Tumgik
#天満飲み歩き
servant222 · 2 months
Text
20240727 外を歩くには暑過ぎる
Tumblr media
昨日友人から虹の画像が届いた。帰宅時に見えたとか。画像いっぱいに大きな弧を描いた虹が美しかった。夜勤中の私は、羨ましいのと嬉しいのと。でもおかげでがんばろうと思えた。きれいなものを分かち合いたい、と思ってくれるのがとても嬉しい。
なんだかんだ連勤が終わり、帰宅すると玄関横の紫陽花の葉がところどころ茶色くなっている。庭の紫陽花はまめに水遣りをしているけれど、玄関横はどうしても忘れがちで、地植えの紫陽花は水遣りもいらない、と言われるのに甘え過ぎていた。さすがにこの猛暑、酷暑?では紫陽花も辛いだろう。
そう思ってホースを伸ばして水を撒く。シャワーの水滴が落ちる先をなんとなく眺めていると虹ができていた。私も虹を撮ろう!と紫陽花ではなくフェンスの外に向けて水を撒いたりして。ふと、良い大人が何をしてるんだろうと思ったりもしたけど、小さな虹が撮れた。満足。
クーラーの効いた部屋で寝転がりながらこれを書いていたらピンポンが鳴った。インターホンで応対すると、スィーツ屋なんですけど、と言う。チラシでも持ってきたのかなと思って玄関口まで行くと、大きめの保冷容器の様な某食品配達の様なボックスと発泡スチロールを乗せ、綻びた旗を付けた折り畳み自転車が停めてあった。
222)え?売り歩いてるんですか?
オニーサン)えぇ!皆さんに人気なので食べていただきたくて(˶'ᵕ'˶)
イマドキ⁉︎この炎天下に?自転車で訪問販売⁈確かにそのお兄さんは真っ黒に焼けていた。見るからに怪しいそのケーキ売りのお兄さんは。県内の大きな都市から4人でやってきて、今日はこの辺りをみんなで売り歩いているのだそう。
222)これ何かの修行ですか?
オニーサン)まあそんなもんです!
222)新入社員さんとか?
オニーサン)いえ、もう5年?4年か、4年になります。
222)えぇ…まじですか…すごいですね。ちょっと待ってください。
全然スィーツが美味しそうに思えたわけじゃないし食べたいと思ったわけでもない。逆にこんなの怖いわ!と思ってはいる。それでもこの猛暑の中自転車に乗って売り歩くお兄さんがなんだか気の毒になった。
そういう作戦なのかもしれない、あの日焼けも本当は日サロ(そんなの今でもあるの?)で作ったものかもしれない。もういい、それでも騙されよう。冷蔵庫から冷えたペットボトルのダカラを1本出して玄関口に戻る。
発泡スチロールの中に3種類ほどのケーキを持っていて、目についたものをお願いした。一箱1500円だった。代金と一緒にペットボトルを渡す。
222)良かったらこれ飲んでください。無理しないように
オニーサン)え!ありがとうございます!
222)これ、食べて大丈夫なんですか?
オニーサン)大丈夫ですよ!冷やして持ってきてますんで
渡されたケーキの箱はお世辞にも全く冷たくなかった。そりゃそうだ。こんな暑さだもの。どこまで売り歩くのか分からないけれど、ここは老人の多い町だ。私の様に同情や憐れみ、もしくは若者よ頑張れ、のお気持ちで何本か売れるかもしれない、と思う。
Tumblr media
それにしても…ごめんなさいだけど食べる気にはならない。
販売元は北海道札幌市となっていた。北海道…札幌…。この商品名や会社を検索したら分かることもあるのだろうけどそれもやめておく。
これ、買ったことあるよ、食べたことあるよ、という人がいるんだろうか。
12 notes · View notes
xx86 · 6 months
Text
祝福とフィクション
28歳の誕生日、茉弥の結婚式だった。
半年以上前から悩みに悩み、ようやくレンタルまでこぎつけたパーティードレスが可愛くて嬉しい。パーティードレスを沢山着る人生にしたい。
駅で待ち合わせていたあづみが花束を抱えていたのを見て、しまった私も何か茉弥に用意すればよかったな、とちらりと頭が過った瞬間、お誕生日おめでとうとにっこり微笑まれて花束を渡される。思わず私の?と2回程聞いてしまった。
お花屋さんに花の選定からラッピングまで全部口出しという花束はとてもゴージャスでシックで、やっぱり花束って選ぶ人の性格が出るよなあとしみじみ思った。私が嫌いなかすみ草は抜いてもらって、大好きな菜の花は入れられなかったからと色とフォルムが似たお花をいれてくれた。彼女は好きだと言ったもの、嫌いだと言ったものを絶対に忘れないし、飲みの場での約束も忘れず叶えてくれる、律儀な女である。
駅から15分の道を当然のごとく歩く気になれず、平日なのに雨だからかずらりと並んだタクシー乗車列の最後尾に並ぶ。あづみのヘアセットがきれいにまとまっているのだけど初めて見る形の髪型をしていたので、個性的で可愛いねと言うと、前から見たスタイルはタイトで後ろは少し遊んだアップで見たことないけど奇抜では無い髪型にして欲しいと写真も持っていかずサロンでオーダーしたらしい。しかも初めて行くお店で。なんともチャレンジャー。
式場について、ウェルカムボードで初めて旦那さんの顔を見た。想像通りだの違うのだとやんや言っていたら、目の前を同じく式に招待されていた知人の理沙子が数人従えて通っていた。相変わらず嫌な雰囲気を携えて歩く女である。茉弥は理沙子ちゃんもあの時と比べて随分丸くなったからと言っていたけど、毛皮の羽織を着ているのをみて、丸ごと変わらずいけ好かない女のままだろうな、と思った。
カサブランカのにおいで埋め尽くされたチャペルにしずしずと入ってきたウェディングドレス姿の茉弥は、まるでウェディングドレスを着て生まれてきたのではないかと錯覚するほどよく似合っていた。私服だときわれても違和感がない。生まれながらにプリンセスなのだ。あづみは何度もハンカチで目を拭っていたけれど、私は対面に座っていた、新郎側ゲストの理沙子とその一味が誓いのキスで笑いをこらえていたのをみて一気に涙が引いた。おかげさまで親の勢いで泣いていたあづみに反して、私のハンカチは挙式開始から披露宴お開きまでカラカラに乾いていた。私の結婚式でもそれぐらい泣いてよね、とあづみには言っておいた。
メニューをみただけでも豪勢だとわかる料理は本当に美味しく、お金かかってんなーと身も蓋もないことを思った。久しぶりにお酒を飲んだらすぐ酔いが回り、酔い醒ましに違うお酒を飲む。式は終始和やかで、茉弥もとびきり可愛かった。歓談も多くてたくさん話したり写真を撮ったりできたし、正解の結婚式という感じがした。結婚式に正解も不正解もないだろうけど、正解の結婚式と聞いたら誰もが頭によぎるような結婚式。楽しかった。楽しかったのだ、確かに。親友と呼べる友人の結婚も嬉しいし、その結婚式に呼んでもらえたことも嬉しい。なのにずっと天井から俯瞰して見ているような気持ちだった。旦那さんベールダウン上手いなとか、メインテーブルガッツリあるタイプ久しぶりに見たなとか、そんなことばかり考えていた。
行きのタクシーで結婚欲のないあづみと、茉弥ちゃんの結婚式みたら結婚したくなるかななど話していて、結婚式はやっぱり素敵だなと実感したけど、自分がしたいかは別物だなと思う。
ちょうど1年前、元同期の間宮の式に参列した時は嗚咽が漏れるほど泣いた。それはあまりにも幸せな家庭で彼女が育ったということがありありと見えたから。眩しかった。自分の生まれ育った環境とのギャップに劣等感が煽られた。私は家族と仲が良くないからこんな結婚式はできない。家族に祝福してもらえない。だからこそ、嬉しそうに写真を撮るお父さんや、目頭をハンカチでしきりに抑えるお母さんを見て、胸の奥底が痛み、泣いた。今、たぶんあの時程私は家族というものに執着していない。茉弥はスーパーあったかい家庭でたいせつに育てられた子だと知っていて、実際にご両親も温かかったけれど、傷は痛まなかった。私はこの1年で随分癒えたのだと思う。色々と。
この先、誰の結婚式でも泣かないような気がしてきた。私は感受性が豊かで涙脆いと言われるのにだ。���婚式はなんというか私にとって身近じゃなくなりすぎた。友人の結婚式よりも、フィクションの小説や映画の方がずっとリアルで心が揺さぶられ涙が出る。
お見送りで茉弥からメイン装花の一部をもらった。花束を入れられるようなフラワーベースは生憎家には1つしかないので、帰り道、手頃なサイズのフラワーベースをFrancfrancで買って帰る。2つの花束を置くと部屋は一気に明るくなり、生花の瑞々しい香りで満ちている。これだけがリアル。この部屋が私の現実。
ところであづみが茉弥の式の様子をインスタに挙げたら、何人かの元クラスメイトから礼は私の事なんか言ってた?とか、礼とまだ連絡取れるかな、とあづみに連絡が来たらしい。礼に何かしてしまったなら謝りたいとまで。私はリアルなアカウントでSNSをしてないし、LINEもすぐブロックすると公言しているのでこういうことになるし、あづみには仲介役をやらせて申し訳ない。
でも。あれから5年も経ったのに、未だに自分が何をしたか分からないのなら、私に謝る権利などないということでしょう。好きな人にだけ数年ぶりにLINEを送って寝る。どうせ会うこともないだろうけど。
12 notes · View notes
myonbl · 11 days
Text
2024年9月12日(木)
Tumblr media
在学中から高齢男子の遊び相手をつとめてくれた妙齢女子、社会人となってからも時々話し相手になってくれる。普段は京都ツアーばかりだが、今回はスペシャルとして灘五郷の酒蔵めぐり、とは言え暑さを考慮して<神戸酒心館>で見学・試飲・食事を楽しんだ。帰路は阪神百貨店の地下でイカ焼き、いったい何年ぶりだろう。京阪神の個性と奥深さ、そして美味しい食べ物・飲物を堪能して帰路についたのだ。
Tumblr media
4時45分起床。
あれこれ。
5時45分、ツレアイ起床。
洗濯開始。
Tumblr media
朝食は中華ソバ。
珈琲を入れる。
洗濯物を干す。
彼女の弁当を用意する。
プラゴミ、30L。
彼女を職場まで送る。
Tumblr media
露の新治さんからメール、こんな会を知っているかと。知らなかったので、すぐに事務局に予約を入れるとすぐに返信、日曜日が楽しみだ。
阪急西院駅から梅田へ、妙齢女子との待ち合わせは10時だが、Privaceの関係で少し早めに着く。
Tumblr media
向かった先は<神戸酒心館>、<福寿>が運営する見学と食事の施設。予約しておいたので、スタッフの説明と見学と試飲、その後12時の予約を30分前倒しして食事を頂く。
Tumblr media
メインはソバと酒、追加で天ぷらと蛸の揚げ物、ビール(中瓶)1本+酒4合。
暑いので他の蔵の見学は断念して梅田へ戻る。
Tumblr media
阪神梅田とくれば名物は<イカ焼き>、ここで食べるのは恐らく50年ぶりのこと。焼きそばも追加してお腹は満腹。居眠りによる(互いの)乗り越しを確認しながら帰路についた。
Tumblr media
阪急桂駅で下車、フレスコで買い物して帰宅、荷物を置いてすぐにライフ西七条店へ、今夜はすき焼き、明日は煮魚。
Tumblr media
セブンイレブンとAppleのキャンペーン、7月に10万円のギフトカードを買ったものに5000円の交通系ICカードがプレゼント、ラインで連絡が来たのでセブンイレブン花屋町店でチャージする。
ツレアイ帰宅、すぐに三男とココに点滴。
Tumblr media
早めに夕飯準備、今日の報告をあれこれ。
長男から着信、昨日送ったiPhone&Watchが届いたと。大事に使ってくれれば嬉しい。
録画番組視聴、名探偵ポワロ。
第5話「カーテン~ポワロ最後の事件~」/ Curtain:Poirot's Last Caseシーズン 13, エピソード 5 スタイルズ荘は、かつて殺人事件の舞台となった場所だが、現在はラトレル夫妻が経営するゲストハウスとなっていた。ヘイスティングスは親友ポワロから招か れ、久しぶりにこの地を訪れる。ポワロとの再会を楽しみにしていたヘイスティングスだったが、出迎えたポワロは見違えるほど痩せ衰え、しかも車椅子に乗っ ており、ヘイスティングスは愕然とする。スタイルズ荘にはポワロ以外にも数名の滞在客がいた。
このシリーズもこれで最後、しばらく見ることはないだろう。
風呂の順番を待つ間に寝落ち。
Tumblr media
さすがによく歩いた。
3 notes · View notes
gloucester-road · 1 month
Text
Tumblr media Tumblr media
夏の旅
春夏冬に発売される「青春18きっぷ」
これを使い
ちょっとした旅を楽しむようにしています。
今年の夏はとにかく暑い
そうなるとどうせ旅をするなら
涼しい所に行きたいという事で
山梨へ行く事にしました。
甲府辺りは盆地だから
暑いというイメージをお持ちかもしれません。
確かに暑い、東京よりも暑いです。
でも、涼しい所もあるんです。
それが温泉
実は、甲府はぬる湯天国
源泉がぬるかったり、冷泉だったりと
最高な温泉が沢山あります。
Tumblr media
7月後半のある日
朝早く起きて甲府に向かいました。
まずは甲府市内にある「草津温泉」
ここに来るのは2回目です。
町中にある銭湯ですが
飲泉までできる立派な温泉
露天風呂まであるし最高です。
Tumblr media
ひとっ風呂きめた後は
お昼ごはん
草津温泉の近くにある「中華ごはん かんざし」
ここはかなり人気店なので
温泉に入る前に、受付だけしておきました。
開店の2時間前ぐらいに行って
名前を記入しておかないと入れないと思います。
でも、それぐらい美味しい中華を
お腹いっぱい食べさせてくれるお店です。
Tumblr media
甲府市内にある「山口温泉」
ここも2回目です。
Tumblr media
山梨県随一と言われる最高な泉質
とにかくアワアワ
天然ジャクジーな炭酸泉が源泉かけ流し
絶妙��ぬるいので
露天風呂でなんども意識を失いました。
夏に最高な温泉です。
Tumblr media
8月に入りお盆も過ぎた頃
またも甲府へ向かいます。
今回は甲府の手前
春日居町駅で下車
夏の日差しを浴びながら歩きます。
辺りは果樹園がたくさんあります。
桃、葡萄、マスカット
その景色を見るだけで楽しいです。
駅から20分程歩くと
「岩下温泉旅館」につきます。
Tumblr media
こちらは文化財に登録されるぐらい
歴史を感じさせる建物です。
新館と旧館がありまして
立ち寄り湯は旧館です
受付しようと思いましたが誰もおりません。
