Tumblr ~ ブログの「エクスポート」を試したら●●GBのZIPファイルに…
昨日(2023.8.12)の夜、写真を使ったブログ編集をしていたら写真の位置が頻繁に動かせなくなって「これじゃぁまともに編集できん!」となってました。で、「こうなりゃ Tumblr 離脱じゃ~、でもフォローしてくださってる方もいらっしゃるし、やっぱ無理」でした。また、過去の投稿を別のブログに移すのは至難の業であると知りました。(投稿数による)
レガシー編集でない新しい編集機能の様子を見るしかありません。(ディスクの速度とか、「おま環」の可能性もあります)
そんなこんなであたふたする中、タンブラーに HTML のエクスポート機能があることがわかり、(そこだけ)試してみました。
下の画像ではすでに「バックアップをダウンロード」が表示されてますが、はじめは「[blog name]のエクスポート」が表示されてます。
ボタンをポチッと押してバックアップ処理が始まるとブラウザを閉じてもOKです(パソコンOFFでも)。処理が終わるとメールでお知らせが届きます。
ファイルの内容は … ヘルプセンターより ~ 【ブログのエクスポートには以下が含まれます:
各投稿のHTMLファイルが入った投稿フォルダ(これにはリブログ、下書き、非公開投稿、指定を受けた投稿、その他の非表示投稿も含まれます)。
投稿のメディアを含むメディアフォルダと、アップロードしたメディア(メッセージの添付など)。これらのファイルはアップロードした時の形式でダウンロードできます (JPG、GIF、PNG、MP4など)。
HTML形式によるブログのメッセージの会話。
HTML形式によるブログ投稿のプレゼンテーション。】
今年のいつ頃だったか忘れましたが「投稿が6000をこえました」通知がありました。投稿時にファイルサイズは小さくなっているでしょうが、かなりの写真を投稿してます。→ 元のまま
「おっと、手が滑っちまった」~ 容量の小さなDドライブにダウンロードが始まりました。最終のファイルサイズが表示されないまま、ファイルサイズがどんどん増えていきます。予感はしてましたが「こりゃいかん」でした。
「ファイルサイズが100GBになったら中断しよう」と決心して、Dドライブの残り20GBで終了しました。
ファイルサイズは約90GB(86.1GB)でした。
ブログ編集用のドライブ(空き容量がある)に移し替えて、ファイルの内容を覗いてみました。
※ そうです、「危険なアプリ、即削除!」と言われてる解凍アプリ WinRAR を使ってます。
サブフォルダに「media」があり、投稿の HTML は posts.zip にさらに圧縮されているようでした。
↓ media フォルダー内 ~ 投稿した画像ファイルが並んでます。
39757 個のファイル … ファイルサイズは元のまま(?)
しかし、(我ながら)「ようやったわ」です。写真の選りすぐりをせずに投稿した結果でした。
試しに先頭の1枚のみ解凍 ~ はじめての投稿(福岡市博物館前)… ファイルサイズは原本と同じようです。
タンブラー純正のエクスポートはこんな感じでした。あとは何もしません。
2023.8.13
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☆プロトタイプ版☆ ひとみに映る影シーズン3 第七話「決戦、ワヤン不動」
☆おしらせ☆
今回でひとみS3の無料掲載分は終了となります。物語のエピローグと恒例の追加イラスト、そして次回作情報は電子書籍版の発売をお楽しみに!
☆プロトタイプ版☆
こちらは無料公開のプロトタイプ版となります。
段落とか誤字とか色々とグッチャグチャなのでご了承下さい。
→→→☆書籍版発売までは既刊二巻を要チェック!☆←←←
(シーズン3あらすじ)
謎の悪霊に襲われて身体を乗っ取られた私は、
観世音菩薩様の試練を受けて記憶を��り戻した。
私はファッションモデルの紅一美、
そして数々の悪霊と戦ってきた憤怒の戦士ワヤン不動だ!
ついに宿敵、金剛有明団の本拠地を見つけた私達。
だけどそこで見たものは、悲しくて無情な物語……
全ての笑顔を守るため、いま憤怒の炎が天を衝く!!
pixiv版 (※内容は一緒です。)
དང་པོ་
現実世界に戻ると、空はうっすらと明るくなっていた。光君が霊的タブレットを覗く。
「ふぅ。体感では億年単位の時間旅行も、実際はたった一晩きりの出来事で……ん?」
光君が訝しむ。うん、私もおかしいと思った。だってイナちゃんが空を見て呆然としているから。
「イナちゃん?」
「……ん? あ、二人とも無事ね!? よかた! ワヤン輝影尊(フォドー)と如来が真っ白になって消えちゃたのビックリしたヨ!」
私達の究極フォームがなんか略されちゃってるのは置いといて。やっぱり、さほど如来戦から時間は経っていないみたいだ。塔を登り始めた時から経過した時間を考えると恐らく、今は大晦日の夜。ちょうど年越しの少し前くらいだと思う。今夜は白夜というわけでもない。となると、これは……
「金剛の有明ですよ」
「!」
一同が一斉に空の一点を仰ぐ。そこには歪に大きなダイヤモンドがあしらわれた箒に乗る、一匹の巨猫。
「オモナっ……うそ、その声……」
現れた諸悪の根源を目の当たりにして、イナちゃんは目を見開いた。そうなんだ。人類史を遡った私と光君は既に知っているけど、この猫と……いや。この『人』と私達は、とっくの昔から知り合いだったんだ。
「お久しぶりです。『タナカさん』」
「ええ。ごめんね紅さん……また騙しちゃった」
テレビ湘南のディレクター、タナカ。彼は私の職場関係者として、ずっと行動を共にしてきた男だ。
གཉིས་པ་
佳奈さんと私が旅をする番組、『ドッキリ旅バラエティ したたび』は二〇一一年に始まった。当時は別のディレクターが撮影に同行していたけど、一昨年あたりからタナカさんが二代目ディレクターに就任した。あれは丁度、アンダスキンを倒した直後……そして、初めて光君と出会い大散減と戦う少し前のことだ。
タナカさんはイナちゃんや光君とも面識のある、朗らかな男性だった。でも局の入館証を紛失していて、いつも警備員さんに顔パスしてもらったり、後輩ADさんにゲートに入れてもらっていた。そして局内の誰も彼の下の名前はおろか、『タナカ』の漢字すら覚えていない。彼の人柄故に誰も怪しんでいなかったけど、今考えればかなりミステリアスな人物だった。
「た、タナカD……タナカDだよね!? 本当にタナカD!?」
「にゃはは! 今回はオルチャンガールのパクさんも騙しちゃいましたね。そうです、タナカは仮の姿……僕の本当の名前はロフター。金剛有明団団長、大魔神ロフターユールです」
ロフターは箒から降り、高度三千メートルに浮くこの庭園に立った。彼は山猫のように耳がぴんと上向きの巨猫。改めて同じ目線の高さで見ると、背丈は確かにタナカさんと一緒くらいだ。
「どうです? 皆さん、金剛の有明は絶景でしょう。ああ、下を御覧下さい。もうこの地球上の全人類が同じ光景を見ています」
「え!?」
本当だ。全知全脳の力で下界を見下ろすと、大変な事になっていた。なんと地球上の全人類が失っていた霊感を取り戻している!
「こいつはコトだ! もう計画を!?」
「わはははは! 光君もよぉく耳をすませてみて下さいよぉ。ほら、聞こえるだろ。パニックに陥るバカどもの叫びがね」
―きゃあぁーーっ、お化け! お化けが!! パパぁーママぁー!―
―刑事さん聞いてくれ、あんたの推理は間違ってる! 私を殺したのは息子じゃなくて妻だ!!―
―やっぱり総書記は替え玉だったんじゃねーか! ブチ殺せ!―
地上は空が明るくなった現象などまるで眼中にないほど混乱を極めていた。幾つかの地域では暴動や事故が勃発し、各地の霊能者に力を持った神、精霊、妖怪らが騒動を鎮めようと奔走する。それゆえ多神教の地域ほど治安の悪化は少なく、一神教の地域で特に深刻な事件事故が多発している。
「おいおい、ここまで僕の思い描いていた通りになるとはなぁ。でもご心配なく、地上の皆さん。間もなくあんた方の信じる唯一神が光臨しますからね」
ロフターの持つ魔導書が玉虫色に輝きだす。まさか、全人類……いや、地球上の全生物にアレを見せる気か!?
「待って下さいタナ……ロフター! そんなことしたらどうなるかわかってるんですか!?」
唯一神、すなわち創造主とはこの世の全ての礎。それを少しでも認知した人間は人格がゲシュタルト崩壊して廃人になる。ていうか神をばっちり直視なんかしたら、ヒトどころか殆どの動物の肉体が元素レベルで分解霧散して死ぬ! 地球の自然そのものがハチャメチャに崩壊してしまうんだ!!
「にゃはは、わかってるも何も。金剛の楽園を造るためには必要な事ですから」
「文明や自然を壊してまで目指す楽園って、一体何なんですか!?」
「世界平和ですよッ!」
ロフターの瞳孔がキッと細まり、尻尾と全身の毛が逆立った。
「誰も創造主を崇めない。かといって、誰も創造主を目指さない。資源(リソース)が限られたこの宇宙の中だけで、全てが完結する世界。余計な争いをせずみんなで身の丈に合った共同生活を送りながら、静かに終わりの日を待つ。生き物として……これ以上幸せな暮らしはないでしょう?」
ロフターの握りしめる箒がギリギリと軋んだ。これが、彼の答え。代々この宇宙のために尽力してきたカオスコロルの三代目が、最後に出した答えなのか。
「そ、そんなの……そんなの平和じゃなくて、絶望ていうんだヨ!!」
イナちゃんが目に涙を湛えて叫んだ。
「絶望ですか。上等だよ。バカどもが抱く希望なんて、余計な争いや格差を生む無用の産物なんだから」
魔導書の輝きが増し、下界が段々と静まっていく。みんな空を見ている。金剛の魔術によって、私達のこの会話が世界中に見え始めているんだ。
「どうして拒むんですかい? あんた方は唯一神様が大好きなんでしょう。神のために死ぬのは幸せなことで、神を敬わない人間はいくら殺してもいいんでしょう。おうそれなら見せてやるって言ってるんだよ!!!」
「やめて!!」
輝きが頂点に達し、イナちゃんが飛び出した! 私は……
「!」
「ヒトミ……ちゃん……?」
私は気がつくと、イナちゃんを止めていた。
「どうして!?」
「うわはははは!! まさかワヤン不動が、僕の金剛の思想を理解してくれたんですか!?」
どうして。……どうしてだろう。ただ……
「そのまさか、なんですよね」
「……え?」
意表を突かれたロフターの、魔導書の輝きが一瞬弱まった。
「ロフターの言ってる事、そこまで間違ってないと思うんです。もしかしたら将来、人類がこの宇宙の垣根を越えら���る時も来るかもしれないけど。少なくとも今の文明レベルでは、外とは関わらないでみんなで手を取り合って生きるのが最善……じゃないですかね?」
「……ほ、ほほぉ。意外ですなぁ、脳筋で小心者の紅さんが、冷静に僕の話を聞いてくれていたなんて」
「一言余計だ三角眉毛」
うん。ちゃんと考えても実際、彼は思想的にはおかしな事は言っていない。だって現に最近の人類は、資源を守るために環境保護を始めたり、多様性を認めようとかなんとか言い出しているわけだし。どんな物かもわからない神様に祈るより、ずっと現実的に生き始めている。ロフターはそんな人類の最後の甘えである『創造主』という幻想を、この世界から取り払ってしまいたいだけなんだ。
「にゃはははは! なぁんだ、じゃあ僕達も不要な争いをせずに済むわけですなあ! では改めて……ぐッ!?」
ヴァンッ! 再び魔導書に力を込めようとしたロフターの左手に、高熱のエネルギー塊が爆ぜた。高圧の力を帯びていた魔導書は瞬く間に炎上!
「そんなわけないだろ外道が。お前は予定通り滅ぼすし、この世界に創造主は顕現させない」
「なんだと!?」
当たり前だ。それとこれとは話が違う。私は光君と目配せし、合体(ヤブユム)の構えを取る。
「あんたは野望のために魂を奪いすぎた。それが平和のためだったなど関係ねぇ、罪は罪できちんと償わなせにゃ!」
「喜べ。お前を完膚なきまでにブチのめした後で、この星に生きる全ての衆生と共に金剛の有明を迎えてやろう」
「くっ……」
ロフターは煌々と燃える魔導書を抱きしめ、表紙に埋め込まれたダイヤモンドをむしり取った。それを胸の中にグッと押し込むと、彼の体はたちまち巨大化していく。
「不動明王らしい、いえ、実に紅さん方らしい答えですな。こりゃいくら腹割って話したところで無駄ってわけだ」
私はその隙にテレパシーでカスプリアさんを呼び、イナちゃんと共に空を元に戻すよう依頼した。そして四本に伸ばした腕に武器を構える。
「カハァハハハハ!! 私がおめおめ見逃すとでも思ったか、ド外道が! これ以上は誰一人殺させない。神影繰り(ワヤン・クリ)の時間だ!」
ワヤン不動輝影尊(フォトンシャドウフォーム)対大魔神ロフターユール! 地球全土の存亡を賭けた合戦の火蓋は切って落とされた!
གསུམ་པ་
巨大化した大魔神はローブを広げ、さながら空に浮かぶサーカステントの様相。その帳にルーン紋様が浮かび上がると、強烈な突風が噴出! 周囲の雨雲と雹を取り込み大嵐の如く私に迫る。瞬間、私の中で仲間との絆がフラッシュバック!
―私が初めて人のために影法師の力を使うきっかけになった親友、リナ。金剛を裏切り私に修行をつけてくれた和尚様や、地元の神々。人生で初めて悪霊に立ち向かった時の、勇気の記憶―
私は赤外光を纏った灼熱のキョンジャクを高速回転させ天高く飛翔、そのまま遠心力で嵐を捕えた。
「ァアブダクショォン!」
それを大魔神へ腕力任せにブン投げ返す! ズドオオォン!! さながらジェットエンジンを直に受けたような衝撃音を立てて大魔神の帳が翻り、ロフターの顔が苦痛に歪んだ。しかし間髪入れず次のルーンが浮き上がる。
オォ……オォォォ……玉虫色の霧が立ち込め、木枯らしか亡霊の呻き声のような風音がそこかしこから上がる。するとどこからともなく宙に浮かぶ亡布録の大群が出現した! 瞬間、私の中で仲間との絆がフラッシュバック!
―抗う事を決意したイナちゃん。そしてNICや平良鴨証券の人々。力を貸してくれるみんなと共に闘った、友情の記憶―
「影影無窮!」
襲い来る大群に負けない、大量の影法師。その全員が燃え盛る龍王剣を掲げて悪を薙ぎ払う! そして全軍で大魔神に突撃ィィィ!!!
「カハァーーーッハハハハァーーー!!!!」
ダカダカダカダズダダダァァァン!! 大魔神の六割が灰燼と化した!
「ぎゃはあははははは! うにゃはははははは!」
絶叫とも高笑いとも取れる声を上げ、大魔神は目や口から黒いタールのような血涙を噴き出しながら更なるルーンを滲出! すると今度は大気圧がグヮンと急変し、周囲一帯が吐き気がするような生温い空気に包まれた。
……マアァァァウァァ……マバアァァァ……
無数に響く、飢えた怪物の声。そして中空から蠢き出る数多の菌脚。瞬間、私の中で仲間との絆がフラッシュバック!
