Tumgik
#笹かま食べたいけど暑い
moji2 · 10 months
Text
Tumblr media Tumblr media Tumblr media
「暑いからね」
軸だけを大量に食べてみたかった!いいと思う。
何もかもが暑い、アイスコーヒーも暑い、仕事も暑い、暑い暑い暑い。
43 notes · View notes
tokyomariegold · 9 months
Text
2023/7/3〜
Tumblr media
7月3日 全てが暑重い空気。一日中眠かった。
上司が、仕事相手の業者の言い分を、80%は疑っている、と言っていてハッとした。その姿勢でも相手と会ってあるときはそんなに雰囲気を悪くしないで物事を進めているのですごい。 私が80%疑ってかかったら、ぎくしゃくして感じ悪くなってしまうし、そんなに気力を使いたくなくて、気付かない程度にやっていこうよ、とやり過ごしてしまう。
一日中どこかでじとっとしていて、蝉が鳴いていて、やっぱり“そだつのをやめる”を思い出す。
昨晩、夜中に起きたとき、ふと長島先生の本の帯に書かれた文中の一節を読んで、悲しいことってなくなることはなくて、それに対処できるようになっていっちゃうだけらしくて、それならずっと悲しくて良いかも知れないと思った。
twitterに何かが起こっているらしい。 instagramへ避難指示? tumblrの治安は謎。 今日は満月だよ。
Tumblr media
7月4日 今日は少し湿度の低い気候だった気がする。 昨日よりましな感じで過ごせたのは、出勤してロキソニンを飲んで色々解放された気持ちにったからかも。
昨晩もう一度作り直したブックレットをお昼休みに見返してみる。文章を直し始めるときりなが無くて結局初めのが良かったのでは?となってしまう。 バルコニーに色々装備をしてから鳩がこなくなった。まだ掃除に取りかかれていないのに。 こうゆう、しなくてよかったせっかく、の事、名前つけたくなる。
帰り道に、何でこんなに毎日ぎりぎりで頑張ろうとしているんだろうか?とふと思って、体調を良くしたい、と思って、君とご飯食べたいな。
Tumblr media
7月5日 昨晩また少し写真展の準備をして、キャプションや写真を見返す度に、何でこんな写真をこんな大きく展示するのだ?とか、文章の構成を一度変え始めては際限なくしっくりこなくなってしまい、意味なんてないけど意味あるの?という気持ちになる。
朝起きて、出張の日は少し時間に余裕があるので、昔作ったブックを読み返してみる。自分の文章と写真に元気になってしまい、そういえばTwitterがなくなるとか言ってたな、と思い出して、SNSがなかったら撮らなかった写真や文字にしなかった気持ちがそこにはたくさんあった。考えることすらなかった気持ちがたくさんある。
今日もダメそうで最後のロキソニンを飲んで家を出て、でも、出張先の最寄駅には朝から薬剤師さんがいる薬局があるので、またロキソニンを買って、なくなりかけていた化粧品も買えた東京の朝の9時。
Tumblr media
午前の現場の用務と、午後のお役所の用務を終えて、途中に池袋でやっぱり西武と東武をうろうろして、買わないけれどバーゲンセールを楽しんだ。
先日長島先生にいただいた本の一つ、テント日記を読んでみる。実のお母さんとの制作日記で、まだ読めていないことを伝えた時「◯◯さん(私の苗字)みたいな繊細なひとにはあまりおすすめできなくて、全然あげてもいいんだけれど…」と言われていたことをが少し気がかりに読み進める。 ちょうど先週母に会ってしまい、やっぱり−60popだったので、自分と母を重ねながら読んでしまう。長島先生の文章は、とても、すんなり入ってくる。
疲れてしまったてまだ午後の早い時間だったけれどそのまま直帰をしてしまっている。 今日こそどこかでセブンティーンアイスを食べたかったけれど、乗り換え時間と自販機発見が上手くいかなかった。
母とのうまくいかなさというか、彼女に会う前に頑張って気持ちを作ることに比べたら、今日の現場で社会の大人に囲まれる中で「おはようございます!」ってやる方がよっぽどハードルが低いのか、今日のところは難なくこなせた気がする。
笹を持っている人を何人か見かけて、明後日は七夕。世の中がポップになりますように。
Tumblr media
7月6日 体調が不安定で午前休を引き伸ばして1日お休みをとらせてもらった。 でも重い荷物を持って職場の最寄りまでは行って、それでもだめだったので帰ってきて、一番無意義な有給の取り方をした気がする。
Tumblr media
7月7日 七夕バースデーの友人へお祝いメッセージを送る。 昨日も休んじゃったけれど、今日は午後から通院の予定があったので、午後お休みをいただく。 おかげでずっと鬼のようにメールを打ったり書類チェックをしたりして午前中ギリギリまで過ごした。
今日は朝から日差しが強いことを、日陰の暗さととてつもない頭痛で感じて、よくないよね、と思いながらまたロキソニンを飲んですっきりしてしまう。
大きな体組成計で身体の色々を測れて楽しかった。それもあってかあまり鬱々した感じで診察を受けることなく、今日は先生のご機嫌も良かったみたいで、でも通院の頻度が上げられていることに職場の人に伝えづらいな、とか思いながら帰宅している。
みんなtwitterじゃないinstagramじゃない何かを始めている。
前の職場の方へ、教えて欲しいことがありメールをしたところ丁寧なお返事が来ていてほっこりしてしまう。 好きなひととはお仕事をしない方が良いので、いつか戻りたいけれど戻りたくない場所だな、と思っている。
Tumblr media
3 notes · View notes
myonbl · 11 months
Text
2023年7月7日(金)
Tumblr media
今日は<七夕>、旧暦では皐月20日なのでまだまだ先のこと・・・、などと野暮はことは言わないでおこう。GoogleDoodleをクリックすると、Wikipeiaの解説とともに可愛い画像が表示される。職場(私立女子大学)では今週が<たなばたまつり>、学生たちが笹に短冊を飾り付け、昼休みにはサークルの演奏が行われる。2限の授業を終えた後、掲示板のポスターを撮影してすぐに自室に戻る。別に悪いことしているわけではないけれど、教室以外で学生と喋るのは苦手なのだ。
Tumblr media
4時30分起床。
日誌書く。
5時30分にアラームを止めて、シャワーを浴びる。
Tumblr media
奥川ファームの蕎麦がなくなったので、朝食には大分以前に送っていただいて冷凍していたパンを頂く。まだ初期のころの作品、無骨な外見の写真を撮っておけば良かった。
洗濯。
弁当*3。
可燃ゴミ、20L*1&30L*1。
ツレアイの職場経由で出勤する。
Tumblr media
順調に到着する。
今日の授業で使う資料を用意する。
非常勤講師のO姉が iPhone を忘れてきたとのこと。<探す>アプリの使い方を教え、自宅にあることを確認する。
金曜日2限・3限は<スタディスキルズ>13週目、O姉のクラスも一緒に合同発表会、各10分間の発表を聞き、終わってから評価シートに記入する。2限は4組、3限は都合で3組となった。内容はともかくも、この授業の流れで言えば前期に必要なスキル習得が一通り終わったことになる。
昼休み、1人の学生が卓球の試合のために来週のエクセルの試験が受けられないと相談に来る。別途対応するから心配しなくても良いと答えたのだが、木曜日のクラスの学生と(ほぼ)双子であろうことを確信した。
いつも通り、九条大宮でO姉を降ろしてから帰宅。
まずは、玉ねぎをスライス、タマゴを半熟に茹でる。
Tumblr media
セントラルスクエア西七条店まで買い物、猫砂・牛こま・糸コンニャク・レタス・キュウリ。
蒸し暑くて汗びっしょり、すべて着替える。
玉ねぎを酢に、半熟タマゴをポン酢に漬ける。
キュウリのしょうゆ漬けを仕込む。
Tumblr media
夕飯はすき焼き風煮物・半熟酢タマゴ・キュウリのしょうゆ漬け・トマトとレタス。ツレアイも間に合って、4人揃っての食事を楽しむ。
片付け、入浴、体重は3日前から150g減。
タマネギの酢漬け、もう一瓶を仕込む。
Tumblr media
夕方買い物に出たのでなんとか3つのリング完成、水分は1,880ml。
4 notes · View notes
room-n-blog · 8 months
Text
道迷い
Tumblr media
ここ1ヶ月ほど、登山がらみの遭難・事故のニュースをよく見かける気がします。 暑い夏が終わって紅葉も間近なこの時期、夏山とはまた別の意味で、登山の繁忙期となります。メディアでは100名山ならぬ100低山というくくりの登山番組も放送されており、それゆえに、各種メディアにおいてもここ数年は登山ブームが続いているという指摘がされています。
Tumblr media
そして、それに伴い、事故や遭難もまた増える傾向にあるわけですが、それに加えて、今年は猛烈な暑さの影響で、広葉樹の森でブナやコナラの樹木が充分な実を付けることができず、それを餌としているクマが食べ物を求めて低山や里山付近まで下りてきて、クマと遭遇して被害に遭うという事故も頻発しています。
北海道や秋田でそうしたクマが里山どころか街の近辺にまで出没し、住民の安全確保のため止む無く駆除の処置が執られたことに対して、都会やクマが生息していない九州などから、行政に向けて苦情の電話が数多く届くという事態が生じているニュースも報じられており、ご存じの方も少なくないと思います。
Tumblr media
標高が1000m前後の低山であっても、ちょっとしたことで遭難することが少なくありません。足をくじいて下山できなくなる、尾根筋や沢筋のルートで道を誤り、自身の現在地を見失う、日没までに下山できず身動きが取れなくなるなど、いずれもちょっとしたことで遭難につながるリスクがあるわけですが、装備の問題、自身の体力の問題、登山計画の問題など、山へ入る前から準備し得る事柄をきちんと準備することで、事故や遭難のリスクを下げることが可能です。
また、実際に入山してからも、地図アプリを使っていてもスマホを落としたり、バッテリーが切れたらアウトというケースも少なくないという指摘もある中で、紙の地図とコンパスを使い地形図を読み取って、自身の現在地を把握できるようにしておくなど、複数の手段を駆使することが、遭難のリスクを下げることにつながるとされています。
Tumblr media
それはともかく、登山や山歩きは楽しいもので、ブームになっているというのも頷けるものはあります。日帰りで近場の山へ出かけて1日過ごすだけでも心身ともにリフレッシュされますし、日帰りできる距離でも、こんなに良い場所があるんだと驚くことも少なくありません。一方で、そんな身近な低山でも事故や遭難は様々に起きており、その中には帰らぬ人となる例も少なくありません。
