茨城県に行ったら絶対に食べて欲しいラーメンまとめ 今回は茨城の麺スタグラマーのりりさんとのコラボ投稿! りりさんの茨城県オススメラーメン屋さんを紹介してもらいましたのでまとめてみました✨ ぜひ旅行や出張などで行った時は行ってみてください😊保存しておくと後で見返す時に便利ですよ✨ 茨城ラーメン女子@りり @ramen.com_ 茨城県内を中心にラーメン巡りをしているラーメニスト🍜 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー #煮干中華ソバイチカワ 📍茨城県つくば市天久保2-9-2 リッチモンド二番街 A101 🚗共同駐車場あり 🕚【営業時間】 11:30~売切次第終了 定休日:日曜日、祝日、不定休 #特級鶏蕎麦龍介 @ryusuke_project 📍茨城県土浦市永国778 🚗駐車場あり 🕚【営業時間】 11:30-14:30 / 17:00-22:30 定休日:年中無休 #はりけんラーメン本店 📍茨城県つくば市栗原2857-8 🚗駐車場あり 🕚【営業時間】 11:30〜14:30、17:30〜21:00 定休日:月曜日(月曜祝日の場合昼のみ営業、翌火曜日休み) #芛堂寺 (いどうじ) @idouji_ 📍茨城県つくば市天久保2-6-1ベストランド4 1階 🚗駐車場あり 🕚【営業時間】 11:30-14:30 / 18:00-22:00(Lo 21:30) 定休日:年中無休 #中華そば先崎 📍茨城県水戸市千波町2356-4 🚗駐車場あり 🕚【営業時間】 10:00〜14:00(売切次第終了) 定休日:木曜日、金曜日 #中華そばことぶきや 📍茨城県水戸市袴塚3丁目11-9 🚗駐車場あり 🕚【営業時間】 11:30~14:00、18:00~20:30、土曜祝日は11:30-15:00 (売切終了) 定休日:水曜日、日曜日 #旬菜麺屋雅流 @shunsaimenya.garyuu 📍水戸市吉沢町187-2 🚗駐車場あり 🕚【営業時間】 11:30~14:15(Lo) / 17:30-21:00(Lo) 定休日:木曜日 #大進 📍茨城県ひたちなか市元町2-4 🚗駐車場なし。近くに有料Pを。 🕚【営業時間】 11:30〜14:00 定休日:月曜日・火曜日 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー @k.ramen.csp Ramen⭐︎こばやし 東京のラーメン情報を毎日配信してます! ぜひフォローしてね! #茨城ラーメン #茨城グルメ #茨城ランチ #茨城県ラーメン #茨城県グルメ #茨城県ランチ #ラーメンまとめ #ラーメニスト #ラーメンコネクト #らーめんこねくと #ご当地ラーメン #ご当地グルメ #ご当地 (茨城県) https://www.instagram.com/p/CpKfS7Ey_bV/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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♡ #虎チコちゃんも中華屋へ行く 休日出勤恒例の!中華ランチ。 今回はチコドラちゃんにはお留守番をして いただき虎チコちゃんを連れて行く🤣 最近は職場でもアイドルな2人とくま子さんも 人気ですㅋㅋㅋ #今回は久しぶりの牛肉麺 #先輩のところに提供はされた日本の坦々麺は先月とはまったく違うものになっていた ✧・━・✧・━・✧・━・✧・━・✧・━・✧・━・✧・━・✧ #休日出勤 #休日出勤ランチ #中華料理 #必ずスイーツ付き #先月の日本の坦々麺 #食べかけだけど #今月の日本の坦々麺 #提供も忘れられていた? #最後は定員さんにキレられたらしい #私たちの推測によると本場の坦々麺がスープ入りの日本の坦々麺にアレンジされていてた模様 #毎月行くから面白い経験 #虎チコさん #チコちゃん #ドラゴンズファンですがタイガースも気になる #小平市 #小平グルメ #招来川菜館 #坦々麺論争 (招来川菜館) https://www.instagram.com/p/Cl7nYbzvQwp/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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2024/04/01
どうやら母は長くないらしい。
MRIの画像にははっきりと助骨を呑み込むほどの腫瘍が写っていた。
医者は明言は避けたものの
「抗がん剤治療や放射線で癌を小さくしながら付き合っていくしかない」と言った。手術や切断、はたまた先進治療の言葉は可能性としても出てこなかった。それだけおそらくは絶望的な状況なのだろう。
手元のスマホで肺がん、骨、転移 と検索すると5年生存率10%以下と表示がされ母の背中を見ながら深く息を吐き出した。どんな思いで診断を聞いているのか測りかねる。あるいはすべての感情がいっとき止まってしまっているような。生物の防衛反応。
悲しむ時間もなく、PET検査、病理検査の日取りを決めていくのだが付き添いの自分だって現実に頭が追いつかない。
帰りの蕎麦屋。
麺や海老天をだいぶ残した母は
「酒もタバコも好き勝手やってこの歳まで生きたのだから、まぁ上出来だね」と笑った。
蕎麦には大量の七味が浮いていた。何事もやりすぎる人だ。
こっちは笑えないけど、そんなことを言われたら仕方ない。まだまだ元気な姿と残した蕎麦。
でも、痛いのは嫌だね。と肋骨を抑える姿。
生前にどのように遺産整理をしていくのか方針を決めた。昼過ぎの蕎麦屋に似つかわしくない話題。テレビからは大谷翔平がどうのこうの。
あとは木曜日、そして来週と検査が終われば母の余命が決まる。
最後の一本と医者から止められたタバコを「美味しいわ」と飲む。そこまで往生際が良いのなら駄目だという気にもなれない。余命が決まったらまた吸い始めるわと灰皿に押し付けた。
兄とはほぼ絶縁状態で、親戚とも疎遠。母が死んたらなんだか拠り所のなさが増すなと背中のあたりが薄ら寒い。
とりあえず木曜日にまた来るよと言い残して家を出た。これから母の永遠の孤独を巡る戦いが始まるのだ。どんな結末が待っていようとも。
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『 京都食堂探究 「麺類・丼物」文化の美味なる世界』加藤 政洋、〈味覚地図〉研究会 著 (筑摩書房)
食の本にしてはやや薄味。
はしがき
西陣のうどん屋から/寿司、カレーライス、もち/本書のメニゥ
第1章 上方〈麺〉問答─諸説覚書
1「きつね」は「けつね」か
「このうどんはたまらねえ」/「まったり」として……/断じて、きつね/エンタツ・
アチャコの回想
2 「きつね」か「たぬき」か
「めしのお菜」/「大阪にそんなもんはない!」/「うどんですか、そばですか?」/
たぬきは一枚上手
3 「きつね」は化ける
(仮想)小林カツ代の驚き/謎の狐蕎麦
4 油揚げの魅力
油の臭み/惑いの〈麺〉問答
第2章 〈しっぽく〉の美学
1 京都のうどんには〇〇がのっています
華麗なる上おき/薄くて小さい○○
2 卓袱から〈志津ぽく〉へ
《下河原》の卓袱料理/「京坂の温飩屋」と「江戸の蕎麦屋」/江戸麺界の下剋上/異
風か異称か/「おかめ」のような
3 にゅうめんの正体
玉子焼き幻想/むかしのメニゥ/土鍋の真ん中に/「にゅうめん」は夏の味覚か
4 〈しっぽく〉鍋のミッシングリンク
「長崎ちゃんぽん」鍋の謎/「うどんのすき焼き」/ベトベトの蕎麦/〝エンタツ〟鍋
/「芳香炉」をめぐる語り/食堂の「しっぽく鍋」
第3章 なにを「とじる」か
1 謎かけ丼
丼物の名前/「親子」と「他人」/どちらをとじるか?/玉子で蓋をする
2 〈麺・丼〉問答
丼物の「都鄙問答」/しっぽくの変態
3 とじなくても美味しいんです
ねぎの切り方/食堂でお月見を
4 「あんかけ」をご存じですか?
