Tumgik
#とても好きな曲ですぜひ一度お聞きくださいまし
shiri1124 · 1 year
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「だって、あなたが悪い…私を一人にするから…一人にしないでってずっと言ってたのに」
 僕は彼女と喧嘩をした。きっかけは本当に些細なものでここに書くまでもないような内容だ。どうやら僕の彼女は僕以外にもたくさんの男と関係を持っているらしい。それも結構前から、僕は薄々気づいてはいたが恐ろしくてその事実に気づかないようにしていた。気付いてしまったきっかけは、僕の友達が「見知らぬ男とホテルに行くお前の彼女を見た」と話してくれたからである。疑惑が事実に変わってしまったと悲しい気持ちにはなったが驚きはしなかった。彼女から話を聞いているとどうやら浮気紛いな行為はこれが初めてではないらしい、彼女は無償の性交渉だけでなく、仲介人を通さず全て自身で管理をし、性交渉で金儲けもしていると話した。もちろんこんなわかりやすく話してくれるはずはなく、彼女が話した言葉を要約するとこんな内容だった。金儲けまでしていることには驚いたがそれでも彼女を許すことにした。理由はわからない。彼女が可哀想だと思ったからかもしれないし彼女のことを愛していたからかもしれない。
 泣きながら話をした後、浴びるように酒を飲み、泥酔した彼女を本人の自宅へ送り届けるため初めて彼女の部屋を訪れた。彼女の部屋の中はひどく散乱していた。部屋の中身は脱ぎ捨てた服、下着、食べた後のゴミ、あとは薬の抜け殻。なんでこんなものが多数落ちているのかと思いそのゴミの中を覗き込んだ。空の瓶にはエスエスブロン錠、空になったシートにはゾルピデムとの表記があった、どちらもメンヘラがよく飲む薬らしい。大量にあるそれらの空を見て血の気が引いたが、全て見なかったことにした。
 この5ヶ月後、僕は未だ彼女との関係性を断ってはいなかった、僕がいなくなったら死にそうで、遺書に名前を書かれそうな気がして嫌だったからだ。そして久しぶりに彼女からの呼び出しを受けた、最近連絡を取ったのは僕からだけであった。彼女の体調を心配して2週間に1回は会っていた。そして話は冒頭の一段落へと戻る。どうやらこの告白は良心の呵責に苛まれたからではなく、子供ができた、今妊娠4ヶ月目だけどどうしたらいいのかわからないという相談のためだったらしい。彼女を許そうと、可哀想だと思った僕の良心を返してほしい、と思いはしたが、泣き崩れる彼女を前にしてそんな言葉は言えなかった。彼女の腹の中の子の父親は僕ではないと断言できる。なぜなら僕たちは大量の薬の殻を見つけたあの日から性交渉をしていないからだ。必然的にお腹の子供は僕の子ではない。浮気をした挙句お腹の子供は彼氏の子供ではないことがわかっていながら僕の元を尋ねるほど彼女は頭が悪いし、頼る相手もいないのだ。
 しばらくした後彼女は重い口を開け「産もうと思うの」と一言発した。僕は絶句したどこの誰かもわからない子供を産もうなんて、ましてや精神的にも経済的にも自立できない彼女が誰の援助も受けず産むなんて無謀な話だと。でも彼女は本気だったらしい。「子供を産まないなんて、ダメじゃん。そんなこと私にはできない」僕に散々酷いことをしておいてよく言えたもんだどんな倫理観持ち合わせてんだよとは思ったがその言葉もまた飲み込んだ。その日から僕たちはついに会わなくなった。
 子供も生まれて子育てに奮闘しているであろう6年後突然彼女の訃報を聞いた。教えてくれたのは彼女と僕が出会った、元アルバイト先の居酒屋で同じタイミングに働いていて今も交流がある友人だった。「どうやら風呂に溺れているところを発見されたんだって、部屋の中は薬のゴミがたくさんあったんだと。死ぬつもりで風呂に入ったんだったんだろうね。子供をロッカーに放棄して捕まって、ついこの前出てきたんだと。ほんでそのままホテルの一室で自殺。役満だよな。こりゃ地獄確定だわ」彼女の行動もさることながらあまりに口の悪いこいつの言葉にも開いた口が塞がらなかった。どこからそんな情報を手に入れてきたのか。まぁ彼女のことだからきっと地獄に行ったって閻魔に舌でも下の口でも奉仕してなんとか許してくれって助けを乞いそうだから地獄の沙汰もあったもんじゃねぇな。
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sarahalainn · 9 months
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Sarah Àlainn - Celestial Christmas Concert
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サラ・オレイン
~ 天使と天上の音楽 ~
念願だった日本の協会でのクリスマス。
11年目でやっと実現できました。
色々なサライブをプロデュースして来ましたが、どれも特別な思い入れがある中。
今回は1番印象に残るステージの一つになりました。
これをきっかけに、また日本の教会でコンサートが実現できれば幸せす。
個人的にはとても長崎に行きたく、、、チャンスに巡り合えることを祈っています!
では、プロデューサラからのライナーノート。
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今回のセトリ。デザインさせて頂きました^^
夏のオーストラリアで育ったため、リースのサラは半袖。
寒さにとても弱いものの(昨日のライブでもカイロを貼ってて落ちないかドキドキ)、
クリスマスはやっぱり寒いのがしっくり。
1. Pie Jesu (Andrew Lloyd Webber)
2. Bring the Snow『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』
3. Toccata (J.S. Bach) ~ Shchedryk/Carol of the Bells
4. Eternal Rest 『蒼き革命のヴァルキュリア』
5. Eight Melodies 『MOTHER』
6. Hijo de la Luna
7. Airmail Special Xmas Vers.
8. Hallelujah (Leonard Cohen)
9. Andata (坂本龍一)
10. Merry Christmas Mr. Lawrence 『戦場のメリークリスマス』
11. Joyful Joyful / 第九
12. O Holy Night
ENCORE
13. Ave Maria (Vavilov)
14. Silent Night
15. Nessun Dorma
16. You Raise Me Up
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海外の協会や大聖堂といえば、キャンドル🕯️
本物はNGとのことで、こちらに。帰って我が家のツリーの下に🎄
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今回のサラスタイルは、一番好きな純白。
1部はサラッと見つけた衣装!今回ネックだったのは、パイプオルガンの弾き語り。
普段はもっと高いヒールを履いてパフォーマンスをしているのですが、ペダルがもちろんキツく不可能。
因みに、ペタンコな靴でも試したところ、これもこれで初心者にはとても踏みにくく、多少ヒールがあった方が演奏しやすかったです。
長いスカートも足の動作の邪魔になるため、とても苦労しました。最終的には普段より低いヒール(これで)に動きやすいドレスに出会えました。オープニング、アンコール、エンディングの演出としてバージンロードを歩きたかったため、
それにしてはカジュアルすぎる姿かなと思い、裾が長い素敵なビジューのケープに出会えました。
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アンコールではお世話になってる方々のお衣装:
Instagram
Dress: DRESS SALON Lu:Che @dress_salon.luche
Veil: @paradisewest
Hair & Make up: @west_kuboki
アー写でも着てた一点もののヴェールとウェディングドレス。
華やかな衣装も大好きだけど、普段着も含めて、基本一色でシンプルなスタイルが1番好き。
見えにくかったはずですが、アクセサリーには十字架のネックレス。
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Sarah’s Angels
チャーリーズ・エンジェルともちろんかけてます。
ピアニストの宮本貴奈さんは色々な意味で今回救いの天使でした!
Soprano/ SAK.
Mezzo Soprano/ 渡辺磨裕美
Alto/ 会原実希
Tenor/ 大山桂佑
エグイアレンジにも関わらず🙇‍♀️サラッと歌われて素晴らしかった👏Bravi!
皆さんのシックな衣装が会場にぴったりでした。
実はAngels’のスタイリングもしてたのですが。。なんと、衣装が間に合わず(本番の次の日に到着><)
いつかまたぜひこちらも着て一緒に歌いたいものです!
では、音楽のもう少し詳しい編成や演出について。
聖なる場所で、今回はとても分かりやすいテーマとメッセージがあったこともあり、
MCを最小限にし、音楽中心のコンサートに。
アルバムやテレビと違って、コンサートでは自分の思いを自由に語れる貴重な場なので、
基本話せる時は話したいですが、今回はより音楽に集中できたため(ツアーでは毎回MC=ー「笑い」に命をかけていますw)、こういうコンサートも続けたい。
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1. Pie Jesu (Andrew Lloyd Webber)
Takanaのクリスマス・アドリブから始まり、イエスキリストを讃える一曲へと繋がる。
色々な作曲家のPie Jesuがありますが(Faureフォーレのも好きで迷いました)、アルバムに収録されてることと、京都音舞台での思い出もあり(お寺でのPie Jesuなんて、日本の神は心が広い)、Andrew Lloyd Webberバージョンに。
皆さん驚かれたかもしれませんが、後ろから登場し、キャンドルを灯し、歌いながらバージンロードを歩きました。
教会の大きな十字架✝️を見ながら歌う感覚。
色々な感情が心に重く、深く、宿る。
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2. Bring the Snow『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』
クリスマスは基本違和感と寂しい思い出しかなかったですが(夏のオーストラリアで、クリスマスを祝わない家族)、
昔からクリスマスソング・キャロル・讃美歌が大好き。とても嬉しいことに、オリジナルのクリスマスソングを歌わせて頂いています。それも、憧れのムーミンの。映画『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』で英語版と日本語版で主題歌を歌わせて頂くクリスマスの奇跡が起こりました。
そんなムーミン一家も、クリスマスはお祝いしません。
クリスマスが何なのかすら、知りません。
でも、「クリスマスさんがやってくる!」
人と勘違いしてる?
ツリーの飾り方も分からず独特。テッペンには薔薇。
そんなムーミンは、何よりも大事なクリスマスのメッセージに気づきます。
そんなハートフルなクリスマスソングを教会でも歌えるなんて。
年に一度しか使えないと思ってゲットした鈴は、今日も大活用。
3. Toccata (J.S. Bach) ~ Shchedryk/Carol of the Bells
さあ、ここからが難関。思いだすだけで冷や汗。
人生初のパイプオルガン演奏。弾き語り。そして途中で指揮。
本来予定してなかったのですが、教会の下見に行った時、オルガンを見て、これは演奏してみたい!、と燃えてしまいました。
どの楽器もマスターするのに難しいですが、その中でもパイプオルガン奏者にはリスペクトしかありません。
ピアノ、チェンバロと違って、鍵盤が三段階。それぞれ音色は違いますが、その音色をさらに左と右横にあるストッパーで調整する。演奏中引っ張ったり押したり大忙し。シンセも昔から好きだったので、感覚が似てて、音色を選べるのはとても楽しいです。演奏してる間は別問題ですが^^;そして、私にとって何よりも困難だったのはペダル。ペダルも鍵盤になっているんです!ひ〜
エレクトーンの経験もないので、シクシク家で妄想練習。手書きの鍵盤。
あるピアニストがピアノがなくて紙の鍵盤で練習したという都市伝説を聞いたことがあったけど、
本当だったかもしれない。
最初はオルガンソロのみ予定してて、何が良いかなと思って、冗談で「バッハのトッカータとフーガニ短調BWV 565」なんて!と言ったら、ピアニストの塩入俊哉さんが、「それで良いんじゃない」と真面目に答えられてから、やることになっちゃいました(塩入さん、体調回復されて、元旦でお会いします^^)
どうやって鍵盤を弾きながらペダルを踏んで歌うのだろうか。。。練習ができないため、
今回はずっと足を見て演奏するしかない。
そのため、普通のマイクではなく、ヘッドセットをお願いしました。
ここで合唱が登場したらカッコ良いなと思い、バッハからウクライナの新年の曲「Shchedryk」、別名「Carol of the Bells」(ホームアローンやテーマパークでもよく流れるクリスマスの定番)に繋がる。
ペダルを踏んでない時は指揮。オルガンが大きくて見えにくい位置でしたが、さすが聖歌隊、
Sarah’s Angels見事について来ています。
「Carol of the Bells」 「鐘のキャロル」というだけに、パイプオルガンにも鐘があるので、このチャイムをペダルと鍵盤でもONに。
今回は合唱のアレンジをさせて頂き、こちらも燃えました。
GLORIA CHAPELだけに、アレンジに「Gloria」(讃美歌)も取り入れました。
ウクライナ語、早口英語(合唱お見事)、脳みそがフル回転に働かされる一曲でした。
足元の動画をとってあとで見返してみると、おそらくこの姿勢で筋肉痛になったかと。
YouTubeにアップしました!
動画編集に苦戦。いくつかのカメラが音と映像がシンクしない。多分カメラの位置とホールの響きの影響も?
また、見返して思い出したのは、音のディレイ。特にオルガンは、鍵盤を弾いてる時と、実際に聞こえてくる音とズレがあります。ゆっくりなところは大丈夫でしがた、早いパッセージは心臓バクバク。
【LIVE】Shchedryk Carol of the Bells /Pipe Organ, Voice & Choir|Sarah Àlainn サラ・オレイン | パイプオルガン弾き語り
<初!パイプオルガン弾き語りinウクライナ語+指揮🎄>
youtube
4. Eternal Rest 『蒼き革命のヴァルキュリア』
ここでやっと普通のMC。
次からは合唱メインの選曲へ。
今回リーダーのSAK.に合唱についてご相談させて頂きました。SAK.とのご縁はゲーム音楽のコンサート。
そんな繋がりもあり、一番最初に合唱とやりたい!と浮かんだ曲は、ゲーム音楽でした。
私の歌のデビューは光田康典さんのゲーム音楽『ゼノブレイド』の「Beyond the Sky」。
よくライブで歌わせて頂いている大切な楽曲。SEGAの 『蒼き革命のヴァルキュリア』でもコラボが実現。
ラテン語で英語で作詞させて頂き、とても好きな世界観。でも、ライブでは一度も歌ったことがありません。
レコーディングでは自分の声を何重に重ねたセルフ・クワイヤー。
ループするようなラインでもないため、ルーパーでも一人でライブでは歌えません。
今日までは!
合唱のおかげで、やっと生でこの歌が届けられる!テーマも「Requiem(レクイエム)」なので教会にもぴったり。
ゲームの中では死神の歌なので、プレイヤーとしてはあまり聞きたくない曲かもしれませんが��^;
さらに、この曲は完全にアカペラ。オリジナルと同じように表現できた喜び。
アカペラが大好きで、合唱の皆さんにまたハードルが高い曲を2曲目に持って来たのにも関わらず、Bravo!
正面向きながらの指揮。
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5. Eight Melodies 『MOTHER』
ルーツのvgmが続きます
ご縁があり、作曲家のChip Tanaka(田中宏和さん)の前で彼の作品をいくつか演奏する貴重な機会がありました。私が最初にプレイしたゲーム機はGAME BOY(ゲームボーイ)。唯一入ってたゲームがDr. Mario。今でも完璧に覚えてるあのチップチューン。それがまさかのChipさん作曲。そんなDr.MarioとRPG『MOTHER』をご本人の前で演奏させて頂く夢のようなステージがありました。
その時はサラカルの編成だったため、歌とヴァイオリンはルーパーを使ってました。
この名曲をSt. Paul’s Cathedral Choirが歌われてるバージョンをサラジオ���も以前お届けしましたが、
これぞ教会で聞きたい一曲!ゲームでは8つのメロディーが物語のキーとなるのですが、アレンジバージョンには英語歌詞がつきました:
Take a melody, simple as can be
Give it some words and sweet harmony
Raise your voices, all day long now, love grows strong now
Sing a melody of love, oh love…
作詞:Linda Hennrick
作曲:鈴木慶一さん/Chip Tanaka
簡単なメロディーをとって、歌詞をつけて、
優しいハーモニーを当てて、
声をあげて、愛のをメロディーを共に歌おう。
何とも純粋な美しい歌詞。。。
以前のループも生かしつつ、合唱とピアノ演奏を加えた教会バージョンにアレンジ。
Chipさんに映像を送らなければ〜年末は休めるのだろうか^^;
今回は出番が短かったですが、ここでサラ・オリジナル八ヶ岳カリンバが重要なところに登場。
シンプルなメロなので、これもいずれ皆さんとカリンバで演奏するのが夢です^^
6. Hijo de la Luna
合唱がミステリアスなピアノアドリブの中ゆっくり去っていく。
ガラッと雰囲気を変えて、不思議なスペイン語の世界へ。
スペイン語は話せないので、早口言葉がとても難しい一曲です。
子供の時ラジオでも流れてたヒットで馴染みがある一曲なのに、大人になってから歌詞の意味を知り、びっくり:
かなりダークです
当日のセリフをそのまま:
『母といえば、息子が欲しかったお月様の話、ご存じでしょうか?
ある女性の望みと引き換えに、息子を手にした、お月様
女性は望み通り、夫をもらった。
でも、その間に産まれた子は、夫と違い、肌色が真っ白だった。月のように。
あまりの怒りに、夫は女性に怒り、最悪な結末に。
お月様は、こうして母になった。
「お月様、腕がなくて、あなたはどうやって息子を抱くの?」
「三日月になって、息子を揺らすのよ。」
Hijo de la Luna 月の息子』
やっぱり怖い。
ヨーロッパで大ヒットしたMecanoの名曲。オリジナルがとにかくカッコ良い。
Takanaからお借りしたシェーカー(振り方、角度によって音が変わる!欲しい)も登場。
音楽的にはシンプルに1番、サビ、という構成ですが、違和感がある転調があったり、
演奏してみると意外とミスしやすい(そして目立ちやすい)、難関な曲。
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7. Airmail Special Xmas Vers.
今回のセトリからカットされそうになった一曲。
でも、リハで試しに一回Takanaとやってみて、これはやっぱり入れなきゃとcome-backしたジャズナンバー。
「天上の音楽」とはかけ離れたイメージだけど、普段のライブなら元気に盛り上がる・アップテンポな曲が入ってからの重ための曲の流れを意識してるので、やっぱり息抜きできる一曲が必要。
炭水化物好きでもたまには野菜を挟んだほうが良い、的な?
