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switchfukuroi · 2 years
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kouseiitani · 2 years
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meek3939 · 2 years
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elle-p · 6 months
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P3 Club Book Koromaru short story scan and transcription.
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虎狼丸の優雅な一日
初夏の爽やかな日差しが心地よい日曜日。今日もなかなかの散歩日和だ。少し早めに出かけて、少し寄り道をするのもいいかもしれない。明確な言葉によるものではないが、だいたいそんなことを考えつつ、その柴犬は神社の石畳から身を起こして軽くあくびをした。
犬の名はコロマル。正式には虎狼丸と書くのだが、本人 (本犬?) は字が読めないので、とくにその違いにこだわりはない。彼がこだわっているのは、毎日の散歩。先日、彼の飼い主である神社の神主が事故で亡くなって以来、新しく神社の主となった人間は、最低限必要な食事は出してくれるものの、散歩に連れて行ったり頭をなでてくれたりはしない。コロマル自身、前の飼い主だけが唯一の主人であると思っており、もし新たな神主が散歩に連れて行こうとしたとしても、以前のルートを変えるなど考えもつかないことだった。なので、今日もコロマルは散歩に行く。まず、長鳴神社からムーンライトブリッジを超えてポートアイランドの駅前まで。その後、再びブリッジから蔵戸台方面に戻り、町をぐるりと巡ってから神社に戻る。これが、毎日の長い散歩のロードマップ。
「わん!」
人間の言葉に直せば、さあ行くか、といった感じだろうか。コロマルは一声鳴くと、いつもののんびりとしたペースで歩き出した。
「あ、コロ助、おはよ!」
ふと、かけられた声に、コロマルは面倒くさそうに顔を向ける。それは、三つ編みの髪を頭の両側でお団子にした、小学生くらいの女の子。いつも、夕方ごろに神社で遊んでいる子だ。
実を言うと、コロマルはこの子が少し苦手だった。嫌いなわけではないのだが、ややコロマルを構いすぎる傾向にあるのだ。大人と比べて体温が高い子供が、気温が高い日にむしゃぶりつくように抱きしめてくることを想像してほしい。毛皮に覆われたコロマルの苦労は、その想像の軽く上をいくものだ。ただし、慈悲深いコロマルは、そんな女の子も無下には扱わない。この子がわりと苦労人であることを、コロマルは知っているのだ。そうしょっちゅうではないが、この子の両親は酷いケンカをするらしく、夕刻の神社で悲しみをこらえるようにコロマルに抱きついてくることがある。群れで暮らす犬族は、それこそ家族や仲間は命に等しい。それが仲良く暮らせない悲しみは、いかほどのものだろうか?そう思うと、コロマルは多少うっとうしくても、彼女に優しくせずにはいられないのである。
「あ、もう時間だ。ごめんねコロちゃん、舞子もう行かなきゃ。あーあ、塾面倒くさいなあ」
そう言って、彼女はコロマルの頭をひとなですると、廠戸台商店街方面へと歩み去った。うん、これぐらいのスキンシップが、コロマルにとってはちょうどいい。少し気分を良くして、コロマルも再び歩み始めたのだった。
潮の香りがする中、コロマルはムーンライトブリッジをてくてく進む。人間は、ここを観光地とかいう扱いでありがたがって見に来るらしいのだが、コロマルにとっては散歩ルート中もっとも退屈な行程である。というのも、橋の手すりが高すぎて、コロマルの体高では絶景と噂の風景も見えないからだ。しかも、やたらとたくさんの自動車が前から後ろから突っ走ってきて、危ないわ埃っぽいわ、嫌な油臭い空気を吐き出すわで不愉快ですらある。
であるからして、コロマルはこの場所を無心で歩く。なるべく潮の匂いにだけ集中し、遠くに見えるポロニアンモールの丸いドームを目指してずんずん歩く。時おり、ランニング中の人間が立ち止まって手を伸ばしてきたりするが、それも可能な限り無視してひたすら前へ。
しかし、それでも2度呼ばれると、つい立ち止まってしまう。コロマルが行ってやらないと、呼んだ人間は時々えらく傷ついた顔をすることがあるのだ。人間を傷つけることは、コロマルの本意ではない。なので、コロマルはあくまで “仕方なく” 人間に思うさま頭をなでさせる。コロマルはそういう自分の性格を時おり誇らしくすら思っているが、じつはなでられている間、ついつい尻尾を振ってしまっていることには気づいていない。コロマルはそんな犬だった。
「あれー、コロちゃん?こんなとこまでお散歩に来てるの?」
「あ、ホントだ。健脚だね〜」
ポロニアンモールに来たところで、厳戸台あたりでよく見る女子高校生に出会った。いつもの制服姿ではなく私服姿。セミロングの髪の子は、ピンクのタンクトップにデニムのジーンズ、ショートの髪の小さい子の方は、水色のワンピースを着ている。もっとも、犬であるコロマルにとって、服の違いは別にどうでもいいのだが。
このふたりは、けっこうコロマルのお気に入りである。水色ワンピースの子は、動物の扱い方を心得ているのか、コロマルが気持ちいい場所を的確になでてくれる。タンクトップの子は、なでかたこそ普通だが、あまりベタベタしようとしない点で好感が持てる。コロマルに触りたいという気持ちは、たくさん伝わってくるので、むしろもっと触ってくれてもいいのに、と思うことすらある。もし犬の言葉がわかる人がいれば、遠慮しないでいいよと言ってあげたいほどだ。まあ、そうそう都合のいいことはないと、犬ながらに買いコロマルはそう思う。
「あ、コロちゃん、こういうの食べるかな?」
そう言って、水色ワンピースの子が手に提げていた袋から何かを取り出す。赤いビニールに包まれた、棒状の何か。漂ってくるかすかな匂いに、ある期待を抱き、思わずコロマルの尾がぶんぶんと大振りになった。
「あれ?ソーセージじゃん。どーしたの?」
「え?あ、た、たまには自分で料理しようかと思って······さっきデパートで、ちょっと」
「ふーん、風花も料理したりするんだ」
「ま、まあね。あはははは」
ワンピースの子は何か焦った様子だが、すでにコロマルは、想像の中に広がるソーセージの味で心が一杯になっている。ワンピースの子は、そんなコロマルの期待に応えるように、できるだけ意いでビニールをむいてくれた。
「はい、どうぞ」
「わん!」
礼を言うのもそこそこに、コロマルはソーセージにかぶりついた。そういえば、朝食をとってからけっこうな時間が過ぎている。ちょうどいいタイミングの思わぬ幸運に、コロマルの心にじんわり幸せが広がってい���。やはり、何かを食べているときが、いちばん幸せだ。それがとくに、好きな人が手ずから食べさせてくれるとあれば、それ以上何を望むことがあろうか。
欠片ひとつ残さずにコロマルはソーセージをたいらげ、もう一度「わん」と礼を言う。
「どういたしまして」
とワンピースの子が答え、買い物の続きがあるからと、コロマルをひとなでしてどこかの店へと向かってふたりは歩き出した。ごくまれにだが、このようにコロマルの意思が、人間に通じているように思えることがある。それは単なる錯覚や勘違いかもしれないが、それもまたコロマルに満足感を与えることのひとつなのだ。
ともあれ、コロマルは今日彼女たちに会えた幸運に感謝しつつ、散歩の続きを楽しむことにした。いずれ、コロマルは先ほどの想像どおり彼の言葉を理解できる存在と出会い、この日もっとも幸運だったことは、ワンピースの子がくれた食物が “調理前” だったことにあったのだと知るのだが、それはまた別の話である。
散歩の折り返し点、ポートアイランド駅に着いたときには、太陽は南天を過ぎ、もっとも暑い時間帯を迎えていた。駅そばにあるオープンテラスのカフェは、日曜ということもあって満員。いつもなら、ここで小腹が空くタイミングとなるために、カフェの客に愛想を振りまいたりすることもあるのだが、今日はもらったソーセージのおかげでその必要もない。
とりあえず、涼しい日陰でも探そうかとコロマルが駅前広場を見回したとき、ぞわり、と背中の毛 が逆立つような感覚がした。無意識に、尻尾が丸くなって足の間に挟みこまれる。コロマルは、その感覚に覚えがあった。
--いた。
花塩そばのベンチに座った、白いドレスの少女。手には大きめのスケッチブックを持ち、空ろな目でしばし前を見つめては、手元に目線を移して右手を動かす。その作業を、少女はひたすら続けている。
コロマルは、あまりこの少女に近づいたことがない。別に危害を加えられた訳ではない。ただ、以前1度だけ、少女の前方にいたときにじっとあの目で見つめられた。それだけだ。その目が、コロマルは今も怖くて仕方がない。
言葉を持たないコロマルは、その印象をうまくまとめることはできないが、あえて説明するとしたら、それは生き物としてはありえないほどの、虚無に満ちた視線だった。コロマルの目からは、少女は既に死者に等しく見えた。
だが、そんな少女が。
「······おいで」
なんと、コロマルを認めて声をかけてきたのである。一瞬のためらいののちに、コロマルは少女のほうへと近寄った。丸めた尻尾は、気力を振り絞って常態に戻している。少女に対しておびえを見せることが、何となく申し訳なく思えたからだ。それがなぜかは、わからない。
コロマルが近寄ると、少女は手に持ったスケッチブックを数枚めくり、やがてコロマルにひとつの絵を示した。強弱が定まらない輪郭線、不安定な色彩。正直、犬であるコロマルに絵の良し悪しはわかりはしないのだが、その絵からは何か圧倒されるものが伝わってきた。それは、この世のすべての生き物が恐れるべく定められた、“死” そのもののイメージだった。
「······これ、お前よ」
その言葉に、コロマルは首をかしげて再び絵を見る。よくわからない。だが、コロマルの生き物としての鋭敏な感覚が、その絵にこめられた別のイメージを感じ取った。
これは、憧れ?
