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#lgbtq支援店
bouzumama · 2 years
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本日、本年最後の営業になります。来年は4日から営業再開になります。本年は、皆様に大変お世話になり、感謝の気持ちが止まりません。来年も、何卒よろしくお願い致します。皆様、良いお年をお迎え下さい。 #ぼうずママ #医療関係者支援店 #LGBTQ支援店 #韓国家庭料理 (ぼうずママ) https://www.instagram.com/p/CmyRXPgLQDIi4817Jj4368FGQKvL3WA4RycKSk0/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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gupaooooon · 2 months
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🍉 1日1回のクリックで、パレスチナへの支援ができます(国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への寄付)
🍉UNRWAへの寄付
🍉国境なき医師団への寄付
🍉「Olive Journal」
市民がつくるパレスチナ情報サイト。パレスチナ連帯のために日本のアクションや情報をまとめてくださっている総合サイトです。
今必要なアクションや寄付などを、総合的にみることができます。
🍉パレスチナ連帯のために日本からできるアクションリンク
↑で引用した総合サイト「Olive Journal」と重複する部分もありますが、アクションのための情報をまとめてくださっているリンク集です。
🍉パレスチナ・オリーブ
パレスチナのオリーブオイル/オリーブ石鹸/刺繍作品などが購入できるお店。
🍉パレスチナ連帯のための「要注意アカウント」リスト
イスラエル政府による虐殺への抗議をするアカウント群には一部……
「イスラエル政府による“ピンクウォッシュ”を批判するのではなく、それに便乗/利用して、LGBTQ差別/性的マイノリティ差別を扇動する」
「イスラエル政府による虐殺を批判する体裁で、更に、ユダヤ人差別をはじめとした他の人種差別や陰謀論を展開する」……などの、差別的なアカウントがいます。
(しかし、虐殺に対する抗議が、真摯な平和的な抗議活動が、各国政府/権力者/マジョリティによって“反ユダヤ主義”“差別的なデモ”だと嘘のレッテルを貼られ括られ、激しい排除や暴力に晒されていることにも、本当に、怒りしかありません。)
上記のリンクは、要注意アカウントについてと、“なぜその拡散が危険なのか”の大事なお話を、丁寧にまとめてくださっています。
信頼できるジャーナリストのアカウントについても併記してくださっています。
⚠️BDSからも、抗議に便乗している差別アカウント/ヘイトスピーチに対して、注意喚起/抗議が発信されています。↓
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xf-2 · 1 year
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『ドラゴンボール』の主人公・孫悟空、『ONE PIECE』のルフィなど、世代を超えて愛されてきたコミック界の人気キャラたち。最近でも『鬼滅の刃』『呪術廻戦』『東京卍リベンジャーズ』『SPY×FAMILY』『【推しの子】』など、ヒット作は数多く生まれているが、かつてのような“圧倒的スター”キャラはいないように思う。その背景には、電子書籍の定着が関係しているようだ。また、支持される“ヒーロー像”にも多様化が見られる。国内最大級の品揃えを誇る総合電子書籍ストア・ブックライブに、令和の人気キャラの傾向を聞いた。 【写真】泉里香の“ナミ”に絶賛の声、爆弾たわわボディを大胆披露で「完成度高すぎ!」
■「令嬢もの」がトレンドなぜ? ハラハラより“安心感”、お決まり展開求める電子読者層
 常時1万冊以上の無料漫画を配信し、利用者数は1500万人以上に上るブックライブ。2011年のサービス開始以来、同社が牽引する形で電子書籍が徐々に浸透し、コロナ禍でさらに加速。斜陽と言われ続けた出版業界だったが、急伸した電子書籍の売上により、21年には市場全体でV字回復を遂げている。  いまや幅広い層が電子漫画を読む時代となったが、同社の書店員を務めるすず木さんは、人気作品の多様化を実感しているという。 「昨今は作品自体が多様化しており、分かりやすい王道もありますが、現在流行として外せないジャンルは“令嬢もの”や“異世界転生”。とはいえ、人気作品はバラバラであり、さらには入れ替わりの早さ、消費されるスピードも早いのが特徴と言えます」(ブックライブ書店員・すず木さん/以下同)  紙媒体が主流だった時代は、作品の世界観にどっぷり浸かり、主人公が辿る軌跡や物語の行く末をじっくりと味わう読者が多かった。しかし、電子漫画が主流となり、SNS上でも作品が投稿されるようになった今、スキマ時間や移動中などでもサクッと手軽にいつでも読めることから、Z世代を中心に、分かりやすく、展開の早い作品を好む層が増えてきた。  趣味の分野においてもタイムパフォーマンスが重視される昨今、漫画にもスピード感が求められ、結末がどうなるか分からないハラハラ感よりも、予定調和な安心感が得られる作品が多い。その点、トレンドの“令嬢もの”は、婚約破棄されました、でも今は新たなイケメンに溺愛されています…、という分かりやすいシンデレラストーリーが心地良いのだろう。  また、『巨人の星』のような汗水たらす苦労ばかりでなく、「その人に合った頑張りをすればいい」という意識の変化も見られる。そもそも努力のない、いわゆる「俺TUEEEE」系だと、元々主人公は最強であり、バッタバッタと敵をなぎ倒す爽快感ある作品も増えている。 「友情・努力・勝利のような王道も人気は変わらずありますが、例えば、今春映画化され話題となった『BLUE GIANT EXPLORER』の宮本大は、サックスをめちゃくちゃ練習しているはずですが、暑苦しい修行シーンとしては描かれていない。コミック界全体的に努力の押し付けが消え、どんどんサクセスしていく姿を見たい、結果を早く見たいといった読者のニーズに沿った展開が多くなった印象です」
■圧倒的スターは不在? 従来のヒーロー像とは「真逆」のキャラが新たな人気者に
 人気作品の多様化に伴い、支持されるキャラクターも一辺倒ではなくなってきている。同社では、日々の勇気や感動、豊かさを与えてくれるキャラクターたちに対し感謝を贈る賞として、2年前に『マガデミー賞』を設立したが、ノミネートされたキャラクター勢にもその傾向が顕著だという。  これまでに2回開催され、今年で3回目。「第1回主演男優賞」には『ミステリと言う勿れ』の久能整、翌年の同賞には先述の宮本大が���出された。審査で最重要視されるのは、“今”にふさわしいか否か、ということであり、その時代を象徴する人間性を持つキャラクターが浮かび上がってくるアワードだ。  年間2000冊以上の漫画を読むというすず木さんは、初回から審査員を務めており、「読者の方々の強い推薦を元に選ばれる賞ですが、特に2022年の結果で顕著に思ったのが、“圧倒的なカリスマは減ったな”という印象です。絶対的1位はおらず、審査が難航することも多々あります」と明かす。  これは「主演男優賞」を見れば著しい。第2回受賞の宮本大(『BLUE GIANT EXPLORER』)は、世界一のジャズプレイヤーを目指す従来の熱血ヒーロー。一方で、第1回受賞の久能整(『ミステリと言う勿れ』)は“頑張らない”が、多角的な視点で、人が日頃からモヤモヤしていることを言語化して人にぶつけるという、これまでになかった新しい価値観を持ったキャラだ。令和に愛される2人のヒーローに共通点がないのだ。翻って過去を見れば、先述の悟空やルフィ、『北斗の拳』のケンシロウ、『ベルセルク』のガッツ、『ガラスの仮面』北島マヤに姫川亜弓など、わかりやすいカリスマキャラが多かった。  久能整に関しては、天然パーマで見た目は冴えず、インテリで奥底にはコンプレックスを抱え、ちょっと“面倒くさい”性格。従来の主人公の「真逆」とも言えるキャラクターだ。すず木さんは、昭和、平成、令和の価値観が混在し、様々な世代間ギャップがぶつかっている今だからこそ、支持されたキャラクターなのではないかと分析する。 「上の世代の人の言うことを聞く、決められたことに従う、と言う時代ではなく、それぞれがそれぞれの主張を発信し、上の世代も価値観のアップデートが求められる時代です。ハラスメント問題、炎上、LGBTQ問題、さらにはコロナ禍があり、人々がそれによる価値観のずれやストレスを抱える中、そういったモヤモヤを言語化してくれる整くんが時代の代弁者として評価されているのではないかと思います」
■ちいかわ人気の根底に「漫画」あり、辛い現実生きる現代人に突き刺さるニヒリズム
 昨年は、審査員特別賞に「ちいかわ」が受賞したことも話題になった。2020年にTwitter上で誕生した漫画「ちいかわ」は、21年に単行本刊行、22年にはアニメ化され、日本キャラクター大賞グランプリ、SNS流行語大賞を受賞。一過性の人気にとどまらず、現在もあらゆる分野で絶えず発売されているコラボグッズの数々は、飛ぶ勢いで売れている。その根底には、「漫画」が起因しているという。 「『ちいかわ』は単なるかわいいだけのキャラでなく、そのシュール感、ニヒリズムが上手く掛け合わさって癖になる面があると感じます。また、従来のキャラクターのようなハッピーな世界ではなく、アンハッピーな世界で生きるという、かわいい系では未だかつてなかったキャラ。その中で、不満を言わずに頑張る姿が応援したくなるのでしょう」  ちいかわは、コロナ禍の時期に誕生し、急激に人気を伸ばしたキャラクターだ。現在も物価高騰、戦争など暗い話題が多く、大勢の人々が苦しい生活を強いられている。そういった辛い現実に向き合う中、ハッピーしかないファンタジーには入り込めず、自分達以上に過酷な状況で頑張るちいかわの姿がリアルな共感を呼んでいる、ということらしい。  かように時代によって求められるキャラは変わっていく。人気アニメや実写の数多くが漫画原作であり、世界に誇る日本のキャラクター文化は漫画から生まれていると言っても過言ではない。今年も5日より、『マガデミー賞2023』の一般推薦がネット上で始まった。今回はどんな顔ぶれが揃い、いかなる世相が浮かび上がってくるのか、期待したい。
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gyohkou · 2 years
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26/11/22
ザベストメニューオブ近所のタイ料理屋がTOM YUM FRIED RICE に決定しました。かなり辛&ちょい酸っぱの水分多めトムヤムソース炒飯で、具材はでっかいミドリイガイ(ムール貝の貝殻に綺麗な緑が混じっているような貝)×2、いか、マッシュルーム。£9.00だから円換算だとちょっとお高めだけど、他メニューよりもはるかにわたし好みの味だから明日も食べちゃうかも。旨辛な味付けによわい。
月曜日に突然英語の流暢さがアップして、先週よりも少し長く喋れるようになった。気がする。ある言語を喋るっていうのは、文法が理解できるとか読めるとか聞こえるとかとは全く別のベクトルの技術であるらしい。(わたしはギター弾けないけど、)コードのことは全然わからないけどギターが弾けるアーティストがいると聞いたことがあり、構造としてはそういう話なのかなと思った。スピーキングっていうのは多分、もちろん基礎練習は大事だけれど、勉強というよりかはもっと身体的なこと、運動や楽器を練習するのに近い。ヨーロッパ系のクラスメイトはtenseもままならないくらい文法が不出来なのに、めちゃくちゃぺらぺらと長い文章を喋る。対してわたしは、文法や語彙はかなりできる方だが、雑談とかディスカッションには弱い。イタリア人に、あなたは文法ができないのによく喋る、わたしは文法ができるのに喋りは下手、なんでなんだろうね?と言ったら、同感だがわからないとのこと。
スピーキングは身体運動だからそれにまつわる全てが楽しい。わからないことはそのままにせず発言する欧米文化に倣って、授業進行を中断する形になっても質問を投げかけたり、自分の意見を言ってみたりするのも楽しい。わたしは多分喋ることがもともと好きなんだけど、英語はリズムがあるから喋ってて気持ちいい。リエゾン(単語と単語の音が繋がること)や、シラブル(一単語に含まれる、一度に発音する音の最小単位)がうまく再現できて、口の中で音が響く感じがすごく好き。中学生の時、英語の授業をやってくれた教育実習生がすごく綺麗に教科書を読んでいて、「発音するのが楽しくて英語教師を目指すようになった」と言っていたのを覚えているが、おそらく同じバイブス。
先週末にワールドカップが開幕してからフットボールの話が頻繁に持ち出されるようになり、ついにPubの大スクリーンでブラジル-セルビア戦を観た。ホールのように広い店内で、グラス片手に立ち見をする客に溢れてライブ会場のようだった。色んなタイミングで大きな歓声が上がったり、(店内はブラジルサポーターが多かったので)ブラジルの応援歌が歌われたりと、自由で、エネルギッシュでよかった。歓声と怒号と、厨房で割れるグラスの音が響いていた。グラスが割れたのは厨房内だけではなくて、隣の席の興奮したサポーターがビールグラスを床に叩きつけて割っていた。すぐさま箒と塵取りを持った店員がやってきて、やれやれ、とでも言いたげに、そそくさと掃除をして消えていったので、Pub観戦茶飯事みたい。ブラジルのリシャルリソン選手が決めた回転ゴールがめちゃくちゃかっこよかった。でも実はこの時、ちょうどお手洗いに立っていて、ゴールの歓声を聞いたのはトイレの中で、実は実はゴールの瞬間を見逃したんだけど...(なぜか見栄?張って、一緒に来ていたクラスメイトに「(ゴールの瞬間)観たよ!すごかったねー!」とか言っちゃったんだけど......)。わたしは昔からこういうところがあって、アルバイトしてた居酒屋の店長のお誕生日会に出席した時、お手洗いに立っている間にケーキが運ばれてきていて、席に戻ったらハッピーバースデーは歌い終わって店長の話も終わってた、という思い出がある。聞くにしのびないね。
