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#お洒落食器
mausac-57 · 10 months
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potterkanae · 1 year
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友達家族の最新作✨ 年々腕が上がってる~! ・陶器ビールジョッキは美しいフォルム ・煮物やサラダに良い大きさの中鉢はカッコいい黒😁 ・ザ・和食! 的な大きめのお茶碗も絶妙な角度で仕上がっていました。 #作るの楽しい❤️ #お洒落な食卓 #思い出作り #広島 #陶芸 #コロナ対策してます #pottery #陶芸家 #陶芸体験#ものづくり#potterkanae #POTTER華苗 陶工房&GALLERY #陶芸教室 #器 #世界にひとつ #じゃらん遊び体験 (Potter華苗) https://www.instagram.com/p/ClpsO7RPY_v/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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kotobaka3d · 1 month
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直火できる
ステンレス製豆皿
小皿を直接火にかけて、
ちょこっとフォンデュや
少量のアヒージョを色んな食材で
楽しんだり。
ポリゴンステン
polygon stainless
18-8ステンレス
食器
つまみ
酒の肴
お洒落
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fumi23 · 1 year
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素敵すぎるお椀✨見つけました 透明なお椀なのでお味噌汁よりお吸い物が合いそう✨ #透明お椀 #お味噌汁 #お吸い物 #和食器 #食器 #お洒落テーブルコーデ #来客用 (銀座三越 Ginza Mitsukoshi) https://www.instagram.com/p/CnLsUJAykM4/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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sarahalainn · 4 months
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初春の笑顔がいっぱいの宝船
にっぽん丸
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3ヶ月ぶりの船旅のはずでしたが、
船の推進制御装置に不具合が認められたため、急遽、安全点検が必要になり運航を見あわせる事となりました。
残念ですが、安全第一!
またいつか共に船旅をできる日まで
予定していたセットリストと流れで、
空想の旅になれば🚢
Today I was meant to board this cruise, but due to technical issues the show and cruise itself were cancelled. Sad but safety first!
The theme was “aboard the treasure boat + smiles”.
Have posted the setlist and tried to portray what it would’ve been like on the musical boat :)
「宝」、「笑顔」 をテーマに✨出発🚢
衣装はキラキラな宝箱のようなサラスタイルを予定していました
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マリリンのピアノアドリブにのって、スキャットしながら時々「春よ来い」のリフを。本編最後に繋がる。
そこからRiverdanceの神秘的な歌のイントロへ。
今回伊勢神宮の近くに行くということで、神様に近い音楽からスタートしたく。マリリンの綺麗なハーモーニでデュエット。こちらはアルバムにも収録していますが、よく聴きなれてる綺麗な3度のハーモーニだけではなく、4度が特徴的な響きなのでこれも神秘的に聞こえる理由の1つ^_^
Riverdance / Drowsy Maggie / Sarah Àlainn
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そして、この曲はヴァイオリンのフィドル的な表現で軽快な世界へ。キラキラ、ニコニコ。宝石のような煌めきを放つアクティブな一曲。
サポーターさんなら、この曲の変拍子できっと手拍子をして下さったはず。色々なアーティスト、バンドのライブで手拍子する曲があるように、私もライブでそんなノリノリの曲があればなと思いましたが、こんな変拍子な曲を選ぶ何てドSとしか思えないですよね。それでも、これで手拍子できる皆さん、最高にカッコ良いです!(とはいえ、今後はもっと楽に楽しめる手拍子曲を作りたいと思ってますー^_^;)
MCなう。サラッと面白い洒落でも言えたかな?🤔
海と宝ということで、ディズニー『リトル・マーメイド』より、アリエルが歌う「Part of Your World」。普段ライブで楽器も色々弾くので、この曲の「あれも!これも!」という場面ではそんな楽器の宝を指しています。
そして、この次のシネマ音楽にも「お宝」が。『The Greatest Showman』より、スターが歌う「Never Enough」。スポットライトを浴びても、星も金も手にしても、全て物足りない。あなたがいないと、物足りない。
私、今年初めて宝くじをやってみました(プレゼントで券?をスタッフさんから頂きました)。1億?あたったらどうするという話で盛り上がる。簡単に使えきる自信もあるけど、結局は本当に欲しいものはお金では中々買えない。因みに600円当たりました。
笑顔で始まる初春だから元気な曲多め。ジャズ出身のマリリンだからこそ、情熱的で踊りたくなる「Spain」へ。去年大阪でDream Caravanに出演させて頂いた時、久しぶりに寺井尚子さんともお会いでき、フルオケ+ジャズバンドをバックに彼女が演奏するSpainは最強でしたね!!とても勉強になり刺激になりました。もっともっとセッションをしてジャズを追求していきたいこの頃。来月2月呉・広島でのバレンタインはクリヤマコトさんを始めとしたジャズカルなので、ワクワク。
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ここで一曲、オリジナルの弾き語り。
元々去年から予定していた楽曲でしたが、年始の心が痛むニュースとも重なる一曲でもあります。
「The Final Time Traveler」。ゲーム『タイムトラベラーズ』からのエンディングテーマは阪神淡路大震災に思いを寄せて作られた一曲です。こちらはゲームが大好きな羽生結弦さんとアイスショーでコラボさせて頂き、彼のサポーターさんをはじめ、ゲームをプレイされない人にも知られるようになった一曲でとても嬉しいです。オリジナルは日本語歌詞でしたが、海外で羽生さんが滑られるとのことで、英語歌詞を書かせて頂きました。
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高音のサビの部分には本来歌詞を入れて欲しいと言われましたが、あえてAh〜だけにしたいとお願いしました。ヴォカリーズで、楽器のように、言葉では伝えきれない思いを届けられたら。
いつからかこの曲を弾き語りに挑戦するようになりましたが、ピアニスト、ミュージシャンに良く言われるのが、とても弾き語りするような曲ではないですねと。この曲、かなり複雑!伴奏ではなく、オーケストラの部分を演奏するような感覚。なので、毎回ドキドキ緊張する一曲です… ただ唯一、とても揺れる曲なので、それは自分で演奏すると歌と合わせやすい心地よさはあります。
この曲に「秘められたtreasure」という歌詞が出てきます。宝物、大切なものという意味ですが、英語の to treasure = 「大切にする」という動詞になります。
最後も笑顔で締めくくりたい。
第九は日本ではカウントダウンの一曲かもしれませんが、年始でも、どや^ - ^ これは去年のクリスマス・教会・合唱バージョンですが、ピアノとのデュオの時も、RnBからゴスペル、讃美歌からオペラチックな歌い分けが楽しい、人格がなん度も変わるJoyfulな選曲です。
【LIVE】Joyful Joyful/よろこびの歌/ Ode to Joy 第九 |Sarah Àlainn サラ・オレイン
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本編ラストは、初披露のマッシュアップ。
元旦のファミリー向けコンサートで初披露した「NeverEnding Story」 🐲でしたが、『初春』に因んで、こちらを「春よ来い」とマッシュアップ。編曲、ちょっと頑張ったのでこれはお見せできず残念>< 😖今回はキーボードでオリジナルの80年代ディスコサウンドを表現する予定でしたが、マリリンとも話して、少し変えてみて八ヶ岳でチェンバロでやってみても良いかもと思えました。
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そして、アンコールへ。
「Smile」。定番ですね。ただの笑顔の歌ではなく、とても切ないCharlie Chaplinのタイムレスな作品。歌詞と真逆になりますが、悲しい時は無理して笑わなくていい、と言うのが個人的なスタンスではありますが。そんな裏の思いをこの歌詞に乗せて歌う予定でした。
今回のライブはいつも以上にお時間が遅い開始のものであり、美味しい食事とお酒で、船に揺らされてそろそろお眠の時間になって来たかと思います。
そんな簡単には寝かせませんよ。うふ。
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オペラ『ツーランドット』より「Nessun Dorma〜誰も寝てならぬ」。我々ミュージシャンにとっても眠気覚ましになる壮大な一曲です。この後優雅に食事というところでしたが、これから代わりにサラメシを作りに材料を調達しにスーパーに行って参ります。この時間になると嬉しいシールが貼られる頃でしょうw ちりも積もれば山やまとなる。この場合この表現はあってるのだろうか…
(未来に行って来ました。やはり笑顔になるシールが貼られていた)
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ジャンルと楽器も色々登場した、宝箱のようなセトリになったでしょうか?
あなたとの時間をtreasureしています!✨
〜 Sarah
NIPPON MARU
- Treasure Boat Cruise with SARAH ÀLAINN -
2024.1.8
〜マリリン イントロ(「春よ来い」リフ Sarahスキャット〜)
1. Riverdance
2. Part of Your World 『リトル・マーメイド』
3. Never Enough
4. Spain
5. The Final Time Traveler (Sarah 弾き語り)
6. Joyful Joyful ~ 喜びの歌〜第九
7. NeverEnding Story〜春よ来い
Encore
8. Smile
9. Nessun Dorma
次は初の鹿島・佐賀へ🎻
スケジュールはHPよりチェックしてみてね
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elle-p · 1 year
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Persona 3 Club Book (ペルソナ倶楽部) World Guide first 2 pages scan and transcription.
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P3 なんでも質問箱
さまざな謎が謎を呼ぶ、『ペルソナ3』の壮大な世界観。ユーザーが抱くであろう、さまな三元疑問に、おじみのP3キャラクターたちが何でも各えてぃくぞ!