ただ、中々息する暇もない、かなりのアップテンポで音かずが多い一曲。
以前ハマジャズで急遽この曲をやることになり、必死にElla Fitzgeraldの音源を完コピ。
バンドが初めて歌ったと信じてなく、嬉しくも複雑な(嬉しい)ライブでした。あんなに必死に歌を覚えたのは初めてです。
ヴァイオリンでは速い曲はたくさんありますが、歌はどうしてもバラードが多く、
こういう一曲を待ってました!
クリスマスネタをあちらこちらにアドリブで飾っていく。
さすがJazz出身のTakana。刺激されて、色々湧きでくる、セッション!
ちょうど次の曲のセットチェンジもあるので、ここで会場に降りました。
ワンピ+ヒールが低いと本当に簡単に動き回れる〜
Airmail Specialと並んでYoasobiさんの「アイドル」が同じ部類のもの。癖になる。
続きはPART 2 で!
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昨日のKentucky Route Zero。 ※画像は全て非公式日本語modを使用しています。
ずっとTwitterでやっていたけど、投稿を分けるのが面倒なのと文字数制限もあるのででこちらに移動。
Act4、とりあえず絶対船から降りないパターンで終わりまで。これはこれでいいんだよな。 やっぱりAct4は一番好きかもなあ。探索する余地とかは全然なくてひたすら一本道なんだけど、グラフィックも音も会話もすごくいい。川の音とか洞窟に響く音とか、録音して流せるようにしたいかも。川というか水辺に暮らす人々というのはこないだ見返した「エレメント・オブ・クライム」も少し思い出す。そういえば濱マイクの「遥かな時代の階段を」も好きだったな。川というか水だとタルコフスキーも出てくるしなあ。 コンウェイがどうにも他人に思えなくて、寂しい感じなんだけどいいんだよなあ。仕事があるだけいいってことか…。あと、ウィルもなんか変人で好き。オルガンうまいし。ボイスがついていないゲームだけど、一つ前の幕間劇「Here and There Along the Echo」でウィルだけは声が聞けるんだよな。
最初にゲームをやったのがファミコンとかスーパーファミコンのせいか、どうもボイス付きのゲームが苦手なんだよな…。英語だったらまだ映画みたいな感じで行けるんだけど、日本語はかなり違和感がある。日本語ボイスのゲームは最初に設定ですぐ英語音声+日本語字幕に変える…。アニメが苦手なのもあるかな…。
ポピーの「暗い考え」は、最初にやった時から自分もこの先どうなるかわからんし…と思っていたけど、最近AIでますますリアルに感じるようになってきた。便利になるのは単純にいいことだと思うけど、そうなった時どうやっていくか…。
エジソンのライフユニットって本当にある話なのかな。ニューヨーク・タイムズのアーカイブにあるみたいだけど、購読してないので読めず。エジソンは神智学協会に出入りしてたり結構オカルト好きだったという話もあるので、ありそうな話といえばありそうな話だけど。
なんとなく、年寄りが若い人に道を譲っていく話でもあるのかなあ、と今回思った。ルーラ、ジョセフ、ドナルドの三人組からコンウェイやシャノンへ、そしてエズラへ、みたいな。その間をつなぐウィーバーは年齢で言うと若いほうだけど、なんか超越してる感じかな…。狂言回しみたいな所もあると思うけど。ジューンバグとジョニーはアンドロイドでおそらくは長生きなので、近くにはいるもののちょっと別枠だろうか。若い頃のリゼットの歌も聴いてたみたいだし。 あとはやっぱりホーボーというかロードムービーというか、ずっと旅をしてるっていう感じがすごくある(特にAct4は文字通りずっと流されていくので)。ケルアックの路上、何度も挫折してるけど今度こそ読んでみようか…。ホーボー→ビート→ヒッピー→コンピュータという流れは結構KRZぽいのかもしれない。特にルーラ、ジョセフ、ドナルドの三人組の頃。ヒッピーはあんまりないか。 このゲームを作った人たちは何歳くらいなんだろう…。最初はなんとなく同世代くらいかなと思ってたけど、もしかして少し下くらいだろうか。
Act4最後の山場、クララのテルミン演奏シーンを見るといつもテルミンが欲しくなる。意外と高いし多分全然演奏できないと思うので買わないけど…(笑)。このクララがライブで演奏する曲がすごく好きなんだけど、なぜかゲームに付いてるサントラの方にしか入ってないんだよな。Long Journey Homeのテンポの早い方もだけど、微妙に違いがあるのが不思議。Actごとにリリースしてたからかな。
本来なら次は「Un Pueblo de Nada」だけど、もう一回Act4で全部降りるパターンをやるつもり。でもなんだか終わりが近づいてきてしまってちょっとさみしいな。
最近FAITHのポストをたくさんしていたけど、思いっきり日本語で書いてるのに意外と海外のアカウント(多分)からLikeやReblogがついていてびっくり。ファンが多いのかな。Kentucky Route Zeroももっと盛り上がってほしいなあ。Redditもそんなにポストないし、KRZファンは一体どこにいるのか…。そもそもそんなにいないという説はあるけど……。
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seonuyang · 2 days
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Lyrics for Masa’s new song’s
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Shinigami ~ 死神 | Grim Reaper
今日の演目は十八番の死神
女によくやるオトコのアマガミ
噛んではいけない表のアララギ
今日は無料だ私の漢気
皆目検討つかないお話
狂喜乱舞その結末を観よ
死屍累々の結末は無い無い
そんな事わかる皆様大体
御宅を並べた前座は終わり
私は引っ込む裏にお分かり
北から来たハイカラな噺家
女が話せば寄席も華やか
金が底つき落ちぶれたおいら
昔京都で見た綺麗な花魁
為替で失敗破滅のコーナー
これでも前はロレックスオーナー
ツキと神と嫁に見放された
金が尽きたら周りも離れた
これでもかなりもらったラブレター
人生の賭けにおれは敗れた
酒買う金もないこの惨めさ
過ぎてく24と7日さ
この人生に終わりが来たのさ
悲劇か喜劇か雲泥の差
よぉにぃさんお前はまだ死ねない
寿命がたっぷり残ってん
だな どうだ?一つ稼いでみねぇか
この呪文で死神追っ払うんだ
アジャラカモクレンテケレッツのパ
死神追いやる魔法の言葉
病人の足元の死神が
消えたら病人は全快だ
ヤブの医者が大金を稼いだ
一瞬で稼いだ富と名声
女はいつでも顔で厳選
愛人囲んで浴びる源泉
神をも恐れぬ乱痴気騒ぎ
使えば無くなるそれが金
そろそろ稼ぎに行こうかね
枕元の死神ノータッチ
凄いアイデアで今棒立ち
布団を回して立場逆転
呪文で死神追い払って
ちょろいぜ奴らもこんなもんて
大金抱えて帰ってるって
怒った死神前に見参
お前の人生全て清算
言ったろあれは駄目だと散々
突如現れる地下の階段
地下に広がる無限のロウソク
人間の寿命が揺れるこの火
助かる為にはおれはどうする
小さな火を大きなロウソクに移す
よぉにぃさん急がにゃ死んじまう
手が震えてるけど大丈夫か?
死んだら晴れてこちらのお仲間
得意の噺で仲間を増やせ
アジャラカモクレンテケレッツのパ
今日の演目は十八番の死神
女によくやるオトコのアマガミ
噛んではいけない表のアララギ
お客のロウソクがあぁ消える
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
Watashi no namae wa ~ 私の名前は | My Name Is
なんつったっけ?可愛い感じの
そこらに居そうな名前の子
ギャルかオタク?違うよな。
新種の女の生態系
百戦錬磨合コン番長
さり気狙っちゃ勝ち組だっちゃ
この日のために固めたブランド
終電ギリ翔んで埼玉
六本木、寿司、口先ベラベラ
あいつチャラチャラ
まじイライラ
ビッチになった大人の階段
ホテルに響く音がパンパン
女がハイ登場
これから即戦場
嘘吐き社長令嬢噂は風俗嬢
華金終わりは性欲モリモリ
トークの中身は下ネタギリギリ
トイレでカチ込むスパッとラリラリ
ぶってる女の態度はロリロリ
こんばんはまた会いましたね
今日もこの後行っちゃいます?
中央区���の街で口説く
飲んだらサクッとショートタイム
あれ?ところで今更だけどさ
なんだったっけ君の名前
お酒の力で記憶が混濁
女が語る私の名前は
私の名前は
そうそうないわイケてる坊っちゃん
グラスをガッチャンかわいい姉ちゃん
この日のために固めたブランド
御用達リボリボ千葉茨城
バチクソ短いスカートヒラヒラ
あいつチャラチャラマジイライラ
なんか違った大人の階段
ホテルに響く音がパンパン
女がハイ登場毎日即戦場
嘘吐きミス〇〇
噂はジジィの愛人
今夜の獲物はあそこのガリガリ
トークの中身は下ネタバリバリ
トイレで早目に媚薬を塗り塗り
トイレ出た後の作戦練り練り
こんばんはまた会いましたね
今日もこの後行っちゃいます?
中央区夜の街で口説く
飲んだらサクッとショートタイム
あれ?ところで今更だけどさ
なんだったっけ君の名前
お酒の力で記憶が混濁
女が語る私の名前は
言われても知らねぇってどうでもいいでしょ名前
わからないあなたに教えた世の中
華金終わりは性欲モリモリ
トークの中身は下ネタギリギリ
トイレでカチ込むスパッとラリラリ
ぶってる女の態度はロリロリ
言われても知らねぇってどうでもいいでしょ名前
わからないあなたに教えた世の中
今夜の獲物はあそこのガリガリ
トークの中身は下ネタバリバリ
トイレで早目に媚薬を塗り塗り
お店出た後の作戦練り練り
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
To Guide Blue
一気に変わったバビロンシステム
歌舞いた時代はもう終わり
キッズのヘッズが街を占領
イカれた時代の幕開けだ
ダッシュでクッシュを買ってる一生
速攻検挙でハイ!おしまい
ダメダメそんなの時代は合法
みんなの青い下だ
明日が見えた
昨日は消えた
あなたを招待
宇宙の銀河鉄道へ
やだやだもうヤダ!鼻曲がるぞ
臭うぜ大人の吐息がさ
最近見ないクラブでポストマン
最近増えたねメンヘラ薬局
「なぁに?あんたも青い舌か?」
カリスマ天使の青めの笑顔で
細々広がるシートの眠剤
Seedは冤罪Eatは大罪
おおらかその中たかだか身体だ
さっさと払いなおじさん
デロデロの親父の夢の対価
お財布にだけ価値Foo!
なぁに青い舌になりたい?
まずはジュースに溶かしてごらん
資金はちょっとのガッツでパパ活
まずはご飯で初めてごらん
スーパーコピーで固めたおじさん
少し褒めるだけいい気なもんさ
おっとマスクしてバレないように
青い口元は私の秘密
興味を無くした人間の街で
ゴミの横に座る事もできる
何にもないけど金だけある
青めの天使が仲間を増やす
ここまで変わったバビロンシステム
歌舞いた時代はもう昔
青めの天使が街を占領
イカれた時代の幕開けだ
ビビった大人の生き方醜悪
子供が身体で大人を掌握
世代で変わる物事の善悪
路上の風俗、ラブホで快楽
いつしか終わったバビロンシステム
歌舞いた時代誰も知らない
ゴミが散らかった天国の横
東方シネマズを見上げた
腐った大人の思考は醜悪
子供がホテルで大人を掌握
時代で変わる物事の善悪
OD前提人生最悪
ほぉら青い舌は最高
次は瓶ごと試してごらん
資金はちょっとのガッツでパパ活
大人もありで試してごらん
スーパーコピーで固めたおじさん
ちょっと褒めるだけいい気なもんさ
キスで青い舌をぶち込んで
稼いだ金で更に青くなる
興味を無くした人間の街で
ゴミの横に座る事もできる
何にもないけど金だけある
青めの天使が仲間を増やす
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
Buddha
ある朝眺めた血の池の底
そこにいればそれはたいそうな事
仏陀の教えはちゃんと聞く事
血の池に響く神の音
両手を広げてここに来なさい
救いは貴方のためにあります
極楽の蜘蛛を伝ってくれば
そこには約束の蓮の葉
仏陀が救い出した犍陀多
しがみついた足元蓮の葉
天地ひっくり返す救いが
犍陀多に響いた
昔逃がした一匹の蜘蛛
今では消えた前世の煩悩
感謝してます我が釈迦
貴方のためブンシャカラカ
釈迦にすがって祈る犍陀多
我が忠誠は貴方我が釈迦
前世の行い忘れたかな
輝く蜘蛛は釈迦の使いか
仏陀を目指す次は犍陀多
先を見据えた極楽の華
少し見えた悟りは高らか
皆に祝福をブンシャカラカ
BUDDHA今あなたに差した後光
BUDDHA響く地獄の鐘の音
BUDDHAその祈りを捧げていこう
我が仏陀 我が仏陀
BUDDHA生きる道が修験道
BUDDHAなれぬ君は守銭奴
BUDDHA信じぬならTHE END
我レ仏陀 我レ仏陀
地獄に落ちる輝くこの糸
誰でもないあなたの足元
釈迦が使わせた小さな蜘蛛
それを助けたら聴こえた音
犍陀多にたかりここに集い
驕り高ぶり主に奪い
仲間に配り日銭を稼ぎ
俺に祈りまるで仏陀に
突然来たその終わりの時
サクッと一撃もう潮時
裏切り者が揚げる勝鬨
さらば犍陀多覗き込む餓鬼
決意を胸に終わる犍陀多
誰も信じなければ簡単だ
あの世でも俺が頂きなんだ
次の仏陀は俺だ犍陀多
BUDDHA今あなたに差した後光
BUDDHA響く地獄の鐘の音
BUDDHAその祈りを捧げていこう
我が仏陀 我が仏陀
BUDDHA生きる道が修験道
BUDDHAなれぬ君は守銭奴
BUDDHA信じぬならTHE END
我レ仏陀 我レ仏陀
お人好しの仏を噛んだら
血を吹き出して死ぬアホンダラ
天を手中に収めたんだな
仏陀を落とす暗い大穴
血の池に落ちてゆく我が釈迦
次の仏陀はおれだ犍陀多
釈迦の極楽の蜘蛛殺した
輝く蜘蛛の糸は途切れた
世界の崩壊空には釈迦
今頃気づくおれ愚かだな
死んだ蜘蛛を抱える犍陀多
悲しそうな顔する我が釈迦
一度だけお許しを我が釈迦
焦って蜘蛛の亡骸捨てた
目の前から消えてく我が釈迦
地獄の底の底の犍陀多
我レ仏陀 我レ仏陀
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Edit of her !!
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netabare-szmm · 16 days
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PSのロックマンDASHを競り落とした話
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なななんと!!!初めてのYahoo!オークションでロックマンDASHを競り落とせました!!
嬉しすぎるので報告を日記にまとめに来ました。
ある日、寝てるときにふとロックマンDASHって中古で売ってるのかな?ってAmazonで調べたら、なんと!もう中古では手に入らなくなっていました!なんとなく目星を付けていたのですが、のんびりした性格なのか私が他のゲームをクリアしてから買おうとしてたせいなのかわかりませんが、とにかく手に入れられなくなりました…
うっ嘘だー!!!!と検索しまくると、Yahoo!オークションでロックマンDASHが競り出されていました。
(もうこれに頼るしかない…)と初めてのオークションに参加するためにPayPayやYahoo!メールなどダウンロードし、いざ入札ボタンを押します。
なんと、他にもう高めに入札してるひとがいました!他にもロックマンDASHを手に入れようとしてる人がいることに感動し、そして(もしかしたら手に入れることは出来ないのかもしれない)と思いました。SNSでオークションのコツを聞き、オークションが終わるまでのあと2日を落ち着かなく過ごすことになりました…
そして、最終日。後数時間でロックマンDASHの落札が決まってしまう…どうしよう…少し早いけど自分が最高額入札者になろうと入札することにしました。残り5分、誰も入札してきません。
やった!!競り勝った!!
心の中で勝利を確信します、すると...
残り五秒でまさかの入札!??!
えっ!?負けた?!!
と思いましたが延長時間が入り、残りあと10分。予算はそんなにありません。
私が少し高めに入札すると、他のひとも高めに入札してくるという攻防が繰り広げられます。
予算はもう越えた金額になっています。ここまでか…と思い、諦めかけていたその時にあることに気がつきます。
初めてのひとは最大1500円引き、つまりまだ値引き分の予算はあるってことに。
ラッ……ラッキー!!
最後の賭けで、割引の1500円分追加で入札します!残り五秒!そしてついに!ロックマンDASHを競り落とします!!
とても嬉しい!
さまざまな幸運が重なりロックマンDASHを競り落とすことが出来ました。初めてのPayPayで入金に苦戦したりと色々ありましたが、無事先日届きました。
起動するかの確認だけはわからなかったのでちゃんと動作してくれるのか不安でしたが、無事20数年振りにロックマンDASHのオープニングを見ることができました!!
コブン可愛い~💕
ここからは余談なのですが……
なぜ私がロックマンDASHにこんなに固執しているのかというと、兄が大のロックマン好きで色んなロックマンのゲームを持っていたんです。でもPSのゲームからはメモリーカードが無いと出来ない…当時幼くてメモリーカードを持っていなかった私はおとなしく兄のプレイの様子を眺めることしか出来ませんでした。
いいなぁ...と思いながら(いつかこのゲームをやりたいな)とぼんやり思い続け、気付けば二十年近く経ってしまいました。ある程度自分で融通がきくようになる年になり、改めてロックマンDASHやってみたいなぁ~と思ったので今回のオークションに踏み切りました!
ただ、他にも困ったことがありまして...積みゲーがとんでもない量になってしまいました(笑)
クロノクロスもまだエンディング全部見てないし、昔クリアしたTOAを数ヵ月前にもう一度やり直し始めたり、最近買ったポケモンムーンを始めたり、日記を付けているライブアライブもまだSF編が残っています。
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もともとゲームをやるのが遅く、へたくそという二重苦の私なのでいつクリアすることが出来るのか…いつ、ロックマンDASHに触れることが出来るのかわかりませんが…必ずクリアしてあのエンディング曲を聴くために頑張ろうと思います!
