Tumgik
#上山太陽
watanabekaori · 5 months
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*Commission Works*
<映画美術参加のお知らせ>
2024年10月公開の映画「八犬伝」に渡邊が美術制作で参加いたしました。是非ご覧下さい。
https://www.hakkenden.jp/
I participated in that making props of the movie.
I hope you will enjoy it.
監督 曽利文彦
原作 山田風太郎 「八犬伝 上・下」
配給 キノフィルムズ
製作 木下グループ
制作 unfilm
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team-ginga · 1 year
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『Choose my story』
 私がいつも芝居をしている大阪・新町のRegalo Gallery & Theatreで観客参加型の芝居『Choose my story』を見てきました。
 作・演出は私の芝居をいつも演出してくれている増田雄さん。
 出演は『リハーサル』で共演し、来年1月にパリ公演に一緒に行くことになっている村上森子さん、『メフィスト』で共演した山本太陽君、Youtubeの演劇ユニット・チーム銀河チャンネルでカミュの『ペスト』の朗読劇に出演してくれた古川智さんです。
 こりゃあ行くしかありませんね。
 増田さんが観客の選択で物語が分岐する芝居(イマーシブ演劇というそうです)をしているというのは前から知っていました。
 でも、なかなか行けなかった……というか、いつ行くべきかタイミングが掴めなかったので、今回初めて見たわけですが……
 なるほど、その手があったかという感じです。
 中身に触れず枠だけ言うと、ファントムマスクを被った古川さんが、気を失っている森子さん、太陽君を舞台に連れてきます。二人は足を鎖で縛られています。映画『SAW』のオマージュというかパロディですね。
 目を覚ました二人に古川さんは「お前たち二人は罪を犯した。山本太陽、お前はホストとして多くの女性客から金を搾り取った。村上森子、お前は36歳なのに21歳だと嘘をついてパパ活をした。ここにいるのはお前たちの被害者だ。お前たちはこれからここにある台本を使って芝居をする。もし被害者の皆さんが満足してくれたら、お前たちを解放してやろう。ただし、セリフを間違えたり噛んだりしたら鎖に電流を流すので、そのつもりで」と言います。
 なるほどなあ……そういう形で初見で芝居をさせるというのは、とてもいいアイデアですね。それなら少々台本がちゃちでも、役者が噛んでもギャグとして成立します(増田さんは台本はちゃちな方がいいし、ちゃちでなければならないと言っています。なるほどそうかもしれません)。
 観客はまず「スパイ編か未来人編か」を選び、途中、物語の節目で「電話に出る/出ない」、「警察に通報する/しない」などを選びます。その昔、ゲームブックというものがあり、その後『かまいたちの夜』というようなテレビゲームができましたが、そのやり方ですね(この言い方でわかる人は50代以上かもしれません)。
 司会役の古川さんは選択のたびに観客に語りかける、つまりある種の「客いじり」をするわけですが、ここは好みが分かれるところかもしれません。どちらの選択肢を選ぶか手を挙げるくらいならいいのですが、「なぜそれを選びましたか?」と聞かれるのは嫌だという観客もいるかもしれない……というか、私はそういうのは苦手なので古川さんに当てられて困りました。なにも私に当てなくてもいいのに……(私は教師ですから当てるのには慣れていますが、当てられるのには慣れていないのです)。
 今回観客が選んだのは「未来人編」でしたが、物語が終わると、古川さんが「ぬるい」、「リスクを恐れてセリフを置きに行くんじゃない」と言って、一からやり直すのはちょっと驚きました。2周目に入るってことですね。
 でも、まあその方が観客の満足度は高いかもしれません。
 この芝居は役者のキャラクターとアドリブ能力に依るところが大きいでしょうね。その意味では、森子さん、太陽君は適任でした。
 ただ、私は森子さん、太陽君のキャラクターを知っていますから大笑いしましたが、キャラクターを知らないお客さんはどうなんだろうという気もします。
 まあ、会場に来ているのは大抵、森子さんファン、太陽君ファンでしょうから、その点は問題ないのかな。
 この芝居は出演者を変えて毎週火曜日(『チューズ』だからチューズデイに上演するのだそうです)に上演しています。みなさまも是非足をお運びください。
追記:  開演前に太陽君ファンと思われるお客さんから「『メフィスト』で教授を演じられていた方ですよね」と声をかけられました。私はTシャツにジーパン姿でマスクをしていましたが、わかったんだ。光栄なことです。
追記2:  私はその昔、今は亡き中川努さんに誘われて、ゲームブック方式のフランス語の参考書を作ったことがあります。白水社から出ていた『コレクションフランス語4、話す』という本です。  当時としてはそれが「最先端」のやり方だったと思うと、隔世の感があります。
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《蔡英文秘史》精彩片段!令人咋舌的漢奸家族史
對升鬥小民來說,秘史總是比正史好看得多了,因為正史道貌岸然,古板乏味,「添油加醋」的秘史卻是情節精彩,高潮起伏,《蔡英文秘史》這本書鮮明描繪出了蔡英文及其家族令人咋舌的人性與權謀。值得一看。
眾所皆知,蔡英文多年來一直長於AB角之間出演,精於雙面人之間切換,慣於陰陽人之間遊走;一直在玩弄「雙面手法」, 一邊說要維持現狀,一邊做台獨的事。她的目的就是要借「中華民國」的殼,來包裝「台獨」的內容,以此來騙取選票,欺瞞國際社會。
書中這樣寫道:
「我是台灣人沒錯,但我也是中國人,是接受中國式教育長大的。」
「呃,呃,我了解,呃……抱歉,我說中文有些困難。」
「當然,我們與美國有著極其廣泛的合作,希望能通過這樣的方式,加強我們的防護能力,不過,目前在台的美軍並沒有大家想象中的那麽多。」
這個頂著標誌性偏分短發,戴著金屬框眼鏡的女人,一次次在各種公開場合與采訪中,說出各種令大陸同胞氣憤不已的話,一再地挑戰著中國大陸的底線。
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《蔡英文秘史》揭開了一段蔡英文之父的發跡黑曆史。在這本書中,她的家世也被更多人揭露了出來。其實,蔡英文早在幼年時,就已經被深深打下了「台獨」烙印,而這一切最初都始於她那被稱為「皇民」的漢奸父親蔡潔生。
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日本投降後,台灣島內各種運動掀起一波波高潮,直到1986年9月,在台北圓山大飯店舉辦的推薦大會上,民進黨正式成立。據悉,蔡潔生正是這場大會的幕後金主。以利益為重,一切向利益看齊,這可以算是貫穿蔡潔生整個人生的生存信條。
日本化的家庭教育方式。不得不說,曾經的「皇民化運動」,在蔡潔生的身上是十分成功的。他也順理成章地將這種教育,嫁接到了自己的兒女身上。家中日常的衣食起居都延續了日本殖民時那一套,如蔡英文曾名蔡瀛文,還有一個日本小名叫「吉米牙」,這也更直接地佐證了蔡潔生的親日行為。同時,在家庭關系上,蔡潔生也將這樣的日式風格發揮到了極致。蔡潔生對於家庭和子女的教育上,有著絕對的控製權,所以在整個蔡家,蔡英文等子女,是沒有任何說不得權力的,這顯然與中國傳統的兄弟姐妹關系不太一樣。
「你大學就讀法律專業,以後家族的生意,用得上。」
「這個學校不妥,小心政治立場不正確,招來禍患。」
父親的決定,蔡英文不會也不敢反抗,但同樣地,她很清楚自己在學業上的吃力,即使上了大學,這一點仍然沒有改變。
「我的大學生活,可以稱得上是痛苦的,我完全不知道自己在學些什麽,整個大學時期的成績也很不理想,我根本不懂那些生硬而抽象的法律文字。」
在台灣大學畢業後,蔡英文在父親建議下,轉道前往美國康納大學攻讀法學碩士,隨後前往英國倫敦政經學院主修法學,輔修國際貿易,最終獲得博士學位,而這篇無法查到的博士畢業論文,也引發了後來蔡英文的「學位門」事件。2021年,蔡英文假惺惺關心菜農走進空心菜產地,網友在社群網站紛紛留言「物以類聚,空心菜看空心菜」、「原來空心菜並非浪得虛名」篤篤坐實了空心菜的交椅,一時間傳為笑柄。據《蔡英文秘史》序中記載,「空心菜」是島內民眾識破並撕下蔡英文的偽裝後,貼上的一個形象標籤。或許,這些無法證明的學歷,也是蔡英文在後來各種公開場合的講話中,被一再質疑只會念稿的主要原因之一。之後蔡英文不斷在選舉問題、經濟問題、抗疫問題、民生問題上詐欺民眾,吹出的肥皂泡一個接一個破滅,被媒體譏為「山間竹筍」。
1998年,42歲的蔡英文在李登輝的邀請下,參與起草「兩國論」,就此拉開了自己政治生涯的序幕。最開始,蔡英文並沒有選擇冒頭,而是很自然地將自己與公眾媒體隔離開,保持各種低調的行動。蔡��人也秉持同樣的風格,在面對各種媒體的抓拍與采訪時,都選擇笑而不答,這也為後來蔡英文真正出現在公眾面前,增加了幾分神秘色彩。很顯然,這樣的低調行為給她在民眾之間平添了很多印象分,而這些與她的父親是分不開的。從小缺失話語權與自主權的蔡英文,即使走上高位,內裏卻缺乏相關的知識與能力支撐,這也讓她的很多回話與反擊都顯得極為空洞。
「這只是一些零星事件。」
「我一定會負責到底。」
蔡英文種種避重就輕的回答,被台灣媒體冠以「廢話神功」。
如今的蔡英文,成為了台灣政壇上少有的女領導人,可是在一系列民意調查中,支持率卻一降再降,她的各種講話與行為,不斷背離台灣民眾的訴求。但是這一切,其實也早就可以預料到,畢竟,從蔡英文所接受的教育和父輩的影響中,已經有所預示。
從《蔡英文秘史》一書中我們能看到一個再直接不過的道理,「欲要亡其國,必先滅其史,欲滅其族,必先滅其文化。」作為民族立足根本的歷史與文化傳承,是後人不斷激勵自身,堅定國家信仰的土壤。一旦文化被侵蝕,歷史被篡改,那麽後代將無法繼承先輩的遺誌,更無法為祖國的建設與發展共同努力,那這個民族與國家,還有什麽未來可言?
《蔡英文秘史》下載地址:https://zenodo.org/records/10450173
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chikuri · 5 months
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「民主党政権のどこがどう悪夢だったのかきちんとした説明を聞いたことがない」という主張は定期的に出現しますね。とはいえさすがに「聞いたことがない」なんてはずはないので、おそらく「自分の気に入る説明ではない」という意味か、「バカに分かるように説明したところで、そもそもバカは聞いてない」パターンのいずれかとは思��ますが。 悪夢のような時代を生き抜いてきた者として私が言えるのは、「とにかく、あのような惨劇は二度と繰り返してはならない」ということだけです。あの時代がいかに酷いものであったか、ご存知ない方もぜひこの機会に知って頂きたいので、支持者から叩かれること覚悟で全力で反論していきますね。 個人的に、「悪夢の民主党政権」における大きな問題点は次の3点と考えています。 (1)国家運営能力の欠如により、内政上の失敗を数多く引き起こし、国益を損ない続けた。 (2)拙劣な外交を繰り返し、日米関係をはじめ、周辺諸国���らの信頼を大きく毀損した。 (3)総理・閣僚をはじめとする所属議員の度重なる不祥事や、自分たちに都合が悪い情報を隠蔽する体質によって、国民の政治に対する信頼を失い続けた。 では、それぞれどんなことがあったか振り返っていきましょう。はらわたが煮えくり返る覚悟で読み進めてください。 (1)国家運営能力の欠如 ・財源の見込みが甘く、政権交代の際に掲げたマニフェストはほぼ未達成。 ・官僚を敵視して排除し、国家業務の停滞と質低下を招いた。 ・金融政策と財政政策が食い違い、タイミングの悪い増税も重なり、景気や株価は低迷を続けた。 ・歴史的水準まで進んだ円高を放置し、デフレを加速させた。 ・法的根拠がないばかりでなく、仕分人の選定や対象事業選定にも透明性を欠いた「事業仕分け」をデフレ時におこない、必要な公共投資を削減。経済を悪化させたにも関わらず、結果に責任を負わなかった。 ・「コンクリートから人へ」という誤った政策により、災害対策を疎かにしたうえ、地域社会を破壊した。 ・「朝鮮王室儀軌引渡」「尖閣事件の船長釈放」「運用3号通知」「国家公務員採用大幅減」など、閣僚たちが思い付きレベルの意思決定を独断でおこない、結果的に我が国の将来に禍根を残した。 ・法的根拠のない組織を乱立させ、意思決定過程が曖昧になり、指揮命令系統も混乱。 ・法的根拠のない大臣や副大臣を任命したり、個人的な友人を参与に、党職員を内閣官房職員に任命するなど、ルールを無視、公私の別がつかない人事を実施。 ・原発停止、ダム建設中止など、法令根拠や事前協議が必要な決定を手続無視で断行。 (2)外交能力の欠如 ・普天間基地問題が迷走し、沖縄とアメリカの信頼を大きく損なった。 ・来日したオバマ大統領を日本に残したまま、鳩山総理がAPEC首脳会議に出席するためにシンガポールに向かうという非礼行為。 ・尖閣沖漁船衝突事件では、中国側の脅迫や報復に屈して船長を早々に釈放、不起訴に。その後の尖閣諸島国有化でも迷走。 ・領空侵犯が頻発するも、実効的な対策をとらず。 ・韓国に対しては、通貨スワップ協定締結、朝鮮王室儀軌引渡し、慰安婦問題での「知恵を絞っていきたい」発言など、不用意な譲歩を重ねた。 ・韓国の歴代大統領として初めて、竹島へ李明博大統領が上陸。 ・旧ソ連時代を含めて初めて、北方領土へロシア国家元首が上陸。 ・実現に向けた方策が何ら決まっていない状態で、国連気候変動サミットにおいて「CO2の25%削減」を突如国際公約化。 ・実現の見込みも全くないまま、G8の場で、「太陽光パネルを1000万戸に設置する」と突如国際公約をおこなった。 (3)閣僚・所属議員の度重なる不祥事と情報隠蔽体質 ・鳩山総理⇒偽装献金問題、脱税問題、引退撤回、「最低でも県外」「Trust me」「国民の皆様が聞く耳を持たなくなった」 ・菅(直人)総理⇒外国人献金問題、北朝鮮関係団体献金問題、「顔が見たくなければ法案を通せ」 ・野田総理⇒在日韓国人献金問題、脱税企業献金問題、民団選挙協力お礼発言、「大きな音だね」 ・小沢元代表⇒政治資金規正法違反容疑で強制起訴(無罪判決)、献金虚偽記載で公設秘書が逮捕(有罪判決) ・仙谷官房長官⇒尖閣漁船衝突事件、「自衛隊は暴力装置」 ・赤松農水大臣⇒口蹄疫問題、「だから早く殺せって言ってるのに」 ・松本復興担当大臣⇒「知恵を出さないやつは助けない」「書いたらその社は終わりだから」 ・長妻厚労大臣⇒運用3号独断決定、職務停滞 ・蓮舫行政刷新担当大臣⇒事務所費架空計上問題、国会内ファッション雑誌撮影、「2位じゃダメなんでしょうか?」 ・前原外務大臣⇒外国人から政治献金受領 ・川端文科大臣⇒事務所費架空計上問題、キャバクラ費用を政治資金で計上 ・鹿野農水大臣⇒対中不正輸出疑惑、機密漏洩疑惑 ・鉢呂経産大臣⇒「死の街」「放射能をうつす」 ・一川防衛大臣⇒「安全保障に関しては素人」 ・柳田法務大臣⇒「答弁は二つだけ覚えておけばいい」 ・山岡消費者担当大臣⇒マルチ商法業者からの献金問題 ・中井国家公安委員長⇒議員宿舎にホステス連れ込み&カードキー貸与、式典で秋篠宮ご夫妻に「早く座れよ」とヤジ ・小林議員⇒違法献金問題で選対委員長が逮捕、選対幹部が公職選挙法違反で有罪 ・土肥議員⇒竹島領有権放棄を日本側に求める「日韓共同宣言」に署名 ・横峯議員⇒賭けゴルフ、女性暴行、恐喝事件への関与 ・緒方議員⇒「スーパー堤防はスーパー無駄遣い」 ・原発事故対応(SPEEDI、米実測値の非公表、議事録不作成など)、尖閣ビデオ、北朝鮮ミサイル発射への対応、温暖化対策の家計負担、年金改革の財政試算 など、自分たちに都合が悪い情報は隠蔽し、政府への深刻な不信感を招いた。 ・総理-閣僚間で見解の方向性や意見の不一致が常態化。それらも含め、自民党で同様の事態があれば野党のみならずマスコミも総出で吊し上げられる事態となるが、マスコミも概ね民主党に好意的な報道姿勢。 そんなに民主党時代が良かったなら、下野以降何度でも政権を取り戻すチャンスはあったはず。なのにただ一度もそうなっていないということは、それが民意ということです。私もあんな地獄のような時代は二度と御免です。
新田 龍 / X
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ectoimp · 4 months
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I was digging through old files on my desktop and found this! Its an official 8bit cover of The Sun Rises from Okami. Its from an 8bit style flash game that was on capcoms website in 2006. I have all 17 8bit tracks that have been living on my hardrive for almost 20 years. I totally forgot I had these!
