Tumgik
#Silvan Cambreling
nobuyukikakigi · 5 months
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2024年春の仕事
ここへ来てようやく春らしい陽射しが注いでくるようになりました。それまで福岡では、気温は平年と変わらないものの、重い雲が垂れ込め、時折雨風が強くなる日が続いていて、気分も体調も落ち込むことが多かったので嬉しく思っています。学期の始まりの慌ただしさもようやくひと段落し、溜め込んだ仕事に少しずつ取り組んでいるところです。美学と哲学の講義にも、またこれらを深めるゼミにも熱心な学生がいて刺激を受けています。ゼミではエドワード・W・サイードの晩年の著作を読み始めました。彼が何を問い続けてきたのかを顧みることをつうじて、現在の厳しい状況を見通す思考の方途を探れればと思います。 3月8日に広島交響楽団の演奏会を聴くために訪れた広島にて さて、3月から4月の仕事についてご報告しておきたいと思います。まず、書評紙『週間読書人』の3月1日号に、郁文堂から昨年末に刊行されたヨアヒム・ゼング編/細見和之訳『ア…
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