属しているコミュニティが学校しかないから学校の話ばかりになるんだけど、先日の宿題で、継続的でネガティブなトピックをひとつ選んでプレゼンする、というものがあった。(海洋汚染、大気汚染、原子力発電、ファストフード等。)興味深かったのは、カタールで開催されるワールドカップの裏側についてのプレゼンで、会場建設に携わった多くの人が亡くなっていること、移民労働者がLGBTQだった場合はカタールの法律に則り違法とされ懲役や罰金が下されること、暑いカタールの会場を冷やす空調設備のための莫大な資金と環境汚染、が問題だという。(英語で聞いたからもしかしたら事実と異なる部分があるかもしれない、ご容赦。)このプレゼンを聞いた日にPubでフットボールを観たんだけど、ワールドカップ開催の影とは裏腹に、純粋に試合観戦を楽しむ人たちで溢れていて複雑だった。2021年に開催された東京オリンピックにも様々な批判が集まったけど、莫大な資金が投じられていて、世界規模で、メディアの注目も集まるイベント(プレゼンしてたクラスメイトはスペイン語が母国語で、mediaticと言ってた。mediaticは英語の辞書には無いらしく指摘を受けていたが、スペイン語でmediatico?はメディアに関係していること表す形容詞みたい。)を簡単には中止できないという意味で、構造が似ているなと思った。
このプレゼン関係で交わされたトピックトークで色んな史実が持ち出され、世界で起こった非人道的な事件は人類が共通して持つべき記憶であるという気づき、それらに疎いがゆえに感じるもどかしさ/恥ずかしさから、この歳にしてようやく世界情勢や歴史に興味が湧いてきた。パリの同時多発テロ事件がどのくらいの規模だったのか知らなかったし、テロとは何なのか説明できなかったし(政治的、宗教的なイデオロギー上の目的達成のために行われる暴力や犯罪のこと)、福島の原子力発電所で何が起こったのか詳しく説明できなかったし。地下鉄サリン事件もテロだよね。昨晩はパリ同時多発テロ事件のwikipediaを読んで夜を過ごした。物事に興味を持つ時は、その物事がある程度のリアリティを持って自分と関係することがきっかけになる。
ちなみにわたしは、核融合発電の問題点をプレゼンした。今世界中にある原子力発電にはウランの核分裂が使われていて、うまく管理しないと核分裂の連鎖反応が起き、福島原発のようにメルトダウンを起こして放射性物質が外に漏れ出たりする。対して核融合は連鎖反応が起こることはなく、安全性が高いエネルギー供給法と言われている。ただ、核融合に使われるトリチウムという物質が全く足りてない問題 / トリチウムを作り出すためにはウランを核分裂させる必要があるけどちょっとずつしか作れない問題 / てかクリーンなエネルギーのためにまた核分裂させるのかよ問題 / トリチウムは半減期が短いから作っても取っておくのが難しい問題 などなど、燃料供給に潜在的な問題ありらしい。ひとつの記事しか読んでないから事実とは異なるかもしれないけど、絶対実現むりじゃん。ウケた。ところで、授業の先生が物理学部卒でロケット自作したり、種子島にロケット見に行ったりしてる人で、宇宙ってロマンチックでいいよね、物理ってかっこいいよねの気持ち思い出してる。(That's why 核融合について真面目に喋ってみた。)
仕事したい。Pubで3パイントもビール飲んだから翌日まで酔っ払ってて、どうしてもお米とお味噌汁を体が欲っして、高いお金出してお寿司とお味噌汁をランチにしたんだけど、日本人としては納得いかないクオリティ。おいしい日本食を出すレストランへ気兼ねなく行くためのお金が必要だし、賄い目当てで日本食レストランでバイトするのもいい。��イ料理はおいしいけどタイ料理は日本料理ではない。
オフィスワークもやりたいから現地エージェントに登録したんだけど、「ご角煮おねがいします」とか、メールの誤字がすごすぎて楽しい。角煮持っていって、わたしがエージェント代わろうかな。
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ここからが本題で、日記を読んだ友人がくれた感想を引用させてもらうんだけど。
"あなたという人間から見える世界の在り方自体は何も変わってないのに、舞台がロンドンになった途端、あなたの生活にストーリー性や瑞々しさが生まれているかのように見えてくるの、おもしろい"
わたしが思っていることをとても上手に言語化してもらった気分だった。わたしは世田谷からロンドンに引っ越したみたいな感覚で、自分の生活が、人生が、場所を変えて継続していくだけで、生まれ変わったとか、輝くものを手に入れたような感覚は全くない。渡英前も、わたし本人よりも、渡英するという選択を聞いた周りの人の方がよほど嬉しそうに、感慨深そうにしていて、不思議だった。(安定と変化を天秤にかける人はいても変化を実行に移す人はそうそういない、すごい、とか、海外へ行くと決めたわたしを見て勇気と元気をもらえた、とか。)
自己認識と他者認識の相違をふまえて、
・自分が経験したことのないことに対して抱く感情は幻想、過度な美化だという可能性 ・客観的に自分の立場や能力の特異性、稀有性を捉えることの難しさ
のことを考えている。わたしは羨ましがりで、SNSで人の生活を垣間見ては落ち込み、友人の近況を聞いては焦り、つまり比較ばかりしていた。しかし、羨ましいという気持ちはわたしが頭の中で作り出した幻想や過度な美化によるものではないか?当人には当人なりの地獄、そして天国。人には人の乳酸菌。追及すべきは自分なりの幸福の形であって、羨望や嫉妬に支配されるのは間違っている。ロンドンでの生活に対する印象が自分と他者で大きく異なるという実体験から、他者を羨むことって実はあんまり中身がないんじゃないか?→過度に羨んで落ち込む必要ない、の回路が形成されてちょっと楽になった。とはいうものの、海外へ行くなんて大したことじゃないよ、と平坦に扱うことは違うとも思う。長期で海外へ行くという選択が容易にできる程恵まれた環境、タイミングであったのは事実だと思うし、それに加えて自分の適性もプラスにはたらいているだろう。わたしは新しい環境に対する適応能力が高くて、異なる価値観を"受け止める"力があるらしい(友人談)。たしかにそうかもしれない。人には各々なりの価値観に至るバックグラウンドがあって、好ましいか否か以前にそれらは全て尊重されるべきだというスタンスが根底にあって、それが異文化の人と接する上で潤滑剤になっている気がする。(好ましくなければ否定はするけど。)このような自分の特異性、稀有性に自覚的でいたい。さもないと他者を傷つけかねない。もう傷つけているんだろうか。
自分からみた世界の在り方はあまり変わっていないけど、大きな変化があったとするならば、時間が正しく流れるようになった。以前は、ひどく綺麗な夕日がとっぷり暮れた後にひとりで夜を迎えるみたいな毎日で、そういう日々の中で流れる時間というのは一方向に規則正しく進んではくれず、途方もない。ところが今は、決まった時間に起きて決まった朝ごはんを食べ、学校へ行って授業を受け、帰宅して夕飯を食べ、勉強して、ゆっくりして、眠る、ことが、無理なくできる。正しく時間が過ぎていく。
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ちょっとポエティックになっちゃったけど、いや、なっちゃったとは言いたくない。大学のサークルの先輩がわたしのTwitterを見て、ポエマーだよね(笑)と言ったのをずっと根に持っていて、今思い返しても腹が立つんだが、ポエティックな言葉はうつくしいだろうがよ。
文脈を忘れたけど、クラスメイトが授業中に Live like your last day. と言い放って、お〜ポエティックでいいね〜、てなったのよかったな。
今週はあんまり写真を撮っていないから、お寿司とお味噌汁の写真を載せる。
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yotchan-blog · 2 months
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2024/7/29 7:59:12現在のニュース
ロシアによる侵略開始以降、ウクライナが初の五輪参加…旗手務めたスビトリナ「最高の栄誉」([B!]読売新聞, 2024/7/29 7:57:35) 自称「ロングキックが武器」の19歳谷川萌々子が30m決勝ゴール、ずぶとさも持ち味[編集委員の目]([B!]読売新聞, 2024/7/29 7:57:35) 水着着用なら目隠し不要 アウトドアサウナ振興を支援、長野県が規制緩和([B!]産経新聞, 2024/7/29 7:57:14) 日銀の金融政策、日米専門家に聞く - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/7/29 7:54:50) 関東~東海で40度予想 秋田、山形では30日にかけ再び大雨に警戒(朝日新聞, 2024/7/29 7:53:29) 「プレッシャーに負けた」「私はすごく弱いんだな」…阿部詩が敗退から4時間後に気丈に語る([B!]読売新聞, 2024/7/29 7:51:48) 新千円札を日銀が寄贈 横浜支店長が神奈川県に報告(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2024/7/29 7:46:32) 川崎市、ECサイト開設 自社商品を海外発信しよう 中小企業の販路拡大を支援(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2024/7/29 7:46:32) 190cm超の相手をパワーで圧倒 加納虹輝、宣言通りの金メダル(朝日新聞, 2024/7/29 7:46:20) 秀才が外した頭のネジ 強みを見つけた花車優が描くメダルへの青写真(朝日新聞, 2024/7/29 7:46:20) 14歳吉沢恋の滑りは「安心」できた…金メダルに導いた「3D」な大技と反復練習[藤沢虹々可の目]([B!]読売新聞, 2024/7/29 7:45:45) 是枝裕和監督「政府による放送への介入を間近に見た」放送法が形骸化した今、元BPO委員として訴えたいこと:東京新聞 TOKYO Web([B!]東京新聞, 2024/7/29 7:45:35) 早実 サヨナラV<高校野球・西東京>(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2024/7/29 7:37:59) 短冊の願い 同点打に��実 早実(3年)・高崎亘弘(のぶひろ)選手<高校野球・西東京>(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2024/7/29 7:37:59) 執念の四球 チームを鼓舞 日大三(3年)・土井貴仙(きせん)主将<高校野球・西東京>(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2024/7/29 7:37:59) 国内初 常設LGBTQセンター開設4年 悩む若者の居場所に 利用者1万4000人超す(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2024/7/29 7:37:59) アーチェリー日本代表支える技術 新潟・燕三条が生んだパーツとは(毎日新聞, 2024/7/29 7:36:27) 平和託すガンジー像 インド政府が江戸川区に寄贈(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2024/7/29 7:29:30) 8月2、3日「第1回浅草まつり」 下町の名店 一堂に(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2024/7/29 7:29:30)
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tobiphoto · 3 months
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10周年『トモダチライフ』と私のブログ(の日本語訳+補足)
元記事: 10th Years “Tomodachi Life” (& My blogs) https://hakoniwa-h.tumblr.com/post/751331018186899456/
本当は6月6日にやりたかったのですが、ご存じの方はご存じの通り、私のPCが壊れまして、現在になりました。 最初の方は『10周年目のトモダチコレクション新生活』を翻訳したものなので後半部分…■Supplementary information(補足情報)からの翻訳+日本向けのニュースリンクを加筆したバージョンになります。
— — — ■Supplementary information(補足情報) この記事を書いた2023年4月18日は日本で地方選挙を前にしていた時期でした。 ・統一地方選 2023 – NHK https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/ (実は2022年11月にしんぶん赤旗が裏金問題をスクープしていたのですが、統一選挙まで各方面の新聞が裏金問題について報道していないというメディア問題も抱えています)