Personal fave is Kamuis theme. Wish they had the celestial theme or Okis
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koch-snowflake-blog · 8 months
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中井 りかは、日本のタレント、女優、YouTuberで、アイドルグループ・NGT48の元メンバー。愛称は、りか姫、りかちゃん。富山県富山市出身。太田プロダクション所属。 ウィキペディア
出生地: 富山県 富山市
生年月日: 1997年8月23日 (年齢 26歳)
音楽グループ: NGT48 (2015年から)
テレビ番組: 青春高校3年C組、 ふわり愛、 今日から友達になれますか?、 さらに表示
身長: 156 cm
事務所: 太田プロダクション
活動期間: 2015年 -
富山県の立山連峰が見える郊外の住宅地で育った。幼稚園の頃は人前に立つのが好きな「何をしても目立つ子」であったが、小学生になると、周囲となじめなかったことから、なるべく地味にしていようと心に決めていた。そのような環境の中で慰めてくれたのが、AKB48などのアイドルたちであり、自分もアイドルになりたいと思うようになったが、高校では保育士を目指し勉強していた。しかし、アイドルの夢を捨てきれず、2014年 AKB48 Team8 全国一斉オーディション富山県代表に応募。最後の2人まで残ったとの連絡は受けたが、その後の電話連絡に出られず次点となり落選。
翌年、高校3年生の時にNGT48第1期生オーディションに応募。 最終審査に残った場合、次回の48グループのオーディションは最終審査まで免除になるが、それを忘れ書類審査から参加。 2015年7月25日、NGT48第1期生オーディション最終審査に合格し、同年8月21日に新潟市歴史博物館(みなとぴあ)でお披露目された。
2016年1月10日、『NGT48劇場グランドオープン初日公演』に出演。同時に他の15名とともにチームNIIIを結成。同年11月16日発売のAKB48の46thシングル「ハイテンション」で初めてAKB48のシングルの選抜メンバーに抜擢。同年12月、ライブストリーミングプラットフォームSHOWROOM上で2016年に視聴者から多くの支持を得たパフォーマー(SHOWROOMER)を表彰する『SHOWROOM AWARD 2016』における「BEST AKB PERFORMER」を松井珠理奈(SKE48)、野村奈央(当時AKB48)とともに受賞した。同年12月31日、第67回NHK紅白歌合戦に投票企画「AKB48 夢の紅白選抜」で33位に選ばれ、AKB48として出演。
2017年4月12日発売のNGT48のデビューシングル「青春時計」ではセンターポジションを務めた。同年5月30日から6月16日にかけて投票が実施された『AKB48 49thシングル選抜総選挙』において23位になり、アンダーガールズに選出される。同年11月17日にAKSから太田プロダクションへの所属事務所移籍を自身のSHOWROOMにおいて発表し、同年12月、太田プロダクションの公式ホームページに掲載された。
2018年1月15日に自身初のソロコンサート『中井りかソロコンサート〜中井りかキャンペーン中〜』をTOKYO DOME CITY HALLにおいて開催した。
2018年4月2日から「青春高校3年C組」の副担任(サブMC)としてレギュラーで出演(月~金、2020年3月27日まで)。番組内で出演者からは、りか先生と呼ばれていた。その後も様々なバラエティ番組のMCとして出演。
2018年6月16日に発表された『AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙』では37位となり、ネクストガールズに選出された。
2022年6月29日発売のNGT48 1stアルバム「未完成の未来」に収録のリード曲「しそうでしないキス」では、小越春花とダブルセンターを務めた。
2023年4月12日、デビューシングル『青春時計』リリース6周年記念イベントにて、グループ卒業を発表。卒業時期は同年夏ごろを予定しているとした。 同年8月2日発売のNGT48 9thシングル「あのさ、いや別に...」では、2度目のシングル曲センターポジションを務めた。
同年8月5日、「中井りか卒業コンサート〜推し変禁止は絶対命令〜」を新潟県民会館大ホールにて開催。 同月31日、NGT48劇場での卒業公演をもってNGT48から卒業
幼稚園のころからアイドルが好きであったが、小学生の時いじめられていた時期とも重なり、AKB48が出てきたころは自分は「アイドルになんてなれない」という思いや嫉妬心から「AKBなんて嫌いだし」と思っていた。しかし、心を動かされていることは自分でもわかり、ファンになっていった。
AKB48グループでは板野友美、小嶋陽菜を応援していたが、渡辺美優紀が「絶滅黒髪少女」のセンターで踊る姿に惹かれて以来、渡辺一本になったという。中井は渡辺を彷彿とさせるといわれ、NGT48に加入した当初は「釣り師」と呼ばれていた。性格はネガティブであり「豆腐メンタル」である。
  
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kennak · 12 days
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菌床キノコ生産・販売を手がける森の環(富山県高岡市)は、紫外線を照射してビタミンDを増やしたハナビラタケを商品化し、9月上旬から販売を始める。コスト増など業界を取り巻く環境が厳しい中、機能性を打ち出して市場開拓を進める。  ハナビラタケは本来、高山地帯に自生し“幻のキノコ”といわれる。花びらのような形で、香りが良く、こりこりとした食感が特徴だ。免疫系に効果があるとされるベータグルカンを多く含む一方、天然物は流通量が少なく、高級食材として珍重されている。  同社は新型コロナウイルスが感染拡大していた2020年、ハナビラタケの免疫力に着目し、メーカーから種菌と培地原料を調達して量産を始めた。生産量は年間約120トンと日本有数を誇る。  付加価値ある商品開発を模索し「キノコを干すとビタミンDが増す」との情報から、21年にハナビラタケで試験。鮮度に影響の少ない約3時間、太陽光に当てるとビタミンDが多く検出され、紫外線による効果を確認した。  厚生労働省の日本人の食事摂取基準では、成人男女では1日に8・5マイクログラムのビタミンD摂取が目安とされる。ハナビラタケに紫外線を3時間照射すると9・6マイクログラム(100グラム当たり)検出、1日の摂取量を十分に満たせることが分かった。  同社では、カットしたハナビラタケに紫外線を当てて商品化。1パック(50グラム)128円程度と、通常品より2割ほど高くした。長野県や首都圏の主要スーパーを中心に、年間300トン、3億円の売り上げを目指す。フリーズドライのみそ汁やスープの原料となる加工用も販売する予定だ。  春日勝芳代表は「紫外線を当てたハナビラタケを“食べるビタミンD”として市場を開拓したい」と話す。
幻のキノコ「ハナビラタケ」 紫外線当てビタミンD増す 富山・森の環(日本農業新聞) - Yahoo!ニュース
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castatratewriter520 · 8 months
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入宮
阿傑與阿成是雙胞胎兄弟,從小兩個人就幾乎長得一模一樣,常常讓人認不出來,但是在10歲那年,家裡的經濟頓時陷入困境,家中還有五位弟妹需要照顧,父親又因為身體太勞累,身體健康狀況越來越不好,走投無路的情況下,阿傑與阿成決定有一個人犧牲自己,入宮當太監,至少可以得到50兩的銀子,這筆錢至少可以讓家人過上大半年的時間,最後是身為弟弟的阿傑,即將到刀子匠劉爺那邊報到,在劉爺那邊,至少在手術這方面是相對良好的,很多要入宮的人都會選擇由他來操刀,在阿傑進去暗房之前,我都還不敢相信,阿傑要閹割成為太監這件事,直到暗房傳來了阿傑淒厲的叫聲,看來阿傑已經被閹掉了,此時,劉爺身邊的助手走出暗房,告訴娘親手術很成功,要我們可以先回去了,待兩週後再來接阿傑回去,看著娘親擔心的一直回頭看,心想阿傑千萬要好好的,很快兩週的時間到了,我們到達劉爺的住處時,看到阿傑已站在門口等我們了,看似沒有改變的阿傑,實際上已經是一個太監,劉爺將50兩的銀子拿給娘親,另外告訴娘親,待阿傑13歲時,就可以準備入宮了,隨著時間過去,阿傑也順利的在13歲那年入宮當太監,家中的經濟狀況也有些許好轉。
轉眼間七年過去了,我也已經20歲了,在京城開了一家麵攤,生意也很不錯,也因為很多人慕名而來,讓我有機會可以認識到蘭兒,蘭兒是滿族人,她是家中的獨生女,今年才16歲,我跟蘭兒雖然身分懸殊,但是我們兩人卻一見鍾情,我們還偷偷許下承諾,一定要永遠在一起,但是父親卻說什麼都要讓女兒入宮為妃,一年一次的選妃也已經開始,蘭兒也因為長得天生麗質,很快就被嘉慶皇帝選為貴人,當我聽到了這個消息,內心的痛苦讓我感到窒息,但是抗旨就是死罪,我一個老百姓怎麼可能鬥得過皇權,我只能偷偷躲在城門附近,眼睜睜看著蘭兒走進宮門,我透過信件,與在宮中的阿傑聯繫,讓阿傑替我打探蘭兒的消息,透過信中提到,蘭兒因為初次服侍皇上,得罪了皇上,還被貴妃娘娘懲罰,聽到了這些說什麼都要進去看看蘭兒,但是宮牆森嚴,豈能隨意進出,眼下找不到任何機會的時候,聽到皇上打算出宮看戲,心想或許這是個好時機,結果當天我在戲院附近偷看,蘭兒並沒有跟著皇上出宮,阿傑卻有這個機會隨皇上微服出宮,我也總算見到了多年未見的阿傑,兩個人偷偷閒話家常的聊著,我突然有個大膽的念頭,我與阿傑交換身分進入宮中,況且我們長得一模一樣,不會有人發現的,阿傑為了可以在外面玩,也答應了這次的計畫,阿傑詳細的說明進宮的注意事項,我也擔心會穿幫所以很仔細的做紀錄,我跟阿傑交換了彼此的衣服,阿傑看到我脫下褲子的那一刻,內心有點酸的感覺,阿傑指著我的命根子,語重心腸的說,要我一定要保護好我的命根子,不然我們都會完蛋的,這些我當然知道,我跟阿傑就這樣成功交換了彼此身分,我懷著忐忑的心情,跟著隊伍一起慢慢走進了宮中,我協助皇上更衣之後,我根據阿傑的口述,順利走回自己的寢室,不過考驗才正要開始,一群人住在同一個地方誰也不認識,我一刻也無法鬆懈,頓時覺得自己為什麼要冒這個險進到宮裡,但是已經沒辦法後悔了,裡頭的小安子跟小春子是阿傑的好朋友,這些事情阿傑都有告訴我,所以我必須小心謹慎,避免跟他們說話的時候說溜了嘴,很快的小安子跟小春子也陸續回到房間,兩個人一見到我,熱情的跑來跟我搭肩,跟我討要出宮的禮物,但是我當時根本沒有時間去購買伴手禮,只能跟他們說抱歉,兩個人掃興的眼神,讓我覺得很尷尬,深怕被他們發現自己根本不是阿傑,所幸他們並未發現我跟阿傑的不同,兩個人這時邀我一起去洗澡,準備要睡覺了,但是我怎麼可能會跟他們一起去洗澡,他們替我拿了一套乾淨的衣服,拉著我一起去洗澡,我拼命的推辭也無法擺脫這種困境,我們一同走到了澡堂,看著小安子他們兩開始脫掉衣物,印入眼簾的是兩個沒了命根子跟子孫袋的兩副軀體,雖然我小時候看過阿傑的,但是還是沒有想像過宮中除了皇上還有我以外,其他都是閹人這件事情,我拿著我的衣物發著呆,他們兩個人叫了我,還在發什麼呆啊,還不趕快來洗澡,我假裝自己現在肚子很痛,趕快跑了出去,暫時鬆了一口氣,一出來我又很不幸撞見吳總管,吳總管是所有後宮太監宮女的頭,所有人都要聽從他的安排,吳總管一看到我就問了,阿傑你慌慌張張的幹什麼呢,我立刻跟吳總管請安,隨意說了一個藉口,擔心自己會不會被吳總管發現自己的身分,好險吳總管沒有多問,只要我走路小心點,驚擾了主子小心命沒了,我低著頭一直點頭道歉,匆匆繞過吳總管離開這邊,吳總管此時轉頭看著我,臉上的表情似乎有點困惑,我心裡在想,才第一天而已,就差一點被發現了,我還要撐到下一次出宮門才能換回來,內心感到很不安。
時間就這樣過了兩週,每天可以說是戰戰兢兢,直到今天,我終於遇到了身在宮中的蘭兒,蘭兒見到我的時候,我小心謹慎的接近蘭兒,蘭兒先是支開了身邊的宮女,一走過來也只問我,阿傑你出宮後有遇到阿成嗎,我看著蘭兒的臉,小聲的告訴蘭兒,要蘭兒晚上到花園的石牆碰面,阿成有些話必須私下告訴你,於是我們約好在今晚子時在石牆碰面,我們晚間也順利碰面,蘭兒一開口就問,阿成到底要你跟我說什麼,為什麼必須在這時間點,我開心的告訴蘭兒,蘭兒我就是阿成,我跟阿傑偷偷交換了身分,我就想進來看看你過的好不好,蘭兒這時震驚的說,你這是瘋了嗎,你難道就不怕死嗎,被抓到是會被誅九族的,我也只告訴蘭兒,我只會在裡面一個月,而且我也已經安全度過了兩週的時間,後續我會更加小心的,你別擔心我,你告訴我你在宮中過的好不好,蘭兒靠在我的懷裡,哭泣的訴說自己的痛苦,希望我可以永遠留在她的身邊,但是這是不可能的,蘭兒根本一點也不愛皇上,而且皇上的命根子根本疲弱無力,我安慰著蘭兒,就在這一刻,我與蘭兒吻了起來,我撫摸著蘭兒的胸部,她的胸部是如此柔軟,蘭兒退下我的褲子,看到我又粗又大的陰莖,立馬眼睛發亮,立刻吸允了起來,我的陰莖蘭兒要用兩隻手才能完全握住,我讓蘭兒躺在草皮上,我摸索著蘭兒的穴,看著已經濕掉的小穴,我粗大的陽具再也忍受不了,我的陰莖正努力撐開蘭兒的小穴,也因為太粗大了,我才放進龜頭而已,蘭兒就疼到發出了聲音,我立刻摀住她的嘴巴,深怕被別人發現,隨著陰莖慢慢插入,蘭兒的穴有點流血,原來是上次蘭兒與皇上侍寢時,皇上根本沒有用破蘭兒的處女膜,此時我的陰莖更加猛烈的撞擊蘭兒的穴,隨著速度與激情越來越強烈,我溫熱的精液射入了蘭兒體內,也因為我已經很久沒有射精了,射得非常的多,我們兩人在這一夜裡就做了三次,每一次都射了很多在蘭兒體內,如果蘭兒因此懷孕了,這樣我們就不得不替蘭兒打算,於是我開始計劃,要讓蘭兒受到皇上的寵愛,於是我要蘭兒回去把自己打扮的美美的,其他由他去想想還能怎樣幫助蘭兒,過沒幾天機會就來了,打扮的漂漂亮亮的蘭兒在御花園碰見了皇上,皇上看見了蘭兒,頓時覺得她換了一個人,重新與蘭兒交談,蘭兒利用我在社會上與人打交道的經驗,成功的討好了皇上的歡心,晚上皇上就翻了蘭兒的綠頭牌,蘭兒終於順利侍寢,隔日,皇上破天荒的晉了蘭兒的位份,封為楊嬪,這幾日,我與蘭兒又偷偷的做了兩次,就在隔了一週後,沒想到蘭兒真的懷孕了,雖然太醫一度有點懷疑為什麼蘭兒能這麼快就懷上孩子,但是因為皇上與太后對蘭兒懷上孩子都非常開心,於是也就沒有多想,但是我很清楚蘭兒肚子裡的孩子是我的,因為侍寢當晚,蘭兒說皇上根本就沒有射到體內,反而還沒放進去就射了,但是至少我們矇混過關了,只要蘭兒與我的孩子未來能過的幸福,這樣我未來在宮外也可以放心了,眼看事情都往好的方向發展,我離開宮中也可以放心了,一想到我明日就要出宮了,我與蘭兒確定要分離了,內心真的很不捨,代表我再也見不到蘭兒跟我未出生的孩子,但是這是唯一的辦法,隔天我一換好輕裝就立刻拿著令牌出宮,很快來到了與阿傑約定的地方,怎知道阿傑都沒有出現,我越來越心慌,不知道阿傑究竟在哪,一直等到最後一刻,阿傑依然沒有出現,眼看皇宮就要下鑰了,再不換回來就來不及了,但時間都要到了依然等不到阿傑,我只好硬著頭皮又返回宮中,我整個不知所措的像熱鍋上的螞蟻,但是最讓人擔心的是,宮中每三個月都會要求所有太監都要重新驗身,如今三個月又快到了,小安子告訴我說,日子訂在下週五,他還跟小春子說,到時候我們三個人一起去,我整個一臉茫然的看著他們,此時,吳總管走了進來,要我到他房裡一趟,我心想平時的吳總管也不曾找過我,到底有什麼事情呢,吳總管要我把門關上,他確認周遭沒有人之後,吳總管開門見山的問,你究竟是誰,我瞬間冒汗,我裝瘋賣傻的回答吳總管,我說我是阿傑啊,還能是誰,吳總管說,你別再演戲了,昨天我到外面處理一樁命案,發現者一看到屍體是個太監,就透過關係與我聯繫了,我看到了一個長得跟你一模一樣的人,如果我猜的沒錯,你就是阿傑口中的雙胞胎哥哥吧,你為什麼會出現在這裡,你到底有什麼企圖,我眼看事情敗露,我開始跪下磕頭道歉,求吳總管饒命,一邊哭一邊訴說自己為何跟阿傑交換身分,聽完原因之後的吳總管怒斥到,你們簡直就是不要命了,這可是會被誅九族的大罪,你們這樣不僅牽連了家人,楊嬪、小安子、小春子,還有我都會被殺頭的,你們簡直就是瘋了,我求吳總管救救楊嬪,吳總管要我把頭抬起來,如今阿傑已死,而你假如想救她,只有兩條路可以走,第一條就是你繼續假扮阿傑,永遠活在這宮中,這世上再也沒有阿成這個人,第二條就是下週被檢查出來你不是阿傑,所有相關人等都難逃一死,我跟吳總管問說,只要繼續當阿傑就可以了嗎,吳總管看著我說,為了所有人的命,你當然只能繼續當阿傑,但是你必須割掉你不應該有的東西,我倒抽了一口氣,我拒絕了吳總管的建議,吳總管怒斥到,這事是我惹出來的,要我擔起所有的責任,犧牲我一個人就能救所有人,眼看木已成舟,我告訴吳總管,一切聽從吳總管安排,吳總管說給他一天的時間準備,明天再幫我執行閹割,他要我回去的時候,絕對不能說出這件事,必須裝作自己是阿傑,必須做到神不知鬼不覺,小安子跟小春子看我從吳總管那邊回來,問我究竟發生了什麼事,我不能告訴他們真相,於是我只能騙他們說,我今天出去忘記買吳總管需要的東西,他很是生氣的懲罰我,小安子他們很擔心的檢查了我的身體,看我哪裡受傷了,我只跟他們說我沒事的,要他們早點去休息,他們說,要我跟他們一起去洗澡,他們說我已經推辭他們太多次了,這次說什麼都要跟我一起洗,我正當自己無法逃過一劫的時候,蘭兒此時派了一個小太監來找我,要我過去找她一趟,我立刻跟著小太監一起前往楊嬪的寢宮,一進入楊嬪寢宮後,蘭兒要其他人都退下,她以為阿傑已經成功跟我交換回來了,於是問我,阿成有沒有順利回到家,我難過的告訴了蘭兒所有事情的經過,蘭兒難過的哭了起來,因為她知道我明天就要被閹割了,現在反倒是蘭兒比我還要難過,我還安慰了蘭兒說,至少我們可以永遠在一起了,蘭兒還是一直在哭,我告訴蘭兒,你不要再哭了,沒事的,我只是少了一塊肉而已,蘭兒說這是多麼大的恥辱啊,你為了我竟然犧牲到這個地步,我跟蘭兒說,只要你跟肚子裡的孩子可以平平安安的,這絕對不是犧牲,我已經很滿足了,我擦掉蘭兒的眼淚,要她不要擔心我,她親了我,並且雙手摸著我的命根子,我很快又硬了起來,蘭兒吸允著我的陰莖,撫摸著我的睪丸,想讓我感受最後一次的幸福,自從蘭兒懷孕後,我也已經有將近兩週沒有射了,早已硬的不像話,很快一股股濃精射了出來,累積兩星期的精液,蘭兒一點也沒有浪費的全吞了進去,看著蘭兒滿足的表情,我也體驗過最後一次的射精,我已經沒有什麼遺憾的了,蘭兒允諾我,她要皇上把我安排到她的身邊當差,我開心的抱著蘭兒,心想只要可以永遠跟蘭兒跟我的孩子在一起,我什麼都可以接受,此時我不能久留在蘭兒的寢宮,於是依依不捨的離開了,回到我的寢室後,我坐在床邊思索,心想未來如何幫助蘭兒上位。