どうしようかと悩んでいると
車で旅館の方が来ましたので
立ち寄り湯に入りたいと告げると
またちょっと出かけるから
入ってていいよと言われたので
入浴料を渡して独泉させていただきました。
Tumblr media
浴場の奥に加温の浴槽
手前の小さな浴槽は源泉です
ここ以外にもっと大きな源泉の浴槽もあるんです。
Tumblr media
加温の湯に入り、少し体をふいてから
タオルを巻いて脱衣所を出ます
目の前に半地下に降りる階段があります
からだをかがめて階段を降りると
ひんやりとしている
外は30度超えだというのに不思議です。
そこに小さなプールぐらいの浴槽があります。
Tumblr media
ここが源泉かけ流しの冷泉浴場
暑い夏には最高です
ここの源泉は28度ぐらい
全身つかると
とにかく気持ちいい
加温の湯と3、4回交互浴するうちに
体の疲れ、夏の疲れが消えて
意識も遠くなっていきました。
まさに気絶
そのぐらい最高な温泉です。
岩下温泉旅館をあとにして
電車で甲府へ向かいました。
Tumblr media
甲府から身延線に乗り換えて南甲府駅へ
駅前にある食堂「キッチンミナミ」
ここで名物エビフライ定食をいただきました。
Tumblr media
大きいエビが2尾
本当に大きいですよ。身もプリプリで
最高に満足なお昼となりました。
満腹になったので
もうひとっ風呂浴びにいきます。
Tumblr media
南甲府駅から一駅
甲斐住吉駅で下車して
そこから少し歩くと見えてくるのが
「トータス温泉」
ここも甲府市内に数多くある
温泉銭湯のひとつですが
泉質が素晴らしい。
湯の色は黄金色で
ドバドバとかけ流されてます。
重曹泉という事で肌もツルツル
銭湯ですが露天風呂もありまして
かなり快適でした。
ここもぜひ再訪したい銭湯です。
夏の間に2回も甲府へ行きましたが
実はまだ行けていない温泉があるんですよ
東京からも近い甲府
暑い時にこそ行ってみて欲しいです。
2 notes · View notes
moonrobe · 1 month
Text
短編集
Tumblr media
『Dessert blanc: 白い短編集』
白く柔らかな物語たちを集めました。 【収録作品】僕のことを話そう/君の口癖/雨に咲く/僕の遺書が届くまで/心をめくれば/彼はかわいい/First Kiss/かくれおに
『Dessert noir: 黒い短編集』
黒く堕ちていく物語を集めました。 【収録作品】たとえば私が死んだら/雑音の中で泡沫/モノクロの嘘/雨だれ/回遊魚たち/泡雪の夏/ゆきしろ/ルミナス/たとえば君が死んだら
『Dessert rouge: 赤い短��集』
赤く残酷な物語を集めました。 【収録作品】椿が落ちた日/初期化/冷たく光る虹/どくいちご/夏の破片/遊ぶ糸は雨に溶けて/夢の跡/春と海月
『Melt Dawn: 微睡む夜明けの短編集』
闇が溶けていくときを描がいた物語たち。 【収録作品】夜には猫と戯れて/わらび/大人になっても/空に手が届かないなら/隣にいるあいだに
『感傷現像: すりむける心を写す短編集』
ひりひりするような痛みを孕む物語たち。 【収録作品】腫れあがる嘘/僕を君の十字架に/カレイドスコープ/暗室/モザイク/Without You/焼かれた瞳/珈琲に蝶
『虹の影: 恋のグラデーションが射す短編集』
セクシュアルマイノリティの人々に触れる物語たち。 【収録作品】蒼い朝/自由課題/フミキリ/汐の約束/ホットコーヒー/夜の水平線
『OVERDOSE: 致死量の闇を飲む短編集』
読後感がどろどろと重く胃もたれする物語たち。 【収録作品】Kill me,again/心をちぎって/雨夜の月/息をするだけで/セルフィーポルノ/騎士の夜
『徒花ほろほろ: 実らない恋の短編集』
どうしようもなく報われない恋を綴った物語たち。 【収録作品】つくりあめ/ナイフになれない/綾織りの恋/雪月夜/Second Chocolate/咲かない花
『エンドロール: 終焉を迎える短編集』
それぞれのおしまいのときが迫る物語たち。 【収録作品】嘘つきな熱/Magical Cigarette/羽化/夜、ワンルーム、ふたり。/消える星/オーロラソース/フラット
『Frozen Sexual: 凍りついた性の短編集』
心を蹂躙され、死んだように凍てついた性を抱える人々の三本の物語。 【収録作品】あと数秒で/氷点の檻/君をつなぐ
『少年たちの恋: 彼の想いを綴る短編集』
好きになってごめん。でも言わないのも苦しくて──甘々から鬼畜までのBL作品集。 【収録作品】僕らは変われない/七色のガラス/君を失う前に/イロチガイ/LUNA PAIN/片想い
『ふれられない: 指先が彷徨う短編集』
君に届かない手が虚空に落ちる。この想いは伝えてはいけないのかな。 【収録作品】ON/OFF/茜雲/彼の副流煙/絵本のあいだ/凛夜に/恋が灯るまで/隣を歩く
『Black Labyrinth: 病んだ迷宮の短編集』
病んだ心が真っ暗な迷宮に迷い込んでいく、九編の短編集。 【収録作品】 ZOMBIE VOICE/片羽の鏡/カゲコイ/ボーダーガール/花冷えと月/病んだ波/Untitled/新緑の釘/落ちた虹
『影法師を連れて: 翳りがつきまとう短編集』
消えない痛みで心が翳る人々を描がく短編集。 【収録作品】いびつな残響/星降らぬ夜に/シルエットグラフィティ/削除未満/雪が降る海の中で/浸された翼/桜散る/雪に溶けないように
『花ひとひら: 千花模様に捧げた短編集』
『短編工房ミルフルール』に掲載した作品のうち、選りすぐり五編を収録した短編集。 【収録作品】雪の声/愚かな手/ラストシーンクロスオーバー/悪戯なショコラティエ/戻らない桜
『Limit Zone: 極限に至るまでの短編集』
頭の中も心の奥も、極限状態へ堕ちていく──ぎりぎりに追い詰められる精神状態を書いた中編三本。 【収録作品】雪の果て/抜殻の潮騒/陽当たりの良い場所
『あやとり: 縺れて揺らぐ恋の短編集』
感情が絡みあって、関係が縺れあって、恋心は揺らめいていく。「好き」がこじれた人々の中編三本。 【収録作品】夜から月をすくって/LOVESICK/君が溺れる深海
『真夜中の眩暈: 遠ざかる意識の短編集』
熱で正常な判断がつかない深夜のような短編集。 【収録作品】一夜の発熱/ひらりこぼれて/不等辺三角形/Hollow Lover/花曇りの行方/失せものの君/君は押し花/氷中花/延命契約/天使の着信
『夜に光る花: 妖しく危うい絆の短編集』
「好き」という想いがちらついて、揺らめいて、しっかりつかむことができない。そんな中編を三本収録した、とまどう恋の一冊。 【収録作品】Monotone Stars/夜に羽音/ゆらいでひらいて
『磔のカメリア: 消えない罪の短編集』
愛したあなたのために私は罪を犯す、その罰にあなたを失っても……罪に堕ちる短編集。 【収録作品】桜の残響/紅玉の声/いつかの彼女/穢れた紅葉/白桜の頃/Backstreet Teens/口封じ
3 notes · View notes
tokyomariegold · 3 months
Text
2024/1/23〜
Tumblr media
1月23日 中途半端な体調不良で今日1日のことを思い出せない。この週末の天気を調べて、大丈夫そうなら鎌倉へ行こうかなと思い始めた。
Tumblr media
1月24日 朝予防的に飲んだロキソニンのおかげか、明日に迫ったお誕生日の悲しみに頭が冴えてしまったせいか、今日は一段と寒かった気がしたけれど1日なんとかなってしまった。 なんとかなってしまったのは、ロハスができる30代女性について書かれた水野しずの文章にHanakoが出てきたな〜と、不意に見てみたHanakoのウェブ版で“燃えよ35歳”という連載の直近の回が最果タヒだったことを見つけられたからなのかもしれない。 読みながら、内容はどうあれ、なんかこのタイミングで、この流れで発見できたこの文章がとても心強く感じられた。
今日公開されたティカα作曲、最果タヒ作詞の曲をApple Musicでダウンロードし、その流れで最果タヒの詩を青柳さんが朗読する音源アルバムもダウンロードしてみる。 お昼休みに聴きながら歩いていると、自分でも昔よく最果タヒの詩を朗読していたから、次の言葉が自然と頭に浮かんでいることに気がついた。
Tumblr media
明日のお誕生日にやっぱり何かインターネットをしたくて、何かを置いておきたくて、あたまに言葉をうごめかせつつ、とりあえず明日1日を過ごしてみてから、何が残っている確かめながら投稿できるといいかな、と思っている。 帰り道に空を見ると明後日に満月を控えた月が綺麗に出ていてまた少し焦ってしまった。 少なくとも死なないように気をつけて過ごしたい気持ち。
ちーちゃんから、漫画のコンテストに応募して最終選考に残っている、という報告を受ける夢をみた。
4 notes · View notes
0307-cocoa · 3 months
Text
0628~0630 たつふまデート#2 最終日(6/30)
目が覚めると宿泊施設を出ないとだし、家に帰らないとだし、帰りたくないなぁと思いながらもご飯食べて支度して…ってしてたら、なんで帰るのって言われました。ほんとだよな、なんで帰るんだろう俺は。
それでも支度終わらせて荷物詰めて、チェックアウトして、連れて行きたいとこがあるって言われたところに仲良く手を繋いで向かうたつふま。でもその前に2人でほうじ茶クラシックティーラテ(カスタム)。ひと息ついて向かいます。
チョコ系のカスタムにしてみた俺。ほうじ茶の味が消えてしまったので、また美味しそうなカスタム見つけて飲もうと思います。笑
Tumblr media
連れてってくれたのは犬山。天気は微妙だったけど、緑が多くて美味しいものがいっぱいあるところで、一瞬で虜に。そんな中、1食目は五平餅。すんごい美味かった。これはまた食べたいなあ。
食べ終わったあとは隣の古着屋さんへ。竜也くんが着替えたいっていうのもあって、服選びしちゃったりして。…いやー、似合いすぎて抱きついちゃった。今度のデートにも着てきてくれるらしい。楽しみです。
Tumblr media
お次はフルーツ飴のお店。フルーツ飴の下にハートのマシュマロがついてたし、フルーツ美味かったし、店内お洒落だったし、また行きたい。(2回目)
(ここから写真の消化)
1枚目 フルーツ飴食べ終わったあと、たしかお昼前とかだったので"ひつまぶしが食べたい!"とお強請りしてみました。ひつまぶしの食べ方も知らなかった俺。でもちゃんと出汁かけてみたり、そのまま食べてみたりと満腹。また来たいな、ひつまぶし美味かった。
2枚目 卵焼き串。まだまだ食べ歩きのたつふま。ジューシーで大きくて分厚い卵焼き。雨が降ったりやんだりでなかなかっこいい落ち着かない天気ではあるけど、竜也くんとなら何食べても何しても幸せだなあって感じてたのがこの時。
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
3枚目 金魚ソーダプリン。なめらかプリンにソーダゼリーが乗っかってて、金魚は餡子みたいな。写真には写ってないけど桃のスムージーも飲みました。それは竜也くんがフルーツ飴のお店で飲んでたんだけど1口いただいて、美味しかったので頼みましたん。夏になるにつれて俺は桃が欠かせない。美味しかった〜〜。。
4枚目 お団子。みたらしなんだけど、お団子にプリントされてるわんこが俺は可愛くてイチオシポイントだったなあ。()あ、しっかり美味しかったです。飲み物は竜也くんの。俺もなんか飲めば良かったと後悔してる、未だに。笑
バウムクーヘンが美味しいお店にも立ち寄ってみたり。竜也くんは家族に抹茶のホールともうひとつ美味そうなのを買ってた。試食出されたんだけどそれがめっちゃ美味くて。犬山は美味いものがいっぱいあって楽しいところだなあと実感。ライブ2日頑張ったご褒美にって連れてきてくれたんだけど、本当にご褒美感満載でだいぶ満足。ありがたいなあ。
Tumblr media
そして、竜也くんが俺を連れてきたかった目的地、犬山城。好きな人の好きな物には興味があるので、喜んでついて行きました。階段が急で太ももが悲鳴あげる程には結構きたけど、上がってくうちに綺麗な景色を竜也くんと一緒に見れて涼めて最高でした。こういう和なデートもたまにはいいなぁと感じた瞬間。また行ってみたいなあ。
少ししてまた降りて、アイス休憩して、電車に揺られ名古屋駅まで帰ります。少し寝たりして、最後の目的地は夕飯の味噌カツ。
すっっっごい行列にびっくりしてる俺。これ普通だよ、と竜也くん。それにもびっくりしながらも、列で渡されるメニュー見ながら選んで話して、通され待ち。
そして漸く通されてからは秒で頼んだものがきた。美味そう。
Tumblr media Tumblr media
千切りキャベツの量がすんごい多くて、それは食べきれず残しちゃったけど、初めて食べる味噌カツ、周りからゴリ押しされてた味噌カツ、本当に美味かった。
3日間できしめん、ひつまぶし、味噌カツを食べて、観光完璧じゃん!って帰って周りから言われたのは、竜也くんのエスコートが天才だったからだな、と。初めての地に来る俺に、たくさん色んなプラン考えてくれてありがとう。全部全部満足です。大満足。
最後の最後にお土産を買って、俺は新幹線に乗って帰らないとならなくて。泣かずにまた13日に!って帰ろうとしてたのに、帰ろうとしたら竜也くんの前でボロボロ涙止まらなくて、改札通るのですらイヤだった。
でも帰らないと、って改札通って泣きながら手を振ってたら"愛してるよー!!"って声が聞こえて。俺宛なんだろうけど恥ずかしくて照れちゃって、でも嬉しくて。余計泣いちゃって、、新幹線に乗って席座って発車したらほんとに涙当分止まりませんでした。
こんなに愛してもらえて、好きでいてもらえて嬉しいな幸せだなと思ったと同時に、これから先ももっともっと好きでいて貰えるように、愛して貰えるように、俺からもたくさん竜也くんに色んな形での愛情を届けようと改めて感じました。
次は三連休。こっちで待ってます。
疑似2人暮らし。買い出ししたりご飯振舞ってもらったり…今から楽しみ。その間会えない時間が寂しいけど、俺は俺の生活を一生懸命頑張るよ。
ずーっとずーっと愛してます。素敵な充実した3日間愛知旅でした。ありがとう。
2 notes · View notes
longgoodbye1992 · 11 months
Note
忘れられない夜を教えてください!