幾月��司 (以下「幾」)   幾月修司と!
アイギス (以下「ア」)   アイギスの。
幾&ア   P3なんでも質問箱!
幾   という訳で、ここではシャドウ研究の第と······。
ア   対シャドウ戦用人型戦術兵器であるところのわたしが、皆様のさまざまな疑問にお答えするであります。しかし、シャドウ......。
幾   ん?なんだいアイギス?
ア   あなたは確か、天文台から落っこちて亡くなったのでは?
幾   野暮なこと言うんじゃないよ、アイギス。この僕は本編の僕と違つて、Q&A用説キャラなんだよ。だから生き返るのも何でもありだし、性格もちょっと違う。そのへん、あまり気にしないでほしいなあ。
ア   性格も違う......じゃあ、もうダジャレは言わないでありますか?
幾   ダジャレは言う。
ア   ちつ。
幾   ア、アイギス...…そんな舌打ちとかする子じゃなかったのに......。
ア   くだらない話しはいいから、さっさと話を始めるであります。さもないと、この5連装メデューサが火を吹くであります。
幾   ん~、そんな弾が当たったタマんないから仕方ない、なんちて。んじゃ、質問いってみよう!
Nyx                          Keywords 01
ニュクス考察
タルタロスに降臨してきたニュクスの姿。有機物とも無機物とも判断しかねる外見である。
擬人化されたニュクスの神話的イメージ。別名、夜の女王。地母神の一種としても見なされる。
Qズバリ、ニュクスの正体は?
幾   それを語るに、まず昔話をしなきゃない。はるか太古、宇宙空間を休眠状態で漂っていた、天体サイズの巨大生命体が存在した。“星を喰らうもの”とも呼ばれるその生命体は、あるとき、まだ生命が発生したばかりの地球に激突したんだ。向億、いや向兆分の1の確率だったろうね。それが、地球の生命とニュクスのファーストコンタクトとなる。
ア   ニュクスは宇宙生まれだったでありますか?よく、そこで地球が崩壊しなかったものでありますね。
幾   ニュクスを構成する物質は、地球の物理法則から違う法則のもとに存在するものだったからね。ただ、それでも衝突の衝撃は激しかった。なんとそのショックで、壊れた地球の破片が月となりニュクスの波動的存在である精神は地球に、物理的存在ある肉体は月に、それぞれ宿ってしまったんだ。で、厄介だったのが精神が発する波動は、地球上の生命を打ち消し無にしてしまうものだったんだよ。無論、原始的とは本能的に生を望む地球の生物は、その死の波動に抵抗した。その結果、地球の生物は爆発的に進化し、二ュクスに対抗した。それが地球の生命すべての共有情報域、俗に心理学用語で“集合的無意識”と呼ばわるものなんだ。
ア   それが......なぜ武器になるでありますか?何か超能力のよつなものでやっつけたでありますか?
幾  いやいや。地球の生命はね、その集合的無意識の中に、二ュクスの精神を封じ込めたんだよ。封じる原動力となるのは、死にたくない、死ぬのは怖いという怖れから来ると“抑圧”のカだ。死の具現化であるはずの二ュクスのおかげで、地球の生命が複雑などに進化したってのは、皮肉といえば皮肉だねえ。ギリシャ神話のニュクスが女神の姿で描かわるのも、ある意味では生命の母知っていたのかもね。
ア   奥が深いであります。
幾   思えば、僕がイカす駄洒落を言えるのも、ニュクスのおかげ……。
ア   ニュクス許すまじであります。
幾   ひどいよ、アイギス……。ま、それはさておき、生き物一一とくに強く複雑な精神構造を持つ人間が死を恐れる限b、二ュクスは無意識下に封印され読ける、はずだった。本編ではかなり惜しいところ……おっと、ヤバいところまで復活しかけユニバースのカで再封印されてしまったんだけどね。いや、もったいない。
ア   死んでも懲りない人でありますねー。そういえば、二ュクスの肉体とやらはどうなったでありますか?
幾   そちらは月と回化したあと、衝突で傷ついた体を自動的に修復し続けていたんだよ。本編の時点では、ほぼ修復は完了してたんじゃないかなあ。でも、ただの抜け殻だから、精神のほうが封印から解放されるまで、ただぼんやり待ってただけ。で、二ュクス・アバター戦のあとで、精神に呼ばれて降臨してきたわけだ。精神体の再封印後は、またおとなしくお月さまになってるよ。
Qニュクスがもたらす滅び=終末とは、けっきょく何だったの?
ア   何だったのでありますか?
幾   さっき言ったように無意識下に封印されていた二ュクスの精神体が、その拘束から解き放たれて自由になること。さらに、月となった肉体と再融合し、真の姿を取り戻す。これが地球の滅びであり終末だ。じつは地球の歴史上、この滅びは何度も起きかけたことがあるんだよ。
ア   そうなんでありますか?
幾   例えば大きな戦争が起きたり疫病が流行ると、人々の間に終末思想が芽生えてしまう。生きていくのが嫌になっちゃうわけだね。そうすると二ュクスを押さえつける力、つまり死の恐怖が弱まり、実際に二ュ放=終末が近づくということだ。イ僕が本編で言っていた「予言書」というのは、そんな色々な時代の終末の様子を記したもので、それをヒントに僕は二ュクスを解放する方法を見つけたんだよ。すごいだろ?
ア   すごいけどダメであります。
幾   しくしく......。
ア   しかし...…特別課外活動部がなかった昔の人は、どうやって終末を食い止めたのでありますか?
幾   うん、いい質問だ。そもそも、100人や1000人程度が終末を願ったとたところで、それで弱まる封印はしまんのわずね。それだけの人がまとめて死にたくなるなんて、そうそうない。しかも人間は無意識のうちに、二ュクスに対抗する概念的存在を生み出し、それで己の精神を強化していたんだ。
ア   難しいであります。
幾   簡単に言うと、いわゆる神話というのがそれだよ。たいてい悪様を討ち倒して、世界の破滅を防ぐ善い神様が描かれているだろ?この神様という存在が、抑圧された無意識下を安定させ、ニュクスの封印強化に一役買っていたわけだ。ただ、それも科学効果が薄まっているし、逆に宗教のせいで終末思想に走る人もいる。とくに情報化が進んだ社会では、局地的現象に過ぎないはずのごく一部の終末への動きが、あっという間に全世界に広まることもありうる。本編での終末は、桐条の実験が発端だったわけだけど、それがなくても近い将来に終わりは来てたかもねえ。そう、この週末にも終末が......。
ア   ......右手のキスオブジアテナが火を吹くでありますよ?
幾   うるうる、冷たいなあ。もう一度ニュクス呼んじゃうぞ?