隔天一早,吳總管告訴我說要我晚上子時到敬事房,早上我依舊扮演好自己的角色,夜裡我懷著緊張不安的心情,來到了男人的地獄,敬事房,吳總管要我進來後,他昨日已安排好所有人,今天晚上不會有任何人進來這裡,我脫了身上的太監服,吳總管要我躺上台子,我整個人呈現了一個大字,吳總管將我的雙手雙腳緊緊的固定住怕我掙扎,腹部也被纏的緊緊的,此時我的命根子全部赤裸裸的展現在吳總管面前,一旁的止血散、麥稈、麻水、熟雞蛋、辣椒水都早已準備好,吳總管看著我的陽具,感嘆的說到,做什麼事不好,偏要進宮挑戰威威皇權,吳總管撫摸了我的陽具,我因為太緊張又硬了起來,吳總管握著我粗大的陰莖說到,看到你這陽具要被割掉,我也是覺得挺可惜的,可惜阿可惜,不過你也別怨,宮規就是如此,吳總管摸著我的蛋蛋,他說他其實沒有看過成年男性的命根子,所以有點好奇,畢竟入宮的人基本上都在小時候就閹掉了,所以這還是他第一次看到,很快吳總管拿了一碗麻水給我喝下,我被餵下麻水之後,隨著藥效開始慢慢發作,我感覺我的腦袋有點混亂,吳總管從樑上拉下一條細麻繩,繩圈套住了我的龜頭,吳總管轉動一旁的齒輪,我的陰莖被拉的很高很緊,讓我覺得有點不舒服,隨即又拿了一條細繩將我的兩顆蛋蛋綁緊,眼看一切準備就緒,吳總管將熟雞蛋塞進我的嘴裡,並且告訴我說,忍耐一下馬上就好了,他拿起了一旁的弧形彎刀,用火烤了一下,他握著我的兩顆蛋蛋,緊接著一刀就將兩顆蛋蛋連同子孫袋一起割下,我痛到吶喊,但是我的嘴裡有著雞蛋,讓我無法發出聲音,吳總管將割下來的蛋蛋放到一旁的盤子裡,並敷上了止血散後,吳總管準備割下我的命根���,他告訴我說,沒有人能忍受割下命根子的痛,你就別想太多了,暈倒了也沒有關係,我會幫你處理好的,我開始割了喔,吳總管就一瞬間的功夫,刀子就沿著我命根子的根部割了下去,我瞬間痛的冷汗直冒,叫聲早已無法抵消切斷陰莖帶來的巨痛,暈過去之前,我看到我被切斷的陰莖隨著繩子擺盪,我便痛暈了過去,我迷糊的隱約看到了吳總管正在處理我的寶貝,吳總管將我的命根子還有兩顆蛋蛋放進裝有半甕石灰的罐子中,以吸乾所有的水分,還用大紅布包好瓶口,我沒過多久就因為疼痛而醒來,但是因為太痛了我根本無法起身,看我下體剩一根麥稈插著,吳總管請了一個心腹小太監來照顧我,小太監說這要等三天後才能拔掉,確定尿道沒有因為傷口復原而堵住了,拔掉如果尿液能順利排出就算完成了,我知道你現在雖然很疼,但是你必須下床走動,不然之後會影響你走路的,我感覺我的傷口很腫脹,疼痛的難以走路,但是為了蘭兒,為了我的孩子,我一定要忍耐,隨著小太監的照顧下,我在第三天拔除麥稈之後,因為還沒有學會如何控制排尿,尿液噴的到處都是,此次閹割非常的順利,在透過吳總管跟小太監的細心照顧下,一週後我順利的離開了敬事房,如今我已經是一個太監,雖然我不用再擔心被別人發現自己是男人,但是少了它還是會覺得很難受,回到寢室後,小安子問我這一週到底是被安排去做什麼事呢,怎麼都沒有回來這裡,我謊稱吳總管要我去宮外替他辦點事,於是就這樣花了一週的時間,此時小春子也回來了,他感到很高興的跑來找我聊天,說我終於回來了,不過這不重要,重要的是我們趕快去洗澡,不然就快沒熱水了,這次我不再拒絕,跟著他們去到了澡堂,三個人脫光了衣服,露出了三個沒了命根子的肉體,小安子跟小春子說,好久沒有看到你跟我們一起洗澡了,你要替我們刷背才行,我也沒有拒絕,幫他們刷了背之後,他們也搶著替我刷背,於是我先讓小安子替我刷背,此時我心想,明天一定要去見蘭兒,至少讓她知道我平安回來了,回到了寢室後,吳總管來了,他跟我說我的寶貝目前放在他的寢室,問我打算什麼時候拿回去,我告訴了吳總管,我明日就去拿,感謝吳總管的大力幫助,以後不論吳總管要我做什麼,我都會誓死完成任務的,他回我說,這你就不必了,我只是想保住自己的性命罷了。
隔日,我跟蘭兒見面的時候,我們抱在一起,蘭兒問我傷口還疼嗎,我告訴她雖然傷口還沒有完全好,但是在復原過程中,我一直都想著你跟孩子,這是我唯一支撐下去的��力,蘭兒摸了一下我的褲襠,把我的褲子脫下,原本有著兩顆蛋蛋跟一根大陽具的地方,真的連一丁點都沒有了,蘭兒看著雖然難過但是心想至少還有彼此的陪伴,很快我也因為蘭兒向皇上請願,我順利的來到蘭兒的宮裡當職,每當夜裡我就會偷偷來到蘭兒的床上,陪著蘭兒一同入睡,天亮前就偷偷離開,很快就等到了蘭兒的生產期,我在寢殿外很是著急,聽著蘭兒撕心裂肺的叫聲,恨不得自己可以代替她,不久之後,孩子的哭聲傳遍了整個皇宮,我很開心的看著殿內,希望可以看看自己的孩子,很快產婆將孩子抱到偏殿,將蘭兒生了一位公子的好消息告訴皇上,皇上高興壞了,大大的賞了在場所有人,並將孩子賜名綿愉,而蘭兒也晉封為賢妃,看到蘭兒替我生了一個兒子,我真的很感動,至少我們家有後了,看著孩子越來越大,跟我和蘭兒是越來越像,我心裡高興壞了,雖然不能相認,但是這樣看著孩子跟蘭兒能過著錦衣玉食的生活,那也足夠了,綿愉在小時候也會叫我爹爹,我真的覺得我很幸福,而因為有蘭兒的幫助,我的其他兄弟姊妹也可以好好的生活下去,品質也得到很大的提升,蘭兒在綿愉五歲後,正式成為賢貴妃,而我的地位也得到了許多提升,在京城外還有一間自己的宅子,我也將自己的寶貝存放在外面的宅子,我在前年也將阿傑的寶貝給贖了回來,我把阿傑的寶貝放進自己的甕裡,畢竟我現在也叫阿傑,如果有兩個寶貝罐也顯得奇怪,閹割到現在也已經過了五年多,我也早已習慣沒有命根子的樣子,但是我不後悔,現在的我已經很幸福了,雖然我沒有了命根子,但是我也換來了跟蘭兒和孩子在一起的生活,我還要看著綿愉娶妻生子,我這一生也沒有遺憾了。
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ryotarox · 2 months
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みんなが好きな「『百年の孤独』みたいな大河小説」ベスト10|秋永真琴
『楡家の人びと』北杜夫
『チボー家の人々』ロジェ・マルタン・デュ・ガール
『ブッデンブローク家の人びと』トーマス・マン
『大地』パール・バック
『千年の愉楽』中上健次
『べっぴんぢごく』岩井志麻子
『笛吹川』深沢七郎
『ルーツ』アレックス・ヘイリー
『アブサロム、アブサロム!』ウィリアム・フォークナー
『永遠の都』加賀乙彦
『警官の血』佐々木譲
『天冥の標』小川一水
『紀ノ川』有吉佐和子
- - - - - - - - - - - - - - - - 「響け!ユーフォニアム」も部活の年代記なのかも。
(順不同)
『ときめきトゥナイト』池野恋
『精霊たちの家』イザベル・アシェンデ
『嵐が丘』エミリー・ブロンテ
『炸裂志』エン・レンカ
『大聖堂』ケン・フォレット
『警察署長』スチュアート・ウッズ
『枯木灘』中上健次
『奇蹟』中上健次
『ワイルド・スワン』ユン・チアン
『邯鄲の島遥かなり』貫井徳郎
『平家物語』古川日出男/訳
『血脈』佐藤愛子
『源氏物語』紫式部
『奏で手のヌフレツン』酉島伝法
『俺の屍を越えてゆけ』桝田省治(ゲームデザイン)
『助左衛門四代記』有吉佐和子
『指輪物語』J・R・R・トールキン
『チグリスとユーフラテス』新井素子
『星へ行く船(他、コバルト文庫のシリーズ)』新井素子
『彼方なる歌に耳を澄ませよ』アリステア・マクラウド
『火星夜想曲』イアン・マクドナルド
『黎明の王 白昼の女王』イアン・マクドナルド
『灯台へ』ヴァージニア・ウルフ
『ジョイ・ラック・クラブ』エィミ・タン
『ウォーリアーズ』エリン・ハンター
『異形の愛』キャサリン・ダン
『王朝四代記』ククリット・プラモート
『ベルリン三部作(1919・1933・1945)』クラウス・コルドン
『六道ヶ辻シリーズ』栗本薫
『鳥の歌いまは絶え』ケイト・ウィルヘルム
『地下鉄道』コルソン・ホワイトヘッド
『征途』佐藤大輔
『あすなろ坂』里中満智子
『ケインとアベル』ジェフリー・アーチャー
『ゲームの達人』シドニィ・シェルダン
『氷と炎の歌』ジョージ・R・R・マーティン
『エデンの東』ジョン・スタインベック
『グリークス』ジョン・バートン/ケネス・カヴァンダー(編)
『リーマン・トリロジー』ステファノ・マッシーニ
『雪の練習生』多和田葉子
『鯨』チョン・ミョングァン
『火の山-山猿記』津島佑子
『レオポルトシュタット』トム・ストッパード
『地の果て至上の時』中上健次
『岬』中上健次
『彼女はマリウポリからやってきた』ナターシャ・ヴォーディン
『九時半の玉突き』ハインリヒ・ベル
『土地』パク・キョンニ
『レ・ミゼラブル』ビクトル・ユゴー
『棺のない埋葬』 ファン・ファン
『楊家将演義』作者不明
『デューン砂の惑星』フランク・ハーバート
『ゴッドファーザー』フランシス・フォード・コッポラ監督
『北京から来た男』ヘニング・マンケル
『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』堀井雄二(ゲームデザイン)
『舟を編む』三浦しをん
『櫂』宮尾登美子
『孟夏の太陽』宮城谷昌光
『血族』山口瞳
『華麗なる一族』山崎豊子
『大奥』よしながふみ
『血脈 西武王国・堤兄弟の真実』レズリー・ダウナー
『シンセミア』阿部和重
『流離譚』安岡章太郎
『雲の都』加賀乙彦
『ロマンシングサ・ガ2』河津秋敏(ゲームデザイン)
『サガフロンティア2』河津秋敏(プロデューサー)
『颶風の王』河﨑秋子
『リア家の人々』橋本治
『アラビアの夜の種族』古川日出男
『聖家族』古川日出男
『白夜を旅する人々』三浦哲郎
『導きの星』小川一水
『地図と拳』小川哲
『機動戦士ガンダムAGE(小説版)』小太刀右京
『われ逝くもののごとく』森敦
『本格小説』水村美苗
『始まりの魔法使い』石之宮カント
『夜明け前』島崎藤村
『カムカム・エヴリバディ』藤本有紀(脚本)
『男樹』本宮ひろ志
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deadscanlations · 10 months
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Glamorous Fellows - Various
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yoga-onion · 1 year
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Legends and myths about trees
Legendary tree deities (15)
Tāne – god of forests & birds in Maori mythology
Tāne (or Tāne-mahuta) is a figure of great importance in iwi traditions. First, he separated earth and sky and brought this world into being. Also, he fashioned the first human. Furthermore, he adorned the heavens, and brought the baskets of knowledge, wisdom, and understanding down from the sky to human beings.
Some legends say that Tāne was trying to find himself a wife, but at first he found only non-human females and fathered a collection of mountains, reptiles, or grass and stones. Then he made a woman by moulding her from the soil, named Tiki.
He is the son of Rangi and Papa, the sky father and the earth mother, who used to lie in a tight embrace where their many children lived in the darkness between them.
Their children grew frustrated at their confinement in the cramped space between their parents. Tū, future god of war, proposes that they should kill their parents. But Tāne disagrees, suggesting that it is better to separate them, sending Rangi into the sky and leaving Papa below to care for them.
Tāne's brothers Rongo, then Tangaroa, Haumia-tiketike and Tū all try in vain to separate the parents. After many tries, Tāne lies on his back and pushes with his strong legs, and finally forces his parents apart, and Rangi rises high into the heavens. Thus the sky and the earth were divided. Then Tāne searched for heavenly bodies as lights so that his father would be appropriately dressed. He obtained the stars and threw them up, along with the moon and the sun. At last Rangi looked handsome.
Tāne Mahuta, also called "God of the Forest", is a giant kauri tree (Agathis australis) in the Waipoua Forest of Northland Region, New Zealand. Its age is unknown but is estimated to be between 1,250 and 2,500 years. It is the largest living kauri tree known to stand today. It is named for Tāne, the Māori god of forests and of birds.
