期限が迫っていたので本を返して続きを借りる。
いい歳して容姿批判ぐらいで傷つくのもどうかと思うけど今朝見た紫陽花のように気分が萎れてしまったのでさっさと寝る。
6/10(月)
急遽先輩と約束してた飲みをドタキャンされ朝から萎える。仕方ない理由だとしても飲む気分でいたから。
でもまあ1人で飲みに行けばいっかとさっさと仕事を終えて飲みに行く。仕事終わりのビールってなんでこんなにおいしいんだろう。1人だど飲むペースが早くなるので千鳥足で帰る。本当に人って酔っ払うと千鳥足になるんだな。
家に着いて、勢いのままシャワーを浴びる。本当は服用中なのでお酒を飲んではいけないのだけど、酔っ払った頭で飲んでも良さそうな薬だけピックする。
お酒のせいか体がぽかぽか熱くてクーラー21度にして寝る。3時ぐらいに震えながら目が覚めた。
6/11(火)
縁を切るために京都へ行こうと諸々予約したけど、縁切り参りは今までくらってきた代償が大きすぎるので予定を変えてオススメしてもらった苔寺へ。方向音痴すぎてやっとの思いでバスに乗るも、バスの中がびっくりするぐらいうるさくてびっくりした。例えばクラブやフェスなんかなら声を出していきたいけど、公共交通機関や美術館は多少静かじゃなきゃ嫌派である。外国の方ならしょうがないかなと思うけど聞こえる言語は全部日本語だった。イヤホンを耳に突っ込み、エンドレスでHidetake Takayamaを流しておく。まあきっとみんな嵐山で降りるんだろうなと思ったら終点の苔寺まで一緒で、マジ?静かにできる?と心配になった。
写経もお寺も素晴らしかったのだけれど、基本道が狭いので道の真ん中で一眼とか構えられるとげんなりしてしまう。私が嫌いなもの、暑さ、人混み、乗り換え、道の真ん中で立ち止まる人、容姿弄りがおもしろいと思ってる人、エビフライをぜんぶもって帰る人、である。
私は写真を全然撮らないし、写真ではなく記憶に残しておきたい派なので、人がいないスポットを見つけてはほう、っと立ち止まる。絵画を見るような感覚。
ピリピリ音を鳴らした携帯で仕事の対応を結構大きな声でしていたおじいちゃんのことを、隣のベンチに座っていたたぶんヨーロッパ系の女性が電話終わるまでサングラスを少しずらしておじいちゃんをじっと見つめていたのが良かった。彼女の隣に座っていた多分旦那さんは目を閉じ瞑想をしているようで、これが正しい苔寺の楽しみ方だろうなと思う。次来る時は絶対朝一でくると誓う。
せっかくなので近くの鈴虫寺にも寄る。平日だからか私が苔寺を人の3倍ぐらいのスピードで回ったからなのか分からないけどあまり待たずすんなりと前の方に座れた。
人が待ってると思うと緊張してあんまり上手にお願い出来なかったけど、お礼参りに来る時は絶対タクシーで来ようと誓った。
あんまり食欲ないなあと思いつつ、朝から水以外とってなかったので前から気になってたお店へ行ってみる。カウンター席に通されたけど、店員さん達がマジであけすけな話をしてて笑った。定食はほっこりおいしく体が喜んでる、と思った。
本当はもっとゆっくり京都を堪能する予定だったのだけど、とにかく暑いし人は多いしでほとほとに疲れ予定よりうんと早い新幹線に乗って帰る。人身事故が多発し、結局名古屋で足止めを食らったけど、重いの我慢してムーミンの小説もってきてよかったな〜と思いながらムーミンを読んだり寝たり自由に電車内で過ごす。結局電車が動いたのは1時間半後だった。
一度コロナがはじまったばかりの頃、縁切りしたすぎて京都へ行ったけどめちゃくちゃ空いててよかったな。静かな時に行きたい。静かな京都なんて存在しないだろうけど。
後輩の結婚報告を受けて、もう年下も結婚していく年齢になったのだなあとしみじみした。
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ryotarox · 5 months
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(【特集】『ブレードランナー』伝説の名ゼリフ『雨の中の涙』を徹底解説【はじめてのブレードランナー2】 | THE RIVERから)
この記事には、映画『ブレードランナー』第一作のネタバレが含まれています。 雨の中の涙 「おまえたち人間には信じられないようなものを私は見てきた。オリオン座の近くで燃える宇宙戦艦。タンホイザー・ゲートの近くで暗闇に瞬くCビーム、そんな思い出も時間と共にやがて消える。雨の中の涙のように。死ぬ時が来た。」 (原文:I’ve seen things you people wouldn’t believe. Attack ships on fire off the shoulder of Orion. I watched C-beams glitter in the dark near the Tannhäuser Gate. All those moments will be lost in time, like tears in rain. Time to die.)