出汁を食べる/それは玉子とじなのか?/「たぬき」にあらず/夏の涼味/のっぺいの
謎
第4章 食堂と町中華の不思議
1 どこでも 〈中華そば〉
スバといなり/かまぼこはあるやなしや
2 〈ちゃんぽん〉とりどり
丼のなかの別世界/昭和京都の「チヤンポン丼」/長崎憧憬/〈中華〉と〈和風〉
3 〈あんかけ〉の都
[龍鳳]の品書き/町中華のチャンポン麺/魅惑の白/〈けいらん〉系中華/カレー丼
の正体
4 台を替える愉しみ
「そばだいで」/うどん出汁の中華麺/「キーシマ」と「中はく」/京料理のような/
「台ぬき」のいろいろ/空飛ぶマダムの後口直し/「玉吸い」と甘味でささやかなぜい
たくを
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6/13(木)
前日9時半に寝たからなのか4時半に起きた。最近の悩みはお薬が効きすぎてポケモンスリープの眠るボタンを押す前に寝てしまうこと。もったいない。
ダラダラ用意して、ムーミンを読みながら9時過ぎに栄でモーニングした。人気店とのことだったけど平日だから時間が微妙だからか私しかいなく、静かでとてもよかった。私は静寂を愛する女。ムーミンの前はぼくは王さまを読んでいたので迷わずオムレツのモーニングを頼む。Googleマップに量が少なすぎるという口コミばかりついていたけどなるほど小リスが食べる量だなと思いながらトロトロのオムレツを食べる。多すぎるより少なすぎる方がいいでしょ絶対。特に朝なんて。
その後予約していた美容院へ行くまでの道中で迷子になり、5分ほど遅れてしまった。朝イチの客なのに最悪だよね!!と謝りつつ、オールおまかせで髪を染めて切ってもらう。最近の美容室はタブレットで雑誌を読めるようにしてくれるからいい。私はsweetや美人百花よりも自律神経を整えるムックとかことりっぷの方が読みたいから。
3年前ぐらいからお直しに出したかった赤いダイアナのヒールをようやくお直しに出す。おろして早々ヒールを傷めてショックでここまできてしまった。以来側溝付近はヒールで絶対歩かないと決めてる。各位、私を車道側に歩かせて、頼む。
松坂屋でSUQQUとコスデコのお粉タッチアップしてもらってため息が出た。片栗粉をまぶしたように、顔がぱっさぱさだったから。夏は私1番肌が荒れる。とてもじゃないけどマスクはつけられない。一昨年皮膚科でマスクを外したら皮膚科医がギョッとしてた。口裂け女ってこんな気持ちなのかもしれない。お粉よりリポソームだよな〜と思いつつ何も買わず松坂屋を後にする。
友人にプレゼントを買いたくて初めてぐらいの勢いでロンハーマンに入る。レディースコーナーでは全く声をかけられなかったのに、ラッピング待ちをしてる間メンズコーナーを食い入るように眺めていたら両腕タトゥーというか刺青が入ったお兄さんがすぐに声をかけてくれた。レディースコーナーが圧倒的に混雑していたのもあるけど、ロンハーマンっぽくない格好した女がレディースコーナーにいるより、メンズコーナーにいる方が男性へのプレゼント=購入意欲のある客として見てもらえるのだなと思った。
ちなみにプレゼントは対したものでも無いのだけど、引き出物バッグぐらいのサイズの紙袋に入れられて笑った。
如何せん9cmのピンヒールで歩きっぱなしで疲れてお腹も空いたので適当にラシックでとろろを食べる。揚げ物の気分でもイタリアンの気分でも麺の気分でも無かったから。消去法である。隣に座ってた女の子3人よ会話がどう考えても低学年の看護学生でがんばれ〜とぬるく心の中でエールを送っておいた。
足は相当悲鳴をあげていたけど、どうしてもお花が欲しくて近場の高評価と低評価の口コミに温度差がありすぎるお花屋さんに博打みたいな気持ちで行ってみる。陽気でおしゃれなおばあちゃんがいらっしゃい、ご自宅用ですか?とお店に入るなり聞いてきて良かった。あんまり花屋さんでご自宅用ですか?っていきなり聞かれることなくない?私があんまりにも自宅用の花を買いにいました!みたいな顔をしてたのだろうか。
今何か飾られてますかと聞かれたので、紫陽花生けてるんですけどもう時期終わると思うのでと行ったら、これとかいいよ長く楽しめてとバンバン3りん選ばれて、絶対自分じゃ選ばないお花でおもしろかったのでそれにした。また靴の修理が終わったらこのお花屋さん来よう、おもしろいから。
お家に帰ったあと、車を走らせて図書館まで行ってムーミンを返してムーミンを借りる。もうムーミンもこれでおしまい。次は日本の作家さんが書いてる本が読みたいなあとミルキー杉山の探偵シリーズの棚を見たらすっからかんだったので、ここらへんまで新しくなると子供と貸出争奪戦しなければならないかもしれないなと思った。難しい。
帰り道でdプロのピンクを買う。早くお肌がよくなりますように。
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2024年7月13日(土)
三重県紀北町・奥川ファームから隔週に届く定期便、今日も無事にやって来た。いかにも夏らしいメンバーだが、珍しいのは<茎漬け>、八頭の茎を塩漬けして紫蘇で色づけたものだ。これは紀北地方の郷土料理、夏の暑いときにこれと鰹の生節を一緒に頂くとご飯がすすむのだ。おまけで私の好きな<伊勢うどん>も同梱されている。奥川さん、いつもありがとうございます!