アシマリと島巡りしてます!
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おわり
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patsatshit · 9 months
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いつもは僕が気になる友人たちにインタビューをしている「対話篇」ですが、今回はなんと日常炒飯事くんが僕にインタビューを挑んでくれました。ひとまわり以上も年の若い友人に手のひらでまんまと転がされる様を、どうぞご笑覧下さい。
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〔日常茶飯事〕炒飯事、個人店もアイドルも変わらないと思ってるんですよ、世の中にはこんなにたくさんのアイドルがいるのに(お店があるのに)自分のところを選んでくれるなんて!みたいな感じで、商売なんだけど、でも、選んでくれる(推してくれる)喜びが凄くあると思っちゃってるんですけど土井さん、これは妄想ですか?サイクルショプすずめでは来てくれる人たちが次に進むため飛び立つための?一時的な止まり木的な役割もできたらな的な話を直接、聞いただか読んだだかしたんですけど、でも今まで来てくれてたお客さんが急に来なくなるのは次に進んだということだから嬉しいことでもあるんだけど、絶対根っこではどこか寂しいと思うんですよね、たまには連絡してよね、お店に来てよね、でもべったりは嫌よみたいな、実際にも今タラウマラから離れるお客さんが増えた的なことも言ってましたが、土井さんは推し変についてはどう思いますか?自分は推し変に関しては見る目のないバカの迷走だと思ってます。なんというか量と早さをコントロールしたらうまいこと推せると思うんですよね。桐乃みゆさんのことをみゆっぴって呼びたいのにまだ呼べたことない、自分には無理かも、呼べてないってことはこれから呼べるかもしれないってことだから、を抱えてやってくみたいな感じで。
〔土井〕さすが炒飯くん、いきなりええとこ突いてくるやん。炒飯くんとはサイクルショップすずめからの付き合いやから、なんだかんだでもう7年とかそれくらいの付き合いになるんかぁ。確かにその間にほんまに沢山の出会いと別れがあったわ。炒飯くんの指摘にあるように、僕は店なんて止まり木で十分やと思っていて、次から次に羽を休ませては巣立っていくというのが理想で、それ以上の関係性は窮屈に感じるし、最初からそこまで密接な人間関係を求めてもいない。若い子を育てるとか、お客の音楽を聴く幅を広げたいというような大それた野望も抱いてない。適当な距離感で羽ばたいて行ってくれるのが丁度いい。でも、去り方は重要やと思うねん。「立つ鳥跡を濁さず」という良い言葉があるのに、実際には食い散らかした挙句にその場を糞まみれにして「ほな、さいなら」みたいな奴が多いよね(笑)。いや「ほな、さいなら」を言うてくる奴はまだマシな方で、そのまま去っては遠方からウンコ爆弾を落としてきたり、レジ金を啄んでいくような奴もおるからなぁ(笑)。やっぱり飛び去り方は大事やと思うわ。ここ数年、強く感じていることやけど、僕のまわりでアーティストを気取ってるような人たちはとにかく弱い、弱すぎてこっちが逆にビビっちゃうくらいに弱い。当人たちはそれを必死に隠そうとしてるけど、やっぱり捲れるよね。面と向かって何も言えない人たちは、カゲで好きなこと言うてはるみたいやけど、僕は所在地も電話番号もメールアドレスも世間に晒して生きてるから、ちょっとそういう人たちの感覚は理解に苦しむなぁ。炒飯くんの「推し変」というのをきちんと理解して答えられてるか怪しいところがあるけど「推し」をころころ「変える」ような人は、そもそも「推す」ということを理解してないんちゃうかなって思う。好きな対象にはどこかに嫌いというか受け��れ難い一面もある筈で、そういうこともきちんと飲み込んだうえで「推す」訳やん。好きだからこそ、あなたのこういうところが嫌いです、と言える。ちゅうか言わないとあかん。好きなアーティストの発表する楽曲や作品が全部好きになる訳ないやん。打率10割のバッターがこの世に存在せえへんことが何よりも物語ってるし、野球好きの人らは好きな選手が三振したら、えげつない罵声を浴びせはしても、だからって「推し」を辞めることはないやん。野球ファンの人ら、あれほんま長いこと根気よく「推し活」してるで。それに比べてアイドルやアーティストやショップを推してる人たちは何か気に食わんことがあったら簡単に手のひらを返す印象がある。自分が好きだと思い込んでるときは何でもかんでも褒めるのに。だからやっぱり「推す」ということがわかってないと思ってしまう。あと呼び名問題はめっちゃわかるわ。僕はジャニーズ系のアイドルやクラブ界隈の人たちが年齢やキャリアに関係なく相手を「くん」呼びする感じが苦手で、僕は炒飯くんのこともしばらくずっと「さん」呼びしてたと思う。小野ちんのことを「さん」から「ちん」と呼べるようになるまでに5年くらいかかったもん(笑)。WDのマーシーさんやSFPの今里さんは僕よりも年上やけど基本的に「土井さん」って呼んでくれてる。でもたまに話が盛り上がってテンションが沸点に達したときには「土井くん」に変わったりするねん、あれ好きやわ(笑)。
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〔日常炒飯事〕そうなんです、炒飯事は良いところを突いちゃうところあって、土井さんの「JAGUAR」だって一読で自分が好きだなと思ったところをここが訳わからなくて一番好きでしたって送ったら、そうやねん梶原くん僕もそこが一番好きやねんってなりましたもんね。なんか分かっちゃうんですよねそういうのが、たくさん本を読んでるのでポイントというか本の声が。梶原さんって呼ばれた記憶無いんですけどありましたっけ?7年の付き合いだしあるかも!土井さんの声色推しとしてこれは言っておきたいんですけど土井さんのカジワラくんのイントネーションが好きなんですよね、桐乃みゆさんの炒飯事〜も好きなのですが、今も土井さんの声が聞こえてきてます。去り方!これは土井さんからのパスだと感じました。アイドルっていつか卒業するもので、だから去り方は常に考えてますね、でもやっぱ自分、去り方には自信あるので任せてください!patsat!桐乃みゆさんはいつも最高にするからって言ってくれるんですけど、だから炒飯事も最高にするって決めてます。土井さんそれが不思議なことに桐乃みゆさんに対しては、どこか嫌いというか受け入れ難い一面が、推して3年目?くらいなんですけど無いんですよ!(もしかしたら炒飯事は2年間その場でグルグル回っているだけなのかもしれない)でも安心してください。炒飯事、本をたくさん読んでるので受け入れ難いこともゴクゴク飲めると思ってます!押忍。弱い人が多いって話ですけど皆んなどこか不安でその不安が人を動かしてる気がするんですよね、商売も推すことも推されることもってな感じで、そこら辺は土井さん的にどう感じてますか?なんか自分は不安な人に安心して欲しい気持ちがあるんですよね、人の不安を煽りたく無いというかでも時々不安を煽るようなことをしちゃうんですけどね。野球やってたんですけど、あんなのやんなきゃ良かったと思ってますね、あれのせいで自分は人の話を理解していないのに取り敢えず返事しとくみたいな癖がついてしまった気がします!土井さんはボクシングやってたんですよね確か、インスタのストーリーに載せてたミット打ちならぬ段ボール打ちの動画?凄く怖かったです!怒らせたらアカン!よくタラウマラのレジの金を盗もうと思うわ!野球やってたけど本を読む方が好きで、ジャニーズといえば、加藤シゲアキさんあの人結構良い小説書きますよ、『なれのはて』と『オルタネード』しか読めてないんですけど。こんなに本を理解できてる(本なんて理解できないことも含めて理解できてる)自分という読書がいて幸せだろうな本はぐらいの気持ちで本を読んでいるぐらいどこか自分に自信がありつつ同時に桐乃みゆさんに対しては自分はホラーじゃなくて喜劇になれているんだろうか?と毎日不安に押し潰されそうになってます、なんかカルチャーとか文学とかそういう世界にいない普通って言ったら、なんだその括りはとか怒られちゃいそうなんですけど普通のそこらへんの同世代の女性とかに炒飯事のインスタグラムを見てもらいドン引きしてもらわないと、心が保たない気がしてて、でも、そのドン引きは本気のドン引きじゃなくて呆れ笑いというかそういうのが嬉しいんですよね面倒くさいですよね、そういうところもキモいよとバッサリ切り捨てて欲しいくらいです。SかMかといえばどちらかというとMなので、でも一線を超えて呆れられることに怯えてるみたいな不安が自分にはあります。たくさん呆れられてきたからだと思います。土井さんはSですか?Mですか?なんというか自分は喜劇だと思ってやってるんですけど真剣でもあって、でも笑っても欲しくて、ふざけちゃうんですけど、それが度を越すと、人に対してアイドルに対してファンに対して、失礼になると思うので気をつけてるのですがそこが難しいです、日常炒飯事という名前もどう考えても滑っててうすら寒いし。
〔土井〕いや、ほんま僕も何で野球を例えに出したのかわからんくらい昔から野球をやるのも見るのも苦手やねんけど、たぶん炒飯くんからプレゼントしてもらった鹿島田真希の『来たれ、野球部』に引っ張られたんや(笑)。そもそも僕がボクシングを選んだのもチームプレイがとにかく苦手で、ひとりで黙々と打ち込めるものを探し続けて辿り着いただけやから。そういう意味では小説も一緒。それらはドストエフスキーの言うところの「地下室」みたいなもんやな。いまこれ鹿島田真希からの流れでドストエフスキーの名前を出してんけど、ほんまねぇ、アクセサリー集めるみたいな感覚で私家版のエ��セイやzineを集めてる「読書好きの人と繋がりたい」人たち、マジでちゃんと読もうぜドストエフスキー!あれこそ真の弱者やで。あんなにゲスくて屁理屈をこねくりまわしてるだけやのにおもろい小説もないよね。僕の小説に出てくる登場人物たちの会話の噛み合わなさは間違いなくドストエフスキーからの影響、というかほぼそのまんま。いや、話が逸れたな(笑)。そう、弱さについて。いまの戦争被害者やDV被害者たちは本当に望まずして弱き立場に追いやられた人たちで、そういう方々の不安は一刻も早く解消された方が良いとは思うんやけど、僕がさっき言うた「弱さ」は「逃げ」と同義の脆弱さというか、『呪術廻戦』の両面宿儺が最も嫌悪する「弱さ」に近い感じかな。弱さに弱さを掛け合わせて、ほんまの弱者を押し退けて自分たちの居場所を確保する感じ。ほんまきついわ。『死ぬまで生きる日記』や『鬱の本』が受ける背景には弱者救済のフリをした承認欲求が潜んでるよね。あともう一度「推し」について、桐乃みゆさん、炒飯くんの話を聞いてるとマジで凄いなって思う。彼女の「日常炒飯時じゃーん!」の言い方は確かに僕も惚れそうになったわ(笑)。あれほんま良い。炒飯くんは僕の声を推してくれるけど、きっとそれくらい声とかイントネーション、抑揚は重要なんやで。どれだけ良いことを歌っていても声が生理的に無理やったら受け付けられへん。だから最近のラッパーのほとんどが無理やねん。発声方法がテンプレート化し過ぎてて、そっちが気になって歌詞の内容がまったく入ってけーへん。それでも諦めずに歌詞カードを熟読してみるんやけど、え、何も言うてないに等しいやん、みたいなのばっかりで(笑)。「俺の後ろに道ができてた」とか「太巻きを吸って吐いてchill」意外の言葉が聴きたいのに、そこから先の言葉になかなか出会えない。それやったら「ピカチュー」とか「でも寒いよね」とか「気づいたら刺青だらけだなぁ」とか「得意技でしゃがめ」とか「ババババレンシアガ」みたいに最初から何も言うてない人たちの方が遥かに好きやな。僕はこういう人間やからレーベル側の人たちからしたら面倒臭いったらありゃしない。そのあたりも含めてWDsoundsやMIDNIGHT MEALの方々は僕の性癖をすごく理解してくれているから、こちらも本音で好きなものは好き、苦手なものは苦手と腹を割って話せる。だからSかMかと聞かれたら……うーん……どっちやろか、えー、どうかな、でもどちらかと言えば逆境に立たされた方が燃えるところがあるからMなんかな(笑)?
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〔日常炒飯事〕そろそろインタビューを始めたいと思います。今回はインタビューを受けてくださりありがとうございます。よろしくお願い致します。人や生き物が亡くなったときそれが自分じゃなかった理由がないことについてどう思いますか?
〔土井〕おい!いま僕に話してるのは虎杖か?それとも宿儺か?いつの間に契闊を唱えたんや!って言うくらいに見事な切り替えをありがとう(笑)。他者の死が自分のものではないと断言できない件、それはもうべケットやクライストの愛読者としては一生考えていかないとあかん問題やと思うけど、それは常に喜劇と紙一重で、お葬式って、独特の緊張感のなかにクスクスしてしまうような笑いの要素が多分に含まれてるやん。だからコントのネタにもなりやすいと思うねん。結婚式みたいな華やかな場で、それこそネタを披露する親類縁者や友人の振る舞いを見て心底面白いと思ってる人はおるんかな?僕なんかはむしろピシッと張り詰めた告別式の空気感のなかでの僧侶の一挙手一投足に目が離せなくなる。ちょっと躓いたり、読経の最中に噛んだりしただけで吹き出してしまいそうになる(笑)。あれやん、甲本ヒロトが言うてた「いなくなったことは大したことじゃない。いたってことが凄いんだ」ってやつ。だから死はある意味では自分のこととして受け入れることができるけど、結婚式や出産はどこか他人事というか、知ったこっちゃない、みたいな感覚が付きまとう。これはあくまでも僕の個人的な体験に基づく感想やからね。だからという訳でもないのかもしれんけど、昨年亡くなったスチルスの近松くんの棺は最後の最後までよう開けんかった。開けたらそこに自分の遺体があるような気がして。僕にはまだやるべきことがあるって思ったから。それだけ彼の死は「近かった」んやと思うわ。
〔日常炒飯事〕『劇場版チェンソーマン レゼ編』の公開が決定されましたが、その際の藤本タツキ先生の「お互い消耗品として誰かに使われる存在のデンジとレゼのモチーフはアニメ映画「人狼」内の主人公とヒロインを参考にしました。構図なども もろな部分があると思うので是非「人狼」も見てほしいです!」というコメントについてコメントをください。
〔土井〕おお!『人狼』をまったく知らん、いますぐ観なければ……。そもそも僕がアニメや漫画にハマったきっかけは紛れもなく炒飯くんやからなぁ。僕の知識なんてペラペラですよ。『チェンソーマン』も『呪術廻戦』も炒飯くんが教えてくれたよね。ほんま感謝してるわ。いまやその両作は僕に1週間生きる目的を与えてくれる生命維持装置みたいもんやから(笑)。とにかく『人狼』は今週末にでも観るとして『チェンソーマン』はほんまに凄いよね。断然原作が好きやけど、特に第二部の「つまらなさ」がほんまに凄い(笑)。これは揶揄してる訳じゃなくて、やっぱり大切なことを本気で伝えようとしたら「退屈」や「難解さ」は避けて通れないと思うから。思想家の佐々木中が「フーコーやスピノザを噛み砕いてわかりやすく解説しろって言われるけど、それは冒涜や」みたいなことを言うてはったわ。いま『チェンソーマン』が描こうとしてるのは革命以前の「運動」そのものやから、運動には象徴が必要なだけで、あとはセクトの地味な思惑が勝手に物語を運んでいく。当然、主人公はお飾りやから、第一期のようなヒーローもの(それでもだいぶ捻くれてるけど)を期待する人には退屈で仕方ない。バトルの派手さや構図の妙もすっかり影を潜めてて、でも人気絶頂期にこれをできるってほんま凄い!連合赤軍をそのまんま描いた山本直樹の『レッド』よりヤバい!子どもはただちに『チェンソーマン』を棚に戻して『僕とロボコ』をレジに持って行きなさい(笑)。
〔日常茶飯事〕今日何着てますか?
〔土井〕RC SLUM のピーポくんパーカー!
〔日常茶飯事〕ストリートスナップ撮ってる者なんですけど撮影させてもらっても良いですか?
〔土井〕炒飯くん、やっぱりエグいな。それな、ほんまその感じがまさに藤本タツキがやろうとしてる「デンジとレゼ」やんな。あれほんま何なん?カメラやSNSなんてなかった方が人間は幸せやったんちゃう?
〔日常炒飯事〕妻であるゆきこさんに惹かれた理由を教えてください。
〔土井〕ほんまエグいな(笑)。いっぱいあるけど、一番は顔かな、ゆきこの顔を見てたら落ち着くねん、顔が好き。
〔日常炒飯事〕最後の質問になります。今の土井さんの敵は何ですか?
〔土井〕これはいくつも答えのパターンが思い浮かぶけど、炒飯くんには中途半端なレトリックは通用せえへんから、真っ向勝負でいくわ。敵は百万年書房や!あそこがやろうとしていること、やっていることが僕にとっては害悪以外の何ものでもない!あれらを取り巻く環境、ムード、サービス、金の流れ、それがはっきりといまの僕の敵や!
〔日常茶飯事〕ありがとうございました。良いクリスマスプレゼントができたと思います。
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hashimile09ag · 2 months
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💍創作キャラ紹介第一弾〜瑠乃編💎
こんばんは!
かもみいるもとい端花薫(はしばなかおる)です!
今日から創作の話をします!
Q.『星天のレヴァリアル(タイトル)』って何?
