#山本夜羽初期短編集
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黒の福音書 山本夜羽初期短編集[上] 山本夜羽 KAIOHSHA COMICS 海王社 Design=VOLARE inc.
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終わらないストーリーなんて
まあ詰まらない、よね。
お久しぶりです。あるいははじめまして。水琴冬雪です。
と書いてみたはいいものの、もうこの文章を書くこともないのかもしれないと思うと少し込み上げてくるものがあります。皆と過ごした時間を思うともっと込み上げてくるものがあります。
さて、これを書き上げたら本当に終わりのようで先延ばしにしてきましたが。そろそろ皆さんとの日々に区切りをつけましょう。少しの手紙と、思い出と、言いたいことと。栞の役者にはおまけに追伸とおすすめの小説付きで。
素敵な終わりをありがとう。では、始めましょう。
園堂香莉
華幻の月で照明オペをやってくれた時から話すようになった気が。今公演で一番振り回してしまった人。脚本は変えるわ照明は変えるわ動きは変えるわ…本当に申し訳ないと思ってます。悪かった理由5つどころじゃないです。ほんとにもう、とりあえずふぇーいとか言わせる精神状態にしてごめん。ただ、それでも君を四季に当てて良かったと思ってしまっているよ。楽ステちゃんと泣かされました。自分勝手でごめんね、僕は楽しかったよ。少しでも君に楽しかった記憶が残ってくれていれば嬉しいです。ご無事で。もし、これが永遠の別れなら、永遠に、ご無事で。
(P.S.)
普通のあんこのことを"黒あん"っていうの普通だと思ってたんだけど違うの?じゃあ白あんとどう区別するの?まあ僕はカスタード派なんだけれども。
東野圭吾『素敵な日本人』
太宰好き(だよね?)の君にはこんなタイトルの小説を。短編集なので読みやすくておすすめ。毎夜寝る前に一編ずつどうぞ。
近未来ミイラ
色々な偶然が重なって仲良くなれたんだろうなっていうのを、君との縁で一番感じてる。iPad回しを伝授できなくて残念だなあ。なんとなくだけど、君と交した何でもない会話を僕は一生覚えているんだと思うよ。色々思い出を振り返ってみても君と会えて良かったなあって漠然なことしか浮かばないけど。会話する度、演劇する度にずっと君が羨ましく感じてました。これからはそれを特等席で見ることが叶わないことを少し寂しく思います。宝物をありがとう。
(P.S.)
他者を巻き込むアドリブは控えようね、やるなら伝えようねって話はどこいった?最後の最後にやりやがってまじで。暗転中にどれだけ涙をこらえたか知らないんだろ。
三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』
本に関する謎を解いていく日常のお話。実在の本がたくさん登場するから気になるのがあればそこから広げてもらえると。
たぴおか太郎
僕の脚本全てにおいて役者参加してくれてる唯一の存在。そして実はちゃうかにおける僕の初の共演相手。ずっと役に真摯に向き合ってくれてる姿を見て嬉しく思うと共に、すごく勇気づけられていました。その思いに応えようと僕も必死になれました。たくさん相談した。その度にたくさん支えてくれた。本当にありがとう。また今度ご飯行こうな。今度はコメダ俺が奢るからさ。ああそれと、「最後が栞で良かった」って言ってくれてたけど。僕の方こそ、君で良かった。
(P.S.)
ビブラスラップの予算降りたらしいよ、おめでとう。ところで黒字になったのはビブラスラップの貢献が大きいと思うんだけどどう思う?
東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
色んなものを受け止めてくれる君だから、しんどくなっちゃうんじゃないかと心配だけれど。この本はお守りになってくれるんじゃないかなと思うよ。
錫蘭リーフ
いやはや奇跡の再会。まあ別に阪大受けるって知ってたから驚きはしなかったけども。僕が高二の時の大会ではじめましてなはずだから出会って…4年?長いねえ。の割に2回しか舞台を通して絡めてないのか、意外だね。ところでどうだった?僕もあの頃から成長できていたら良いのだけれど。もう舞台で絡むことはないのかなあと思いつつ、この2つの記憶を大切に生きていくんだろうなと思いつつ。
(P.S.)
実は君がちゃうかに入って暫くはなんか恥ずかしくて目をあまり合わせられてなかった��気付いてた?こんなんでもすっごい嬉しかったんだよ。
吉野泉『手のひらアストラル』
福岡が舞台の小説。見知った景色が沢山あるよ。僕はこれを福岡にいる時に読んだけど���きっと今の君なら懐かしみながら読めるんじゃないかな。
帝京魂
華幻の月のPV撮影で俺が勝手にテンション上がってたような記憶。一緒に当日制作やった時にがっつり会話したような。演技に対する着眼点がなんとなく俺と似てるような気がして演出補佐を頼んだけど、本当に助けられたね。色んな人の練習に付き合ってくれてるの、ちゃんと見てたよ。実は今回の指針のひとつに君が楽しめるかっていうのがあったんだけど。楽しい記憶として残ってくれてたらいいなと思うよ。
(P.S.)
「がくがいこうえん」なんだから普通「がいこう」って略すと思うよねえ?今からでも呼び方変えようぜ。
東野圭吾『流星の絆』
容疑者Xの献身から東野圭吾繋がりということで。後はまあ、時々でいいから天野のことを思い出してほしいなとも思いながらの選出。
森々仙入
36期の中で体験稽古を除いて初めて話したのは君なんだよ。宣伝美術講習会の時に「ちゃうかですか?」って話しかけてくれたね。実は僕も「こいつちゃうかかなあ」���て思ってたけど話しかける勇気出ませんでした。すごく助かったよ。名刺渡すシーンで俺が適当に呼びかけても上手く合わせてくれるのを見てこいつはできるぞと思ったのを覚えてる。そしたら案の定よ、白い粉とかまじで見せちゃいけないやつ。君がちゃうかにいるうちはどの公演も千秋楽を見に行こうかな。でも普段の演技も素敵だと思うよ。本当に。
(P.S.)
とある理由によりうちにワイン余ってるんだけど飲みに来ない?直接誘う勇気が出なかったからここで聞いてみるよ。
池澤夏樹『スティル・ライフ』
「ラムダってカタカナで書くと物理っぽくて嫌」とかほざく君にはこれを。なんでだよ、物理楽しいだろうが。
箏
体験稽古で席が近かったから割と初期から勝手に覚えてた人。"ベ"を奪われるとは何事かと思ったけどまあ君がもらってくれるんならいいか。ガンガで「誰かトマト食べたい人いませんか」って会話をした時に仲良くなれそうって思ったような。実際共通点多そうで嬉しい嬉しい。ずっといいなあと思っていた役者だから、舞台の上で会話することなく終わってしまったのがほんの少し心残り。あとボケさせられなかったことも。人を沢山頼って人に沢山頼られる、素敵な人になっていくんだと思います。君との縁、手放さないように頑張りますね。
(P.S.)
2回カラオケ行ったくせに君の歌をほぼ聞くことなく終わった気が。そういえば人科祭の動画も見てない���推しに対する態度ではないですね、すみません。
知念実希人『祈りのカルテ』
5話からなる短編集。帯に「5回泣きました」って書いてあってさ、まさかって思いながら読み進めたら僕はちゃんと5回泣かされた。読む時はハンカチを用意して、翌日予定がない夜にどうぞ。
苔丸
初めてのオムニだというのに「それじゃ喧嘩止まんないよ」みたいなダメを出しまくってたね。なんてひどい先輩か。なのに今では立派になっちゃって。皆が見てないところでたくさん努力してるんだろうなって伝わってくるその姿に、密かに憧れを抱いていました。君が最上級生のうちはこの劇団は安泰だね。あと実は君の脚本、結構好みだったんだよね。それにちゃうかに合ってると思う。いつか見られたらいいなあって、少し思ってたり。
(P.S.)
写真部を動かしていきたいんだけどさ、いい感じのスポットあったら紹介してよ。あと連れ出してください、インドア派なんです僕は。
辻村深月『凍りのくじら』
ドラえもんのひみつ道具がたくさん登場する小説。読み終わったあとなんかぼーっとしちゃったから忙しい時には読まないようにね。
響夜
謎に本名で自己紹介する羽目になったね。ちゃうかネームより先に苗字覚えちゃったよ。多分お客さんを意識するのが上手な役者なんだと思う。だって君のゲネ写真カメラ目線多いんだもん。写真選定が捗る捗る。その力もあってか、舞台上で目を引く、元気で感情豊かな良い役者だと思います。これから演じるであろう色々な性格の君を見るのが楽しみ。個人的には超絶シリアスな役とか見てみたいんだけどどうだろう?
(P.S.)
散々偉そうにしてたけど、実は化学大の苦手なんだよね。今後はあんまり力になれなさそう。有機化学ならギリ。
久住四季『星読島に星は流れた』
夜を響かせてきた君にはこの本を。終わり方がすごく好みなんだけど、共感してくれたら嬉しいな。
ミル鍋
宣伝美術チーフを引き受けてくれてありがとう。なんかこう、君のチーフはおおらかでいいよね。うまいこと皆を気遣えてて、見習わないとなあって思ってた。あと君は役幅も広くてすごいな。コメディからシリアスまでしっかりこなせるの尊敬してる。そしてどんな役でも心から楽しそうに見えてた。君が稽古場にいるだけで笑顔になる人、きっとたくさんいると思う。僕もその一人。これからどれくらい忙しいのかわかんないけど、君の役者を次も楽しみにしています。
(P.S.)
君が好き勝手してるの、大好きだったよ。それを眺めてるのも好きだったんだけど、君が好き勝手した結果生まれたものが、何よりも。
砥上裕將『線は、僕を描く』
いつも苦しめられてて心配になるけど。ほんのちょっ��りでいいから、線を描くのが今より楽しくなってくれたらいいなと思うよ。
あろハム権左衛門
最初のオムニであんなに振り回されてた君が今ではこんなに周りを振り回すアドリブをするようになるなんて…権左衛門の血は争えないのかな…まあそれはおいといて。ちゃうかで初めて演出をやった時の新入生だから個人的には思い出が多く、勝手に誇りに思っている役者です。いつか僕が理想的な声をもっている、だなんて言ってもらえたような気がしますが、僕に言わせればどの口が、と。僕の方こそ君が羨ましかった。せっかくならもっと君と舞台の上で絡みたかったなと、僕はちょっぴり思うのです。
(P.S.)
カテコにサングラスで来るのはずるいって、色んな意味で。何となく君は平然としてると思ってたから、泣いてるの見てびっくりした。ちょっと嬉しかったのは内緒ね。
小坂流加『余命10年』
最初と最後が君で良かったなあと思いながら。別に死ぬ間際からの思いつきとかじゃないよ、まっさかあ。
西峰ケイ
オレンジのロゴを担当してもらったのは本当に偶然なんだよね。「新入生を自分が出る脚本と違うところの担当にしたら面白いんじゃね?」という悪魔のような発想の被害者の一人。なんてひどい宣伝美術チーフか。でもそれから僕の脚本全部を彩ってくれて、本当に感謝しています。宣伝美術にも普段の会話にもセンスが光っていて、羨ましく思うと同時に楽しく、頼もしく思っていました。偶然から繋がった縁、もう少し大切に思わせてください。
(P.S.)
もう演出やらないの?あの時結構楽しくやれてたんだけれど。シリアス系も見てみたい反面、やっぱり君が輝くのはコメディなのかな。
住野よる『この気持ちもいつか忘れる』
こういうタイプの本読んだこと無さそう(偏見)っていうのと、君がこういうタイプの本を読んだらどう感じるんだろうっていうのが気になるから。読後感マシマシだよ。
アリリ・オルタネイト
学部も一緒だし、個人的には話しやすく思ってた。最初のオムニの時に日本語の発音めっちゃ練習してたのが懐かしいね。今ではもうそんなことはほとんどなくなった日本語マスター。なんなら僕の公演では英語も使う二刀流。去年も今年も結構君の良さを活かせたんじゃないかと思うんだけど、どうかな。君の笑顔に甘えることも多かった。その度に笑顔を返してくれて本当にありがとう。また今度ご飯でも行こうよ。ガンガとか。ああいや、ガンガンじゃなくて。
(P.S.)
モノレールで偶然会ったときびっくりしたあ。でも、話しかけてくれてありがとう。少し救われたんだよ。
アガサ・クリスティ『オリエント急行の殺人』
日本語版でも英語版でも。もしかしたらNetflixとかで見たことあるかもだけど、小説の方も色々細かくて面白いよ。
〆切三日前
最初のオムニのときから自然に演技できててすごいなあって思ってた。去年の文化祭で練習を見たのが懐かしいね。会話シーンと激昂シーンの切り替えもすごくて引き込まれてた。今回もそう。実は本番、君のシーンで胸のあたりがキュってなってたんだよ。舞台の上でも外でも、いろんな要望に元気な声で「大丈夫です」って返してくれたね。すごく助けられてたよ。来年もすごく頼りになる先輩として慕われるんだと思う。これからもちゃうかを頼みます。
(P.S.)
PV会議をしてる時「〆切三日前の文字列がシリアスブレイカー」っていう話で盛り上がったんだけど。次はどんな芸名になるのか楽しみで朝も起きれません。
恩田陸「夜のピクニック」
なんとなく好きそう。でもなんとなくで選んだ『博士の愛した数式』がハマってくれたから多分合ってる。
黒井白子
確かオムニ稽古期間の昼休み、香夜以外は先にご飯行ってる時。「出身どこ?」「じゃあ今一人暮らしだよね、家を出る時どう思った?」「その感じ出してみたらどうかな」こんな感じの会話をしたはず。これが僕の君に関する最初の記憶なんだけど、違ったらごめん。たくさん演劇について語ったような気もするし、全然語り足りないような気もする。実は演技面で結構君を参考にしてたんだよ。真似しようとしてもできないなあって、ずっと尊敬してた。またいろんな君を見せてね。次は絶対見に行くから。
(P.S.)
僕の描くキャラに何度も向き合ってくれてありがとう。あの時間、本当に楽しかったよ。
西尾維新『傾物語』
セカンドシーズンに含まれてるのでアニメを見た事があると信じて。アニメでは一部カットされてた手紙をぜひフルで読んでほしい。
中森ダリア
うっすら話すだけの期間が1年くらいあって、今年のメイク講習会でちょっと話せるようになって…という変遷を経て今に至るね。その結果舐められるという不本意な状況になったけれども仲良くなれたんだったらいっかなとも思ったり。メイク会議の時に頼もしいなあって思ってたらよく聞いたら「ヴェガさん」って言ってるのまじ面白い。これまでがっつり役者やってるのそんなに見たことないから、これからもっとやってくれたら嬉しいなと、密かに思っているのです。
(P.S.)
ちゃんとうちのニャンズの名前覚えた?次会ったとき抜き打ちテストするから、しっかり復習しといてよね。
小野不由美『残穢』
「この本を読んでから家の物音が増えた」とか言われてるホラー小説。恐怖に震え上がって大騒ぎする君を見てみたい。別に虫で怖がらされた仕返しとかじゃないよ、決して。
きなこ
仕込みの時に「君がきなこ?」みたいな話しかけ方をしたのがはじめましてかなあ。人見知りをごまかすために勢いで聞いちゃった記憶。すごく悩んだと思うけど、役者希望出してくれてありがとう。君の初役者の手助けができていたら嬉しいのだけれど。初舞台一発目でのアドリブが忘れられないんだけどさ、いつの間にそんな技身につけたの?逆こんな子に育てた覚えはありません、だよまったく。また舞台の上��君を見ることを楽しみにしています。
(P.S.)
あんまり多くを話せてないけど意外と趣味合うのではと勝手に感じてます。いつか色々お話できたらいいなと思ったり。その時はきなこくるみでも食べながらね。
住野よる『麦本三歩の好きなもの』
主人公の好きなものに関するストーリーが綴られる日常系短編集。ほっこりしたりしっとりしたり、穏やかな君にぴったりなんじゃないかと思って。
暁レミエル
趣味が合うというところから盛り上がって、気付けば演出補佐に。場当たりのときとかすごく助けられたね、ありがとう。いつも自主練をしてくれてる姿を見て、きっとこの子はこれから化けていくんだろうなって思ってた。稽古で苦しんでたところも本番めっちゃうまくいってたね、本番見てて感動してたよ。押し付けるつもりはないけれど、せっかくだから今後君の演出を見てみたいなって思ってます。役者としても演出家としても、これからが本当に楽しみです。
(P.S.)
とりあえずできるだけアクティビティの欄が赤くならないように頑張りなね。あれ見たときびっくりしちゃった。
住野よる『君の膵臓をたべたい』
恋愛ゾンビからの連想。作者曰くこれは恋愛長編じゃないらしいから、一回読んでそのへんの是非を確認してみてよ。
肆桜逸
今年になって怒涛の共演だったね。新歓では隣に立って、オムニでは向かい合って、そして最後は客席から眺めてた。色んな角度から君を見て、みんなから慕われてる理由にどんどん気がつくことができた。やっぱかっけえよ、ほんとに。自分の演技にも向き合ってくれるし周りの演技にもアドバイスしてくれるし、めっちゃ頼りにしてたんだよ。最後に一緒に舞台を作れて本当に良かった。もし機会があるのなら、またくだらない話で笑い合ったりしような。
(P.S.)
吹田まの冒頭がカットされてるの地味に寂しいんだけど。あの大暴れしてるシーン好きだったんだよね。
森博嗣『すべてがFになる』
理系なら絶対にハマる。もし読んだことあったらぜひ続編を読んでほしい。もしそれもあるなら他のシリーズを…とにかくおすすめ。ぜひ読んで。
埖麦
体験稽古のときに「理学部!?」ってテンション上がったの覚えてる。そしたら宣伝美術講習会でも会うことができてすごく嬉しかった。用なしでの会話感がすごい好きだったから今回もそういう役に当てたんだけど、よく毎ステージ会話を成立させることができるもんだと感心してたんだよ。なんかこう、君は僕と同じ香りがするな。そうそう、朝起きれない属。お互いこれからも世界に立ち向かっていこうぜ。
(P.S.)
いつかご飯行こうなって言おうとしたけど君めっちゃ好き嫌い激しいやん?何なら食べられるの?霞とか?
東野圭吾『眠りの森』
君には長編ミステリーを躊躇なくおすすめできそうだ。え?まさか。他意なんてないよ、もちろん。
紫苑
オムニでは練習してるのを軽く見たくらい、外公ではピアノ弾いてるの見たくらい、ということでこの公演で初めてしっかり話したね。君に鍵盤ハーモニカなりトライアングルなり���弾かせてあげられなかったのが一番の心残りかも。指示を出したら一発で応えてくれてるしオペもこなすし、本当に器用で頼りになる役者だなって思ってた。これからも周囲に気を配れる人であり続けてほしいなと思う反面、舞台上で暴走する君も見てみたかったり。
(P.S.)
疲れを溜め込むタイプなんじゃないかなって思うのが気のせいだといいんだけれど。これからも元気な君を見せてね。
夏目漱石『こころ』
なんかずるいような気もするけど、意外と全部通して読んだことないんじゃない?先生ということで繋がってるなってところも個人的には推しポイント。
水琴冬雪
僕宛てに手紙を書くと言うのも変な話だけれども。何回も悩んだね、演劇を続けてくれてありがとう。おかげで素敵な仲間に出会えたよ。この名前をこれからどれだけなぞることができるのかな。君と過ごした日々、本当に幸せだった。最後に君に、心から、精一杯の感謝を。
(P.S.)
おすすめの小説、ミステリー率高くない?もっと色んなジャンル読みなね。出会いは大切にするんだよ。
山口幸三郎『探偵・日暮旅人の探し物』
中学生の時からずっと大切にしてる本。君が自分で思いついたと思ってるあの台詞、原点はここにあったらしいよ。
東愛莉
「LIP×LIP好きが入ってきたよ」と聞いてお話したいなって思ってた。稽古場で「君か!」ってなってテンションめっちゃ上がったの覚えてる。そしたらカメラにReoNaにと共通の趣味が後から発覚しだして、もっと早くから話せてたらとちょっとだけの後悔。涙こぼれて…はい黙ります。目にする度に上達していく演技を見て、密かに感動していました。またカラオケなりカメラなりを通じてお話できたらいいな。
大良ルナ
覚えてる覚えてる。確か食堂の角を曲がる前くらいに出身の話とかしたよね。忘れるわけないだろう。多分僕が思ってる以上に面白い子なんだろうなあ、知ることができないまま終わってしまって残念。表情管理なんかもとても上手で、君の演技を見る度に憧れてました。早々に外部に挑戦してるのを見て凄いなあと思いつつ、もしかしたらどこかで共演するチャンスがあるかもってちょっとだけ期待してみたり。
児
何度も言ってるけど、ちゃうかで最初に出会ったのは君。舞台裏見学で偶然一緒になったね。あの時は君がここまでぶっとんでるとは思ってなかったけれども。君がいなかったら僕の人生だいぶ違ったものになってたんじゃないかなあ。実は君が外部に行ってるのを見て僕も外部参加を決めたんだよ。その行動力が羨ましく感じてさ。君のこと、相棒みたいに思ってる。またどこかで君と演劇できるようにと祈ってみるよ。
うみつき
激ヤバエチュード忘れられないねえ、本気で一生覚えてると思うよ。あと密かに僕が演出つけたバージョンの用なしも気に入ってるんだけど、どう?もっと話したかったと言いつつ、それなりにお話できたのかなと思いつつ。数は少ないけれど、帰りながら話せてよかった。どんな役でもこっちが息を止めてしまう程に引き込まれる演技ができていて末恐ろしいね。ま��、もし演出やっててしんどくなったら教えてよ。力になれる…かは分かんないけど。でもまあ、話を聞くことくらいならできるよ。
統括のフォーニャー
最初のオムニから勝手に演技眺めさせてもらってました。普段の目一杯の明るさと頼りがいが、そのまま演技に反映されてる人。君が出てるシーン、あったかくなるんだよね。役者としての魅力もさることながら、メイクチーフや演出補佐としてもたくさん助けてもらった。もう君から元気をもらえないのかと思うと少し寂しくなります。またどこかですれ違ったら、その時はまた声をかけますね。
緒田舞里
色々あったとかいうレベルじゃないくらい色々あった。でもその数以上に君に助けられた。もちろん直接助けられたことも多かったけど、それ以上に君の努力する姿を見て自分も頑張ろうって思えて、支えになってた。外部にも積極的に参加してて、これからも全力で楽しんでいくんだろうなって勝手に思ってる。イフもそうだけど、実は今でもStaRtのキャスパ見返すくらいには好きだよ。彩ってくれてありがとう。
白
オムニの仕込みの時にも演技のこと考えてて、こいつはすごいぞと思ったの覚えてる。役者としてめっちゃ努力して成長してるその一方で、多分脚本家としても才能があるんだろうなってなんとなく感じてる。僕が自分の脚本に全然自信が持てなかった時に面白いですよって言ってもらえて、すっごく勇気づけられたんだよ。これまであんまり話せなかった分、いつか心ゆくまで語り明かそうじゃないか。
岡崎仁美
最初のオムニでのスタオン仲間。同期だからもちろん演劇の思い出は多いんだけど、意外と雑談のほうが覚えてるかもしれない。もう何気ないことで笑い合うこともないのかなと思うと少し寂しくなるね。これから外部どれくらい参加するの?スタッフでも役者でも頑張ってくれたら嬉しいな、身体壊さない程度にさ。またいつか外で会えた時はよろしく。あ、キルフェボン忘れてないからね。
雨々単元気
オムニでがっつり共演できたほぼ唯一の36期だから思い入れは一入です。最初はなにかあったらカバーできるように頑張ろうって思ってたけど、気付けば声は大きくなり立ち姿はかっこよくなり…これはもう心配ないな。あと宣伝美術に入ってくれたのも嬉しかったんだよ。デザイン難しいよねえ分かる…宣伝美術のことは嫌いになっても僕のことは嫌いにならないでください。
舞原の絞り滓
なんだかんだ言ってかなり信用してる。色々わめいてたけどサイゼリア楽しかったよ、伝わってくれてたみたいで良かった。千秋楽の直前泣きそうになってる時にコント始まった時は正気か?って思ったけど。ところで最初期にやったエチュード、どんぐらい内容覚えてる?生魚とか無人島とか、全部面白かったね。あとはまあ勉強なりなんなり、学部一緒なわけだし、またお互い困ったら相談し合えたら嬉しい。
じゃがりーた三世
なんか君の演技はこう、面白いんだよな。そしてそれがちゃんと魅力に繋がってるんだよな。多分日常から考えてることが斜め上で、それがそのまま演技や脚本の良さとして表れてるんだと思う。あと映像チーフとして後輩から慕われてるのを見て、そういえば去年のPV会議でも��っかり後輩のこと考えてたなって少し懐かしく思ってた。34期PV楽しみにしてるよ。とりあえず日程調整しような。
オーム
脚本選考会のときにそこそこ話せた記憶。今回から役者をやってくれるということでテンション上がってました。最初は発声とかで苦しんだかもしれないけれど、大集会室で何回もセリフを読んでアドバイスを吸収している姿を見て、これなら大丈夫だなと謎の自信を持ってました。来年からまた忙しくなると思うけど、どんな形であれ演劇を続けてくれたら嬉しいです。できれば役者であってほしいなと思いつつ。
テキストを入力
去年のオムニからこいつの映像やべえぞと思ってたから、華幻も栞も映像で関わってくれてすっげえ嬉しかった。けどそれと同じくらい、役者をやるようになってくれたのが本当に嬉しい。実は一回だとしても共演できたことを嬉しく思ってるんだよ。帽子を直す振りをして表情を隠したリベンジができなかったなあ、残念。君の映像にたくさん助けられて、舞台上でも楽しませてくれて。一言で感謝を伝えるなら、やっぱり君に会えて良かったってことになるのかな。
縦縞コリー
新歓の解散時に突然増えててびっくりしたあ。ちょうど死角になる角度にいたんだよね。解散した後に「いやあ高校の頃の大会は惜しかったな!」みたいなカスエチュードで絡んだのがはじめましてのはず。覚えてないかな、覚えてなくていいよあんなの。それから1年後にやっと初共演。君の名前を呼ぶことができて嬉しかったよ。アドリブだけどね。ちゃうかの中でも外でも頑張れよ。また見に行くから。ああそれと、ご家族によろしく。
大福小餅
舞台の上で会話することはなかったけれども、仕込み期間は顔を合わせることが多くてそれなりにお話できたのかなと。去年の文化祭で居残り練習したの、覚えてる?一緒に無声化の授業受けたやつ。その後褒められてたの見て、僕も一緒に嬉しくなってた。舞台で輝くために、そして皆を支えるためにたくさん努力ができる人。大変だとは思いますが、これからも楽しみながら頑張ってもらえたら幸いです。
叶イブ
実は最初、ミュージカルとかやってたのかなって割と本気で思ってた。周りの空気を震わせる感じの素敵な声の持ち主だなって。身体の使い方も柔らかくて上手だし。そしてどんどん声量も大きくなっていって、今じゃもう怖いものなしだね。本編ではないけれど、共演できてめっちゃ楽しかったよ。君との掛け合いのテンポ感好きだった。でもお願いだから害虫を見るような目で僕を見ないでほしいな。
はぜちかきつ
オムニで同じ脚本だったけどシーンとしては会話してなくて、次会ったと思ったら演出として肩を並べることに。どうだい、演出は。辛かっただろ。苦しかっただろ。でもめちゃくちゃ楽しかっただろ。これからいろんなものを吸収してもっと成長していくんだと思う。少なくともセンスはあると思うから、後は君の努力次第だね。演出家としての今後に期待しつつ、また役者としてエネルギーを爆発させてほしいなとも。
月銀蓮
舞台監督の話をするために稽古場に呼び出したときがはじめましてのはず。第二回通しでいきなり窓から覗くという大役に応えてくれて本当にありがとう。皆へのドッキリ大成功だね。ところでこれからは役者やってくれるんだって?表情豊かな君を舞台上で見ることができるとは。本当に楽しみです。盛大なアドリブをかますタイプだと僕は勝手に思ってるんだけど、その辺はまあ、自分の目で確かめることにするよ。
熊吉
体験稽古で演出できたことを実はすごく嬉しく思ってるんだよ。俺はめっちゃ楽しかった。あの後楽しんでもらえたかちょっと不安に思ってたから、入部してくれてすごく嬉しかったんだよ。あのときだけでも周りに合わせて動けてるのが分かるくらいに上手な役者。あとまーじで魅力的な声。お客さんの目をかっさらう役者になるんだろうなと。千秋楽の日の夜、ちょっとだけでも話せて良かった。これからも楽しみにしてるよ。
小佐々優大
オムニの場当たりではじめましてかな。緊張してるんじゃないかと思ったけどオペを落ち着いてこなしてて、初めてなのにすごいなあって思ってた。最近見れてないけど、元気してる?元気ならそれでいいのだけれど。ま、たまには稽古場に顔出してみたらなんかいいことあるかもよ。ここはそういう場所だから。
張潤玲
発声するとき、すごく姿勢が良かったのを覚えてる。それを舞台上でも再現できててえらいなあと。基礎ができてる役者は伸びますからね。そして長いセリフもスラスラと言えてて、母国語とは違うはずなのになんでこんなに上手なんだと感心していました。新人でまた君の勇姿を見ることができると聞いて、今から楽しみにしています。
しょこら
やっぱり華幻で送ってくれたキャスト希望の印象が強く残ってるかな。最初はあの役に苦しんでたと思うけど、迎えた本番ではしっかり迫力が出てて震えながら見ていました。一度伝えたような気もするけど、その恵まれた体格は声を出すうえで強力な武器になります。もし機会があれば、また明るく照らされる君を見てみたいものです。
紫仏瑠唯
君がオレンジに出てくれたことを僕はこの先もずっと自慢し続けるよ。今年のオムニは脚本出せなかったけど、文化祭頑張ったからこの先も後輩に自慢してくれたら嬉しい。稽古日数が確保しにくい中でもどんどん上達していってて、「家で自主練しました」って聞いたとき正直感動した。この先もすごく忙しいんだろうけど、いつかもう一度君の役者姿を見れたらいいな。演劇の話もそうじゃない雑談もすごく楽しかった。最後にもう一度だけ。オレンジに出てくれて、本当にありがとう。
海泥波波美
役者としても演出としてもセンスの塊。なんだこいつ、ムカつくほどにハイスペかよ。煌々と照ってる時のセリフの読み方めっちゃ好きで未だに思い出せるんだよね。そして今回、めちゃくちゃ助けられた。僕が結構しんどくなってる時に「任せてください」って言ってもらえて、冗談抜きで泣きそうになってた。ふざけてるようでやるときはちゃんとやるスタイル、俺めっちゃ好きだったよ。せっかくだしいつか一緒にお茶でもできたら嬉しいな。あんまり詳しくないからその時は色々教えてね。
衿君
今回PV担当ということでめちゃくちゃ話したね。PV会議で僕の声に暖かみがあるって言ってくれたの、すっごい嬉しかった。でも僕は思うんだよ、君の方こそ暖かみがあるのでは?と。声自体もそうだし、君が選ぶ言葉の節々に気遣いや優しさを感じてた。君に彩ってもらえて本当に良かった、ありがとう。で、だよ。いつかただの筋トレ会本当にやる?最近なにもできてないから付いていけるか分かんないけど。ぴょんぴょん跳ねるだけならまだ可能性あるかな。
まろん
一回当日制作かなにかで遠目に見たっきりな気がする。あのとき少しでも話せてたら良かったなあ。ところで金の皿の中華料理ってどういう意味?ずっと聞きたかったんだよね。
吉崎太志
ついぞしっかりお話することなく。僕も一時期全然演劇やれてない時期あったんだけど、全然気に病みすぎる必要ないからね。もし今後参加できるときがあったら、ぜひその機会を楽しんでもらえたらと思います。
VIVI
もしかして去年の文化祭で話したのが最後…?時の流れって恐ろしいね。そのとき当日制作の準備しながら「痩せた?」って言われちゃったからさ、今年はできるだけご飯食べるように気をつけたんだよ。そのおかげあってか、仕込み期間でも体調を崩すことなく走り抜けられた。そうだ、最近九州出身の人増えたからさ、皆で地元トークでもしたら面白いんじゃないかな。いつか美味しいもの自慢し合おうぜ、おすすめのスポットも紹介しながら。
らっしー
やっぱり仕込み期間の記憶が多く残ってるかな。初めての明かり作りでは大変お世話になりました。一番高く、一番全体を見渡せるところに君がいるとすごく安心できるんだよね。僕達がなんの心配もなく本番を迎えられていたのは間違いなく君のおかげ。オペ卓で後輩をサポートしてたのを何度も見て、きっと僕が知らないところでもたくさん皆を支えてくれてたんだろうなって思ってた。大変なこともあったと思う。一年間お疲れ様。僕の、僕達の大切な場所を守ってくれて本当にありがとう。
まっつー
最近お会いできてなかったので、カーテンコールに来てくださって嬉しかったです。風の便りで元気になさっているのは知っていたので、そこは心配していませんでしたが。正直、これから先自分がどう演劇と関われるのか分からない状態なので、うまくやり続けられている貴方を参考にできたらな、なんて。もしなにか秘訣があるのならぜひ教えて下さい。そういえば、一度貴方が書いた脚本の演出を依頼してくださいましたよね。あれ、嬉しかったんですよ。また脚本のお話もできたら嬉しいです。