―見知らぬ土地、見知らぬライバル。連綿と業を受け継ぐ祟り神。人生を奪われ続けて化け物になってしまった少女。でも最後は皆で手を取り合い呪いを破った、団結の記憶―
「救済せにゃ!」
天高くティグクを掲げると共に、私は灼熱に輝く太陽となる! 全ての穢れは瞬く間に干上がり、色の飛んだ世界で唯一つくっきりと存在する明王の影が斧を振り下ろした!
「ニャアアアアアアアァァァ!!!」
ダガアァァァン!! 大魔神の帳が崩壊し、巨猫のシルエットが真っ二つに割れた! そして世界に色が戻ると……
「!?」
中空に一瞬ルーンが浮かんだ次の瞬間、そこは突如カイラス山の岩窟になっていた。私は両腕を鎖で大岩に縛られ、足元を炎で炙られている。なんだ、今更悪夢攻撃なんて……
「ヒッ」
違う!この炎は、かつて私が経験したどんな憎しみや悲しみとも違う。まるで地球史が始まって以来、世界中で起きた死という結果のみを集めて燻したような、恐ろしく冷たい炎。その圧倒的な絶望に晒された私の心臓はすくみあがり、だんだん体が動かなくなる……
༼ ヌンッ! ༽
「ドマル!?」
すると突然、私から強引に分離したドマルが自らの心臓に腕を突っ込んだ!
༼ こっ、これは、拙僧が抱えていたトラウマだ……今ここで拙僧が消えれば、術も解ける ༽
「だ、ダメだ! この心臓を失ったら、ドマルは……」
༼ ふ。もともと拙僧は、あなたの中に僅かに残った残滓に過ぎぬ。今更自我を保とうなどとは、思わない……よッ! ༽
ドマルは私との接点だった悪魔の心臓から自分をメリメリと剥がし、このまま逝去するつもりだ! 確かに彼は既に引退を宣言した仏。だけど、何もこんなところでお別れになるなんて!
༼ よいか? 悪夢の術が消えたら、あなたの足元で燃える苦の本質を見ろ。そしてあの猫の声に耳を傾けるんだ…… ༽
「ちょっと待ってよ! あなただって一緒に戦ってきた仲間じゃない! ドマル……」
༼ 一美 ༽
「!」
彼は最後に振り返ると、卑怯なほど穏やかな微笑みで私を見つめて言った。
༼ 行くのです ༽
心臓に貼りついていた何かの線維が千切れる。抜苦与楽、体がふわっと軽くなったような感覚の後……私の前世は、邪尊ドマル・イダムは、悪夢と共に涅槃(ムナル)へと消え去った。
བཞི་པ་
闇があった。広さのわからない闇。まるで棺桶に入れられたような、あるいはだだっ広い宇宙に放り出されたような掴みどころのない空間。そこに一人の人影が佇んでいた。
「あなたは……」
その人は、とげとげロン毛……いや、ただのウェーブがかったロングヘアーの男性だ。かの有名な、茨の冠を被った神の子によく似た雰囲気の人。私は彼に近付くと、再び心臓が凍てつくような絶望の感覚を覚えた。
「あ……悪魔」
たった今逝去した前世の記憶を引き継いだ私は勘付いた。この人は私の心臓のドナー。砂漠で行き倒れになっていた、例の悪魔だ。
人間を堕落させる存在として忌み嫌われ、死ぬ事も消える事もできない……彼が仏典にそう書かれた理由がようやく理解できた。彼が本当に望んでいたのは、『安らかな滅び』。苦痛も暴力もない、穏やかな終わりだったんだ。
―いけェーーっ! ワヤン不動ーーー!―
―負けるなーー、立ち上がれーー、ワヤン不動ーーー!!―
どこかから声が聞こえる。何十人、何百人、何億人……最初は共に戦った仲間達の声。私を応援してくれる友達や邪尊教信者達の声。それどころか、一度も出会った事がない人達の声も、仏教とはまるで違う信仰を持つ人々の声も。この地球の命を守るため、身近な大切な人を守るため、あらゆる垣根を越えた大勢の衆生が私を呼んでいる! そして、
―……たすけて……―
「!」
もう一つ。私の目の前で、か細く泣く猫の声。
―……僕はただ、グリーダと静かに暮らせる楽園を作りたかっただけなんです……―
―……そのためにたくさんの命を奪いました。こうするしかなかった。だけど、グリーダはもういない……僕は償う事も、死ぬ事もできない……―
本来なら自分の感情すら自由自在に制御できる究極の神の子が、自己矛盾と絶望に苦しみ喘ぐ声。……大丈夫、ちゃんとわかります。だって私の中にも、悪魔の心臓(カオスコロル)があるのだから。
―……助けて……ワヤン不動……―
薄暗い世界に、希望が満ちていく。光は影を強く形取り、救いを求める声に伸びていく。
―ワヤン不動ーーーー!!!―
……さあ。滅ぼしてくれる。
ལྔ་པ་
「ミィ……ミィ……」
極彩色の宇宙に輝く満点の星。地平線を照らす金剛の有明。そこに浮かび上がった一匹の小さな子猫は、三角帽子の魔女と共に箒で空へ消えていった。
「大丈夫です。お空に創造主はもう見えないヨ」
「地上の混乱も順次収めていきますの。弊社の財力と国際社会とのパイプを利用すれば、お正月中に済むでしょう」
イナちゃんとカスプリアさんのおかげで地球の危機は去り、ここには奇跡のような明るい空だけが残っている。
「……あ」
ふと、全知全脳の力が感知した。たった今、グリニッジ標準時は丁度〇時となった。
「この地球が新年を迎えました。全ての命ある皆さん、あけましておめでとうございます」
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──コント番組を見ていて、しのざきさんが登場したら、「ここがオチだな。笑う場面だな」と一発でわかる。そういう安定感がありますよね。
実は、志村けんさんにも同じことを言われました。初めて志村さんに呼ばれたのは『志村けんのだいじょうぶだぁ』(フジテレビ系)のゴキブリの役だったかな。「あのとき助けていただいたゴキブリです。恩返しにまいりました」っていいながら志村さんの寝ている布団の中に入っていくコントだったんですけど、それでバカウケしたようで、それからいろいろ使っていただきました。リハで本番と同じテンションで3回、「ここでこうやって、ワーッとやるんだ。はい、もう一回!」と、直々に演技の指導をしてくれたこともありましたが、謝られたこともありました。
──大先輩の志村さんにですか?
私、水着になることが多かったんですけど、ビキニは着なかったんです。お笑いって、かわいそうになっちゃったり、気の毒に見られたらダメじゃないですか。パンツが見えても生々しくならないように茶色のタイツを履いていたんです。ところが、志村さんとのコントのオチのときにまさかのビキニが用意されていて、躊躇して悩みましたが着ました。どうしても志村さんはビキニでやりたかったようで、結果的に大ウケしてセットの裏で「ごめんな」「ありがとな」って声を掛けてくださって、よろこんでくださりました。
《復帰インタビュー》タモリ、たけし、志村けんさんも惚れ込んだ伝説の女性お笑いタレントが明かした「唯一怒らせた俳優」(NEWSポストセブン)|dメニューニュース(NTTドコモ)
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20221013
kakomama:#堂珍藤巻 のリストバンドは 何色だろう🌈 楽しみ🌈 特急ひたち、D席取った💺 あ😓チケットレスじゃなく紙チケットにすれば良かった🤔 降りる時申告すればチケット残せるのに〜 #BEMF #堂珍嘉邦 #藤巻亮太 twitter.com/blueearthpj/st… [https://twitter.com/kakomama/status/1580569404978626560]
mogu0506:絢香とかChara、KREVAの出る野外ライブ当たった😊 あべま、さや姉、田島貴男、藤巻亮太の出る日曜日とどっち申し込むか悩んで久しぶりに絢香観に行きたいかなと思って土曜日にしたけど正直観たいのがeillと絢香くらいなんだよね😅 大橋トリオ出るから石田ゆり子出るなら絶対行くんだけどw pic.twitter.com/EB4i1BgwhF [https://twitter.com/mogu0506/status/1580557686403633159]
norikazusato:サイン Sightlines photo by 藤巻亮太 | zbooks zbooks.zsalon.jp/items/66149163 #BASEec @ZBOOKS1より [https://twitter.com/norikazusato/status/1580511515802681344]
hiroko_fujimaki:いよいよ明後日のBLUE EARTH MUSIC FESTの方もいつの間にかタイムテーブル発表されてた❗️ 堂珍さんとの亮太さんのステージは13時台🎵 また2人のコラボ観れるのがめっちゃ楽しみ‼️😆💕 #堂珍嘉邦 #藤巻亮太 #堂珍藤巻 #BEMF pic.twitter.com/ARZLIb8MSQ [https://twitter.com/hiroko_fujimaki/status/1580490397976973312]
ginjiikka:@hiroko_fujimaki @YouTube ありがとうございます。藤巻亮太さんの感激した涙が印象的でした。もらい泣きしてしまいました。ごめんなさい🙇♀️また返信してしまいました💦余談ですが、ウクレレで3月9日を練習してます。もちろん藤巻亮太さんの歌声に感動したからです😊 [https://twitter.com/ginjiikka/status/1580485156166520832]
hiroko_fujimaki:@ginjiikka @YouTube ご丁寧なお返事ありがとうございます❗️ 藤巻亮太さんの大ファンなので2日間とも参加しましたが、キャンプギアの方には全然行けなかったので見せて頂けて本当に有り難かったです‼️ 岸谷香さんのライブも盛り上がって最高に素敵でした✨ DIAMONDSやMを一緒に歌っていらっしゃる声も素敵でしたよ❗️😊🎶 [https://twitter.com/hiroko_fujimaki/status/1580478519414788098]
bamboo08231:藤巻亮太、May J.、竹内アンナが出演!虎ノ門ヒルズで開催するBLUE IN GREEN LIFE WITH GROOVE公開収録トーク&ライブに25組50名様ご招待 : J-WAVE 81.3 FM RADIO WEBSITE j-wave.co.jp/topics/2210_li… [https://twitter.com/bamboo08231/status/1580475234817576963]
HMV_Ohta:✨#ジェジュン✨待望の日本オリジナルアルバム第二弾『#Fallinbow』11月9日発売‼️ シングル楽曲に加え #中島美嘉 #SUGIZO #藤巻亮太 などジェジュンが敬愛するアーティストとのコラボ曲が満載の強力アルバム🎵詳細・ご予約は👉 bit.ly/3CESl4i [https://twitter.com/HMV_Ohta/status/1580474168541339649]
monogusaya:🌏BLUE EARTH MUSIC FEST 2022 in MITO🌏10/15(土).16(日)茨城県最大級の食と音楽のフェス🎵が #茨城県 #水戸 の #千波公園 にて開催😊ものぐさやにポスター掲示⭐️女将もよさこいで参加😆#米米CLUB #藤巻亮太 #堂珍義邦 #カミナリ #朱舞 #ブルーアースミュージックフェス #BEMF #いばめし #MINAKO pic.twitter.com/BwEeq6xtMm [https://twitter.com/monogusaya/status/1580354691472687106]
bonsan_:10/16(日) Chillin' Vibes チケットのお譲り先を探しております。 2枚あります。 前日(10/15)会場にて手渡し可能な方 お値下げご相談可🙇🏼♀️ その他詳細等お気軽にDM下さい。 #大阪城 #チリン #阿部真央 #UEBO #GLIMSPANKY #SKYーHI #田島貴男 #藤巻亮太 #山本彩 [https://twitter.com/bonsan_/status/1580331389920026624]
39_RF_223_030:@Ryota_Fujimaki @mtfujimaki1 アーカイブ残してくださり本当にありがとうございました 改めて、、自分にとってありえない、奇跡のような時間を過ごせたなんて幸せで幸せで、全てに感謝してます そしてあの美しい涙😢 なんとも例えがたい感情でいっぱいになりました。心が洗われていくような #マウントフジマキ #藤巻亮太 [https://twitter.com/39_RF_223_030/status/1580233173966782472]
hiroko_fujimaki:マウントフジマキのアーカイブ、0時過ぎても少しだけ観れたけどさっき終わった❗️ ちょっと寂しいけど普通ならその場でしか観れない貴重な映像、こんなふうに何度も繰り返し観られて本当に嬉しかった‼️ アーカイブが終わっても亮太さんが流した綺麗な涙は一生忘れない··😭 #マウントフジマキ #藤巻亮太 [https://twitter.com/hiroko_fujimaki/status/1580217147464495105]
erichaaan39:あの39は絶対忘れない。 亮太くんの温かさとか儚さとか、人柄が全部詰め込まれているような。 本当にありがとうございました。 これからもずっとずっと応援させてください。 #マウントフジマキ #藤巻亮太 [https://twitter.com/erichaaan39/status/1580215132751548418]
akicorn1977:Mt. FUJIMAKIのアーカイブ配信終わっちゃった…🥲 亮太君めちゃめちゃかっこいいし新曲も心地よいメロディーで好っきやわぁ😆 アーカイブ配信されて本当に良かった♪ありがとうございました😊 #マウントフジマキ #藤巻亮太 [https://twitter.com/akicorn1977/status/1580214790810927105]
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Maybe I’ll just go on an unfollow spree since I’m not into dr much atm and try and use this blog again
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@nezmisan
英国ボリスジョンソンがG7で2022年までに全世界でワクチン打たせると言ったので、それを受けての事だろうが、このジジイはグローバリストの手先以外にない・・・
@mariya88truecolours
@nezmisan 怖いです。これから本格的に強制接種の動きになっていくのでしょうか。実際、始まっている「職場で接種」は強制とほぼ同義ですよね。また打った人のスパイク蛋白云々が拡散〜という二次被害の話はペットの突然死などにも繋がりそうで…😣 しかしこのボンクラ風情のジョンソンに「バトン」が渡るとは意外でした。
@nezmisan
@mariya88truecolours 拡散させるなら、全員に打とうとしないですよね。バラまけばいい。たぶん、拡散しない奴ですよ。
@mariya88truecolours
@nezmisan 混乱しています。拡散する、しない、もですがロシアンルーレット式にロットによって作り分けされている等様々な情報が飛び交って… いずれにしろ私たちはワクチンを打たれてはならない、この点で今は一致団結(個人的にはあまり好きでない言葉ですが)すべきかと思います。
@deathhawk3324
@nezmisan グローバリスト達は敵対勢力からの攻撃を受けすぎて大ダメージを受けていて余計に焦っているのか、それとも余裕を持って人口削減計画を推し進めているのか?
