Tumgik
#夜桜お七
simamamoru · 2 months
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戦闘服の男たちNo.0
現職自衛官の告白体験手記
「遠くで突撃喇叭が」
原題「遠くでラッパが」
作  島 守
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新隊員の便所はノリだらけ
 朝五時、起床まであと一時間である。いやあ、変な夢を見たるんだなと思って、ギンギンになっているセガレに手をのばすと、ああ、やっちゃった。まったくしょうのない奴だぜ、昨日センズリかいたばっかりだろうが!
畜生!今起きると、となりのベッドの奴が目をさましてカッコ悪いし、しょうがネーな、起床で戦闘服に着替える時にでも一緒に履きかえるか。
 それにしても新隊員は外出が制限されてるせいで、夜なんかとても遊びに行けないし、極度に欲求不満の日々が読いている。
雄臭い野郎を見るだけならここは本当にいい所だけれど、それ以上のことはちと不可能。けっきょく、夜、誰もいないトイレにはいってシコシコ激しくセンズリをカクしかないのだ。風呂で見たガッチリしたオアニイさんや、カワユイ隊員たちがチラチラ浮かんできたりする。
 でも終わってみると、やっぱりむなしいな。なんか小便とたいしてかわりないみたいで。それでもけっこうさかんなようすで、この間も班長から、
「新隊員の便所はノリだらけでたまらん!」
なんて怒られてしまった。マア、ノリは冗談としても、エロマンガのちぎれたのや、ビニ本なんかが時々モロ、トイレにおきっぱなしになってたりする。金があれば普通の隊員はトルコにでも行くんだろうけど、そこはまだペイペイの新隊員、月給は少ないし、貯金はしろとうるさいし、とてもとても…
 それでも、あけっぴろげな男だけの世界。
「これからセンズリ行くゾー」
と、エロ本片手に走って行く奴もいる。
 そんでもって自分もけっきょくその日のタ方、バラしてしまうのだった。
「昨日の夜、爆発しちまったでェー」
「いやー、エッチだなあ。勝見二士がいないからじゃないのォー」
 前期の教育隊から一緒に来た北村二士にいうと、思わぬ返事が返ってきた。まいったなあ。
「このヤロォー、勝見と俺はそんなに深い仲でネェゾ!」
「エへへへ、でも勝見二士は、島二士のダッチワイフだったんじゃないのォー」
 まったく北村の野郎、口のへらない奴だ。
まっ、べつに勝見二土はダッチワイフだなんてのは冗談だからいいけど、でも俺は、やっぱりドッキン!そう、あいつはいい奴だったもんな。この俺に、男と男が精神的に強く結ばれることがどんなに素晴らしいことか数えてくれたから・・・•・・ネ。
 それは3ヶ月前
 桜のつぼみがまだ硬い三月の下旬、俺は陸上自衛隊のある駐屯地に入隊した。出身県の関係で他の県の出身者より四日ほど遅い入隊だった。勝見二士とはこの時に初めて出会ったのである。
〈三月某日〉
 なかなかできてる奴
今日から俺の自衛隊員としての生活が始まる。まわりの環境は、想像していたのとそれほど変りはない。でも一部屋四十人というのは多すぎるようだ。
 それから自衛隊ではバディという仕組があって、二段ベッドの上下でペアを組み、訓練面や私生活でいくそうだ。
 俺のバディは勝見次郎。ガタイが良くてイモの煮っ転がしみたいな顔をした奴だが、なかなか性格はよさそうだ。
 この時はまだバディの重要さなんか知るよしもなかった。
 勝見二士は俺より年下だが、四日も早く入していただけあってちょっと先輩気取りで、ベッドのとり方から戦闘服のネームの縫い物まで俺に協力してやってくれた。早くもリードされっぱなし。それでもけっして悪い顔をしないで黙々と手伝ってくれる彼を見て、
「なかなかできてる奴だワイ」
と内心思ったものである。
<四月某日>
ビニ本でぬいて来い
 入隊式も終わり、訓練も徐々に本格的になってきた。銃こそまだ持たされていないが、戦闘服を着て半長靴をはいて走り回るさまは、一人前の兵隊さん・・・・・なんちゃって。
 そんな時、体育の時間に勝見の野郎がすっころんでけがをした。運動神経いいくせにまったくそそっかしい奴だ。おかげでその晩、俺がヨーチン片手に手当てしてやる。 
 両足おさえつけて、ヨーチンをぬるさまはSの気分。ムフフフと不敵に笑って、「グチェッ!」とぬってやる。勝見の奴たまりかねて、「ギャアー!」
 苦痛にゆがんだ顔って、ちょっとエロチックやなアー。
 
 四月にはいっても外出は下旬にならないとできない。新隊員とはつらいもんである。ああ、自衛隊には自由なんてない!これでは縛られるのが好きなMじゃなきゃ向かないんじゃないだろうか。そんなわけで貴重な休みも隊舎のベッドでゴロゴロ、これじゃ夜寝られるワケがない。
 消燈もとっくに過ぎた十二時半、なんとなく昼間寝すぎたので寝つけない。緑色の毛布の中でごそっと寝返りを打つと、上のベッドでもごそっと寝返りを打ったようだ。安物のベッドがグラッとくる。これじゃセンズリかいてようもんなら、片っぽのベッドの奴は地震かと思って起きちまうだろうななんて思ってると、
「オイ、島さん寝たかい?」
と、勝見が小さな声で話しかけてきた。
「なーんか、こうムラムラして寝られネェんだョオ」
と俺。すると、
「島さん、最近やってないんでしょ、アレを」
「まっ、まあな」
と、二人はムクッとベッドから起き上がて話を始めた。まったく目がさえてしかたいない。すると、その時へやの戸があいて、だれかがはいってきた。なんと班付(つまり上官)の上田士長である。よーく見ると、片手にビニ本を持っている。
「お前ら、まだ起きとるんか」
「エエ、寝られないんですヨ」
と勝見二士。すると上田士長、恥ずかし気もなく片手でもってるビニ本二冊を差し出すと、
「これでちょっとぬいてこい、そうすればバッチリ寝られるゾ。俺も抜いて来た」
 思わず俺と見、顔を見合わせてニヤリ、もちろん俺はあんまりビニ本には興味はないが、そこはノンケの顔をしていなければならないのがツライところ。
 ともかく、俺と勝見の二人はビニ本片手に仲よくトイレに直行。そこで二人は同じ個室に••••••てなわけにはいかなくって別々の目室に。ハイ、でも、ガマン!
「オッ、スケニ本だぜ、もうビンピンだァ」
「タマンネニナー。でもあんまりおっきな声だすなァ、不寝番がびっくりして飛んでくるゾォー」
 なんてことを話しながら、お互いに実況中継をし合う。洋式トイレなのですわってカケるのでらくなのだ。となりの個室からのすっとんきょうな声がとだえた。奴も本気になってきたようだ。こっちがたまんなくなるようなあえぎ声が聞こえてくる。思わず俺の手の動きも早くなる……。
 すると、突然奴の声、
「ウッ!ウッーウ」
 畜生、俺より早く終わりやがったな。
奴の家は海辺の町で漁師をやっている。中学、高校と、よくアルバイトを兼ねて家の手伝いをしたそうだ。そのためか潮で鍛えられた体は浅黒く、区隊で誰にもまけないくらいの逞しさを持っている。そんな奴から海の話を聞くのが俺も好きで、いろいろと聞いたものだった。サザエの採り方なんか、実に詳しく話をしてくれたもんだった。
<5月某日>
好きになったのかな?
 知らないというのは恐ろしい。いつものように勝見二土から海の話を聞いていた俺は、なにげなく聞いてしまった。
「じゃ、なんで家の仕事を継がなかったんだい?」
「親父が許してくれなかったんだよ」
「どーして?」
「・・・・・・兄貴が海で死んだからさ••・・生きてれば二十七歳さ。よく晴れてベタなぎの海にもぐったきり、サザエ採りにネ、兄貴、上がってこなかった」
 淡々と話し続ける奴は、やっぱりいつもと違っていた。
「やっぱり親は親なんだな。二人も海で死なせたくはないんだろうな。いくら俺がねばってもだめだった。今の俺なんて、丘に上がったカッパさ・・・・・・・」
と、彼は言う。いやいや、丘に上がったカッパなんてとんでもない。奴の体力は区隊のトップをいつも争っている。俺だって気力じや負けないつもりだが、やっぱり体力検定だとかではっきり数字に出されると、どうも一歩も二歩もゆずってしまう。
「漁仲間の人から最近よく言われるんだ、兄貴に似てるって」
 彼はこう最後に明るく付け加えた。なんか、この話を聞いているうちに、自分が奴に引かれていることに気がついてきた。なんとなく奴のことを、俺は他の班員とは違う目で見ているということに・・・・・・。
 俺、奴のこと好きになったのかな?
まだ五月の下旬だというのに、真夏のような暑さが続く。そんな太陽の下での戦闘訓練は、まだ自衛官として一人前の体力を持ち合わせてない俺たちには、とてもキツイ。 
 たかが4.3kgの小銃が自分の体じゅうの汗を吸いまくる。気がつくと小銃から滴がしたたるほどに汗でぬれている。 
 地面だってこんな間近に見つめることなんてあったろうか。地にふせた俺の目の前にあるのは、青々とした草が高々と繁っている姿と、小さな虫たちの世界だった。
 一瞬、自分が虫けらになったような気がする。ふと隣を見ると、3メートルほど離れて奴がこっちを見てニヤリとした。埃にまみれた顔から白い歯がチラリとのぞく。ほんの数秒の間の静けさが何時間にも感じる。
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 すると突然、頭上で班長の大声が響く!
「目標、前方の敵!」
「突撃!前へ!」
 銃をかまえると全力で走りだす。核の時代にこんなことが役に立つのだろうか、もうバカになるしかないな。班長の号令が頭の中を素通りして直接手足に伝ってゆく。俺も奴も、そして愛すべき仲間たちも、死ぬ時はみんな一緒・・・・・なんだろうな。
<六月某日>
レイプごっこ
 3ヶ月の前期教育も大詰めをむかえてきた。今月の末には、俺も奴もバラバラになって全国の部隊のどこかの駐屯地に配属されることになるだろう。なんか、そう思うと、とてもせつない。でも、俺と奴は違う道をたどらなければならない。希望も適性も違うから。だからあと数週間、思いっきり悔いのないようにガンバッテいく。それが今の俺たちには一番なの
だ。
 営内近は1班12名前後いる。学校の教室の約2倍ほどの大きさの部屋に、実に40人の隊員が詰め込まれ、2段ベッドで毎日の訓練生活を送っている。もちろん性格もさまざまであるが、そんな隊員たちが40人も一つの部屋にいる姿は、なんとも壮観で異様でもある。しかも全員、スポーツ刈りか坊頭で、体格もこの六月ごろになると個人差こそあれ、すっかり逞しくなってくる。
 その中にはやっぱり俺以外にも、男が好きな奴がいるらしい。時々どっかからか、〇〇二土と二士が二人でトイレにはいって行くのを見たなんて話を耳にすることがある。
 うまいことやってるなあなんて思うけど、やっぱり毎日寝起きしている仲間の前ではなかなか、そんなことできるワケがない。それでもよく俺たち二人は皆の前で冗談を飛ばし合う。
「オッ、いいケツしてんなあー、たまんねえぜ!」
「バーカ、今夜はもう予約ズミダヨ」
「ベッドあんまりゆらしてこわすなヨ。下で俺が寝られネェからヨ」
「じゃペーパー貸してやっから、センズリでもかいてきな!」
 なんてやり合ってると、周りの仲間も悪乗りしてきて、なにがなんだかわからないうちにレイプごっこ(つまり解剖というやつ)が始ま���たりする。どんなバカ力の持ち主でも二十人ぐらいにせめられたんじゃ手も足もでない。アッというまにスッポンポン。一回やられるとくせになるみたいで、次の獲物をさかす。でも気がつくと、一番必死でやってるのは俺みたい。
<六月中旬某日>
こみ上げてくるような話
 今日から前期教育で最初で最後の野営(泊まりがけの野外訓練)が始まった。
 午前中に寝泊まりするテントを設営する。
 午後からは小銃手用の掩体(一種の個人用の隠れ穴…ここに隠れて首と銃だけ出して、敵を狙う)を掘った。
 1グループ6人で3時間ほどで仕上げなければいけない。
 もっぱら俺は現場監督のように地面に穴を掘る設計図を引く。そして奴は、パワーショベルのようなバカカで他の仲間四人とともに穴を掘る。もちろんきっかり時間内に仕上がった。
 野営で俺たちが使うテントは、二人用の小さなもので、朝起きてみると足が外に出ていた、なんてことがしょっちゅうある。もちろん奴、勝見二士と一緒である。
一日めの夜は夜間訓練もあり、ビールも一本入ったので、二人はろくに話しもしないで寝てしまった。
 二日の夜、目が冴えて眠れない。久しぶりに奴と俺はいろんな話しをした。酔うと滑舌になる勝見。入隊する前の事や、これからのこと、もちろん女の話しだって出てくる。俺は当然聞き手に回るわけだが、それでも奴は初体験の話や、彼女にふられてしまったことを、こっちが感心するほど克明に話してくれた。
なんかこみ上げてくるようなものも感じるけれど、それは明日の厳しい訓練にとかして流してしまおう。
 三日めは、昼間の行軍が災いして床についたら、またまた、あっという間に寝てしまった。それでも就寝前、点呼に来る班長が、
「お前ら、あんまりいちゃつくなよ!」
「いやーあ、昨日なんて島さんが寝かしてくれないんスよ。まいったなあ」
なーんて冗談も飛ばしてくれて、言葉の中だけど、楽しませてくれた。
<前期教育終了7日前>
愛すべきパワーショベル
 今日は最後の体育だ。項目はなんと苦手の障害走。外見に似合わず(?)体力のちと足りない俺には恐怖の時間である。だが、今回はなんと二人でペアになってやれというのである。当然勝見二土と組むことになる。よし、やるぞ!
 隊長の合図でスタートし、戦闘服姿で障害物を切りぬけていく。高さニメートルの垂直の壁あり、幅一・五メートルの溝あり、まったくとんでもないコースだ。やっぱり勝見の奴は早い。確実に障害をこなしてゆく。時々日に焼けた顔でこっちをふり向く。そうだ、奴がいるから今俺は、三カ月間ここまできたんだ、汗と埃は今、大きなエネルギーと変わって俺たちに吸い込まれてゆく。奴が好きだ、そう、心の中で叫んでやる、
「好きだ」と。
 ふと気がつくと、目の前にロープが下がっていた。最後の難関のロープ登りである。畜生!俺が最も苦手とするやつだ。それでも登らなければならない。一段階一段階と手足を使って登るのだが、なかなか上へ進まない。
 畜生!もうだめだ、あと五十センチでロープのフックに手が届くに・・。すると、そ畜生!もうだめだ、あと五十センチでロープのフックに手が届くのに…。
 すると、その時である。足をなにか、すごい力で下からさ押れた。グーッと上に上がる。フ、フックに手が届いた。やったあ!思わず下を見る。そう、俺の足の下には勝見のこぶしがあった。奴は満身の力で、俺を下から押し上げてくれたのである。
この野郎!お前はやっぱりパワーショベルなんだなあ。
<前期教育終了6日前>
 自衛隊部隊はラッパの音と共に、毎朝8時に国旗掲揚、夕方5時に国旗降納がある。
 俺の前に整列している奴の後ろ姿の敬礼を見るのもあと数回しかない。教育終了後に別の部隊に進む事に決まったからだ。
 日に焼けたうなじを目に対み込んでおこうと思う。毎日、一緒に行く食事も別れが近いせいか会話が少なくなったような気がする。
 そろそろ身辺の整理を始める。ダンボールに荷物をつめる時、背中に後ろで見ている奴の視線がやけに気になる。
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<前期教育終了4日前>
 パンツの隙間から半立ちのものが…
 教育打ち上げの研修旅行で、ある山奥の温泉に行った。
 やはり百名近い短髪の青年集団というのは一般の人々に奇異に見えるようで、必ず「お仕事は何ですか」なんて聞かれる。もちろん醜態をさらす飲み会に制服なんて着ていくワケがないから、わからないのは無理もない。
「皆さんお若いですネ。今年入社したのですか?」
「ハアー、そうです」
「いい体している人ばかりですけど、どんな仕事ですか」
「まあー(モゴモゴモゴ)」
「ガードマンかなんかですか?」
「似たようなもんですネ」
と、けっこうおもしろがって遠回しに話をするんだけど、後ろから当然、
「島二土!」
なんて階級で呼ばれるもんだから、わけ知りの人にはバレちゃう。そしてその夜ー。
 バカ騒ぎのうちに飲み会も終わり、各班ごとに���っそりと部屋に集まって二次会が始まる。ビールの本数が増えるに従って、歌が出る。かわるがわる歌う員の歌声をバックにして、俺も奴も仲間たちも、この三カ月間の訓練をいろいろ思い出していた。苦しかったことしか浮かんでこない。
でも、俺たちはその中で同期愛ということを学んだ。
 いつのまにかみんな寝てしまっていた。もう外は白みかかっている。
 突然、俺の寝ている毛布に奴が割り込んできた。肌がふれ合う。奴の匂いがする。すぐいびきかく。でも、なんとなく手が出せない。チラリと下を見る。パンツのすき間から、奴の半立ちしたものが見える。そういえば、いつか俺も言われたっけなあ。
「島さん、立ったチンポぐらいしまって寝てろよナ。思わずさわりたくなるだろが!」 
 奴が不寝番をやっていた時見られてしまったようだ。まったく助平な奴だと思った。でも俺のほうが助平だったりして。
「俺、眠ってる時って何されてもわかんねえんだよなあ」
と奴がカマをかけてくる。
「バーカ、もうやっちゃったヨ。でも1万円のダッチワイフのほうが気持ちよかったぜ」
と俺。してやられたというような奴の顔。
 そんなこと思い出しながらいいチャンスの中、俺も寝てしまった。
<前期教育終了日>
 再会をめざして頑張ろう
 とうとう、今日という日が来てしまった。
 俺も奴も違う部隊へ行ってしまう。場所も離れているので、顔も見られなくなるかもしれない。両手で握手をして別れた。
 遠くでいラッパが鳴っている。戻は出なかったが、心で泣いてしまった。ありがとう、リスの目をしたパワーショベル、勝見次郎よ。日に洗けて埃にまみれながら走り続けた道を、ふり返りながら前を行く。奴だから、今日まで.....。
そして今…
 新隊員後期教育が始まって1ヶ月半。前期教育から一緒に教育を受けている北村二士が手紙を見せてくれた。勝見二士と同じ部隊に行った高田二士からだった。
<あ、そうそう、この間の手紙に島さんが夢精したって書いてあったネ。あの文、勝見二士に見せたら、「まいったなあー」って口ではいってたけど、ニヤニヤしてたぜ。島さんに会いたいって伝えといてくれとのこと>
 俺も奴に会いたい。こんど会うのはいつのことだろうか。
「士、別れて三日を経たるは刮目して待つべし」
お互い、目をみはる再会をめざして頑張ろうじゃないか。人は出合いと別れを通じて成長するのだから。
 そして後日談…2024年
 題名「遠くで突撃喇叭が」は第二書房が付けた題名。
 原題は「遠くでラッパが」である。今どき戦闘訓練で突撃喇叭なぞ吹かない。この時代の薔薇族には戦記物を書ける文字通り百戦錬磨の先輩がたくさんいたから仕方ないが、俺の指したラッパの音は毎日部隊で鳴らされる国旗掲揚、国旗降納のラッパである。
 勝見二士(仮称)は俺が見込んだとおり自衛隊員募集パンフレットの表紙を飾った。
残念ながら2任期(4年)で退職。
再会は果たせなかかった…親父の後を継いで海に出たそうだ。
新隊員当時の写真。小説に出てくる面々。
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 その他の隊員と再会したのは地下鉄サリン事件。不幸な事件であったが、それぞれが一線で任務についていた頼もしさを感じた。
 もちろん俺も新隊員の教育をする先任陸曹になった。
 その後俺も2等陸曹で依願退職。約15年の自衛隊生活を終了。鳶職となり予備自衛官で約10年、1曹まで務めた。
 2024年現在、自衛隊に残った同期たちは全て定年退官している。
 俺を薔薇族、さぶに引っ張ってくれた木村べん氏も他界された。
 読んでもらって分かる通り、肉体関係は無くとも男同士の愛情はある事への感動を自衛隊で得ることができた。
 職務上死の覚悟を要求される世界。
 その感動をセックス描写のない小説でも構わないからと木村べん氏に書いてみないかと言われて作ったのがこの作品。
 べん氏に銃を持つ手ではイラストは描けなくなると言われて、好きなメカ画も共同で作品表紙等で書かせていただいた。もちろん最初で最後。ben &tetsuは勉&(鳶)徹って言うこと。
 文中漢数字が多いのは縦書きの影響。
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「遠くで突撃喇叭が」掲載誌表紙
もう一つ参考にしてさせていただいた本。
1974年芥川賞受賞作品「草のつるぎ」
実はエロ度こちらの方が数段上。戦闘訓練の打ち上げで全員でセンズリこくシーンがある。実話だからノーカットなんだろう。
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maigeiko · 1 year
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The look of... VII: Mukojima
Welcome to the 18th installment of this series (my 7th). This time, we’re having a look at the Geigi that work in one of Tokyo's Hanamachi: Mukojima (向島).
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Historical context Geisha started to live in Mukojima in the early Meiji period (1868-1912) [1]. From the Edo to Meiji period, Mukojima was a recreational area for the common people, and was frequented by Yanagibashi and Yoshiwara Geisha with their customers. [3] The earliest record of a Mukojima Geisha (known to me) is Omomo お百, who was featured in "Contemporary Beauties", 1897 [2]. In 1906, 30 Geisha lived in the area. By 1928, their number had increased to 239. In 1940, several Kenban united, further increasing the number of Mukojima Geisha to 1300. Like in all Hanamachi around Japan, their number declined steadily after the second world war. In 1951, their number was 600, in 1993 240 [7], in 1996 170, in 2007 120 [3], in 2020 around 90 [4]. This makes Mukojima approximately as populated as Gion Kobu and Tokyo's largest Hanamachi.