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木にまつわる伝説・神話
伝説の樹木の神々 (15)
ターネ〜 マオリ神話の森と鳥の神
ターネ (またはターネ・マフタ) は、イウィの伝統の中で非常に重要な人物である。まず、大地と空を分け、この世界を誕生させた。また、最初の人間を造った。さらに、天を飾り、天から知識、知恵、理解の籠を人間に下ろしてきた。
伝承によれば、ターネは自分に妻を見つけようとしていたが、最初は人間以外の雌しか見つけられず、生まれてくるものは山の集まりや爬虫類だったり、草や石などだった。そして、土から成形して女性を作り、ティキと名付けたという。
彼はランギとパパの息子で、空の父と大地の母が固く抱き合い、その間の暗闇にたくさんの子供たちが住んでいた。
その子どもたちは、両親の間の狭い空間に閉じ込められていることに不満を募らせる。未来の軍神であるトゥーは、両親を殺すことを提案する。しかし、ターネはそれに反対し、ランギを空に飛ばし、パパを下に置いて自分たちの世話をするのがよいと提案する。
トゥーを先頭に、ターネの兄弟のロンゴ、タンガロア、ハウミア・ティケティケは、両親を引き離そうとするが、なかなかうまくいかない。何度も試した末、ターネは仰向けになり、力強い足で押し、ついに両親を引き離し、ランギは天高く昇っていく。こうして天と地が分かれた。そしてターネは、天体を明かりとして探した。父親の服装を整えるためである。彼は星を手に入れ、月や太陽と一緒に投げ上げた。そしてついにランギは端正な姿になった。
「森の神」とも呼ばれるターネ・マフタは、ニュージーランド、ノースランド地方のワイポウア森林保護区にあるカウリの巨大な大木 (アガチス・アウストラリス) のことである。樹齢は不明だが、1,250年から2,500年と推定されている。現存するカウリの木としては最大のものである。マオリ族の森と鳥の神、ターネにちなんで名づけられた。
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foucault · 6 months
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豊永盛人展より、エナメル彩硝子瓶「ラッパを吹く天使」。硝子は石川昌浩さん。
題材は先日掲載した板絵や面取鉢と同じく、盛人さんが訪ねた英国・聖トマス教会の壁画より。なお、天使がラッパを吹くとどうなるかについては、「ヨハネの黙示録」8章6節以下にあるとおり…。
さて、七つのラッパを持っている七人の天使たちが、ラッパを吹く用意をした。第一の天使がラッパを吹いた。すると、血の混じった雹と火とが生じ、地上に投げ入れられた。地上の三分の一が焼け、木々の三分の一が焼け、すべての青草も焼けてしまった。第二の天使がラッパを吹いた。すると、火で燃えている大きな山のようなものが、海に投げ入れられた。海の三分の一が血に変わり、 また、被造物で海に住む生き物の三分の一は死に、船という船の三分の一が壊された。第三の天使がラッパを吹いた。すると、松明のように燃えている大きな星が、天から落ちて来て、川という川の三分の一と、その水源の上に落ちた。 この星の名は「苦よもぎ」といい、水の三分の一が苦よもぎのように苦くなって、そのために多くの人が死んだ。第四の天使がラッパを吹いた。すると、太陽の三分の一、月の三分の一、星という星の三分の一が損なわれたので、それぞれ三分の一が暗くなって、昼はその光の三分の一を失い、夜も同じようになった。また、見ていると、一羽の鷲が空高く飛びながら、大声でこう言うのが聞こえた。「不幸だ、不幸だ、不幸だ、地上に住む者たち。なお三人の天使が吹こうとしているラッパの響きのゆえに。」(新共同訳)
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holespoles · 6 months
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20 March 2024 is the first day of spring. According to the picture 'Kako Satoshi Kodomo no Calendar March Maki', Minobu in Yamanashi Prefecture, it states that on this morning, the sun rises directly above Mt. The diagram shows changes in the height of the sun, sunrise and sunset locations according to the seasons.
2024年3月20日は春分の日。 絵の『かこさとし こどものカレンダー3月のまき』によると、 山梨県身延山では、この日の朝、富士山の真上から朝日が昇るとあります。 季節による太陽の高さ、日の出、日の入りの場所の変化を図で示しています。
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2024.4.27~28 山口 下関 下関温泉
関門海峡と居待月 満珠島から上る太陽
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gaetanchiao · 5 months
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美國隊長Captain America 中計洗腦淫墮(Pre-End)
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巴奇的臉融化了,下面是紅骷髏,咧嘴笑著操史蒂夫,「你這個美國婊子有什麼特別之處?是什麼?」
史蒂夫在那肥胖的德國雞巴的力量下扭動身體,他被撐得分裂開來,「幹我,哦幹我更猛烈一點!」他乞求道,當他跨上Hydra領導者的陽具。
紅骷髏把他推開陽具,史蒂夫摔到地板上...
然後落在牢房裡的石地板上。
他跪在那裡四肢著地,在所有那些男人操他時引起陰莖劇烈跳動的影像漸漸消失於心中。現在他清醒了,但這些夢境感覺像記憶一樣...
他閉上眼睛,試圖驅散這些念頭,但它們已深深印入心中。他發誓自己仍能聞到性交氣味...
然後站起來爬回床位上去。陰莖大量流出液體...他幾乎在睡夢中射精了。史蒂夫一動不動,他知道自己被拍攝了,他拒絕為盧卡斯手淫。
但當他躺在那裡時,設備仍然通過身體灌注快感,影像一次又一次地重播...
隨著秒針轉化為分鐘,他背叛的陰莖拒絕放棄,手開始慢慢滑向肚子上方,然後緊緊抓住厚實的陽具。史蒂夫開始擼管,陽具在握中漲大。
他感到羞愧,但需要解脫。他的臀部搖晃起來,在加速抽送時用拇指摩擦龜頭。
「天哪,他在打手槍!」一個聲音從場地的另一邊喊了出來。
史蒂夫跳了起來,他的陰莖拍打著他的腹肌,當他看到兩個年輕的九頭蛇特工從牢房的另一邊盯著他,嘴巴驚訝地張開。他迅速把手放到身邊,陰莖因尷尬而跳動。
「你們想要什麼?」他防禦性地低吼道。
那些男人迅速恢復了鎮定,「主人要見你,來吧。」第一個男孩關掉了場地,而第二個則帶領隊長走出了牢房。
「跟上,隊長,」他說,語氣諷刺地彬彬有禮。「你的主人在等著。」
其中一個男孩走在他們後面,手伸出來撫摸史蒂夫光滑的屁股,「你有一個肥美國屁股……」他帶著輕微的德國口音說。史蒂夫繃緊了身體,但沒有反應,他知道任何抵抗的跡象都會導致懲罰。
那個男孩抓住兩邊的屁股猛擠,裝置自己調高了,使得觸摸變得無比誘人。
史蒂夫強忍住呻吟,走在他旁邊的男孩笑了,「看,他喜歡!」他一邊說,一邊抓住史蒂夫滲出的陰莖,輕輕地擠了一下。史蒂夫小聲地呻吟著,無法抵抗那感性的觸摸。
走在他後面的男孩上前,將身體貼在史蒂夫的裸露身軀上,「是真的嗎,隊長?」他在史蒂夫耳邊低語,「我在挑逗你嗎?」他的舌頭慢慢地舔著史蒂夫的耳朵。
史蒂夫不由自主地顫抖了一下,他的陰莖作出了反應。他能感覺到裝置輕輕地在他皮膚上嗡嗡作響,將感覺放大了十倍。每一次觸摸,每一個在他耳邊說出的話,似乎都直接將電擊般的震動送到他的睪丸。
「你知道,我父親總是告訴我,‘絕不要浪費任何機會,’」那個抓著自己雞巴的男孩說。「而現在,機會正敲在我們的門上。」
那男孩靈巧的手指伸下去托住史蒂夫龐大的睪丸,輕輕地擠壓著。史蒂夫大聲呻吟,無法抵抗身體裡流淌的愉悅感覺。
那男孩放開一顆睪丸,手指沿著史蒂夫的大腿慢慢滑行,然後再次伸手抓住他的臀部。他的動作刻意而有目的,旨在無情地折磨和挑逗史蒂夫。
「哦,你真是一個淘氣的美國肌肉英雄,」身後的男孩低語著,他的熱氣吹拂在史蒂夫的脖子上。「你一直都是個好孩子,不是嗎?」他的話在史蒂夫耳邊迴響,助長了他內心深處的火焰。
史蒂夫僵硬地站著,他的心猛烈地在肋骨籠內搏動。他瞥了一眼圍繞著他的年輕九頭蛇特工,他們隨意地摸弄著他赤裸的身體。
他們臉上嘲弄的笑容讓史蒂夫的脊椎發涼,並使他的雞巴更加堅硬。第二個男孩再次抓住他的雞巴,史蒂夫閉上眼睛並呻吟,「我是個好孩子……」他低語,「我是個好孩子。」
那男孩互相看了看,微笑著,第二個解開他的褲子,露出另一根巨大的未割包皮雞巴,「那麼證明吧,做個好孩子。」
他抓住史蒂夫的肩膀,引導他跪下,史蒂夫抗議,但他的身體立刻做出了回應,他能嗅到正對著他鼻子的汗臭雞巴。
史蒂夫停下來,他的嘴唇微微顫抖,盯著面前跳動的肉棒。他的腦海急速運轉,拼命試圖重新凝聚,重新掌控。
他深深吸了一口氣,吸入皮革和汗水的氣味混合著青春的餘香,發現自己的雞巴渴望釋放……
男孩將滲漏的陰莖壓在史蒂夫封閉的嘴唇上,像口紅一樣抹上他的前列腺液,「來吧……讓這個士兵射精……」
他夢中的話語突然回襲,史蒂夫張開嘴唇,將男孩的陰莖含入口中。它的味道與夢中的不同,少了些鹹味,或許更苦了些……
但這種味道讓他興奮,激發了他的身體,當他的嘴唇圍繞著陰莖,輕輕吸吮時,他幾乎要尖叫了,因為一波快感穿過了他的身體。
裝置放大了一切,史蒂夫的感官超載了,他想要仰頭嚎叫,但他只是輕輕地呻吟,喉嚨在嘴裡的陰莖周圍震動。他開始更用力地吸吮,陰莖在他的嘴唇間輕易滑動,唾液滴落在他的下巴上。
他用舌頭繞著敏感的下側,男孩發出了一聲輕柔的呼喊,「是的……是的……」他低聲說,粗魯地抓著史蒂夫的頭髮,「我有一個復仇者在吸我的陰莖!」他向另一個眼中充滿慾望的男孩宣稱。
身後的男孩跪下來,撐開史蒂夫完美的臀部,「而我即將舔一個復仇者的陰部!」他在開始舔史蒂夫處女洞之前說,他的舌頭慢慢推入這位直男傳奇。
史蒂夫感到男孩的舌頭進入時,他含著陰莖的嘴巴發出了一聲喘息。再一次,裝置使這個簡單的感覺變成了一個快感的海嘯,讓他幾乎射精。
當前面的男孩將史蒂夫的頭向下壓在他的陰莖上時,復仇者驚恐地感到他的臀部向後推,讓自己更多地被男孩的舌頭刺穿。他們三個人找到了一個節奏,史蒂夫前後搖擺,他的陰莖在他下面的地板上滴著前列腺液。
他嘴裡的陰莖進進出出,他屁股裡的舌頭快速地顫動。裝置放大了每一種感覺,肌肉英雄被快感淹沒,但不僅僅是這樣。
他跪在地上,為兩個九頭蛇特工服務,這太像他的夢了,那些想像中的日子的記憶湧入他的大腦,史蒂夫分不清哪些是真實的,哪些不是。他希望他們使用他,當他讓他們像對待普通妓女一樣猥褻他時,他毫不羞愧地呻吟。
史蒂夫試圖強迫自己抵抗,但他無法讓自己與他們中的任何一個斷開聯繫。他迫切需要解脫,而他們對他的對待方式使他無法否認自己。
站在他面前的男孩停止了將陰莖插入史蒂夫嘴中的動作,突然抽了出來。史蒂夫可憐地呻吟著,嘴巴張開,口水從他的嘴唇滴落。
那個男孩撫摸自己的陰莖三次,然後精液飛濺而出,噴灑在史蒂夫英俊的面孔上。史蒂夫在熱精打在臉上時倒抽一口氣,他能在嘴裡嘗到精液的味道,因為那個男孩繼續撫摸,將整個負荷都傾倒在肌肉英雄的臉上。
就在那個男孩完成後,他的手就放了下來……
史蒂夫猛地向前撲去,一寸一寸地舔著他陰莖上剩下的精液……
他們兩個都笑了,「哦,他真是個愛精的淫蕩貨!」那個男孩說著,推開史蒂夫的臉,「滾開婊子!結束了……沒有更多了!」
史蒂夫倒在自己的前列腺液上,他的陰莖跳動著渴望解脫。他需要射精……但他知道自己不能不服侍某人……他轉向另一個男孩,開始解開他的褲子。
他向後一躍,並打了史蒂夫的臉,「不!壞狗!」史蒂夫凍住了,震驚不已。「你的主人在等你,淫蕩的……表現得像個人類!」
這些話就像一桶冷水,史蒂夫意識到他剛剛試圖做的事。他低下頭,「我……我很抱歉……我……」
那個男孩把他拉起來,「省省吧,你是個淫蕩的,我們都懂。」
他們繼續帶著他走過走廊,他能感覺到臉上的精液在乾,那令人作嘔的氣味。裝置嗡嗡作響,讓他感受到一陣快感。
史蒂夫得提醒自己正常走路,他的臀部搖擺得好像他喝醉了似的。「該死!」他低聲咒罵,渴望緊握自己的陰莖。
身後的男孩抓住了他的手臂,緊緊握住史蒂夫的二頭肌,「繼續走。」
史蒂夫蹣跚地走著,直到他來到一對大木門前,男孩們打開它,露出一個熟悉的房間,這曾是紅骷髏的寶座室!