道迷いが生じる要因は様々です。日没までに下山できず暗くなった���道で目印を見落として道迷いに陥る、1年前に通って知っているはずのルートが土砂崩れ等で消失し迂回するも分岐の選択を誤り道迷いに陥る、尾根を降りる際に林業の作業員が作った踏み跡を登山道と誤認して尾根筋に踏み込んだ末に道迷いに陥る、通る人が少なく荒れたルートで笹薮をこいでいる内に方向を失い道迷いに陥る、数え上げればきりがないと思います。
Tumblr media
正規の登山ルートであっても、季節が変わればその様相は一変します。例えば夏、草木が生い茂る登山ルートが、晩秋には落ち葉に覆われて樹幹が透けて、本来の登山ルートが非常に分かりにくくなる、という場面はよくあります。一見すると樹幹が透けているがゆえに見通しが効くため、むしろなぜそれで迷うのかと思う方も居るかもしれませんが、実際はその逆の状況に陥ることがあります。
歩いていて、何かおかしいと思う場面が生じたら、明らかな目印がある場所まで一旦引き返すのが鉄則なのですが、疲労している時や、日没が近づいている時などは特に正常性バイアスが働いて、なにか変だと思っても、「いや、これで正しいはずだ」という思い込みが生じやすいとされています。その結果、すでに進むことも退くこともできない状態になっていて、そこでようやく道に迷ったという事実と向き合うことになります。
Tumblr media
このブログを書いている私自身は、遭難するような道迷いはまだ経験したことがありませんが、山へ出かける際は、標高の高低に関わらず他人事ではないと感じる場面がやはりあります。最近頻発している山での事故・遭難のニュースを見る度に、安全に帰宅するまでが登山なので、せっかくのリフレッシュの時間を無駄にしないよう、改めて気を付けようと思った次第でした。
Tumblr media
(野村)
0 notes
kachoushi · 9 months
Text
零の会
2023年6月3日
Tumblr media
於:川崎市多摩市民館 会議室 ~年尾句碑 
坊城俊樹選 岡田順子選
坊城俊樹出句
Tumblr media
坊城俊樹出句
稲毛氏の墓そのものが滴りぬ 胡蝶らをすべて受け入れ花菖蒲 見失なふ陽子の墓をさみだれに 紫は立子の色の花菖蒲 嘗て見たあの梅雨蝶と巡りあふ 観音の指が放てり梅雨の蝶 観音の指の隙間をさみだるる 薫風を纏ひて嬉し年尾句碑 眼をうすく瞑る菩薩の単衣とも 病棟は黒南風に消え年尾句碑
坊城俊樹選 特選句
Tumblr media
坊城俊樹選 特選句
病院の跡へ南風の吹き抜ける 季凛 梅雨の石積むもののふの墓暗く はるか 十薬とは屍を小さく包む花 和子 もののふの山が鳴るなり青葉風 はるか いとけなき蜘蛛も浄土を知りつくし 順子 菩提寺は城を見上ぐや男梅雨 慶月 ナースらの谺を追うて枇杷熟るる 順子 階段をのぼるつま先街出水 小鳥 青梅雨のしづくすべてが弥陀のもの 光子 罠であり結界であり蜘蛛の糸 光子
坊城俊樹選 ▲問題句
若竹の空を線状降水帯 いづみ
坊城俊樹選 並選句
猛るかに吹かるるままに夏の蝶 和子 蚊を叩く観音様の笑みの下 緋路 野の仏梅雨の重さの風纏ふ はるか もののふへ薄暑の風は笹の音 きみよ 閼伽桶に銀の道絶えなめくぢり 順子 甘酒と地酒城主へ誰ぞかし 慶月 まだ濡れて暗闇坂の五月晴 光子 滴りて病院跡の駐車場 小鳥 梅林のありし辺りも梅の雨 きよみ 五月雨の筋もて伝ふ黒みかげ 眞理子 立葵紅きを透かす線路へと 季凛 行き先を告げよ泰山木咲けば 和子 夏蝶の青し天水浴びながら 光子 黒南風や山門に天狗を見たり きみよ 寄せ墓の欠けしところに苔の花 小鳥 青梅雨の苔を法衣といたすかな 光子 夏の蝶闇より出でて日を零す 緋路 もののふの哀史の墓へ暴れ梅雨 はるか 天水は青葉伝ひにみ仏へ 光子 昼顔は悩める人のロザリオに きみよ まつすぐを崩さず倒る立葵 千種 武士の鎌倉へ向く大南風 慶月 黒南風の竹林に空なかりけり きみよ 七変化して観音を惑はせり 慶月 誰からも指差されずにカンパニュラ 順子
___________________________________________________
岡田順子出句
Tumblr media
岡田順子出句
アトリエに提げたる小籠枇杷熟るる ナースらの谺を追うて枇杷熟るる 閼伽桶に銀の道絶えなめくぢり 誰からも指差されずにカンパニュラ いとけなき蜘蛛も浄土を知りつくし 白重し泰山木の花へ向く 祈り解くかに泰山木の散華 霽れてゆく登戸の空ジギタリス 滴りや句碑あいまに五角形 野薔薇また雨の軌道を描いてゐる
Tumblr media
岡田順子選 特選句
墓守のアパート三棟蕗の雨 風頭 眼をうすく瞑る菩薩の単衣とも 俊樹 アトリエへ傾るる大樹枇杷たわわ 眞理子 真夜中の泰山木の花は鳥 いづみ 青梅雨のしづくすべてが弥陀のもの 光子 昼顔は雨の列車にゆらされて きみよ 行き先を告げよ泰山木咲けば 和子 夏菊や南無遍照と一家臣 慶月 梅雨出水過ぎて正気を歩きをり いづみ 青梅雨の真黒き句碑が街映す 小鳥
岡田順子選 ▲問題句
日の差して梅雨の雫にある地球 緋路
岡田順子選 並選句
句碑近くひたひの汗の冷え心地 軽象 観音の指が放てり梅雨の蝶 俊樹 夏野菜ごろごろチーズドリア食む 眞理子 菩提寺は城を見上ぐや男梅雨 慶月 山寺にまくなぎ陣をなさんとす 千種 寄せ墓の隙間埋めし夏落葉 季凛 青梅雨に頬ふくらめて野の仏 小鳥 紫は立子の色の花菖蒲 俊樹 くらやみ坂なんじやもんじやの暴れ咲く はるか 桜の実雨にこぼるる磴けはし 昌文 今はなく虹の向かうの観覧車 きみよ ありし日の師の笑みとどむ梅雨の蝶 眞理子 稲毛一番なり泰山木の花 千種 なめくぢの跡の直線葉の曲線 緋路 黒南風や山門に天狗を見たり きみよ 梅雨晴や吾が顔映る年尾句碑 昌文 十薬とは屍を小さく包む花 和子 もののふの山が鳴るなり青葉風 はるか 青梅雨の苔を法衣といたすかな 光子 陽子さん句碑の実梅を供へます 慶月 落ちさうなしづくの光カンパニュラ 千種
1 note · View note
yumetraum · 11 months
Text
暑すぎて仕事と誰かと会っているとき以外全部寝ている。
今日は休日出勤で日中会社にいて、出勤と退勤で完全に体力がなくなってしまったから、帰った瞬間クーラーをがんがんに入れて、sleepy.abを小さい音で流してひたすら寝た。音楽を聴きながら眠ると夢の内容とその音楽がなんとなくリンクするのが楽しい。sleepy.abは大好きなバンドで、静けさ、ノスタルジー、北海道のことを思い起こさせてくれる。北極の空がぴかぴかひかる(オーロラではなく、天に向かって照射された赤や青や緑の光が、ダイヤモンドダストに反射して霧のようにきらめくのだ)夢や、今はもうない(という設定で、そもそも実在しない)温泉リゾートの大浴場で人間が静かに茹で殺されていく夢、科学館の、−30度体験ルームに取り残される夢。多分冷房が強すぎて、寒い夢ばかり見ている。世界がずっと寒ければいいのに。夢の中の方がよっぽど居心地がいい。
起きて夕飯を自炊したが、虚しくなる。人間はなぜ生存を続け、社会に参加し続けないといけないのだろうと、今更そんなことで悩む?ということに思いを馳せる。料理が本当に苦手なのは、どうせ滅びる地球のどうせ死ぬ命の維持をしなくてはいけないことを思い知らされるから。料理をしているとどんどん悲しくなってしまう。こんなことをしてまで生きていたくない。生姜焼きを作って食べて、『さかなのこ』を見ながら仕事をして、今。暑すぎて本すら読めなくなっているから、歌集(笹川諒『水の聖歌隊』)をちょっと読んで寝る。坂月さかなさんの装画がとても素敵なのだ。
0 notes
nihonsyuya · 1 year
Photo
Tumblr media
【来月6月7日、長野でONDOvol.09】 吉祥寺で虎茶屋、西荻窪では壱年茶虎を営んでいた倉林さんが長野県富士見に移住して開いているのが茶虎飯店 @chatorahanten 僕らも長い付き合いになります。 そんな倉林さんが声をかけてくれて実現した今回のONDO。会場は茶虎飯店むかいにあるレンタルスペース埋め草 @umekusa.fujimi 、店内奥には音の雑貨屋切り株も併設された気持ちの良い空間です。 ゲストにこれも吉祥寺でパンイチ!を開催されていた洋子さん。現在は山梨県塩山でオオトパン @oto_panya を開店。 洋子さんには大江戸日本酒まつりのプロダクトデザインをお願いしたり、旦那さんのGOUKI氏にDJをやってもらったりと、こちらも長い付き合いになります。 酒と音に合わせたどんなパンが食べれるのか! そして山梨県韮崎coin @coan_nirasaki のりっちゃんも参加してくれます。大槻で働いていた経歴もあり、丁寧な料理に熱い燗酒が飲めるお店です。一緒に遊ぶのは初めてなのでこちらも楽しみ! DJにはMr.resort @sexyimai 氏が参加!空間設計ユニットnomosもやられてます。倉林さんの大推薦により今回ブッキングさせていただきました。 またLIVEでは埋め草店主今井さんのカピバラスが登場!倉林さんのLIVEも生で観るのは初めてです。地元の方の音で酔えるのはとてもありがたいですね。 そして今回もDDDアベさん @peaceful1024 のタイ料理、アベさんとはすっかりパーティー仲間になりました。遊んでもらえてとても嬉しい!Perch.まきちゃん @cateringteamperch は話題の納豆チリオイルを使った料理。暑くなってくるこれからの時期にぴったりでしょう。笹塚のお店もチェックです。 先日のラジオ出演でもONDOの宣伝をしてくれました。某世界的家電メーカーのタイアップで使われたcampanellaをfeatした楽曲Bellの 7inchも好調なGURU CONNECT @hironakasuguru のDJ。聴いてみ?トぶぞ。 平日の15時から。富士見駅にて、お待ちしています。近くにはよはく酒店 @yohaku_saketen もあり、温泉もあり、楽しめますよ。乾杯しましょー! https://www.instagram.com/p/Crt8PHSSFlG/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
hi-highmt · 2 years
Text
日の出山・御岳山・大岳山から瀬音の湯
Tumblr media
週末の初アルプスに備え、暑いけど歩いておきたい…。ということで、3連休の最終日、低山ながら木陰と沢沿い歩きが多そうなこちらのコースをチョイス。 大岳山には9年前に奥多摩から鋸山経由で登っていますが、逆回りは初めて。馬頭刈尾根は、なかなかの距離がありました。
武蔵五日市駅発のバスに乗っていたのは私を含め12人ほどでしたが、終点で降りたのは私のみ。 同じバスに乗っていた方々は、全員一つ手前の大岳鍾乳洞入り口で下車。 皆さん直接大岳山に向かうようです。ちょっと寂しい…。
Tumblr media
暫く緩い車道を登って行くと、お手洗いがありました。 利用はしていませんが、登山口にトイレがあるのは安心ですねー。
Tumblr media
トイレの手前が登山口です。 車道から右手の草の茂った道へ入って行きます。
Tumblr media
最近雨が多かったせいか、沢の水も水量が豊富。 木の橋も滑りやすいので要注意!