紙の上にすみずみまで満ち溢れる、死というマイナスイメージの中、ほんのかすかに匂う生への憧れというプラス。それはまるで、地平線まで広がる黒々とした底なし沼の真ん中から、すがるように空に向かって伸ばされた白い手。
「普通は······誰かに見せたりしないけど······お前は、勝手にモデルにしたから、一応······」
目を合わせず、言い訳するように少女は呟き、そそくさとスケッチブックを畳んでしまう。
「く~ん」
と、コロマルは、甘えるように鼻を鳴らす。少女に付きまとう、得体の知れない死のイメージは微塵も薄れてはいないが、それでも小さな小さな助けを呼ぶような気配が気になった。だが、少女にはそんな想いは通じず--。
小さな体に不釣合いな大きさのスケッチブックを抱え、少女は無言で立ち去ってしまった。
自分には、あの虚無から彼女を助けることはできない。それを本能的に知覚し、コロマルは少し悲しくなる。そしてコロマルは気づく。
--誰かを守れる力が欲しい。
そんな想いが、自分でも意外なほどに、強く強く満ち溢れていることに。それは、愛する主人を突然の事故で亡くして以来、自分の気づかない場所で、静かにっていた火だった。
それから、コロマルは沈んだ気分を晴らすように、ポートアイランド駅近辺をたっぷり散策した。今日はなかなか面白い人間が多く、別に吠えたり呻ったりもしていないのに「ちょっと!アタシは犬って苦手なのよ!犬は悪い人がわかるって言うし、アタシなんか噛まれるに違いないんだからね!しっし!訴えて慰謝料とるわよっ!」と叫ぶ中年男にじゃれ付いたり、なにやら月高の女生徒を付け回す同じく月高の男子生徒を、真似して尾行してみたりした。そして、ほんの少し気持ちが復活したところで、コロマルはポートアイランドをあとにして、行きと同じ道を辿って帰路に着く。
ポロニアンモールで立ち話をする主婦の、買い物袋から漂う匂いの誘惑に打ち勝ち、相変わらず埃っぽくて油臭いムーンライトブリッジをずんずん進み、ほんのちょっと厳戸台駅前に寄り道をする。これもいつものルート。
このあたりに来ると、昼が長い夏とは言え、すっかり日は傾きかけていた。駅前商店街に多数存在する食べ物屋からは、それぞれに違ったいい匂いが漂ってくる。とくに気になるのが、香ばしく焦げたソースの匂い。前に1度だけ食べたことがある、たこ焼きの匂いである。
ちょっとした気まぐれで、店主が散歩中のコロマルに投げてよこしたたこ焼きは、今までに経験のない美味だった。
「ホンマは犬猫にタコやイカはあかんのやけどな。ウチのはほら、タコ入ってへんから」
店主はそんなことを言っていたが、コロマルにとってはどうでもいいことである。ただ、もう1度だけ店主が気まぐれを起こしてくれないかと、このあたりで足を止める癖がついてしまったのが、我ながら情けない。
空腹をこらえながら、コロマルは商店街を進む。今日はあいにく、コロマルに食べ物を恵んでくれる気になる人間はいないようだ。いつも新しい神主が提供してくれる食事は、コロマルにとってはやや物足りない分量である。今日はちょっと疲れたので、もしかするとあれでは足りないかもしれない。今夜は、空腹をこらえて寝るしかないかと、コロマルが覚悟したとき。
「よう、コロちゃんじゃねえか」
後ろからかかる声。
大きく尻尾を振って、コロマルは声の主のもとに走り寄った。亡くなった主人を除けば、おそらくコロマルがもっとも大好きな人間だ。
「ほら、焦るなって」
そういって、その人は懐から容器を取り出し、地面に置いて開けてくれる。中身は何か肉を煮込んだもの。巌戸台商店街やポートアイランドでよく見かけるその人は、いつの頃からか、定期的にコロマルに食べ物を持ってきてくれるようになっていた。口調は乱暴だが、優しい人だ。
「よし、いいぜ。食えよ」
いつものことだが、コロマルは律儀に一声吠えて礼をいい、それから出された食事を食べ始める。あまり味を気にしないコロマルだが、その肉は絶品だった。濃すぎない味付け、適度な歯ごたえ、神社で出されるドッグフードとは雲泥の差である。食べながらコロマルは思う。色々あったが、今日は総じていい日だった。明日もいい日になるだろうか?
どちらにせよ、コロマルは毎日を精一杯生きるだけだし、日課の散歩も変わらないだろう。手が届く範囲の幸せ、それを守ることがコロマルの重要事であり、それは確かに、生き物すべての真理なのである。
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chaukachawan · 20 days
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こんに負けたのまじで遺憾
(書き始めは楽st終わり二次会カラオケから帰宅して布団に入った頃です。その時の気持ちを想像して読んでね❤)
どうも、緒田舞里です。書かなくてもいいかなーとか思ってtumblr見たら思ったより書いてる人多くて、焦って描き始めます。現在月曜の朝5時30分です。寝すぎて逆に生活リズムおかしくなりそう。
打ち上げの後、5時までカラオケをしてから寝たら起きたのは23時でした。怖いね。人生最大睡眠時間更新です。ネタっぽくするのは苦手なので毎度の如く長文です。35期は割と1年前のこと書いてます。34期は知らん。文章少なめですごめんね。稽古場で全然同期と会えなくて不安だったけど、会えた時はやっぱり嬉しかったです。色々言うけどやっぱり同期っていいね。
縦縞コリー
こりちゃん!1stの時に思ったんですが、こりちゃんがちゃうかに入ってちょうど1年ですね。こんなに立派になって...😭こりちゃんは一発で「ええやん」を提供することが出来る人です。隣で激焦りしてました。でもそこで止まることなく、出したダメにちゃんと向き合って模索して、本人意識してたか分かりませんがのせる感情が少しづつ変わってたのが凄いなーと隣で思ってました。お祭りの村上さんと会うところや子ポリの独白が好きでした。堂々とした役は元々得意だったけど、この1年で特に悩みとかマイナスの感情の表現も上手くなったな〜って思ってます。3場とか特に。声量あんまり変わんないのにちゃんと気持ちが伝わってくる。出し加減や塩梅も好き。独白系のセリフかなり参考にしてました。これからもこりちゃんの色んな役を見たいです。
帝京魂
こんちゃん!オムニから推し。いい表情しますね〜本当に。イケおじ系が似合う。オムニから思ってたのは雰囲気とかを出すのがお上手。アローも書いてたけど「入ってる」のが分かる。稽古期間中みるみる顔色が悪くなっていってたので健康には本当に気を付けてください。7場のラップの後、ずっと気にしてたけど上手かったよ!周りは良いって言ってるのに本人は納得いってないのまじで分かります。個人的には3stが1番好きでしたね。1年を経て表情がより動くようになった。近くでやっててこんなに顔動く人だったっけ?って気づきを得ました。少なくともオムニはそんなこと無かったので、成長ポイントですね。カラオケ前はすみませんでした。自重します。あとベガから大集で大量にダメ貰ってショートしてたのが面白かった。最近元気で嬉しい限りです。
水琴冬樹
ベガ。1st噛んだのを帰り道までずっと気にしてたの可愛かったですね。1セリフ事にダメを貰おうとしてこたちを困らせていたベガを見てそういやこういう人だったと思い出しました。それだけちゃうかでの役者を久々に見た気がします。居残り練習等、誘ったら予定がない限り必ず付き合ってくれるという確証があります。そしていいダメを必ずくれます。悩んだ時に一回ベガにダメを貰うフェーズがあります。多分。箱での発声しんどかったけど楽しかった。演技面、本当に頼りにしてます。
七枚目
おみそ。今回もハート写真が取れました。大満足です。引退まで絶対に継続させます。カラビニマジで似合ってた。頑張ってよかった。
打ち上げでも話したけど、1年前のおみそは西南図書館の和室で方言を一生懸命直してました。それがもうこんなに大きくなっちゃって...😭😭感涙どころの騒ぎじゃないですよほんともう。仕込み週に会った時、おみそだ〜と近寄ったら「来ただけでこんなに喜んでくれるとは思わなかった」って言ったけど、次の日そっくりそのまま同じ事が立場逆で起こりました。シンパシーです。郷田の切り替え良かった!!中モンも本番信じられないくらい声量出ててビビりましたね。あの時二宮さん戸惑う演技でよかった。素でした。誰!?ってなりました。ずっと頑張ってた発声がここぞとばかりに活かされてたね。これからもおみその色んな役を見てみたいです
苔丸
苔ちゃん!浴衣と私服の色を揃えたり、カラビニエリにポケット付けたりと各所に細かいこだわりが見えて、苔ちゃんを見てるとものづくりってこれが楽しいんだよな〜を思い出します。香夜から1年。おばあちゃんもびっくりの役幅になっちゃった。毎回こんなにも役が変わる人が今までいただろうか。細かいニュアンスを拾い上げて表現するのがますます上手くなってる。その積み上げが演出達に「苔丸なら任せれる」って思わせるに違いない。オムニの時はずっと声量頑張ろ!!って言ってたはずなのに全く言わなくなった。外公〜秋公辺りで一気に声量が伸びた気がする。今回キャスパを一緒に作りながら、苔丸のこだわりや世界を垣間見た気がします。やりたい事に体と思考がついて行かないのもどかしいよね。きっと苔ちゃんならそれも何とかできると期待を寄せ続けます。
岡崎仁美
カヌレ。知らない間にバイト戦士になってた。どうやったら涅槃像が出てくるのかその頭の中を覗かせて欲しい。LINEのスクショを苔丸のTwitterでみたけど何も分かりませんでした。七瀬を見ながらこういうのやらせたらやったぱりカヌレだわってなりました。さすカヌ。幼い役やらせて違和感ないの誇るべき。留学に行くとか聞きました。出来れば最後まで一緒に引退したいなーという気持ちが有ります。寂しいもんね。
西峰ケイ
らび!今公演の相方!らびが八戸じゃなければ居酒屋のシーンはあんなにいいものにはならなかったし、漫才はもっと拙かったと思う。漫才を1回通す度にリアクションや間のここを直そう、っていうダメが尽きなくて楽しかった!アンケート総ナメだったのも、知り合いに聞いても二宮の夢のシーンが1番印象残ったっていう意見が多いのも、稽古中の音声録音して聞き返したり私が現実シーンをやってる間もずっと居酒屋のセリフ読みを考えてたらびの努力の結果だと思います。
らびはなんか気づいたら上手くなってた。秋と新人の間に何があった?ってぐらいグンっと上手くなった。声がいいですね。大好き。最近公演で関わる機会が激増してるからか、一緒に悪巧み考えてる感じかずっとある。役が近いのもあるけど。やっちゃえ!!ってやり始めてしっかりといいものを届けれる爆発力が魅力的。また共演したい切実に。
あろハム権左衛門
アロー!黒川まじで好き。なんで深山のところ客席から見れないんだって何回も思いました。毎stちょこっとずつセリフ変えて全部辻褄あってたって聞いたんですけど本当ですか?私は楽stしか気づかなかった。
オムニの時から、え初心者ま?と思ってました。シュールな笑いが似合うというか、表情があまり動かない役が似合うというか。だからこそ少し表情が動いた時に伝わる情報量が多い。下手すれば誤解を与えそうな所を上手に使いこなしてるなって思う!白子と稽古場で「いやアローいいですよね(*´ω`*)」「いいよね(*´︶`)」を何回やったことか。毎稽古なにかしらで上達していて、家でやってきてるんだろうな~と感じます。努力を他人から見てわかるほどすることの大変さたるや。36期が入ってきても努力の人とライナーを突然やりだすギャップを見せつけてほしいね。
大福小餅
こふく!ビバ九份。こふくの裁判長めっちゃ好き。こふくにしか出せないふわふわ感が、劇の始めっていう大事なシーンの雰囲気を変えてる気がします。頼りなさが本当に頼りない感じで大変良き良きのの良き(役の話です!!!)