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chisasarasa · 1 year
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230430
朝、体が重くだるい。 熱が出そうな感じ。体温計をもっていないから、測定できないけれど。 たぶん、気から病が生じてきている。 今日は休日、と決めていた日だったけれど、昨日やりたかったことが終わらなかったから、午前中に済ませる。こういうところがだめなんだと思う。 午後は予定通り、休日へ。 フルーツグラノーラを作ってみる。 グラノーラを空煎りしていくと、ふんわりと香ばしい香りがたちこめてきて、こころが弾む。明日の朝の楽しみ。 なんとなく頭に違和感があって、惰眠をむさぼっていたけれど、明確に頭痛がしてきた。 薬を飲むと、重たい霧が晴れて、すっきり。もっとはやく薬飲めばよかった。 夜、絵を描いてから、ねた。 今日は線が気持ちよく描ける日だった。 ねる前で、変な力が入らなくて、よかったのかも。
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230501
朝、寝坊。 たっぷり寝たから、気持ちも上向き。 もう5月であることに焦りも生じたけれど���大丈夫そう。 よいプレッシャー。たぶん。 オムライスを食べて、紙を見に行き、本を探しに行く。 改札を出たと思っていたら、改札に入っていた。 記憶のないままに改札を出た後に、改札を出ようと、別の路線の改札に入ってていたらしい。 ぼんやりとしている。 何もかもが詩にみえていた。 三角みづ紀さんのエッセイ『とりとめもなく庭が』に、感覚がとじる、ひらく、と表現されている文章を思い出す。今日のわたしは完全にひらいていてる。少し、おこがましいけれど。 夜、オートミールでカレーを食べてみた。 なんか違った。 もっと相性よいかと思ったのに。
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230502
朝、布団の中でぐずぐず。 仕方がないから立ち上がってカーテンをあけると、まっさおな空が見えた。 おでかけ日和だ。 銀行に行く次いでに少し散歩をする。 両手におさまるお洒落なビンを買った。作ったグラノーラをいれる容器にしたい。 晩ごはんに、実家で瓦そばとスイカといちごを食べた。 スイカ。小さい頃は野菜と果物の曖昧なところにいるスイカをどう扱えばよいのかわからなくて、苦手だったけれど、今日は素直においしいと思えた。 曖昧は曖昧のまま、グレーはグレーのまま、スイカはスイカのまま、そう受け入れられるようになったみたい。 あまりにも美味しくて、これからはお菓子ではなく、果物を食べるようにしよう、と思った。 詩集づくりがすすまない。ほんの少しずつ、進んではいる、と思っているけれど。
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yoshratempel · 1 year
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実家の小さな庭に出て煙草を一本吸い、それから庭や玄関の植物に水をやる。やり方が完全に合ってるかどうかわからない。けど多分あってるであろうやり方で水をやった。ここの描写にこんなに文字数を使う必要は正直言ってない。
玄関に出る前は台所で焼飯を作って食べる。
にんにく、玉ねぎ、人参、豚バラ、塩、塩こしょう、黒こしょう、醤油、キャノーラ油、ラー油、昨日か一昨日使った青ねぎの残り、冷蔵庫の刻みねぎ、胡麻。
庭の家の土台の通気孔的な空間に蜜蜂が巣を作っているらしくかなりの数の蜜蜂が窓の辺りに飛び交っていてやや異様な光景。駆除、と一瞬考えたけれど群をなしているのは危険な害虫などではなく蜜蜂な訳だし放っておいてもいいと考える。人間同士の共存や非戦を類推する。
狭い敷地で、学生生活を送るには恥ずかしく思ったりしたのだけれど、ミニマルな目線で見ると植物や虫、地面など何というか広い世界、情報量の多い庭世界、とは言えど、町内や校区から眺めてみて狭い敷地の小さくて外観のボロい家という客観的事実は変わらず書き手を憂鬱にさせる。小さい家と尊大な父親と気力を欠いて反抗心の乏しい息子。繰り返し書いているのだが別の街での大学生活を終え実家に帰省している。
部屋に戻り木村カエラの武道館ライブの続きを観る前にこの文章を書いている。PCのSpotifyから自分の選んだハイセンスな音楽を流しながら。今流れているのは電化マイルス。ブラック・ミュージックを聞くのがハイセンスというのはしかしどういう算段なんだろうか、でも実際お洒落であるし、音楽的に栄養価が高い感じがする。自分と同世代やちょっと上の世代のユースがはまっていたヒップ・ホップもやはり黒人音楽であって、今こうやって電化マイルスを聞きまくっている自分の現況への伏線であった。
注いで時間の少し経った緑茶(ペットボトル)はマズい。ちゃんと味が劣化する。当たり前だけどそういうのちゃんと認識すべきだ。気付かない時が自分は時々ある。注いでから少し時間が経った緑茶(ペットボトル)はマズい。しっかりと味が劣化するのだ。飲まないでおこう。認識せねばならない。
文字を書いたり読んだりする時だけに訪れる感覚の変化、推移。人間、じっくり文字を書いたり読んだりしない局面も時にはある。この現代社会。じっくり文字を書いたり読んだりしない局面も時にはあるのである。
庭の、敷地狭いながらも情報量の多いミニマルな庭世界。植物、虫、地面、それから台所で自分が料理し、胃袋に投げ込んだ食材・調味料たち。調理器具類。水、ガス、空調。親の労働とサラリー。この家や庭の外側の世界で行われる労働の賜物。図鑑。水道を作ったりガスを家庭に引いてきたり、エアコンを開発、改良したり、食材を発見したり狩ったり飼ったり屠ったり、出荷したり、運送したり、流通させたり、スーパーで売ったり、僕この手の話苦手なんすよね(^_^;)
虫を図鑑まで移送したり、植物の中で食べられるものを育て、育て方を改良し、刈り取り、出荷し、運送し、流通させ、スーパーで売る。
食べられない植物も一応図鑑に移送する。
肉や植物の料理の仕方を発明し、改良する。
水やガスを家庭まで引いてきて、改良する。
調味料を発見し、交易し、生産・流通・販売・購入・消費する。
庭の地面は砂漠やカリフォルニアみたいに乾いていて、もしここを耕そうという気持ちで庭の地面を見てみたとしたならば、かなりがっかりしただろうと思う。この乾いた地面、庭の乾いた地面がどこか別の遠くの場所の地面のアナロジーだとしたらという映画的論理の飛躍に映画鑑賞者的な興奮をしてしまう。
この庭の乾いた地面と同じく乾いたどこか遠い国の遠い場所の地面では今この時何が起こっているのだろう。そこに人間はいるんだろうか。
人間がいたとすれば、人間は、複数いるならば人間たちは何をやっているのだろうか。
今この瞬間にせよ、もう少し長い時間感覚で人間たちは、うちの庭みたいに乾いた地面の上で人間たちは今この瞬間、あるいはもう少し長い時間感覚でどのような営みを送っているのだろう。あるいは人間の性質ゆえに戦い、あるいは年齢や性別に基づく序列を形成したり、家族、町を作り、政治体系を形成し、暮らしているのかも知れない。自分はメシと庭の水やりを終えたのち自室に戻りSpotifyでハイセンスな音楽を再生し聞きながらこの文章を書いてます。ギャラは発生してない。趣味で自主的に文章を書いている。文学部にいたし、時々文章を読んだり書いたりするのが好きだから。ギャラは現時点では発生してないが村上春樹とかロッキンオンとか映画とかその他諸々ありがたい現代的な視点から見てありがたいイコンや話法を参考にし下敷きにして書いている文章なので、その文学的価値を認めて誰かギャラを払ってくれても良い。払ってもらえる場合は、ケチな額よりも派手な値段の方がいい。と自分は思う。
デカいマンションやテレビの中の芸能界、バブル景気や高度経済成長期の残骸が生んだ経済的な価値観。金はないよりある方がいい。ないならないで極限みたいな貧困状態でなければ別にいい。ブックオフでCD買っても、晩酌発泡酒でも、別にいい。とは言え少し気力が削がれる気がしなくもない。ブックオフでCD買うことや晩酌を発泡酒で済ますことが、自分の何かを騙している感じがしなくはない。
極限的な貧困状態でなければいいと書いたが、人間の本質は極限的な貧困状態にあるのかもと最近ちょっと思う。自分はお笑いや笑うこと自体が好きなんでよく笑っている。テレビや本や歌や映画や自分の頭の中とか。そうすると貧しさや弱さ、暗さから一時的に目を逸らすことができる。「お笑い」というのは笑うしかない、笑えないほどしんどく、タフで過酷な状況、笑いがないと、笑いでもないとやっていけない状況に対する救い、救援物資のようなものだと自分は考えている。偉そうに言わなくてもそうなのかも知れない。その辺自分は時々よくわからんでズレてしまう。昔、何かのお笑いの芸で初めて笑った時以来。タフな状況にいる人々のための救援物資。
極限的な貧困状態。将来設計。社会問題とそれを自分の問題としてしまう想像力。他者や社会の問題に使う想像力とは言わば免疫の低下であって、引きこもりには引きこもらせておき、いじめられっ子にはいじめられさせておき、援助交際、レ◯プ、セクハラなど女性に関するセックスの諸問題も放っておけば精神衛生はもっとずっと綺麗に保たれたままなのである。
極限的な貧困状態、将来設計、社会問題と精神衛生。企業ロゴ、テレビ的幸福、テレビ的コモンセンス。排除されるマイノリティ。天才テレビくんたち。マンション建設によって奪われる心の豊かさ的なお話。ヒューマン・ビヘイビア、ミヒャエル・エンデ、金八先生、カッコいい仕事とダサい仕事。映画。
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monogradation · 1 year
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僕の父は酒飲みだった。