宮濵一颯
脚本や演出のスタイルは多少違えど、お互いの芯を否定することなくたくさんお話できたんじゃないかな。僕にない視点をたくさんもってて、同期ながらすごく尊敬してる。ところでさ、最後にもう一度だけ演出をやりたくなったのは君の影響が大きいんだよ。人とのつながりへの感謝、本当にその通りだと思う。演出をやることで皆とつながりたくなったんだよね。機会をくれてありがとう。帰ってきた時は教えてよ。聞きたいこといっぱいあるから。君の中で変わったもの、変わらなかったものの話とか。
それじゃあ、またね。
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"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
アイウエオカキクケコガギグゲゴサシスセソザジズゼゾタチツテトダ ヂ ヅ デ ドナニヌネノハヒフヘホバ ビ ブ ベ ボパ ピ プ ペ ポマミムメモヤユヨrラリルレロワヰヱヲあいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらりるれろわゐゑを日一国会人年大十二本中長出三同時政事自行社見月分議後前民生連五発間対上部東者党地合市業内相方四定今回新場金員九入選立開手米力学問高代明実円関決子動京全目表戦経通外最言氏現理調体化田当八六約主題下首意法不来作性的要用制治度務強気小七成期公持野協取都和統以機平総加山思家話世受区領多県続進正安設保改数記院女初北午指権心界支第産結百派点教報済書府活原先共得解名交資予川向際査勝面委告軍文反元重近千考判認画海参売利組知案道信策集在件団別物側任引使求所次水半品昨論計死官増係感特情投示変打男基私各始島直両朝革価式確村提運終挙果西勢減台広容必応演電歳住争談能無再位置企真流格有疑口過局少放税検藤町常校料沢裁状工建語球���空職証土与急止送援供可役構木割聞身費付施切由説転食比難防補車優夫研収断井何南石足違消境神番規術護展態導鮮備宅害配副算視条幹独警宮究育席輸訪楽起万着乗店述残想線率病農州武声質念待試族象銀域助労例衛然早張映限親額監環験追審商葉義伝働形景落欧担好退準賞訴辺造英被株頭技低毎医復仕去姿味負閣韓渡失移差衆個門写評課末守若脳極種美岡影命含福蔵量望松非撃佐核観察整段横融型白深字答夜製票況音申様財港識注呼渉達良響阪帰針専推谷古候史天階程満敗管値歌買突兵接請器士光討路悪科攻崎督授催細効図週積丸他及湾録処省旧室憲太橋歩離岸客風紙激否周師摘材登系批郎母易健黒火戸速存花春飛殺央券赤号単盟座青破編捜竹除完降超責並療従右修捕隊危採織森競拡故館振給屋介読弁根色友苦就迎走販園具左異歴辞将秋因献厳馬愛幅休維富浜父遺彼般未塁貿講邦舞林装諸夏素亡劇河遣航抗冷模雄適婦鉄寄益込顔緊類児余禁印逆王返標換久短油妻暴輪占宣背昭廃植熱宿薬伊江清習険頼僚覚吉盛船倍均億途圧芸許皇臨踏駅署抜壊債便伸留罪停興爆陸玉源儀波創障継筋狙帯延羽努固闘精則葬乱避普散司���測豊洋静善逮婚厚喜齢囲卒迫略承浮惑崩順紀聴脱旅絶級幸岩練押軽倒了庁博城患締等救執層版老令角絡損房募曲撤裏払削密庭徒措仏績築貨志混載昇池陣我勤為血遅抑幕居染温雑招奈季困星傷永択秀著徴誌庫弾償刊像功拠香欠更秘拒刑坂刻底賛塚致抱繰服犯尾描布恐寺鈴盤息宇項喪伴遠養懸戻街巨震願絵希越契掲躍棄欲痛触邸依籍汚縮還枚属笑互複慮郵束仲栄札枠似夕恵板列露沖探逃借緩節需骨射傾届曜遊迷夢巻購揮君燃充雨閉緒跡包駐貢鹿弱却端賃折紹獲郡併草徹飲貴埼衝焦奪雇災浦暮替析預焼簡譲称肉納樹挑章臓律誘紛貸至宗促慎控贈智握照宙酒俊銭薄堂渋群銃悲秒操携奥診詰託晴撮誕侵括掛謝双孝刺到駆寝透津壁稲仮暗裂敏鳥純是飯排裕堅訳盗芝綱吸典賀扱顧弘看訟戒祉誉歓勉奏勧騒翌陽閥甲快縄片郷敬揺免既薦隣悩華泉御範隠冬徳皮哲漁杉里釈己荒貯硬妥威豪熊歯滞微隆埋症暫忠倉昼茶彦肝柱喚沿妙唱祭袋阿索誠忘襲雪筆吹訓懇浴俳童宝柄驚麻封胸娘砂李塩浩誤剤瀬趣陥斎貫仙慰賢序弟旬腕兼聖旨即洗柳舎偽較覇兆床畑慣詳毛緑尊抵脅祝礼窓柔茂犠旗距雅飾網竜詩昔繁殿濃翼牛茨潟敵魅嫌魚斉液貧敷擁衣肩圏零酸兄罰怒滅泳礎腐祖幼脚菱荷潮梅泊尽杯僕桜滑孤黄煕炎賠句寿鋼頑甘臣鎖彩摩浅励掃雲掘縦輝蓄軸巡疲稼瞬捨皆砲軟噴沈誇祥牲秩帝宏唆鳴阻泰賄撲凍堀腹菊絞乳煙縁唯膨矢耐恋塾漏紅慶猛芳懲郊剣腰炭踊幌彰棋丁冊恒眠揚冒之勇曽械倫陳憶怖犬菜耳潜珍
“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
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感傷
H:文人的感傷既長且深,一個秋,可長篇如韓愈「秋懷詩」,如梭羅「散步」。一般人只能望字興嘆,而且有興致的讀下去。納蘭性德「人生若只如初見,何事秋風悲畫扇。」自己的思念,扯到秋風卻成名句。詩人散步,寫千古名句,一般散步,回來會說「好熱」就没下文。張愛玲:「不知道,是什麼讓自己滄桑,不明白,是什麼讓自己撐起,才知道人生短暫,而生命的路途還是那麼遠。」宋.無門慧開「春有百花秋有月,夏有涼風冬有雪;若無閒事掛心頭,便是人間好時節。」年輕太閒易生事,要在忙中取閒。老一輩的人笑年輕人太閒要當仙,道行尚淺有可能成仙嗎?年紀大想太多易生病,要在閒中取得規律的生活。想太多,無彩工。宋周邦彥「此時情緒此時天,無事小神仙。」清 錢德蒼《解人頤》「一生風月且隨緣,窮也悠然,達也悠然。日高三丈我猶眠,不是神仙,誰是神仙?」能閒能睡就是福,日高三丈我猶眠賽神仙「貧惰仙」。晨4:45起,太閒,查感傷相關!20250525W7
維基文庫:
秋懷詩
作者:韓愈 唐本作品收錄於《昌黎先生集》《秋懷》詩十一首,《文選》詩體也。唐人最重《文選》學,公以六經之文為諸儒唱,《文選》弗論也。獨於李並阝墓誌之曰:「能暗記《論語》、《尚書》、《毛詩》、《左氏》、《文選》。」而公詩如「自許連城價」,「傍砌看紅藥」,「眼穿長訝雙魚斷」之句,皆取諸《文選》,故此詩往往有其體。多自感,其趨尚不與世��,故末章有「避語阱」、「觸心兵」之句,繼又以霜菊自嘆,可見一時直道之不容也。
姊妹計劃: 數據項
窗前兩好樹,眾葉光薿薿。[1]秋風一披拂,策策鳴不已。微燈照空床,夜半偏入耳。愁憂無端來,感嘆成坐起。天明視顏色,與故不相似。羲和驅日月,[2]疾急不可恃。浮生雖多途,[3]趨死惟一軌。胡為浪自苦?得酒且歡喜。
白露下百草,蕭蘭共雕悴。[4]青青四墻下,已復生滿地。[5]寒蟬暫寂寞,蟋蟀鳴自恣。運行無窮期,稟受氣苦異。適時各得所,松柏不必貴。
彼時何卒卒,[6]我誌何曼曼?[7]犀首空好飲,[8]廉頗尚能飯。[9]學堂日無事,驅馬適所願。茫茫出門路,欲去聊自勸。[10]歸還閱書史,[11]文字浩千萬。陳跡竟誰尋?[12]賤嗜非貴獻。[13]丈夫意有在,[14]女子乃多怨。
秋氣日惻惻,秋空日淩淩。上無枝上蜩,[15]下無盤中蠅。豈不感時節,耳目去所憎。[16]清曉卷書坐,南山見高棱。其下澄湫水,[17]有蛟寒可罾。惜哉不得往,豈謂吾無能。
離離掛空悲,戚戚抱虛警。露泫秋樹高,[18]蟲吊寒夜永。斂退就新懦,趨營悼前猛。歸愚識夷塗,[19]汲古得修綆。[20]名浮猶有恥,味薄真自幸。庶幾遺悔尤,即此是幽屏。[21]
今晨不成起,端坐盡日景。蟲鳴室幽幽,[22]月吐窗囧囧。[23]喪懷若迷方,浮念劇含梗。塵埃慵伺候,文字浪馳聘。尚須勉其頑,王事有朝請。[24]
秋夜不可晨,秋日苦易暗。我無汲汲誌,何以有此憾?寒雞空在棲,缺月煩屢瞰。[25]有琴具徽弦,再鼓聽愈淡。古聲久埋滅,無由見真濫。[26]低心逐時趨,[27]苦勉只能暫。有如乘風船,一縱不可纜。不如覷文字,[28]丹鉛事點勘。[29]豈必求贏余,所要石與甔。[30]
卷卷落地葉,隨風走前軒。鳴聲若有意,顛倒相追奔。空堂黃昏暮,我坐默不言。童子自外至,吹燈當我前。問我我不應,饋我我不餐。退坐西壁下,[31]讀詩盡數編。作者非今士,相去時已千。其言有感觸,使我復淒酸。顧謂汝童子,置書且安眠。丈人屬有念,[32]事業無窮年。
霜風侵梧桐,眾葉著樹乾。空階一片下,琤若摧瑯玕。[33]謂是夜氣滅,望舒霣其團。[34]青冥無依倚,飛轍危難安。驚起出戶視,倚楹久汍瀾。[35]憂愁費晷景,日月如跳丸。[36]迷復不計遠,[37]為君駐塵鞍。
暮暗來客去,群囂各收聲。悠悠偃宵寂,亹亹抱秋明。世累忽進慮,[38]外憂遂侵誠。強懷張不滿,弱念缺已盈。[39]詰屈避語阱,冥茫觸心兵。敗虞千金棄,[40]得比寸草榮。知恥足為勇,晏然誰汝令。[41]
鮮鮮霜中菊,既晚何用好。揚揚弄芳蝶,[42]爾生還不早。[43]運窮兩值遇,婉孌死相保。[44]西風蟄龍蛇,眾木日雕槁。由來命分爾,泯滅豈足道。
《木蘭詞·擬古決絕詞柬友》納蘭性德
人生若只如初見,何事秋風悲畫扇。
等閒變卻故人心,卻道故人心易變。
驪山語罷清宵半,淚雨零鈴終不怨。
何如薄倖錦衣郎,比翼連枝當日願。
「無事是貴人」這句話的意思是,心中沒有煩惱、無罣礙的人,才是真正的貴人。 聖嚴法師曾解釋說,這種人不會計較個人利害,對所有的人都有幫助,就像幫助他人脫離苦海一樣。
宋 周邦彥《鶴沖天》(溧水 長壽鄉 作):
「梅雨霽,暑風和,高柳亂蟬多。
小園臺榭遠池波,魚戲動新荷。
薄紗櫥,輕羽扇,枕冷簟涼深院。
此時情緒此時天,無事小神仙。」
清 錢德蒼《解人頤》
「小門深巷巧安排,沒有塵埃,卻有莓苔。
自然瀟洒勝蓬萊,山也幽哉,水也幽哉。
東風昨夜送春來,才見梅開,又見桃開。
十分相稱主人懷,詩是生涯,酒是生涯。
一生風月且隨緣,窮也悠然,達也悠然。
日高三丈我猶眠,不是神仙,誰是神仙?」
「懶惰」在閩南語裡有多種表達方式,例如「貧惰」(pîn-tuānn)、「懶屍」(lán-si)、或者「懶惰蟲」(pîn-tuānn-thâng)等等。 其中,「貧惰」是最常用的詞彙,表示懶惰、不勤快。
具體來說:
貧惰(pîn-tuānn): 表示懶惰、不願意工作。
懶屍(lán-si): 表示懶洋洋、無精打采的樣子。
懶惰蟲(pîn-tuānn-thâng): 比喻懶惰的人。
【臺灣唸謠】貧惰仙
貧惰仙,貧惰仙,
一天過了又一天,
身軀無洗全全鉎。
走去溪仔邊洗三遍,
毒死烏仔魚數萬千。
貧惰骨
釋義
名詞 懶骨頭、懶惰蟲。
第1項釋義的用例:
彼个貧惰骨,日頭曝尻川矣閣毋起來。
貧惰(pîn-tuānn): 泛指懶惰.
貧惰仙(pî-tuānn-sian): 類似「懶惰仙」的說法,帶��幽默、戲謔的意味.
懶屍(lán-si): 形容懶洋洋、倦怠的狀態.
懶屍骨(lán-si-kut): 類似「懶惰蟲」的說法,強調懶惰的程度.
乞食仙(khit-tsia̍h-sian): 類似「懶惰蟲」的說法,比喻懶惰成常.
荏懶(lám-nuā): 形容懶惰.
畏懶(uì-lán): 形容對工作或活動的厭倦和不願做.
維基文庫
翻譯:散步 (梭羅)
語言
監視
編輯
散步
作者:亨利‧戴維‧梭羅
1861年於美國
譯者:維基用戶
漢語譯文借鑒了以下書籍:
1.(簡體中文)亨利·梭羅 著,台灣藍色瓶子文化編譯小組 譯. 《山·湖·海》[M]. 文學新象系列. 北京:中國對外翻譯出版公司. 2000年1月第1版. ISBN 7-5001-0655-6.
2.(簡體中文)瑪麗·奧斯汀;梭羅 著,朱筠;龔燕靈、祝秀波 譯. 《少雨的土地 漫步》[M]. 美國自然文學聖典. 桂林:漓江出版社. 2009年8月第1版. ISBN 978-7-5407-4618-6.
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我願為自然、為絕對的自由和野性代言,而與此形成對照的自由和文化只是文明些罷了——為了將��類視為自然的居民或重要部分,而不是社會的一員。 我願作出極端化的陳述,若是這樣的話,我就可以作出強調性的陳述,因為文明的衛士夠多了:牧師,以及學校委員會,還有你們每一個人都會小心保護它。
在我的人生歷程中,只遇過一兩個理解散步之藝術(即走路之藝術)的人——他們可謂有saunter(法語:逍遙信步,悠遊)的天賦:這個詞完美地源於“中世紀在鄉野漂泊漫遊,並藉口去往à la Sainte Terre(法語:聖地)以乞求施捨的閒人”,直到孩子們大聲嚷道:“那裡來了一個Sainte-Terrer(法語:朝聖者,saunterer)”——信步者。 他們在散步時從未如佯稱的那樣去聖地,確實不過是遊手好閒者和流浪漢;但確實去那裡的人卻正是我所指的褒義的信步者。 然而,有人將這個詞溯源至sans terre(法文:無地無家),因此褒義地說,意味著居無定所,同時卻也四海為家。 因為這是順利圓滿的信步的奧秘。 終日靜坐屋中的人,也許是所有人中最漂泊不定的;但褒義的信步者並不比蜿蜒漫步的河流更漂泊不定,河流始終孜孜探尋著奔向大海的最短捷徑。 但我卻更偏愛前者,那其實是最有可能的字源出處。 因為每一次散步就是一種十字軍東徵,由我們心中的某個隱修士彼得來佈道,出發去從異教徒手中奪回這片聖地。
不錯,我們只是膽小怯懦的十字軍戰士,如今連散步者們也沒有堅持不懈、永無止境地努力。 我們的遠徵只是旅遊而已,到了晚上就重又折回我們出征的舊爐邊。 散步的路程中有一半只是在原路返回。 我們應沿著最短距離向前走,或許,憑藉不朽的冒險精神,絕不歸還——準備著把我們塗著香料的心,僅作為遺物送回我們荒涼孤寂的王國。 若你預備好離開父親母親、兄弟姊妹、妻孩朋友,再不相見——若你還清了債務、立下了遺囑,並把一切事務料理妥當了,而且是個自由的人,那麼你就準備好去散步了。
而談到我自己的體驗,我的���伴和我(由於我間或有個同伴)樂於幻想我們自己是一支新建的,確切地說是古代的騎士團的騎士——既非古羅馬的騎手亦非法國的騎手,既非德國的騎手亦非英國的騎手,而是散步者,我確信,這是更為古老而榮耀的類別。 曾經屬於騎手的豪俠精神和英雄氣概現在似乎永存於,或許恐怕累積於散步者了——不是騎士,而是散步者、遊俠。 他是教會、國家和人民以外的一種第四等級。
我們感到,我們差不多是在附近獨自實踐這一高貴的藝術;儘管說實話,至少,要是我的大多數同鄉自己的主張得到接受的話,他們有時欲像我一樣去散步,可他們沒有辦法。 財富買不到必需的閒暇、自由和獨立,那些才是這一行當的首要之處。 它只承蒙上帝恩典而至。 成為散步者,需要來自天堂的直接授命。 你必須出身散步者世家。 Ambulator nascitur, non fit.(拉丁語:散步者與生俱來,無可製成。)我的有些同鄉,真的,能夠記得住並向我描述他們十年前的幾次散步,他們蒙福於此,以至於在林中沉浸了半個小時;可我非常清楚,無論他們會怎樣自詡以躋身這被揀選的類別,他們會一直把公路上揀選的類別,他們卻一直被揀選的類別,他們一直被揀選。 無疑,透過回憶過去的一個存在狀態,他們暫時是高尚的,那時連他們都是林中居民和法外之徒。
「當他來到綠林的時候,
是個愉快的早上,
那兒他聽到細小鳴聲,
是鳥兒愉快的歌唱。
‘我上次在這裡,’羅賓說,
『是在很久很久以前;
我呢有點想要,
朝暗褐色的鹿射箭。 ’”[佚名詩謠:《羅賓漢傳奇》(Gest of Robyn Hode)]
我認為我保持不了健康與活力,除非我每天至少花四個小時——一般會更長——信步穿過樹林、翻過山丘和田野,絕對自由地免於一切世俗的事務。 你可以有把握地說,你到底在想什麼。 有時我想到,機械技工和鋪坊老闆不僅整個午前,而且整個午後都呆在他們的鋪坊中叉腿而坐,他們許多人——好像創造出腿是為了坐著,而不是為了站立或步行——我就會覺得,他們沒有全都���早地自殺,應為此而受到些讚譽。
我在屋子裡待一天就要生鏽,當我有時偷偷溜出去散步,下午四點鐘快要結束了,來不及挽回一天,當夜幕已經開始混入晨曦,我感到似乎我犯了某一宗要被贖回的罪——我承認,我驚訝於我的鄰居的忍耐力,更不必說其道德麻木感了,他們整日鋪整月 我不知道他們的行為方式出自什麼貨色的習俗——此刻下午三點鐘坐在那兒,就好像是早上三點鐘。 波拿巴可能會談到早上三點鐘的勇氣,但對於那樣的勇氣——能夠在午後的這個時辰愉快地坐下來,面對著你熟悉了一上午的自我,為的是用飢餓迫使你以如此強烈的同情心所必定迫使得了的守軍出來——這算不了什麼。 我納悶,大約這個時候,或者說下午四五點鐘之間,讀早報嫌太晚,讀晚報嫌太早,街頭巷尾竟聽不見一聲通常的猝響,好讓一大批陳舊過時且家長里短的胡思亂想為一次外出兜風隨風而逝——如此則邪惡自愈。
比男人更侷限於家的婦女是如何熬過來的,我並不知道;可我琢磨著猜想,她們大多數人根本就沒有熬。 一個夏日的午後,我們早早地從衣衫下擺拂去村莊的塵垢,疾行而過那些房屋,它們朝路的一面是純粹的多立克式或哥特式,籠罩著安詳恬謐的氣氛,我的同伴悄聲低語道,它們的住戶們這種時候大概都已睡了吧! 那時我就欣賞了建築的美麗與壯觀,它自己從不就寢,卻永遠矗立,持續守護著入眠者。
毫無疑問,氣質,尤其是年齡,與它非常相關。 當人變老時,他靜坐並辦理室內事務的能力隨之增長。 隨著桑榆暮景的逼近,他的作息同樣逐漸日薄虞淵,直至最終快要黃昏時他才現身露面,並在半個小時內散完他所需的步。
但我所說的散步,絲毫不近乎像病人定時吃藥那樣的所謂鍛鍊──像揮舞啞鈴或盪鞦韆那樣;而它本身就是一天的事業與冒險。 如果你要運動的話,去探求生命的泉源吧。 想想一個人為其健康而揮舞啞鈴,而那些泉水則在遠方他未追尋過的草原中噗噗上冒著!
此外,你得��一隻駱駝般散步,據說駱駝是動物中惟一邊散步邊沉思的。 有個旅行者請華茲華斯的女僕給他瞧瞧她主人的書房,她回答說:“這兒是他的藏書房,可他的書房在屋外頭。”
常生活在戶外、風吹日曬,無疑將造就性情的某種粗野——將使較厚實的表皮生長於我們本性中某些較細膩的品質之上,像臉上和手上,或像重體力勞動使手部分喪失了其觸覺的靈敏一樣。 所以,待在屋子裡,另一方面,雖說不上皮膚之薄,也會造就柔軟和光滑,伴隨著對特定印象的敏感度增強。 也許我們應該對若干深深影響我們智識和道德成長的作用力更敏感些,對身上的風吹日曬是否少了一點更敏感些;而使皮膚之厚薄均衡合適,無疑是件不錯的事。 然依吾之見,那是很快就會脫落的皮屑——可以發現,自然按照夜晚朝著白天、冬天朝著夏天、思想朝著體驗的方向來補償其比例。 在我們的思想中將有多得多的空氣和陽光。 自尊而英勇的身體組織更細膩,其觸覺震顫心靈,與軟弱無力的慵懶手指相比,它們同勞動者結趼的手掌更有交情。 遠離曬黑和結趼的體驗,白天躺在床上自認為是白的,那隻不過是多愁善感。
我們散步時,便自然地走向田野和樹林;若我們只是在花園或林蔭大道散步,會遇得到什麼呢? 連某些學派的哲人也感到了向自己引進樹林的必要性,之前他們沒有去過樹林。 在露天柱廊裡subdiales ambulationes(拉丁文:頂天而行)之處,「他們種下小樹林和法國梧桐小徑」。 當然,如果踏出的腳步沒把我們帶到樹林,往彼處走去也是無用的。 若我已走入樹林一英里,身體到了,精神卻還沒到那兒,遇到這種情況,我是驚恐的。 午後散步時,我欲忘卻我所有的晨間事務和社會義務。 但我有時無法輕易地甩脫那個村莊。 有些事情的思緒將在我的腦海中縈繞回環,而我並不在身體所在之處——我超越了我的感覺。 散步時,我欲回歸我的感覺。 若我總是想著樹林外面的東西,我在樹林裡還做了什麼事? 當我發現我自己竟如此受所謂善舉的糾纏連累時——由於這有時可能會發生——我就懷疑我自己,並不由自主地戰慄。
我家附近提供了許多不錯的小徑;可儘管多年來我幾乎每天都散步,有時連著好幾天,可我仍沒把它們研究透。 全新的景緻就是莫大的快樂,而我在任何一個下午還能得到這快樂。 兩三個小時的散步將攜我去見一片鄉野,如我所曾期待的那樣奇妙陌生。 我以前未見過的單獨一間農舍,有時同達荷美國王的領地一樣漂亮。 在方圓十英里範圍內(即一次午後散步所及之處),以及一甲子又十年的人生之中,潛在的風景間其實顯露有一種和諧。 它絕不會變得讓你徹底熟悉。
如今差不多所有人所謂的改善,像是造房、砍伐森林和砍倒一切大樹,都簡直是在拆毀風景,使它越來越馴和鄙劣。 一個民族,始於燒籬笆、讓森林站起來! 我看到被吞噬了一半的籬笆,其盡頭隱沒在大草原的深處,一些塵世的守財奴帶著勘測員照看著他的邊界,同時天堂在他周圍出現了,而他沒有看到天使往來穿梭,卻正尋覓著伊甸園中間的一眼舊樁洞。 我又一瞧,看到他站在泥潭似的斯堤克斯河沼澤中間,被魔鬼團團圍著,因此他無疑找到了他的邊界,三顆小石頭打了個樁子,我再湊近一瞧,看到黑暗王子是他的勘測員。
從我自己的門口啟程,我能輕易地走十英里、十五英里、二十英里、無論多少英里,不經過任何一所房子,不穿越道路,除非是狐狸和貂穿越的:起先沿著大河,然後是小溪,然後是草地和林邊。 我家附近有幾平方英里荒無人煙。 從許多小山上,我能看見遠方的人的文明世界和住所。 農夫及其成果並不比土撥鼠及其洞穴更顯眼。 人及其社交活動、教會與國家與學校、貿易與商業、製造業與農業,甚至其中最擾亂人心的政治——我高興地看到,它們在風景中佔據了多麼小的位置。 政治只是片狹窄的田野,那邊有更狹窄的公路通往它。 我有時給旅行者指點到彼處的路。 如果你要去政治世界,跟著大路走──跟著那販子,讓你的眼中含著他的灰塵,它將直接領你到它那兒;因為它也不過有個一席之地,沒佔著所有的地方。 我經過它,就像途經一片豆田而進入森林,於是就把它給忘了。 半小時內,我能走到地球表面的某個部分,在那裡,一個人不會從一個年底競選到另一個年底,所以那裡沒有政治,因為政治只如同一個人的雪茄煙霧一樣。
village(英文:村落)是道路所趨向的地方,是公路的一種擴張,就像河中之湖。 它是身體,道路是其手臂和雙腿——一個三岔或四岔的地方,旅行者的大道和小客店。 這個字來自拉丁文villa(拉丁文:郊外別墅),還有via(拉丁文:路)或更古老的ved和vella,瓦羅把攜帶溯源到了veho(拉丁文:攜帶搬運),因為villa是個東西被帶進帶出的地方。 靠運輸謀生的人被說成是vellaturam facere(拉丁文:做運輸的)。 因此,拉丁單字vilis(拉丁語:廉價的)和我們的vile(英語:卑鄙的)太顯然了;同樣的還有villain(英語:惡棍)。 這暗示著村民有何種墮落的傾向。 在他們之處來來往往的旅行使他們旅途勞累,而他們自己卻沒有旅行。
散步是一種激發詩興的行為,許多詩人都在散步中獲得靈感,例如杜甫的《江畔獨步尋花七絕句》。 以下是一些與散步有關的詩句例子:
杜甫《江畔獨步尋花七絕句》:
杜甫在江畔散步時,寫下了七首絕句,描寫了春花、花���、風景等。
王維《終南別業》:
「興來每獨往,勝事空自如。 行到水窮處,坐看雲起時。」王維也喜歡在散步中尋找靈感,這首詩描寫了他獨往獨來,享受山水的樂趣。
蘇軾:
蘇軾在黃州散步時,寫下了「雨洗東坡月色清,夜來風過竹葉聲」。 這首詩描寫了夜晚散步時的景象,表達了對大自然的喜愛。
江畔獨步尋花七絕句
朝代:唐代
作者:杜甫
江上被花惱不徹,無處告訴只顛狂。
走覓南鄰愛酒伴,經旬出飲獨空牀。
稠花亂蕊畏江濱,行步欹危實怕春。
詩酒尚堪驅使在,未須料理白頭人。
江深竹靜兩三家,多事紅花映白花。
報答春光知有處,應須美酒送生涯。
東望少城花滿煙,百花高樓更可憐。
誰能載酒開金盞,喚取佳人舞繡筵。
黃師塔前江水東,春光懶困倚微風。
桃花一簇開無主,可愛深紅愛淺紅。
黃四孃家花滿蹊,千朵萬朵壓枝低。
留連戲蝶時時舞,自在嬌鶯恰恰啼。
不是愛花即肯死,只恐花盡老相催。
繁枝容易紛紛落,嫩葉商量細細開。
終南別業 / 初至山中 / 入山寄城中故人
朝代:唐代
作者:王維
中歲頗好道,晚家南山陲。興來每獨往,勝事空自知。
行到水窮處,坐看雲起時。偶然值林叟,談笑無還期。
東坡
朝代:宋代
作者:蘇軾
雨洗東坡月色清,市人行盡野人行。
莫嫌犖确坡頭路,自愛鏗然曳杖聲。
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「山椒魚」井伏鱒二/著を読了。
巻頭は表題作で井伏の代表作。
岩屋から出られなくなって自由を失った山椒魚が同じく迷い込んできた蛙を閉じ込めてしまう。不幸な境遇に共に置かれることでの負の連帯感を嘱望しているかのよう。人を妬み嫉み俺は違うんだと斜に構えた自分自身に囚われて身動きが取れなくなる感覚。今の世の中でもまるで通用する物語。
以降の短編も得も言われぬ肌触りが合って楽しく読んだ。オチらしいオチが無く、言葉で表現しにくい奇妙な距離感だったり、ほんの些細な心の動き。
朽助のいる谷間:
ダムに沈む生家をただ眺める三人
岬の風景:
医師の家系図小説の編纂の職を得た私は、娘と恋仲になり虹を眺め、暁月を思う。
へんろう宿:
遍路岬のへんろう宿、住む老婆三人と女の子二人は代々続く住遍路者の置き子の家族
掛け持ち:
甲州湯村の番頭、喜十さんは谷津温泉の番頭を掛け持ち。眼鏡を壊した鮎釣り客やラグビーコーチの米国人らとの日常
シグレ島叙景:
小さいシグレ島、座礁した汽船に私と男女3名が住み、野兎家兎が400匹いる。口論が絶えない二人との奇妙な日常。
言葉について:
日本海側のとある島、旅の私は小さな女子が世話する宿に泊まる。静かな海と岬。同級生男子の下手なラッパの音。
寒山拾得:
旅先で学生時代の友人と遭遇、旅絵師の彼は宿にある寒山拾得の絵を模写。しこたま呑んだ二人は雨の中、拾得の笑い声を真似し合う
夜ふけと梅の花:
ある夜更け、電信柱の影から傷だらけの顔の男が現れた。口裏合わせの相談後、無理やり渡された五円札がずっと気になっている
女人来訪:
かつて友人の紹介でプロポーズをした(断られた)女性が8年後に会いに来た。断りは本心ではなかったと。新婚の妻と家庭争議が繰り返される。
屋根の上のサワン:
沼地の岸で銃で撃たれたガンを助ける。屋根で泣き叫ぶサワンは飛び去る他のガンと会話していたようだ
大空の鷲:
御坂峠の一羽の鷲クロ、出会った映画女優はかつての下宿先の娘で、作家の私は事実と妄想が混沌としてストーリーを紡いでいく
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名人死亡檔案
作者:孫友亮 主編
語言:簡體中文
出版社:青島出版社
出版日期:2006/07/01
內容簡介
本書詳細地記述了220多位名人一生中的最後時光,以及他們臨終時的一言一行。
死亡是一個人的最終歸宿,生命自虛空中誕生,便在一步步走向死亡,如朝陽注定要溶入黑夜。許多時候,人在死時所表現出來的某種東西最能體現他一生的價值。意識到死亡並對其進行思考是感受生活的開始,因為死亡牽涉著人往何處去的哲思,暗含著對人生意義的關注。對於生,人是身不由己的,每個人的誕生都不是出於自己的決定。但對於死亡的思索,卻使人在不斷追尋自身存在的意義,並使人意識到自身有把握命運的自由。當一個人眷戀生的狀態時,他就會信心百倍地珍惜活著的自己。因此,編寫這本書的初衷並不只是讓人們了解名人的死亡故事,我們更希望讀者能從中收獲某種有益的啟迪。
名人死亡档案
2006年青岛出版社出版的图书
《名人死亡档案》是孙友亮编著的、记述了众多历史上名人的生命的最后一刻言行的书籍,由青岛出版社2006年7月出版。[1]
中文名
名人死亡档案
作者
孙友亮
出版社
青岛出版社
出版时间
2006年7月1日
页数
508 页
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目录
简介
富国强兵的改革家:商鞅
身份:先秦法家的杰出代表、政治改革家
死于:公元前338年(终年52岁)
死因:车裂
地点:咸阳
评价:经过商鞅变法,秦国的社会发生了急剧的变化,封建经济得到快速发展,一跃成为头号强国,为后来秦始皇一统六国奠定了坚实的基础。但商鞅刻薄寡恩,推行变法采取了许多残酷手段。太史公曾对其短处提出强烈的批评,认为他受恶名而死,咎由自取。
秦孝公死后,他的儿子惠文王继位。惠文王为太子时曾因犯罪而受到过商鞅的惩罚,由于他是王位继承人,故商鞅让其两位老师代之受过,结果公子虔被割掉了鼻子,公孙贾脸上被刺了字。因此,惠文王当政后,虽然表面上支持商鞅的变法,而且对他也很尊重,其实内心却非常嫉恨他。
惠文王的两位老师受过商鞅的奇耻大辱,更是不甘心。秦孝公一死,他俩就在惠文王面前进谗言道:“商鞅立法治秦,秦国虽治,但男女老幼,都只知道商君之法,没有人说秦国之法。他位尊权重,以后必定谋反。”惠文王听后,没过多久就派人收了商鞅的相印,要他退归封地。商鞅遂辞别朝廷出城,仪仗队伍可跟诸侯相比,百官也都设宴送行。公子虔和公孙贾又将此事密报惠文王:“商君不知悔改,居然把自己比作王侯。照这样看来,他回到封地后一定谋反。”曾受到商鞅打击的一些贵族也证明确有此事。惠文公于是命公孙贾带兵将商鞅抓回来。
商鞅率车队出城已有100多里路,忽听得后面传来呼喊声,忙派人去打听。回报说:“朝廷发兵追赶。”商鞅大惊,知道是惠文王对他成见很深,恐难免祸,只得化装外逃。逃到边境时,天色已晚,他于是到客店投宿。店主向他要身份证明,商鞅说没有。店主说:“商君颁布的命令,留宿必须要有证件,如果留宿没有证件的人,一旦查下来,我们就要连坐,和住店的人一起斩首。”商鞅叹道:“我颁布的命令现在惩治起我来了。”只好离开客店,摸黑走路。他逃出秦国后,来到了魏国。魏惠王恨他以前夺取了魏国河
西之地,就将他抓起来,要把他送回秦国。在被押往秦国的途中,商鞅逃脱了,回到了自己的封地。不料公孙贾追了来,将他捉住,捆绑而去。惠文王把商鞅的罪行数说了一遍,即吩咐将他押解出宫,车裂而死。商鞅族人也全都被处死。
目录
政治家(包括帝王)
富国强兵的改革家:商鞅/3
千古一帝秦始皇:赢政/5
毁誉参半,功过相抵:李斯/7
轮台悔诏的一代雄主:刘彻/9
遗臭流芳本一身:曹操/12
隋朝开国皇帝:杨坚/14
善于纳谏的明君:李世民/16
才到天中万国明:赵匡胤/18
和尚出身的皇帝:朱元璋/20
明朝末代皇帝:崇祯/22
闯王:李自成/24
清代第个里帝:顺治/26
留下众多悬案的清代皇帝:雍正/28
睁眼看世界的禁烟英雄:林则徐/3l
太平天国革命领袖:洪秀全/33
傀儡皇帝:光绪/35
伟大的革命先行看:孙中山/38
“盗火”英雄:李大钊/40
党内理论冢:蔡和森/42
书生政治家:瞿秋白/45
五四运动的总司令:际独秀/48
人民的好总理:周恩来/50
共和国的缔造者:毛泽东/53
埃及艳后:克丽奥佩特拉/56
大英殖民帝国的奠基者:伊丽莎白一世/58
俄罗斯之父:彼得大帝/60
不可腐蚀者:罗伯斯比尔/62
美国国父:华盛顿/64
为民主自由献身的总统:林肯/66
铁血宰相:俾斯麦/68
英国史上最伟大的君主:维多利亚女王/70
第一个社会主义国家的创始人:列宁/72
荒唐审判的受害人:季诺维也夫、加米涅夫/75
办共党内最大的理论家:布哈林/78
十月革命的功臣:托洛茨基/81
美国在位时间最长的总统:富兰克林·罗斯福/84
圣雄:甘地/86
阿根廷,别为我哭泣:埃娃/88
铁打的人:斯大林/91
最有魅力的美国总统:约翰·肯尼迪/93
受命于危难之间:丘吉尔/95
我有一个梦:马丁·路德·金/97
黑白人生:赫鲁晓夫/99
为民主自由献身的智利总统:阿连德/102
印度首位女总理:英迪拉·甘地/106
瑞典人民爱戴的好首相:帕尔梅/108
自杀身亡的法国总理:贝雷戈瓦/110
不向命运低头的总统:密特朗/112
巴勒斯坦之父:阿拉法特/114
思想家
万世师表:孔子/119
法家学说的集大成者:韩非/121
佛教始祖:释迦牟尼/123
“认识你自己”:苏格拉底/125
人文主义的杰出代表:莫尔/127
“我思故我在”:笛卡儿/129
“社会契约��和“返回自然”:卢梭/131
唯物主义战士:狄德罗/133
德国古典哲学的开山祖师:康德/135
人间的普罗米修斯:马克思/137
“上帝死了”:尼采/139
军事家
西楚霸王:项羽/143
西汉开国第一名将:韩信/145
精忠报国的民族英雄:岳飞/147
一代天骄:成吉思汗/149
要留清白在人间:于谦/151
创建后金政权的一代雄主:努尔哈赤/153
明末擎天一柱:袁崇焕/155
收复台湾的民族英雄:郑成功/157
功高震主的东王:杨秀清/159
再造共和的护国将军:蔡锷/161
铁军战将:许继慎/163
名震遐迩的洪湖名将:段德昌/166
红四军铁血儒将:曾中生/169
抗战军魂:张自忠/172
留得清漳吐血花:左权/175
人民军队的总司令:朱德/177
少林将军:许世友/179
独裁者:恺撒/18l
帆船时代最著名的海军将领:纳尔逊/183
荒野雄狮:拿破仑/185
红色男爵:冯·里奇特霍芬/188
苏联著名军事理论家:图哈切夫斯基/190
沙漠之狐:隆美尔/192
热血豪胆的二战名将:巴顿/194
二战期间盟军统帅:艾森豪威尔/196
科学家
古代的百科全书:亚里士多德/201
“日心说”的创始人:哥白尼/202
真理的象征:布鲁诺/204
经典物理学之父:牛顿/206
18世纪最伟大的数学家:欧拉/208
人类历史上少有的全才:富兰克林/210
数学奇才:伽罗华/212
进化论的创始人:达尔文/214
元素周期表的建立者:门捷列夫/216
昆虫的朋友:法布尔/218
发明大王:爱迪生/220
镭的母亲:居里夫人/222
精神分析学说创始人:弗洛伊德/224
20世纪的牛顿:爱因斯坦/226
文学家
伟大的爱国诗人:屈原/231