1年経ってもこふくだけが持ってる独特の雰囲気はそのままに、雰囲気を声にのせたり、そもそもの発声が良くなってる気がします。舞監としても役者としても絶対に手を抜かないで上を目指し続けるのって誰にもできることじゃない。誇って欲しい。
そしてこふくにはひとつ謝らなければならない。キャスパ負担をかけてしまってマジでごめんなさい。あんまり夜残らないのに、残ってくれて練習してくれてありがとう!!「自分キャスパ苦手なんで」って言ったこふくを見た時に1番反省しました。胸がぎゅってなりました。ごめんなさい。
肆桜逸
スチル。最初の罪状マジで噛みそうになるから読めるのすごいよあれ。スーツガチにあってた。写真撮ってなかったのが本当に悔やまれる。これは同期全員に言えることですが、引越しや予定であんまり来れない人多くて大変寂しかったです😭っぱ同期なんですよ。というのはさておき、ついに吹田在住になったスチルくん。聞いてる感じ豊中住みで良かったと思います。朝ママチャリこいで30分からの稽古は死んでしまう。時折自分が吹田在住なのを忘れて豊中勢のフッ軽遊びに行こうとしてるの可愛いですね。
たぴおか太郎
🍆。ちゃうかに入って3年、ようやく舞台上で話すことが出来て感涙。皆さん知ってますか??これまで一回も舞台上で話したことないんですよ!?私はこんなにもなすかを愛しているのいうのに!2セリフぐらいしか掛け合いないけど小さな1歩だと信じてます(フラグじゃないです)
そして奈良脱出おめでとう🎊私の知る限り1番部屋に女の子!!って感じで統一感ある部屋で感動した。ヨギボー最高や。
ミル鍋
ゆにちゃ!建築と戦ってますね。製図室とお友達どころかズッ友。課題やばいとは聞いてたけど思った以上にヤバそう。私後から映像見て知ったんだけど、本番動きめっちゃ良かったってか可愛かったんだけど。何あれ見たかったんだけど。特に登場が好きすぎて有罪。ゆにちゃんは最初っから上手だった。動きが上手い。最初っからそれだ!っていう動きが出せてスタートラインが既に違う感じがします。オム二の時点でコルクさんについていけてるのスゴすぎる。各脚本、少しのセリフで存在感をひしひしと感じさせる役が上手い。この一瞬でお客さんの脳にインパクトを残せる役者は...ゆにしかいない!!!ってなるんだろうねきっと。いや演出じゃないから知らんけど。不揃いバーム美味しかった。今度いっぱい食べ物上げたくなっちゃった。
園堂香莉
なぽちゃ!なぽなぽなぽりだね。想像以上の鯛焼き愛で愛おしいです。役幅広っ。小さい子供からアナウンサー、エレベーターガールまで全部ハマってました。私のイチオシはエレベーターガールです。声に艶があるからか、役のイメージ、場の雰囲気と、衣装と全てに合致していてやべえええって幕裏で見てました。あれなぽりオム二出てなかったっけ?って思うぐらい上手。外公から既に上手かったんだけどね。最近自分の持ち味を活かしはじめてるのをみてニコニコしています。なでなでしたくなるね。照明もお疲れ様!これからも忠実なる照明班員でいます。何回かしてる、仕込み中に照明チーフにコンビニスイーツあげるやつ、毎回考えるのが楽しい。なぽちゃんの仕込みは照明えっへん感があって楽しい。それと事故には気をつけて本当に。
海泥波波美
あさぎ!新歓ありがとうこざいました!あさぎが副隊長ってこんなにも頼もしいんですね��やる気が〜とか言ってたけどちゃんと頑張ってるのか可愛いですね。オチャラケてる風に見えて1番人の事を見ているし、考えている。あさぎがいなかったら恐らく35期はまた違った関係性になっていたことでしょう。みんな言ってる。あとは温故知新の温故部分ファイト。あさぎはオムニから良いところはそのまま、良くないところもどんどん改善アップデートしている気がします。でもオムニからうるさかった。あんなうるさいやつがこんなに人のことをよく見てる人だとは思いもしなかった。ギャップやね。あさぎにはそのままでいて欲しいな。パチンカスにだけはならないでください。
衿君
えりちゃん!!ラジオパーソナリティ最高だった。まじでいい顔してる。「いい顔してる」が似合う人なかなかいないけどえりちゃんには声を大にして言える。表情がより活き活きするようになって慣れてきたのかなと思ったりしてみてました。私はずっと覚えてます。香夜楽stで爆発してたえりちゃんを。これを見るために演補やってたと言っても過言では無いってぐらい感動した。正直香夜の稽古期間中よりも仕込み期間でグッと仲良くなれた印象。こんな人だったの!?を沢山見ました。このたまらなすぎるギャップをぜひ36期にも見せつけて欲しい。あと映像。えぴが追いつかれそうって言っててすげえなって思いました。タイトルコール見た時、これで名前出るんですか??え??って嬉しくなりました。チラ見すら出来なかったあの立ち位置が今となっては悔しい。
黒井白子
白子!演補とオペお疲れ様!稽古場に白子とみーらが帰ってきた時の安心感ったら無い。白子はみーらのオタクって聞いてたけど思ったよりオタクで笑いました。それ以降シーン練見るのとかほぼ全任せですみませんでした。行き詰まった時にこうしてみたら?と代わりに演じたり、意見がスっと出てくるのは本当にすごい。誇ってほしい。少なくとも私にはできない。でも通しでこりにダメが出せないんですよ〜...って言ってるのを見て白子でもそんなことあるんやって思いました。完璧超人はいないってことですね。でも演技はずっと好き。香夜の時からまじで。香夜はじめロキとすごく不安に思ってたけどそれが払拭されたのは白子のおかげの部分が多々あります。多分私と意見が合わないって時も沢山あると思うけど、少なくとも白子がちゃうか嫌だ!って思ってしまうちゃうかにはしたくないなと思ってます。
近未来ミイラ
みーら!2連続演出おつかれ!と思ったら3連続だね!がんばれ!毎回、みーらの脚本!!っぽさを残しつつ新しいアイデアもあって色んな脚本がかけてしまうのが本当に凄い。いや、新しいアイデア自体がもうみーらって感じだから結局みーらの脚本だね。今回でいう就寝刑みたいな、よくそんなん思いつくなっていうのが随所に散りばめられていて毎回読むのが楽しみです。それにみんなが普段感じているような些細な悩みや普段すぎて言葉にしにくいもやもやを脚本に起こせるのが本当に凄い。そして演じるのが楽しい。
今回演補に選んでくれたけどまじで予想外すぎました。だって新人のコンビに入るんだぞ!?何か助けになれていたら幸いです。楽st前に「もしまりおさんいなかったら〜」と言ってくれたけどそれを受け止めるのにはまだもう少し時間がかかるのでちょっと待ってください。でも嬉しかった。二宮本当に楽しかったです。個人的に大きい役をやりたいなとも思っていたので本当に嬉しかったし、推しのこんこりと一緒に出来たのも楽しかった。まじで夢みたいな公演でした。まさに夢にまで魅せられてってね!!心も体も体調だけには気をつけて!
長い!!!長すぎるね!!
(書きながら香夜の我が子感やばいなって思いました差があったらごめん)
今回は去年外部公演で沢山得たインプットがちゃんと活かされてるなと実感した公演でした。自分の中の演技の選択肢が増える感じ。あの瞬間のために去年頑張ったんだな〜とも。その機会をくれたみーらと白子に感謝ですね。アンケートや人伝で沢山褒めてもらいました。それを真に受けると天狗になりそうで怖いので1回着信拒否してます。お褒めを受け入れるのには時間がかかるのです。そんなめんどくさい人間なんです。ごめんな!!何はともあれ本当に楽しかったです。やばい36期来ちゃうよ!!ってかもう来たよ!!
オム二全力で楽しませようぜ!