2024年5月19日、日本で女性とLGBTQ+に対する複合的な差別により、難民認定された日本人のレズビアンカップルがカナダに亡命を求めたことが明らかになりました。日本人女性は亡命を求めなければならないほど厳しい環境に生きています。
『トモダチコレクション』を作っている任天堂は残念ながら日本にあり、日本社会の差別的な表現を吸収していると思うことがあります。これはゲームのみならず、マンガ・アニメといった他の媒体にも言える。(そして外へと輸出する)それらの問題を指摘するフェミニストの団体がスラップ訴訟のような攻撃を受け、社会問題となっているのだが、なかなか表には出てこない。報道する側がこの問題をよく理解していないのだと思う。
・日本人の同性カップル、カナダで難民認定 「迫害に根拠ある恐怖」 https://www.asahi.com/articles/ASS5L2F7MS5LUTFL002M.html ・Colabo’s Fights against Sexual Exploitation and Misogyny in Japan Today  https://kyeol.kr/en/node/541 ・【弁護団声明】Colabo関係者及びColabo弁護団に対する攻撃についての弁護団声明 – Colabo公式 https://colabo-official.net/seimei230920/ ・デマを流布し、1億円超のカンパを集め収益化 女性支援団体Colaboが会見で被害を訴え - 生活ニュースコモンズ https://s-newscommons.com/article/352 (補足:生活ニュースコモンズとは  https://s-newscommons.com/about)
ご存じだとは思いますが、『Tomodachi Life』発売前の2014年5月に、ゲーム内で同性婚ができないことが大きなニュースとなりました。正直に申し上げて、当時の私はLGBTQ+問題についてほとんど理解しておらず、なぜこれがこれほどの怒りを引き起こしたのか、完全に理解していませんでした。日本人のほとんどが同じように感じていたと思います。
その答えは、「結婚は男女の間でするもの」という規範を頑なに維持しようとする風潮が日本社会にはあるからです。
日本は(よくも悪くも)外圧に弱い国です。東京五輪で森喜朗元首相が性差別発言をした時も、世界中の女性が立ち上がったおかげで、ようやく彼を倒すことができました。悲しいことに、日本の女性参政権は彼の年齢よりも短いのです。 (森喜朗 1937年生まれ  日本女性参政権(婦人参政権) 1945年) 日本のフェミニストコミュニティやLGBTQ+コミュニティにアクセスしている人は少なく、かなり疲弊しているのが現実です。
私は地方(北海道)に住んでいて、こうしたコミュニティに直接参加できたことがありません。これは大問題です。日本のフェミニズムは都市部に住んでいて、大学に通うことができ、お金があり、コミュニティに参加できる人たちのもののように感じます。
同時に、これは反フェミニストが資金を持っていればフェミニズムコミュニティに簡単に参加できてしまうことを意味します。
LGBTQ+に関する日本の状況はロシアに近いと思います。女性の賃金は男性の75%です。私はこの日本社会で女性として生きています。私がフェミニズムに出会ったのは、2017年に石川優実さんが#Metooをもじったハッシュタグ#Kutoo運動を始めたころでした。フェミニストがネット上で目立つようになったことで、彼女たちがどんな本やメディアを参考にしているのかがわかりました。私がフェミニズムに出会った頃、チョ・ナムジュ著『82年生まれ、キム・ジヨン』を始めとするKフェミニズムが日本で広まりつつあり、その波に乗れたのは幸運でした。
(追記 2024/05/26 読み返していて時系列の混乱があることに気づきました。2017年に世界的ハッシュタグ運動「#Metoo」が起こり、伊藤詩織さんの事件や報道に衝撃を受けました。少しずつ女性たちの告白が積み重なり、私も何か発信したいと思いながら、自分の思いを言葉にできずにいました。それをきっかけにフェミニズムに関する本や記事をたくさん読みました。その中で、石川優実さんの「#Kutoo」(2019)が始まり、フラワーデモ、ある大学教授による公開差別とそれに関連する訴訟などが取り上げられました) ※さらなる補足なのですが、これは『鎌倉殿の13人』を降板した歴史研究家とそれらに関する対女性研究家たちによる裁判&この件で誹謗中傷されていた女性研究家が新たな誹謗中傷に遭い、その新たな誹謗中傷をしていた人物を別な形で訴えた件に関してです。
日本は家族中心の社会で、私たちはそれに縛られ、子どもの頃から「普通」だと思っていたことが「普通」ではなかったことを後に知りました。私たちの権利は不完全で、性教育を含む人権教育は行われていませんでした。
上野千鶴子や田島陽子(WikipediaENに記事が無いんですね、田島さん…)といった有名なフェミニストはご存じかもしれませんが、彼女たちの本は私たちに届きませんでした。日本の書店ではフェミニストの本はほとんど置いていません。先ほども述べたように、女性の賃金は男性の75%です。本を買わないのではなく、買う余裕がないのです。さらに多くの日本の女性は家事に追われ、読書する時間がありません。
他の文化でも同じです。ゲームをする時間も趣味をする時間もないのに、美しくありなさいと言われます。2009年に「女子力」という言葉が流行語になりました。この言葉は「トラッドワイフ」と似た意味を持ちます。いつも可愛くて、料理が上手で、男性を完璧に楽しませることに重点が置かれています。それが流行語となり、私たちは振り回されました。
2009年に何があったが、ご存じですか?
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DS版トモダチコレクションの発売年です。
今、ChatGPTなどのAIが進歩して、こんな風にコミュニケーションできるようになりました(まだ不安定ではありますが)
10周年記念記事では、日本のこうした社会問題に触れ、Miiファンに語りかけたつもりだったのだが、日本ではあまり反響が無かった。
日本は未だに「人権」という言葉を軽視している。スーツを着たオジサンが税金をポケットに入れていても、怒らない老人だらけの国。そして私はそんな社会で溜息を吐く女性の一人です。
日本ではフェミニズムに関する発言をすると、各方面からトロールがすっ飛んでくる社会で、このような片隅のブログでも警戒しなければならないという問題があります。
……長い文章を読んでくれて、ありがとうございました。
もう少しだけ言わせてください。 世界中で起こる様々な困難(注:日本語は曖昧に暈してしまう部分があるので、ハッキリと書きます。ガザ地区のこと、ウクライナ侵攻、各地の紛争、貧困、格差、差別、目をそむけたくなるさまざま)に苦しむ人が多い社会は、私たちにとっても、Miiにとっても生きにくい社会であるということです。わたしはこの小さな島に住むカワイイ住民たちのためにも、生きやすい社会になってほしいと思います。
そして、この文章を読んでいるあなたも少なからずそう思っていると思います。英語が上手くつたわっていることを願っています。ChatGPTとDeepL(そして倫理のために努力しているすべての開発者と個人)に心から感謝します。
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kozuemori · 10 months
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今日の東京は比較的暖かです。今週はやっとクリスマスツリーをかざり、明日からのワークショップに向けて最終調整をしていたら、あっという間に時間が過ぎてしまいました。イスラエルとハマスの戦闘も2ヶ月目を迎え、ガザ地区では1万6248人が死亡し、4万3000人以上が負傷したと伝えられています。戦闘の長期化によりガザ地区の人口の8割を超える約190万人が避難を余儀なくされ、食料や燃料、医療物資などの支援物資が十分に搬入されない中、感染症によって命を落とす人々も増え、状況の悪化がますます深刻になっています。
前回のブログでAIのコードに潜む偏見について書きましたが、今週も似たようなテーマです。以下のニュース記事をご覧になった方も多いと思います。
21世紀の今も焚書や言論の不自由があることに驚きを隠せませんが、日本語訳が出版されないとあって少しでも事実や情報に近づきたく、色々探したら以下の記事を見つけました。拙い訳で長いですが、ポッドキャスト版を全訳したので紹介します。
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バリ・ワイスです。ネットの世界では個人のリアリティの違いによって、特定の人物についての評価がますます二極化しているようです。例えばデイブ・シャペルやジョー・ローガンのような人物も、人によってヒーローか悪役かのどちらかに分かれて評価されているように、アビゲイル・シュライアーもまたその標的となっています。彼女の著作『不可逆的なダメージ』はあらゆる書店や図書館、量販店から締め出されました。2021年にプリンストン大学がシュライヤーの講演を大学内で予定していましたが、脅迫によって警察が出動する事態となったため、別の場所で講演が行われました。参加したのはたった35人で、そのほとんどの人たちが自分が参加しているのを知られたくない為、撮影に協力的ではありませんでした。私は35人以上の人が聞くべき価値のあるものだと判断したので、シュライアーの講演内容を知って欲しいと思います。
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リスナーの皆さんこんにちは、アビゲイル・シュライアーです。これから私がプリンストン大学で講演した内容をお伝えしようと思います。
(以下、プリンストン大学の学生に向けて行われた講演内容:カッコ内は私が付け足しました)
私が最もよく受ける質問は、多くの面接官が高尚なことを聞くふりをしながらするような内容です。「嫌われるってどんな感じですか?」興味本位でこのポッドキャストを聴いている方の中にも知りたい人がいると思いますが、「GLAAD(アメリカ国内でLGBTのイメージに関するメディアモニタリングを行う非政府組織)のブラックリストに載るってどんな感じですか?」「ACLU(アメリカ自由人権協会)の一流弁護士たちがあなたの著作を出版禁止にするのはどんな気分ですか?」「一流大学が卒業生のあなたを認めないのはどんな感じがしますか?」「以前は味方だった意識高い系の人々の好意を失うのはどんな感じですか?」
まずは私自身のことを少しお話ししましょう。きっと皆さんとそれほど違わないと思います。私はメリーランド州判事の娘として、メリーランド州の多人種が入り混じった郊外で育ちました。ユダヤ系のコミュニティ・デイ・スクールに通い、高校時代にはワシントン・ジューイッシュ・ウィーク紙の記者として働き、学校新聞の編集にも携わりました。コロンビア大学に進学し、ケレット奨学金を得てオックスフォード大学で2年間学びました。その後、イェール大学ロースクールで法学の博士号を取得し、クリントン政権が任命したD.C.巡回控訴裁判所の事務官を務めました。
法曹事務の職に就いたばかりの時にロサンゼルス在住の男性からヘッドハンティングされた私は、その年の暮れに当時の恋人を追ってカリフォルニアに行くことを決めました。そしてロサンゼルスで超一流の法律事務所に就職し、日々の業務に追われ、感覚が麻痺状態でした。私は恋人と結婚し、妊娠期間の奮闘後、法律事務所を辞めて3人の子どもを授かりました。子どもたちに本の読み聞かせをし、下手な歌を歌い、出版できない小説を書き続けました。以前から私を知る人は、何て無駄なことをしているのかと不思議に思っていたでしょう。
私は地元のユダヤ系新聞にいくつかの論説を書き始めましたが、そのうちのひとつをウォール・ストリート・ジャーナルの編集者が見つけ、ウォール・ストリート・ジャーナルに投稿しないかと誘ってきました。そして、その年のうちに13本の論説をウォール・ストリート・ジャーナルに寄稿しました。そのうちの一つの論説がある読者を惹きつけ、彼女の10代の娘が突然性転換をしたという話を伝えてきたのです。その話について調査し、報道する記者を探しましたが誰も名乗り出なかったので、私は自らその仕事を引き受けました。その時の私の調査結果が『Irreversible Damage: The Transgender Craze Seducing Our Daughters』(直訳:不可逆的なダメージ:娘たちを誘惑するトランスジェンダーブーム 日本語版タイトル:不可逆的なダメージ あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇)というタイトルで出版されたのです。
ですから、私は挑発者ではないのです。人を怒らせることで快感を得ることはないですし、論争の渦中に身を置くためにわざわざ事を荒立てる必要性も感じません。『諦めない』『効力を持つ』この2つが組み合わさると、論争の中心になることがあるのです。
なぜ、私は諦めないのでしょうか?なぜこれほど多くの10代の少女たちが突然トランスジェンダーだと認識し、自分の体を変えたいと熱望しているのかについて、私がごく標準的なジャーナリスティックな調査したことが他者の怒りを買うことになったのでしょうか?そもそも、なぜ私はこの本を書き、それで良かったと思っているのでしょうか?