質問ありがとうございます。
先週の土曜日がまさに忘れられない夜だったんで一応リンク貼っておきます。
もっともっと昔を思い出してみると学生時代の事を思い出しましたのでちょっと書かせてください。
よく行くバーで知り合った五つ上の明子さん。
女優を目指していて歌やダンスが上手く劇団四季のオーディションもいいとこまで行ったらしい。
関西の人で気��てもよく美人でいつも明るい。無骨な俺のこともよく褒めてくれていた。
京都にある芸大の通信に通っていて芸術とか舞台に興味がある人だった。
互いに学生だったから学割で色んなところを観に行った。
何にでも興味を持つ明子さん。俺が助手という名の下僕で携わったピンク映画やストリップのダンサーに興味があるといって浅草ロック座に二人で一緒に行ってそのまま浅草で天ぷらを食べて帰ってきたりもした。
ある年、世間をにわかに賑わせていたのは上野に来たツタンカーメンだった。
一緒に行こうと言われ、二人で上野に行った。
その日の明子さんはエジプトチックなドレス姿で妖艶という言葉が合っていた。
当時の俺、いや今もそうだけれど上手にその姿を褒められなかったのを今でも悔やむ。
並んでいると色んな人に声をかけられ時には写真を撮られたりもした。
ツタンカーメンを見て、別な上野の美術館でフェルメールを見た。絵心のない俺にはその凄さはイマイチわからないんだけど、色使いがいいなと思った記憶がある。明子さんは真剣に見ていた。
夜になってアメ横にある居酒屋で酒を飲んでから、六本木ヒルズの上にある美術館に行った。
前衛的な芸術を見た記憶があるがあまり覚えてない。
展望室でぼんやりと東京の景色を見て話をした。
二人とも上京組だったから眼下に広がる東京の街が眩しかった。
今度は都庁に行きたいね。なんて話もした。
いつかこんな景色が見える部屋に住みたいなんて俺が言うと、きっとなれるよと言ってくれた。
帰り道、電車の都合で六本木ヒルズから乃木坂の駅まで歩いた。
腕を組んできたのは明子さんだった。
作られていない甘い人の匂いがした。
この坂道が永遠に続けばいいのにと思った。
乃木坂駅で電車を待つ間、明子さんに香水をプレゼントした。それはクレーンゲームで取ったミニチュアの香水で、確かサムライウーマンだったと思う。
何かプレゼントしようとガキながらに思って無理矢理家にあった景品を引っ張り出してお菓子屋の袋に入れただけだったけれど涙を浮かべて明子さんは喜んだ。
「大切に使うね」
明子さんがとびきりの笑顔で言った姿を今も覚えている。
帰りの電車の中、ずっと明子さんは俺の身体に触れていた。
俺より三つ前の駅で降りる。
徐々に近づいてきた。
「明日はお仕事ですか?」
「うん、銀座でね」
大人の女性ってこんな感じなのかと思った。
明子さんの最寄りに着く。
扉が開く。
「またね」
明子さんが俺から手を離す。扉が閉まって動くまで、明子さんは俺を見ていて手を振っていた。俺も恥ずかしげに手を振った。
最寄り駅について自転車に乗ると明子さんからメールが届いた。
「月が綺麗ですね」
確かに空を見上げたら満月がこっちを見ていた。
「そうですね。月明かりで漱石でも読みたいです」
そう返して自転車を漕いだ。
その後互いに忙しくなって、二人で出かけることはなかったけれど、たまに飲むと俺のことが好きだとマスターに言っていた。
冗談だと思って笑っていたけれど、本当は嬉しかった。
もしあの夜に戻れるならば、明子さんの部屋から一緒に月を見たかった。
10 notes · View notes
qofthequinine · 4 months
Text
お葬式
祖父が全うした。91歳だった。5/27の6:27に息を引き取った。自分の誕生日は10/27で、紫の手帳を受け取ったのが12/27。おいおい、おじいちゃん。あなたの才能は十分に承知していた。けど、そこまでされると怖いぜ。
ここから長すぎる。一時間足らずで狂い書きな感じ。読みたきゃありがとうございますね。
黙して語らず、ニコニコ優しく、しかし熟慮している人だった。従兄弟曰く、「大学に行くときに、ニーチェの詩?に注釈つけて渡された。おじいちゃん心配してたんだなあ」おそらくそれはツァラトゥストラだ。おじいちゃん、同じ道を辿ってるね。「毎年おじいちゃんは宝くじ買ってたやろ?あれをどう使うか聞いてみたら、『あの道を直して、ここの堤防を強くして』って言ってて、本当にすごかった」そう、だからあの葬儀の当日、近隣は大雨で避難警報が出されたんだが、不思議とおじいちゃんが道を作り治水した地域にはほとんど被害がなかった。すげえぜ。かっこいい。
自宅から出棺。近所の人たちがお見送りに来てくれた。しかしまあ、その出棺作業は自らと親戚で急ピッチで段取りしました。すごくね?あなたは本当に、素晴らしい人だったのだ。みんなが知っていた。それだけは確かだ。私もその一人だ、と述べてもいいですか?おじいちゃん。あなたと将棋をしても、絶対に勝てなかった。正月に家の玄関の上がりで、自らのプライドである刀を手入れしていた姿を、鮮明に覚えています。祈るように、あなたは梵天に手入れの粉をつけていた。
通夜から葬儀まではパニック。全ての段取りを把握している父が、その段取りを内々の親族に明かさない。いや、普通さ、もういくばくもない命を目前にすれば、あらゆる段取りを把握して、誰がどこにどう動けばいいのかを伝える。あなたの生業はそういうものでしょう?『随時更新の身内スケジュール』が必要でしょう?そうやって自分が全部しなきゃ、という使命感の反対には、人に任せられないという不信感があるのでしょう?だから仕事以外に友人がいないんです。普通に休日に飲みに行くこともないと。「お前が友達と馬鹿話するような友達はいない」と断言しましたね。違うんです。馬鹿話じゃないんです。お茶会や飲み会は、深刻で暗い話を笑い飛ばす場所なんです。
なんでわかんねぇかな。わかんねえからあなたと飲んでも面白くない。というか、「こういう馬鹿がいた」みたいな仕事上の話を家に帰って母に申しつける時点で、非常に卑怯な落語なんですが、おめえさんよ、案外馬鹿を馬鹿にしちゃいけねえよ、馬鹿も馬鹿なりに考えてる。その考えてることを否定しては悦に入る。『酢豆腐』の旦那じゃねえか。大いなる阿呆。ダサ坊。シャばい。自分専用のポルノを自分で拵える野郎。水商売を貶しながら、お姉ちゃん遊びには大いなる興味があるどすけべ。小学生女児がなんぞの事件にあった、と聞けば、「この子はなんかとっぽいからそうなるよね」口が裂けても言うなよ。ジャニーズの会見、「この男は、男なのに化粧なんかして目も落ち窪んで、気色悪い」何様だよ。てめえが利用するだけ利用したゾーンに対してそういう言葉を吐くんだ、へえ〜。高校ぐらいまで父と祖母の着せ替え人形として彼らの与えられる服を着た。気色悪いんだよ、友達の言うには、その服装は、「なんか、おじいちゃんみたい」だとよ。っざけてんじゃねえよ!お人形遊びは楽しいか?てめえら俺が幼い頃に女装させたりとかしたよな。こちらはグチャグチャです。「お前が寝てても呼びかけたら応えてくれるから、つい」とか抜かしてるけどさあ、起きてるよ。その気色悪いボディタッチも。でも寝てて可愛いふりしてた方があなた気持ちがいいでしょう?てめえが俺を撫でるたびに、吐きそうになって仕方がないんだ。You Know? Yeah, you Just say "I Don't Know". ****
最後の念仏が唱えられる。輪廻転生は仏教で三回とされる。誰も見たことのない祈り方。三回同じ言葉を唱えた後に、なんとなく解脱のような文言があった。「見たことがない葬儀だった」と口を揃えて申し述べる親族。火葬場へ。これが悪夢のようだった。
とても現代的でシステマチックな火葬場。荼毘に伏すとして、その間はみんなでなんとなく空を見たり、煙突からの煙を見たり、そんな時間だと記憶していた。しかし実際は、棺を運ぶのは手動で操作できるフォークリフト。最後に顔を見て、そこからは全員が揃って荼毘の場所へ。もうその時点で、呼吸が苦しい。自分が過呼吸になっているのではなく、そこに漂う人間のタンパク質を燃やした独特の空気が、襲いかかってくる。少しは泣いたけれど、本気では泣かなかった。
喫茶室があります。親族の待機室はここです。全員が喫茶に向かう。一悶着あったらしいが、それは全てを握っているはずの父が何も手立てを打っていなかったことによるらしい。つまり、「あの家に帰る手立てがない」とのこと。大揉め。しれっと、親戚のおっちゃんが「また始まった」と呆れたように言うので、彼について行って喫煙所へ。「おじいちゃんの棺に、ショートホープ入れてあげたらよかったなあ、と今更後悔してるんですよ。植木職人の人曰く、『耳から煙出るぐらい吸う』ぐらいの人だったんで。まあなんかあるときに胸ポケットに入れたままやめたらしいですけど」「俺もおっちゃんのイメージそれよ。でもそんなんクラクラするやろうな。でもやっぱり、紙巻きじゃないと俺は満足できん。何回か試すけど、口の中がなんか変になる」「あれって、水蒸気にニコチン入って香料入って、ってことなので、口の中に残るの当たり前ですよ。で、定期的に掃除しなきゃなんですけど、してないように思います」「なるほどなあ」「紙巻きは手の中に隠せないじゃないですか、でもよく見ますけど、子供の散歩に付き合いながら、あのデバイスは手の中に収まるので、隠れて吸ってる人とか、あと軽自動車の中とかでずっと吸ってる若い女性」「あ〜!よく見るわ!」「なんか卑怯ですよね」「堂々と吸えばいいのに」
骨上げ。向こうから機会が運ぶ音がする。耐えられない。目を背けて壁に引き下がった。説明がある。その人の話を聞こうと思って顔を見ると、祖父のお骨が目に入った。無理。逃げ出して外で存分泣いたが、これはやらねばならん。おじいちゃんも本望ではないだろう。ある程度落ち着いた。元に戻った。骨箱を抱えたさっきのおじちゃん、「ほれ」完全に試されている。立ち向かおうと思った。おじいちゃんの顎の骨の右側をなんとか取り、入れた。壁に向かって泣いていると、おっちゃんが背中を叩いてくれた。優しいボディコンタクト。あれがなかったら、自分はもう立ち直れなかっただろう。
親族の直来。席順がアウトだった。向かいに祖母。斜め向かいに弟、隣に叔母の配偶者。彼や弟と話しているときは、苦しくなかった。弟は後ろから声が聞こえたらしく、ギャルソンとして働き出したので、真似てとりあえず。未来に向ける光を見たように思う。挟まれる祖母の無駄口、思い出話、さっきも言うたやん、で最終的に、「あんた食べんのな?あんた食べんのな?」この役割は弟が担ってくれた。途中で異常を察した母が「持って帰るので」と包んでくれた。そこで祖母が、「物足りんな!うどんでも食べたくなるわ!」糸が切れる。立ち上がって親族の控室に足取りもおぼつかず帰り、水を飲んで倒れそうなところを背中で柱に寄りかかったのは記憶している。そのあとは完全にギャルソンに徹した。席に戻れば……と感じた。
見送り、なぜか親族はパニック。というか、祖母の血をダイレクトに引いている人たちが大揉め。関わったら壊れる。だから、早く帰りたいだろう人たちのドアマン、ポーターとして立ち働いた。その場所が貸し出す傘の場所を把握しているのは俺だけで、木偶の坊なので雨風を防ぐにはもってこいだ。帰るまでが遠足。帰るまでが葬儀。見送ったあと、祖母に話をされた時点で、おそらく人生で一番危険な焦点発作があった。見える聞こえる把握はできるが、動かない。少しだけプルプルしている。話の隙間で深呼吸して、離脱。その後、なぜか父が、「この鍵が潜戸の鍵。行けるか?」と。拒否したところでまたパニックだろう。叔母方の年嵩とおばあちゃんが同情する車で帰ることになった。話の流れで、「えっ、だって私ら帰っても鍵はにいちゃんしか持ってないやろ?潜だって鍵かかっとるし」「これ受け取ってまーす」と鍵束を見せる。永遠のような10秒間の沈黙が、どうしても笑ってしまいそうになって良くなかった。
で、まあ帰宅したものの、真っ暗で鍵の種類がわかるのは父のみ。明かりをつけても何が何やら。普通に礼服で鍵を探しながら試して回る、という、夜盗みたいな働きをして、必要な鍵は開けた。自分はともかく着替えと服薬をしなければ無理。処方薬を飲んでいるところを見られようものなら、またおばあちゃんの詰問に合う。口に含んだまま、水道水の出る蛇口に向かう。「あんたな。夜に明かりつけて網戸にしたらいかんのよ」知るか!緊急事態だ!黙ったまま食器棚からコップを出して水で飲み下す。危なかった。あの場で自分が倒れたらマジでやばかった。ちょっと効いてきたのでせにゃいかんことをしようとしたんだが、お呼び出ないらしい。仏間のパニックを感じながら、叔母方のおっちゃんが絶対にまだ上がらない、との意思表示をしたので、ここは、と思い、靴を脱いで上がる。「これはここ!これはこれでいい!これは日にちが明けてから!とりあえず帰らせ!」と仕切って、「仏間できました。どうぞ」でおっちゃんおばちゃんもう帰らなやってられん状態。見送ろうと玄関について行った。母の「あれはどこ?」攻撃。「ありました!ご安心しておかえりください!」見送りで礼をしたが、90度だった。無意識なのにね。気持ちが出るね。
そこから自分たちのサルベージ。呑気に「あんたら泊まっていかんのな?」「ばあちゃんな、うちはうちでやることがあるんや」と挨拶もせずに帰る。あとから聞けば、母に「大丈夫な?」と聞いてたらしい。大丈夫なわけあるか!お前の不可知領域かつ被差別領域に踏み込んでるんだからほんとのことなんて言えるか!ババアに申し伝えたら、きっと座敷牢の世界なので、両親のそこの理性には感謝したい。
帰りながらうだうだ。珍しく母が飲まないとやってらんないね、状態だったので、缶ビールを美味しく注ぐ方法を実践して、本当の直来。
ここからは結構スピリチュアルなのに事実として観測されている事象を改めて結び直した話になるので、またの機会に。
Adeu!