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79nihs · 1 year
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日記 / 5.7 / 写真を再び
どうもここ数ヶ月、写真が撮れなかった。半年前から撮っている写真のシリーズについてのことだ。製本ワークショップに参加して製本してみて、一度立ち止まって俯瞰的に見てみようと試みたが、これがまさかの急ブレーキとなってしまった。本の形になった高揚感に浸りつつ、「足りない」こと探し、粗探しを繰り返した結果、撮影を始めたときに抱いていた前のめりな感覚を忘れてしまっていたように感じていた。
京都国際写真祭でそれに拍車がかかった。凄みのある作品を三日三晩浴び続けることで、着眼点や撮影の技量、熱量、我が事とする力強さ、数え切れないポイントと比較ばかりして苦しくなってしまっていた。正直、息ができていない状態に陥っていた。1年前は「制作」をしていなかったから、どの作品も憧れのような対象だった。尊敬する写真家の自宅に訪ねて相談させてもらったり、他の写真家の方には、勤務中に彼の働く会社まで足を運んで助言を請うたりした。ようやく、自分なりの視点を持って撮影してこれたのではと、思った今年のはず…と思っていたのだが、違った。「作品をつくるようになった若い人」(と言われるようになった)は、先人たちから厳しいレビューを受け、落ち込んでしまったのだ。この落ち込みを誰かに解消してもらうことなんてできないし、親しい友人に話しても、結局情けをかけてもらいたいという気持ちから始まってしまうわけで、健全ではなかった。
先週には、撮影をお願いしていた方と長い時間お茶をして撮影に望んだが、正直に伝えた。「今は撮れるような状況ではない」と。相手からも、見透かされたような気がして、ブローニーフィルム一本を撮り切ることだけにしか集中できなかった。つまり被写体との対話ができていたとは言い難い。きょう、現像から上がってきた写真たちは、それなりに撮れているのだが、撮ったときの感情をまだ記憶しているので素直に見ることができないことで思い知らされた。現像があがるまでの高揚感、ポジティブな気持ちを抱いていなかったことに気づいた。
ここまでネガティブなことばかり書き連ねているのだが、ようやくトンネルを抜け出せそうな感覚をきょうは覚えた。一日を振り返りながら、いろいろ考えてみようと思ったからきょうは書こうと思う。
まずは、久々に早朝に起床できたことに始まる。朝マックに足を運び、エッグソーセージマフィンのセットを食し、スイッチを入れる。朝ごはんを食べると血糖値が高まり、血の巡りを感じる。ファストフードとはいえ、気持ちが前向きになったようだった。その勢いで、都内の展示へ。本当は丸木美術館に行きたかったが、せっかく晴れている日、2時間も電車に乗るのがもったいないと思い、終了日前日なのに諦めた。
昨日、WHOがコロナ緊急事態宣言の終了を発表。週明けにはコロナが第5類に移行する。パンデミック下に置かれていた日常は、ようやく活気づいてきたことを武蔵小杉から乗り換えた行楽日の総武線快速で感じた。先月行った京都も、外国人観光客が戻ってきて、マスクをしている人がほとんどみなかったので、不思議ではないのだが、東京にもコロナ前の日常が戻りつつあった。そんなことを思いながら、上野に着くとすごい人だった。動物園に並ぶ人々の姿も見えた。美術館前で記念撮影をする人。にぎやかな声が聞こえてくるから、自然と触発される。
向かったのは東京芸術大学陳列館。「解/拆邊界 亞際木刻版畫實踐」(脱境界:インターアジアの木版画実践)(※)を見るためだった。初夏の日差しに浴びる青々とした葉をつけた木々が陰をつくる上野公園がこんなに気持ち良いとは思わなかった。陳列館の2階は、天窓から優しい日光が注ぎ込み、版画がすられたキャンバスや布がゆらゆらとしていた。版画は力強かった。日本、韓国、中国、香港、台湾、フィリピン、インドネシアのアーティストの作品をゆっくり何周もしながらみる。印象的だったのは、タイトルの通り、ボーダーを越えていくことの希望だ。
點印社(香港)の「私たちは輪になって食べる、刷る」は横長の大きな版画。テーブルでご飯を食べる様子を描いているのだが、そこに描かれているのは、人間だけでなく、シャチや、犬など動物もいる。コロナ禍によって幾多の国境が閉ざされた世界で、異なる国籍や民族やルーツ、バックグラウンドを持つ人々の間に境界線が引かれるようになったことを忘れてはいけ��い。そんな時代だからこそ、他者との時間を共有することを肯定し続ける力強さを感じた。登場する人々や、動物の表情は笑顔で豊かで、美しかった。決して丁寧に、きれいにつくられたわけではないけれど、その雑然さを版画で刻む描くことの尊さを感じた。
韓国のキム・オクさんが制作した7枚の版画からは、いつか未来で消える朝鮮半島の南北の境界線を想像させた。30年以上に渡り、朝鮮半島南部をくまなく歩き、フィールドワークしてきたというキムさん。農村地帯など韓国の原風景が描かれた7枚は、南北統一という先に続きがうまれるはずだという期待を抱かせ、そしていまだ解決しない南北問題について、極東の島国にいる自分をハッとさせた。
何よりエンパワーメントされた。この展示の作家の多くが社会運動に参画し、運動を活性化させたり、アジテーションを強化するという目的を持ったりしながら制作しているということを掲示されているテキストで知る。政治的抑圧に抵抗する。それは大きな主語を語りがちのように感じられるが、版画を刷るということによって我が事として捉える身体性が一層増していくように感じた。何より、作家自ら社会に対して、異議申し立てをするまでのプロセスを、自らの生活実践の場において果たそうとする姿勢が感じられた。だからこそ、「私たちは輪になって食べる、刷る」のカラフルな描き方に心が揺さぶられたのだろう。
何より、描いて、版を作り、刷るという繰り返しを諦めない。その先に、社会的に生じている苦しさから解放されるように思えた。新聞記者として多くの時間を、社会的課題について考えようとしながら、当事者性があるかどうかな��悩み、写真撮影においても強度があるかないかなど気にしていた自分にとって、今までの悩みがちっぽけに思えたし、何よりそうだ、自分が言いたいことを言えばいいんだと思えた展示だった。
彫り続ける作家たちの姿勢に刺激をもらい、浅草に移動してから入ったタリーズで本を開いた。坂口恭平の「継続するコツ」だ。数ヶ月前に綴方で購入したまま開いていなかったが、効果てきめんだった。「才能という言葉」の呪いにかけられたように、他者の作品を羨望の眼差しで見ていた。そして、撮影ができない状態に陥っていたけれど、それは「比較が始まり、否定が始まり、手が止まる」という項で正体が書かれていた。ある程度、自分がやりたいことを続けていくと「慣れ」が生じるというのだ。「慣れ」。なるほど。確かに、慣れてきた。こうして撮っていけばいいのだ。こう進めていけばいいのだという実感は、いつしか、「見る人に伝えるには○○が足りない」と完成度ばかり気にすることに変わっていたからだ。
製本して、足りないことが見えて、評価を受ける作家のアーティストブックやダミーブックに圧倒され、到底その領域に達していないのにと自分を卑下して、比較をし続けていたなと気付かされた。なんか自分が馬鹿らしくなった。撮っていく。それだけでまずは十分じゃないか。当初抱いていた撮りたい写真への気持ちは、いろんな人の助言や苦言や励ましで少しずつ変容したりしているけど、自分の撮りたいという気持ちに正直になれるのは自分しかいないわけなんだから。
そうだ。去年の7月、アレック・ソスに「SLEEPING BY MISSISSIPPI」にサインを入れてもらったとき、メッセージをお願いして書いてもらった言葉を思い出した。「Don't ever forget the feeling when you first piched up a camera」。そうだよね。初心忘れずって言うよね。いま撮っているカメラは別に「First」じゃないけれど、このカメラで撮っていくぞって嬉々としていたときのことを思い出した。小さな1Kで、千尋からも「買ってよかったね」なんて言われて、ファインダーを覗いて初めて装填したネガフィルムに彼女を焼き付けたんだっけ。うまく扱えず、フォーカスと露出を決めるのに時間がかかって切ったシャッターによって写し取られた千尋のふと力の抜けた表情が自分は好きだったんだなと。あの感覚があったから、静かに被写体となる他者に正対する感覚を今でも大事にしているのかもしれない。
そんなことを思いながら、ベトナムの写真作家たちのダミーブック展をあとにしたあと、ブローニーを装填した。ゴールデンタイムの日差しが当たる街にカメラを向けてシャッターを数枚着る。隅田川に沿って歩いていくと、ふと人を撮りたいなという気持ちが湧いた。
ふと、目が止まった。若い男女が微動だにせず、静かに抱き合っている姿に見とれてしまった。高校生か、大学生かな、と思い、声をかけさせてもらった。こうやって街にいる人に声をかけて撮りたいって伝えるの久々だな。心のなかで自分に語りかけていた。それに、やっぱり最初は緊張する。「ティックトックですか?」と聞かれたけど、「いえ違いますよ」という。最近、インスタやYou Tubeのショート動画で確かに「ストリートスナップ撮っているんですけど」という動画が流れてくるなと思い出した。それのおかげなのかな。恥ずかしがっていた彼らは、少し悩むそぶりを見せてくれたけれど快諾してくれた。撮らせてもらえる。高揚感が全身に走った。
マキナで露出を決め、フォーカスを固める。透明の四角いファインダーの向こうで、静かに佇む二人に引き込まれる。女性は恥ずかしいからマスクをしたままだったけれど、風になびく黒髪の隙間から見える青いカラーコンタクトをつけた瞳から向けられる視線が、まっすぐ力強く凛としていた。男性の方も、無表情ながら芯の強さを感じさせていた。
撮影後に聞くと、二人は15歳の高校1年生。男性はぼくの父とおなじ江戸川区で生まれ育ったという。在日朝鮮人の母を持ち、インスタグラムには日本と韓国の国旗アイコンを掲げる。聞きづらかったけれど在日コリアンかどうかを聞いてしまったが、「そうですよ」とさらりと答える。僕がこれまで川崎で取材をしてきたことなども伝えると、親しげな感じを見せてくれた。そして、なにより自分のルーツに誇りを持っているようだった。スケートボードが好きで、スケートボードが「バ先」だといって、店長のインスタグラムアカウントを見せてくれた。女の子はシャイだ。ファインダーの奥に見たあの視線の強さとは相反するのか、不思議だった。
街で声をかけ写真を撮る。撮影時間を入れても、賞味10分ほどしかなかったかもしれない。写真はSHOOTだ。池澤夏樹によると、「Shoot」は銃撃か撮影でしか使わない。だから、若い彼らをカメラの前に立たせる行為というのは、主従関係が生じ、抑圧・被抑圧の関係性が生まれることにほかならない。それでも、撮影を許容してもらうために、僕は彼らに誠意を伝えようとする。そして彼らも受け入れるために覚悟をする(覚悟を強いている可能性も忘れてはいけない)。そのわずかな時間でも、僕と彼ら彼女の間に一定の緊張感が生まれ、正対することによって他者を信じ切るしかないのだ。嘘偽りがないとは言い切れない。それでも、1/500秒という膨大な時間軸における一瞬、フィルムに焼き付ける行為そのものが、僕がこの社会に接点を築いていくことに必要なプロセスなのだと言い聞かせるには十分なんだ。そのことを、二人との出会いによって改めて認識させられた。
これが、明るい兆しだ。写真を諦めなくてよかったと思えた撮影だった。写真を撮ることでしか、僕は社会を知るすべがないことも知っている。それが、なにか明確なメッセージや、スローガンがなくても、そこに写し込まれた人々の姿によって、この社会の輪郭が際立ち、描かれていくことを信じたいから撮っている。僕にとって人を撮ること、正対してポートレートを撮ることとは、その決意表明みたいなものなのだ。沈みかけていた気持ちが、ようやく前を向き始めた。
※参考)近年、アジア各地で木版画による芸術・文化実践が再び注目を集めています。20世紀初頭の中国で魯迅によって始まった近代木版画運動は、民衆自身が社会や現実を表現する運動/方法としてアジア各地に伝播しましたが、20世紀後半になると社会構造やメディア環境の変化により下火となっていきました。しかし、2000年代から2010年代にかけてアジアの芸術家や社会活動家たちの一部は木版画を通じて社会や政治の問題を表現し、文化的直接行動や集団的創造の実験、さらには国境を越えた交流・ネットワークを生み出してきました。 本展は《「解/拆邊界 亞際木刻版畫實踐」(脱境界:インターアジアの木版画実践)》と題し、アジア各地から12の作家・活動団体による木版画を紹介します。とりわけ2020年に始まったパンデミックでは、人やモノの移動を一元的に管理する国境の問題や、差別や排外主義などの社会的、心理的な排除や断絶の問題を現前化させました。本展はわたしたちの生きる世界や社会に張り巡らされた「境界」を改めて主題化し、これらの境界からの離脱・解体を志向するトランスナショナルなアジアの木版画実践とそのネットワークについて紹介します。同時に、コロナ期に各地で制作された木版画を比較することで「アジア」という地理的/政治的概念への批判的認識と、さらなる理解・議論の可能性を開くことを目指しています。
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manganjiiji · 2 years
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さいごの一講
48こめ。いよいよ。速読英単語上級編(advanced level)。この本を買ってから8年は経っているはず。塾の教材として使っていたので3分の2は解説のために読んであったのだが、40番台くらいは手付かずであったのを、やっと終わらせ…ていない、まだ。最後に単語を調べて通読して終わりだがそれは明日にした。一晩寝たら分からない単語も構造も閃くかもしれないので一旦置く。これは単語を覚えるのにもいいし、精読にもちょうどいいので、GMARCH以上を目指す子には通読させていた。自分がしてねえのかよという感じだが。もう英語を頑張って読んだ割に書いてある内容が大して面白くない、という英語学習あるあるにやや飽きてしまい、…など贅沢なことはいいたくないが、大人になるとこういう事を言い出すから困る。私はあくまで英文の構造が意味を作り出すのが好きなのであって、英語で書かれている内容には興味は無い(なんとも手段が目的化している)。と思っていたはずなのに、大したこと言ってねーじゃねーか、と思うと、なんかがっくりきてしまうのも最近は増えた。読むものの面白さを上げろ。そういうコンテンツを日常的に摂取しろ。いろいろあるんだから、この電脳の海には。と思うが、光る画面は目が疲れて頭痛になるので紙がいいです。つまり新聞とか、本とか…本も出来れば小説じゃなくて…ということで、すごく昔に丸の内オアゾの丸善でユヴァル・ノア・ハラリのmoneyというのを買ったことを思い出した。なんとなく邦訳はまだのような気がして。今となってはユヴァル・ノア・ハラリがなんの人だったのかも朧げ。人類史みたいな名前の本が売れた人だったっけ。いや、ホモ・サピエンスの人か。あっ、サピエンス全史。調べました。その人。あと昔流行った『銃・病原菌・鉄』(ジャレド・ダイアモンド)とか若い読者のための世界史、とか、買ってあるのに通読できていないシリーズのことを今思い出した。読むか。その前に大澤真幸×橋爪大三郎の『アメリカ』を読んでしまいたい。いい紙を使っている河出新書。本は何年経ってからでも、持っていればいつでも気軽に読めるから最高。私は自分の読みたい本をだいたい持っているので、あとは読むだけだと思う。どれもこれも面白そうな本しかなくてびっくりして泣きそう!と思う。自分の本棚を見ると。最近は全然本を買っていないし買わないようにしています。その代わりなのか化粧品をやや買いすぎています。太っていて服が買えないため、顔面に意識が集中している。表参道のそんなに高くない美容室でショートにしてもらい、確かな技術に深謝。後輩のメイクや服を一式プロデュースするために1日遊び倒したりしたなあ!9月。最後は爆笑しすぎておたがいへろへろになりながら新宿東南口のエスカレーターを降りていた。ひいひい言っていた。だいたい友達と会うと最後は箸が転げてもおかしいの境地になり、死にそうになってしまう。呼吸困難で。もう勘弁してほしいのにまだ笑いの波が来る、酸素が足りない、涙が出る、呼吸ができない、表情筋が言うことを聞かない。苦しいけど脳内では天国みたいなことになっているんだろうな。たしか「ポーチふたつ」を「ポーツふたち」と言い間違えたとかそんなことで倒れそうになるほど笑っていた。酒は一滴も入っていない。
studimbler?みたいな表記で、勉強したノートの写真や勉強の仕方のハックを載せているアカウント(英語)がおもしろいのでよく見ている。私も勉強した結果の写真を上げるだけのスタディンブラー、作りたくなってしまったぞ。しかしそんなもの誰が見るのか?