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The look of Mukojima Geiko. Local Term: Geisha 芸者 ※ Hairstyle: Taka shimada, Tsubushi shimada ※ Kanzashi: Kushi, Maezashi, Hirauchi or Tama in the back, rice husk in the new year period ※ Makeup: Oshiroi ※ Kimono: everyday Kimono: Homongi. Kuromontsuki Hikizuri mostly in the new year period or for Erikae, rarely non-black Hikizuri. ※ Haneri: white ※ Obi: Taiko musubi, Yanagi musubi with Kuromontsuki Hikizuri, Tsunodashi musubi with other Hikizuri ※ Obijime: mostly light-coloured. No obijime with yanagi musubi ※ Obiage: mostly red, pink, or white. Seldomly turquoise, white/green, white with red shibori (red/red-white shibori with Kuromontsuki) ※ Footwear: mostly Zori, also Geta
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Casual/Jikata look ※ Hairstyle: Yohatsu ※ Kanzashi: none ※ Makeup: western makeup ※ Kimono: Homongi, Kurotomesode ※ Eri: white ※ Obi: Taiko musubi ※ Obijime: mostly light-coloured. In rare cases with pocchiri ※ Obiage: white with red shibori, pink, white, pink/turquoise ※ Footwear: Zori
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The look of Mukojima Maiko. Local term: Hangyoku 半玉 ※ Hairstyle: Momoware (own hair or wig), Yuiwata for senior Hangyoku (only wig). Shibori, Kanoko and Chinkoro are mostly red, but can also be pink during summer. ※ Kanzashi: seasonal flower kanzashi (1-2 Daikan, Katsuyama, 1-2 Bira-Ôgi, Shidare popular during the entire apprenticeship), Maezashi (optional), Hirauchi. Minimal flower kanzashi with Yuiwata. ※ Makeup: Oshiroi, both lips painted from the start ※ Kimono: Furisode with or without tucks (all variations possible) ※ Eri: mostly white or red/white. But also pink/red, red/purple/green on white base, pink, green, black/pink/white, etc., etc. ※ Obi: kôken musubi ※ Obijime: light-coloured. sometimes with pocchiri ※ Obiage: most common colour variations are red/silver, or red/white shibori. But there are many other combinations. ※ Footwear: mostly Okobo (with red or pink straps), Zori
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Dances [6] Some dances that are local speciality of Mukojima: ※ Asazuma bune かさずまぶね ※ Fuji musume 藤娘 ※ Fukagawa Kuzushi 深川くずし  ※ Gorô ごろう ※ Mukojima ondo 向島音頭 ※ O-Sumio お角力 ※ Otemoyan おてもやん ※ Sôran bushi ソーラン節 ※ Yosakuraya 夜桜や
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Others that you can also see in Ozashiki outside of Mukojima: ※ Ayame Yukata 菖蒲浴衣 ※ Echigo Jishi 越後獅子 ※ Hanami Odori 花見踊り ※ Hatsuharu 初春 ※ Ina bushi 伊那節 ※ Kiyari Kuzushi 木遣りくずし ※ Sawagi さわぎ ※ Setsuhonkaina せつほんかいな ※ Shichi fukujin 七福神 ※ Takeda bushi 武田節 ※ Tatsumi no hidarizuma 辰巳の左褄 ※ Tsurukame 鶴亀 ※ Yakkosan 奴さん ※ Yoshiwara Suzume 吉原すずめ
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Notes Mukojima allows part-time workers, calling them Kamome かもめ [5]. Most of them are students or work in a different job already. Their task is mainly assisting Geisha/Hangyoku in the Ozashiki. Kamome can become Hangyoku or Geisha if they wish to work full-time. Mukojima dancers also play instruments at ozashiki: Hangyoku frequently play shime-daiko, Tachikata more often play ko-tsutsumi, sometimes fue. Shamisen seems so be reserved for Jikata.
Usually, Ryotei and Okiya are separate businesses in Tokyo. In Mukojima, however, several Ryotei also function as Okiya [3], similar to how in Kyoto, several Ochaya also have an attached Okiya.
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Sources - Text [1] Foreign Press Center Japan, Mukojima Press Tour April 2006 https://fpcj.jp/en/assistance-en/tours_notice-en/p=6744/ [2] https://www.flickr.com/photos/blue_ruin_1/28442353867/ [3] numbers 1906-1951, 1996-2007: Sumi Asahara "Tokyo Rokkagai", 2007 [4] not an exact number (account required) https://www.tapatalk.com/groups/tsurukomaiko/hanamachi-population-reference-wip-t2000.html [5] Kamome http://sengoku-japan.com/ [6] dances compiled at Tsurukomaiko, it's by no means a complete list (account required) https://www.tapatalk.com/groups/tsurukomaiko/list-of-dances-in-all-hanamachi-t1988.html [7] 1993: Tsuiseki (追跡): The World of the Geisha, ca. 1993 https://www.youtube.com/watch?v=bkhRWNDwTyM Sources - Pictures Omomo ※ Kingyo Ozashiki ※ Momoka ※ Komachi ※ Yuki+Otokichi ※ Chikage ※ Senyume ※ Hiroya ※ Chikage+Natsuki ※ Tamaki ※ Shingetsu ※ Natsuki (twitter) ※ Soraka (insta) ※ Tomoka ※ Kingyo (fb) ※ Teruka 2x ※ Kanzashi ※ Kintaro (insta) ※ Ayame ※ Kingyo+Rin Ozashiki (fb) ※ Sakura matsuri 2023 I tried to trace back all pictures. If you find the missing links, let me know. "The look of" other Hanamachi: Yamagata, Tokyo Yoshicho, Niigata, Atami, Gifu, Tokyo Kagurazaka, Arima Onsen, Tokyo Asakua, Nagoya, Tokyo Shinbashi, Anjo I Osaka Kitashinchi, II Tokyo Akasaka, III Osaka Nanchi, Fukuoka, V Yuzawa, VI Morioka More Mukojima content: https://maigeiko.tumblr.com/tagged/mukojima Layout: @geimaiko, thanks as always! ♥
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emeraldecheveria · 12 days
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月の光と海うさぎ【8】
明日のない朝
 すみれさんが戻ってきても、私たちは朝になるまでモーター音が響くコインランドリーで軆を温めていた。
 この時間帯でもたまに利用客が入ってきて、訝しげに私たちを見る。すっかり太陽が昇りきる前に、「少し移動しましょう」とすみれさんが立ち上がり、さくらも目をこすって目を覚ました。私は頭はぼんやりしていても、一睡もできないままだった。
 人通りが少ないうちに駅前に出た私たちは、駐輪場で鍵のかかっていない自転車を盗んだ。そして、やはりすみれさんの先導で、騒がしい朝へと目覚めていく街の中を走った。
 だいぶん走った気がする。一時間は漕いでいたので、運動が得意でない私は息が苦しくなった。大通りも走ったりして、車との接触に気をはらったりしていると、ブレーキを響かせてすみれさんが停まった。
「ここだと思う」
 自転車は乗り捨てて、私たちはすみれさんがしめした広い公園に踏みこんだ。
 あまり人はいなかったけれど、ひとつのベンチに何人か男の子たちが溜まっていた。すみれさんはその男の子たちに近づき、何やら話したあと、「さくらと希夜ちゃんはここにいて」とベンチを指してから男の子たちとどこかに行ってしまった。
 私とさくらは顔を合わせ、疲れもあったのでおとなしくベンチに腰かけた。周りの樹木は紅葉も過ぎて、枯葉をこぼしていた。
 すみれさんとあの男の子たち、何なのかな。そんな疑問もあったけど、何だかさくらに訊く気力もなかった。
 今日も空はよく晴れていた。けれど、自転車を漕いでいた発熱が落ち着いてくると、吹きつけてくる風が寒かった。公園の外の騒音がざらざらと響く。
 昨夜から何も食べていなかったけど、食べたいものがひとつも思いつかないくらい、何だかどうでもよかった。それより、どのタイミングで家に連絡を取りたいと言い出せばいいのか──
「希夜」
 ふとさくらがつぶやき、「……うん?」と私は少しだけ首をそちらに捻じった。
「何か、ごめんね」
 私はさくらの正面を眺めるままのぼうっとした目を見つめ、「ううん」と言った。さくらの赤い唇から白い吐息が流れる。
「このまま、私たちと来る?」
 うつむいた。このまま、さくらたちと? それは──
「……家に電話しないと」
 正直に答えると、さくらは薄く咲って「そう、だよね」と首を垂らした。「ごめんね」と今度は私が言うと、「いいの」とさくらは私に微笑む。
「希夜は、私たちみたいにダメにならないでね」
「さくらはダメじゃないよ。すみれさんも」
「ダメだよ……」
「そんなことない」
 さくらはまた顔を伏せ、膝の上で白い手を握りあわせた。
 さくらもすみれさんも、昔からかわいくて女の子らしい洋服なんて与えてもらえない。トレーナーやジーンズ、男の子のおさがりのような服装が多い。でも、それはそれで似合うくらい、ふたりともかわいかったけれど。
「私さ」
「うん」
「ずっと希夜に言えなかったことがあって」
「……うん」
「ルルのこと、憶えてる?」
 私はさくらの横顔を見てから、「うん」とうなずく。
「たぶんね、滋くんたちなんだ」
「シゲル……くん、って」
「私のいとこ」
 目を開いた。さくらは長い睫毛を伏せている。
「たまにうさぎ小屋に行って、ルルだけじゃない、ほかのうさぎもいじめてた。よく分からない薬を塗ったにんじん食べさせたりとかして」
「………、」
「私がそれを知ってるのを、滋くんたちも知ってた。ルルが死んだときには、絶対言うなよって言われて……」
 さくらは声を震わし、「でも」と話を続ける。
「私が先生とかにほんとのこと言ってたら、希夜はあんなに苦しまなかったよね。だから、ほんとは……全部私のせいなんだ」
 私はびっくりしてまばたく。そんなふうには考えなかったし、思いもよらなかったから。
「さくらのせいじゃないよ」
「私が滋くんたち怖くて、犯人知ってるくせに黙ってたせいで、」
「さくらは悪くない。悪いのは滋くんたちだよ」
 さくらはかぶりを振って「私が悪いんだ」と繰り返した。その瞳は涙が滲み、赤くなっている。ルルの赤い瞳を思い出した。「さくら」と私はさくらの手に手を重ねた。
「ルル、何で死んじゃったのかな、とは確かに私も思ってた」
「……ん」
「私が悪かったのかもしれない、とも考えたよ」
「希夜は、」
「でも、そうじゃなかったんだよね。ほんとのことが分かっただけでも、よかったよ。ありがとう、さくら」
 さくらは私を見て、開いた目からぽたぽたと涙を落とした。
 ずっと私にそのことを言えなくて、さくらはひとりで苦しんできたのだろう。さくらは何も悪くないのに。巻きこんでしまって申し訳ないのは、私のほうだ。
「ねえ、さくら」
「……ん?」
「ちょっとね、バカみたいな話していい?」
「ん、うん」
「私、あの頃から、ルルが心の中に棲んでるような気がするの」
「心に?」
「そう。私がいじめられると、ルルも傷ついて、心の中に雨を降らせるんだ」
「雨……」
「私、上手に泣けないから。代わりにルルが心で泣かせるの。私も、ルルも、ひとりぼっちなんだよね」
「何で」とさくらは重なった私の手を握った。
「ルルはうさぎ小屋に友達がいたし、希夜には私がいるじゃない」
 さくらを見た。さくらも私を見た。小さく咲いあうと、「うん」と私はうなずいた。やっと微笑んださくらは、私の肩をぎゅっと抱いてくれた。ちょっと煙草の匂いがする、と思いながらしばらくそうしていた。
 それから、さくらは「家に電話しなよ」とテレカを貸してくれた。私はそれを素直に受け取り、周りを見まわして公衆電話ボックスを見つけると、そこに駆け寄った。
 午前七時をとっくにまわっても帰宅しない私に、家は大騒ぎになっていた。今すぐ迎えにいく、そこで待っていなさい、と母はまくしたて、私はおとなしく「はい」と答えた。
 ベンチに戻ると、そんなに長くない電話だったのに、ちょうどすみれさんのすがたがあった。「家に電話したの?」と訊かれ、肯定する前に「すみません」と何となく言ってしまうと、すみれさんは一応首を横に振ってくれた。
「私たちのことは言った?」と問われ、「訊かれなかったので」と答えると、「じゃあ、そのまま私たちのことは絶対に言わないで」とすみれさんはさくらを立ち上がらせた。
「どこに行くんですか?」
「ごめんね、聞かないほうがいいと思う」
 突っ立つ私を残し、立ち去りかけたふたりを呼び止め、私はさくらにテレカを返そうとした。「また会えたときでいいよ」とさくらは無邪気ににこっとした。
 また、会えるのかな。なぜかそんな不安を覚えたけれど、ここで押し返したらもう会わないと言うようで、私はこくんとした。
 さくらとすみれさんは荷物を連れて公園を出ていった。私はひとりベンチに座り、ぽつんとしていたけれど、ふとテレカの写真を見た。
 夜桜を切り取った写真で、満月を背景に桜の花びらが舞っている。昨夜の月を思い出し、またさくらと月を見れるかなと思った。十五夜も。十三夜も。一緒に見て、お互いの幸せを願ったりできるかな。そうできるといいな。
 そんなことを淡く願っていると、親が迎えに来た。母だけでなく、父も一緒だった。ふたりは捜索願いまで出してしまっていて、私は警察に行かなくてはならなかった。
「あのふたりは?」と訊かれてぎくっとして、「ひとりだよ」と白々しく言ったけど、「希夜ひとりでこんなことするわけないだろう」と父が言い、母はさくらのおとうさんから連絡が来たことを教えてくれた。さくらのおとうさんは、さくらの日記を見つけて計画を知り、私の家と私の中学にまで連絡を入れたらしい。
 学校にもこのことを知られたのか。車に乗りこんだ私は、何でそんなことするかなと、後部座席で歯噛みした。私はそもそも帰るつもりだったし、そんな大変なことみたいに伝えなくていいのに。でも母も「ほんとにバカなことして」とあきれた息をついていた。
 地元に戻ると、両親に警察署に連れていかれた。「あんたの歳ならそんなに厳しくないから」と母に言われていたのに、私はそもそも年齢も訊かれず、ひとりで取調室に通された。
 それでも、軽い注意くらいだろうと思っていた。しかし、担当した刑事のおじさんはすごく横柄で、明らかに問題児を見下す目をした人だった。
「お前、売春する気だったんだろう」
 いきなりそんなことを言われて、そういう経験はキスさえしたことがなかった私は、土足の物言いに驚いた。
 刑事のおじさんはすごい剣幕であれこれと私をなじった。怖くなった私は何も言えなかった。調書を取られ、拇印も押せと言われ、嫌だったけど逆らえなかった。
 ただ、そのとき同時におじさんは私の年齢に気づいたようで、怯んだ顔を見せた。やっぱり、母の言ったとおり、本当は子供に対してこんな取り調べはダメだったのだろう。
 しかし、おじさんは子供と見たら見たで、「子供がこんなに大人に迷惑をかけやがって」と私に頭に下げて謝罪するよう言った。できなかった。したくなかった。父と母にはきちんと謝る。ふたりには確かに心配をかけた。でも、このおじさんに何で謝らないといけないの?
「お前は子供だから分かんかもしれんが」とおじさんは私に顔を近づけ、煙草臭い息で言った。さくらに感じたあの匂いと違い、何だか不潔だった。
「女なんて、あっという間に汚されるんだ。だから、あんなふたりとはとっとと縁を切るんだな」
 汚される? 何その言い方。さくらとすみれさんが汚れているみたいに。この人は何を言っているのだろう。
 だんだん意固地な気持ちになってきて、私は黙りこくった。おじさんは「人に迷惑をかけておいて、なんて態度なんだ」と今度は説教を始めた。
 人に迷惑、って。そんなに他人には迷惑かけてない──と思ったけど、なぜか急に、私たちを市街地まで乗せてくれたダンプの運転手さんを思い出した。
 あの人には、確かに、迷惑をかけたかもしれない。仮眠を邪魔して、嘘ついて。私たちを心配することも言ってくれたのに。きっともう、謝る機会なんて絶対に訪れない。あの優しさに何も返せないのだと思うと、私の目に、急激に涙があふれてきた。
 私が泣き出したことで、おじさんはようやく満足したらしい。外で待っていた両親にも、「反省したみたいです」とか言っていた。でも、私はダンプの運転手さんには本当に申し訳なく感じたけれど、それ以外は反省も後悔もしていなかった。
 中間考査中は学校を休み、日程をずらしてひとりで試験を受けた。当然、結果はぼろぼろだった。
 学校でももちろん職員室に呼び出され、今回の件はどういうことなのか説明しろと怒られた。私は訊かれたことには正直に答えたのだけど、結局は、ますます先生たちに不良あつかいされるようになっただけだった。
 しばらくして、母がさくらたちの話をしてきた。ふたりはあのあと、公園にいた例の男の子たちに心配され、警察に行ったのだそうだ。ふたりが今、どこで何をしているのか何も分からなかった私は、少しほっとした。
 さくらとすみれさんの家出は、あれが初めてではなかったそうだ。お金がなく、売春することもあった。そういうお店だか組織だかにいて、ずいぶん帰宅しなかったこともあったという。その組織だかが摘発されたことで、あのときふたりは家に帰ってきていたのだと母は話した。
「希夜」
 つらすぎるふたりの環境に押し黙り、ただうつむいていると、母がはっきりと言い渡した。
「もう二度と、さくらちゃんには会っちゃいけないからね」
 ──部屋に戻った私は、さくらに渡された夜桜のテレカを見つめた。
 また会えたとき、ってさくらは言った。だから、会える。会えるよね。みんな会っちゃダメだって言うけど、私にはそれが分からない。
 だって友達なのに。味方なのに。私のこと、分かってくれる存在なのに。会っちゃいけないなんて、意味が分からない。
 そうだよね、ルル。ルルもさくらに会いたいよね。さくらにまた会えるって一緒に信じてくれるよね。
 ねえ、泣かないでよ。私の心に雨を降らせないでよ。寂しいなんて思わなくていいんだよ。私たちには、さくらがいるんだから、寂しくなんて──……
 けれど、私が再びさくらに会えることは、このあとの一生で、結局、一度もなかったのだ。
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moonrobe · 1 month
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短編集
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『Dessert blanc: 白い短編集』
白く柔らかな物語たちを集めました。 【収録作品】僕のことを話そう/君の口癖/雨に咲く/僕の遺書が届くまで/心をめくれば/彼はかわいい/First Kiss/かくれおに
『Dessert noir: 黒い短編集』
黒く堕ちていく物語を集めました。 【収録作品】たとえば私が死んだら/雑音の中で泡沫/モノクロの嘘/雨だれ/回遊魚たち/泡雪の夏/ゆきしろ/ルミナス/たとえば君が死んだら