しかし父は大酒飲みというわけでもなく、日本酒ならせいぜい3号ぐらいしか飲まなかったように思う。酒はその程度にしておけ、と、その父も言っていた、ビールなら中ジョッキで二杯、日本酒なら二号。僕は多分と言うかかなり酒の飲めない体質で、少量の酒で、本当に少量で満足してしまうというか気分が悪くなってしまうほどだ。そして酒を飲むのを避けるうちに体質としてどんどんアルコールに敏感になっていったような気がする。
父は酒を飲んでよく暴れた。休肝日を設けて、別の飲んだ日に暴れるのだ。休肝日には聖人のようだったが、働肝日(そのようなものがあればだが)には人に絡み、罵り、時に暴力を振るうこともあった。僕は要領が良かったので父からは隠れるようにしていたし、真夜中に家を飛び出して事なきを得るということも幾度かあった。母は父のそんな姿を見て「あのキチガイ水がお父さんを狂わせてる、あんたは絶対に飲むな」とよく泣きながら愚痴をこぼしていた。そのキチガイ水が災いし、皿が宙を舞い、食器棚を破壊するようなこともあった。
では父が昭和スタイルのステレオタイプの頑固おやじだったか?というと全くそんなことはなかった。父はかなり柔軟で、洒落ており、料理が好きでよく厨房に立った。自分の料理が一番うまいと思いこんでおり、また食材には金に糸目をつけなかった。子供にはあまり関心はなく、ただ大学には行けと口を酸っぱくはしていた。
母は教育には関心はなく、というか家庭に関心がないと言っても過言ではなかった。愛情があったか?といえばあった、ただ、それを発揮したなと思うことは稀であった。母はとても洒落ており、料理はどちらかといえば上手かった、味は平均よりは多分良く、美意識の高い美しい料理を作る人であったと思う。ただ、上手であることと好きであることは全く別で、料理をするのはとても嫌いであった。母は高校生の頃から一家7人を支えており、料理なんてものは絶対にしなくてはならないもので、上手くならざるをえないものであったのだろう。好きとか嫌いとかそういう話ではなかったのだろう。
そんなわけで僕は酒には全くいいイメージがない。ところが世間では違う。酒は「飲める」「飲めない」であり、「上戸」「下戸」であり、「強い」「弱い」である。酒は量を飲むことを是とされる。決して、「敏感」「鈍感」、「節制」「惑溺」、「正気」「発狂」で語られるものではない。つい最近まで僕は、酒に対して体が敏感なことをポジティブなイメージで語られたことを聞いたことがなかったが、「アルコールに鈍感な人は手術の時の麻酔や痛み止めが効きにくい」というような話を聞いた。なるほど、僕みたいに痛いのが嫌いな人間には良い体質ではなかろうか、とは思う。
しかも、アルコールは完全にその効果と習慣性はドラッグの一種である。多量に飲めば死ぬ。そういう事を言うと「多量に飲めば死ぬ?いや多量に飲めば死ぬのはどんな液体、たとえ水でも同じだ!アルコールも節度を保てば問題ないのだ」という反駁はとてもよく聞くが、僕は寡聞にして水に習慣性を持ってしまって、それで苦しんでいるという話を聞かない。
じゃぁ、お前は酒の旨さもわからぬ堅物なのだな、そんな悪態をつく人もこれまたとても多いが、酒はごくたまに飲む、それは旨いからだ。酒でないと合わない食べ物というのがこの世に存在する、そういう時には飲まないわけでもない。アルコールの味自体も嫌いではない。この食品にはアルコールが入っていないと、というジャンルの食べ物もいくつかある。しかし旨いから飲む、というのでは、気持ちいいから麻薬をやる、というのと何ら変わりがなくなってしまうとも思う。要するにバランス感覚なのであろう。
僕は酔っ払うことによる時間のロスがとてつもなく嫌いだというのもあるのだけど、要するに酔っ払っていたい人ではないし、酔っ払いたくないということだ。酔っ払っていたい人はそれはそれで好きにすればいいと思う。別にそれを止めたりはしないし、それが原因で癌になったらかわいそうだなとも思うし、僕はそうはなりたくないけれど、周りはみんな酒で死んでいったなと思う。
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mausac-57 · 10 months
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04-a-13 · 2 years
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月1度の「アレ」が来る前の私はというと、それはそれは憂鬱そうでなんの活力も湧かないような顔をしていて、その割に全てが地雷で沸点が異常に低い感情ジェットコースター人間になってしまう。それでいて「アレ」が来ると、たちまち悩んでいたこともモヤモヤしていたこともイライラしていたことも全部自分の中からいなくなっちゃうの本当に不思議だし、その度に自分が「女」であることを自覚する。まるで、血液と一緒に真っ黒な感情も洗い流されているみたい。
今回のPMSは身体的なものに加えて精神的な症状まで強めに出ていて、インスタも特定の人のものしかまともに見れなかった。この時期は人と比べて自分が惨めに思えるので、SNSというツールは見ないに限る。精神衛生上悪い。落ち込む要素はなるべく遠ざけて、好きなもの食べて好きなことして自分を自分で甘やかそうとしてる。なるべく人を巻き込まず自分の機嫌は自分で取りたい。それができないから毎度毎度悩むのだけれど。
男家系で育った彼氏。それまで月1度のそれに苦しめられる女性を見たことがなかったらしい。毎月ある時期になるときまって情緒不安定になる私を、まるごと許してくれるやさしさが時々痛い。嵐の如く荒れ狂う私を気にせず放っておいてくれるやさし��。でもきっと彼だってなにかしら感じてるものがあるだろうから。ごめんね、ありがとう。
なんか彼に無償の愛みたいなのを求めすぎてる時があるな〜〜だから試してみたりとてつもないわがままを言ってしまったりわけわかんないことしてしまってるんだな、と猛省。アレが来る前、特にそういうのが多くてつくづく嫌な女だな〜私〜〜となり自己嫌悪のループ。無償の愛は尊いものなのに、一方的にそれを相手に求めすぎることは、めちゃくちゃ暴力的。要は、私がここまでしても彼に許されるだろう、変わらず愛してくれるだろう、と驕っているからなんでもできてしまうわけです。やさしい彼に甘えているだけということ。甘えること自体は別に悪いことじゃないからな〜彼だっていっぱい頼ってくれているし。自分の中で不安定になると、愛して愛して!となっちゃうの私の悪いところだと思う。
彼に許された分だけ私も許す、ということは私の大好きで尊敬してる女の子がいつか教えてくれた。彼のやさしさに胡座をかかずに、何年付き合ったって謙虚なやさしさを忘れずにいたい、と備忘録のように書き残しておく。冷静なうちに。
彼が俺は車も持ってないし、素敵なディナーに連れて行ってバースデーサプライズしたりそういう器用なこともできないし、ごめん、と言ってた、もちろんそういうのも素敵だけど、私は一緒に美味しいラーメンを食べて顔を見合わせたり、徒歩でくたくたになりながら買い物したり、お互いの行きたい場所にお出かけしたり、親から借りた車で交代でハラハラドライブしたり、たまに食べ慣れないお洒落なレストランに行ってみたり。そういった何気ない日々をあなたと重ねていきたいな〜〜と思う!!
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recipe-cookingclass · 2 years
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名古屋の『山本屋 大久手店』さんに行ってまいりました。 山本屋本店にと思っていたのですが、偶然、こちらを見つけて入店。 のちに調べてみると 『山本屋総本家』の二代目直系にあたるそう。  お店の中は清潔で半個室状態の席はとても良かったです。 注文は時間も無かったこともあり、これの前にもお酒をいただいたりしていたので、 味噌煮込みうどんを卵入りとオーソドックスなものを頼みました。 そして白ごはんの大。 独特の鍋板の形状も面白く、熱々で運ばれてきました。 お味は、家で作る味噌煮込みうどんの出汁の味を抑えたカクキューの八丁味噌のしっかりとしたお味。 我が家は関西ですので、八丁味噌のコクに負けない程度のお出汁を用意しますが、初めていただいたり総本家さんの味噌煮込みは、抑えめなんだなと違いに感心。 おうどんの打ち粉に『はな粉』いわゆる蕎麦の打ち粉を使ってらっしゃるそう。我が家も蕎麦打ちもするのではな粉はよく理解しておりますので、そこらのこだわりの意図を理解しました。 蕎麦好きからすれば、蕎麦の栄養価も加わることと風味がプラスアルファ加算されることはちょっと小洒落たこだわりを感じさせてくれます。 手打ちうどんに関しても主人の打つ剛力麺の強さで、男らしい打ち手の強さが感じられます。 煮込み温度や時間を考えてもこれぐらい強い麺でなければグズグズしてしまいますしね。 そして渋みとコクのあるカクキューの三年熟成八丁味噌(私も愛用しており重々に味を理解しております。)に負けないバランスの強さをもつうどんは、とても美味しいのです。若干細めなのも総本家さんの特徴でしょうか。 出汁が抑えめなことで、少しあっさりといただけるのもいい塩梅。 ごはんもふっくら名古屋価格。 お香香もほんの少しでも嬉しい。お口直しにお漬物は必要ですので。 関西の人間ですので、熱いものは熱くいただきたいと思う私たち夫婦。蓋を器にうどんをのせるのも初めだけで、すぐさま一人土鍋でいただき直します(笑) 冷めたものや冷め出したものはご法度な性分なので好きに頂かせていただきました(笑) これが美味しいのです。 珈琲だって舌が焼けるほどのものを。 冷たいものはしっかりと冷えたもので。 ひやかけもひやかけのうどんだって、しっかりと冷やし〆たもので。 お蕎麦もせいろにざるにひやかけならば、しっかりと冷やし〆たものを。 