毎日痩せたいと思っては、なぜ食べてしまうんだろうと思って悲しくなっている。なぜ、とかではなく、単に「食べれば元気が出るはず」という宗教に入信しており、もはや自力ではその信仰を捨てられないからである。街をゆく人、みな私より痩せている。なぜそんなにお腹が出ていなくて、腕がほっそいんだ?そういう美しい女はたいてい高いものを身につけており、社会人としての完全な自立を感じさせる。歩き方や目線のやりかたが、もうプロ。人間のプロ。なにもかも強い意志のもとで、計算されて動いている。美しい女。いいよねえ。
2022.9.27
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modeclubnews · 4 days
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皆様の『今まで一番のキレイ』を目指します♪ #小顔カット埼玉 #小顔カット越谷 #アシンメトリーヘア #ブリーチ埼玉 #ブリーチ越谷 #ラベンダーグレージュ #かりあげ女子 #かりあげ女子大人ショート ⚫︎20〜50代のお客様多数! ⚫︎ショート指名8割越え! ⚫︎極上艶髪で若返る☆極艶☆透明感カラー! ⚫︎Instagramからのご予約ご相談!急増中! ⚫︎指名のお客様は、ほぼおまかせオーダー! #DiMPlE 越谷/越谷駅前 西口から徒歩20秒 #越谷レイクタウン からもアクセス◎ #越谷美容室 #越谷美容  #越谷カット #越谷カラー  #埼玉ボブ #越谷ボブ #埼玉ショート #越谷ショート #埼玉ショートボブ #越谷ショートボブ #内巻きボブ #ショートが得意なサロン #ブリーチ #Wカラー ◎ 人間関係を重視する方を大募集♪ #DiMPlE 越谷/越谷駅前 西口から徒歩20秒 #越谷レイクタウン  #埼玉美容師求人  #越谷美容師求人  #埼玉美容師求人 #越谷美容師求人  #美容師スタッフ募集  ◎ ディンプル 越谷/越谷駅前 DiMPlE 048-967-1303 (ディンプル) https://www.instagram.com/p/Ce0GOxwPBY-/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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lunahoshisolar · 2 months
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弦巻マキと私が怪談をする理由
「モカちゃんだよね?帰国子女でイギリス育ちって、マジ?」
転入初日の転校生の私の周りはきっとそういうセリフで溢れかえるのであろう。宮舞モカは、脳内で同じ景色のイメージを繰り返した。「モカ」という、自身の本名で弄られる��ともあるかもしれないが、その時は、「モカちゃん、モカ好きだったり?」と意地悪く聞かれてもこう答えるつもりだ、「まあ、実は」。
キャラ付けは、唐突な理由であったとしても、やぶさかではないのだ。
宮舞モカはいわゆる「陰キャ」だ。陰気なキャラ、陰の気を纏うキャラ、陰気な雰囲気なキャラ、陰険不粋支離滅裂……自分をそのように定義してきたのはモカ自身であった。
もしモカの守る強い自我が壊れるとするなら、陰を圧する程の陽気を身に纏った「陽キャ」によるものである、とはモカにとっては自明の理であった。陽の気を圧倒する陰の気で武装すればモカの自我は守られる。だから、モカは「陽キャ」に対抗できるだけの陰の気を使い、陰気に陰で人目につかないところで論理を講じれば良いだけだった。
それがモカの考え得る「最適の生存戦略」であった。モカは生き残らねばならなかった。
情報収集のためにモカは引っ越したばかりの土地で一人散策をした。
一人行動が肝で、これは「学校で一人で行動していても猫好きな自分は気質が猫的であるから」と上手く納得してもらうために、考えた設定だった。
母がイギリスで可愛がってた野良の黒猫は、その為に「モカの唯一の親友なのだ」とモカは母にわがままを言い、日本に連れ帰ってきてもらった。モカの唐突な強い自我に驚いて母親はもちろん、快諾した。
しかしもちろん、これは嘘だった。イギリスの話を聞かれたら、猫といたから寂しくなくて、友達が居ないんだとか、居なくても平気とか、自分の話を避けたくて作った設定だったのだ。別に猫が居たから友達を作らなかったんじゃなくて、アニメの話をする友達をネットでだけ作って、引きこもりを家族に心配させないためだけに家にいる趣味を作っていたら、こうなってしまったのである。
音楽を聴くのが好きだったわけじゃあない。黙っている言い訳が欲しかったのだ。ヘッドホンをつけて、下を向いていたい。しかし、そうやって快適に無挙動でいるために世界観を領域的に展開する完璧な選曲のプレイリストは、気付けば独自色が強く、自我を感じずに居られぬ趣味の様相を放ってしまった。ここまで蓄えた知識を、使わない陰キャではない。ネットDJを、始めた。ショート動画を投稿して、猫ミームに乗せた自分のニッチな趣味の、わかる人にはわかる感じがある、そういう音源を加速させたりノイズを入れたりした、ヤバい感じ、普通じゃない感じの音源がコメント欄で、「ヤバい」と賑わうのが、モカは爽快であった。
モカは承認欲求を醸造した。
一挙手一投足がキャラ立てしていなければならなかった。
それでないと全て夢が晴れてモカは現実が見える。嘘は少し真実が入っていて美化されていれば、趣味がいい表現方法になる。もしモカが、ただ単に英語を喋れるアニメオタクとバレてしまってはいけない。それをモカ自身も気づきたくないしモカが気付かなければ突っ込まれることもないだろう、だって陰キャだから。
そうやって、自我の強さを隠せぬまま、モカは新しい町の一角で寂れたカフェに入った。しかし、思ったより中が小綺麗であり、そこに予想外で慄いてから、顔涼しく自我論理を整理して気分を落ち着かせていた。ちなみにもちろん、モカを注文した。
気分が落ち着いてからモカは思い出す。時間差でジワジワ襲ってくる本当の問題はそのカフェモカを持ってきたのが金髪の少女だった事であり、しかも……
「(えっ……同じ制服なんだが……?)」
……モカのこれから通う、学校の制服を着ていた事であったのだ。
宮舞モカは、いわゆるハーフ、ではない。純日本人の「純ジャパ」であるから、「帰国子女」属性だった。
これはこれから通う学校で既に外国情緒枠が埋まっていて、しかもそれを外見で即捕捉出来てしまう「パッシブスキル」としての「外国情緒」枠である。宮舞モカ、彼女のように、「アクティブスキル」として、使う武器として、コマンドを押さないと発射されない「外国情緒」じゃない。ここまで来ると下位互換で呪いに近いのだ。「英語出来るマウント」で、押し通すしかないのだ。
しかしそれにはこのブロンドの少女が、英語ができるのかできないのかを判断しなきゃいけない。この日本で私以外に英語ができる人がそんなにいるわけないから、私が話しかけて判断しなきゃいけない。
ーーハードルが高すぎる……。それじゃあ、外見を。
「パッシブスキル」を盛るしか。それしかないのである。アニメ属性として、「海外育ちはエロくて無意識だ」なんてものがあるのだ。こいつは、使わない手は無いので、日本で「ドM」の象徴のチョーカーとか、日本育ちでは珍しい「谷間の露出」、そういう私が英国でもやってない格好を日本国でやることにした。
幸い髪も切って、インナーカラーを入れて(アニメでも流行ってる)、そうすれば、大人しくて怖く無いけど外国人的でかっこいい「私」が生まれ、金髪の子にも客だったのがバレず済む。今日起こったことは転生モノの小説の、転生前に突然起こるトラックの接触事故だったのだ。金のトラックに私は事故って、今、神の恩寵により理想の自分自身に生まれ変わったのだ。そういう流れで私の事前知識系チート人生が始まる。
……はずだったのだ。その少女は、私のクラスに居た。そして、帰国子女設定を盛り過ぎたせいで、陰キャ隠しのための「大人しいクール系」設定が化学反応を起こして、「日本語が苦手」だと先生に思われてしまった私は、クラスで唯一英語が出来るその少女の隣の席を任命されてしまった。そしてその少女にマシンガントークで英語で話され、私の「一目置かれる黒猫少女」という夢の学園生活は終わりを告げた。
ーー絶対今浮いてんじゃん。
ーー絶対怖がられたな。
もうキャラ変更が容易に出来なくて、脳内の自由が、アイデンティティの可変性が私からは消え去っていったと感じていた。思ってた流れではなく無意識に、「興味のなさそうな生返事をする無気力系無言威圧主人公」に私はなっていたのであった。
「日本語は、どれくらい出来る?今言ってること、わかるかなー?この後の授業とか、先生に相談する?あ、英語で言い直そう!えーっとねー」
「あ、えっと、弦巻、さん……だっけ、私、日本語出来るから……気を遣わないで、ね」
「うっわー!日本語ペラペラじゃーん!やばー!心配したの恥ずかしすぎる!みんな、モカちゃん日本語めっちゃうまい!」
ーー何故……
何故全てが、悪い方向へ行くんだ?「英語めっちゃペラペラ」の想定はしたが、「日本語めっちゃペラペラ」は想定せず、日本語のうまさで弄られるのも想定せずにいた。
「あはは……私、アニメ好きの陰キャですので〜……ははは……」
もうクソ喰らえで私は、自ら白旗を上げ、セルフハンディキャップという完全なる防御技を繰り出すに至った。セルフハンディキャップとは、自分自身の自我を守るために敢えて自分を「最初からできない奴」と定義して、自分や他人からの失望に先制して釘を刺す行為だ。
「マジで!?私、バンドやっててさー!アニソンめっちゃ弾いてるよー!ギュンギュンって、ムスタングでね!エレキギターなんだ!」と弦巻マキは金髪を振り乱して陽キャに語った。早口語りもこいつがやれば可愛く済むようだ。もう脳内にさえ私の居場所は無い。
「そうなんだ……なんか、すごいね、弦巻さん……私なんか、一人でネットでーー」
「あ、弦巻さんじゃなくってマキでいいよマキマキとかマッキーとか」
心が完全にポキリと折れた。三つの選択肢、多すぎる。私には何もわかることができない。
今、自分が猫だったら奇声をあげて飛び上がってそこら中にあるものにぶつかりまくり部屋を出ていた。本当に人間でよかったと思うし、もう黒猫女子なんてクソ喰らえと感じていた。人間万歳だ。
「じゃあ、マキ、さん、は……えと、沢山あるんだねえ、好きなこと……」
嫌味のつもりで言った。早口でうざい、と言うつもりで。弦巻マキは笑顔で頷いて、私は消えたかった。私が昔言われたことは、彼女にとっては褒め言葉に感じるのだ。私はやっぱり普通じゃ無いのだ。やはり私は新しい自我を創り出し、その中で完璧にキャラになり切って生きなきゃいけないのだ。