『Dessert rouge: 赤い短編集』
赤く残酷な物語を集めました。 【収録作品】椿が落ちた日/初期化/冷たく光る虹/どくいちご/夏の破片/遊ぶ糸は雨に溶けて/夢の跡/春と海月
『Melt Dawn: 微睡む夜明けの短編集』
闇が溶けていくときを描がいた物語たち。 【収録作品】夜には猫と戯れて/わらび/大人になっても/空に手が届かないなら/隣にいるあいだに
『感傷現像: すりむける心を写す短編集』
ひりひりするような痛みを孕む物語たち。 【収録作品】腫れあがる嘘/僕を君の十字架に/カレイドスコープ/暗室/モザイク/Without You/焼かれた瞳/珈琲に蝶
『虹の影: 恋のグラデーションが射す短編集』
セクシュアルマイノリティの人々に触れる物語たち。 【収録作品】蒼い朝/自由課題/フミキリ/汐の約束/ホットコーヒー/夜の水平線
『OVERDOSE: 致死量の闇を飲む短編集』
読後感がどろどろと重く胃もたれする物語たち。 【収録作品】Kill me,again/心をちぎって/雨夜の月/息をするだけで/セルフィーポルノ/騎士の夜
『徒花ほろほろ: 実らない恋の短編集』
どうしようもなく報われない恋を綴った物語たち。 【収録作品】つくりあめ/ナイフになれない/綾織りの恋/雪月夜/Second Chocolate/咲かない花
『エンドロール: 終焉を迎える短編集』
それぞれのおしまいのときが迫る物語たち。 【収録作品】嘘つきな熱/Magical Cigarette/羽化/夜、ワンルーム、ふたり。/消える星/オーロラソース/フラット
『Frozen Sexual: 凍りついた性の短編集』
心を蹂躙され、死んだように凍てついた性を抱える人々の三本の物語。 【収録作品】あと数秒で/氷点の檻/君をつなぐ
『少年たちの恋: 彼の想いを綴る短編集』
好きになってごめん。でも言わないのも苦しくて──甘々から鬼畜までのBL作品集。 【収録作品】僕らは変われない/七色のガラス/君を失う前に/イロチガイ/LUNA PAIN/片想い
『ふれられない: 指先が彷徨う短編集』
君に届かない手が虚空に落ちる。この想いは伝えてはいけないのかな。 【収録作品】ON/OFF/茜雲/彼の副流煙/絵本のあいだ/凛夜に/恋が灯るまで/隣を歩く
『Black Labyrinth: 病んだ迷宮の短編集』
病んだ心が真っ暗な迷宮に迷い込んでいく、九編の短編集。 【収録作品】 ZOMBIE VOICE/片羽の鏡/カゲコイ/ボーダーガール/花冷えと月/病んだ波/Untitled/新緑の釘/落ちた虹
『影法師を連れて: 翳りがつきまとう短編集』
消えない痛みで心が翳る人々を描がく短編集。 【収録作品】いびつな残響/星降らぬ夜に/シルエットグラフィティ/削除未満/雪が降る海の中で/浸された翼/桜散る/雪に溶けないように
『花ひとひら: 千花模様に捧げた短編集』
『短編工房ミルフルール』に掲載した作品のうち、選りすぐり五編を収録した短編集。 【収録作品】雪の声/愚かな手/ラストシーンクロスオーバー/悪戯なショコラティエ/戻らない桜
『Limit Zone: 極限に至るまでの短編集』
頭の中も心の奥も、極限状態へ堕ちていく──ぎりぎりに追い詰められる精神状態を書いた中編三本。 【収録作品】雪の果て/抜殻の潮騒/陽当たりの良い場所
『あやとり: 縺れて揺らぐ恋の短編集』
感情が絡みあって、関係が縺れあって、恋心は揺らめいていく。「好き」がこじれた人々の中編三本。 【収録作品】夜から月をすくって/LOVESICK/君が溺れる深海
『真夜中の眩暈: 遠ざかる意識の短編集』
熱で正常な判断がつかない深夜のような短編集。 【収録作品】一夜の発熱/ひらりこぼれて/不等辺三角形/Hollow Lover/花曇りの行方/失せものの君/君は押し花/氷中花/延命契約/天使の着信
『夜に光る花: 妖しく危うい絆の短編集』
「好き」という想いがちらついて、揺らめいて、しっかりつかむことができない。そんな中編を三本収録した、とまどう恋の一冊。 【収録作品】Monotone Stars/夜に羽音/ゆらいでひらいて
『磔のカメリア: 消えない罪の短編集』
愛したあなたのために私は罪を犯す、その罰にあなたを失っても……罪に堕ちる短編集。 【収録作品】桜の残響/紅玉の声/いつかの彼女/穢れた紅葉/白桜の頃/Backstreet Teens/口封じ
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longgoodbye1992 · 11 months
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田園の中の喫茶店にて
最近単発のバイトに中々入れず、退屈な日々を過ごしている。
前のようにパチスロに行く気もなくなり、秋が深まる山やら滝やらに行っては数枚の写真を撮って帰る。
普段カフェインを控えているが、温かい珈琲が美味しい季節になったから、前から気になっていたカフェを周り始めた。
今日来たところは木曜から土曜までしか営業していない、海の側から少し山に入った田園地帯の真ん中にある喫茶店だ。
古民家のような外見から中に入ると立派な梁がある。ピアノやギター、コントラバスまであって、音楽イベントをやっていると聞いた。
オリジナルの珈琲を頼む。
客は自分ひとりで、お店��人も一人だった。
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窓際のいい席に座れた。文庫本を開いてたまに外を見るというのを繰り返す。
すると車が店の前に止まり、女性が一人店の中に入ってきた。
予約していた人なのだろうか、店主は女性の顔を見ると豆を挽き始めた。
香ばしい香りが店内に広がる。
読んでいた桜木紫乃の短編小説にいいアクセントをくれる。
七、八分くらいしてそれが出来上がったようで、女性は袋を持って会釈しながら店を出た。
それから五分ほどして、店主が申し訳無さそうに、珈琲カップを持ってきた。
「大変お待たせしました」
「いえいえ」
「エチオピアです」
「ありがとうございます」
もしこれが町中にあるチェーン店のコーヒーショップならクレームを入れる人もいるだろう。
でもここは時がゆっくり進む田んぼの真ん中の喫茶店。早さなんか求めてはいない。
大人の例えをするならば、メイクをしている相手を待っている時間と同じで、完全に相手が美しい状態で出てくるのはどれだけ待ってもいい。
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珈琲を一口飲む。取っ手が無いタイプだから少し指が熱かったがそれもいい。
あっさりした飲み口だがコクがある。苦味は程々で酸味はあとに少し残るくらい。バランスの良い味で、毎日飲むのにはうってつけの味だった。
小説を読み終えて文章を書く。
聞こえるのは少し前にオーダーした珈琲牛乳を作る音と外にいるカラスの声。
そういえば、と思い出したのは自分の誕生日と一ヶ月違いで大学の同期だった香菜の事。今日がその誕生日だったのをスマートフォンの日付を見て思い出した。二年前くらいに突然泣きながら電話があって以来、たまにやり取りをする。
香菜とは色々あった。大学に入って最初に仲良くなった女の子が香菜で、初めて女の子の部屋に泊まったのも彼女の部屋だ。不思議なものでそんな関係だったにも関わらず、ある時期から互いを嫌うようになって口も聞かなければ目も合わせなくなった。
だから泣きながら電話してきたのは何故なのかわからなかったが、それをすんなり受け止めて泣き止むまで話を聞き続けた自分もどうしてなのかわからない。
とりあえず誕生日メッセージを送っておいた。
珈琲牛乳がテーブルに置かれる。
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昔、母親が作ってくれたような優しい甘さ。
ミルクの膜があってそれをスプーンですくって食べるのが好きだ。
村上春樹の短編を読む。三分で読み終わるくらいあっさりしたものだが、村上春樹の色が確かにそこにあって、純粋にさすがだなと思った。
まだ外でカラスが鳴いている。洗い物をする店主の息遣いと厨房の奥で流れるピアノの音楽が微かに背中越しに聞こえる。
香菜から返信が届く。
お礼と今度公開される映画の監督を務めた事を報告してきた。
おめでとう。さすがだね。と返した。香菜はずっと優秀だった。いや、人に評価されるのが得意だった。作った作品を面白いと思ったこ��はないが、教員や審査員たちに認められる物を多く作っていた。 
反対に俺は落ちこぼれのような物で、自分主演のハードボイルド作品を作ったり、クドカンもどきの恋愛コメディを書いたりしては、不評を買っていた。
そんな二人が今こうして連絡を取り合ってるのを同期が聞いたら驚くだろう。
そんな事を考えていたら珈琲牛乳が温くなってしまった。
閉店時間も近い。
家に帰りたくない。
ずっとこんな風にどこかの店の片隅で本を読んだり下手な文章を書いたり誰かと話をしていたい。
窓の外の田んぼからは、稲のひこばえが大きく育っている。もう秋も深いというのに元気だ。
店にあるアコースティックギターを弾きたいなと思ったが、恥ずかしいので店主に言えないまま店を去る。
夕飯なのか夜の部の仕込みなのかコンソメスープの香りがした。
家の今夜の晩御飯はヒレカツだ。
今日もまた酒を飲んで睡眠薬を一錠多めに飲んで寝るのだろう。最近上手く眠れない。
明日は面接。
帰りにまた寄ろうかな。
この田園の中の喫茶店に。
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chaukachawan · 5 months
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こんに負けたのまじで遺憾
(書き始めは楽st終わり二次会カラオケから帰宅して布団に入った頃です。その時の気持ちを想像して読んでね❤)
どうも、緒田舞里です。書かなくてもいいかなーとか思ってtumblr見たら思ったより書いてる人多くて、焦って描き始めます。現在月曜の朝5時30分です。寝すぎて逆に生活リズムおかしくなりそう。
打ち上げの後、5時までカラオケをしてから寝たら起きたのは23時でした。怖いね。人生最大睡眠時間更新です。ネタっぽくするのは苦手なので毎度の如く長文です。35期は割と1年前のこと書いてます。34期は知らん。文章少なめですごめんね。稽古場で全然同期と会えなくて不安だったけど、会えた時はやっぱり嬉しかったです。色々言うけどやっぱり同期っていいね。
縦縞コリー
こりちゃん!1stの時に思ったんですが、こりちゃんがちゃうかに入ってちょうど1年ですね。こんなに立派になって...😭こりちゃんは一発で「ええやん」を提供することが出来る人です。隣で激焦りしてました。でもそこで止まることなく、出したダメにちゃんと向き合って模索して、本人意識してたか分かりませんがのせる感情が少しづつ変わってたのが凄いなーと隣で思ってました。お祭りの村上さんと会うところや子ポリの独白が好きでした。堂々とした役は元々得意だったけど、この1年で特に悩みとかマイナスの感情の表現も上手くなったな〜って思ってます。3場とか特に。声量あんまり変わんないのにちゃんと気持ちが伝わってくる。出し加減や塩梅も好き。独白系のセリフかなり参考にしてました。これからもこりちゃんの色んな役を見たいです。
帝京魂
こんちゃん!オムニから推し。いい表情しますね〜本当に。イケおじ系が似合う。オムニから思ってたのは雰囲気とかを出すのがお上手。アローも書いてたけど「入ってる」のが分かる。稽古期間中みるみる顔色が悪くなっていってたので健康には本当に気を付けてください。7場のラップの後、ずっと気にしてたけど上手かったよ!周りは良いって言ってるのに本人は納得いってないのまじで分かります。個人的には3stが1番好きでしたね。1年を経て表情がより動くようになった。近くでやっててこんなに顔動く人だったっけ?って気づきを得ました。少なくともオムニはそんなこと無かったので、成長ポイントですね。カラオケ前はすみませんでした。自重します。あとベガから大集で大量にダメ貰ってショートしてたのが面白かった。最近元気で嬉しい限りです。
水琴冬樹
ベガ。1st噛んだのを帰り道までずっと気にしてたの可愛かったですね。1セリフ事にダメを貰おうとしてこたちを困らせていたベガを見てそういやこういう人だったと思い出しました。それだけちゃうかでの役者を久々に見た気がします。居残り練習等、誘ったら予定がない限り必ず付き合ってくれるという確証があります。そしていいダメを必ずくれます。悩んだ時に一回ベガにダメを貰うフェーズがあります。多分。箱での発声しんどかったけど楽しかった。演技面、本当に頼りにしてます。
七枚目
おみそ。今回もハート写真が取れました。大満足です。引退まで絶対に継続させます。カラビニマジで似合ってた。頑張ってよかった。
打ち上げでも話したけど、1年前のおみそは西南図書館の和室で方言を一生懸命直してました。それがもうこんなに大きくなっちゃって...😭😭感涙どころの騒ぎじゃないですよほんともう。仕込み週に会った時、おみそだ〜と近寄ったら「来ただけでこんなに喜んでくれるとは思わなかった」って言ったけど、次の日そっくりそのまま同じ事が立場逆で起こりました。シンパシーです。郷田の切り替え良かった!!中モンも本番信じられないくらい声量出ててビビりましたね。あの時二宮さん戸惑う演技でよかった。素でした。誰!?ってなりました。ずっと頑張ってた発声がここぞとばかりに活かされてたね。これからもおみその色んな役を見てみたいです
苔丸
苔ちゃん!浴衣と私服の色を揃えたり、カラビニエリにポケット付けたりと各所に細かいこだわりが見えて、苔ちゃんを見てるとものづくりってこれが楽しいんだよな〜を思い出します。香夜から1年。おばあちゃんもびっくりの役幅になっちゃった。毎回こんなにも役が変わる人が今までいただろうか。細かいニュアンスを拾い上げて表現するのがますます上手くなってる。その積み上げが演出達に「苔丸なら任せれる」って思わせるに違いない。オムニの時はずっと声量頑張ろ!!って言ってたはずなのに全く言わなくなった。外公〜秋公辺りで一気に声量が伸びた気がする。今回キャスパを一緒に作りながら、苔丸のこだわりや世界を垣間見た気がします。やりたい事に体と思考がついて行かないのもどかしいよね。きっと苔ちゃんならそれも何とかできると期待を寄せ続けます。
岡崎仁美
カヌレ。知らない間にバイト戦士になってた。どうやったら涅槃像が出てくるのかその頭の中を覗かせて欲しい。LINEのスクショを苔丸のTwitterでみたけど何も分かりませんでした。七瀬を見ながらこういうのやらせたらやったぱりカヌレだわってなりました。さすカヌ。幼い役やらせて違和感ないの誇るべき。留学に行くとか聞きました。出来れば最後まで一緒に引退したいなーという気持ちが有ります。寂しいもんね。
西峰ケイ
らび!今公演の相方!らびが八戸じゃなければ居酒屋のシーンはあんなにいいものにはならなかったし、漫才はもっと拙かったと思う。漫才を1回通す度にリアクションや間のここを直そう、っていうダメが尽きなくて楽しかった!アンケート総ナメだったのも、知り合いに聞いても二宮の夢のシーンが1番印象残ったっていう意見が多いのも、稽古中の音声録音して聞き返したり私が現実シーンをやってる間もずっと居酒屋のセリフ読みを考えてたらびの努力の結果だと思います。
らびはなんか気づいたら上手くなってた。秋と新人の間に何があった?ってぐらいグンっと上手くなった。声がいいですね。大好き。最近公演で関わる機会が激増してるからか、一緒に悪巧み考えてる感じかずっとある。役が近いのもあるけど。やっちゃえ!!ってやり始めてしっかりといいものを届けれる爆発力が魅力的。また共演したい切実に。
あろハム権左衛門
アロー!黒川まじで好き。なんで深山のところ客席から見れないんだって何回も思いました。毎stちょこっとずつセリフ変えて全部辻褄あってたって聞いたんですけど本当ですか?私は楽stしか気づかなかった。
オムニの時から、え初心者ま?と思ってました。シュールな笑いが似合うというか、表情があまり動かない役が似合うというか。だからこそ少し表情が動いた時に伝わる情報量が多い。下手すれば誤解を与えそうな所を上手に使いこなしてるなって思う!白子と稽古場で「いやアローいいですよね(*´ω`*)」「いいよね(*´︶`)」を何回やったことか。毎稽古なにかしらで上達していて、家でやってきてるんだろうな~と感じます。努力を他人から見てわかるほどすることの大変さたるや。36期が入ってきても努力の人とライナーを突然やりだすギャップを見せつけてほしいね。
大福小餅
こふく!ビバ九份。こふくの裁判長めっちゃ好き。こふくにしか出せないふわふわ感が、劇の始めっていう大事なシーンの雰囲気を変えてる気がします。頼りなさが本当に頼りない感じで大変良き良きのの良き(役の話です!!!)
1年経ってもこふくだけが持ってる独特の雰囲気はそのままに、雰囲気を声にのせたり、そもそもの発声が良くなってる気がします。舞監としても役者としても絶対に手を抜かないで上を目指し続けるのって誰にもできることじゃない。誇って欲しい。
そしてこふくにはひとつ謝らなければならない。キャスパ負担をかけてしまってマジでごめんなさい。あんまり夜残らないのに、残ってくれて練習してくれてありがとう!!「自分キャスパ苦手なんで」って言ったこふくを見た時に1番反省しました。胸がぎゅってなりました。ごめんなさい。
肆桜逸
スチル。最初の罪状マジで噛みそうになるから読めるのすごいよあれ。スーツガチにあってた。写真撮ってなかったのが本当に悔やまれる。これは同期全員に言えることですが、引越しや予定であんまり来れない人多くて大変寂しかったです😭っぱ同期なんですよ。というのはさておき、ついに吹田在住になったスチルくん。聞いてる感じ豊中住みで良かったと思います。朝ママチャリこいで30分からの稽古は死んでしまう。時折自分が吹田在住なのを忘れて豊中勢のフッ軽遊びに行こうとしてるの可愛いですね。
たぴおか太郎
🍆。ちゃうかに入って3年、ようやく舞台上で話すことが出来て感涙。皆さん知ってますか??これまで一回も舞台上で話したことないんですよ!?私はこんなにもなすかを愛しているのいうのに!2セリフぐらいしか掛け合いないけど小さな1歩だと信じてます(フラグじゃないです)
そして奈良脱出おめでとう🎊私の知る限り1番部屋に女の子!!って感じで統一感ある部屋で感動した。ヨギボー最高や。
ミル鍋
ゆにちゃ!建築と戦ってますね。製図室とお友達どころかズッ友。課題やばいとは聞いてたけど思った以上にヤバそう。私後から映像見て知ったんだけど、本番動きめっちゃ良かったってか可愛かったんだけど。何あれ見たかったんだけど。特に登場が好きすぎて有罪。ゆにちゃんは最初っから上手だった。動きが上手い。最初っからそれだ!っていう動きが出せてスタートラインが既に違う感じがします。オム二の時点でコルクさんについていけてるのスゴすぎる。各脚本、少しのセリフで存在感をひしひしと感じさせる役が上手い。この一瞬でお客さんの脳にインパクトを残せる役者は...ゆにしかいない!!!ってなるんだろうねきっと。いや演出じゃないから知らんけど。不揃いバーム美味しかった。今度いっぱい食べ物上げたくなっちゃった。
園堂香莉
なぽちゃ!なぽなぽなぽりだね。想像以上の鯛焼き愛で愛おしいです。役幅広っ。小さい子供からアナウンサー、エレベーターガールまで全部ハマってました。私のイチオシはエレベーターガールです。声に艶があるからか、役のイメージ、場の雰囲気と、衣装と全てに合致していてやべえええって幕裏で見てました。あれなぽりオム二出てなかったっけ?って思うぐらい上手。外公から既に上手かったんだけどね。最近自分の持ち味を活かしはじめてるのをみてニコニコしています。なでなでしたくなるね。照明もお疲れ様!これからも忠実なる照明班員でいます。何回かしてる、仕込み中に照明チーフにコンビニスイーツあげるやつ、毎回考えるのが楽しい。なぽちゃんの仕込みは照明えっへん感があって楽しい。それと事故には気をつけて本当に。
海泥波波美
あさぎ!新歓ありがとうこざいました!あさぎが副隊長ってこんなにも頼もしいんですね。やる気が〜とか言ってたけどちゃんと頑張ってるのか可愛いですね。オチャラケてる風に見えて1番人の事を見ているし、考えている。あさぎがいなかったら恐らく35期はまた違った関係性になっていたことでしょう。みんな言ってる。あとは温故知新の温故部分ファイト。あさぎはオムニから良いところはそのまま、良くないところもどんどん改善アップデートしている気がします。でもオムニからうるさかった。あんなうるさいやつがこんなに人のことをよく見てる人だとは思いもしなかった。ギャップやね。あさぎにはそのままでいて欲しいな。パチンカスにだけはならないでください。
衿君
えりちゃん!!ラジオパーソナリティ最高だった。まじでいい顔してる。「いい顔してる」が似合う人なかなかいないけどえりちゃんには声を大にして言える。表情がより活き活きするようになって慣れてきたのかなと思ったりしてみてました。私はずっと覚えてます。香夜楽stで爆発してたえりちゃんを。これを見るために演補やってたと言っても過言では無いってぐらい感動した。正直香夜の稽古期間中よりも仕込み期間でグッと仲良くなれた印象。こんな人だったの!?を沢山見ました。このたまらなすぎるギャップをぜひ36期にも見せつけて欲しい。あと映像。えぴが追いつかれそうって言っててすげえなって思いました。タイトルコール見た時、これで名前出るんですか??え??って嬉しくなりました。チラ見すら出来なかったあの立ち位置が今となっては悔しい。
黒井白子
白子!演補とオペお疲れ様!稽古場に白子とみーらが帰ってきた時の安心感ったら無い。白子はみーらのオタクって聞いてたけど思ったよりオタクで笑いました。それ以降シーン練見るのとかほぼ全任せですみませんでした。行き詰まった時にこうしてみたら?と代わりに演じたり、意見がスっと出てくるのは本当にすごい。誇ってほしい。少なくとも私にはできない。でも通しでこりにダメが出せないんですよ〜...って言ってるのを見て白子でもそんなことあるんやって思いました。完璧超人はいないってことですね。でも演技はずっと好き。香夜の時からまじで。香夜はじめロキとすごく不安に思ってたけどそれが払拭されたのは白子のおかげの部分が多々あります。多分私と意見が合わないって時も沢山あると思うけど、少なくとも白子がちゃうか嫌だ!って思ってしまうちゃうかにはしたくないなと思ってます。
近未来ミイラ
みーら!2連続演出おつかれ!と思ったら3連続だね!がんばれ!毎回、みーらの脚本!!っぽさを残しつつ新しいアイデアもあって色んな脚本がかけてしまうのが本当に凄い。いや、新しいアイデア自体がもうみーらって感じだから結局みーらの脚本だね。今回でいう就寝刑みたいな、よくそんなん思いつくなっていうのが随所に散りばめられていて毎回読むのが楽しみです。それにみんなが普段感じているような些細な悩みや普段すぎて言葉にしにくいもやもやを脚本に起こせるのが本当に凄い。そして演じるのが楽しい。
今回演補に選んでくれたけどまじで予想外すぎました。だって新人のコンビに入るんだぞ!?何か助けになれていたら幸いです。楽st前に「もしまりおさんいなかったら〜」と言ってくれたけどそれを受け止めるのにはまだもう少し時間がかかるのでちょっと待ってください。でも嬉しかった。二宮本当に楽しかったです。個人的に大きい役をやりたいなとも思っていたので本当に嬉しかったし、推しのこんこりと一緒に出来たのも楽しかった。まじで夢みたいな公演でした。まさに夢にまで魅せられてってね!!心も体も体調だけには気をつけて!
長い!!!長すぎるね!!
(書きながら香夜の我が子感やばいなって思いました差があったらごめん)
今回は去年外部公演で沢山得たインプットがちゃんと活かされてるなと実感した公演でした。自分の中の演技の選択肢が増える感じ。あの瞬間のために去年頑張ったんだな〜とも。その機会をくれたみーらと白子に感謝ですね。アンケートや人伝で沢山褒めてもらいました。それを真に受けると天狗になりそうで怖いので1回着信拒否してます。お褒めを受け入れるのには時間がかかるのです。そんなめんどくさい人間なんです。ごめんな!!何はともあれ本当に楽しかったです。やばい36期来ちゃうよ!!ってかもう来たよ!!
オム二全力で楽しませようぜ!