通称「Tears in rain monologue」(雨の中の涙モノローグ)、または「Cビームスピーチ」として知られるこの台詞は、SF映画だけでなく映画史全体においても屈指の感動的なスクリプトとして知られています。 筆者の個人的見解では、『ブレードランナー』を後世に残る偉大な作品たらしめる要素の中でも、この台詞を含めたロイの最後の場面は最も重要だったといって過言ではありません。 冷酷な殺人マシーンのようだったロイが、短い人生の最後に愛おしむように鳩を抱きしめ、動かなくなっていく体を雨の中震わせながら絞り出す稀代の詩人のようなセンテンス。全ての観客を予期しなかった感動の渦に巻き込んだこの名台詞は、一般的にロイ・バティーを演じたルトガー・ハウアーのアドリブであったとして知られています。しかし私見ながら、これは正確な情報とは言えないと考えます。
オリジナル脚本にアドリブを加えて生まれた名台詞 ハンプトン・ファンチャーが製作上の意見の相違から降りた後、二人目の脚本家として招集されたディヴィッド・ピープルズ。彼がこのシーンの為に書き下ろしたオリジナル脚本では、該当の台詞はこうなっていました。 「私は冒険を知っている。お前達人間が決して目にすることはない場所を見てきた。オフワールドへ行って戻ってきたんだ…フロンティアだぞ!プルーティション・キャンプへの信号機の背甲板に立って、汗で沁みる目で、オリオン座の近くの星間戦争を見たんだ。髪に風を感じていた。テストボートに乗って黒い銀河から去りながら、攻撃艦隊がマッチのように燃えて消えていくのを見た。そう、見た、感じたんだ!」 (原文:I have known adventures, seen places you people will never see, I’ve been Offworld and back…frontiers! I’ve stood on the back deck of a blinker bound for the Plutition Camps with sweat in my eyes watching the stars fight on the shoulder of Orion. I’ve felt wind in my hair, riding test boats off the black galaxies and seen an attack fleet burn like a match and disappear. I’ve seen it…felt it!) 1ページの半分ほどもあったこの長台詞を読んだルトガー・ハウアーが、死を前にしたレプリカントの言葉としては長すぎると、台詞がもたらすイメージをそのままに要約し、そして”All those moments will be lost in time, like tears in rain. Time to die.”という言葉を付け加えて完成したのが、「雨の中の涙」モノローグです。 お気づきの方も多いと思いますが、ピープルズのオリジナル脚本には「タンホイザーゲート」、そし���「Cビーム」という単語は登場しません。その代わりに、「オフワールド」や「プルーティションキャンプ」といった造語が登場しています。 ポール・M・サモン著『メイキング・オブ・ブレードランナー』(ソニーマガジンズ、1997)によると、ルトガー・ハウアー本人がインタビューで、 「私のことやあのセリフのことはよく取り上げられるが、肝心の脚本家が無視されているのはよくない。バティの独白を書いたディヴィット・ピープルズの仕事は本当に素晴らしい。私は彼が掘り下げたあのイメージがとても好きだった」とピープルズを賞賛しています。 「銀河っぽくカッコいい造語の固有名詞」を使うこと、信号灯のようなものが暗黒の宇宙で輝いていること、オリオン座の近くで宇宙船が燃えていること、これらのイメージを作り上げたピープルズを抜きに、この台詞は誕生しなかったというわけです。 このロイ・バティーの最後の言葉は、映画中盤のチュウの眼球工房でロイが口にするアメリカの詩人ウィリアム・ブレイクの詩のアレンジ「燃える様に天使は落ちた。轟くような雷鳴が岸をころがり、怪獣の火と共に消えた」や、「チュウ、お前が造った目で私が見たものを、お前にも見せてやりたかった」という台詞と対になっています(これらの台詞もピープルズによるものです)。 チュウを殺すこの場面では、戦闘用レプリカントであるロイはさぞかし凄惨な情景ばかり見せつけられて、自らの造物主に恨みを抱いているんだろうなという印象を受けるのですが、『雨の中の涙』モノローグによって、醜いものばかりでなく美しいものもたくさん見たからこそ、彼はもっと生きていたかったのかもしれないと受け取ることができるわけです。 というわけで個人的に『雨の中の涙』モノローグは、ピープルズが造った土台に、ルトガーが素晴らしいアドリブを加えた二人の共作であるとするのが一番しっくり来ます。 ちなみに「タンホイザー・ゲート」や「Cビーム」とは何か?という質問をよく受けるのですが、前述したように造語ですので正式な意味はありません。 それでも無理やり適当に解説すると「タンホイザー」とはそもそもリヒャルト・ワーグナーのオペラ『タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦』に登場する主人公の名前です。ゲートってからには、ワープの発着点のようなものが想像できます。ドイツ系のタンホイザーという人が開発したんでしょう、きっと。 「Cビーム」の方は何でしょう、宇宙戦艦がマッチのように燃えていることから『ブレードランナー』世界における兵器ではないかと推測できます。「Charged particle-beam 」(荷電粒子ビーム)という言葉はあるので、これの略ってことでいかがでしょうか。(あくまでも個人的推察です。)
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この文を書いたライターさん、上手。 「> 『雨の中の涙』モノローグによって、醜いものばかりでなく美しいものもたくさん見たからこそ、彼はもっと生きていたかったのかもしれないと受け取ることができるわけです」
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neigesucre · 7 months
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はちゃめちゃ年下メンズ以来誰とも会っていなかったけど、そろそろスイッチ入れるか〜と気合いで半年ぶりにアプリ開く。
ペアーズの男の子とマティス見た。初対面でいきなり美術館ってまあまあハードル高いけど、彼とは苦痛じゃなかった。展覧会のイントロ読まないんですか、と聞いたらだいたいわかってるから、と返されたけど、それがぜんぜん嫌味じゃない。感覚で観るタイプなんだね、と言われてなんで?と聞くと、ペース早いから、と返ってきて恥ずかしい。親が芸術畑で、本人は建築の人だけど趣味で作品作ってるそう。こういう人といるとそれらしい見解を述べねば、と息巻いてみるけど、叩けどなんら出てこない。
次もあるけど、飯と飲みは別腹なので一緒にかおたんラーメン啜る。初対面でラーメン啜れる人は大事にしたほうがいい。次もデート誘っていいですか、って台詞、何度聞いても良いなと思う。進展がないに違わない男友達との飲みもぜんぶデート換算している、そのほうが楽しいから。
三丁目に移動して沖縄料理。公務員しながら映画脚本書いてるらしい。イメフォでの上映期間はタップルで女の子と同伴してから映画館に送客してた、と言われて笑った。彼とは電話で俺もM1出たんだよね、という話で盛り上がり、前の相方がM1ビッチすぎてコンビ組み捨てされたから事実上解散してる、と伝えたら自分と組まないか、という打診をされ、会うことになったのだった。