A.この世(現世)とあの世(幽世)との狭間に位置する不思議な世界『レヴァリアル』を巡る少女と少年たちのお話です。いろいろあるよ。いろいろ。
世界観については近いうちに個別で紹介できればと。
第一弾は主人公を紹介!🐻
※メモ帳の文字数が多かったので一部割愛しました🐟
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輝跡 瑠乃(きせき るの)
誕生日:8月8日 太陽星座:獅子座 月星座:射手座
性別:女性 誕生色:紺瑠璃 誕生花:クレオメ
身長:160㎝ 体重:53㎏
正々堂々が信条の朗らかな少女。「青(悲しみ)」のメビウスリングを所持している。
剣や槍、メイスに短剣など自在に形を変える鋭いガラスのような武器「ルミナスノーツ」を操り戦う。
幼い頃に「レヴァリアル」へと迷い込み、出会った少年・海雅と共に失くした髪飾りを探した。冒険の果てに竜と出会い、瑠乃は別れ際に竜の涙を浴びる。
その出来事がきっかけで青のメビウスリングを手に入れ、父から戦う術を教わることになった。ところが数年後のある日を境に、父は行方不明になってしまう。瑠乃は手がかりを得るべく、父が度々口にしていた「ルナルカディア」という組織を追い、父の行方と瑠乃が持つ指輪と「竜のまなこ」を巡る苛烈な運命へと足を踏み入れる。
正泰、鈴乃とは中学を出てからの仲。 前年まで彼らの学校にいた瑠乃の担任教師との縁と、ひとつ年下の鈴乃が瑠乃の学校へ転校したことがきっかけで知り合い、仲良くなる。
以降は実力を見込まれ正泰と鈴乃から頼み込んでレヴァリアルに設置された拠点の部屋を貸してもらう形で仲間入りする。その後、正泰らの友人となった海雅と再会する。
正泰らが時々手伝っている純喫茶ハピネスでたまに瑠乃もお手伝いしているらしい。
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↑これは最近レジンに手を出して作った瑠乃の概念(レジンめちゃくちゃ楽しくてかまけてました🐟)
正々堂々を良しとし、陰鬱を嫌う。
超直感力に凄まじい度胸の持ち主である傍ら、その心根は優しく繊細で特に「悲しみ」の感情をつぶさに掬い取ってしまう性質。困っている相手は放っておけない性格。
髪を結んでいるときと解いているときで強気、弱気のスイッチが切り替わる。髪を結った普段の凛とした少年のような雰囲気と比べて髪を下ろした時は等身大で悩む繊細な少女性が顔を覗かせる。
「〜だね、〜だよ、〜かな?」とさっぱりした口調。さりとてざっくばらん過ぎない丁寧さがある。
好きな食べ物は鮭や蜂蜜、ヘーゼルナッツ系のスイーツ。
好きなものは不思議なものと「きらきらと輝くもの」。これは天然自然人工の物質などにとどまらず、清い心のあり方など彼女にとって美しく光る概念全体を指す。
可愛いものも好き。カッコいいものはもっと好き。
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・正泰に対して
月♐️火星♌️同士。素直でとてもいい奴認定。気が効くしノリが良く自由人なのに色々と細かいくせして抜けているギャップが面白いと思っている。一方でストイックな一面も尊敬していて、気配りへの感謝は毎度伝えている。
・鈴乃に対して
女の子、金星♍️同士。女の子として弱みを打ち明けたことで親友になる。鈴乃のしなやかな強さにも感心し、できることなら守って支えてあげたい(戦闘では特に)。甘えてくる姿が愛らしく、逆にこちらが甘やかされているような気がするが相手が楽しそうなのでこれはこれで良いかなと思っている。心の席における女の子の一番。
・海雅に対して
太陽オポジション・月♐️同士。幼い頃にレヴァリアルで共に冒険したのでお互い自然体で尊重、尊敬し合える仲。魔術式をさらりと扱うなどスマートなところが格好いいなと評価する一方で、扉の上枠に頭をぶつけるなど気の抜けた姿は堪らなく可愛いとも思っている。時折顔を覗かせる切なる祈りのような想いに対して応える自分でありたいと誓っている。
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↑大体こんなイメージ。右は数ヶ月前の
最後に瑠乃のテーマ曲を紹介!イヤホンの音量に気をつけてご覧ください🐟
おまけ
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↑これは10年前に考案したビーズの王冠を再現したもの。頂点に星形のサブカラーを入れられるのだ!
その昔、中学校を卒業する際にお世話になった友人や先生に好きな色を聞き、それに合うビーズを買いに手芸店へと通ったものでした。先生からは素敵なシャーペンのお返しを頂き、一方で一番感謝を込めて渡したかった人には渡せず仕舞いになってしまった甘くほろ苦い思い出でもあります。
2021年にスワロのビーズが扱えなくなってしまったけれど違うメーカーのプレシオサさんのソロバンビーズも良い感じでした!
あとは先々月から節約してた反動でレジンに手を出したところめちゃくちゃ楽しかったのでいずれ概念アクセ作りにも着手したい次第。創作とかまるくちゃんとかマホホとか。
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↑これは創作キャラ4人の概念試作
↓レジンや創作こぼれ話などの進捗はこっちにも上げてるのでぜひ!
最後までご覧いただきありがとうございました!
2024/08/08 端花薫
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yasuderland · 9 months
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後半戦、はじまりはじまり。後半戦?なんぞや?という方は、ぜひひとつ前の投稿に目を通してみてくださいな。
7月
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約一年ぶりの主演舞台、少女都市からの呼び声。新宿歌舞伎町、THEATER MILANO-Zaにて幕開けでした。儚くて、恐ろしくて、でもどこか美しくて。なんとも不思議なおはなし。僕の大好きなアングラの世界に触れていただけたこと、この上なくしあわせです。よかった?今度はまるがこちらのステージに立つみたい。仲間の活躍はなによりもうれしいね。
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せっかくやからかわいい妹分のお仕事もご紹介しましょ。KOSÉさん「米肌」のキャンペーンキャラクターに就任したようで。この子たち、気が付いたらスキンケアブランドのお仕事まで勝ち取ってました。どこまでいくのでしょう。僕たちも負けていられない。そして萌え袖の安子ちゃんがやっぱりいちばんかわいい。
8月
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8月は今年いちばんに濃くて、この先ずっと忘れられへんやろなと感じる出来事の連続。まずはこちら、ベリーズでのお写真。過去の病の経験から、僕にとってなくてはならないと思うほどたいせつな海にまったく触れられなくなってしまって。昔のように深くまで潜ることができないだけで、浅瀬くらいなら大丈夫やったんやけど、どうしてかそれすらもできなかったんです。あんなに好きやったのに。たぶん、悲しいからなんやろね。浅瀬に足を浸からせてみたら、もっとその先へ行きたくなってしまうやろうし、大好きだった青色の景色をこの目で見たくなってしまう。ほしいものはこの先もう自分に与えられることはないと分かっていたから、きっとどこかで避けてたのかな。でもね、ようやっと弱さを克服することができたんです。特別なベリーズの海に、自らの足で勢いよく飛び込んだの。もちろん深くまでは無理やけど、夢に見るほど大好きな透き通る海の色にもう一度触れることができて、あの瞬間だけはきっと世界中の誰よりもしあわせでした。弱さも、涙も、感動も、むきだしの僕の心をあたたかく受け入れてくださったアナザースカイさん。僕にとって海がどれだけ大切なものだったか改めて教えていただけたこと、感謝しかございません。いつの日か恩返しができますように。
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そしてもういっちょ。49枚目のシングル、オオカミと彗星の発売。未完成とは打って変わって狂気と色気をふんだんに詰め込んだこの楽曲、最高にイカしてますぜ。音楽番組では毎回スーツで歌って踊っておりました。なかなか珍しいかもしれないね。MVもこのジャケ写通りスーツでびしっとキメていますので、気になる方はぜひ。
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まだあります。無事にロッキンリベンジを果たせたのも8月でした。本当は去年初出場の予定やったんやけど、台風にその予定ごと掻っ攫われまして。僕たちよく台風呼ぶからなあ。今年もピンポイントで近付いてきたりとすこし危うい瞬間があったものやから気が気ではなかったけど、無事にやり遂げましたよ。憧れのステージです。達成感。ここから怒涛のフェスつづき!
9月
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WANIMA主催の1CHANCE FESTIVALにお呼ばれしまして。もちろんパフォーマンス中はずっと楽しかったんやけど、裏側でもWANIMAのみんなとわちゃわちゃして大盛り上がりやったのよね。WANIMAがベースを募集しようか考えてるって僕たちにおはなししてくれたんやけど、それを聞いたまるがかるーく立候補したの。そしたら「いや、お忙しいでしょうから…。」ってやんわりお断りされてたのがほんまにおもろくて未だにくすっと笑ってしまいそうになる。まるもそのあとちょっと凹んでたから尚更おかしかったなあ。思い出がたくさん。
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最後のフェスは、僕たち関ジャニ∞だけで。バンドはもちろん色気たっぷりのダンス曲も、しっとりなバラード曲も、幅広く披露いたしましたのよ。しかも途中僕のお誕生日サプライズなんかもあったりして、会場にいるeighterのみなさまからは青色のペンライトでうつくしい祝福が。あっという間にしあわせ空間のできあがりやったね。改めて大きな愛に触れた一日。夜空に打ち上げた大きな花火、また来年みんなで見たいなぁ。
10月
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またもや妹分の登場です。なんと少女漫画雑誌のりぼんさんにて、連載がはじまりました。おそろしい。ほんまにどこまでいくつもりなんやろう。どんなもんか気になって、僕と安子ちゃんがメインの回を買ってみたんやけど、胸きゅんがいっぱい詰まってて楽しかったよ。盛ってないからね。ほんまのはなし。39歳のおじさんも少女漫画片手にレジへ並びます。疑ってるでしょ。マジやで。
11月
11月と12月は個人の仕事というよりも、仲間たちとレギュラー番組の収録等でいつも通りに過ごす時間が多かったものやから、実はここに載せられる出来事はもう残ってなくて。でももったいないよね。せっかくやから、いままで画像の枚数制限で泣く泣くカットしていた音楽番組のおはなしを載せていこうかな。まずはベストにヒットした歌謡祭。
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いくつになっても様子がおかしい。たのしかった。毎年いつもカウントダウンライブでみなさまの初笑いを狙いに行ってたんやけど、今年はそれが叶わんのでこの場をお借りして。アイドル界の様子がおかしい担当であり続けたいと思ってしまうのはどうしてでしょうか。めい、かわいい?隣にいるのはたつと言う名のトトロです。
12月
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12月はFNSさんとMステさん。白と赤、衣装も冬という感じがするね。並べてみて思ったけどみんな同じような顔してない?おもしろい。こんなところにまでまた愛おしさを見つけてしまうのです。こうして自分たちの音楽を届けられることも、なにひとつ当たり前ではなかったんだなと改めて実感した月でしたな。もちろん当たり前だなんて思ったことはないけれど、またこうして素敵な機会をいただけるようにこれからも一所懸命がんばるぞ!の気持ちです。ふう、なんとか年内に間に合った!ここまで読んでくださった子はどれくらいいるのかな。お付き合いいただいて本当に本当にありがとう。疲れたでしょう、ゆっくり目を休めてね。あなたにとって、素敵な年末年始になりますように。そして来年からも僕たちをよろしくお願いします。たくさん笑わせるぞ。
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chaukachawan · 2 months
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ギリギリアウト
いや普通にアウト
みそかです。役者紹介です。
外公ではありません。
オムニです。
たくさん書いたので許してください。
鯊馳果迄
同郷!!鹿児島のど田舎の話をして通じる人間がいるというのは嬉しいものですね。
オムニではわたしから見てもむっずと思うような台詞、動き、間の取り方を本当に上手く表現していてこれで初心者かとびびりました。自主練の成果だね。
個人的推しポイントは寂しそうで弱そうな顔です。もっとしてほしい。
36期の芸名遊びんちゅ枠は君かな
茶兎もぐ
おいしそうな芸名!!気に入った!!
普段の話し方がおっとりゆっくりって感じでそれがぶらんの良さだと思っているので、その良さを消さずに強弱をつけられるようになったというのが大成長だね。涙がちょちょぎれそうです。
個人的推しポイントはネクタイをつけた衣装です。黒ネクタイ似合いすぎ
大谷久遠
お世話になりました!!なんかずっと上手かったね君!!
質問をたくさんしていて、ダメに食らいついていく体力とかガッツを感じました。というかダメを出されるのも楽しそうだった。強い。
個人的推しポイントは藤井さんと喋るときの犬っぽさですね。飼ってると犬に似るのか、、、?
黒井白子
今回も今回とてたくさんアドバイスもらいました。白子塾は学問として勉強になるところも多くて、フィーリングだけじゃなくて理論あってこそなんだと気付かされました。
やっぱり白子がいるとクオリティが爆上がりしますね。飴と鞭の使い方が上手いんだなと思います。
ケッペキ観に行きたいなあ
三十路
プレイリストの中に今まで役者してきたいろんな舞台の客入れの曲がたくさん入っています。幕裏で聴いていると好きになるんですよね。思い出補正なのかな。外公の客入れはいい曲いっぱいなので幕裏で聴けないの本当に残念です。役者の皆さん楽しんでね
緒田舞里
現在9月14日午前8時24分、もう何日会っていないのでしょう、わたしのまりおちゃん不足はもう限界に達しています。あわわわわわわわ
オムニでは、先輩のお手本はまりおさんでした。明るくて元気でよく喋って面白くて、でもちゃんと頼れる先輩。わたしも上手く先輩できたかなあ
え?次で引退???させませんよ??
苔丸
こけさんあなた中国語取れたのかしら、、、?人づてにお話聞いてますよ☺️
翻ってオムニでの演補としての活躍ときたらすごかったですね。明日稽古だよ〜の連絡に時間とか場所だけでなく天気までついているのはさすがに最強でした。
36期にもこけえもん呼びが浸透してきてわたしはにこにこです
水琴冬雪
プロデューサーもさることながら、鬼教官も良かったですね。A脚とB脚連続のstもあったのに、どうやって切り替えたんだろう、、、やっぱりすごいや。
ベガさんがいるおしゃべり軍団の中にいると、問答無用でエチュードが始まると思っています。36期がノリノリでついていくのでもう止められない
岡崎仁美
舞監している姿を見ていると演劇って遊びじゃないんだっていつも気が引き締まります。遊びも休みもしっかり取って、やるべきところはちゃんとやる要領の良さも尊敬しています。
ていうか髪!!!いつのまに!!?去年の秋公で黒かぬが可愛いことを発見したのはわたしだと古参アピしておきます
宮濱一颯
いろんな人に成長してると褒められていました。愛されてるなあって思いました。そしてそれはロキさんが周りの人を大切にしてるからだろうなとも思いました。
エンドロ打ち上げ楽しかったですね。酔ったロキさんはやっぱり面白いです
ここから考察ヲタクモード入ります
映画のエンドロールには、たくさんの人の名前が載ってますよね。エンドロールを見ていると、ひとつの映画にこれだけ多くの人が関わってるんだと気づきます。演劇もそうですが、映画も1人では完成させられないんですよね。たとえ1000年に一度の天才がいたとしても。そこには映画が好きで、でも卓越したセンスがなくて、それでもやっぱり映画が好きな、多くの凡人もいると思うんです。
「エンドロールが終わらない」っていうのは、人とのつながりを作品にしていた多崎が、(自分を批判してくる人も含め)改めて自分を支える人たちの存在に気づき、彼らとのつながりや新しい人との出会いを続けていくことを表しているんじゃないかな、なんて思いました。
ある分野において才能がある者はその才能がない者の夢や妬みや僻みといった重い想いを背負わされていると思います。それを足枷とするか踏み台とするかというのも、ある意味才能なような気もしますね。
こんな解釈どうですか、ロキさん
役者紹介はまだ続くよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
他の36期にも書きたいのでとりあえずひとことずつ
うみつき 悪ノリガール。ちゃんとエチュードしてるのを見たい。おみそと呼ぶのだ!!ふははははは
東愛莉 かわいい。くだらない話にめっちゃ笑ってくれる。制作頑張ってて偉い。守りたいその笑顔
月銀蓮 貴重な人科ボーイ。目が強そうでいい。ちゃうかネーム4文字なのでそろそろ略されてそう
オーム 音響来てくれてありがとう。医学部いつから吹田なんだろ。人科と近いので会えそうでわくわく
小佐々優大 礼儀正しい。喋り方がはきはきしてるのでさらにそう感じますね。滑舌系させたら上手そうだなあ
雨々単元気 かわいい。発声上手い。少年って感じで永遠の16歳と名乗れそう。30年後が楽しみ
きなこ 芸名ひらがななの解釈一致すぎる。照明班なのも解釈一致。いつもにこにこしてるのかわいい
大良ルナ あんまり話せてないけど君の話はいろんなところで聞いてるぞ。おもしれー女らしいじゃないか
紫苑 みんなが上手いと嘆きながらもめちゃめちゃ頑張ってた。外公アルバムのドヤ顔ピアノ写真がツボ
張潤玲 オムニの髪の毛可愛かったな。自分でで��るのすごい。わたしにも教えてほしい、、、
筝 人科と聞いてあんまり驚かなかった。なんか人科っぽい。横顔がいい。ルーべの撮影会したい
宙音暁莉 外公の話になっちゃうけど作曲すごくない???こんなセンス爆発な曲作れるの??天才
錫蘭リーフ かっこいいポーズをちゃんとかっこよくきめてくれる。君が野菜ならシャキシャキしてそう
那須智むぎ 吸収速度が異常。機械に強そうで安心。免許合宿がんばれ。指導員さんと仲良くなったら勝ち
桐生芙愛 メロいと言ってるあなたがメロい。地雷系似合いそう。姫カットハイツインが見たい
響夜 声が好き。「海は広いなぁ〜心が弾むぜ!」は一生聞いてられる。麻雀できるのびっくり
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sarahalainn · 9 months
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PART 2!