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myonbl · 5 months
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2024年5月5日(日)
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九連休の最終日、今日はこどもの日=端午の節句だ。七条大宮の<七条ふたば>で、かしわ餅と粽を買ってきた。午前10時の開店すぐに訪れたが、すでに行列ができている。普段なら豆餅が人気商品だが今日ばかりは別、どなたもかしわ餅を大量に買って行かれる。そこで気がついたのだが、今年は桜餅を食べていなかった。いかんなぁ、加齢と共に季節感を大事にしてきたつもりだが、記憶力の衰退の方が進んでしまったのか、ちょっと哀しい・・・。
5時起床。
日誌書く。
洗濯機回す。
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奥川ファームの蕎麦がなくなったので、一つ残っていた中華蕎麦をいただく。
珈琲。
天気が良いので洗濯物をベランダの竿に干す。
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奥川ファームから定期便、伊勢うどんを入れてくださっているのが嬉しい。パンは冷凍し、フキの下処理をする。
七条大宮の<七条ふたば>へ、端午の節句なのでかしわ餅と粽を購入する。今日ばかりは早くから行列ができているのは結構なこと。
いったん帰宅し、セントラルスクエア花屋町店まで、猫砂を購入する。
帰宅して麺つゆを仕込む。
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息子たちのランチは素麺、私たちは残りご飯を残りもので片付ける。
録画番組視聴、昨晩の「落語研究会」から、柳家小里ん「五人回し」。
軽く午睡。
HDDの整理。
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早めの夕飯はすき焼き風うま煮、私は連休最後の晩酌、モンゴウイカで一杯。
録画番組視聴、日本の話芸から
柳家蝠丸 落語「浜野矩随」
初回放送日:2024年5月5日 柳家蝠丸さんの落語「浜野矩随」をお送りします(令和6年1月26日(金)収録)【あらすじ】寛政年間、彫り物の職人で浜野矩康(のりやす)という名人がいた。矩康の死後、一人息子の矩随(のりゆき)が、あとを継いだのだが、腕が悪い。誰も相手にしなくなる中で、父・矩康に恩義を感じている骨とう屋の若狭屋だけが、つたない作品を買い上げ続けていた。しかし…
明日から授業再開、散髪してもらってから入浴、体重は500g増。
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今週の血圧、夜が結構高くなっている。
パジャマに着替えてから日誌書く。
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ちょこまか動いたので、無事に3つのリング完成。
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monthly-ambigram · 1 year
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2023-7月号
アンビグラム作家の皆様に同じテーマでアンビグラムを作っていただく「月刊アンビグラム」、主宰のigatoxin(アンビグラム研究室 室長)です。
『アンビグラム』とは「複数の異なる見方を一つの図形にしたもの」であり、
逆さにしたり裏返したりしても読めてしまう楽しいカラクリ文字です。 詳しくはコチラをご参照ください⇒アンビグラムの作り方/@2r96
◆今月のお題は「神話」です◆
今月は参加者の皆様に「神話」のお題でアンビグラムを制作していただいております。 ご高覧のほどよろしくお願い申し上げます。
では .38氏の作品をかわきりに順にご紹介してまいります。
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「超自然」回転型:.38氏
神話とは自然現象を超自然的な存在に結びつけたもの。カーブの調整が上手なのでチョー自然に読めますね。
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「第三の目」図地反転重畳型:螺旋氏
様々な神話によく現れるモチーフ。複雑なギミックの発見は第三の目で見ているのでしょうか。
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「 神籬(ひもろぎ)/顕現 」回転共存型:mishima氏
『神籬は古来、日本の神を招くための依代のようなもので、反対にすると日本神話の神が「顕現」するという感じで作りました』とのことです。神の依代となりそうなステキなデザインです。
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「八俣遠呂智/草薙剣」回転共存型 :兼吉共心堂氏
八俣遠呂智(ヤマタノオロチ)を180°回転させると 草薙剣(クサナギノツルギ)になるアンビグラムです。書道筆致が最高に決まっています。共存型(回転させると別の言葉になるもの)はアンビグラムの花形です。
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「 VOCALOID神話入り楽曲」回転型:いんふぃにてぃ氏
盛り合わせで作っていただきましたが、それぞれ文字組の工夫がみられて楽しいです。 (  「ローリンガール」「ワールズエンド・ダンスホール」「天ノ弱」「ワールドイズマイン」「千本桜」「アンノウン・マザーグース」「メルト」「みくみくにしてあげる♪」「モザイクロール」「初音ミクの消失」「マトリョシカ」「ゴーストルール」「脳漿炸裂ガール」「砂の惑星」「アスノヨゾラ哨戒班」「DONUT HOLE」「六兆年と一夜物語」)
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「 神話」図地反転回転型:いとうさとし氏
中央の煌めきの形状が、図地反転により両方の文字でそろってくるのが美しいです。
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「ローマ神話」回転型:ぺんぺん草氏
代表的な神話の一つ。シンプルな図案化に神秘さを感じます。
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「ゼウス」回転型:peanuts氏
ギリシャ神話の主神で全知全能の神。文字の分解と省略が素晴らしいです。ロゴのデザインとしても優れていますね。
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「 ククルカン ケツアルコアトル 」旋回型:kawahar氏
『アステカ神話のケツァルコアトルとマヤ神話のククルカンは同一とされているので同一のグリフでくくるかんじにしました』とのことです。そのグリフ自体もフラクタル的な形状で濃淡をつけているのが読みやすさの向上に効果的です。
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「天照大神」図地反転鏡像型:douse氏
日本神話の主神。とても読みやすくキレイで、アマテラスから授かった図案なのかと感じます。
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「 彦星」図地反転型:いとうさとし氏
七夕伝説の起源は中国の神話。七夕飾りがなびいているように見えてきました。
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「最終戦争」鏡像型:つーさま!氏
神話で語られる、世界の終焉。北欧神話ではラグナロクといいますね。各文字とも文字の特徴をうまく残しているので読みやすいですね。
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「シンオウ神話」回転型:Zn氏
ポケモンにおいて、シンオウ地方で語り継がれている神話の総称。字画の共通化と省略が適切で読みやすいです。
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「非科学的」鏡像型:.38氏
神話は非科学的な言説の神格化ともいえるでしょうか。環状文字組の面白いデザイン。
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「安全神話」鏡像型:ヨウヘイ氏
根拠もないのに安全だと信じている状態 で、非科学的な最たるものですね。各パーツの親鏡像性を生かした作品です。次の作品と比較してみてください。
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「安全神話」回転型:Σ氏
こちらは回転型での作例。明朝体様の処理が読みやすさに寄与しているようです。
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「 物語」図地反転鏡像型:いとうさとし氏
物語としてまとめ上げることで神話は完成すると言えます。ステンシル風の処理も効果的です。
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「宇宙的恐怖」回転型:オルドビス紀氏 
クトゥルフ神話の根幹で、広漠で無機質な宇宙においては、ちっぽけな人類の希望や価値観など何の価値も無く、意思疎通も理解も不可能の絶対的な存在の恐怖にさらされていること。作者が多用する、交差と抜きの切り替えに注目です。
 最後に私の作品を。
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「英雄の旅」回転型:igatoxin
ジョーゼフ・キャンベルが、各地の神話に登場するヒーローの物語の構造を示したもの。英雄神話は共通の構造を持っている、ということを記した書籍です。
「神話」がお題のアンビグラム祭、いかがでしたでしょうか。 新たな参加者も加え、神話の域に近づけるようますます頑張っていきたい所存です。
お忙しい中 御参加いただいた作家の皆様には深く感謝申し上げます。ぜひ講評を寄せていただけましたら幸いです。
次回は『ジャングル』です。締切は7/31、発行は8/8の予定です。よろしくお願いいたします。
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2017年 4月{ミステリー} 5月{音楽}        6月{童話}           7月{食}        8月{宇宙} 9月{回文}         10月{GAME}     11月{TOY}       12月{駅}
2018年 1月{書初め}    2月{蟲}               3月{映画}                4月{色彩} 5月{対語}        6月{アイドル}    7月{数学}                8月{恐怖} 9月{メカ}          10月{神}                11月{スポーツ}       12月{どうぶつ}
2019年 1月{書初め}       2月{地図}                  3月{漫画}            4月{職} 5月{都市伝説}   6月{速度}             7月{道具}     8月{文學} 9月{デパ地下}  10月{漢字4文字}    11月{学校}     12月{怪物}
2020年 1月{書初め}    2月{ART}           3月{気象}            4月{ギャンブル} 5月{カワイイ}   6月{建築}      7月{まつり}   8月{音楽} 9月{植物}       10月{ファンタジー}   11月{お笑い}       12月{時事}
2021年 1月{書初め}    2月{夜}                     3月{わびさび}       4月{日常} 5月{対語}     6月{医学}                 7月{トラベル}          8月{自然} 9月{料理}   10月{ファッション}    11月{ミステリー}    12月{時事}    
2022年 1月{フリー}      2月{天空}    3月{電脳}       4月{マジック} 5月{子供部屋}  6月{世界史}    7月{海洋}       8月{光る} 9月{武}     11月{人名}   12月{時事}    
2023年 1月{フリー}   2月{TV}        3月{クイズ}        4月{健康}   5月{回文}    6月{本}        
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0nce1nabluemoon · 2 years
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泉に戻ることを望む者は、流れに抗して泳がなくてはならない
[東ドイツ ある家族の物語] P.265
しかし日本は、国を失ったことはないでしょう
[また、桜の国で]P.115
今、僕の国では、未だかつてないほどに、武士道や大和魂という言葉が使われているよ。でもね、覚えておくと良い。濫用される時は必ず、言葉は正しい使い方をされていない。
[また、桜の国で]P.482
誤解せんで欲しいが、資本主義が勝利するわけではないぞ。敵を見失った資本主義は、これまた果てしなくモラルを失っていく。どんな形で崩壊するのか、それとも再生できるのか。
[プラハの春 下]P.366
犠牲者を追悼する際、たとえ何百万単位で数えられたとしても、彼らは個人であり、集団ではないと覚えておかねばならない。どのような形であれ、殺された人々を集団として記憶しようとするのは死者を否定し、還元し、再び消滅させてしまう行為である。まさに犠牲者を殺害した人たちの思うつぼなのだ。さもなくば記念碑は忘却と否定の文化に取り込まれてしまう。私たちが忘れてしまうのは単純に忘れた方が楽だからであるが、不安や恐怖の時代にそれをしてしまっては無責任である。忘却は無知に自由な支配を許すことになる。つまるところ、心に留めておきたい歴史が何であるのか、あるいは過去を意図的に消そうとする理由は一体何か内省してみれば、私たち自身が何者であるのかが見えてこよう。
[ポスト・ヨーロッパ 共産主義後をどう生き抜くか]PP.214-215
あたしはずっと歴史を教えてきたけど、歴史上の出来事のどれひとつをとってもわたしたちが最後まで知っていることってありません。経験したどれをとっても。真実のすべてを......
[戦争は女の顔をしていない]P.46
僅か十日のあいだに、日本の国民はこれだけの大きな自由を奪い去られたのだ。
[風にそよぐ葦(上)]P.199
そしてこの動乱の時代には、すべての愛情が悲劇の原因になるのだ。裏切られなかった愛情がどこにあるだろう。悲劇をもたらさなかった愛情がどこにあるだろう。人間と人間のつながりが、兵役法だの徴用令だの動員規定だの、その他無数の法令によってばらばらに切りはなされ、愛情の幸福はその根底を失ってしまった。
[風にそよぐ葦(下)]PP.76-77
榕子は日の丸の旗が嫌いであった。それは残忍きわまる国家権力の象徴であった。ここ数年来、国家とは国民の不幸の象徴ではなかったかろうか。良人を奪い子を奪い富を奪い食を奪い、あらゆる生活の根底を破壊し去ったものはこの日の丸の旗であった。
[風にそよぐ葦(下)]P.93
道徳も義理も人情も、そういう美しいものはすべて生きるための邪魔ものであった。
[風にそよぐ葦(下)]P.198
国家が国民に要求する犠牲がその極限に達し、その極限を過ぎて、血をすすり肉を啖い尽してから、戦争指導者と重臣たちとはようやく降伏を決意した、それまでは決断がつかなかったのだ。
[風にそよぐ葦(下)]P.271
古今の歴史は、為政者たちの暴政や侵略者たちの暴虐による人間の悲劇を、幾つとなく記録しているが、どれほど凶暴な力に打ちたおされても、それが人間の本質的な姿を変えることはできなかった。ヒトラーやムッソリーニや東条が、あのなさけ容赦ない強制と圧迫とを加えてみても、ついに蹂躙することのできなかった(人間の最後の自由)というものがあるのだ。ソヴィエトの圧制者たちがあれほどの秘密警察と懲罰主義とをもって、幾度か血の粛清を行なって見ても、どうしても奪い去ることのできなかったスラヴ人の自由というものがあるのだ。全体主義者たちが最後につきあたるものは、この、人間が人間であるという真実であるに違いない。自分の思考をもち、自分の欲望をもち、自分の理想をいだき自分の幸福を求める、人間としてのその本質的な希望は、国際関係が緊迫してきた現代の社会ではほとんど許されなくなってしまった。しかし、最後に残るただ一つの自由は、拒否するという意志に於いて表現されるのではあるまいか。
[風にそよぐ葦(下)]PP.464-465
しかし、どんな時代が来ても、人間の心の奥底にある、孤独感というか、一人きりでは生きて行けない、誰かを愛し、誰かを信じないでは居られない、そういう本質的な弱さ、・・・弱さと言ってもいいだろうね。・・・そういうものの美しさを信じることはできるんだよ。
[風にそよぐ葦(下)]P.536
私は罰を受けている・・・でもどうして?もしかして、人を殺したから?時々そんなふうに思います。年をとると、昔より時間がたくさんあって・・・あれこれ考えてしまう。自分の十字架を背負って行くんです。毎朝、ひざまずいて、窓の外を眺める。みんなのことをお願いするの。すべてを。夫を恨んではいないわ。許しました。彼のために祈ります。責めません。私が女の子を産んだ時、彼はしげしげと眺めて、すこし一緒にいたんだけど、非難の言葉を残して出て行ったんです。「まともな女なら戦争な��か行かないさ。銃撃を覚えるだって?だからまともな赤ん坊を産めないんだ」私は彼のために祈るの。もしかして彼の言うとおりかもしれない。そう思うことにする......これは私の罪なんだって......私はこの世で何よりも祖国を愛していた。私は愛していたんです。誰にこんなことをいま話せます?自分の娘......あの子にだけ......私が戦争の思い出話をすると、あの子はおとぎ話を聞いているんだと思ってるんです。子供用のおとぎ話を。子供のおそろしいおとぎ話を。
[戦争は女の顔をしていない]P.369
スターリンは結局民衆を信じなかった。祖国は私たちにそういうお礼をしてくれたの。私たちが注いだ愛情と流した血に対して。
[戦争は女の顔をしていない]PP.430-431
だって、人間の命って、天の恵みなんだよ。偉大な恵さ。人間がどうにかできるようなものじゃないんだから......。
[戦争は女の顔をしていない]PP.480-481
「本当の親か、本当の子かなんてことはね、誰にもわかりゃしないんだよ」良太郎は仕事に戻りながら、いかにもやわらかに云った、「お互いにこれが自分のとうちゃんだ、これはおれの子だって、しんから底から思えばそれが本当の親子なのさ、もしもこんどまたそんなことを云う者がいたら、おまえたちのほうからきき返してごらんーーおまえはどうなんだって」
[季節のない街]P.276
「おてんとさまばっかり追いかけるなよ」
何のことなのか理解出来ず、私は父を見た。七十年生きてきて、ようやく判ったのだと父はつづけた。自分は、日の当たっているところを見て、いつも慌ててそこへ移った。けれども、辿り着くと、そこに日は当たっていず、暗い影になっている。また焦って走る。行き着いて、やれやれと思ったら、たちまち影に包まれる。振り返ったら、さっきまで自分のいた場所に日が当たっている。しまったとあと戻りしても同じことだ。
[血の騒ぎを聴け]P.23
私は深夜、寝つけなくて、無数の映像と無数の音楽について考えた。どのような映像の彼方にも見えないものがあり、いかなる音楽からも聴こえないものがある。それを立ちあがらせるのが言語ではないか。文学は、終わるどころか、これから真の力を発揮する時代に入る。そう確信して、夜明け近くまで起きていた。文学が負けるのではない。虚無や時代への迎合というらくな階段を昇り降りし、訳知り顔に民衆をなめる作家や編集者が負けるのだ。
[血の騒ぎを聴け]P.47
文学が、結局は、死と恋に集約されざるを得ないのは、その哀しみと、そこから得るものが、数学の試験のように、一プラス一イコールニとはならないからであり、いかなる言葉を尽くしても、自分の心を表現することができないからであり、「別れ」が、なぜか個々人の人間のグラスを、ほんの少し大きくしてくれるからである。
[血の騒ぎを聴け]PP.287-288
われわれが実際に建設しているのは、投機を行うための都市であって、人々が住むための都市ではない。
[反資本主義]P.107
人が受け取ることのできる他人のあり方などほんの断片であり、一個人の持つ複雑な内面の全てを推し量ることなど決してできない。
[歌われなかった海賊へ]PP.362-363
王や神は書く必要がない。その存在は自己自身のうちで絶対的に充実しており、他者との関係を必要としない。王は書くことなく語る主体であって、自分の声をただ書きとらせるだけなのだ。
[デリダ]P.73
「一者」への結集は、「他の他者たち」に対してのみならず、「自己における他者たち」に対しても「暴力」となる。
[デリダ]P.293
そういう生まれつきの能を持ってる人間でも、自分ひとりだけじゃあなんにもできやしない、能のある一人の人間が、その能を生かすためには、能のない幾十人という人間が、眼に見えない力をかしているんだよ。
 [さぶ]P.291
この世から背徳や罪悪を無くすことはできないかもしれない。しかし、それらの大部分が貧困と無智からきているとすれば、少なくとも貧困と無智を克服するような努力がはらわれなければならない筈だ。(略)「世の中は絶えず動いている、農、工、商、学問、すべてが休みなく、前へ前へと進んでいる、それについてゆけない者のことなど構ってはいられない、ーだが、ついてゆけない者はいるのだし、かれらも人間なのだ、いま富栄えている者よりも、貧困な無智のために苦しんでいる者たちのほうにこそ、おれは却って人間のもっともらしさを感じ、未来に希望が持てるように思えるのだ」
  「赤ひげ診療所」 P.178
見た眼に効果のあらわれることより、徒労とみられることを重ねてゆくところに、人間の希望が実るのではないか。
「赤ひげ診療所」P.298
「……そういう人たちと別れ、戦地から戻って日銀に復職したら、なんだか妙にシャクにさわってむかむかしてきたんだな。わが身が大事のエリートが威張りくさって、トラックでわたしが一緒に働いたような、学歴のない人たちが、ここでもやっぱり下っ端として馬鹿にされて理不尽な目にあっている。こりゃなんだ、戦争は終わったのに、何も変わっていないじゃないか、と」「わたしはトラック島で部下だった工員たちに救われていた部分がずいぶんあった。そんなかれらが価値のないものとして否定されて、軍人より先に死んでいかなきゃいけないのが戦争だった。同じことが、まさにわが職場で行われているとわたしの目には映った。こりゃあ黙って見過ごしちゃいかん、と思ったんだな。大げさに聞こえるかもしれないが、それはわたしなりの、死者への責任でもあったんだ」
[昭和二十年夏、僕は兵士だった]PP.60-61
彼らにとっての祈りとは、死者を自分の裡に住まわせてこの世を生きる、その生き方そのものではないかと思った。→デリダの幽霊
[昭和二十年夏、僕は兵士だった]P.121
われわれの歴史だって、いつか、誰かによって演じられたものなのかもしれない。そしてわれわれは、その時と同じような敗北に向かって、同じような手で、コマを進めているのかもしれない。このベラミとそっくりのきちんとしておとなしい男が、かつては、象牙海岸で黒人狩りをおこない、ハイチやルイジアナへ船で運び、その途中、船倉でくたばるものはくたばるにまかせていたこともあり得る。そのベラミには、当時なんの悪気もなかったのである。いつの時代でも、ベラミには悪気はなかった。だから、始末にこまるのである。
「山椒魚戦争」 PP.242-243
市民であることとは、市民をケアすることでもあり、民主主義そのものをケアすることである。
「ケアリング・デモクラシー」 P.ⅻ
「巡礼だ、巡礼だ」暗い土堤を家のほうへ歩きながら、私は昂奮をしずめるために、声にだして呟いた、「苦しみつつはたらけ」それはそのころ私の絶望や失意を救ってくれた唯一の本、ストリンドベリイの「青巻」に書かれている章句の一であった、「苦しみつつ、なおはたらけ、安住を求めるな、この世は巡礼である」
  「青べか物語」 -留さんと女 P.317
私は若くて阿保だったから女の絶望や不幸が情事と悦楽にひりひりした辛味をそえてくれる気配だけをむさぼっていた。甘さは苦みと手を携えて進んでいかなければ完成されないが、そうと知るにはおびただしい自身を殺さねばなるまい。当時の私は自身を殺さないでおいて、貪慾だけに没頭していたのだ。
「夏の闇」 P.58
私は自身すら愛していないのかもしれない。女のいうとおりだ。自己愛をとおして女を愛することもできないのだ。私は自身におびえ、ひしがれていて、何かを構築するよりは捨てることで自身に憑かれている。
 「夏の闇」 P.207
東は暗くて広く、西は明るくて広かった。けれど、止まったり、かけぬけたり、おりていく背も見ず、乗ってくる顔も見ず、暗いのが明るくなり、明るいのが暗くなるのを、固い板にもたれて凝視していると、東も、西も、けじめがつかなくなった。あちらも、こちらも、わからなくなった。走っているのか、止まっているのかも、わからなくなった。明日の朝、十時だ。
 「夏の闇」 P.