3 notes · View notes
onishihitsuji84 · 4 months
Text
5
 五月のとある晴れの日のこと。 「大西さん、カードをお忘れです」  電話で彼はそう教えてくれた。声には親切な響きがあった。  僕は「すいませんまた」と言って、ちょっと笑いながら戻っていった。さっきのぼったばかりの階段を下り、その本屋を訪ねた。大学の書籍部だ。自動ドアを通り、僕にしてはめずらしくちぢこまって歩いていく。カウンターの向こうに立つ書籍部の彼が僕を見つけて、はにかむ。穏やかに「どうもすいません」と言う。僕も駆け寄っていって「いえいえ。すいません。電話ありがとうございます」と言う。ああ。ありがとうございます。カードを受け取る。  去りぎわに「すいません」と声がかかる。  びくっと震えて、それから振り返る。  彼がA6サイズのちらしを手に微笑んでいる。 「大西さんはたくさん本を読まれています。もしよろしければどうでしょう?」  そこには”読書感想文”を誘う文句がプリントされていた。
***
 きょう、天気は晴れだ。  きのうは嵐だった。台風一号と呼ばれる風、雲、流れの塊が日本の広域を襲った。  雨がひどく降った。あんまりにも激しいので外に出るのがためらわれた。雨がアスファルトを打ち鳴らし轟音が立っていた。うち返すしぶきでなにもかも白に染まった。  で、きょうの天気は晴れだ。  素敵な光だ。のんびりコメダの豆を食べているとカケスがおりてきて「ちょっとちょうだい」とねだってきた。こつこつ跳ねては首をかしげるカケスは可愛すぎた。さすがにあげたね。
 きょうの日記はのどかに書こうかな。そう思っている。  "5"というタイトルはJJケイルのアルバムを意味している。  言うまでもないけど、いいアルバムだ。これも有名だけど、「ボイリン・ポット」もだいぶ好き。
youtube
***
 最初は「遠慮しておこう」と思った。僕は多読じゃないから。  けど、渡されたのは嬉しかった。 「大西さんはよく読まれらっしゃるから」  その響きに、はじめはどぎまぎしていたけれど、けっきょくにやにやしてしまった。言われて嬉しかった。  そして、やはりというのかな。読書感想文は僕を苦しめた。  つまづく原因はいろいろあった。本名が必要とか短篇ひとつだけじゃなく一冊とか。いちばん苦しんだのは字数だった。そこでは250字までしか書けなかった。  250字! 原稿用紙一枚に満たない器は、つらかった。いったいそれで何が言えるというんだろう。ペンを回しながらそう思った。ためしに「おもしろかった。」と書いてみた。  ハッと気づいたときには六百字書いていた。削っても400字なので泣きながら全部消した。くやしくなった僕はもう一度問うた。250字でいったい何が言える?  それでも書いてみた。『喋る馬』、『スクラップ・アンド・ビルド』、『言葉と歩く日記』について。ときには一時間もかけて熱心に入れ込むこともあった。 「大西さんは成長性がない。あたらしいところに参加すべきよ」  そう言われたのをひきづっていたのだ。
Tumblr media
***
 それにしてもカケスは可愛かった。人なれしているのかすごく近くまできた。ぼうっとコーヒーを飲んでる僕の足元を跳ねて、くりくりと目を漂わせてうかがっていた。写真がなくてごめんなさい。
 きのう、図書館で賢人と会った。男だ。丸い頭にどっしりとした体躯をしていた。  賢人は中国文学、とりわけ『三国志演義』の研究をしているらしかった。座る彼の隣に立て看板があってそこにそう書かれていた。���るで商品みたいな扱いだが、実際言葉は僕の気を惹いた。「十分くらいなら」。そう思い僕はちょっと訊ねてみた。
 賢人は賢かった。変な日本語だが、そうなのだから仕方ない。  僕は「小説を書いている人間に勧められる中国文学はなんですか」ときいただけだったが、話は長いことめぐった。気づくと一時間が過ぎていた。  賢人はけっこう一人で喋った。基本的に僕は「はい」や「そうですね」と相槌をうっていた。  賢人は賢人自身の歴史を紐解きながら中国文学について語った。僕は聞き入っていた。  そして彼と話した内容については、ここに書けなかった。複雑だ、読み物としての面白さと内容の確実性を両立させるのが大変、そもそもそれは僕の言葉ではないといった理由のために。
***
 最近他に何があっただろうか。
 きょうは本当はメイドカフェに行く予定だった。バイト先のNさん、そしてまたべつのNさんが「メイドカフェにいったんです」と話していて気になっていたからだ。しかしなかなかうまいことはいかないものだ。行きたいきもちはあるものの、とりあえずきょうの予定は流れた。
 あと、コークオンを使い始めた。  こんなことを書くとほんとうに日記みたいだ。  コークオンを使ってジョージアのコーヒーを買うようになった。先週スタンプが15個溜まった。僕はタダで170円のアメリカンを飲んだ。どうせ毎日のように飲んでいたので、なかなか嬉しい。
 そして、最近はまあ、それくらいだ。五月、僕はのんびりやってるよ。
 きょうの天気は晴れだ。  というのは話したか。そう。晴れだ。晴れなので、だれかとカフェに行きたい気分だ。こんな日にはエスプレッソがいい。  けど、悲しいかな。残念なことに行けなかった。予定が合わなかった。小学校のころから僕は突然に人を誘うタイプだった。予定という機能を備えず産まれてきた。だから断られることも多々あった。きょうがそうだ。折り合いがつかない。
 だから日記を書いていた。なぐさめに。  だからきょうの日記は穏やかだった。話すように。
そしてエスプレッソはもう空だ(残念なことに)。カケスも満腹になって飛び立っていった(残念なことに)。 「そろそろ出ようか」。僕はあなたにそう言った。そして会計は僕がもち、二人は五月のカフェをあとにした。
 みたいな結びはどうかな?  日記もカフェも、終わらせるのは難しい。  惜しいんだ。
3 notes · View notes
violettranslations · 1 year
Text
New Text on the Hyena (鬣犬新書)
youtube
未だ止め処なく 彷徨える孤独 挙げ句の果てには耄碌 Still, I wander endlessly in solitude, only to find myself senile at the end of it all. 思い出補正グラ 恥じいた行為は裏 躓く雨の中 落ちてる肉を喰らう With the graphics of rosy retrospection, all my most embarrassing deeds are swept under the rug. I stumble in the rain. I devour thinning meat.¹ 息を巻いて笑うのさ「たかが」 舌を噛んでは吐くな「まだだ」 映画のような 付箋じゃないか 二足と三文で 変えられる今世 I seethe with rage and then laugh, "that's all, huh?" I bite my tongue and then spit, "not yet!" This is the kind of tacked-on bit you'd see in a movie. Changing this world costs next to nothing.² 状態異常さ 解体新書に記されていないもんで 挑め 周章狼狽 恥なき大人は世のお飾り 死に損ないの 怠惰に終わり告げられてしまうな 動け 飲まれる夜を 恨み妬み嫉み 歩に宿り 暗がる前線を制圧 This situation is abnormal. After all, it isn't recorded in the New Text on Anatomy. Confront it! All these flustered, shameless adults are just ornamentation on this world. They've merely escaped death. Don't let your attitude signal the end. Move! I resent the all-encompassing night, I envy it, covet it, imbue it in my stride, and dominate the darkening front lines. おいでませ地獄 お迎えの時刻 限られた術は二択 当たり前なら A 保険ならばさ B 捻くれ者にくれよ縁 Welcome, come right into Hell! Your time has come! You have two choices. To proceed as normal, pick Option A. If you're insured, pick Option B. C'mon, fate, give me someone with some backbone! 今は死んで下げんのさ頭 下を向いて見据えるは高台 鈍感さは 凡人性 愉快な嘲笑も アイデアの創造 Now, my head's dying down. My gaze lowered, I fix my eyes on the high ground. Most people are total dullards, you see. Even that pleasant derision is an idea's creation. 独壇場のルートを糧に血眼に探した 砕け 天手古舞 高鳴る鼓動は無理もない 生きる程に I searched frantically for sustenance on this route I dominate unchallenged. Break it apart! I'm swept up in a flurry of activity. It's no wonder my heart pounds harder the more I live. 気取った態度選べるの? 潤った財に嘲るよ わからないや 恐くなるな 僕達もいつかはなんのかな? Can I choose an attitude to affect? I scoff at the riches I've cultivated. I just don't know. I'm getting scared. What will we become if we keep heading down this path? 鬣犬満たされんな 此処でない何処かへ向かおうよ 最低な夜を知ってるから The hyena isn't satisfied. How about we head towards anywhere that isn't here? Because I know this'll turn out to be the worst kind of night. 解体新書に記されていないもんで 挑め 周章狼狽 恥なき事は誇りじゃない 死に損ないの怠惰に終わり告げられてしまうな 動け飲まれる夜を 恨み妬み嫉み 歩に宿り 暗がる前線を くたばっていくまで After all, it isn't recorded in the New Text on Anatomy. Confront it! None of that flustered, shameless nonsense is worth being proud of. You've merely escaped death. Don't let your attitude signal the end. Move! I resent the all-encompassing night, I envy it, covet it, imbue it in my stride, until I drop dead on the darkening front lines. ¹ 肉 is rarely pronounced しし, so I suspect the most common understanding of this line before looking at the lyrics would be 落ちてる肉を喰らう as "I devour the fallen lion." ² 二足三文 is an expression (usually written 二束三文) meaning "for dirt cheap" though here it's written 二足と三文で which is literally "with my two feet and three coins"
9 notes · View notes
kennak · 5 months
Quote
彼の家族は、父親が亡くなったときに閉店した元オートバイ店の隣の地下の家に住んでいました。 私の家から彼の家までは、鹿がたくさんいる美しい森の中を歩いて1時間かかりました。 貨物列車が目の前をゆっくりと通過していくのを、私は頻繁に家の視界に入り込み、列車が通過するまで木の切り株に座っていました。 以前のオートバイ店には、石鹸で汚れた窓の前にドクターペッパーの機械があり、私は鍵を持っていて、彼の母親がたくさんの仕事の1つをしている間、私たちは外泊のときにこっそり店を探索するために忍び込みました。 彼女はチェーンスモーカーでめったに話さず、ビデオゲームをレンタルするために私たちを地元のビデオ店まで車で連れて行ってくれたとき、よく一本のタバコに燃えているチェリーで火をつけていました。 マークの兄もその家に住んでいたが、部屋から出ることはほとんどなかった。 ほとんどの場合、タバコの煙が充満した家の中でジャーマン・シェパードがゼーゼーと咳き込む中、私たち二人が監視されずに飛び跳ねたり、古い映画を観たり、ソーダを飲みすぎたりしていました。 このような家族は、福音派キリスト教徒のターゲットになることがよくあり、福音派キリスト教徒は、仕事中に子供たちを楽しませることができる青少年グループのオファ���で家族を誘い込もうとすることがよくありました。 ある時点で、青年牧師の一人がマークの母親に、私たち二人を彼の教会に行かせるよう説得しました。 ブロックバスターの代わりに、私たちはトウモロコシ畑に囲まれた暗い田舎道にある、十字と頭上にブンブンと光る照明がついた、匿名の鉄骨倉庫の前で降ろされました。 父親と母親がバイカー文化に深く関わっていたため、マークは宗教にあまり触れていませんでした。 私はすでにこの種の場所を以前に見たことがあり、次に何が起こるかを恐れていました。 私たちが中に入ると、「マイケル牧師」を紹介されました。彼はサンタクロースが極端なダイエットをして連続殺人犯の眼鏡を買ったかのように見えました。 マークは飛び上がって質問を始めたが、私は距離を置いた。 その前年、私は古い駅の修復にボランティア活動をしていた。それには、駅をホームレスの避難所に変えようとする原理主義キリスト教会の「監督」のもと、大勢の若者が参加した。 私たちは鉱山に隣接するこの小さな町の中学校の床で寝て、日中はペンキを剥がしたり床を研磨したりして過ごし、夜は性の悪さやアメリカがどのように「文化戦争」に陥っているかについて講義を受けました。 今にして思えば、児童労働として鉛塗料を除去する際にもっと保護具が必要だったような気がしますが、それは神次第だったのでしょう。 起立させられ、結婚するまではセックスしないと約束させられた長いセッションの後、割り当てられた教室に戻る途中で私が冗談を言ったところ、すぐにグループの先輩の男の子に詰め寄られました。 。 彼は軍隊風の髪型をしていて、星が見えるほど私をロッカーに叩きつけました。 私は毎週日曜日にカトリック学校とミサに通い、水曜の夜はカトリック教徒のための日曜学校のようなCCD(キリスト教教義連盟)に通って育ちました。 これらすべては、私がかなり確立された「クリスチャン」資格を持っていることを意味していました。 この少年は、私が悪影響を及ぼしている偽クリスチャンだと思っていること、鍵のかかった教室で毎晩彼や彼の友達と二人きりになるから気をつけるべきだと言いました。 この経験により、私はこれら福音派カルトに対して極度の警戒心を抱くようになり、教室の床で寝袋に静かに横になり、明らかに忘れ去られた回し車で走るハムスターの音を聞いていた。 この世界に詳しくない方に、少し背景を説明させてください。 私のカトリック教育は、聖なる人物との全く異なる関係を示しました。 神が直接語った人はほとんどなく、ほとんどが聖人でした。 自分は神との幻視や直接会話に値するような人間であると信じる罠に陥ってはいけない、という多くの警告を受けて育ちました。 これは神の介入というよりは精神疾患である可能性が高いと、やんわりと示唆されました。 彼はあなたの心に入り込み、あなたの行動を変え、あなたに平安を与えますが、あなたはチャットが正当化されるような稀な個人の階層に属していません。 したがって、私にとって、 神と直接会話 できると主張する福音派は異端であり、ランダムな「牧師」が自分たちが聖人であると主張するのと同じで、ひどい冒涜でした。 会衆が列を作り始め、その後に起こったのは、私の人生の中で最も非現実的な2時間の1つでした。 私の知り合い、図書館で働く女性、地元の郵便局員などが、自分たちの健康問題をサタンのせいにして叫び、手を振り始めた。 それからある時点で、怖いサンタクロースは震え始め、発作を起こしているように見えました。 彼は大声でせせらぎをし始め、部屋中を動き回っていました。そして、 このせせらぎに何か意味があるふりをして 、自分たちでそれをする人がどんどん増えているのを私は見つめました。 明るい光と大音量の音楽が、これらの普通の人々を狂気に陥れたようでした。 携帯電話のないこの時代、この状況を放置するために私にできることはあまりありませんでした。 私はマークがこれらの人々が神の声を伝えていると確信するのを待って見ていました。 「すごいですね、本当に何かを感じました。部屋にはエネルギーがありました!」 私がドアから目を離さないと、彼は私にささやきました。 青年牧師の一人が、私の中に霊が動いているのを感じましたか、参加したいという衝動を抑えるべきではないと尋ねました。私は大丈夫だとつぶやき、トイレに行かなければならないと言い、それから個室で待つまで待ちました。サービスはほぼ 2 時間後に終了しました。 他の子供たちと話していて、彼らがこれを信じているという現実が頭から離れませんでした。 「それは神の言葉であり、聖霊が私たちを通して語っておられることを理解できるのは、選ばれた少数の人だけです。」 その言葉は非常に強力で、牧師が教会の選ばれた会員に預言を明らかにし、彼らの経済的投資を支援することができました。 これは致命的な重大な仕事であり、これらの普通の人々は完全に信じており、時々 ある種の 言葉のように聞こえるこのナンセンスなおしゃべりは、文字通り神が彼らを通して話していると確信していました。 私は、普通の理性的な人々は決してそのようなナンセンスなことを信じないだろうと確信して帰りました。 これらの人々はだまされやすいので、一度この死んだ町から出てしまえば、このレベルの妄想にさらされる必要は決してなくなるでしょう。 それで、数年後、私がサンフランシスコの巨大な会議場に座って、Google の CEO が聴衆に AI がどのような未来になるかを説明しているときの私の驚きを想像してみてください。 ランダムな単語をつなぎ合わせたこのシステムは、群衆の中の私たち全員を置き換え、地球温暖化を解決し、あらゆる仕事を変えることになるでしょう。 これには、健康保険を失うことに興奮しているよう��ったグループから万雷の拍手が送られた。 これらすべては、テクノ音楽と明るい照明、そしてより多額の予算を投じた教会の礼拝によって始まりました。 私が行った会議はどこも、スタッフをこの神聖なテキスト ジェネレーターに置き換える可能性について有頂天になっている人々でいっぱいでした。 会議のために元の Google キャンパスまで私と Uber をシェアしたフランスのベンチャー キャピタリストは、興奮で息が上がりそうになっていました。 「間もなく、スタートアップを立ち上げるのにプログラマーさえ必要なくなるかもしれません。ただ、創業者とそのアイデアが、夢見る限り早く市場に投入されるだけです。」 彼をLLMに置き換えることができる可能性が高いとコメントしたくなりましたが、それは意地悪だと感じました。 まだ人間が運転しているテスラに私たちが座っているとき、「それは世界を変えるだろう」と彼はつぶやいた。 私の人生の中で、信心深い人たちから、私のコミュニティ、つまり無宗教のテクノロジー愛好家がテクノロジーを宗教の代わりに利用しているのではないかとよく言われてきました。 私たちは神や聖人という空想的な概念を拒否し、それを未来の妄想的な考えに置き換えるだけです。 自動運転車は、その問題が実際には難しすぎることが明らかになり、私たちが静かにそれについて話すのをやめるまでは避けられませんでした。 火星に植民地を設立するということは、たとえそれが私たちの能力の10倍を超えているとしても、あたかも「すぐに」であるかのように議論されることがよくあります。私たちは紙幣をデジタル通貨に置き換えようと試み、そして管理しました地球の破壊を加速する世界的なネズミ講を創設するために。 通常、私はこのロジックを拒否します。 テクノロジーは、多くの欠点がある一方で、実際に利益をもたらす多くのものを生み出しますが、これは宗教が主張できることではありません。 しかし、AIの力に対するこの盲目的な信仰を数か月聞いた後、私が今聞いていることと、礼拝後に信者が私に言ったことを比較すると、不気味なほど似ていました。 これは単なる集団妄想であり、新しいアイデアがないにもかかわらず、依然として 1 兆ドルの価値があると信じ込ませようとしているテクノロジー企業による必死の試みなのでしょうか? ここに何かありますか?