まぁ謎は謎を呼ぶとは言いませんがw
@nezmisan
@deathhawk3324 ロックフェラー&仏ロスチャはダメージになってるでしょうが、ひょっとすると英ロスチャは違うのかも?何にしろ出来過ぎですね。マクロンビンタも駆け寄って握手、まさに殴られに行った。そもそもコロナで握手はない、ヤラセに見える。
@deathhawk3324
@nezmisan ボリスジョンソンは間違いなくグローバリストの手先でしょうw私自身、イギリスのEU離脱に関して彼は何をしたのかは存じ上げていません…
失礼。
本題の方ですが、実はロスチャイルド家にも派閥があります。彼らは一枚岩ではありません。
ロックフェラーと手を組んでいるロスチャイルド家は確か、ロスチャイルドフランス分家でしたか。そのフランス分家は原発に利権を持っています。
イギリスのロスチャイルド家はロスチャイルド宗家というお話をネズミ様もご存じだとは思います。その現当主がナサニエル・フィリップ・ロスチャイルドだったかな。その彼が親日家という話もあります
@nezmisan
@deathhawk3324 トランプ政権で最後まで残ったのはポンペオ(多分バックはメロン財閥)とウィルバーロス(ジェイコブ・ロスチャイルド)とムニューシン(ゴールドマン、Jロックフェラー)それでフォスター・ロスチャイルドとヒラリーの関係、息子はデビッド・ロスチャイルド、父親はエブリン・ロスチャイルド(地球温暖化)こちらはエドモンド系
ジェイコブとエブリンの確執は昔からと言われていますが・・・
(とはいえ家は同じじゃないか、英仏ロスチャで日本を挟んでたのは明治からなど、そう言ってしまえば、両建てなのかもしれませんので)
@deathhawk3324
@nezmisan 今現在のロスチャイルド家の勢力図に関してはこちらの画像が分かりやすいと思います。
先ほどの返信の補足にこちらの画像を渡しておこうと思いましたが、ちょうど良いタイミングでお渡しできそうです
@nezmisan
@deathhawk3324 ベンジャミンフルフォードは「逮捕された」とよく言ってます。それですね。かなり古い図だと思います。(Dロック死んでますしね)
@deathhawk3324
@nezmisan あぁ!そういう意味でしたか。
古い記事を持ってきてしまったのは申し訳ない…
Dロックフェラーが死んだら、後はロス茶家フランス分家だけがグローバリストですものね
@nezmisan
@deathhawk3324 Dの息子は小池百合子らとワイン飲んでましたしね。勢力図はまた新しくなってると思いますが。基本路線は変わらないのかと。
https://forbesjapan.com/articles/detail/18592
@deathhawk3324
@nezmisan あ、そのDの息子が写真の真ん中のおじい様の人ですか。ロックフェラー家のことまで知りませんが、その人がNWO路線を担っていると
@nezmisan
@deathhawk3324 このJrは記事にありますが、食糧難で世界をコントロールする気でいますね。海洋資源で一番小魚を食うのはクジラとイルカ・マグロですので、こいつを取らせない。そして昔は牛肉ですが、ロックフェラー家の顧問ゲイツ弁護士の息子を使ってマイクロソフトを作ったり、今度は人工肉ですので、困ったもんですよ。
この写真は彼らの関係全てを示しています。ファウチに、ゲイツ、ロックフェラー、アスター、・・・
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BRレコーダーの容量アップに挑戦(10)HDD 書き換え
ブルーレイレコーダー(2011年製 Panasonic DIGA)の HDD容量アップ作業中です。容量アップのためは HDD 内のデータを直接書き換える必要があります。
詳しい情報・作業手順は「 Lesson440 」さんのサイトをご覧ください。大いに参考になりました。
〇 パナソニック DIGA DMR-BZT720の内蔵ハードディスク(HDD)を500GBから4TBに大容量化 > https://readymade-net.com/l440/diga-kanso-bunkai-sagyo/
〇 BWT500/BZT600/BZT700/BZT800/BZT900/BRT300 設定値 > https://readymade-net.com/l440/diga-dmr-bwt500bzt600bzt700bzt800bzt900brt300-hdd換装-設定値/
感謝しきりです。ありがとうございました。
さて、作業です。まずはターゲットの HDD を USB でパソコンに接続します。今回は HDD のコピーに使った「これdo台」を使いました。
ターゲットの HDD をこれdo台PRO の Disk 1 側につなぎ換えてから、USB ケーブルでパソコンとつなぎます。USB は 2.0 のA-Bケーブルです。
“Select: USB STANDARD” の表示が初めにでます。この時、接続はまだ行われていません。
そこで、右側の “POWER/START” を押すと “Initializing...” と表示(ちょっとびびる)がややあって接続が確立されます。
これdo台の表示部には容量がギガバイトで表示されました。
次に、インストール済みの書き換えソフト(HxD)を立ち上げて書き替え作業に入ります。
と、ここでミスりました! > HxD は必ず「管理者権限で」開かなければなりません。でないと「読み取り専用で開く」のチェックが外れません。
ちょっと焦ったところで、気を取りしてターゲット HDD を開きます。
ターゲット HDD +取り外せないシステムの HDD のみ残して(1台の HDD をドライブC、Dに分けて使ってます)、他の外付けは外してます。
ここで HDD の選択を誤ると面倒なことになります。ターゲットは “5.46TiB CENTURY KD25/35PRO...”(これdo台PROの型番)で表示されてました。
警告画面に了承して HDD を開きます。
今回の作業では 2TB から 6TB への書き換えです。HxD で 2TB のデータ 『 50 97 28 3A 』を検索して 6TB のデータ『 F0 E5 92 AE 』に書き換えて保存します。ターゲットはどこにあるかわからないので「検索画面」を開いて、2TB の数値(16進)を入れて探します。
※ 機種によって書き換える数値や場所が違います。上の数値は DIGA DMR-BZT800 です。(詳しくは「 Lesson440 」さんのサイトへどうぞ。)
とここで、これまでで最大の難問が立ちはだかりました。「書き込み貼り付け」が出来なーい!
1 パソコンを変えてみた → ダメ
別の Win10機に代えたり(変わらず)XP機にしたり(はじめの1セクターしか読み込なまい)… かなり焦ってます。
2 USB接続を「これdo台PRO」から 3.0 対応の機材に代えてみた。
→ 「チョーうれしい!」これぞ安堵の肩の荷下りる、でした。
→ すぐに偶然解決しただけとわかる。(ソフトの使い方がわかってなかったのが原因)
「書き込み貼り付け」の部分が濃くなりました。いよいよ書き換えます。
1か所目、
2か所目、… ここではたと気が付く?
「書き換えようとする文字列を先にコピーしてないと(選択部が)有効にならない」んじゃないか、と。
多分それが正解です。これdo台との問題ではなくソフトの使い方を知らなかっただけのようでした。これdo台に戻して確かめる気力はありませんでしたし、ソフトの動きからしてそれっぽいです。昔使ったことのある同様のソフト “ Starling ” の使い方に囚われてました。(1時間少々のロスタイム)
「検索」を使ってデータの先頭から書き換え対象箇所を見つけていきます。
参考にした機種の場合2種類のデータをそれぞれ8カ所ずつ、計16カ所の書き換えのようですが BZT800 は1種類のデータ8か所のみの書き換えでOKのようでした。
最後に「すべて保存」し、念のために古いデータで検索をかけなおしました。あれこれやってた最中にミスってなきゃいいんだがなぁと、一抹の不安を残しながら終了しました。1カ所(バイト)でもミスって書き換えてたらもう探しようがありません。(もう一度コピーしなおせば済みますが。)
2023.5.24 ~ つづく
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感染
★★★ご注意★★★
これは成人向けのフィクション小説です。
新型コロナウイルスにヒントを得て創作しましたが、本話に登場するウイルスはあくまで空想上のものです。
センセーショナルなテーマで注目を集めることを意図していませんで、SNSなどで無責任に話題にすることは避けてください。
また、筆者は医学の専門家ではありません。
それらしく記した専門用語や治療方法はすべてファンタジーです。現実のコロナと混同されないよう、くれぐれも注意してください。
本話で記した医療行為等を真に受けてトラブルが生じても、筆者が責任を取ることはできません。
(これだけ書いておけば大丈夫かな)
★★★★★★★★★
[Part.1]
1.
とあるホテルの客室。
窓から外の景色を見る男性。
まだあと10日も過ごすのか。気が重かった。
日本に着いたのは3日前。
ワクチンは接種済みだった。
しかし入国時のウイルス検査で同じ飛行機の乗客から陽性者が出た。新種の変異株だった。
この変異株に対してワクチンの有効性はまだ確認されていない。
機内で座席が近かった男性は有無を言わさず2週間の隔離処理になった。
何ということか。
彼はプロの音楽家だった。
仕事はキャンセル。楽器も別便で送っていたから、この軟禁から解放されるまで楽器に触れないのも辛かった。
それに。
男性の脳裏に一人の少女の顔が蘇る。
彼女との再会を期待していたが、それも叶わない夢となったようだ。
2.
ドアをノックする音がした。
「荷物が届きました。お部屋の前に置いておきます」
荷物? 僕に?
3分待ってドアを開けた。
ホテルの従業員との直接接触を避けるためのルールである。
食事や届け物は廊下に置いてもらい、自分で取り込むことになっていた。
誰もいない廊下。そこに大きな楽器ケースが立てて置かれていた。
これはコントラバスじゃないか。
思わず駆け寄った。
キャスター付きの楽器ケースをそのまま部屋に引き入れる。
蓋を開けようとして少し困った。
このケースには4桁のダイヤル錠がついていたが、番号が分からなかった。
「・・お部屋の番号でございます」
どこからともなく声が聞こえた。女性の声だった。
訳が分からなかったけれど、ダイヤルを自室のルームナンバーに合わせてレバーを引いた。
蓋が開いた。
楽器ケースの中にコントラバスは入っていなかった。
上の方には小さな包みがぎっしり詰まっていた。
そして下側には、不織布マスクをつけた少女が小さくなって収まっていた。
少女は自分でケースから抜け出てくると、立ち上がって髪と衣服を整え、そして男性に向かって深々と頭を下げた。
「柿崎様。このたびの不手際につきまして、心より謝罪申し上げます」
「え、何」
「当方の施設にお移りいただこうと努めましたが、あの石頭の知事が、・・失礼いたしました、私どもの力不足でございます。まことに申し訳ございません」
彼女が身に着けているのは黒いミニスカートのメイド服だった。
柿崎と呼ばれた男性はこのメイド服を知っていた。少女の声にも覚えがあった。
「キミはH氏のメイドだね」
「はい。お目にかかりますのは2度目でございます」
彼女は口元を隠していたマスクを外した。
「あぁ! キミに会いたいと思っていたんだ」
「覚えていてくださったのですね。嬉しいです」
それは男性が想っていた少女だった。
「それにしても、なぜコンバスのケースなんかに入って」
「ここでわたくしの存在は秘密でございます。柿崎様もどうかご他言されませんよう、お願い申し上げます」
「僕は新種ウイルスの濃厚接触者だよ。来てくれたのは嬉しいけれど、こんなところにいちゃダメだ」
「柿崎様の感染が確認された訳ではございません。それに、どのような事情であろうとお客様にご不便を強いることは許されないのです。つきましては、」
少女は微笑んだ。
「こちらにご滞在中、わたくしにお世話させてくださいませ。ご満足いただけるようお尽くしいたします」
3.
フランス在住でコントラバスのソリストである柿崎陽明が初めてH氏邸に招かれたのは1年前。
当主のH氏の前で演奏し、そして夜は部屋付のメイドだった少女の伽(とぎ)を受けた。
彼は33才で独身だった。独身になる前に2度結婚し2度離婚していた。
これ以上結婚する愚を繰り返す気はなかったが、据え膳を拒むほどヤボでもない。
少女を抱き、そのベッドテクニックと細やかな気配りに驚いた。
朝になって彼女の年齢がわずか15と知りもう一度驚いた。
倍以上も歳が違う男をここまで満足させるとは。
この幼い日本人少女はサン・ドニの高級娼婦でも敵わないと思わせる一流のセックス・メイドだったのだ。
今回の来日はH氏邸への二度目の訪問になるはずだった。
柿崎は改めて目の前の少女を見る。
ショートヘアの黒髪、色白の肌。濃い目の眉ときらきら輝く瞳。
前に会ったときと少しも変わっていなかった。
ただ、少し背が伸びたか。胸も大きくなったように思えた。
記憶の中から少女の乳房を呼び戻す。
「バストは75のDカップになりました。よろしければ触ってお確かめくださいませ」
「え」
少女が笑っていた。
そうだ、この子は僕が何を考えているのか魔法みたいに分かるんだった。
「・・えっと、」
慌てて取り繕う。そうだ楽器。
「キ、キミは楽器の替わりにケースに入って来たんだね。できれば僕のコンバスを届けてくれると嬉しいんだが」
「そうおっしゃると思っておりました。柿崎様のコントラバスはお預かりしておりますが、ホテルの部屋でお弾きになるには音が大きいものですから、代わりにこれをお持ちしてございます」
「おおっ」
少女が出したのはサイレントベースだった。
アコースティックなコントラバスに近い音が出せる電気楽器である。
ヘッドフォンで音を聴くので誰に苦情を言われることもない。
柿崎自身もパリのアパルトマンでは同じサイレントベースを使っていた。
「使わせてくれるのかい?」「もちろんでございます」
椅子に掛けて楽器を受け取り、指で弦を弾き軽くチューニングする。
よし。
ヘッドフォンを着けて弓を構えた。
太い音が流れる。数日ぶりに奏でるコントラバス。
うん、いい音色だ。
いつの間にか音の世界に没入した。
4.
気が付くと少女の姿がなかった。
と、バスルームから少女が現れ、楽器ケースの蓋を開けて銀色の器具を出した。
あれはフライパンか?
フライパンを手に少女は再びバスルームの中に消える。
それっきり出てこない。何をしているんだろう?
覗き込むとバスルームの中に折り畳み式の小さなテーブルが置かれていた。
テーブルの上にはカセットコンロ。その前でフライパンを振る少女。
このホテルの客室にはキッチンなんて気の利いた設備はないから、彼女はバスルームで料理をしているのだった。
オリーブオイルとバターの香りが漂う。
ああ、素敵な香りだ。
この部屋に来てから食事は冷たいサンドイッチか弁当ばかり。
暖かい食事に飢えていた。
少女が振り返った。
「練習のお邪魔をしましたか? ディナーまであと10分だけお待ちくださいませ」
「そんなところで火を使って大丈夫なの?」
「ちょっとした工夫です。ホテルのセキュリティシステムに細工いたしましてここの火災警報器は無効にしてございます」
「やはりキミは魔法使いだね」
「光栄です。・・サーロインの焼き加減はいかがいたしましょう?」
「任せるよ。僕の舌は音痴なんだ。でも好みを言わせてもらえばブルーレアとレアの間くらいがいいな」
「うふふ。かしこまりました」
ブランデーの瓶が振られて炎が狭いバスルームの天井近くまで立ち上がった。
5.
その夜、柿崎は少女を抱いた。
少女は明らかに昨年より成熟していた。
乳房はふくよかに膨らみ、腰の括れと尻の張りも大きくなっていた。
日本女性特有のきめ細かい肌はいっそう柔らかくなっていて、あらゆる箇所の触り心地がよかった。
彼は少女の膣(なか)に2度放ち、その度に彼女は小さな声で鳴きながら震えてくれた。
「ねぇ、僕は感染していると思うかい?」
裸の少女を胸に抱きながら聞いた。
「柿崎様にそのようなことはないと信じております。ただ万一の場合は、当家の専門病院で最善を尽くします」
「キミはワクチンを打っているの?」
「はい。わたくしも柿崎様と同じです」
「何でも知ってるんだね。・・僕は本当は怖いんだ。明日にも高熱を出して倒れそうで。僕と一緒にいてキミは怖くないのかい?」
「どうして怖がるのですか? こうしてご奉仕させていただけているのに」
いい子だな。
このままずっと抱いていたいと思った。いっそ感染したらもっと一緒にいられるかな。
そう考えた途端、耳元で少女がささやいた。
「実はわたくし、悪い子なんですよ? ときどきお客様に良からぬことを思わせてしまいます」
「僕が何を考えたのか、いったいどうして分かるんだい?」
「勘です」
少女は微笑みながら、柿崎の右手を掴み自分の胸に導いた。
マシュマロのように柔らかい半球が掌の中に収まる。
「どうか、今は無事にお過ごしになることだけをお考えくださいませ。・・よろしければ、悪い子の胸を揉んでいただけますか?」
黙って少女の乳房を揉みしだいた。
「���・・」
半球の先端に乳首が尖った。
右手の中に突然グミ菓子が現れたようだった。
「ん、あぁっ・・、お上手です、柿崎、さまっ」
柔らかい女体が波打った。
彼の男性が反応する。
少女は身を起こし、四つん這いになってそそり立つそれを口に含んだ。
おおっ。
柿崎は朝までにさらに2度放精した。
6.