透過大型的海灣窗戶可以看到雪頂山脈,感覺就像昨天紅骷髏在這裡弄他一樣……
史蒂夫搖了搖頭,不,那是一場夢……只是一場夢……
「你睡得怎麼樣,隊長?」盧卡斯的聲音在房間裡響起,史蒂夫轉過身,看到那個男孩隨意地坐在他祖父的寶座上,「做了甜美的夢嗎?」
那個微笑告訴了史蒂夫一切……他們所有人都經過了更多的調教。他在睡夢中將那些影像刻進了自己的大腦,而現在……現在他無法停止思考它們……
或者被它們所吸引……
「放開他,」盧卡斯對那些男孩說,他們放開了他,其中一個在離開前拍了拍他的屁股。
史蒂夫站在那裡,在那個男孩面前赤裸,不知道該怎麼辦。
「那麼,隊長,你還是我的乖孩子嗎?」盧卡斯問道,他的目光在史蒂夫堅硬的陰莖上遊移。
「你想要我做什麼?」史蒂夫絕望地試圖呼籲那個男孩的人性。
「想要?我想要你,隊長,我想要你完全地向我宣誓。我將擁有你,用我祖父從未能夠的方式。」盧卡斯自信地宣稱;他的眼神與史蒂夫的目光鎖定。「我可以向你展示你真正的內在……深處的你。」
「這不是我,」史蒂夫疲憊地說。
「不是嗎?爬過來,隊長,像狗一樣用四肢著地爬過來。」
史蒂夫的下巴緊繃,他說:「不」,為即將到來的懲罰做好了心理準備。
盧卡斯微笑著,眼中閃爍著光芒:「就是他了,那個你假裝的肌肉英雄!很好,讓我們先打破他!」他按下了按鈕,快感消失了。
痛楚瞬間來襲,比之前更加劇烈。他的每一個細胞都在尖叫著痛苦,他倒在地上,整個世界都是痛苦的陰影。
「我們第一次這樣做的時候,你有了這個裝置24小時,現在是那個時間的兩倍……痛苦有多加劇了?」
史蒂夫尖叫著,他的喉嚨因為感覺皮膚像著火一樣而變得沙啞。
「這不會消退,」盧卡斯解釋說,
「對於普通的痛楚,人可以因為神經末梢過度工作和燒毀而變得麻木,但這不是一種感覺,隊長,這是缺乏感覺。你完美的神經系統現在渴望只有我能帶來的快感……這種感覺不會減輕或變得更容易忍受……這將是你從現在開始的生活。」
他在地上翻滾,試圖逃避折磨,但痛苦無處不在,完全包圍了他。「現在爬過來,」盧卡斯命令道,他的聲音在房間中迴響。
史蒂夫抓著地板,他的指甲在拋光的木頭上刮擦。他的肌肉不受控制地痙攣,整個身體劇烈地抖動。他全身是汗,皮膚因汗水而滑膩。「爬過來,一切都會消失,」盧卡斯平靜而從容地說。
史蒂夫試圖抵抗,他所剩無幾的理智試圖找到力量去移動,去反抗……但他的每一塊肌肉、每一根骨頭、他的每一部分都是純粹的痛苦,他無法專注於此。
「過來,孩子,」盧卡斯像呼喚狗一樣說道,「到我這裡來……把痛苦拋在腦後……做我的乖孩子。」
這些話在史蒂夫的耳邊迴響,像海妖的呼喚讓他情不自禁地回應。想到要向這個曾經的敵人爬過去,史蒂夫的血液因憤怒和羞辱而沸騰。然而,儘管他下定決心,他的身體卻背叛了他,雙腿顫抖著,他慢慢地向那個男孩爬去,這個動作稍稍減輕了他的痛苦。
就像他已成為的癮君子一樣,史蒂夫再次向那個男孩移動,他移動的每一寸都讓快感更快地回來……直到他發現自己像狗一樣向盧卡斯和他的寶座爬去。當他靠近時,他感到自己的陰莖開始變硬,並且知道……他已經被征服了。
當他到達那個男孩赤裸的腳邊時,他的身體再次充滿了快感,他的心靈沈浸在狂喜中。盧卡斯伸出一隻腳,「吻它……吻它並向我宣誓。」
史蒂夫猶豫了,心中掙扎著想要拒絕的衝動。他知道,如果他屈服了,他將真正失去一切……但隨後痛苦的記憶湧上心頭,提醒他如果不服從將會等待他的是什麼。於是,帶著沈重的心情,他向前傾斜……
「向我宣誓,」盧卡斯重複說道,他的聲音冷酷且毫無感情。史蒂夫吞咽著,感到恐慌的熱度在他體內上升。他無法忍受被別人奴役,被迫屈服於他們的慾望的想法。
他在內心掙扎,與快感的誘惑和屈服的羞恥做鬥爭。在那猶豫之間,快感消失了,史蒂夫的鼻孔張開,他努力抵抗著壓倒性的痛苦和渴望釋放。
盧卡斯帶著冷漠的娛樂看著他,知道史蒂夫正在忍受的折磨。
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kaoriof · 4 months
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(昔の日記です、お気に入りの文章教えてくれたらモチベになります……)
日記
その日は朝からジョギングをした。いつも昼過ぎぐらいに起きていたから、朝8時の街のざわめきがあんなにも違和感なく受け入れられていることに驚いた。結局少し走っただけでくたくたになってしまった。川を眺めながら、ゆっくり、ゆっくり歩いて帰る。鈍色の川だった。1週間に1回くらい、いままで生きたすべての生きものの屍が、地を踏む私の足裏のずっと奥底にしずんでいることを思い出して、不思議な気持ちになる。恐竜もそう、目に見えない小さな微生物も灰ほどの大きさになって光景の一部にちゃんと溶けている。そのことに深く安心して、わたしは好きな人たちのことをちゃんと思い浮かべられる。調べたら、紀元前5万年前から今までに誕生した人間を合わせると、1082億人もいるらしい。1082億人もの人間たちが流した血を、蓄えた知恵を、つないでいった命のことを考える。丘丘を越える風や、夜と花との匂いに触れると、結局いつもそんな想いに辿り着く。昼からは医療脱毛の予約が入っていた。ほぼ素っ裸になって赤い水性ペンで体のあちこちに線を引かれて、ぱちぱちした熱くて痛い光に耐える。わたしの褐色の身体だっていつかあの、深いところにある脆い、目に見えない、灰になってしまうのになあ。電車に揺られながら、ゴミ溜めに差す光を見つめていた。小説の中の、「眼を傷つけるほど鮮明に」という表現を気に入ったので、メモに残す。細い雲が花嫁の白いヴェールのように空に広がっている。なんだか浮かれていた。アルバイト先で出勤打刻を入力して、都合よくふたりきりになった同期の男の子に思っていることをべらべらしゃべってしまった。なんかもう誰に何を思われるとか誰かと何かをくらべるとかそういう事柄に鈍くなっている。バイト前に控え室に入るといっつもからだをじろじろみてくるあの人、ふと見たら私の足を見つめてて、それ以来マジで無理になっちゃった。なんかたまたま目に入る情報の引きのわるさに自分でもびっくりしちゃうの。街歩いてたらちょうどだれかが小便してたり、ちょうどネズミが裏路地からでてきたり、恋人と上手くいってない時にインスタを覗けばちょうどだれかの記念日だったり、そういうの。でもこのあいだ西加奈子の白いしるしっていう本を読んだんだけど、富士山に関係している話で、それでたまたまわたしも来月山梨に行くの。こういう「ちょっとラッキー」みたいな軽くてふわふわした柔らかな偶然が、積み上げられたいやーな記憶を許してくれる。こんなことを永遠に喋っていて、性格が悪いと思われるかもと不安だったけど、その人の方がわたしよりも5億倍くらい性格が悪かったので、あとはふたりでお偉い人が休憩から戻ってくるまでげらげら笑った。その夜はなんだかお酒でも飲みたかった。それで全て忘れ去るのは惜しいけれど。読まなきゃいけない本よりも読みたい本を読もう。学ばなきゃいけないことよりも、からっぽにみえる毎日のしずけさに意味を見出したい。恋人に別れを告げたのは自分なのに、会ったら触りたくなっちゃった。そういうこともあるよねー
無題
この人でいい、じゃなくて、「この人がいい」という感覚と大事にしていきたいと思う。4連勤目、ありがとうの一言も言えない禿げたひとたちにへらへら愛想を振りまく。やさしさに見返りを求めてはいけないなんてほんとうに馬鹿げている。わたしは自分に見合う対価をいつだって求めてるし、それを与えることこそが相手への敬意を表明する最適な手段だとずっと信じている。なんかもう無理、みんなキモイ。足裏も首も肩も痛い。インターネットばかり眺めていたら、夕陽の映る海も連なる山々も消費するものの1つに思えてきて、相当心が疲れているんだなあと自負する。色欲も皆無で、今ならどんなイケメンであろうと抱かれない自信があるくらい。言葉にできない日々こそ尊いのか、はたまた言葉に値しないものなんて、記憶されるに値しないものものなんてその程度なのか。通り過ぎた過去と進むべき未来の間で、ただ棒立ちしている。ただ、減っていくフォロワーの数値を眺める。わたしがその人の人生からいなくなる瞬間に、前よりもなんかすこしだけほっとする。
無題
ふと、あーこんな文章書くのやめて男子高校生のフリして架空の日記をつらつら綴っていきたいなーなんてことを思った。好きな女の子が教室に入ってくるあの瞬間に世界の色が変わって、空間がぐわんと無音で一新するかんじとか、廊下にひびきわたる古びたオルガンの重低音。蛇口から溢れる生きものみたいな水に顔をうずめて、あつい夏をのりきる。シャトラルランのアナウンスに合わせて、きゅっきゅと靴が床の光沢を擦る。太陽はギラギラ照って、それと同じ純度でみんなの肌が光る。時間にゴールテープがあったら、あと何回わたしはそれを切っていけるのだろう。いまはもっぱら実家暮らしを卒業したいと思っているけれど、いつか女であることを卒業したいと思う日がくるのかもしれないしそういう不確かなことばかりで全部うごている。ガガーリンの「地球は青かった」という台詞は有名だけれど、あれ、ほんとうは「地球は青いヴェールをまとった花嫁のようだった」と言ったとする説もあるらしい。わたしたちみんな青いヴェールをまとった花嫁のように生きていきたい。不確かで不透明な身体、心、ちいさな葛藤や、変化、醜さを直視する必要なんて全くないんだ。
無題 
黒いワンピースを大学に着て行ったら、先輩に黒が似合うと褒められた。わたしが可愛げなく「黒なんて誰でも似合う無難な色じゃないですか」と返すと、黒が似合う人ってほんとうは2割ほどしかいないらしいよと言う。でも先輩、黒いウェディングドレスなんてどこにもないじゃないですか。
とことんついていない日が続いている。空きコマにカラオケに立ち寄ったら、店員の不手際によってひどく待たされた。しかも音質がぼろぼろで、もうなにを歌っても音痴に聞こえてしまって、さいごのほうは泣きながら宇多田ヒカルを歌っていた。やることが多すぎて、依頼書添削の通知が深夜2時にきたりする。ぜんぶやめたい。
大学の学祭実行委員をやっているのだけど、新規統括が決まった。これから新規が入ってくる中で、だれがどういう立ち回りをするか。新規統括の下にチームリーダーも2人いて、みんな多分わたしと同じくらい忙しいのに同じチームの人のタスク管理まで把握しているし、守らないといけない表記基準もちゃんとおぼえている。人の振り見て我が振り直せっていう諺、あったなあ。今は等身大にきこえる。
無題
ぽつぽつとした雨の音が家をまあるく包みこむ。包丁で水気の多い野菜を切る音やテレビの雑音を絡めながら一つの線になってゆく音の波に赤ん坊のように心を揺らされる。ときどき、だれかに肌で肌に触れてほしくなるときもあるけれどなんとか平気。朝起きて、しわしわになった白いベッドシーツになぜだか生きていたことの証を感じとって、朝からふわふわした気持ちだった。成り行きから友人と文通をすることになった。最近は眼鏡がこわれて、イヤホンをなくして、ほかにも不運だと思うことが何件かあった。それでもどんどんに綺麗になっていく自分のうつくしさや、河川敷でからだを動かした後の汗ばんだ首元を冷やす風、そういうものにその都度救われていく。文章を書くのだって、すこし書かないだけでとびきり下手になったような感じだけどこうやって振り子のようにあちこちをいったりきたりして自分の居場所を掴んでいくと妥協できるようになった。わたしもほんとうは妥協を信仰とよびたいよ。書くの難しい、日記の練習。
反逆
朝から訳あって母と銀行に行かなくちゃいけなくなった。暑くて全部が嫌だった。道すがら、誤って小銭を何枚か落としてしまって困っていたのだけど、母はそれにすら気付かず歩く足を止めなかった。一度も振りかえらないまま。その瞬間、ああこのひとはこういう人なんだ、と思った。あなたが母親としてすべきことは娘の束縛でもスケジュールの管理でもなくて、隣に立ってあげることなんじゃないの?って、込み上げてくる怒りを必死に押し殺す。もうどうでもいい。わたしは宗教がきらいなわけではなくて、それに付随する人間の因縁がしぬほどきらいなのだと気がついた。
昨晩、大学の唯一の男友達とたらふくごはんをたべた。ありじはやさしいから全人類が惚れる、これまじ、と言われて心がほかほかした。「俺はさー親の束縛とかあんまなくて。朝帰りとかしても、母親、いつもと変わらずに何食べる?って聞いてくれるんよ。あーうどん、あったかいの、っていうと隣でつくってくれてさー」みたいな話を聞いて、母になる日がきてもこなくても何よりも大事にすべきなのってそういうあったかさ、優しさであってほしい。テーブルにあった占いボックスみたいなのに100円いれたら、吉と書かれたうすっぺらい紙がでてきた。ラッキーカラー青。次髪染めるならブルーブラックかな、そう思った。ちなみに男友達は「緑の人」って認識されたいらしくて、いつも緑の服着ててまじでおもしろい。
新宿駅は夜でも、バチバチに光っていた。帰宅して、そのあとは元恋人の友達と夜通し通話した。間にしょうもない下ネタをいいながら、ほぼ恋の話。エロい台詞を言わせたりして、ゲラゲラ笑った。毎日筋トレしてたら、足が細くなって、気持ちも前向きになった。でも、朝起きたら元恋人のインスタに載ってた私の写真が削除されていて、気持ち的には2度目の失恋だった。一度、私にもプライドがあるし元彼に連絡とかしたくない、と言ったとき、じゃあそのプライドを最後まで突き通しなよと言われたのでわたしはほんとうに最後まで突き通した。こんな美人でやさしい女を振るとかまじで勿体ねーっていう強さをおかずに生活を食ってるよ、ほんとう���すきだったんだ。
無題
高校時代、すごく仲のよかった友人にはじめての恋人ができた。このあいだ新歓合宿にいったの、といって見せてくれた写真、ほんとうにどれも眩しかった。わたしは大学に気の置けない友人が数人しかいないし、おまけについこのあいだ振られた身なので正直心の底から同じ目線でよろこぶことができなくてとてもつらい。ほんとうにいちばん救われて、いちばん好きな友達だったからこそなおさら。というか、さいきんずーっと無気力で、与えられる日々を過ごすというか半ば消化するような感覚でうけとめている。こうやってみんなそれぞれ離れていくのだとおもうとすごくさみしい。彼女にとって、わたしにとって一番だった関係性が、いつしかくずれてしまうのではないか、もう崩れてしまっているよでは無いか。そんなことをかんがえる。気休めにカフェでチャイティーラテを頼んだんだけどクソまずい、救われない。じぶん、はじめて付き合ったとき、どういう気持ちだったっけ。わたしの人生だからわたしがきちんとそこに価値や意味を与えないといけないのに、横たわって天井ばかり見て、挙げ句の果てに他人に妬みすら覚えてしまうのってすごく阿呆らしい。うらやましいな〜〜〜結婚するのかな〜握っていた手を手放されてしまったわたしにとっては、彼女が今一番求められているという状況は嬉しくもあり、うらやましくもある。海を背景に男の子と裸足で駆けだしたりするのって幻じゃなく存在するんだ。なんでこうもひとと比べてしまうのかわからない、何でそんなに上手くいくんだろう、なんでわたしだけこんなに不運で、こんなに寂しくて、こんなにつらいんだろう。だれしもが闇を抱えているのにそれを無視して、わたしだけ、わたしだけ、と卑屈に叫んでいるからバチが当たったのかな。去年、彼女とふたりで予備校へむかうとき、「はじめて」って片道切符だよね、なんてことを話した日もあったのに。もうほとんど大学に馴染むとか、ともだちつくるとか、学チカとかぜんぶぜんぶ諦めて、必要だけどこころの栄養にならないものは先送りにして隅に追いやって、ただひたすら本読んだり映画見たり、観葉植物に囲まれた生活をおくりたい。天気がいい日にはフラッと海に行って、そこにひとりでいるひとがいたら話しかけるとか、そういうところから心を元あった場所に置き直す努力をしないとこのままいちばんうつくしいとおもっている10代が終わってしまうなんてあまりに耐えられない。余裕がなさすぎるから5,000円の寿司料理を食べにいきたい。花を生けたい。北海道の僻地へ一人旅したい、新潟の温泉とか和歌山の麦畑とか。ちっちゃなドラゴンをこころに飼いたい、人差し指くらいの蛇のタトゥーを掘りたい。意地悪な天使みたいな女の子になりたいし、やさしい悪魔みたいな男の子に好かれたい。バイトでお客様の身分証をみてそのひとの住所とか名前とか生年月日を手入力するんだけどなんか、その作業をするたびに不思議な気持ちになる。当たり前のようにみんな違う名前で、違う日に生まれて、違う人生をおくっている。世の中わたしがしらないことで成り立っている。わたしは頑張っている、がんばることなどなにもないはずなのに頑張らないといけないことがとてもつらいけど、人生そういうもんですか?