そのはずだったんだけど、思いのほかタイプで困る。デートなんだかオファ面なんだか定かでない時間。翌日早速ネタ送られてくる。なんだかんだ会い続けることになりそうだけど、うっかり寝てしまいそうなんだよな。。寝た男とコンビ組んでもいいけどコンビ組む男とは寝ない、これはマイルールです。彼氏作るより相方見つけるほうが当たり前に難しいし。とはいえ、この葛藤は葛藤の種類としてめちゃくちゃ良いなと思う。
翌日は歌舞伎観劇してからdineの男の子と恵比寿で中華。銀座での予定後向かう、と伝えたら店前だと寒いので銀座駅で待ち合わせませんか?と謎提案をされてめちゃくちゃ萎えたものの、寒いの気遣ってくれたんだなあという視点が持てるようになったことに成長感じる。案の定会話はぎこちないしぜんぜんスマートじゃない。dineに載るような飲食店でバイトしていたから、予約すればそれ経由のカップルなのは当然ばれているわけで、これはかつての私がしていたように店員がお膳立てしてくれているんだな、と気づく瞬間が何度もあった。こういうプロの仕事を垣間見ると嬉しくなる。師事してるチェロの先生のレッスンに毎週四国とを往復していた話を聞いて、そういうの好きだなと思った。眼科のセカンドオピニオンしてもらって解散。
感覚掴めてきたかんじ。ここしばらく恋愛する気起きなあい、とくだ巻いていたけどやっぱりあまりにも楽しいし、偏愛のある人のことがどうしても好きだ。好きなタイプはビジネスとカルチャーのバランスが良い人、とずっと言っていたけど、最近は後者のウェイトが高い時期。
なんとなくTinderやってた頃を思い出した。あのときの私のことすごく好きだったなあ。正直ステディな人は見つからない気がするけど、当分いまはこれが良い。
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bastei · 21 days
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 植生、昆虫類になぜだか嫌味がない。現在のアパートの踊り場で死んでいる蝉や不意に現れる蛾などには明確な嫌悪感を抱くが、故郷の往来で空薬莢のごとく死んでいるカナブンにはどこか見慣れたところがあり、生来からの親しみを覚える。郷愁の正体は得体の知れている生態系にあるかもしれない。虫は路上で死に絶え植物は跋扈する。私のように数年単位で町から町へ移動していると人生の半分を過ごしたこの場所以外に、これから先の暮らしで郷愁を覚えることはないだろう。
 この汽車は日常の雑事のなかへと私が戻っていく汽車である。私のほかには先刻ホームの長椅子で隣に座っていた老婆が遠く対岸の優先席へ腰掛けているのみで、線路と車体が触れ合う規則的な音が車内へこだましている。��婆と目があって会釈をする。汽車に乗る前に、私はこの老婆が土産に買っていたお菓子の箱を地面に落とすのを見た。退屈な会話に巻き込まれることがわかっていながら私はそれを拾った、という仲である。聞けば昨日まで町を挙げてやっていた祭りを見たくて故郷へ戻ってきたのだという。私はその祭りに参加して囃子を演奏したり運行に携わってたのだからその点は悪い気がしなかったが、それ以上のことを知ったところでどこか気まずくなる。まだ往来で死んでいるカナブンの方がどこか気楽に思われて、私は再び単調な景色に視線を移している。
 電車はなく燃料で駆動する汽車である。遠方で回転する風車との距離について考える。たとえ三角関数を知っていても、どこかの長さが分からなければその実像は身を結ばない。それでもこうして暫く眺めていられるのだから遥か上空を飛ぶ飛行機のように相当遠くにあるのだろう。その一台ずつに無数の企業であったり、職務へと従事する人がおり、日夜その回転に関わっているということにどれほどの人が気がついているだろう。音もなく悠々と姿を隠していく夕日を背景に見送りながら、このような全能感に掻き立てられることもある。ところがその回転している世の中にかすりもしない小市民が現在の私である。汽車は揺れ、風車は回る。
 退屈凌ぎに読み始めた本に「人間ひとりのすべての細胞が一日に発散しているエネルギーを集約すれば、30Lの水を沸騰させることができる」と書いてあった。私も「スーパーなどで買った大福は冷蔵庫の中で一日ばかり乾かしてから食べるのがコシが出て美味しい」などという発見をどこかに記載したい。
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22oq · 11 months
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仕事に疲れきって、短い休みをとり、4回目の屋久島に行くことを決めた。
旅をするのがすきなわたしは、九州1周したり、四国一周したり、10年ほど通っていた伊豆七島の島があったり、日本の島は沖縄の離島から瀬戸内海とよく行ってきた。海外も10カ国は行き、好きな国は複数回行っている。それでも、回復や癒されることを考えた時に真っ先に浮かんだのが屋久島だった。屋久島だけだった。
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今回の屋久島は、癒されることが必要な者同士、友人2人で過ごした回復やケアのための時間だった。私たちは本がとてもすきで、この時間のために厳選に厳選した2冊ずつの文庫を抱え、屋久島に行った。
私たちは年齢も違えば、生まれも育ちも違うのに、なんだか変に境遇が似ていて、今の政治の違和感について、家族について、ジェンダーについて、セクシュアリティについて、結婚について、なんだって話していた。屋久猿や屋久鹿を眺め「動物を可愛いっていうのは、無責任なのではないか。」という会話もして、考えることを楽しんでいた。私より6つ年下の彼女はいろんなことを教えてくれるし、感じてきた時代の雰囲気も違う中で、希望のようなものを一緒に持って来てくれた。下の世代への希望のようにも感じるし、わたしが個人的に彼女に感じている希望のようなものが、いつも会話の中にあった。
私たちは、行きたいところにはどこまでも車を飛ばして行き、道中は話が止まらないのに、カフェに入ると2人で黙って海風を浴びながら本を読み耽た。道中の話が止まらないせいで、夜中にとんでもない山奥に迷い込んだりもしながら、日中は地元の人と一緒に熱い熱い温泉に入って、温泉にいた地元の赤子をみんなで愛で、最後は夕焼けを見に海中温泉まで走った。お金がない!と嘆いて入った郵便局のおばちゃまがとってもキュートで、ここ屋久島の素敵なところだからこの3つは行って来てねと教えてくれたりもした。お金なんて久しく窓口で下ろしていなくて、こんな時間すらもご褒美みたいな時間になるんだと思った。夜はスナックで地元のおじいちゃんたちと古い曲を歌っては喜んでもらって、帰ろうとしたら10分くらい若いお兄さんに引き止められた。
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何度か屋久島に来ている私は、会いたいけれどちょっと気負いするような関係性の人たちもいて、会いたいような会えないような感情を行き来しながらも、友人とちょっとだけ会いに行けた。久しぶりに会えた彼らは元気そうで、私がお世話になっていた時と同じだけの誠実さを持っていて、安心した。友人を変なことに巻き込んでしまった申し訳なさを持ちつつも、友人が微笑みながら、ずっとそばにいてくれたことにすごく感謝していた。私にとってやっぱり大切な人たちで、だからこそ友人と会いに来れて本当に良かったよってずっと思っていた。