H氏邸からは数日おきに食材の入った小包が届いた。
それで少女が作ってくれる料理はどれも絶品だった。
ホテルからも毎食の弁当が差し入れられたが、少女が試食して「ゴミですね」と切り捨て、毎回トイレに流されることになった。
柿崎はコントラバスの練習に明け暮れ、夜はベッドで少女を抱いた。
毎朝のウイルス検査で陽性反応が出ることもなく、平穏で幸福な日々が続いた。
「あら」
H氏邸からメイドがやってきて6日目の朝、届いた食材をチェックしていた彼女が小さな声を上げた。
「どうしたんだい?」
「いえ、ちょっと頼んでいない品物が届いたものですから」
「?」
「お使いになるかどうかは柿崎様がお決めになってくださいませ。お相手は、わたくし、になりますが」
屋敷から届いたそれは、手錠、リード(紐)のついた首輪、革の手枷と足枷、猿轡、その他どうやって使うか分からない様々な拘束具だった。
「キミのところではこういうプレイもできるのか」
「はい。これらはごく軽めの拘束具ですが、ご希望があれば厳しい緊縛や拷問も承ります。メイドに苦辱を与えてお楽しみになるお客様は珍しくありません」
「拷問なんて、僕にはとてもできないよ」
「柿崎様のご嗜好はわたくしどもも承知いたしております。ですが、そろそろ新しい趣向を提案してきたのでしょうね」
「キミはどうなの? 鎖で繋がれたりして平気なのかい?」
少女の顔が少し赤くなった。
「大丈夫です。柿崎様のお気に召すようにわたくしを拘束してくださいませ」
「こういうのは初めてなんだ。教えてくれるかい」
「はい。お導きさせていただきます」
7.
揃えて出された両手に手錠を掛けた。
「お掛けになったら、わたくしの左手を持って、軽く持ち上げてくださいませ」
言われた通りに少女の左手を掴み上に引くと、手錠で繋がった右手も吊られて上がった。
「はぁ・・」
少女が溜息をついた。消え入りそうな声が混じっている。
「痛いのかい?」
「そうではありません。・・ただ、こうすることで女は拘束されていることを実感いたします」
そうか。嫌ではない、ということか。
「次は首輪を」「わかった」
首輪を巻いた。
「きつめに絞めていただいて構いません」
「絞めて欲しいんだね」
「いえ、そういう訳では」
バックルにかかる穴を二つ進めて留めた。
「はぁっ」
今度ははっきり分かる声だった。
「お、お上手です。これくらいが、苦しくなる手前です」
「手錠と首輪だけでそんなセクシーな声を出すんだね。ベッドじゃあれほど大胆なのに」
「ああ、言わないでくださいませ」
首輪から伸びるリードを少女が自分で持ち、柿崎に向かって差し出す。
「首輪を締めたら、この紐を、まるで飼い犬でも引くように、・・強く、引いてくださいませ」
黙ってリードを受け取ると、ぐいと引いた。
「あぅっ。・・も、もっと強く」
さらに力を加え、斜め上に強く引いた。
首輪が顎の下の食い込む。
少女の踵が浮いた。
「あ、ああぁっ!!」
少女は目を閉じてがくがく揺れた。
興奮していた。柿崎は少女の首を絞めることで明らかに高まっていた。
そして少女も拒んでいない。拒まないどころか、首を絞められて悦んでいるのだと分かった。
これが女性を責めて楽しむということか。
「あ・・・」
少女の身体から力が抜けた。
そのまま崩れ落ちそうになるのを抱きかかえて支えた。
「はぁ、はぁ・・、申し訳ございません」少女が目を開けて言う。
「お導きするなどと申して、こんなに頼りない、へなちょこなメイドで・・、んっ」
少女の口を柿崎の口が塞いでいた。
「たったこれだけで大人を興奮させるなんて、本当にキミは大変な娼婦だ。・・もう我慢できない。外はまだ明るいけどキミを裸にするぞ」
「あ、あぁ、はいっ。・・ご自由に、どうぞご自由に、わたくしを使ってください、ませ」
8.
隔離が終わる日。
柿崎にウイルス感染の症状が出ることはなく、検査の結果も陰性のままだった。
夜にはパリに向けて出発しなければならない。
「帰りの飛行機でまた感染者が出ないことを願っているよ」
「ご安心くださいませ。当家のプライベートジェットをご用意いたしますので、感染のリスクはありません」
「すごいね。もしかしてキミも一緒に来てくれるのかい?」
「あいにくですが、わたくしは屋敷に戻り隔離処置を受けます。機内でのお世話は別のメイドが担当いたします」
「そうか。サヨナラするのは残念だよ」
柿崎は本当に残念そうな顔をした。
「そうだ、僕からのお礼をしよう」
「お礼、でございますか?」
「ここに座って、両手を後ろに回して」「はい」
柿崎は少女をベッドに腰かけさせた。
革の拘束具を持つとストラップを少女の二の腕に巻きつけた。
右側、左側。それぞれ強く締める。
そうして両腕を背中で組ませアームバインダーを被せた。
バインダーに3本あるストラップをすべて締め上げるた。
続けて少女の足首に足枷を取り付け、これもストラップで締め付けた。
「どうかな」
「動けません。・・嬉しいと言ったら、わたくしのこと、お嫌いになりますでしょうか?」
「僕だって嬉しいさ。こんなに可愛いメイドを自由にできるんだからね」
柿崎はそう言って少女の頬を愛おしそうに撫でた。
「キミは最高の女の子だ」
「もったいないお言葉です、柿崎様」
少女の頭にサイレントベースのヘッドフォンを被せた。
それから椅子に座ってベースと弓を構える。
「僕の日本でただ1回のコンサートだ。心を込めて弾くよ」
コントラバスの音色が低く、ゆっくり響いた。
Canon in D(ヨハン・パッヘルベルのカノン)。
・・あぁ、大好きな曲。
少女は目を閉じて聴いた。
身体は拘束具で囚われているけれど、音楽を聴く心は自由だった。
やがて涙が目元にあふれ、頬を伝って流れた。
9.
フランス在住の日本人音楽家・柿崎陽明氏はパリへと帰っていった。
少女は再び楽器ケースに入ってH氏邸に帰還し、検査と観察のため屋敷内で隔離された。
3日が過ぎ、いつものように朝食を取ろうとしたら味が分からなかった。
彼女はH氏グループが経営する専門病院に移された。
[Part.2]
10.
ベッドの横に人影があった。
男性と女性。二人とも感染予防の防護服を着ていた。
男性はお医者様だ。女の人は、誰だろう?
「・・熱はだいぶ下がりました」お医者様の声。
「急性期の段階から抗体価が高かったとのことですが」女性の声。
「このウイルスは急性期の方が回復期より抗体価が高いことも多いのです。ただ、彼女の場合は突出していました」
「退院しても大丈夫ですか?」
「本当はまだ許可できません。・・でも、もう決まっているのでしょう?」
「決定したのはあなたがたH邸ですよ。政府と私はそれに協力するだけです」
「そうでした」
少女は女性を見上げる。
20台半ばくらいかな。綺麗な人。
「目が覚めましたか?」女性が言った。
「・・どなた様、でしょうか?」
まだ頭が朦朧(もうろう)として、うまく喋れない。
「外務省北米局の武藤早矢(はや)です。高熱でずいぶん苦しんだそうですね」
「はい」
「あなたには悪いけど、すぐに出発しなければなりません」
「それは、メイドの、お役目ですか?」
「ええ。あなたが必要なの」
そうか、じゃあ、全力でお尽くししないと。
「武藤、様」
「早矢と呼んでくれていいわよ」
「では早矢様。わたくしは、どこへ」
「アメリカよ」
11.
その90分後。
在日米軍基地を離陸した輸送機の中に少女と武藤早矢がいた。
少女は透明なカプセル状のアイソレーター(ウイルス飛散を防ぐ陰圧シールド)の中に寝かされ、さらに転動防止のために全身をストラップで固定されている。
アメリカ軍の飛行機とは驚いたけれど、早矢によると少女の輸送は日本とアメリカ両国政府の特認の元で行われているらしい。
スーツ姿の早矢が近くのシートに座っているのが見えた。
早矢は少女に顔を向けて何かを話そうとしているようだ。
そういえば、詳しい説明は飛行機の中でするとおっしゃっていたわね。
でもこんなに轟音が激しくちゃ、いくら声を張り上げても会話するのは難しそう。
早矢は少女の脇に来て喋ろうと考えたのだろう。シートベルトを外して立ち上がろうとして、隣にいた米軍士官に制止された。
お願い、大切な話なの!
両手を振り回して必死に訴えているが、聞き入れてもらえそうにない。
少女は少し微笑んだ。
早矢様って、落ち着いていて知的な女性と思っていたけど、可愛い。
そのとき機体が大きく傾いた。輸送機が旋回したようだ。
早矢は中腰のまま真横にこけて士官に支えられた。
スカートからストッキングの脚が真上に伸びて、まるで漫画のようにばたばた動いている。
少女の身体も真横に振られた。それと同時に全身を固定するストラップがぎゅっと締まって制止された。
拘束されていることを意識する。手も脚も動かせない。
あぁ、嫌じゃない。
H氏邸のメイドにとっては子供遊びのような拘束だけど、それでも自由を奪われるのはちょっと嬉しい。
少女はゆっくり目を閉じた。
早矢様、申し訳ありませんがご説明はアメリカに到着してから願いますね。
12.
着陸の衝撃で目が覚めた。
少女を収めたアイソレーターが搬出される。
あれ? ヘリコプター?
自分を載せてきた機体を見て気が付いた。いつの間にか輸送機からヘリに乗り換えていたようだ。
ごろごろ押されて建物の中に運ばれた。
「着いたわよ!」一緒に走りながら早矢が教えてくれる。
明るい手術室のような部屋に入ると、口髭をたくわえた背の高い白人男性が待っていた。
男性は早矢に向かって英語で話しながら握手する。
"やあ、リズ。見違えたよ。よりによって君が日本の官僚とはね"
"運命のなせる業です。でもおかげでこうして再会できました、チャールソン所長"
"クレア・エルトンとの親交は継続しているのかね?"
"はい。彼女がエジンバラに行ってからも歳の離れた親友です"
"そうか。いずれゆっくり思い出話を楽しみたいものだが、まず今は緊急事態だ"
男性はアイソレーターに収められた少女を見た。
"この娘がドナーか"
"はい。16才のメイドです"
"ふむ。さっそくだが採血と検査、患者には血漿投与の準備を同時並行で行う。・・拙速の極みだよ。急(せ)いては事を仕損じる、慌てて走ると転びますぞ、とは誰が言ったかな?"
"ロミオとジュリエットの第2幕、ローレンス神父の台詞です"
早矢はさらりと答え、チャールソン所長はにやりと笑った。
13.
少女はアイソレーター内に拘束されたまま唾液を採取され、さらに腕に注射針を2本刺された���
約600mlの血液処理に要する時間はおよそ1時間。
採血管から得た血液は分離装置で血漿成分が取り出され、残った赤血球などの成分は返血管を通じて少女の体内に戻される。
「気分はどう?」
早矢が声をかけてくれた。
「問題ありません。そろそろ説明していただけるでしょうか。ここはどこですか?」
「ここはアリゾナ州にあるキャンベル人間工学研究所よ。キャンベル財閥による運営で、その当主はマーク・キャンベル氏」
キャンベル様ならお名前は聞いている。確か、旦那様が懇意になさっているアメリカの大富豪だ。
「わたくしのお役目は血液を提供することですか?」
「もちろんそれが一番の役目だけど、旦那様のお世話もしてもらうわ。あなたには抗体があるから」
「旦那様とは?」
「あなたのご主人よ。ウイルスに感染して、こちらの施設におられるの」
「ええっ!」
H氏は渡米中に発症し、キャンベル人間工学研究所に極秘で収容された。
新種の変異株である。治療薬や治療法は確立されていない。
感染症の権威が診断し、治療法として回復期血漿投与による受動免疫療法が提案された。
確実性はないが、現段階の症状の進行状況では効果が期待できると考えられたのである。
こうして金に糸目をつけずに世界中でドナー(血漿成分の提供者)の探索が行われた。
何人かの候補者の中にH氏邸のメイドがいた。
彼女はたまたま同時期に発症して回復期にさしかかっていた。
血液型、抗体価その他の条件が適合したことに加え、本人や家族の了解を得ることなくドナーに使えることも好都合であった。
日本で採取した血漿を調製して凍結輸送する余裕はないと考えられ、本人をアリゾナまで緊急搬送することになった。
日米両政府とアメリカ空軍の協力を得てわずか11時間の輸送だった。
14.
待機していた少女にウイルス検査の結果が伝えられた。陰性である。
アイソレーターが取り外され、全身を固定していたストラップからも解放された。
起き上がって深呼吸する。
ずっと続いていた頭痛と身体の痛み、倦怠感が消えていた。
もう大丈夫。わたしは元気だ。
体を洗って早矢が一緒に持ってきてくれたメイド服を着用する。
身だしなみを整えながら気になっていたことを早矢に聞いた。
「早矢様、チャールソン所長様は早矢様のことをリズとお呼びでしたが」
「あら、分かった?」
「盗み聞きするつもりはありませんが、お二人の会話がとても明瞭に聞き取れたものですから。早矢様はイギリスで英語を学ばれたのですか?」
「さすがH氏邸のメイドね」
「語学は厳しく教育されました。メイドとしてはまだまだ未熟です」
「でもあなたは旦那様がお選びになった女の子よ。誇りに思っていいわ」
「あの、もし間違っていたら申し訳ありませんが」
「何?」
「早矢様は、お屋敷でお勤めでしたか? メイドとして」
早矢は驚いた顔で少女を見つめる。
「どうして分かったの!?」
「勘です。わたくしたちメイドについてよくご存知ですし、早矢様ご自身がメイドを誇りに感じてらっしゃるようなので」
「どうやら後輩を舐めていたようね。・・正体を明かすわ。この仕事をする前はお屋敷にいたの」
「あぁ、やっぱり」
「17のときにこの研究所に派遣されてご奉仕したわ。リズはそのときの一生忘れないニックネーム」
「17才ですか。きっと可愛らしいメイドさんだったんでしょうね」
「私のことはもういいでしょ? 今日はこれから・・、きゃっ」
少女が早矢に背中から抱き付いていた。
「早矢様がいてくださって、本当に心強いです」
「だ、駄目でしょ」
わざとやっているのか、そうでないのか、少女の両手は早矢の胸を押さえて揉んでいる。
「あ、ふ・・」
早矢は少女に抱かれたまま後ろを向いた。
そうして、その口を少女の唇に合わせる。
「んっ・・」
少女の身体から力が抜けた。
早矢様、女同士のキスなのに、なんて上手。
やがて二人は唇を離した。
「あなたこそ、今まさに "花" だわ」
「はぁ、はぁ。・・はい」
「全力で、お尽くしするの。いい?」
「はい、早矢様」
こほん。わざとらしい咳払いが聞こえた。
"そろそろ病室へ移動してくれるかね"
ドアを開けてチャールソン所長が立っていた。
抱き合っていた二人は慌てて離れる。
"エルトン博士の報告を思い出したよ。・・リズは同性相手でも性的な接待が可能である。その技術は驚くべきものだと"
"所長! お願いですから、この子のいる前でそういう話はやめてくださいっ"
15.
研究所の職員に案内されて病棟へと移動した。
エアシールドの前まで来るとその先は少女だけが通される。
病室に入ると、点滴に繋がれて酸素吸入器をつけたH氏が眠っていた。
そのまわりで防護服を着た医師と看護師が立ち働いている。
わたしだけメイド服のままで構わないのかしら?