料理にはそれぞれにベストな適性温度というものがございますので、それらを一番美味しくいただける温度で食べ切るのが望ましいのです。 そしてこちらの接客は男性のお店の方が素晴らしいですね! 名古屋では接客に関しても男性がとても素晴らしいなと思うことも多いのです。もちろん女性でも際立って接客が素晴らしい名古屋での出会いもございますが。 そうそう辛味の入れ物、竹の仕様がとても理にかなっており、よかったなぁと感心しました。 偶然のタイミングで訪れたお店でしたが、とても良かったです。今度行くならランチタイムも良いかなと考えております。 やっぱり名古屋のお料理となると なによりも『味噌煮込みうどん』 剛力なうどんと渋みと深みあるあの熟成八丁味噌とのマリアージュをやっぱりいただきたくなるものです。 ご馳走さま。 料理研究家 指宿さゆり ーーーーーーーーーーー #料理研究家指宿さゆり #レシピ開発 #レシピ制作 #レシピ制作専門スタジオ #料理は教養 #食は品性 #山本屋大久手店 #名古屋ディナー #食べログ #食べロガー #手打ち蕎麦 #山本屋総本家 #インスタ映え #土鍋 #鍋焼きうどん #手打ちうどん #八丁味噌 #グルメスタグラム #名古屋グルメ #名古屋居酒屋 #カクキュー #神戸料理教室 #グルメ好き #味噌煮込み #名古屋蕎麦 #名古屋ランチ #名古屋観光 #味噌煮込みうどん #名古屋うどん (山本屋大久手店) https://www.instagram.com/p/CiJmvVDrCuB/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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aya-azana · 1 month
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スクレイピング・ユア・ハート ― Access to SANUKI ―
あらすじ 平凡な大学院生である丸亀飛鳥。 新規気鋭のイラストレーターで、飛鳥の後輩である詩音。 四年ぶりの再会を経て、二人は奇妙な出来事に巻き込まれていく――――
 物語の始まりなんて、なんでもよかった。  偉人の言葉を引き合いに出して、壮大な問題を提起する冒頭が思いつかない。洒落た言い回しを使った、豪華絢爛な幕開けが思いつかない。ああ、思いつかない。とにかく、思いつかないの。  一般教養が足りないとか、センスがないとか、そんなんじゃない。  ただ、平坦。二十三年生きた人生に山も谷もない。  一般的な都内の中流家庭に産まれ、すくすくと成長し、苦難なく小中高大を卒業。  特に研究したいこともないが、働くのが嫌で大学院へ。研究生活の中で平均くらいの能力を身につけ、今でもゆるゆると日常を謳歌している。  そんな人間が想い描く物語だ。たとえ始まりを豪華絢爛にしたところで、面白くともなんともない。  だから、始まりなんてなんでもいいん『そんなことないわ』  ……そうかしら。それなら、もう少し頑張ってみ「お願いだから止まって、止まって!」  ……どっちよ。  これは、寝る前にするちょっとした妄想。クラスを占拠した悪漢を一人でやっつける、みたいなもの。  目を瞑っているのだから周囲は真っ暗だし、私以外の声が聞こえるわけ「先輩!先輩!しっかりして!」  うーん。うるさいわね。  聞き覚えがある女の子の声。少しガサついていて綺麗な声音ではないのだが、なぜか心地よくて、落ち着く。  ……寝る前に聞く、ちょっとえっちなASMRの切り忘れね「先輩!?」。面倒だけど一度起き『ダメよ』
 身体がビクン、ビクンと震える。
 表面上は高潔な雰囲気を纏っているものの、ねっとりとした厭らしさが滲みでて、根底にある魔性を隠しきれていない女性の声。  今まで一度も聞いたことがない。声の主なんて知るはずがない。それでも狂しいほど切なく、堪らないほど愛おしい。  そんな声が全身を駆け巡り、電撃のような痺れとなって身体を激しく愛撫したのだ。  『貴女の全てが欲しいの』  唐突に発せられた媚薬のような愛の囁きに、動悸が早くなって頬が火照る。恋愛感情に近い心の昂りが瞬く間にニューロンを焼き焦がして、身体にむず痒い疼きを与えた。  『貴女は快楽の熱で、ドロドロに蕩かされていく』  そう告げられると、容赦ない快感が次々と身体に打ちつけられ始めた。  堪らず身を捩ろうとするが、金縛りに遭ったように手足が動ない。舐めしゃぶられるように身体中が犯され、許しを乞うことすらできない。ただ一方的にジュクジュクとした甘ったるい快楽の波が全身に蓄積していく。  やがて許しを懇願することさえ忘れ、頭の中が真っ白に染まってしまう。もう耐えきれない、決壊してしまう。  『そして、深く深く流れ落ちていく』  そのタイミングを見透かしたように、許しの言葉が告げられる。同時に、心の器が壊れ、溜め込んだ全ての快感が濁流のように全身を駆け巡った。  意識が何度も飛びそうになって、頭のチカチカが止まらない。獣のように声にもならない嬌声をあげながら、やり場のない幸福感に身を委ねて甘く嬲られることしかできない。何もかもがどうでもよくなる程、気持ちがいい。  永遠に思えるような幸福な時間を経て、すぅっと暴力的な快楽が引いていくのを感じた。代わりに、深い陶酔の中へ身体が沈み始める。  そして、自然と強張っていた身体から力が、いや、もっと大切な何かが抜けていく。でも危機感はない。  たとえ声の主が猛獣で、彼女に捕食されている最中であっても、私は目を開けず身を任せてしまうだろう。  ゆっくりと身体の輪郭が曖昧になり、呼吸が浅くなっていく。意識が朦朧として何も考えられない。ただ、恍惚たる快楽の余韻に浸りながら、彼女の言葉の通り深く深く、流れ落ちていく。  『おやすみなさい、愛しい貴女』  赤ん坊に語りかけるような優しい声音で別れが告げられる。そして、私の意識はブレーカーが落ちたようにプツンと切れた。  遠くからぼんやり響いた悲痛な叫びは、もう私に届くことはなかった。
 ***    もしあたしにインタビュー取材依頼がきて、最も影響を受けた人物を聞かれたら、間違いなく先輩と答えて彼女への想いを語り続けるだろう。  コラム執筆依頼がきたら必ず先輩の金言を引き合いに出して最高のポエムに仕上げるし、ラジオに生出演したら「いぇい、先輩、聴いてるー?」が第一声と決めている。  現に初めて受賞した大きなイラストコンテストの授賞式の挨拶では、会場にいない先輩に向けて感謝の気持ちを述べた。それほどまで、高校で先輩と過ごした二年間はかけがえのない宝物だったのだ。  だから、あたしという物語の始まりは必ず先輩との思い出を引き合いに出すと決めている。  そんな小っ恥ずかしいことを寝巻き姿で平然と考えてしまう程、あたしこと讃岐詩音は浮かれていた。  なんせ今日は先輩と四年ぶりの再会である。  窓から差込む小春日和の暖かな日差しが、今日という素晴らしい日を祝福しているようにも思えた。
 「詩音、朝ごはんできてるわよー」  「うん」  一階から聞こえたママの呼びかけに応じる、蚊の鳴くような声。自分のガサついた地声が嫌で、どうしても声量が小さくなってしまう。  おそらくママには聞こえていないので急いで自室から出て階段を降り、リビングに移動する。閑静な高級住宅街に建つ一軒家に相応しくないドタバタ音が鳴り響いた。  「危ないからゆっくり降りてきなさいって言ってるでしょ」  ママのお小言に無言で頷きながら、焼きたてのバターロール一個とコップ一杯のスープをテーブルに運ぶ。いつものご機嫌な朝食だ。  「バターロールもう一個食べない?消費期限今日までなの」  ママの問いかけに対して首を横に振って拒否した。少食なあたしにとって、朝の食事はこの量が限界。これ以上摂取すると移動の際に嘔吐しかねない。  「高校でバスケやってた時はもっと食べてたのに。ママ心配よ」  そう言われてしまうと気まずいが断固としてNOだ。先輩との大切な再会をあたしの吐瀉物で汚したくない。  話題を逸らすためテレビをつけると、ニュースキャスターが神妙な面持ちで原稿を読み上げていた。  「横浜市のアトリエで画家の東堂善治さんが倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたが意識不明の重体です」  たしか、以前参加したコンテストの審査員だったような。国際美術祭で油彩画を見たような。あと生成AI関連で裁判がうんたら。  「東堂さんは世界的に権威のあ……また、スポンサー契約を交わしていたFusionArtAI社に対して訴……捜査関係者によると奪われた絵……」  ニュースの内容を聞き流していると、概ねの内容は記憶と合致していた。どうやら、高校を卒業してから勉学の道には進まず、創作活動に勤しむようになったあたしの記憶力はまだ健在らしい。少しだけ、ホッとした。  「最近物騒ね。よく聞く闇バイト強盗かしら。ほら、この前も水墨画の先生が殺されたじゃない。詩音も今日のおでかけ、気をつけなさいよ」  「ん、気をつける」  ママを心配をさせないために少しだけ大きな声で返事をして、深く頷いた。  食事を終えた後、アイロンがけされた一張羅に着替えて身なりを整え、先輩が待つ喫茶店へ向かった。    ***    ――――ちょうど三週間前のこと。  本業のデジタルイラストの息抜きとして始めた水彩画にハマりにハマって、気がつけば丑三つ時。ふと先輩の顔が頭に浮かんだのだ。  丸筆とパレットを置いてから勢いよくベッドにダイブして寝転がり、流れるようにエプロンのポケットからスマホを取り出す。  先輩はSNSを実名で登録するタイプではない。それでも広大なネットのどこかに先輩の足跡みたいなものがないか、淡い期待を抱いて名前を検索してしまう。  そんな自分がちょっと気持ち悪い。  自己嫌悪に陥りつつ検索結果を眺めていると、思いもよらない見出し文を見つけたので間髪入れずにタップした。
 「情報システム工学専攻修士1年生の丸亀飛鳥さんが、AIによる雛の雌雄鑑別システムに関する研究で人工知能技術学会最優秀論文賞を受賞しました」