皆さんなら、決められた台本から外れるたびに遭遇する不愉快な出来事の一部をご存じのはずです。では改めて、多くの憎しみの的になるのはどんな感じなのでしょうか?それは自由を謳歌している感じなのです。それが今夜、私がお話ししたいことです。
哲学を学んでいた学生時代、私は自分の意志は自由であるかどうかについて膨大な時間をかけて考えていました。これは誰もが思うであろう「自由に」行動したと言えるのか、という形而上学的な問いです。そして、ほとんどの哲学者は私たちの意志はそれほど自由ではないと考えているようでした。形而上学的決定論者たちは、人間のあらゆる行動は最終的に素粒子の波動関数によって説明でき、ニューロンが発火し、私たちが自由に決定したものは何一つないという世界を描いていました。
形而上学的決定論者でなくとも、人間の意思決定やその背後にある理由は、その人の生い立ちや経験、あるいは先天的な個性によって構成されるという明白な問題に皆さんは直面してきたはずです。人間の自由意志と決定論とは両立するという説を支持する適合主義者は、人はせいぜい自分の動機と好みに従って生きることを望むことしかできないと主張しました。つまり、動機と好みは個性によって大きく左右されると認識されてきたのです。
かつて18世紀の決定論者ホルバッハ男爵は「人間の行動は決して自由ではない。それらは常にその人の気質、受け継がれてきた考え、そしてその人が形成した幸福の観念、さまざまな模範によって、教育によって、日々の経験によって強化された自分の意見の必然的な結果である」と書いています。
私は学生の頃、ホルバッハの言う通り、私たちの動機は自分の性格や生い立ち、そして受け継がれてきた考えによって決まるのかもしれないという心配に囚われながら、彼の主張を読んだことを覚えています。
2021年の現在において、私たちは自分の自由意志が受け継がれてきた考えと自分自身の個性によって形成されたものかもしれないと心配することは、ちょっとした余裕のように思えます。今日、私たちは何かを望む前に、まずは携帯電話を開き、自分の意志とは異なる考え方や見方、他人の投票結果などの情報によって、自分の意思を操っています。つまり、昔は完全に自由でなかったかもしれませんが、今はそれよりも更に自由を失っているのです。
どのマッチングアプリも、数少ない同じ魅力的な交際相手を選ぶように誘導され、Spotifyは同じ音楽を好きになるように働きかけ、Amazonは特定の本を購入するように薦め、他の本から遠ざけます。Amazonがあなたに勧める本が、中立的なアルゴリズムだけに基づいていると思っているのなら、今すぐその思い込みを解いてあげましょう。私はかつてAmazonに勤める情報源の一人に尋ねたことがあります。彼は購買者の検索結果がどのように操作されているかを調査し、事実上ほぼすべての検索結果が前大統領夫人ミシェル・オバマの著作『Becoming』(日本語版タイトル:マイ・ストーリー)を勧めることになった事を伝えてくれました。
その逆もまた然り。Amazonのアルゴリズムによって、どれだけ売れたか、あるいは特定の人がどれだけ購入する可能性があるかにかかわらず、決して勧められない本があります。少なくとも、そのような本が一冊存在します。それが何なのか、想像してみてください。
重要なのは、皆さんの意志は弄ばれ、破壊され、操られているということです。しかも、かなり陰湿な方法で。Googleが私たちに特定の検索結果を促しながら決められた視点へ導くのは、決して驚くことではありません。しかし、Wikipediaでは議論の対象となっている項目に対して編集者が割り当てられ、その中にはイデオロギーに傾倒した活動家もいて、その多くがあなたを非常に特殊な見解に導いていることをご存知でしょうか。
もし皆さんがそうしたWikipediaの記事や偏ったファクトチェッカーの報告に基づいて意見を形成して行動するならば、あなたは意志の自由を行使していることになるのでしょうか?見えない説得者たちによって、あらかじめ決められた結論へと誘導され、絡め取られ、突き動かされているとすれば、おそらくそうではないでしょう。おそらく皆さんは、ヴェニスのムーア人と同じような気の毒な状態に置かれています。弄ばれ、転覆させられ、操られ、誰かの計画を実行し、彼らの望む方向へと歩みを進めているのです。
私たちはここ数年、この種の操作が政治的分裂の根源であるかどうかを議論することに多くの時間を費やしてきましたが、さらに基本的な問題、つまり良心の自由、ひいては自由意志をいかに妨げてきたかについては、十分な注意を払ってこなかったと思うのです。
世論調査によればアメリカ人の3人に2人近くの62%が、不人気な意見を表明することを恐れていると答えています。それは自由な国の自由な人々とは思えない結果です。私たちは毎日、評価と職業の機会を失うことを覚悟の上で、真面目に受け止めることを期待される虚偽の情報を強制されているのです。
・生理があって妊娠する男性もいる 
・勤勉さと客観性は白人の特徴である 
・自分の本当の性別を知っているのは子どもだけだ 
・トランス女性が女子スポーツで不当に有利になることはない 
最後の例は、女子スポーツにおけるトランス女性についてです。プリンストン大学の学生でエリー・マーカートという名の素晴らしいアスリートは、1年生の時に500ヤード自由形でアイビーリーグ記録を樹立した水泳選手です。2019年11月、エリーは大会最高記録を保持していた500ヤード自由形で、ペンシルベニア大学の22歳の生物学的男子生徒との競泳において約14秒もの大差で敗れました。現在、その選手は女子水泳で複数の米国記録を保持しており、多くの優秀な生物学的女性アスリートたちの努力を消し去り、女性たちが何世代にもわたって闘い続けた後に獲得した権利を軽々と奪い続けています。
エリー・マーカートはプリンストン大学のために全力で戦いましたが、果たしてプリンストン大学はこの不平等な現状において、いつ彼女のために戦ってくれるのでしょうか。「もうたくさんだ」という学生たちの抗議の矛先をどこに向ければいいのでしょうか。男性としての思春期の恩恵をフルに享受してきた生物学的男性、すなわち、生物学的女性より大きな心血管系や40%増の上半身の筋肉量、より多くの速筋繊維や、より多くの酸素を供給する血液をもつ選手が、男子チームで3シーズン選手としての経験を積んだ後、今度はトランス女性として生物学的女性と競い合うことを決意し、この国のトップ女性スイマーの記録を打ち破ったのです。それは勇気ではなく、ただの破壊行為です。
この事実において、声を上げるべき点はどこにあるのでしょうか。ちょっと想像してみてください。もしあなたがプリンストン大学の女子水泳部員だとしたら、どう思うでしょうか。NCAA(全米大学体育協会) の競技が公平で冗談以外の何者でもない事を知っているふりをしなければならないのです。男性から「もっと泳げばいいんだ」と説教され、言いたいことも言えないとしたらどう思いますか。「女の子たち、銀メダルに感謝して次はもっと頑張って」というメッセージをどう受け取りますか?そうしたレベルの抑圧が、彼女たちの魂をいかに歪めているか想像してみてほしいのです。
では、女子水泳選手が全員試合を放棄し、こう言ったとします。「私たちはどんなライバルにも真っ向から立ち向かいたいと思っています。でも、こんな茶番のために毎朝4時に目覚まし時計をセットし、登校前と放課後に何時間もトレーニングをするために子ども時代を過ごしたわけではないのです。」
学生たちがそうした波風を立てない理由は、ゴールドマン・サックスやニューヨーク・タイムズのインターンとして働く機会を望んでいて、その可能性を危険にさらしたくないからです。けれど最も優秀で有能な若者たち(プリンストン大学の卒業生のことです!)を引き抜き、その会社の言うとおりに考え、口をつぐんでいなければそこで働くことはできないと言うような機関は、本物のゴールドマン・サックスではないし、偉大な新聞社でもありません。それはかつての素晴らしい機関の抜け殻であり、そこで働く価値はありません。大学の卒業生たちに話を聞くと、まるで共産主義政権下で暮らす人々のようです。もし皆さんが声を上げようとしないなら、それが皆さんの将来を担っているアメリカの実態なのです。
この国で最も素晴らしい教育機関のひとつで学びながら、卒業後は就職先の言うとおりに考え、決められた台本に従わなければならないのなら、果たしてそこに生きる意味はあるのでしょうか?コンピューターは私たちよりも計算が圧倒的に得意ですし、より複雑なあらゆる作業もこなせるようになるでしょう。しかし、コンピューターは原則に立つことができません。コンピューターには不正な競争に信頼性を加えることを拒否し、次の女性選手が声を上げるのをより難しくすることを拒否する機能がありません。コンピューターが知り得ないのは、嘘に屈することなく真実を公然と語るとき、人間の意志が発揮される栄光の瞬間です。
私は人々を挑発するために『Irreversible Damage』を書いたわけではありません。もっと自由な世界だったら、この本が論争を巻き起こすことはなかったでしょう。この本を書いたのは、それが真実であることを知ったからであり、私が発見したこと、つまり、多くの10代の少女たちを取り返しのつかないダメージへと導く、社会的伝染病の存在を記録しておくことが正しいと信じているからです。そして、もし私がこの本を書かなかったら、さらに多くの少女たちが自傷行為へと導くアイデンティティ運動に巻き込まれていただろうと思っています。けれど、それを食い止める目的で書いたわけではなく、単にそれが真実だから書いたのです。
3月に上院司法委員会の前で証言したとき、私はまず最初に、ゲイやトランスジェンダーのアメリカ人が、アメリカの歴史のどの時点よりも汚名や恐怖を感じることなく生活できる現在のアメリカに住んでいることを誇りに思うと述べました。それこそが自由の栄光であり、成熟した大人が本物の人生を歩み、自らの運命を切り開くチャンスなのです。そして、成熟した大人が自分でそのような選択をすることを社会が認めることは、自由な社会の絶対条件なのです。ジェンダー・イデオロギーの誤った独断的な主張を拒絶しても、私はトランスジェンダーとしてアメリカ人がアメリカで活躍し、夢を実現するのを見たいと願っています。
私がこの本を書いたのは、ある母親とティーンエイジャーの娘をはじめとする何十人もの人々の体験談が私を突き動かしたからであり、私の素晴らしい母校がこの本を祝福してくれると思ったからはありません。祖母の世代の女性たちが得られなかった教育の機会を孫の世代である私が得たことの意味や、両親が私の教育のために払った犠牲の目的、教授が私のために割いてくれた時間の目的が、強制的な行進を強いられながら人生を盲目的に突っ走ることであってはならないと思ったからです。両親や恩師が私に捧げてくれたすべての時間の意味は、世界最高精度の操り人形になることではなかったはずです。それが特権の意味するものではなかったはずです。
Spotifyの社員は、ジョー・ローガンと私のポッドキャストエピソードを放送したことを理由に、会社に不当な要求を突きつけました。アマゾンの従業員は、私の本を扱い続けるなら辞めると会社を脅しました。GoFundMeは、私の本を宣伝するために設立された親たちによる草の根募金を閉鎖し、ACLUは100年以上にわたる使命のすべてをゴミ箱に捨てたのです。このような暴挙は力の誇示でもなければ自由でもなく、隷属に近いのです。
もし皆さんが自分の意志を行使する勇気があるなら、最高裁判所の判事の椅子に数十年にわたって座り続けることができるでしょう。そして、皆さんが最高齢のメンバーで唯一のアフリカ系アメリカ人として優れた職務を誠実に果たしたとしても、アメリカのどの小学校も皆さんの名前を冠することはないでしょう。それがトーマス判事(アメリカの最高裁判所の保守派判事)自身ではなく、彼を非難する人々の評判を下げる実態だと思わない人はいるでしょうか?