宮舞モカの肉体とキャラという棺桶に生きるアンデッドだ、私は。スクールカースト外の最下層で、人々に生かしてもらわなきゃいけない、精神的インプレゾンビなんだ。建物の中に生きている血肉の気配と音だけで駆けつけて必死に這い上がる腐乱死体だ。頭の中で一番大きな雑音の「弦巻マキ」に、本能で追い縋るしか私は出来なくなってしまっていた。
そんな風に、私は彼女の父親が営む「喫茶マキ」の常連になっていた。
放課後、隅っこで、店を手伝う弦巻マキの淹れたモカを飲み干し、おかわりを気付いて淹れてくれる弦巻マキとの無言の交流を「特別さ」の演出のために知らぬ顔で用意した。幸い、ノマドにオタク陰キャをさせてくれるだけの物質的優位性を私は確保出来ていて(スマホ、タブレット、ノートパソコン、ファイルのクラウド連携等)、私はずっと殻に篭ることができた。猫が懐く時のように、距離を置きながら空間を共有した。庇護欲に頼りたかったからだ。でも、弦巻マキは私を庇護しなかった。
「モカちゃ〜ん、今日も、閉店まで居てくれたね」
弦巻マキは笑顔で身を乗り出しながら、向かいに座る。これは、毎日の日課になった。彼女は、私が彼女のために閉店間際まで店にいると思っているらしい。そのポジティブな陽キャ思考の恩恵で私はほとんどの文脈を自分で作ること無しに受け身に築かれた、対等なる友情を享受した。
「うん……マキちゃんが居るから……えへへ……迷惑かなぁ……」
迷惑なわけがない。弦巻マキは、思っていたよりも、静かな時間を好むタイプだったからだ。
学校では明るく音楽や友達の話をし、ギターを練習して、時には歌ってから、家に帰る。父親のためと思われた喫茶店での手伝いは、むしろ自分のために行なっているようだった。コーヒーを淹れ、掃除をしながら、完全に「ここにいない」、空想の世界に旅立った虚な目をした弦巻マキを、そのうち地蔵のように意思なく座る宮舞モカに対して頻繁に見せるようになったからである。
そして、毎日毎日閉店後に自分の向かいに座る時、私に対して「何か」確認するような目線を向けることが増えていたのだ。
それが何かわからない。しかし、私にそれに同意する以外やることは無い。私は意思無く、彼女の意味のある目線に同意するように目を合わせ続けた。
……今思えば、猫同士がお互いの存在を確認し合う時にそうするようにだ。
「迷惑なわけないよ、私って……、学校での時が、全部の私じゃないし。それを見てる人がいると、ちょっと救われる、自分は普通じゃなくても居場所がありそうだから……なんちゃって。重いかも!」
どきり、とした、普通じゃない弦巻マキと言われると私もそうだと言われた気がした。
だから、私はそう言い、続けた。先に言って、認めちゃえばいいと思っていた。
「わかるよ。私も普通じゃない部分あるし、シャーロック・ホームズだってさ、普通じゃない……そう言う人が、普通じゃない視点だから普通じゃない事件を任されて」
シャーロック・ホームズが特段好きなわけじゃなかったが、その英国で一番愛された虚構の人物になれば、虚構の中に住む自分が愛せるきっかけになると思った。私は、自分を構成するもの全てが、消費され得る要素に格納されてなければ、安心して生きることは出来なくなった。
そして、シャーロック・ホームズを引用する私を弦巻マキはとても愛していた。引用する度に拡がる瞳孔を私は決して見逃しはしなかったし、それは私を安心させた。
「モカちゃん、詩人だよー!モカちゃんってシャーロック・ホームズ大好きだよね。流石、イギリスの帰国子女って感じ!私と違って、すっごい、頭いい感じする、教養っていうの?かな〜、うんうん」
また私は、安心した。私が持つものが弦巻マキに無い要素ならば、彼女は完全なる存在であるために私を必要とし続けるだろうと考える。
私が彼女を完全にする、ピースでなくてはならない。弦巻マキを構成する欠けたピースは、私が全て推理して突き止めねばならない。そして、それを全て合わせて、答え合わせをするのだ。今この時のように。犯人は、必ず全てを自白しなければならない。弦巻マキの罪は、私が一番知ることになる。
「それでさ、アーサー・コナン・ドイルって、すごいオカルティストだったっていうのもモカちゃん勿論知ってると思うんだけどさあ」
何?
「うん、そうだね、オカルトエンドの話とかあるしね」
心臓が早鐘を打つ。この入り方はなんだ?
「うんうんうん、そうそう!未知を探求して証明する人が、証明出来ない現象に対してこの世界以上の存在を認知して知覚してしまう、その在り方がすっごくいいと思うんだ!私の持論だけど……」
「わかるよ。私も、この世界がなんだよって思うし、さ……この世界の原理なんて、ぶっちゃけ超自然の前ではゴミカスに過ぎないしね、あはは」
「そうだよ!!」
えっ?弦巻マキは興奮している。私はこれが何かわかっていないが、彼女の呼吸、空気感、リズムを体の方が既にわかってしまっていた。
毎日毎日擦り合わされた充満された空気の密室で、私たちは重なり過ぎていた。
だから、口を突いて、彼女の求める事が体全体で勝手に出てきてしまっていた。私は言った。
「なんていうか、目に見えるものなんか全部虚で、全部幻想なんだよね。全部意味なんてないよね」
……弦巻マキの頬が紅潮してゆく。私は弦巻マキの何かのスイッチを押してしまったようだった。
金髪のエメラルドの瞳の、繊細で柔らかいマキ、頬の肉が幼さを感じさせる。
彼女の前で私は、彼女の肺を満たし続ける「空気」で居続けるしかない。彼女は大きく息を吸い言った。
「それって、本当そうだよねー!私も、たまに逃げ出したくなるの、私っていう存在から。でもね、私という存在って本当は儚くて……本当はすぐ消えちゃう、霧に映し出された幻想で、まやかしなんだって思うと救われるの。だから、この社会を生き抜くために私たちは、ぶっちゃけ非日常の真実に向き合い続けねばならない」
弦巻マキの本気の時だけ使うテナーの声が、私の鼓膜を揺らす。平衡感覚がおかしくなりそうであった。もし、私が猫だったなら、よぼよぼと足腰が不確定に揺れたであろう。
「モカちゃんって、猫ちゃんとしか仲良くないじゃん?特に黒猫って、不幸の象徴としてヨーロッパで狩られ続けたけど、私、それってモカちゃんがワトソンくんをすごく可愛がってる理由なんじゃないか?ってずっと思ってたの。自分を重ねるって言うのかな!?そして、それが今わかった、やっぱりそうだったんだ!すごいすごい!モカちゃんやっぱり詩人だ!詩は、オカルティストが暗号を隠す一番愛された手段だから!モカちゃんは、生き方がタロットカードでグノーシス的なのだ!」
金切り声を上げて、マキは大喜びした。マキの唐突なラップバトルに、私は加勢した。
「そうだよ!全ての生きとし生けるものの行為は霊的実現で、生命の樹を上に辿る知恵の道なのだ!」
もう弦巻マキは、ギターさえ必要としていない。ギュエェー!とギター顔負けのリフを喉から搾り出し、弦巻マキはのけぞり膝をついたのだ。ギターのムスタングは、彼女が社会的顔を保つための、彼女の身代わりで、ガワだったのだと思い知った。
もう彼女を止められる人はどこにも居ない。
マキは続けた。止まったらきっと、息が出来なくなって絶命する。
「私静電気すごい起こる体質でさぁ〜!たまに、静電気でビビッて髪の毛逆だっちゃってアンテナみたいになるんだ!妖気、感じてんのかな〜?人間はみんな体に電気が通ってるんだけど、霊もプラズマとか電気的エネルギーだって説があって、実際埃っぽいとこで出やすいらしいんだよね。だからモカちゃんもいつも埃っぽいの?」
「エッ、うんそうだよ当たり前じゃん!やっぱりその方がインスピレーション湧くから!チャンネル合うっていうのかな!すごいよね!」
はあー、と弦巻マキがため息をついた。これは私でも解るが絶対恍惚の吐息である。
「実はさ、モカちゃんといる時の方が静電気酷くなるんだよね」
前情報を元に弦巻マキの頭頂部に目をやると、やはり、毛が二本アンテナのように逆立っている。
嫌な予感がする。私はホラーは大の苦手なのだ。深夜に怖い話やスレを読み漁るのは自傷としてのホラー鑑賞なのに。
「これから毎日、うちで夜まで怖い話しよ!」
私は、完全に諦めた。
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kouseiitani · 2 years
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azure358 · 2 months
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--深海人形-- 重力のある夢の大地
※クロスオーバーネタ注意
※星のガンダムネタあり
※全体的に閲覧注意
※雑多にネタをぶち込み
※キャラ崩壊注意
…。
…私は、バトルガレッガを、CAVEシューを、ダライアスを、レイフォースを、レイストームを、メタルブラックを、イメージファイトを、R-TYPEの事を、ずっと覚えてる。心の内に持ち続けて、抱き続ける。死んで、あの世に逝っても。ずっと。
…。
「…だからネェ、ハルカンドラはとーってもステキな所なんだヨォ!」
イカサマたまごの、出鱈目満載なハルカンドラの話を、純粋な眼差しで興味津々に聞くウラキ。
「…其のハルカンドラに僕も連れてってくれるかな?!!?」
「…イヤ、駄目ダネ。オマエ何もして無イジャン。」
…。
「…ハルカンドラは約束の地でネ、沢山の未知なる魔法とテクノロジーが眠っているンダ!!」
「…ほぅ、面白い。…其のハルカンドラとやらを、私の目で実際に見て来てやろうでは無いか。」
そして、荒廃したハルカンドラの光景を見て頭抱えるシロッコであった。
「…クックックッ……、…ドウシタノ??ww」
…。
「…自慢のアトラクション、刹那の見切りダヨォ!!」
…マホロアが其う嬉しそうに言うと、其処で、
「…何故、私がそんな遊びをせねばならん?」
…特に、大それた理由も無く、シロッコが、マホロアを強く掴みながら聞く。…すると、マホロアは此う答える。
「…デモネェ、モシィ、シロッコが参加シテ、ボクに勝ったラァ、メタルジェネラルを分解シテ良イ権利をあげるからネェ!!」
「…なぁ、シロッコ。此んな奴の言う事なんざ……、」
…意外と良心的な所を持って居るヤザンは、シロッコの身を案じて、声を掛けるが………、
「…受けて立つ!!!!!!!!(←※MS・MA鍛冶屋なので、ハルカンドラの機械製造技術が何としても欲しい)。」
「…ハァ???????」
…思わずヤザンは、此の上無く呆れ返る。
「…ソウソウ!ソウコナクッチャ!!…キミは此レ使ってネェ!ウルトラソードォ!!」
「…嗚呼、…分かった!!」
…其うしたゲームの説明と準備(※Now Loading)の後、ゲームは初まった。
…。
…。
!!