不为五斗米折腰的大诗人:陶渊明/233
诗仙:李白/235
诗圣:杜甫/237
一江春水向东流:李煜/239
独步千古的士林全才:苏轼/24l
留取丹心照汗青:文天祥/243
主修永乐大典的才子:解缙/245
特立独行的江南大才子:金圣叹/247
古典小说巨匠:曹雪芹/249
铁齿铜牙:��晓岚/251
一代国学巨擘:王国维/253
中国诗人独数君:徐志摩/255
民族魂:鲁迅/258
莫道流离苦,天涯一客孤:郁达夫/26l
人民艺术家:老舍/263
愤而弃世的翻译大家:傅雷/265
农民作家:赵树理/267
浪子悲客:古龙/269
万古人间四月天:林徽因/271
踽踽独行的绝代才女:张爱玲/274
喜剧大师:莫里哀/276
天才的预言家:雪莱/277
诗国拿破仑:拜伦/279
文学史上的全才巨人:歌德/281
诗歌的太阳:普希金/283
文坛姊妹花:勃朗特姐妹/285
人类心灵阴暗角落的开拓者:爱伦·坡/287
剑与火:海涅/289
俄国文坛盟主:果戈理/291
自学成才的小说家:狄更斯/293
法国最受欢迎的通俗小说家:大仲马/295
人道主义文学大家:雨果/297
世界短篇小说之王:莫泊桑/299
残缺的唯美主义大师:王尔德/301
俄罗斯短篇小说之王:契诃夫/303
文坛泰斗:托尔斯泰/304
困在城堡里的思想者:卡夫卡/306
被人引用得最多理解得最少的诗人:马雅可夫斯基/308
革命文学的奠基人:高尔基/311
文坛硬汉:海明威/313
日本第一位诺贝尔文学奖获得者:川端康成/315
艺术家(包括时尚代言人)
无冕影后:阮玲玉/319
花落花飞:马樟花/322
评剧皇后:白玉霜/324
弘一法师:李叔同/326
金嗓子:周璇/328
京剧“马派”创始人:马连良/331
黄梅戏大师:严凤英/333
影界“四大名旦”之一:舒绣文/335
江南活武松:盖叫天/337
功夫片巨星:李小龙/339
爱恨难舍俏黄蓉:翁美玲/341
“画圣”:拉斐尔/344
艺术史上的普罗米修斯:米开朗基罗/345
音乐之父:巴赫/347
天才作曲冢:莫扎特/:349
交响曲之父:海顿/351
乐圣:贝多芬/354
诗人音乐家:舒曼/356
孤独的天才:凡·高/358
俄罗斯之魂:柴可夫斯基/36l
美术史上最伟大的肖像雕塑家:罗丹/364
现代舞之母:邓肯/366
好莱坞的祭品:梦露/368
魂断蓝桥的乱世佳人:费雯·丽/370
时尚的代言人:夏奈尔/372
立体主义艺术的创���人:毕加索/374
猫王:普莱斯���/376
“披头士”的灵魂:列农/378
天使在人间:奥黛丽·赫本/380
魅力王妃:戴安娜/383
爱国志士
少年英雄:夏完淳/387
有公足壮海军威:邓世昌/389
鉴湖女侠:秋瑾/391
精武之魂:霍元甲/393
国民党左派领袖:廖仲恺/397
爱国民主人士:杨杏佛/401
民族尊严的一面旗帜:杨靖宇/403
布衣将军:冯玉祥/405
千古功臣:杨虎城/407
爱国少帅:张学良/410
爱国的雄辩家:德摩斯提尼/412
奥尔良圣女:贞德/414
凤凰涅盘:舒和兄妹/416
民国传奇人物
死在佛门的大军阀:孙传芳/421
中国的希姆莱:戴笠/423
蒋介石文胆侍臣:陈布雷/425
上海滩青帮帮主:杜月笙/427
国民党政坛不倒翁:戴季陶/429
小诸葛:白崇禧/431
一生独裁:蒋介石/433
国民党“福将”:何应钦/436
绝世风华:宋美龄/438
谍报人员
谍海英雄:潘汉年/443
谍海女皇:玛塔·哈莉/446
二战谍王:佐尔格/448
谍海枭雄:科恩/450
探险家
第一个环球航行的人:麦哲伦/455
亚美界线的发现者:白令/457
征服南极的英雄:斯科特/459
宇航之星:加加林/461
作恶多端之人
荒淫昏庸的代名词:杨广/465
残害忠良的卖国贼:秦桧/467
擅权乱政的“立皇帝”:刘瑾/469
阴毒暴虐的“九干岁”:魏忠贤/471
中国历史上最大的贪官:和珅/473
权欲熏心的历史罪人:慈禧/475
窃国大盗:袁世凯/477
上海滩黑帮教头:张啸林/479
民国大汉奸:汪精卫/48l
民国二号汉奸:陈公博/483
东方魔女:川岛芳子/485
开国有功,祸国有罪:林彪/487
祸国殃民的罪人:江青/489
末代沙皇:尼古拉二世/49l
珍珠港事件的总策划:山本五十六/493
法西斯鼻祖:墨索里尼/495
千古罪人:希特勒/497
纳粹二号人物:戈林/499
战争狂人:东条英机/502
恶魔的代名词:贝利亚/505
纳粹战犯:艾希曼/507
参考资料
[1] 名人死亡档案.豆瓣网 [引用日期2019-05-12]
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7月26日のツイート
RT @H6eJiFlVi1uQ2lR: マスクをしない人が増えたり、前回のワクチン接種から6ヶ月以上たった人がほとんどだったりということの影響はあるが、今回のコロナの感染力は今までで最強と感じている。 さすがに、これは厳しい。
posted at 13:05:56
RT @hikage_star: そういえばゆかりんツアー福岡のチケット残りわずかになってる!ゆかりんの地元福岡に行こうか迷ってる方!これはもう急いで申込しましょ! pic.twitter.com/tZFgcJmESd
posted at 12:51:46
RT @chan_2525__: お母さん(SsLからちょくちょく参加してる)もwith me?の北海道公演参加したんだけど、声出しOKのライブ再開してから初めて参加だったから一曲目から泣きそうになって声出せなかったって言ってた😂
posted at 12:35:01
RT @chan_2525__: 職場の60代の人に「爪見せて!?かわいいね〜!これなに?」って聞かれたから、好きなアイドルのライブグッズのぬいぐるみなんです〜って言ったら「あら〜!推しのやつか!」って言われたんだけど、60代の人にも推しって言葉浸透してるんだね😂 pic.twitter.com/NEe7Kj0qps
posted at 12:34:58
@miso_katsu フォルテさーん ありがとうございます!
posted at 12:32:55
RT @miso_katsu: ギャラクシーエンジェルとクロスアンジュに参加したいアニメ人生だった
posted at 12:32:21
RT @miso_katsu: 三白眼 pic.twitter.com/Xnjf482hdu
posted at 12:32:18
RT @togetter_jp: [お知らせ] 7月26日深夜2時頃から、Twitter APIの不具合の影響により、Togetter・min.t・Twilogのログイン・ツイート取得等の機能がお使いいただけない状況が発生しておりましたが、先ほど復旧いたしました。 現在は通常通りお使いいただけますので、ぜひご利用ください。 twitter.com/togetter_jp/st…
posted at 12:31:39
RT @yositosi: か、回復しましたぁ。。。 みなさん、ご心配をおかけいたしました。。。
posted at 12:31:18
RT @yositosi: Togetter、またフリープランに降格されててAPIが呼べなくなってます。73万%オーバーの記念スクショ 毎月、うん百万払ってるんですけど…。 流石に、2回目はやめてぇ pic.twitter.com/gbeBl491JP
posted at 12:31:17
RT @JRC_PASSENGERS: 【プリキュア プリティストア出張店 in JR東海パッセンジャーズ 】 💕本日最終日💕 18時までの営業です! ・ネームバッジ(全5種) →売切となりました。 ・クリアカードセット5枚入 →残りわずかです! 皆様のお越しをお待ちしております✨ #precure #プリティストア
posted at 12:07:50
誤情報指摘リプ送ったら「きっかけになった」と開き直られ直後にブロックコンポ喰らった
posted at 09:12:10
RT @kamikitafutago: 💜香久矢まどか💙芙羽ここね💚ローズマリー💛菓彩あまね💗桃園ラブ💛山吹祈里💙蒼乃美希❤️東せつな On the Beach【#海の日】2023 twitter.com/kamikitafutago… pic.twitter.com/KijU61MTYy
posted at 08:57:27
@kisaichi7 @TAKKICYAN 私も誤った情報を拡散してしまう事があるかもしれない。そのうえで逆の立場なら ①指摘者に感謝 ②虚偽情報ツイートorリツイートの消去 ③元記事新聞社とネタにされてしまった方、拡散した方へのお詫びツイート 以上をしつつ、きっかけ云々は脳内に留めます。 最低限②は実施してほしいと思います。
posted at 08:52:41
RT @TrafficNewsJp: 客室側のドアはステンレス無地だそう。 【鶴見線の新型車両に違和感 「車体幅が狭い」ワケは? 実はけっこう独自仕様 JR東日本に聞く】 trafficnews.jp/post/127113
posted at 01:19:04
RT @akirae233: なぜダメなのか・どこがダメなのかは部外秘のようですが、幅広車が鶴見線出禁なのはJRも認める事実のようです pic.twitter.com/b0VbJD3tqS
posted at 01:17:39
RT @konotarogomame: ブログ更新:マイナンバーカードの保険証利用について www.taro.org/2023/07/%e3%83…
posted at 01:17:05
2度公開延期してミラクルライト演出も変更され半ば見切り発車的に公開されたミラクルリープ。あの時期でガラガラな映画館ではあったが観に来てくれた数少ないお子様からは鑑賞直後に「面白かった」との声を何度も聴いた。観客数に対するお子様の満足度はここ数年で体感的には一番だ。 #precure
posted at 01:06:35
オルメモは2018年時点での55人登場かつ完成度は高いけどデパプリ中断時に分割放送したし今年の正月にTOKYOMXでも放送している。一方、ミラクルリープは公開時期の関係で未見の方は多いと思われる。ミラクルリープも期間限定無料配信してほしいと強く願っている。 #precure
posted at 01:02:58
RT @toeianime_MC: 💙――――--------------🤍 映画公開記念 #プリキュア💜2作品 YouTubeでプレミア公開! 🧡---------------――――🩷 9月15日(金)『映画プリキュアオールスターズF』の公開を記念して ・『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』 ・『ちょ~短編… twitter.com/i/web/status/1… pic.twitter.com/BZWCJUvOgd
posted at 00:58:41
RT @precure_movie: 1週間限定YouTube過去作無料配信決定❣️ 8/13(日)19時〜 映画最新作の新情報が一足先に聞けちゃう ウォッチパーティを開催🍿✨ #みんなで映画プリキュア を付けて投稿すると 豪華賞品がもらえるチャンスも🎀 ▽YouTube 東映アニメーションミュージアムチャンネルで配信 www.YouTube.com/@precure pic.twitter.com/1Rg6NcfHOc
posted at 00:58:37
RT @C2_STAFF: ずっとお世話になってきた"Twitter"が"X"に変化(進化?)した今年。密かにとても素敵なコトがありました。 C2機関の中のヒトが学生自体からずっと好き&尊敬している偉大な作家さん、「わかつきめぐみ」さんから「艦これ」10周年のお祝いイラストを寄稿して頂けたのです……今年前半一番の幸せ!… twitter.com/i/web/status/1… pic.twitter.com/3142wsKGkH
posted at 00:50:21
レートアップキャンペーンを利用してクレカポイントをPontaに集約させてからJALマイルへ。完全に陸マイラーになってる。
posted at 00:50:14
RT @MIKITO_777: 『第9波ではコロナの死者が増えていないから大したことない』 という人がいますが間違いです。 正確には『死者数が分からない』です。 コロナ死者数の発表は5類移行で最短2ヶ月後となっています。 さらに感染と死亡のピークは2ヶ月程ずれるので、 9波の被害の全容が把握できるのは早くて秋です。 twitter.com/i/web/status/1… pic.twitter.com/WrxWCFlBSs
posted at 00:12:15
@kisaichi7 @TAKKICYAN こちら2020年にも話題になりましたが悪質なコラージュですね。山梨日日新聞の実際の見出しは「田村家ゆかりの品 後世に」です。 nnjnews.net/?p=6987
posted at 00:05:36
RT @chiha_yoshitake: 明日はハワイアンズで #ひろプリ ショー💙 お会いできる皆さま楽しみだね〜☺️💗 そして夏のイベントまとめました🌻 (まだお知らせ前のイベントも1つあるのですが…🤭) みんなに会える機会いっぱいで嬉しいっ! ぜひ一緒に夏の思い出たくさんつくろうね🍉☀️ #precure pic.twitter.com/8JFiiTjx9O
posted at 00:00:50
from TOJHO(@misttimes) - Twilog https://ift.tt/rtS1ObY via https://ift.tt/g9QUth2
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第35話 『旧き世に禍いあれ (3) - “猟犬の追尾"』 Catastrophe in the past chapter 3 - “Tracking hounds”
その黒い犬は、長い舌を口からだらしなく垂らしていた。太く曲がりくねったそれは、舌というよりも針のように尖っている。
褐色の闘犬に似た四肢を持っているが、頭の部分は妙にぼやけて見える。形がなく、いくつかの鋭い触手のようなシルエットのひとつが、長い舌のように見えてうねっていた。
その全体的に鋭利なシルエットは、狩猟犬を連想させた。
「何だこいつは……」
ゴットフリートの声だったのか、自分の声だったのか、それともふたりの声か。臭気と混乱で、フィリップには判断が出来なかった。
猟犬、なのだろうか。4つ足の黒い影はその太い四肢で地面にしっかりと立ち、周囲の様子を探っているように見えた。その異様な姿は生理的な嫌悪感が込み上げてくるものだったが、目を逸らすことができずにいた。こいつは一体何者なのか? どこから来た? 何故ここに? 仮にこいつが猟犬なのだとしたら、一体何を狩るためのものなのか。 何一つわからないにも関わらず、なぜか「こいつの狙いは自分だ」という説明不能な確信が強まっていく。
猟犬はゴットフリートには見向きもせず、フィリップの位置を見定めると、迷わず飛び掛かって来た。
やはりこちらに来たか、と心中で考える間もなく猟犬の舌先は首元まで迫っていた。先程受けたゴットフリートの攻撃より速い。
フィリップは即座に短距離のテレポートを行う。吐き気が込み上げるが、避ける方法は、フィリップの持つ術ではこれしかない。連続して転移を行って、魔力を使い過ぎた。
空間のブレが収まり視界が明瞭になった瞬間、フィリップは激しい痛みに苦痛の声を上げる。
「なっ!?」
確かに転移は成功したはずだった。
痛む左腕を見れば、注射針のような舌が刺さっている。
猟犬が傍らに突き立った最初とは別の盾から這い出てきている。長い舌は盾から半身だけを乗り出した猟犬の胴体から繋がっている。
フィリップはそれを引き抜こうと腕を振り回すが、抜けない。
攻撃をかわすために数歩距離を取って転移したのに、転移先の足元ですでに待ち構えていたかのような……。
猟犬は両足で地面をしっかりと捉え、頭部を振るってフィリップを引っ張る。
ゴットフリートは離れたところから、目と口を開けて呆然とその様子を見ている。
(まさか……こいつも短距離転移したのか?)
猟犬の下肢は傍の盾の影から伸びているように見えた。斜めに地面に突き刺さった盾の影から、隠れていた下肢の先が這い出してくる。
テレポートしたため、ゴットフリートとフィリップの間にはかなりの距離がある。
この距離をただ跳躍してきたとは思えない。この一瞬でそんな動きをしていたら、正確に左腕を狙う事もできそうにないし、その勢いでそのままフィリップに体当たりした方が早いだろう。人型ではない魔物で、転移術を使えるものはほとんどいないはずだ。覇王の軍勢の中でも、そんなやつは見たことがなかった。
転移でなければ説明がつかない。
(追尾するように転移して、土の地面と盾の間の空間から這い出てきた……? そんな、まさか……)
フィリップが振りほどけず、まごついている間に、舌を突き刺された左腕の変化がはじまった。
舌が刺さった周囲から、どんどんと左腕がしなびはじめたのだ。
「く、クソ……ッ!」
信じられないことの連続でパニックになりかけたが、フィリップはぐっと奥歯を噛みしめて正気を保つ。
ベルトのホルダーからナイフを取り出し、その舌を思い切り切り払った。舌は容易に切れ落ち、断面から暗い青灰色の液体がぼたぼたと垂れ落ちた。
すかさず後ずさって距離を取る。舌を切り落とされて喘いでいるように見えた猟犬は、今度は距離を保ったまま、すぐにこちらに飛んでくる様子はない。刺された左腕は、もう原型をとどめていなかった。
(腕が……なくなった……!?)
舌が抜けた後も左腕は、ミイラのように乾燥しながらどんどん細くなっていく。
ミイラというには、元の骨を無視した縮み方だった。水気を失いカラカラに乾いた野菜カスのようになっているが、内側の骨まで同様に萎縮したとしか説明がつかない。
痛みはない。すでに左腕の感覚は全くなくなっていた。かえってそれが異様に恐ろしく、フィリップは額に噴き出した冷や汗を袖で拭った。
あの舌はなんだ? 一体、何が起きた? 何かを吸われたのか? あの猟犬はどうやって足元に移動してきた? 左腕は諦めるしかないか? ぐるぐると脳をたくさんの言葉が駆け巡る。
(逃げろ……)
本能が叫ぶ。その通りだ。
逃げるしかない。ゴットフリートでさえ手に負えないのに、突然現れた襲撃者は、それ以上に危険な存在だった。この場に留まって状況を解決する術など、自分は何も持ってはいない。
じり、とフィリップがさらに後じさると、猟犬がそれを見て体を低くした。
再び、先ほど感じた刺激臭が強くなる。
ぼうっと青黒い煙が、あちこちに落ちている遺品の盾や剣、鎧といった角のあるものから幾筋も立ち上る。それぞれが凝って、どれもが同じように猟犬と同じ形状を取り始めた。左腕を奪ったはじめの一頭よりはいずれも小さいものの、やはり姿はそっくりで、姿を成すや、すべてがフィリップに敵意を向けて周囲を取り囲み始める。
(何だこれは……)
フィリップは頭の中で今まで読んだすべての文献や図録の記憶をひっくり返す。こんな怪物は、見たことも聞いたこともない。神話の類にもこのような存在が示唆された試しもなかった。
とにかく、とにかく逃げなければ。だが、どうやって?
すっかりと左腕は、押さえた右手で隠せるほど小さくなってしまった。
フィリップが駆け出す。同時に猟犬たちが地��蹴る軽い足音が響く。
「――……どうやら、てめえの飼い猟犬じゃなさそうだな」
低く太い声。
絶体絶命か。これほどの生物を前にして、さらにゴットフリートまで相手にする事など、不可能だ。
だが、ゴットフリートは、フィリップを追撃しようとする猟犬たちのいる方に剣の切っ先を突きつけて、がははと無遠慮に笑った。非常に愉快そうにその瞳の奥に紅蓮の炎が立ち上る。
「魔術師なんかよりも、数段面白そうじゃねえか! 猟犬!」
咆哮に近い怒号を上げ、剣を振りかざした。
その剣圧は風を切り裂く音を伴い、猟犬に襲い掛かる。離れたところにいたフィリップまで風圧が迫るほどの力強さ。
ゴットフリートの剣先は猟犬の一頭を切り裂く。それをはじまりにいくつもの猟犬を切り飛ばして、はじめに現れた個体に向かって行く。
猟犬たちはフィリップを追う邪魔をされて、すぐさま別方向に跳ねた。
ゴットフリートはその動きを読んでいたように、振り下ろした剣を真横に一閃する。
切っ先がかかりそうになるも、猟犬が避ける方が紙一重で早い。
大股に踏み込み、ゴットフリートが今度は大きく剣を突き出す。
小型の猟犬が何体も切り裂かれ、霧のように消える。逃げ惑う猟犬たちは、最大の個体を守るようにゴットフリートを取り巻く。群れの鼻先は、すでにその全てがフィリップから逸れてゴットフリートに向けられていた。
一閃、二閃、迫る取り巻きの小型を次々なぎ倒し、首を落とされた小型の胴を蹴り飛ばして、大型の猟犬の腹部に強かに打ち込む。大型はその衝撃によろめき、間髪入れずゴットフリートは蹴り抜いた足を踏み込み、大剣の先が轟音を立てて唸る。
「おらぁ!!」
怒号。
最後に残った猟犬は、すんでのところで体勢を整え、身を翻してゴットフリートに飛び掛かる。ゴットフリートは構わず迫る猟犬の頭部目掛けて大剣を振り抜いた。
一瞬の、そして突然の静寂。猟犬がいない。すっかり気配までなくなった。息遣いすらも。
歴戦の猛者であるゴットフリートでさえ、大剣が命中する直前に突然姿を消した猟犬を目で追うことはできなかった。
「ああ? 犬っころめ! どこに行きやがったぁ!」
夜の雪山に、野太い声が響く。
ゴットフリートは消えた猟犬たちを探すために、見開いた眼で周囲を見渡す。そこには、膝をついたフィリップとゴットフリートの姿しかない。
けれど、ゴットフリートは警戒を解かない。手応えがなかった。これで退く相手ではないと彼は理解していたし、フィリップも同様に理解していた。
「ふんっ」
気合を入れなおし、ゴットフリートは柄を握る手に力を込めた。どこから飛び出してきても、一振りで仕留める。その巨躯と同じほどの丈の剣を、それだけの速さで振るえる者は、トラエに彼を置いて他にはいない。
辺りを窺っているゴットフリートの背後から、突然現れた大型が飛びかかる。ゴットフリートは殺気のみからその出現を察知し、反転して剣を振り抜く。
反応されることを予期してか、猟犬は剣先の手前で空を蹴って退き、振り抜かれた剣先をやり過ごしてから再び地を蹴ってゴットフリートに向かって飛ぶ。
それに応じ、振り抜いた剣の勢いに任せて回転、跳躍し、飛来する猟犬に自ら飛び込んで二撃目を狙う。
満月の空に、飛び掛かる猟犬と剣を構えた英雄の影が浮かび上がる。
「これで決まりだ!」
猟犬の尖った舌と、ゴットフリートの剣先が交差する。
猟犬は何も貫くことなく着地した。
さきほどまでゴットフリートが立っていた場所に、そっくりと足の跡があるだけだった。
突然、目の前から獲物がいなくなり、墓石の影から小型の仲間たちもそろそろと出てきた。全頭が戸惑ったかのように辺りを見渡し歩き回る。
本来の獲物であった筈のフィリップも、邪魔をしてきたゴットフリートの姿もなかった。
今度は雪の上に、奇妙な猟犬たちだけが取り残されていた。
周囲をしばらくうろついたあと、鼻をクンクンを動かす。
静かに、一頭が墓石の影に消えていく。
また一頭、また一頭とその後に続き、やがて全ての猟犬が、戦場から姿を消した。
残されたのは、戦死者たちを覆う雪だけだった。
猟犬の頭をたたき割るために剣を振るったその刹那、世界が光に包まれた。
直後に、体の重心がブレた感覚に襲われ、ゴットフリートは反射的に目をつぶった。
1秒と経たずに体の重心が元の位置に戻り、目を開ける。
猟犬はいなかった。
まるで夢だったかのように、自分ひとり、小汚い部屋の中心に立っていた。
肩当てには、剣圧で舞い上げて浴びた雪が、まだ薄く積もっていた。剣先にも、あの薄気味悪い生き物の返り血がこびりついたままだ。
「……ったく、興が冷めるぜ」
満月の照らす雪��斜面ではなく、見慣れた兵舎の中だ。誰かが置き忘れたであろうシャツで剣の血を軽く拭い、鞘に戻す。兵舎は狭すぎる。抜身の剣を手に歩けるほどの���もない。
久々に、心の底の方から沸き立つような敵と相対した興奮は、まだ体の底にくすぶっていた。
「やってらんねえな!」
ゴットフリートは、転がっていた誰かの飲み残しの木製ジョッキを蹴り飛ばした。ジョッキは棚に当たり、耳障りな音を立てる。何もかもが苛立たしく、やり場のないフラストレーションがゴットフリートの内に燻っていた。
「助けたつもりかよ、あの野郎め……俺は勝ってたッ」
兜を小脇に抱えてバリバリと頭を掻いて、フンと大きな鼻息を吐いた。
また酒保にでも行くか、今日の分はもう飲んだけど若ぇ奴の分をふんだくるか、などと考えながら歩きはじめたゴットフリートは、異変に気が付いた。
「んだぁ? うるせえなぁ」
遠くから音がする。建物の外か。すぐにそれが何か、感づき、目を見開く。
この音を、ゴットフリートは知っている。身近でずっと聞き続け、その中を走り抜けてきた。
戦の気配。命を奪い合う者たちが放つ、独特の気配。ゴットフリートが生きる場所だ。魔術師、猟犬。次々降って湧いた獲物を前におあずけを食らって行き場をなくした”飢え”が、再び首をもたげた。
にやりと口角を上げて、ゴットフリートは胸を張った。
「仕事の時間か」
扉を蹴破り開けて飛び出す足取りは、子供のように無邪気だった。
(自分がしたことは、本当に許されることなのだろうか……)
スヴェンは何度も何度も繰り返した疑問に、自ら押しつぶされそうになっていた。
とんでもない過ちを犯したのではないだろうか。
真実は追い求めてきた。時空を遡行するという研究の真相に魅せられた心はまだ輝きを失っていない。
だが、それはあくまで自分の手で引き寄せたかった奇跡のはずだ。自らが完成してこそ意味を持った奇跡だったのではないか。
それでも、自分の人生で成し遂げられないというのなら、せめて知りたいと願ってしまった。
スヴェンは泣きたいような叫びたいような、複雑な心を噛みしめた。
ぶんぶんと首を振る。
「これでいいのだ……吾輩が自分で決めたことだ……」
そう思いながらも、机の上の本を開くことは出来なかった。
フィリップから、警備の情報と引き換えに得た本。
真実を目にしてしまえば、知る前には戻れない。
(未来からもたらされた知識……)
本来は今、ここには存在しないはずの知識を、自分が詳らかにしてしまってもよいのか。自分のためだけに使うのであれば、問題はないと言えるのか。意図せず自身のものとして世界に放り出されてしまわないか。自問する言葉はいくらでも心の底から浮かび上がってくる。
「……しばらく何か違う本でも読もう……」
再び窓の外を見ると、兵士たちが駆け出し、叫び合う声がした。敵襲……? 今、敵襲と言っていなかったか? 背中を汗が伝う。
窓の外に身を乗り出して、メガネを押し上げる。目を細め必死で夜闇を見た。
斜面を敵がやってくる。しかし、何か妙だ。あの集団はどうしたことか、どいつもこいつも大きく頭を左右に振り、各々が方方によろめき歩いて、統率が取れていないように見える。雪に足を取られ倒れる、しかしその横から、また別の兵士が立ち上がる。そうして、起き上がった者が列に加わり、数が見る間に増えていっている。ラウニやソルデの進軍にしては、不自然過ぎる集団だ。
「あれは……?」
深いため息を漏らし、背後の物音にスヴェンは振り向いた。
室内に、フィリップが立ち尽くしていた。昼間に姿を消した時とは打って変わってげっそりと痩せこけた印象で、左肩を押さえている。
「おお……」
「ここはもう危険だ」
フィリップは微かに震えた声でスヴェンに告げた。
「何が起きてるんだ?」
「襲われた。ゴットフリートに出くわして、その後どこからか猟犬のようなものが現れた」
「ゴットフリートと?!」
スヴェンは思い出した。ゴットフリートは酒を飲んでは城外を機嫌よく散歩することがある。そんなに頻繁ではないので失念していが、まさか、今日に当たるとは……。伝えなかった事に対する罪悪感がほんの一瞬だけ芽生えたが、すぐにそれは顔を隠した。
スヴェンを見つめて、フィリップは右手を離した。その下には、あるべきものがない。
「腕、が……」
切断されているわけでもない。ただ、不自然なほど委縮し、形を変えていた。
恐ろしくて息を飲む。
「分からない。猟犬に刺されたあとで、こうなった」
スヴェンは目を白黒させて、カチャカチャとメガネを直した。
「刺されたんだ。あの長い舌で……肘の上の辺りをやられたと思ったら、腕がこうなった」
「し、知らない!そんなおかしな犬がこの雪山に出るなんて聞いた事がない!私は知らなかった事だぞ!? ご、ゴットフリートの事だって…!」
スヴェンは必死に、大げさな身振り手振りで弁明した。
フィリップは探るようにスヴェンを見ていたが、やがて息を吐いて項垂れた。
「……ゴットフリートの方に猟犬の注意が向いて、その隙に長距離転移の準備が出来た。今頃、ゴットフリートも城塞のどこかに移せたと思う」
「なんてことだ……今、外が大変なことになっているようだ。君が何かしたわけではないのか?」
スヴェンのどこか切羽詰まった様子に、フィリップは首を傾げた。それを見て、スヴェンは腕を突き出して、研究室の窓の外を指差した。
フィリップは、山の斜面から兵士たちの屍体が起き上がる光景を目にした。
そして、慄いた。
遠くから音がする。うめき声が重なり合い、波のように城塞に押し寄せている。
「これ、は……」
「信じられないだろうが、ここから見る限りでは、斜面の戦死者が起き上がっているように見える。そうとしか思えん。雪の下から出てきて、城塞に向かってくる……お前がやったんじゃなかろうな?」
「……屍体が、起き上がった……? それは…」
スヴェンは不服そうにメガネを押し上げた。
「死体が起き上がって、この城を攻めてきている」
スヴェンの言葉を聞きながら、フィリップも窓の外に身を乗り出した。
信じられない。
さきほどまでフィリップは、ゴットフリートとあの猟犬と共に斜面にいた。猟犬に襲われ、命からがら城塞まで転移してきた。
しかし……、斜面からやってきているものは、猟犬ではない。先程雪の下から掘り出した兵士の屍体と同じ防具を着込んでいることが、月明かりに照らされて垣間見える。
「外で何があった? 一体何が起きている!? 未来から来たのなら、この城塞の歴史は知っているのだろう? 何があったのだ、あれはなんなんだ、このあと何が起きる!?」
「そんな…… 知らない、こんな事、僕は…」
城内では悲鳴まで上がり始めている。
フィリップは真っ直ぐと城塞に向かう屍者の群れを見る。ひとつひとつ小さな点に見えるが、それが幾千も動き始める。
ありえない。
だが、フィリップは屍者がひとりでに動くことがある前例を知っている。
世界の秩序が崩壊した日から、覇王の呪いを受けた屍者たちが立ち上がり、人々を襲い始めた。フィリップとグレーテルは、その屍体たちとこれまで戦ってきたのだ。
全てが始まったあの日の情景によく似ている。
ただ、ありえない。フィリップが知っている歴史では、この時期は人間同士の小競り合いこそあったが、まだ覇王は目覚めていなかったはずだ。屍者たちも、まだ起き上がってきてはいなかったはずだ。
だから、今こうして屍者がひとりでに動くなんてことは起こりえない。
「どうして……」
フィリップは言葉を飲み込んだ。
間違いない――あれは覇王の呪いを受けた者達だ。始めこそふらつきながら斜面を這い上がってきてた屍者たちの動きは見る間に活性化されていき、兵士たちの数倍も速く、そして生身の人間では考えられない力強さで兵士たちを易易となぎ倒す。兵士たちは木の葉のように簡単に弾き飛ばされていく。ただの屍者操作、ゾンビの類でできる芸当ではない。Buriedbornesの術を受けた者だけに見られる、人間を超えた動き。
屍者には感情がない、痛覚もない。限界を超えて動き、破壊され動けなくなるまで何度でも立ち上がる。
人間は疲弊する。今までの戦場とはかけ離れている事態に混乱している。倒れても何度でも起き上がる怪物に対して抱かれる感情は、恐怖でしかない。訳も分からず、城の者達は圧倒的な力を持った屍者たちに蹂躙されていく。悲鳴がブラストフォート城塞を支配している。
これは、あの日と同じではないか。
忘れることのできないあの日に。
「フィリップ、何が起きているんだ!」
「僕には分からない、何も知らない」
狼狽し、迫るスヴェンを突き放した。よろめき驚いて目を見開いたスヴェンに、フィリップは胸が痛んだ。まだ何も確信はないが、他に理由が考えられない。これは覇王の呪いだ。フィリップたちが立ち向かっている困難とあまりにも酷似している。
まさか、自分がここに来たことで、自分が受けている呪いをこの時代に広めてしまったのではないか?