形而上学的な意味で、私たちが本当に自由であるかどうかは私にはわかりませんが、もし宇宙が最後の素粒子に至るまで完全に決定されていないのであれば、自由も程度に応じて認められることになります。そうだとすれば、この10年間で私たちははるかに自由を失っていることになります。つまり今のあなたと同じ年齢だった時のあなたの両親が持っていた自由の大部分を、皆さんは失っているのです。自由を取り戻すこと、それが皆さんが要求すべき権利です。自分の考えを思慮深く、礼儀正しく、不快感を与えないことはもちろんのこと、それ以上の目標を持って主張する権利を取り戻してください。自由な国民を窒息させ、肺一杯に吸い込める自由な空気の爽快感を忘れさせようとする以外の理由もなく、人々が自由に発言することのできない真実のリストは急速に増大しています。
もし皆さんが自分には代名詞(LGBTQの文脈のプロナウン「私(一人称)」「あなた(二人称)」ではなく、「彼」「彼女」などジェンダーが関わってくる三人称)があると信じている、あるいは代名詞を持ちたいと思っているのであれば、特権としてそれが認められるべきです。聴衆を混乱させたり、議論を泥沼化させたりすることがない前提で、誰かからその人自身の代名詞を使うことを頼まれた場合、私はいつでもそうしますし、それが礼儀だと思います。でも私は私自身の代名詞を述べませんし、あなたがもしジェンダー・イデオロギーを信じていないなら、そうすべきではありません。自分の代名詞を述べるとき、あなたはジェンダー・イデオロギーの教理問答、つまり、対象者以外には知ることのできない、言い表せないジェンダーが存在するという信念に参加していることになります。 つまり私が自分で女性だと言わない限り、誰も私が女性であることを知ることができないのです。 私はそれを信じませんし、無意味だと考えています。代名詞を尋ねられたとき、私はこう言います。「私は女性です。」あなたの自由を取り戻してください。今すぐ、奪い返してください。
精神科医や小児科医は、思春期の子どもからアゴニスト剤を投与するよう要求されたとき、それに抵抗することを恐れていると私に言います。なぜなら、リスクや決断の性急さを指摘されたら、医師免許を剥奪されるのではないかと恐れているからです。また、親たちは子どもたちが通う学校の革新的な教師やソーシャルワーカーに反発することを恐れている、と私に語ります。そして、ここプリンストン大学で得た素晴らしい教育も、ある日突然、自分の専門分野で嘘が優勢になっているのを目の当たりにし、せいぜい匿名で私と電話で現状を嘆くのが精一杯ということになれば、すべてが無駄になってしまいます。皆さんはもうすぐプリンストン大学を卒業します。自尊心を示し、自由を取り戻してください。
自分の意志が試されるのは、期待されたことだけをする瞬間ではありません。コンピューターが成し遂げていることを超えるのは、決められた台本に書かれた台詞を読むことではありません。事前に誰かに承認された合唱団の無個性なメンバーになれたと思った瞬間、その姿は跡形もなく消え去ってしまうのです。
これから皆さん一人ひとりに重要なチャンスが訪れるでしょう。病院や銀行、法廷や新聞社で、自分が間違っていると知っていることが起こるのを目の当たりにするでしょうし、もう既に経験しているかもしれません。いつか幸運にも子どもを授かった時、自分がその子どもにとってこの世で最高の防衛手段であることに気づくかもしれません。そんな時、自分の意志の核心が何かをするように、何かを言うようにと働きかけてくるでしょう。そんな時、人形みたいに何もせずに座っていてはいけません。
私は43歳で、ここにいるほとんどの人に年をとった人物として見られていると感じています。でも、そう遠くない未来、皆さんも目が覚めたらあっという間に43歳になっています。これまでの人生を振り返ってみると、私が最も誇りに思う決断、つまり予期しないキスのような瞬間は、アルゴリズムに従った時ではなく、アルゴリズムに逆らい、生きていることの魔法とパワーを一瞬でも感じたときなのです。自分だけの極上の喜びを一瞬でも感じたとき、自分が何かの目的のために存在し、自分の住む世界よりも良い世界を残せる可能性があるという、まぎれもない感覚を味わった瞬間です。その感覚は堅実にキャリアを積んだとしても得られるものではないですし、左翼のスター生徒になったとしても訪れない瞬間なのです。
失敗する可能性があることを承知の上で、自分自身を捧げる結婚相手を選ぶとき、安全や成功の保証がない冒険の世界に子どもを導くとき、皆さんはそのようなスリルを味わうのです。勇気を奮い起こして人生を切り開くとき、勇気を出して人生を形作るとき、それはあなたがこの世を去った後も残るものです。 真実を公の場で、慎重かつ明晰に話すとき、そして皆さんが世界に向けて「お世辞を言って私を買うことはできません。 私の同僚かクラスメートという他の商品でも一括購入してみたらどうですか? 私自身は商品じゃありません。」と言うときです。
ありがとうございました。
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私はジェンダーを二分化したどちらかにある固定した存在ではなく、立体的なスペクトラム(連続体)の中にある常に形や色が移ろう存在といったイメージで捉えています。つまり、0か1か、黒か白か、女性か男性か、ではなく、その広大なグラデーションの中のどこかに、全員が一人として同じところに存在せず、常に形や色を変えて上下左右に揺れ動きながら移動しているような、曖昧ではっきりと定義できないものだと感じています。ですから、私は自分の生物学的な性別を受け入れていますが、だからと言って完全に女性だと思っているわけでも、決して男性ではない、と感じているわけでもないのです。
自分のジェンダーと生物学的な性別の関係については、本人の自由意志によって選択されることが大切だと思いますが、シュライアーさんは講演の中でジェンダー・イデオロギーだけでなく、自由意志についても多くの例を挙げながら言及しています。私自身はそれが彼女の本の1番の訴求点ではないかと想像しています。それについても自由意志はある、自由意志はない、という極端な二分化の中ではなく、自由意志に基づく傾向のあるもの、自由意志に基づかない傾向のあるもの、というあやふやなスペクトラムの中にその実態があると感じます。例えば前者については、純粋な祈りがあると思います。でも、私たちは常に先入観や思い込み、恐れや強迫観念といったエゴに操られているので、自由に自由意志を持つことは難しいのです。内省や瞑想がそれに近づく道ですが、それを選択する際にも、自由な自由意志が求められます。
この講演の中に、「自分の意志の核心が何かをするように、何かを言うようにと働きかけてくるでしょう。」という一文がありますが、これはまさしく私たちの持つ直感を意味していると思います。直感に基づいて行動することは、最も自由な自由意志の現れです。
この本の日本語版が発売中止になり、とても残念です。自らの自由を求めて戦っている人々が、他人の自由を認めないことが矛盾する行為だと、なぜ気づかないのでしょうか。
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2024年春学期クラスへのお申し込みを受付中です。新たに単独でのアウェアネスベーシック前期クラス(全5回)を含むラインナップが揃っています。
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新たな年を迎え、共に霊性開花の光を灯し続けましょう。皆さまのご参加をお待ちしています!