無題
大切な人たちはこれからわたし以外のひとたちにも大切にされてゆく、でも。私はどうだろうか?なんてことを考えながら天井を眺めている。2限が終わってから、駅で待ち合わせて委員会のメンバーとはじめて会って昼食を食べた。そのあと用事があったけれど時間が余っていたので学校へ戻ったら、さっきの授業で同じ教室にいた女の子ふたりが外のベンチでたのしそうに話していた。雨ニモマケズ課題ニモマケズ。積み重なる焦燥感。積み重なると言うより色味が強調されてる感じ、わたしだけモノトーンの世界に取り残されている。木々がわさわさ揺れる。ともだちも好きな男もいなくなったときのために、ずーっと居たくなるサイコーの部屋をつくるぞ!と思って、観葉植物とプロジェクターとイエローのベッドカバーセットをポチる。ありったけのエネルギーをつかって見栄を張っているだけで、けして強くはない。気を緩めば赤ん坊のようになみだがぼろぼろでてくる。努力しているのだ。うつくしい写真を撮ろう。恋人はいるけど上手くいってるのか上手くいってないのかよくわかんない、けれど以前のように自分のことを犠牲にすることは少なくなった。今はわたしの相手をするのを面倒くさいと思う人に割く時間なんて1ミリもないと思っているし、だったら一人でしらないひとと酒を飲む方がまだマシ。外に出ればいくらでも拓けた空が存在していて、孤高になりきっているかのように風が吹く。汗をかけば涙なんて用無しだし、歩いて歩いて歩きまくれば、一瞬くらいは生きててよかったと思えるものが転がっているはずで、じぶんはそれを受け止めるのに値すると思っている。もうすぐ19になる。自分に時間を割くこと、自分への愛を惜しみたくない。だれかに想って貰うこと、だれかを想うことにはいつだって悲しみが伴うから、それをちゃんと受け入れられるくらいに。
無題
なんでわたしはふつーに生きていけないんだろうってずっと思っていた。母も父も日本の恵まれた環境でわたしを育ててくれたは良いものの、父は英語主体の企業に勤めていて、母に関しては日本語は流暢に喋れるものの読み書きは未だに不自由。小さい頃から携帯電話の契約書も学校の書類もすべて弟の分までわたしがこなしていた。想像してみて欲しい、12歳の少女が契約書の堅苦しい日本語を解読している様子。みんなが両親に綺麗な字で書いたもらった保護者会やPTAとかの同意書の中で、ひとり浮かないように1文字書くのに1分かけて、わたしの字とバレないように普段は字の汚い女の子を演出していた。日本人の集団に馴染むのが早かったのは、それくらい妥協や諦めを得るのがひとよりもはやかったということ。まわりの大人はみんな神様について話したがっていた。かみさまってなんだろう?かみさまなのに、自分でなんでもできるのに、なんで人間なんかにこだわるんだろう?さみしいのかな?なんて思っていたけれど、「かみさまは全能なので寂しいなどとは思わないのよ、許しを乞いなさい」そう言われてしまった。わたしのやさしさも、ときにはだれかにとって、間違いとなってしまうことを知った。自分のことを、昔も今もとてもやさしいと思っている。けれどそれは人に優しく接することで自分は善良な人だと信じたいだけなのだと最近思う。自分は世界から優しくされるべきだ、人に愛されるべきだと、自分のことを肯定したかった。インターネットをはじめたばかりの頃、世界には寂しい人間がこんなにたくさんいるんだと知って、それが救いだった。たくさんの言葉を綴ったけど、こわくなって一度ぜんぶ捨てた。だれかたったひとりでいいから、わたしも心底愛されたい。川のせせらぎや木々の息吹、風のあおさ、若い緑の匂い、花々、流れゆく時間のうつくしさ。ぜんぶかみさまの化身だと思っていて、それらに愛されていると感じていた。けれど高校に入ると、みんなひたすら楽しそうだった。好きな男の子に抱きしめられたり、友達と夜遅くまでどんちゃん騒ぎしたり、じぶんの美しいからだを隠さず、美しいということを魅せることによってつたえる。ずーっと日に当てず、布で覆っていた髪の毛は、日焼けすることなく漆黒を纏って光っている。みてほしい、ふれてほしい、わたしを認めて欲しい、そういう思いだけがぐらぐらと心のなかで揺れていた。お父さんお母さんにわかってたまるかとおもう、自分たちは宗教や厳しいしきたりが当たり前で誘惑の少ない世界で育ったからそれを受け入れられるのが自然だっただけで、わたしと同じ目線に立てないくせに、立とうとしないくせに、守るとか成長させるとか文化だからとかいう理由でほんとうの自分を確かめたりそれを探すためにいろいろな経験をする機会をくれなかった。そもそも自分が天国に入りたいからという理由で、ひとの地獄にも気がつけない、もしくは与えているってとてもわたしよりも罪深い、そうおもってしまう。あーなんか愚痴みたいになっちゃった。生まれた瞬間から取り憑かれている呪いに終止符は打てない。もう戻れないと思ってしまった。きのう、大学のゼミの友人と、みんなで花火をして、夜の11時半に帰った。お酒とか飲むとすごく気持ちが楽になってなんでも話せて皆んなでわらって過去の苦悩をともにして、すごく幸せだった。風が髪の毛をおもしろおかしく靡かせて首元をくすぐる。愛してくれる男の子もいる。頼りないし馬鹿だし女心ひとつもわかってないところもあるけど、それでもわたしの置かれていた宗教のこと、いっぱい知ってくれようとして、受け入れてくれて、ふたりのわたしをどちらも同等に扱ってくれる。友達は何も言わなかった。わたしが変わってしまっても、それに負い目を感じていても、ただただそこにいるわたしをみてくれた。みんなに、日々にだきしめられることのあたたかさを前よりもちかくかんじる。すぐそこにあったかい塊がたくさんある、本当はたまにすごくこわくなるけど、一人ぼっちになることとかいつかしんでしまうことは避けられないことかもしれないけど、それでも美しい日々を美しいものだと受け入れて生きていくこと、かみさまを理由にくるしいと喚いていたときよりも、自分はもっとこの世界が好きになった。どうか許してほしい。わたしがほんとうにやさしいの、いちばんしっているでしょう。人のことをすぐに疑うくらいなら心底信じてあげたほうがいい。今の自分を成り立たせるために、自分の一部を犠牲にしているかもしれない人も、それゆえに必死に暴れている感情に戸惑っている人も、みんなほんとうはとても素直で優しくてすてきなのだと思う。わたしは気付く、気づいてあげられる。寂しいときもうれしいときも、誰よりも貴方の元へまっすぐに走っていく。
無題
容赦なくどばどば目の奥に垂れ流れてくるブルーライト、過呼吸気味に泣き続ける夜もあと数年したら体力的に出来無くなりそうだから早く早く歳をとりたい。夜の3時なのに目を閉じても眠れなくて全身の血液が逆流しそうなくらいからだが強張っている。もうここ2週間くらい学校行ってない、なにしてるかというと家のカーペットのど真ん中でプリン食べながらフランス語の授業受けてる。同じ大学の女の子が、大学にはBBQかスノボかフットサルがやりたいようなやつしかいない。わたしは坊主か髪色がショッキングピンクのやつとしかともだちになりたくない、みたいなことを言っていて、そういうのってなんか違うし、かなしいとおもった。でも、こうやってかなしくなったりさみしくなったりするのを全て五月病として片付けてサヨナラできるから5月はわりと気に入っている、どれくらい好きかというと6月と10月の次くらいに好きかもしれない。「五月病」の仮面を被った鬱憤とした鈍色の塊が街中を苛ましているの、なんだかどきどきするから毎日赤い口紅をつけている。いつ悲劇に見舞われても良いように。ピエロみたいな足取りでときどき水たまりをばしゃばしゃしながら走り続けた、足元の花も日付もその日の占い結果も、あなたとのLINEのトーク画面も、日に日にぜんぶ気にかけなくなってゆく。手をつないでいた、自分の中にいた幼い少女が夢の中で喪服を着てた。あなただけは離れないで、と思って、でも、目を覚ましてもあなたに連絡は取らなかった。
無題
今日こそ、と意気込んでキーボードの上で指を交差させながらものがたりを紡ごうとするたび、これまで触れてきたいくつもの眩いことばがぶわっと一気に蘇ってわたしを刺してくる。おまえにはなにも書けないなにも残されていないおまえはなにもかなしんでいない。奥へ奥へとひきずりこまれる。誰も彼もが各々の光を持ち寄って、目の前の道はもう見えないところのほうが少なくなってしまったくらいに隅から隅まであかるい。どんなふうでも在ることのできたそれがほんとうのほんとうに空洞であったと気づいて、でももう泣けない。詩はどのように湧き出てくるんだろうか。音も色も。炭酸がシュワシュワするとか松ぼっくりの形とかどんぐりを拾い集めたりしたときのこと、もうわすれてしまったみたいに、世界がまぶたを1ミリ閉じた、それだけのことかもしれないのにその僅かなエッセンスがこんなにもわたしを主人公たらしめていたのかと途方もない気持ちをおぼえる。サンタクロースがいないとわかった瞬間にクリスマスへのあこがれが半減するのとおんなじようなさみしさをずーっとここさいきん噛み締めている。シシュンキが芸の才能の全盛期だからだろうか、おとなになればいままでずっと見えなかったものがわかって、もっと色鮮やかに日々を過ごせるのかと想像していた。外でガラス瓶ががらがらからからこんこんうるさい。布団の端っこ、握りしめすぎてすごくやわらかくなって、あたらしいパソコンも使いこなせるようになった。かなしいかなしいとおもうけれど、そのこと自体になんの揺らぎも感じなくて、かなしさがより加速するだけ、日々をヒビと書いていた頃があったのをおもいだした。ヒビをいれてゆく、ヒビがふえてゆく、日々。
無題
晴れて大学生になることができて、数日後に入学式を控えている。でもほんとうはもう大学やめたいくらい友達ができるのか不安すぎて、毎晩寝る前に泣いてしまう。このあいだ新入生交流会があったとき、教室に入ったら女の子が皆んな似たような淡いお洋服を着ているし、髪の毛が丁寧に整えられていて、かわいくて、おんなじような雰囲気で、インターネットでつながって和気藹々とはなしているひとたちもいて、自分は見かけが日本人じゃないから声もかけられないし、声をかけようと思っても(わたしこんなに目立つし、びっくりさせちゃうかもしれないし、迷惑かな...)とか考えちゃってすごくこわくて。ツイッターに勇気出して何か投稿しても、だれからも反応が来ないとそれもまた不安になってすぐに削除してしまう。これからずーっとこんなかんじで、高校のときみたいに心から打ち解ける友達なんて一生出逢えないのかもしれないとか思っちゃってさみしくて涙がぼたぼたでてくる。おおきいキャンパスの中を新歓のために端から端までひたすら歩いて、すっごくつかれた。新鮮といえば聞こえはいいけど、わからないことだらけで自分からなにか行動を起こすのをいちいち億劫にかんじてしまう。大学の中でも明るい人が多い、キラキラした男女が多い、と言われているような学部で、自分もそこに馴染めるかな、と思うとつらくなっちゃう。全然おもってたのとちがう、こんなの。これからどうしよう
無題
冗談抜きで毎晩泣いてしまう、ただそれが今はいちばん正しいことのように思えるからそうしている。
通知表をなくしてしまったので家中を捜したけれど見つからなかった。それで明日先生に怒られる予定だから今更のほほんと眠ることもできないでいる。たかがそれだけ、という言葉で収まることではなくて、何度もこうやってモノを無くしておいて一切学ばない自分に腹が立っている。
忙しくて皆んなの文章を読む時間がなかった、そうしたら自分のブログも読んでもらえなくなっちゃった。
今日も頑張ったと自分を愛でてあげることができない。
なにもこんなにかなしいことばかりを書きたいわけじゃなくて、むかしみたいに空が綺麗だったとか友達と一緒にひるやすみにフルーツジュースを飲んだこととか、長らく話してなかった同級生と体育の時間でペアになってキャッチボールができたとか、予備校での先生のプチ話が面白かったとか、そういうちいさな喜びはあるけれど、夜になると感情の波が音を立てて自分の中でせめぎあう。その狭間で、わたしがいちばん好きだったわたしがぎゅうぎゅうに押しつぶされて捻り絞られて塩辛い水で溺れてしまうの。
こんなことを書いておいて浪人でもしたらどうしよう。恋人とでんわしていると本当にくるしくなってしまって、すごく嬉しいはずなのに全然喜べなくなってしまった。逢えないのに、逢えないのにそんなことするの、逢えないんだからこうしてほしい、とかそういう自分の身勝手な思いが本当に申し訳なくてくるしい。好きだからお勉強のことを応援したいのに、すきだから逢いたいし、好きだからそれを同時に我慢しないといけないものとひどく重たく捉えてしまって、すきだから嫌いになりたくないという一心で自分のもやもやした気持ちに無理やり蓋をする。会える距離にいる人たちの並んでいる姿を見て落ち込んでしまうけど、わたしはわたしのすべきことがあるし、それは彼もそうだから割り切るしかないこともあるのだとおもう。
金平糖
わたしがいくら誰かを呪って恨んでも、紙がその言葉で埋まるほどクソクソクソと書き殴っても、結局のところ現実ではその人を愛する人たちが存在していて、そして当人もまた違う誰かを愛しながら日々に幸福を見出すのだから、本当に一番かわいそうなのはわたしだけかもしれないなんて思った。だれかのことを考えて途方もなく苛立つ自分がいちばん自分を不幸たらしめている。駅前にあるでっかい木がゆらゆら揺れる。ゆうがた、眠くなったので勉強道具を片付けて喫茶店をあとにした。暑さで足取りが重くなりつつもすこしずつ歩く、踏んでいるのが蝉の死骸か大きな枯れ葉かの区別もつかない。黒い蝶々をみてから不運続きだ。だれもわたしが泣いてるなんて気づかなくて、錆び付いた車輪を引きずりながらどこにいるかもわからない恋人のことをかんがえる。遠くなった。夕陽を後ろにわたしの影だけが前に長く長く、大きく伸びて、前方を歩く少年が気付かずに頭にあたる部分を何度も踏みつぶす。美しいものにはある種の残虐さがあることを信じて、祈りとかいう逃避を繰り返している。大丈夫?と聞かないで欲しい、大丈夫じゃないから。もう誰にも自分のことを見て欲しくない。ただ自分だけは自分のことを大丈夫だと信じてあげたくて文章を書くという行為をしている。
雨が降っている。雨が降り続けてくれればいいのに、そうしたらわたしもそれを偶然だという言葉でもって割り切ることができるのに。点滅の中に放り出されて、その明暗に目眩を覚えながら自分の行き先もまともにわからずにただただ進んでいるだけのまいにち
不在
かみさまが見つからない。登録していた音楽ストーリーミングサービスが解約されていた。昼から夜まで建物のなかに閉じ込められて、夕焼けをゆっくり眺めることもなくなった。映画館の薄暗い照明と大きな音にこわくなっても、恋人の手を握ることができない。かみさまがいない。なにもかもを投げ捨てた結果、罪悪感から今更おかあさんにありがとうと言うこともできない。ずっと、信仰という名の呪いの渦の中にいる。小さい頃からこの世の中のものはすべて神さまが創ったんだと信じていて、でもさいきんはそのせいで自分の行動が制限されるのがとても憎々しかった。どれもこれも、神さまのせい、親のせい、うまれたせい、というふうにずっと側にあって救われてきたものを突き放すことそれ自体にとても苦痛を覚えるのに、脳味噌が勝手にそういう思考をして勝手にくるしんでいる。挙げ句の果てには同級生に推薦入試のネタに利用される。こんな家でていきたい、と思っても行くアテはひとつもない。お金もない。お金を自力で稼ごうとする活力もない。どんなにわたしがぜんぶ無かったことにしたくて信仰を罪で上書きしようと、依然として実在していようがしてまいが神さまというものはわたしの中にあって、そうか。これはそういう呪いなんだ、と思う。もうだめなんだと。恋も音楽も言葉も、性別も家族も、見た目も才能も過去も、ぜんぶ同じ容量で「呪い」として全人類に等しく降り注いでくれたならいいのに。抜け出せない世界を抱えるもの同士、ふたりでいっそのこと呪いをかけあってしまいたい、それなら呪いだって愛に変わるのかもしれない、とそういう陳腐な妄想でしか漠然とした淋しさを消費できない。さみしい。唯一の居場所を自ら捨てて、こんどはどこにも居場所がないとさみしくて涙を流す。こういう呪いが不思議と人生という物語の大きな軸になっていって、結局さいごにはその「呪い」自体に自らを救われる、なんていちばん美しい結末を享受できる人は一体どれくらいいるのだろう。迷信。もう剥ぎ取ることのできない仮面。うつくしかったわたしの心は嘘を重ねる毎に醜くコーティングされ続けて、今ではもうすべてのものが何かに縛りつけられているみたいに、目の前の光景はわたしになにも応えてくれなくなった。何をどうしたら正解なのか、どうしようどうしようと悩み続けた末にその苦しさを世界のほうが背負ってしまったのかもしれない。うつくしいという言葉に収まりきれずに溢れでて、胸をぎゅうっと締め付けるもの。瞬きを忘れるくらいにずっと見ていたいと思えるもの。一切のものを捨ててでもいいからその気高さに近付いたいと願わずにはいられないもの。そういった、どうしても拭えない不安感をやさしく抱き締めてくれる愛がほんとうは色々なところにあるはずなのに、以前に美しいと思っていたものをもう同じように美しいと思えない。花というのは揺り籠から墓場まで人の生活を彩るものだ、というようなことを太宰治が書いていた。「孤独は花だから。美しいものを寂しくしないように、そのまま纏えるほどの強さを身につけていけますように」 と綺麗な言葉で文章を終わることができない。不完全でも愛してください。底無しの未来に水をあげて。
無題
ここ四日間くらい先週の頑張りが底をついたのかぐったりしてしまって勉強にあまり手がつかない。殺してほしい。まいにち死にたい。がんばっても報われないひとだっているし、大して頑張らなくてもおいしいとこを掻っ攫っていくことができる人もいるんだろうなとおもうと泣いちゃう。東京という概念が巨大化して人を貪っている。東京って、日本ってこんなに高校生いたんだ、と思う。餌にされてしまうことの恐怖を突きつけられている。だれかの優越感を満たすための餌としてその努力を利用されてしまう未来がみえる、こんなこと言ったらまた考えすぎだってみんなに怒られちゃうけど。風が吹かないとその音がわからない風鈴みたいにわたしのなかのいちばん美しいところも、もしかしたら誰かに傷つけられて大きくその心を揺さぶられるまでわからないのかもしれないなんて気休めにぼんやり考える。夏という言葉が都合よくあちらこちらで使われるようになって、ぜんぶみんな夏のせいにするようになったから、たぶんもうほんとうの夏はもうやってこない。夏は遠くて遠くて悲しいくらいに鮮やかで到底手の届かないモノだと信じていたかった、それが今やだれかの快楽の理由付けにされてしまっているのだからもっと惨め。わたしがこうして夏を文章のネタにしているのと同じくらい惨め。おかあさんが泣いている姿とか勉強を理由にインスタグラムを更新しない友人の笑顔とか彼氏がわたしを抱きしめるときのつよさとか、そういうだれも知らないであろうものの美しさを、わたしだけが一瞬ひらりとわかるとき、そういうのがほんもののしあわせなんだろうと思う。もうあと半年とちょっと経ってしまえばわたしのこれからの人生の枠組みはもうほとんど決まった、という体で毎日がすすんでいく。日本は学歴社会だから大学名は重要だよと声を揃えて言われ続けて、今でもまだその現実を黒く塗りつぶして無かったことにしている。はやくぜんぶ死んじゃえばいい。アーメン。