其の時、僅かに、マホロアの方が早く、あのスイカバーの様にシロッコに、マホロアと同じ位の大きさのローアのフィギュアが刺さる。
「…キャハハハァッ!!!無様ダネェ!!!!」
そして、あんな無様な姿を見て、大笑いするマホロア。
「…ほらな。あんな勝負に乗る方が如何かしてんだよ。」
其う言うと、割と面倒見が良くて優しいヤザンは、シロッコの事を生暖かい目で見守って居る(※本当はあんな奴なんて無視したいのだが)。
…、
…ト言ウ訳デ、当然の様ニ、ボクの放ッタローアは、スイカバーの如ク、シロッコに刺さりましたトサ(※オシマイダヨォ⭐︎)。
…。
…皆「…シロッコは玩具じゃないけど、玩具にして良い(※あすらんも割とそう)!!。」…って、思ってるよね、奇遇だなぁ、…ワイもだよww(※此の界隈仲間居過ぎるww)。
…。
…某イカサマタマゴ所有の天駆ける船は、滅茶苦茶人類を監禁する事に適して居ると思う今日この頃(※某女みたいな名前の子とソロモンの悪夢を閉じ込めたい)。
其のイカサマ卵には、拷問器具も沢山作って欲しい。処刑器具だけどギロチンも作って欲しい(※某有名なアレ帝国並のセンス)。
…漫画版のローアって、意図も容易く動けなくなったり、破壊されたりしてるから、モビルアーマー系出さなくても、ザクIIのヒートホークは無理でも、ジ・オ位性能と機体馬力が高かったら、案外、簡単に撃沈出来んじゃないかな??…って、思いはじめてる(※撃沈する気満々)。
…。
…『館主様と蒼傑達は噛ませ犬』では、RXQシリーズの性能を見せる為の対戦相手として館主様達に相手をさせていますが、本当は、『ある種身内的存在(※同じシリーズ内の存在で、各種ゲーム等で度々共演)』…と言う事で土門やチボっち、サイ君辺りでも良かったのです。
然し、多分、相手を土門かチボっちかサイ君にすると、彼等に刃身が触れる前に、彼等が斬られる何処か、逆に柄を破壊されるだろうし、RXQ-03(※元々生体部品としての運用が前提なので、白兵戦には、実は、向いていない)を完封するだろうと推測しているからです。…なので、館主様達は犠牲になったのだ……。…サムスピ&月華的斬殺演出、其の犠牲にな……(※…後、館主様等は無様に惨殺されても、…文句言う人全然居ないし……)。
…RXQ絡みの話で土門とチボっち達出すなら、RXQがやる仕事の監督をさせる(※製図の仕事をさせた際に、逃げたりサボらない様にする為の)話でも良いと思うけどね(※個人的に)。
…。
※クロスオーバー注意
※Effigy-RXQネタ
詳しくは此処参照(※ https://www.tumblr.com/azure358/744844690918162432/%E6%B7%B1%E6%B5%B7%E4%BA%BA%E5%BD%A2%E7%89%B9%E5%88%A5%E7%AF%87-%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88-%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%AC-%E6%BA%96%E5%82%99%E5%8F%B7 )
※RXQ-03、ハルカンドラへ
…"ハルカンドラ"。
…かつて、其処は、『未知の魔力とテクノロジーが眠る約束の地』…と呼ばれた、非常に高度な科学技術と魔術の文明が咲き誇った地。其の高度な文明と技術は『願望を具現化する』…と言う驚くべき機能を持った神器すら作り上げたと言う。…然し、其の詳細、全貌については、未だ明らかにはなっては居ない。さて、其のハルカンドラのハルドラボ火山地帯、其の近くには、かつて興隆を誇ったが、其の後に、衰退に衰退し切り、廃墟寸前の状態になった大規模な工場地帯があった。
更には、其の工場地帯には、ローアを移動手段にして襲来して来たと言う屈強な盗賊団に荒らされたと言う事件もあった。
----過去に、其の様な強盗事件もあり----、工場地帯の廃墟化、衰退は益々止まらない。
だが、そんな中でも、新たな"来訪者"は現れた。
…。
…其のヒトの男は刀を持っていた。
紫色の髪で、右目が髪と同じ色、左目が金眼の、白い服装の男。とても端正な顔立ちで甘いプロポーションをした美青年、…だが、"心が壊された様"に虚な瞳をしている。…大変不気味だ。
「…嗚呼、素晴らしい……。」
…彼だけで無く、『彼等』は、未知のテクノロジーを求めていた。
「…私にとって、甘い、機械の匂いがする。」
敵部隊として遭遇したドゥビア���を瞬く間に手討ちにし、其の異様で不気味な雰囲気に強く怯えるハルカンドルディ達を尻目に、彼は火山地帯に繋がる橋に向かう。其の途中には、メタルジェネラルがいた。
メタル ジェネラルは、其のメインカメラで侵入者を見ると、即座に迎撃の準備を初める。
其の様子を見た刀を持つ剣士の青年は、此う、少し、物思いに耽けた。
----誰かが遠隔操作しているとは思えん……
「…自立行動AI搭載か?矢張り、面白い機械だ。」
…既に戦闘を開始しようとしている、其の様なメタル ジェネラルを見ても、RXQ-03は、余裕の表情であった。
そして、戦闘開始。
…早速、其の機械は熱く、頭部中心部から蒸気を吹き出しながら、すぐさま、ビームサーベル(※ゲーム制作公式の名称)を出してRXQ-03に向かって振るい初める。
「…小型のビームサーベル!?!???」
…其う、驚嘆の言葉を言いながら、RXQ-03は軽く楽勝で避ける。…すると、メタルジェネラルは十何発ものミサイルを出す。…然し、RXQ-03は其れ等を、余裕で全て斬り落とす。
そして、更には、電磁ニードルが飛んで来るが、其れ等はまるで"敵"には当たらない。
…其の他の兵装も、"敵"には敵わなかった。
…其の様な中々の強敵の登場に、メタルジェネラルは、其のAI思考に少しずつではあるが、ショートを起こして行く。
…其れから、其うして、
「…カトンボが。落ちろ!!」
其の一瞬に、一閃--RXQ-03渾身の一撃を受けたメタル ジェネラルは、完全に、自身の機能を動かす事が出来無くなり、戦闘に敗北した。
「…何だ。…弱いでは無いか。」
其の、自分御目当ての機械が倒れたのを見た、RXQ-03 ペットネーム「オーキッド」が、…機能停止したメタル ジェネラルを、手持ちの刀"矢山"と自前の工具で分解して、中身を確かめようとする、其の時……、
…其処で、分離状態のランディアが現れた。
大事な仲間であるメタル ジェネラルに凄まじい無体を働くRXQ-03に対して、ランディアは酷く警戒している。
「…此れは面白い。驚いたな。」
--…本物のドラゴンの御出ましとはな?
彼の言葉が分からないランディアは、クゥー!クゥー!!と威嚇し続けて居る。
其の後、色々考えた挙句、武器の刀あれど、「…然し、白兵戦では、あの空飛ぶ爬虫類に私は勝てん。」…と悟った彼は、刀を鞘に納め、火山のある方向に背を向けて踵を返す。
「…好きにしろ。どうやら、私はやり過ぎた様だ。だが、今度は、私の機動兵器を連れて此処に来させて貰うぞ。…さらばだ。」
…其う言うと、其の『侵略者』は其の場を去って行った。
…。
…。
※この先館主様グロ注意
※小ネタ
「…嶺厳が、妖怪腐れ外道に食われてから……もう二年か……(多分ふーけつ)。」
「…早いな……(多分鴻元君)。」
----…何!???!??!!この一発ギャグ?!??!!!!!(※的確なツッコミ)。
…。
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khrbuild · 4 months
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少し遅い初笑い!
笑うって体に良いんですよね。
ものまねショー初体験。
貝塚市水間町 新築 リフォーム坂口建設
貝塚市水間寺境内さくらのテラスの1階リフォーム工事
貝塚市水間集合住宅リフォーム工事
よくテレビの情報番組なんかで、笑う事は身体にとても良いといいます。
村の寄り合いなどでも、若い子が会話しながら 腹を抱えて笑ってるのを見ると、こちらまで楽しさが伝わって笑顔になる。
そしてなにか懐かしく、学生の頃を思い出す。
若い頃は友人にいたずらを仕掛けたり、学校の先生のものまねしたりしては、しょっちゅう涙流しながら笑い転げた。
体力がなくなってきたのか、笑いの経験値が上がってるのか歳重ねると減ったよな〜(・・;)
それでも年に数回は笑い転げるかなw
いつも家で興味のあるテレビ番組を録画して、夕食時にジュディーと一緒に見る中で、ものまね番組は必須。
芸能人がいてそれを真剣に真似る、ただそのシンプルな芸がなぜあんなに面白いのか?