回復の旅としながらも、書ききれないほどいろんな人に会い、いろんなところに行き、隅々まで楽しんだ。このペースは、2人にとって自然で必然で、必要な過ごし方だった。私たちにとって回復することが、興味関心に沿って制限なく動き続けることだった。
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この文章で、私は、私と友人の2人を、私たちと括りすぎてしまった気がする。でも、そのくらい一体感があって、共鳴していた。こういうことってよくあることではないし、きっとずっと続くものでもない。だからこそ、すごく特別だった。
今後、彼女は私が思いもよらないくらい飛躍していくだろうし、私たちのステージが全く変わっていけば、きっと感じていることも、自然と変わっていくだろう。���しいことではなくて、だからこそ、今回のこの時間があってよかったなって思う。そして、互いの変わった価値観をぶつかり合う時間も屋久島であったらいいなとも思う。
今回はとにかく、ずっと忙しくて、ずっと癒されていた。"癒し"ってすごくカジュアルに使われるようになっているけれど、もっとフォーマルな治療という意味でずっと癒されていた。癒されるっていろんな形があるんだなって思った。
私たちはきっとこれからも傷つく。傷つく場所に躊躇なくでていく人たちだから。でもそういう時はまた何度でも、癒されにきたらいい。そして回復した自分を連れて、また社会の中で傷ついている人たちのところに行こう。やっぱり、見なかったことにはできないから。
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sryem · 28 days
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2024年8月26日
・「あなたと話していると論理がほどけたことばかり言ってしまう。」
・本を読んだり美術館にいったり、夜になれば誰かとお酒を飲んだり誰かと電話したりして夏を過ごした。前回のブログからいくつかの特筆すべき事柄があった。以前なら確実に記事にしただろうが、なんか書いてもしょうがないなと思って書くのをやめた。”最も私的で嘘のない表現”を理念としてこのブログは2020年2月に始動したが、一つの区切りが近づいてきているような気もする。それは第一章の終わりかもしれないし、このプロジェクト自体の終わりかもしれない。まだ自分でもよくわからない。
・倍速再生機能を使って見た動画って全部面白くない。
・自分の人生について、傷を隠し切ろうとする優しさと思慮深さがあればもっとずっとマシだっただろうなと思う。私は金銭的に恵まれていたのに親子関係に失敗してしまい生きるのが苦しくて、今まで数えきれないくらい何度もいろんな人にそれを話してしまった。多分私のせいでいろんな人を苦しめたと思う。確実にそうだろう。実際に面と向かって「お前は裕福だから本当の苦しさなんてわからないし苦しさについて語る資格がない」と言われたこともある。私はあまりにも自分勝手だったし、もっと早く気づくべきだった。私は傷を隠して微笑むことができるくらいの強さを、少なくとも獲得しようと努力するべきだった。「今の日本で金を持っているやつには、自分が地獄にいることを主張する権利がない。」という記述を読んで、私は諦めた。とにかくあらゆることを。とっくにそうするべきだったのだ。
・手を振ればラストコールだ、だから、でも、永遠である理由はいらない/『千夜曳獏』千種創一
・あんまりいろんなことを考え過ぎないようになりたいと思っている。思慮深くありたいという考えと矛盾しているように聞こえるけど、より詳細に言えば、自分の心の動きや身を置く思想について考えをめぐらせる時間を減らしたいということであって、目の前のあなたなどの触れるくらい確かな事物のことをもっと考えたいということでもある。自己の探求に関心が行かなくなるというのは、発達心理学的に妥当だなとも思って少し笑えた。むしろ遅かったくらいだ。とはいえ今日からパタンと人が変わるわけでもないから、今までのようなブログだって書くかもしれないけど、それでも。
・またね。
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europiumoon · 1 month
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昨日、盆休み明けのフル出社、こっちに来てからしっかり残業、大学同期飲み、ゲリラ豪雨、元職場飲み、恋人の風俗疑惑と色々重なりたかが外れるまで飲んでしまい、家まで帰れたは偉かったもののトイレから出れなくなってしまった。恋人も来るのもあってどんな顔で会えばいいかわからなくて、トイレの中で何回もシミュレーションを立てたり、自己嫌悪に陥って余計に胃腸が荒んだ。
疲れているからと、労わるようにスーパーで安くはない牛タンをカゴに入れ、家で焼いて喰らったものの眠れていなかったことが余計に響いたのでは、と思う。「まだ3時、4時なんだから眠りについて」と目をギュッと閉じるものの上手く眠れずYouTubeで睡眠誘導を耳元で流しながら寝たつもりでいた。
吐いたり、腸が活発に動いて、何度も目が覚めたものの隣で寝ている彼は露知らず、ずっと眠る彼を起こせるくらいまで回復した頃には13時近くになっていた。
寝起きの彼に噂を聞くとしっかり否定していた。深夜から明け方のモヤモヤも昼近くにはどうでも良くなっていて、体力の余力=健康かもなって思った。もし、行った、と言われたらどうしようかと思って別れるシミュレーションも考えたりしたけど、「彼氏、風俗」と調べると「広い心を持ちましょう」のような擁護する記事もあってイライラした。これ以上言及することもなく、ずっと外さない右手薬指のリングを横目にみて信じることにした。
私はもらったリングを御守りとしてつけ歩いている。
昼に事前に仕込んだタネを餃子にするべく皮を探しに近くのスーパーに行った。久しぶりにプッチンプリンを見かけたので2つ購入した。最近老化予防にいいと聞いたヒハツパウダーを購入し餃子のタネに仕込んだものの用量をあとで知ったので焼き上がった時に不安だったけど美味しかったし向こうも美味しく食べてくれた。(効果:血流促進と発汗)
もう少しで完成するバブーシュカの仕上げに取り掛かった。昨晩湯船チャレンジは成功したものの面倒が優ってシャンプーだけしてヘアマスクもナイトキャップもしなかったものだから髪の毛がキシキシしてメイクする気にもなれなかったので、出来上がったもののまだ試着時は撮れていない、ので明日撮る。
大事をとってピラティスもキャンセルした。来週沢山入れたものの、台風とかぶるんで今月1回しか行けないんじゃ?と不安。この前も台風で行けなく。。。
お昼ご飯を食べた彼はまた眠りについた。彼は最近、撫でられるとすぐに寝てしまう。赤ちゃんみたいだね。私も寝ようと思ったが胃腸が良くなくトイレとの行き来で眠れず、最近観ている韓ドラを小さな音にして観たり、今月分の本を読みきれていないと思って本を読んだ。3年前の感想と結局違くて、これが、大人…?!とようわからん感銘を受けた。
恋人と寝ると私は寝不足になることが多くて、理由は彼の幅。逆正三角形に近づいていっているものだからシングルベッドが狭くて、尚且つ向こうの寝相も悪いから、舌打ちしながら寝直している。久しぶりに背中からの写真を撮ってあげたら彼は自分の背中を見て惚れ惚れとしていた。出会った時から大きかったものだし、近くにいるから慣れているものの改めて他の人と比べてもデカいんだよなあ。でっかい赤ちゃん。
向こうの帰り際にカレーも食べた。逆写真詐欺でチーズナンがデカすぎて重くて半分食べてもらった。私が腹一杯になっていると笑っていてクソガキ!と思うけどなにかと手伝ってくれる。ワガママだけど。そんなカレーも載せたかったのに配置後気づいて彼の広い背中に貼った。貢献!