3時45分起床。
日誌書く。
二度寝。
5時起床。
体重、600g増。
週末なので、CleanMyMacX で Mac Mini をスキャンする。
お蕎麦がなくなったので、朝食にはうどんを頂く。
珈琲。
洗濯。
奥川ファームの定期便、初物の小さな西瓜が入っている。
きゅうりのしょうゆ漬け仕込む。
酢卵仕込む。
唐辛子酢仕込む。
枝豆ゆがく。
<天満大阪昆布>から、夏の味!ボリュームセットが届く。毎年のことだが、いろいろ入っていて楽しい。
クロネコが集荷に来てくれる、<もったいない本舗>への段ボール5箱を渡す。
<ゆうちょ銀行>からMQJへの問合せ、<人格なき社団>を証明しなければ口座を解約するとのこと。会則や会計報告、議事録などを揃えて返送する。締切は先週末だが、何とかなるだろう。
ランチ、息子たちには素麺、私たちはツレアイが冷蔵庫の残りものをシチュー仕立て、届いたばかりの奥川ファームのパン+🍷。
録画番組視聴、刑事コロンボ。
第17話「二つの顔」/ Double Shock
富豪クリフォード・パリスは、トレーニングと健康管理に熱心で、孫のように若い女性と婚約していた。ある晩、彼の甥で料理研究家のデクスターが結婚祝いを言うためにクリフォードを訪ねた後、再び現れた。入浴中のクリフォードに対し、突然ハンドミキサーを取り出し浴槽に投げ込んだ。
ツレアイはあちこち買物へ、私は午睡。
セントラルスクエア花屋町店で猫砂・介護食、コレモ七条店で鶏もも肉・うどん。
クロネコが先日地球洗い隊に注文した<夏の福袋>を届けてくれる。
ゆうパックが、びーんず亭の珈琲を届けてくれる。やたら配達の多い日だ。
夕飯、豚バラ肉と残り野菜の蒸し煮・鶏もも肉とピーマンの甘辛煮・レタスとトマト・きゅうりのぬか漬け。
録画番組視聴、刑事コロンボ。
第18話「毒のある花」/ Lovely But Lethal
ビベカ・スコットが社長を務めるビューティマーク化粧品は、「ミラクル」という皺取りクリームの開発に成功した。これでライバル会社のラング社を出し抜けると喜ぶビベカだったが、「ミラクル」のサンプルをラング社に持ち込まれた、という情報が飛び込んでくる。
残っていた日本酒を片付けたので、あっという間に睡魔到来。
歩数は届かないが、辛うじて3つのリング完成。
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たどり着かなかったおおくの未来たちへ
文フリ東京だった。
土曜日開催のイベントってなんだかんだ言いながらはじめてのような気がする……労働が土日祝休めなかったころはなんでイベントは平日にやらないんだろうと思っていたし、土日が休みだったころはイベントは土曜日にしてほしいと思っていたが、日月休みになると、イベントは日曜日がいいなと思ってしまう。日月は宿泊料金がやすい。
そんな自分本位な「この日がいいな」をわたしはいくつも持っている。
文フリ東京は、土曜日の朝に出発した。車内販売がなくなってしまって、でもまあ新幹線のホームとか購買にシンカンセンスゴイカタイアイス(シンカンセンモウカタクナイアイスだという噂だが)が売っているらしいから、それを食べようと思っていたが、朝、名古屋駅で見つけることはできなかった。
しょんぼりしながら新幹線に乗る。新幹線の中ではほとんど寝ていた。
東京駅・浜松町・流通センター。いつもの乗り換えで会場に向かう。来年の12月の文フリはビッグサイトでやるらしいから、この行程で向かうのはあと一回。
会場前に八束さんのスペースで不穏なフライヤーをもらう予定だったのでもらいに行ったら、八束さんがさいたま文学館で開催中の『澁澤龍彦の文学世界』のフライヤーも一緒にくれた。
ので、スペースが出入り口の真ん前だったこともあって、これはたくさんのひとに見てもらえるんじゃないか…!ということで、出口に向けて配置した。完璧である。
そんな素敵な設営をして、開場。
遠方からきてくれたフォロワーさんに展示のフライヤーを見せ澁澤龍彦の話をし、「若い頃にわたしも全集読みました!」と言ってもらうなどしたり、痛覚の麻子さんにはえんえんと「この写真見てくださいやばくないですか?羽田に楯の会の制服を着て見送りに着た三島の帽子をかぶっておどけているときの写真でこれが二人が実際にあった最後になるんですよ……」と一生終わらないんじゃない勝手くらいの話をしつづけてしまったり、このフライヤーに気づいてくれた通行人のひと(「澁澤龍彦だ…!」という声が聞こえた)に「裏面も見てください!そしてよろしくお願いします!」とさっと差し出したり……。こんなに充実した文学フリマ東京は、2014年から参加していて初めてじゃないかと言うくらい充実していた。
惜しむらくは、澁澤龍彦のフライヤーと一緒に不穏なフライヤーを挟んでいたにもかかわらず、だれも「澁澤龍彦と棄てに行ける家父長制があるんですか?」と聞いてくれなかったこと…。澁澤龍彦と棄てに行ける家父長制は果たして存在するのか……?
とまあ、こんな感じなのだが、そろそろ皆さんも不穏なフライヤーとは?と思っているところだろうと思うので、ご紹介致しますとこういうやつです。
「父親の死体を棄てに行く」アンソロジー。家父長制を棄てに行きたい方はどうぞ2024年5月の文学フリマ東京をお待ちください。
イベントが終わってからは、八束さんとヒマラヤ鍋を食べに行った。
お店の予約時間まで過ごしていたドトールで渋沢栄一の話になり、「ああ、向こうは傍家で、本家はうちなので」と話したら「いまうちって言いました?」と聞き返される。うちです。
ヒマラヤ鍋屋さんはめちゃくちゃすてきな楽隊(?)のお誕生日パレードがあったり、びっくりするような美味しい鍋を食べられたりと大満足だった。
打ち上げを終えて、翌日のさいたま文学館に備えて埼玉に宿を取っていたので、移動をはじめたら電車がいきなり止まった!
電車の沿線で人身事故があったとのことで、近くのハブ駅みたいなところで電車を降ろされてしまう。こんなこと担ったのは初めてなのでびっくりしていると、とりあえず一時間くらいしたら電車は動くからね~とアナウンスが入り、事なきを得る。
都会ならではの体験だな…と思いながら、ホテルにたどり着いて泥のように寝た。
そしてさいたま文学館へ。
張り切って出てきたら開館まえについてしまった…。図録を買って、老人クラブの展示があったので見せてもらったりして(ヤツガシラの俳句があってとてもよかった)、10時になる。
貸し切り状態……。
展示は、埼玉と澁澤の関係から始まっていて、浦和高校時代の写真(浦和高校同窓会が出しているものだった)があるのがとてもよかった。
限定本も展示がたくさんあり、原稿も、文学館が所蔵しているものが4、5点。
サド裁判のときに澁澤が三島に書き送った手紙に、争点が「わいせつか芸術かを超え、表現の自由/検閲への抵抗である」ことが書かれていることを指摘していたり、『高丘親王航海記』の原稿用紙、最初は「了」と書いてあったのを、推敲の段階で文字を自ら消したことを指摘していたり、「澁澤龍彦」という人物を表現との向き合いかたから見せているのが良いと思った。
面白かったのは三島の写真の使い方で、「血と薔薇」の「男の死」の三島の写真、あと、メインビジュアルが羽田に見送りにきた三島の帽子をかぶっておどける澁澤の写真だったからか、「楯の会の制服を着た三島由紀夫」の写真が展示してあったりした。
展示をひとしきり見た後は、図書室に今回の展示の関連本がまとめてあるとのことだったのでそれを身に。「作家のおやつ」「作家の食卓」といった本の紹介や、山﨑ナオコーラが文豪の墓参りにいく本に澁澤の項目があった。山﨑ナオコーラの澁澤へのまなざしにはわたしにもおぼえがある。よい本だった。そしてその本で、先月わたしが緑色のインコに夢中になっていた霊園に中島敦の墓があることを知った。敦、ごめんな……墓のことなんて全然知らなかったから、緑色のインコのことしか考えてなくて……。
その後は文学館併設の「けやきカフェ」で澁澤龍彦コラボメニューをたべる。黒糖と胡桃のパンケーキ。澁澤が好きだった胡桃や黒糖のお菓子をイメージしてつくられていて、とてもよかった。
思い出したのは、今よりもっと貧乏だったころ、いろんなところでやっている澁澤の展示に行けなくて悔しい思いをしたことだった。いまこうしてたどり着くことができるようになったことを、なんだかとても、自分が、自分をなんとかしているように思えた。
パンケーキを食べ終えてから、「武蔵野うどん」に挑戦することにした。「伊勢うどんとは対極にあるうどんだ」という事前情報しかなかった。
桶川駅ちかくのお店はかなり人気店のようでたくさん人が並んでいて、お店に入れたのは並び始めてから一時間後くらいだった。