すぐに気がついた。自分には防護服もマスクも要らない。
"血漿を投与しました。後は天に祈るだけです"
看護師の一人が説明してくれた。
"そうですか。わたくしは何を?"
"何でも。医療行為は我々が担当しますが、それ以外はやってください"
"はい"
"あなたが来られたので、我々はリスク回避のため定期的な診療を除き病室から退去します。基本的な介護はあなたに任せるようにとの指示です"
"分かりました。お任せくださいませ"
"何かあればインタフォンで知らせてください。それから、あなたには行動制限が課せられます"
"行動制限ですか?"
"それは、つまり、"
"病室内に24時間留まりなさい、という意味ですね? わたくし自身には抗体がありますが、わたくしの体と衣服は汚染されましたから”
"あなたが聡明な女性でよかった"
"恐縮でございます。行動制限を受け入れます"
やがて医療スタッフは出てゆき、病室には少女だけが残された。
よし!
旦那様のお世話をさせていただくのは初めてだ。
少女はメイド服の袖をまくった。
16.
少女は献身的にH氏の看護に努めた。
メイドがご奉仕するのは当たり前のことだから辛くも何ともなかった。
お体の清拭、衣服やシーツの交換、下(しも)のお世話。点滴や呼吸器を確認、看護師作業の補助。
できることは何でもやった。
病室には個室のトイレや洗面所があり、食事も提供されたから、彼女自身が困ることはなかった。
血漿投与の翌週、昏睡状態にあったH氏の症状は快方に向かい始めた。
数日後には呼吸器が不要になった。
意識が明確になることはないものの、たまに目を開けて「水が飲みたい」など求めるようになった。
医師は受動免疫が有効に機能していると診断した。
少女にとっては大いなる喜びだった。
自分の血液が旦那様の中に流れている。そう思うだけで嬉しい気持ちになった。
「そこのお前。ここはどこだ?」
はっきりした声が聞こえた。
振り返るとH氏がベッドに寝たままこちらを見ていた。
「キャ、キャンベル人間工学研究所でございます」
慌てて頭を下げてお答えする。
「キャンベル・・? アリゾナか?」
「はいっ。そうでございます。ご病気はまもなく治るとお医者も言われておりますので、どうかご安心くださいませ」
「・・」
あれ?
しばらく待って頭を上げると、H氏は再び目を閉じて眠っていた。
どきん、どきん。
心臓が止まりそうだった。
旦那様と直接言葉を交わしたのは屋敷に入って何度目だろうか。
駄目ね、わたし。
もっとご奉仕しないといけないのに。
・・あなたこそ、今まさに "花" だわ。全力で、お尽くしするの。いい?
早矢の言葉が蘇る。
少女はインタフォンで依頼した。
"お届けをお願いできるでしょうか? 麻のロープを10メートルほど"
17.
翌日、病室にやって来たのは早矢だった。
防護服を着て、手に麻縄を入れた袋を持っている。
「所長に聞いたわ。もしかしてあなた、自縛するつもり?」
「はい。旦那様はメイドの緊縛がお好きでいらっしゃるので」
「自信はあるの?」
「実はあまり得意ではありません。でもお喜びいただけるように全力で」
「駄目よ。旦那様はとても目が肥えてらっしゃるから、中途半端な自縛はかえってご不満になるわ」
「そんなにはっきり言われると、落ち込みます」
早矢は微笑みながら縄束を取り出した。
「大丈夫、メイドの緊縛をお見せすることなら可能よ」
「早矢様、お縛りになれるんですか?」
「私、あなたの先輩よ? あなたも受ける方なら大丈夫でしょ?」
少女も微笑んだ。
「はい。まる一日中吊られたって耐えてみせます」
「じゃあ旦那様がお目覚めになる前にやってしまいましょう。・・床にうつ伏せになって両手を前に出しなさい」
言われた通りにすると、早矢は少女の手を頭の後ろで合わさせ、その手首を縄で縛った。
右腕の上腕と前腕を合わせて縛り、左腕も同じように縛った。
さらに足首を合わせて縛り、膝を折らせて足首の縄を手首まで引いて固定する。
「どう?」
「動けません。でもお優しい緊縛ですね」
「それは物足りないっていう意味?」
「いえ、そんな訳では」
早矢は立ち上がるとインタフォンで連絡した。
"準備できました。運んでください"
やがて病室に防護服の男たちが現れて、棺桶のようなガラスの水槽を運び込んだ。
彼らは床に防水シートを敷き、その上に水槽を据えた。
水槽の底には金属の首輪が細い鎖で繋がっているのが見えた。
鎖の長さは30センチほどだろうか。
「これは私の友人が使っていたウォーターボーディング(水責め)のテストツールよ。彼女、被験者を女性に限ってテストしていたの」
「 "彼女"?」「そうよ」
早矢が合図すると男たちは黙って少女を持ち上げ、水槽まで運んだ。
水槽の中に寝かせると、少女の首に首輪を巻いて固定した。
そうして男たちは洗面台でバケツに水を汲み、水槽の中に注いだ。
ざば。
少女はメイド服で縛られたまま、少しずつ水の中に沈んでゆく。
顔面が水に隠れた。
しばらく息を我慢して、そして堪らず身体を反らして顔を水面から上げる。
首輪の鎖がぴんと伸びたが呼吸はできた。
ざば。
水面はさらに上昇し、身体を精一杯反らせても鼻と口が水面から出せなくなった。
酸素を求めて首を振っているうちに、身体が浮いて水槽の中で横転した。
パニックになって水中で激しくもがく。
あぶっ。
少し水を飲んで、背けた顔が一瞬水から出た。とっさに空気を吸い、再び沈んだ。
生きられる、と思った。
厳しいけれど、一生懸命頑張れば死なない程度には息ができる。
メイドの水責めを旦那様にお楽しみいただくことができる。
そう、それでいいわ。
早矢の声が聞こえたような気がした。
水槽のガラス越しに早矢とベッドに眠るH氏が見えた。
その早矢が少女に向かって親指を立てた。
・・早矢様、まさか。
早矢は防護服を脱いだ。
その下は屋敷のメイド服だった。マスクも着けていない。
早矢は立ち上がると、少女に見えるようにその場でくるりと一回転した。
ずっと歳上のはずなのに、自分と変わらない十代のメイドのように見えた。
理解した。
早矢は少女の代わりに旦那様のお世話をするつもりなのだ。
もちろんウイルスに感染することは覚悟の上だ。
少女は水中でぶるぶる震えた。
自分も役目を果たさなくては、と思った。
私も命をかけてお尽くしする。
18.
水中のホッグタイ(逆海老緊縛)。
さらに首輪を着けられて、その首輪はわずか30センチほどの鎖で水槽の底に繋がれている。
水槽の水嵩は30センチよりもはるかに高いが、全身で波をたてて首を背ければ波の谷間でほんの一瞬空気が吸える。
少女は何度も水を飲んで意識を失いかけた。
必要なら命を捧げることも厭わないけど、今は死んではならない。
旦那様がいつお目覚めになってもいいように見苦しい姿ではいられないのだ。
水責め水槽の中で細く長く苦しみながら、そのときを待ち続ける。
どれくらい時間が過ぎたのだろうか。
メイド服の早矢がベッドに駆け寄るのが見えた。
H氏が早矢に支えられてこちらをご覧になっている。
はっきりと意志をお持ちの目だった。
・・うむ、これはよい。
言葉では聞こえなかったけれど、少女にはH氏の思いが明確に伝わった。
[Part.3]
19.
ここはH氏が所有する周囲20キロほどの湖である。
「この辺りでよかろう」
H氏は湖の中央でクルーザーを止めさせた。
「さて、儂はこうして帰ってくることができた」
そこに揃った屋敷の幹部たちに向かって話し始めた。
「無事に回復できたのは皆の働きの賜物である。特に血液を提供したメイドには感謝せねばならぬ」
そこまで言って少女に視線を向けた。
「そろそろ頭を上げてはどうだ?」
「はい」
少女は主人に向けて恐る恐る頭を上げる。
旦那様が使用人に感謝の言葉をお述べになるなんて、聞いたこともなかった。
「褒美をとらせたい。近くに来なさい」
「はいっ」
H氏は自分の前に少女を立たせると、麻縄で縛り始めた。
高手小手縛りの上、10本の手指すべてに縄を掛ける。
メイド服に食い込む二重菱縄。そして太もも、膝、脛、足首。
時間をかけた丁寧な緊縛だった。
かつてH氏の緊縛は荒々しく女体を締め上げる緊縛だった、
しかし今はH氏自身がゆっくり楽しみながら16才のメイドを縛っているのがよく分かった。
少女にとっては縄の一本一本が身に余る光栄だった。
近頃は旦那様が自ら縄をお持ちになること自体珍しいのである。
緊縛が完成すると、少女の足首に50メートルの係留用ナイロンロープが繋がれた。
浮力を相殺するために300号(約1.1kg)のオモリを2本取り付ける。
「よいか?」
「どうぞ如何様にもなさってくださいませ」
少女は縛られたまま湖に投げ込まれた。
輝く湖面と青い空。それに続いて無数の泡と頭上にクルーザーの船底が見えた。
その船底は次第に遠く、暗くなってゆく。
自分の命を繋ぐロープが細く伸びている。
湖に投げ込んだメイドを沈めておくのか、引き上げるのか、それは旦那様のお気持ち次第だ。
20.
「うむ」
がんじがらめに緊縛したメイドが水中に消えると、H氏はクルーザーをゆっくり走らせるように命じた。
デッキに丸めたロープがどんどん出て行く。
「よい天気だ」
空を見上げてゆっくり言われた。
そこには、今までと変わらない自信に満ちたH氏の姿があった。
~登場人物紹介~
少女: 16才。H氏邸のメイド。勘がいい。
柿崎陽明: 33才。フランス在住音楽家。
武藤早矢: 24才。外務省北米局所属。元、H氏邸のメイド。
セオドア・チャールソン: 70台半ば。キャンベル人間工学研究所所長。
久しぶりの投稿です。
H氏邸シリーズとなるとほぼ3年ぶり。
コロナ禍で憂鬱な日々が続く中、H氏がウイルスに感染することを考えました。
最初にアイディアが浮かんだのは昨年の始め頃。
世界中で様々な治療法が模索されていた時期で、受動免疫療法もその一つでした。
それからポツポツと書いては中断を繰り返し、ワクチン接種も現実になった今になってようやくアップできました。
冒頭の「ご注意」は、念のために記載しておきます。
Part.1 では、メイドさんがコントラバスの楽器ケースに入って届きます。
コントラバスのケースはとても大きいので、中に女性を入れるのは問題ありません。
ただし今回は一つの楽器ケース内に同梱物が多数です。
サイレントベース、携帯ガスコンロやフライパンその他調理器具一式、数食分の冷蔵/冷凍食材、さらに小型のキッチンテーブルまでもがメイドさん本体と共にパズルのように隙間なく収納されています。
いったいどんな風に詰まっているのか、ぜひ見てみたいものです。
なお、サイレントベースは正式には「エレクトリック・アップライトベース」と呼びます。
長くて書きにくいので本話ではよく通じると思われるサイレントベース(某社の商品名)にしました。
Part.2 は『異国のクリスマスパーティ』のアリゾナが舞台です。
リズさんはお屋敷のメイドを卒業して今は外務省のキャリアです。
彼女くらい優秀なら国家公務員総合職試験に一発で合格することは全く問題ないでしょう。
クレアさんについては少し悩んだ結果、再登場なしです。
彼女のようなスペシャリストは7年も経てば別のステージに進んでいるのが普通だと思いますので。
また、以前お約束しておきながら スザンナ姫 を絡めることはできませんでした。すみません。
Part.3 は短いですが一番やりたかったシーンです。
日本の湖で周囲20キロは田沢湖や摩周湖と同程度ですね。
こんなのを個人で所有できるのか謎ですが、H氏なら何でもアリということでww。
さて、前の記事でお知らせしましたように10月半ばには FC2 の旧ブログを閉鎖します。
突然 Page not found になると思いますが、特に案内はしませんのでご了承お願いします。
~(追記)コメント送信トラブルについて~
コメント送信でエラーになる事象が発生している模様です。
私の環境で試してみたところ、
A.「お名前」を日本語にすると「お名前が長すぎるか、短すぎるようです」とメッセージが表示
「お名前」を英文字にすると「コメントを公開する前に」という謎の文言が表示されるものの送信
B.「コメントを投稿」を押下しても送信完了しない
Windows: Chrome/Firefox は A、Edge は B
Android: Chrome は A
iOS/iPadOS: Safari は B
が発生します。(OSやブラウザのバージョンによる差異は未分類)
IntenseDebate の問題と思われますが、古いサービスのため解決されるかどうか分かりません。
しばらく様子を見て解決しないようであれば、Twitter でのメッセージ交換を公開することにします。
それまでの間、恐れ入りますがメッセージの送信は pixiv からお願いします。
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☆プロトタイプ版☆ ひとみに映る影シーズン3 第五話「外道vs邪道」
☆プロトタイプ版☆
こちらは無料公開のプロトタイプ版となります。
段落とか誤字とか色々とグッチャグチャなのでご了承下さい。
→→→☆書籍版発売までは既刊二巻を要チェック!☆←←←
(シーズン3あらすじ)
謎の悪霊に襲われて身体を乗っ取られた私は、
観世音菩薩様の試練を受けて記憶を取り戻した。
私はファッションモデルの紅一美、
そして数々の悪霊と戦ってきた憤怒の戦士ワヤン不動だ!
ついに宿敵、金剛有明団の本拠地を見つけた私達。
だけどそこで見たものは、悲しくて無情な物語……
全ての笑顔を守るため、いま憤怒の炎が天を衝く!!
pixiv版 (※内容は一緒です。)
དང་པོ་
ドマルの力で一時的にアイスランド語が理解できるようになった私は、塔の書斎で数冊の本を読み漁っていた。それらは全て手書きで、魔術に関する覚書や報告書の束、日記などが殆どだった。
「ねーヒトミちゃん、私も読みたいー」
暇を持て余したイナちゃんが駄々をこねる。けど、ここに書いてある内容は……本当に共有していいものなのかどうか……?
༼ あの。私が忘れてるだけで常識なのかもしれないけど、一つ聞いていい? ༽
「なに?」
༼ 『霊能者の三大禁忌』って知― ༽
その言葉を口にしかけた途端、イナちゃんが私の口を塞いだ。
(それは声に出して言っちゃだめ。たとえ私達しかいなくても)
影体にテレパシーが伝わってくる。禁忌というだけあって、やはり大っぴらに話せない事らしい。私はドマルのように自分の体から影の糸を伸ばし、イナちゃんの魂に接続した。
(『影電話』。これなら大丈夫?)
(うん。霊能者の三大禁忌は、霊能者や神様、精霊が世界のどこでも絶対に守らなきゃいけない掟なの)
テレパシーを介した会話だから、イナちゃんの訛りが一切なくなっている。彼女は自分の母国語で学んだ知識をそのまま私に転送してくれた。
霊能者の三大禁忌とは、『創造主について探ってはならない』『宇宙の外に救いを求めてはならない』『見えざる者に与えてはならない』という三つの掟だ。簡単に言うと、この世界そのものを創った一番偉い神様について詮索してはいけないし、生まれつき霊感のない普通の人を霊が見えるようにしちゃだめ。その理由も詮索してはだめ。というルールのようだ。
(私みたいにプロの霊能者は、どこかで必ずこの掟を知る機会があるの。破ったら必ず最寄りの神様や霊能者から天罰が下ると、キツく念を押されて……それより、三大禁忌がどうかしたの?)