Tumblr media
あんまり人が歩いていないんだろうなぁという感じの道。 でも、割と新しい踏み跡があって一安心。
Tumblr media
長い石段が何度か出て来ました。
Tumblr media
長い木段も。思ったより、整備されているようです。
Tumblr media
落石が多いようで、頭上注意の貼り紙が何度も出て来ます。 落ちてきたら怖いので、そそくさと通過。
Tumblr media
急いで通過しようとしたら、岩の下に立派なヤマユリ(山百合)が! この花粉、服に付いたらなかなか落ちないんですよね〜
Tumblr media
全体的にしっとりしていて、苔も綺麗でした。
Tumblr media
このキノコは、登山道の一部だけに群生していました。 ここに何か特別な栄養があるんだろうか…。
Tumblr media
暫く行くと、急に視界が開けました。 日の出山が近くなって来たのかな? 向こう側の道から親子連れの声もして、漸く安心出来ました。
Tumblr media
が、緩やかに続く木段地獄。
Tumblr media
更に美しい木段地獄。
Tumblr media
どっちを選んでも良いのですが、敢えて地獄を選択するMな私。
Tumblr media
お、この石段は見覚えある!
Tumblr media
汗だくで約1年振りの日の出山に到着! アレ?山頂標識、ちゃんと撮れてませんでしたー。
Tumblr media
雲が多いので眺望はイマイチ。 もちろん富士山も見えません…前回もこんな感じだった気がする。
Tumblr media
昨年来た時に利用したトイレ。 バイオ式で、まあまあ綺麗だったような記憶…
Tumblr media
2022年7月7日の落石だそうです(11日前!)。 かなりの大きさのものが沢山転がっていました。 だからあちこちに落石注意の札が貼られているのね…納得。
Tumblr media
鳥居がありました。 ここが御岳神社への参道の始まりでしょうか。
Tumblr media
木陰で平らで、めちゃくちゃ歩きやすい。 御岳山方面から日の出山へと向かうグループと何組もすれ違いました。
Tumblr media
青大将でしょうか? ニョロニョロと石垣を登って行きました。 かなり大きなヘビでした…それにしても、自由自在に曲がれるのね〜。
Tumblr media
花が少ない季節ですが、ガクアジサイ(額紫陽花)が咲き残っていて嬉しい。
Tumblr media
神代欅は老木だけあって、あちこち補修されています。 樹齢、推定1千年だそうで…。
Tumblr media
御岳山と言えば、この河童の拷問ベンチ!
Tumblr media
と、長い石段。今日みたいな暑い日には特に堪える…
Tumblr media
御岳神社の前からは、さっきまでいた日の出山が見えます。
Tumblr media
天狗の腰掛け杉。 ブランコでも吊るしたいような枝ぶり。
Tumblr media
回、唯一利用しましたが、とても綺麗な水洗トイレ。 女性用は3室ありました。
Tumblr media
暫くは怠い上り坂が続き、いよいよ鎖場登場です。
大岳山の手前の水場では、なんと今日が23歳の誕生日だというバースデーBOYと言葉を交わし、暫く談笑しながら一緒に山頂へと向かいました。
Tumblr media
段々と岩場が増えて来ます。 ここの鎖は、特に無くても歩けるかな…
Tumblr media
大岳山と言えば、大岳神社のこの狛犬。 つるんとして、口が大きく裂けていて、耳の位置が微妙におかしい…。 何とも愛嬌のある、愛すべき狛犬。 ニホンオオカミがモチーフらしいですが…オオカミ???
Tumblr media
さぁ、楽しい岩場をドンドン登って行きましょう♫
Tumblr media
スニーカーでガンガン岩場を登るバースデーBOY。 さすが23歳、足取りが軽快です…私の半分以下だもんね〜。 「海の日なのに、山に登ってるんですね?」って、そう言うキミもね!
Tumblr media
23歳に数分遅れて山頂に到着。 雲が多くて、やっぱり富士山は見えませんねー。
Tumblr media
お昼は豚ねぎそば。 大汗をかいた体に、塩分がちょうど良い♫ バースデーBOYはお昼を食べずに御岳山方面へと下山して行きました。 (律儀に下山前に挨拶をしに来てくれました)
Tumblr media
ランチ後は、馬頭刈尾根へ。 出だしは「本当にこの道?」という荒れた急角度の道ですが、少し行けば杉の幹に白ペンキの目印が出て来ます。
Tumblr media
この辺は楽しくて、熊よけ鈴を鳴らしながら、ちょっとだけ見晴らしの良いスポットも。ベンチもありました。小走りしました。
Tumblr media
ちょっとだけ見晴らしの良いスポットも。 ベンチも何基かありました。
Tumblr media
ギンリョウソウ(銀竜草)?それともモドキ? 熊笹ロードの両脇にチョコチョコと顔を出していました。
Tumblr media
緩い木段を登って…
Tumblr media
富士見台に到着! 後で分かったのですが、ここが大怒田山だったみたいです。 山頂標識はもう少しだけ進んだ先にあったそうで。 東家を出て歩き始めたオジサマ3人組に道を譲っていただき、休まずドンドン進みます。
Tumblr media
また巨岩が増えて来ました。
Tumblr media
アズマヒキガエルのオスですかね? 今日はヘビとかカエルとか、爬虫類遭遇dayだなぁ。
Tumblr media
杉苔も綺麗〜
Tumblr media
急角度の鉄階段2連チャン。 慎重に降ります。
Tumblr media
暫く行くと大きな岩壁が。 コレが「つづら岩」なんでしょうか?
Tumblr media
人の声がすると思ったら、ロッククライミングをする皆さんがいました。 凄いな〜、いつか私も手を出してしまうんだろうか…。
Tumblr media
いや、私はまだまだ、この辺の岩場で十分楽しい♫
Tumblr media
岩場が終わると、眺望スポット!
Tumblr media
フーフー言いながら、鶴脚山に到着! 凍らせて来たプラティパスがまだ半分凍っていたので、ザックから出して脇に挟んだり首に当てたりしながら歩きました。 冷たくて気持ち良い♫
この前後の小屋ノ沢山、馬頭刈山は山頂標識を撮り忘れました…。
Tumblr media
またまた天狗の腰掛け杉みたいな枝。 これなら何人か並んで腰掛けられちゃいますね。
Tumblr media
ここは高明神社の跡地だそうです。
Tumblr media
枯損木が、登山道を塞いでいました。 この先、粘土質の坂でツルッとコケること2回。 もう、脚が踏ん張れなくなって来た…。
Tumblr media
やったー!瀬音の湯の看板! 待ってたよー、せ・お・と・の・ゆ〜! この後、下の方から沢の音が聞こえて来たので、疲れた脚に鞭打って、長〜い木段を降って行きました。
Tumblr media
道路の上に架かった橋の袂にも「瀬音の湯→」の標識。 もうすぐ?もうすぐなの? 鼻先に温泉という人参をぶら下げて最後の力を振り絞って歩きます。 標高が下がって気温が上がって来たのに、橋の両脇は草が生い茂っていて、日焼け予防のアームカバーを上��たり下げたり…。
Tumblr media
少し行くと、眺望スポット。 でも、頭の中はお風呂でいっぱい。 お風呂はまだかな〜、早くサッパリしたいな〜♬
Tumblr media
アレ?ここへ来てまさかの登り? 嘘でしょ〜!もう脚が痛いよー!!!