つけ麺(うどんのことをつけ麺というのか?)システムで、つけ汁とうどんは別々の皿に載っている。なるほどこういうやつなのか、となにも考えずにがっと箸でつかんで汁につけてすすりはじめたはいいが、うどん、めちゃくちゃかたいんですけど?!噛みちぎれない…やばい、全部すすって口の中に入れるしかない……と思ったが、これがまたすさまじく長くて……永遠にうどんがおわらない……。
こんなに硬くて長いうどんはじめてなんですけど?!おれたちは箸で持ち上げただけでへたしたらブツッといく伊勢うどんの民なんだということを再確認し、「これは風邪を引いたときに食べるうどんではなく、体力が有り余っているときに食べるうどんだな」と確信しました。きっと武蔵野のひとたちは、風邪をひいたときにはおかゆを食べるに違いない。(伊勢志摩の人間は風邪をひいたら伊勢うどんを食べます)
二口目からは一本ずつ食べることで武蔵野うどんのおいしさを堪能し、また是非食べたい、顎の力を試したい、と思った。
武蔵野うどんを噛み砕くのに体力のほとんどを持って行かれて、疲れ果てたので、そのまま帰宅することに。
購買にシンカンセンスゴイカタイアイスを見つけたので購入し、席に着くと、隣のひともおなじシンカンセンスゴイカタイアイスを持っていた。しかもおなじチョコレート味。
べつに示し合わせてはいないがふたり一緒に食べることになってしまい、こんなに好きなひとがいるのに、もうシンカンセンスゴイカタイアイスは車内販売されないんだな……と悲しくなる。
そして、乗車15分まえに買ったし、シンカンセンモウカタクナイアイスだった。
アイスを食べ終えてからは、記憶がない。気づいたら名古屋だった。
名古屋駅で、近鉄のホームに来たら、電車を待つ人は無秩序にホームにたたずんでいて、車両のドアとか何も気にしていなかったし、電車が着いても「先に並んでいたひと」という概念がないので、運良くドアの近くにいたひとから電車に乗りこんだ。東京とかから帰る途中、この近鉄のホームの無秩序さを目の当たりにすると、まだ名古屋から三重まで帰らないと行けないのに、「帰ってきたなあ」と思うのだった。
名古屋駅から最寄り駅までも、寝ていたのでほとんど記憶がない。
帰宅したら、夕食は焼きそばだった。焼きそばの麺は、どれだけ頬張っても簡単に噛みちぎれた。武蔵野うどんは硬かった。
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暑中お見舞い申し上げます。
朝8時には30度とか、もう笑っちゃうしかない。
昼飯には「ソース焼きそば」である。
定番中の定番。
ぼくはこれを食わせておけば問題ない。
ぼくが名古屋にいた頃くらいまでは、あまりペヤングは見かけなくて圧倒的に優位だったのはUFOだった。
あの独特の濃いソースが実に旨かった。
たぶん、ぼくの焼きそば好きはそこら辺に端を発しているはずだ。
しかしこのところは、この焼きそばのように(大さじ1.5にしょうゆ小さじ1)くらいの加減が好い。
まあ寄る年波とかいうやつなんだろう。
豚肉さえ使っておらず、ちくわ一辺倒だ。
撮影にはウチの「解像力番長」に登場願った。
ニコン マイクロニッコール55mmである。
長い歴史のあるレンズで発売は1963年、ぼくよりも3つ先輩になる。
ぼくのは初期のもので銘板に「Nikon」とは書かれず「Nippon Kogaku Japan」とある。
これだとぐるりと円周に文字が行き渡る。
Nikonだと余っちゃうんだよね。
オールドレンズらしからぬ解像力。
だってiPhoneで撮りましたって言っても分かんないでしょ。
あ、いや飯の話だ。
晩飯は「焼きうどん」である。
昼が「焼きそば」夜は「焼きうどん」
ぼくは麺類でできている。
ごちそうさん。
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20代で貧乏だった頃、毎食チキンラーメンを食べていたことがある。実家が微妙に健康志向であったので、子供の頃から袋麺やインスタント食品自体を口にする機会があまりなかったからだろうか。大学生の頃、自分で稼いだ金で食べるインスタント食品やファストフードがめちゃくちゃ美味しかった。会社勤めを始めた後も、零細に勤めてたのと、そもそも薄給で若者を働かせることが常態化していた業界だったので、慢性的に金がなく、それが不健康な食生活に拍車をかけた。なけなしの給料は、社会保障費と家賃と光熱費で消えていき、その残りで書籍を買うような生活だったから、夕飯を抜いたりすることが常態化していた。そんな生活の中で、すごく重宝したのがチキンラーメンだ。当時、袋麺は5つセットで200円台、セールなら198円とかで買えたので、安い時に買いだめて、しょっちゅう食べていた。ある時、ひょっとしたら、毎食チキンラーメンでもいけるんじゃないか?と思って、本当に毎食食べるようにしてみた。朝昼晩チキンラーメン生活の始まりだ。基本的に、食へのこだわりがなく、昨日の晩ごはんが今日の晩御飯と同じでも気にしない性質だったので、チャレンジ開始後は順調に家にあるチキンラーメンを消費していた。でも思いの外、終わりはすぐにやってきた。5日目の昼、14食目のチキンラーメンが美味しく感じなくなったのだ。そしてチキンラーメンを口に入れること自体を身体が躊躇し始めた。まずあの濃厚な香りが美味しそうだと感じなくなった。そして無理矢理口に入れても、飲み込むことができなくなった。麺をすすっても喉を通らないのだ。その時は無理矢理食べ切ったが、次の15食目、その日の晩はもう無理だった。あんなに好きだったものが目の前にあるのに、どうしても食べられないのだ。空腹を感じているのに、目の前のチキンラーメンを食べることを身体が拒絶するのだ。もっと空腹になれば、食べられるかもしれない。そう考えて、水以外は摂らないようにしてみた。空腹は最高の調味料というではないか。ましてやチキンラーメンは調味料ではない。食事なのだから、もっと美味しく食べられるはずなのだ翌朝は頭痛と空腹で目が覚めた。チキンラーメンの袋を開けると、あの濃厚な香りが、頭痛を悪化させ、吐気を感じさせた。まだ身体はチキンラーメンを受付ないらしい。つまり空腹が足りないのだ。水で空腹を紛らわせることにした。その晩、身体の震えが止まらなくなった。熱はないのに悪寒と頭痛がする。水を飲めば落ち着くが、チキンラーメンの匂いが少しでもすると、頭痛が悪化した。布団にくるまって寝ようとしたが、コメカミが脈動するほどの頭痛で寝られない。心臓の音が部屋に響く。安いワンルームの壁の向こうの生活音が鮮明に聞こえてくるような気がする。なんでこんなに苦しまねばならないのだろう自分は、ただ、チキンラーメンを食べたかっただけなのに思いたったように始まったこの生活は、唐突に終わりを告げた。学生時代から付き合っていた、県外に住む彼女が、翌朝訪ねてきたからだ。どうも前の晩、電話をかけてきた際、電話口の僕の様子があまりにもおかしいので、様子を見にきたらしい。僕はあまり覚えていないのだけれど、あとから聴いたところによると、耳元で喋られると、頭に響いて、頭痛が酷くなるとか、空腹でチキンラーメンが食べられないとかいって、泣いたり怒ったりしていたらしい。僕の部屋にやってきた彼女は、酷い顔で布団に包まる僕と、ゴミ箱に突っ込まれた大量のチキンラーメンの空袋と、食べるのを断念して流しに放置されたどんぶり、散乱するミネラルウォーターのペットボトルを見て、何かを感じたのだろう。とりあえずコンビニに走り、スポーツドリンクとゼリー飲料とプリンを買ってきて、少しずつ僕の口に押し込み、寝かしつけ、流しに放置されたチキンラーメンを片付け、部屋の空気を入れ替えた。夕方に目を覚ました僕は数日ぶりに頭痛から解放されていた。空腹は感じていたので、彼女にそういうと、とりあえずシャワーを浴びて服を着替えるように言われた。浴室の鏡に写る自分の顔は、眼だけギョロッとしているように見えた。僕たちは、ゆっくり駅前商店街を歩いて、普通のうどん屋に入って、僕はたまごとじ、彼女はキツネうどんを注文した。先に運ばれてきたのはキツネうどんだった。彼女は七味を手にとったけど、なぜかうどんにはかけず、そのまま僕から1番遠いテーブルの端においた。僕と彼女は、あまり話すこともなく、ゆっくりとうどんを食べて、店を出た。その足で駅に向かって、彼女はひとこと「また来週」とだけ囁いて改札をくぐって帰っていった。今でも年に数回、チキンラーメンを食べる。けれど、なぜあの時チキンラーメンだけでイケると思ったのかは思い出せない。スーパーで「完全食」という文字を見るたびに、これなら5日目を超えられるかもしれない、という思いが頭をよぎる。でもいまさらそれに挑むほど、僕は若くはないのだ。
毎日チキンラーメンを食べていた……
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P3 Club Book Shinjiro Aragaki short story scan and transcription.