一〇〇メートルか一五〇メートルくらいのものである。たったそれだけ離れるともう人は夜店の空気銃におとされる人形と同じに見えてくる。渇望がびくぴくうごいた。面白半分で私は人を殺し、そのあと銃をおいて、何のやましさもおぼえずに昼寝ができそうだった。たった一〇〇メートル離れただけでビールの缶でもあけるように私は引金がひけそうだ。それは人殺しではない。それはぜったい罪ではなく、罰ももうけない。とつぜん確信があっあ。かなたの人物もまた私に向かっておなじ心をうごかしているにちがいない。この道具は虚弱だ。殺人罪すら犯せぬ。
  「輝ける闇」 P.50
使命は時間がたつと解釈が変わってしまう。だけど匂いは変わりませんよ。汗の匂いは汗の匂いだし、パパイヤの匂いはパパイヤの匂いだ。あれはあまり匂いませんけどね。匂いは消えないし、変わらない。そういう匂いがある。消えないような匂いを書きたいんです。使命も匂いをたてますからね。
 「輝ける闇」 PP.108-109
南でも北でも人びとは政治された。或る哲学者の悲痛な饒舌に私は従いたい。人びとは資格も知識も徳もない輩によって、きびしく監視され、検査され、スパイされ、指揮され、法律をつくられ、規制され、枠にはめられ、教育され、説教され、吟味され、評価され、判定され、難詰され、断罪された。
  「輝ける闇」 PP.140〜141
青年はやせこけて、首が細く、とまどったようにうなだれて口をとがらしていた。シャツがよごれたズボンのうえにはみだし、はだしの足が土によごれていた。誰かが叫んだ。一〇人の憲兵の一〇挺のカービン銃が、一人の子供を射った。子供は膝を崩した。胸、腹、腿、にいくつもの小さな、黒い穴があいた。それぞれの穴からゆっくりと鮮血が流れだし、細い糸のような川となって腿を浸し、舗石へしたたった。��年はうなだれたまま声なく首���右に、左に、ゆっくりとふった。将校が近づいて回転式拳銃をぬき、こめかみに一発射ちこんだ。血が右のこめかみからほとばしった。少年は崩れおち、柱から縄で吊され、うごかなくなった。頬と首が真紅の血に浸り、血は長い糸をひいて鼻から頭から錘のように舗石へ堕ちていった。記者やカメラ・マンたちが靴音をたてて走り、棺のまわりに群れて閃光をとばしあった。
  「輝ける闇」 P.181
わしらはキリスト教国の人間なのに汝の敵を愛せよという言葉を忘れてしもうた。それもはずかしいのじゃ。国の連中も毎日の生活にいそがしゅうてな。税金が上がったり、物価が上がったり、徴兵カードが来たときだけ本気になる。自分に関係ないことは誰も、何も、気にしよらんのだ、いまはそういう時代じゃ。恥を知らん時代じゃ
  「輝ける闇」 P.216
飛行場には飛行機が一台もなくて滑走路に芋畑をつくり、その芋からアルコールをとって飛行機をとばすのだと将校たちは中学生に真摯、激烈な演説をした。私は仲間といっしょに腹をかかえて笑いころげたが、その愚劣と一日も早く玉砕したいという憧れとは矛盾しなかった。むしろ愚劣を知れば知るだけそれは昂進していくようですらあった。
  「輝ける闇」 P.231
けれどわかったのは殺されたくなければ殺せということだけだった。 → 戦争の論理(フーコー)
  「輝ける闇」 P.281
人と人のあいだの最も人間らしい関係は静けさなのだということも知った。
 「わたしは英国王に給仕した」 P.190
この意味で、他者に対する暴力とは自分自身に対する暴力であって、このことが明らかになるのは、暴力とは私たちの社会的世界である、あるいはそうであるべき生者の相互依存を攻撃するものだ、と私たちが認識するときなのである。
 「非暴力の力」(ジュディス・バトラー)P.33
他方で、哀悼可能性の基準は、移民の諸人口はそもそも哀悼可能ではない、という仕方でこれらの決定へと組み込まれている。私たちは、哀悼され得ない人々を失うことはできない。彼らは喪失を超えたもの、既に失われたもの、決して生きたことのないもの、決して生きる資格を与えられたことのないものとして扱われているのだ。
 「非暴力の力」 P.128
世界は分断されている。「知らない」とか、「関係ない」とか、「敵だから」とか、いろんな認識での壁で分断されている。この関係の断絶は、ぼくらの倫理性を麻痺させる。人を殺すことだって、人が殺されているのを無視することだって、できてしまう。だからこそ、他者に向き合い、その姿にみすがらを映しながら、いろんな「つながり」を回復する必要がある。
 「うしろめたさの人類学」 P.20
ぼくらの手で変えられる社会のありさまに目を向ける。世の中を動かす「権力」や「構造」、「制度」といったものは、とても強大で強力だけれども、まずはそのすべてをその「せい」にすることをやめてみる。(中略)社会の現実は、ぼくらが日々、いろんな人と関わり合うなかでつくりだしている。あなたが、いまどのように目の前の人と向き合い、なにを投げかけ、受けとめるのか。そこに「わたし」をつくりだし、「あなた」という存在をつくりだす社会という「運動」の鍵がある。
  「うしろめたさの人類学」 PP.77,83-84
社会の格差を是正したり、公平さを回復したりすることは国の仕事だとされる。個人や企業は市場で稼ぎ、国はそこから税金を集めて再分配を行う。世の中はこうしてできあがっている。だから自分には直接関係ない、と。この「あたりまえ」の市場と国家の境界の線の引き方が、公平さをつくりだす「わたし」の役割をみえなくしている。
「うしろめたさの人類学」 P.178
ファシズムをうけ入れたものはすべての人の心の襞にひそむ感情である。中心的な持続的な人格が崩壊して瞬間だけがあり、本能の親和力を蔑んで、不浸透性への野望だけに窒息する衝動である。自己を他者から切り離し、省察と内面凝視に赴いて帰らず、その不毛を知ってついに自分を他者から見られるままの存在としてしか機能を意識できなくなる。(中略)この人間の原子化の時代にある私たちの不断の日常の感覚である。(中略)この時期の世界ほど、人間が過去に対するときほど、現在と未来に対して賢くなり得ない原則をさらけだしたものはほかにない。日本についてはいうまでもないことだ。
  「過去と未来の国々」 PP.228-229
心に感じる苦しみやつらさは人間が人間として正常な状態にないことから生じて、そのことを僕達に知らせてくれるものだ。そして、僕たちは、その苦痛のおかげで、人間が本来どういうものであるべきかということを、しっかりと心に捕えることが出来る。
  「君たちはどう生きるか」 P.252
満員列車がやがて平野の夏のかなたからやってきた。車内の人ひどはみんな日本の無条件降伏を知っているようであったが、怒号する人もなく、嗚咽にむせぶ人もなかった。疎外荷物や、魚の罐や、イモの風呂敷包みや、バケツ、七輪、ふとん、リックサックなどのなかで人びとはおしひしがれ、体を折ったり、曲げたりして、ときどき吐息をついたりしながら窓から射しこむはげしい日光に煮られておとなしく苦しんでいるだけであった。        
ただ人びとは汗ばんで苦しんでいた。ただ"夏"だけがあった。                 
ナンナン、ナンナン               南京さん                   南京さんの言葉は                南京言葉                     
かけっぱなしにしてあったラジオがとつぜんうたいはじめた。明るく、朗らかで、清潔な、少女たちの合唱であった。                 
ふと母が怪訝そうに顔をあげた。         「ええのんかいな、こんな歌うとて」 彼女は困惑したようにつぶやいた。        「戦争に負けたのに支那人のことかろこうて、こんな歌うとて、ええのんかいな。南京さんやなんて…」
ラジオは明るく、朗らかに、清潔に中国を侮辱しつづけた。
 「青い月曜日」 PP.174-177
ーわしにとっては、心のある道を歩くことだけだ。どんな道にせよ、心のある道をな。そういう道をわしは旅する。その道のりのすべてを歩みつくすことだけが、ただひとつの価値のある証しなのだよ。その道を息もつかずに、目を見ひらいてわしは旅する。(中略)知者は行動を考えることによって生きるのでもなく、行動をおえた時考えるのだろうことを考えることによって生きるものでもなく、行動そのものによって生きるのだ
 「気流の鳴る音」 P.34
日本社会にはどうやら大きな変化があったらしかった。怜悧で、確実で、逸脱を知らない、時計のように平安で冷酷なものが主役として登場したのだ。まだ焼跡はいたるところにあった。しかしいたるところに家やビルが建ちはじめていた。商人たちは戸外で叫ばなくなった。闇市は市場となった。物や食品はいくらでもあふれ、人びとははそれを並べることよりは飾ることに心を砕いていた。新聞や雑誌に登場する知識人たちの声はたちあがるまえにすわることを考える姿勢を匂わせた。
「青い月曜日」 P.412
〈外の世界〉から来たものや帰ってきたものが、その内面の世界を共有することなしにたんに外面からながめられるとき、それはこの世界の秩序へのたんなるスキャンダルとして、すなわち欠如や違和として存在する。いいかえれば痴者、あるいは狂者として対他存在する。
  「気流の鳴る音」 P.77
今日の世界状況のなかでは知識人に残された選択の道は、三通りあるように思われます。それは共犯か臆病か拷問です。               もしかしたら、第四の道が残っているかもしれません。自分の精神的規範を裏切らないこと。いかなる状況の下でも、いかなる抑圧にも自分のなかにある絶対的な明確な視野をもった精神を否定しないこと。このなかに、唯一、精神のかけがえのない自由と高貴さがあります。
「カレル・チャペックの警告」 PP.67-68
私たちに代わって行動し決定する全権をその一枚の投票権で与えるというのは、そう些細なことではありません。もし人物によって決定しようとするのだったら、単に言葉によってではなく、誰が何をしたかによってもその人物を考えてもらいたい。政治を耳だけで判断しないこと。
 「カレル・チャペックの警告」 PP.101-102
行動の「意味」がその行動の結果へと外化してたてられるとき、それは行動そのものを意味深いものとするための媒介として把握され、意味がふたたび行動に内化するのでないかぎり、行動それ自体はその意味を疎外された空虚なものとなる。生きることの「意味」がその何らかの「成果」へと外化してたてられるとき、この生活の「目標」は生そのものを豊饒化するための媒介として把握され、意味がふたたび生きることに内在化するのでないかぎり、生それ自体はその意味を疎外された空虚なものとなる。
 「気流の鳴る音」 P.151
いっさいの価値が空しくなったとき、かえって鮮烈によみがえってくる価値というものがある。
「気流の鳴る音」P.210
恐ろしいのは、このような集団的残虐行為を見てもほとんど苦痛も軽蔑も感じなくなる、それどころか、そのうち今日の全世界の状況をみても恐怖も反感も感じなくなくなるのではないかということである。(中略)犯罪は犯罪であり、常に犯罪として宣告され、また未来においても宣告されるだろうことが、執拗に繰り返されなければならない。(中略)無関心な沈黙は悪しき行為である。それは悪逆非道な行為にたいする共犯である。だから、私たちは人類社会の大きな連帯から離反せずに、せめてこの共犯だけは犯さないように、精一杯、心を引き締めていよう。
 「カレル・チャペックの警告」PP.140-141(1938)
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elle-p · 1 year
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AI: 石田彰と、緒方恵美の
AI&MO: ペルソナ3、影時間ラジオ
AI: さあ、時刻は深夜0時になりました。なんかみたいな始まり方ですね。
MO: 本当だね。
AI: 1日と1日の狭間にある隠された時間「影時間」よりお送りするラジオ番組。こんばんは、「ペルソナ3」結城理役の石田彰です。
MO: こんばんは。アシスタントの、天田乾役の緒方恵美です。
AI: なんか、アシスタントの強調しませね。
MO: いや、だってこ、アシスタントですわたくし。
AI: はい…。
MO: あの、石田さんのアシスタントですね。務めさせていただきたい。
AI: ちょ、ちょ、ちょ、まあ、番組冒頭で止めるのもなんだけど。
MO: おう、おう、おう。
AI: あの…なんでそんなに、じ私は今回アシスタントだよって言うポジションを、強調しようとするので。一緒に当て行こうよ!
MO: じゃ、なんかなんか、なんだっけ。最初に、あの、この、あの、酸素も。*
AI: はい。
MO: あの、なんだ、えっと、舞台説、で、あの、またじゃないですか?
AI: はい。
MO: 京都で、あの…お酒を飲み行った時にですね。はい。
AI: まあ、舞台挨拶の時じゃなくてね。
MO: そうそうそうそう。お酒は?
AI: 舞台挨拶シラフでやってますよ、僕ら真面目に。
MO: まずいけそうで、普通、私、そういうこともありな感じじゃないですか。*
AI: いや、ない、ない、言ってるんじゃないですか?
MO: そうですね。そうですね。
AI: ね?
MO: ちゃんとね、その時は大丈夫ですねさあの前日ね。えぇ、お酒飲んでた時に。あのさ、あのー…「アニプレックス」ですね、褒美の時に。なんかその、なにか終わりたと、その第四章に行く前の最後まで、最後だから。そのなんか打ち上げ的なこと。打ち上げ花火的なこと、何かやりたいと。や例えばラジオとか、みたいな話って、「いいですね」って話をし。石田さんをやってくれるでしょうか話になり、ん、ん、「たぶんやって、やってくれると思うよ」みたいなことをゆって。
MO: そう、なんかそうなな判事で、多分なんか、あの、ん…なんか…なんかその…石田���のパーソナリティするために何か。盛り上げ、られたらいいねみたいな話をこう、言っていて。それでなんか話の流れで、あの、アシスタントというのはって話になって。それは私の…なんかこう…まある程度の点数を、こうこの業界でやってきたですけども。かつて一度もアシスタントというポジションになったことがないと。言う話をしたら方日が、アシスタント、いいじゃないですかみった話しに。あ、そうだね、っていう話になり、じゃあ、私は?
AI: があったんですね。
MO: すみません。*
AI: あぁ。
MO: アシスタントして喋りすぎでしょうだね?すみません。
AI: でも、なんかー…緒方さんが、それだけ…ボリュームのある話をしてくると、僕はのんびりしていである。
MO: いいえ、何出るそれわ?
AI: もう、ナイスアシスト!
MO: いやいや。もうね、ちょっと今回ね、いろんな石田くんからね。なんかこうコメント引き出そうとね。えぇ、数仕掛けをですね、いろいろとね。 なんか用意してくれてる、わけですよ。仲いいね。はいはい。
AI: 二人で、二人でしっかり作っていこう?影時間ラジオ。
MO: 何だよそれ?えぇ、まあ、あの、そうですね。しっかりとやらせて頂きたいと思いますよ。
AI: はい。
MO: はい。
AI: ですね。まあ、な、まあ、本当に何の事前の告知もなく、この番組を始めるわけなので。
MO: 本当ですね。
AI: あの、あのー…現時点で、もう、0時ちょっと何分すぎ?のこの時点で、いってな人気づいて聞いてるんだろうっていう不安はありますよね。
MO: そうですね。
AI: はい。
MO: なんか、怖ってて、アクセスさっとっていうのも、殺到して、あの、「アニプレックス」なんなんかサイトが落ちたとかっていうのはまあ一つのありがとうむんですけど、あのー…あれですよね、誰もいないとか?
AI: まあ、それ、それがね、あの、ゼロゼロ秒地点ではありえるからね。
MO: そうだよね?
AI: そうだよ。
MO: あぁ。まあ、我々もですねこうやって喋りながらですね…えっと、どのぐらいの分量で、えっと、あとどのぐらいしゃべればというのは絶対分からないまま、はい、はいですけどね。はい。
AI: まあまあまあ。
MO: えぇ、まあまあ、そんなわけででもまあ、多分聞いてくれてるでしょう。
AI: まあ、そうですね。
MO: はい。
AI: まあ、そういうことを、なんか、いの理想であることを祈りつつ、なんか、孤独に喋っていきましょう。
MO: 大丈夫。あ、そうですね。孤独に!なんか、交会して、交会していつもこんなコン者だ。*
AI: ごめんね。僕がね、メインでって喋らせるとね、すごいネガティブ、ネガティブに入っているからね。そこ、あの…緒方さんがポジティブに持っていて。
MO: お、おう。なんか…
AI: お願いしますね。
MO: う、う、うん、えぇ、そうですね。えぇ、分かりました。
AI: はい、よろしくお願いします。
MO: わか、これでいいのが本当に!はい。
AI: 大丈夫です。さてさて。あのー、まあ、あの、「ペルソナ3」の「影時間ラジオ」と言っていて、で。この番組を聞いてる人で「「影時間」って何?「ペルソナ3」って何?」って人はまずいないとは思いますが!
MO: そうです。ラジオに置いてありますからね。*
AI: はい。
MO: これで知らなかった何したって感じですね。
AI: まあー。まあ、でも、世の中には色んな人がいるから「あ!」なんか何かの間違えで効いてしまっている人もいるかもしれないので、そういう方に向けてちょっと「ペルソナ3」を説明しなきゃいけないだそうですよ。
MO: そうですね。すみませんありがとうございます。
AI: はい、えーっと、皆さんがお聞きの、この、ネットラジオ番組の元になっている「ペルソナ3」というのはですね。
MO: はい。
AI: あの…2006年に「Playstation 2」用のゲームソフトとして…生まれました。
MO: え?そんなまいもんやろ?
AI: 本当そんなまいなんだよ。
MO: え?本当に?
AI: なんかすごいね時間の経つのは早いな。今日までに何回の満月を迎えたんだろうね。
MO: よくけどね。やめてもそういうふうよ。えっと、九年かける、え?22、22、18日…かける12。12?
AI: あの、満計算しなくていいから。まあ、あの、それだけ昔に、えぇ、出たソフトなんですけれども。その2006年から七年後の2013年からはですね。「PERSONA3 THE MOVIE」として、劇場公開の。アニメーション作品が。作られることになりまして、今まで散策。えぇ…公開されているんですね。
MO: はい、そうですね。
AI: はい。もうね、ゲーム作品が、劇場アニメーションとして作られるなんて、本当に幸せなことですよ。全部…
MO: 部作だよ同作でよ。*
AI: もうそうなんです。
MO: そうですね…。
AI: 3分、工作…なんか、公開されてるってことは、あと、一つ?ますですか?
MO: なんかその今、えっと、第三章が、えぇ、4月の4日。から、えっと、公開されたんですけど。まだなんか、今の時点でまだ、ちょっとかかってる劇場さんがあるという。ありがとうございます。
AI: おー、本当にありがとうございます。
MO: はい、はい。 AI: え。で…この…まあ、でも、もうそろそろ終わるじゃないですか。
MO: はい。
AI: で、次の作品を楽しみにしている方も大勢いると思うんですよ。
MO: はい。ということ、本日ですね。みなさんにアクセスしてくださった皆さんはもはや、あの、お目に留まっていると思いますけれども。本日、えぇ、公式サイトみたですね、新しい情報が公開さありがとうございますた。「PERSONA3 THE MOVIE」これ…第四章ですね。「Winter of Rebirth」。
AI: *
MO: いやいやいや。いやいやいや、「Winter of、of Rebirth」。はい。
AI: というわけでですね。
MO: はい。
AI: まあ、あの、予測をしていた方も大勢、いらっしゃるかもしれませんが。*春、夏あ来てるので。冬です今回。
MO: まあ、そうですね。まあ、だいたいウィンター作ることはみんなわかったと思うけどね。でもこの、このあれですね、その、まあ、それで、えっとー、あのー、ティザービジュアル…がですね。やっぱりあの今回、上がったわけなんですけど。美しいですね、これね。
AI: これがねー、あの、ウィンターって就いてる割には春っぽいよね。なんか花びら富んでいて、俺桜なのかなー。うん、なんかは、花びらが舞うっていうと、やっぱり桜を連想するよね?梅かな、ひょっとして?
MO: いや、桜で。梅じゃない、梅じゃないと思う。
AI: ちょっと早めの季節かもしれないじゃん。冬にちょっと、若干でも近くなるようにみたいだね。
MO: なねだと多分2月ぐらいになるかもしれないけどね。
AI: あぁ。ね、牡丹の花びるかもしれない。
MO: ぼ、牡丹有しない。*
AI: 冬だから。*
MO: まじその牡丹とかに従う、あ、牡丹、牡丹手、うえ、え、冬だっけ?*
AI: あの、寒い時の話じゃなかったでしたっけ?あの…ほんわかした記憶で喋ってますけどね。まあまあまあ。
MO: まあまあまあまあ。はい。
AI: で、それで…まあ、なんか…理くんがですね。なんか…いい、いい視線を画面の外に向けてたってくれてますね、これね。
MO: はい。
AI: いいえですね。
MO: ですね。*
AI: うん。
MO: あの、第三章の一番最後ね?あの、綾時くんでしからね?
AI: はい。
MO: はいはい。
AI: まあ…綾時のあの最後の一言がどういう風に、第四章に関わってきて、どういう話になると、こういうティザービジュアルになるのかというのですね。皆さん想像していただきたいわけですよ。
MO: そうですね。まあ、三女の終わりも、まあ、ここも。当たり前石田くんだというね。ところですね。謎なコメント投げたのもあなたですように。
AI: 謎なコメント?
MO: あ、いいえ、あの、綾時くんが。
AI: あぁ、まあ。あのー、作品の中で僕は…結城理と焼くと望月綾時という早くやらせていただいておりますからね。
MO: もこね。*
AI: あぁと、あの、ファルロスをね。
MO: はいはい。
AI: ファルロスくんもやらせていただいた、ファルロス第四章出るのかな、ってばるのかな、どうなんだろう?まだ取ってないんですね、これが。 MO: そう、我々も全然分かりません。この第四章ですけどね。あの、「Winter of Rebirth」でサブタイトル、がついてるんですが。監督、ごですね、第二章の、えぇ、監督のですね。田口監督がですね、再登板されるということですね。田口監督、あの、書動物のため、田口監督。
AI: そうですね。もう…あの、変なイメージをつけてしまっては、監督に対して失礼かと思う、思うんですけど。田口監督と言えば、ラブホ。
MO: あ、そうですね、すみません。あのね、ま、もう。第二章……
AI: もう、もう、散々このネタこすってるから、あの、今更感は、否めないんだけど。
MO: 多分、多分、このは、この話は、我々が多分舞台挨拶よくしてきたって、舞台挨拶見てない方はね。あの、あ、違うわあのあれだ、第二章の、あの、オーディオコメンタリーでも喋りましたよね。
AI: あ、そうですね。そんな話しましたね。
MO: 第二章の冒頭に、ラブホシーンが出てきてですね。その監督がそれをこう取材に行ったと。誰と行ったんだ、って話とか。まあいろんな話をですね。ずっと、あの…あの…ね。えっと、舞台ツアーの時の話をさせていただいたです。
AI: そうですよ。だから、その田口監督が第四章…のために、一体今度はどこに取材に行くのかね。気になるよね。
MO: うんうん、そうね。ラブホのことが何かあるだろうか?何か、何かろうかな?
AI: なんだろうね、あの…全国にさ、昔はあった評価的なところって、どんどん決まっちゃってるから、今残ってるのかな?
MO: 評価出したいんですかなこのペースの中。
AI: いや、出て来るかもしれないじゃない?
MO: そうですね…。まあ、でもあの、あれなん田口監督はまあ、なんその可哀想だったその、ラブホの話をしてた時に。
AI: はい。
MO: あの、田口監督初めての舞台挨拶で監督として。まあ、あの、監督として初めてなので、あの、舞台挨拶初めてで、で初めての舞台挨拶で、あの、お母さん、たちがいらっしゃる時にラブホの話、でも折形四ですよね。*
AI: そうですね。まあ、ちょっとあの…可哀想っていうー気もしないでもないですけど。男はね。仕事に向かう時はね。やらなきゃいけないことがあるんですよ。
MO: あ、そうですか。
AI: そうですよ。
MO: 石田さんもなんか取材に、行ったりするんですか?