そんな濃い1週間が過ぎ去ってしまうとなんだか寂しくなって投げやりになりそうだったので、湯を張って疲労に効くという入浴剤を入れ、発汗しながらこれを書いている。なんだか少し元気が取り戻せた気がする。
明日は新しい作品を作るために手芸屋に行く予定。家賃も払わないと。お金もおろさないと。その前に布団を干して部屋を綺麗にしたい。いい日曜日にしていきたいね。
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copyoffice · 8 months
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松本隆さんから大瀧詠一さんへの弔辞
今日、ほんものの十二月の旅人になってしまった君を見送ってきました。 ぼくと細野さんと茂の三人で棺を支えて。 持ち方が緩いとか甘いなとか、ニヤッとしながら叱らないでください。
眠るような顔のそばに花を置きながら、 ぼくの言葉と君の旋律は、こうして毛細血管でつながってると思いました。 だから片方が肉体を失えば、残された方は心臓を素手でもぎ取られた気がします。
1969年雨の夜、ぼくは初めて君の部屋を訪ねた。 六本木通りでタクシーに手を上げながら、 濡れた路面が鏡のように映す街の灯に見とれていた。 布団と炬燵しかない部屋に寝転んで、 来る途中、見てきた光景をぼくは紙に書いた。
君は時々、ギターを弾きながら、漫画を読んでいたが、 詞を二つ書き上げる時分には、うとうと眠ってた。 炬燵の上に、書き上げたばかりの詞を置いて、ぼくは帰った。
「曲がついたよ」と君が言うので、 西麻布のぼくの部屋に楽器を抱えて四人集まった。 聴きながら、ぼくは「あ、できた」と思った。 それが「春よ来い」と、「十二月の雨の日」である。
北へ還る十二月の旅人よ。 ぼくらが灰になって消滅しても、残した作品たちは永遠に不死だね。
なぜ謎のように「十二月」という単語が詩の中にでてくるのか、やっとわかったよ。
苦く美しい青春をありがとう。
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2014年3月21日 お別れ会
(via 風をあつめて/松本隆+細野晴臣+鈴木茂 LIVE - YouTube)
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elle-p · 6 months
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Persona 3 Club Book Strega pages scan and transcription.
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ストレガ
Strega
主人公たち特別課外活動部の行く手に現れる謎の3人組。同じペルソナ使い ながらあくまで敵対する彼らもまた、彼ら自身の信念でその限られた力を振るっている。
復讐代行屋 Strega
港区全域
自らをストレガと名乗る3人組の表向きの顔は、「復讐依頼サイト」に書き込みされた内容を受けて、自ら手を下せない依頼人の代わりに復讐を果たすことだ。人知れず所持する武器を手に、彼らは裏社会を渡り歩いている。
3人はいずれもかつて幾月が、ペルソナ能力者開発のためにグループ内部にすら秘密裏に進めてきた研究の被験者だ。非合法の人体実験で多くの子どもたちが命を落とすなか、幸運にも生き永らえて能力を開花させたものの、悲惨な実態を目の当たりにして研究所から逃亡し、身を寄せ合って生きてきた。
ペルソナ能力の発現と引き換えに心身に過剰の負担を負う彼らは、制御剤の力を以ってすら長くは生きられない。生命としてのルールを逸脱した運命に魅入られ、彼らは刹那的な衝動にのみ突き動かされて生きている。
たった3人だけで影時間に生きてきた彼ら。宵も享楽を求めて夜の街を笑う。
タカヤ Takaya
凶行の担い手
ストレガの実質的リーダー。3人の中では推定年齢が一番高く、研究所から逃亡した当初から指導的立場に立っている。刹那的・虚無的な思考が強く、自分にも他者にもあらゆる物事への執着の愚かさを説く。復讐代行屋として銃の引き金を引くときも、自分の享楽はもちろんだが、相手の生にしがみつく無様な姿を浄化してやろうという思いがあるようだ。
かつて同列の研究対象であったタルタロスは、忌まわしい邪悪なものではなく、甘美な悪夢をもたらす近しいものだと考えており、ペルソナ使いの存在はもまた、タルタロスあってのものだとしている。そのため真意を知らずタルタロス破壊を目指す主人公たちの存在は、愚かな人間がシャドウの恐怖に怯えることへの嘲笑も込めて、抹殺すべきものだと捉えている。
主人公たちの働きではからずも滅びそのものである二ュクスの復活が秒読み段階に入ると、自ら二ュクスの代弁者を名乗り、滅びと破壊の思想で扇動する。
タカヤの救世主思想
• あなたが自覚している悪意と、相手が感じている悪意とは無関係⋯ 人はみな、聞きたいように聞き、信じたい事だけ信じるものです。(6月22日影時間・裏通り)
• 聞けば、人々を守るための、“善なる戦い” だとか。ですが⋯ 今夜はそれをやめて頂きに来ました。(8月6日影時間・防空壕跡)
• 時の限られたこの体⋯力を失ってまで生き永らえるなど無意味⋯ ならば、 私の生きた証⋯ この地に立てるのみ!(11月3日影時間・ムーンライトブリッジ)