料理天国、食べたら地獄
······ったく、 何で俺がこんなこと······」
「す、すいません荒垣先輩······っくしゅん!う~げほげほっ」
「ゆ、ゆかりちゃん、大丈夫?」
ここは、寮のゆかりの私室。ピンクのパジャマにカーディガンを羽織り、つらそうに咳き込むゆかりの背を、優しく風花がさすっている。体調不良を押してタルタロスに出撃し、ゆかりはすっかり風邪をこじらせていた。そんなゆかりのベッドの横には、同じく心配そうにたたずむ美鶴と、やや所在なげに立つ荒垣の姿があった。そして荒垣の手には、彼が言った “こんなこと” の成果である、温かそうな料理がトレイに乗って湯気を立てていた。どうやら、ゆかりを心配する美鶴に頼まれ、病人食の定番となる粥を作っきてくれたらしい。
「荒垣先輩って、優しいですよね」
「んな······っ!?ま、まあ、ただの気まぐれだ。気にすんな。さっさと食っちまえ」
風花の素直な言葉に、荒垣はそれだけ言ってぶっきらぼうにトレイを差し出す。
「 うう、ありがとうございます。はふ······」
ゆかりが、一見普通の粥に見えるその料理をスプーンですくい、ぱくりと口に入れた。
「どうだ?岳羽?」
熱くないか、ちゃんと飲み込めるかと、美鶴が母親のように心配げに声をかけるが、その目の前でゆかりの表情がみるみる蕩けた。
「ぅ美味しい~っ!何これ、どうやって作ったんですか? 信じらんないー!」
先ほどまでの苦しそうな様子はどこへやら、あっという間に元気を取り戻したゆかりが、凄い勢いで手と口を動かし、器の中身はさほど間を置かずに空になってしまっていた。
「どうやってつーか、ま······適当だな。普通の粥じゃ栄養が足りねえかと思って、中華風のミルク粥にしてみた」
あっさりと荒垣は言うが、じつはけっこう手間がかかったもの。ニンニク、生姜、ネギのみじん切りをゴマ油でじっくり炒め、米と具---拍子木に切ったニンジンと大根を投入して鶏ガラスープを注ぎ入れる。あとはフタをし、沸騰したら吹きこぼれないよう弱火でことこと30~40分。米が十分柔らかくなったところで、牛乳を入れて塩で味をととのえ、できあがったものがこちらにございます、という感じ。体の免疫力を高める、炭水化物や蛋白質、ビタミンA・B・Cに β カロチンを含む、まさに完璧なる病人食なのだ。
以前から、荒垣の料理はプロ並だと真田あたりが言っていたが、その現物を実際に口にしたゆかりは、想像以上の感動を味わっていた。ゆかりは素直に、その賞賛を口にする。
「適当なんてとんでもない!荒垣先輩、もう最高ですよ!尊敬します!」
「バカ野郎······なに恥ずかしいことを······」
「なーに謙遜してるんですか?食事は人間の基本ですよ。大切なことです。それをしっかりできる荒垣先輩は立派です!もう、他の男連中にも見習わせたいぐらいですよ。人として、料理のひとつもできなきゃ駄目だって、ね」
興奮気味で止まらないゆかりの演説に、そこで突然ストップがかかった。
「ちょーっと待ったぁ!」
「!?じゅ、順平?それに皆も?」
ゆかりの部屋の入り口に、順平を先頭にして寮生の面々、すなわちこの部屋にいなかった全員が集まっていた。順平の足元からはコロマルまでが顔を出している。
「何ごとよ、いったい?」
「いや、あんまりいい匂いなんでな、つい······」
正直に真田が言いかけるが、それを体ごと遮って順平がびしっと指を突きつける。
「ゆかりッチ······貴様はオレを怒らせた!」
「は、はぁ?」
「料理ができなきゃ人として駄目?料理がお上手な岳羽サマは、オレたちが人間じゃないとおっしゃるわけだよな?」
「い、いや、別にそこまでは······。そ、それに順平がまともに料理できないのは事実じゃん」
と、そこで順平は、ちっちっと指を横に振る。
「料理が “できない” と “やらない” は違うんだぜ、ゆかりッチ。それに、オレだけじゃねえぞ、お前が傷吻つけたのはな······」
くくっと、芝居の気まんまんで順平が涙をこらえるように両目を手で押さえた。その言葉に、ゆかりが周囲をあらためて見ると。 「あ」
ベッドの脇で美鶴と風花が、顔を伏せてどんよりと暗い空気をまとっていた。
「い、いや、あの。私······別にそういうつもりじゃ······せ、先輩?風花?」
「ゆえにっ!!」
ぐわっと伏せていた顔を上げ、順平は大いに 盛り上がって高らかに宣言した。
「貴様に料理勝負を挑むっ!!」
「はぁ?」
かくて、第一回巌戸台分寮クッキング王決定戦の開催が決定したのであった (どどーん)
「という訳で、本日の司会はわたくし、アイギスがお送りするであります。いかがでしょう、解説の天 田さん」
「······みなさん、ヒマですね」
「なるほど。では、審査委員長の荒垣さん」
「······ったく、 何で俺がこんなこと······」
順平が宣言した翌々日。ゆかりがすっかり体調を取り戻し、ちょうど日曜ということもあって、ついに料理対決が開催される運びとなった。おそらく仲間内でもっとも鋭敏な味覚を持つであろう荒垣を審査委員長とし、味覚がないアイギスは司会を勤めることになっている。天田も参加をうながされていたが、「なんで僕が料理なんか······小学生に何を期待してるんです?」と一蹴し、解説者の席についている。そして、残る全員が参加者兼審査員というわけだ。
当初、美鶴と風花は徹底的に拒否の構えを見せていたのだが、「お祭りみたいなもんだし」とか、「何ごとも経験だし」とかいう順平の甘言で徐々に態度を軟化させ、ついには「······にイイとこ見せるチャンスなんだけどなー」という、とある個人名を出しての決定的なひと言で、料理対決に参加するよう洗脳、もとい説得されてしまったのであった。
「では、いよいよ競技を開始するであります。最初はゆかりさんからお願いします」
「オッケー!見てなさいよ、順平!」
意気揚々とゆかりが持ってきた料理、それは本人の自信を裏切らない見事なできばえ。見た目からして美味しそうな、幕の内弁当である。卵焼き、焼き魚、かまぼこといった幕の内弁当定番のおかずに加え、小さなハンバーグやチーズチキンカツなど洋風のおかずも入っている。もちろんご飯は俵型に成型され、上にはパラパラと黒ゴマが振りかけられている。
「うん、なかなかやるじゃねえか」
卵焼きをひと口かじった荒垣の評価に、ゆかりがガッツポーズを決め、それに続いて他のメンバ ーも横から次々に箸を伸ばす。