AI: 僕も必要とあれば、地方官に行きますよ。
MO: 地方官。
AI: 地方官でもラブホでも。あのー、今度第四章でそういうシーンがあるっていうんであれば行きますよ。
MO: なるほど。
AI: 事前にね。
MO: あぁ。
AI: はい。
MO: そうですね。皆さんの、今のところ、ちょっと、あの、結構マットとか使わないよろしくお願いします。
AI: マットと何。
MO: あ、いいですよ、あの、ネット上のね。
AI: あぁ、なんか、なんか、一時倒される的なこと?
MO: 何の話をして、まあ、まあ、真夜中のラジオだからいいだろう別にな。えぇ、でもひどい、監督一番最初に、家族ごめん、ごめん。なんか一番最初の紹介からラブホの話になってとごめん。えぇ、まあ、とりあえず、あの、空感じの。ひどい。
AI: それが、なんかアシスタントとして優秀ですね!
MO: なぜ優秀なんか?*
AI: なんか、話を、話をなんとかまともな方向に軌道修正しようと言う。
MO: いやいやいや。
AI: ナイスアシストですよ。
MO: あの、ちょっととりあえずね。あのあれですよね。まあ、ちょっと真夜中ラジオなんでいろんなことを簡便させていただいてですね。まあ、そんなわけでですね。あの、リスナーの皆さんからのメッセージを。ラジオ欲しいわけなんですけど、他に何の告知なしに入れ始めた番組なんで。お便りがありません。
AI: まったくですよ。これがね、あの、ちょっと、ちょっとなんか、ずるい大人がーねスタッフにいたりすると、じゃああの作家さんに作ってもらいましょうか?的なね。そういうこともあるかもしれませんが、この番組に関しては正直に行きます。あの…告知もしてないので。
MO: そうですね。
AI: あの…だから、僕に喋らせると、こういうネガティブなことしか言わないので。
MO: よく分かってます大丈夫ですよ。まあ、そんな感じですねお便りがないわけです。まあ、それは、あの、マックということで、我々潔くですね。えぇ、最初からお話させていただいたわけなんですが。その代わり、この番組スタート聞き付けたですね、「ペルソナ3」の、関係者の皆さんから、メッセージが届いております。
AI: はい、みなさんからの、メッセージをばあさんいただいてまいりまして、本当にありがとうございます。
MO: ありがとうございます。その、えぇ、関係者の皆さんからね。ややこう、う、うちはそんなことないですね。あの…
AI: 最初だからね。いただきたしょうがないよ。*
MO: はい、ご紹介させていただきたいます。はい。えぇ、まずはですね、「アニプレックス」宣伝の方日です。はい。石田さんはこんばんは。
AI: こんばんは。
MO: こんばんは。次にお2人のラジオがスタートするということで。 本当にうれし、そして楽しみに感じています。これまで、劇場版「ペルソナ3」の舞台挨拶では何度もお2人とご一緒させていただきましたが。毎回どの会場でもmcの仕事を忘れてしまうくらい楽しませて、いただきました。これからは、満月の夜に「ペルソナ3」ファンの皆さんとその気持ちが共有できると思うと、今からワクワクが止まりません。ぜひいろいろなお話をお聞かせください。それは、第四章の公開に向けて。えいえい、オー!
AI: 「えいえいオー」なの?「えいえいオー」なんですか?
MO: その方日ね。メッセージくれたんだけどね、実は何んです。
AI: そのね。
MO: ありがとうござ。あの、雨で���だったんだの?構成作家さんが来れなかったの。これなくてね。
AI: ちょっと緒方さんさ、なんか人のことをなんか番組のなんか裏側のネガティブなことばかり言っていうって、そいうところをばらしてもいいの?ね。
MO: いや。だってもう。だから。*
AI: 人がにの側にいないって。*
MO: え、えぇ、まあ、あの、だ、だ、だ、だってじゃあなんで方日。方日はだから心配して何だよね。*
AI: そうですね。いつも世話なっております。っていうか、今この場にいらっしゃるんだったら、自分でなんか、あの…頂いてもよかったのに、このメッセージ。
MO: そうですよね。
AI: はい。
MO: あの、え…
AI: あの、ジェスチャーでどうぞ進めてください的な?
MO: あぁ…なんか、テリアさんです。
AI: そうですね。まあ、あの…方日さんに会いたいという人はですね、あの…劇場版の第四章公開の際には、また舞台挨拶が設定されるかもしれません。その時には、あのー…ね?また司会として。来てくださると思うので、皆さんぜひ。公開の時にはですね。どこで、どこで何日に、舞台挨拶があって方日が来るのをチェックしていただきたい。*
MO: 方日チェック?
AI: そう。
MO: そうですね。方日外とね、あの、あれなんです私たちもそうなんですけど。豊口めぐみが、やたら喜ぶんですよね。
AI: 謎なの。
MO: なんか、舞台あいさつで方日をいじることに命をかけてます。あの…そうですよね?いやいやいやいやいや、そうでしただよ。はい、まあ…でも、あの、楽しい旅手ですね舞台挨拶ね。*
AI: そうですね。いろんなとこ行かせていただきましたし。
MO: はい。
AI: え。
MO: はい。
AI: またどっか行けるのを楽しみに、ております。さあ!えーっと、また、あの、カ、カウント、先ほども話し出てましたけど、カウントさんからもメッセージをいただいてるんですよ。
MO: はい、そうです。えぇ…田口智久とから、頂いこいます。
AI: はい。
MO: 『石田さんはさんに質問です!えぇー、声優になったばかりの頃、自分の声を録音したものを聴くことに違和感はありましたか?あった場合、その違和感は、消えていくものなのでしょうか?』
AI: なんでしょう、この世界*?
MO: *どうだなんですけど、これ最初の旅なんですよ、監督。これ、これでいいのこのお便りが?え?まあいや。
AI: なんかさ、こ、今度第四章は、自分が監督を務めるので、どうっていうアプローチでもないし。なんか…あの…ね、「ペルソナ3」第二章の監督としてご一緒しましたけれど、あの時は、あーでしたねっていうアプローチでもなく。
MO: ただ、私達に、あの、声を重ねる一時。はい、ありがとうございます監督。通貨、声来たということは、監督は、自分の録音された声に、なんか納得いかなかったんだよきっと、オーディオコメンタリーとか聞いたときとかに。
AI: あぁ、その時ね、あ、はいはいはい。あ、それは分かります。あの、納得いくもんじゃないです。僕なんか、あ、そうです。緒方さんもそうなんじゃないですか?
MO: え、え、うん。え、今なんの話してる、オーディオコメンタリーの話や?*
AI: オーディオコメンタリーじゃなくて、最初に自分の、喋ってる声を、なんか?僕らの頃はカセットテープですよ。カセットテープに録音して、それを聞いた時に。「あれ?自分の声こんなの」って、思ったんですよ。でそれが。
MO: も、あの、頭蓋骨、落とした、おとが、自分の耳わ気筒てるんで、あの、客観的な音っていうのは、実際の、録音した、声と違って聞こえ、やしいですね。
AI: そう。
MO: はいはい。
AI: だからね。
MO: *
AI: あの、番最初は衝撃だったし。未だに、こんなに差があるんだっていうの?思う。
MO: 未だに!?
AI: 未だに思う。
MO: いいま慣れるよ少ないと思うこんだけ。*
AI: まあ、あの、そう。
MO: え?
AI: 慣れるっていうか諦めてる、もうすでに。
MO: え?なんでなんで?諦めるってことは何なの?その、嫌がと思っても。
AI: いや、あの、自分がさ、あの、だから、から越しに、椎骨越しに聞いてる、声の出し方、こんなトーンでこういう喋り方をしようっていうのと、あのー…なんかテレビをとうして聞こえてくるの、との差があるから。こんなつもりじゃなかった。
AI: え、こ…このをとう出していたのっていうか、全体的になんか、ちょっと…ずれてるよねっていう…のは?
MO: ズレてるのか分かんないなだけなんですけど、いや、でも、み、みんなそ、そんなどういうことですか?納得いかないですか?あの、ファンの皆さんもきっとこう、今しゃべってる石田くんの声聞きたくてきてるのにだね、それがずれると言われる一体どうしたら?*
AI: あのー…ほかの人、僕以外の人にとっては、あのー、聞きなれたこの声何でしょうけど、僕は今だにいやです。いやいやいやいや、いやじゃなくて。あぁ、なんか、もう一人、僕がいてくれたらいいなあと思って。
MO: う、うん。
AI: 僕が、隣に立って、僕がしゃべってる声を聞いて、あ、こいう声っていうの耳元で。喋り続けてくれたら、いいなあと思って。
MO: あぁ…。でも、例えばこうやって、あの、多分スタジオで話してる時に。
AI: 何?
MO: あのー、ヘッドホンで、聞こえてくるじゃないですか、自分の声が?そ、それも違和感 なの?
AI: あの、それとはまた若干違わない。
MO: まあ、なんか違う気がするけどね。
AI: 録音したものは後?
MO: 混じったよ、多分ちょっとね。
AI: なんかね、それ、ヘッドフォンでリアルタイムで今聞いてるの声とはまた、違う感覚なんだな。それがな。監督綿いました。*
MO: 監督ですね、監督ですね。あの��、結論的にはですね。違和感はずっと今も続いているということでございます。
AI: 僕はね?
MO: はい。え。
AI: ほかの人はみんななれると思いますよ。そうそうにね。
MO: まあ、そうですね。私はでも役は、なんかね、あの、あんまりこういうを出そうと思ってあんまり演技してないのでほとんど時に。ただテレビで聞こえてきたのが、あ、こういう感じなのかなって思う。だけで終わりっていう感じ…ですかね?まあ、諦めて、て諦めてなんか、すみません。はい。まあ、そんなわけですね。加藤、ありがとう。
AI: ありがとうございます。
MO: 本当ちゃんとした挨拶にしてね。よろしくね、はい。えぇ、そして次ですね。えぇ、アニメーションプロデューサーな、「A-1 Pictures」の、えぇ、土修一さんから、頂きました。
AI: ありがとうございます。
MO: はい、ありがとうございます。辻さんです。『石田さんは質問です。色のついたアフレコと、色のついていないアフレコどちらがやりやすいですか?』
AI: だよ?
MO: こ、これさ、こういう…コメント、なげと大丈夫なんですか?あの、大丈、なんか、今、あの、今、えっと、向こう側のね?あの、コントロールルームの方を見るとですね。いろんな方々を向いたりですね。手を振ったりとかしてるんですけど?
AI: でも、あ、まあ、あのー…リスナーの人にはなじみないかもしれないけど、まあ、僕にとっては、えの…ない、色ついてないあ、これはもう当たり前の事になってるじゃないですか。まあ「ペルソナ3」に限らず。
MO: えぇ、あ、まあ、大体わかってると思いますけど、まあ色が付いているっていうのは、まあいわゆるこう、オンエアとか、皆さんがお目に、目にするその、カラーが入ってる、絵のことで。えっと、私たちはだいたいゴロ…まあ、アフレコするときは。全部が、100%入ってるってことは。あんまりなくて、ごくたまにあるけど。あんまりなくて、あのー…なんてですかね、根底に描かれた絵とか、現場の絵とか、まそういうものがこう入っていたりね。えぇー、そういう感じでですね、えぇ、飛ぶことがあるということですね。
AI: はい。
MO: はい。まあこれ…どちらがやりやすいですかって…?言われればまあー、あのー、もちろん入ったほうがいいですけど。いやや。
AI: 僕も、あのー…色づいたほうがいいと思いますよ。あの皆さん、分かりづらいかもしれないですけど、まあ、あのー…まあ、その根底とか、あの…えっと…動画になる前の、あたりをつけるための絵とか。で、あのー…ま僕らが作業するようなフィルムの、フィルムじゃないかもういまは、えたを作って、動画を作って、もらっても、あの、その、動きのタイミングとか、あのー、表情とかは、あのー、皆さんが見る段階のものと違ったり、往々にして違ったりするわけですよ。
MO: うん。
AI: うん、で、それがね、あのー…目が、色が付いてるってことは、ちゃんと動画…が…できてて。
MO: はい。
AI: っていうことなので、あのー…そこはね、どちらがやりやすい…やりやすいやりにくいよりも、情報量の多さっから。色づいてるほうが絶対いいに決まってますよね。
MO: まあ、そうですよね。あの、これを、わざわざ聞かれる、あの、辻さんの、なんか、真鍮、私、今は兼ねていていて。あの、どういうところを狙って来られるのかなってちょっと知りたいんですけど。あでも、個人的に、私個人のまた個人の意見だけど。あの、なんかこう…たまに?まあ、別にどこのっていうことを言うんですけど、たまに?この…タイミングは人間の反応として無理だろうみたいなこう時間で、口パクがついてたりとかが、あるじゃないですか。
AI: はい。
MO: それで、あ、これでやんなきゃいけないのか。っていうふうになって、もう、色入っちゃってるから、撮影はもうやり直さないだろうし。これで当てなくてはならないで、のかって思うよりは、なんかこう…なんつ…少しや。フリーな。
AI: あぁー。
MO: ありがとう。監督とかが。
AI: がっちりが決まってないと、まだ焼成が聞く、からっていうことだよね。
MO: そうそう。たまにこう監督が、あ、今の芝居が良いのでえの方直しますと言ってくださったじゃないですか。*
AI: 確かに。
MO: そ、そういう意味ではね、その。*
AI: なるほどね。それはありますね。
MO: はい。なんか、もう、もう劇場作品みたいでね。なんか…結構…我々のフリーダムみたいな、のありますしね。
AI: あ、それは、本当にこう…その作品を作る監督の考え方によるんだろうね。
MO: はい、そうですね。
AI: まあ、あの…どちらも、まあ…どちらもメリットあるし、デメリットがあるってことですか。
MO: あ、そうですね。
AI: あぁ。あ、それを、なんか、役者があってわがままだから、なんか…やっぱり人がついたほうがいいとか、こう…経験に行ってしまうのを。プロデューサーの、生産は。そこに気づけを…!
MO: あ。映画、そこで…
AI: 揃ってない時でも、メリットあるんだぞ、そこに気づけよっていうメッセージだったのかな、これね?
MO: なるほど…。
AI: うん。
MO: こう…ありがとうございます持参。
AI: ですね。
MO: 今、そういうこと。*
AI: ためになるな?
MO: なんてせ?為じゃなくてこう、今、リスナーの皆さんのためになってます。俺らはそうなんだけどさ。
AI: リスナーさんは?へ?と思ってると思う。
MO: 多分、そうですね、ごめんね。*
AI: ポカーンとしてると思うよ。
MO: 超ごめんね、あの、そういうのがわかりませんでしたというよりも、募集してるんであのぜひ送ってください。はい。えぇ、そうですね、もうひとりこれ、あ、もうひとり人っていうか、会社単位で、いただいたんですけど、「アトラス」さんからいただきました。 アトラスさん、どなたというじゃなくて、アトラス?はい。『「影時間ラジオ」のスタートおめでとうございます。石田様、緒方様のお引き立てにより、硬い。え、えぇ、「ペルソナ3」が長らく愛されるゲームになりましたこと、この場を借りて改めて感謝申し上げます。今後とも「ペルソナ3」ズをよろしくお願い申し上げます。』
AI: いや、もう、いかにも会社、名義、のコメント、ありがとうございます。
MO: 本当にありがとうございます。はい。 AI: あのー…いろいろお忙しいところ。あの、番組始まるんでってお願いしたんでしょう?おそらくねえ。
MO: はい。
AI: えぇ、そしたら、あの…ここまでかっちりと、会社としてかっちりとなんか?してくださっても、これはなんでしょうね、こう取引先だと、僕らが取引先だとしたらもう、百点満点じゃないですか?
MO: うん、うん、そうですね。
AI: この、このコメントは。
MO: こやっぱり
AI: まあ、ラジオに折れるコメントどうしてわ、ん?*だけど。
MO: *一番それっぽいのコピーの「えいえいお」ーだと思いますけどね、え。まあでも、あの、監督もね、こういう、あの、なんかこう、ちょっと、ちょっと変化球のような。ご挨拶を飛ばした、あの、くださったり。あの、まあでも最後な「アトラス」でこうきちんとくださったり、本当にありがとうございました。
AI: ありがとうございました。
MO: はい。えぇー、まあ、そんなわけですね。研究者のみなさんのおかげ、でございました。え、次回からは、今、このラジオ聞いてる、皆さんからメッセージ、本当に、お待ちしておりますよ。
25:19
AI: ペルソナ3、影時間ラジオ
AI: どうでもいい。
MO: 石田さん演習、結城理といえば「どうでもいい」というセリフが印象的ですが。このコーナーでは、リスナーの皆さんが普段の生活で気になっていることを募集しまして、それを石田さんにその話題が気になるのか、「どうでもいいのか」、をですね、していただくと、そういうコーナーですね。はい。
AI: 思い切ったことをやりますね。僕、最低のこと、「どうでもいい」と思ってますよ。
MO: うん、あのね。私もね。それがね、不安だったと。ずっとね。このね、この第よね思ってなんかね。これ石田くん全部「どうでもいい」って言ったじゃないかね?なんかの…今日未荒れた言う事むしろ機出すの、本当に大変と思いつつ。あのー…
AI: だから、あのー…正直に「どうでもいい」と言い続けていいのか、それとも、大人としてね?こう番組が成立するように多少降った方がいいのか。よくありますよ的なことに。*
MO: う、うん。あのー…
AI: どうしようって、まだ立ち位置がぼんやりしている。
MO: あ、うん。じゃぼんやりしてる人と行きたいと思います。
AI: おう。
MO: そのどっち混じっていればいいよ。えぇ、とりあえず。行ってみたいと思いますよ。
AI: はい。
MO: はい。こに書いてある例文をですねて上げ、てまあ、要は、えっと、リスナーの皆さんがね。えぇ、これからどういう風な、もの、この、コーナーに送ったらいいのかなっていうのこう例文みたいながね。えぇ、いくつかありますそっちのほうですねぇー…ぶつけさせていただきたいと思います。えぇ、まずわ。『上目遣いだとかわいい何。なぜ、下目遣いだと、怖く、なるのか?どうですか買わない、興味ありますか、どうでも、いいですか?』
AI: どうでもいい。
MO: 絶対そう、何人向かって。*
AI: な、何?下目遣いって、何?
MO: 下目遣い多分、多分…
AI: うは目遣いはいむけど。し…
MO: うは下こう、下から、見上げる感じで。
AI: それわさ…
MO: 下目遣いをこう、見上げる感じでとでしょう。*
AI: 下目遣いことであるの…
MO: わからない。だよ!あるよ!そうだね。確かに示すなんて聞いたことないね。んー…。
AI: まあ、あの…下目遣いだと怖くなるのがなぜですかって言わでも、そういう角度だからじゃないの?
MO: まあね、そうですよね。
AI: と思いますけどね。
MO: まあまあ、でも、あの…アニメとかのね、作画の皆さんのね。それに、こうキャラクターをね、描き分けたりとかする。
AI: あぁー。
MO: 必要がありますからね。
AI: それ、あの…
MO: 正確かつ。
AI: わかりやすくこう、状況を説明しなきゃ、いけないからね。そういう…パッと…こう…万人に通じる…フォーマットっていうのそうかもしだないですね。
MO: はい、そうですね。はい。えぇ…まあ、そういうでした。え、そして、僕、行きましょうかね?はい。それではですね…。あの、『靴ひもって、どんなタイミングで、ほどけるのか?という話題について、興味ありますかどうでもいいですか?』
AI: ちょっと興味あるかも。
MO: 本当!?本当!?それが何どこ、どうで興味?
AI: いやいや、あの、靴ひものほどけるタイミングって。なんか…不思議じゃない?黄色いまでは、ほどけなかったのになんで今日このタイミングでどけの?で、言ったんほどけると、何回縛ってもすぐ解けない。
MO: うん、そうだね。なんかそういうこと、あるよね。
AI: なんか、緒方さんのほが逆に興味をなくしてる感じなん*
MO: いやいやいや。*
AI: 大丈夫ですか。
MO: はい、大丈夫です。はい。
AI: はい。
MO: えぇ。そ、その時間について。
AI: まあだから、靴ひもがほどける、その、その今ほどけるっていうのを見たことないじゃない。ほどけた後に気づくじゃない?普通は。
MO: まあそうだね。
AI: だから、今ほどけそうだって特に、分かってれば、締め直したりするじゃない。もどける前に。っていうか、あの…し、縛ってる紐って、なんでほどけるなれ?
MO: …う、動くっ彼粉、し元があるからじゃね。
AI: まあ、まあ、そうなんだけど、あのさ、普通に、あの、蝶々結びをし、したとしてだよ。…あんなこう輪っか作って一般ほどしてみたいな縛り方をしてて、それがほどけるためには、徐々に徐々に輪っかが小さくなっていかなきゃいけないわけじゃない。*
MO: そうだね。
AI: …それってさ、あの…あと、あとなんだろう…は…直径5mmぐらいの輪っかになっちゃったなって特に気づけば。戻せるのに。そこで気づくことって無いじゃ。
MO: まあね?あんまりこう足元見ないですからね、歩いてる足元ね。なんか、まあ泊まった時はあんまりこう、そ、あと、ほどけるタイミングではないでしょうし。だいたい、時にほどけるでしょうから。そこなかなか確かに、難し、ね?*
AI: だから、その…いつなんだっていうのは?いつだろうと思うとちょっと興味わかない?
MO: あぁ…確かにそうですね。あの、どこかのメーカーの方にお知らせ機能付の靴下なんか外?して頂いてですね。
AI: 今ですよ!今ほどけますよ!
MO: そのできたらぜひあの石田明くん宛てにですね、送っていただけたらと思います、はい。感じですね、みなさんから。
AI: 要求してないんじゃないだけどね?
MO: まあ、まあまあ、とりあえずね。まあこんな感じでですね。みなさんから、石田さんが「どうでもいい」と。言わないような。これ難しい。「俺が思いつかないまず。」はい。あの、首で言わないようなですね、気になるようですね。*降ってきていただきたいと思います。お待ちしております。
30:40
MO: ペルソナ3、影時間ラジオ
AI: おたすけ部!