 ゆっくりとスクロールしながら情報を集める。やがて研究室のホームページに掲載された集合写真にたどり着く頃には、これが先輩の記事であることを確信した。  ……正直言って自分がだいぶ気持ち悪い。  「やっぱり先輩はすごい。うん、とてもすごい人だ」  先輩の活躍ぶりに足をばたつかせながら興奮していると、ピコンと仕事用のアドレス宛に一通のメール。見慣れないアドレスだったが、ユーザー名が目に入った瞬間飛び起き、正座になる。  「marugame.asuka0209って、これ絶対に飛鳥先輩だ!」  偶然にしては出来すぎているが、なんの警戒もなく開封をして内容を隈なく読み込み――――読み終える頃には呆然としていた。  要約すると研究協力の依頼であり、可能であれば一度会って話せないか、という非常に堅苦しい内容である。  気がつくと涙が頬を伝っていた。  四年ぶり、つまり先輩が卒業してから初めて貰った連絡。元気?今度ご飯でも行かない?みたいな、そういうのを期待していたあたしがおバカじゃないか。  ――――いいや、先輩が悪いわけではない。これが普通。むしろ、あたしがおかしい。  何を隠そう、あたしと先輩の間に特別な繋がりはない。友達でもなければ恋人でもない。ただ、バスケ部の先輩後輩というだけで、練習と試合だけが共に過ごした時間の全て。連絡も練習に関することだけ。そんな程度の仲。  「……それでも好き」  あたしに手を差し伸べてくれた先輩に対する想い。四年経ってもこの気持ちは色褪せていない。  でも、これが最後になるかも。もし拒絶されたら、ただの先輩後輩ですらなくなってしまったらどうしよう。そう思うと、胸が苦しくなる。だから今まで一度も自分から連絡できなかった。  ――――涙を拭い、ありったけの勇気を振り絞る。  先輩に会ってお話しがしたい、その気持ちだけで震える指をどうにか動かし、書いては消してを繰り返す。文面が完成しても、何度も声に出して読み上げ続け、早三時間。返信を完了する頃には外が薄明るくなりつつあった。  急にドッと疲れが出て、再びベッドに倒れうつ伏せになり、顔を枕に埋める。そのままうめき声を上げて、湧き出る混沌とした感情を擦り付けていく。  このあられもない姿がママに目撃されていたことは、あたしの人生最大の汚点となるのだった。    ***    ――――いつの間にか私はドアの前に立っていた。  温かみを感じるレトロな木製のガラスドア。ここは大学から離れた場所に佇む、少し寂れた喫茶店の玄関前だ。私の憩いの場の一つで、よく帰り道に訪れている。  ぼーっとしていると、店内が薄暗いからか自分の姿がガラスに反射していることに気がついた。  ガラスに映る、ケープを羽織ったおさげ姿の美少女。うどんのように白い肌が彼女の纏う儚さに拍車をかけている。    彼女の名は讃岐詩音。    私の一個下で、高校バスケ部の後輩だ。  某バスケ漫画に憧れて入部したという詩音は、初心者という点を考慮しても信じられないほど下手だった。  ドリブルやパスはへんてこだし、一番簡単なレイアップシュートすらろくに出来ない。おまけに口数が少ない不思議ちゃんで、趣味と特技がイラストときた。  そのため、次第に周囲から腫れ物のように扱われるようになる。  それでも詩音は部活を辞めず、直向きに人一倍努力を続けた。  しかし、周囲からの扱いは変わることはない。下手っぴが一人で頑張っても嘲笑の対象になるだけだ。  だから私は、詩音に手を差し伸べた。少しでも彼女が笑顔になれるように。  ――――精一杯頑張る彼女の姿が、どこか冷めていた私の憧れだったから。    原因は不明だが、今、私は『詩音』の姿になっている。まるでVRを体験しているようだ。なんにせよ、玄関前で棒立ち��続けるのは迷惑だ。  混乱しながらドアを開けて入店すると、店員がにこやかに迎え入れてくれた。  「いらっしゃいませ、讃岐さんですね。丸亀さんはあちらの席でお待ちです」  会釈をするも、妙な違和感。戸惑いながら店員の案内に従い、席に移動した。そして私は大っ嫌いな女と対面することになる。  緑色の黒髪が綺麗な、リクルートスーツ姿の美女。気品のある見た目をしているが、中身は空っぽ。連絡が来ないから嫌われたと思い込み、自分を慕う後輩を四年間も放置したクズ。そんな女性が私を見て微笑む。
 『久しぶりね、詩音』
 そう、『『私』』だ。まるで鏡を見ているかのように、『私』が机を挟んだ向こう側に存在している。  詩音と四年ぶりに再開したあの日の夢を見ているのだろうか。  唖然とする私を無視して、目の前に座っている『私』は一方的に話を進めていき、本題に移り始める。
 『研究室が推進するイラスト生成AIプロジェクトが難航しているの』
 原因は技術の普及と発展に伴って、目視であっても判別できないAIイラストがウェブ上に溢れかえったことだ。  その結果、クローラープログラムがウェブを巡回してイラストを収集するスクレイピング技術で作られた学習データにAIイラストが混入し、AIプログラムが崩壊する報告が多数出ている。  余談だが、私の研究は養鶏農家から提供される写真を使用しているため、全く影響を受けなかった。それゆえ、最優秀論文賞を繰り上げ受賞してしまったのだ。
 『研究用のデータ加工が大変なのよ』
 これはイラストレーター達が自衛として、データをそのままウェブにアップロードしなくなったからだ。  近頃はデジタル画像を紙に印刷した作品やアナログ作品を造花などで飾り付けてからカメラで撮影する、2.5次元作品が主流となっている。  イラスト本体の解像度劣化やカメラフィルターによる色合の変化、装飾物による境界の抽象化などが原因で、2.5次元作品はAIで学習できない。  修正AIで2.5次元作品を2次元作品に加工しようとしても、誤認識のパレードである。そのため、ゆうに一万を超える大量のデータを人力で加工するしか手立てがないのだ。
 『FusionArtAI社のデータも法外的な値段で八方塞がりなの』
 FusionArtAI社は唯一ピュアなイラストデータを扱っているユニコーン企業だ。東堂善治のような大御所アーティストらと契約し、安定して高品質なデータを取得しているらしい。  AIやらNFTやらを壮大に語っている��事業内容がよく理解できない。それ��莫大な資金が何処から出ているのか非常に疑問である。  加えて詩音がモニターとして、AIの学習を阻害する絵具を貰ったのだとか。胡散臭すぎる。
 『だから詩音のイラストのデータを全て譲って欲しいの』
 「……は?ちょっと待ちなさい」
 今まで無言で頷いていたが、思わず声が出てしまう。
 『貴女の全てが欲しいの』  「そんなこと言っていない!私は研究協力の依頼を断るように警告したのよ!!」    ことの発端は詩音がイラストコンクールの授賞式で私の名前を出したことである。偶然その授賞式に私の指導教員も来賓として出席していたのだ。  後日、ゼミで彼女の挨拶が話題に出され、私は迂闊にも恥ずかしさのあまり過剰に反応してしまった。  指導教員は詩音が語った人物が私のことだと察した。そして詩音宛に研究協力の依頼を出すよう、私に指示を下したのだ。  なんせ、詩音は今や業界を席巻する超新星。その作品を利用できれば、データの質の担保だけでなく、研究に箔をつけることができる。  下手をすれば詩音が筆を折りかねないその指示に対し、私は強い憤りを感じた。  しかし、上の言う事は絶対。だから大学から離れた喫茶店に呼び出し、密かに依頼を断るように警告したのだ。  ……加えて、授賞式のようなオフィシャルな場で無闇矢鱈に人様の個人情報を出さないよう、情報リテラシーの講義もみっちり実施した。  詩音は私の言葉を素直に聞き入れてくれた。ただし、研究室の厄介事に巻き込んだお詫び?として、週末に作品撮影のアシスタントをする約束をした。    ――――その撮影日が今日。  そこは、誰も寄りつかない瓦礫まみれのビーチ。  遥か昔、海辺に栄える水族館だった場所。  青空の下、詩音が無我夢中になって作品の飾り付けをしている。  装飾材を補充するため、彼女が水彩画に背を向けた刹那。  額縁からコールタールに似た漆黒の液体が勢いよく溢れ出し、彼女を襲う。  だから私は彼女を突き飛ばして。  悍ましく蠢く闇に、『食われた』。    「……ようやく思い出したわ」  これは、妄想でも夢でもない。相対する『私』の皮を被る怪異が起こした現象だ。  理解不能な存在に生殺与奪の権を握られている。その事実を認識した途端、体に悪寒が走り、鳥肌が立つ。今にも腰が抜けそうだ。  怪異は恐れ慄く私の眼をじっとりと見つめながら、ブリーフケースから同意書とペンを取り出し、机の上に置いた。  『貴女とはいい関係になれると思うの』  そう言いながら、怪異は小指を立てながら厭らしく微笑む。  私の生存本能が、この文字化けした書類にサインをしてはいけないと警鐘を鳴らしている。サインをすれば、死ぬ。  それでも私は震える手でペンを掴んでしまう。    ……だって、私なんかが敵う相手じゃないもの。   怖くて泣きじゃくる無様な私に何ができるの。  そうね。きっと、あっけなく死ぬのよ。  ――――そうだとしても    「大切な後輩を襲ったお前だけは、絶対にぶっ殺してやる!!」    私は決死の覚悟を決め、一世一代の大啖呵を切った。瞬時に怪異に対する怒りの炎が燃え上がり、滞っていた思考が急激に動き始める。  相見えるは常識の埒外の存在。裏を返せば奇想天外な自由解釈が可能であり、不格好でもそれっぽい仮説を立ててしまえば、私にとっては常識の埒内の存在になる。  きっとそう強く信じなければ、目の前の『私』は倒せない。  唇に人差し指をあてながら、ただひたすらに、常識や記憶の間に無理やり関連性を見出して理屈をこじつけることを繰り返す。  やがて、その思考過程を経て、一つの結論に辿り着く。    この怪異の正体は、『クローラーを模した淫獣』だ。    こいつは複数回にわたって人を襲い、心の記憶から作品を抽出していくタチの悪い存在。全ての作品を取り込み終えると、獲物に大量の快楽成分を流し込んで再起不能にする恐ろしい習性を持つ。  おそらく詩音も何度か寄生されていて、今日が最後の日になるはずだった。  