• 分かっていますね⋯? 君には “居場所” など無い⋯ 私たちと来る以外にはね。君もよく知っている筈だ⋯ 怖いのは死ぬ事なんかじゃない。(11月21日深夜・辰巳記念病院)
• フ⋯亡霊などではありませんよ⋯ 生に “執着” などしなかった我々を、運命はそれでも “生かした”⋯ 私は “選ばれた” のです。(11月22日影時間・タルタロス)
自分たちの思想こそが浄化された世界を作ると信じるストレガのリーダー。痩せこけた体に長い髪、色素の薄い���という憂世離れした姿。
欲深き自称メシア
ほぼ同年代のはずのストレガですがタカヤは見るからに老け顔。不精ヒゲを剃って髪を切ったらかっこいいのに。
ジン Jin
知性派の爆弾魔
タカヤの右腕を務める少年。自作の爆弾を持ち歩き、武器として使用している。
社会から隔絶された自分たちだけのコミュニティの中で生きているストレガは、物資の調達の大半を影時間を利用した略奪行為によってまかなっているが、その指揮を担うのがブレーンであるジン。特別課外活動部を脱退してからの荒垣に接触し、ペルソナ能力抑制のための制御剤を提供することになったのも、ジンの情報収集能力あってのことである。またネットでは同名のハンドルネームで知られており、その知名度と情報操作のノウハウが、ニュクス教を一気に広げることを可能にした。
つねにともに生きてきたタカヤを崇拝しているが、それゆえに狂気の思想に囚われる彼を、命を捨てていさめようとする。
物議を醸す髪の構造がよくわかる右からの一枚。身につけているものひとつひとつにもこだわりが感じられます。
ストレガ一家を支える苦労人な屋台骨
実際的な生活能力の欠如したストレガを支える一番の常識人。資金調達から食事の世話まですべてを担う関西弁のミリタリーマニア。
ジンの毎晩大変なんだから
• お前を恨んどるヤツがおんねや。でもって、“復讐” を頼まれとる。(6月22日影時間・裏通り)
• お前らには “個人” の目的しかあらへん。どいつも本音はその為に戦っとる。お前らの正義は、それを正当化する為のただの “言い訳” や。そんなんは “善” や ない⋯ ただの “偽善” や。そんなもんに邪魔されとうない。(8月6日影時間・防空壕跡)
• 破れかぶれは、あかん! ⋯すんません。でもこれは⋯ あなたが言うてくれた言葉です。(11月3日影時間・ムーンライトブリッジ)
• やめときや、タカヤ⋯ アンタには先がある! ここで無理したって⋯意味 あらへん! (11月22日影時間・タルタロス)
チドリ Chidori
手斧の魔女
白いドレスに身を包んだ、虚ろな表情の少女。ストレガのひとりとしてタカヤやジンと行動を共にし、ぺルソナ能力のひとつである索敵能力でふたりのサポートを行なうが、ふたりとともに戦いの場で力を振るうことは少ない。
感情表現に乏しく、とくに喜びや悲しみを表に現すことはほどんどない。それは幾月の下で受けた過酷な人体実験や、逃亡後の寄る辺のない生活によって後天的に身に付けた自衛の手段。また彼女は自身のペルソナを通して、あらゆる生き物に命を分け与えることができるが、これも自分の人生にはすぐ先に死が見えているという揺るぎない事実ゆえ、生きることに対してまったく執着を持たなくなった結果の悲しい力だ。しかしそれでも、ふたりが手を下す殺戮現場に決して目をやろうとしないのは、運命をゆがめて与えられる死への、本能的な嫌悪感を抱いているからかもしれない。
生を放棄した飛べない小鳥
可憐な容姿に似合わず手斧を振るって戦う少女。気の向かない相手とは一切会話せず、自分のペルソナだけを拠りどころに生きている。
冷めた目線はチドリのトレードマーク。豪奢なドレスは彼女の趣味なのか、ジンのお仕着せなのか。
あんたには関係ない私の言葉
• チドリよ。私の名前。順平が訊いたんでしょ? あの絵⋯もうすぐできるから。私の描いたものは、私にしか分からない。でもそんなに見たきゃ⋯来れば? (8月31日昼・ポートアイランド駅前)
• 命より、作戦が大事ってこと? 死ぬ事って、普通の人には一番の恐怖なんでしょ? ⋯ 違うの? (9月5日影時間・巌戸台分寮屋上)
• ⋯言っとくけど、心配してくれなんて、言ってないから。あんたの勝手な早合点でしょ。(9月8日昼・辰巳記念病院)
• なにそれ⋯ なんで、そんな顔してるの? 死ぬなんて怖くないのに⋯ 死なんて、あした目が覚めないってだけ⋯ ただそれだけじゃないの。(9月10日昼・辰巳記念病院)
• そう⋯アイツのせいよ⋯ アイツが近づいて来てから、私、毎日、苦しくて⋯ 死ぬのが⋯怖くなって⋯ (11月21日深夜・辰巳記念病院)
• 順平と一緒に居ると、怖くなかったものが、なんでも怖くなる⋯ 無くすのが怖い⋯ 死ぬのだって怖い⋯ 一緒の時間が終わっちゃうのが⋯怖い⋯ だから、私⋯ (11月22日影時間・タルタロス)
「チドリ補正」の入った超ナイスガイな順平とともに。幸せになって欲しいカップルNo.1。
順平との出会いと「生きること」
敵同士としての立場にありながらも献身的に尽くす順平と出会って、チドリは少しずつ生きることの意味を知る。けれどそれは自分自身の死の認識と同義。ずっと忘れていた死ぬことの恐怖におののきながら、それでも彼女は愛する彼に生きて欲しいと願った。
頬を染めたグラマラスなチドリの魅力に、すっかり鼻の下が伸ぎ切った順平がキュート。がんばれヒゲ男くん!