それをどう伝えれば良い?また伝えたところで、何ができる?
「……ん? 何か臭わないか?」
スヴェンが怪訝そうに声を上げた。
フィリップは、心臓の鼓動が跳ねるのを感じた。
この臭いを、フィリップは一度嗅いでいる。
咄嗟に周囲を見渡して、机の角から青黒い煙が細く漏れ始めたのを見つける。
(いけない……! あの猟犬がくる!)
フィリップは確信した。これ以上、この時代にいることはできない。
全ての謎に、この場で答えを出す時間はもうない。閉鎖時空間を開く呪文の詠唱を始める。
「フィリップ!」
発生させた時空の”扉”に、自ら飛び込んだ。
「これから何が起こるかだけでも…!」
スヴェンの悲痛な叫び声がこだましたが、最後まで耳にする事はできなかった。
――何かを考えている暇もなかった。
フィリップには、スヴェンを置き去りにし、現在へ逃げ帰る以外の選択肢はなかった。

~つづく~
原作: ohNussy
著作: 森きいこ
※今回のショートストーリーはohNussyが作成したプロットを元に代筆していただく形を取っております。ご了承ください。
旧き世に禍いあれ(4) - “悔恨”
「ショートストーリー」は、Buriedbornesの本編で語られる事のない物語を補完するためのゲーム外コンテンツです。「ショートストーリー」で、よりBuriedbornesの世界を楽しんでいただけましたら幸いです。
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tofubeats RUN 制作日誌
tofubeats - RUN 初回プレス分に封入 2018/10
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まず最初に「寝ても覚めても」の脚本を読んで、とても戸惑った。世間体に囚われず自分の思うままに動く主人公、朝子の気持ちがあまり理解で���なかったからだ。ただそういった理屈じゃないところに人間らしさというものがあるというのもよくわかる。まずは映画が終わったあとに見ている方々が朝子のことを嫌いにならないような曲にしたいな、というようなことをボンヤリ考えた。 今回の映画の鍵になるのは淀川らしい。我々関西人には馴染み深い川だ。淀川~音楽と聞くと上田正樹「悲しい色やね」しか出てこない。実際脚本を読んでからこの曲を聴くとそれなりにハマるのだ。ただ残念ながらああいうソウルフルなボーカルは自分にはできないので、まずは川についての認識を改めよう。脚本を読み込んだあと、書店に行き、ブルーバックスの棚から「川はどうしてできるのか」を購入することからこの 曲の制作は始まった。こういう本を読んでいると日能研に通っていたころを思い出す(きっと最後に真面目 に勉強していたのがその頃だったからだろう)。読み始めて早々に「河川の3作用」という懐かしい項目にぶつかった。皆さんは覚えているだろうか、侵食、運搬、そして堆積。なんだかこれで曲ができそうな気がしてきた。こういう予感は当たる時の方が少ないのだが、RIVERはそんなアイデアをもとに叩きが仕上がった。 1箇所を除いてほとんど最初に書いた歌詞が採用された。
8月某日、主題歌がひとまず仕上がりサントラに取り掛かっている最中、映画のロケが神戸でも行われるということで見学に行ってきた。その場所は六甲アイランドという埋立地で、独特の雰囲気がある人工都市だ。行きしに昔よく行っていた御影クラッセで差し入れを買う。きっと映画のスタッフはさぞ大人数なこと だろう。普段は買わない大きなサイズを買ってみる。早めについたアイランドセンター駅の周りは閑散とし ており、夏の空気がじんわり漂っていた。少し辺りを所在無さげにうろついているとスタッフの方に見つかる。本来は閉館中の美術館に裏口から入れてもらうさなか、本当にこの中で映画のロケ��んてしているのだろうかと不安になった。 中に入ると撮影真っ只中。まだ知り合う前の主人公2人が美術館の中ですれ違うシーンが何度も別アングルから撮影されていた。大阪の国立国際美術館周辺から移動してきてここ神戸で美術館の内観を撮影する、というスケジュールだったようだが、話を聞けばこの日はセリフがあるシーンはほぼ撮らないという。2人 の足音と東出さん扮する麦が歌う鼻歌だけがひっそりと響いていた。映画を撮るというのは音楽を作るよりも遥かに大変だな、となんとなく撮影を眺めているとひと段落したタイミングで「トーフビーツさんからバー ムクーヘンの差し入れで~す!」とスタッフの声。映画の現場ではこうして差し入れを周知させるという慣習を知らなかったのでめちゃくちゃ驚いた。ちゃんと差し入れを持って行っておいてよかったと胸を撫で下ろす。 のほほんと見学している自分以外の皆様は仕事中。監督や主演のお二人への挨拶もそこそこに車に乗って家路につく。美術館を出るともう見慣れた景色に逆戻りで、あんなに画になるふたりを神戸で暮らしていて 見ることなんて無いので変な気分だった(だが、後に唐田さんとビデオで共演させていただくことになってしまい、さらに時空は捻じ曲がる)。車に乗り込み、ちょうど本土に向かう橋の手前でロケバスと隣り合わ せになった。きっと映画のスタッフの皆様が乗っているのであろう。一方でひとり家路につく自分の仕事は つくづく小編成だなと思いながらハンドルをロケバスと逆の方向に切った。湾岸から本土への橋を走っている時は、光の中に飛び込むようで気持ちが良い。家に帰ればまだまだサントラの制作が待っている。
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神戸某所の洒落たカフェでジャンプのお色気枠の漫画をipadで読むのが仕事になるとは思っていなかったが、以前にもカドカワのお色気映画の主題歌を書いたことがあった。こう言った類のラブコメと縁がある人生、オタク冥利に尽きますね。「電影少女」を全巻読むところから始まったこの仕事、RIVERといい資料に向き合う作曲が今夏は多い。漫画と脚本を行き来して要素を書き出していく。ドラマの要素、漫画の要素、そして西野さん(劇中で西野七瀬さん扮するアイちゃんが歌うということは最初から決まっていた)。こうして曲のデモが出来上がってから同じカフェで3日くらいかけて仕上げたのがふめつのこころの歌詞だ。TVサ イズの制約や歌唱キーのこともあり、いろいろと縛りの多い中で展開させるためテンポもこれまでのシング ルで一番早いし、イントロもほとんど無い、自分としては珍しい曲ができた。 ちなみにここでいう「こころ」というのは自我、とか意思というものに近い、と当時の走り書きに書いてある。ビデオガールは恋をしてはいけないし、主人公の翔も自分から行動するのが苦手だ。自ら扉を叩くというのは簡単なことではないのだが、だからこそそういう「こころ」を持って欲しい、というテーマに最後は収まった。きっとそういったことを皆に気づかせるためにアイは降臨したはずなのだ。前のアルバムの若林さんによるライナーノートやその時読んでた本もヒントになったかもしれない。
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先ほども書いたがふめつのこころは西野さんによって歌われることがあらかじめ決まっていた曲だ。レコーディングは師走真っ只中、電影少女の撮影の合間を縫って行われた。テレビ東京に到着するとちょうどアイ がふめつのこころに合わせて踊っているビデオの撮影最中。いつのまにか可愛らしい振り付けが付いていて驚いた。しかし流れているのは自分の仮歌だ。これももう少しすれば目の前にいるアイに吹きかえられる。 まだまだ大量の撮影を控えている西野さんはアイの格好のままスタジオにやってきた。簡単な挨拶を済ませてから、話もそこそこにレコーディングへ。いつもグループで多忙なアイ、いや西野さんはソロでのがっつりしたレコーディングは初めてだという。歌は上手なのだが控えめな声量で、少々珍しい設定で録りが始まる。前回のアルバムのレコーディングで逆に自分の声がバカでかくて逆方向に珍しい設定になっていたこ とを思い出す。 ところどころグッと張ったときに魅力的な声を出す人ですね、などエンジニアの方と話しながらレコーディ ングは進行。メインのメロディを録り終えてから次はハモ、というところで、「実は一人でハモりを録ったことないんです」と西野さん。慣れない作業かもしれませんが頑張ってみましょう、とキューを返して録り始めるが、とくに大きな躓きもなく終了。西野さんは同じくアイの格好のまますぐに撮影のスケジュールに戻っていった。トップアイドルの過密スケジュールは大変だなあ(それに加担しているのだが)と西野さんを見送り、ハウスエンジニアの方が素材を整理するさまをコーヒーを飲みつつ眺めていた。我々の希望に反して残念ながらアイ歌唱のバージョンは音源としてリリースされることはなさそうだが、この曲はこのバージョンのために書き下ろしたことをここにメモしておく。そういえば今作はもう1曲お蔵入りになった曲がある。 現場でよくプレイしているがサンプリングの許可が降りなかった。FANTASY CLUBの海外版に「BABY」 が収録できなかった件もそういった事情なのだが、なかなか日本の権利元からサンプリングに対する理解を得るのは難しい。などと言っている間に平成が終わる。
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年明け、初めて母校の高校で講演をするというオファーがあり、高校2年生向けに自分の仕事について話 す機会があった。高校時代からそこまで世間とソリが合っていたわけでもない上に今や10個の年齢差、共学化までしている母校はもはや別の学校だった。あんなにザルだった入り口で守衛さんに「何か御用ですか」 と止められる。ミュージシャンとしては地味な部類なので忘れがちだがもうジャケットを羽織ったくらいで はこの胡散臭さは隠しきれない。 2コマの講演は概ね好評で胸をなで下ろすも非常に気疲れする現場だった。終了後すこし不思議なキャラで人気だったかつての担任が何人か将来音楽の仕事や舞台の仕事がしたいという子を連れてきてくれた。宝塚の受験を頑張っている子などがいるのは本当に自分のいたころの母校と違いすぎて驚いたが、大体の人は何か一つに傾倒しなければいけない!と肩肘を張りすぎている気がする。自分は高校の時はそれなりに音楽に打ち込んでいたが将来音楽関係の仕事をしたいとは思っていなかった。好きなことや凝れることがあると人生は楽しくなると思うが、それをどう仕事と絡めていくかというのは別の難しい問題。そんな話をしていると噂を聞きつけた3年生が数名、教室へ飛び込んできた。2年生より彼らは自分のことを知ってくれているようで、聞いてみると乃木坂のファンでもあるという。ちょうど年始にOAが始まった電影少女のラブシーンにドギマギしているそうだ。そんな高校生の姿を見てなんだか無性に嬉しくなった。 もうドラマのOAは始まっているが後半のエピソード用のサントラの作業はまだ少しの修正を残していた。 午後は高校の隣にある同じく母校の大学に通うLe Makeup君と合流し修正作業。長めにかかるかなと思っていた作業はあっけなく終了。作業をした部室はまだ自分が卒業した時と大差無く、自分が部室に持ち込んだゲーム機や椅子もまだそのままで、後輩たちのサボりの一助になっている模様で一安心。
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RIVERを書き下ろしてから約半年、バレンタインデーの頃に「寝ても覚めても」の初号試写があった。自分にとっては作った主題歌、そしてサントラを初めて劇場で体感する日である。タクシーに乗ってもよかったのだが気持ちを整理したくなり、歩いて撮影所に向かう。会場に到着するとすぐに試写は始まった。 映画自体、何度もラッシュを見て曲をつけていたのに映画館で改めてそれらを見るのは本当に緊張した。 正直映画自体のことよりも音楽がちゃんと映像を引き立てられているか心配で仕方がなく、エンドロールで RIVERが流れ出したときなどもこちらは気が気でなかった。 ひとまず映画は終わり、大きく息を吐いたところで明かりがついた。横を見てみると、同じ列の少し向こうに唐田さんが座っていて驚いた。何主演の近くの席で見とるねん俺は、と思ったがそんなことにも気づかないくらい曲のことで頭がいっぱいだったようだ。唐田さんは初���ロイン仕事がようやく一息ついたのだろう、涙を拭いつつ近くの席の方と労をねぎらいあっていた。世間の評価を一手に引き受ける俳優の方々の重 圧たるや自分には想像もつかないものだ。 ロビーに出るとスタッフの方々に当日来ていた俳優の方々を紹介される。同世代の俳優さんたちが頑張ってらっしゃる姿は刺激になった、と伝える。瀬戸康史さんは楽曲を聞いてくださってると言ってくださり嬉しかった。TVで見ている方々とこうしてご挨拶させていただくのはデビューして結構経つがまだ不思議な感覚になる。俳優陣が談笑するのを遠目に眺めながら大勢で仕事をした経験が自分には無いな、もしそんなことがあったとしても雰囲気良くできる自信は無いな、と思う。 挨拶もそこそこにレーベルのスタッフとタクシーを拾おうと駐車場に出ると瀬戸さんが車に乗り込んだところだったようで、流していたカーステの音量を上げてくださった。なんと流れていたのは自分の曲 「BABY」。顔も中身もイケメンや...と思いつつ、お礼をして外に出た。後ろからうっすら自分の歌が聞こ える。映画にも、瀬戸さんのドライブにも自分の曲が何かを添えられているのだとすれば良いのだけど。自分にとって音楽はいつも最初の方の順番にあるものだが、他人や社会にとってはそんなことない、というのはなかなか外に出ないと気づけない。
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前作FANTASY CLUBにとって大きな指針になったのは若林恵氏のWIRED巻頭言だった(ので、ライナーノートをお願いした)のだが、今回「RUN」のとっかかりになったのは「ニュータウンの社会史」という本である。おもしろかった本ほど読み終わったら人にあげてしまう癖があり、悲しいことにこのエッセイを書 いている今、手元にその本が無い。誰にあげたのかももう思い出せない。 日本で最大の新興住宅地、多摩ニュータウンを紐解く本書はもともと興味を持って関係書籍を読んでいた自分にとってもおもしろい読み��で、とくに開発初期における歪みの部分とそれらを対処しようとする住民、 といった関係性のあたりはなかなか興味深い記述が多かった。最初期の多摩ニュータウンでは住宅計画と交 通網の整備などに大きなズレが生まれており、道路網の不足による深刻な渋滞や鉄道の整備の遅れで住民は 多大な迷惑を被っていたという。 そんな多摩ニュータウンの最初期に生まれた「多摩交通問題実力突破委員会」という組織が面白い。交通 インフラが整備されていない最初期の状況を打破するため、ニュータウンの住民たち自ら組合的組織としてこれを発足。乗り合いバス的なものを独自に運営していたという。本組織についての記述はほんの1Pほどで あるが、郊外に新天地を求めた最初の人々のタフさというか、自分たちで寄り合って問題を解決しようとする姿勢、というのが新鮮で、今自分が思っているニュータウン観というものとは結構違う。今や静寂やある意味狂気の象徴として扱われることの多いニュータウンだが、最初は人口激増の末、都会から新しい住環境を求めた人々がやってきた場所であって、そのように考えると普段の風景もまた違って見えてくる。
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カンヌ映画祭に「寝ても覚めても」が出品されるそうだ。しかもコンペ部門。濱口監督の技量と映画界からの期待に驚いた。豪勢なドレスとスーツに身を包んだ主演お二人と監督の姿をネット中継で見ていると自分がこの作品に関わっていることなど忘れそうだ。そんな時に日本語っぽい音楽が急に流れてきたなあ、と 思ったらそれがRIVERだった。今この曲のボーカルは部屋で短パン姿、デスクに足を掛けてチョコを食べている。 少し間を置いて上映後の囲み取材も中継されていた。俳優陣2人と共に登壇した監督は言葉を選びながら回答する俳優陣とは対照的にひとり淀みなく次々と質問に答えていた。とくに朝子について聞かれ、「僕は彼女の判断を全面的に支持します」とハッキリ言っていたのは印象的だった。
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Pizzicato Oneの「わたくしの二十世紀」を聞いており(めちゃくちゃ素晴らしいアルバムだ)、小西氏の作詞で出てくるテレビ、映画、電話といった要素の二十世紀らしさみたいなことについて考えていた。これから自分たちは二十一世紀に音楽を作るにあたってこういった言葉の問題と向き合っていかなければならないと思う。レコードはSpotifyになり、映画はNetflixになり、YouTubeがあり。音楽も細分化と言われて久しいが、そんな中でどういった歌詞の音楽を作るのか。 そんなことについて考えながら大阪での仕事に向かっていたのだが、時間があったので少々寄り道することにする。大学を出る少し前から数年間住んでいた御影のあたりは今どうなっているだろう。言うても5~6 年なので大して変わっていないだろうと到着してみると見たことのない広大な空き地が広がっており絶句。 アパートの向かいはもともとゴルフの打ちっ放しになっており、静かな住宅街に時折球を打つ音が響くのが好きだった。横の駐車場だけはコインパーキングとして残っており、打ちっ放しはサッパリなくなったというわけだ。アパートは住んでた時のまんまだったけど。なんだかな~と思い近くにあったコンビニでコーヒーでも買おうと思ったらなんと最寄りのコンビニもなくなっており、洒落たコーヒー店ができていた。そんな気分ではないので車に戻る。 不完全燃焼な気持ちをなでつけるため、その後通る芦屋で洋菓子を買うことにした。生菓子がとても美味しそうだったがもう暑い時期なのでやめておく。ここのカヌレは常温で5日持つ。取材先と、マネージャーと、後日のためにもう何個か買っておく。お土産を持っていくのは大好きだ。こうやって物を選んでいる時や、それらを現地に持っていくまでの間は相手のことを考えており、あげる側のほうが満足度が高いことはしばしばある。結局コーヒーはセブンイレブンで買った。
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「RUN」のビデオを大急ぎで神戸で撮影して、数日ぶりの安眠だ、と床についたわずか数時間後の朝8時前、地震で叩き起こされた。関西では久々の大きな地震に大騒ぎ。一人暮らしなのに「ヤバいヤバい」と言いながら積んである荷物を抑えた。地震が収まってから作業部屋に出てみるとたいした被害はなかったのだがモニタースピーカーがコーンの方からズドンと落ちていてげんなり。通電し直してみると嫌な感じのノイズ。まあスピーカー1台くらいで済んでよかった。とてつもなく眠かったが家にいても仕方ないので町に出る。安全確認のためか電車が高架の途中で停車していた。神戸もほんの一部のエリアは停電していたようで、 電力会社の作業を眺めながらホームページに既にその停電情報が出ていたのを見て感心する。 喫茶店は通常通り営業していたが、交通機関の影響で何人かバイトが来られていないようだ。その後電車が止まって通勤の路が絶たれた父から連絡が来たので店を変えて茶をシバく。同じく通勤中だった妹は交通機関が動いていたのでそのまま出勤。眼前の父はニュースを見ながら会社の部下たちに休みの連絡を入れていた。上司かくあるべし。しかし会社勤めというのは大変だ。父と解散してから自宅に帰るもエレベーターは動いておらず、久々に階段を登って部屋に帰る。もうこんな感じだと仕事をする気にもならないので、も ともと翌日から行く予定だった香川に前ノリすることにした。神戸ではとくに重大な事故なども起きていな かったようだが、こういうことがあるとどうも気持ちが落ち着かなくなってしまい、音楽とか作っている気 分ではなくなってしまう。 香川では翌日会う予定だった小鉄さんが仕事終わりに合流してくださり、地元の洒落た喫茶店に連れて行ってくださった。モヤっとした気持ちがこうして人に会って取り払われるのは非常に助かる。深夜にコーヒーが飲める店があるのはいいなと思った。話は盛り上がり、2杯目の紅茶を飲み終えるくらいのところで地元の方に声を掛けられる。写真を撮影してサインを書き、なんだかもどかしくなり、店を出た。
わずかその半月後、今度は西日本を中心に激甚な豪雨が発生する。在来線も概ね止まりつつあった7/5に大阪でライブの出演予定があり、昼間駅に行ったらJRが止まっていたので帰宅して車で会場に向かい直した。 往路はそうでもなかったのだが、帰りの雨はひどく、ワイパーも意味がなくなるほどで、高速道路を徐行して帰った。翌日になるといよいよ冗談でないくらいの雨量。びしょ濡れになりながら向かった役所で用事を済ませたら家に帰るのが面倒になってしまい、そのまま東京出張に向かうことにした。USBでDJできる時代 でないとこうはいかない。新神戸駅についたら駅構内は過去見たことないような雨漏りでバケツだらけの状態となっており、新神戸から西側は運休となっていた。駅の裏手のいつも穏やかな川も濁流で、ホームには普段見ることの無いスタッフが代わる代わる様子を確認しに来ていた。新幹線はほぼ満席で、溜まっていたポイントでグリーン車のチケットをなんとか取って乗車。新大阪を過ぎたあたりで新幹線の字幕スーパーから新大阪以西の山陽新幹線エリアとの連絡運行中止が発表されていた。 タッチの差で到着した東京は穏やかな天気で、予定どおり夕方に家を出ていたら移動できずに今日のDJ飛ばしていたな...とホッとする。ただニュースを見ていると被害の状況が沢山流れてきて、この安堵というのはどういう安堵かと考えさせられた。定期的に会っている岡山の方々を案じるが、自分にできることは非常に限られている。DJ明けの翌日も新大阪以西、新幹線は運休の報せ。次の仕事まで都内に滞在することにする。あんまり曲を作る気にならないのでアルバムのために作っているプレイリストを再生していると 「RIVER」のデモが流れ出し、少々モヤっとする。
そんなことを書いていたら7月末の高知公演でも台風直撃に見舞われてしまい延泊を余儀なくされる。結果天気は穏やかなものだったがJR全線運休の発表をいいことにひろめ市場で高知の方とのんびり食事をいただく。あいにく胃腸の調子が悪くカツオを貪り食うことができず残念だったが。携帯を開くと見たことないような軌道で紀伊半島から九州に向かって西行する台風の天気図。体験したことのない天気の連続に変に2018年の未来に生きているな...と感じさせられた。
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パソコン音楽クラブのリリースパーティが大阪であり、遊びに行ってきた。彼らには「ふめつのこころ」 のリミックスやそもそもドラマ電影少女のサウンドトラック制作でもお世話になったが、そんな彼らが出した「DREAM WALK」は久々に身辺近しいところから出た決定作、という感じでとても嬉しい気持ちになっ た。別に音楽を作っている人たちは身辺にたくさんいるが、それらをきっちり自らの個性でパッケージングして流通に乗せるというのはなかなか簡単にできることではない。東京のリリパの日もたまたま横のビルで 「寝ても覚めても」の取材があり、イベントも終わりがけの頃、会場に入れてもらったが、両日ともに本当に良い雰囲気で、集まっている面々から寄せられている期待値の高さも大いに感じる現場だった。 自分は「lost decade」を最初にインディでリリースしてその後色々揉まれて今があるわけだが、彼らはいったいこれからどういうステップを踏んでいくのだろうか。権利のことやいろんなことで悩んだ末に今があるのだが、悩んだりしたことが糧になったとはあまり思いたくない。その間、良い気分で良い音楽が作れたか もしれないのに、機会損失も甚だしい。自分のことに精一杯なのはまだまだ続きそうだが、頑張って良い曲を作っている若手への不要な慣習の押し付けやそれによって生まれる損失はできる限り取り除いていかないと、こういっためでたい場面に会う機会が減ってしまうかもしれない。急なサマータイム導入案のニュースを見ながらなかなか世間も変わらないなと思う。こういった事柄を決裁してる人は過去に今の自分のような苦悩に苛まれなかったりしなかったのであろうか?と思うが、年を取ったり立場を得ると忘れてしまうのだろうか。そこまで偉くなったことはないのでわからないがそうだとすれば本当に恐ろしいことである。 パソコンに続いてアルバム製作中というin the blue shirt・有村くんに「新譜楽しみにしてるで」と軽めの挨拶をしてワイパさんや久々の友人と富士そばに行き、そのまま自分はDJを控えていたクラブへ歩いて向かう。ワイパさんもまた別の現場へ向かっていった。いつもゴミゴミしたところを通るのが嫌で代官山の方面から向かうことが多いのだが、久々に渋谷の街を歩く。ここの街並みには未だに慣れない。なぜここにはこんなに沢山人がいるのだろう。 1ヶ月分くらい人と会った1日だったが、昼の映画の取材でも夜のクラブの楽屋でも「当たり前のことを言ってくれる人が少ない」という話になった。不祥事も「無い」と言い切ってしまえば無いことになってしまうし、今日も数々のニュースが「声をあげたところで世の中は変わらない」、とフワっとした諦めを投げかけ てくる。その後またひとつテンションの上がらない話を楽屋で聞いてモヤっとした気持ちになる。最近こういう話しかしていない。そのうちの一人は実際にその後調子を崩されてしまったそうだ。一方押し付ける側の人間はそのまま今も仕事をしているはずだ。真面目にやっていくことのなんと難しいことか。胸が痛む。
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アルバムも締め切りに差し掛かった8月某日、「RIVER」のMV撮影が都内で行われた。映画の主題歌ということもあり「寝ても覚めても」主演の唐田えりかさんに主演をオファー。快諾していただき、馴染みの森監督は僕と唐田さんの生活がクロスオーバーするようなコンテを仕上げてくださった。最初は船の上でキーボードを弾きながらリップシンクするのをドローンで...とかだったので五反田の喫茶店で「それをお客さんに納得させる演技力が僕にはありません!」とアピールしたら普通に部屋でパソコンをいじる、みたいなやりやすい環境を用意してくださった。ほんと世の中に見えてる自分のビジュアルのほとんどはこのようにデ クノボウに気を使っていろいろやってくださる真のオシャレな人たちのおかげです。 唐田さんのシーンをふらっと覗く���化粧品のCMのような透明感で、しかも映画では東出さんの横に並んで居た唐田さんが自分の横に並ぶとは...と楽屋で遠い目になってしまった。その後、合間に唐田さんとマネー ジャーさんからご挨拶いただき、唐田さんがご自身で作ったというZINEを頂く。今、帰りの新幹線でペー ジをパラパラとめくりながらこうやって自分の作ったものを形にしているのはどのような形であれいいなあ、 と改めて思う。 MVの最後のシーンは隅田川に掛かる橋の上でRIVERを自分が弾き語るというシーンだった。橋の上に置かれた自分のパソコンとキーボードを見て違和感を隠しきれなかったが、外で鍵盤を触るなんて経験自分に は無かったので新鮮だった。夜風に吹かれて演奏するのも悪くない。ただ実際楽器はほとんどできないので運指は適当だ。キーボードを弾き終わり、立ち上がった自分はそのあとずっと別々に行動していたはずの唐田さんとすれ違う。人生はどこで交差するかわからない。
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前回のアルバムはマスタリングのことまで書けていたが、入稿の時点でアルバムが完成していたのは FANTASY CLUBが初めてだったと思う。2年にアルバム2枚をリリースするという昔ながらの契約も2周目、 今回はひるがえって厳しいスケジュールでの制作となっているのでアルバム制作を最後までこのエッセイで 記録しておくのは難しそうだ。前作から1年と少しの間に全曲自作のリミックス・アルバムと劇伴アルバム2 枚強分を制作した。あといくつかの外仕事。そうやってドタバタしているうちにゲストがゼロという本当に異例の作品が完成しようとしている。いつのまにかボーカリストみたいになっているし、顔もそれなりに差すようになってなかなか人生は思ったように進まないなと思う。 自分の中で本当に大変だ...というモードに達さず完成させることが初めてできたのがFANTASY CLUBだった(今当時のエッセイを見たらアウトロ作りに1週間もかけている!)のだが、そんな言い分が毎度通るほど まだ我々はイケてない。皆様にこの文章とともにちゃんとアルバムが発売日に届いていることを切に願う。 良いことなのか悪いことなのか、我々はずっと必死だし、それはまだしばらく続く。
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#5-1: Raven of War: Ouverture