(PART 1 は一つ前の投稿より)
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Sarah Àlainn - Celestial Christmas Concert
サラ・オレイン
~ 天使と天上の音楽 ~
8. Hallelujah (Leonard Cohen)
Airmail Specialをはさみたかった最大な理由が、
ここからの絶対的な3曲のため。
Hallelujah
タイトルだけ見ると教会にぴったりな選曲。
でも、これはレナード・コーエンのハレルヤ。
歌詞の内容を思うと、やって良いものなのだろうか、悩む。
「神様は、いるかもしれない
でも、愛から学んだのは、
自分より銃を早く抜くことが出来る人を、
どう撃つかくらいだ」
壊れたHallelujah。
でも、コーエンが言ったもう一つの名言を思い出す:
「すべてのものにヒビがある。そこから光が差し込む」
そう、私たちは壊れてる。ヒビだらけ。
でも、そこから光が差し込むのよ。
Jeff Buckleyのカバーが特に好きで、ギターが印象的。
今年ツアーでエレキを弾く機会があって、今回もと思っていたのですが、
PAさんとも相談し、結果エレアコに。
久しぶりに登場したオーストラリアのMaton。
指が攣りそう><エレキと違って、ヴァイオリンとも違った力の入れ方があり、フォークギターはとにかく毎回緊張します。
エレキヴァイオリニストの壷井彰久さん、ギターも以前弾かれてましたが、「ギターを弾くと指が硬くなってヴァイオリンに影響するからやめた」と話されて、確かに。いつかもっと弾けるようになりたいものですが、今のところ練習を控えてた楽器。
なので、パイプオルガンと並んで、1番緊張した楽曲。
筋肉痛、きっとここからも来てる。
サビでのTakanaとのハモリーがまた気持ち良い。
心の叫びのような、大好きな一曲です。
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9. Andata (坂本龍一)
セトリを考える時、一番大事にしてるのは流れ・物語。
演奏者としての自分のことはその次、または無視。
なんでギターの後にまた大変なオルガンを持ってくるのか><
でも、上手くいったら、綺麗なFlowになる。
それを信じて、突き進む。
パイプオルガンのソロ曲、バッハは冗談で言ったものの(ディズニーの「Fantasia」にも出てくるし、分かりやすいかなと。Takanaが当日初めてリハで聞いた時、ふいちゃいましたw)、可能なら挑戦してみたいと思った曲は坂本龍一氏のAndata。アルバム「Async」のバージョンが一番好きで、これをパイプオルガンで演奏できたらなんと素敵だろうと。。
ご本にの前で演奏してみたい。みたかった。
そんな教授へのRequiemでもありました。
終わったから言えますが、初めの和音を弾いた瞬間「やっちゃった。。><」
Shchedrykで消したはずのFull Organ(音色を変えるボタン)がONになってました。
最初は「え!何でこんなに音が大きくて音色が違うんだろうと」、左、右い、上下を次から次へと見て、
最後に赤いランプを見て「うわあ、まさかの」と。
頭の中ではこんなことを色々考えていたけど、現実ではおそらく多分2秒くらいしか絶ってなく、パニックした割には落ち着いて演奏ができました。ちょうどリピートがあったので、落ち着いてボタンを押し、2回目は想像してた音色に。
後で関係者に聞いたら、意図的だったと思う人がいるよ、とのことで、安心。
ハプニングがあったけど、今回一番集中できた演奏でした。
落ち着いたらこちらもYouTubeでシェアしたいです。
10. Merry Christmas Mr. Lawrence 『戦場のメリークリスマス』
もちろん、この季節に欠かせないこの一曲。
ツアーではキーボードの弾き語りをしてますが、Andataからの流れを考えて、パイプオルガンに。
いつもはもっとRubato気味で演奏してますが、オルガンはオリジナルのテンポ感の方があってたので、
演奏してて新鮮でし���。最近混ぜてるYMOの「Behind the Mask」もパイプオルガンの音色がハマり、
やっぱり、シンセサウンドに近いものがある!
ここで一番アレンジで苦労したのはピアノとのバランス。
当日でしか分からなかったのですが、オルガンとピアノのチューニングが違う。
あんな大きな楽器で、寒いホールなので、音が狂わないほうが不思議です。
そこでTakanaと上手くどうぶつからないか試行錯誤。
10代の時ピアノトリオで戦メリーを弾いたこともあり、自分の中ではヴァイオリンの激しい部分あってのMerry Christmas Mr. Lawrence。今回のセトリは見ての通り、殆どヴァイオリンの出番がないTTやはりできればここで演奏したい。
そんな構成もあって、楽器の配置も考えました。ヘッドピースは衣装につけられないため、電池を持ちながらヴァイオリンを拾う地味にむずい動作。
色々なアレンジ、編成で演奏して来た戦メリですが、人生でせめてもう一回、またパイプオルガンの弾き語りで表現してみたい。
遠くにいる教授へ
遠くにいる知らないあなたへ
この歌が届きますように
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11. Joyful Joyful / 第九
クリスマスは喜ばしい季節。
だから一層悲しみも深く目立つ。
誰もが贅沢できる、少なくとも安心して生きられる、そんな世の中になって欲しい。
でも、現実は違う。
毎日複雑な思いで生きています。
自分自身の行動に矛盾があることにどんどん気づく日々。
今年も出させて頂いた、体にも、環境、動物に優しいクッキー。
今年のクッキーの寄付先はTABLE FOR TWO へさせて頂きます:
https://jp.tablefor2.org/
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お陰様でSold Outに。
沢山お作りしたいのですが、ひとつひとつ気持ちを込めて手作りのため、数量限定での販売となっています。
皆さんのおかげで、健康的な食料が、必要とされてる子供たちに届けられます。
最高な、クリスマス・プレゼントでは?!
サポートありがとうございます😇
さあ、クリスマスは、そんな自分にも優しく、遠い誰かにも優しく!
クリスマスをお祝いする方も、
ムーミンみたいに本来お祝いしない方も、
クリスマスは喜ばしい、Joyfulな季節だから!
クリスマス、年末年始にやっぱりこの曲でしょう。しかも今年は合唱入り!
合唱も手拍子しながらのノリノリなゴスペルで「Joyful Joyful」からの日本語で賛美歌のような「喜びの歌」。
そしてラストは声楽で「第九」。Takanaアレンジでお届け!一曲の中で人格がなん度も変わる。好き。
普段声楽を歌われない合唱がさらにドイツ語で歌われて、bravissimo!!!!
そうそう、偶々第九のワインを見つけました!いつか合唱とゆっくり飲む予定^^
Joyful Joyfulから最後までは、ほっと一息。
力が抜けてリラックス。
12. O Holy Night
聖なる夜に聖なる場所で皆さんと過ごせた幸せ。
本編最後はやはり、この一曲。
昔からもっとも好きなクリスマスソング。これ、歌っててとても気持ち良いのです。
歌詞も音符・キーも含めて、とにかく歌いやすいんですよね。発生しやすい?というのだろうか。
綺麗に音が響く、計算されて作られた一曲なのかもしれません。
こちらはウィーン少年合唱団と歌わせて頂き、レコーディングをさせて頂きました。
男の子になりたかったチビサラ。それは叶わないと思った時、せめてボーイソプラノになりたいと思った。
その時からなのか、声を真似て高音が出るようになりました。ビブラートが殆どない、ピュアな歌い方。
こちらの方が誤魔化しが効かないので難易度が高い。後半に連れて疲れてくるとビブラートに逃げたりもします。
今回はウィーン少年合唱団のアレンジをベースに、最後は「Amen」を足してみました。🙏
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ENCORE
13. Ave Maria (Vavilov)
きっとアンコールがあるだろうと、お客様は思ってくれるでしょう。
でも教会だから、ここで終わりなのかなと思われたりして。。
色々考えながら、焦りながら、大移動+早着替えを。
オルガンももうないので、ロングのウェディングドレスに合わせてハイヒールに。
ヴェールも被り、慎重に急ぐ。
今度はTakanaがパイプオルガンへ。
Sarah’s AngelsのSAK.と磨裕美さんがヴェールを丁寧に持って下さり、素敵な絵になりました。
この曲は是非ともオルガンと、この時期に、こんなお衣装で歌いたかったです。
2000年以上前の今頃、お腹が大きかった聖母マリア様は大変な思いをされて旅をします。
そんな偉大な母の存在も、決して忘れたくありません。
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バージンロードを歩きながらの「Ave Maria」。
静かに見守るお客様。
この歌にもっとも相応しい会場。
大好きなこのAve Maria。よくCacciniと表記されてますが、実際はもっと最近のロシアの作曲家、Vavilovの作品。
あまり知られてないので分かりにくいかもしれませんが、これからはこんな素晴らしい曲を作られたVavilovの名前で表記します。
いつもならMinor(短調)、切ない感じで終わるのですが、打ち合わせも特になかったのに、TakanaがMajor(長調)で終わり、顔を見合わせながら、「だよね!」と二人頷く。
切ないけれど、絶望的でもあるけど、ハレルヤのように希望を感じさせる、そんな気持ちにさせるクリスマス。
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14. Silent Night
ここで演出として、会場と一体になりたく、「きよしこの夜」を皆さんと一緒に歌いました。
みなさんが立ち上がり、事前に作った歌詞カードを手にされ、声を一斉に。
伴奏もあっても良��ったですし、合唱がハモるのもありでしたが、
ユニゾンで、同じ音で、アカペラで一緒に歌うことに、力を感じました。
シンプルに、ストレートに、心を一つに。
心の中でうるっと🥲
唯一今思うと、私も合唱もマイクを通さないで歌ったらさらに一体化しましたね。
なので、それは絶対にまたどこかで実現したい。
響き渡る皆さんの歌声。Bravi 👏
ここからさらに高いキーに転調し、Takanaのパイプオルガンのベースが鳴る。
合唱がSAK.の指揮によって入られる。
これまたエグいアレンジ(すみません)。
でもSarah’s Angelsは「こういうの好き!」と、
優しさからなのか、チャレンジ精神豊かだからか、天使の笑顔で微笑んでくれた。なんて良い人たちTT
本当に美しかったです。
15. Nessun Dorma
2023年ファイナルということもあり、音響が美しいということもあり、
「Silent Nightでも、誰も寝てはならぬ!」
本人はこの後10時間爆睡しましたけどね。
ツーランドットの女性バージョンを歌いきり、カーテンコールへ。
本当に皆様お疲れ様でした!
関係者の皆様、来られた皆様、
一生忘れない、クリスマスプレゼントをありがとうございました。
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16. You Raise Me Up
本来は「Nessun Dorma(誰も寝てはならぬ)」で終わるはずだった舞台。
大きく二つの理由があって、もう一曲アンコールを。
ちょうど一ヶ月前の11月21日、1/f FANCLUBの限定イベントが開催:
https://www.sarahalainn.net/
リクエスト曲ライブ。
最後、ノーマイクで歌って演奏した「You Raise Me Up」。
いつもサポートして下さってる方に最後は肉声で思いをお届けできればと。
限定ライブだったため、もう一度似たような演出を今回も。
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満員のホールにもか変わらず、響く教会にビックリ。
ここだったら完全にunplugged (PA・マイクなし)のコンサートは全然あり得ますね。
そして、もう一つ。
コンサートとはいえ、教会でのクリスマスということで、
拍手とお辞儀で終わるのが、ちょっと違和感を感じました。
聖なる夜に、本当の意味のクリスマスをお届けしたい。
メッセンジャーというスタンスで。
最後は、会場に下り、バージンロードを演奏・歌いながらその場を去りました。
ディナーショーなら手を差し伸べたい気持ちは分かりますが、
教会でのマナーを意識されたお客様のおかげで、こんな演出が可能でした。
安心して楽器の演奏も。エンターテイナーとして今後も安心しながら面白い演出をしたいので、とてもありがたいです🙇‍♀️
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サラジオのプロデューサーも来て下さって、とても嬉しい感想だったのでシェアさせて下さい:
「お客さんもあの終わりかただと満足度が極まって、アンコールの拍手も止んでしまいますね。
アンコールの拍手が出ないと言うことは、満足したと言う証明ですから、昨日はそれを実証しました。」
ここまで読まれたのですが?!
ありゃま。ワオ。お疲れ様です!
いつもこんな感じでコンサートの準備などしてます!
年末年始ということで、いつも以上に舞台裏を書けました^_^
そして終わっていつもこうなる:
「次どうしよう。。。><」
今年も沢山のサポート、愛をありがとうございました🫶
Merry Christmas! Happy Holidays! Happy New Year!
Happy New/Old YOU!
良いお年を!新しい自分、今までの自分に乾杯!
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emeraldecheveria · 2 months
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月の光と海うさぎ【5】
染まれない教室で
 春の空は青く澄み切っていた。校門の周りに植えられた桜が、今年もふっくらと蕾をつけている。
 一年生が終わって、きっと、絶好のキリがいい逃避行の日。でも私は結局、学校に行かないなんていう選択肢を取る勇気もなく、校門をくぐって今日からこの学校で中学二年生になる。
 いったん向かった旧一年生の教室は相変わらずで、まだ来るよあいつ、と言いたげな嗤笑が聞こえた。金子さんも「お、同じクラスだと、いいね」とか話しかけてきて、私はあやふやに咲うしかなかった。
 体育館での始業式のあと、クラス発表は点呼形式で伝えられた。私の名前を呼んだのは、二組の担任教室となる若い男の先生だった。
 その先生の引率で、新二年生の教室に向かう。大量のプリント配布。教壇で挨拶している新しい担任が、私への疎外に何もしなかった一年生の担任ではなかったことに、私は安堵した。
 けれど、今回の担任は何もしないというか、何もできないといった感じだった。やけにおろおろしていると思ったら、まだ二十代なかばの新任教師なのだそうだ。かわいい感じの顔立ちをしていたけれど、あまりにもいつも困っているので、その後、特に女子からの人気が出る様子もなかった。
 一年生のときのクラスメイトとは、わりあい離れることができた。特に金子さんがいないことにほっとした。でも、この学校は学年たった二クラスだし、私がよそ者なのはみんな知っている。私への反応は、遠巻きにひそひそ言うばかりで、仲良くなれる子がいないことに変化はなかった。
 この学校は、ローカルルールというか、暗黙の了解が多い。別に禁止されているわけでもないのに、靴下は黒でなく白とか。鏡はトイレに見にいくもので手鏡は気取ってるとか。飲み物はペットボトルで水筒はださいとか。
 どう考えても変なものもあって、予測もつかないので、私はそれをほとんど知らない。黒いソックスを履いていった日もあったし、胸ポケットに手鏡が入っていたこともあった。そういうとき、「黒はダメなのにねえ」と皮肉を言われたり、「鏡が必要な顔なのかよ」とバカにして嗤われた。
 でも、その翌日に私が白のソックスを履いたところで、「あいつ必死すぎる」とどのみちみんなで笑ってくるのだった。
 担任は頼りにならない中、頭に落下してくるように渦巻く笑い声に私が唇を噛んでうつむいていると、「リップは色つきも香りつきもダメだからね」という声が不意にかかった。
 顔をあげると、栗色の長い髪に綺麗にパーマをあて、白い肌に睫毛の長いぱっちりした瞳の女の子がいた。そう言うこの人のリップクリームは色つきではないのかと思うほど、唇はいちご色をしていて、手足も腰つきも華奢だ。とにかく、はっと目の覚める美少女がそこにいた。
「マリー、何構ってんの」
「ほっときなよ」
 そんな声がかかると、彼女は「何でよ」とそちらを睨んだ。
「あたしが光谷に話しかけるのは、あたしの勝手じゃない」
 マリー、と呼ばれた美少女を見つめると、「分かんないことはあたしに訊いていいから」とえんじのスカーフの自分の胸に手を当てた。すでに胸のふくらみまで豊かだ。私がぎこちなく、「ありがとう」とぼそりと答えると、「うんっ」とマリーはにっと笑ってみせた。
 松部万里衣という名前の女の子だった。万里衣という名前からして何だかお洒落だし、この田舎町に見合わない、垢ぬけた美貌でちょっと有名な子だった。男の子にはもちろん好かれていたし、女の子たちにも羨望より憧憬を持たれてそこそこ友達がいる。ただし、自分の意見を言うというか曲げないせいか、先生たちには嫌われていた。マリイだからマリーと呼ばれている。
 二年生になって同じクラスになったこのマリーが、話しかけてきたこの日から、なぜか私の面倒をよく見るようになった。あるいは、私なんかの世話をする物好きな生徒だから、先生たちには疎まれる厄介な生徒だったのかもしれない。
 しかし、私はマリーに良くしてもらっても、素直に喜べずにとまどった。正直、あんまり感覚が合わなかったのだ。たとえば、トイレに行くこと。私はトイレくらいひとりで行くし、ひとりで行けと思う。マリーは違った。トイレは必ず人と行くものだった。わけが分からないけど、マリーにはトイレとはそういうものだった。
 休み時間、マリーは「一緒にトイレ行こ」と話しかけてくる。私もそういうタイミングなら構わないけど、別に自分は用がなかったら「私は別に、今トイレ行かなくていいから」と答える。するとマリーは、「何でそんなこと言うの!」とめちゃくちゃに怒った。
 それどころか、私が誘いをかけずにひとりでトイレに行って、帰った教室ではマリーが目を見開いて怒り心頭している。確かにやっと、金子さんとは異なり、私に良くしたいと思って話しかけてくれた人だけど、この子にはつきあっていられない、というのが本音だった。
 だって、トイレくらい自由に行っていいでしょう? 何で人に合わせてトイレに行けたり、行けなかったりするの? でも、マリーがそんな感覚だから、ほかの女子もそういう子が多かった。
 私はマリーに従わず、勝手にトイレに行った日、つくえに白いチョークで『裏切り者』を書かれていた。誰が書��たのか分からない。ただ、マリーの字ではなかった。トイレに行った私を例によって叱責しようと近づいてきたマリーも、それを見て、「何だよ、これ!」とそちらに怒りはじめた。
「だってあいつ、マリーを裏切ってるじゃん」
 そんなささやきが聞こえてはっと教室を見渡したけど、誰の声だったのか分からない。黒板消しを取りに教壇に向かったマリーには、聞こえなかったようだ。
 マリーは落書きを丁寧に消してくれて、「ありがとう」と言った私に、「というか、希夜、トイレひとりで行ったの?」と結局マリーは蒸し返して怒った。この人のそういうところがしんどいと思った。
 マリーはかわいい。優しいし、私の面倒を見てくれる。なのに、「いい子だなあ」と感激したことは一度もない。していたら、私はマリーと友達になれて、中学生活も変わっていたのかもしれない。しかしやはり、マリーは性根はあまりよろしくない子だとつねづね感じていた。
 その愛らしいルックスやシュガーボイスをマリーは自覚していた。声をかけられた男の子たちはたやすくなびいて、たくさんの男子とマリ��は仲がよかった。それ校内に飽き足らず、他校や高校生、社会人とつきあっていることさえあった。中学生が社会人とつきあったら犯罪なのではと思ったけど、閉口していた。
 マリーはその体験談を交換日記に生々しく綴り、私に次々と披露した。一応それを読んだ私は、この交換日記が親に見つかったら危ないとまで感じた。私がこんなあからさまなものを読んでいると知ったら、母は怒るどころか嫌悪してくるに違いない。
 マリーの過激な内容に刺激されて、他の交換日記のメンバーもあれこれと書いた。私はそんなことは何の経験もなく、当たり障りないことしか書かなかった。何で私がみんなの、特にマリーの性体験に詳しくなっているのか、よく分からなくなるときもあった。
 以前の中学は家から十五分だったけれど、今は片道、徒歩で二時間近くかかる。田んぼと畑しかない道を、ひたすら歩く。近所の友達もいなくて、登下校はいつもひとりだった。
 そもそも、「近所」というものが近所にあると言えず、それでも一応「近所」の家には、子供がいなかった。この景色の通り、私の家は田舎町のさらなる辺境、隣町との境にある。つまり、校区外に限りなく近く、とにかく学校から離れていた。
 引っ越してきたときは、雄大な風景の中の家が嬉しかったのに、そんな登下校のせいでますます学校が嫌になった。拷問のように歩きつづけ、クラスに友達もおらず、勉強は分からず、また脚がふらふらになるほど歩いて帰宅する。