「焼き魚は西京味噌漬けか······いい仕事だ」
「うわあ、このかまぼこの切り方、凝ってる」
「もう、優勝は岳羽で確定か?」
立て続けに上がる賞賛の声に、ちょっと照れたような誇らしいような顔でゆかりが言う。
「あ、でもね。今回は意外なライバルがいたっつーか······私も食べてみたいんだよね、 彼の」
そのゆかりの視線の先にいるのは、自己主張が足りない気味の現場リーダーの姿。だが、前髪で隠され半分しか見えない顔に、常にはない自信がかすかに滲んでいるような気もする。
「では、続いてお願いしましょう」
アイギスに促され、2番手の料理が運ばれる。
「おお······!」
それは、ちょっとしたレストランで出してもおかしくないアサリとトマトのパスタ、ボンゴレ・ロッソであった。さっそく審査委員長の荒垣が、フォーク一本で器用にパスタを巻きつけて、ぱくりと口に入れる。
「ちょっとパスタが柔らかいが、合格点だな」
「どれどれオレにも······おおっ、美味ぇ!」
「アサリ���トマトって合うのねー」
意外といえば意外だが、幼い頃に両親を亡くしてひとり暮らし歴も長い彼は、料理の腕は決して悪くないのである。ただ、あっさりした性格ゆえか、パスタや丼ものなど簡単に作れるものに限られるというのが弱点といえなくもない。
「で、次は誰だ?」
連続して出される美味い料理に、最初は苦い顔をしていた荒垣も、上機嫌になってきたようだ。やはり、楽しい食事は人を和ませる。もしかすると順平は単に、荒垣と他のメンバーとの間の距離を、少しでも縮めようとして料理対決を企画したのかもしれない。もし、そうだとしたら、その意図は十分に果たされつつあった。
だが。
そんな楽しい雰囲気は、あまり続かなかった。
「······なんだこりゃ?」
「え、えーっと、ラーメンっす」
「カップ麺じゃねえか」
荒垣の前にあるのは、お湯を入れて3分でできるカップ麺だった。ちなみにシーフード味。
「い、いやカップなんすけど!ちゃーんとオレなりの工夫があってですね。荒垣先輩のミルク粥にヒントを得て、牛乳で作ってますっ!」
荒垣がうげっという顔をする。残りの連中も、一様に嫌そうな顔を浮かべている。 「え?え?みんな何だよ?いや、マジ美味い
んだって!」
「たとえ美味くても······料理じゃねえだろ」
「順平さん、失格であります」
どこに置いていたか、アイギスが横にあった鐘をカーンと1回鳴らす。
「いいっ!?そ、そんなぁ······」
がっくりと肩を落とす順平。ただひとり、そのカップ麺をひと口すすった現場リーダーが、うんまあ不味くないよ、といった感じで順平の肩をぽんぽんと叩いていた。
「では、続いて美鶴さん、お願いします」
事態は、破滅に向かって加速していた。
「鴨肉のコンフェ、フォアグラとトリュフ添えだ。素材はすべてフランスから空輸させた」
胸を張って、 豪華な銀の皿を突き出す美鶴の顔には、しかしだらだらと汗が流れていた。皿の上の料理を凝視しつつ、荒垣が尋ねる。
「······鴨は、どれだ?」
「こ、これに決まってるだろう」
「この黒いのは?」
「と、トリュフだ」
「こっちの黒いのは?」
「フォアグラ······だと思う」
「んじゃ、こっちの黒いのは?」
「ええと······付け合せのポロ葱、か?」
聞かれても困る。
下を向いていた荒垣は、凶悪な光を目に宿らせつつ、美鶴に向かってぽつりと言った。
「全部、炭じゃねえか」
「ま、まあ多少火加減を間違えたかもしれないが、素材はいいんだ。食ってないと······」
「食えるかぁ!次だ次!」
世界の終わりのような顔をする美鶴を尻目に、アイギスが鳴らす鐘がかーんと響いた。
「俺は料理などあまりやったことがないからな。変なものを出すのも申し訳ないから、シンジの料理を真似させてもらうことにした」
続く真田の料理は、白濁したスープのようなものだった。どうやら、 荒垣が一昨日作ったミルク粥を参考に作ったらしい。
「順平も、どうせシンジの料理を参考にするならこうするべきだったな。まあ、俺も多少は自己流にアレンジさせてもらっているが」
既に勝ち誇った様子の真田に、荒垣も苦笑しつつ答える。
「くくっ、アキの料理か······そう簡単に俺の味が盗めるもんかよ」
「食べてみなければわからんだろ?」
「わかったわかった。じゃ、いただくぜ」
スプーンで粥をすくい、軽く冷ましてから口へと運ぶ。そして、刹那の間を置いて。
ぶぴゅる。
変な音と同時に、荒垣の鼻と口から白濁液が吹き出した。
「な、な、な、なんだこりゃあっ!!」
「牛乳よりも高蛋白で低カロリーなプロテイン粥だが······筋肉にはいいぞ?」
「食えるかあああああっ!!」
「最後に風花さん、どうぞ」
鐘を鳴らしつつ、 アイギスが淡々と言った。
---それから、5分後。この世のものとは思えない絶叫が、月光館学園巌戸台分寮から響き渡った。付近の住民の通報で、パトカーや救急車が出動したが、とくに事件性はないとのことで早々に引き上げたらしい。ただ、目撃者の証言によると、捜査員や救急救命士たちは一様に、口や腹を押さえていまにも嘔吐しそうな表情を浮かべていたとか。その日、どんな恐ろしいことがあったのか、口を開くものはいない。
「いいかお前らっ!料理の命は火加減!それと塩加減だ!いいな、順平!」
「う、ういっすっ!」
「あと常識だが、プロテインは料理に入れるなよ!わかったか、アキっ!!」
「あ、ああ、わかった」
「つか、山岸!なんでそこでタバスコとか入れるんだ!色を基準にして調味料足すんじゃねえ!味見しろ味見っ!」
「は、はいっ!」
料理対決の翌日。寮のキッチンでは突発料理教室が行なわれていた。こいつらの料理の腕を放置していたら、いずれ人死にが出る。事実、俺は死にかけたという荒垣の命令で、順平、真田、美鶴、風花に対し、マンツーマンで料理を教えることになったのだ。
「······ったく、何で俺がこんなこと······」
そうボヤきつつも、手取り足取り指導する荒垣の頑張りもあり、徐々に全員の料理は “食えなくはない” レベルへと上がっているようだ。
「おら、待て美鶴。焦げそうになったら、一度フライパンを火から降ろして······そうそう。落ち着いてやりゃあ大丈夫だ」
「りょ、了解した」
そんな荒垣の様子を横目で見て、風花はくすりと笑って言った。
「やっぱり、荒垣先輩って優しいですよね?」