Chris的書信抵達巫師堡時,時節正好入秋。 金色的麥田在山谷底下肆意漫長,於風裡化為一片流淌的金海,晨間連結山峰的山道上霜漸增厚,不久後道路便將被厚雪凍透,將巫師堡與外界徹底隔絕。 巫師堡的中庭裡,受雇的谷底居民正在卸下巫師們訂下的最後一批書信貨品,Chris的書信夾在其中,並將會是由此刻起,直到初春以前,Kyle能接到的最後外界信息。 導師將信件遞給他,目光滑過封泥時,暗色的眼熠熠生輝。蜂蠟上壓著一層格外小心的咒,用以掩蓋信息。儘管蠟上印的並非高深的咒術,刻意的中庸反使得其偽裝性更加淺而易見。他用雙手捏住信封,半透明的纖維溢出濃烈的林木氣息,像條金色的絲線,在巫師們乳白色的眼裡流動著。在沉默裡,他猜想他們早已摸透了他的身分。 Cartman闊步從堡裡走了出來,鑽入谷底住民的隊伍裡,他撕開一封包裹,裏頭塞著幾罐琥珀色罐狀蜂蜜與山胡桃木燻製肉乾。他短短一瞥,便將包裹重新封起。短短數秒之間,包裹裡洩出的細小的蜂鳴,足以使巫師們豎耳傾聽,捕捉到大氣裡轉瞬間細微的魔力波動。 Cartman傲慢地瞟了他一眼,掏出一枚金幣遞給送貨的谷底居民,將包裹拽進懷裡走開了。Kyle捏著書信,觀望著巫師們幽魂似的,陸陸續續支付酬勞。巫師們夢遊似地搖晃身軀與Cartman銳利的眼神都令他不安,彷彿他全身赤裸,無所遁形。他將書信帶進大廳裡,扔進壁爐裡,火焰貪婪地啃噬著米色的信紙,焦黑的口逐漸將精靈王國的訊息融化成灰燼。 以渴求知識為由的他們,各自懷抱著自己的秘密來到此地,巫師們對此緘口不語,對來者無條件地開放知識。這是巫師堡世紀以來的信條,泰半是為了換取各方知識並維持中立所作的妥協。短短幾個月裡,Kyle便察覺巫師堡藉著低姿態所吸納,並擁有的機密具有高度威脅性。巫師們太過精通隱藏,將貴重的信息同織網似地層層交疊,刺入日常生活中每一樣肉眼看來微不足道的事物之中。對術士而言,僅是曖昧不清的頻率、波動、音律或著氣息,都是包覆著每一個完整拼圖中的關鍵。 他知道當他們的手掃過那層蜂蠟,上頭林葉的氣息就已將他曝光。他源於自身反叛,為了逃避責任而孤身前來巫師堡的行徑;Chris對此事所感到的憂慮與不滿。王與后為即將入冬時,密林豐收後降臨的靜謐所感到的喜悅;以及人類劍士包裹在清澈靈魂下的思念,這一切都被展開,揭露在巫師堡內陳舊的宛如凍結的時空裡。矛盾的是,正式此地具有橫跨著時代的獨特透明性,Kyle才被其冷靜洞察萬物的特性所吸引。 但他很確信,Cartman前來此地的理由必定截然不同。 夏季時當他們在谷地祭典相會時,Cartman看來不過是個開朗、健談,稍顯孩子氣的人類王子,Kyle一度以為他憧憬的巫師堡的理由,是源自同樣對學識的迷戀。他步上螺旋階梯,重新在火光的引領下來到書庫,即便尚未入冬,包覆在陰影之中的石砌通道以散出寒意。提燈內的火光僅能微微喘息,即便精靈向來對火抱持著敬而遠之的態度,巫師堡裡凍結的時空卻令他不得不將火焰緊緊貼在胸膛前。微弱的火光裡,他能看見藏書書背上燙著的字跡,它們按照人類字母至末排列,紀載著Zaron大陸從古至今所有民族、土地與生物的歷史,每本書物的內容都已被他詳讀,清晰烙印於腦海裡。但正如每一道光後必然緊隨的暗影,這些藏書不過是巫師堡的一個面向。 Kyle穿過書庫,來到房內的盡頭,將手貼在磚牆上摸索著,凹凸不平的磚面被一層灼痛的酷寒包裹著,即使戴著手套,他也能感覺到指腹被扎得刺痛。但當他的手指按入其中一塊磚裡時,通往禁書庫的暗門緩緩地在他的足前展開。 大門敞開使門內的光線薄弱的火把更因氣流的衝擊,在陳腐的霉味裡不斷閃躲。Kyle拉緊披風,以免在濕冷的空氣裡瑟瑟發抖,除了他的呼吸聲,室內一片死寂,只有黑暗聳立於林立的書架中,他對棲息於禁書庫黑暗感到害怕,他們就像與死亡及破滅共生之物,在那裏頭沒有回聲,沒有盡頭,只有虛無。同時他卻感到一種致命的驅使力,令他無法自拔地聽從召喚,踏入黑暗之中。 他吸了口氣,將集中力放回書架上,視線在每一本書冊的封皮上滑翔,追著自己曾經完成的足跡。正如他無法拒絕虛無的召喚,Kyle也對自己飢餓地啃食著每一本藏書上紀載的知識的行徑所迷惑,彷彿他正將自己推近瘋狂的刀鋒上,而理智仍柔聲說服他繼續下去。他視線突然落空,茫然地重新著地於自己前一晚完成的書籍封皮上,紀載著致命性毒藥製作的配方書,它的左側應當是《死靈祭儀》,這本書卻不在書架上。 他瞇起眼,抓著搖晃的提燈朝書庫深處走去,禁書庫盡頭的牆面上有著一個磚大的通風口,一旁放置了一張小桌,此時壟罩在微弱的油燈光暈下。 Kyle走進小桌時,座位上的人仰首,已飽含輕蔑的細長雙眼注視著他。 他吸了一口氣,那本《死靈祭儀》正躺在對方的手肘下。 偌大的圖書室內,按照書類順序閱讀的他,與隨機選書的Cartman屢次在禁書庫裡��奪同樣的書籍是件十分愚蠢,並毫無邏輯的事,次數之頻繁,讓Kyle合理懷疑對方是刻意為之。好幾回他想問,為何對方會出現在巫師堡?又為何他們總每每來到同樣的地方?渴求著同一本書?他們也許能共享知識,早在山谷下的祭典,他們便已結識,在山谷裡人煙稀疏的村落裡以年齡相近的王儲身分相識,又毫無預警地在此處再度撞見更是難得的默契。他熟知並非所有人類都能平等地將終年生活於密林中的精靈一視同仁,但人類王子安逸地融入黑暗的姿態,相較祭典時,對其身分鮮明的厭惡態度只勾起他的怒火,總讓他下意識高速運轉的腦袋分神,難以思考。 你拿了我的書。他說。 上頭寫著你的名字嗎?Cartman挑眉。 不好笑。 誰說我在開玩笑。你幹嘛不走開,去外頭看你的兒童百科。 Kyle從懷裡掏出拆信刀,插在桌面上。 你真是我見過最無禮的人類!我已經厭倦你整天和我搶書了。 Cartman盯著沒入桌面的刀尖,再將視線轉向怒氣沖沖的Kyle。 我說,你們精靈到底要知道這些做什麼呢?在臭氣沖天的泥沼地裏蓋詛咒博物館嗎來娛樂自己嗎?Cartman將刀拔起,揚起的聲調帶著慍怒。 那你又想做什麼,人類,沉溺在自我毀滅的力量裡嗎?Kyle咬牙切齒地回答。 傲慢之徒!別說的你好像很懂似的!Cartman吼道。 我怎麼可能不知道!你處心積慮就只是要阻擋我借閱禁書庫的書! Cartman瞇起眼,一抹興奮的暗影在他的眼底流竄。 誰知道,在這樣連蛆蟲都不願棲身的死亡夾層裡,精靈王子會對這些腐朽的禁術這麼執著呢?你真的是精靈嗎──還是不過是披著精靈皮囊的死靈? 要不是我只有半年,才懶得跟你吵這些──Kyle吸了口氣,正要打斷Cartman,視線卻不自覺被通風口外的風景引走了視線。一片血紅正逐漸墜落,吞噬了狹窄視野下所能視見的天空。 Kyle偏頭,聽見雪地裡細碎的墜落聲。 那是什麼? 廉價咒術,封山前術士們娛樂那些愚蠢平民的幻術表演。Cartman冷漠地回答。 不,不是那個。他咬唇,將半身壓在小桌上,將上半身靠向通風口。 Cartman詫異地瞟向通風口,朝下眺望,說道:是渡鴉。 巨大的黑色的羽毛隨著第一陣落雪在空中飛舞,漫無目的,卻又在漆上緋紅光澤的雪花裡瀰漫著惴惴不安的氣息,一根尾羽乘著風滑進Cartman手裡的書。 他將書猛然闔上,羽毛在拍擊聲裡被深深擒入書頁裡。 看完了。Cartman咧嘴笑了,將書遞給依然疑惑的Kyle。讓給你。
Raven of War: Overture
濃厚的黑霧凝聚在大氣裡,靜謐而柔軟,延伸至四周所能視見的所有方向,除了細小的風聲,漆黑裡不存在任何事物的輪廓,沒有方向,沒有時間,連他自身的樣貌都被遮蓋的模糊不清。他既不明白他身在此地的理由,也記不清是為何徘徊,只漫無目的地在霧中行走。 他走著。彷彿世紀之久。 一塊黯淡的光在遠方顯現,氣若游絲地閃爍著。但當他下定決心朝它前去時,光線逐漸變得明亮起來。 光的盡頭是間書房,鋪著勃艮第色的絨地毯,溫暖的胡桃木桌椅與書櫃整齊地林立於室內,壁紙是金綠的,在燭光下反射出璀璨的光。牆面上懸著一張法蘭德斯壁毯*,用亮面繡線交織出一對年輕愛侶的畫像,花朵與樹木環繞著他們綻放,張開斑爛的色澤,身段優雅的淑女坐著,目光柔軟地垂下。在她前方的貴族,指間擒著一顆血紅的心型寶石,他伸手探向淑女,正欲將手中的心交付予她。(* "The Offering of the Heart",1410年,法蘭德斯織畫) 這幅畫作的前景洋溢著豐饒與浪漫,畫作的邊際卻壟罩在一片深邃的黑暗之中。他端詳著壁毯,望得出神,過了片刻才意識到坐在胡桃木椅上的男人──Eric Cartman,正以古怪的眼神注視著他。 你在這裡做什麼? 他回過頭,視線落在對方捧在手裡的犢皮書。 他對那封皮的樣貌十分熟悉,因為封皮上的花飾圖騰與Cartman的性格毫不相襯,Cartman一直隨身攜帶,裡頭紀載密密麻麻的密語筆記。 他見過那本記事的內容,即將邁入夏季的時刻,Cartman將它與其它書籍夾在一塊,落在巫師堡的壁爐上。風將它的書頁吹翻,潦草的字跡被扯進火光裡。那時他經過壁爐,正好瞧見Cartman無意間遺忘的記事,在展開書頁的文字裡,望見一種隱晦而奇特的思念。 他沒有讀懂整頁記事的內容,因為匆匆回到大廳的Cartman將他粗暴地從壁爐前推開,在他從踉蹌中找回平衡時,Cartman已經記事重新拽回懷裡,脹著臉朝他大發雷霆。但無論Cartman當時的咆哮多麼無理取鬧,他只在其中意識到欲蓋彌彰後的脆弱感。 你不該出現在這裡。Cartman說,嗓音夾��矛盾的想望與抗拒。 你有什麼資格決定我該不該在巫師堡?他皺起眉頭,在Cartman眼裡浮現更多疑惑時,停頓下來。他發現Cartman相較記憶中要來的成熟,穿的並非巫師堡時那套簡便巫師袍,而是帶著毛皮的棗紅絲綢外衣。他覺得怪異,重新環視室內的細節,猛然意識到他並不在巫師堡裡。巫師堡中沒有這樣的書房。 人多少都有不願面對的掩藏事物。當時在壁爐前的他是這麼想的。那些潛藏於人們性格之下,極力掩飾的脆弱性,反讓人更接彼此的心靈。這顯示了在他們各自的人生之中,都具有著無法失去的珍貴之物,他們是有能力去愛的人。他可以選擇不恨Cartman,也許信任他──他可以嗎? 他倒抽一口氣,呼吸急促地後退,遠離Cartman。他開始重新記得發生了什麼。Stan劍鋒上的血。Kenny的屍體。Cartman在地面上畫出的魔法陣。 Cartman從椅子上站起身,但沒有逼近。 所以,那本書真的很有效,對吧?我們沒有一人真正懂《死靈祭儀》的意涵。Cartman自嘲似地笑了起來。現在,我明白為何巫師總抱怨事情不按牌理發展了。 他停頓,眼神轉暗,變得深邃而渾沌,口吻壓著難以掩飾的狂喜。 我還真沒想過你會自己來找我,這是為什麼呢?難道這正是收割嗎?Kyle,你想要從我這裡得到什麼?我可以展示給你,你想知道的一切,只要你乖乖待在這裡── 他無法回答。他的心底沒有答案。惡寒從他的尾椎一路竄升,蔓延至全身,眼前的景象倏地崩塌了。他因恐懼而顫抖,身體被高速托拽,撕碎,甩入遠方。他反射性地握緊雙手,但撲了空,回應他的是一道粗暴刺眼的光。 Kyle喘息,瞪著炫目的光線發楞,許久才從重新拼湊出周遭的景象。 他躺在床上,浸泡於厚重的疲倦中,身體與意識的連結支離破碎,即使腦部不斷下達指令,身體僅是微微顫抖著,動彈不得。唯有他的頭部,勉強回應著指令朝側方偏轉。 他看見Chris因震驚撞到門框,發出巨響。 快去稟告王和皇后!!殿下醒了!Chris抹了抹睡眼惺忪的臉,對走廊吼道。 他想回答,喉裡只發出一陣混濁的氣音。一群穿著長袍的精靈將他團團圍住,他們的綠袍上沾著濃厚的藥草味,衣領上別著藤蔓交纏的銀蛇別針,是宮廷藥劑師的標誌,上頭的漿果圖紋艷紅而飽滿,彷彿隨時要迸出血色的汁液。他們用枯枝般的手指將他扳來扳去,在模���的囈語中檢視他,他們機械式地測量體溫,觀察他的眼睛,與他四肢對外界的反應狀態,直到皇后奔進室內,直直撲上床,這群烏鴉似的藥劑師才紛紛散開。 他被皇后Sheila抱了滿懷,在衝擊後的餘波中,搖搖晃晃地看見尾隨在後的父王Gerald,王不發一語,僅是伸手環抱住他的妻子與獨子。Kyle被鉗的呼吸困難,疑惑地望向Chris尋求答案,後者卻僅是站在門邊,神情寬慰。 發生什麼事了?他清了清嗓子,語言卻破碎地摔在床上,他奮力地反覆嘗試了幾回,才講出混濁的句子。 別擔心這些,孩子。Gerald說,拍了拍他的肩。其他事情可以慢慢來。 對。現在你得先好好休息。Sheila抹著眼角的淚水,將他按回床上,一面輕撫他的前額,將他緊緊裹在棉被裡。她熱烈地要他灌下一大碗湯藥,堅決要守在床側,直到Gerald用Kyle還需靜養的理由將她勸走。 有很多事情需要你慢慢理解,但在那之前,我們希望你能先康復起來。Gerald對他說。 Chris重新清空了室內的侍從,屋內只留下他與一名年邁的藥劑師,在窗邊打著盹燉煮湯藥。 那藥讓我想吐。他說。 應該是因為你很久沒進食了。Chris點燃一捲扎起的藥草,將發散的煙撒在他身上,藥草濃郁的甜味讓他放鬆,噁心感也消退許多。 Chris,我在精靈王國裡嗎? 正是。 為什麼我在這裡? My Lord,正如His Majesty所說,比起擔心這些,現在你需要的是靜養。 Kyle盯著自己寢殿的擺設發楞,他的身體與大腦正在重新組織,將混亂的訊息與記憶重新整合為完整的、精靈王國樣貌。周圍的一切景象都十分熟悉,父王母后的樣貌,他們的體態與嗓音,侍從唯唯諾諾的態度,與自小在身側服侍他的Chris,這些事物與他的童年交織在一塊,深深烙印在他的記憶裡。但當他開始延展,摸索在那以外的景象時,突然意識到其中少了什麼,有個不自然的空缺,令他焦躁。 他扯住Chris的袖口,腹部翻攪,試圖起身。 Chris,Stan在哪?我的護衛,他在哪裡? 他不在這裡。 那是什麼意思?他是我的護衛,他應該待在我身邊的── 一股古怪而強烈的不祥在他的胸口蔓延。 你冷靜一點。他沒事,只是暫時不在國內。Chris一怔,但很快便收拾起吃驚,將他按回床上,察覺Kyle並沒有因此放鬆。他嘆了一口氣,問:你什麼都不記得了? 我。我記得Cartman的詛咒。Kyle舔了舔嘴唇。你氣炸了。 我當時確實是氣炸了。Chris平靜地說。 我做了差勁的決定,Stan試圖安撫我,他覺得是他害我中了圈套,他想要彌補。 Chris沉默地聽著他的陳述。 我覺得糟透了。我從來沒有感到這麼虛弱過。Kyle回憶起當時的狀況,但記憶依然模糊不清。當晚Stan攙扶他回房後,他全身發冷,異常疲倦,告訴Chris與Stan他要提早休息。Stan沒有離開,他守在床側。夜裡有人打翻了燭火,但他實在太疲倦了,試圖讓自己起身查看情況,卻昏昏沉沉地無法清醒。他記得他的名字被反覆喊叫著。他被橫抱起來。馬車輪軸在道路上行駛的聲音粗暴的幾乎要解體似的。 已經將近五年了,My Lord。 Kyle抬起頭。 那晚深夜你開始高燒,陷入昏迷。我們連夜趕到巫師堡,巫師掃遍堡內的典籍,找不到任何解咒的方式。 Chris的眼神突然變得有些駭人,即使他的口吻相當冷靜,Kyle依然能感受到其中壓抑的憤怒。 那人類雜種的詛咒,請原諒我的用字,打斷了你與森林的連結──你無法再從自然力量獲得生命力,我們唯一能做的就只有帶您回來,回到精靈的土地上。巫師說如果不這麼做,情況可能惡化的更迅速。 Kyle難以置信地瞪著Chris,對方的神情沒有一絲玩笑的意涵。 我們嘗試了所有的方式重建你跟自然之力的連結,藥劑師掃盡了國內所有能尋獲的珍稀藥材與配方,但沒有一樣有用。 Chris抬起頭,目光直視Kyle。 你能提早醒來簡直是奇蹟。 提早。Kyle停頓。提早是什麼意思。 His Majesty已親自宣布您的繼承儀式會在三個月後舉行,正是因此,Stan奉命為您的繼承儀式進行準備。 什麼!?Kyle瞪大雙眼。等等,我甚至不到三百歲──而且按照你說的,我昏迷了快五年,現在我甚至無法自由移動身體,怎麼可能繼承? 您知道繼位儀式是怎麼運作的。繼任者的名字得在繼位前一年就由先知奉給聖樹,請求祂的同意,這是已經敲定的事,我不覺得His Majesty會改變心意。您會在這個時候醒來,也許是聖樹的祝福,希望您在繼任前有所準備。 你們嘗試了所有的方式都沒有成功,所以……你們連繼位儀式都賭上了?你們瘋了嗎? 精靈傳統繼位儀式裡,卸任的王要將畢生累積的智慧與被自然所加持的權杖,在王國中心的聖樹下賜與新任的王。當天清晨,飲用聖樹所墜落的晨露將給予新王祝福。晨露中所蘊藏的,是匯集了森林初生至今,所有生死循環的能量,也是最初賦予精靈一族生命的巨大能量。曾有先知形容,那龐大的生命力甚至能令亡魂起死回生。 Chris吸了口氣,解釋:我們都希望能夠樂觀地看待這件事。但My Lord,你很清楚和自然失去連結的精靈只會逐漸衰竭而死。我很抱歉這麼說,但你是精靈王國唯一的合法繼承人,我們負擔不起失去你。你必須好好休息,接下來的時日,我們會竭盡一切讓你能準備好繼位。 Kyle咬唇,不再說話,只覺胸口隱隱作痛。 儘管如此,My Lord,我很高興你能回來。Chris沉默了片刻,說。 他躺在床上,閉上眼,苦澀地消化著超載的訊息。
◇
一對雙眼注視著他。 它飄動在大氣裡,無聲無息。 Kyle別開頭,不安地將視線別開。倚著落地窗櫺的藥劑師睡的昏沉,懸在空中的月光皎潔地撒入室內,在地毯上留下銀粉似的光。他聽見聲音,隨著那雙眼在黑暗裡滑動,暗影從室內的角落墜落。它的步伐沉重地踩在地毯上,朝他逼近,那宛如骸骨碰撞的移動聲,飛散在風中的黑霧,使月光瑟瑟發抖。 他希望藥劑師能醒來,它就會離開。但藥劑師無法聽見它的聲音,唯有他能。他感覺到它冰冷的吐息,它落在床上的銳利爪子,它的低語。他看不見它,動彈不得。但它一直跟隨著他。無所不在。蓄勢待發地要將他吞入肚裡。
◇
他抹了抹臉,讓皇后勾住他的手。 她露出滿足的微笑,領著他踏進灌木林間的小徑上。他開始習慣每日早晨皇后親自攙扶著他,在花園進行的步行活動。他的身體正在復甦,重建昔日的肌肉記憶,進程十分緩慢,但已足夠讓他無礙地使用自己的四肢。 她興致盎然地談論著天氣,與花園內新植花卉生長的狀態,Kyle揉了揉鼻骨,心不在焉地回應。夜裡頻頻顯現的影像使他心神不寧,它們不同於夢境,真實的讓他無法安睡。馬匹的長嘶聲穿過五顏六色的灌木叢,端到小徑上時,他還意識混濁的無法馬上反應過來。 Sheila皺眉,領著Kyle先到花園內的涼亭歇息,要Chris去查探了騷亂的源頭,自己則涼亭內踱步。Kyle坐在長椅上,漫不經心地摩擦著相貼的十指時,隔著灌木叢聽見Chris的說話聲。 你應該要一周才能回來,我希望你沒累死坐騎。 我準備了備用馬。非常多。答覆的聲音因急喘聽來相當破碎。 Kyle倏地站起身,瞪視著Chris一路穿過灌木叢,回到涼亭回報,他尾隨在Chris身後,在涼亭前單腳跪下。低著頭,他的身形大半被佇立於Kyle前方的Sheila遮住,但若影若現的輪廓仍舊讓Kyle的心爆跳。 Her Majesty同意在這裡接見你,但陛下希望His Majesty在場,你必須等。Chris說。 謝Her Majesty饒恕在下的唐突。他說,嗓音中有著無法掩飾的狼狽。Kyle能感受到對方身上散發的急切,但Sheila在的場合他基於禮數無法回應他,這���的迫切感讓他備感挫折。意外的是Gerald來到花園時,只帶著幾名貼身侍從,場面對稀鬆平常的對談來說顯得嚴肅,對正式會面又顯得太過隨意。 Stan Marshwalker,我希望你捎來的,是我期盼已久的信息。Gerald步上涼亭,站在妻子身旁,他伸出手,示意要Stan抬頭。 屬下相信您不會失望的。Stan從懷裡掏出一封信,呈上。侍從接過書信,交付給Gerald。後方的Kyle看不清書信的內容,但其父閱讀時,異常嚴肅的神情彷彿他早已等候這音信許久。Gerald細讀之後,將書信折起,塞進懷裡。 做得很好。因為你的辛勞,儀式能在預期裡舉辦。 為此,屬下額外捎來賀禮。 喔?Gerald挑眉。 Stan吹了口哨。一名身影搖搖晃晃地從灌木叢間走了出來。 這位是Jimmy Valmer,Zaron聲名響赫的吟遊詩人,特意為此前來恭賀。 參見His Majesty。跛腳的吟遊詩人在Stan的協助下躬身行禮。 我很期盼能聽見你的演奏,不如你待會就在花園為我的皇后獻上一曲?Gerald歡快的嗓音也帶起了Sheila心情,她收起對騷動的不耐,揚聲贊同。 悉、悉聽尊便。 Jimmy在侍從的引領下退開。Gerald將目光重新落在Stan身上,說:我希望能從你口中得到更多此行的細節,用餐後我會在書房等待你。 Stan再度躬身行禮。 現在,容我在皇后的伴隨下享受漫步花園的時光。Gerald望向Kyle。我將此地留給你和你的部下敘舊。 他伸出手,召喚Sheila,她凝視著Stan片刻後,提裙迎向夫君的手,侍從尾隨著王與后,並領著Jimmy再度踏上小徑。 Kyle終於在隊伍散去後看清跪在涼亭前的Stan,他的拳擱在膝上,因過度緊握而關節浮突,彷彿費盡心力克制著自己。 Stan,你可以起來了。Chris開口,他最後的音節還在大氣裡發散,Stan已倏地從地上跳起,衝向Kyle,將他拽進懷裡。Stan的動作太快,來不及反應的Kyle僅是愣在原地,他抱得太緊,壓的Kyle雙肩發麻。Kyle沒有掙扎,因為Stan微微發顫的身軀裡,能隱約聽見呼吸中伴隨的哽咽聲。 對不起,你身體還沒完全恢復吧。過了片刻,Stan連忙鬆開Kyle。 Kyle搖頭,仍然有些詫異,近距離見到Stan,感受到對方身上的氣息時,他才赫然驚覺,對他而言短暫的一瞬間,時光卻實實在在在Stan身上流逝了五年。難以在精靈身上察覺光陰的變化,在身為人類的Stan身上,變化深切地體現出來。他們初次相識時,Stan只有15歲,如今在他面前,Stan的骨架已變得寬廣,身材高䠷,嗓音也低沉的多。 我好想你。Stan用雙手捧著他的臉。 我不懷疑。Kyle笑著,回抱如今姿態有些陌生的Stan,原先佔據在心底的不安預感變得模糊,必定是他將思念的焦躁與不詳混淆了。 我知道你們很開心,但就個人來說,我不建議你們在這裡接吻。 Chris任由他們相擁了許久,終於發出一聲嘆息,打岔。於是Stan側頭親吻Kyle的前額,惹得後者不住輕笑。 抱歉,Kyle。還有工作要做。Stan依依不捨地滑出Kyle的雙臂。 我以為他是我的護衛。Kyle朝Chris板起臉。 暫時不是。Chris無視他的抗議。 不會太久。Stan莞爾,走向涼亭外的Chris。 Kyle抱胸,摸著長椅的座椅坐下,他的目光追著緩步走下階梯的Stan。斑斕樹影的碎影打在他略顯陌生的側臉上,笑意迅速地消退,那裡容不下昔日的稚嫩,沒有陰柔,取而代之的,是Kyle不曾見過的淡漠。
◇
室外展開的枝枒逐漸被一條條花簇編織的藤蔓覆蓋,隨著厚實的葉片蛻變,換鑲上一層漆亮的金橘時,也牽引為放射狀的空中道路,一路邁向聖樹的根前。入秋的寒意輕輕在葉脈上騷動,登基之日已將降臨。 從書房朝外眺望,能一覽無遺地望見戶外景象的變遷。儀式本應在初春舉行,卻落在了秋季,因此舉國上下在完美完成儀式投注了所有心力,無暇分神。Kyle擒著鵝毛筆,目不轉睛地望著侍從與傭人來回穿梭在庭院裡,試圖在裝飾上重現春季生機盎然的景象,他們交談評論的聲音不時勾起他的注意。 當他的身體狀況被宣告穩定後,他便獨自被困在書房裡,在蜿蜒的輕煙裡過目一疊疊紀載著只有皇室成員能過目的機密書卷。起初Chris與Stan會在整頓完手頭上的工作後抽時間來見他,但漸漸地他們無暇來訪,使他只能貪婪底注視著他們暗青色的影子,偶爾與護衛軍的足跡一同滑過他的窗下。 他揉了揉前額,乾草燃燒的氣息令他有些恍惚,使他進度遲緩,但要藥劑師不斷補上乾草是他的命令。他要他們日夜不停地焚燒,任由濃霧盤旋於任何他所駐留之地。煙霧阻擋著夜晚的記憶,那些渾沌的幻象,使它們不在日間溢出,侵入他的每一寸光陰與記憶裡。他能清晰記得夜裡每一��噩夢降臨時的細節,彷彿他們緊咬著他不放──冷霧裡搖曳的柔光,蠢蠢欲動的無數黑色輪廓,它在破碎的光點裡浮游,尾巴掃過他的足前,留下一片碎裂的厚霜。光點被它巨大的翅膀擊碎,殘片卻仍像隧道盡頭的引路燈,引誘著他向前,把他們拽近。Kyle心知光後通往的是何方,他知道對面火光的熱度,書頁翻動的聲音是什麼樣子。這不是夢,而是召喚,讓隱藏在胡桃木氣味裡的青年得以輕易穿過迷霧,將意識扎進他的體內,迫使他們被擠壓成模糊的結合體,穿透彼此的靈魂。他拒絕去理解,拒絕向前,即使停滯的酷寒凍的刺骨,也不願看再去窺探火光後的景象,寧可任由它在每一次漫遊的路徑裡畫出一條條森白的脊骨。 鵝毛筆從他的手心裡掉了墜落,筆尖落在桌面上,在文件邊緣濺出一片赤色的墨漬,Kyle即刻要重新抓起筆,將墨跡掃出紙面,卻發現手僵在空中,不聽使喚。秋季儀式。離死亡太近。不吉。他的手失去溫度,無比冰冷。停止。他在心裡大吼,猛然將握起的拳打在桌上,力道之大震的墨水瓶彈了起來,翻覆的墨濺在他手上,黏膩地像血。他的手心發麻,緊握的拳顫抖著,分不清是恐懼還是憤怒。 他抬頭,目光再度飄向窗外,禁衛軍手持旗桿上的鉻綠色正在飄揚,那姿態與Stan的披風漂浮在風中時如出一轍,但它一溜煙便逃出了他視線,彷彿窗外的一切景象都與他毫無干係。
◇
司祭將新編的冠冕按在他頂上時,蜿蜒的枝枒在秋季時已落光了葉,比起傳統繼任儀式上象徵著生機的綠冠,那交纏的藤枝看來更像公鹿銳利的角,迅猛而驕傲。 他跪在聖樹前,被茂密的樹冠壟罩在下,Gerald微傾的權杖落在他的頭頂上,青色的光霧由鑲於杖上的寶石裡溢出,雨水似地打入他的前額。Kyle仰頭,望見日光照耀在聖樹上,青綠色的葉一如初春時柔軟稚嫩,在陽光裡發出璀璨的光芒,它窸窣的嗓音潮水似地沖刷著他,溫柔卻安寧地將他裹覆在裡。他用雙手捧著聖樹新葉製成的杯,一口氣飲下露水,它成了一道光,凝聚在他的胸口,暖意清明地穿透了他的身軀,驅散了原先冰冷的四肢,接上了光,熱氣穿透他的全身,一直到末梢,彷彿新芽要從指尖迸發而出。 Gerald用雙手將他扶起時,臉上揚著滿足而驕傲的笑意,但在Kyle眼裡,聖樹搖曳光芒下的父親卻瞬時顯得格外衰老。他握著父親的權杖,居高臨下地掃視聖樹前整齊站成兩排的出席者,一齊跪下向他展示忠誠,皇后、司祭、臣子與衛隊,躲藏在衛隊後的Chris用衣領抹了抹眼。 他轉頭望向晴空,雲層像隻被風切碎的巨龍,它的影子墜落,被聖樹輕柔卻堅定的祝福逼退至遠方。聖樹給了他新生,令它無處可躲。他緊握著手,感覺到權杖的重量,寶石發散的光湧現著希望。 他再度環視了出席者一眼,莫名傷感。
◇
Stan從草地上翻起身,單手貼在劍鞘上,黃昏前壟罩著一層陰影的湖面漾出騷動,映在裏頭的鐵灰天空與顫動樹影被一抹晃動的人影打亂了姿態。但他抬頭認出正悻悻然穿過湖畔朝他走來的對象時,貼在劍鞘上的手便鬆開了。 Chris說你在這裡。噘著嘴的精靈掃視著湖畔,漫不經心轉動的頭比起辨識四周的景象,更像是為了發洩滿腔暴躁的情緒。 你一整天都在這裡嗎? 仰視著他,Stan聳肩。 Kyle發出鄙夷的嗤聲,粗魯地踹著野草在Stan身旁坐下。Stan即刻意識到他頭上樹枝紮成的冠,被強硬地固定在毛帽上,給人一種不合時宜,固執的孩子氣印象。 我真不敢相信那些老古板竟然不讓你出席任何場合,用什麼聖樹不容忍不淨靈魂的藉口── 他咕噥著,Stan搓了搓手,沒有答話。 你真該看看Chris的樣子,晚會上他醉的簡直連話都講不清了,我從沒見過他喝到神智不清的樣子。 他大概高興地要瘋了。Stan欣慰地笑了。 我想是吧。Kyle揪著野草,停頓了片刻,悶悶地說。我真希望你也在那裏,為我驕傲。 嘿。Stan用肩膀撞他。從今以後你就是王了,你不開心嗎? Kyle嘆了口氣。 你知道我一直在外旅行的原因就是這個吧? Stan沒答話。 我一直不想承擔國主的責任,旅行就是為了不去想這些事情。我知道這一天終究會來,但不是這種方式。 Kyle抱膝,吸了吸鼻子。 父王在儀式裡看來老了好多,他一定分給我太多自己的能量,我卻只能裝作什麼也沒發生。我真是孩子氣── Stan搖了搖頭。 Kyle吸了口氣,望著湖泊吸收了環繞在湖畔樹群的影,與天空的顏色,靜謐的岸上只有葉叢細小的碎波迴盪於空中。逐漸轉弱的日光讓視野變得模糊,風在湖上激起的波紋也顯得黯淡。 這裡很像我們第一次見面的地方。才離宮殿六英里,我以前竟然從沒注意到。Kyle說,轉向Stan。 正確來說,是我的第二次。Stan莞爾。如果不是傍晚,看起來會更像的。 Kyle想在他的回應裡找到得以調侃的地方,但他凝視著Stan的臉,望著黏在他邋遢的短髮上,卻一時之間失去了焦點。Stan的笑意很溫柔,那雙藍色的眼卻在微暗的天色下閃閃發亮,隱藏著一種令人驚駭的集中,好像要穿破他。Kyle搶在忐忑從心底漾出前伸手揪住Stan的領,輕輕吻上他的唇。Stan愣住了,Kyle仍是反覆吻著他的唇,一面將他放倒在地上。 這是做什麼?Stan問。 索取我的登基賀禮。Kyle翻身騎在Stan身上,說。 我以為我已經給過你了。Stan的視線落在他的下腹與Kyle的鼠蹊部相貼的地方,嗓音有些乾澀。 我有種感覺。Kyle低下身,將Stan的視線逼退到自己臉上。你帶那個吟遊詩人回來,其實是為了討我父王歡心。 嘿。 看看我父王,幾乎讓他寸步不離的跟著。 天啊,你讓我無可否認──Stan喘了口氣。 你這條狡猾的蛇。Kyle拽著他的領口。 你撬掉晚會的理由就是為了找我算帳嗎? 我可沒忘記自己的身分,意思意思聊了天也喝了酒。Kyle理直氣壯地說。 我想也是。我能聞到酒的味道。 但我夠清醒到來這裡找你了。Kyle在Stan的額頭上拍出一聲輕響,雙手交疊,笑嘻嘻地趴在Stan胸前。我想知道,Stan,你不在我身邊的時候,都在想些什麼? 很多事情。Stan瞇起眼,沙啞地說。 Kyle預期Stan談自己的工作,談儀式漫長的準備過程,談他獨自被派遣時的旅途細節,但Stan沒提及任何一項,彷彿那些事物毫無價值的不值得一提似的。即使從他的表情裡看不出來,Kyle依然在一瞬間就察覺了Stan的勃起頂在自己身上,他沒有立刻反應過來,一時之間迷惑於預期與現狀間的落差。他遺失了Stan青春期快速蛻變的那段時光,在記憶裡Stan對他的感情不曾以如此輪廓鮮明的慾望表現出來──他總是那樣羞澀與沉靜,現今由他身上發散的體熱彷彿在強調著,隨著時光流逝越漸濃烈的執著。 原來今晚醉的是你。Kyle的胸口凝著一團熱意,使他不自覺伸手撥開散在Stan額前的瀏海。 我可沒喝任何含酒精飲品。 但你的心醉了,不是嗎? 那聽上來很詩意。Stan帶著笑意的聲音飄在空中。 別挖苦我。Kyle的指輕輕下滑,撫摸著Stan的側臉與額。 我會因為猥瑣國王被斬首嗎?Stan的眼閃爍著光。 今晚不會。 你確定嗎── 我可是王,你有我的批准。 Kyle用下體磨蹭Stan,Stan揚起下巴,後腦壓進草地裡,閉起雙眼,拉出一聲急促的長嘆。Kyle伸手去探Stan隔著衣物被磨蹭的發熱的褲頭,卻在半空中就被Stan攔下。 怎麼?Kyle狐疑地望著Stan。 是補償你的禮物,應該由我來做。 喔,你又知道我想要什麼了?Kyle瞇起眼,戲謔地笑了。 Stan翻起身,將Kyle反壓在草地上,深吻他唇上還沒徹底消散的笑意。Stan的吻帶著吐息的熱氣,他的汗毛發顫,體溫發燙。Stan解開Kyle的外袍,伸手來回撫摸他的陰莖,Kyle發出悶哼,隨著Stan的觸碰擺動著腰。他讓Kyle的性器在手裡變得黏稠,喉間溢出滿足的嘆息。 Kyle抹了抹額前滲出的汗珠,將冠帽滑落在地時散落的紅髮後撥,重新調整姿勢,讓Stan的身體夾在他的雙腿之間。 請便吧。他說。 你的禮儀去哪裡了?Stan扳開他的腿,朝他的鼻尖輕聲說。 說的好像你又多懂禮節一樣。 Stan扯下Kyle的長褲,Kyle一腳將它踢在草地上,並伸手擰了Stan的臀部。Stan揚眉,報復似地托起他赤裸的臀,用指稍微擴張後便將勃起的陰莖插了進去。Kyle弓起身,因緊張不由自主地退縮,Stan笨拙地將他按回地面,一面深入一面吻著他的鼻樑與前額。 天啊,你原本只是個孩子。Kyle嗚咽地說。Stan在他的體內膨脹,翻攪,隨之融化,他攀上Stan的頰,一路滑落,最後環住對方的肩。 不再是了。Stan低聲回答,一鼓作氣輾進Kyle的身體裡。 Stan斷斷續續的侵入與親吻使Kyle暈眩,一面規律地擺動身體,一面輕撫Kyle後頸的挑撥更令Kyle難以把持自己,他胡亂攀著的手與Stan的披風糾纏,彷彿索求著Stan更為深入地內探。 他的恐懼被揪了出來,在大氣裡飛散。偶爾他會認為Stan對他的感覺會隨著年歲增長而變得遙遠,在界線分明的階級與種族隔閡下,朦朧而壓抑的逐漸化為純粹的憧憬。他不懂Stan對他是什麼感覺,不懂人類的愛戀與感情最終會以什麼樣的方式展現出來。但現今逼迫著他全面潰散的渴望,令他意識到Stan的真實,像團焦躁的火,尋求得以燃起焚燒的地方。他原不是火,如今從他血骨裡爆發的慾望卻能融盡Kyle的世界。 Stan扯掉披風,拒絕讓Kyle打亂節奏,他緊迫逼人,Kyle頻頻被那熱鈎的在草地上拱身,卻又被Stan扳直,再度壓制回掌控裡。他嗚咽地呼喚對方的名字,推擠著Stan的胸口,希望對方放緩節奏,但Stan沒有妥協,要他用全身去容納他,感受他,成為他的容器,一次又一次臣服在恍惚的熱潮裡。 Kyle喘息著揚起頭,視野裡天空已被黑暗壟罩,星點閃爍,Stan的眼卻在夜色裡越發明亮,融進繁星裡。他的手打滑,栽進Stan的胸口,觸摸到一片粗糙而顛簸的疤,但他無法思考。即使那觸感無比陌生,世界卻離他很遠,只覺熱潮衝進他的體內,逐漸完整包覆住Stan全身的自己脹得要碎了。 Stan將Kyle從地面上扶起,讓他冷靜下來。Kyle坐在Stan的腿上,手還貼在對方的胸前,疑惑,遲疑地順沿著上頭崎嶇不平的紋路,滑到他的腹外斜肌上。Stan將Kyle抱在懷裡,讓他靠在自己身上,而不去探索他的舊傷,但Kyle沒有停下摸索,他繞過Stan的胸口,來到側腰,背脊,用指尖記住他肌膚上每一處陌生的傷口。Stan的視線穿過黑暗,落在湖上,滿月皎潔的光芒將夜晚的湖畔照得格外清晰,將一切公平的揭露展開,連夜風都承載著一抹銀色的輪廓。他聽見Kyle的吐息變的濕潤,但Stan對此無話可說。 事實上,他並不覺得這座精靈王國的湖像他們相會時的湖泊,也許只是想念讓兩處的景象錯誤重疊。他們相會時的景色在他的記憶裡如此鮮明閃亮,連大氣裡都瀰漫著細小的星火,是這黯淡夜色中過分靜謐的湖泊無法重現的。 Kyle的指腹滑到一側曾被撕裂的傷,Stan崩起身體,正要退出。 別。Kyle制止Stan從他腰間鬆開的手,輕聲說。 細微的神情掃過Stan的臉,Kyle不明其中的意涵,像是畏懼,不安,卻平淡地缺乏徵��,難以被看透。但他的動作使Stan逐漸放鬆下來,平緩地沉在Kyle的體內,維持著相連。 他吻上Stan的眼,不由自主地回想起多年以前──