AI: 僕が演じる結城理と、同じく、僕が演じる、望月綾時は、えぇ、おたすけ部を立ち上げましたが。えぇ、このコーナーではリスナーの皆さんが学校生活及び、社会生活で困っていることを報告してもらって、それを僕らが少しだけおたすけして行きたいというコーナーです。
MO: はい。ございます。はい。まあね、おたすけ部…なわけなんですけど、言葉なわけなんですけど。あの…えぇ、台本に普段お2人は誰かの相談に乗ることはありますか、書いてあるんですが。
AI: おたすけを求められることはあるかということだね?ないね?まあ、ほぼないね?まあ、あの…
MO: でも、でもそうんな…
AI: 今までの人生でゼロだとは言わないけど。
MO: *
AI: そんなにね、あのー…濃い湯事で事魔てるんです、いや、ちょっと借金が溜まって首が回らないんですみたいなこと言われた、事がない。
MO: いや、そこは、さすがにそこはなんかこう、あるじゃないか。*
AI: まあ、親しき中にも礼儀ありというか。まあ…友人だったら、なおさら金を貸すなっていうことだよね。なんだそれ?
MO: まあ、あのー、ね…金を貸す…のがおたすけ部、まあ、まあ、それも一つでしょうけどね。そうじゃないのもあるでしょうからね。でもなんかあれ、私、結構、あの、あの、たまに聴くけど。えっとー、あのー…石田くんの、後輩の、役者、女の子ですとかが。さんになんか好きられた。話とかたまに聞きますよ。
AI: え?何?横断歩道を渡っていたら、トラックが「バー」突っ込んできて「危ない!」「トー」、みたいな。*
MO: なんでそんなみたいで。*
AI: 僕は、コロコロコロコロ、みた、イタイタイタイタイタ。だ、大丈夫だから…みたいなです…。
MO: やるだったら本当困りますよね。マネージャーが、青くなっちゃう。
AI: そうだよね、交通事故だからね。それは、ないほうがいいけど。そんな、そんな…なんだろう…こうアクティブな生活を送ってないよ僕。
MO: アクティブじゃなアクティブじゃあね。知らないうちに人を助けることあるじゃないですか。
AI: あ、あぁそうですか?
MO: 株価って悩みそうだけどとかって言ったじゃなくても?
AI: うん。あぁ…じゃ…あの…。目線を合わせないようになんか懺悔室みたいにこちらの、久米仙がわからないような部屋で。悩みを聞く?そういうことしたことない僕。
MO: えぇ…まあ、でもとりさま。こうラジオ、スタジオだから。リスナーの皆さんの顔見えないわけだから。
AI: あ、見えないでね。
MO: ちょうどいいじゃないですか?個々残業つだと思っていただいて。*
AI: なんで、残業つだと思ったら、なんか残業のメールとかいっぱい送られてきたら、それはそれでちょっと違うような気もするけどね。
MO: うん、そうですね。
AI: っていうか、僕の勝手なイメージだけど、緒方さんは、あのー、終わりと姉御肌っぽいイメージだから、終わりと人の相談乗ってるとか、相談があるんですけど、聞いてくださいって言われてるような感じがする。そういのはないの?
MO: そうね、なんか…まあまあ、それなりにちょいちょいありますけどね。まあ、さ、最近こういうのはあれですね。ある程度の妙齢になってきた女性声優がですね。うちの相方が、えっと、一般人なんですけど、どうしたら、普通の人とそしたらのですか?そうですね。
AI: あ!もう業界人教誨師はこれから、そういうこと?*
MO: なんか、なんか、出会いがないとか言って。割とそういう人が多いですね。
AI: たしかにそうですね。自分の行動半径、でしか出会いはないですもんね。
MO: そうですね。
AI: そう思うと。
MO: まあ、我、なんかあれもね、その、あの、会社の方々もみんなそういう部分もでしょうけど。うちらもね、なんかこう、割とこう狭いところの、一つの大きな会社みたいな、ところでなんか働くじゃないですかなんとなくみんなね。
AI: まあ、まあ、まあ、そうですね。
MO: だからそういう意味では、出会いが、少ないっていうのは確かにそれ、そうなんだけど。*
AI: ��も、そういう時は何て答えてるって、いうの?
MO: いや、色色、あの、場合によって。そうなんだけど。*
AI: 高校にしなさいとか、そういうこと。
MO: 高校にしなさいっていうのもなんか色々微妙じゃない?ここなんかこう、あの、なんつうか、まあ、その人によってね、いろいろあるんで、あんまりこう細かく話すとこうちょっとまずいんですけど、も。あでもしゃべって…
AI: *
MO: しゃべっていい、も、もはやこの既婚になりましたの義父優子さんとかは、本当になんかそういうこうに…*
AI: すごい具体的な話。*
MO: いや、だっていやできてやつはちゃんと喋るんだけど。*
AI: あぁ、そうですね。
MO: あの、なんか、えっと、合コンっていうか、そういうお見合いに行ったそうです。
AI: おぅ。
MO: えぇ、そうですね。
AI: まあ、そういう…まあね、新しい出会い、そこに何が待ち受けているか言ってみなければわからないからね。
MO: そうですね。い、石田くんも行く気はの。
AI: ない。
MO: あ、くじらさんとはの、えぇ、くじらさんがですね。あの…えぇ…石田くんのね。*
AI: 嫁を探すとかいってらっしゃいましたね。
MO: いってらっしゃいましたね。
AI: 勢いとは言えなんて話になってんだと思いました僕は
MO: うん、そうなんです。まあ、ちょっと嫁の話とか相談されても難しいですけど、えぇ、皆さんからなんか色々、あの、こんなことは、どう思いますか?みたいなことがありましたですね。
AI: あの、別に男女間の事に限った話ではないので、あの、別の全然別の角度の、あのー…これを助けてください。相談がありますっていいので、皆さん送ってきてください。
MO: 残業つみたいですね。石田くんがアドバイス、敷けるどね。
AI: 聞くだけ聞きましょう。
MO: あ!チャンスですよ。チャンス…。
AI: それに応えるかどうかはまた別の話。
MO: *
AI: 答えられるかどうかが分からないからねどんな質問来るかわからないからこう、自分でしか言えないじゃない。「それは頑張れよ」ってこともとらあるじゃない。
MO: まあでもそれわかんないよっていうふうにゆってくれることなんか幸せかもしれないじゃないですかね?石田彰ファンは。
AI: なんかすごい、なんか…好意的に捉えてくれてる。
MO: 何だよ、何だよ。
AI: ありがとう。
MO: え。まあまあ、それだけですね。鳥屋さんのこちらのコーナーですね。みんなからのメッセージでですね。お待ちしています。
36:25
AI: 石田彰と緒方恵美の
AI&MO: ペルソナ3、影時間ラジオ
MO: そうして、コーナーがあります。続きましては、こちらのコーナー。「巌戸台分量、生活向上、ルール」。上限ですね、ペルソナ使いたちな、クラス巌戸台分量でございますね。このコーナーはでございますね、もしも。私と、緒方ですね。あの、天田、緒方と。石田さん、そしてリスナーの皆さんですね、一緒の量。はつまり一つ屋根の下に住むことになった場合の生活のルールを決めていきたい。そういうことでございます。
AI: あぁ、もしも。もしもしどうですか。なるほどね。何を決めたら、なんか集団生活が上手くいくでしょうね。
MO: まあ、色々ね。まあ、まあ、普通だとこうなんだろう消灯時間とか。あの、なんか、そういうのあるじゃないですか?あの、ご飯、いるのご飯が、いる時間とかさ。あるかもしれないじゃないですか。
AI: あぁ、そう、そうか、そういうこと、そうか決まってるもんね。もう…
MO: そうだよね。
AI: 今さ、すごい一人で…でって自由に暮らしてるから、ご飯食べる時間もすごいバラバラだし。すごい遅かったりもするの。もう、12時近くでも、晩御飯食べてもいいや、って言う生活だから。
MO: だからな。これ高校生だからね。一応な。
AI: これがさ、あの、夕方6時じゃないといけません。6時から7時の間でお願いします、と言われたら、合わせられない?
MO: おぅ。学の時は?えぇ、普通の下宿、普通のマンション、マンション。*
AI: アパート暮らし?うん、だから、別に、ね、あの、食事を作ってくれる、何、量産的な人はいなかったし。
AI: そういう経験って僕無いんですよ。
MO: あぁ。
AI: あぁ、寮生活って。
MO: ない。
AI: 寮か、厳しいなあ!なんか、厳しいなあ!
MO: 基本的にはこう、あなた、そういう、ふうなルールで縛られる嫌でしょ?
AI: んー…で、ルールで縛られることよりも、あのー…ほかの人と一緒に…クラスっていうのが。そう。できないのかな?
MO: まあ、でもね、お部屋はね、保湿があるしさ。あそこ結構広いじゃないですか?保湿が、一つずつ。*
AI: あぁー…「ペルソナ3」の世界の中での。
MO: 世界の中の。
AI: 巌戸台分量の中ね。あぁー、んー、そうね。まあ、人だから、あの、ぐらいのスペースがあれば。あ、でもあれプラス。んー…。
MO: なんで?
AI: だってさ、あの…じゃあー、じゃあちょっと、あの…くつろぎたいからリビングに行こうって言っても、自分の部屋じゃないわけじゃもうそこは。
MO: まあな。
AI: んー。そこで、なんか…ね?僕がだよ。理じゃなくて、僕がリビングにいた時に、順平がやってきて「おう!」とか言われたら。う、んー、んー…ちょっと。んー、部屋に戻ろうかなって気にならなくもないかも。いやいや、あの、こっちの体調とか、あのー…メンタルなパワーが高いときは「やあ」ってできるけど。
MO: 今の800だいぶ無理矢理感がね。なんかこう、ちょっとプレパラシオンが多いっていうかさあ。あ、まあまあ、でも…そうですね。
AI: じゃ、あ、でも、まずな、なんか決めましょう。
MO: そうですね。
AI: また���ね。
MO: その、その石田さんがですねでも楽しく。石田くんが、あなたと、このこれ聞いてくれるあなた、がね。一緒に、一緒に楽しく暮らせるようなですね。あ、これいいフレーズですね。石田くんとあなた、こう楽しく暮らせるようなですね、そういう。
AI: 僕と緒方さんとあなた。
MO: そうですね。えぇ、まあ、あの…
AI: 3人、3人、3人、3人。*
MO: はい。あのー、楽しく暮らせるようなでやと思って確なんかちょっとですね、一つね決めてですね。あの、こういうのはどうですかね。っていう感じのご提案をですね。みなさんからいただければと思います。えぇ、ちなみにこう例えば例題として、例えば『ペット可、っていいか、ふかか』っていうようなね。
AI: あぁ…まあ、この世界のお約束としては、ペット可にしておかないと、コロマルの、なんか立ち位置が危うくなる
MO: そうですね。
AI: っていうのがあるから、これはかでいい、いいのかなとかにしなきゃいけないだろうなと思うんだけど。でもペット難しいよね色々ね。
MO: ね、たくさんいると、すごい大変だよね。
AI: うん、あのさ…やっぱりこう飼ってる本人は。こう…かわいいかわいいでいいんだけど、飼ってない方向にしたら。まあ、買ってなくても、犬好き猫好きうさぎ好きキリン好き、の人はいいんだけど。
MO: キ、キリンは寮に入ったらだめだろう。
AI: はい、でもキリンって普通にペットとして飼っても。別に問題はないらしいよ。
MO: 本当に?
AI: まあ、本当に、これ本当に。
MO: なんか突き抜けそうですね天井ね。
AI: まあね、それ買うには大変だと思う色。*
MO: まあ、でも、コロちゃんの場合はまあペットというか仲間だから。
AI: まあ、そうね。
MO: なんかそういう意味ではこう、ちょっと、別じゃないこう、買ってあげるってよりは。す、と、特にみんなとみたいな感じだからね。
AI: そうだね。
MO: まあ、だからみんなっていうペットだったら良いってことよろしこにですかね。
AI: そうですね。
MO: はい。
AI: まあ、あのー、なんか…アレルギーを持っているたい、体質的にっていう人は、ちょっと部屋話してあげるから。*
MO: あぁ…。
AI: ちょっと透明のハナレの部屋にしてあげるからって言うことでね。
MO: はい…あ、そうですね。
AI: そういう歩みよりは必要ですよね?
MO: はい。ということですね。ペットはそういうふうな形になりました。大丈夫ですか皆さん。えぇ、そんなわけで、次回からみなさんが考えた生活のルールを送ってきてください。よろしく、お願いします。
41:45
AI: お届けしてきました「ペルソナ3影時間ラジオ」そろそろ、影時間がを閉じる、時間になってしまいました。
MO: そうですね。
AI: そういうことなんですね。
MO: はい。
AI: あ、なんか作品っぽくていいですね。
MO: あぁ、なんかね。
AI: はい。
MO: はい、まあ、そんなわけで、いかが…
AI: まあ、一回めで探り探りのところもあるし、で…あの…意識的に一回だからちゃんとしようと思って、僕的にも、あのー…真面目に取り組んでみたつもりですよ。
MO: そうですね。
AI: え。
MO: だいぶしっかり石田くんがしゃべってくれて、なんか本当に…嬉しいです。
AI: え、何、あの。じゃあ、僕、気を抜くと喋らなくなる、って事。2回目から怪しいな。
MO: まあ、でもこれからまたこう突っ込みが色々を作ってくるでしょうかね。あの、そういうの楽しみにしてますね。
AI: あ、そうですね。
MO: はい、皆さんの言葉と一緒ですね。鏡でいろいろね。
AI: そうですね。こう、リスナーさんがどういう?まあ、各コーナー、によらずともこう、どういうリアクションを返してくれるかで、こう番組の方向性が変わっていたりしますかね?
MO: そうですね。
AI: はい。
MO: あぁ、ゲストの方…もね、してくださる、こともあるなので。えぇ、くださった、そういう人達と一緒ですね。また、えぇ、「ペルソナ3」の世界…であったりとか、えぇ、その人のパーソナルだったりとかですね。ちょっと踏み込んでいきたいと思いますね。*はい。
AI: でまた、あの、まあ一応「影時間ラジオ」なので、「ペルソナ3」の第四の劇序盤の、情報もちょっとずつ皆さんに紹介できたらいいなと思っておりますので、凝ったいください。はい。
MO: 本当のですね。はい。そんなこの番組ですかね、えっと、毎回ですね満月の夜に、更新されるということですね。満月の夜に更新のラジオ。そう、そこだけ聞くと、すごくなんかこう、なんでシャレオツな感じじゃないですか。
AI: いいですよね。
MO: ちょっとね。満月の夜ね?
AI: 満月の夜ですか?
MO: *はい、まあ、次回の満月ですね。各地調べてくださいって。言われたんですけど、データ?
AI: これさ、すごいよね。次は何日ですって言わないの?
MO: まあ、基本的には多分、28日周期ぐらいだから。まあ、アバウトそのぐらいだと思うんですけど。
AI: まあね、あのー、まあ、今、今はね、いろいろ情報があるので、今それぞれそうです。
MO: 2月のカレンダーとかあるしね。
AI: 公式ツイッターの方でも何かされるようです。あの、すごくわかりやすいヒントが出るみたいです。
MO: あぁ、そうそう。あの、皆さんの、えっと、「PERSONA3 THE MOVIE」ですね。あの、フォローしてくださいよろしくお願いします。はい。あともちろんですけど、みなさんからのメッセージも、お待ちしております。メッセージですねこの番組を聞いてるホームページから送ることができますので。ぜひぜひ送ってくださいね。
AI: はい、本当にたくさんお待ちしております。
MO: はい。
AI: ということで、ここまでのお相手は結城理乾約石田彰と。
MO: アシスタントの、天田乾約の、緒方恵美でした。
AI&MO: バイバイ!