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emily-et-tommy · 4 years
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生まれてはじめて言葉にする、私の恋愛に対する感覚についての話ーアセクシュアリティのことー
「私って”アセクシュアル”だったんだ。」これまでずっと自分だけのものとして曖昧に受け止めてきた自分の恋愛や性愛に対する感覚や感情が、客観的に分類され、定義付けされうるものであることを、私は29才の今になってはじめて知った。
 そのきっかけとなったのは、昨年末から今年の初めにかけての、一連の映画体験と読書体験だった。私は年末、友人から勧められ、自分でも気になっていた『燃ゆる女の肖像』という映画を観に行った。この作品は、端的に言うと、出会ったばかりの二人の女性が、日々共に時間を過ごす中で対話や交流を通して互いに心を通わせ、徐々に惹かれ合ってゆく物語なのだが、私はこの作品を観て「私はやっぱり女性に恋愛感情や性的欲望を抱くわけではないんだな」と、突然はっきりと自覚することになった。
それまで私は、子供の頃から異性への恋愛感情を強く持ったことがなく、むしろ同性である女性の芸能人ばかりに熱烈に惹かれ応援しているようなところがある人間だったので、「もしかしたら私は女性が好きなのかもしれない」と、自分のセクシュアリティに曖昧さを抱きながらずっと生きてきた。けれども、この映画を通してはじめてちゃんと女性同士が恋愛的に惹かれ合い求め合ってゆく姿を目の当たりにしたことで、それが自分が必要としているものでも、自分に起こりうる感覚や感情でもないということを、明確に理解したのだった。
そして同時に、自分の中で「私は同性愛者であるかもしれない」という一つの可能性が消えたことで、それまでフェミニズムやジェンダー関連の本を読む中で時々見かけてきた「アセクシュアル」や「アロマンティック」という言葉が、ふいに頭に浮かんできた。すぐにオンライン書店で「アセクシュアル」という言葉を検索し、唯一出てきた『見えない性的指向 アセクシュアルのすべてーー誰にも性的魅力を感じない私たちについて』(明石書店)(以下、『アセクシュアルのすべて』)という本を取り寄せた。
読み始めてみると、そこに書かれていることの一つ一つがあまりにも「そう、それそれ!」と思うことばかりで、私は正真正銘「アセクシュアル」なのだとわかった。
 ほぼ時を同じくして読んだ、大前粟生さんの『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』という小説も、その確信をさらに強くさせた。表題作の「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」の主人公である七森という男の子は「ひとを友達として好きという気持ちはわかる。恋愛対象として好き、というのがわからない。」という思いを抱えながら大学生活を送っているのだが、彼の感覚や思考は、まさにほとんどそのまま、学生時代や今の私そのものだった。その物語の中でも、解説や帯でも、七森がアセクシュアルだなんてことは一言も書かれていない。でも彼の恋愛に対する感覚は、まさしくそれでしかあり得ない、と思った。
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 アセクシュアルとは「誰にも性的に惹かれない人の性的指向」であり、アロマンティックとは「誰にも恋愛感情を抱かない人を指す恋愛指向」のことを指す。アセクシュアル(誰にも性的に惹かれない)であることとアロマンティック(誰にも恋愛感情を抱かない)であることは別の問題で、アセクシュアルでも他人に恋愛感情を抱いたり、恋愛関係を築きたいと思う人(ロマンティック)もいれば、アセクシュアルでアロマンティックの人も存在する。
ロマンティック指向にも様々な種類があって、異性や同性に恋愛感情を抱く人がいるのはもちろん、めったに恋愛感情を抱かないものの、感情的に親密になった人にだけ恋愛感情を抱くことのある(外見などでの一目惚れはしない)「デミロマンティック」や、アロマンティックとロマンティックの中間の曖昧なロマンティック指向を持つと自認する「グレイロマンティック」など、かなり多様な種類やグラデーションがあるらしい。(『アセクシュアルのすべて』にはとても詳しく丁寧にセクシュアリティやロマンティック指向について書かれているので、気になる方はぜひ読んでみてください。)
ちなみに私は今のところ、自分のことをアセクシュアル(誰にも性的魅力を感じない)・グレイロマンティック(かなり希薄だが、恋愛感情を感じることがある)だと認識している。
 大学生の頃に、ゼミでの活動や学びを通して自分の考えや思いを言葉にする術を獲得してから、私はSNSを通して割とあけすけに、自分の好きなものや、自分が見たり読んだり経験したことについてたくさんのことを言葉にしてきたけれど、「恋愛」に関してだけは、ほとんど口を閉ざしてきた。恋愛に関しての友人との会話の中で、自分と同じ感覚を持った人の話は聞いたことがなかったし、今まで読んだり見たりしてきたどんな漫画や小説、ドラマ、映画にも、自分と近しい恋愛や性愛についての感覚を持った人物は登場してこなかった。だから、「恋愛の好きがわからない」という自分の感覚は、誰かに話していいものなのかもわからなかったし、話しても、心配されたり、信じてもらえなかったり、変だと思われるかもしれないと思うと、自然と、自分から進んで恋愛に関することを口にすることはなくなっていった。
でも、「アセクシュアル」という言葉や概念の存在を知った今、私はようやく、「ああ、私がこれまで抱いてきた感覚や感情は、決して私一人だけのものではなく、この世にちゃんと存在している、誰かと共感し合えるものだったんだ。だから、もっと堂々と言葉にしてもいいんだな。」とはじめて思うことが出来た。
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 思い返せば10代の頃から、私は恋愛感情の「好き」があまりよくわからない、と思いながらずっと生きてきた。小学生の頃や中学生の頃は仲の良い男友達もいて、「好きな男の子」という存在もいちおういた。中学三年の時、一緒に話していてすごく楽しい、一番仲の良いクラスメイトの男友達のことを「好き」なのだと思って自分から告白して付き合ったことが一度だけあったけれど、付き合い出してしばらくして、自分がその子に対して抱いていた「好き」という感情は、世間一般でいう恋愛の「好き」とは違うものなのだと気づくようになった。自分の中で、彼に対しての気持ちが恋愛としての「好き」ではないのだという思いが日増しに大きくなっていく一方で、彼の中では恋愛としての「好き」の感情が大きくなっていくのを感じて、居心地の悪さと申し訳なさでいっぱいだった。
元々人として大好きな友人であり、自分から告白した手前、なかなか別れを切り出せずにずるずると半年ほど付き合っていたものの、もう恋人として付き合っているのは限界だと感じて何とか「別れたい」と告げた時には、彼を傷つけて泣かせてしまい、その時私は「もう誰かに軽々しく好きと言ったり付き合ったりするのはやめよう」と心に誓った。
 高校生の頃も、文化祭で知り合って親しくなった、地元が一緒の他校の男の子と、放課後に会って公園のベンチでお互いの共通の趣味や部活の話をしたり、好きな音楽のCDを貸し合ったり、休日にカフェで一緒に勉強したり、二人で遊びに行ったりと、はたから見たらほとんどデートのようなことをしていたこともある。私には、彼と一緒にいて楽しい気持ちや居心地の良さ、好ましさは感じても、それが恋愛の「好き」なのかどうかはやっぱりわからなかった。そして、手を繋ぎたいとか、キスをしたいとか、その先に進みたいとか、そういう感覚や感情についてはもっとわからなかった。
 その男の子は私のことを恋愛感情として好きでいてくれて、高校の三年間の間に三回も告白してくれたのだけれど、恋愛の「好き」の気持ちがわからない私は、どうしても彼と「付き合う」ということに踏み切ることが出来ないまま年月が過ぎ、いつしか彼とは疎遠になった。付き合うことはしないのに会い続ける関係性を、女友達から「残酷だ」と言われたこともあった。
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 私の中には、恋愛感情の「好き」という気持ちや、誰かに性的に魅力を感じるという感覚が、ほとんど存在していない。友達に感じる、一緒にいて楽しいとか嬉しいとか、大切だな、好きだな、愛おしいなと思う気持ちと、家族に対しての愛情や素のままの自分をさらけ出すことの出来る居心地の良さや安心感、そして眩しく輝いている同性の芸能人の女の子たちの存在とその魅力に強く惹きつけられる気持ち。私が人に抱く「好き」の感情は大きく分けてその三種類しかなくて、それは30歳を目前にした今でも変わらない。
「恋愛の好きがわからない」、「これまで一度も盲目的に好きになるような恋をしたことがない」、「恋愛や異性にあまり興味がない」という話をすると、過去に何か嫌な経験やトラウマがあると思われたり、同性が好きなのかと思われたり、”まだ”本当に好きな人に出会っていないのではないかと思われることが多い。実際、私は物心ついてから大人になるまで、男性芸能人には一切興味がなく、女性芸能人しか好きになったことがないので、「私はもしかしたら女性が好きなのかもしれない」と思っていたこともあるし、”まだ”みんなのように心から好きだと思う人に出会っていないだけなのかもしれない、と思っていたこともあった。
 でも、以前She isで書かせてもらった、眩しい世界で活躍する同性の女の子たちに強く惹かれる気持ちを綴ったエッセイ(https://sheishere.jp/voice/201802-emily/)にも書いた通り、私は強い気持ちでアイドルやモデルや女優として輝く魅力的な女の子たちに尋常ならざる「好き」の気持ちを持ち続けてきたものの、それが恋愛感情や性的な感情であったことは一度もなかったし、どんなに大好きで大切に思う女友達のことも、恋愛や性的に惹かれると言うまなざしで見つめたことは一度たりともなかった。
 そして、10代後半から20代を経て、30代を目前に控えた今になっても、物語の中や世間一般の価値観として幾度となく触れてきた、恋愛感情を伴った「好き」という気持ちを、私は誰か特定の人に対して抱くことは出来ていない。20代前半の頃までは”まだ”そういう人に出会えていないだけなのかもしれないという気持ちがうっすらとあったけれど、もうここ数年は「私はきっとそういう感情を抱かない人間なのだ」と思うようになっていた。
それでも、やはり他に同じような感覚を持つ人に出会ったことがなかったので、私はなんだか煮え切らないような、曖昧で漠然とした不安や心許なさのようなものをずっと抱えていた。
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 ご存知の方もいると思うが、私は去年の夏に、約5年交際し、3年ほど一緒に住んでいた7歳年上の男性のパートナーと結婚した。彼とは以前勤めていた会社で出会い、二人でご飯を食べに行ったり飲みに行ったりしているうちに、付き合うようになった。彼に対して明確な言葉でそう伝えたことはないけれど、私は出会った頃から今まで、彼に対してもやはり、恋愛的な意味で強く「好き」と思ったことはない。彼の存在は、私にとって「恋人」というよりも「家族」がしっくりくるものだ。 
 はじめて仕事終わりに二人で飲みに行った時から、私は彼と一緒にいると、普段のままの素の自分でいられたし、緊張したり会話が弾まなくなったりして気まずくなることもなかった。彼と出かける���は楽しかったし、一緒にいるのは安心出来て���とても居心地がよかった。お互い、特別趣味や興味関心が大きく一致しているというわけでもないけれど、お互いの好きなものを押し付けたり否定したりすることなく、干渉しすぎず、尊重し合え、素の自分でいられ、生活面でも無理なく協力し支え合える関係性が心地良いと思っている。
それでも、彼は私と同じアセクシュアルなわけでなく、最も一般的なシスジェンダー(性自認が生物学的な性別と一致している)・ヘテロロマンティック(異性に恋愛感情を抱く)でヘテロセクシュアル(異性に性的魅力を感じる)の男性なので、私のような恋愛・性的志向を持つ人と一緒にいることをどう思っているのか、彼のことを傷つけてしまっていないか、不安に思わないわけではなかった。
さらに、これまでの人生で触れてきた様々な物語やエピソードの影響によって、結婚とはどこか「この人しかいない!」という運命的な強い感覚や感情を伴うべきものであると思っているところのあった私は、彼と結婚することを何を根拠に決意していいのか、ずっと逡巡していた。学生時代の友人や、同世代の会社の同僚たちが次々に結婚し、自分も結婚に向けて進んでいく中で、世の中の人たちは、一体何を決め手に結婚に踏み切っているのか、切実に知りたいと思ったりもした。
でも、自分がアセクシュアルであると明確に理解することが出来た今は、結婚することの根拠を、必ずしも恋愛・性愛的な感情の強さに求めなくてもいいのだと思えて、今のパートナーと結婚することに決めたことを、これでよかったのだと素直に納得することが出来るようになった。