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maasayada · 30 days
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愛と遠視、傷と羽音
ここを開けるのは、���しぶりだ。
ここに載せてきたようなことは、特定の宛先なしにはもう、書かないかも知れない。そう思い、過ごしてきた。
けれども再び開けてみるのは、魂が「必ず終わりをもたらしてやる」と私にかけた言葉が、最後の投稿(二年前)に置かれたままになっていたからである。
そのことは、ずっと忘れていた。それからふと、私の目に留まった。魂は言った通りのことをやってのけ、そして新しい生を贈ってくれた。その遍歴を語ることはできなくとも、しるしづけることはできると思う。
私は人と一緒にやるようになってから、今の自分の言葉でいえば、こんなことを探求してきた。小説と幼年の境界。小説と死者の境界。小説と観者の境界。小説と神話の境界。小説と肉体の境界。小説と因果の境界*準備中。
さいごの「小説と因果の境界」は短いものだが、その時点の私にとっては極限だった。2023年3月に書き終えてから、文字通り彷徨った。多くのことに手をつけ消耗していったが、それらがいずれ小説に資すると、以前のようには思えなくなっても、自力では止まらなかった。だから、こころがブレーキをかけたのである。
もっとも状態がよくなかったときに、間一髪で(自分ではなく)世界を選んだ。
それまでは、自分というブラックボックスを通し、みるものに陰影を纏わせつづけていた。私の文について色々なひとが色々なことを言ったが、概ね共通していたのは、独特な結晶化作用があるということだった。確かに私も信じてきた。その陰影こそがやがて固有の輝きを露わにし、光を集めるのだと。それはしかし、かなり時間のかかる作用でもあった。誇張して言えば〈こちら側(この時)〉では、私はいつもほほえむだけだった。蜜蜂は、蜜を集めることが今を生きることであるのに、わたしはそういう成り立ちをしていなかった。
終わりをもたらすとは、このブラックボックスごと引き潮に渡すことを、決断できるということだった。そのとき圧倒的な苦しさの中で、光や風や、水を感じた。私は人に「生きているだけでいい」と何度も言ってきたけれど、自分自身にそう思うのは初めてだった。
それから、素晴らしいことが起こり始めた。
今日お話ししたいのは8月17日に、生まれ故郷がいつより美しい姿をみせてくれたことだ。冒頭に挙げたものたちと並行して、2021年秋から断続的に「小説ではない文」を書いてきた。その文はあれら境界のすべてと、そのほかの体験とを含んでいる。それがついに成り、人に託した翌日のこと。
私は文の主要な舞台のひとつである公園に行き、小さな川が池に流れ込む様子がよく見えるベンチに座った。文を送る際に添えたメッセージ――花が咲いていると、思わずきれいだねと話しかける身体について――を思い出しながら、樹々を眺めたり、サンダルのまま流水に入ったりした。
開いた本に、ある大小説で主人公が亡くなるのは、作者が次第に苛立ちをおぼえてのことだと言う人がいるが、小説家が主人公を愛さなくてあのようには書けぬ。と書かれていて、涙がこぼれた。
上空を涼しい風が吹きわたった。まるで巨大な湖をまえに、雨が降る先触れをきくようだ。30分はもつと思ったが、もっと早く降り始め、晴雨兼用傘をさしてベンチに陣取ると、叩きつけるようになった。それまで氷の入ったプラカップに麦茶を注いで体を冷やしていたが、飲み口の近くに雨雫が付けば楽しかった。化学繊維の軽いスカートは膝上まで濡れて、抱えた水草のバッグは暖かく守れていたから、真っ直ぐな大雨音は、そのまま安心と結び付いていた。
あめのひは、かさをさしてほんをぬらさず。地元の図書館が子供向けに貼りだしていたポスターは、なぜかブロントサウルスが直立歩行で傘をさしていたな…
後方の東屋を振り返ると、その向こうに誰もみていない空が出現した。
そんな空が、生まれ、住まいを変えつつ暮らしてきた人口の多いこの地に降るとは。山を登るときにだけみられる幻でなくなるとは。神代の、人の手付かずの自然であった頃にまで、生地は戻ることもできるのだ。その記憶の存在を私はしっかりと感じた。
動かぬままで雨が上がると、すっきりと遠くを見ていることに気が付いた。
ひとつ上の友人は、ゴルフを好きになってから視力が1.0に回復したといい、2.0ある同い年の友人は、私は本を読まないからだと結論するが、確かに読み書きを好む者の目は、遠くよりも近くを見ることに適応しやすい。
私の場合、いつも近くに対象物が入るよう、目が無意識に動いていた。一本道を歩くとき、街路樹や自転車や自販機を、たぶん本来は必要のない頻度で見る。身体は真っ直ぐに進みたいし、目も協調しているかのようにふるまうけれども、実は遠くを見据えると疲れるので、目は避けようとする。身体はそれを知っている。
このもどかしさが突然、消えた。目が遠くと和解していた。コンタクトレンズ装着時のような視力の上がり方ではない。あれは眼科医も友人たちも、生活に危険がないように、情報が沢山入るようにとすすめるし、私も長い間、そういうことだと思ってきた。近視は見えるべきものが見えずにつらいのだと。そうではなかった。
全力で書き切った文を贈り、生地が応えて記憶のかぎり遡ったから、私は見晴るかす、すべてがうつくしい、と話しかけていたのだ。それで遠くをみるのを畏れることがあろうか。自分の不調の解消や、情報の取得のためならば、ここに出ることはかなわなかっただろう。
歪みを、遅延を、細部をバネに跳躍するというやり方を手放さなければ、ここに来ることはかなわなかっただろう。だからこそ、話せるようになったのだし、それでも、書��るのだ。たぶん。
数日して、仰向けになった首の付け根で何かが羽ばたく夢を見た。蝉のように力強い振動に驚いた。整体師の方によれば、私の視力と幼い頃つくった首の傷には、なにか関係があるらしいのだが。
即時的にあらわれるものも、遅れを伴ってあらわれるものも、どちらも肯定しきるようなものを書きたい。それはパラレル・ワールドを時間的に翻訳したようなものになるのではないか。今はそのことだけを思っている。
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xx86 · 5 months
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バニラヨーグルト
ルルルンハイドラVマスク28枚入り、オバジC酵素洗顔パウダー、ミノン薬用アクネケアミルク、VC3エッセンス、イチゴ柄の傘、落書きみたいな花柄の折り畳み傘、リボンタイのシャツ、ドット柄のシャツ、アイスブルーのデニムスカート。以上が私のGWの買い物である。たぶん。あとは食費やらネイル代なんかも乗っかってくるけれど。
GWどこに行ったかと聞かれたら、ドラッグストアに行った、としか答えようがないぐらい常にドラッグストアにいた。迷惑極まりなく蛍の光が流れるまでドラッグストアに居た。ウエルシアもツルハもマツキヨもサンドラッグもB&Dにも行った。ついでにロフトと東急ハンズのコスメフロアにも行った。買い物に狂う時というのがたまにある。これが欲しいと思ったら手に入れるまで発作が起こるのだ。朝でも夜でも車に飛び乗ってドラッグストアを梯子した。それはそれは幸福だった。
あとは1人でサイゼに行ってたらふくワインを飲み、酔いの回った頭のまま美味しいパン屋さんでパンを選んだのも楽しかった。酔っていて何を選んだのが覚えておらず、翌朝袋を開けたらほとんどハード系でウケた。顎が痛い。家に籠る日もなんか楽しいことがしたくて、水着を着て過ごしたりもした。私は自分を喜ばせる才能があると思ってる。
思い立ったら即行動しないと気持ち悪いので、5/6の夜22時から本棚の整理を始めたりもした。整理というか片付け。実家からダンボールに詰めてもってきた本がずっとそのままになっていたから。気の向くままぽんぽん並べたので、料理本の横に湊かなえの母性があって、その隣に伊豆のことりっぷが並んでいるようなめちゃくちゃさ。A型が見たら卒倒するかもしれない。まあ私もA型なんだけど。本屋さんは出版社別じゃなくて作家別に並べて欲しい派だといつも文句を言ってるくせに、自分の家の本棚はこの有様。一人暮らしを始めてから買い足した本ももちろんあるけど、実家から持ってきた本は選りすぐりなので本棚を見るだけでうっとりしてしまう。自分の好きな本だけ並ぶ本棚って最高じゃない?