◇
他被眼前景象所迷惑,止步於湖畔的灌木叢。Chris正雙手持劍,將劍尖指著地面,展露缺乏防備卻又挑釁意味十足的攻擊架勢,看似正要挑起一場決鬥。 Stan單手握著劍鞘,另一手橫壓在劍柄上,有所防備,擰起的眉卻帶著遲疑,彷彿正對Chris的備戰姿態難以理解。 Chris,誰讓你擅自找碴別人的護衛了?難道我們是流氓?Kyle闊步跨越灌木,將碎葉掃了一地,大姿態打斷了Chris。 這不是找碴,若您允許,My Lord,我想見識見識人類劍術錦標賽冠軍的實力。Chris沒有動,依然維持著備戰架式。 Kyle對Chris的無禮態度發出一聲嗤笑。 無須多問他也知道Chris打著什麼主意,Chris向來扮演著提醒Kyle懸崖勒馬的角色,但那並不代表他不懂如何僭越職責。當然他的冒犯是有理由的,以下犯上不過是一場為了刺探情報所演的戲,替Kyle刺探那些以一個王儲禮節上不應過問,下屬卻能以無知當藉口代行之事。他們和人類的外交關係,表面平穩,卻不至於至全然信任的地步,精靈王與后容忍他肆意在外遊走,泰半也希望Kyle藉此切身體會國家之間的實際關係,Chris的積極並不是毫無理由。 禮儀上Chris公然挑釁並脅迫他國護衛的比試極為無禮,幾乎等同於是對其主的污辱行為。但Kyle清楚知道,這是基於Chris對Stan身為公主護衛卻屢次獨自前來與Kyle攀談的動機有所疑慮,才冒然用虛張聲勢的方式試探Stan的反應。 Stan躊躇的態度表態了對比試毫無興趣,這有些可惜,或許Stan是個懂得自制的人,也可能是個懦弱之徒。無論是哪一種,都掩蓋了他們得以分辨他的行徑是出於個人,或是履行職責的刺探的跡象。 Kyle雖有些失望,卻依然露出微笑,張手走向兩人之間。 ……我替我無禮的部下向你道歉。他看來是被祭典與鄉村新鮮的空氣沖昏了腦,請別將此事視為對公主殿下的冒犯。 他轉向Stan,等著對方接話,替這場即興演出劃下句點,Stan卻出乎意料之外地陷入沉默,視線追著Kyle的嗓音,落在他身上。原先面對Chris的迷惑已從Stan的眼裡淡去,取而代之的是一種迫切。Kyle被那樣直白的迫切怔住了。他們結識的短短幾天內,Stan確實不時表現出對他的傾慕,但他的言語與行徑謹慎地使他的動機也隨之模糊不清了。 然而與他四目相對的霎那,Kyle意識到是自己模糊的態度讓Stan產生了誤會。他的言行舉止之中沒有謊言,也並非曇花一現的迷惑,他的斟酌純粹是害怕Kyle拒絕,他的脫序行為不過出自於年輕──忠於自我。 他橫在劍柄上的手勢在Kyle的眼下突然變得堅定,目光忐忑,卻盈滿希冀,彷彿期盼著為Kyle展現隱藏於鞘中的劍光。 Chris悶哼一聲,似乎覺得可笑。Kyle卻開始被對方熱烈的視線攪得迷亂起來。 咳,你不介意? 一點也不。Stan禮貌性地躬身。 聽你這麼說,我就寬心了。Chris是我的劍術指導,但我向來不是個出色的學生,我想他必定希望藉此激勵我學習劍術的熱誠。Kyle解釋著,卻覺自己的嗓音聽來相當緊張。 這是在下的榮幸。Stan輕聲回答。 Kyle退開,和Chris交換了眼神,後者頷首,重新擺好備戰架式時,Stan已經將劍出鞘,雙手將劍身舉於臉側,劍鋒直指Chris臉部。 Chris的刺擊率先挑起火花,Stan身子一偏,捲劍上挑,撥離直來的劍鋒,幾乎是同一瞬間闊步朝Chris的頸間刺去。Chris立刻將劍身下壓,將對方的攻擊打斷,Stan迎刃有餘地整理步伐,��劍過頂,水平迴劍旋斬劈向Chris的肩部。Chris回以一個旋斬格擋,雙劍交纏,撞出悶響。 Chris的交鋒落點較佳,於是他使勁將劍身前壓,使劍刃推向Stan的肩頸處,但Stan將劍身繞開,讓Chris撲了個空,單手握住下墜的劍刃,一手持柄,一手持刃,握矛似的只以半劍朝Chris突刺。Chris閃避。Stan跟上,緊咬住他,半轉身,背朝Chris,旋劍就以劍柄末端再度朝Chris的臉部猛擊。他的攻勢很快,Chris來不及再次閃避,只得任由Stan刻意中斷攻擊動作,將劍柄收在他鼻尖前。 即使不擅劍術,Kyle也看出短暫的交鋒後Chris的神態變得嚴肅起來,他原先漫不經心的刺探態度被Stan流暢的動作徹底粉碎。Stan在交鋒的時刻展現著是自信,並非自滿,或著對於勝利的執著,而是對交鋒時的每一處細節有著無比冷靜的洞察力與判斷力,甚至可說應對的十分老練。 Chris沉默地退開,單手持劍轉了架式,示意要展開第二輪比試。 這回Kyle就無法理解Chris再度邀戰的意圖了,Chris初回的攻擊是配合Stan身為人類,擅長雙刃長劍的架式,但此時他變換的才是精靈真正善用的單刃配劍架式,相較搏擊動作較多的人類雙刃劍術,精靈單刃擅長的是高速劈斬,但由於精靈與人類世界文化與地理位置的界線,人類中鮮少有人熟知這點,只認為精靈十分古怪。 他皺眉,要開口制止時,Stan已經二度做出回應,將手半劍轉為單手持握,以劈砍姿態做出攻擊。 相較起Kyle,Chris對Stan的反應更要錯愕,但沒有因此錯失了格擋對方攻勢的動作,迅速給以反擊。雙方交叉來回相互劈砍與格擋使雙劍頻頻碰撞,發出連綿不斷的撞擊聲。 Chris的迴轉劍身在空中左右反覆劃圓,快速打擊並逼近,縮短他與Stan之間的距離。Stan閃躲,並頻頻以劈砍架住Chris的攻擊,看似被壓制,反應卻十分平穩,絲毫不顯忙亂的做出防守。Chris的意圖是以極近距離壓縮Stan的防禦空間與反應速度,高速將對手切割。Stan在閃躲時有節奏地反覆調整雙方之間的距離,但似乎疏於防範Chris壓近的速度。Chris抓住時機一擊斬向Stan喉頸,Stan卻沒閃躲,而是突然將劍身筆直向前刺去,在Chris肩旁落空時,Chris的劍刃淺淺扎進了他胸前的衣物。 看來我太小看你了。Chris收回劍,說。 中途改了劍法獲勝,說這樣的話也失風度了吧。Kyle雙手抱胸,不以為然地插話。 My Lord,您的劍術還真的是毫無長進,剛剛是和局。見Kyle露出頗被冒犯的眼神,Chris嘆了口氣,繼續解釋:他看似被壓制只是佯攻的佈局,如果剛剛他用的是彎刀,我們會同時刺中對方要害,是因長劍沒有弧度才落了空。 我確實不擅長配劍,其實只是孤注一擲。Stan搖了搖頭,說。 是誰教你的劍術?Chris不理會Kyle瞪視他的神情,問。 我的父親。 你是半精靈?Chris瞇起眼,狐疑地重新來回打量Stan。 不是的。我父親,正確來說,是我的養父,是精靈。 Chris陷入思索,久久沒有回話。Stan也沒試圖打擾,視線飄忽地轉向Kyle。 你真是滿帶驚喜啊,我都有點羨慕公主了。Kyle明白了對方正在等待自己評論,夾著客套說道。 Kyle發現Stan的臉頰泛紅了,或許是對方的反應太過直白,Kyle一時之間不知該如何接話,臉頰也跟著開始發燙。 不如,你也和我交手一輪吧。Kyle磕巴地說。Chris,把劍給我。 Stan猛然抬起頭,遲疑中帶著惶恐。 Chris蹙眉,但沒阻止被自己的提議說動,開始產生興致的Kyle,解下配劍就扔向Kyle。 快點,可別放水。Kyle拍了拍Stan的肩,Stan瞪大雙眼,緊張地死握劍鞘,在Kyle不斷催促之下在先前比試的位置上站好。
他們回到祭典廣場,午後的陽光灼熱,熾白地照的人眼花,他們懶洋洋地並肩坐在被遮陽棚護住的賓客席裡,讓人類適從斟上冰鎮的薰衣草檸檬水,藝人正魚貫進入廣場,在詩人的吟唱與伴奏下,展開戲劇演出。 Kyle望見Stan單手持劍輕巧地從後方鑽進公主Kenny的賓客席裡,彎身與她交談了一陣,隨後中規中矩地在她的座位後方佇立。 他很不錯。Chris似乎是注意到Kyle的視線,低聲說。 喔?真難得聽見你誇獎人。 他的劍術,無庸置疑。 不是因為他養父是精靈,懂得我們這套,你才這樣講吧。Kyle挑眉。 My Lord,我充其量不過是指導,但他的養父無疑是大師級的水平,以照他的年紀已經有這水準,他在湖邊如果是要行刺,憑您的水平,都不知道得手幾次了。 你的意思是我應該慶幸他對我有好感? 您別對自己的樣貌太過自信了,該慶幸的是他的��陷很明顯。 你是指他沒有勝負心這點嗎?Kyle聽出Chris口吻中少開玩笑了的指責意味,沒好氣地回答。 他有力量,力量卻未被慾望染上雜質這點很難得,人類一旦浸染在慾望之中,就很難再看清世界的樣貌了。 畢竟,他們的壽命這麼短……Kyle用指敲了敲桌面。短暫壽命換來激情,也不是不能理解。 很具感染力,不是嗎? 哼嗯。那位公主殿下撿璞玉的眼光總是特別奇怪。Kyle瞇起眼,目光不自覺隨著話題導向Kenny。她注意到Kyle的視線,只是一笑,朝他招了招手。 她無論好壞,確實獨具慧眼。但比起她,您被迷惑的厲害了。 我?Kyle的聲調拔高,惹的周圍侍奉的適從驚恐地連忙詢問是有哪裡出錯,Chris只得頻頻揮手將他們打發走。 我擔心您交了太多人類朋友,變笨了。他嘆了口氣。 Chris,我發誓你要是再耍嘴皮── 您想要他? 少來了,我才不讓人類當我的部下。 Kyle不耐煩地說。Chris似乎鬆了口氣。 您覺得我和他最大的不同是什麼? 哈,Chris,你當我部下這麼多年了,我會說,你永遠不會背叛我。 人類可以,不是嗎?他們會燒得你粉身碎骨。 Kyle蹙眉,胸口一陣沉鬱,他注視著Chris,卻沒有任何一人再度接續這話題。 劇團接續了第二齣戲,一名被龍所扶養成人的人類王子,為回到人類世界而屠龍,成為人類英雄的故事。
◇
哼,你們還真的都在這裡啊。 Stan回過頭,Chris正站在樹影裡,單肩靠著樹幹,一手還拿著酒瓶。 他板著的臉看不出是嚴厲或是不快,只是以銳利的目光一路掃視臉色有些尷尬的Stan,落在地面上,披蓋著披風熟睡的Kyle,隨後吸了吸鼻子,灌了口酒。 抱歉。Stan半摀發紅的臉,沒敢直接迎向Chris的視線。 要是我在意這種事情,老早就把你轟出宮裡了。Chris瞇起眼,彷彿對Stan的反應覺得可笑。 Stan沒說話,在宮裡侍僕幽會確實並不罕見,Chris也早就明白他們之間的關係,但被當面戳破王與護衛的親密關係依然不是什麼值得說嘴的事。 這是好事,現在他能好好睡著比什麼都要來的重要。藥師開了這麼多藥方都沒用,那憑依在他身上的玩意真是夠嗆。 和His Majesty所料想的一樣,也只有儀式才足以驅散古代死靈的影響。Stan低頭,指尖輕輕掃過Kyle的髮絲。 那東西跟黃泉太近了,一般的術士能抵抗牠的陰影就已經很了不起了,這倒也說得通,能使死者復活的術,怎能不經冥府之主的使者同意,但就連祂(聖樹)的加護都沒能打斷連結……那狗娘養的雜種──Chris不自覺飽帶憤怒地揚起聲調。 Stan沉默,Chris的憤怒他怎能無法理解。死靈祭儀本是公平分攤施術者與祭獻品供給的魔力,藉由亡靈之力再造復活者的血肉,並固定其靈魂。但當年Cartman替換了施術的音節,造成魔力連鎖,使他與Kyle、Kenny三方的生命被強制綁定,身為壽命最長的精靈,Kyle成為了主要的魔力供給者,他與祭獻品的魔力大半被Cartman分割,令Cartman獲得超脫人類的壽命與魔力。 更不用說祭儀打斷Kyle與森林生命力的連結,作為仰賴自然力量來維持生命的精靈,幾乎可說是致命性的重創。近五年的時光,Kyle臥病床榻昏迷不醒,即使他幸運地自行甦醒,卻終日被亡靈帶來的死亡陰影纏身,夜不能寐,在生死的界線上苟延慘喘,是國王轉位時的祝禱儀式,才使Kyle與地脈的連結重新復甦。但未來,或許他再也無法離開在聖樹加護下的,精靈王國的國土,壽命也會因祭儀魔力切割的緣故嚴重削減。 他什麼都沒說。 他才不會說,越棘手的事就越不說。Chris悶哼了一聲。芝麻綠豆的事反倒聒噪的要死。呿,他還真以為瞞得住,也太小瞧我了吧。 Chris,你真是醉了。Stan莞爾。 你不會出賣我吧,人類。Chris瞇起眼。 不會。Stan笑了笑。 Stan。Chris嘆了口氣,隨後停頓。 嗯? 他拋出酒瓶,Stan一臉迷惑,但依然順手接住了。 補償你的。 沒什麼好抱歉的。 老頭子們不是開玩笑的,聖樹討厭血的味道,你又不是精靈,就算不是今天,你一輩子不能靠近聖樹,祂會消滅你的。 那就,謝你了。Stan聳肩,扭開酒瓶,朝Chris敬酒。 His Majesty再半年就會完成所有交接,和皇后一起隱退,接下來我們得確定陛下隱退之後有足以託付重責的臣子,對人類的防備也不能再拖了。 輔佐跟備戰,燙手山芋都落在我們手上啊。Stan苦笑。 雖然我想說,你該慶幸自己同時被國王父子信任,但今晚我只告訴你,多喝點,以後會更辛苦的。 這些事情,他不必知道? 陛下也是這麼認為的,時機未到。 Chris穿過草皮,走到Stan身旁,接過酒瓶,又喝了幾口,再將酒瓶遞給Stan。 敬無血緣的兄弟。 敬無血緣的兄弟。Stan說,一口氣將瓶中的酒喝光。
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20221008
雑記(カチカチ車・雉の羽・漫画・フットボールなど)

カチカチ車。またいらんもんを買ってしまった。
佐賀の郷土玩具らしいが既に廃絶してしまったという。カチカチとは杵島山(きしやま)地方でのカササギの呼び名でカチガラスともいうらしい。ハイダ族とか北米先住民の造形を思わせる。
隼人の盾の渦巻きの意匠を見た時にも思ったが色んなものがこの国に住む人々の感性の基底にはあるのだ。忘れとるだけで。

カササギといえば岩明均の『七夕の国』という漫画が好きで(カササギがモチーフとして出てくる)昔ネットでカササギの羽を九州の人から買った。
カササギは本来日本の鳥ではなく豊臣秀吉の唐入り(朝鮮出兵)の際、佐賀藩主の鍋島直茂がカチッというカササギの鳴き声に勝ち縁起を担いで持ち帰った説と自然飛来説があるらしい。関東圏だと長野で繁殖が確認されているみたいだが私の地元にはいないみたいだ。

そんで。
前回のカケスに続いて今度はオスの雉を拾った。一宮御坂のICの入り口んとこの道路の端で死んどったのだ。頭から血を流していたが体もまだ柔らかくて寝てるみたいだった。轢かれたばかりだったのかも。行く前に大きいビニール袋を二枚首尾よく車に入れておいたので今回も何か予感めいたものがあったような…いやねえわ。
その後色々回る用事があったのでスーパーで氷を買って冷やした。
雉固有の特徴なのか知らんが血が赤紫蘇みたいな鮮やかなピンク色をしていた。マゼンタみたいな色。羽毛の下からチラチラ見える耳の穴の感じがよくわからんが気持ち悪いというかなんか恐ろしい。ダムの吸水口に出来た水面の穴を見た感じだ。#poolcoreの亜種みたいな感覚か。
足の肉付きとか見てるとなんだかニワトリみたいで普通に食えそうな感じだった。畑に埋めたけど。

なぜか尾羽は4枚しかなかった。
鳥の羽が抜けた後どうやって生え変わるかずっと謎だったのだが、靴ひもの先っちょの硬い筒状のカバーみたいなのに包まれて生えてくる。プラスチックみたいでちょっと作り物みたい。
それにしても今年はいろんなモンに出くわす年だ。

話は変わって最近読んだ漫画。67歳の新人・ハン角斉短編集。
つげ義春、諸星大二郎、花輪和一、特に狂い始めた時期の安倍慎一感があって個人的には好きだ。余談だが安倍慎一の『美代子阿佐ヶ谷気分』が”That Miyoko Asagaya Feeling”として英訳版が出ててアメリカの漫画賞(アイズナー賞)にノミネートされてたのを初めて知った。初期の安倍慎一の漫画に流れる空気の透明さみたいなものは普遍性をもつということか。
ハン角斉先生の漫画、黒ベタにホワイトの点々で星空を表現するのではなくビッチリ描いたグルグルの線で満天の星空を感じさせるのが妙に斬新だった。初見は違和感があるのだが後から立体視のような感覚になってくる。
著者本人が前書きで述べる通り画力という観点では一段、二段落ちるのかもしれないが、特筆すべきは女性の「目」の表現である。異様な迫力、色気あるいは妖気。
陳腐すぎる表現だが目に魂がこもるとはこのことで(陳腐すぎる)慈非深い太母の眼差しであり、上位捕食者の目をうっかり覗き込んだかのような畏怖をも感じる。ピカソのマリー・テレーズの素描にも通じる女性の底知れなさ。
最終話の大ゴマの顔のアップに至っては目の前にその人がいるような錯覚を起こす。ある種の酩酊感がある。
目が合うだけで快楽物質のドーパミンが放出されるというが、以前聴いた『バイリンガルニュース』というpodcast番組の中で、二人で向かい合って目を凝視し合うだけで幻覚を見る、という研究論文の記事を踏まえて出演者が試したところ、かなり早い段階で顔が歪んで見え出すと話していた。
もとい。
上から下へと流れ落ちる滝の水の向こうの崖壁に仄暗い洞窟が続いているかのように、絵の上手い下手という高低の向こうに奥行き、深さという領域がある。
「目」とは顔に開いた二つの暗い洞窟である。
自分で書いておいて何だか寺山修司の詩みたいだ。
人間の本質とは「目」にあるのではないか。

昼飯に作った帆立とシメジとレタスのクリームパスタ。
五年ぐらいブログ書いてて料理を載せたのもしかしたら初めてかも。知らんがな。
普段仕事で作るから当たり前すぎるのかもしれない。
しかしパスタほど腹持ちの悪い食いものって無いと思う。私だけだろうか。
そんで先日の深夜にレアル・ソシエダの久保選手の試合を見た。1G1Aの大活躍だった。
レアル・マドリードからレンタルされたマジョルカ一年目以降、ビジャレアル、ヘタフェ(暴力団)マジョルカ2年目(降格争い)と見てるこっちも泥をすするような日々だったが臥薪嘗胆の甲斐あってかここにきてDAZNに月に2千円払うイラつきというのか舌打ち具合、その打音の烈しさが若干収まってきた。
思えばラ・リーガのデビュー前。
マドリーのプレシーズンの時の久保選手のプレーの輝きとその時感じた可能性がどんどん色褪せて行くのが見てて苦しかったわけだ。リバプールでの最後のシーズンの南野といい報われない男の背中に金を払うことの悲しみといったら無い。
もうすぐW杯。
え?W杯か早。
それにしたって2018年のロシアW杯からたった4年で、ロシアがあんなことになるとは誰が予想しただろうか。「ロストフの悲劇」と銘されるあのベルギー戦の試合会場のロストフという地名をウクライナ東部の戦況説明の地図で見た時の困惑といったらない。
日露戦争で負けてロシア革命、アフガン侵攻に失敗してソビエト崩壊。ロシアは一体どうなるんだろうか。プーチンのがまだマシだったみたいなのはほんと勘弁して欲しい。知らんだけでカディロフみたいなのが今か今かと雌伏の時を過ごしているのだろうか。
安倍さんの国葬のニュースをちらっと見てて、安倍さんの「ウラジーミル。君と僕は同じ未来を見ている。ウラジーミル、2人の力で駆けて、駆け、駆け抜けようではありませんか。」みたいな謎ポエムを思い出す。
安倍さん最後にウラジーミルをあっちに連れてってくんねえかな、おんなじ未来見てたんなら、とぼんやり思って見ていた。
それにしてもベラルーシのルカシェンコの狸爺具合というのかプーチン相手にのらりくらりやる老獪さ。怪人だ。
gangsta(@takeren8)何某とかいう日本人義勇兵のツイッター見てて、性欲が戦場で邪魔だからタマキン摘出してあるって言っててこの世の広大さを感じた。色んな人がいる。
もといサッカー。
日本代表どうだろか。
もはや我が日本は結局のところ監督を戴くことは叶わず、引率の先生であるとこの森保さんに戦術など期待したとこでこの4年間虚無感しか無かったのだが、ここまできたら選手たちには頑張って欲しいところ。
現代サッカーにアレア(運)だけの森保式パルプンテサッカーでどこまでいけるのか?に楽しみ方を変えるしかない。
自分が変わるしかないのだ。
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各地句会報
花鳥誌 令和4年9月号

坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和4年6月2日 うづら三日の月句会 坊城俊樹選 特選句
愛猫の裏声しきり猫の恋 喜代子 吾が枕かすかに匂ふ梅雨の夜 都 忘られぬ都忘れの名も色も 同 君待ちていつもの位置に置く円座 同 夏至の日の夕日急がず海に落つ 同 雨上る藍より青き四葩かな 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年6月4日 零の会 坊城俊樹選 特選句
老頭児の浜灼けさらし雲の峰 順子 サンドレスのボタン外して眠りをり 和子 又ひとつ汽笛と薔薇の香を混ぜて 三郎 海風に揺れて売らるるあつぱつぱ 光子 夏暖炉婦人の長き留守を待つ 慶月 又違ふ汐風と薔薇の香りと 三郎 もう薔薇は厭きたと銀髪の女 千種 開港の跡ことごとく薔薇として 同 ロザリオを石のクルスに掛くる夏 炳子
岡田順子選 特選句
枇杷のなるフランス軍の駐屯地 きみよ 又ひとつ汽笛と薔薇の香を混ぜて 三郎 丸窓を過ぎるマダムの夏帽子 眞理子 乳母車より乗り出してあぢさゐへ 光子 十字架と昼を沈めて夏の蝶 和子 麦秋の港から来る貨物船 いづみ 海風を拾ひ歩きの夏帽子 はるか 開港の跡ことごとく薔薇として 千種 潮の香も薔薇の香もある司祭館 炳子 客死せりそよぐバナナの葉の下に いづみ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年6月10日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
鯉幟降ろされ空は日常に 佐代子 久々に人の気配や四葩咲く 益恵 漁期終り蜑六月の浜に立つ すみ子 青嵐一往復に果つ鉄路 益恵 若きらは羽化登仙に夏の町 悦子 骨酒となりて香の立つ岩魚かな 宇太郎 沼に立つ青鷺衛士の貌をして 都
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年6月11日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
梅雨蝶の低くころがるやうに飛び 秋尚 十薬の花の展ごり年尾句碑 美枝子 天辺から影の崩るる栗の花 秋尚 紫陽花や湿りを帯びし杖の音 三無 やとの風静かに流る菖蒲園 瑞枝 梅雨曇陽子の墓所に赤き供花 亜栄子 河鹿鳴く信濃の里の蒼き夜 美枝子 錆色に形とどめて朴の花 亜栄子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年6月13日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
太陽の金色に燃え麦の秋 中山昭子 夏潮の深き浅きに海女の息 世詩明 麦秋や金の波打つ十町歩 英美子 耳すませ月下美人のひらく音 同 夏燕影を落とさぬ速さかな みす枝 神楽笛青田の波を操りて 時江 ひとところ湧くがごとくに蛍舞ふ 信子 気が付けば妻は近くに蛍の夜 三四郎 田植済み一村深き寝息かな みす枝 句友逝き麦秋の野の遺さるる 中山昭子 刻刻と力漲る植田かな みす枝 水現れて二つに割れて女滝かな さよ子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年6月14日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
路地裏に古書店短夜のデジャヴ 登美子 十薬の花を巡りて隣家かな 紀子 赤い服着て子らの行く夏の森 あけみ 通院の道すがらとは薔薇に眼を 令子 薔薇園のアーチを出れば此岸なり 登美子 薔薇の園老い就く母を飲み込むる 同 薔薇園へ行きしアーチを潜りきし 令子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年6月15日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
夜には夜の風の匂ひや遠蛙 雪 はつきりと蛙となりし声に啼く 同 庭下駄に僅かな湿り梅雨の宿 千代子 ��鳥雄島の森を鳴き交し 同 十字架の見えつづく道薔薇咲ける 令子 ジューンブライドも年かさね老いてゆく 同 藍深き防具の少年青嵐 笑子 寺の蟻行き着く先は経机 泰俊 放課後の曲は窓より万緑へ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年6月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
涼しさを木々が集めてゐる故山 かづを 日本海梅雨てふ黙のありにけり 同 靴脱ぎに僧の下駄ある走り梅雨 たいし 能面の深さ秘めたる梅雨の宿 同 涼しさは江戸の名残りの箱階段 千代子 観音は金色にして梅雨の中 和髙畑子 剣持ちと神の使ひの伊勢神楽 やす香 白きものばかり干されて夏に入る 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年6月17日 さきたま花鳥句会
片削ぎの武甲の嶺や夏霞 月惑 菖蒲田や八ッ橋傘を除け合ひて 一馬 五月雨や氷川の杜を浄めける 八草 ほむら立つ大地哀しき麦の秋 裕章 白絣母の遺品の鯨尺 とし江 白蓮と言へどほのかに紅を乗せ ふじ穂 水匂ふ闇をひきずり蛍狩 康子 水に映ゆ早苗見下ろす浅間山 恵美子 赤き薔薇ノスタルジーと名のありき ミトミ
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令和4年6月19日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
青蔦に窓を狭めて駐在所 斉 頂上に遺跡眠らせ夏木立 慶月 あどけなく谷戸の早苗のそよぎをり 幸風 悠然と闇ゆるがせて黒揚羽 軽象 古の山気を纏ひ黒揚羽 炳子 蟻行くや弥生時代と同じ道 佑天 釣鐘を五つぶら下げ茎傾ぐ 白陶 木下闇鎮もり眠る木霊達 眞理子 くるぶしを立ち上りくる草いきれ 千種 乗り換へし草のさ揺れやかたつむり 同
栗林圭魚選 特選句
蜘蛛の囲や無防備なりし腹見せて 亜栄子 十薬や森の間を埋め尽し 同 雨後の朝でで虫のそり弛むかな 同 しやぼん玉子等の高さに風集め 同 塗り残したるが気掛り半夏生 秋尚 緑陰に尺八びやうと流れをり 佑天 朝方の雨も上りて破れ傘 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年6月20日 萩花鳥句会
ホトトギス啼きし裏山雨後の夜 祐子 夢うつつ公金一獲明易し 健雄 夜通しの仕事となりし辣韮漬け 恒雄 梅雨寒や足元摩るひと夜かな ゆかり 坂道を蹴上がり来るや青嵐 陽子 地下足袋で踏んばる竿に鮎跳ねる 美恵子
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令和4年6月25日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
大緑蔭佇む人も青みたり 三無 公園の何処を歩すも涼風に 怜 雛鳥の如く口開けかき氷 史空 半夏生あふれて白き風光り ます江 見送りは紫陽花揺れる線路傍 エイ子 日に向かひ一途に咲くや苔の花 貴薫 緑陰や木々のざわめき鳥語落つ エイ子 紫陽花に圧倒されてしやがみても 和魚 一歩ごと紫陽花の色変りゆく ことこ 梅雨晴れや台地の風の心地良き エイ子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年6月26日 月例会 坊城俊樹選 特選句
神池は母なる海へ蜻蛉生る 慶月 炎天へ神の鳩にはなれずして 順子 雅楽笛浮遊してゐる風死せり いづみ ぬつと黒く太く鳥居が茂より 和子 灼くる杜かの海鳴りのはるかより はるか 籐寝椅子かつては海の見えし部屋 要 短夜の狛犬の見た海の夢 いづみ 玉砕はこんな日かとも油照 慶月