(金剛を創った親玉の覚書に、禁忌が生まれた成り立ちと創造主の話がぜんぶ書かれてる)
「ええぇーーーーーっ!!!??」
急に大声を出すイナちゃん。驚いた私は尻餅をつき、とんでもない禁忌がミッチリ綴られた本を何冊も床にばら撒いてしまった。
「オモナぁぁ!? トップシークレットが! きゃー!!」
二人して慌てて本を閉じ、元の棚に戻す。そ、そこまでとんでもない禁忌だったとは……。けど金剛を滅ぼすためには、この話もイナちゃんに共有しなきゃいけない。私は再び彼女と接続した。
(なにせ金剛の本だから、どこまで真実かはわからないけど。とにかく書いてある内容をそのまま伝えるね)
(わかった。私もできるだけ淡々と聞く!)
(ええと……)
まず、古代人には全員霊感があり、死後に自分の魂を鍛えて神や妖怪になる人も多かった。だけど誰もこの世界の創造主を知らないから、皆で外の宇宙へ繋がる『塔』を建設した。ところが外宇宙が見えてくると、当時の人と神は塔を壊して引き返してしまった。その後ある預言者が、『天国へ続く塔を建てた人間には天罰が下る』という神話を拡散した。それでも当時は外宇宙を追い求める人や神が多かった。
そ���から数百年後、かつて塔の建設で開いた綻びから外宇宙の物質が地上に降り注いだ。それが人間の女性の胎内に入ると、後に自らを『神の子』と名乗る人型生物が生まれた。神の子は物質を増やす謎の力で生涯何千人もの人々に食べ物を与えたが、この時彼から施しを受けた人達を媒介に、人類の殆どから霊感が失われていった。
それから更に数百年後、再び外宇宙の物質が地上に降り注いだ。それはある瞑想中の若者の体に降り注ぎ、彼を大預言者に変えた。彼は当時中東に潜んでいた外宇宙由来の怪物を討伐し、『霊能者の三大禁忌』の提案やそれに因んだ厳格な宗教を立ち上げた。
(こ……これは……これはダメだヨ! こんなの冗談でも広まったら、世界中の宗教さんが困っちゃうヨ!!」
イナちゃんは思わず途中から声に出して叫ぶ。うん。私も色んな一般教養を忘れてるけど、さすがにこれがマズい内容だって事はわかる。だって創造主や歴史上の偉人が宇宙人か何かだと言っているようなものだし。
(でもなんで、金剛の書物にそんな事書かれてるの?)
(ああ。こっちの日記によると、それは多分……)
宇宙から降り注いだ物質。それは一度目は『神の子』、二度目は『大預言者』として人間の姿になった。しかし、
(三���目の外宇宙物質は……猫になったんだ。中世の魔女裁判によって飼い主を失い、人間に強い恨みを持つ化け猫に)
その猫の名はロフターユール(大猫ロフター)。外宇宙物質の力で愛輪珠やナタリアという怪物を生み出し、金剛有明団を創設した『大魔神ロフターユール』だ。
གཉིས་པ་
数十分後にドマルからテレパシーがあり、一同は塔の安全地点、五十階で集合した。分裂していた魂を一つにまとめると、わた……!!!??!?
༼༼ えええええっ!? ༽༽༼ 待って、待って追いつかない! えっと待って、え外宇宙ってえっ!? ༽༼ 光く……御戌神!? え大丈夫!? ええぇ!!? ༽
「ややや、ワヤン不動! ドマル! 落ち着くので!!」
「スリスリマスリ!」
……………………………………
གསུམ་པ་
༼ ごめん、取り乱した ༽
危ない。お互い余りにも衝撃的な経験をした後、急に魂をくっつけたから人格がパニックを起こしてしまった。私はイナちゃんの理気置換術で冷静さを取り戻し、頭の中を整理する。
まず、二人はナタリアを無事に倒した。御戌神がずっと抱えていた滅びの光も今は一旦落ち着き、とりあえず地上にいた頃よりは晴れやかな表情だ。
そして断片的ながら幾つか情報も手に入れた。金剛を創ったのは人間を恨んでいる化け猫で、人類史に度々影響を与えてきた外宇宙物質のうち一体だった。禁忌だけどこの話は、御戌神にも全て伝えた。
「そりゃケッタイな……その神の子って、やっぱイ」
「名前は言っちゃメッです!」
「……とげとげロン毛さんで?」
それを聞いた途端、私の中でドマルがプッと吹き出した。ロン毛なんだ、神の子……。
༼ ああそれと、ナタリアや如来の正体もわかったんだ。あいつらは大魔神ロフターユールが外宇宙物質で生み出した怪物だ。ナタリアはカビ菌と人間の負の感情から生まれて、愛輪珠如来は…… ༽
ピピピピ、ピピピピ。
༼ ん? ༽
この文明感皆無な塔内で、突然電子音が鳴り響いた。あ、と閃いた御戌神が霊的タブレットを取り出すと、画面に電話マークが点滅している。御戌神は目から細い光線を出して、器用に画面をスライドした。
「もしもし?」
「ミラです。光さんのお電話が鳴っています。今は大丈夫ですか?」
御戌神が地上に残していたスマートフォンに着信が来たらしい。
「ええ。こっちにお繋ぎを?」
「可能だと思います。スマートフォン、触りますね……」
数秒遅れて、電話口の声がタブレットを介して流れてくる。
『あっ光君?』
༼ ! ༽
この声は……!
「はいー。何かご用で?」
『それがね! 今夜テレ湘(しょう)のカウントダウン生に一美ちゃんが出演する予定だったのに、昨日あたりから誰も連絡つかなくて困ってるの。もうすぐ本番なんだけど、何か知らない?』
電話口の女性の声……覚えている。以前一緒に戦った。けど名前が出てこない。
「ゆ、行方不明で!? 僕が最後に会ったのは一昨日の朝だ。けど、その時は何とも」
『そっか……』
すごく大切な人だったはずなのに……いや、そうでもなかったっけ?
『……じゃあ、光君さぁ……』
ある意味重要というか、だぶか遭遇するとろくな目に遭わなかったような記憶も……
『そっちに『本物の』一美ちゃんはいる?』
༼ !? ༽
ヌーンヌーン、デデデデデン♪ ヌーンヌーン、デデデデデン! 突然電話口から流れ出すメロディ。それを聞いた瞬間、私の影体に緊張の電流が走った。そ、そうだ、この人!
༼ 佳奈(かな)さん!! ༽
そうか、志多田佳奈(しただかな)! バラエティ番組で私を幾度となく熾烈なドッキリにハメ続けた極悪ロリータアイドルだ!!
『あーっ一美ちゃん! 今どこにいるの!?』
༼ 金剛の本拠地です! 私を遠隔で操ってる如来をぶっ潰しに来たんですけど、私の体が行方不明ってどういう事ですかぁ!? ༽
『も~っ、それならそうと私にも教えてよ! この薄情者! 今回は私とタナカDがスタッフ全員ドッキリで海外に拉致った事にするから、今度示し合わせの弾丸ロケ覚悟しといてね! それと、ちょっと待って……』
電話口でごそごそ音。
『……もしもし。紅さん?』
男性の声。この人も……どこかで……?
༼ あ、あの、すみません。実は私…… ༽
『記憶がないんだろ? 俺はNIC関係者だ、さっき悟君から事情を聞いた』
༼ あ、はい ༽
『時系列から推理すると、君の身体を操っていた奴は、ワヤン不動が復活したと聞いて日本から逃亡したと思われる。今君が敵の本拠地に潜入しているなら、そいつも近くにいるかもしれない。逃げられる前にすぐに探し出すといい』
私の体がこっちにある……? もし彼の推理が当たっているなら、この塔やソルモラ島内ですぐに身体を取り戻せるかも!
༼ ありがとうございます。あの、あなたは? ༽
『今は俺達の事は気にするな。次回こそ……来年こそ、一緒に映画に出ようね、ひーちゃん!』
プツン。電話はそこで切れてしまった。最後に一瞬だけ喋り方が変わった、あの妙に頭の切れる男性……確かに覚えてる。彼らもまた、私の大切な仲間だ。
༼ 今すぐ出発しよう、御戌神! 如来はどの階層にいる? ༽
「塔の最上階、千階。ちなみにそこは、物体や生身の人間も存在できる物理空間で」
「じゃあ、ヒトミちゃんそこにいるかもしれないですか?」
「ですだ。けど、そこまでは敵がワンサカ」
問題ない。全員戦闘態勢に入り、一気に塔を登るぞ!
བཞི་པ་
百階を過ぎたあたりから塔内は殺風景になり、ちらほらと悪霊らしき物が襲い掛かってくるようになった。しかしナタリアが消滅した今、散減やそれに類する強力な怪物は現れない。道中は大した負担なく通過できそうだ。
「ヘンな感じ。金剛なのにあんまりキモいお化け出て来ないね」
「最初にバイアス外しのルーンを作ったからかもだ」
御戌神とイナちゃんも余裕を残したまま戦えているようだ。
༼ さっき本で読んだけど、信心によって見え方が変わってたのはナタリアの魔法の影響だったみたい。金剛との良縁が強いほどこの空間が美しく見えるんだって ༽
「へえ、じゃああいつがおっ死んじまったら、もう魔法は解けちまったと……」
「「ギシャアアァァーーーッッ!!!」」
気がつくと私達は五百階に達し、少し強そうな敵と遭遇! ハイエナやサメなど凶暴な動物の生皮を被った、黒い煤煙状の悪霊……
༼ あれは亡布録(なぶろく)、愛輪珠如来の手下のゾンビだ! ༽
対野生動物! 私とイナちゃんは既にイタチの亡布録、アンダスキンと戦った事がある。でも御戌神は初めてだ。
༼ こいつらは中の煙を燃やし尽くせば消える! ༽
「浄化も効きます。スリスリマスリ!!」
二人で手本を見せるように亡布録一掃! 私は炎を纏ったティグクをファイヤーポイの如く回転し三六〇度焼却、イナちゃんは理気置換術を樹形図状に連鎖させ黒煙無力化だ!
「なるほど、それなら僕も!」
御戌神は赤白く全身発光すると空中浮遊する巨大ホオジロザメ亡布録にかぶりつく! サメは振りほどこうと体を激しくくねらせるが、御戌神の歯が更に食い込むと途端に全身の穴から黒煙を激しく噴出! 遠赤外線による蒸し焼き地獄だ!!
「シャアアァァーーー!」
スパアアァァァン!! ホオジロザメ亡布録破裂! 超高温に熱されたサメ肌の弾丸が周囲一帯の亡布録へ霰の如く降りかかる!
「ギャァーッ!」「ギシャアァァーー!!」
混乱する亡布録共。チャンスだ! 私はこの隙にイナちゃんに影電話を繋ぎ、ある作戦を囁いた。
(イナちゃん。亡布録の中に……がいたら、理気置換術で…… )
(……OKです!)
そして何事もなかったかのように亡布録を斬る、叩く、焼却する!
ལྔ་པ་
そして千階!
「ヒューッ」「コヒューッ」
敗北を察した黒煙どもは動物亡布録を捨て、モクモクと一つにまとまっていく。
༼ カハァーッハハハハァ!! 自ら集まってくれるとは好都合よ、消えろおぉーーーっ! ༽
私は全法力を込めた影炎でティグクを肥大化させ、黒煙の塊へ振りかぶる。しかし……
「そこまでだ」
ぴたり。突然フロアに響きわたる、生身の人間の声。これを予め想定していた私は、影炎を振り上げたままその場で静止した。
「……ほう、先程の挑発はブラフか」
༼ ああ。お前が一箇所に集まってくれるのを待っていたんだ ༽
人間はカツカツと歩み寄り、その顔を上げた。斬っても焼いても無限に湧いてくる黒煙の化け物を全身に飲みこんだ、その肉体は……
「残念だったなワヤン不動……貴様の体は、紅一美は既に俺様の物だ!」
……アレ?
「愛輪珠如来! 一美ちゃんを返してもらうので!!」
「黙れ負け犬! おっと、この体に一歩でも近付いてみろ。貴様の嫁がどうなっても知らんぞ? フハハハハハ!!」
いや、ちょ、ちょ、ちょ。
༼ 御戌神、私の中身は如来だったって言ってたよね? ༽
「そうだ。このドクサレ如来のせいで僕らは新婚生活を……って、え? 違うので?」
「その通り! 我こそが金剛愛輪珠如来……」
ヴァンッ!
「ぎゃああああああ!?」
影炎と神経エネルギー塊の合わせ技で私の肉体に命に別状はない程度の激痛を与えると、鼻から細長い黒煙の龍がはみ出した。
「オマッ、おま!? 嘘だろ!? 自分の体に攻撃するか普通!?」
「オモナ! その声は、あの時のキモい龍!」
イナちゃんは既に知っている、こいつは金剛倶利伽羅龍王(こんごうくりからりゅうおう)。愛輪珠如来が私の肋骨から生み出した龍の悪霊だ。
༼ 散減族はナタリアと共に滅んだんじゃなかったのか? ༽
初めて出会った時、こいつは散減の特徴に酷似していた。綿埃に似た縮れ毛、歯周病の歯茎の如き醜い肌色……しかし今は、イモリの黒焼きのような龍型黒煙と化している。まあ、前に私がこいつを完全燃焼したからだけど。
「ほざけ! 今更母菌を倒された程度で、俺様に影響はないわ! なにせ今の俺様には愛輪珠如来のご加護と強力な影法師使いの肉体が」
焼却!
「ほぎゃああああああ!!?」
熱傷指数二十パーセント。身悶えしながら龍王が更に体外へ出てくる。ドマルによると人間は全身の約九十パーセントまで火傷に耐えられるという。
༼ お前にはもう一度立場をわからせる必要があるな ༽
「バぁ! バカじゃねえのお前ぇ!? 自分の体だぞ!? こんなにしたら死んじゃ」
焼却!
「うぎゃああぁぁあぢぃぃぃぃぃぃ!!?」
熱傷指数四十パーセント。こちらのバックにはNICという世界最高の医療チームがついている。火傷など後でどうとでもなる。
༼ 私はお前の何だ ༽
「モデルだったよねお前!? ファッションモデルがお肌ズルッズル! ズルッズル」
焼
「あああああ待ってごめんなさいごめんなさい!」
༼ 答えろ。私は、お前の、何だ? ༽
邪尊としての記憶も能力も得た今、こいつに過去最大級の圧をかける。
「ヒ、ヒ、ヒィィ~! お、お不動様ですぅぅぅ!! この金剛倶利伽羅龍王めを剣としてお使い下さる仏様ですぅぅぅぅぅ!!!」
༼ わかっているならその体を返せ……このゲスメド野郎がぁーーッ!! ༽
「ぎゃあああーーーー!!!」
熱傷指数八九.九九九九九九九九九九九九!!!! 命に別状ない瀬戸際の瀬戸際までこの身を焼き、金剛倶利伽羅龍王を完全に炙り出す!! 一メートル、五メートル、十メートル……って、なんか前より長くない?
「ヒャァハハハハ、かかったなバカめ! 貴様の生命力と霊力を吸った過去最強の俺様を解き放つとはなぁぁ!」
༼ ! ༽
龍王は私の影体に巻きつくと、ボール状に全身をくまなく覆う!