AIは異言を話す
2 notes · View notes
myonbl · 3 months
Text
2024年6月28日(金)
Tumblr media
6月末は<夏越の祓>、神社には<茅の輪>が用意され(画像は火曜日にツレアイが撮影した吉祥院天満宮)、和菓子店では<水無月>を販売する。今日で前期も3/4が終了、溜まったケガレを祓おうと歯科の帰りに京都ポルタで水無月を買って帰った。このお店は<みな月>と表記して���るが、説明には<京都では、夏越の祓いに一年の残り半分の無病息災を願って水無月を食べる風習があります>と一般的な書き方をしている。夕飯後にいただいたが、歯の痛みがなくなったので安心して噛めるのが有り難い。
Tumblr media
5時15分起床。
朝のあれこれ。
ツレアイが起きて、洗濯開始。
Tumblr media
今朝の朝食はうどん。
珈琲を煎れ、洗濯物を干す。
今日は弁当無し。
可燃ゴミ、10L*1&30L*1。
厳しい雨の中、一人で出勤する。
Tumblr media
ワイパーフル回転、いつもより大分時間がかかった。
金曜日は2限・3限<スタディスキルズ(栄養学科)>、今日はO姉のクラスと合同発表会。各自が作成した論文型レポートをスライドを使って発表するのだが、O姉のクラスに比して私の担当クラスは酷いものが多い。もっとも細かく指導せずに、他の発表を見て反省を促すという教育効果を狙ったのである。とは言え、その効果はほとんど期待出来ないだろう・・・。
Tumblr media
昼休み、同じフロアのH姉が大津で開催中の展覧会の葉書を持ってきてくれた。O姉は興味深そうに見入っていたが、当方は予定あり。
Tumblr media
帰路は順調、O姉を東寺で降ろして帰宅する。
西大路七条からバスで四条まで、阪急電車で河原町、西村歯科には予約の16時15分ぴったりに到着した。すぐに呼ばれて抜歯後の状況をチェック、うがい薬を処方していただく(¥440)。
地下鉄四条駅から京都駅、南北自由通路沿いの土産コーナーで水無月を購入する(¥810)。
帰宅は17時20分、ココを病院で受診しているツレアイから連絡、血液検査の結果は前回よりも良好、爪も切って頂いたとのこと。
Tumblr media
四人揃って夕飯、ツレアイが用意してくれた焼きビーフン、息子たちはスパークリングワイン、私は3日ぶりの飲酒、純米酒を冷やしていただくが腹に染みる。
枝雀大全の特典映像、今夜は「蛇含草」、夏の噺で良いときに聴けた。
水無月をいただいてから、歯磨きと嗽。
お酒が効いて、風呂の順番を待つ間に寝入ってしまった。
Tumblr media
辛うじて3つのリング完成、歩数は9,979歩。
3 notes · View notes
kokoro-m · 5 months
Text
脈打つ楽園
窓枠から揺らぐ桜の枝も、明日には新緑に飲み込まれそうだ。そういえばここ最近の私の心は綺麗なものに反応しづらい日々が続いていたと思う。晴れの日にカーテンを開けると世界が広がる気がしたし、少し雑にひいてしまったコーヒー豆から苦味を感じた時でも満足していたし、少し開けた窓から春一番が吹き込めば、髪の間に隠れた前髪が目に入ってだるがったり、それさえ日常のきらめきの一粒に、感じていた。
限りなく思い出せる出来事として、喜びに溢れていたはずの、ぱりんと割れた器があって、肌に刺さるほど大きな破片はないから散らばったまま放っておいたのであった。掻き集めてしまえば自分が必死になって過去に浸るような馬鹿な羽目にあうので、毎日思い切り踏んづけて、粉々にする。胸を張るように歩いても曇天の日が多いとあからさまに気分は下がって、記憶の引っ掛かりである音楽を街中のドラッグストアで聞けば瞬きの回数が多くなった。ことごとく気分が天気に左右されるのは通常であったが、あの冬というのは、幾分長かった気がする。
青々とした芝、本当の芝生は全く青くない。はげて土が見え、何日か前に落ちた赤褐色の枯葉、折れたての小枝に誰かが落としたガムの包装紙。秋に忘れられたどんぐりの頭、裸足の指をくすぐる小さな蟻、どこからか飛んできた灰色の石ころ。大きな幹からぐんぐん伸びた枝や生まれたての葉っぱが影を落として、太陽は数分ごとに位置を変え、私たちはそれから逃げるように、お尻をよじらせ木陰を追いかける。誰かの恩恵を受けたわけではなく、私はいつも芝生の上にいる。小学生の時、近くの公園が養殖中になると近くのブランコで口を尖らせ、早く陽の光の元で寝転びたい気持ちを抑え、スニーカーの先端でゴム床を蹴った。中学生になると、芝生の上で読むものがミステリー小説になった。官能小説も相変わらず読んでいた。高校生、私は一人になりたかった。ブレザーの背中についた細い葉を手で振り落とし、スカートも入念に叩いて、草の匂いが残る裸足で靴下を履いて、窮屈なローファーで電車に乗った。それから今も、私は芝生の上で寝っ転がったり、体育座りをしたり、枝葉から覗く太陽をかざした手のひら越しに見たり、首が痛くなれば、足の甲を走る蟻を応援したりしている。
仲良くなったら変わるよ、好きになったら変わるよ、大人になったら変わるよ、経験したら変わるよ。自分というものが変化するということが大前提で人に教えられると、すごく窮屈な気分になる。好きなものは変わらない、増えるだろうけど。逃げ道だって変わらない。泣く時に来る場所も、聴く曲も、読み返す詩も、変わっていないのに。手の届かないところで美化され、日記の彩りとして消費され、全部同じになんてなれない。あくまで共通のものが私と貴方と誰かに存在して、分かり合える喜びが胸を満たすけれど、貴方や誰かが存在する以前から私はずっとここに居たはずだ。貴方のせいで変わったわけじゃ無い。貴方や誰かを通り過ぎた私が、覚えたての感情を抱いても、知らせたりなんてしない。私の全ては、貴方や誰かに、関係がない。もう居なくなったなら。
一定の冷たさが占めていた、細々とした砂利の音と唸る波の音が聞こえた真夜中の海に似ている。目を覚ませば春風が部屋の観葉植物を力強く揺らす季節になっていた。眠りかけていた機微ごと叩き起こされるも、自分のいる場所は変わっていない。薄く開けた唇の隙間から、生温かい陽気を味わう。次に瞳を閉じた時には安らぎが欲しい。深い眠りと呼吸に身を任せて。
6 notes · View notes
tokyomariegold · 3 months
Text
2024/1/9〜
Tumblr media
1月9日 身体の全ての感覚がなくなってしまい心が塞がる寒さを思い出した一日だった。
職場は今日からお仕事始めの方も多く、いよいよ日常が戻ってきて、なんかもう少し安心している。 友人から受け取ったメッセージを開くと、年賀状が連盟で新鮮だったこと(わたしの友人同士が結婚した)と悲しいけれど仕事始めで職場にいることでなんとか取り戻したところがある、という内容で、すごくわかるな、と今日一日時々思い返していた。
Tumblr media
お昼休みに清里フォトポートフォリオの申し込みをしようとして、応募受付日の前日から登録だけはできるはずなのにフォームを見つけられず、日にちを確認すると1月10日から。そして今日はまだ1月8日!まだ1月一桁代なんて信じられない。今年も長くなりそう。
他の職員さん同士で、某スーパーのピーターラビットグッズプレゼントキャンペーンのことを話していた。私が毎日行くスーパーでもそのキャンペーンを実施していて、ぬいぐるみがかわいい!と気になりつつポイントを貯めるまめなことはできずもう何ヶ月も経ってしまっている。 職員さんの娘さんが欲しがっていて、半分ポイント、半分お年玉で手に入れる作戦を立てているとのこと。
昨日の夜、久しぶりに少し落ち着いてインターネットをできたきがしていて、やっぱり水野しずのnoteで真顔に戻れた。 あと新所沢PARCOが来月末で閉店することを初めて知った!閉店間際に行く予定を立てたい。
今週末は2日連続で始発出勤。これを乗り越えたらお休みしたり、写真のことをしたいので、なんとか乗り越えられます様に。
Tumblr media
1月10日 昨晩は疲れすぎてたくさん飲み物を飲んでしまった。なるべく熱々にして飲みたくて、でも身体がエネルギーを欲しすぎて速飲みしようとして、たくさん舌を火傷して痛い。 高校の時の部活の悪夢を見てしまって、本当起きてからも辛かった。さわりしか知らない曲を一曲指揮しないといけないという悪夢。かつてこれが現実だった時間もあったのか、と思うと今がとてもましに思えてしまう。
Tumblr media
東京出張でへとへとになって、でも移動中の電車で清里ヤングポートフォリオの登録を済ませる。あまりこのコンペのことをよくわかっていなかったので応募要項を読み直して、写真のプリントにこだわったことがあまりなかったし、今もそこまでこだわりきれないところがあるので、別これに応募しなくても良いのかな、と思えてきた。 でも、中途半端ながらもやるだけやってみるんだと思う。
どう乗換案内を調べても2時間以上かかる移動に、日記の文字起こしもし始めたけれど、へとへとが相まって文字を打てないくらいうとうとして寝てしまった。 職場で2時間ちょっとだけお仕事をした。
一期下の方から年賀状のお返事を手渡しでいただき嬉しい!満月を見ると私も月を見ているかな〜と思う様になった、と書いてくれていた。 給湯室で会った二期下の方と、結婚ブーム(ラッシュ)のことや、結婚式に行きたくない!という彼女の主張を聞いて、一昨日あった友人から結婚式のエピソードを聞いて、他人の結婚式は8割はおめでとうおめでとうおめでとう!という気持ちだけれど、2割くらいは、目の当たりにするちょっとした演劇にどこまで苦しくなく目の当たれるか心配な気持ちを抱えてしまう話をしたことを思い出す。
今週末にできない生活のこと、少しでも済ませて置けます様に。
Tumblr media
1月11日 午後から都内はイベント的出張があり、午前中はお休みをとって、この週末にできないお掃除などを済ませて家を出た。 今日はこの冬一番の寒さの様だったけれど、いつもの職場の朝より寒いことはなくて、東京って暖かいと思った。泣かないで耐えられる寒さ。
午後からの予定が以前の職場に程近かったため、新年のご挨拶も兼ねて、お世話になっていた職員さんへ連絡をとり顔を出してきた。 今の自分の状況的に自ら人に会いに行くなんてしない方がよいかな、と思いながら直前に連絡を取ってみて、お会いできることになって緊張しながらちゃんと楽しみでもあった。
Tumblr media
手土産に渡してみたかったふくろうサブレを新橋の小川軒で購入。 初めて行ったけれど、近江屋のようなクラシカルな雰囲気と素朴で多福感のあるお菓子屋たちがとてもよかった。
その後は年末に前を通りかかって気になっていた、法務省の展示室の見学へ行った。
日比谷公園を歩いていたら、ふと日比谷図書館で石川竜一のエベレスト等の登山の写真展が開催されているのを見つけて入ってみる。 登山途中の記録の写真が良かった。あまり石川竜一の写真を見たことがなかったけれど、日比谷公園を撮った写真もなんだか良くて、こんなに死にそうになりながら高い山を登らなくも良い写真を撮る方なんだな、と思った。あとどのくらいレベルの山から登山記を作ったりするんだろ。
法務省の赤レンガの建物に入る扉がとても重かった。 税関と同じ様な重厚感のある階段空間や、近代建築の装飾が施された天井などを見学できて、ライブラリーでは法や謄本の制度ができるまでの歴史等が展示されている。 ゆるキャラはホウリスくん(リス)とホゴちゃんとサラちゃん(ペンギン)とサイバンインコ(インコ)だった。どこにでもゆるキャラっているんですね。 弁護官と検察官と裁判官の昔の法廷の制服が可愛い感じ。それぞれ肩から背中にかけて異なる刺繍か入ったマント。
Tumblr media
東京のオフィス街のランチタイムを抜けて、以前の職場へ向かう。 毎日乗っていたエレベーターで、もうフロア案内を見ないと何階かわからなくなっていた。 お忙しい中でもみなさん挨拶してくださって、少しおしゃべりをさせてもらって、単純な感じでお仕事がんばろうな、という気持ちになった。いつか一緒にお仕事できれば、と思いつつ、もう綺麗な思い出のままそんなことはしない方がいいのかもしれない。
午後からの予定のため上野公園まで歩く。 不忍の周りにいた鳥が、いつかの九州旅行の途中に乗ったフェリーの上でカッパえびせんをあげた鳥の種類と同じだと気付いた。
用事が終わり、上野駅の高架のペデストリアンデッキから東京の夜は明るいし、明るいだけでも寒さが和らぐ気持ちで年末年始に眠っていたまちが動いている様子を眺めながら歩いて帰宅。
今日は充実した非日常的平日を送れた気がする。 長い一日でした。
Tumblr media
1月12日 昨日お会いできなかった前職の職員さんからメールが届き、今日もそのおかげでモチベーションを何とか保っていた。 でも心の中は明日からの入試業務の悲しさと不安しかなく、今もとても明日始発に間に合う様に起き上がれる自信がない中へとへとに帰宅している。
ふと思った、インターネットで決定的なお別れをしたことがない事、去年わたしがインターネットでさっぱり消えられなかった事について少しだけ文字にしてみたくなり、もうInstagramで誰も長い文章を読まないことは知っているのに、長い長い言葉と一枚の写真を置いてみた。 久しぶりにインターネットで息をして気持ちになった。 今はこの8年くらいにインターネットを通して出会ってくれた方々にお礼を言える様な誕生日を迎えたいと思って、そんな利己的な気持ちのない誕生日を望んでいる私はもうすぐ死んじゃったりするのかもしれない。
今日はお昼休みに赤い梅が咲いているのを確認できた。
Tumblr media
3 notes · View notes
weavejapan · 5 months
Text
Acle / yubiori split album "under a cloud" interview
2024/2/15(木) 20:00~ 横浜某所
Acleからは、カイセイと、リョウスケ。yubioriからはジミーとハセコーの各バンド2名ずつに集まってもらい、個人的に気になっている部分を中心に、これまでの各バンドの歴史や、どういった感覚でバンド活動を行っているのか。
そういったバンドの内面や、メンバーのキャラクターが伝わるような記事に出来ればと思いインタビューを行いました!