ところが、すんでのところで私が身代わりになったため、情報の吸い残しがあると誤認が生じてしまった。それは淫獣にとって重大なエラーである。  そこで、やり直しを試みるも、改めて詩音の同意が必要となってしまった。  だから先日の会話に基づいてこの空間を生成し、『私』の皮を被ってサインを迫っているのだ。――――今、自分が捕食している獲物が『丸亀飛鳥』であることに気が付かずに。  そして、最も重要なことは淫獣が人工的に作られた存在という点である。  これまでの同意書に重きを置くような言動を見ると、魑魅魍魎の類とは思えない。何より、元凶に心当たりがある。  そう、FusionArtAI社だ。淫獣の正体が例の胡散臭い絵の具であり、密かに多数のイラストレーターを襲っているとしたら、全て辻褄が合う。  ――――そうであると信じるの。そうすれば、こいつに一矢報いることができるはずよ。  汗ばんだ手で同意書を手繰り寄せ、ゆっくりとペン先を近づける。  すると、自分勝手に喋っていた淫獣が口を閉じ、紙面をじっと凝視し始めた。それだけではない。空間を構成する全てが、その瞬間を見逃すまいと監視している。  張り詰めた空気の中、私は素早く紙を裏返して、こう書き記す。    robots.txt  User-agent: *  Disallow: /    その意味は、『クローラーお断り』。  今や対魔の護符に等しい存在となった同意書を握りしめ、勢いよく席を立つ。  「私の全てが欲しい……そう言っていたかしら?」  沈黙。詩音の好意や才能を踏み躙った淫獣は、口を開かない。  『An error occurred. If this……』  どこからともなくアナウンスが聞こえるが今はどうでもいい。
 「これが私の答えよ」
 大っ嫌いなクソ女の顔面が吹き飛び、振り抜いた私の拳が漆黒の返り血に染まる。  一呼吸おいた後、心から詩音の無事を願い、静かに目を閉じた。    ***    茜色の空。漣の音。磯の香り……それと、ちょっと焦げ臭い。  そして、私の身体に縋って嗚咽する大切な後輩。  どうやら私は死の淵から生還できたらしい。無事を知らせるため、詩音の頭を優しく撫でる。それでも泣き止まないので、落ち着くまで背中をさすってあげた。  「心配かけたわね。詩音が無事でよかった」  詩音は私の胸に顔を埋めたまま、コクリと頷く。  「先輩も無事?」  「ええ、大丈夫よ」  これ以上、詩音を不安にさせないように気丈な態度をとるものの、重度の疲労を感じ、もはや立つことすらできない。  「ここはまだ危ないから、早く詩音だけでも逃げて」  「やっつけたから、モーマンタイだよ」  詩音が指差す方向を見ると、黒い液体に塗れた水彩画が静かに燃えていた。焦げ臭い匂いの原因はこれか。……やっつけたってどういうことかしら。  些細なことに気をとられている場合じゃない。  先ほどから微かに聞こえる、複数の物音。  何者かが物陰で息を潜め、私たちの様子を窺っている。  今や炭になりつつある淫獣の回収が目的か。いや、それは私がでっち上げた荒唐無稽な陰謀論にすぎない。  ここは、電波が届かない人里離れた廃墟。無防備な女二人がいつ襲われてもおかしくない、危険な場所だ。  詩音も気が付いたのか、私に抱きつく力が強くなる。意地でも私から離れないつもりのようだ。高校の時から感じていたが、この子は気が弱いわりに頑固だ。    ――――息が詰まるような空気を、遠くから鳴り響くサイレン音が切り裂いた。    同時に複数の人影が足音と共に遠ざかっていき、私は安堵の息を吐いた。  「もう大丈夫。定刻を過ぎても私から連絡がなかったら、警察と救急に通報するよう、母さんに頼んでいたの」  半分は今のような不足の事態に陥った時の保険として。  「やっぱり先輩はすごい。うん、とてもすごい」  もう半分は、尊敬の念を向けている後輩から刺された際の保険として。……絶対に黙っておきましょう。    ***    ――――事件から三か月後。  結局、私たちを襲った存在の正体は分からず終い。一方、あの場にいた不審な人影は東堂善治を襲撃した闇バイト強盗であった。そのため私達の不法侵入は霞んでしまい、一切お咎めなし。私達の身に何があったか、深く聞かれることもなかった。  まぁ、警察に事情を説明するにしても――――  FusionArtAI社が作ったスライム型の淫獣に襲われてデスアクメしそうになりました。奴らはアーティストの心の記憶に存在する作品データを狙っています。  という私の支離滅裂な説は口が裂けても言えない。それに、FusionArtAI社が不正会計絡みで呆気なく倒産したため、もう追及のしようがなかった。  ちなみに、詩音は黒い液体の正体が亡霊の祟りだと思い込んでいる。だから制汗スプレーとライターで除霊?しようとして、そのまま引火。あの有様となったそうな。  「貴女のおかげで助かったのかもしれないわね」  私の言葉に首を傾げる後輩は、今日も美少女だ。  あの事件以来、私達はお互いの身を案じて一週間に一回は会うようになった。といっても、毎回普通に遊んでいるだけだ。  今日は私の行きつけの喫茶店でまったりとお茶をしている。お紅茶がおいしい。  紅茶の香りの余韻を味わっていると、詩音の手招きが。  またか、と思いつつ耳を寄せる。
 「先輩のケーキ、一口欲しい」
 耳元で囁かれる妙に蠱惑的な声と熱の籠った吐息にゾクッとしてしまう。あの事件で私が晒した醜態から、余計なことを学んでしまったのだろう。  悪戯っぽく笑う詩音。本音を言ってしまうと非常に嬉しいのだが、どうも照れ臭くて顔を背けてしまう。  でも、これから時間をかけて慣れていけばいい。あの事件が私という物語の始まり、いや、――――私達という物語の始まりと決めたから。  二人に降り注ぐ優しい木漏れ日が、これからの日常を祝福しているように思える。  ――――そんな気恥ずかしいことを考えてしまうほど、私こと丸亀飛鳥は幸せだった。
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bearbench-tokaido · 2 months
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五篇 追加 その三
かごかきのミスで、何処だか知れない場所にきた弥次郎兵衛は歩き回って、いろいろ聞いたのだが何がなにやらすっかりわからなくなってしまっていた。
「さっきから尋ねまわして、もうもう、がっかりとくたびれました。 どうぞ、一服させてください。」 と、言う。 この様子にここの亭主気の毒そうに、煙草盆を下げてくると、 「さあ一服しなされ。いったいお前さんは、どこを尋ねさんすのじゃいな。 みたところ参宮らしいが、お一人か。 あるいはお連れでも、おますかいな。」 と、親切に接してくれる。 「さようで。 道連れは二人あります。私はその連れにはぐれてこんなに、困ったことはございません。」 と弥次郎兵衛は、いいながら煙草を吸い付ける。 亭主はあれっと言う顔で、、 「いやもしかすると、そのお二人のお連れは、お一人はお江戸らしいが今、一人は京のお人で目の上にこのくらいの、出来物のあるお方たじゃおませんかいな。」 「そうそう、鼻くそがついたような。」 と弥次郎兵衛が、上の空で答えると亭主は、ほっとしたように、 「それじゃと、家にお泊りのおかたじゃさかい。 泊まりの手続きを済ましてからすぐに、お前様のお迎えを出しましたわいな。」 と、言う。
ぼおっと聞いていたが、亭主の言うことが次第に飲み込めてきて、 「そりゃ本当か。やれうれしや。 そういえばお前のところの名前は、何屋といいます。」 と弥次郎兵衛が聞くと、亭主は表の看板を指差しながら、 「あれ御らんなされ。掛札に藤屋とかいておますがな。」 と、言う。 「本当だ。そうそう、それそれ。 棚からぶら下がったようだ思ったが、その藤屋よ。 で連れのやつらは、どこにいます。」 弥次郎兵衛が聞くのに亭主は答えて、 「それ奥へ。お連れさまがお出だというてかんせ。」 と言う。
この声を聞いて奥から、道連れの上方者が飛んできて、 「こりゃ、ようございました。 さだめてそこら、尋さんしたであろう。 こちもどんなに尋ねまわったことか。まあまあ、奥へ。」 と、案内する。 弥次郎兵衛は、 「これは、お世話になります。」 と促されるように奥に行く。
実は上方者と北八は米屋の太郎兵衛らの太太講(太太講)について、御師の方へ行っていたが弥次郎兵衛に姿がなくなっているし、周りは知らない人ばかりで手持ちぶさたで弥次郎兵衛のことを、いろいろ聞きまわったのだがわからない。 しかたがないのでその御師の方を出て、尋ねて回ろうかとも思ったが全く当てもない。 そういえばさっき、妙見町の藤屋に泊まると言ったからそうち、ここに尋ねてくるだろうととりあえずここに宿を取って待っていたのだ。 弥次郎兵衛は太太講のかごが、間違った一部始終を面白おかしく語って大笑いとなる。
安心して北八は、髪結を呼びにやり月代を剃ることにした。 月代(さかやき)とは、ちょんまげの額から頭頂にかけて剃る部分のことである。 「まあまあお互いに、命に別条なくてめでたい。」 と北八が言うと、弥次郎兵衛が、 「いやもう、とんだ目にあったというは俺の事よ。 ところで髪結さん。そのあとで俺もやってもらおうか。」 と、北八のをやっている髪結に声をかける。 北八が、 「さきに、湯に入ってきたらどうだ。」 と言うと、 「それなら、そうしよう。」 と弥次郎兵衛は、湯に入りに行く。
北八は、頭をやってもらいながら、 「俺はぐっと根をつめてあるのが好きなんで、しっかりやってくんな。 なんだかこっちのほうの髪は、たるみが出てびんが変に長くて、まったく気の利かない頭つきだ。 それに女の髪もいやに立派で、大きいだけでなんのことはねえ。 筑摩の鍋かぶりというもんだ。」 と、髪結に話しかける。 「そのかわり女はとっとえらい綺麗で、おましょがな。」 と髪結が、北八に言うと、 「綺麗は綺麗だが立って小便するには、閉口する。」 と答える。 それを聞いて、髪結は、笑いながら、 「いやお江戸の女も、大きな口を開けてあくびするのは色気がない。」 と言うと、 「それでもやっぱり女郎は、江戸だ。江戸は意地っ張りだから面白い。 こっちでは誰がいっても同じことで、いやな客を断ることが��いから執着が薄くて面白みがないようだ。」 と北八は、京をけなすようなことをいう。 髪結は、ちょっとむっとして、 「いやこっちの方では、お前様のようなお方が遊びに行っても断らんのじゃさかい、それでよいではおませんかいな。」 と、言う。 そのいいように、北八が、 「なんだと、馬鹿にするなよ。本当に。」 「おっと、急に動くと切りますがな。」 と髪結はわざと、危なそうな声を上げる。