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kennak · 11 months
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学校でキャンディを食べたことをとがめられ、我が子は命を絶った――。子どもが教師などから「不適切な指導」を受けた結果、自ら命を絶つことを「指導死」といいます。この言葉が広まった大きなきっかけのひとつが、10年前に出版された、ある本でした。著者のひとりで、我が子を指導死で亡くした大貫隆志さん(66)は「指導死を生む土壌は、今も変わっていない」と語ります。(朝日新聞デジタル企画報道部・武田啓亮) 息子に死を選ばせたきっかけは「キャンディ1個」 「たくさんバカなことをして、もうたえきれません」「じゃあね ごめんなさい」 殴り書きのような乱れた文���が、ノートに残されていました。 大貫さんの次男、中学2年の陵平さん(当時13歳)が自宅マンションから飛び降りて命を絶ったのは、2000年9月30日土曜日の夜のことでした。 直前まで、家族とテレビを見ていた陵平さんの様子が一変したのは、午後9時過ぎにかかってきた1本の電話がきっかけでした。 電話は学校の担任からで、母親が出ると、こんな話をされました。 29日に陵平さんを含む複数の生徒が、学校でソフトキャンディを食べたとして「指導」を受けていたこと。 他に不要物を学校に持ってきていないか調べたところ、ライターを持ってきた生徒がいることがわかり、それに陵平さんの名前も出ていること。 来週、親を学校に呼び出すことになっていること。 「学校でお菓子食べたんだって」 「うん、ごめんなさい」 「ライターを持っていったの?」 「ごめんなさい」 そんな会話を母親とした後、陵平さんはショックを受けている様子でした。 リビングと自室とを行ったり来たりして落ち着かない様子だったそうです。 「どすん」という大きな音がしたのは、それから40分後のことでした。 なにがあったのかを知りたい 担任からの電話の前に書かれたとみられる「反省文」は丁寧な字でした。 「ハイチューをもらって食べてしまいました」「ライターを持ってきたのは僕です」 「今後どのように罪をつぐなうか考えた結果(中略)クラス、学年の役に立てるようがんばります」 お菓子を食べたり、不要物を持っていったりしたことに対する指導と、それを苦にした自殺。 当初、大貫さんの脳裏には「そんなことで命を絶ってしまうなんて」「なんてバカなことをしてしまったんだ」という思いが浮かんだといいます。 しかし、学校ではクラスや委員会の仕事でリーダー役を任されることも多かったという陵平さん。 家族との思い出では、土ぼこりで顔を真っ黒にしながら走ったオフロードのバイクレース。残雪の中、大きな荷物を背負いながら登った北アルプスの山々。明るく、負けず嫌いな性格でした。 「陵平は簡単に死を選ぶような子じゃない。そんな子でも耐えられないほどのなにかがあったに違いない」 耳を疑った担任の言葉 当初、お菓子を食べたとして呼び出された生徒は9人。12人の教師が「指導」にあたったといいます。 「他に食べた子はいないのか」「お菓子の数と食べた生徒の数が合わない」 「聞き取り」の結果、名前が挙がった生徒が次々に呼び出され、最終的には21人が「指導」を受けました。 1時間半以上に及ぶ「指導」で何があったのか。不適切な指導はなかったのか。 「陵平の身に本当はなにがあったのかを知りたい」と学校側に働きかけましたが、大貫さんは「学校側の対応は、隠蔽や時間稼ぎに感じられるようなものが多かった」と振り返ります。 臨時の全校集会の後、担任からは「学校やクラスで何かあったのでしょうか」と問われ、耳を疑いました。 「それを聞きたいのは私です」 非を認めぬ学校、進まぬ調査 陵平さんの死が、市議会や報道で取り上げられるようになっても、状況は変わりませんでした。 教育委員会側は「指導に問題はない」「生徒を追い詰めてはいない」と繰り返すばかり。 その根拠は教師への聞き取りのみで、「指導」を受けた生徒たちへの聞き取りは行われていませんでした。 それどころか、PTA関係者などから大貫さんへ「学校がとった処置は正しい」「なぜマスコミを使うのか」といったバッシングまで浴びせられるようになりました。 事実を明らかにするには、裁判に訴えるしかない。 しかし、裁判に必要な情報を集めようにも、学校側は応じません。 「生徒と会う段取りをつけてくれれば、後は何とかしますから」 弁護士からは生徒たちの証言を集めるよう助言されましたが、聞き取りの依頼をすることはできませんでした。大貫さんは「証言したと分かれば、どんな目にあうか分からない。当時の地域の圧力には大変なものがありました」と話します。 最終的には訴訟を断念せざるをえませんでした。 支配するという発想 いじめと同じ構図 自身と同じように、学校での生徒指導によって我が子を亡くした親たちの手記をまとめ、大貫さんが『「指導死」 追い詰められ、死を選んだ七人のこどもたち。』(高文研)を出版したのが2013年。陵平さんの死から13年もの月日が流れていました。 ちょうどこの年、大阪桜宮高校で体罰による生徒の自殺が大きな問題になりました。 その影響で、体罰だけでなく、指導死にも注目が集まりました。 「指導死」では、まるで警察の取り調べのような長時間に渡る「指導」や、大人同士で使えばトラブルになりかねないような人格を否定する厳しい言葉があります。 学校現場の「指導」の実態が知られることで、それまで「自殺したのはその子が弱いからだ」「学校の規則を破った方が悪い」などとみなされがちだった指導死への理解が少しずつ広がっていきました。 教育評論家の武田ちさ子さんのまとめによると、1952年から2022年の間に、把握できたものだけでも129件の指導死があったとされています(うち16件は未遂)。 大貫さんはこれらは氷山の一角でしかなく、実際にはもっと多くの指導死があったのではないかと見ています。 「生徒を一人の人間として尊重して話し合うのではなく、力で管理し、懲罰を加えて支配しようという発想が問題の根底にある」と大貫さんは語ります。 指導死にまつわる「生徒のためを思ってした指導だった」という学校側の釈明や、「学校のルールを破った生徒が悪い」という被害者へのバッシング。大貫さんはこの構図を、加害者が「遊びのつもりだった」と言い訳をしたり、「いじめられる方にも原因がある」とされてしまったりする、いじめとも似ていると指摘します 「いじめへの対応では行為の中身だけでなく、それを被害者がどう感じたかを重視します。ところが、教師による『指導』には、それを受けた生徒がどう感じるかという視点が欠けている。それが指導死を招く要因の一つになっている」と大貫さんは訴えます。
なぜ息子はキャンディ1個で命を絶ったのか 父に残された「宿題」 学校を子どもが安心できる場所に(withnews) - Yahoo!ニュース
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tutai-k · 2 years
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旅の記録
12月3日~4日、友人と鎌倉・江ノ島旅行をする。
鎌倉文学館で没後35年特別展、澁澤龍彦・高丘親王航海記の展示があったので、鎌倉へ行こうと計画をしていたところ、友人が声をかけてくれて、ひとり旅でなくなった。
ひとり旅だと、どうしても鳥を探したくなって重いカメラを担いで、ワークマンの服を着て出かけることになる。鳥を撮影するようになってから、文化財を巡るような「旅」とは疎遠になっていた。
旅のルートは、 一日目 北鎌倉・浄智寺(澁澤龍彦の菩提寺)―鎌倉・鶴岡八幡宮/大河ドラマ館/鳩サブレーで有名な豊島屋のカフェ「置石」/クルミッコ/桜貝アクセサリー店/鎌倉文学館 二日目 江ノ島(特にどこという予定は決めずに江ノ島とだけ決めていた)
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・北鎌倉 浄智寺 北鎌倉で待ち合わせをした。そのまま浄智寺へ。地図を見なくても、なんとなく歩いて行けばたどり着けた。 人生で一番通っている寺というのは、どう考えても地元の檀家になっている寺だが、そのつぎがたぶん、東大寺だろう。地元の友人とよく奈良へ行くし、奈良は鳥がたくさんいるので、バードウォッチングを始めてからも何かにつけて出かけている。だがその次は?となるとおそらく浄智寺ではないかと思う。 そんなに通っているのに、じつは一度も澁澤龍彦の墓にたどり着いたことがない。浄智寺は、拝観料が必要な文化財としての寺だけれど、檀家もいて、お墓があるのだ。それはつまり、地元のひとびとの暮らしと地続きの場所で、そこを、ただ澁澤龍彦のファンであるというだけの自分が「墓参りに来ました」と言っていいものか、というのをずっと迷っていて、聞けずにいて、見つけることができなかったのだ。 だが今回、どうしても澁澤に報告したいことができたので、澁澤の墓前に立ちたかった。寺の受付のひとに聞くと、わかりづらい場所にある、と言いながら親切に教えてくれた。いままでたどり着くことのできなかった墓前にたどりついて、いろんな報告をした。 澁澤にしてみれば赤の他人が急に墓にやってきて、あなたのファンです、やっとここまで私の人生がたどり着きました、なんて報告をされても知ったことではないだろうと思ったが、人生の一つの区切りとして訪れることができてよかった。矢川澄子は岩波の校正員時代に、龍子さんは芸術新潮の編集者のときに、澁澤と出会っている。 御朱印をもらって帰るとき、そのふたつ前のページが、以前訪れたときの浄智寺のものだった。文化財から足が遠のいている自分を発見してすこし苦々しく思う。
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・鶴岡八幡宮/大河ドラマ館 カモメが群れになって飛んでいた。七五三の子供がたくさんあるいていて、成人式の前撮りの人たちもいた。 今期の大河ドラマを見ていないのでついていけるかどうか不安だったが、楽しそうにする友人を見ているだけで楽しかった。映像資料やジオラマ、体験コーナーなど、ドラマを見ていない人間でも楽しめた。舞台セットの時代考証の映像がとてもよかった。 ハトがたくさん歩いている。
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・クルミッコ/置石/桜貝のアクセサリー店 前回鎌倉旅行をするときに、地元の友人に「クルミッコ」というお菓子がおいしいと教えてもらった。そのときはお昼過ぎに店舗に立ち寄ったのだが、行列ができていてなかなかお店に入れなかった。「並ぶんだよ~」と言いながらお店にいくと、列ができていない…。もうクルミッコブームは終わったのか? とお店に入ると……クルミッコ、売り切れていた。まだおひるすぎだというのに。 置石へむかう。エクレアサンドとチョコレートパフェをたのむ。紅茶がとてもおいしいと友人が教えてくれたのでそれも注文する。紅茶はとてもおいしかった。そして……チョコレートパフェ、800円という金額なのにとても巨大だった。エクレアサンドを食べたあとに食べるサイズではなかった。ふつう、コーンフレークがいるところにおそらくは粉砕されたハトサブレが陣取っていて、それがとてもおいしかった。巨大だったが、おいしかった���でつるっと食べられた。 その後、桜貝のアクセサリー店へ行くまでに、鳩サブレー本店にたちよる。鳩サブレーグッズを買う。ここも行列。宿で食べるおやつに矢口餅を買う。大河ドラマに登場した餅らしい。何も知らずに求肥に釣られて買った。 桜貝のアクセサリー店も長蛇の列だった。列に並んでいるあいだ、「桜貝ってわれわれでも拾えるのかな」「由比ヶ浜にいくから打ち上げられてないかな」などと話をしていたら、前に並んでいた人が、「六時半くらいに行くと拾えますよ」と拾った桜貝の写真を見せてくれる。早起きして桜貝探しをすることを誓い合う。 どれもかわいくて迷いに迷って、桜貝のヘアピンを買う。
・鎌倉文学館 鶴岡八幡宮の門前町を楽しみすぎて、文学館が16:30閉館なのにたどり着いたのは16:00だった。高丘親王航海記の展示を見る。こぢんまりとした展示だったし、見たかったのは創作メモだけだったので、そこだけ重点的にみる。三島の影響を感じる部分などある。 リスが木を歩いていた。鎌倉にはたくさんリスがいると警備員さんに教えてもらう。宿までの道すじでもリスがいて、うんこされる。
二泊目
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・由比ヶ浜 約束通り6時に起きられたので、6時半に由比ヶ浜に到着する。もうサーファーが海にたくさん入っていておどろく。 桜貝を探す。海で貝を探すときは、一点を見ない方がいい。とはいえ、タカラガイを探すことは得意でも、桜貝用の「目」ではない。一つ目を探すのに苦労する。それでも一つ見つけると目が慣れてぽつ、ぽつと見つけられる。メダカラを一つだけみつけるが、擦れていたので拾わずおいてゆく。桜貝に孔をあけるツメタガイも打ち上げられている。 「朝日曇っているから見えないのかなあ」と言っていたら、背後の山のほうから日が昇る。朝日はいつでも海からのぼると思っていたが、そうでもないらしい。
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・江ノ島 江ノ島へ行く前に、クルミッコへもう一度。開店直後にお店に到着したのに、お店のかげまで行列ができていておどろく。ほしかったカンカン入りのクルミッコが買えたので満足する。 江ノ電に載り江ノ島へ。 江ノ島までの道にたくさんお店が並んでいる。家族には「わざわざ江ノ島まで行ってしらすを食べなくても地元で食べればいいじゃないか」と言われながら出かけたのだが、しらすピザは地元にはない。絶対しらすピザをたべたいと言い続ける。 弁天橋から鳥を見る。見たことのない鳥だったのでコンデヂだったが撮影する。帰ってから調べるとカツオドリで、どうして重いからという理由でミラーレス×超望遠を置いてきたのかと後悔する。 江ノ島神社への参道には、貝を売る店がおおくある。夜光貝やナンヨウダカラを見てはほしいほしいと騒ぐ。 江島神社へ到着する。弁財天をまつる神社もある。わたしは弁財天を見つけると必ずお参りするようにしている。弁財天は芸能の神様なので、小説の上達を必ず祈ることにしているのだ。弁財天のお守りももらう。新しい仕事の鞄につけようと思っている。 山頂まではエスカーにのる。エスカー、ケーブルカーのようなものだと思っていたらエスカレーターだった。だからエスカーか……。 参道で行列ができていたタコせんべいのお店が山頂にもある。そこも行列ができていたが、参道ほどではない。生のタコをまるまる一匹、プレスして作るせんべいは、タコをおしつぶすとき、悲鳴が聞こえる。あつあつのを、トンビに狙われながらたべる。 シーキャンドルという展望塔に向かう途中、鳥のような鳥じゃないような鳴き声が聞こえる。近づいていくとリスだった。至近距離でも逃げない。奈良の鹿のように、鎌倉にはリスが多い。クルミッコにリスが描かれていることに納得する。 シーキャンドルにのぼる。眺めがよく、ずっと見ていられそう。富士山がとても近い。わたしたちの住んでいるところでは、富士山は条件のいい冬にしか見られないが、関東では天気がよければそうめずらしくないらしい。 念願のしらすピザをたべる。めちゃくちゃ大きい。鎌倉野菜としらすのピザだった。とにかく大きい。おなかがいっぱいになりながらそれでもおいしいので完食する。はじめてクリームソーダを食べる。おいしかった。窓からは湘南の海だろうか、海と富士山が見える。SUPのひとたちがときどき通り過ぎてゆく。
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電車に乗り、友人と別れる。 先週の横浜行きでは売り切れていた崎陽軒のシウマイ弁当を食べる気満々でいたものの、しらすピザが大きすぎて全然おなかがすいていなかった。崎陽軒のチャーハン弁当(シウマイが2コ入っている)と、真空パックじゃない方のシウマイを買う。新幹線で食べるつもりだったが全然おなかがすかなくて、帰りの近鉄電車で食べた。おいしかった。
コロナ禍に入ってからバードウォッチングをはじめ、神社仏閣をまわったり、博物館へ行ったり、素敵なカフェやお土産を探したり、観光地をぶらぶら歩く旅から遠ざかっていたので、今回の旅ではそれができたことがとてもうれしかった。 いつのまにか、旅=探鳥になっていたけれど、こういう旅を好んでしていたなあ……旅といえば、博物館や美術館を探し、神社仏閣を巡っていたのは、つい二、三年まえのこと。それなのに、なんだかはじめての旅をしたような心地だった。
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littlesallywalker · 1 year
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日記
「もしもし。」
「こんにちは。水瓶です。」
台所で何度も練習したけどまだ言えなかった言葉。
昨夜ごはんを食べたけどさいきんごっくんよく出来なくて、
早食い大食いだったぼくも急にじいさんの気持ちがわかった。
(そうめん、パスタ、セブンイレブンのパンや揚げどりは平気)
「いちゃこら(だったらしい)」日記もどんどこまたね。
いや、無理なく。
今日は楽日で、さっき帰ってきた。
陽ざしがつらすぎるのよねおんもはさ。
「なんてことない」特集というか、ここでしたくて。
隣町の七夕祭り、友の店はどう?ってすこしlineおしゃべり。
ついでに姉に「ミルネージュ」等のお礼が言えた。
転じて人とあまり会わない暮らしでけっこうぼにゃり。
「ぼにゃり」は、今夜を「こにゃ」とタイプミスするのと同じ、
脱力しているときよくあるもの。ややつかれている。
利根川沿いの桜並木をなんとなく早朝歩いてみた。
たまたま用でその辺に佇むことがあったから。
水力発電所の近くで川には無法者の小屋がある。
小屋といってもご老人の憩いの場らしくって、
そこだけを避けて川へ出て突入したけど、
今日はなんかまだ寒かった。
ハッカ油のお風呂はけっこう染みる。
けどさっぱりしてこれもすこし寒くなる。
とりとめもなく日記でした。片づけしてみる。
今夜は手癖の玉ねぎ豚肉のパスタだよ。
はやくかえってきてください。
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いつか一緒に(妄想)お供してくれますか。
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findareading · 2 years
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桜桃の茎をしをりに文庫本 読みさしの恋おろかしや熱帯夜 買つて来いスパイ小説風邪薬 去年今年読みつづけたり盛衰記 枕もとに本積めばこれ宝船
丸谷才一著『七十句/八十八句』(2019年9月Kindle版、講談社文芸文庫)
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moonrobe · 1 month
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単巻作品
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『風花雪月』
喫煙の補導で停学になった高校生の知幌。両親が激怒する家に帰りづらく、従兄の束の部屋に転がりこむ。その町で佳鈴という女性に出逢い、ひと目で惹かれるが、彼女には夫も娘もいて……男子高生×人妻のラブストーリー。
『IN BLOSSOM』
愛してるのは二次元の彼!重度の夢女子・季羽は進級したクラスで早瀬という女子生徒に目が留まる。近づきたい、でも触れたくない。そんな季羽は、“ノンセクシュアル”という恋はしてもセックスは求めない性を知る。
『月の堤』
精神安定剤を飲み、工場で働く毎日をやりすごす心を病んだ青年。ある日、職場で古株のおばさんになじられる新人の女性に目が留まる。何となく気になるものの、彼女には娘がいて──哀しいほどの純愛を綴る恋愛小説。
『ミメシスの夜』
昼は「普通」に紛れて過ごす彼らは、夜、いつものバーでありのままのすがたになる──ビアンの未桜、トランスセクシュアルの透羽、ゲイの七音とバイの伊緒。いつも四人で過ごす夜に、柳という中年男性が現れ……?
『僕の爪痕』
クラスメイトの女子である里菜に、暴力的なイジメを行なう少年・早原。スクールカースト上位の彼が、底辺の里菜を容赦なくいびる背景には、幼い頃からトラウマが関係していた。彼は里菜に「恐怖」を覚えていた──。
『PASTEL ZONE』
死後に待っていたのは異世界転生──じゃなく、現世に遺した人々に対して“無力”になったことを思い知らされる、気のふれそうな時間だった!家族、友人、恋人の中で過去になる自分に、あなたなら耐えられますか?
『砂糖づけの人形』
容姿のことでイジメられて以来、髪をほどくこともなくなった結菜。そんな結菜の前に現れたのは、家の都合で引き取られてきた佳月というはとこの美少年。次第に結菜に心を開いた佳月が語った、彼の過去とは──?
『Baby,RAG BABY』
僕は好きになった人と幸せになれない。同性を好きになった日から、そう思ってきた希雪。そんな悩みを知ってか知らずか、ふたごの妹の希咲は希雪の書いた詞をたどってギターを弾く。そんなふたりが出逢ったのは──
『ミチカケループ』
DV彼氏の束縛を愛だと言い張る彼女、そんな彼女に片想いする彼、ふたりの力になろうとする彼女、そして彼女が片想いする彼は……さまざまな男女の負の感情が絡みあい、吐き気がするような連作短編集。
『360°』
「僕、女の子が好きなんだよね」ある日、親友の雪月がそう打ち明けてきた。男ならそうだろうと思った千晶に、雪月は自分の心は女の子なのだと訴えてくる。さて、軆は男、心は女、それなら恋する相手は──?
『Blue hour』
クリスマスの朝、闘病していた僕の恋人が死んだ。彼女がいなくなったこの世で、それでも生きていかないといけない。それは気の遠くなる長い夜を過ごすようで──愛する存在を喪っても、前を向いて生きるための物語。
『死花』
僕には命など邪魔物でしかない──誰も自分など愛さない、そんな想いに囚われ、“心”や“意思”のない物体を愛し、やがて死体性愛に目覚めていく少年。殺さないと人を愛せない彼は、ついに一線を超えてしまうが……?
『まちばり』
幼い頃に捨てられた少年は、残飯の中から赤ん坊を拾い、その子を妹として守り育てることを心の支えに成長する。ずっと盗みで生きてきたふたりは、ある日、男娼宿のオーナーである男に目をつけられて──?
『ロリポップ』
遊びほうける高三の夏休み。大して本気でもない彼女、校則違反だらけの親友、俺も将来を考えることから逃げている。そんな現実逃避の毎日の中、自傷癖を持った女の子と出逢い、次第に惹かれていくけれど──?
『中2ヒーロー』
知名度と話題性で作家になる芸能人。俺のクラスメイトの神凪瑠斗みたいな奴。音楽、モデル、文学、何をしても認められて、何だよもう!俺の取り柄は書くことだけど、そのたったひとつにも光は当たらないのに。
『男の娘でした。』
駄菓子屋で店番をする癒は、子供たちに「姫」と揶揄われている。青春は華やかな男の娘として暮らした癒。しかし今はイケメン女子の恋人・伊鞠に首ったけ。彼女のためなら何も厭わぬ、ハイテンションラブコメ!
『僕らの恋はうまくいかない』
書くしか取り柄がない青年・希音の周りの人々は、みんな恋をこじらせている。女装男子に恋するゲイ、塀の中の初恋の人を想う少女、実の弟との関係に溺れる女性、好きな人のペットに過ぎない少年──
『彼女の恋は凪いでいる』
恋をする。私にはその感覚が分からない──自分はどこかおかしいのかと悩む舞凪が知ったのは、自分が無性愛者(アセクシュアル)だということ。そんな彼女と、高校で知り合った三人組の男女は……?
『それでも君に恋をする』
この気持ちは報われないかもしれない。どんなに想っても届かないかもしれない。距離を取る親友、兄の婚約者、勘違いする彼女、振られた相手、長年の友達、失恋を引きずる男女。それでも、君が好き。
『雪の十字架』
彼女は俺を怨みながら死んだ。高校時代の同級生の死に取り憑かれ、精神を病んだ瑞栞。しかし恋人である陽葵に寄り添われ、やっと未来に光が芽生えたはじめて──そのとき、少女の怨念としか思えない惨劇が始まった。
『恋にならない』
三十歳。焦って婚活もしない私は、誰とも結婚なんてしない気がしてきた。そのほうが気楽でいいとさえ思っていた。なのに、あるきっかけで夫のいる女性と親しくなって──ねえ、私たち、友達のままならよかったの?
『白濁の血』
俺のなめらかで蒼白い肌は、まるで白濁を浴びたときのままのようで。幼い頃、さらわれて犯人と倒錯的な時間を過ごした美しい少年。忌まわしい記憶をなぞりながら、カミソリで自分を傷つける。彼の傷ついた魂の在処は?
『深紅の盃』
血を飲みたい。僕はその異様な欲求をこらえきれない。でも、君が僕のそんな欲望を理解してくれた。だから、ただ君のそばにいられたらよかったのに──ある日突然現れた美しい彼が、僕から理性を掠奪する。
『雪薬』
枕営業も厭わないホステスの凪子。そんな彼女を支えるのは処方される大量の薬。今日も口説き落とそうとしてくる客である作家が飲みに来る。薬さえ飲めば、まともでいられるんだから、それでいいじゃない──
『MIDNIGHT』
お互いを犯すように、一線を超えて禁忌に耽る姉弟。そこに愛はなく、ただいらだちを吐き出して夜の行為を重ねていたが、ある日、姉弟の幼なじみが隣の家に帰ってくる。そこから、姉弟の関係は揺らぎはじめて……
『START OVER』
夢の中でくらい、幸せな恋ができたらいいのに。そんなことを思うアラサー女子・真幸は、今日も職場後輩の恋バナマウントをかわす。このままひとりなのかな。そんな不安も一抹感じる日々、彼女の前に現れたのは──?
『アイオライトの夜』
あの残暑の夜を、私はきっとずっと忘れない。祖母を亡くし、乾燥したような退屈な日々を送っていた少女。ある日、彼女はクラスメイトの少年の飼い猫探しにつきあうことになり、さらに「帰らずの森」に踏み込むことになるが……?
『アスタリスク』
ずっと死ねばいいのにと思いながら生きてきた。機能不全の家庭、登校拒否の教室、そんな環境に身を置き、繰り返すのは自殺にも至らない自傷行為。それでも、こんな僕でもまだ──。言ってはいけない願いをこめて。
『指先に触れる君が』
周りにはゲイであることを隠し、ひっそりだけど、穏やかにつきあう映乃と真冬。しかし思いがけない運命に引き裂かれ、かけはなれたふたりに起きる、切なすぎる奇跡──ファンタジー風味のボーイズラブ。
『万華鏡の雫』
秘かに想いを寄せていた恵波とつきあうことになった水澪。幸せな交際が始まったが、恵波をつけ狙う不気味な影と、謎めいた水澪のルームメイト・早凪によって、徐々に歯車が狂いはじめる──血塗られたグロテスクBL。
『揺籃に花』
俺の家族はみんな狂っている。そんな俺も家族を避けて引きこもって暮らし、夜にだけ街を出歩く。いつものバーで引っかける男娼のキキのことは気に入ってる。ただし恋愛感情ではない、そう思っていたけれど──
『さいれんと・さいれん』
「ほかに好きな子ができた」いつもそう言われて彼氏に振られる桃寧。俺なら心変わりなんかしないのに。そう思っていた水雫は、ついに桃寧とつきあうことに!そして現れた桃寧の弟は男の娘!?NTR系BL。
『ローズケージ』
雪理と雪瑠、そして颯乃。幼い頃はいつも三人一緒だった。しかし雪瑠が失踪したことで、三人はばらばらになってしまう。数年が経ち、中学生になった颯乃の前に現れた雪瑠が語った、雪理と共に受けていた虐待は──
『Noise From Knife』
担任教師の水波と秘かにつきあい、心も軆も愛されている優織。このままずっと先生のそばにいたい。そんな甘い願いは、優織がナイフを持った何者かに襲われたことで壊れはじめる──恋心と友情が錯綜するBL。
『樹海の影』
静かに暮らす姉弟の藍と燐。ふたりは夜ごと軆を重ねる、ゆがんだ男女でもあった。このままではいけない──分かっていても、呪われた記憶を共有するふたりは、互いに狂おしく執着する。これは愛情か、あるいは呪縛か。
『黒血の枷』
幼い頃、おぞましい出来事に見舞われたこまゆ。しかしその記憶も薄れた頃、その出来事が起きた町へと帰ってくる。懐かしい友達、幼なじみとの甘やかな再会──しかしこまゆを襲った悪夢は、まだ終わっていなかった。
『茜さす月』
幼い頃の忌まわしい記憶を共有し、互いを求めあってきた姉弟、萌香と有栖。ある日を境にふたりは離れることを選ぶが、それでも秘めた心では相手への狂気じみた執着が絶えることはなくて──禁断の愛の果ては?
『紅染めの糸で』
幼い頃から片想いしていた年上の幼なじみに大失恋した香凪。友達には早く次を見つけろと言われるが、簡単に心は切り替えられない。そんなとき遭遇したのは「男なら誰でもやれる女」こと深月毬実の情事現場だった。
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flat-jun · 2 years
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株式会社アイズワークス様のDMをデザインいたしました
株式会社アイズワークス様のブランド「blue willow」の晩冬・春展示会 「2022 Latewinter・2023 Spring Exhibition」におけるDMをデザインしました。 絵からロゴまで作成しております。 雨の日の夜桜と柳とユキヤナギを、抽象的に浮遊感のある色彩で描きました。 鴨川沿いの五条から七条で、今年の3月末に見た光景です。
アイズワークス様のwebサイトはこちら http://isworks.jp
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