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 統計によると、アセクシュアルの性的指向を持つ人は、人口の中で1%にも満たないらしい。それを知って、道理でこれまで生きてきて、ほとんど誰にも理解されないし、物語の中にも出てこないし、同じような感覚を持つ人に出会えなかったわけだ、と納得した。
『アセクシュアルのすべて』の中でも詳しく書かれているけれど、アセクシュアルの人は誰かに対して性的に惹かれるという感覚を持たないため、「ない」ものを他人に証明したり可視化したりすることが難しく、また、本人ですら気づきづらく、明確にそうであると断定することが難しい。だからずっと存在しないものとされ、透明化されてきた。
私自身は正直、アセクシュアルであることを、これまでの人生でそれほど深刻に思い悩んできたわけではない。「自分は普通の人と違うのかな」「恋愛感情が欠落しているのかな」と思ってもやもやすることはあったし、自分と同じ感覚を持つ人たちがドラマや映画、漫画の中にほとんど登場しないことに、少し心許なさや物足りなさを感じたり、世の中のあれこれが恋愛や異性愛を中心に回っていることに違和感を抱くことはあった。でもそれ以上に、学校生活や仕事や友人と過ごす時間、様々な趣味の存在によって、私の日々や心はとても充実していたし、何不自由なく楽しく、満たされてもいた。
 それでもやっぱり、アセクシュアルという性的指向が、他者に恋愛的・性的に惹かれない人がいるということが、世の中で当たり前に認められていたら、「自分は普通じゃないのかな」と思い悩まなくてもよかったし、他人から「恋愛しないともったいない」とか、「もっと恋愛した方が魅力的になるのに」などという余計で的外れなアドバイスをもらわなくて済んだかもしれないと思うし、不当に傷つけられることなく、否定することなく、もっとありのままの自分で生きやすくなる人が多くなるはずだ、とも思う。
 何もアセクシュアルを、この世界の性的指向の中心やスタンダードとみなしてほしいとか、過度に注目して話題にしてほしいと思っているわけじゃないし、腫れもののように扱ってほしいわけでもない。ただ、いつまでも「ないもの」「見えないもの」として無視し続けないでほしいし、「普通じゃない」とか「おかしい」だなんて思ったり言ったりしてほしくない。とにかく、異性や同性に恋愛的・性的に惹かれる人がいるのと同じく、誰にも惹かれない人がいることが、当たり前に認められてほしいだけなのだ。
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 ここまで私の個人的な経験や感覚をもとにこの文章を書いてきたけれど、ここではっきり言っておきたいのは、私が語ってきたアセクシュアリティはあくまで”私の”アセクシュアリティでしかない、ということだ。一番のマジョリティであるヘテロセクシュアル(異性愛)だって、誰のどんなところに惹かれるのか、は当然人によって千差万別だ。それと同じで、同じ「アセクシュアル」を自認している人でも、そのディテールは人によってかなり大きく異なるし、様々なグラデーションがある。
例えば、アセクシュアルというと「誰にも性的に惹かれない=性欲がない」と思われがちだけれど、実際には、まったく性欲がない人もいれば、他人に対して性的魅力を感じたり性的欲望が向いたりすることがないだけで、性欲自体はある、という人も多い。
映画や漫画などの物語にしても、恋愛を描いた物語に全く共感出来ず、つまらないとか苦痛だと思うアセクシュアルの人もいれば、ラブストーリーを物語として見たり読んだりするのを積極的に好んで楽しむ人もいる。
アセクシュアルでも、結婚したり共に生きるパートナーが欲しいと思う人や、子供を産み育てたいと思う人だっているし、そうじゃない人もいる。
 私自身は、子供の頃から今まで、恋愛ものの漫画や小説を読んだりするのは好きな方だし、性的な描写が強い作品もむしろ楽しんで読んでいるくらいだ。主人公の抱く恋愛感情や関係の機微に共感して胸が苦しくなったり、きゅんとしてたまらない気持ちになったり、興奮したりすることも多々ある。友人の恋愛話を聞くのも、いつだって楽しい。
それでも、物語の中では擬似的に感じたり共感したりすることもあるその感情や感覚を、私が現実の世界で生身の他者に対して抱くことは(ほぼ)ないのだ。
 そして、私はアセクシュアルだけれど、異性のパートナーと結婚して家族になることを選んだし、将来的には子供を産んで育てられたらいいなと思っている。結婚や子供を産み育てることに対する願望は、自分の中では子供の頃から、あまり違和感なく存在するものだった。
 これらのことについて、「そんなの矛盾しているじゃないか」と思う人もいるかもしれない。それでも私は「そうだからそうなんだ」としか言えないし、それは性別もセクシュアリティも人種も関係なく、みんな一人一人が違う人間なのだから、当たり前にそれぞれ異なる指向や価値観や好みを持っているということに他ならない。
 これまで、私は自身のセクシュアリティに曖昧さを抱えながら生きていたので、LGBTQ+に関してもずっと漠然とした当事者意識を持っていた。そして今回アセクシュアルであると自覚したことによって、私は本当に当事者であり、セクシュアルマイノリティだったんだな、と改めて気づくことになった。
自分の曖昧だった感覚や感情が、客観的に言葉や概念で定義し、誰かと共感し合えるものであると知った安堵の気持ちと、「マイノリティ」として括られてしまうことへの怖さや心許なさを同時に感じて、カテゴライズする/されることのメリットとデメリットの両方を、初めて自分のものとして実感出来るようになった気がしている。
 アセクシュアルを自認してから、改めてアセクシュアルについて書かれた書物や作品や物語などを探そうと少しずつ試みているものの、それらは驚くほど少なくて、なかなか思うように見つけることは難しい。
これまで29年間、自分自身ですらはっきり認識出来ず、じっくり向き合って言葉にしてあげられていなかった思いや経験が溢れんばかりに自分の中にあったので、この文章は随分と気が遠くなりそうなほどに長くなってしまった。けれどもこれまでずっとほとんど可視化されず、語られてこなかったことだからこそ、これからは出来るだけたくさん、丁寧に言語化していきたいと思うし、それによって少しでも、誰かが一人じゃないと安心したり、気づきや光を感じたり出来たらいいなと思っている。
 女友達から「〇〇って本当に女を使わないよね」と言われたことも、年を重ねるにつれ、(恋愛対象や性的対象として見られる可能性が高いと感じていたから)異性とどこか距離を置いてしまいがちになっていたことも、生まれてから一度もモテを意識したことがなかったことも、学生時代、音楽を聴いたり歌ったりすることが好きだったけど恋愛のことばかり歌う歌詞が多くて全然共感出来なかったことも、「女」としてじゃなく「人間」として見てほしいと思っていたことも、どうしてみんな、そんなに簡単に他人に身体を見せたり開いたりすることが出来るのかわからないと感じていたことも、自分がこれまで抱いてきた様々な感情や取ってきた態度や行動が、すべてアセクシュアリティからくるものだったとわかって妙にしっくりきたし、深く納得することが出来た。
フェミニズムの思想を大切に感じるようになったのも、アセクシュアリティとの親和性の高さが理由の一つでもあったのかもしれないと、今となっては思う。
「私ってアセクシュアルってやつみたいなんだよね」と、『アセクシュアルのすべて』を見せながら内心恐る恐るパートナーに打ち明けた時、「自分のことがもっとよくわかるようになってよかったね」と彼が言ってくれたことが、私はとてもうれしかった。だって私自身も、まさしくそう思っていたから。
 私自身、アセクシュアルを含むセクシュアリティやジェンダーについてはまだまだ学び始めたばかりで、きっと理解や認識が不十分で不完全な部分も多い。これまで自分自身のことはもちろん、自分とは異なるセクシュアリティや恋愛指向を持った人への理解も、同じように全然足りていなかったと思う。
だからこれからは、自分のためにも他の誰かのためにも、もっとセクシュアリティやジェンダーについて学びを深めていきたいし、丁寧に考え、対話し、言葉にして、”もっとよくわかる”ようにしていきたい。
そのための一歩として、この文章を、私自身とこれを必要とするかもしれない”誰か”へ、捧げたいと思います。
2021.03.14
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urbansoulrelax · 2 years
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■ INFORMATION – ALL FLOOR – [入場制限] MIX [OPEN] 20:00 – 5:00 [FEE] DOOR: ¥3,500/1D SNS & 9monsters: ¥3,000/1D クラウドファンディング支援イベントチケット: FREE!!!! [GENRE] ALL GENRE
[CAST] ■AiSOTOPE LOUNGE MAIN FLOOR DJ: DJ EMMA, KO KIMURA, RAM RIDER, SHINKAWA, KAWAMURA, M★NARUSE, ATT, MASAO, Rachel D’Amour, PELI, Hugest
SUB FLOOR DJ: YUYA NARA & GO AKIMOTO, CHNKN, TYME, DSK☆ミ, KICK, FLAMINGOS(Unofumi&KASUMI PSYCHO),Nachu(ゆけむりDJs), tuki(DIAMOND CUTTER), ARMK
GOGO: JOE, NAO, SAYAKA, MAME (from DIAMOND CUTTER), NAWOTO, mAkey, SIO, Usak
LIVE: Kaya, 二丁目の魁カミングアウト
MC: ミッツ・マングローブ
SHOW GIRL: チッコーネ, ブルボンヌ, WAKUWAKUサセコ, エスムラルダ, 肉乃小路ニクヨ, 胡蝶蘭, UNDINE , イズミ・セクシー, 穴野をしる子
FLOOR HOSTESS: TEMANDA, プリズム
■ALAMAS CAFE OPEN 18:00|START 20:00|CLOSE 05:00 1DRINK ¥400〜 FOOD / Tacos ¥400 Burritos ¥600 DJ: Junya(Quater), butio(Laid Back), MONTA(Laid Back), 大輔(じゃぱんぐ♪), ししょー,  POPPO(POPPO屋), TA★64(アキバナイト), マダム・ラフランス(Quater)
■AiiRO CAFE OPEN 18:00|START 20:00|CLOSE 05:00 1DRINK ¥700〜 DJ: DJ WATARAI, DJ POIPOI, DJ Los Feliz, A HOUSE / KITANO(K.T.N.F.), Y-park(URBAN SOUL RELAX), Junya Shimizu(InfinitySence), Terry Washizu(Terry’s Lounge), MAXIM, DJ Uka GOGO: EMI
■AVANTGARDE TOKYO OPEN 20:00|CLOSE 05:00 飲み放題 ¥3,000 ママ: アマゾネス・ダイアン STAFF: まっすー, カイト, レイチェル・ダムール, ハリス, チルコン, がりゑ
「PEACE FOREVER」開催決定のお知らせ
2020年に実施いたしました「【RES Q ME!】新宿二丁目アイソ系列店舗緊急支援プロジェクト」では、皆様から心のこもった熱いご支援ならびに温かいお言葉を賜り、系列店舗スタッフ一同、心よりお礼申し上げます。 本プロジェクトのリターン品であり、2020年より再々延期となっておりました「PEACE FOREVER -コロナウイルス収束(終息)イベント-」を2022年7月30日(土)に開催させていただきます。 度重なる変更に、当リターンを選択された支援者様には大変ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした。
新型コロナウイルス感染症の国内発生から3年以上が経過していますが、いまだ収束したとはいえない状況が続いています。その中でこのたびの「PEACE FOREVER」開催決定についてAiSOTOPE LOUNGEの意向を表明させていただきます。
LGBTQ+エンターテイメントを発信し先々の未来へ継続させることが、当社の果たすべき役割だと考えています。 緊急事態宣言発令などに伴う長期休業中、LGBT+当事者たちが安心して心から楽しめる、私たちの「遊び場」は皆無となりました。 やっとの思いで営業再開後、AiSOTOPE LOUNGEを待望してくださったお客様方々の笑顔を見ていたら、 改めてこの場所は唯一無二の場所なんだと気付かされる毎日です。
いまだ感染者状況が完全に落ち着いたとは言い切れない厳しい状況下であ���ても、日々変化する社会情勢を見極め、時代の潮流を捉えた新たな手法を取り入れながら、エンターテイメントが持つ可能性を最大限に生かして、持続可能な店づくりと「新宿二丁目」の街の活性化に貢献できるよう全力を注ぎます。