Tumblr media
最後のピーク、長岳でした。 名前があって良かった…無駄に登らされた訳じゃなくて少しだけ報われた気分。
Tumblr media
長岳を越えたらそろそろかな?と思ったのに… あれー?瀬音の湯はまだですかー???(発狂寸前)
Tumblr media
やっと下山口に着きました〜! 目の前は瀬音の湯の駐車場。 この時間、BBQ帰りの家族連れなどで混雑しており30分近く並びましたが、何とか入浴出来ました。
トレーニングのためとは言え、やっぱり真夏の低山ロングはきついな〜
0 notes
hit0ame-blog · 3 years
Text
【彼という男について】エク霊
モブサイのエク霊がすきです。
その勢いで去年の七夕にお話をちまちま書いていたのですが、見事力尽きてしまいました😂
もうちょうど一年過ぎましたので、供養の為に載せます。読みづらい😂 ブツ切りです。
 
 
◇◇◇
 霊幻新隆という人間は、常識的な目で見れば、軽薄な男だった。
 客に話す言葉には中身など無く、顔に笑顔を貼り付けて両手を揉むその手の中には心など勿論無い。歌うように人を騙し、嘘に嘘を重ねて人の輪を築いてきた。
 それと同時に、中途半端な男でもあった。
 例えば、詐欺師らしく金に貪欲かと思えば客から貰う報酬は微々たるものであったり。
 人使いが荒い割には人の挙動の機微に目敏く気付いては、さり気無くフォローしたり。
 他人は他人、自分は自分とはっきり線引きして距離をとっているように見せて、結局は冷たくなりきれなかったり。
 いっそのこと本当の薄情モノになって仕舞えば良いのに。善性も自己嫌悪も持ち合わせてしまったばっかりに、難儀な生き物に成り果ててしまった馬鹿な人間。
 軽く、薄い。吹けばあっさり飛んで行ってしまいそうな弱い人間だ。
 
 そんな男のことを、悪霊はずっと見ていた。
 いつの間にか、目が離せなくなってしまっていた。
 
 
 これは、一人の馬鹿な人間に、知らぬ内に絆されてしまった悪霊の話である。
 
 晴れた真昼の時分。
 散歩に飽きたエクボは、気まぐれに相談所へ立ち寄ることにした。
 締め切った窓からにゅるりと入ってみれば、事務所内は思った以上に賑やかだった。客の姿は無く、その代わりに来客用のソファに座っていたのは、この事務所の従業員である茂夫と芹沢だった。珍しいことに、茂夫の弟の律と、すっかり彼らの友人として馴染んだ輝気もいる。大の大人一人と男子中学生三人は、同じく来客用のテーブルを囲んでそれぞれハサミやスティックのりを持って和気藹々と何やら作業をしているようだった。
「なーにやってんだお前ら」
「エクボ」
 取り憑き先である茂夫の顔の横へとフヨリと寄り、ハサミを持ったその手もとを覗き込む。水色の折り紙を、細長い短冊状に切り分けているところのようだ。
「笹飾りを作ってるんだよ」
「笹飾りぃ?」
「来週は七夕だからね。どうせなら皆で作ろうって、霊幻さんが」
 そう言って愛想よく笑ったのは、茂夫の向かい側のソファで折り鶴を作っている輝気だった。不慣れな手つきでハサミを扱う茂夫とは逆に、こちらは随分と器用に折り紙を折っている。
 ははぁ、確かについ先ほど散歩の途中で通りがかった商店街のアーケードも、色とりどりの派手な飾りで彩られていたなと思い出す。
 もうそんな時期なのか。時間の概念から逸脱した存在だからか、はたまた暑さや寒さなどを感じることがないからなのか、エクボの中で季節の巡りとは甚だ遠い感覚のものだった。
 ふと壁際のテレビ台の方へと目を遣ると、どこで調達したのか割と立派な笹がまで立て掛けられている。テーブルの上に花々しく散らばった折り紙といい、随分と本格的ではないか。
「エクボくんも作るかい?」
 朗らかな空気で折り紙を差し出そうとする芹沢に「いや、俺様はいいわ」と丁重に断り、興味が失せたとばかりにそのまま彼らの元から離れる。
 自然と霊体が向いた先は所長席、そこに座る霊幻新隆の元だった。
「お前さんにしちゃァ似合わねぇことするじゃねぇの」
「そうか? 世間様のイベントに乗っからないで、サービス業ができるかっての」
「よく言うぜ。ガキどもに面倒くせぇことやらせて自分だけサボってるくせによ」
「失敬な。これは、あれだ、ほら。情報収集ってやつだよ」
 気の抜けた真顔でそれっぽくパソコンをカタカタしている霊幻だが、やっていることはただのネットサーフィンだ。
「暇なら願い事でも書いたらどうだ」
 ほらよ、と渡されたのは黄色い紙だった。先ほど芹澤に差し出された折り紙よりも少し厚く、そして縦に細長い。
「なんだよ、こりゃァ」
「短冊だよ。なに、知らないのか?」
「見りゃ分かるわそんなモン! 俺様を誰だと思ってやがる!」
 小馬鹿にしたように器用に目元だけで笑う霊幻にイラッとしてついその手から紙切れを毟り取るように受け取ってしまった。
 短冊だというのは分かっている。エクボが聞いたのは白紙の面の反対側の面に印刷された文字のことだ。
「『霊とか相談所 〜七夕キャンペーン中! 短冊をお持ち頂いたお客様に限り相談料二割引!〜』」
「……商魂逞しいこって」
 ふふん! とドヤ顔で人差し指を立てながら印刷された文章を空で読み上げる霊幻に、感心を通り越して呆れ果てた。
 ちょっと前からDMとしてポケットティッシュと一緒に街でばら撒いていたらしい。これはそのあまりだそうだ。確かに世間様のイベントに乗っかってはいる。
「お前これ、毎年やってんのか?」
「いや、今年が初めてだ」
 両腕をグッと上げて上半身を伸ばした霊幻は、そのままだらしなくデスクに頬杖をついた。
「ガキが増えたからな。たまにはそれっぽいことしても良いかなって」
 そう言って茂夫たちを眺める霊幻に、どういう意味だと片眉を上げて一瞥をくれてから、悪霊もまた同じようにそこへ目を向ける。
 オタオタと色紙にハサミを入れる茂夫と、兄の作るものを手離しで褒めながら紙の輪っかを連ねて輪飾りを作る律。笹飾りの作り方が載っているフリーペーパーと睨めっこしながら不器用に折り紙を折る芹沢と、隣からそんな彼にアドバイスをしてやりながら着々と手を進める器用な輝気。笹飾りなんて子どもの工作、超能力を使えばあっという間にできるだろうに。彼らは一人としてその力を使うことなく、わざわざ手間暇をかけて自分の手で作っている。その光景は、悪霊の目から見てもなかなかどうして楽しそうではないか。
「芹沢のやつ、茂夫らと変わんねぇくらいはしゃいでんな」
 しょうがねぇやつ、と苦笑するエクボに、頬杖をついたまま霊幻が悪戯っぽい笑みを浮かべて見上げてくる。
「大人になっても子ども心を忘れないってのは、社会で生きていく上で大切なことなんだぞ、エクボくん」
「ハッ、よく言うぜ」
 そうしている内に、粗方の下準備が終わったのだろう。出来上がったそれらの飾りを、わいのわいのとそれなりに盛り上がりながら笹の葉にくくりつける。それも終えると、次に茂夫たちがテーブルの上に用意したのは、長方形の用紙だった。カラーバリエーションこそ豊富だが、それはおそらく、つい先ほどエクボが霊幻から受け取った相談所の広告兼、割引クーポン兼、短冊と同じものだろう。
 白紙の面を表にして、ペンを手に取り一様に願い事を書き始める。ただ七夕商戦に乗っかっただけのお遊戯の割には、中々本格的ではないか。
 願い事何書く? 僕は……などと話し合いながら半ば真剣に短冊と向き合う子どもたち(と大人一人)の様子を見るに、中々楽しんでいるようだ。
 ふと、斜め上から霊幻の顔を見下ろすと、あいも変わらずだらけた姿勢で傍観している。ただ、頬杖をついているその顔はやけに穏やかで、いつものひんやりと据えた目も今はすっかり成りを潜めて、温かな光さへも灯っているように見えた。言いようによっては、公園で遊ぶ子どもを見守る親のような、そんな優しい表情をしていた。
 ——ガキが増えたからな。たまにはそれっぽいことしても良いかなって。
 ああなるほど、と。ようやく悪霊は、その意味を理解したのだった。
 随分とまァ、遠回しな思いやりなことで。つくづく、器用なのか不器用なのかよく分からない人間である。
「霊幻師匠が、お願い事は『できますように』じゃなくって『できる』『なる』って断定して書いた方が良いって言ってた」
 それぞれ何を書くかでワイワイと盛り上がる中、いつもより幾分か溌剌とした声で茂夫が言う。
「なるほど…目標設定か。自分に言い聞かせるように書くことで、より願いを成就しやすくするってことだね」
 顎に手を添えて頷く輝気の横で、芹沢が心底感心したように「へぇ!」と目を輝かせる。
 子どもたちの視線を受けた霊幻は、満更でもないという顔で「願いは叶えてもらうんじゃねぇ。自分で叶えるもんだからな」とドヤ顔で曰った。
 芹沢がしみじみと息を吐く。
「さすが霊幻さん、考えることが大人だなぁ。俺なんて自分の願い事すらあまりピンとこないからなぁ」
「なにも無理に搾り出す必要はないさ。俺は社会の荒波の中で酸いも甘いも噛み分けてきた末にこの相談所を立ち上げたんだ。芹沢、お前もここで社会とは何かを学んでいけば、願い事なんてその内自然と湧いてくるだろ」
「……はい! 頑張ります」
 おう精進しろよ、とより一層得意げに笑う詐欺師に、どの口が言ってんだか……と呆れる。特にやりたいこともなく何となくのノリでこんな胡散臭い仕事を始めたのはどこのどいつだ……等と色々頭の中でツッコミを入れるが、まぁ、余計なことは言わないに限る。空気の読める悪霊なのであった。
 そんなエクボの内心に気づいたのか否か、不意に霊幻が「で?」と背もたれに背を預けながら水を向けてきた。
「酸いも甘いも経験しつくしてる悪霊のエクボくんは、短冊にどんなお願い事を書くのかな?」
「お前さんに君付けされると寒気すんな……」
 願い事ねぇ……。短冊に目を落としてほんのちょっと考え、すぐにやめる。
「んな遊びに付き合ってやるほど俺様は暇じゃねぇんだ」
 まるで興味ないとでも言うようにデスクにヒラリと紙切れを放ると、そのまま霊幻から離れる。
 追求されても面倒だ。また適当に散歩でもするかと窓をすり抜けようとしたところで「なぁエクボ」となんでもない調子で呼び止められた。無視したって良いのに、ついつい振り向いてしまうのは最早性分だった。
「なんだよ」
「来週の火曜日空いてるか?」
 訝しく構えるエクボに、霊幻は椅子を回して体ごと振り向くと、ニコリと毒の無い顔で笑った。
「俺とデートしようぜ」
「——はぁっ?」
 
 ◇
 
 黒々とした木々がたっぷりと生い茂った夜の山の中、舗装された急勾配の道をレンタカーでひた登る。
 ハンドルを握る霊幻の隣で、守衛の男の体を借りたエクボは盛大にため息をついた。
「……なにをトチ狂ったこと言い出したのかと思ったら、やっぱりこれだ」
「どうしたエクボ? 元気無ぇじゃねぇか」
「そりゃぁお前……散々下っ手クソなドライブに付き合わされた挙句、不味ィ低級霊なんざ腹一杯食わされたら、流石の俺様でも疲れるわ」
「中々体験できないデートだっただろ?」
「ただこき使われただけだろうが!」
 依頼の手伝いなら最初から言え! くわっと目を吊り上げて噛み付くものの「その身体の人で怒鳴ると迫力あるなぁ」と呑気に笑われただけだった。このヤロウ…と思う気持ちを��んとか飲み込んで、エクボは助手席の背にぐったりともたれかかった。
◇◇◇
終わり😂
このあと廃れた立駐の最上階に車停めて二人で天の川を眺めます。
で、れーげん先生がなんか良い事言って、エクボがまんまと先生に惚れちまうっていうお話にするつもりだった😂
 
2 notes · View notes
milkteabonbon · 3 years
Text
七月前半日記
7/1
朝から雨。リップは唇の中心につけて指でぼかすとべったりせずに良い感じ。ほんわか血色感のある仕上がりになります。アプリケーターでつけるとぱっきり発色の裏に元の唇の色が写るというかレイヤーされているというか、それもそれでかわいい。何よりつけているとやる気が出ます。マスクメイク、今まで全然考えてなかったけど楽しいなー、フィックスミストも欲しくなるなーと思っています。
7/2
まさかの作業着ルックで外出をキメるなど。似合ってるらしいので良かったです。
7/3
雨続きで洗濯物が溜まりに溜まったのでコインランドリーへ行く。乾燥機にバスタオルを投げ込んで、その間に近所のパン屋で朝ごはんもしくはお昼を済ませるのが定番です。
7/4
実家からメロン届く。7日〜9日が食べごろらしい。お中元の季節よ。
7/5
月曜なのに金曜の気持ち。もうダメだと思い百貨店に行くと気付けば紙袋を二つ提げていた。もうダメだ。
7/6
おうちでスイカを食べました。今年初スイカです。帰り道に笹を背負った人を見かけてそういえば七夕があるんだったと気づく。
7/7
今年も見事に雨が降っています。NARSのクワッドアイシャドー01801で囲み目メイクをしてるんるん。ゴールドラメをベースにするんじゃなくマットコーラルをベースにぼかして、あとはお好みでラメを足していくとうまくできます。アイライナー引かずにまつ毛を盛ると抜け感出て可愛い。いつもTHREE ディメンショナルビジョンアイパレット10(冬は03)を愛用していましたがこの季節に合ってていいなあ。
7/8
まつパってどうしてあんなに寝ちゃうんだろ?いつもスヤスヤです。逆まつげの人は是非試してみてほしい。朝が楽でマスカラ派の人にも嬉しい。
7/9
この……!と思うことがあっても鏡の前でYSLのリップを付け直すとなんとか精神が持ち直せる。買ってよかった。まだ可愛い化粧ポーチが見つけられないので鞄に剥き身で入れてます。
7/10
謎の筋肉痛で一日ゴロン。もしや熱中症?エアコンを常に入れていないと死ぬ。私はシベリア生まれの犬なのだ。
7/11
またまたモーニングしにパン屋さんへ。(昼近かったけど……)欲張ってサンドイッチボックスと惣菜パンを買っちまったもんでお腹パンパンにしてもうた。毎回学習しない村。
7/12
ワクチン接種日が決まったのでノースリーブのブラウスを買いました。ついでにサマーニットも買いました。あとは注射に耐えられるように小さいぬいぐるみを買うだけです。
7/13
連日の暑さでアップヘアが多くなる。シニヨンにするのが一番涼しい。顔に髪の毛がかかるのが苦手なので毎日おでこ全開ですが肌の調子はとっても良いです。
7/14
また頭の調子が悪くなっている。この世は地獄で仕事は賽の河原で石を積むことです。
7/15
有給取って海に来た。海沿いをざくざく歩いたり灯台行ったり神社にお参りしたりかき氷食べたり。日帰り温泉があちこちにあったから次は入ってみたいなあ。御神籤に書かれていた言葉に思わず涙が出そうになったり。充電できました。
Tumblr media
2 notes · View notes
pj2020ya · 4 years
Text
第23・24回プロジェクト活動報告
日時:7月1日(水) 10:45~12:10
          7月3日(金) 10:45~12:30
場所:Google hangout meet
議事録:立花(水)、砂原(金)
司会者:坪田(水)、歌田(金)
Tumblr:高橋
こんにちは~!7月最初は高橋が担当します!