その言葉が届いたかどうか定かではないが、荒垣は黙々と料理指導を続けていく。ただ、その横顔には、かすかに笑みが浮かんでいるような気がする。やがて、料理のいい匂いを嗅ぎつけてか、ゆかりたちが同じく笑顔でキッチンへと歩いてくるのが見えた。やはり、楽しい食事は人を和ませる。どうやら、今日の夕食も楽しいものになりそうだった。
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240516
朝、誰かが活動している音で目覚める。
肩が重くて、これはどこでねても変わらないんだと思う。
美容院で髪を切ってもらって、ZINEを取り扱うショップへいって、ジョナサン。
盛岡冷麺とあんみつを食べた。
みゆちゃんもあすかちゃんもきれいな心のまま大人になっていた。
あのころわたしは大学生で、彼女たちは高校生で、一緒に牛丼屋で働いていた。
写真を撮りましょうと言って、撮ってくれたものがキラキラの犬の加工で、笑ってしまった。
地元の友達なんていないと思っていたけれど、地元の友達、と思った。
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240517
髪の毛がふくらんでいる。
これは大変だ。短くしてもらいすぎた。
もう一生、髪の毛を短くしたいと思わないようにする。
自分のなりたい姿と自分のなれる姿がずっと違う。ほんとうはショートでいたい。
紙をみにいって、展示をみにいって、本屋にいった。
展示は参加している企画展。
作品をみるとき、その作品とわたしとの、適切な距離感がある、と思った。
わたしはすぐに作品に近づいていってしまう。
おいなりさんを描いた方とお話しできて、楽しかった。
また会いたいな、お話したいな。
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240518
昨日のことを思い出す。
このままのわたしでどこまでいけるだろう・
絵をみてもらうこと、詩をみてもらうことより生身だ、と思う。
詩だって生身だけれど、なんだろう。
詩は生身の感情で、絵は生身の身体。
日記屋にいく。
いろいろ変わっていってしまうこともあるだろうと思っていたけれど、変わらず安心なところだった。親しく話してくれて、うれしかった。
店の周りを一周して、草という草を触る。
ヤマボウシの真ん中のつぶつぶは硬かった。
益田ミリさんの展示をみて、ロイヤルミルクテ��ーを飲む。
飲み物���層が混ざり合う瞬間がすき。
本屋にいって、サイゼリヤにいった。
とても嬉しい時間だった。無理にいることなく、自然にたくさん話ができて。
本屋で、示し合わせたわけでもなく、全く同じ2冊を選んでいたことにびっくりした。
やっぱりわたし、ずっと、どこかさびしくて、さびしい。
人はひとりひとりだ。
さびしさは消えないから、抱きしめて、生活していけるような、そんな場所があるといい。
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海と山のあいだの夏
ずっと練習していたステージがようやく終わって、疲れ切っている間に晩夏。今年のお盆は顧客も休みだったので休みを取って、時間が山ほどあるぞと思っていたが、中華屋さんでエビチリを食べてからフラを踊ったら顔中に蕁麻疹が出たりして、翌日は寝て過ごしたためなんか思いのほか休みが足りない。いや休んでいるんだけど。川とか湖とか行きたかった。エビで蕁麻疹が出るのは中学の部活以来で、調べてみたら甲殻類と運動が合わさることで出現する食物依存性運動誘発アナフィラキシーというものがあるらしい。アレルギー検査でひっかかったことはないためアレルギーではないはず。ただ、もともとエビカニはあまりすきではないので生き物の体は自分に合うものがなんとなくわかるのかな、と思う。ちなみに牛肉にはちょっぴりアレルギーがあり肉の中で一番苦手。
ステージは、ほんと~うに疲れて、またやりたい!と無邪気には言えない。成長した気はしている。踊りとの向き合い方も、人との関わり方も。なんかレッスン中に泣いたりしてしまって思い出すと「なぜ我慢できなかったのか」と悔やみますが、あのときそうなってしまったことは仕方ないですね。甘えが出たんだと思う。家でもびーびー泣いてぐずぐず言ったりしたけれど、ひとまず乗り越えられてよかった。オットは一日目の公演はすこし緊張していたものの、ドキュメンタリーのインタビューも受けにいったり、カメラ目線も決めたりして、笑っちゃうくらい満喫していた。
ステージの一週間後には、母と父が家に遊びに来てくれた。生まれ育った町がここだったらどれほど良いかとしみじみ思う。まいにち両親に会いたいし、ちいさいころからの友人が近くにいたら、楽しいんだろうな、と。それでもこれを選んだのは自分なんだけど。暑かったのと疲れが取れていなかったので、あまり起きていられなかったので次はもっと出かけたりしたい。母は一緒に行った丘にあるレストランを気に入っていた。今度来た時も行きたいらしい。父は家を気に入っていて、あまり出かけもせず、オットは私と父はやはり似ているのだと言っていた。
この数日でひさしぶりに自分のことを考えたりして、これから先やりたいことがまたできた!小さく始めたい。それにもうすこし家を整えたい。庭と、収納と。昨日はいっしょうけんめい部屋を掃除していたのに、掃除機を落として階段がへこんでかなしいぜ。ねこたちがつけたひっかき傷は愛おしいが掃除機は違う。これが暮らすということだ、とオットに慰められた。オットはそれよりもっと前に、つけ麺の汁を土壁にぶちまけているわけですが。丁寧に暮らそうね。
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たつふま7/13~15 #3 Day2
7/14
見て。見て。竜也くん作の朝ごはんです。
昨日買ったアーモンド効果いつ飲むかなぁとか思ったらここにあり。だし、いつぶりってくらいにちゃんとした"朝ごはん"というものを食べたような気がします。風磨ー、風磨ー、って呼び起こされて起き上がった先にこの光景、寝起きの俺にはキラッキラして見えました。笑
パンは、買い出しで買ったバターロールなんだけどチンされてるからかすんごい美味かった…(未だ余韻)
目玉焼きは普段醤油や麺つゆ派なんだけども、胡椒も結構美味かったなあ。朝早くからありがとう。美味しかった!