北八は、顔をしかめて、 「いや切らなくても、酷く痛い剃刀だ。」 と言うと、髪結は、 「痛いのが当然じゃわいな。この剃刀は、買ってから何年になるか忘れたがまだ一度も、砥いだことがないから。」 と、しみじみと剃刀を見る。 「どういうこった。なぜ、剃るたびごとに研がねえんだ。」 北八は頭を動かして髪結の方を見ると、髪結は剃刀を撫でんばかりに、 「いやそんなに研ぐと、剃刀が減るさかい。 それに人さんの頭が痛いのは、自分とは無関係ですし。」 と言うので、 「どうりでさっきから、痛くて痛くて。 一本ずつ、むしっているようだったわ。」 と北八は髪結から、体を離している。 「なんぼ痛いと言うても、命にかかわる問題でもないがな。」 と、なおも髪を剃ろうとするので、 「ええいそういう問題じゃね。もう、さかやきはいい。」 と北八は、断る。 髪結は残念そうに、 「お前さまは逆剃りは、お嫌いかな。」 と言うと、 「嫌いじゃないがその剃刀でなら、大嫌いだ。 頭の皮がむけるだろう。もうそこはいいからぐっと、髪をつめていってくんな。」 と北八は、まげを結わせる。
髪結は剃刀を大事そうにしまうと、北八のまげを結い始める。 「はいはい。こりゃ、ふけだらけじゃ。 このふけをとる方法がありますが、やってみますかな。」 「どうするととれる。」 髪結がいうので北八が、そう聞いてみると、 「なにお坊さんに、なったらいいですがな。」 と洒落る。 「ええ、いまいましいことを言う。」
髪結は髪をとかして、根をぐっとつめると、 「根はこのぐらいでいいですか。」 と北八に問いかける。 「いやいやもっと、ひっつめてくんな。 とかくこっちの方へ来ると髪はへたくそだ。 根をかたくつめるということを知らねえ。不器用な。」 髪結は北八の言い方に、思わず力が入って、 「それなら、これではどうでおます。」 とぐっと根をつめるとさかやきに三本しわが出来て、目は上のほうに引っ張られるぐらいにかたくひっつめる。 北八は髪が抜けるんじゃないというほど痛いのだが、負け惜しみで顔をしかめながら、 「これでよしよし。ああ、いい気持ちだ。」 と言う。 髪結は少々、やりすぎたかと思いながら聞いたのだが、 「なんとな。それで、ようござりますかいな。」 「あんまり、よすぎて首がまわらぬようだ。」 と北八が言うので、髪結は苦笑いをしている。
そこへ弥次郎兵衛が、湯から上がってきた。 「さああなた、髪なされませんかな。」 と髪結が弥次郎兵衛に問いかけると、 「いやなにやら湯に入っていたら、ぞくぞくして風邪でも引いたようだ。 俺は、明日にしよう。」 と言う。 「それなら、さようなら、御きげんよう。」 と、髪結は荷物をまとめて出て行った。
そのうち女中が膳を持ってきて、めいめいへきちんとすえる。 上方者はさっきから寝転んでいたが、おき出してきて、 「どれ、飯を食おかいな。」 と膳を見てみると、女中が、 「今日はしけで、お肴がなにもおませんわいな。」 と言う。 弥次郎兵衛も、その女中の声につられて膳を見て、 「いやいやこれは、御ちそう。さあ、北八どうだ。」 と、北八を促す。 「弥次さん、俺の箸はどこにある。」 と北八が答えるので、弥次郎兵衛が不思議そうに、 「それ、膳についている。」 と、箸を指差すと、 「取ってくんな。どうも、うつむくことが出来ないようだ。」 と言う。
弥次郎兵衛が、 「なぜ、うつむくことが出来ないんだ。」 と、北八の顔を見ると、 「おやおや、お前の顔は何だ。 目がひきつって、まるで、狐がついているようだ。」 と、びっくりする。
つづく。
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postjunk-vintage · 2 months
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NEW ARRIVAL / 2024.03.15
こんばんは。
本日も8点の新着アイテムをアップしました。
ご紹介致します。
90’s ST JOHN’S BAY Fleece Pullover Jacket Black [L]
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地味だけど、良いんですよこれ…。
オンライン販売だとこういうのはある意味チャレンジ枠でして。
何が良いの?っていう。
着た時の開放的なシルエットに加えて、総針リブが凄く効いてる。
ちょっと何言ってるか分からんて言われてもしょうがない。笑
要するに、フリースのくせにエレガントに見えるよって事です。
90’s RUSSELL ATHLETIC Heavyweight Thermal Sweatshirt [L]
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最近RUSSELLスウェットの勢いが凄いですね。
当店はあえて仕入れないスタイルをいつまで続けられるか実験中です。
とか言いつつこれもRUSSELLなんですけど、表サーマルのタイプ。
ネイビーにオレンジなんて最高の配色です。
久しぶりにVネックも良いなと、着用写真を撮っていて思いました。
是非。
00’s BROWNING Wading Jacket [M]
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銃器メーカー、ブローニング社のウェーディングJKT。
そういう系のアパレルラインは大概クオリティが高いイメージがあります。
下手な物作ったら本業に影響あるだろうから。笑
こちらも例に漏れずで、デザイン含めて満点の出来。
コンディションも良くおすすめです。
90’s KING LOUIE Oversized Nylon Padded Jacket Solid Black Made In U.S.A. [3XL]
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初体験の3XL。
こんなサイズあるんですね。
着るとふわっとくるよ、ふわっと。
家を出るとき適当に引っ掛けてきた、みたいな着方がクールだなぁと。
あまり見ないサイズですし、黒の無地だと尚更だと思いますので是非。
00’s BURTON Nylon Jacket [L]
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茶色に黄色、このお猿さんぽい配色がめっちゃ好き。
そして切り替え方とかパッチとか、あの頃を感じますなぁ。
今の時代だと如何なるスタイルにも取り込めそう。
妙な安心感と共に。
是非。
00’s ORVIS Fleece Lined Pullover Jacket [L]
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シンプルイズベストなORVISプルオーバーJKT。
そのまま食べても良いですし、今の時期ならインナーとして食べても美味しいです。
むしろそっちの方がお洒落な味がしそう。
おすすめです。
00’s~ REI Convertible Nylon Pants [L]
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この手のパンツはレングス一発勝負という事で、コレ100点。
サイドジップやらドローコードが付くのは裾上げがダルいから。
買ったらすぐ穿きたいんじゃあ!
分かるよ~分かる。
でも古着屋にはちょっとだけ耳が痛い話です。
00’s~ BLAKLADER Ripstop Kangaroo Mesh Vest [XXXL]
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うーん、どうだろうか。
じっと見つめて、ヨシ!いこう!
そんな感じで買ってきました。
きっと同志がいるはずだと信じて。笑
以上、今回の新着アイテムでした。
その他の詳細はONLINE STOREに記載しておりますので是非ご覧ください。
よろしくお願い致します。
POST JUNK Online Store
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山梨県甲府市相生2-4-24 モナークアイオイ1F
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mindbet · 4 months
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[2023/12/1 写真上から①13:48、②13:53] 木曽路小旅行。妻籠宿散策。好日珈琲で一服。カプチーノとアイスクリーム五平だれを注文。五平だれアイスは、醤油だんごっぽい甘じょっぱさが新鮮で美味しかった。アクセントに確かくるみ入ってたかな。妻籠宿で洒落たカフェと言うとここだけだと思う(笑) スイーツ食える所自体は他にもあるんだけどね。でもこの時間の客は僕一人だった。サクサクアーモンドはおまけで付いて来た。多分コーヒー頼むとくれるんだろう。大きな液晶タッチパネル券売機があって、そこで商品選んで、決済も済ませると言う注文システム。古い雰囲気のお店とハイテク機器のコントラストが面白いなと思った(笑)
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