 朝はふとんを頭にかぶって、起こしにきた母と格闘した。怒鳴られたり、なじられたり、ときにはぶたれたり──母は何が何でも私を学校に送り出す。母も仕事を始めていたのだけど、出勤前でばたばたしていても、私を車に押しこめて学校に連れていくのは譲らなかった。
 父は相変わらず単身赴任で家にいなかった。かなりいそがしく働いているようだった。だいたい、この大きな家が我が家に見合わない買い物でもあった。父がいくら働いても家計は苦しくなり、それで母も仕事を始めたのだ。父の出稼ぎは昔からだから寂しくなかったし、家にいなくてよかったと思う。学校に行くのをぐずる私のことを知ったら、面倒なことになっていた気がする。
 去年、しばらく家で一緒に暮らしていた頃、父は私や美夜が門限を少しでも過ぎて帰宅すると、ものすごい勢いで怒った。そして、遅い帰宅を怒っているはずなのに、外出禁止どころか家から締め出す。
 娘である私や美夜が、夜道を歩いたりするなんてと憂慮してくれているのは分かる。だが、言動が過剰すぎて迷惑だった。母より愛情表現があったということかもしれない。しかし、愛されているという温かさはなく、ひとつも嬉しくなかった。
 父も母も懸命に働いていたわけだけど、四人ぶんの生活費や家や車の維持費で、やがてお金は尽きた。私たちには、お金を借りるあてがない。せいぜいサラ金くらいだ。
 かくして、両親はついに借金を始めた。不払いもあり、その対応をさせられるのが私だった。電話が鳴っても、柄の悪そうな人が訪ねてきても、「おかあさんは留守です」と白々しい嘘をつく。しぶしぶ許してくれる人もいたけれど、中には執拗に文句を言う人もいたし、脅すように怒鳴りつけてくる人もいた。まだ十四歳にもなっていない私は、そのたび恐怖が刻まれ、玄関のチャイムや電話のコールに怯えるようになった。
 そんな家庭内だったから、私がいじめられているなんて、まったく問題として話題にのぼらなかった。父は知ったらあの怖い顔で学校に怒鳴りこんでいたかもしれないけど、それは嫌だったので、知られなくてよかった。
 母も美夜も、父が私の学校に乗りこむのが嫌で、何も告げなかったのだろう。この田舎町において、人前で激怒する父がたとえばヤクザということになったら、もう居場所なんてない。父自身、私に学校生活について訊いたりしなかったので、興味も心配もなかったのだと思う。
 夏になっても、私は学校に行きたくなかった。マリーがいようが、そんなの何の心の支えにもならない。それ以外の女子は遠巻きに私を眺めるか、存在していないみたいに無視か、私のつくえに『裏切り者』と書いたみたいにたまに嫌がらせする。男子は勉強ができないとか顔がかわいくないとか言いたい放題で、私をいじめるようになってきた。
 夏休みをはさんで二学期になり、最悪の事態が起きた。前の学校にいる子と今の学校にいる子に、親戚だか何だかの接点があって、私が以前いじめられていたことが現在の中学に知れ渡ってしまったのだ。そして、私はまた、「あいつはいじめてもいい奴だ」と認識されるようになった。
 美術の授業で作った粘土細工を、次の時間には叩きつぶされていたこともある。そのときの美術の先生の対応で、私は先生たちも味方ではないことを思い知った。美術の先生は新しい粘土を用意し、「これで頑張ってね」と目をそらして言っただけだった。
 どうも先生たちは、私をよく思っていないみたいだった。私と少しでも関わった子は、すぐさま生徒指導室に呼び出され、「光谷希夜と仲良くするな」「あいつの友達にはなるな」と厳しく言い聞かせられるらしい。
 何で、とそれを知ったときはショックだったけど、理由は簡単だった。以前の学校が、素行の悪い生徒が多い不良中学校だったからだ。あの学校から来て、遅刻欠席が目立ち、勉強もできない──先生の目には、そんな私もまた、「不良」として映っているようだった。
 私という人間を見てくれることはなかった。見ていたら、引っ込み思案な私なんかが、不良なんていう物騒なものにはなれないのは分かっただろう。私自身もまた、前の学校の知り合いとは関わってはいけないと先生たちに警告された。
 マリーはそういう、生徒を取り締まる横行みたいなことが嫌いだ。だから、反抗したいのもあって私の面倒を見ていたらしい。しかし、それでマリーはますます先生たちに嫌われるハメとなっていたから、なぜそこまでして私と仲良くするのかは、やはりよく分からなかった。
 やっと涼しくなってきた九月中旬、その日も二時間近くかかって帰宅し、私は誰もいないリビングでふらりとソファに横たわった。制服のままで、紺のプリーツスカートから投げ出した脚が重苦しく痛む。膝をさすって、今日も学校が息苦しかったことを思い、二度と学校に行かなくていいほどの病気にでもなりたいと唇を噛んだ。
 病気だってつらいのは分かっている。でも、学校がつらいのは家族さえ分かってくれないけど、病気がつらいのは他人でも分かってくれるでしょう?
 ゆらゆらする意識が目障りで目をつぶったとき、電話が鳴りはじめて私はびくんと身をすくめた。
 また、サラ金の人かな。今、母は本当に留守だ。無視していいだろうか。いや、そうしたら家に来るかもしれない。それはもっと嫌だ。
 私は仕方なく起き上がり、廊下に出て電話を取った。
「もしもし、光谷です」
 私のこわばった声の応答に、相手は無言だった。それで相手が誰なのかは分かった。一応ほっとしたあと、私はくすりと咲ってしまう。
「さくらでしょ?」
 やわらいだ私の口調の呼びかけに相手は息を飲み、『ええー……』と嬉しそうな声がやっと聞こえてくる。
『すごい。何で分かるの?』
「さくらのことは分かるよ」
『へへ、何か嬉しい』
「どうかしたの」
『んー、希夜どうしてるかなって』
「あ、ごめん。手紙、私で止まってるね」
『いそがしい?』
「ううん、ただ──まあ、楽しくない」
『そっか……私もあんまり楽しくない』
「会いたいね」
『うん。また会おう。話聞くし』
「私もさくらの話聞きたい」
 ──白雪さくら。小学校のときの友達だ。さくらが小学生のときに転校していったので、中学は最初から別々だった。それでも、いまだに手紙をやりとりしている、仲良しの子だ。
 さくらの家には電話がないので、私から電話をかけることはできない。代わりに、さくらがどこかの公衆電話から、こうして私の家に電話をかけてくる。そして私たちは、ささやかに話をした。さくらと話していると、不思議と心が安らかになって、ああ友達ってこんな感覚だったなあと思い出せて嬉しくなれる。
 その日も少しだけ話をして、『ああ、もう百円切れる』とさくらが言ったことで電話を切った。かちゃ、と受話器を置き、私はため息をつく。このやりとりが学校に、いや親にばれたって、顰蹙されるのだろうなと思う。
 さくらはすごくいい子なのに。私のことだって心配してくれる。話聞くよって言ってくれる。なぜ私は、そんなさくらとのつながりを隠して、学校では先生たちにほかの子と親しくなるのを邪魔されて、近づいてくるのはあのマリーくらいなのだろう。
 友達が欲しいよ。そばにいてくれる友達が欲しい。
 窓ガラスの向こうの稲穂の波を見た。この町に越してきたとき、ここは海で、仲間がいて、帰る場所になると思った。
 ねえ、ルル。私たち、やっぱりひとりぼっちだね。どこも私たちを受け入れてくれないね。
 泣きそうだよ。涙はもう出ないけど。そのぶん、ルルが心に雨を降らす。暗く、冷たく、じめじめと──私の心が、再び浸蝕されていく。このまま崩れ落ちたら、私は心を失って何も感じなくなるのかな。それって、死ぬのと同じじゃないかな。
 電話を見つめた。さくら。「会いたいなあ」とひとりごちた私の耳に、窓越しにもざあっという潮騒に似た音が虚しく響いた。
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【前話へ/次話へ】
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amiya3 · 10 months
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まだ出てない新刊『令和ブルガリアヨーグルト』連続ドラマ化
※長いです おはようございます。はじめまして。「地味にスゴい!校閲ガール・河野悦子」の原作の小説を書いた人です。名前は宮木あや子といいます。宮本あや子ではなく、宮木あやこでもありません。木です。子です。いろんな小説を書いています。
三年ぶりの新刊『令和ブルガリアヨーグルト』予約がはじまっております。食品会社に勤める20代の人間とブルガリア菌のダブル主人公でお送りする、笑いあり涙は特にないが謎の感動はたぶんある、ジャンル分けするのを諦めてほしいハートウォーミングな感じの長編です。 それから 三年ぶりの新刊「令和ブルガリアヨーグルト」、出版前からどういうわけかドラマ化が決まってました。やったねー! テレビ東京水曜25時~、題名は「推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~」、主演は鞘師里保さん! https://www.tv-tokyo.co.jp/oshimeshi/ 略称は「オシメシ」だそうです。まさかこの内容で○○ガール系の題名になるとは。 「校閲ガール」書いてたときは「私も○○ガール市場(ルビ:しじょう)に参入したい! 先達のガールたちに乗っかってドラマ化とかでボロ儲けしたい!!」という打算100%でしたが、此度のガールはまったくもって意図していませんでした。したがって今回はどじょう100%(二匹目)
原作者プロフィール 1976年 神奈川県生まれ 東京都在住 2006年「花宵道中」で第五回女による女のためのR-18文学賞受賞:デビュー 詳しくは上のほうにある「★」をクリックしてください。 ゆるキャン△に影響されて今年の八月にキャンプを始めました。
テレ東の深夜といえばもぐもぐドラマ。しかし原作はまったくもってもぐもぐしてません。かなり原作通りに脚本を作ってくださった感じがしますが、映像化ってぜったい「全く同じ」にはならないので、私の読者のみんなには今までの映像化と同じく、小説とは違う種類のエンターテイメントとしてお楽しみいただければ幸いです。脚本めっちゃ面白いです。 あと、この機会に各方面へお願いさせていただきたいこと。 今回のドラマは「乳酸菌を推すヒューマンビーイング」が主人公です。これまでも私は「推しがいる人間」が出て来るお話をいくつか書いています。その中のひとつが『婚外恋愛に似たもの』というアイドルファンの小説で、2018年にdTVでドラマ化されています。 が、最近dTVがなくなってしまい、あの名作ドラマが現在どの配信サイトでも観られなくなってしまいました。円盤も出ていません。親の欲目や自画自賛ではなく本当にこのドラマはみどころいっぱいの名作です。主演のオタクは麗しき栗山千明さん、今をときめくDa-iCEのおふたりや増子敦貴君も、推されるアイドル役で出ています。チカちゃん(あつきくん)マジ爆売れだよね……雅さんもきっと喜んでるわ。ここをご覧の関係者様、いらっしゃいましたらぜひ御社でお迎えのご検討を何卒お願いいたします。原作側の窓口は光文社です。
※ここから転載禁止※ ※以下の文章の一部およびぜんぶをどこにも転載しないでください。以下の文章をもとにした記事や動画を絶対に作成しないでください。※
公表されているキャストさんについて個人的なあれこれ
主演の鞘師さんについて ラッセ! めんつゆの国からようこそヨーグルトの国へ。 先日、豊洲のライブを拝見してきました。タレントとファンの信頼関係と双方の愛が溢れる素敵な現場で、余所のオタクながら見ていてすごく幸せな気持ちになりました。ありがとうございました。スマホライトの光の海、きっと綺麗だったでしょうね。私はその翌日幕張で似たようなことをしてきました。 テレビをほとんど観ない、芸能にすこぶる疎い私の薄い知識の中での鞘師さんは「BABYMETALのサポートですごいダンスを踊っていた子」でした。あとモモウメのラスクの歌と、やがて古田新太になる山田様の彼女、そして柚木麻子の推し。この原作でOKしてくださり本当にありがとうございます。 鞘師さんのファンの皆さま、原作者、ハロプロはほとんど判らなくて申し訳ないのですが、女子アイドル方面では細々とさくら学院が好きでした/です。当時はすぅちゃんと鞘師さんが同じスクール出身だとは知らず、サポートメンバーがほかのグループの子、というニュースにおおいに驚いた一人です。機会がありましたら原作の小説のほうもお手に取ってみてください。帯に鞘師さんのお写真が入ってます。あと、もし私の公開授業にいた父兄でハロ兼の方がいらっしゃったら、お手数ですが鞘師さんファンのお友達に私の説明(できれば良い印象を持ってもらえそうな)をお願いしたいです。ヲタ友の口伝が一番信頼してもらえると思うの。出身賞にR-18って入ってるし、映画で安達祐実さん脱がせた原作者でめっちゃ心配だと思うけど、手のひらの楽園という本は国語の試験や学習教材によく使われているんだよと(本当です)。そういう未成年向けのお話も書くんだよと。私の代わりに。弁明を。どうかお頼み申す。
明日海さんについて 宝塚の湖沼があるとしたら、私は離れた村落からその湖沼まで月に二回くらい水を汲みに行っている永遠のにわかです。 映像化していただく際、いつもダメモトで「私の夢の配役リスト」を出しています。好きな俳優を挙げるわけではなく、なんとなくこんな感じかなあ、と想像する容貌に近い役者さんのお名前を書くだけの熱量低めのものですが、此度の企画書のキャスト欄はほとんど空だったため、まあ今回もダメもとで出してみるかと、緑川役には現実的に依頼が可能そうな元宝塚の方のお名前を書きました。そしたらいろいろ飛び越えてすごいの来ちゃった……。なんか、鉄板焼き屋で私のお小遣いで食べられるせいいっぱいのお肉頼んだら、お店の手違いで松坂牛のシャトーブリアン出てきたみたいな感じで、「緑川は明日海りおさんです」って言われたときちょっと何を聞いたのか判んなくてリアクションできませんでした。いいの……!?! それ超高級なおにくだよ……!?! ファンの皆さま、よろしくお願いいたします。私は今までの推しが全員卒業後に芸能から離れており、今は直近の推しのお手伝いだった下級生さんを細々と応援しています。顔の造作ぜんぜん違うのに、ダンスも演技もお化粧も決めポーズの表情や首の角度も推しちゃんにそっくりで、スール制度(っていうのか?)すごいなと毎回感心しています。在団中のみりおさんの出演作ではハンナのお花屋さんが好きです。よろしければ原作本もお手に取ってみてください。帯には間に合いませんでしたが、書店にあるかもしれないPOPにはお名前を入れさせていただいております。
橋本さんについて 橋本さんにお願いしているとうかがったのがちょうどVIVANTが終わった直後くらいの時期で、え!?!?! あの製作費が民放最高額の超大作ドラマに出てた、「帝劇? 俺の別荘やで!」みたいな俳優さんに一人称が吾輩の微生物役頼んだの!?! 正気なの?!?! ってガクブルでしたがわりとノリノリでお引き受けくださったらしいという話を二人くらいあいだに挟んで聞きました。なんという懐深きイケメンタル。まことにありがとうございます。素晴らしきブルガリア菌20388株になる予感しかありません。楽しみにしてます!!! 余談ですが、企画書いただいた時点ではブルガリア菌はCGか声だけだと聞いていたため、夢の配役リストには少年役を得意とする若い女性声優さんのお名前を書きました。その後制作側で紆余曲折あったらしく、まさかの生身。しかも身長184㎝のアラ還イケオジプロフェッショナル。予想の斜め上にもほどがあるわ。ただ、この布陣になった以上橋本さんのファンにこそぜひ読んでほしいので、ファンの皆様は原作本をお手に取ってみたらそのままレジへ直行してください。橋本さんのお役がより愛しくなること、ドラマがより楽しくなること請け合いです。私が橋本さんのファンだったらぜったい「観る前に読んどいてよかった!」って思うと思う。発売日は11月29日です。何卒よろしくお願いいたします。
※※転載禁止ここまで※※
書籍に関する詳細は発売日近辺にまた書きます。見に来てください。 買い逃している人がいるかもしれないので再度のお知らせですが、小説「雨の塔」の続編が、今年の始めに出た「百合小説コレクションwiz」という百合アンソロに載ってます。題名は「エリアンタス・ロバートソン」です。よろしくね! あと校閲ガールシリーズの文庫がまた何度か重版されてました。ありがとうございます。電子の売り上げがわからない+単行本の刷数を憶えてないので、大幅に少ない/多い可能性もありますが、たぶん現在20万部くらいです。頑張ったわね悦子……これから頑張るのよ由寿……
近況(キャンプ) 順調に月二回ペースでキャンプしてます。楽しいです。先日新しいテントとガスストーブとめっちゃあったかいと評判のダウンジャケットを買いました。今からそれらを使うためにキャンプへ行ってきます。PCやタブレットは持って行きません。スマホは持って行きますが老眼で指もパサパサでキャンプ場は寒いです。お察しください。木曜には戻ります。あと上のほうで書き忘れましたがご存じない方のためにベビメタはさくら学院の元重音部です。それでは行ってきます。
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oka-akina · 1 year
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棕櫚の姫
 そのコンクリートの塀を城壁と呼んでいた。広い広い敷地を囲って、高さもあり、壁の上には有刺鉄線が張り巡らされいかめしい。書道教室の行き帰りにいつも通る道で、城壁の作る影は湿っていた。苔が生え、蟻や蜘蛛が這っていた。蟻を目で追い、歩いていると、足元がぼこんぼこん鳴った。壁とはちがう色のコンクリートで蓋がされており暗渠だった。かつて川だったところにかけられた蓋で、ところどころ揺れる。城壁だなんて巨大に感じていたのはわたしが小さかったためだろう。
 城壁の内側は二階建ての細長い建物で、庭が広いのでぽつんとして見える。クリーム色の壁がくすんでいた。そんなに豪華な建物ではないのでかえって城だった。余計な華美は避け、質素に屹立している。ほんとうの城はこうでなくっちゃと納得し、庭の芝生がかなり禿げていてそういう滅びの気配も城だと思った。どうやらどこか大学か会社の寮であるらしく、何々寮という文字が見えた。といっても、城門はめだたないつくりで奥まったところにありそっちへ行くのはこわかった。どんな寮だか、どんな人が住んでいるのか、ちゃんと見たことはなかった。
 わたしが見ていたのは壁と棕梠シュロだった。お城の庭には一本だけ、背の高い棕梠の木があった。灰色の壁の向こうですっくと伸びている。壁よりも建物よりも高く、ぼさぼさの幹が風にしなっている。棕梠という名を知ったのはもっとあとで、わたしはあれはヤシの木だと思っていた。あの揺れ方は南国だなあと、南国のことを知らないのに感心していた。雪の降りそうな寒い低い雲の日でも、冷たい風に手の甲が痒くても、壁の向こうのヤシの木だけ南の島で、お城の中だから当然だと思った。壁の外から見上げる葉はいつも影になり、動物の毛みたいにぎゅっと密集して見えた。
 この木の下にどんな人が住んでいるのだろう。なんとなく、人魚姫の姉たちを想像した。絵本の話、もっとわたしが小さかったころの話。母が、人魚姫の姉たちが泳ぎ回るページを開いて、「この中だったら誰が好き?」とわたしに選ばせた。深い意味はなかったと思うが——人魚の姉たちは色とりどりで、きっとわたしに色の名前を言わせたかった——、わたしは青い髪のお姉さんを指した。彼女の髪の毛はそんなに長くないがAラインにふわふわ広がっていて、ひたいに垂らしたアクセサリーが大人っぽく、いちばん素敵だと思った。そうして青い髪の人魚はその一ページだけの登場で、人魚姫に短刀を渡すシーンにはいなかった。それもよかった。きっと海の底で静かに悲しんだ。悲しみはするが彼女にはその後の人生があり、死なない。青い髪の姉についてわたしは幾度も想像した。棕梠のお城にいる誰かを想像すると、彼女になった。
 やがて暗渠の町からは引越して、わたしは川に挟まれた町に住むことになった。両親が離婚し、母と二人の家になり、近くに祖母と伯母が住んでいてちょくちょく行き来した。蓋のない、どころか、おおきなおおきな川で河川敷もだだっ広い。二つの川はカーブし、町はレモンの形をしている。アーケードの商店街があり暗渠の町よりだいぶ騒がしい町だったが、学校は小さかった。わたしの学年はそれまで三十九人で、わたしが引っ越してきたことにより四十人になり、あなたのおかげで一クラスだったのが二クラスになったのだと春休み明けの転校初日に先生に言われ、自分が福音なのか災厄なのかわからなかった。
 新学期早々ずっと休んでいる子がいて、盲腸で入院しているとのことだった。クラスみんなでお見舞いの手紙を書きましょうと先生が言った。色画用紙が配られ、一人一通、工夫してメッセージカードを作るよう言われ、まだ一度も会ったことがないのにわたしも書くんですかと先生に尋ねたら、「みんなクラスの仲間でしょう」とたしなめられた。でも知らないんだよな、となりのクラスの子たちは書かないのかな、わたしが来なければひとつのクラスだったのにな……と思った。
 どうせ知らない人に書くのなら棕梠のお城にいるはずの彼女、青い髪の人魚に宛てて書きたかった。棕梠のお城の人魚たちには足があり、城壁の外では完璧に人間のふりができる。王子に恋をせず生き続け、芝生の上を駆けたり寝そべったり、真夜中、お城の中でだけ人魚に戻る。庭に水をまいて海にするかもしれない。そうか、だから芝が禿げていた。棕梠の葉ずれの音を聞きながら足の使い方を練習し、人魚の下半身がいらなくなったらお城——寮から出て行く。でも彼女たちは人間のふりも人魚でいることも好きだから、のらりくらりお城に住みつづけ、出て行かない。棕梠はどんどん伸びてゆき、葉の重さで腰が曲がる。青い髪の彼女はぼさぼさの幹をやさしく撫でてくれる。それなら手紙を書けるのだ。書けるか? わたしはなにを書くだろう?