ここ最近雨ばかりで、外に出るのが億劫です……。さらに気温は高くモアモアして嫌な日が続きますね~。
気が付けばもう1年の半分過ぎました。プロジェクトのメンバーと初めての顔合わせから約5ヶ月経ったことに驚きました。時の流れがはやい……!
———————
-活動内容-
7月1日
・教員相談会(望月先生)
・6月のアンケートについて
・プロ演相談会について
・教員相談会の報告
・7月後半のイベント案について
7月3日
・教員相談会(栗芝先生)
・プロジェクトサイトの文章添削
・前回の教員相談会で出た課題について
・教員相談会の報告
・ 7月後半のイベント決め
-活動報告-
・教員相談会
プロジェクトメンバーを2つの班に分けてそれぞれ先生に相談しました。(私は望月先生の班でした)
望月先生からはまず「 プロジェクト内の目的が曖昧」という意見をいただきました。私たちのプロジェクトは「ゲームを作るプロジェクト」などと違って成果が目に見えづらいというのも要因のひとつだと思いました。
「イベントやりました!」だけで終わるのではなくそこを超えた何かが必要だと思い���した。(それを見つけることがなかなか難しいのですが……)
次に「雰囲気が堅い」「キャッチーにした方が良い」という意見もいただきました。ワークショップの案を見て頂いた際に、イベントのタイトルが堅いので「周りの人からしたら敷居が高く感じてしまうのでは?」と言われました。確かにタイトルを見ると授業みたいにかっちりし過ぎだと思いました。
(栗芝先生にも同じような内容のことを言われたようです……)  
皆が「何だこれ??面白そう!」と思うような面白いタイトルを今後は意識していきましょう!
7月後半のイベント決め
まずちょっとしたお知らせです。7月7日にオンライン七夕会を開催します!
時間は21:00~22:00です! miroに笹を描いておくのでそこに短冊(付箋)を貼って皆でお願いしましょう☆★miroのリンクは後日Nelonの公式directにてお知らせします!
7月後半のイベントは17日、24日、31日を予定しています。
「目的があると参加する意義があるのでは! 」と考え、17日(金)は、
 リテ演 相談会(お話会)を開催することに決まりました!
その他のスケジュールには今後決めていきたいと思います。
☆4分の1発表会について
4分の1発表会まで残りわずかとなってきました!山下プロジェクトも運営班と発表班に分かれ各々作業している最中です。
運営班がタイムスケジュールも作ってくれました!発表班は現在スライドや原稿の作成でとても大変です(-_-;)しかしより良い発表会になるよう皆で頑張りたいと思います!(発表緊張します……)
〜7月上旬イベントのお知らせ〜
7月3日(金)5限:プログラミング相談会
7月7日(火)夜21:00〜23:00 オンライン七夕
7月10日(金)5限:推し語り会
7月12日(日):4分の1発表会
オンライン七夕…この日だけのイベントなのでぜひ参加してください~!そして私が1番気になっている推し語り会……!楽しみですね!
———————
最近暑い日が続いていますね~。私は最近毎日アイスを2~3個食べてお腹痛くなる日が続いています……!皆さんも気をつけてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました~!
2 notes · View notes
4komasusume · 5 years
Text
ケモノ系ラブコメ4コマ降臨!――ヒャク「猫俣社長とちまりちゃん」
 暑い暑いと言っていましたがいつの間にか寒さがやってきました。自前の毛皮を持っている動物たちが羨ましくなる季節ですね。
 今回取り上げるのはふわふわもこもこの毛皮を持つ人たち、獣人キャラの4コマ作品「猫俣社長とちまりちゃん」です。現在まんがくらぶで連載中で第1巻が11月27日に発売になります。
Tumblr media
猫俣社長とちまりちゃん 1 (バンブー・コミックス)
posted with amazlet at 19.11.24
ヒャク 竹書房 (2019-11-27) 売り上げランキング: 47,903
Amazon.co.jpで詳細を見る
 作者のヒャクさんは獣人キャラを中心に創作活動していて同人作品も多数出しています。ヒャクpixivページ
 長年創作活動で培ってきた獣人キャラへの愛がこめられた作品が「猫俣社長とちまりちゃん」なのです。
またたび商事社員紹介
 獣人キャラを扱う作品でポイントになるのが「人間」がいるのかいないのかです。人間がいると獣人キャラとの異種類交流がメインとなります。以前自分が取り上げた「お稲荷JKたまもちゃん!」がこれにあたりますね。神話や伝説の異類婚姻譚などはお��ぎ話として触れてきた機会も多いのではないでしょうか。出ないパターンはディズニー作品の「ズートピア」、板垣巴留さんの「BEASTARS」などです。人間という存在が最初から存在しないので、特殊な世界設定があったりします。また、当然のことながら獣人同士のドラマが展開されることになるのです。
  「猫俣社長とちまりちゃん」は後者、人間のいない世界観で展開される作品です。 作品の舞台は「またたび商事」。やり手の社長・猫俣さんは強面で迫力満点。失敗した部下には雷を落とし怒りの肉球パンチを繰り出します。そんな猫俣社長にをきっちりサポートするのは秘書のちまりちゃん。社長のだらしない部分を指摘して反省を促す有能秘書です。社長に厳しいちまりちゃんには秘密があります。猫俣社長にベタ惚れなのです。必要以上に厳しくなってしまうのは、油断すると大好きの気持ちがダダ漏れになってしまうから。ネコとネズミのオフィスラブコメディーがテンポよく描かれ作品です。
では、またたび商事の社員+1名の紹介をしましょう。
猫俣雪之助
Tumblr media
 ねこまた商事の社長で迫力満点の顔をしていますが、甘いものが大好きで、特にシュークリームには目がありません。ビジネスでは有能さを発揮しますが私生活は独身男性らしく残念な面が目立ちます。また、体型にふさわしい大食漢で、食欲の我慢がなかなかできずちまりちゃんに怒られたりも。結婚願望が強いのですが女心には疎く、ちまりちゃんの気持ちにもなかなか気づきません。モデルはマヌルネコです。
中城ちまり
Tumblr media
 通称ちまりちゃん。秘書として猫俣社長を支える可愛いネズミ女子です。仕事と日常生活の落差の激しい猫俣社長にベタ惚れですが、真面目で奥手な性格のため、好きの感情が表に出ないよう厳しい態度を取ってしまいます。不器用ながらも猫俣社長のために一生懸命にガンバル姿が可愛らしいです。ただ、ちまりちゃんのこの気持ちは鈍チンな猫俣社長にはなかなか伝わりません。
笹野&縞本
Tumblr media
 ねこまた商事の営業マン。クールな笹野と残念な縞本の名コンビ。二人とも既婚で猫俣社長は二人との会話で独身の悲哀を感じることもままあったりします。この二人はもともとパンダパパとレッパパ(レッサーパンダパパ)というキャラクターでヒャクさんが同人作品等で展開していました。この作品のレギュラー入りで名字がつくことに。同人作品からのファンには嬉しいサービスですね。
氷堂京子
Tumblr media
 肉食系女子。ちまりちゃんの親友で恋の悩みも聞いてあげる関係です。なかなかに破天荒な性格でハードルが高い提案をしてちまりちゃんを悩ませたりしますが、奥手なちまりちゃんが前に進むきっかけを与えてくれるキャラでもあります。
卯咲桃花
Tumblr media
 天然小悪魔系うさぎ女子。自然と相手の懐に入り込み自分のペースに巻き込んでしまう高いコミュ力を持つ新人さん。人懐こい性格とファンシーな可愛さはちまりちゃんと対象的になっています。
狗山万里
Tumblr media
 猫俣社長のライバル社長。自信家で傲岸不遜な性格で、猫俣社長をからかうためにちまりちゃんにちょっかいをだしていたが、いつのまにか本気になってしまい猫俣社長を焦らせています。モデルはバーニーズマウンテンドッグです。
 以上がメインキャラクターになります。ここで作品の世界設定が一つ見えてくるのです。 男性キャラの頭部は動物そのままですが、女性キャラは髪の毛があることです。作品にはまだ登場していませんが笹野と縞本の奥さんにも描かれています。いい夫婦の日 男女の外見を明確に描き分けるだけでなく、ヘアスタイルによってキャラクター性を強く出しています。この作品では女性キャラクターだけですが、ヒャクさんの他の作品では男性キャラクターにも髪の毛があるデザインを用いており、ヒャク作品の特色の一つと言えます。
 獣の擬人化である獣人キャラは現実にはありえない存在です。キャラクターのデザインでは作者の個性、または趣味嗜好がダイレクトに発揮されるのでそこが楽しむポイントの一つですね。
ちまりちゃんの恋愛奮闘記
 ネコとネズミの関係といえば、「トムとジェリー」のように捕食するものとされるものというライバル関係が思い浮かばれますが、この作品では恋愛関係にスポットを当てています。現実に照らし合わせると少し変化球になりますが身分違いの恋という側面がありますね。仕事面では有能だが恋には臆病であるちまりちゃんが、健気で一生懸命猫俣社長に気持ちを伝えようとする姿が何よりたまらないのです。
Tumblr media
 猫俣社長が手袋をなくしたと知ると、今まで手編みをしたこともないのに桃花に教わり不器用ながら夢の中まで編み込むちまりちゃん。努力の甲斐あり完成した手袋を社長に渡すシーンです。一途さと健気さがMAXで大変に愛おしいです。
恋心はきれいな面とともに嫌な面もあります。ちまりちゃんにもこの宿業からは逃れられません。
Tumblr media
 するりと懐に入る高いコミュ力を見せる桃花にデレ顔を見せる猫俣社長。それにブチ切れるちまりちゃんです。これは嫉妬だけではなく気持ちをストレートに伝えられる桃花と自分を比べてのコンプレックスも混じっています。
Tumblr media
 桃花に取られたくないと意を決して猫俣社長に気持ちを伝えるちまりちゃんです。桃花の登場で有耶無耶になりましたが、恋の負の面でのドラマもきっちりと見せてくれます。
 これに対して猫俣社長は恋愛センサーの感度が低いので、一見ちまりちゃんの気持ちには気づいていない感じですが、要所要所でちまりちゃんを気遣う態度を取るのがポイント高いです。
Tumblr media
 最初はからかい半分にちまりちゃんに粉をかけていた狗山社長ですが、いつしか本気の気持ちに。あれです、「冷や汗一滴かいたら負けよ」ってやつです。自身と尊大が剥がれ落ちた狗山社長の表情がポイント高いです。