「このまま貴様の肉体を道連れに自爆じゃボぴぎゃあああああああ!!?!?」
しかし次の瞬間、強烈な閃光と共に奴の体が爆散! 光が落ち着くと、そこにはオールバック前髪になった御戌神が、ハザードシンボル状に目をぎらつかせていた。
「ガルルルル……僕達の新婚生活……こんなクソ野郎に……」
「って、そんな事より一美ちゃん!」
イナちゃんが私の肉体に駆け寄る。しかし、途端に訝しんだ。
「オモ? 火傷は?」
༼ あれはタルパ……いや、影法師流に『幻影』と言おうか。見せかけの炎や熱傷にドマルの神経塊を忍ばせて、激痛を与えていただけだ。それよりも…… ༽
直撃ではないものの、御戌神の『滅びの光』を生身で浴びてしまった私の体は甚大なダメージを負った。まあ、肉が崩れる前に治してしまえば問題はない。抜苦与楽の法力を使えば。
「……ふう」
「「一美ちゃん!」」
肉体奪還完了! ワッと駆け寄ってきた二人と抱擁を交わす。
「ごめん、一美ちゃん! こんな事になっちまって、本当に……わああああ!!」
「いいよ、光君。やっと、一美って呼んでくれたね」
「あ……ごめっ、ワヤン不動! 僕、やっぱそんな資格など……」
「結婚式」
「!」
脳と魂が繋がり、失われていた沢山の記憶が一気に蘇る。
「理由つけて、挙げないでくれてたんだよね。帰ったら全部やり直そう。何もかも、全部」
「ひ……一美ちゃん……一美ちゃああうわあああああん!」
涙と共に、歪んでいた御戌神の光の色は完全に零れ落ちた。彼は二度と危険な光は発さないだろう。
「それから、イナちゃん」
「!」
「強くなったね。もう、呪いに怯えていた巫女じゃない。NICで働く、プロの霊能者だ」
「……うん。頑張た、私。あの時の一美ちゃんみたいになりたくて頑張たヨ! わーーん!!」
感動の再会。ここ数日ずっと一緒に戦ってきたけど、今やっとみんなと再会できたんだ。願わくばこのまま塔を降りて打ち上げでもしたい気分だ。けど、そうはいかない。
パチ、パチ、パチ。どこからともなく空虚な拍手が鳴る。すると最上階であるここ千階の扉が開き、高度三千メートルの冷たい風が塔内になだれこんだ。全員で扉の方を見ると、吹きすさぶ風の中で仁王立ちする一柱の怪異……
「ここまで来た事を褒めてやろう。貴様に敬意を表し、最期はあの裏切り者の姿で葬ってやる」
それは顔面と股間をくり抜かれた亡布録。すらっとした長身で、美しく滑らかな肌を持つ東洋人。私の、和尚様……ムナル様のご遺体だ���
「やっと」
やっと、この邪道の権化に辿り着いた。しかし、まだ。まだ奴の挑発に乗ってはならない。
「やっと会えたな、金剛愛輪珠如来。世界中、長い年月で蓄積した、死の残滓(ざんし)を集めて造られた邪仏。それは人魂でもなければ、残留思念でもない」
ナタリア・サミヤクはカビ菌に人間の負の感情が宿ってできた怪物、すなわちある種の生き物だった。一方で如来を構成する概念は、人間社会や自然界で生き残れなかった名も無き者達の死……結末そのものが、具現化した存在だ。
「死体がお前に取り憑かれると、その生皮は亡布録(ゾンビ)に変わる。一方、生物がお前を吸い込むと、その生物の『生きる機能』が著しく劣化する」
「下で我らの書物を盗み見たようだな。まさに外道の仏らしい行動だ」
一度負けたから調べたのは当然だ。かつてこいつと戦った時、私は体を幻覚性の毒に冒されたような感覚に陥った。奴を正確に攻撃したはずが全く当たらない。それどころか、何故か自分の方にダメージが蓄積していく……
「お前の法力は、要は黒煙を吸い込んだ相手をどんどん不器用にして自滅に導くだけ。下等存在らしく実に惨めな能力よ」
「……ほう?」
ピクリ。顔のない顔が微かに歪んだように見える。
愛輪珠如来の煙を吸った者は、まず普段行えるような簡単な動作に支障をきたす。料理人が包丁で手を切ったり、スポーツ選手が何度も転ぶようになったり。次に正常な判断ができなくなって、怪我の手当もせずパニックに陥る。そして最終的には五臓六腑まで不器用になり……多臓器不全で、自らの体の中身を全身の穴からブチ撒けて、死ぬ。
「だが、仕組みがわかれば大した事はない。生存戦略に敗れた三下共の残りカスが如来を名乗った罪に、仏罰を下してくれる」
「……」
ビキビキッ! 更に側頭部や手の��にも血管が浮き出てくる。そう。幾度もの情報と戦いにより知った、こいつの最大の弱点……
「気が変わった、表へ出ろ。貴様は我が最上の姿で完膚なきまでに葬ってやる」
こいつは人の事を散々煽る癖に、やたらプライドが高くてキレやすいんだ。
「たかが明王部の下等仏が、如来の私に立てつくなどと……身の程を弁えろ、この薄汚い邪道者がァァ!!!」
怒り心頭の如来は完全体へ覚醒するため、手狭な塔を飛び出した!
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Spotifyの曲を貼り付けられるようなのでテスト
コールドプレイのCry Cry Cry を貼り付けました(そのはず)
いいうたです
Youtubeのこの曲のMVもとてもよきですよ
話は変わりますがツイッターくんで文字のツイートを減らしてこっちでいろいろつぶやこうかなぁと思ってます
この作者のつぶやき、読むのが面倒な長文多いですし
何よりツイッターのド素人の文字ツイートがTLに連なると見栄えが悪いです
ツイッターはイラストとかリプをメインにします
かわりにこちらで思ったことや、いろんなものの進捗を気軽にブログ感覚でつぶやこうかな、という事になりました
この作者いっぺんに沢山やりすぎなんですよ
ツイッターにて鉱物の人達、雪ノ子、D町、竜騎士、じゅうにんといろなど手を付けたものは数しれず…
全部ごちゃまぜのぼくのTLはカオスで、正直どれのなにがどのくらい進んだのかよくわかりません!
というわけで調べてみました:
鉱物の人達→シナリオとかはとくにないぶん、デザインはちょっぴり凝ってる。ぼちぼち増えるかも…?
ミバ版雪ノ子→元データが一部ないため新規にかかないと進まないがそれならリメイク版を描きたい。
リメイク版雪ノ子→進捗は18P。未だにタイトルの雪ノ子とはなんぞやという状態。
竜騎士の物語(クリスタルギア)→構想はまだあるが、正直壮大にしすぎて手に余っている。あとぼくの力で漫画にするにはデザインが凝りすぎた。
D町魔王日記→リパーゼ編の終わりまでのシナリオはある。いきあたりばったりなのでその先は決まっていない。誰かのキャラ使いたいけどツテがない。
じゅうにんといろ→たくさんネタとか過去とか設定はある。あるだけ。表現力がない。でもいつか描きたい…
「ひまわり」→もともとパス子メインの話にするつもりだったけど、アンケートでストーリーすすめる時点でそれは無理なのでは?と気づき途中から変わった。それ故に話がフニャフニャしてる。
Dの生活記録→シナリオはできてきたけど、↑のを中断し、数カ月犠牲にしてつくらないと永遠にゲームとしては終わらなさそうな気がする。コンセプトアートだけでも描いて何も言わずにツイッターにあげようかなエヘヘ…
いやぁいきあたりばったりですね…
ここまで長文読んでくれた人、ありがとうございました
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ZEXAL9~12話の感想です
前回の感想から2ヶ月空きましたが、その間でZEXAL見終わりました…!
リンクスの実装までにどうしても見たいな~と思っていたらかっとビング生放送があり、更に慌てて見たので全く感想が纏められていないですが、ゆっくり投げていきます
以前にも増して長い割にほぼかわいいしか言っていません
9話 キャットオドロく猫デッキ!? 声に出したくなるタイトル
涎たらしながら寝言でデュエルだ〜って言ってるのかわいい 守りたい、この寝顔
キャットちゃんスタイルいい~!キャッツアイ
不審者って気づかずふーんって見てるアストラルの無垢さ、愛おしいですね
やべえ格好だ…ちゃんと制服のネクタイと皇の鍵をしているところが異常さを引き立たせる…
「人の服のセンスをとやかく言っちゃいけないとは思うんだけど」と前置きした上で注意してくれる小鳥ちゃんよいこすぎる…しかも3日前から気になってたのに…
変な服のラインナップ4着中2着が上半身裸に上着(?)なのはキャットちゃんの趣味入ってるのかな
遊馬くん鏡見ないんですか…?なんでも着てくれるじゃん
お弁当がおせちになってるのは普通にありがたい
テストで100点取ったときの右京先生の困惑顔に笑ってしまう
「そうだ、なんかひでー目に遭ってたんだ…!」ってここで気づくのが遊馬くんだな~…かわいいね
でもひどいのは服と跳び箱の上空でワイヤー宙づりぐるんぐるんくらいじゃない?
「気づいてたならなんで教えないんだ!」「教えろとは言われていない」「わたしも君の部屋にいるのだから、他の者がいても不自然ではない」こういうやりとり本当ツボ
こういう喧嘩腰のやりとり~~!!幼馴染っていいね…
えっ小鳥ちゃんとデートじゃん!!!しかも小鳥ちゃんが遊馬くんの服を選んであげるの!?ヤッタネ!ショッピングモール午後3時!
猫と話しとる…い���猫賢くない!?すごいな
小鳥ちゃんの隠し撮りかわいい プールのやつと体操服のやつ普通にブロマイド 売ってください
服選んで遅れちゃう小鳥ちゃんかわい〜!!!やっぱりデートじゃん!その服も似合うね
遅刻と言っても10分過ぎだし全然大丈夫だよ!!
そしてちゃんと時間通りに来てる遊馬くん~~
アストラル、背筋が冷たくなるって感覚あるんだ…
「あれ、さてはお前、猫が苦手?」「観察結果にまだ載っていないだけだ!」「猫って霊感強いって言うから~」のところ目がうるうるでかわいい…
こういう、少しでもアストラルをからかえる場面になると全力で構い倒すのラブ
なかなかいい洋館に住んでるな…キャシーでキャットちゃんと呼んで!って言うのかわいいね
「誰だお前は…!」クラスメイトは覚えててあげなよ…
仮面と手袋に爪ついてるのとスカートの後ろに尻尾穴があるの、とてもかわいいデザイン
胡坐かいて考え込むのかわいいな…
捨て猫が守備表示になると段ボールに入るの細かい
たじたじの遊馬くんかわいいね
「すげーなおい!やるじゃないかよ!」とかかわいい〜
ピンチにわくわくしてるのいい…デュエルばか…
小鳥ちゃんを攫って脅迫文送りつけるのはおかしいけど、デュエルで虜にしようとするのはすごく素敵な恋だ
遊馬くん罪深い………今告白フェイズだったのに……
ベビー・トラゴンとガガガマジシャンのペアかわいい!肩に乗ってる
「行け!ガガガマジック!」って言ってるのにガガガマジシャン完全に拳で殴りかかってて笑う
今回小鳥ちゃんブーストかかってるから完全に一人で勝利しててすごいぞ遊馬くん!
こんな風に手を差し伸べられたらますます好きになっちゃうよね…
猫とだるまさんが転んだしてる小鳥ちゃんかわいすぎるし猫賢すぎる
照れながら小声で「…おはよ」って言うキャットちゃんに手を上げて「おう!」って返すの、見てて嬉しいな
そんなに影薄いんだねキャットちゃん…鉄男くんに小鳥ちゃんまで名前が分からないの…
「キャシー、キャットちゃんだ!」って言うの遊馬くんかわい〜
拗ねてる小鳥ちゃんらぶ!!!最高にラブリー
アストラルの方が女性の気持ち分かるのめちゃくちゃに悶えてしまった
10話 逆襲のシャーク!ってポケモンぽいタイトル
信号待ちで足踏みしてるのキュート ちゃんと左見て右見てから走り出すしえらい
シャークさん!?信号無視ですか!!!?でもやっぱりバイク似合うな〜!デルタイーグルっぽくてかっこいい
これいつもこんな運転なのか、遊馬くんに一目会いたかった(語弊)からなのかが分からない…どちらにしても危ないのでやめてください…
よく間に合ったね!?へにょんってしてる髪の毛とてもかわいい
挨拶もなしに突然デッキ見てくる委員長…ひどい
デュエルスフィンクスかわい〜!!!タクティクスと掠りもしない
「鉄男くんは遊馬の人間翻訳機ね!」無邪気にひどいことを言うな小鳥ちゃん…
こんな路地裏危ないよ〜!!ひとりで行かないで!何か連絡してから行って…
鉄男くんと小鳥ちゃんが来てくれて心底安心したけど子供だけで来ちゃダメだよ~~~
鉄男くんを片腕で持ち上げるのすご!
逆さ吊りでへそ出しかわいい つんつん坊主って罵倒絶妙だな
合わせて逆さになるアストラルかわいい
シャークさんの鶴の一声でヤンキーが去る…
オレともう一度デュエルしてくれ!」にハッ!としたときのシャークさんの顔、目がおっきくてかわいい
遊馬くんの振り向きざまのほっぺのもちもち感すごくいい
しょぼん…ってしてる…
めちゃくちゃに人のこと考えてくれるな遊馬くん
負けて失うものもあるんだよって件、GX!!!??って心配になる
シャークさん忍者!!!???身体能力すごすぎる
金網キック壁キックで5mくらいありそうな金網超えてる…
ぶつかる遊馬くんにしれっとすり抜けるアストラル、飛び越えられない遊馬くんに浮いてるアストラル とてもよい…
え〜!!!!すき しつこい…最高にかわいい…
仲間だからって言ってくれるの…………この子すぐに色んなものを内側に入れすぎる…
静観してくれるアストラル、優しい
Dゲイザー付けたときのシャークさんの悪役顔かっこよくて好き
「落ちぶれたオレをもう一度負かして、嘲笑いにきたんだろう!?」なかなか拗らせている…
遊馬くんがナンバーズを呼べれば…って思っちゃうのも年相応だな~…
「オレのプライドなんて問題じゃない!シャークを救ってやらなきゃならないんだ!」って言うのがア〜…傲慢さもあってよいな〜
「燃えてきたぜ!」ってシャークさんかっこいい…!本当獰猛な顔が最高
冷静にプレミ指摘されるの辛い…すみませんでした…って気持ちになる
おお!ブラックレイ・ランサァー!かっこいい
この戦い、辛いけど遊馬くんの年相応な面や聖母のような面がどちらも現れているし、めちゃくちゃ必要な回だな…
11話 傷だらけのタッグデュエル 最高のタイトルだ…
がむしゃらにデュエルし続けて20連敗か…この空元気っぽいところが辛い
鉄男くんの気持ちわかるなー信じてたんだよね
「馬鹿でお調子者だけど、嘘だけは���かないやつだったんだ!」って言葉に今までの信頼が込められてるよね…
ネオンが似合うな〜!シャークさん
ヤンキーたちもデュエル楽しんでる感じよい
まさかのシャークさんをマネジメントするつもりなの!?意外すぎる
苛ついてるってわかるんだねアストラル…
シャークさんが遊馬くんのデュエル研究しつくしてデッキ組んでたの、めっちゃによい
色々考えて組み直して、デュエルするつもりはないけどでもいつも持ち歩いてたんだろうな…と思うと
デッキ美術館に飾られてるのいいな〜!