 たとえばいつも棕梠を見上げていたこと。黒い葉。風。書道教室は畳の部屋で薄暗かったこと。流しの水がいつも細く、冷たくて、お湯は出ず、わたしは手についた墨汁をきれいに落とせなかった。黒く染まった指先をきつく握って、すれちがう人たちから隠した。なぜ隠さなければと思ったのか、わたしがあらゆる視線をおそれていたためだが、そそりたつ棕梠にはぜんぶばれている気がした。人魚を見守る南の島の木は、わたしのことだって知っていたはずだ。墨汁はいつも風呂で落とした。浴槽で足を伸ばし、そのころにはもう一人で風呂に入るようになっていた。墨の溶けた湯だからほんとうは透明ではない、目に見えない黒色の混じった湯なのだと思った。そういうことを書く。書いた。学校から帰ってきて便箋につづり、糊をなめて封をした。でもこれでは、わたしが思っていることを書いただけで、受け取る相手、青い髪の彼女に向けてなにか発信しているわけではないなとも思った。
 盲腸のクラスメイトには、画用紙を切ったり貼ったりして「飛び出すカード」を作り、おだいじにとか当たり障りのないことを書いた。
 レモンの町では書道教室に通わなかった。伯母はフラダンス教室の先生をやっており、招かれたので何度か見学したが、自分にはできる気がしなかったので(踊るのは恥ずかしい)、見学しただけだった。伯母はフラをやるからこまかいウェーブの髪がすごく長くて、想像の人魚よりも長かった。教室はおばあさんが多く、ハイビスカスの造花がたくさん飾ってあり、でもヤシの木はなかった。
 盲腸のクラスメイトとは友だちになれた。退院してすぐ話しかけられ、飛び出すカードすごくかわいかった、どんな子が転校してきたのだろうと楽しみだったと言われ、わたしはちょっと申し訳なく思った。
 だからというわけではないがかなり仲良くなった。すみれちゃんという名前で、しばしば自分の名前をSMILEと書いた。たとえば授業中に回ってくる手紙、ノートの切れ端にぎっしり書かれたいろいろの最後にSMILEとあり、それは署名だけども、受け取ったわたしには「笑って!」というメッセージにも見え、わたしはすみれちゃんの手紙がけっこう好きだった。
 きのうみた夢とか、好きな音楽とか、誰々が雑誌のインタビューでこう言っていた、ラジオでこんな話をしていた、いますごく眠い、親とケンカしてすげえムカついてる、そういう日記みたいな手紙で、いや日記でもないようないろいろで、思っていることを書くだけでもちゃんと手紙になることを知った。わたしが手紙を読むときすみれちゃんはもう眠くないし、すげえムカついた気持ちもいくらかおさまっている。その時差こそが手紙の肝だと思った。
 手紙ではたまにシリアスな悩みも吐露され、そういうときはSMILEの下に「読んだら燃やして」と強い筆跡で書かれていた。わたしはすみれちゃんの手紙を一度も燃やしたことはなかった。うちにはマッチもライターもなく燃やし方がわからなかったためで、ガスコンロで火をつけるのもこわかった。父親がいたらライターがあったろうか。ないな。たばこは吸わなかった。うちに小さな火がないのは父とは関係ない。父にはときどき会った。父も暗渠の町から引っ越したので暗渠の町に行くことはなくなった。
 中学に入り、すみれちゃんの家が建て替えすることになった。古い家をぜんぶ取り壊すからラクガキしていいよということになり、友だち何人かで誘われた。すでに家具はぜんぶ運び出されからっぽになった家の壁や床だ。油性マジックとか書道の墨汁とかカラースプレーとか、みんなでいろいろ持ってきて、こんなことは初めてだったから最初わたしたちはおそるおそるペンを握ったが、だんだんマンガの絵を描いたり好きな歌詞を書いたり、家じゅう思い思いにラクガキした。腕をぜんぶ伸ばし、肩がもげるくらい大きなマルを描いてみた。マルの中に顔も描いた。すみれちゃんの妹が壁いっぱいの巨大な相合傘を描いた。片側に自分の名前、もう片側はいろんな人の名前で、芸能人もマンガのキャラクターもあったがやがて尽きたのか、後半は「優しい人」「うそをつかない人」「趣味が合う人」と理想を並べていた。すみれちゃんは最後、床に大きく「ありがとう」「SMILE」と書き、このラクガキは家への手紙だったのかと思った。
 あとになってGoogleマップで暗渠の町を見たら棕梠のお城はなくなっていた。見つけられなかっただけかもしれないが、区画整理にひっかかったのか、暗渠の道もないように見えた。お城を取り壊すさい誰か壁にラクガキしたろうか。しなかったろう。だからすみれちゃんの家はとても幸運だったろう。そうして道の形が変わっても、地面の下にかつて川だった跡は残っているとも思った。
 あのとき人魚に宛てて書いた手紙が、このあいだ本棚のすきまから出てきて、なにを書いたかだいたいおぼえていた。恥ずかしいなと思いつつ封を開けたら、しかし便箋は白紙だった。文字はどこかに消えてしまったのか、書いたというのはわたしの思い込みだったのか、ぜったい後者なんだけど、後者なんだけど……と思う。すみれちゃんはマスカラを塗るとき、ビューラーをライターの火であたためる。小さな火を持っている。
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ペーパーウェルというネットプリントの企画に参加します。
セブンイレブン【24438044】 10/8 23:59まで
ファミマ・ローソン【DA5W82BGB9】 10/9 16時ごろまで
これは4年くらい前に書いたやつ。読んだことある人もいるかもしれない(覚えていてくださる方がいたらうれしい)。
今回のペーパーウェルのテーマが「時間」だったので、時間のことを考えながら書いた小説にしました。いやどこらへんが?って感じなんだけど、自分の中では…。過去のことを語るときの距離感、時間の長さとか流れを探りたかったというか。
つい最近読んだ川上弘美のインタビュー記事ですが、「年をとって記憶がいっぱい自分の中に貯まっているせいか、ある時期から、一瞬にフォーカスして書くよりも時間の流れを書くことが多くなってきた」とあって、なるほどなあと思いました。そして「でもコロナのもとで生活しながら小説を書いていると、なぜだか自然に、今この瞬間にフォーカスした書き方に回帰していくことになりました」と続き、とても興味深かった。
『群像』のweb記事で、「物語るために遠ざかり、小説全体であらわしていく」という題の鴻巣友希子との対談です。
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manganjiiji · 4 months
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そこを逃すな、詩は風呂にも入る
頭がおかしいほど食べてしまって、胃の許容量を超えて食べてしまって胃が限界まで膨らんだまま仕事に行き、帰ってきて何も食べなければいいのにまた食べ、おかしいほどに胃が痛くなった。食べすぎて胃がおかしくなるのだが、なぜ胃がおかしくなるまで食べるのをやめられないのだろうか。本当に寝不足で、不眠で、寝不足で、きつくてきつくて、そうすると私は食べて気を紛らわすのだなあということがよくよくわかった一日だった。
「結婚したい相手とかはいないのか?」の問いに、友人は「け、結婚???」とかなりの疑問符を浮かべており、5年前に家庭がどうとか言っていたのは「そんなことを言っていたとしたら気の迷い」だそうだ。今年に入ってから仕事と副業(?)に集中するため友達の誰とも会っていないと言っており(話しぶりからしてどうも恋びともいないようだ)、今年ってもう5ヶ月経ってるのにそんなばかな、と思ったがどうやら本当らしかった。そんななかで時間ができたので私に連絡をしてきたのだそうだ。あ、結構この人は裏とかなくて、言ってることそのまんまの人なんだな、ということを初めて心から思い、その友情に感謝した。友人は昨日からずっと藍染惣右介の「ようこそ、私のソウルソサエティへ」の声真似をしていた。鬼滅の刃のカラス(これも速水奨さん)のシーンを見せられて(この数分のシーンのために速水奨を使うことがすごい、とのことらしい)、速水奨って基本的に全部寂雷先生の喋り方なんだな、つまり全部速水奨なんだな、と思った。喋り方というより声の出し方なのかもしれないが。私は寂雷先生の「君あり故に我あり」という曲が大好き。ずっと聞いていたくなる。泣きそうになる。でも泣く曲じゃない。寂雷先生のことを思うと、泣いてる場合じゃないな、と思う。そんなことで、私はこの友人と、こうして半年に1回くらいは会いながら、併走して別の場所で老いていくのかもな、と思った。なんだかそのイメージはとても良いものだった。私がこの友人に恋愛感情を抱いているかと言われるとそれはかなり判断が難しいところだと思う。おそらく相手もそうだと思う。ただ友情は感じている。友情はさすがに、5年続いているし、人間としての相性はかなり良いほうだと感じる。ただ、パートナーになるのか?と言われると、まず相手がパートナーというものを欲していないなあと感じるし、私も別に欲していないんだよなあ、と感じるので、併走する異性の友人というのがやはり近いイメージになるなあと思う。
親友ということばがあるが、私は私に関わる誰にも、そのことばをちょっと使えないなあと思う。友人に序列をつけるような感覚がついてきてしまうからだ。友人に序列というか、優先順位や好意のむらがあることが悪いこととは思わない。私はただそれをあまりしたくないというだけで、それぞれの友人とそれぞれの距離や話したいこと、共有したいことがあり、ひとりひとりが「特別な友人」のため、横並びになっている。それに、親友という、特別相手を信頼している、みたいなニュアンスがあると、それが依存に繋がりそうで怖い。自立とは依存先を増やすことという言説があるが、私は自立とは自立であり、自分の傷を他人に負わせるような真似をしない、つまり本質的な依存を誰にもしないことだと思う。これは私の「依存」がもともと度を超えてヤバイものであったため、今の「誰にも依存していない」と自覚している状態が、普通の人(平均値)が「依存先を複数にしている」状態なのかもしれない。色々な友人(あるいは家族、恋人)たちと色々な方法で複雑に豊かに繋がり、その繋がりをひとつでも多く維持すること、それがもともとの学説で言われるところの「依存先を増やす」なのだと思う。
偏頭痛かと思いきや肩こり頭痛だった!ということが昨日から2度ほど起きており、偏頭痛の薬を1つ無駄にした。難しい。宇野さんのテキストに何日も触れられていない。英検が明後日に迫っている。しかし何にしろ、体調の維持そして出勤が第一優先事項だ。この考え方が、30を過ぎてもできていなかったのだと振り返ると、過去の自分が幼すぎて驚愕する。過去の自分は他人なので、驚愕するだけで、自責とか反省とかはないのだが、ただ単にそんな事もできない、わからない人がいるんだ、という感じだ。これをわかるようになるためには、数人の友人達とのここ5年ほどの付き合いで培われたというか教育された思考が重要だったので、友人たちには頭が上がらない。いつでもそう。人から教えてもらったり更生してもらったり、とにかく友人たちが私に根気強く諭してくれる。よくこんなにも頑固で幼稚でどうしようもない人間に愛想をつかさないでいてくれるな、と感動してしまうのだが、私は本当に友人運が飛び抜けて高いと思う。
2024.5.31
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kinmiraimiira · 5 months
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役者にまで魅せられて
☆2ステ褒め
・アロー声綺麗〜〜前説でさえ聞いていたくなるね
・前説の曲流すの気づいた白子えらい!僕はすっかり忘れてました(え)
・いやゴミ箱被ったアローマジマジと見ると面白いな。そういう役やってもいいね
・ベガさん声キリッとしててかっこいい。空気締まる感じする!
・だめこふくいい!
・リサイクルマークハンド忘れないの嬉しいよ採用してくれてありがとう
・最初のテンポいいね!!怖い話を彷彿とさせますね
・深山捕まるの上手いよね(語弊)
・コンちゃん跳躍力あるなぁ
・みそかもかっこいい……
・椅子から立ち上がるだけで笑い取れる3人すごいよねマジで
・こりちゃん座りに行くとき検察官とかの方見るのいいね
・スチルさんの控訴事実めちゃくちゃスルッと頭に入ってくる。声綺麗ですね
・なすかさん「異議なし!」百発百��なんか??
・スチルさん本とファイルの使い方上手いですよね
・裁判長がおやすみなさいで手を振るのいいよね
・ゆにかわいい。マスコットすぎる
・夢の世界へ!の後の倒れ方3人とも綺麗よな
・やっぱタイトルコールいいなああああ!!!カッコ良すぎるだろこれマジで
・ゆに、怪しい人ですから、の前のタメいいね!無意識に注目しちゃう効果あるぅ
・ゆにセリフのリカバリーいいね。
・フードの被り方かっこよい
・いやでええええす(圧) 好き
・ゆにハケ際で振り向くのいいね
・地味に後ろにいるこりちゃんの動き方も丁寧で好き。実際に仕掛けがある上手側には触れないギリギリで止まるこだわりっぷり
・2場って本当に3人の会話だけで進んでいくのに、こんなに引き込まれるのなんでなんだろう。やっぱ上手いんだろうな
・コンちゃんだいぶ強くベガさんに当たるな!!恨みとかあんのか!?