Tumblr media
そこに現れる猫俣社長。いつは朴念仁なのに毅然とした態度でちまりちゃんの肩を抱きます。決めるところできちんと決めるのでちまりちゃんが好きになることへの説得力が生まれます。それと同時に狗山社長が恋敵へと正式にランクアップした瞬間も描いているのです。
 側から見るとお似合いカップルなのに、当人同士の関係がなかなか進まないという王道ラブコメを描いています。現実には対立関係である存在の王道ラブコメ。これがこの作品の肝なのです。
今回はケモノ系4コマを取り上げました。ケモノ系に限らず、色々なジャンルで人外作品が幅広く受け入れられる流れになってきているのが非常に嬉しい流れです。
画像出典 竹書房 まんがライフ 1月号vol740 P81,P81,P82,P83,P82,P85 まんがくらぶ12月号vol624 P141 5月号vol613 P157,P160 10月号 P169,P170 掲載順
2 notes · View notes
tsuntsun1221ts · 5 years
Text
2019.10 谷川岳
Tumblr media
↑一ノ倉沢の絶壁と紅葉
前回は涸沢の紅葉を見ようとして、まぁ見れたはいいものの酷い天気となり帰ってきた。それから1ヶ月が過ぎようとしていたころ、今度は上信越の方も紅葉が進んできたということで谷川岳へ。谷川岳は今回で4回目、最も登っている山となった。
10月31日、すでに山頂付近の紅葉は終わっており、麓から中腹にかけてが見頃の時期。いつもならロープウェイ使って山頂まで登るところを、せっかくなので一ノ倉沢までハイキングし、そこから折り返して日本三大急登の西黒尾根ルートで登ろうと思う。農鳥岳の下り、大門沢大下降を経験した身にしてみれば、日本三大急登のひとつである西黒尾根がどの程度なのか試してみたくなった。
【コースタイム】谷川岳RW(0855)→マチガ沢(0915) →一ノ倉沢(0940) →西黒尾根登山口(1025) →ラクダの背(1205) →ザンゲ岩(1245) →トマの耳(1305) →休憩・出発(1330) →テングの留まり場(1350) →熊穴沢避難小屋(1405) →RW天神平駅(1435)
前泊は東京の実家、大宮で新幹線に乗り換えて上毛高原駅で下車。そこからバスでRWまで(冬に来たときと同じ)。さすが谷川岳の紅葉は有名で、平日の木曜日だったけど上毛高原駅からのバスは40-50席に対して9割埋まった。まぁ休日よりはだいぶマシなんだろうな。途中駅の水上駅では10人ほど乗車し、満席となる。
RW駅に到着するとすでに観光バスが三台停車しており、登山客ではない団体さんが降りてきている最中・・・みごとに全員高齢者。
Tumblr media
さて肝心の紅葉の状況は、RW山麓駅の周辺でも綺麗に色づいていており、かなり期待できそう!まずは紅葉ハイクなのでRWは使わず一ノ倉沢方面へ向かう。
Tumblr media
こちらのルートを歩くのは初めてだけど、コンクリートで舗装された道がずーっと続き、登山靴でなくても全く問題なく歩くことができる。おまけに道路沿いは樹々が黄色く紅葉しており、太陽の光に照らされて黄金にキラキラと輝いている。いやーこの時点で素晴らしく気持ちがいい。本日登る西黒尾根登山口は一旦通過する。
Tumblr media
RWから20分歩いてマチが沢出会いに到着。遠くに谷川岳の岩壁、そこから立っている場所まで鮮やかな絨毯が降りてきている。ここの景色もすごかったけど、この先の一ノ倉沢が凄まじい。
Tumblr media
マチガ沢から約25分して紅葉の先に見えてきたのは岩の壁、恐ろしくスケールがでかい壁が見えてくる。
Tumblr media
・・・これは!これが一ノ倉沢!!今まで何度か谷川岳に登ってもその穏やかな部分しか見てこなかったけど、山頂下はこんなにも荒々しい。多くの登山者の命を奪ってきた「魔の山」と呼ばれる所以がここに垣間見える。ホントにこんなところ登るんか、そりゃ死ぬよと納得してしまうこの人を寄せ付けない迫力、ぼーっとしていると岩壁が襲いかかってくるような錯覚を覚える。仮に涸沢で最高の紅葉が見れたとしても、ここの光景には負けるかもしれない。登山で景色に衝撃を受けたのはかなり久しぶり。下の方に写っている車や登山者と比べてスケールのでかさを実感してほしい。
何がすごいって、これほどの光景を登山装備全く無しでも見に来れるってこと。しかも1時間かからない。紅葉の時期でなくても、この岩壁だけのために来る価値はあると思う。
ちなみにこの日は取材が来ていたみたい、でかいカメラをもったスタッフ数名がバンで来ていた。
Tumblr media
一ノ倉沢から後ろを振り向くと、向こうの山も全部真っ赤。360度すごい景色。
これだけのものを見せられて、さらに先の幽ノ沢まで行ってみたくなった。ただ、これ以上歩いていると下りで使用するRWの時間を越してしまいそうなので、残念だけどここで折り返し。
Tumblr media
西黒尾根登山口はRWのすぐ近くにある。いざ登り始めたときに観光客の団体が近くを歩いていたんだが、ここを登っていく自分の姿を見て「おぉーすごい!」と言って写真撮り始めるものだから、少し恥ずかしいのと有名人気分で複雑。
Tumblr media
日本三大急登の西黒尾根。初めの15-20分くらいと、岩稜地帯の3-5割が最も急勾配だったと思う。それ以外もやや急ではあるが、日本アルプスとか登ってる人にとってはそれほど苦ではないと思う。また前半は土の道、後半は岩稜とハッキリ別れている。
天気が良く日差しも届いたので、この時期でも結構暑く感じた。夏は前半の樹林帯抜けるまでは厳しい道になりそう。
Tumblr media
40分くらい登り続けると樹々の間から山頂が見えるようになる。春~夏だと葉に覆われて見えないかもしれない。このあたりの紅葉はすでに落葉している。
Tumblr media
登山口から1時間ほど登ると、急に視界が開けた岩場に出る。写真中央に見える建物はRW駅。1時間でRWとほぼ同じ高さまで登ってきた。高低差570m。これ以降は岩稜帯に���入する。
Tumblr media
ここからは常に急という感じで、三大急登というのもまぁ納得。樹林帯の方はまだぬるかったな。
Tumblr media
鎖場もいくつかあり。
Tumblr media
登山口から1時間半くらいでラクダの背に到着。西黒尾根ルートでは数少ない(もしかして唯一の?)平らな休憩場所。正面に2つの山頂がどっしりと構える。まだ距離はあるようだ。この先のルートもよく見渡せるのだが、THE尾根という感じ。鎖場とか岩登りは大好きで、まだまだ続きそうなのでワクワク。
左を向けばRW山頂駅が常に見えるので、あちらと比べてどれだけ登ったのかも確認しやすい。
Tumblr media
見上げるような尾根を登っていく。見た目は急だけど、道自体はグネグネ蛇行したりするのでそこまでキツくはないかな。尾根の一番上に人がひとり立っているのが見える。
Tumblr media
道を間違えるととんでもない岩場を登らされることになる。一度だけ間違えて上の写真の場所を通過したけど、明らかに危険なので気をつけるように(面白かったけど)。登りきって、正規ルートを見つけて、やっぱ違うよねってなる。
Tumblr media
ここまで登ってくると後ろの山も上から下まですべて見渡せるのだが、とにかく紅葉がすごい。山全部が真っ赤になっていて、本当に燃えている様だった。スマホで撮った写真では全っっっ然伝わっていない!実際はもっと赤かったなぁ。
Tumblr media
山頂が近づいてきた。岩場しか無い。
Tumblr media
なんかジオラマっぽく撮れたお隣の東尾根とマチガ沢。
Tumblr media
今回最も注意を要するのは、とても滑る大きな一枚岩の上の通過。鎖もガイドも無く、濡れているときの下りなんかは特に危険なのでこのルートは避けるべきかと。 ラクダの背から30分くらいのところ。
Tumblr media
後ろを振り返る。綺麗な尾根だなー。
Tumblr media
もうすぐ天神尾根と合流する。山頂に立つ人も視認できるくらい、ゴールは近い。しかし、西黒尾根ルートからでしか見えない、山頂直下の崖はずっとすごい迫力。天神尾根ルートでは一切見えなかったし、またあっちのルートの穏やかな感じでは全然想像つかない。
Tumblr media
ザンゲ岩を通過すると突然開けた笹の道となり、勾配もかなり楽になる。懐かしのケルンも見えてきた。ポツポツ人が歩いているのは天神尾根ルートで、まもなく合流する。
Tumblr media
後ろを振り返る。さっきも書いたけど、ホントに綺麗な尾根。写真で見えているとこは緩やかだけど、そうでない部分はだいたい急。
Tumblr media
天神尾根と合流し、トマの耳は目前。
Tumblr media
登山口から約2時間半。日本アルプス登ってると、3大急登とはこんなもんかという印象。たしかに急ではあるけど、農鳥岳のときみたいに距離が長いわけではないし、岩場では結構ラクに標高が稼げるので登りやすいかと。
Tumblr media
オキの耳方面が見えるが、今回はあちらまで行かなくていいや、メインは紅葉と西黒尾根だったし。山頂は10℃くらいで、日差しがなくじっとしてると肌寒くなる。朝は天気とても良かったけど、お昼すぎは雲が湧いてきてこの有様。こればかりはしょうがない、山の生理現象みたいなものだ。
山頂から下を覗くと絶壁とマチガ沢が流れているのが見える。そういえば今までここから下を覗き込んだことなかったかも。
Tumblr media
万太郎山方面。あっちの稜線もいいな、今度縦走してみよう。
Tumblr media
山頂一体は笹しか生えてない。Windowsのホーム画面のような写真が撮れた。やはり、ここからはあの荒々しさは想像できない。
Tumblr media
山頂から約30分で避難小屋到着。前に来た冬はこの小屋が積雪で全部埋まっていた。
Tumblr media
かろうじて見えていたのは、埋まっても場所だけはわかるように立っている突起物のみ。3mくらいは積もるんだな。
山頂から約1時間でRW天神平駅に到着。こんなに早かったっけ笑。まあ山頂からRW見えてるし。冬来たときはここのレストランで舞茸天ぷらそばを食べたのだが、その味が忘れられなくて今回も寄ったらもう閉められていた!軽くショック。平日だから早いのか?このときの時刻は14:36で、前回冬に来たときは14:00に到着していた。あとほんの少しだけ早ければ!