ナンバーズが手に入ってからツキ放題ってすごいけど…どういうパワーなんだろう
しかしこの陸王海王、すごくガタイがいいけど大学生くらいなのかな…
遊馬くん人差し指タイピング!!!分かる!かわい〜
代わりに入れてくれる小鳥ちゃんらぶ
シャークさんの私服、タートルネック?なのかわいい
したっぱヤンキーくんいい子だな〜 よかったよ君がいて
ちゃんと振り返って反省して、オレ自身のために行くんだ!って言えるのえらいな…すごく応援したくなる
陸王海王がおっきいからシャークさんの細身と遊馬くんのちっちゃさが際立っててかわいい
前回を踏まえてからの同じ台詞「仲間だから」っていいな…
「タッグデュエルでは全てのプレイヤーが1ターンを終えるまで、攻撃はできない」「そうなの?」かわいい
陸王海王、なかなかちゃんとしたタッグだ ズルにしても結構打ち合わせいるしちゃんと暗記してる…
結構仲いいヤンキー兄弟だな…弟(海王)、兄(陸王)庇うし仲違いしそうなものなのにね
「シャークとオレの未来が懸かってる…!」確かにそうなんだけど!
小鳥ちゃんがすたって侵入するのかわいい〜!身軽!
絶対に仲間を守るんだよな、遊馬くんは…最高だけど心配だよ
アストラルが「なんだ、そのイササカというのは?」ってかわいい〜!
ズルは不正って分かるんだね ぴかぴかしながら怒るアストラルかわいいな…
これ盗み見たことになるんだ…ミラフォあったなくらいじゃない?って思ったけど普通に墓守デッキなの分かるからダメか
「笑うなぁ!負けるのが怖くて何がおかしいんだ!」怒ってくれるの、本当ありがとう…
こんな風に言ってくれたらめちゃめちゃになっちゃうよ(シャークさんが)
「遊馬…このデュエル、勝つぜ」しみじみうれしいな…
今回アストラルも助言してないんだよな〜 ちゃんと遊馬くんたちのデュエルだ
遊馬くんにカードをシュッて渡すところかっこいい…
怒涛の反撃に海王も立ち上がっちゃう わかるよ
装備!!!合体した!かっこいい~~!!
カードを盗もうとしたって記憶はあるんだ シャークさんのガンやばい
それに対してべーってする小鳥ちゃん愛らしすぎる
やったぜ遊馬!って喜ぶ鉄男くん…よい子だなあ…
しっかり謝る遊馬くんにもう許してるよって態度の鉄男くん…小鳥ちゃんも微笑んで頷くの、最高…
いや本当この幼馴染トリオ最高ですね 一生一緒にいてください
そしてシャークさんの「ヘボデュエリストが」の声が優しくて…
完璧な回だったな…ありがとうございました…
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ダノンヨーグルト 南国フルーツ
パイナップルの果肉、パッションフルーツの果汁、バナナとグァバのピューレが入った、トロピカルなフルーツミックス🌴🍍
カルシウムの吸収を助けるビタミンDが1カップにつき3μg(大人が1日に必要な量の50%以上)入ってて、超低脂肪。
使用している菌はラクトバチルスブルガリカス菌とストレプトコッカスサーモフィルス菌の2種で一般的ながらも、菌株はダノンしか保有していないオリジナルのもの。
ちなみに、ブルガリカス菌がヨーグルト特有の爽やかな香りにキレを生み出し、サーモフィルス菌がヨーグルトの舌触りを作っているそう。
開封。
ありゃ、蓋が剥がれて紙とアルミにわかれちゃった💦
ミックスジュースみたいないい香り😍
バナナの香りがかなり強め。
ぷるぷるしてて、底からかき混ぜると果肉が少し出てくる。
頂きます🙏
トロピカルな甘さがたまらーん!
おいしい!!
ほぼ脂質ないけど、トロピカルフルーツたちのとろけるような甘さが味方して、コクのあるような味わいに感じられる💓
バナナとかコクあるもんな。
果肉は小さくてやや噛み応えも弱めでちょっぴり寂しいけど、でもおいしさでカバー✨
これいいなぁ、おいしい。
============================
無脂乳固形分 8.0%
乳脂肪分 0.1%
—————————————————
栄養成分(1カップ75gあたり)
エネルギー 46kcal
たんぱく質 2.7g
脂質 0.1g
炭水化物 8.6g
食物繊維 0.1g
ナトリウム 33mg
カルシウム 81mg
ビタミンD 3.0μg
—————————————————
原材料名
乳製品、砂糖、パイナップル、パッションフルーツ果汁、乳たんぱく、バナナピューレ、ゼラチン、デキストリン、グァバピューレ、増粘剤(加工でんぷん、増粘多糖類)、香料、酸味料、ビタミンD
============================
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冫(゚Д゚) ちなみにさ、その「ホワイト国除外」なんだけどw 冫(゚Д゚) JAXAに居る韓国人研修員も帰国になるんだよw
83: (´・ω・`)(`ハ´ )さん 2019/07/01(月) 23:25:42.47 ID:buaXTb1z
>>68 朝鮮人共がJAXAに潜り込んでんのか?
91: Prisma Phantasm☆Illyasviel Von Einzbern ◆Illya.eEm.JP 2019/07/01(月) 23:26:44.34 ID:tQES+8nt
補完的輸出規制(キャッチオール規制) >>83 冫(゚Д゚) いるよ?でもホワイト除外で帰国だわw
85: (´・ω・`)(`ハ´ )さん 2019/07/01(月) 23:25:52.95 ID:9nuU4ELl
>>68 ンフッww
421: (´・ω・`)(`ハ´ )さん 2019/07/01(月) 23:54:00.46 ID:gzXmVhv8
>>68 あらあらまぁまぁ うふふふふ… 素敵なお話
117: (´・ω・`)(`ハ´ )さん 2019/07/01(月) 23:28:46.73 ID:4HFO6bPB
>>68 新卒でイルボンに来ようとしてる「未来の徴用工様」はどうなるニカ?
120: Prisma Phantasm☆Illyasviel Von Einzbern ◆Illya.eEm.JP 2019/07/01(月) 23:29:35.72 ID:tQES+8nt
>>117 冫(゚Д゚) 戦略物資の事業所には就職できないwww
(※4)開発等: 開発、製造、使用又は貯蔵 (※5)おそれ省令 別表に掲げる行為: ・核燃料物質又は核原料物質の開発等 ・核融合に関する研究 ・原子炉(発電用軽水炉を除く)又はその部分品若しくは附属装置の開発等 ・重水の製造 ・核燃料物質の加工 ・核燃料物質の再処理 ・以下の行為であって、軍若しくは国防に関する事務をつかさどる行政機関が行うもの、又はこれらの者から委託を受けて行うことが明らかなもの a 化学物質の開発又は製造 b 微生物又は毒素の開発等 c ロケット又は無人航空機の開発等 d 宇宙に関する研究 ※a及びdについては告示で定めるものを除く。
※補足 詳細はこちら経済産業省 安全保障貿易管理安全保障貿易の概要、キャッチオール規制https://www.meti.go.jp/policy/anpo/anpo03.html
140: 【東電 61.7 %】 しまじろう ◆36gnWC86.Bfb 2019/07/01(月) 23:32:18.98 ID:Hn5fhX6n
>>120 これ、先端科学分野全てから追放ってことですよね?
171: (´・ω・`)(`ハ´ )さん 2019/07/01(月) 23:34:55.17 ID:PJ1jtUJW
>>120 司法、警察、メディア、公務員からも除外しちゃえば良いのにw
473: (´・ω・`)(`ハ´ )さん 2019/07/01(月) 23:57:32.86 ID:unL1kZDm
>>171 ソレは就労ビザの話だな就労ビザを止めればマスコミが大パニックだぜ 三年だか五年だかで本国に帰って更新だからな更新出来無いと帰国するしかない
【パワーありすぎワロタw】韓国がホワイト除外になると→戦略物資の事業所への就職不可、先端科学分野全てから追放。例えばJAXAの韓国人研修員も帰国 | もえるあじあ(・∀・)
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Storia dei sogni(711)
1月4日は
彼女(♥崔岩光(サイ・イエングアン)様♥)
彼女の愛犬,マエストロ(西本智実先生)
マネージャー先生,事務局のお姐様方
アーティストの方々,合唱指導&伴奏の先生方
合唱仲間の皆様,関西etc…他の拠点の皆様
オケの皆様,滝川クリステルさん
フルスコアの皆様
etc…出て来た+.d(・∀・*)♪゚+.゚
いつも通り
朝食や家事etc…済ませて
自主練したり,声楽受けて
三越へ移動し(=三越まで送って貰って)
モリアムさん達や月娘さん達と合流し
それぞれ仕事して
かーらーのー
1回目の休憩は
モリアムさん達や月娘さん達と
コレド室町のイタリアンでランチして
かーらーのー
いつも通り、それぞれ仕事して
かーらーのー
2回目の休憩は
モリアムさん達や月娘さん達と
三越内のカフェでお茶して
かーらーのー
いつも通��、それぞれ仕事して
退勤後に、また
モリアムさん達や月娘さん達と合流して
彼女らの迎え待って
かーらーのー
迎えに来た彼女らとも合流して
かーらーのー
羽田空港へ移動し
合唱仲間の皆様らとも合流゚+.(っ´∀`)っ゚+.゚
王鶴「あのっ」
ソプラノのメンバー1
「あら、鶴ちゃん、どうしたの( ¨̮ )??」
王鶴「昨日は、ありがとう^^」
ソプラノのメンバー2「昨日( 'ω')?」
王鶴「言ってくれたでしょう?」
〜回想(ビアガーデンにて)〜
ソプラノのメンバー1「鶴ちゃん」
王鶴「なぁに( '꒳' )?」
ソプラノのメンバー2
「会見の時に思ったんだけどさ…」
ソプラノのメンバー3
「嫌な事を嫌と言えずに
ずっと溜め込んでいたんでしょう?」
ソプラノのメンバー4
「でも…これからは、あまり溜め込まないで」
ソプラノのメンバー5
「嫌な事があったら嫌と言って良いんだからね」
ソプラノのメンバー6
「泣きたい時は泣いて良いんだからね」
ソプラノのメンバー7
「怒りたい時は怒って良いんだからね」
ソプラノのメンバー8
「あまり我慢しなくて良いんだからね
あまり無理しなくて良いんだからね」
ソプラノのメンバー9
「鶴ちゃんの気持ちにも気付ける様に
鶴ちゃんにも寄り添える様に
私達も頑張るから
何かあったら、遠慮なく言ってね」
ソプラノのメンバー10
「私達、全部受け止めるから」
王鶴「皆さん…ありがとう…」
嬉し泣きしながら。
ソプラノのメンバー3「あぁ、アレね(^ω^)」
ソプラノのメンバー4「良いよ良いよ(^ω^)」
王鶴「すごく嬉しかったの(^_^)」
ソプラノのメンバー5「良かった^-^」
ソプラノのメンバー6「これからは、ね^^」
ソプラノのメンバー7「そうしよ^^」
ソプラノのメンバー8〜10「ねっ(●︎´▽︎`●︎)」
王鶴「えぇ(^_^)」
五祥「王鶴さん(•᎑•)」
王鶴「五祥さん( •ᴗ• )」
五祥「昨日は楽しかったね(๑•᎑•๑)」
王鶴
「えぇ、たまには良いよね、ああいうのも(○´ー`○)」
五祥
「夫だった男の悪口だけどねꉂ( ,,´ლ`,, )<ब<ब」
王鶴,五祥「ふふふっ(´ω`)」
マエストロ
「良かった(≧∇≦)
皆、直ぐに打ち解けてくれて(´▽`)」
マネージャー先生「えぇ(o^-^o)」
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作品展 6/15ー7/2まで、作品を展示します。DMを作ったのは、2015年以来…7年ぶり!😳 最近は、SNS告知の便利さに慣れてしまっていましたが、やっぱり切手貼って出したいなと思いたち、1枚1枚書いていると…大事なことをたくさん思い出しました。 書いている瞬間から相手との対話が始まっていて、こころが静かに交流してゆく感じがとても心地よいってこと。 今みたいに子育てに追われる前は葉書・手紙出すの好きだったこと。そういうおばあちゃんに憧れてたし、なりたかったこと。などなど… 今回は開期前に間に合わない人もたくさんでしたが、これからはもっと葉書や手紙を書く時間を大事にしたいなぁと改めて思いました。(余談:はんのーと副編集長、徳永Dのこだわりがわかりました。) さて 最近長文気味です。 展示です。 作品は新旧こだわらずに今の気分でセレクトしました。 7/1 (金) 14:00には 飯能在住のsinger 、mirei @mireiainone ちゃんが唄いに来てくれます♪ @_comagoma_ の美味しいお料理と落ち着く空間で、ゆっくりとお過ごしくださいませ。 梅雨の晴れ間を祈りつつ… どうぞよろしくお願いします。 ____________________ 福本ちか 作品展 6/15(水)〜7月2日(土) 12:00〜17:00 水 木 金 土 場所:coma goma 飯能市仲町20-14 🅿︎一台 近くにコインパーキングもございますので、ご利用ください。 #cafe #cafecomagoma @_comagoma_ #mirei #singersongwriter #飯能 #6月 #展示 #作品展 #葉書 #手紙 #おばあちゃん #憧れ https://www.instagram.com/p/CexUBKgPgxe/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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#041 ナマケモノサコッシュと酒クズサコッシュ
直線縫いだけ、パーツも少ない!
服作りを始めて分かったこと。服を作ったら必ずハギレが余る。特に慣れないうちは失敗がこわくて少し余裕を持って生地を買うので尚更。そして余り布を捨ててしまうのはあまりにも勿体無く、ハギレをどう活かすか考えるのも大事だし、そして楽しい!…でもちょっとたいへん…。
またお裁縫動画で、余り布の消費に良さそうなのを見つけた。【持ち手付きショルダーミニトート】の作り方 by kcoton。見たところトートバッグというより、バッグインバッグにもなるサコッシュという感じだけどこれがなかなか可愛い。
ポケットがたくさんついてるけど、ポケットは本体と一体の細長い布を折って作るのでパーツは多くなく、縫い方も直線縫いのみ。ファスナーやボタンもなし。口はワンタッチプラスナップで留めるから楽ちんだ。平日の夜にでも作れそう。
ダブルガーゼとシーチング
最初にナマケモノ柄のダブルガーゼの方を作って、2つめに、最後に少しだけ残っていた酒ラベル柄のシーチングを縫ったところ、後者の方が断然折りやすくて縫いやすかった。ダブルガーゼの方に端ミシンをかけたらヨレヨレふにゃふにゃの酔っ払いの足跡のようになったけど、シーチングの方がちょっとだけマシ。やっぱり生地選びは大事なのね…。
よくわからない金具
カバンやポーチについてる金属やプラスチックのパーツの名前が全然わからなくて、とりあえず全部「ベルトとかをつなぐ金具!」としか表現できなかった。動画を見ていたら、ちゃんと「ナスカン」と「Dカン」という名前がわかった。DカンはDの字だってのはわかるけど、ナスカンもナスの形に似てるからだそうで…似てるかぁ?適当なネーミングだなぁ。
早速「これ百均で見たことがある!」とダイソーへ。あった!…けどなんか違う。でかい…ゴツい…。大きめのショルダーバッグとかにはいいかもしれないけど、サコッシュにはどうも目立ちすぎる。手芸店に行ったらもう少し可愛らしくて高級感があるものが見つかった。
革紐も、百均にあったものは細すぎて肩に食い込むので、手芸店で買いなおし。う〜む、百均は便利だけどさすがにオールマイティではないね…当然か。
で、できたのはこんなの。まずはナマケモノさん。
そして定番の酒クズクズ布。
スマホと鍵と財布とハンカチぐらいを入れたらもういっぱいだけど、旅先でホテルに荷物を置いてお散歩やご飯に行く時とか、家から徒歩圏内の居酒屋に飲みに行く時とかに使えるんじゃないかと。
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