2バンドでの全12公演の長いツアーになるので、インタビューを読んでもらい各地での公演がより一層盛り上がればと考えています。
スプリットアルバム"under a cloud"のfurther platonicsからのリリースに関しては小高も一枚噛んでいる為、僭越ながらインタビュアーとして登壇しています!
初めてのインタビューということで、加減がわからず、超大作になっていますので最後までよろしくお願いします。
youtube
●バンド結成の経緯
小高  : yubioriからバンド結成の経緯を教えてもらえますか。
ジミー : 大学は、神奈川大学っていうところでサークルに入っていて、もともとやってたエターナル17才ってバンドがあったんですが、それが全然穿つが上がらなくて。友達とかは遊びに来てくれるけど、もう全然誰からも見向きもされないし。
基本無視されてたから、何とかなんねーかなと思っていたら、バイト先の後輩だった長谷川(ハセコー)が、いつだったかバイト終わりに "ジミーさん俺とバンドやらなかったら死ぬ時、後悔しますよ。"って言ってきて。
そうだなーと思いつつ、いつかはやりたいなと思っていたんです。
Tumblr media
小高 : バイト先ってあのサンクス※?
※小高が当時勤務していた事業所の最寄りのサンクス。ジミーがバイトしており当時面識はなかった為、声をかけることはなかったがエターナル17歳のやつだとは思っていた。言われてみればハセコーっぽいやつを見た気がしなくもない。
ジミー : そうです。そうです。
小高 : サークルも一緒だし、バイト先も一緒って、ジミーをすごく慕ってたってこと?
ハセコー : 別に慕ってた先輩ではなく、バイト先に無理やり入れさせられた感じです。サークルは新歓で、And Protectorのコピバンをやってて、入ろうと思った。
その後もbachoのコピバンとかやってたりして。
ジミー : 俺、大学生の時ずっとbachoのパーカー着てて。あのbacho FROM LOCAL TO WORLDって書いてあるやつ。APとか、三島で一緒にやれるし、まだ公開されてないけどbachoとも対バン決まってて。
出会いや、仲良くなるきっかけになったバンドと一緒にできるようになってきて。
小高 : 熱いね。
Tumblr media
ジミー : で、大学1年くらいから、大学の友達が高校時代にやってたバンドでギターを弾いてた阿左美と仲良くなっていて。
お互いのバンド観に行ったり、自分のバンドをサポートしてもらったり。趣味も合ったので、阿左美とも一緒にやりたいと思っていたんです。
俺の中で、バンドは4人だったんだけど、一緒にやりたいギターが2人いるからどうしようか悩んでいて。SUMMERMANとかrem time rem timeも5人で、かっこいいバンドがいるからと思って、やるしかねえと。
最初スタジオに、俺、ハセコー、阿左美、堀田(kurayamisaka)、はっせ(ジミーの友達)の5人でオリーブ※ に入って。阿左美が作ってきたデモをコピーしたりして、楽しいねとか言って遊んでた。
これがやりたくてやったとか、特に何の野望もなく、こいつとバンドやりたいからで始まった感じです。
※ASPARAGUS, MONOEYESのDrums一瀬さんが経営する横浜天王町にあるスタジオStudio Olive。
小高 : それがいつくらい?
ジミー : yubioriやろう。ってなったのが2019年ですかね。
小高 : Acleの結成はどんな感じですか?
カイセイ : 大学1年の時に軽音部の新歓の花見があって、新入生が集められて喋るんですけど俺、マジでコミュ障で。端っこにいたら、サギが絡んできて。
オリジナルやったことある?って聞かれて。あるって言ったら俺めっちゃやりたいんだよね。って感じで組んだ感じです。
最初大学は実家から通ってたんで、その頃からずっと、サギが俺んち泊まれよ。みたいな。
ジミー : 今からすると意外だね。
Tumblr media
カイセイ : で、スタジオ使いたい放題だからほぼ毎日2人でスタジオに入ってて。そんな仲良くなかった先輩をベースで入れて、学祭を目指して活動してました。
バンド名は部活で一番慕ってたハッシー(Runhero, Cityspeak ex.sheep_she) っていう先輩と飲んでた時にお前みたいなどうしょもないやつでも"あくる日"が来るんだよ。みたいなことを言われて。
そこから"アクル"なんですが、ローマ字でAkuruという名前でやってて。サギはダサいって言ってたけど、俺は貫き通そうと思って。
ただ大学2年でその先輩が抜けて、同期でバンド組みたいなと思って。ドラムをやってたヒデキ(元ベース)にノリでお前ベース買っちゃえ。みたな感じでベース買ってもらって。
で、その後に、リキ(元ギター)が入るんですが、音楽詳しいし、先輩とも仲良くてそもそもギターもうまいし、同期の中でもちょっとずば抜けてたんですがなんかのタイミングでリキから、Acleのスタジオ覗きに行きたいみたいな話があって三人の曲作りしてるのを見に来て、即決で入ったんですよね。
ジミー : いいなあ。そんなのなかったなあ。憧れだなあ。
カイセイ : 大学時代にOBの活動とかを見てて、音源出したりしたいなと思って。一応そこまでは在学中に出来たんですけど、その後、サギはやりたいことあって、カナダに行っちゃって。他のメンバーは就職したけど、サギが帰ってくる前に2人からバンド辞めたいと言われてしまい、横浜で一人号泣してました(笑)
大学の後輩入れてみたりしたけど、3か月くらいで辞めちゃって。で、今のメンバー(トウジョウ、リョウスケ)はジミーが繋いでくれたんです。
小高 : ジミーとカイセイはもうその頃から連絡とってたんだね。
ジミー : yubioriを1年くらいやってた頃に、トウジョウに俺の友達にAcleってバンドがいるんだけどスタジオ入ってみない?って聞いたら "え、やります。"って即決で。知ってたのかな。
カイセイ : とりあえず、三人で会うってなって。
渋谷で、ジミーが道玄坂でFog(Cling to The Pastという作品に収録されているAcleの曲)大熱唱しながら"これだよ!これ!お前やるんだ。これ!組め、組め!"とかって言ってw
ジミー : 友達と友達が繋がるの嬉しいと思うタイプなので。
ハセコー : トウジョウっぽいジャンルじゃないけどね。
カイセイ : で、スタジオ入った感じも良かったし、そういうジャンルはこれから教えてあげればいいかなって。
小高 : え、トウジョウはAcleが先なの?
ジミー : そうですね。
yubioriはコロナが始まったくらいの時にはっせ(結成当時のベース)とスタジオ終わりに俺がめっちゃ喧嘩して、抜けちゃって。
Littlesense※ のレコーディングが決まってて、曲も出来てるけど、弾ける人がいなくて。
Acleにプッシュした手前、声かけづらかったけど、トウジョウとカイセイに電話して。とりあえずサポートでやってもらって、リリースが終わってから正式にお願いして入ってもらった感じです。
※横浜のwithout, Kanariの近野と、Haiki, Anorak!の加藤の2人で活動している。@littlesense_jp
2021年にコンピレーションアルバム Bridgeをデジタルリリースした。yubioriはこのアルバムに"ギター"で参加。
小高 : なるほどね。Acleにリョウスケが参加した下りは?
Tumblr media
リョウスケ : ほんとに急な話で、終演後のB.B.Streetに何となく遊びに行ったんです。そしたら、そこにべろんべろんのジミーがいて。"リョウスケさんじゃないっすか!Acleやるんすよね!?"みたいな感じで絡まれて。
ほんとに初耳で、多分これ事故ってるよ。って話したらジミーがどんどん青ざめていって。
ジミー : (笑)
リョウスケ : どうやらカイセイがジミーと萌葉(herveil) の2人にだけ、ベースに俺を誘おうかなって話していたらしく。その、2人しかいない内の1人が、本人に盛大にゲロったので、俺も事実を知り。
当時herveilは動き始めてたので、まずはメンバーに話すべきだと思い、Acleは大学の後輩だし止まってほしくなかったので、手伝うことになると思う。というのを萌葉に言ったら、それ知ってます。って言われて。
その後、満を持してカイセイからすげーかしこまったLINEが来て。 電話いいすかって。カイセイは"あのー。。。" とかって、電話ですごく言葉を選んでいて迷ってる様子だったんですけど、いや、大体知ってるからいいよ。って。
カイセイ : 一気に恥ずかしくなる(笑)
リョウスケ : 当時は俺も複数のバンドをやるっていう事自体が初めてだったから。出来るかわからないし、バンドを止めないように手伝うけど責任は取れないから、サポートで引き続きメンバーは探してほしい。って話をしたんですけど。
でも、まったくメンバー探さないんですよ。で、スタジオに入るんですけど、こいつら変なプライドがあって、身内でもサポートからスタジオ代は絶対に取らないんです。
カイセイ : それは普通でしょ。
リョウスケ : でも、目の前で金の貸し借りするんですよ。
一同 : (爆笑)
ジミー : 後輩達がな(笑)
カイセイ : それは作戦(笑) 作戦だよ。作戦。
リョウスケ : で、スタジオ終わりに、スタジオ代相当の酒をおごり。。
カイセイ : だったら入ったほうがいいんじゃないっていう(笑) 俺とサギの完全な悪ノリが出てて。
リョウスケ : メンバーも全然探さないし、じゃあもうやるよ。って押し負けるようにメンバーになりました。
カイセイ : って感じで今のメンバーが固まったんですが、当時はトウジョウは全然知らないし、リョウスケさんは普通に先輩だしで。
ジミー : 最初どう接していいかみたいな話してたよな(笑)
●メンバーを共有している部分で思う事など
小高 : メンバーを共有していることで感じている良い部分や、気になっている部分はありますか?メンバーが複数のバンドをやるということなどに関しても。
リョウスケ : バンドの規模感的にもyubioriの予定が決まってて、Acleにお誘いが来た時には"もう、その月きついっす。" ってことが結構あって。そこで俺とカイセイは結構悶々としてました。
ジミー : サラリーマンバンドのあれだよね。
カイセイ : 平日は無いようなもんだからね。
小高 : 最近はバンドを複数やってる人って多いし、世代的にもそういうのが当たり前みたいな感覚を持ってるのかなって思ってたんだけど、どう?ハセコーも別でやってる?
ハセコー : エルモア・スコッティーズってのをたまにやってます。
エルモア・スコッティーズ(@ellemoiscotties)さん / X (twitter.com)
小高 : あ、やってるんだ。バンドの比重というか、バランス感的にどうなのかね。曲作るから、ジミーや、カイセイは難しいか。
ジミー : マインド的にやりたいと思った時期もあったけど、ごっちゃになるからなあ。歌いたいことは基本的には一つで、そのが軸にあって。
それがちょっと分かれて、寄り道したりして、いろんな曲があるけど。結局、yubioriの曲を通して聴いたら、言ってることって一個だと思っていて。それを複数のバンドでやるのは無理だなあと。
音楽的にやりたいことはあんまりないから、詩を書く人として言いたいことが一個しかないから、一個しかできないんだなと自分は思いますね。
カイセイ : 俺は、もう一個組もうって話は今してて、Acleは歌詞がもうノンフィクションだから、根本はジミーと変わらないけどフィクションだったら、別のバンドもできるかもとは思っていて、それだったら面白いかなあ。と。
リョウスケ : メインでAcleがあって、ガス抜きって意味でもいいのかも?
ジミー : まあ、俺としてはまずしっかりAcleやれよって思うけどな(笑)
メンバーを共有しているという意味では、規模感的に俺らのほうが先にスケジュール決まっちゃうからそういう面では申し訳ないところはあるかな。
カイセイ : ただ、今回のスプリットに関してツアーが本当に回りやすい。
ジミー : シゲとトウジョウに頑張ってもらう感じで。
リョウスケ : 阿左美もどういうモチベーションでやってるのか聞いてみたいな。
●スプリットを出すことにした経緯
小高 : スプリットを出すことにした経緯を聞きたいんだけどそもそもバンド同士の出会いは、どうだったの?カイセイとジミーは古そうだけど、昔から親交はあった感じ?