Tumblr media
そばは諦めてRWで下山。これまたすごい光景だった。とにかく紅葉が綺麗!すごい!スマホでは全然ダメ!この景色が全く伝わっていない。
1510発のバスはすでに満席で座れず。ただ水上駅でほとんどの人が下車するのでそこからなら座れる。明日は普通に仕事があるので、毎回行っている水上の居酒屋には寄らず、そのまま上毛高原まで乗って新幹線。上毛高原に着いたら新幹線も10分後くらいに出るので、チケット買うなりせわしない。指定席満席とあったので自由席も混雑していないか心配したが、スカスカという・・・(自由席のみだった?)。急いだおかげで千葉で途中下車して夕食をとっても、20時前に家に着けた。
西黒尾根ルートはとにかく岩場が楽しくて、谷川岳また来る時はもうロープウェイ不要、毎回こっちのルートでいい。おまけに登る前に少し歩けば大迫力の断崖絶壁。ただ、そっちに行った場合は舞茸天ぷらそばは食えない。
1 note · View note
boskflowers · 5 years
Text
Tumblr media
2019.6.2 Camel Market/Camel0857
パラフィン、ソイ、両方のロウソクと、麦のスワッグ、畑の京鹿の子を持っていきました。手探りで作っているのでロウソクはまだまだ再現性が低いですが、偶然の造形もまた面白いな~と思います。パラフィンは低い温度でゆっくりいれると気泡が入って琉球グラスみたいだし、適温でサッといれると半透明とマットの中間くらいで花びらが幻想的です。ソイはミルクっぽいけど、溶かす時に高温になるとコンデンスミルクの色みたいでアイスキャンディっぽい。先日、失敗した花びら入りのソイを再び溶かして、ロウソクの芯を入れずに円柱のオブジェっぽくしてみたらそれはそれで可愛かったです。実用性のあるものが好きなのでロウソクにしたけど、今後失敗作はこうやって活用しよう。
麦のスワッグはこれからの時期に飾りやすい白グリーンの花を色々と。山野草の京鹿の子はドライにしたときの強いピンクがカッコイイ。
Tumblr media
翌日3日は、森のクラブ活動。今回は午前中に藍の種まきと苗の定植をして、 森の間伐材の薪で焚いたお釜のご飯を食べ、 午後からは森の中のデッキでお茶会をしました。新茶を水出しで頂いて一服、朝に摘んだお茶葉を自分で揉んで一服、そこに森で収穫したクロモジをその場で削ってブレンドして一服、そして最後はクロモジの葉を重ねて一服。クロモジはとても丈夫な日本生まれの植物です。成長しても5、6mほどの低木で幹も数センチまでしか大きくならず、暑さや熱風には弱いので、こんな雑木林の中で生きています。枝を切った時の香りは一級品です。この日の気温は30℃だったはずだけど、森の中にいたので半袖では肌寒いほどでした。
Tumblr media
6月5日は、旧暦の端午の節句で、うちの地元では旧暦で祝います。午前中のパート先で頂いたちまき。祖母と山へ笹とりに行ったことを思い出しました。墓掃除、だんごづくり、お茶づくり、おばあちゃんと一緒にした仕事は好きなものが多かったなと思います。
Tumblr media
3 notes · View notes
sumiekawakami-blog · 4 years
Text
甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根から〜 正面に仙丈、北岳、富士山、後方に八ヶ岳の絶景と「仙人が舞う」霊峰を満喫
Tumblr media
甲斐駒ケ岳 2967m へ黒戸尾根経由で標高差約2200mの旅
「甲斐駒に行きましょう」と、山友のSさんから突然のお誘い。おりしも2020年は昨年の洪水の被害で南アルプス連峰全域に及んで長野側からのアクセスができないため、山梨県白州から標高差2200mの旅となる。ただえでさ黒戸尾根は鎖場や梯子が続く体力と気力の勝負のルート。その上、コロナ感染予防の対策で七丈小屋は定数50人を8人に限定しているため、行くならテント泊しかない。
そもそも東京から山梨県に移り住んだのも、ここ日野春からの甲斐駒の荘厳なたたずまいに恋したからだった。でも数年前北沢峠から初めて登った憧れの頂きからはあいにくの雨で眺望はなく、表面は白い花崗岩がざれていて、あたかも月面に舞い降りたようだった。前日に登った仙丈ヶ岳の緑あふれる稜線があまりにも美しかったこともあり(北沢峠にキャンプすると、一日目は仙丈に二日目は甲斐駒に登れるのだ)、「甲斐駒は眺める山で登る山ではない」と決め込んだ。家から毎朝拝められるだけあって、私にとってはまさに「近くて遠い山」となった。Sさんは「眺めていたらムラムラと登りたい気持ちが湧いてきた」というが、試しに真夏特有の真っ青な空に突き抜ける頂を眺めてみると、あまりの険しさにゾクゾク感しかみなぎらない。
ところが、七合目にある七丈小屋の管理人で自身も国際的に活躍する登山家である花谷泰広氏の解説によるバーチャル登山の動画が私の心を揺さぶった。「里山、山岳信仰の聖地としての歴史、そしてアルパインの醍醐味、その全てが楽しめる」と語る花谷氏。山道のあちこちにお地蔵さんなどの石像が残存し、現在でも修行の信者さんが毎年頂上へお参りに登るだけで、縄文時代の土器までが発見されたという。遥かなる歴史に思いを馳せて、いま一度雲の上に突き出たその頂を眺めると、「おいで」と語っているようにも見えないこともない。
5:20am 竹宇(ちくう)甲斐駒ケ神社 (770m)出発
竹宇駒ヶ岳神社は名水百選でも知られる尾白川渓谷への入り口でもある(白州には甲斐駒神社と名がつく神社が二つあるので注意)。日が上がった朝五時過ぎ、駐車場にはすでに車が20-30台停まっていて、テント泊や車中泊をしたパーティーが身支度をしていた。神社で登山の安全をお願いし、神社前の吊り橋を渡る。下には南アルプスから流れる清流が朝日を浴びて光っている。
橋を渡るといきなり九十九(つづら)折りの急登。下界は連日「危険な暑さ」(!) が続き、本日は都心に比べれば過ごしやすい北杜市でも最高気温は33度を超える予報だ。日陰では気温が下がるとはいえ、テント泊の重装備の登りに息が上がる。しばらく行くと川の声は聞こえなくなり、ここから笹の平までは比較的穏やかな上り。樹林帯の山道をまったりと行く。
7:40 笹の平 2:20(コースタイム2:30)
Tumblr media
名前の通り、笹に覆われた平地だが標高1500mといえば、八ヶ岳でいえば主峰・赤岳の登山口のある美濃戸口と同じくらい。つまり、普段なら登山口に立つ前にすでに二時間以上歩いたことになる。笹の平はまた横手甲斐駒神社からとの合流地点でもある。横手甲斐駒神社を起点とするこの「横手道」は、1817年の開山以来、信者たちが頂上にある本宮を目指す道として現在でも使われている。開山の祖・権三郎は、古来より「仙人が集い、俗世の者は入山が許されない」とされてきたこの山を霊峰とするため、生家の松本から何度も出向いて許可に漕ぎ着けた上、「木を渡って岩をよじ登り、身の毛もよだつ絶壁を伝い、岩下に伏し、飢餓と戦い、辛苦を重ね、神や仏の加護で頂上を極めた」。「駒嶽開山威力不動尊御由来記」(小林千代丸著、1931年)という。かつはこの参道に33体の石像があったというが、そのうち現存している何体がここから少しずつ姿を現す。苔に埋もれ、顔の輪郭も薄くなった地蔵��が歴史の深さを物語る。
Tumblr media
熊笹の森に続くなだらかな坂をのんびり進むこと数分、ジグザクの急登が始まる。これが噂の「八丁登り」だ。のどかな森林風景だが、暑さで大量の汗をかき、汗を拭おうとすると、ポシェットのハンカチまでぐっしょりだった。慌ててアミノバイタと水を補給。
ジグザクを抜けると樹林帯に岩がにょきにょきとそびえ立つ苔の森にやってくる。朝日に輝く苔と時折顔を出すきのこを楽しみながら尾根を目指す。
8:10 前屏風の頭 樹林帯が終わり岩場にかかった鎖が現れた。ここで少し休憩。この先「刃渡り」と呼ばれる岩場が始まる。
10:05 刀利(とおり)天狗 標高2049m 笹平から2:25(コースタイム2:00)
ところどころ両側が切れ落ちて狭い岩場が現れるのが「刃渡り」と呼ばれるゆえんか。時々、ふわっと風が抜けて暑さが吹き飛ぶ。梯子や鎖場を超える途中でいくつもの石像が姿を現すと、すぐ上が刀利(とおり)天狗の祠(ほこら)だった(三合目付近)。ここまで出発からすでに四時間半で本日の終点・七丈小屋までは約半分の行程か。標高は2000mを超えたが、これでも長野サイドの登山口である北沢峠と同等というから、恐るべし黒戸尾根!しかし「これからが本番」と気を引き締めた瞬間に下りが始まり、長くダラダラと続いている。白樺の林の木陰が太陽の陽を浴びて美しいが、降りた分は登り返さなければならないと思うと楽しめない。下りが終わると鞍部(コル)に至る。ここが5合目か。このあたりに五丈岩という岩掘った礼拝所(明治25年)の跡があるというが、見つからないまま五合目の祠(ほこら)まで進む。
10:55 am 五合目の祠(ほこら)刀利天狗から0:50 (コースタイム1:00)
Tumblr media
切りたった岩の下に並ぶ石像郡。山谷氏のバーチャル登山ビデオによれば、ここにある石碑の多くは昔からこの地に祀られていたが、何体かは昨年2019年の大雨の際に流されたのち、地元や甲斐駒神社の関係者が文化財保護のためにこの場所に集めたもの、という。この際、崩れ落ちたハシゴも修復された。そもそも、これらの石碑は信者が担いで登ってきたといわれるが、一人では持ち上げられないほど重いものもあったという。
ここから鎖、ハシゴが続くが、みなさんの努力のおかげできちんと保全、修復されている。中には垂直に近いハシゴもあるが、ゴツゴツの表面加工をしたプラスチック(?)で太い丸太型になっている。八ヶ岳・赤岳の真教寺尾根や、北アルプス槍ヶ岳頂上直下にかかっているアルミ材のハシゴに比べれば、断然安定感もあり滑りにくい。
六畳橋(6合目)を超え核心部へ
Tumblr media