抱擁、あるいはライスには塩をダンボールの中から見つけてふうんと思ったりもした。意外。別に嫌いじゃないけど、3年に1度ぐらい読みたくなる本だと思っている。この時の自分は3年に1度のタイミングだったんだなと思う。
私は本を読み終えたら本棚にしまう前に本屋さんのカバーを外している。そのルールもしばらく無視していたので1ページ目を開きながらこれは読んだ、これは読んでないと分別した。積読というのがむかしはあまり理解できなかったけれど、いつからか本を読むことより本屋で面白そうな本を見つけて買うことがゴールになってしまった。本を分別したおかげで、本屋にふらふら吸い寄せられてもこの前買った本まだよんでないしなとはたと我に帰れるようになった。
本の整理を進めたらずっと前に父と母からそれぞれ借りた本が出てきて青ざめた。早く読んで返そう。
連休明けは気合い入れようと早く起きて、新品の服をおろして、ばっちりメイクして、髪の毛も可愛くしたらいつもより遅い時間に家を出る羽目になったあげく、雨のせいで道も混んでて仕方なし朝ごはんをパスする。ちなみに夜も22時を過ぎての帰宅でお腹も別に空いてなかったけど1日一食だと肌も髪もぱっさぱさになってしまうので、とりあえず冷蔵庫にあったバニラヨーグルトを食べた。22時過ぎの晩ごはんの正解を誰か教えてくれ。作る元気も食べる元気もないから適当に栄養取れるやつ。
バニラヨーグルトはむかしの上司が好きだったもので、食べるたびに思い出す。なぜなら上司からこのヨーグルトをもらわなければ私は一生自分で選ばなかった気がするから。教えてくれてありがとうの気持ち。
上司のことは時たま思い出す。顔に扇風機をあてていたら、肌が乾燥するから足元にあてなさいと言われたこと。どれだけ暑くても集中すれば顔に汗をかかずにいられるものよと言われたこと(いまだに習得できない)。私の生い立ちを憐れむのではなく、本気で一緒に悲しんで泣いてくれたこと。若いうちにこんな辛い思いをしたのだから、これから先は楽しいことばっかりだよと綺麗事も慰めも混じっていない力強い言葉で励ましてくれたこと。薄情な上司がきっと忘れてしまったようなことを、はたと思い出す。
同じように、誰かが何かを見た時私を思い出してくれたりするのだろうか。友人ではなく、袖を振り合ったぐらいの人で。
バニラヨーグルトは今日も美味しい。
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nerucottonroro · 1 year
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2023.8-9+α
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8〜9月の絵まとめ、後半ブリデレポ
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ソルティソルベみか
7月末に描き進めていた絵です。暑中見舞いのつもりで描きました
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レゾンデートルイベ以来ずっと夢心地
valkyrieの花の時期だ…大切な人たちに見守られる愛の季節は、いつか2人が居なくなっても残り続けるのだろう……華やかで良かった…途中セピア色になるとこ好き…セピア色なんだけど、光の粒が溢れてるよ…あの……よかった(語彙力)
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宗くんSCRカラーのリボンタイがピンク色なの可愛すぎるので描いた絵です。レゾンデートルの衣装の格好良さと可愛さを兼ね備えてるの良すぎていろんな角度から永遠に描く1つのテーマになってしまった…。
valkyrieが生み出す衣装や曲、姿全てをこれからも見届けたいです(;_;)本当に美しい御姿をありがとうございます!美しくフリルを纏い格好��い!最高!
+α
9/24にbrilliant days 42にサークル参加してきた記録です!(以下備忘録なので、暇つぶし程度に読んで下さい)
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レゾンデートル絵をポストカード2枚組で頒布。等身絵はミセスB-Fスーパーホワイトという紙
https://www.graphic.jp/paper/detail/56
↑ミセスB-Fスーパーホワイト(引用元グラフィック様)
紙の特性がレゾンデートルにぴったりだなと思い、この紙で印刷して頂いた(*;-;*)
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バストアップ絵はサテン金藤。優しいグロス感と、触れると溶けるような、滑らかな質感の紙
₍ᐢ⸝⸝ᴗ ᴗ⸝⸝ᐢ₎
ポストカードを入れるワックスペーパーの洋封筒を取り寄せ、サンプル展示用の額縁をあまぞんでポチし、イベント頒布の準備を進めた。あまりにも完璧すぎる…。
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あ……
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イベント当日はこのように額縁を活用してサンプル展示( ᐡ. ̫ .ᐡ )
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いちごみるくみたいなお品書き
今回は暑さで体調崩しそうだったので、早々に撤収しちゃったけど、次回はスケブ受け付けたり午後までゆっくり会場に居よう…あと敷き布を次回までに新調したい
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おわり
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