収束後の私たちの未来に繋げる大事な”今”、 やれるだけのこと、できるだけのことをしたいという想い一心での開催決定です。 よって、今回の「PEACE FOREVER」は、”コロナウイルス収束(終息)イベント”ではなく、 戦争のない世の中や新型コロナウイルス収束を願い、 私たちの健やかな未来とあらゆる平和への祈りを込めて開催いたします。
政府および自治体、業界団体による新型コロナウイルス感染拡大防止のガイドラインに基づいたうえで、スタッフ、出演者はもちろんのこと、ご来場者様一人ひとり基本的な感染防止対策の徹底に、何卒ご理解・ご協力頂けますようお願い申し上げます。
※今後の感染状況や国・東京都の動向を踏まえて、変更となることがございます。 最新情報はイベントSNSとあわせてご確認ください。 何卒、ご理解とご了承賜りますようお願いいたします。
========================================= 『AiSOTOPE LOUNGE』では、お客様に少しでも安心してご利用いただけるよう、感染拡大防止対策について店内設備等を一層強化し、店内換気や衛生環境は勿論のこと、接客に関しても万全の対策を期して、様々な取り組みを行っております。 詳細はコチラをご覧ください。 https://aisotope-lounge.net/covid-19_info/
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umedanakazaki · 2 years
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最近多様な性に触れ合うことが多く、連日のようにお話させて頂く機会に恵まれてる。裏口丼をきっかけに初めて来店された多様な方が飲食店をされているというので少しだけ訪問。そのお店のお客様からも多様な性についてお話を聞かせて頂き、まだまだ知らないことだらけだと知った。ありがとうございます! 性別の前に人で在り、障害の有無の前に人で在る。人に優しく生きたい。 さて、本日は店舗休業の為イチオシ裏口丼メニューをご紹介! #6月7日 #おいなり丼 絶妙な具材のバランスが、味覚に優しく訴える! いなり、玉子、しらす、オクラ、たくあん。ダイエット中の方にも安心のお買い得丼♪ #いなり #玉子 #しらす #オクラ #たくあん 税込み 500円 店内飲食は赤だし付きで 700円 #てつたろう #LGBTQ #多様な性 #梅田居酒屋 #中崎町居酒屋 #海鮮居酒屋 #大阪グルメ #イーデリ #支援者募集中 #セキュリテ #ファンド募集中 (at 梅田中崎 てつたろう) https://www.instagram.com/p/CefRcumLGb-/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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bouzumama · 2 years
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今日は、タットリタンを仕込みました。鶏肉のドラムと、ジャガイモ、玉ねぎ、人参、ネギ、自家製コチュジャン、数種類の海鮮ソースで煮込んだ料理です。1430円。税込み。 #ぼうずママ #医療関係者支援店 #LGBTQ支援店 #韓国家庭料理 (ぼうずママ) https://www.instagram.com/p/CmvkTBALKi99T_jO-0JhBhEvzPLgVnYneX0tfw0/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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kakuushoten · 4 years
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#架空書店【200726】
⑯よりよい世界のために
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レズビアンヘルスと看護研究
レズビアン・バイセクシャル女性が
安心して受けられる医療・健康支援とは
藤井 ひろみ
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ashita-s · 8 years
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まわる!フェミ・ブック:本を寄付していただけませんか?
日本全国のフェミニストの皆様へ。
明日少女隊では、2月18日から始まる『ソーシャリー・エンゲージド・アート〜社会を動かす新潮流〜』展の中で、女子力カフェという、フェミニズムを学ぶコミュニティー・スペースを開設します。
女子力カフェでは、明日少女隊の隊員が交代で在廊し、観客の方と一緒に、フェミニズムについて語ります。
そのプロジェクトの一環で、『まわる!フェミ・ブック』というプロジェクトを予定しております。これは、フェミニズムに触れたことのない、フェミニスト若葉マークの若者たちのために、1:日本のフェミニストの活動を紹介し、2:若者にジェンダー学の本を手渡すことを目的としています。
今回の展覧会の観客の多くは、芸術系の大学に通う学生ではないかと想定しております。みなさんご存知の通り、日本は性差別的なビジュアル表現で溢れています。そして、日本の義務教育ではジェンダー学やフェミニズムの授業はありませんし、日本の芸術系の大学でも、ジェンダー学やフェミニズム、フェミニスト・アートですら、ほとんど学ぶ機会がありません。
彼らが、ジェンダーについての十分な知識を持たないまま学校を卒業し、まだまだミソジニーの色濃いクリエイティブな業界で生きるために仕事をした結果、性差別な表現が生まれてしまうのです。
また、多くの若者は、日本に彼らの人生の助けになるフェミニズムという思想があることや、女性支援の様々なグループが存在することを知りません。芸術大学の学生の約7割が女性であるにもかかわらず、依然として男性主導の芸術の世界で、多くの女性が貧困や性差別に苦しみ、その抜け出し方がわからぬまま苦しんでいます。また、芸術系にはLGBTQの方も多いにもかかわらず、その支援は十分ではありません。 そこで、みなさんから寄付していただいた本に、寄付してくださった人のプロフィールを背表紙に貼って、女子力カフェに置かせていただきたいと思います。それを手に取ることで、若者が、みなさんの活動を知る手がかりになればと思っております。 また、寄付していただいた本は、展覧会の後半、その本を希望する若者に「読み終わったら、次の方に渡してください」というメッセージ付きで手渡します。
寄付していただいたフェミニズムの本が、永遠に日本の若者の手をまわることを願っています。
<本の寄付の流れ>
1:フェミニズムを学んだことのない若者に良さそうな、ジェンダー学やフェミニズムについてわかりやすく書かれた本や漫画をお選びください。何冊でも結構です。ご自身の活動や、推薦する活動のパンフレットなどもありましたら、ぜひお送りください。
2:本を、木曜日か金曜日の着日指定で、こちらの住所にお送りください。
NPO法人 アート&ソサイエティ研究センター
〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14 3331 Arts Chiyoda 311E tel.090-1992-4412  3:メールで、プロフィールの文章やメッセージをお送りください。(300文字以内)
<お金での寄付の流れ>
明日少女隊では、現在、若者に良さそうな本や漫画の選定をしておりますが、それらを購入する資金がありません。ぜひ、寄付のご支援をよろしくお願いします。
《口座情報》
口座名義:明日少女隊 フリガナ:アシタショウジョタイ ゆうちょ振込の口座情報:
【記号】10900 【番号】6627151
一般銀行振込の口座情報:
【店名】〇九八【店番】098
【預金種目】普通【口座番号】0662715
このプロジェクトへのご質問は ozaki(at)ashitashoujo.com まで。
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a2cg · 3 years
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生地・素材と私 ・ 一時期アパレル業界の担当をしていることがありました。おしゃれな業界のイメージを担保するためのこだわりが半端なくて、こだわりのない自分は非常に勉強になりました。 ・ ファッションアイコンとなりえるミュージシャンとコラボとかLGBTQ支援の取り組みをしてたりして実際に取引先の窓口の方はオネエ様と未体験の連続でした。 ・ こだわりを感じる瞬間として生地を触る機会があって夏物のものはシャリシャリした感じで冬物はモコモコかホワッとしていて素材で表情が変わると思いました。 ・ ピアノの椅子や学校の体育館にある幕の素材と言えばテロテロで、ある一方向に手をブワーってやると毛が立ったりするのが印象的ですよね。 ・ それはベルベットであったり別珍だったり色々と呼び方があるようですが昭和感が感じられるのは別珍ですよね。 ・ と言うわけで本日のモーニングは別珍の赤い椅子に麻雀やスロットマシンのテーブルゲーム機が印象的な #喫茶店 #下町 #喫茶&スナック下町 です。 ・ 以前ランチでナポリタンを頼んだ時にまさに下町の #純喫茶 と言うことでいたく感激したので #モーニング でもやって来ました。 ・ 頼んだのはモーニングAセットの #オープンサンド です。ランチタイムは多くの人に溢れてアヘン窟のようにタバコ大好きな人の紫煙が立ち込める店でしたが、朝は自分一人。 ・ 入店した瞬間はついてなかったテレビをつけてくれましたが、新聞をゆっくりと読み始めます。朝イチで入り過ぎたのか #ゆで卵 はちょっと待ってねと言われ3分後に到着。 ・ まずは #サンドイッチ を頂きます。レタスを中心とした野菜とクリーミーな味付けのドレッシングやマヨネーズの味が楽しい #サンド です。 ・ 続いての #ゆで玉子 は7部茹での仕上がり。友達以上恋人未満よろしく「え、私たちって付き合ってるんだっけ!?」と真意を問うも問わずのも同じくらいまた一興です。 ・ 時節柄アイスコーヒーにしようか #ホットコーヒー にしようか迷うのですが、なんとなく ホットにしました。 #コーヒー は熱くて #パン によく合う感じです。 ・ 全体的に店の雰囲気も含めて味のある店でなんだか気になるのでまたランチメニューを楽しみにきたいと思います。 ・ #本所吾妻橋モーニング #本所吾妻橋グルメ #本所吾妻橋喫茶店 #本所吾妻橋カフェ #本所吾妻橋純喫茶 #浅草モーニング #浅草グルメ #浅草喫茶店 #浅草カフェ #浅草純喫茶 #蔵前モーニング #蔵前グルメ #蔵前喫茶店 #蔵前カフェ #蔵前純喫茶 (下町) https://www.instagram.com/p/CPwR1t3ggCj/?utm_medium=tumblr
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katuujikan-blog · 7 years
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【朗報】バーバリーが「LGBTQ」を支援するレインボーカラーのコレクションを発表、伊勢丹新宿店でも販売
1: 2018/02/27(火) 03:01:56.27 ID:CAP_USER9 http://www.outjapan.co.jp/content/images/LGBT%20News/BURBERRY/burberry_rainbow1.jpg http://www.outjapan.co.jp/content/images/LGBT%20News/BURBERRY/burberry_rainbow2.jpg 記事日付:2018/02/22  バーバリー(BURBERRY)が2月17日(現地時間)、ロンドン・ファッション・ウイークの2018-19年秋冬コレクションのショーで、レインボーカラーのアイテムを初披露しました。ブランドを象徴するバーバリーチェックにレインボーカラーを織り込んだ「ヴィンテージ…
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bouzumama · 1 year
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木曜日。今日は、各分野の著名人が集まる日です。どんな化学反応が起こるのか楽しみ😊 #ぼうずママ #医療関係者支援店 #LGBTQ支援店 #韓国家庭料理 #著名人 (ぼうずママ) https://www.instagram.com/p/CqaDhZFLdYhUBcuGySQCE6ADrs6p45WeoMEDoQ0/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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