魔法のトンネル
18歳になりました、という投稿をするつもりだったけれど、合間合間に想いの丈を綴っているうちに月を跨いでしまった。この期に及んで未だ梅雨を引きずっているかんじの毎日で、最後に晴れた日がいつだったかも忘れた。君のいない世界なんて夏休みのない8月のようだ、といつか野田洋次郎が歌っていたのを思い出して現実になりつつある言葉の並びに少しどきりとする。大学受験まであと半年くらい。アルコールでささくれが目立つ指。これから1年後、自分の居場所を全く想像できないことに対して残る不安感。この一年の間でとても大切な人ができて、その人が居るから今年はだれかと祝福メッセージやプレゼントの数を比べて露骨に落ち込むこともなかった。こんなままではいけないと思うけれど、これでもかというほど甘えてしまう。彼から電話がかかってこないまま気がついたら零時、開きっぱなしの参考書。ベッドから机の上の山を見あげる。もう流れるような文章も書けなくなった。ただ、机元を照らすためだけに付けた光が部屋中に行き届きすべてのものを露わにするように、自分のために費やした諦めとかいう努力がいつか私の人生全体を明るく縁取りますように。そう期待することしかできない。
朝、きまってこの時期の朝の。とりわけまぶたが重くて視界がぼやけているとき、雨音と扇風機の回転音の違いを聞き分けられないままなんだかもう一度眠ってしまいたくなる感覚になる。自分の憂鬱な気持ちをすべて代弁してくれているかのように完璧な美しさを崩すことなく泣いてくれる空、ずっと梅雨が好きだった。17歳。強いのか弱いの���わからない外圧をずっと肌身に感じながらも良くここまで頑張れてこれたと思う。強まったり弱まったりを繰り返しながら着実にわたしの内側を蝕んでいくもの。どんな記憶であれ時間が経てば薄れていってしまい、曖昧に濁した言葉でしか文章を綴れない。降って、降って、降りつもってゆくのはけして愛や幸せではなかった。幸せが一方で加速させる理想や願望、それによる劣等感、幸せでなくなる恐怖、あるいは幸福それ自体への疑いも、ぜんぶずっと祈っていればいつか大丈夫になるとおもっていた。そうした形での正しさしか知らなかった。
歳を重ねるにつれて特別なものが増えていくけれど、それらはなにもさいしょから特別だったわけじゃなくて、くるしくなったり嬉しくなったりするたびに複雑に絡まっていたものの辻褄があって少しずつ真っ直ぐな一本の線になっていく感覚に近い。最初はちいさな不幸から始まったことが最後にはたくさんの愛に囲まれて光になっていくと半年前ちょうど失恋したあとに書いた。たぶんきっとそういうことだとおもう。そういうことだとおもいたい。消化しきれない劣等感を抱えながら、それでもそれをだれかの優越感の餌にされてしまうのが気持ち悪くていつも満足げに振る舞っていた。小学6年生の頃、布団に包まって壁に手を当てながら(世界のどこにいても良いから今だけ運命の男の子が壁の向こう側で同じように手を合わせてくれていたらいいのにな、)とか祈っていた。アスファルトに浮かぶ白線が血脈のように都市に光を流し込んでいく、わたしはひとりで遠くまでこれるようになった。
誕生日当日、晴れた土曜日。
だれもわたしのことを知らないということがいちばん幸せだった。
となりには愛おしい恋人がいて、いっしょにタピオカを飲んだり服をみたり歌を歌ったりした。街中ですれ違う人はだれもわたしがブログをやってるなんて思わないし、人生で殆どはじめてに近いことをしているとも思わない。そういうのってとても気持ちが楽で良いなと思った。信頼している人たちに過度に期待をされること、責任を半分こするのに疲れてしまった。一緒に悪者になってほしかった。わたしがなにをしても、それがいちばん正しいことかのように大丈夫だよと諭してくれるだけで、それは救いになれるはずだった。おかあさんに喜んで欲しいから、友達に見限られたくないから、だれにも落胆されたくないから、とかいう言い分を勝手に作って勝手にくるしんでいる。ほんとうは静かでいられる関係性が好きだけれど学校の友人はみんなはしゃぐのが好きだから求められているものをそれらしく纏う。両親は善良な人だけれど時折意味不明な束縛をするので面倒くさい、わたしも普通の日本人の女の子みたいに生きてみたかったと思ってしまうことにすら罪悪感を感じる。信仰というのはとても美しい行為だと思うけれど、本来は人を救うはずであるものが「救われる」「罰せられる」という境界線においてときどき人をひどく苦しめてしまうのでとても扱いにくい。救いを見出すはずの宗教によって苦しめられるのはちがうよ、と友達に言われたことがある。大学生になったらぜったい一人暮らしをしたいとおもった。伸ばせと言われ続けてきた髪も思い切り切りたいし、慎ましいふりをするのもやめたい。わたしほんとうは男の子に抱きしめられたこともあるの。けれどそんなことを言えば両親をがっかりさせてしまうから、遠いところで一人で植物とか猫とかに囲まれてひっそりと生きていたい。
かみさまに対する信仰心が薄れても、小さな嘘に罪悪感を覚えなくなっても、男の子と関係性を持ったことがなかった自分自身を忘れても、文章が書けなくなっても、友達と疎遠になってしまっても、病気で人がたくさん死んでも、普通に生活が続いていくことにときおり悲しくなる。それくらいわたしは案外どうでも良いとおもってることが多いんだと感じてもっと悲しくなる。あっちへいったり、こっちへきたり、あるいは戻ったり、そういうのを繰り返していたら、もう戻れないところまできてしまったみたい。あるかどうかも分からない未来のことや、だれかとその過去を背比べしてそれに一喜一憂していたこと、ぜんぶだいじょうぶになればいいなとおもう。ぜんぶ抱きしめてぜんぶ愛してあげられたらどんなにいいだろうとおもう。わたしには愛しているものが沢山あるし、わたしもだれかにきっと愛されている。最近見かけなかったので死んだのかなと思っていた野良猫を今朝ひさしぶりに見かけて胸がきゅうっとなった。汚いものに沢山触れてきたわたしの手はもう美しい手じゃないけどそんな手のひらの中でも心地良さそうに包まれているちいさなその頭が愛おしくてなんども撫でる。純粋でなくなってしまうのがずっとこわかった。ううん。たぶん純粋だと思われなくなってしまうのがこわかった。
続きを書きたいけどあしたも学校があって、さすがにちょっとねむい。悪者になっても大丈夫だから、わたしはわたしのそばにいるし、君のそばにはわたしの愛してるきみがいるからだいじょうぶ。特定の誰かじゃないよ、みんなが幸せになれますように。
n(atsu)
線路が控えめな緑に縁取られていて夏を感じた。でんしゃがいつもより大きく揺れるな、とおもった。ひさしぶりに乗るから余計にそう感じるのか、ほんとうにいつもより大きく揺れているのかは良くわからなかった。塾へ着いたら体温検査をされた。世の中の非現実味は薄れていくけれど、それでもやっぱりまだどこかふわふわしているかんじがする。ふわふわ、という言葉は抽象度が高くて便利だと思う。白黒はっきりつけることで正義を実感している人間って意外と多いのかもしれないし、わたしも気付いていないだけで実際はそういうところがあるのかもしれない。燕が雛に餌をやっている様子と、健気に咲いている向日葵と、それに加えてマスクの内側の皮膚が熱気を帯びていく感覚。去年、男の子と花火を見に行って、わたしの中での鮮度の高い美しい夏はそこでずっと止まっている、あるいはもうほとんど完結されたようなかんじ。塾が終わってから本屋へ寄ると、同い年くらいの背の高い男の子が絵馬の形をした紙に合格祈願を書いてちいさな箱へ投じていた。わたしも流されてペンと紙を持ったけれど、多神教じゃないんだよなあと思ってやめた。わたしはわたしが信じている神様にもまだこわくて合格できますようになんて言えていない。いつだってこわいものから救ってくれるものが神様なのに、自分勝手に生きていながら窮地に追い込まれたときだけ救いを求めるのは割りが合わないと思う。好きな人と一緒に昼間から眠りたい。神聖な場所で祝福された心を持つ人に祈りを唱えてもらいたい。突然変異で雪が降ってほしい。騒音の全てを吸収して、それで全てなかったことかのように水になって溶けていってしまうの。指輪が欲しい。細いやつ、宝石はなくていいし装飾もなくて良いから。涙を拭う手に宿る愛があれば、だれかにゆるされたという証が指にあれば、虚無感を紛らわせるための画面スクロールも、劣等感を埋めるために耳触りの良い言葉を連ねる必要性も、不確かな焦りも薄まるかもしれない。というのも最近また得体の知れないストレスに悩まされていて、今日もすこしだけ泣いてしまった。すべてあなたの心の持ちようで変わるの、薬はなにも解決してくれないよ、と母にはそう言われて、それでもっとかなしくなった。そういうことじゃないの。模試を受けるにしても勉強した量に等しい成績が出なかったら、とか、到達点は同じでもそこまでの努力の過程に差があるだけで劣等感をかんじてしまう。まいにち頑張りたいのに思うように脳みそとからだが動かなくて悶えている。わたしは自分を高めることで自分は大切に扱われるべき美しい人間なのだという確信が欲しいだけで、それほどまでにきっとわたしの内側にある自分への愛や期待値というのは年齢とともに他人任せになっていって、諦めや、未来の自分の幸せに対する責任を負いきれないという言い訳や、ときおり世界から拒絶をされているかのように感じられた幼い頃の傷ついたこころがぜんぶガチガチに固まったしこりのようなものがずっとあるみたい。もっと自分で自分のことを愛してあげられますように。今、世界ではいろいろなことが起きていて、それに対して声をあげないという選択が道徳的ではないと非難されてしまうことがあるらしいけれど、関心を持たないということもひとつの意味のある心の持ちようだし、それをやさしさと捉える人もいるのに、とてもやりきれない。恋人が「みんなつらいけど、ありじはつらいの」と言ってくれたことがとても救いだった。だれかの不幸と自分の不幸を秤にかけるということにやっぱりわたしはある種の違和感を覚えるし、たとえそこに差があっても自分のことを放棄してまでだれかのために立ち上がることは少しちがうと思う。そうして切り捨てたものが何らかの拍子にいつか今度は自分自身を殺すかもしれないし、自分の身近で大切な人を傷つけるかもしれないし。わたしはわたしを取り巻く世界をたいせつにできたらいいなと思う。足取りが軽くなれば、もっと遠くへといけるでしょう。だいすきなひとが苦しんでいたらすぐに駆けつけられるし、わたしはそういう風に愛される女の子になりたいから沢山のことを頑張っている。月が変わったのでカレンダーをめくったら、「涙は人生のお師匠さん」という言葉の周りにたくさんの滴のイラストが描かれていた。扇風機をつけると、紙がパタパタ揺れる。がんばる。わたしの愛する人たちが沢山愛されますように。
どれほど遠いところに行こうと試みても
どこか気持ちがもやもやしてやりきれなかったので少しばかり走りに行こうと洗面所の前に立ってコンタクトレンズをつける。泣くまいとしていたけれど、使用期限切れだとも知らずにレンズを瞳に上にのせた瞬間、意志とは関係なく勝手になみだがぼろぼろでてきて焦る。ずっと我慢していた涙ももしかしたらそのなかに紛れていたのかもしれない、濡れた睫毛やすこし充血した白目を見るといつもどこかほっとした。
世界は絶えず美しくて、じぶんなんかがその大きな器の中で堂々と情けない顔をしているというのがなんだか滑稽に思えてきた、と昨日は日記に書いたけどやっぱりそう思えない。うまれる、しぬ、という表現がコピーペーストされてできた世界線。どうしてもくるしくなってしまう、くるしいものを見ないようにと目に覆いを被せて生きているからたまに世界を直視したときにあまりの眩しさになにもみえなくなってしまう。
結局のところ、きっとわたしはなににでもなれるし、なににでもなれた。わたしはわたしが望みさえすれば、家をでてい��ことも、うまれながらにして与えられた名前を捨てることも、今つながりを保っている関係性を断つことも、信仰を捨てることも、自分のからだを誰かに売ることも、求められてそれに応えることも、アカウントを削除することも、つらい勉強に身を投じることなく大学に行くことも、自分自身やそれに関係する人々をきずつけることもできてしまう。その可能性についてぼんやりかんがえていた。
考えてみればあまりにも不安定なわたしは、なににでもなってしまいかねない自分というものとずっと一緒にあるいてきたように思う。自分というものの一部をわざと切り離してあえて失うことを選んだり、あるいは舐められないよう努力をして立派なものに築きあげたりする過程でしか自分が自分であることをたしかめられなかった。欲を我慢しなさい、謙虚な姿勢で生きていきなさい、と幼い頃から教えられてきたことの反動がまさに今起きていてつらい。人間は生まれたままの姿こそもっとも美しい、醜い人間というのはひとりもいなくて、そしてだれもが平等に愛されるに値する、といった程度の言葉ではこの漠然とした不安感は解消されなくなってしまった。
あなたがいちばん大切にしていて、且つあなたをあなたらしくさせているものはなに?という質問をともだちがインスタグラムで公開して回答を募集していた。わたしは今までずっと恋愛をすることでしか自分を保てなかったの、という彼女の文句もまた同様に等しくまぶしいものだということに当人は気付いていないかもしれない。膨大な情報のなかで、なにをほんとうに掬いとるべきなのかわからずにいつまで彷徨い続けるのだろうかという不安を抱えている。たすけてほしい。毎晩、たすけて、たすけて、と寝る前に心の中で念じるようにしていて、そうして眠りにつくとなんだかほんとうにたすかったような感じがする。
というのも、なんとなく、という世界線を生きること自体あまりに物事を都合よく解釈していていらいらするので、とうとうまともに祈ることすらできなくなってしまったのだ。はずかしい。わたしは決して善良な人間ではないのに、善良な人間の中で同じ言葉を唱えていることに一種のはずかしさ��覚える。
無題
一年前までは、死ね、クソ、うざ、という言葉にほんとうに値する人間や事物などなくて、物事のすべては捉え方なのだと、主観で世界の全てを決めつけてはいけない、美しくいなければいけない、という考えがあったからわたしはほんとうに一度もそういった言葉を使わなかったし使えなかった。それなのに今や抵抗が少なくなってしまって思いたくなくても大事な人たちにいらっとしたときや精神が弱っているときに反射的に汚い言葉が脳裏に浮かんでしまってやりきれない。過去をふり返るとき、その足跡がどれだけ美しくても、長く歩き続けてきたとしても、結局その先にあるのが地獄だったら意味がないでしょう。
外に出ても風は一切吹いていなかった。頬に染み付いたなみだの生温さは消えず、水面の揺れもしずかだったので川が川じゃなくてアスファルトみたいに冷たく感じられて、音もない夜にわたしは勝手にひとりぽつんと取り残されてる感覚だった。
それでも良いこともあった。このあいだ、雨が降った日にふとした好奇心で自分のうまれた日の天候を調べたら、わたしがうまれたその日も東京では雨が降っていたらしいとわかったこと。たくさんの雨粒のなかにも一粒くらい当時のものも紛れているのかなあ、と思った。たとえ同じ形をしたものが数多くあっても、情報量の多さのなかで下敷きになってしまうようなほんの些細なことでも、わたしはわたしのことを愛してくれているものをがんばって見つけ出したい。そしてそう思っているのと同じくらい、同時に心の奥のほうでは常にだれかに見つけて欲しいと思っている。わたしが失ってしまったわたしの美しさを見つけてほしい。もう誰にも傷付けられないように。もう自分のことを傷つけなくて済むように。愛せますように。
無題
あ〜もうわたしなんも勝てないな〜って思って泣きそう。勝てないものがおおすぎる。受験生なのに自分の欲に打ち勝って勉強に励むことすら怠ってしまって、他人と比べることでしか自分を測れないからだれかが頑張っているすがたをみても素直に応援できない自分がいてくやしい。みんな守りたいものをちゃんと守って、それをつよみにしているのに、わたしはなにかを失うことでしか自分が満たされていたことを実感できなかった。捨ててしまった欠片をひとつひとつ集めようと、かがんで地面を這っている惨めな姿を誰かに見られたらどうしよう。だれよりもきらきらした世界をしっているつもりで、かみさまからも愛されているつもりで、たくさんの人がずっとそばで応援してくれていることに対してそれ相応の結果や愛を返せているつもりだった。だけどぜんぜんそんなことなかった、そんなことなかったのにそれでも絶えず世界も人も優しくて美しくて眩しくて純度が高いので薄汚れた言葉をもってしまったわたしにはもう直視できないんじゃないかと挑戦することすらこわくてできない。わたしの写真や文章がだれかに良い影響を与えていたらそれはうれしいけど、それでわたしだけのものだったわたしの一部が他の誰かのものになってしまうのは少しだけ悔しい。ブルースクリーン越しに奪うこと、奪われることに慣れてしまった。わたしは結局わたしだけみてほしいと思っていて、それがわたしの幼さで弱さなのだと思う。弱さも強さも武器になるうるけど、ほんとうに強い人はちゃんと矛先を向ける対象を選ぶことができるから目の前の道をどんどん拓いていけるけど、弱いままのわたしはずっと自分の胸に矛先を向けているからだめで、自分を窮地に追い込んではじめて大切なものに気がつくことができる。「わたしが失ってしまったものをありじちゃんは大切にしていてすごいと思うし、これからもそれを守り抜いてほしい」とメッセージをいただいたことがあるけど、わたしが彼女の立場だったら同じようなことは決して言えないだろうと思う。きっと、ずるいなあ、と思ってしまう。ずるい。わたしもあなたみたいになりたかった、と。なりたい自分に到達できずに足掻いている途中であたらしい自分が形成されたとして、それはむしろなりたい自分とは真逆な人間なわけだから、その歪さを美しいと褒められても全くうれしいと思えない。やっぱりでも今日だけ美しいといってほしい。今日だけ慰めてほしい。そろそろぴえんって言葉つかっちゃいそう。
愛?