六条橋と呼ばれる長い橋を超えると、いよいよ本日の核心部。鎖・ハシゴの連続で慎重に進む。と、二つ目の橋を上がったところに、大きな岩場が出現。片足を欠けて上に上がった時、ぐらっと重い荷物に体が揺さぶられる。えっ。次はどこに足をかけるの?真下は橋で、その橋のしたには昔使われていたという古い橋が二重になっているが、その下はどうなっている?一瞬、固まってしまい、思わず前を進んでいたSさんに声をかける。
「待ってくださぁい!どこに足かけましたぁ〜?」と、私。 「あっ、そこに削った場所があるから!そうそう、もう少し上!」 岩にしがみついた状態で、足をかける窪みを探す。「あっ、ありました、階段状のくぼみが!」 片足を次のくぼみに、そして鎖を両手で持って、そう、三点確保!腕に力を入れて、ぐいっと体を上げると、うまくリズムがとれた。岩をよじ登ったところで今度は片側が切り立った岩場。緊張の連続で半分涙目になった。こんな気持ち���味わったのはここ数年で初めてだった。
怖いという感情は極めて主観的なもので、怖いと思えた場所も経験値で乗り越えられる場合もあれば、まったく安全と思えた場所が気象状況で地獄になることもある。私は一人で登ることが多いので、怖いと思ったら無理をせず引き返すことにしているし、実際に引き返して、二度目、三度目で登れた場所もある(冬の天狗岳には三度目でようやく登れた)。今回のように、一緒に登人がいてくれる場合、いつもよりちょっぴり背伸びができる。山友に感謝。
12:05 am 七丈小屋 五合目より約2時間(麓より6:45、休息含む)(コースタイム約7時間)
手元のガーミンで8キロの表示を見た時点であと1時間はかかるかと覚悟していたが、あっけないくらいあっさりと小屋が姿を表した(実際なんの表示も見なかった)。走行距離9.5 km。二時ごろにはなると覚悟していたけれど、コースタイムより速く着いたのにびっくり。
(小屋は戦後、古谷さんという方が青少年の育成のために建てたと言われる)。小屋の前の水道からは噂通り冷たい水が迸っていた。まずは喉の乾きを癒し、上から下まで汗びたしだったので、ここで失礼して水をかぶらせていただいた。
テン場はトイレのある第二小屋を通り過ぎて、梯子を登ってからさらに上の場所にある。歩いて3分ほどと言われたけれど、疲れていたせいかいつまでたっても着かない。どこかで間違えたのだろうか?一度小屋まで戻って、道順を確認すると「一本道ですから迷いませんよ」という。実際、一本道で迷いようはないのだけれど、それほど疲れていたということか。
テン場からは、真正面に鳳凰三山のオベリスクと富士山が見える。
今回の山行の目的のひとつは、 新型コロナウィルス感染と共に生きる「新生活」に対応した一人用テントを試すことだった。各自���営、食事もジェットボイルのみ共有。コロナ下では「マイテント、マイフード」がスタンダードになっていくのかも。設営して明日の天気をチェック。着いた時には景色が見えたのに、だんだんと雲行きも悪くなってきた。明日は昼から雨の予報。下りが苦手の私たちは果たして雨の中、今来た険しい道のりを下れるのか‥‥。しかしここまで来て、頂上を踏まずに帰るのも惜しい。日の出と共に行動し、万が一雨が降った場合も焦らず慎重に下る、と方針を立てた。早めに就寝。テン場からトイレまでは歩いて3、4分あり、山道は一部切り立っているところもあるので、夜用をたすには要注意。
Day 2: 4am 起床 4:50 am 出発
Tumblr media
七丈小屋の由来はすばり「七合目」(2,400m)。「合目」というのは標高や距離ではなく、歩行時間や労力といった主観的な要素で決まったものらしい。テントからみた風景だとかなり上まで来たような気がするが、頂上まではコースタイムにして二時間半、標高差は2967-2400=567m。甲斐駒ヶ岳神社からの標高差2200mと照らし合わせても70%の行程というのもうなずける。
テン場は東側に面しているので五時前になるとすでに空が朝焼けで染まっている姿が見える。ここからが本番!鎖場が続き気は抜けないが、東には鳳凰三山(地蔵岳のオベリスク)と富士山、そして正面には甲斐駒ヶ岳の白い山頂が見えてくるのでモーチべーションは全開に!だんだんと木が少なくなっていき、森林限界を超えつつあることが肌で感じられる。8合目御来迎場 5:48 8合目から左にそれた場所に岩小屋があるというが、見つけることはできず。
この猛々しい岩肌が夏山の稜線の醍醐味。時々、一陣の風が抜け、標高の高さを教えてくれる。そしていよいよ、黒戸尾根の象徴とも言われる「烏帽子岩の二本の剣」(9合目)とその後ろに姿を現す鳳凰三山と富士山!(6:19 am)
Tumblr media
富士山、鳳凰三山をバックにそびえる烏帽子岩の二本の剣(9合目)
Tumblr media
9合目を超えると、白い花崗岩の岩肌が輝く山頂が近くに見えてくる。しかし、歩くとこれが非常に長く感じられる。ようやく甲斐駒ヶ岳神社の本殿に到達(6:40am) 信者の方々の山道はここが終点というが、山頂はまだ先の祠。
山頂(6:55) 正面は仙丈ヶ岳、左手は富士山、そして右手には八ヶ岳!
Tumblr media
あれだけ心配していた天気も山頂では雲一つない晴天となり、正面は仙丈ヶ岳、左手は富士山、そして右手には八ヶ岳という絶景が楽しめた。小屋からは約二時間で上がってこられた。一昨年前の夏、仙丈ヶ岳(3,030m)からこちらを眺めていたことを思い出し、あれから二年の月日を経て、自分が反対側の甲斐駒から仙丈ヶ岳に対峙しているという、ちっぽけではあるけれど満たされた瞬間を味わえた。 実際は仙丈ヶ岳の方が60メートルほど高いけれど、黒戸尾根から登れたという自信と2年間の奇跡を踏み締めて、気持ち的にはちょっとだけ高いところにいる。
長い長い下り。。。
帰り道、鞍部手前の五合目小屋跡に立ち寄る。明治時代に修験行者のために小屋を開いた植松嘉衛氏のレリーフが今も残っている。5丈岩は岩を削ってつくられた礼拝所という。
5合目小屋跡
ここまで順調な下りだったが、小雨が降り始めちょうど刃渡りに差し掛かったところで雷が鳴った。周りは何もないまさに刃の上を渡っている状態だ。まだ遠いだろうと立ち止まってのんきに写真を撮っていたら、後ろから走ってきた男性の二人組が「伏せろ!」と声をあげる。驚いて伏せるとがらがらがらーっとすぐ近くに雷が落ちた。えー、こんなところで?後ろの男性二人は猛スピードで駆け抜けるけれど、両方が切り立った峰で走るだけの余裕がなく、足がすくんだところでまた落雷。がらがらがらー。思わず鎖を思いっきり握りしめてしまった。後ろからNさんが「手を離して!」の声。周りに遮るものがない露出した岩場で鉄にしがみつく、というNGをやらかした!慌てて岩場から降り、今後は木下に隠れようとすると、またしても「木の下は危ない!」との声。。。落雷の怖さを全く理解していない自分の不甲斐なさ。。。
八丁坂ならぬ八丁滑りとカエルの恐怖
森に入り、ひとまず落雷の危険は回避することができたが、次の難所は八丁坂という急な坂。雨のおかげで路面の泥がつるつるになっており、どう降りても滑ってしまう。ストックを立てて踏ん張るもののつるりとお尻から入ってしまい身体中泥だらけに。おまけに地面には大きなカエルがゲコゲコと飛び回り、落ちた瞬間に地面でカエルと睨み合うことになりかねない。後ろからきたトレランのみなさんは転びもせずスイスイと駆け抜けて行くので、私の脚力と技術不足のせいなのだろうが、すでに足が弱っているところで思わぬ難所となった。
しかし悪天候も一時的で、八丁坂を越えてるとあとは比較的なだらかな野山が続く。ホトトギスの花弁が愛くるしく帰りを迎えてくれた。
Tumblr media
1 note · View note
shineninrays · 3 years
Photo
Tumblr media
. . #麺酒一照庵 #晴天櫓 今月4日から時短営業を実施されています (水曜定休) 8/13~16は 21時閉店 (酒類提供は20時まで) 8/17~31は 20時閉店 (酒類提供は19時まで) 開店前 11:10から店内の待ち席にて待機可能 まあ…盛夏時期じゃけん 外待ちは暑ぃーわな🤣 お店のご配慮には 感謝いたします🙇‍♀️ . 1/4 笠岡style 生醤油 親鶏肉増し, 半熟塩玉子 (晴天の焼印😄)トッピング追加 ごはんものは 種鶏タタキ漬けめし大盛 (数量限定) . 2/4 スープは親鳥ベースに和出汁(昆布,椎茸等)の支え、 生醤油ブレンドのカエシを併せている点は変わらず 程よい油脂感と 均整のとれたコクのある味わいで美味い 味変はアンコールペッパー,にんにく,唐辛子赤👌 . 3/4 低加水細ストレート麺は 8/9より通常より細めの夏仕様‼️ 確かに かなり啜りやすい印象、けど舌の上のザラザラ感 以前より残るんよなぁ…麺幅だけの変更じゃったら おえんで。少しスープに馴染ませると良いが誰もそこまで せんでな。ツルパツ食感で万人受けする喉の通りは良 煮鶏(かしわの醤油煮)は柔めの食感で 麺,スープと一緒に 食べやすい点は好み⭕ 親鶏肉増しはおススメ😄 笹切りネギは表面を軽く炙ることで 臭いを抑えている アーリーレッドで 食感&スープの甘みを抑えている点は👌 . 4/4 ごはんものは 久々の種鶏タタキ漬けめし、平日は ご飯ものとセットで注文すると お🉐 弾力のある肉質感と 歯応えのある独特の食感で美味い😊 鶏本来の旨みに甘辛タレ 地養卵の卵黄とも相性抜群⭕ スープをかけて お茶漬け にして頂くスタイルも好み また啜りたくなる一杯で めっちゃ美味かったです🍜😋 ごちそうさまでした . #一照庵 #ラーメン #ラーメン部 #ラーメン倶楽部 #麺活 #麺スタグラム #岡山 #笠岡ラーメン #インスタグルメアワード2021 #일본라면 #맛있다 #拉麵 #ราเมง #ramen #instalike #instagood #instafood #food #foodie #yummy #😍 #goodeats #love #beautiful #syoyu #photooftheday #japan #japanesefood . 2021.8.13 麺活No.193 . (麺酒一照庵 晴天櫓) https://www.instagram.com/p/CSg43oBF2VH/?utm_medium=tumblr
0 notes