ジミー : 関東学院と神大で、BAYSIDE CORD※っていう合同ライブをやっていて一年の時にカイセイとそこでちょっと話して、こういう人がいるんだ。ってなったんですが。
そもそも元Acleのギターのリキと俺の地元が一緒で、お互いに吹奏楽をやっていて顔見知りみたいな感じで。
※関東学院大学軽音楽部、神奈川大学ポピュラー音楽部、桜美林大学フォークソング研究会、東洋大学FFAの4大学が合同で横浜音楽シーンの活性化を目的としライブハウスで行われるイベント。
カイセイ : それもすごいよね。
ジミー : リキが中学の時にやってたバンドに俺は誘われたりしてて。吹奏楽やるからって断ったんだけど。
小高 : 繋がってるね。出会いは大学時代で、今回のスプリットはどちらから、どういうタイミングで話を持ちかけたの?
リョウスケ : それもジミーが持ちかけたんじゃない? 23年の年始? 夏?
ジミー : なんも覚えてない(笑) けど23年はありえないから22年かな?ずっと昔から口約束みたいな感じでカイセイとはスプリット出せたらいいよねって話はしてて。
俺、思ったことをすぐ口に出すから、他の人に話していたのが混同して、わけわからなくなってきて。あれ?Acleとスプリット出す話してたよな!よし、やろうになったんだと思う(笑)
まあ、やりたい気持ちはずっとあったんで。
Twitterにも書いたけど最初にAcleを見た時にすごいなと思ったし、純粋にかっこいいなと思っていて。
これ、Acleが出るべきだろっていうイベントにAcleがいないとかってのも納得できなかったし。
で、yubioriが少しづついい感じになってきた時にフックアップできないかなと思って、大好きなバンドとスプリット出すのは意味があると思って声を掛けました。
メンバーに相談したら、即決。満場一致で決まった感じです。
リョウスケ : くすぶってる俺らに、こうでもしねーとお前らやらねーだろって引っ張り上げてくれた感じ。
ジミー : ただ、この感じを上からとかって勘違いしてもらいたくないのは俺達自身が近野さん(without, Kanari)、加藤さん(Haiki, Anorak!)がLittlesenseでコンピを出すって話の中で一曲録ってくれよ。って言ってくれて録ってなければ、当然今のyubioriの活動も無くて。
そういう誰かからもらったきっかけって、誰かに返すべきで。それをAcleに渡したイメージです。
ホントに全然上からとかじゃなく。ぶっちゃけAcleのが公開後のサブスクは再生されてるんですよ(笑)
フックアップしてやるって気持ちもあるけど、普通にAcleを尊敬しているし、個人的には、あやかりたい部分もある。
小高 : カイセイはそれどう思ってたの?
ジミー : また適当なこと言ってんなって? 
カイセイ : いいの?俺らで。という想いはありましたね。yubioriの知名度も出てきていたし、そんな中で半信半疑で。また言ってるよ。とは思ってた。yubioriすごいなって思ってたので、自分が相手になるのは正直自信がなかった。
まあ、そのおかげでちゃんと動き出せてる部分はあるよ。
ジミー : 確かにレコーディングの時に言ってたよね。俺らからしたら全然そんなことなかったけど。
カイセイ : それを直接言ってくれたのは救いよね。そのおかげでまたちゃんと動き出しているわけだし。
ジミー : 俺の計画どおりにいって良かったなと思った(笑)
リョウスケ : 今回、スプリットの話になって、yubioriのバンド運営を間近で見て俺はメンバー全員の同意を得てからじゃないと動けないけど、ジミーはこうするからね。で動くパワーが凄くてそういうのを目の当たりにして。全然違うなと。
ジミー : それは何かと言ったら、信頼だと思っていて。俺がメンバーのことを信頼してなかったらやるからね。なんて言えないし。
皆が俺のことを信頼してなかったら付いてこないと思うし。そこはそうするしかなくて、そうじゃないとサラリーマン5人の予定なんて合わないよ。
無理させてる部分はあるかもだけど、同じ船に乗ってしまったんだから、すまんけど頼むわ。って。
ハセコー : いやなら辞めるし、バンド辞めないからやってるけど。
ジミー : 結局みんな俺のこと好きだし、バンド好きだから辞めないっしょって。特に長谷川に関しては、こいつだけは付いてくると思ってる(笑)
ハセコー : 皆ゴルフとか、土日のカラオケとかはまりだすけど、全くホントに興味が持てない。
カイセイ : わかるよ。そうなんだよ。他に何してるかわからない。バンドか酒しかない。
ハセコー : 草野球やってる感じと変わらない。
ジミー : それを観に来てくれるお客さんがいるか、どうか。
ハセコー : 草野球をやる感覚でバンドをやってる。草野球チームにファンがいたり、サブスクで聞けるかの違いくらい。Youtube配信を見ている人がいるかとか。
みんな俺らの先輩はオリーブでやっていて、めっちゃ草野球感があって。すげー曲やってんのに、そんなに。そこで完結してる感じで、周りに仲間がいて。
ホント、オリーブの感じを広範囲的に広げていきたい。
ジミー : 良いこと言ったからもういいよ。上がっていいよ。
カイセイ : バイトかよ(笑)
リョウスケ : 東京ドームで草野球やりたい。みたいな?
ジミー : 出来ればそこは横浜スタジアムって言ってほしかったな!
ハセコー : うん。ヤジ飛ばしても、何してもいい。
 ●ツアー初日を終えて
小高 : ツアー初日を終えての感想はどうですか? もっと最初に聞くべきだったけど(笑)
ジミー :  これ乾杯の後にいうやつっすよ(笑)
リョウスケ : とりあえず、もう一回乾杯しましょう。
小高 : じゃあ仕切り直して、どうでしたかツアー初日は。
カイセイ : 俺はねえ。(すごく溜めてから)感動したね。
リョウスケ : あっさくない?(笑)
カイセイ : 初めてあんなにたくさんの人の前でライブをして、やっててよかったなと思ってる。この8年見たら、色々あったけど、やっててよかったなあ。って、ほんと終始楽しくて笑ってたっす。
リョウスケ : (カイセイが)ずっと楽しい顔していたのが俺は結構よかった。
カイセイ : 泣くとかじゃなくて、ほんと楽しくて10代からのこれがやりたかった。が出来た。家帰ってほんとやったんだよなあ。って、寝れなかった。
ハセコー : 昼まで飲んでたから寝れるだろ(笑)
カイセイ : 家帰って、昼くらいから寝てないのよ。
ハセコー : 月曜いけたの?
カイセイ : 行ったよ。
リョウスケ : ライブは土曜で、日曜の昼12時まで打ち上げやってた。
カイセイ : 日曜夜まで寝れなかった(笑)
ハセコー : スゴ。
カイセイ : ジミーとか阿左美がツイッターに書いてたから、俺も寝れないから書いたんだけど、消しちゃった。(笑)
俺、気持ち悪いじゃんって思っちゃって。。。(笑)
ハセコー : 陰王じゃん。
ジミー : 陰キャの王で陰王す。 
Tumblr media
カイセイ : どっか知らないところで、なんか思われたらやだなって(笑)まあ、あのライブでやっぱり、やってくぞとなったっすよね。
yubioriとこう、並んでやっていきたい。正直差はあって、cinema staffとは出来ないけど。並んでやっていきたい。というのは思った。
小高 : yubiori側はどうでした?
ジミー : ああ、また始まってしまったっていう気持ちはあります。ツアーが。何かが、始まってしまった感じ。いい意味でもあるし、しんどさとか、不安もあって。
カイセイ : もう経験してるからね。
ジミー : ライブに関してはカイセイと同じく嬉しくて。ちょっと飛ばしすぎてやらかしかけてました。
リハから舞い上がっていた気はしてて、ライブ前はいつもだけど、不安でイライラもしてた。そんな感じでリハがいい感じにできなくて。
来てくれた人には申し訳ないけど、100点は付けられなかったかもしれない。ほんとお客さんに助けてもらった。
ハセコー : まだいけるというライブだった。
ジミー : 自分のライブとしてはもうちょっとできたかなと。そんなのないんだけどね。それが実力だから。
俺の好きな落合監督の言葉で、もっと出来たとかやれたとかはない。今年の成績が今の実力だ。って。
ライブもレックも同じ。
リョウスケ : yubioriのセトリが、秋燕から鳥籠で終わったよね?珍しく不気味な終わり方するなと思った。
カイセイ : なんでこのセトリにしたの?
ジミー : 悲しみを集めてを最後にやろうと思って直前にハセコーと話してAnorak!のライブ見て決めよう。やばかったらやって、負けを認めて道化です。ってやろうとおもったけど。
自分たちのやりたいことってこういうことだよ。暴れたいだけじゃないんだよ。ってのを出したかったかな。
でも当日の雰囲気みて、Acleがめちゃくちゃになった後にやったらいいかなと思って、ハセコーに相談した。けど今日はいいっす。って。
ハセコー : 俺は意地悪っす。カイセイへの。まあ、そういう終わり方をしてみたかった。大団円的な終わり方は少し飽きてきたっていうか。
お客さんと、カイセイに対しての意地悪。ワーってさせない。トリじゃないから。
リョウスケ : 人ががっつり減るの覚悟していたから、こんなにたくさん残ってくれてるって思ったし数日前に出した曲をみんなが歌ってるってのはやばかったですね。
ホントに演者しかいないところでずっとライブやってきたから。
ハセコー : 人がたくさんいるライブハウスって知らない人がいっぱいいるイメージだったけど顔見て、直接こいつは知らないけど、誰かの知り合いで、誰かの友達の友達。さっきの話だけど草野球の広がりみたいな。
パンパンのライブハウスは、こんな感じなんだな。って思いました。
ジミー : 実はAcleとyubioriは3年前にオリーブで2マンしてるんですよね。圧2※ そん時が、コロナ真っ只中で、店長の福原さんに12人しか入れれないよって言われて。12人って事前に告知してたの���、3人くらいしか取り置き来てなくて。埋められない焦りもありつつ。
※2021/12/18(土)に天王町のStudio Oliveで開催されたyubioriの自主企画 圧倒的鈍る皮膚感覚僕を忘れないでよ状態2(ツー)
小高 : 実際は何人くらい入ったの?
ジミー : 20人いかないくらいですかね。それも思い出しつつ。
リョウスケ : それが全編youtubeに上がってて※、今回収録した鳥籠、sleep tightをやってて。sleep tightは原型留めてない(笑)
スプリットのレックの中で、鳥籠聴いて、あの時の曲だみたいなのは思った。
ジミー : インタビュー見てる人にも改めて是非見てもらいたい。
※リンクはこちら
youtube
ハセコー : トウジョウのギターがそもそもチューニング狂ってんすよね。
ジミー : 最初Acleでギター弾いてるトウジョウ見ると全然足りねーなと思ってたけど最近Acleにハマってきて良いよね。
ハセコー : もともとギターうまかったですけどね。うちでベースも頑張ってほしいな。
ジミー : (リョウスケに)サポートやる?
リョウスケ : 身長的にやだ。
 ●further platonicから出すことになった経緯
小高 : furtherに対しての思い入れや出すことになった経緯。これは使えるかわかんないけど。最初このスプリットはRAFTで出すつもりだったんだよね?吉野好きなの?
ハセコー : 大好きです。
ジミー : もともと自分たちの1stをRAFTで出していて。Acleの1st epはRAFTだったから、Acleもいれば、without、switchblade、florenceとか、他の好きなバンドがいたからRAFTだったんですよね。
小高 : 好きな地元のバンドがいたからの部分が結構大きかったんだ。
ジミー : っていうのと、大学1年の時に、オリーブでSlugger Machineを観て。FRKっていう florence, Run Hero, Kocoroの3バンド企画に出てて、シゲと2人で観に行ったんですよね。
そこで初めて、観たんです。で、そこからthe Get up kidsとかに入ったんで、Slugger Machineがあってのエモなんすよね。Slugger Machineからそういうジャンルに入って行って。衝撃のライブで。
そういう部分での吉野さんへの憧れみたいなところがあって、出すなら当然RAFTしかないでしょ。って。1st出した時に吉野さんともこれから横浜のバンドやってこうよ。ってなってて。ただ、今回色々あって、出せなくなったんですが。
それだったら俺は別のレーベルから出したらいいんじゃないかなと思っていたんですよね。
これからAcleがやっていく時にXXX(某レーベル)がいいと思っていて。Aさん(某レーベルオーナー)はバンドのこと一番に考えてくれてて。Acleがこの後、やっていくならいいと思っていた。だから俺が最初にイメージとは全然違う形になりました。
関学の軽音のバンドはそれで終わっちゃう感じがずっとあった。furtherでやったらそれで終わっちゃうかも。っていう想いがあって。
リョウスケ : Aさんのライブに直接挨拶に行こうっていう話自体はあったんです。その直前にカイセイと2人で飲んでて、違うかもね。って話になって。Acleの単独アルバムをお願いするのであればfurtherでお願いしたいというのを豪さんに相談してたんですよね。
RAFTとの話がなくなっていく中で、知っている人とやりたいという安心感が重要だなっていう気持ちも出てきて。話をしに行くのはやめて、herveilでweaveと対バンした時にスプリットの話を豪さんにして。
カイセイ : そんなに喋ったこともなくて、知ってる人じゃないと安心感を持てなくてだめだなと思った。
ジミー : 当時は俺、ふざけんなと思ったよ。言った話と違うじゃん。勝手に話捻じ曲げんなよ。って。
小高 : ジミーからはそのレーベルにはアプローチしなかったの?
ジミー : ぶっちゃけるとRAFTが流れたのはAcleのせいなんで。
一同 : (笑)
ジミー : スプリットの最初の目的として、Acleがちゃんと機能するためには俺が全部やっちゃうんじゃなくてリリースまでの過程とか。そういうことをAcleがやる必要があると思ってたんですよ。で、Acleと話して挨拶行くわ。ってなってたのにいきなりLINE来て。豪さんに頼むことにした。って。え?ってなって。
その名前出てきちゃうとなんも言えなくなっちゃうし。相談しろよ。っていう。
リョウスケ : いや、相談ベースだったよ。そこは。
ジミー : いや、でも豪さんって名前出てきたら断れないじゃん。これはちょっと考えさせてください。は言えないよ(笑)
リョウスケ : ごめん、それ配慮足りなかったわ。言えるタイプの人間だと思ってたわ(笑)
ジミー : 言えねえよ!(笑) 豪さんとfurtherの名前出てきたら、嬉しいし。出せる!ってなっちゃうから。けど、俺達で決めたことを勝手に変えないでほしかったんだよね。
リョウスケ : ぶっちゃけると逆もあるんだよ。
小高 : 飲んでるからさ。言っちゃおう。
リョウスケ : ツアー組んでる中でこういうことになったんだよ。って事後報告ががめっちゃあるんですよ(笑)
ジミー : すみません(笑)
リョウスケ : ジミーの良さだし、決めてきてくれるからありがたいけど、お互いにそういうところがあると思ってる。けどジミーってそうだよな。ってやっぱり思うし。言わせてもらうとそれもあるからね。ってだけの話ですけど(笑)
小高 : yubioriは今後もRAFTでやっていく感じなんだね。
ジミー : RAFTは外せないですね。
ハセコー : 吉野さんをまだいじりたいので(笑)
小高 : (ジミーがタバコ休憩で離席) ジミーもいなくなったったんで聞いてみるけど、ハセコーはリリースどう思った?