岡田順子選 特選句
濠ひとつ蓮の樹海となりしかな 俊樹 弟も妹も亡く合歓の風 梓渕 ぬつと黒く太く鳥居が茂より 和子 枇杷落ちて錆びゐるままの男子校 要 短夜の狛犬の見た海の夢 いづみ 海千山千の漢汗ぬぐふ 政江 神池は母なる海へ蜻蛉生る 慶月
栗林圭魚選 特選句
アッパッパ気怠い午後の瞼なる 政江 灼くる杜かの海鳴りのはるかより はるか 白鯨のやうな雲ゆく日の盛り 順子 黒揚羽気怠き昼の残りけり 炳子 迷ひ出し土偶めきたるサングラス 順子 神池の石灼け鳩の足赤く 要 海千山千の漢汗ぬぐふ 政江 鮮らけく小雨に浮ぶ濃紫陽花 幸風
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年6月31日 鯖江花鳥俳句會 坊城俊樹選 特選句
文机に古き艶書や多佳子の忌 一涓 江戸見遣る梅雨入も漂と佐内像 同 還俗の一人となりてサングラス 同 笠深く垂れて編笠百合となる 雪 芍薬の花の何処かにいつも蟻 同 昔から好きに生きてる単帯 昭上嶋子 蛍の灯恋の暗号送りをり みす枝 口閉ぢしままの狛犬苔の花 たゞし
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年6月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
暁に鳴るは鉄砲百合の花 成子 花楝仏心遠くけぶらせて 久美子 紙飛行機飛んで戻らぬ夏の海 ひとみ 少女らの腿でわけ入る青山河 佐和 海酸漿鳴らす少女の私へと ひとみ 白玉や雨の過ぎたる城下町 喜和 指鳴らす彼は嫌ひで空梅雨で 由紀子 乾坤の弾みさながら雨蛙 朝子 あめんぼの踏むは魔法の水ならん 睦古賀子
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令和4年6月 花鳥さゞれ会 坊城俊樹選 特選句
団子虫ころりころりと梅雨に入る 雪 此の辺りかつて洗ひ場初蛍 同 九頭竜の瀬に囮鮎てふ哀れ 清女 草や木も梅雨の暗雲塗りこめし 希 葭切の物申すかに急かしをり 笑
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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CODE:Triple Helices
Episode 1 驚蟄時分。日中,渺渺細雨。 東方遠雷,縱使間隔有相當數量的山脈巒疊,在這座尚未被命名的山脈的腰間,仍然可以依稀地感聽、察覺到鼓膜對那波似乎即將醒來的早春,尚且閉塞盤悶在寤寐之際溫穩雄厚的脈動鳴響。 新生盎綠,在羊腸似的山徑兩側與枯褐植被落葉相互依存,更甚至該說是襯托出新舊嬗遞時固有的反差。倒是常有人跡旅貨的山徑道上,也因人行貨物來往的雜沓紛然,植被自然地依循繁衍求生的本能,便向著山徑兩側的路緣緩行匍匐,逐漸地迴避在道上生長所需承受遭到踩踏輾壓的風險,於是久經人流以及風沙洗刷,只見道上已然顯露出銘黃的地貌。 由錯身而過的旁人正眼望去,一對身長接近,頂著斗笠,並把半張臉以白色面罩包覆至鼻樑,僅露出雙眼與前額,性別難辨而且或多或少刻意施以行腳僧裝扮的遊人,並肩順著山徑小道蜿蜒上行。 錯身後,在好奇心驅使下回首一瞥,雖然那對遊人用正面可能不好分別,不過若是從背後審視,那麼明顯地便能分辨出其一臂膀略顯寬厚,以及與之相對的嶙峋。 再說,兩人似乎利用著裝在外層黑襯白底的袈裟在布料上的寬鬆柔軟性質,將近似於杖狀的直條物隱蔽在袈裟下頭不予示人。另一方面,兩人吸吐的節奏幾近同調齊平,反而沒有行走在山徑時那種較為激烈的起伏。種種的微妙因素加諸在兩人身上,不免讓路途中的旁人多少回首一瞥再行一番注視。 越是往山腰內裡行去,理所當然進入視野的建物已經不再有如山腳下的民房聚落那般密集,而是僅保持在燈火可視的距離內,無章法地、錯落地散布在為數不多,且只能勉強稱得上平坦的地面上座落而起的農舍。其後繼續行過這些那些凡庸的建物,踏上更深處那幾乎已經被落葉與植被隱匿的另一條山徑。 那隱匿的山徑,早前,在旭日升起抵達山腳聚落時,行腳僧裝扮的兩位遊人出示官印向在地耆老探聽得知,平時,是除了在更深處,另一名獨居的住人往來利用以外,幾乎罕有其他居民踏足的場所。 午間,雖然上頭渺渺細雨飄零,但與之伴隨灑下的和煦日光卻不會令人引出情緒上的低落。反過來說降下細雨的水氣倒是反射出日照時才得以見得的金色蜃景,於是暖意便打從鼓動的胸口以及循環的血液當中,透過末梢神經的交替傳遞油然捲起。 臨時駐足,體態嶙峋的那名遊人抬過右手,並捻著斗笠前緣,稍微仰首向著上頭的景色放眼掃過,與天光一併收盡眼中的,是佔據了視野內多數區塊的青剛櫟枝葉,而更上層日照的光線就好比涓流似地拐彎穿行,再由錯節無章的枝葉縫隙間稀疏淌落。 或許是一心行路的關係,兩名行腳僧裝扮的遊人在山徑上甚少開口談起周遭景致,因此當意識到時,除了眼下的山徑以外,旁側幾乎已被群集的喬木所簇擁。而入山時的飄零綿雨,多數也被聳立的喬木枝葉阻絕,因此即便外頭日正當中,不過在此時的山徑上,卻宛如夕暮般靜籟。 唯二有著聲響的,其一為兩人的吐息,其二便是由葉緣緩緩匯聚至葉尖的雨水,在它們交互沉墜至地表,衝擊土壤與植被那瞬間的「滴答」、「滴答」―― 「簡直就像是夕陽西沉的模樣。」 拉下面罩,率先開口。骨幹嶙峋的遊人人聲打破林間原先固有的音場,在眼底捕捉著由樹頂上方進入如此錯綜複雜的橫亂枝節且穿透至此的涓渺微光時,如此所感。 「藤,怎麼停下了?」 本來一直保持的同調頻率,在身側那嶙峋的藤停下步伐後的短暫幾秒內,身軀較為寬厚的那名遊人略側過身子,接著揚起斗笠前端理清視野,也拉下面罩並開口詢問。 藤,狀似若有所思那般,沒有在第一時間搭理向自己詢問的同行者,或許該說腦中的優先順序正好是在行思考要緊之事的順位較回應外部的提問來的高一些。不過,也可能只是自己單純地仍在思索該怎麼回應對方。 暫且收回右手,藤接著便使其挪動到腰際左側,而左手則是微微揭起袈裟內襯一角,使右手探入其中。沒有露出絲毫摸索的那份猶豫動作,反倒是果決地以手掌握住了方才在山徑上那惹來旁人目光、引起猜忌的杖狀直條物品頂端的握柄。然後,從容且俐落地向著身前右上方的空間拔起,轉動手腕並劃過一道弧形,之後便收手納至腹部正前端,並與視線呈現一列的預備態勢。 直刀。無鍔更無銘。 如此凡庸的刀身,甚至在抽離刀鞘時,也不見一絲切刃、刃紋兩者上頭該具備的青閃光彩。雖說置於眼前,卻難以認識到屬於這把刀應有的實感,就好像只是單單拿著一把在市井尋常���見枴杖那般毫不起眼。 「這麼突然,是什麼意思?」 藤的同行者,目擊如此舉動後,尚且未完全會意過來,不過也沒有像是被威嚇到那樣露出退縮的神情,反倒卻是以身外事那般平淡,只加上一點上揚的質詢語氣,整個轉過身來,並且向右挪動一個腳印,避開與藤持刀後的直線接觸範圍,在藤視野的右側站穩後繼續提問。 「橘──」 叫喚後卻又是數秒的停頓。靜籟的山徑上只有橘應聲同時調整站姿所產生與地面、枯葉以及落枝等摩擦時秒盡即逝的「唰唰」撕裂殘音。 「無鍔無銘,無厄無名。不如就此打道回京吧。」 藤轉動頸子,把視線投向右前方的橘,深深地做了一次吸吐後才說出口方才開始一直在考慮的種種事項。 「做這決定不是良策。」 經由藤發聲入耳的話語沒有引發內在的動搖,橘以堅定、不帶雜質的音量回話試圖抑止藤在思緒上的紊亂。 「由京出發,一路南向遠行到這荒山野嶺的,不只我們倆你也知道。祓妖寮額外增派若干刑務監察官的追跡團,在我們後頭只有一兩日的路程。除了確保你跟我的動向外,肯定還有其它目的,這你可別說『不知道呢』呼嚨過去。」 祓妖寮之所以為祓妖寮,最初由中務省獨立設置,直隸中務大輔的幕後機關。本意是為了分擔陰陽寮針對迷失及騷亂於世間的怪異魍魎的導正、排除,等諸項繁雜業務。然而,在藤原氏逐漸獨大擴權的現在,刑務監察官一職的出現,幾乎宣告祓妖寮已成藤原一族用以對付政敵的私設組織。 用以確保祓妖寮交派事項的落實執行,或是「代行」,便是刑務監察官的職能所在,雖然藤也察覺知曉其意圖,不過卻沒有向橘搭理回去。 「單以我個人,在共有的學識上是有些排斥那女人的。雖然並非華而不實,但就有那一絲譁眾取寵的傲氣在那,多少覺得嫌惡呢。不過,聽聞她已化作怪異,受到祓妖寮與藤原一族這兩派人馬的追討,身為同時期競爭對手的我,怎可能就這麼相信?」 對藤而言,那種情愫不能以悻悻相惜這種說法解釋,反倒是接近於相輕,但又覺得得並駕齊驅才能使自己完成自我實現而出言相護。 「再說祓妖寮上頭的那些大人物們,有風聲是想強奪某種雖然慢性,但卻能起到關鍵作用的物品,而那物品,似乎與那女人關係不淺,因此她才無端被冤枉成怪異吧?」 藤一鼓作氣繼續了兩段話,橘似乎已經按耐不住,急切地想將自己的想法論述回去,正要開口時,藤卻將原先置於腹前的直刀向著橘的方向平舉,並且改變了持刀的動作,倒是將刀柄對準橘的視線維持水平狀,刀尖則是面向自己。 「如果她真的只是被冤枉,而我們得不明就裡地將她至世上排除,那我做不到呢。乾脆,橘就以我的屍首向那群監察官表示這次的差事,出於我個人的獨斷而無法遂行。既尋不著她,橘也可以安全回京,一事兩全呢。」 藤也是用方才橘那般平淡的語氣說著。 雖說與獨居在此山中的那個女人,於才學方面是競爭的對手,但毫無理由的被指稱為怪異就得前來與之相對。這種骯髒的裁決方式,至少在藤的良知內並不被允許。 況且,質疑祓妖寮幕後的當下,對於加諸在自己身上的使命也產生不小的動搖。但令自己由氣餒轉而準備自戕一途的,是關於自己,對僅僅一人終究無法與那過於急速膨大化的利益集團抗衡的認知。 但到底,也就是自己仍然稚嫩,欲以利己的方式避開本應肩負起一探怪異真相的責任。螺栓終究是螺栓,只要將自己旋緊就好了不是嗎?怎麼可以妄圖成為推動轉軸的中樞呢! 「我是做不到的!也不能讓你做出這樣的事情來!」 橘移動向前,用雙掌包覆住藤持刀的手腕,慢慢地將其向下壓去,雖然回絕的語氣顯得增大許多,但橘試圖以和緩的動作令藤打消自戕的念頭。 「橘,剛剛我說過。這裡的陽光,就好像夕陽西沉那樣對吧?」 「其實陽光並不是沉沒,而是被收回天上了。況且,陽光並沒有那個義務得使任何形物一直爍爍生輝。」 「過往照亮那女人的陽光早已輪替到京內它處,那麼肯定有那麼一天,你我身旁的光芒也會被收回去吧?」 「發出命令的祓妖寮,我很難去相信只是要我們去尋找那女人,以及取得那個『關鍵』。或許有著什麼更深層的算盤在陽光沒有照耀的暗處鬼鬼祟祟的計算著呢。」 「像我這般的鬆脫徵兆,在滿是眼線的京內,上面的人不可能沒有耳聞。我不認為完成這次的差事後,上面會這麼簡單就帶過。不如你就──」 藤定眼注視著相對位置的橘,到底還是要逃,只是用這種猜忌、迷惑以及強迫似的言詞不斷對橘灌輸。 是不是在意識某個逐漸塌陷的邊邊角角當中,自己也已經開始與祓妖寮上層那些人重疊,變成不擇手段、不較公正,捨棄自己的矜持去達成所求之事那樣呢? 沒有正確的解答,因此── 「我拒絕!那種事情再怎麼說都動不了手!」 橘硬是掰開藤握住刀柄的手掌,較為粗壯的手臂加以用力後便拿下了那柄直刀,接著便自行將藤右側袈裟的襯底掀起,迅速地將直刀納入刀鞘內。 「我不能代替你,同樣的藤你也不能代替誰。可以的話,我也希望那女人成為妖異的傳聞只是誤會。」 「聽好了!不管是你,還是祓妖寮幕後那些人,一直講的那個『關鍵』,那種複雜的文字把戲,或是隨口唬弄的什麼,我這個武家出身的俗人,並不像你或是她,那樣懂得那麼多!我的想法與願望都很簡單,只要你、她以及我,都能保有各自的生存方法,更甚至若能有共通的『語言』,兩人或者三人就這樣相互依存生活下去,我就別無所求了──」 橘雙手穩住了藤的肩頭,一字一句,完全是咬牙分明那樣,將自己所能表達、所想表達的想法及念頭,一樣也正視著藤的雙眼,毅然地、宏亮地傳達出來。 這舉動是藤原先所沒有料想到的,正當她理著腦中思緒迴路準備繼續說服橘時──舊識,雖說數年未見,但作為競爭對手的那個聲音,在藤、橘兩人陷入爭辯,對周遭氣流、味道等環境因子的改變尚屬無意識時突然闖入── 「不過幾年沒見,你這樣自己不也是開始玩起文字的把戲了嗎,橘──從四位?」 在藤與橘爭辯的一時半刻當下,幾乎沒有察覺到,由山徑下方逐地緩行上來的另一名女性身影,已經距離她們僅剩十來步的中短距離。那名女性舊識,就是深居在此的住人,更是兩人所尋找的目標。 「諾──」 藤轉過整個身子,望向諾的方位,姑且算打過照面。 看似諾正巧與兩人入山的時間錯開了。諾此刻身著普通的、庶民才著裝的粗質農衣,且連幾年前還留著的長髮也已削去,現在僅僅盤起了頸後的一小搓髮尾。左手則抓著以青竹編製的竹盤,抵在腰際。竹盤裡的擺置,或許正是諾下到山腳的聚落所添購的少量食材吧,藤如此思考。 霎時,同樣側過臉的橘,理智上似乎斷了線,在藤眼中的臉部表情,究竟該說是久未見面的興奮導致臉頰漲紅,又或者是暴漲地情感控制不了淚腺的急遽分泌,橘的臉部就好似擰成了一團紙球那樣,先是向內崩塌後,再對外部鬆弛而膨脹起來。 她猛地快步向前,一把將身軀與自己相形之下顯得瘦弱,且更為嬌小的諾,熊抱入懷。而諾原先把持的竹盤則是在被擁入懷前的短暫數秒裡,諾便鬆開手任其掉落,盤中並沒有葷類食材,有的僅是塊莖、果葉等素類食材。 「沒事的,沒事的──我就在這裡。」 諾在橘突如其來的擁抱下,先是愣了瞬間,但卻立刻回歸安撫的本能,輕拍著橘厚實的背部出聲慰藉。年紀上,橘比諾早一年出世,不過眼下的情景卻像是諾成為了長姐,正在撫慰晚生姐妹那樣。 滾落至一旁山徑低處的三球馬鈴薯塊莖「咕咚」、「咕咚」的滾停,然後相依,並匯聚在一塊。 Episode 2 諾的步伐輕快,但卻令身後的藤、橘兩人感到居然跟隨的有些吃力。或許是經年深居在山中的緣故吧,往來下山採買的顛頗路程已將諾的腳步鍛鍊得相當敏捷,縱然溪徑邊上那覆有��苔綠蘚的菱石濕滑,諾只是一派輕鬆地躍行而過,反倒是身後打扮厚重的兩人,顯得有些窒礙難行。 「都是大人了,跟著我走應該不會走失變成迷路的小傢伙吧?」 諾在溪徑的另端轉過身,戲弄似的向著略為狼狽的兩人吆喝出聲。說起來倒也很久沒有訪客了,對於諾那樣子的滿載精神,橘甚是感到欣慰。而藤,雖然是持續向著端頭那方提出抗議的信號,但或許在心底,看見諾仍舊與數年前任職於京時同一般活躍,多少感服。果然只有諾能與自己作為對手,競於同位這事是沒有改變的,相對也安心不少。 山徑在渡溪又過半刻鐘的體感時間後,在成群灌木築起的植物屏障前抵達盡頭。諾騰手將那些灌木群撥向身側,拓出可供一人獨行的身距,領著兩人抵達自己位於山中的居所。其實屏障這側只是其中之一的出入口,諾稍作補充時提及居所的周圍,也還有著兩三道可以通行往來於山腳下聚落的路徑。 三人透過穿越灌木群抵達的位置,恰好是居所的後方。橘掃視周圍一圈,發覺灌木群是以扇形的方式佔置居所後半的多數區塊,而前側則有著諾自耕的苗圃,以及明顯可見用以聯繫外界的其餘林蔭小徑。三人透過穿越灌木群抵達的位置,恰好是居所的後方。橘掃視周圍一圈,發覺灌木群是以扇形的方式盤踞居所後半的多數區塊,而前側則有著諾自耕的苗圃,以及明顯可見用以聯繫外界的其餘林蔭小徑。 「兩位提及的那個『關鍵』,只有兩種方法可以拿到。」 諾在屋前苗圃停下,並沒有將兩人帶進屋內的意思。背著兩人,頭也沒回的直指兩人的來意。諾的態度明顯地轉變,或許是出於早已預料到終究會有這日,自顧自地說起話來,當中的聲調,已轉成與橘、藤二人那般的平淡。 「第一,便是要求我自願與你們一起動身回京,但這可不成。容我好聲婉拒祓妖寮的命令。」 中宮之後,京內再也無人值得諾奉獻心神前去服侍。諾當年離京的理由--橘與藤,在各自心內完全有底。 「第二,殺了我,如果你們可以辦到。只要拿著我的人頭回去,就是祓妖寮幕後所要的『關鍵』。」 捏穩無論是橘,又或者是藤,雙方都無法下手的判斷後,諾的言詞依舊一如昔日那模樣地直截了當。 「還有第三種方式──」 只待諾話音一落,藤馬上將心中的不安補充提起。 「刑務監察官的追跡群,最快也許明後日就會按著橘與我的蹤跡出現在附近了我想。雖然能做的抹消痕跡的動作都做了,可惜諾你未免也躲得太深,我們不得不向聚落探聽你行蹤的消息,給那些人知道也是遲早。」 「刑務監察官!那麼是我太大意了,他們今晚就會到。」 在聽聞藤提及刑務監的當下,諾的臉色丕變,在短短幾秒內似乎經歷了錯愕、憤怒、消沉,等的負面情緒相互輪替的模樣,但在那之後又沉寂了幾秒,諾就好似將那些情緒都消化掉一般,又回到那平淡的面容。 「先進屋吧。還請兩位將今日的晚飯當作餞別,明日分離前,三人再聚一次。」 換日,午前子刻。 雖說房內無光,但橘仍壓低身子,先是在行囊中索出佩刀後,以近乎匍匐前行的方式抵達客室門前,小心翼翼地推開。透過滲進屋內的些微月光,橘看見更早便已察覺不對勁而同樣離開寢室,壓低身子蟄伏於甬道感聽外界的諾。並向她悄聲叫喚。 「諾──」 「外頭有動靜,肯定是刑務監察吧。藤呢?真睡了就別叫醒她了,現在貿然行動都相當危險呢。」 屋外暮冥,橘朝月光灑落的窗櫺方向繼續匍匐,抵達後倚著木牆,稍微地探出目光向外窺視。而也在此同時,或許是刑務監察的部眾察覺到屋內的動靜,也或許是剛好撞上了其部眾擬定好的行動時間──從屋外那扇狀的灌木叢中,無數帶上燃油,著火的羽箭向茅葺的屋頂襲來── 既然對方毫無預警的發起攻勢,那麼也就沒有必要再躲藏遮掩,橘提高音量向著客室內猛地抓起佩刀翻身躍起地藤喊去。 「藤!他們也來得也未免太快!」 然而,在藤準備衝出客室前,客室的天井在火勢的侵襲下轟然崩落,瞬間讓本是客室的區塊陷入火海。橘與諾無法再進入,雖然升起藤是不是被壓於天井之下的懸念,不過已經空不出時間再去救援。 「橘從四位?」 「懷疑什麼呢?我就在這。」 樑桁上頭的火勢逐漸劇烈,連帶屋內甬道兩側的木造隔間終於也開始燃燒。 然而,火光中仍舊略顯昏黃曖昧甬道另端,往屋外方向的轉角處,那名映入眼簾當下便立刻判斷為不帶善意,並且完整著起白刃裝束、提著已然出鞘的凶物的武人幾乎是無聲無息地走出。橘出自於直覺,些許挪動步伐並以右手將諾擋於身後,而左手則在同時握緊腰際的刀鞘鞘口接合處,拇指指腹稍作施力推起本來應該有刀鍔的位置使刀棟顯現。但是,直到那武人映入視野,並出聲向著橘喚道欲以確認身分前,絲毫察覺不到對方的敵息與殺意,那才是最危險的。橘心中暗忖,戒慎。狀似訕笑的回話語氣只是欺敵的佯動。 再者,本該是那名武人的臉孔的位置,卻以一枚般若面的面具覆上,使得橘完全地無法藉由判斷對方神情來擬定相對的行動。或許是對方打算以般若的震懾力道取得先制的時機,那般若面具有著一對向上彎起的鬱金色鬼角,在屋內燃燒的赤赭火光映照當中,所反射出猶如具有赤銅光澤的不安色彩。 「橘從四位,想必您在路途上也見聞了,千骨百首,皆是怪異。它類魍魎,包括從四位您身後那位,飲血食骨,生靈皆盡。即便如此,您還將她當作中宮薨御之前的那個女人嗎?」 武人確認橘的身分後,再次回覆的話語及反詰在面具的遮蔽下刻意地放慢速度,一字一句平穩地送往橘與諾的方向。 「這是當然的!」 沒有多餘的冗言贅字,橘提高音量迅速且直截的向著武人的那端回話。但尚且無法理解的,是武人對諾的描述,與橘的認知完全不同,不過並沒有多餘的時間可以猜疑。 「若您已做好與魍魎一齊赴死的覺悟,對理解祓妖寮準則的您,就只能秉公處理了。」 再次確認橘的意向後的武人,率先在紮穩下盤略向前傾的弓步的同時,將刀柄向上提起並壓低刀身成一斜線,並以右掌轉動刀柄中央區塊,左掌則適當地穩住柄頭,使原先在外的刀棟轉輪替至內面後令刀鋒向外顯現。藉著火勢與般若覆面反射的赤銅色威嚇,武人在調整好吐息的頻度後,炯炯有神的雙眼毫無動搖地凝視緊盯著對向的橘,做好隨時可以發動攻擊的準備。以其身軀為中心,湧現出那沉穩、厚實的臨戰態勢。 「話多。」 橘輕嗤,直截了當的簡略作聲。既非辯駁,更不打算振振有詞,身形與氣場,兩者都流露著一股刻意為之的輕挑模樣。挑釁,並等待對方先出手瞬間的破綻。一擊。不,至多只能允許在三回內放倒對方。在空間與時間完全不足的這個緊要關頭,橘衡量與諾兩人餘剩的逃亡可能時,連帶判斷能挪出多少空檔給對手一了彼此使命--那僅僅出於自己也曾是祓妖寮一員的無謂尊重。 右手拔刀,提起刀柄壓下刀身,轉動柄部後左手扶穩柄頭。與對方擺出同樣的持刀架式,連下紮前傾的弓步也無二致。專注向於敵手的視覺衍生、穩住重心及下盤的規律吐息,在準備好架式後接連呵成。 甬道裡的氣流隨著火勢的增展而焦雜混濁,星火紛飛,哪怕是微秒間的看漏,無論是武人或橘,雙方都不曾眨眼。 天井上頭仍未燃盡的茅草,摻雜暗赭餘火零落在武人的刀身-- 一抹因抖落餘灰映射而出的閃爍,在鋒芒未隱的瞬間,疾走--對方跨出加速的步伐向橘衝刺而來。同時,武人為了奔跑時維持平衡之故,鬆開穩住柄頭的左手使其與身子呈反向的擺動。然而橘的準備,也是為了這個時機──與對方不同的是,橘在向著那武人衝鋒時,除卻最開始幾步也一樣騰空左手穩定軀幹,在即將交鋒前餘下的步伐裡,又將左手縮回穩定柄頭刀身後,居然並非出刀向前,而是令刀棟抵住自己���肩膀的同時,向著武人的方向迎襲-- 一擊。 雙方刀鋒彼此咬合,橘藉著衝刺的加速度以自身的肩膀成為刀棟的支撐點,將碰撞瞬間的施力向上增強,意欲將對方的刀身直接斬斷。不過,武人在己方單持的刀鋒咬上橘的刀鋒前,轉瞬間已略為將刀面傾斜,閃過因力道略降而直接被斷刀的可能。但是,雙方並沒有因這個第一擊而貼合停下,橘的刀鋒在咬斷策略失敗的電光之瞬,果決且急迅地滑過武人的刀身向著般若面具發起侵襲。只是不巧,武人也明白在貼身的咫尺內,直取首級倒不失為上策,因此在橘的刀鋒鬆開咬合繼而向上突襲的那刻前--令自己在再度紮穩下盤的同時將上身向後俯仰,還算順利地閃過來自橘的上挑砍擊。畢竟那被砍中的感覺,必須承認是有的。受到削切而落下的,是那對般若面具上的鬼角-- 就在橘結束第二回的攻勢,欲向後退去進入迴避身姿的同刻,本也採取後仰迴避的武人倏地以騰空的左手抽出自身腰際的小太刀,並以反持,向著橘的軀幹突刺過來。武人打著對手採取迴避姿態,而無法臨時轉換姿勢,在這個僅有瞬間但卻急遽停止的行動當中,欲以小太刀給予橘致命打擊的算盤。 不過,橘出於經驗,在瞥見小太刀出鞘的那刻,硬是挪轉上半身軀幹的重心,將向後迴避的方向改變為前傾,並朝著武人右側的區塊,蹬上木牆藉著反作用力同時出刀直襲尚未能轉身格擋的武人的肩頸──隨後武人掩著劇烈湧血的頸部創口嗚噎倒臥。 「諾,現在快──」 確認對手亡沒後,橘轉過身準備向諾確認下一個對策,但也就在這個確認生死勝負的瞬間,另名武人出現在諾身後,毫無猶豫的提刀,並由諾的肩胛骨處往下斜斜斬向其腰際──可是,筋肉與人骨阻擋了繼續向下的斬勁,那武人見狀,默不作聲地踩上諾淌血的背部,硬是將刀身扯離諾的身子,任其撲倒在甬道。 那名將諾斬殺的武人,趁著橘的意識凝結的幾秒內,一刀貫穿橘的側腹。武人將刀身拔出橘的側腹時,激烈的痛楚將橘拉回現實。 「從四位,輸的是你。」 在莫大的痛楚中,那名武人在說什麼,橘已無法細聽,可引起橘注意的,卻是本已瞬間斃命的諾。 她在武人身後重新站起──方才從肩胛骨被切入後,順勢斬裂的局部上半身,不知怎麼的已然黏癒,橘只看見仍滲著血液的刀疤,而諾就好像什麼事都沒發生那般,在濃煙與火光交縱的迷濛甬道另端,沾上自身血汙的那張臉,對著橘眨了眨起幾眼。 裂解的小袖及單衣使得諾露出部分的上半身,那些明顯的多處致命傷疤隨之映入橘的眼中。而武人背對著諾,壓根沒有留意到,背後的諾「復活」的異狀── 「無名氏,贏不歸你。」 諾從甬道那端發聲,一個箭步便擒住武人持刀的手腕,奪刀。在武人尚未會意過來的眨眼轉瞬,諾斬落的是──武人的上半身。 「橘──」 覆著女系小面面具的刑務監查官,由對向滿佈黑煙的甬道裡,提著已經出鞘的長刀竄出,在橘猝不及防的那刻、在諾出聲向橘呼喊的同時,兇刀揮出── 「諾──」 掉落在地的,不僅僅是橘的話音。 崩塌的火場中,敵我氣息不再。 「──結論來說,其實這女人是不死之身?我不覺得。」 覆著女系小面面具,已令長刀納鞘,捧著諾的首級,走回藏身處灌木叢的刑務監查官,對指揮者拋出提問。 「你就當作是這樣吧。」 覆著怪士能面的指揮者,將那個詰詢簡單地交代回去。接著便繼續提及那個目標,也就是「諾」的身分背景。 「最早的風聲,是從阿波國某處海濱傳過來的。某個受辱的女性,將自己的陰部刨除後再投海自盡,但在沒有紀載的某些夜裡,不知怎麼地復活過來,後再上陸將那些身前凌辱其身的男子們逐一復仇殆盡。」 「那之後又過了多久的時間呢?這無人知曉,只知道無論是何時被目擊,都仍舊維持著其生前,還供職於京時的冶豔貌美。我們祓妖寮可以合理推斷,這女人已經轉變為即使活過百年,也不會迎來死亡的怪異了。」 「怎麼可能死不了呢?」 「據聞是響應著海鳴聲而重新回到這世上的,海中,可能有著更漆黑的什麼吧──」 「您說的漆黑的什麼是指──」 意識到一時透漏不必要的情報的怪士面,選擇了無視後將話鋒拉回。 「我們祓妖寮,獵捕這女人很長一段時間了。」 「祓妖寮究竟需要這女人做什麼呢?」 「我們想得到,那不死的奧秘──」 然而就在早前半刻,藉由發話者的聲音,諾認得出,那枚女系小面面具下頭的身分是誰。她覆著面具,從背後斬下橘的人頭時,為的就是不讓橘在第一時間意識到是誰動手的吧。繞了好大一圈,未免也太大費周章了。 「可以原諒我嗎,諾?」 「橘會說不可以,但我可以。我會在時間盡頭的等你,你遲早會再見到我。」 「話多。」 「是啊,話多──」 藤,朝著諾自願露出的蒼白后頸,揮刀一橫── 「容我提問──你想要那永遠的生命嗎?」 Episode.3 羊水。子宮內裡一般說來自然是光線無法觸及的腹腔一隅。冠名羊膜腔的這處暖床,尚且由仍未成形的胚胎逐漸地演進轉為人形外觀的胎兒,晃悠悠地懸浮於其中分泌積聚形成的鹼液當中。 略高於母親本身體溫的子宮內,或許渺渺無光,可是卻能憑藉著胎盤與臍帶,使得當中的胎兒妥善地攝取源於母體的暖暖血氧交換與篩選後較為不帶雜質的營養分子。 母體,至始至終,必定將腹腔的胎兒安穩地懷納擁抱。就好比多數繁花子房似地,在受精後直至下期的花瓣綻放前夜,都令帶有自己遺傳因子的個體們,適切地、穩妥地沉睡在那暖床上頭,並讓他們在降誕以前,就猶如作夢般地靜默深眠。 沒錯,就猶如作夢般地── 「姐姐──」 那觸感是略為纖細,並且嬌小的手指與掌心。感覺得出來,手掌的主人雖然是緩緩的以其搭上,並輕輕搖晃著律子自己側身睡過,顯露在被褥與襯衣外端的半邊肩頭。可是卻仍然守著相當程度的禮貌,沒有更進一步增大晃動的力道。 整個手掌,尤其是手指,在搭著律子肩上,輕晃她時,卻在一瞬間透露出了連自己都沒有察覺到的微顫,是出自什麼原因呢?已然開始翻攪著腦中思緒的律子,以假寐的面容,暫時地裝出沒有聽見那聲音主人的喚聲,依然深睡的模樣。 「差不多時間了,還請起來。」 呼喚聲再次鑽入耳中,不過這次卻沒有像是方才那樣的輕晃。律子敏感地聽覺察知那手掌已經收回去,並且也再度在屈膝正座的膝上交疊好。畢竟那聲音的主人,還僅僅是個年齡方過六歲的小侍女,也就是花街中通稱「禿」的小女生。不過畢竟年歲仍屬稚嫩,能做到避免過度打擾的禮數,或許就該美言一番。 若是還硬生生地強求那樣的小女生,要做到像是收手回自己身邊時,得注意避免讓衣袖之間的摩擦聲顯露出來,壞了整室的靜謐之類的細節,又或者說得更加熟捻、更加精熟常保不出亂子的姿態禮節,那麼不就好像做為「姐姐」的自己,在指正年紀小上自己一輪的「妹妹」那樣,十足地引人發噱嗎?說來也未免太一般見識了。 小女生就先──不,都是這樣吧。 律子一邊思忖一邊衡量著自己與背後那小女生的年齡差距,不免在腦中先挖苦自己,接著才籠統地做出分析。方才,那細微顫抖,是因為年紀上的差距,而引起本能地提防的反射動作,還是該說是身分差別,繼而增生的尊仰敬畏呢? 小侍女待在自己身邊也未達半年六月,先前的小侍女早已以「新造」的身分,開始跟著各自的「姐姐們」展開花街相關的學習。或許是年紀與外在,兩者上的距離感吧,小侍女對律子總是畢恭畢敬的。因此往往在沒有察覺出來的情況下,兩人的互動就在意識到時,已經顯得「規矩」過分。推斷至此,律子對自己的在照護培養後生上的疏忽感到糾結,因此透過鼻腔稍微地嗤了聲。 在發出「嗤──」的鼻音後,律子瞬間後悔了。 小侍女還正座在她背後待她起身。這麼做好似在抱怨小侍女在處事上不周那樣,即便是���幼的小女生,在花街這邊得「被迫」早熟的氛圍下頭,雖是無心的舉動,不過對雛鳥來說,多少象徵著一種責難,更甚至是鄙夷的印象。 律子的懊惱,源於攪動著腦筋的同時卻沒一時疏忽了小侍女的感受的這項癥結。不過,小侍女在此時卻也保持著靜默,甚至連吐息聲、稍事挪動麻痺的大腿的摩擦聲等,一切好似已化整為零,沒有半點的雜音洩漏出來。 小侍女,或許是意識到可能自己哪邊又出紕漏,因此在律子輕嗤後便迅捷地打直腰桿,使自己的身軀更加挺直起來。這麼做,也許在等會被「姐姐」斥喝的途中,能減去一項被挑出來指正的不足之處呢,她如此思考。 然而,事情本身並非小侍女所想像的那般深入。律子只是在重新審視,並且估量著,做為「姐妹」究竟該如何縮短兩人之間的距離,而並非要以斥喝責難的方式去樹立輩分上的威嚴以及界定距離。 律子自己倒也明白,花街的氛圍總能使得像是小侍女這年紀的小女生,過早接觸到原先不屬於她們,也是不屬於雛鳥們的色調,以及那些無論如何洗滌自己身軀,卻也無法令其自然褪去的雜染風塵。 因此,在自己能力所能掌控保證的範圍,律子沒想過去「苛求」那些雛鳥們什麼,只要她們在做為「禿」,服侍律子身邊的這段時期內,安穩地,並且與律子分享生活,那麼就足夠了。 到剛剛那「嗤」聲以前,律子的同理心是建立在自己內省上的滿足。但那不經意的一次鼻息,就像是由暗中猛地竄出,霎時間找不出理由與出處的暗箭那樣──生冷、銳利,並且將內省的牆垣上貫出一個缺口。 因此,是該重新建立出發點的時候了,律子抿過下唇,另外順了下吸吐規律時靜默地思忖。改變作風,想必得與原先的行為作出跳躍式的變革,令他人一眼就能認知到,並且區別得出來的改動。 而出發點,也不能再繼續總以自己作為圓心。肯定得換個更有實踐可能的目標加以付諸實行。於是,律子轉動身軀,使自己俯過身,接著以身側兩旁左右手臂猛力地、突然地撐起上半身的軀幹── 「啪咚!」地一聲──那是手臂手掌向著榻榻米施以作用力,藉此抬起支撐身軀時,榻榻米所反饋回來的響聲。 「今天不想見客啊──抱抱嘛抱抱。」 原先已經正襟危坐,並且處於精神高度集中的小侍女,在律子突如其來地起身舉動當下,不由得地也被嚇唬住了,更甚至,就有如精神渙散那樣稍微地楞了幾秒的空檔。 待她回過神,才驚覺「姐姐」在她發楞的短短秒數內,已經平移過身子並且伸出雙臂環抱上她的腰間。 而且,「姐姐」的半邊臉頰早已貼上自己交疊在膝上的手背上方。「姐姐」的臉頰上,還有著尚未降回恆溫的初醒燥熱。但無論怎麼看來,「姐姐」都像是正對著自己撒嬌,更甚至──嘴裡還咕噥著顯然是想倦勤的慵懶意圖? 這話要是被有心人流入其他「姐姐們」的耳中,又或店主「忘八」婆婆耳裡,即便是身為店中筆頭的「姐姐」,也不免會被閒話一番吧? 「『姐姐』,您怎麼可以對我撒嬌呢?」 怎麼可以撒嬌呢? 