コロッケや清水アキラのようにその歌手を誇張して演じるのはもちろん笑えるが、本人そっくりに歌う姿に感動する。
人間とは面白い、そこに真剣に取り組む人とその才能に感動するんですかね。
とそんな話は置いといて、
先日、仕事終えて慌てて家に帰り着替えて出かける。
行く先は、岸和田浪切ホール。
お目当ては
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昨年末、新聞をめくってると下にこのライブの宣伝記事が掲載していた。
ものまねか、見てみたいな〜。
しかもジュディーとわたしの推しのミラクルひかるちゃんが出演している。
そして会場を見たら浪切ホールだったので友人を誘ってチケット購入。
ライブや落語会にはたまには出かけるが、ものまねショートってどんな感じやろうかといったものの、
いや〜、いきなり出てきたのが、シャチホコが和田あきこででてきたら、最後まで 涙でマスク濡れるくらい笑い転げました。
前の席の人うるさくてごめんなさい(^_^;)
シャチホコ、ななみななさんと来て
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推しのミラクルひかるちゃん、
スタイル抜群でね、めちゃくちゃ可愛かった〜♪
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みんな演者がステージを降りて1階席を歌いながら回ってくれるんです。
ひかるちゃんにもグータッチw
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別格でしたね、広瀬香美に工藤静香はもちろん、昭和歌謡好きな私のために、美空ひばりに笠置シズ子まで、何を聞いても抜群のうまさと歌唱力。
まぁ、私の一番見たかったのは、
青汁のおばちゃんと夢グループのオネェさんね
これまたどっちもやってくれて超感動♪
そして開場を回る時に、小さな虫取り網を出してきてこう言う。
「おひねり推進委員会副会長のわたくし、くださいなんて言いませんが、もし良かったらこの網にお願いします」
ってねw
もちろん推しですから、入れましょう。
でもお札をそのままビラビラするのは無粋!
ちゃんとの小さく折ってね、
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網パンパンなってるなw
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ノブ&フッキーもめちゃくちゃおもしろかった!
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中入りでトイレ休憩もあったし、オッサンには優しい〜♪
遅ればせながら2024年初笑いさせていただきました。
ちょっとものまねショーにはまってしまいそうな予感。
いつもながら初体験はいいですね。
現場も順調
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寒さのピークも終わって、春がまたそこまで近づいてきます。
1月もあっという間で、節分の巻き寿司楽しみです。
今週も宜しくお願いいたします。
貝塚市 岸和田市 泉佐野市 泉大津市 和泉市 泉南市 阪南市 熊取町 忠岡町 田尻町
天然素材スイス漆喰カルクオウォール
リボス自然塗料取扱店
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junikki · 5 months
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昨日は久しぶりに姉夫婦の家に行った。多分10年ぶりぐらい。姪っ子3人いるんだけども、下の2人がそれぞれ発達障害でASDとADHDらしい。発達障害家系…なんかわたしみたいなアラフォーおばさんの子供時代は発達障害なんて別にそこまで知名度なかったからきちんと診断受けてなかったけども、実際ちゃんと診断受けたらそうなのかもしれんな…ていうかうちの両親もちょっとそういう傾向がある感じする。明らかに他の両親と違うから。なんか明らかにうちの家系からの遺伝やな…とか思ってる。2/3で発達障害てやばい確率やよな。やっぱ子供おらん方がいいんやろうな…て思ってしまう。自分は子供できにくくてよかったと心の底から安堵している。
でもまあ、発達障害の姪っ子2人ともやっぱ一見発達障害とは全然わからない感じ。自分もその傾向あるから気持ちわかるというか。ASDの方はまだ小1やけどちょっと不登校気味になってるらしいけど、確かにわたしも低学年の時学校行くのめちゃくちゃ嫌だったなーって。そういえばアスペルガーって日本語では言うけどもさ、英語やとアスバーガーになるんだよなwサウスパークでもネタにされてたけども、アスバーガーてw
姪っ子3人とも腰くらいまであるロングヘアなんだけどもさ、姉が美容院連れて行かないかららしい。めちゃくちゃネグレクトしてびびった。姉も最近まで髪を寄付するとか言ってずっと伸ばしてたらしいけども、姉だけ切ってるのw一緒に美容院連れて行ってあげればいいのに。子供達が自分の意思でロングヘアが好きで伸ばしてるんかと思ったら、一番下の子以外は本当はボブぐらいにしたいんだってさ。それで一番上の高校生の姪は学割効くから一人で勝手に美容院予約して行けとか言われてるけども、姉の家は駅から遠い辺鄙な場所にあるから、一人で行くの嫌みたいやし、みんなまとめて連れて一緒に行ってあげればいいのになあとか思う。でも、年1でボブにしたらどんだけ伸びるの早くても普通のロングヘアぐらいまでにしかならんから楽でいいと思う。年1でカットならそこまでお金もかからんし全然ありやよな。中学時代には一人で美容院行ってた記憶あるわ。中学時代はgalsのみゆちゃんが大好きで、マンガ見せて切ってもらってたww今見てもやっぱ可愛くて好きだけども、これ見せてお願いする勇気はないわw
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今見てもほんまかわええ…そういえばあゆもこんな感じの金髪ショートやったもんな。私と同世代の人は金髪ショートの憧れ高い人多いよな。わたしは全頭ブリーチもうせえへんけども、次はボブで毛先グラデとかにするのも可愛いなとか思ってる。
まあでもうちの姉も明らか発達障害なんかある感じ。昔から宇宙人みたいとか言われてたからさ。あと頭もすげえ悪かったし。小4から塾行かされてて結構一生懸命勉強してたのに一番底辺くらいの高校しか行けんかったしなw
福袋という名の不用品を詰めたカバンを持って行ったら、姪っ子めちゃくちゃ喜んでたわ。不用品だけども、ちゃんと新品とか新品同様の綺麗なものだけだけどもね。
ᙏ̤̫͚
最近れてんジャダムていうYouTuber見つけたんだけども、マークパンサーみたいな外国人顔の方が創価2世の話してて、おもろかったなあ。まさかこんなバタくさい顔の人の方が創価とは…と驚いたんだけども、そういえば結構白人も創価の人多いんだよな。ベルリンで住んでた時、道端で題目が聞こえてきたことあるしwドイツでは割と仏教はクールみたいなイメージあるみたいで、ブッダの置物とかがおしゃれなインテリア雑貨として売られてたりするwカナダでもw仏像がおしゃれとかwwて思うけどもさ、でも日本人でもキリスト教の十字架モチーフのアクセとか使ってたり、教会っぽいインテリアがおしゃれで人気やもんね。れてんジャレムの二人どっちも芸能人みたいなイケメンなのに、なんかすごいなんj民というか、負のオーラがすごい感じで妙に癖になるwロバートに見せたらこいつの父親はwhite trashやなとか言っててクソ笑ったwなんか日本におる白人男性ほとんどwhite trashらしいで。立派に働いてる立派な人もたくさんおるやろうけど、母国では底辺loserって感じの人も多いのは事実やろうな。米軍も含めて。あいつら日本語できんもんなw
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sashinuki-info · 7 months
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はるかと指貫
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スケバンの方に巻き込まれていますが才能があったので強者となっておりいつか指貫を抱きにくる(ハッピーエンド)
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めちゃくちゃ強くなって指貫抱きにきた彼女がさまざまな負い目で動けなくなってる指貫のグローブはめたままの手で手マンさせリードしててヨシヨシするやつで5年シコれる(目バキバキ)
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好きな女のために頑張ってたけどまあクソ雑魚なので敗北続きの末自己肯定感がクソゲボになっているところに強強になった好きな女に「私のために頑張ってくれてありがとうかっこいいよ大好きだよ❤️」って言われてよしよし初エッチされたらもう幸せすぎて頭終わりって寸法よ(happy end🌈)
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というハッピーエンドを用意しておくことでもうどれだけ対男無様敗北させても良いというライフハックです 対戦ありがとうございます
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幼馴染力
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さしぬきは意外とはるかと呼ぶ(幼馴染だから)が共学のとき変に噂されるのが嫌(というか自分が割と不良なので変にはるかに迷惑かけたくない意識)ので苗字呼びに矯正している 名前呼ぼうとして毎回「はる…立川」となっていた時期があると思うとわたしがシコれるからだ
別々の高校に進学して番長勝負に巻き込まれてから指貫とはるかは音信不通 ここで絶っておくことで再会した時に肉汁が5倍出る
実は指貫は高校入る前にはるかの側にあまり居ようとしなくなるのだがはるかは誰とでも仲良くできるのに対し自分は一匹狼で友達いないし他の人に怖がられるし不良だしで側に居にくいのと一度喧嘩の相手にはるかに危害を与えるようなことを示唆されたのが決定打となり離れることを決めるため別の高校
はるかは同じ高校行きたいねと話したのだが学力の差もありこれ以上はるかの足を絶対に引っ張りたくないので無理やり男子校に行くからと跳ね除けはるかさんはしょうがなく女子校に行くことにする それがまさかこんなことになるとは………………
指貫は人並みに独占欲もあるにはあるので自分は男子校行くからってはるかさんを突っぱねといてはるかさんが女子校に行くと聞いた時内心安堵しています 思慮が浅く、愚かなので
好きな女が女子校に行けばひとまず安心とかいう短絡さ おじさんは君のそういう愚かなところがとても好きだけど指貫くんはどう? そう
実際指貫には春香さんに関する情報が遮断+操作されているだけで春香さん自体に指貫が危惧しているようなことは特に何も起こっておらず(流れでスケバンになっているが)指貫の頑張りは実は全部徒労である。 俯瞰して見れば完全に指貫のみがアカン状態にあり、救うべく春香さんは奮闘することになる 実はヒロインは指貫だからです(叙述トリック)
はるかさんは進学先の女子校の女番長が色々ありはるかさんに完全服従(メロメロ)になってしまいはるかさんは別に番長になりたいわけではない(くるものは拒まない)のでひとまず裏番として普通に学園生活を送り表向きは旧番長がトップを張っている
指貫は基本的に陰気で卑屈ではないが自己肯定感は特に高くない はるかさんは完全にふつうくんと同じタイプの人間
なんで自己肯定感が特に高くないかというとガキの頃からはるかを守りたい!と思って行動しまくってるけど実際はほとんど空回りしているし本人も空回りしている自覚があるから
指貫のはるかさんに対する欲望はあんな目に合っても側にいたい守りたい抱きしめたい手繋ぎたいパンツ………………おっぱ…………(ショート)で止まってるので抱くとかは不可能
はるかさんに潮吹くまで責められた後「好き放題してごめんね、やりたいことなんでもしていいよ なにしたい?」って聞かれて息も絶え絶えにメチャクチャ小さい声で顔隠しながら「キスしたい…」とかこぼす指貫萌へ〜〜〜(絶頂)
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指貫がこんな顔するのははるかさん相手だけ
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