ハセコー : あ、furtherいいじゃん。って感じでしたね(笑) 知ってるし。っていう。(笑)
●バンドの在り方について
小高 : 目指すバンドの在り方とかありますか?
ジミー :  始めた時はあんまり考えてなくて。周りにちゃんと尊敬する先輩がいて。その一番はwithout, Kanariの近野さんなんですけど。
働きながらシーンを持って、自分のやりたいことを音楽を通してやる。っていうのをほんとにかっこいいと思っているしメロディと歌詞が大好きで、とても影響を受けた先輩。
近野さんみたいになりたいって想いはあって、近野さんみたいになるってのはどういうことか。って考えると地元でバンドをやって。たまに遠く行って。音源をリリースして、地元で企画を打つ。
その繰り返しができればいいなって。目標に思っています。
小高  : そこに対して、実現出来てきている部分だったり、手ごたえはある?逆にブレてるなとか。
ジミー : 続けて、ありがたいことに聴いてくれる人も増えてきたことで、誘われるライブも増えるし。 語弊があるかもしれないけど、自分達のやりたいことだけやれるわけでもなくなってそこに悩みはありますけど。
その時に思ったのは、自分たちがやりたいこと。を一番にしないといけない。と思いました。
 小高 : ライブ本数が多くなると自主企画とかじゃなくて、誘われたライブが軸になっちゃうから、そこがあるよね。
ジミー : しかもめちゃくちゃありがたい事に誘われるライブがやべーライブばっかりなので、ずっと聴いてきた人たちと出来るとか。
CITTA'とかLIQUIDROOMとか、でかい会場で出来るとか。
去年MORETHANのサトシさんとwithoutのウルシさんと飲んだ時に言われたんですけど今年は企画をやるか悩んでるって言ったら、絶対やったほうがいい。それやらないとダメだよ。って言われて。
でmy name is...を呼んでの自主企画をやったんですよね。今後も年一ではやりたいって思っています。
小高 : Acleは理想とするバンド像、バンドの在り方とかはありますか?
カイセイ : ジミーと一緒ですね。大学の時に聴いてきたバンドと対バンしたいっていう。
ジミー : 対バンに聴いてほしいのか。お客さんに聴いてほしいのか。自分がその人たちと同じ空間に入れればいいのか。
ハセコー : 全部でしょ。
 一同 : そうだね(笑)
リョウスケ : バンドの状態としては横浜にはAcleがいる。ってところを目指したいですね。そう思う根っこの部分として、思うようにバンドを動かせなかった時にSNSで見るライブの告知に対してそこに自分達がいるべきだなと思う経験をたくさんしてきたから、そこにちゃんといれるようにしたいですね。
●スタジオワークについて
小高 : いつもスタジオはどこを使って、どんな感じで入ってる?
ハセコー : いつも横浜北口のクラウドナインで、ほんとはオリーブ使いたいとか思いますけど。
ジミー : メンバー三人が徒歩圏内なので、元々は土曜の朝、10時 - 13時の3時間で入ってて。
小高 : スタジオ終わりのルーチンとかあるの?練習してメンバーで飯行くみたいな。
ジミー : 終わった後は俺の家で昼から酒飲みながら魔界村をやる。みたいな。一人死んだら交代して、ずっと夜まで魔界村やって。鍋して解散。
最近はライブが増えて、週末忙しいのでスタジオは平日、水木どっちかで。20時 - 22時でやってます。昨日も入りました。
小高 : Acleは?
カイセイ : 新丸子のスタジオミュジックです。
小高 : ミュージック?
ジミー : ミュジック。マジックとミュージックかけてる?絶対そうでしょ(笑)
リョウスケ : みんなの中間と言いつつ、サポートだった自分に気を使ったんだと思います。で、なんだかんだそこを使ってて、平日の20時 - 22時で2時間くらい。
俺らはしっかりルーチンがあって、終わったらセブンでロング缶を買って、隣の武蔵小杉まで歩き、終電まで武蔵小杉の駅の喫煙所で管巻いてる。サギは帰ります。(笑)
●曲作りの流れについて
小高 :  曲作りの流れについて教えてください。歌詞を書くタイミング だったり。オケ先行、後からメロ乗せとか。
ジミー :  世の中の潮流的にはPC1台で作っちゃう感じだと思うのですが、俺はそういうの全然出来ないのでiPhoneのボイスメモで弾き語りを録って。おめーら何とかしてこい。でやってます。
小高 : 歌まで作る感じ?
ジミー : 俺は歌詞とメロとコードを全部同じタイミングで作ります。なので、出来る時は曲の長さと同じ時間で曲が作れます。歌詞書きながらメロも作る。あとはみんなが好きにつけて行って、長谷川があーだこーだ言いながら。
基本的にアレンジは全部、長谷川がやってます。
小高 : トリプルギターでの棲み分けで意識している部分ってある?
ハセコー : 誰かが好きなフレーズを弾き出したらそれに合わせるみたいな。
小高 : 足し算、引き算の感覚というか。足し算でやりたいことだけやるとぶつかっちゃうけど。
ハセコー : そこだけ、日本人ぽくて忖度して譲ってます。これ、こいつめっちゃ弾いてるなあ。ってなったら譲ります。自然と。
ジミー : たまにこうしてくれはありますけど基本は任せちゃう。でも、毎回スタジオの度にああ、かっこいいなあ。と思っています。
カイセイ : センスある関係性だよね。支え合ってる。
小高 : Acleは?
リョウスケ : 共通してるのはある程度作り込んできてみたいなのは全く出来ないです。
カイセイ : いや、作ってきたこともあるんですけど弾き語りみたいになっちゃうんですよね。
リョウスケ : そのレベルの話をしてるんだよ。ジミーの話聞いてなかったかもしれないけど。
カイセイ : 厳しくないっすか?(笑)
ジミー : 出来ないってのもあるし、絶対メンバーに任せたほうがおもろいと思うから。
カイセイ : Acleの良さじゃなくなっちゃうし。やっぱり、バンドなのよ。良さを出すためには、セッションとかから来てて。
ハセコー : セッションするの?
カイセイ : セッションっていうか、コードだけ持ってきて。俺はもう、偽英語でバーッと適当に歌う。そうなると、ノってくるわけですよ。で、家に帰って、しこしこ歌詞を書き上げていくんですけど。合わない合わない。とか言いながら。
で持っていくとダサいと言われる。(笑)
一同 : (笑)
カイセイ : で、家で弾き語りでやってたらまたメロが弾き語りっぽくなってきちゃって。それを繰り返してて。やっぱり触りだけ持っていって。みんなでガッとやる感じですね。
小高 : 触りはリフ?メロ?
カイセイ : アルペジオの時もあるし、進行だったりも。
ジミー : 誰かが我を出さないと、なあなあになったり作り切れないと思うけど、Acleだと誰がそこは出すの?
リョウスケ : 結構これ難しくて、俺以外かもしれない。
カイセイ : 確かに。いや、でもリョウスケさんもあるよ。幅は違うけど、全員言うかな。トウジョウもすごいしね。ジェスチャーしながら、それダサいです。って。
ジミー : こっち(yubiori)ではわりと大人しくしてるよ。
カイセイ : 気使われてるんじゃない?(笑)
ハセコー : トウジョウは俺だけを悪者にしようとしている。
ジミー : リンペイ(阿左美)もスタジオ終わった後に"あれはジミーが正しいと思うよ。"を俺だけに言う。(笑) ふざけんなよ!あん時スタジオで助けてくれよって。(笑)
ハセコー : あん時、泣かなくて済んだのに(笑)
リョウスケ : 今までだとサギとトウジョウが揉めてることが多かったかなあ。真反対過ぎて。
カイセイ : サギがそれを俺に言って来たり。トウジョウが俺に言って来たり。
リョウスケ : けどたまに合致してカイセイをボコる時がある(笑)
カイセイ : それは言い返せなくて俺のストレスが溜まる。。
●ジャケットについて
 小高 : 今回、金沢八景をジャケットにした理由はありますか?
俺もすごく思い入れがある場所で。全体的に八景の写真が多いけれど。
Tumblr media
ジミー : これも俺が提案してて。そもそも生まれた病院が関東学院の裏にある南共済病院で。
ガキの頃に母さんの自転車の後ろに乗って関東学院の幼稚園に通ったり。追浜のプール。横須賀スタジアムで茂みの間から二軍戦見たりっていうガキの頃の記憶、そういう原体験があるんです。で、Acleといえば八景、というところですんなり決まった。
リョウスケ : お互いに結構思い入れがある場所だし、カイセイとジミーがよく遊んでた場所。
カイセイ : ただ音楽の話して飲んでただけだけど。
ハセコー : 白楽にはあんなにバエるところないよね。(笑)
ジミー : 海、欲しいよね。
●ツアーに向けて
 小高 : ツアーで楽しみにしていることとかはありますか?
リョウスケ : Acleはきっとノーマークだから、そこは楽しみです。
カイセイ : 全員にAcleいいね。って思わせたいよね。
リョウスケ : 俺は逆境で上がるタイプではあるので、yubioriを楽しみで来たんでしょうの状態を楽しみにしてる。
 ハセコー : トッパー的な気持ちというか。
リョウスケ : そういう部分もありますが、ツアーは各地の内容が本当に良いので、楽しみです。
ジミー : 俺は北海道が楽しみ。地元凱旋だし。
カイセイ : (唐突に)AP楽しみだなあ(笑)
●編集後記 & おまけ
いかがでしたでしょうか。Acle / yubioriのロングインタビュー。
私としても今回後輩からリリースを頼まれた手前、俺がやらないければ!という想いが強くあり、初めてインタビューをしてみた結果、すごいボリュームになってしまいました。
普段ライブハウスで会うと酔っぱらって、じっくり話す時間もないので気になることを改めて聞いて、仲間のことを理解するのは自分を見つめ直すきっかけにもなるなと思いました。
まあ、すごく楽しく出来たので、気が向いたら今後もインタビュー記事を投稿していきたいと思います。
インタビューの録音起こしから、各メンバのチェックを挟む間に小高の仕事が阿保ほど忙しくなり、weave企画も近づいてきたので慌てて仕事用ではないPCに向かいだす始末。両バンドには申し訳なかったです。
ということで、もう彼らのツアーも中盤戦ですが、この後も2バンドのツアーは続きますので引き続き、各地盛り上がっていきましょう。
曲に込めた想いはその場で拾いきれなかったので各バンドの作詞担当に後日メールインタビューでもらったテキストを最後に掲載しておきます。では。
weave / 小高 豪
Tumblr media
Acle
曲紹介文を書いてみます。 とだかいせいです。よろしくお願いします。
sleep tightについて
この曲は割と昔からあってイントロのリフ・Aメロ・ Aメロの歌詞、メロディーは大学でて、社会人になってすぐくらいにはできてました。5、6年前から元はあります。 自分の手ぐせのリフでそこに歌詞を載せてみたらいいんじゃないの。と自分でなってバンドとして作り始めた感じです。 でも、バンドとして全然形にならなくて散々遠回りさせてしまい、今回やっとレコーディング終えゴールインって感じです。遠かったな。
歌詞は、大学を卒業して特にやりたい仕事も無く流されるままなんとなく就職して社会に放り出され、毎日が消化されてくだけだなと思ってた時に書いた曲です。(いまではそこまで思わなくなったけど) ちょうどAcleはその時メンバー脱退の都合で止まっていて、でも曲を作り続けていればバンドがまたすぐ動けるかなとか思いながら書いていました。 理想の自分と現実の自分の葛藤を書いた気がします。
理想を夢見て過ごすのか、やりたくないことばかりだけど堅実に過ごしていくのかどっちが幸せなんでしょうかね。 僕はお笑いというジャンル全般が好きなんですけど、 シャウト部分は、好きな落語の「芝浜」のオチをシャウトしてます。シャウトの部分はレコーディングの時、当日付け加えました。 僕はですけど、夢を見て、うだうだ言うより 目の前のことをまず頑張らなきゃダメだと思ったんですかね。
youtube
幕間について
yubioriジミーと大学一年生の時に、 サークルの他大学合同ライブがきっかけで出会ってからの縁で、今回スプリットを出させてもらいました。 当時、ちょくちょく八景に現れるジミーと俺の家でバンドの音源聴きながら飲んだりギター弾いたりしたことを思い出しながら書いた曲ですね。 なかなかみんな仕事や家庭で忙しいから会える機会も少なくなってくよね。 でもたまにタイミングよく会えたら昔と同じような感じで話しができる関係性でいれたらいいなって思って書いた気がします。
色々言ったけど 歌詞の解釈なんて人それぞれでよくて自分も他人の歌詞を見る時、 自分の今を勝手に重ねたりしちゃったりするので その時、その人にあったように捉えてくれたらいいと思います。誰かが言ってたけど音楽は誰かのBGMになれればいいなと思う。ほんとはね。 引き続きyubiori、Acleをよろしくたのんます!
yubiori
おばんです。ジミーです。後日、インタビューで聞ききれなかった内容を文章で書いております。
僕らの1曲目は「放射冷却」。タイトルは後付けですが、寒い地方の冬は晴れれば晴れるほど寒いんです。雲があるときは地熱が宇宙に逃げて行ってしまうので。ファズは突き刺す寒さみたいですね。
歌詞は凄く説明するのが難しい!
僕は、思ってることと正反対の��を歌って「察せよ。」みたいなことを頻繁にやるのですが、この曲においてはそれを自分で解説するのは違うと思ったので、歌詞解説はやめておきます・・・
大好きな周りのみんなにずっと元気でいてほしいという気持ちが一番ですね。
そういう曲です。てか、そういう曲しかない。
特にで言えば、かいせいと、さっT(kurayamisaka)に宛てて書いた曲です。
2曲目は「鳥籠」。数年前、情緒不安定だった時期に書きましたが、悩んでいることや考え方はこの曲を作った時から変わっていないのかも。ただ、折り合いを付けるのは上手になりました。それがまたとても悲しいです。
昔、yubiori初期メンのはっせに、「田村はバンドが売れて、出世して、家族に恵まれても、きっと毎日何かで深刻に悩んでるよ」って言われたことがずっと忘れられなくて。当時その言葉を聞いて僕も「その通りだな。」と思ってしまったし、今もそう思います。
多分そうじゃなくなったらもう歌詞なんてかけないと思います。
switchbladeの歌詞で、「歌を終わらせるのは理想の暮らしさ」という一説があり、これはマジだな、と思いましたね。
僕の身体は1つしか無いので、1つのことしかできないですが、誰かのことを祈ることはいつでもできると思ってます。そういう曲です。
みんなーーー!!!元気でいてくれーーー!!!
ほんでたまに俺のことを思い出してくれ~
以上。ジミさんが曲に込めた思いの解説でした。
2 notes · View notes