・コン「はぁい」だけで笑い取れるのすごいよ。
・いや待てよく考えたら2→3場だけでもこんな複雑な場転してたんだ……。こんなスムーズにできるのえぐいよ。練度が。
・O阪大学でも笑ってもらえたのは、カヌレさんとらっしーさんとひらりの御手柄ですわ。素晴らしいです
・いつも普通に聞いちゃうけど、白子の声もちゃんと嫌な塾講師なんだよな。
・「優おにいちゃん!」可愛い(可愛い)
・いいねぇ提灯
・こりちゃんの「わるぅ〜い」がすごく好き。これのおかげで中弛みしないといっても過言じゃない
・いやでも本当輪投げって何が楽しいんだろ
・「向き合ってみるのも悪くない」と「子供と遊ぶ夢を……」の間を音照無しで一人で適切に取れるの上手いよねぇ
・「村上さん」というワードが出てこないのに、明らかに「コイツが件の女か」と思わせる苔丸の少女さとこりちゃんの動揺がいいですよね!
・あさぎ暗転入り超綺麗なんだよな
・台置いてからめちゃ急いでくれるこり好き
・ポテトの商人マジで好き。本当に。ポテト食うだけで笑いとるの本当すごい。「油売るなよ」が霞むくらい強い
・苔丸のつるーってしゃべる感じもなんかいいよね。実際に喋ったことはあんまりないから、市原が脳内で一番スムーズに会話ができる速度で喋っているということにして、それが夢に出てきてるみたいな。
・カヌレさん子泣き上手いなぁ。多分イデア界からきてるわこの泣き方
・「結構な勢いで食べるな」っていう置くタイプのツッコミでもウケるのすごい。こりちゃんセリフごとの言い方変えるの上手いんよな
・いいねええ狐不気味だよおおおお
・照明チカチカもいいですね!!もしかしてらっしーさん結構遊んでます??
・夢占いで空気変わるのすごいよ。アサギにしては珍しく普段の声で演じきれなくて少し頑張らなきゃいけない役だと思うんだけど、ちゃんと雰囲気変えきれているからすごい
・ポテトヘアピンつける位置最高すぎるんよな。下手側向いた時に初めてちゃんと見えて、気づいたお客さんからクスッとくる感じがいい
・ほいくしぃ〜〜?好きなんよな
・「喧嘩でも売ってやる!!!」いいね……
・深山優しく抱擁してくれてありがとう
・「お前にお父さんと呼ばれる筋合いはない!!」は、脚本上唐突すぎるからウケるか不安だったんですけど、コンちゃんとこりちゃんが上手いおかげで必中です。ありがとう
・僕も好きです!(おい)
・押し倒されたあと、こりちゃんはなんでそんな綺麗な倒れ方ができるんだ???どこで教わったんだ???
・「してみよっかな!」1ステより明るい声でいいね!
・マリオウケましたねえええ!!!最高です
・ちゃっかり深山を飛び越える市原
・やっぱ緑の飾りが深山のところにあるの好きです。付け直してくださってありがとうございます
・市原も東雲も声が全力で裏返ってて命を感じた。
・市原の「何がです?」のタメ方がいい。マジで客の心理と揃ってる
・「さいっこうでさ!!」もいいよねええ楽しそう
・やっぱ場転複雑だな!!よくやるよ本当に。すごいよ
・寝起きの二宮美味いんよな
・クロユリ……?
・引き戸、のツッコミ一番好き
・漫才いいねええええ!!!なんかマジで、ステージによって反応変わってるのがマジもんの漫才すぎる
・司会者の喋り方もいつものアサギと少し違う?気がする?ちゃんと演じてくれてるのが嬉しい
・松本人志ウケるの悔しい。僕が介入したところがなくてマジでこりちゃんの力だから
・二宮、エリアへの入り方も力強いし、一人語りも力強いの、いいですね。今日の二宮は憤りでしたね
・知らない人がステージに座ってるかと思ったら、えりちゃんでした。チクショーー
・えりちゃんのストモなんかおもろい
・ジャガイモのところも言い方が上手いおかげで想定の3倍くらいウケてる。ありがとう
・深山の店員いいよな、こなれてる感じが最高
・「諸説ありますが」で首くいって向けるのいいな
・二宮のグラスが他2人より少し下がってるの本当に!本当に!!!
・あかんなんか泣きそうになってきた。自分が書いた話で泣くわけないのに
・ラビのこの、お客さんにちゃんと聞こえるけど、明らかに言いづらいことを言ってる絶妙な声量すごいよ
・「それが一番嫌!」バァン←「異議なし!」の伏線回収??今度はちゃんと異議があるっていう
・やっぱここの2人の会話にBG入れない判断したの正解だな。白子がない方がいいって言ってくれた気がする。ありがとう
・「ふたりで、やめよ」これえぐいて。マジで。言い方すこすこのすこ
・大集の外はかんかん照りだったはずなのに、なんかこのシーン見てるとすごい雨降ってる感じしたわ
・携帯電話の電源をお切りいただきたい理由が分かりますね。僕は他の公演を見にいく時は今後もちゃんと切ろうと思います
・回転扉大丈夫か?大丈夫か?
・なんだこのシーン(落語を見ながら)でも全力でやってくれている5人が私は大好きです。なんかゆるあさんみたいな文体になってきたな。気のせいかな
・7場の初め、前説と同じなのアツいよな
・ん?キャマメルマキアート?アマガミアローだ!レアですよこれは
・セクシーすぎるので、の後に一礼するの素晴らしいです
・ラジオ聞いてる時に微笑んでる深山と黒川が本当に、本当に好き
・鍵しまうこんちゃんナイス判断!!
・店員も声変えてくれてるんよな
・「嬉しいことだ、嬉しいことだ」の2回目で手が止まるコン好き
・年功序列の制度のせいで、めちゃリズムよく読んでくれて嬉しい
・楽天家を演じなくなって少しおとなしくなった二宮、か……
・キャラメルマキアートがアトラクションみたいにハケるの本当好き
・「楽しいことがないわけじゃないんだけど」のセリフ、複数回あるけど一つ一つ丁寧に言い方変えてくれてるのありがとう
・アローめちゃくちゃ照明の紐わかりやすく引っ張ってくれるのなんかいいよね。まぁ電気の紐がそんな伸びるはずはないんだけどさ
・車の後ろで寝るアロー、服も帽子も黒いこともあって、手が超綺麗に映っててなんかこういいですね(え?)
・「お〜おつかれ〜」明るい声なのがかえって苦しいよ
・苔丸車→ベッドの場転かなりスムーズになったよね
・見返したくなる……?
・ふと思うんだよね。米津リストラしてよかったって。さよーなら、またいつか。
・時計止められた時の驚き黒川かわいいです
・ここ毎回アドリブでセリフ変えてるアロー結構えぐいことしてるんよな。しかも全部辻褄合ってるのがすごい。個人的には家電ばっかり新しいのに買い替えてそれで満足してるってやつが好き
・えりちゃん、読んでる感出すのうまっ
・見つかんねぇよ。2ステの言い方好き
・キャ↑ラメルマキアートを一つ
・エレガのマイムマジで好き。エレベーター乗るたびやってほしい
・「本当ですか?」 いい言い方するよね
・裁判所再来のシーンいいなぁ、見てるこっちの息が荒くなりそう
・あさぎがんばれ!!
・やっぱハマると気持ちいいね、踏切ビート
・漫才やる2人が上手いおかげで、アローのセリフでちゃんと漫才のこと思い出せるんよな
・アロー、エリアに入る出るを上手に使ってくれてるの嬉しい。あえて光が当たらないところから押し出すことで、黒川自身は再びゴミ箱の中に帰っていく感じがするの、すごいよなぁ。でもその時には微笑んでるんだぜ。深山が未来を見てくれるようになったから。かーーー、綾鷹進むわぁぁ
・ユニが喋り始めると途端にしゃがみ出すオペ席ほんまおもろい
・「市原君」いいんだよなぁ。ベガさんやっぱこういう気が効くところがズルいんですよね
・市原の「おおーいいですねー!」で救われる中年がいるんです
・「何食べにいく?」の言い方がもう最適解なんよなぁまりおさん!!超好き
・なんだ最後の可愛い二人組は。
・キャスパだあああああああ
・2と8笑顔いいねええ
・いやキャスパ激しいい!!!練習の賜物だよマジで。本当にありがとう。
〈総評〉
 めちゃくちゃ最高でした。脚本書いてよかったです。ってのは唯端楽生が言ってました。ありがとう。みんな大好きです。
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kennak · 1 year
Quote
40代地方在住独身。ぱっとしない生活が一変した話をどこかに吐き出したくて書く。ひょんなことから数ヶ月前は考えられない毎日を送っている。 いわゆるロスジェネ世代なので就職は苦労したが、都会で働いてからUターンして、ちょっとした専門分野で奮闘してなんとか生き延びている。裕福ではないがまあ生活に困ることはない。田舎暮らしは嫌いでもないが、若い頃から文化的な面が乏しいのには辟易していた。その反動で都会にいた頃はライブやイベント、美術館などにもよく通ったが、地元に戻ってからは同世代と話題が合わないことにやっぱり困った。もう諦めたけど。周囲はギャンブル(パチンコ)とか、女性のいる店の話ばかりの人が多い。そういうのが趣味じゃないので、仕事以外はせいぜい家で映画見るかゲームしてるか、くらいの日々だった。 漫画はもともと少し読む習慣があった。といっても最近はアプリで無料作品を中心に物色するくらい。勧められて「よふかしのうた」という作品を読んでみた。なかなか面白い。世界観が趣味に合った。ぱっとしない日々にどこか嫌気が差していた自分を、日常から逃れて夜を彷徨うストーリーに重ねたのかもしれない。アニメはほとんど見ないのだが、この作品がアニメ化されていることを知って、興味本位で見はじめてみた。 考えてみれば、もともと「好きな声」というのはあった。声が好きで聞いていたラジオ番組もある。好きなバンドとかミュージシャンも、声の方向性が似ている。このアニメの主人公の女性の声が、妙に引っかかった。漫画を読んでいたとき脳内で再生されていた声とも近かったし、たぶん元来好きな声に近かったのだと思う。これまで気にしたこともなかった、アニメのキャスト欄を見てみた。 七草ナズナ - 雨宮天 初めて見る名前。声優といえば大山のぶ代さんと野沢雅子さんくらいしかまともに知らなかったのだから当然だ。読み方すらもわからなかった。 別の日、なんとなくYouTubeで流れてきたTHE FIRST TAKEを見ていた。地方でカルチャーに飢えている音楽好き中年にとってYouTubeは貴重な情報源だ。さすがに若者には知らないミュージシャンも増えてきているのだが、同年代と比較するとまあまあ幅広く聴いている方だとは思う。動画の中で歌っている、知らない女性の名前に見覚えがあった。 雨宮天(あまみやそら)さん、というらしい。アーティストとして歌う女性の声と、アニメのあの声が一致するまでには、少し時間がかかった。しかしそうだとわかると、この歌声にもぐっと引き込まれた。オリジナル曲らしいが、当然知らない曲だった。こうなると調べずには居られない性格で、いろいろ検索してみた。声優歴が約10年、早くからアーティスト活動も行っていて、ライブなどもやっているようだ。 公式YouTubeチャンネルをすべて見た。MVやライブ映像。声に惹かれたのだな、という認識で見ていたが、彼女の表現の幅の広さや人柄を感じるたびに不思議と引き込まれていった。YouTubeには別の企画チャンネルというのがあった。こちらはその名の通り、ゲームしたり料理したり、様々な企画をやっているだけで歌や演技が見られるわけではない。作りとしてはよくあるYouTuberのチャンネルと同じようなものなのだろうが、これがもう、ダメだった。ただただリアクションしている彼女の姿を見たくて声を聞きたくて、何度もリピートして見てしまう。 端正な見た目とは裏腹に、面倒くさがりだったり大雑把だったり、時に負けず嫌いや努力家の部分が顔を見せることがあり、その全てが魅力的に見えた。幸か不幸か、お金のかかる趣味も特になく、リリース済みの彼女の作品で購入できるものは一斉に大人買いした。アニメなど全く見てこなかったのに、気がつくと過去の出演作に遡ってひとつずつ追いかけている。今季の作品では「スパイ教室」が楽しみで、リピートして見ている。「久保さん」はやっと登場したと思ったら制作が延期になってしまった。4月からの再スタートを心待ちにしている。総務省のワイドFMや、DMM TVのCM映像は、何回見たかわからない。 BeatFitといういわゆるフィットネスアプリがある。ちょっと前に、このアプリのトレーナー音声を彼女が担当するという企画があったらしい。間に合わな��ったことを悔やんでいたら、よく調べるとこの音声が好評で、パッケージとしてリリースされていた。これも販売終了してしまっていたが、某フリマアプリで入手した。 本当に自分でも生活が変わりすぎてキモいと思うのだが、運動をはじめた。それでなくても、ラジオ番組や過去の楽曲などを何度も聴いてしまうので、どうせなら聴きながらジョギングしてみようと思ったのだ。1ヶ月ほどだが、体調がすこぶるいい。中年になって弛んだ身体の体重も少しずつ落ち始めた。 アニメ作品の関連で、パチンコ音声にもなっているらしいというのを見て、生まれて初めてパチンコ屋に行ってみた。が、これは駄目だった。そもそもアニメ作品のパチンコ台は提供されている時期が限られているらしい。それよりも何よりも、あんな騒々しい環境では彼女の声を楽しめるはずがない。軍資金に備えていたお金で、ちょっとした高級イヤフォンを買った。これでアニメも歌もYouTubeもより楽しめる。 気がついたら、仕事をしている時間以外は、ほぼ彼女の作品に触れて過ごしている。コロナが少し落ち着いてぼちぼち増えてきた飲みの誘いを断り、家にこもってPCの前に座り、アニメやYouTubeを見ている自分を客観的に考えると、いったいどうしてしまったのかと思う。しかしその時間を確保するために仕事も全力でこなすようになった。もともと必死で生き延びようとしてきた仕事なので、気合が入った結果、不思議と少しずつ仕事上の成果も出始めている。先日、Anime Japan というイベントがあったらしい。新作アニメのプロモーションなどが中心の企画で、これまでなら全く興味を持つことがなかったと思う。仕事で行けるはずもない日程だったのだが、彼女がいくつかのステージに出演していたと聞いて心がざわつくのを感じた。遠征費用くらいなんてことはないし、前もって調整すれば東京や大阪まで遠征することも不可能ではない。映像作品の中の彼女を、実際に見て生の声を聴いたらいったいどうなってしまうのだろう。もう、帰ってこられないような気がしている。  こちとら田舎暮らしで、周囲の同世代には同じような趣味を持つ人がいる気がしない。自分でも全くよくわからない感情なのだが、とにかく努力して前向きに日々を過ごさねば、と思うようになった。仕事もそこそこの成果を出し、いつでも使いたいものにお金と時間を使えるように。先日のラジオで、彼女は「日曜の朝はカフェなどで早朝から勉強している」というようなことを言っていた。本当に馬鹿なのだが、感化されて日曜朝を勉強の時間に充てることに決めた。新しい資格を取ろうと思っている。 これが推し活というやつなのだろうか。40代でこんな生活をしていて、これからどうなってしまうのだろう。   【追記】おっさんの1人語りを書きなぐっただけのつもりだったのにブクマがたくさんついて驚いている。ブコメもひとつひとつに返信できないので全部見たけど気になったところだけ。 結婚報告があったら、の話。彼女の年齢を考えても充分に有り得る話だと思うし、もしそうなったら、と想像してみたけど、素直に嬉しいと思う。増田は一回りも歳の離れたおっさんなので、これまで恋愛経験という意味では失敗もたくさんしてきたし、彼女に対してはそういう感じじゃない。本人がそれを望んで結婚するのなら、私生活が充実してさらに表現の幅が広がるといいな。もし、報告にあたり配信とかあったとしたら、思い切ったスパチャを送ってるのが俺です。結婚を機に、でもそうでなくても、活動休止とか引退とかなら、ちょっとショックを受けるかもしれない。 人気声優だからたくさん出演作があってよかったね、について。そういう視点は今までなかったので新鮮だった。たしかに、出演作が限られている声優さんだったら、いろいろと辛かったかもしれない。そういう意味では、これからも活躍して欲しい。 全般的に、いいことじゃん!みたいな声が多かったのはなんか嬉しかった。昔、バンドとかミュージシャン系のファンだったときにはけっこうファンコミュニティの中にアンチもたくさんいて殺伐としてた記憶がある。それに対して、彼女のファンはみんなコメントが優しい、というか声優コミュニティの人がみんな優しい世界な気がしている。この世界を知れただけでもよかった。 パチンコとか女性のお店についても、ちょっと誤解があったらいけないので。カルチャーにはいいも悪いもなくて、for meかnot for me のどちらかなんだと思う。楽しめているなら、他人が好きなものを下げる必要はないよね。そういうふうに読めたなら文章力の無さのせいです。あくまで自分はこれが好き、っていうことを言いたいだけなので他意はないです。○○もぜひ、とおすすめしてくれてるブコメについて。ほんとにありがとう。他の声優さんという意味では、天さんに近いところからTrySailのおふたりとか、交友関係が深そうな水瀬いのりさんとか、高橋李依さんとかはなんとなく目に(耳に)触れるようになってきています。知らない世界を知ってゆくだけで楽しい。ライブもそのうち参戦するんだと思う。のめり込みすぎて心配、という声もごもっともなので、ほどほどに楽しめるようにします。アイドルマスターミリオンライブ?は全くまだ手つかず。ライブが配信でも見られるという情報があったので調べてみる。「このすば」は見始めてるけど、Audibleにオーディオブックがあるのは知らなかった!マジでありがとう。買います。「心が叫びたがってるんだ」も未履修。こうやっていろいろ教えてもらえるのは本当に嬉しかった。他のブコメも全部見てます。
ある声優に生活を一変させられている
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