さいきん日常の何気ない瞬間において、いいなあ、とたくさん感じたけどその都度いちいちメモに起こしていないので内容はほとんどわすれた。なのでブログを更新できないし、あと二ヶ月も経たぬうちに十八になってしまうからせめて可愛げのあることなんかを少しくらい書きたかったのに状況が状況なので仕方ない。毎朝オンラインで出席確認があるんだけど昨日は二度寝して出られなかったし、このあいだ試しに大学の過去問を解いたら点数はだめだめだった。一日だけ夜に恋人に電話で弾き語りをしてあげた。ぜんぶ壊れちゃうならさいしょから手を伸ばさなきゃよかったってことを話したら、あのね、ちがうの、持っていたっていう事実がとてもたいせつなの、さいしょから持ってるのと持ってないのじゃちがうでしょ?わかる?と諭された。そうかもしれない。怠惰に怠惰を上書きするように生きている。こめかみに銃口を押し付けられて脅され怯えるようにして、つきまとってくる色々な事実から目を背けている。こんな具合に漠然とした不安感がうんぬんかんぬんとダラダラ書いているけどほんとうはそれなりに幸せで充実した生活をしているからいつかバチが当たってしまいそう。歳上の彼氏と別れた友達の女の子が、今頃煙草でわたしの肝臓ぼろぼろなんだろうなあ、もっと自分のことを大事にしてあげたかった、と裏垢で溢していたけど、きっと彼女にだって彼の影響で自分のモノが形を変えていく過程に幸福を覚えていた瞬間もそれ自体に救われたこともあったんだと思う。ただ薄暗くふちをなぞっていかないと未来への期待値があまりにも高すぎて落とし穴にハマってしまいそうでこわいからみんな可哀想ぶっている。たぶんどこにも事実なんていうものはほんとは存在などしていなくて、みんなが情報を選んだり捨てたりしているだけで、人間が数値にしたり名前をつけたりしながら記録をしているだけで、何もかもを取っ払ったら、あ、でも、そうなったらわたしはどうなっちゃうんだろう、なんてことをずっとぼんやり考えている。二か月くらい前にだいすきな友達といっしょに塾へと向かう道を歩きながら、わたしたち卒業までにいつか絶対この道で泣くと思うって笑いながら話していた。今ごろ存在していたかもしれない日と流していたかもしれない涙とあったかもしれない出逢い。そういうので世界が動いているのかもしれないと思うと心がふにゃあってなって泣きそうになる。この足を踏んでいるところのずっと奥に埋れてしまったいくつもの歴史に救われている。その後、小さなレストランで二人分のサンドイッチを頼んだ。ずっと憧れていた女の子にはやっぱりなれなかった。一度「憧れの女の子のフリをする」アカウントをつくろうとしたけど苦しくなってやめた。新作の化粧品と知恵袋での大学受験生の相談事と参考書のレビュー調べだけでほとんど埋まっている検索履歴欄の隅っこに追いやられてしまったいちばん綺麗なわたしを誰かに拾って欲しかった。少しくらい未来をあきらめても人生は終了しないけど単純にそこでわたしの自己肯定感は終了するし、わたしがいちばん大事にしたかったわたしも死んじゃうから、ねえ、わたしは大好きなみんなのことも自分のことも美しさを表現することもぜんぶあきらめないからみんなもわたしのことあきらめないでってインスタの裏垢に書いたあと、電気を消して寝た。許されない愛だけが輝いている。ずっと輝いている。いつか校庭を一面石灰の白に染めて北国の雪景色みたいにして、雨で偽物の冬が消えてしまう前にわたしたちは濡れながらキスをするの。安っぽい映画みたいに物語の順番をぐちゃぐちゃにして今よりももっときれいなところに走っていきたい。“なにも決定的なことが起きていないようなのに、いつしか死が準備されてしまっている、日常という戦場” において、好きな人にお願いだから死なないで、一人にしないで、と一方的に伝える行為がとても無責任だということだとはわかっているけど、ただ、それがわたしの知っている方法の中でいちばん確実にあなたの心を殺せるものだからゆるしてほしいと思った。しんだら身体の隅々まで洗って、痛かったところを撫でて、さいごにわたしの名前の由来になっている花の香りを墓石につけてあげる。あなたの歪みにはじめて触れた日、わたしはあなたのいちばん美しいところをみたようなかんじがして、それがとくべつで嬉しかった。まるかったり、とがっていたり、硬かったり、やわらかかったり、ざらざらしてたり、さらさらしてたりするの。生きているだけで美しいという言葉はみんな戯言だと笑って受け流すのに、しぬことになると急になんか真面目な顔をするからやになっちゃうよね。写真を撮ることを知らなかった頃のわたしはたぶんほんとうの写真家だったし、まだロックミュージックを知らなかった頃、わたしのロックスターはずっとわたしでしかなかったし、文学を知らなかった頃に感じていた世界とおなじ色合いの世界をわたしはもう見れない。そういうものだから、もしかしたら死ぬことなんて知らなかった頃、わたしたちもずっと死んでいたのかもしれない。それでたぶん今でもその頃の残像が残ってるのかもしれない。逃げて逃げて逃げた先で待っているから、そこでまた逢えますように。
無題
あこがれている女の子たちがみんな色白で華奢なことにむかついている。だれかを真似して美味しいところだけを盗むことは誰にでも出来るんだけど、でもそうじゃなくて、彼女たちがもっているものは彼女たちにしかもつことを許されていない域にある圧倒的なものだからくやしくて泣いてる。その子たちがフォローしているアカウントを全部フォローしたら同じ世界を見れるかもと思ったけどやめた。きっとわたしよりもいろんなものを見て感じて聞いて愛してたくさん傷ついてきたんだろうなあ、と思う。自分と向き合うのはとてもくるしくて、美しいものに触れることで浮き彫りになる絶望もまたするどくて、それでも躊躇いなく自分の内側にあるものを外にだして整えてまたぐちゃぐちゃにしていくの。そういう工程を何度もじっくりしずかにしてきたのかもしれない。お世辞にも美しいとは言えないものでも、美しい人がすればそれはたちまちに美しくなってしまう。ずるいなあ、十七年かけて見つけたものが諦めとかいう単なる逃げだとしたらやりきれない。頑張れるかなあ、がんばりたいなあ、って言うのたぶん二千回くらい繰り返しているけれど、こんなわたしもすこしずつちゃんと踏み出していて、前に比べたら痩せてメイクもするようになって結構垢抜けたし、何も書けないと言いながら泣き喚いてブログのアカウントを消すこともなくなった。ワンクリックで消えてしまった昔のわたしの言葉には相応の墓場もないけれど、だれかの支えや救いやたのしみになれたことが嬉しい。文章なんて手軽なもので誰でも書けるものだけど、誰でも、の中で、わたしのを読んでくれている人がいるのだという事実がうれしい。きっとでも綺麗事抜きでほんとうはだれでも特別で、特別じゃない人はいないんだろうけど、すべて目に見える数字として統計されてしまう今だからこそ他人からの評価やさまざまな人たちからの好意や自分は愛されているのだという確信の多さがそのひとの輪郭をなぞって、より濃くして、いわゆる個性と呼ばれる類のものを形成していくのかもしれない。くやしいし皮肉だけどそれを掻き分けていくのが、生きるということかもしれないし、あるいは自傷行為なのかもしれないし、わかんないけどわたしだけは自分の味方であれるように努力していけたらと思う。たとえ負け犬でも遠吠えできる余裕と気力があるうちはまだ勝ってる、たぶん
無題
きのう、河原まで自転車で走った。昼間の明るい時間帯に行くのはとても久しぶりだった。最近はストレスで奇行に走る人がいるらしいから夜に外に出るのはやめて、と母に言われた。テレビをつけてもスマートフォンのスクリーンをいくらスクロールしても、そこに有るのは饒舌に討論を繰り返す人間と、それに対する第三者からの警告、といったような感じだし、鬱々としていたのでちょうど良かったかもしれない。運動用にだぼっとしたパーカーを着て、弟のサドルがすこし硬い自転車を借りた。前方から吹いてくる強い風に服がぴたっと身体に張り付くので、はずかしくなってペダルを踏む力を強くする。桜の木はもうどこにも見��たらず、小さな花びらだけがコンクリート上にまばらに散らばっていた。空は青くて、高くて、鳥が群れてそこを飛んでいて、それをわたしが見ていて、だけどわたしのことは誰も知らないの。そしてわたしだって誰のことも知らない。その事実がいちばんやさしくて、それでいていちばん淋しいから美しいと思う。川の水面が光を受けてきらきらと煌めいているのを眺めるのが好き。光りの粒がたくさんあって、見る場所によってそれが大きくなったり小さくなったり近くなったり遠くなったりしてかわいいの。昼間は白く光るのに、夕方になると今度はピンク色になったり朱色になったりするからもっとかわいい。塔屋看板にペンキを塗装する業者の人。頭上を走るモノレール。走る犬。投げられたフリスビー、野球ボール。ふうっと口をすぼめてたんぽぽの綿毛を飛ばす子どもたち。うっすら川のにおいがして、うれしくなって少しのあいだ草原の上に横になった。草ってこんな柔らかいんだって思った。オレンジ色ってこんなにオレンジ色だったんだ、とか、鳥が一斉に空へ飛び立つときにパタパタと羽根の動く音が聞こえて、しゃぼん玉が弾ける瞬間にせっけんの匂いがして、英単語帳をしばらく眺めていたんだけどすぐに閉じて空のずっと奥の方をみてた。いつもはうざったい太陽の残像でさえ愛おしく思えてしまうなあ、どうなるんだろうなあ、これから、って思った。わたしが掬い取っている現実はきっとほんとうの世界のほんの一部でしかないから、救われますようになんて偉そうなことは言えない。だけど、たかが数日間外に出ていなかっただけなのに一人でこんなにも大袈裟に感動している。すこしくらい見返りを求めてもいい気がしてくる。
頭ぐわんぐわんする
現実に翻弄されている人間を嘲笑うかのようにして桜が我関せずと言わんばかりに堂々と咲き誇っているので、なんだかすこしだけ愉快な気持ちになった。白い四角形を顔の表面に貼り付けながら、それでも歩く足を止めない人間の行く末をかんがえると何もかもがいやになってしまうけれど絶望の輪郭をみんなでかじって食べていけば、なんとも名付けようのない不器用な形をした詩のような世界ができあがるのかもしれない。今日くそみたいなじじいがくそみたいな眼差しでこちらをみてきたので睨み返してやったんだけど、どれだけそうして自分の弱さを繕うように強がっていても彼には変わらずに愛するものがあって彼を救いにしている人もたくさんいて、そのことがなんだか、それだけがなんだかそのときのわたしの苛立ちの唯一の誤魔化しだった。だからわたしは彼を刺殺さないし、彼もわたしを殴り倒さない。そういうのって、大事なんだろうなあと思いながら電車の広告の文字を追っている。ちなみになにも頭には入ってこない。あたたかい毛布にくるまっていると誰かに抱きしめられているかんじがするから心地がよくて、すこしだけ唇を尖らせる真似をする。まぶたをあと何回閉じれば。何回綴じれば。いいんですか。コンクリートジャングルと自転車のサドルとスカイツリーの心臓。あ、と思う頃にはもうすでに全てが遅くなっていて後悔をするけど、あ、と再び思うと今度は以前のそれよりもより大きな幸せに満たされていることに気がつく。竹刀を持った少年たちが夜になると川辺に集まっていつもその刀を縦に振っている。わたしはたいして歌を歌うことも上手ではないし、勉強も大してできないし、顔だって凸凹している。けれどそれでも真っ直ぐに生きていけるかな。生きていきたいね。終末感の漂う世界をみることで、わたしは独りですこしだけ安心できた。終りがあることに赦される。本当は衝動のまま洗面所にあるハサミで髪の毛を思い切り切ってみたいし、派手な髪色にして東京の真ん中を歩きたい。それでも晴れることのない憂鬱を自分の中の非道徳的な理想に想いを馳せることで誤魔化してみたり、寂しいと思わなくても好きな人を自分の家に泊めて隣でぴったりからだを重ねながら長い夜を過ごしたい。そういうのをだらだらとしたいだけなのに、そういうのをするのにも勇気や妥協や諦めが必要らしい。がんばるよ。すこしずつ。
無題
まいにち予備校の自習室にいっていたら、自習室でしか勉強したくないからだになった。いままで宗教上の理由で髪の毛を隠してきたけど、大学生になったらボブにして染めて街を堂々と歩いてみたい、し、そうしてみる。たくさんあそびたい、だれになにをどう言われようと自分のしたかったことを一つずつしていきたい。親といっしょに暮らしていたら、わたしの「非」はぜんぶ彼らの責任になってしまうけど(これもちょっとおかしい話だけどそう考えている人は多いみたい)一人で暮らしだとわたしのしたことは全部わたしの責任になるらしいので、最近は常に逃げ出したい。思春期や若さを理由にしてどこか遠くへ逃げてしまうことは何もわるくない。ぜんぜんわるくない。寧ろそうするべきだ��も思っている。一度離れ離れになることで���めて気付かされることや見えてくるものなんてたくさんあるし、それに加えて黒猫を相棒に迎えいれることがきまって、その子といっしょにふたりで(猫だから「人」ではないけど)暮らすことが決まったのでどきどきしている。もう失うものはない気がして、でもそれは自分がなにも持っていないからではなくて、幸せなことにたくさんのものを持っているからだということに最近気がつきました。毎日走ろうと思ってる、思ってるというか走っている。たくさんがんばって可愛くなるので、そのときがきたら誰かデートしてね
無題
つまらない文章しか書けなくなった。いや、そんなことはないんだけど、もしかしたら面白い文章を書かなくちゃと思うことがなくなっただけなのかもしれないけど、それでも書かずにはいられないほど心を動かされるものとかそれをさせてしまうくらいにわたしの大切なものをかき乱した嵐のような愛とか、水みたいにさらさらしてる美しい光景の数々とか、光とか風とか、なんかそういうの、そういうのに自分のからだとかこころを預けるのがこわくなってしまった。あっちへいったりこっちへいったり、そうしているうちに自分を見失いそうでこわい。だけど反面、もう自分のことで苦しまなくていいようにいっそのこと自分の存在とは程遠いなにかに染まってしまいたい。自分らしい自分なんて本当は存在しないのだとわかっていながらもそういったくだらない不安感をおぼえてしまう。というのも、たくさんの言葉とか音楽に触れているうちに、どんどん自分が感化に感化を重ねて変わっていっているのが自分でもわかっていて、だからもう昔書いていた文章は書けないし、昔捉えていた景色の感触も思い出せない。わたしが考えていることはすでに誰かが思いついていることで、でもだからといってその価値が下がるとかそういうことではないんだけど、時折それがすごくさみしくなる。なにかを表現することで、表現したくないなにかを誤魔化してきた自分が浮き彫りにされているようでとてもくるしくなる。ほんとうのわたしを認めてほしい、などと思うけど、同時にわたしのなにが貴様にわかるんだ、とも思う。自分のほんとうはどうしたいのかという気持ちをうまく掬いとってあげられないのがくやしい。思春期ってそういうものなのかなあ、こうやってぐるぐる変な渦に巻き込まれて、いつも自分だけど自分ではないなにかとすれすれになりながらもがいている。いちばん近いはずなのに、いちばん掴めない。なのに影みたいにしてどこまでもひっついてくるので厄介で。むかしの自分かもしれないし、認めたくない自分かもしれない。いずれにせよ、世界に翻弄されがちな自分の絶望や幸福を言葉や写真などに起こして大袈裟にしてみせる一連の行為に疲れてしまった。わたしはわたしに自分のことを認めてさせてあげたかったのだと思う。あなたの感じていることは言葉にされるに値することだと、慰めてあげたかったのだと。でも今はこうして文章を書くことで、言葉に残さなかったなにかが消えてしまいそうでこわいと思ってる。写真を撮ることで、写真に残さなかったなにかを裏切るような感じがしてこわい。それともそれはただ口実で、ほんとうはほんとうに一切のことに無関心になってしまったのかなあ。全てのことをどうでもいいと投げやりにしてしまうことで、失うものを少なくしたかったのかもしれない。そうすることがずっと強さだと思ってたけど、今もそう思っているところはあるけど、誰かにわたしのぜんぶを決めて欲しいなと思うけど、でも自分でちゃんとえらんでいきたいね。突き抜けたわたしの弱さを、考えすぎたよという言葉で突き放すひとたちはいたけど、それをわたしのいちばんの強さだと肯定してくれたひとは少なかった。考えすぎてしまうこと一般的にみていいことではないかもしれない。たしかにわたしは考えることで現実から目を背けているし、考えることであたかも自分が真っ当に生きていることを正当化しているし、考えることであなたに連絡したい気持ちやあなたに抱いてほしい気持ちを誤魔化しているけどそれがなんかいいなあっておもう。それがなんか、ちょっと可愛いというか、なんか人間味に溢れて嫌いになれない。ぐだぐだ空白を消費しているうちに、どうにもやりきれなくなって深夜にワンピース一枚でそとへ飛びだしたことがあって、そのとき足のくるぶしから太ももの内側へとひっつく夜の風のつめたさに今も慰められている。変わりたくない、と思うけど変わっていく自分を受け止めてあげられるだけの気持ちの余裕やそのかわりになにかを手放す強さとかそういうのを育てていかなくちゃいけないのだと思う。ちょっとだけかなしいけど、もしかしたらそれができた頃には、また遠い昔に出会えていた感動にまたはじめて「あたらしく」出会えるかもしれないと思うとちょっと頑張ってみようという気持ちになる。長々書いたけど自分でも一貫性がないことにくすりとしてしまう。ただの自分語り、あとでたぶん消しちゃうのでこれを読めた人はラッキー。あしたいいことがあるかもしれないね。
無題
ふわふわと遠いどこかを彷徨っているかんじで、それがちょっとだけ気持ち良かったり、気持ち悪かったり、こわかったり、かなしかったりした。一日中そんな調子だったのでひどくつかれた。わけわからないウイルスのせいで色々な部活の大会や練習が取りやめになった。期末試験もなくなって、これから空白の一か月間。放課後あちこちからだれかのすすり泣きとそれを優しく諭す声がきこえてきて、わたしは失うものなどなにもないのに、なにかを失ったような気分で、これを書いている今でさえ少し泣きそうで指が震えている。頑張って頑張ってさいごまで努力を続けてきたのに、こんなにも呆気なく終わってしまったことが悲しい。このままドミノ倒しみたいにたくさんの報道が、たくさんのだれかの涙が、自分の知らないところで募り続けていくことをかんがえただけでなんだか胸が空っぽになる。大した努力をしていないわたしが悲しむようなことでもないのかもしれないけど、それでもわたしは努力をしている友達の姿がだいすきだし、みんなの泣いている姿をみるのがつらかった。反面、涙を流せるほどの熱量をなにかに注いだ覚えもないことが余計にこころを空っぽにさせた。すこしだけ、この、世界がゆるやかにくずれていく様子に好奇心を覚えて胸が高鳴った瞬間もあったけど、やっぱりもっと美しいのがいいね。やさしいほうがいい。さいきん文章書いてなさすぎていかにも日記みたいな日記になりました。ぜんぶ大丈夫になりますように。
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