2日目はバーガーキングで腹ごしらえして、カラオケに行って、スタバ行って、ミスドで新作買って帰りつつ、お菓子とやらを買って、のゆったりな1日でした。
カラオケで2人なのに大人数用の奥行がありすぎる部屋に通されて、ちょっと笑っちゃった()でものんびり寛げたのでいいかな(?)ヤン片とFlash backもまた聴けて、表情には出てなかったと思うけど、るんるんでした。笑 timeleszのEPに入ってるAnthemやdilemmaを歌いながら2人でうぇーいってするの、もはや恒例な気がする。笑
帰ってから、この日のご飯はマーボー麺でした。豆腐がこぼれ落ちそうになったのを見守ったり(?)しながらYouTube見て食べて、今回もおなかいっぱい。ありがとう。
ごみ捨てようってなって分別して、捨てに行こうとしたら事件が。2人ともスマホを持たず鍵持たずに外に出てしまったもんだから、アパートに締め出されてしまって危機に迫られるたつふま。どうしようどうしようと、なんとか交番目掛けて夜道を駅前まで歩いてみる。そこにたどり着くまでに、どうしてもっと自分しっかり出来なかったのかとかスマホ自分だけでも持たなかったのかとか猛反省。無事交番に話付けて緊急に連絡取ってもらって、解決したのでお家に戻って。
何にもできない頼りないやつでごめんって何度も思った。正直今もまだ引き摺ってたりするけど。。。
無事なんとか戻ってきて、鍵開けてすぐさまお風呂へ。お互い出てからYouTube見たりしながら甘党パーティーです。
次の日最終日、2日後には記念日だ、ってことで甘いもの祭り開催のたつふま。正直苦しくなった瞬間もあったけど、全部美味しかったなあ。あ、あとこれも。
深夜まで食べて寝るの遅い時間になっちゃったけど、俺はずっと怒られたのを引き摺って猛反省会の続きを始めました。正直、せっかくの2人きりなのにこのままどうなっちゃうの、と不安でいっぱいなまま、頑張って眠りにつき始めました。。
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池袋駅で友人を待っていた。会うのは二年ぶりくらいだろうか。エスカレーターの上り口が見える所で、エスカレーターから次々と上がってくる人の姿を見ながら、この人じゃない、この人でもない、この人…っぽいけど二年でこんな変わるか?と妙にソワソワしながら見送ってゆく。会う前のこの時間がもうすでに懐かしい感じがする。結局そのちょっと似てる気がする人が友人だった。
駅から少し歩いたところにある中華料理屋さんに入り、汁なし担々麺を食べる。雨模様で肌寒く、辛いのが食べたかったからちょうどいい。それと焼き餃子を注文した。汁なし担々麺が先に運ばれてくる。店主の方はたぶん現地のご出身で、日本語が苦手なのか無言でテーブルに料理を置いて去ってゆく。久しぶりの会話に水を差さない配慮に思えてちょうどいい。
美味しい。求めていた味が口に広がる。しかし辛い。辛すぎる。食べ進めたくても辛くて箸が止まってしまう。「辛すぎない?これ」「こんなもんよ」そうなのか?少しして運ばれてきた焼き餃子は熱すぎる。別の理由で箸が止まる。結果的に会話は続いてゆく。
東京で逞しく働いているらしい。元気であることと、やっぱり相変わらずなところもあってほっとした。東京で働くってどんなだろう。どうなるかは分からないけど、お互い元気でやっていきましょう。
店内が混んできたため会計を済ませ外に出る。雨で冷やされた空気が汗に触れてゆっくりと体温を下げてゆく。また来よう。「ああこの店、辛さひかえめも頼めるよ」先に言ってくれ。駅に向かって小雨の中を再び歩き出す。
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6月23日(日)
雨の日。仕事さがし疲れて寝込んだ。元気を出したくて、デリバリーを頼んだ。200gじゃ、足りない!300gだ!と勢いではなびの混ぜそばを注文したのだけど、きっちり100g余った。余った麺を時間を空けて少しずつ食べた。
6月24日(月)
引越しが目前。てな訳で、これまでわたしの胃袋を支えてくれたご飯屋さんを一軒ずつ楽しもうウィークが始まった。4が付く日は石の日なので、フードコートの石焼きビビンバが安くなる。800円が500円になるのだ。このライフハックを教えてくれた、19歳のギャルちゃん元気かな?そんなことを考えながら食べた。わたしより先に辞めて、きっと今も自分を大事にしながら生きているはずだ。
6月25日(火)
あと少しで6月終わる。真面目に仕事。辞めるけれど最後まできっちりやり遂げようって思っている。なんかその方が人間としてカッコ良いような気がする。職場の人はそんなわたしのこと、「辞めるのにやけに良く動くな〜」という風にしか捉えていないのかもしれないけれど。不機嫌が全く治らなくなった上司のことも無碍にせず、平等にやっていく。わたしが先読みして動いたら、今日ちょっとびっくりした顔をしていたから、勝ったぜ。退勤。銭湯へ。もう、このスーパー銭湯へ来るのも今日が最後だ。感慨深い。折角だし、久しぶりに体重計に乗るか♪と思って、乗ったら、去年の夏から7キロ増えていた(震)…え!?嘘でしょ?現実、こわ〜!しかも、体重計の消し方がわからず、動揺。消すのは結局諦めて、みんなに晒した状態で湯船に浸かった。まったく気が休まらず、くつろげなかった。やばい、やばいよ。え?7キロはさすがに大袈裟じゃない?というか、気づけなかったの、やばくない?わたし…。ヘルシーな夕食しかもう摂りたくない気分で鯖の味噌煮定食を食べた。
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2024年9月10日(火)
日本時間午前2時から、Appleのイベントが開催された。多くのファンがライブを楽しんだろうが、もちろん私は高鼾、朝起きてから発表内容をチェックした。<最新のものをすぐにゲット>したい方は予約開始の9/13が待ち遠しいだろうが、<新しいものを安くゲット>したい私は、16の発表で値下がりした15を注文した。ProductRedがなくなったので、今回はグリーンを選択、早く来ないかなぁ。
3時45分起床、Appleの新製品を確認する。
iPhone16の発表で値下がり(15,000円引き)した15Plusを注文する。
日誌書く。
朝のあれこれ。
5時30分、シャワー。
洗濯機回す。
朝食は煮麺。
洗濯物干す。
珈琲淹れる。
可燃ゴミ、30L*3。
ヤクルトさんから野菜ジュース購入する。
ツレアイは自転車で出勤、火曜日は訪問1件。
私学共済から届いていた扶養家族の申請書を作成、投函する。
無印良品@イオンモール五条まで買物、糠床・チョコレート幾つか。
歩くと汗が酷いので、往復ともバス利用。
帰宅すると、ツレアイも戻ったところだった。
ランチ、彼女にはパスタ、息子たちにはサッポロ一番しょうゆ味。
彼女は、イギリスのリサーチャーからメモリアルキルトのインタビューを受けるとのことで、風工房に出かける。
過日応募した<ギフトカードでガチャ祭>事務局からライン、1,200円分のAppleGiftCardをゲットして、アカウントに登録する。
このところ意識してポイントを貯めているのがJ-WESTカード、ところがいっこうにポイントが増えない。よく調べてみると、私にはWESTER IDが二つあることがわかった。そして、普段アプリでチェックしていたのは古いIDだったのでカードの紐付けをしておらず、そのためにポイントが増えていなかったのだ。新しいIDを確認するとちゃんとポイント加算が為されていて一安心。
セントラルスクエア花屋町店で買物、帰宅すると汗びっしょり、すぐにシャツを着替える。
雨の中を彼女が帰宅、全身びしょ濡れ。
大学図書館から紀要査読の件でメール。
早めに夕飯準備。
豚ロースのスパイス焼き(ちと味が濃すぎた)・炊き合わせ・キュウリのしょうゆ漬け・レタスとトマト。
録画番組視聴、名探偵ポワロ。
第3話「死者のあやまち」/ Dead Man's Follyシーズン 13, エピソード 3
ある日、ポワロのもとにオリヴァから電報が届く。至急、デヴォンにあるナス屋敷に来られたしという内容だった。現地に駆け付けたポワロにオリヴァは、屋敷 の主であるジョージ卿が祭りを開催し、地元の人たちを招待することになっていること、またその祭りの目玉の一つが殺人推理ゲームであり、自分がその台本の 制作を依嘱されていることを明らかにする。しかし彼女は、その企画に不吉な予感を感じていた。
朝が早かったので、例によって途中でダウン。
久しぶりの12,000歩越え。
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