能被這麼糾正提問,倒也算是不錯的開始。 「嗚哇──這話還真是過分呢──」 律子撥過頸緣的髮絲將顯露在小侍女眼下的半張臉遮起了些。沒有打算認真辯解的意思,其實是律子自己幾乎是要忘了,至少近兩個半月,沒有好好地看顧過這個明明才剛來到身邊沒多久,卻因年節接近的緣故,而無法抽身親自帶領照料的小侍女的容貌特徵。 律子又微微地轉動頸子,這次則是將整個臉部覆疊在小侍女手背上,接著則緩緩地、盡可能地,在不讓小侍女感到壓迫的情形下,使著雙臂將她的腰身徹底環抱起來。 雖說小侍女年紀尚且年幼,衣著氣品這些瑣事律子卻也沒有因為年歲的緣故就輕佻打發,不如說是有著相較於其他的「姐姐們」所沒有的堅持。 那即是有著同時注重「表」與「裏」,試圖在本是背道而馳的兩者之間,取得一個歷經整合後的平衡點。因此,除了擔起照料教養小侍女的店內義務外,律子對於小侍女的衣裝禮儀,也有著相當程度的嘗試。 於是這小侍女的穿著,隨「姐姐們」出場時,便多少顯得突出。小侍女的衣裝,經遠處乍看,一時不察可能會誤認��是「大街」上,有如尋常人家的小女生,在七五三時節所穿著的小紋和服那般的正統。 不過要是近身一瞧,卻又能發現倒也不是那麼一回事,律子在平時就幫小侍女準備了數套不包含「重袿」以及「裳」這兩部件的袿袴,由最裡層的「長袴.白小袖」向外疊合,計算下來總計有著「單衣」、「打衣」、「表衣」以及後來披掛在最外端的「唐織」,共五層的衣著裝扮。 然而,律子很清楚,外在的衣裝終究是虛設。 小侍女的實際腰間,相較於前兩個月,至少消瘦一兩圈是有的。律子不願意去深入假設,是不是除了腰間以外,小侍女的胸肋、大腿等處是不是也消瘦下來了呢? 那麼,有一定程度的可能,透漏這段將她託囑於其他「姐姐們」幫忙看照的期間當中,自己的小侍女是不是被疏於照料?還是說被欺負了呢?聯想到這些偏向較為不好的發展可能,律子一時沒掌握好環抱小侍女腰間的力道,不慎地緊緊環繞住了那麼一陣子。 小侍女嗚咽──注意到施力過頭的律子趕忙鬆開雙臂。小侍女的喉間咕嚕嚕地,似乎欲言又止,律子沒有馬上出聲打斷她,反倒是等她先吐出一個單詞的音節單音後,再緩緩地講出口,然後頓句,如此重複直到完成那句略帶點小女生不知所措地害羞語句。 「現在起來的話,可以親姐姐您一下--喔?」 律子也明白,在花街出生,或是被轉賣到、或是流落到花街裡的小侍女們,一開始除了選擇生硬陪笑的這單張面具以外,是沒有其他轉圜餘地的。 她們的「情感表現」,或許不敢保證,可多數人卻是得藉由「教導」的方式,去實踐學習該如何表現出像個正常人一般所該有的,自然情緒上的反應。 律子自己也是如此經歷過來,她不想否定,但卻也無從否定,因為有時冷靜下來,自己仍舊偶爾會思考,究竟被「教導」而得出的情感表現,結論說來,也僅僅是一種「模擬」出來的行為與處事的方式不是嗎?往往摸索至此,那湮滅在成長路上的顛頗過程,總令自己咋舌── 「嘿嘿,那真是太好了!」 至少在現在這個時間點上,不能把那生冷過分的真實面在小侍女的眼前揭開。所以,律子在髮絲的遮掩裏頭調整了表情,不允許讓嚴肅的那面浮現。 隨後,才再度翻動整個軀幹,繼而改成仰躺的姿勢,視野便隨著映入瞳中的成像視線向著上方,也就是小侍女微微俯下視線的臉龐交會過去。對上小侍女,那帶著些許手足無措的目光,以及可能因為羞怯而撇開的咕嚕嚕輪轉的黑色瞳仁,律子半抬起仰躺後騰空的雙臂,並托住上方那咫尺之隔小侍女早已泛著紅暈,並散發些許熱氣,且紅暈還蔓延到耳根邊際的雙頰,然後咧嘴、挑眉嘻嘻笑著。 「話說回來,現在什麼時間了?」 明知故問。 不過,律子已經開始試圖將先前過於僵化生冷的互動和緩暖和起來。這多少是另一道嘗試的途徑呢,咧嘴嘻笑的同時她在心中推導結論。 「『姐姐』您很清楚的。」 小侍女將被疊壓在律子腦後的雙手抽離,雖然仍舊帶點惶恐,但卻已經沒有了顫抖。反而還顯得有些自然地從左右兩側各自握上律子的腕關節附近,接著便輕輕的將其移開。然後,小侍女稍微仰起頭部,驅使視線向著前方,房內懸掛在壁上,由很早便有點洋化的「姐姐」所購置而來的發條式壁鐘。 「拜託你告訴我嘛──」 律子仍然嬌嗔,而小侍女早已發覺,「姐姐」今天肯定是下了什麼決心,稍稍地改變了一些在動作、語氣與字詞使用上的小環節。或許,現在無論說什麼,「姐姐」也不肯像往常那般敏銳地起身吧? 「清晨四時,『姐姐』。」 律子聽聞,伸手遮掩嘴唇,呵呵呵地笑開來。 「那今天就帶你上大街吧,貨真價實的『大街』喔?」 小侍女大概沒有去過真正的「街上」吧?律子原先打算開口探詢,卻又臨時作罷。貿然���切入一時興起的話題又丟出問句的話語,就算當前的對象是小女生,可是這樣也太失禮了。因此,在結尾的語調,律子轉換為像是正在探詢邀約的語氣,試著觀察小侍女反應後再行下個步驟。 若小侍女不是持反對意見,而是有所顧忌的話,那麼律子早已下定決心今天一定會將小侍女帶出花街,到真正的「街上」走走,並讓她稍微遠離花街此處略顯錯縱無章的氛圍。 「『忘、忘八』婆婆那邊要怎麼?」 「忘八」,是花街裡獨有的語彙。也是對遊廓女主人的略稱,撇開店內筆頭的「姐姐」不論。「忘八」婆婆,才是店鋪實質上的經營者。縱使是出場時能引起全場目光,並展現遠高於其他「姐姐們」的氣度舉止的「姐姐」,也得與「忘八」婆婆打好關係才行。因此對於「姐姐」突然妄言,小侍女的神色已經出現一抹擔心起來的垂眉。 「別擔心這個,還有其他的『姐姐們』在呢。」 小侍女的反應倒是正中律子下懷,因此律子繼續笑著,並且深吸了一口氣令腹部稍稍鼓脹,然後吐息,之後自信滿載地保證。 「再說,姐姐自己並不打算變成『忘八』那樣子。」 忘八──是失「德」之人。 在良知上,或許就是就缺乏了那一塊「德」,因此才只能委身花街的或甘願安於花街吧?「姐姐」所表示的,不打算成為「忘八」?那麼,是不是代表著「姐姐」仍然還有一些面貌,隱藏得很深,連店主「忘八」也沒有摸清與見識過呢?小侍女在心中逕自猜想。 「我一直很清楚,知道我自己是什麼樣的『人』呢。」 律子起身,褪去就寢時僅單件著裝的睡裳,並背對著小侍女站立。小侍女的反應動作倒也迅速,不待律子站好出聲使喚,「白小袖」等簡便衣物便悉數遞上。 律子則在穿起晨浴前的簡單衣裝時,獨自喃喃、若有所思地小聲咕噥。那是小侍女前來喚她起身以前,模糊卻印象深刻,而且就有如熟捻已久的親人那般溫穩暖和般地夢境。諸多的不解之處就如是──夢中,那個懷有身孕的女人究竟── 「姐姐您講的話,有什麼其它意思嗎?」 小侍女注意到律子突然停下手邊的動作,伸手拉了拉律子一側的衣袖,試著關心。 「啊,抱歉讓你聽我牢騷真是不好意思了。」 「就這樣子?」 「對,這樣子。」 律子回神,沒給小侍女明確回答,只是先將絲質束帶妥妥地在腰間纏繞繫起,接著拉過紙拉門,伸手牽小侍女出房。緣廊,律子待小侍女將紙門拉回閉上後,與小侍女沿著廊下甬道朝著店內自用,設有大型湯船的澡堂出發。 皇紀,2565 年,正月元日,午前寅時中刻。 記憶的淵底,消於裊煙,溶於火光──
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「しがや」でごはん。
――はじまりは「味噌豆」だった。
底の深いフライパンに油を敷き、軽く水洗いした大豆を入れながら、志賀真幸(しがまゆき)はそう思う。 ゆっくりとへらでかき混ぜて大豆に油をまわし、強火にかける。十五分ほど煎っていると、豆がしわしわになっていく。さらに煎り続けていけば、しわがなくなって、ぱちぱちと音をたてはじめる。表面が少し割れてもくる。 ちょっとずつ焦げ目がつく、この過程が真幸はとても好きだ。 どんなメニューを組む日でも、「味噌豆」は必ず作ってタッパーに入れておく。あまり甘くしないから、ごはんのおともにも、お酒のアテにもなる。 真幸がひとりで切り盛りする『しがや』は、昼の十二時から夜の十一時までが営業時間だ。ランチが午後二時まで。三時間の休憩を挟んで、午後五時から再開する。 八人でいっぱいになるカウンター席と、二人かけのテーブルがふたつに四人かけのテーブルがひとつの小さな店。 夕方からの営業には、食事だけでなく、お酒をメインにする常連さんも多いため、「味噌豆」を含むお通し三点付けはとても喜ばれる。もっとも、真幸はアルコールには詳しくなくて、ごく普通のビールと廉価な焼酎、日本酒しか置いていない。こだわりのある飲兵衛には向かない店だ。 それでも、『しがや』の個性や、ある法則をもったメニューのほうが重要だと言ってくれるお客さんに守られていた。 いまは、ランチあとの休憩時間。 ランチの片づけをして、食材のチェックをしてみたら、今朝作った「味噌豆」がこころもとない残量になっていた。夜の営業で足りなくなるのは困るので、追加で作っている。 中火にし、砂糖と味噌を入れて擦り合わせつつ混ぜはじめたとき、まだ暖簾を出していない店の引き戸が開いた。
「姐さん、これ置かせて」
挨拶もなく入って来た青年がよく通る声で軽やかに言う。
「ちょっと待って」
真幸は声の主を見ようともせず、ちゃっちゃとフライパンの中の豆を仕上げていく。砂糖も味噌も焦げやすいので、眼を放せないのだ。
「おう」
青年は短く答えると、カウンターの角席に腰かけたようだった。椅子を引き、とんとなにかを置く音が聞こえた。 彼はその席が好きだ。絶対にそこでなければいやというわけではないのだが、何人かの仲間と顔を出してもテーブル席ではなく、角席を含んだ数席を選ぶ。 胡麻を加えて「味噌豆」を完成させてから、真幸はカウンター内を移動した。青年の真ん前に立った。
「見せてよ」 「あ、おう」
青年はまた短く答えて、手元にあったA4サイズの封筒を真幸に差し出した。一センチほどの厚みがある。 真幸は受け取った封筒からぺらっと一枚引っ張り出してみた。「ふうん」と呟いて紙を見つめる。
「正之丞(せいのすけ)さん、出世したよねぇ」 「出世ってこたぁねぇですよ」
正之丞と呼ばれた青年はへっと鼻先で笑い、カウンターに支度されている透明なポットに手を伸ばした。トレイに並んだグラスをひっくり返し、冷えた緑茶を半分ほど注ぐ。ごくごくと咽喉を鳴らして一気に飲み干した。
「でも、たいしたもんだよ。菱野ホールってキャパ二百五十くらいあるでしょ。そこで毎月やれてるんだもん」
真幸の手にある紙は、いわゆる宣伝チラシだ。青っぽい背景の中央に着物姿の正之丞がいて、寄席文字と呼ばれる独特の太い筆致の文字で『日月亭(たちもりてい)正之丞月例独演会』と二行に分けで書かれていた。 ちなみに、寄席文字とは、提灯や半纏に使用されていた字体と、歌舞伎などで用いられていた勘亭流の字体を折衷して編み出したビラ字をもとにしている。天保年間に神田豊島町にあった藁店に住んでいた紺屋の職人が改良したものらしい。 たくさんの客が集まって、空席が少なくなるようにとの縁起を担いで、文字と文字の間隔を詰め、隙間を最小限にして書く。その際になるべく右肩上がりにもする。
「次からはチラシデザイン、もっと凝ったら? 正之丞さんイケメンなのにふつうのデザイン過ぎてつまんないよ、これ」
真幸は淡々と言うと、チラシを封筒に戻した。 正之丞はもう一杯緑茶を注ぎながら、「だったら姐さんがやってよ」と唇を尖らせた。
「じょーだんでしょ。もうわたしは引退したのよ。いまはただの食堂のおばちゃん」
自嘲気味に笑って、真幸はできたばかりの「味噌豆」といんげんと山芋のおひたし、小女子の佃煮入り卵焼きを三点付け用の小皿に盛り合わせ、正之丞の前に置いた。 正之丞は「うまそう」と呟いて、割り箸を手に取った。
「おばちゃんだなんて思ってないくせに」
まず卵焼きを口��運び、正之丞はにっと口角を引き上げた。
「わたし、何歳だと思ってんの?」 「おれより四歳上だっけ?」
正之丞はもぐもぐと咀嚼しつつ、首を捻った。真幸はすぐに「五歳」と返した。 正之丞は、スポーツ医療系専門学校卒業後に日月亭正治(せいじ)に弟子入りし、八か月の見習い期間のあと、前座として寄席に入った。四年半務め上げ、五年前に二ツ目となった。確か、早生まれの三十歳だったはずだ。 二ツ目になってからしばらくは、三十人キャパ程度の会場で勉強会を繰り返していたが、ある新鋭監督の映画に準主役で期用されてから注目されはじめた。 端は整った見た目ばかりが話題にされていたものの、ネタ的にほうぼうに呼ばれているうちに噺家としての実力もあがっていった。 真幸は、集客に苦労していた姿も知っているから、とんとん拍子に飛ぶ鳥を落とす勢いの存在となっていく正之丞に圧倒された。 多くの注視は自信の裏付けになると同時に、敵も生まれる。諸刃の剣だ。ファンの好意はちょっとしたボタンの掛け違いで嫌悪に変わってしまう。 そして、それを含め、目立ってナンボの世界だ。潤沢とはいえない客の数を多くの噺家たちで食い合いするのだから、売れていて、魅力がなければ勝ち抜けない。 真幸は『しがや』を開店するまで、日本橋にあるデザイン事務所に所属して、多種多様のチラシをデザインし、寄席文字を書いていた。売れはじめるまえの正之丞のチラシを作ったことも、独演会用に高座のめくりを準備したことも一度や二度ではない。 真幸のデザインするチラシは、噺家たちにも落語会に足を運ぶ客たちにも好評だった。 母が亡くなり、『しがや』を継ごうと決めて一線を退くとき、相当に残念がられたものだ。事務所を辞めても個人的に仕事を請け負ってほしいと頼まれたけれど、それではなんだか示しがつかないような気がして、すべて丁重にお断りをした。 仕事としてかかわらなくなっても、落語そのものは好きだったから、『しがや』のメニューに演目にちなんだものを出すようになった。 「味噌豆」も落語の演目からきている。 主人が隠れて「味噌豆」を食べようと便所にこもる。使用人もやはり隠れて食べたくて、椀によそった「味噌豆」を持って便所へ向かう。そこには主人がこもっているから鉢合わせになり、使用人は機転をきかせておかわりを持ってきたと言い放つというオチを迎える噺である。 もともと「味噌豆」という言葉の響きが妙に好きで、どんなものなのか興味があって個人的に調べて作って食べていた。いろいろなパターンのレシピに挑戦し、自分なりに改良を重ね、『しがや』の落語にちなんだ新メニューのトップバッターに決めたのだ。 真幸が作っている「味噌豆」は、落語に登場するものとはちょっと違うのだけれど。 「味噌豆」が好評だったから、真幸は少しずつ落語の演目絡みのメニューを増やしていった。 「目黒のさんま」にちなんださんま料理、「かぼちゃ屋」や「唐茄子政談」に絡めてかぼちゃ料理、「二番煎じ」に出てくる味噌味の肉鍋風煮物、などなど。 あとは、ランチ時には「時そば」にちなんで、もみ海苔を散らした花巻そばや、玉子焼き、蒲鉾、椎茸、くわいなどをのせたしっぽくそばを常に出している。 夏場には「青菜」に登場する鯉の洗いを用意したこともある。 つまり。 これが『しがや』のある法則をもったメニューなのだ。 このおかげで、母の代からのお馴染みさんや地元だから贔屓にしてくれるお客さんとともに、落語好きの常連さんが多くなった。飲みながら、落語話に花を咲かせているお客さん同士も、落語会帰りに一杯というひとたちもいる。 そのため、多くの噺家たちがチラシを置かせてほしいと言ってくる。去年からは頼まれて彼らのCDや著作物なども販売するようになった。置いてあるチラシやCDなどを目当ての客も結構いた。 正之丞の初CDが出た際には、サイン会を兼ねた特別落語会を開催もした。二百五十のキャパをコンスタントに埋められる正之丞なのに、二十程度の席しかないため、チケットはとんでもない争奪戦となった。 この会がうまくいけば、隔月くらいで落語会をやってみてもいいかなと思ったけれど、ファンの血眼ぶりがトラウマで、尻込みしている。正之丞ほどの動員能力を持つ噺家ばかりではないし、まだまだこれからの若手を呼べば、あんなことにはならないだろうとは頭ではわかるのだが。 思い切るにはもうちょっとの勇気が必要そうだ。
「正之丞さん、まだ時間ある?」
真幸はチラシの入った封筒をカウンター下の棚に収めてから、ふわっと訊いた。
「ん? あるよ。今日は寄席の昼席二か所だけだから、夜は空き。なんで?」
山芋のおひたしを口に入れて、正之丞は訝しそうな顔をした。眉間に薄く皺が寄る。
「さんまのつくね食べる?」
「ランチ残ったの?」
正之丞はいたずらっぽく眉を上げた。
「あーー、やな言い方するなぁ。そういう態度だと出してあげないよ」
真幸はむっとしている振りをした。 正之丞とはついじゃれ合いをしてしまう。異性であることを意識したことは、少なくとも真幸側からはない。きょうだいか喧嘩友達みたいな関係をずっと続けている。 真幸には大勢の噺家の知り合いがいるが、たぶん正之丞がいちばん親しい。家族関係もつきあっていた女性のことも知っている。 そして、ひとつひとつの恋愛があまり長く続かないことも。 正之丞がいろいろな女性と交際をしている間に、真幸は取引先の会社にいた相手と恋愛をし、シンプルな式を上げて結婚した。二歳上の物静かな男性だった。軽口を叩き合うような関係性ではなかったけれど、しっとりと静かに穏やかに時を重ねていけると思っていた。 だが、ともに暮らしはじめて三年目に突入して間もなく、「好きなひとがいる」と離婚を切り出された。相手が女性であればもっと引き止めたり、もめたりしたかもしれない。 でも、夫が選んだ相手は同性だった。 それも、高校時代からひそやかに続いていた。「女性の中ではいちばんきみが好きだけど、それ以上にどうしても彼がいとしい。もう嘘はつけない」と言われれば、もう返す言葉はなかった。 惚れていたぶんだけ、離婚直後は恨みめいた気持ちもあったものの、真幸といっしょにいるときよりも自然に幸せそうに、よく笑う元夫を見ているうちに、これで良かったのだと思えるようになった。 元夫は、いまでもあの彼氏とともに生きているらしい。 真幸は、職場ではずっと旧姓で通していたから、たぶん正之丞は結婚離婚を知らないだろう。
「食べる?って訊き方したんだから、ひっこめんなよ。オトコに二言はねぇだろ」
正之丞はぶんっと割り箸を回した。
「行儀悪いことしないっ!」
真幸は腕を伸ばして、正之丞の割り箸を掴んで止めた。
「あと、誰がオトコだ!」
そのまま握り締めて拳にすると、正之丞の額を小突いた。正之丞はでへへっと笑った。
「いしる汁、ひとりぶん��ちょっと足りないくらいなんだけど」 「いしるってどこの料理?」 「料理っていうか、能登の調味料ね。いしる出汁っていうの」 「能登かぁ。能登ねぇ」
正之丞が感心したように頷き、「一昨年呼ばれて行ったなぁ」と続けた。
「噺家はいろんなとこ行けていいねぇ」 「行くだけで観光もうまいもの食うのも、めったにできないけどね」
真幸の拳の中から割り箸を奪い返し、正之丞は今度はいんげんのおひたしを食べた。 噺家たちは、確かに地方公演は多いが、余裕をもったスケジューリングにはされていない。 たとえば、福岡公演の翌日の昼に東京公演が組まれていたり、昼は名古屋、夜は仙台なんてむちゃくちゃなことになっていたり。その合間に師匠方に稽古をつけてもらいに行ったり。 噺家は、大抵は個人事業主で、事務所などがマネージメントしているわけではないのに、ファンの多い人気者や名人ほど大事にされていない。ひっぱりだこと言えば聞こえが良いが、ただの過重労働だ。 売れ出して以降の正之丞のスケジュールもそうなっている。昼席のあと、空いているというのは珍しい。
「正之丞さん。もうあとがないんなら、ごはんも食べて呑んじゃう? 奢るよ」
真幸は断っても問題ないのだという隙間を持たせて、言ってみた。
正之丞は性格的に年上や先輩からの誘いにノーと言わない。多忙な売れっ子をやっかむ先輩たちや、人気者を連れまわしたいタニマチ風の主催者たちにも従ってしまう。 だから、落語を離れたプライベートの場では気にせずに首を横に振っていい。つまらない上下関係や重圧を離れて、羽根を伸ばせばいい。夜が空いているのなら、彼女とデートだってしたいだろう。 そんな思いも内包していた。 まあ、もっとも、いまの正之丞に交際している女性がいるかどうかは知らないが。
「いいの?」
正之丞は間髪あけずに返してきた。 真幸の見る目が歪んでいなければ、だが、正之丞にいやがっている様子はない。年上からの誘いだから仕方なく了解したという感じもしない。 正之丞の如才なさの賜物で、うまく本音を覆い隠している可能性もあるな、なんて臍の曲がったことを考えつつ、真幸は薄く笑みを浮かべた。
「ランチの残りと、普段、大皿で出してるような料理しか、まだ用意できないけど」 「充分充分。助かるよ」 「そう? じゃあ、ビール? 焼酎?」 「う~~ん。焼酎かな。ここの緑茶で割るから、グラスに氷と焼酎だけ入れてくれたらいいよ」
真幸は「おっけー」と答えて、大きめのグラスに氷を四つと七分目ほどの焼酎を注いだ。正之丞の手元近くにグラスを置く。 正之丞はいかにも嬉しそうに「ありがと」と笑んだ。 正之丞は結構酒が強い。深酒も泥酔もしないし、醜態も晒さないが、酒量はいつも多いほうだ。真幸も酒飲みだから、ふたりで飲めば長くなる。 正之丞が緑茶で軽く割った焼酎を飲みはじめるのを見やり、真幸は残りが少ないので小鍋に移してあったいしる汁を火にかけた。汁には、つくねの他に大根、人参、牛蒡、三つ葉が入れてある。 さんまのつくねは、「目黒のさんま」にちなんだ料理のひとつとして作っている。 あの演目だと、「さんまは目黒に限る」で形容されるさんまの丸焼きがメインだ。もちろん『しがや』でも九月に入るとさんま焼きを提供する。 それ以外の時期に出すのが、さんまのつくねなのだ。演目の後半に、殿様が屋敷に戻って「さんまが食べたい」と言ったときに、使用人たちがさんまの脂っぽさや小骨をとりまくってぼろぼろになったものを椀に入れて出す場面を参考にしている。 汁に入れる以外では、揚げたり照り焼きにしたり、にんにくたっぷりでソテーにしたりする。 さんまを使ったメニューとしては、他に味噌煮、蒲焼き、野菜あんかけ、竜田揚げなど、我ながらレパートリーに富んでいると思う。お客さんにも人気がある。 真幸はいしる汁とごはんをカウンターに置くと、続けて、大皿料理として常に用意している筑前煮、かぼちゃの煮付、きんぴら、切り干し大根、肉じゃが、小松菜とツナと玉子炒め、オクラの豚肉巻き、鶏の唐揚げを少しずつ取り分けて出した。 ひとつひとつは凝ったものではなくても、全部が並ぶと途端に贅沢な食卓となる。和食中心の店だから、どうしても色合いが茶色っぽくなってしまうのは否めないが。
「こりゃ豪勢だな。ありがてぇ」
落語の登場人物の江戸弁めいた口調で喜んで、正之丞は箸をつけていく。 緑茶割を飲みながら、ほんとうに美味しそうに平らげる。細い身体のどこに入ってしまうのかと思うくらいの食欲だった。見ているだけで楽しくて、嬉しくなる。 よく食べる人間は好きだ。ひとは食べたもので作られるのだから、気取って小食のふりをするよりも、食べるべきものをちゃんと食べる姿のほうが素敵なのは当然なのだ。
「おかわりする?」
グラスの中身が残り少なくなったのを見て、真幸は訊いた。正之丞は「う~~ん」と低く唸って、グラスの底の薄い緑色と、皿に残った惣菜を見比べた。
おかわりを頼むには、つまみが足りないということか。
「えっとさ」 「うん?」
真幸は、珍しく歯切れの悪い正之丞を見つめた。
「おれね、真幸……姐さんの料理好きなんだ」
正之丞は、真幸の呼称代わりにしている姐さんの前に名前を入れた。これも珍しいことだ。
「このいしる汁も肉じゃがも筑前煮も豚肉巻きもぜんぶ美味いし、どれも好きだ。ほんとに口に合う」 「あ、ああ。そうなんだ。ありがとう」
淡々と、だが、真摯に料理を誉める正之���の口調が妙に照れくさくて、真幸はさり気なく目線をずらした。正之丞を正面から見ているのが、なんともいたたまれない気分だった。
「実家のおふくろのメシより好きだ」
正之丞の「好き」は更に続く。真幸はかあっと顔が熱くなるのを感じた。 いま、彼が言い続けている「好き」は、あくまでも真幸の料理に対するものなのに。
すべてが自分に直接跳ね飛んでくるみたいな感覚だった。
「できれば、これからもずっと姐さんのメシを食いたい」
「……う、うん」
真幸は小刻みに頷いて、「いつでも食べに来てよ。毎回は奢らないけど」と続けた。 正之丞はふうっと深く大きなため息を吐いた。こんなに誉めたのに奢らないと言われて、つまらないと思ったのかもしれない。 でも、正之丞みたいな健啖家を毎回ロハで食べさせていては、『しがや』が立ち行かなくなってしまう。
「そうじゃないよ」
少しの間を置いて、正之丞は低く言った。 なんとなく怒っているように聞こえて、真幸はちらっと正之丞を覗った。正之丞はまっすぐに貫くように真幸を見つめていた。
「『しがや』の客としても、だけど、それ以上に個人的にって意味」 「え、え? あ?」
あまりに意外な言葉で、真幸は間抜けな反応しかできなかった。声もいびつに裏返った。
「どういう……」 「おれ、姐さんが好きだよ。何人かの女性とつきあってみて、余計にはっきりとわかった。おれは姐さんが好きだし、おれに合うのは姐さんだけだ」
訊き返そうとした真幸の声に被せて、正之丞は一気に言い切った。手にしていた割り箸を肉じゃがの小皿に置いた。
「え、いや、でも、ほら、わたし年上だし」
間抜けな動揺を色濃く残したまま喋るから、真幸の声は自分でも笑ってしまいそうなくらいに上擦っていた。 きょうだいや喧嘩友達のような存在の正之丞からこんなことを言われるなんて、想像したこともなかった。いまのふたりの関係に変化が起こるわけがないと、ずっと思っていた。
「五歳くらいどってことないんだけど」
すかさす正之丞が答えた。
「え、でもね」
なおも否定を続けようとした真幸に、正之丞は「姐さんのでもでもだっては、ぜんぶ打ち返せると思うよ、おれ」と微かに笑みを浮かべた。
「いますぐに答えがほしいわけじゃないんだ。おれの言葉を聞いた今日から、考えはじめるんでいい。姐さんの恋愛対象におれがいなかったんなら、これから加えてほしい。そういうことなんだよ」
「……でも、正之丞さん……」 「でもは、もうなし」
うだうだと「でも」を並べる真幸を迷いなく見つめ、正之丞はびしゃっと切り捨てた。噺の中で誰かを叱りつけたときのような口調だった。 思わず背筋が伸びた。 真幸はぎくしゃくと正之丞に向き直った。正之丞は微笑みを湛えたまま、その動きを待っていた。
「考えてみて」
正之丞は真幸と眼が合うのを待って、ひどく穏やかにそう言った。
「たくさんたくさん考えてみて。姐さんとおれがいっしょに生きていけるかどうか。真剣にちゃんと考えた結果がごめんなさいなら、おれは受け止めるから」
あまりに真剣な口調に、真幸は唇を引き締めた。 いままで正之丞と自分を男女として意識したことはなかったけれど、ここまでしっかりと伝えられた以上、直視しないわけにはいかない。誤魔化したり予想外だからなんて言い方で逃げてはいけない。
「時間はいっぱいかけていいよ」
正之丞は、これまで一度も見たことがないくらい穏やかに優しく頷いた。笑みの形になったままの表情がひどく美しかった。
――考えよう。これから、きちんとまっすぐに。
真幸は言葉にはのせずに、ただ強く頷いていた。
「……良かった。ありがとう」
心底から嬉しそうに、正之丞が頭を下げた。
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2018年に読んだモノ
まとめ第二弾。2018年に買った(≒読んだ)本。これもおおむね購入順。例年、仕事がらみの資料や雑誌類は除外しているので、今回も同様。
布施 英利・TYM344 「わかりたい! 現代アート」 光文社知恵の森文庫 池澤 夏樹 「アトミック・ボックス」 角川文庫 高橋 昌一郎 「反オカルト論」 光文社新書 フェルディナント・フォン・シーラッハ 酒寄 進一 訳 「犯罪」 創元推理文庫 都築 響一 「夜露死苦現代詩」 ちくま文庫 マリオ・リヴィオ 千葉 敏生 訳 「神は数学者か? 数学の不可思議な歴史」 ハヤカワ文庫 池澤 夏樹 「のりものづくし」 中公文庫 建築家 林雅子委員会 「建築家 林雅子 HAYASHI Masako '28-01」 新建築社 吉田 鋼一 「日本の初期モダニズム建築家」 王国社 岸 和郎 「WARO KISHI 岸 和郎の建築」 TOTO出版 角幡 唯介 「新・冒険論」 集英社インターナショナル新書 町山 智浩 「〈映画の見方〉がわかる本 ブレードランナーの未来世紀」 新潮文庫 高橋 昌一郎 「ノイマン・ゲーデル・チューリング」 筑摩選書 ユクスキュル 日高 敏隆・羽田 節子 訳 「生物から見た世界」 岩波文庫 穂村 弘 「はじめての短歌」 河出文庫 柴田 元幸 「ケンブリッジ・サーカス」 新潮文庫 辻 惟雄 「若冲」 講談社学術文庫 いなにわ・せきしろ 「偶然短歌」 飛鳥新社 アプスレイ・チェリー・ガラード 加納 一郎 訳 「世界最悪の旅 悲運のスコット南極探検隊」 朝日文庫 角幡 唯介 「雪男は向こうからやって来た」 集英社文庫 柴田 元幸 「代表質問 16のインタビュー」 朝日文庫 東 雅夫 編 「澁澤龍彦玉手匣」 河出書房新社 斎藤 裕 「Louis I.Kahn Houses ルイス・カーンの全住宅:1940-1974」 TOTO出版 柴田 元幸 「柴田元幸ベスト・エッセイ」 ちくま文庫 池澤 夏樹 「うつくしい列島」 河出文庫
以上、25冊。昨年の18冊から7冊増。とはいうものの、いつも読んでる著者の本で数をかせいだ気がしなくもない。
例年通り読書メモから。
布施・TYM344「わかりたい~」:何といってもTYM344のイラストだ! Chim↑Pom は少し馬鹿にしてたんだけど、この本で紹介されているコインランドリーの作品はみてみたい。
マリオ・リヴィオ「神は数学者か」:読書メモが多かった。雑学めいたエピソードが多くて、そういうところが良かったんだな。
町山「ブレードランナーの~」:これも映画雑学まみれでメモしまくり。監督の個人的な嗜好と絡めた深読みはすこし胃にもたれるが、それでも面白い。
角幡「新・冒険論」:ここからどこかに行って、かえってくるという冒険の真髄をジョーゼフ・キャンベルの神話論と絡めて論じるあたりが面白かった。
こんなところか。あと、ガラードの「世界最悪の旅」!いぜん角幡本で紹介されていたので買ってみたんだが…、
↓ こんなんが届いた。

こんなん持ち歩かれへんやん。まだ2割ぐらいしか読めてない。
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