梅雨入りのタイミングがズレてるとかなんとか…
今年は異常って毎年言ってるw
とりあえずチャンスなので雨の前にリゾート気分。
やはり湖畔キャンプはいいな。
空明るいし街灯も凄いから星諦めてたけど
ばっちり見れて写真もうっすら撮れたので満足。
お酒がおいしい楽しいキャンプでした♪
→→→→→
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お久しぶりです。最近は音楽の方に熱が入っているのと、関東によく行ってるのもあって、写真を撮る時間をなかなか取れませんでした。
けれども、梅雨になると雨の風景に心動かされるのか、気がつくとスマホで何枚か撮影してました。
まずはこの写真。犬と紫陽花。
雨の日でしたね。
そして、最寄りの駅から帰る途中、白いアナベル(アメリカ紫陽花)が咲いてたけど、今年はお疲れの様子で、ポストにもたれかかっておられました。
京都府向日市で、帰り道に見かけるこのお家には、バラもたくさん咲いてます。
雨の日のバラも綺麗。
インスタグラムには、加工した写真を投稿しましたが、加工なしの方がよかったかもなぁとも思えてきました笑。
横浜の山手のフェリス女学院の横にも、紫陽花が咲いてました。
公式ブログには、Instagramに投稿したそのほかの写真も載せました。
もうすぐ梅雨が終わりますね☔️▶︎☀️▶︎🏖
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主題歌はザ・クロマニヨンズ「ランラン」に決定!予告編&本ビジュアルも解禁‼
★ザ・クロマニヨンズの「ランラン」が主題歌に決定!
2006年の結成以来、シンプルながら力強いサウンドと、甲本ヒロトのパワフルなボーカルで多くのファンを魅了し続け、現在も新曲を次々と発表するなど精力的に活動を続ける唯一無二のロックバンド。この度、そんなザ・クロマニヨンズの「ランラン」が『Gメン』の主題歌に決定!本楽曲は、2023年1月に発売されたアルバム「MOUNTAIN BANANA」の収録曲の1つ。G組をはじめとしたキャラクターたちの熱く真っ直ぐな生き様と、疾走感あふれる青春を描いた本作に楽曲の世界観がぴったりなことから、映画サイドからの熱烈なオファーにより起用が決定しました。
<瑠東東一郎監督コメント>
情熱。真っ直ぐさ。青春。爆走。
Gメンという作品をイメージした時、主題歌はザ・クロマニヨンズ以外の選択肢が僕には無かったです。
愚直なまでにパンクロックなザ・クロマニヨンズ。
いつもナンバーワンで最高にカッコいいザ・クロマニヨンズ。
ずっと大好きでずっと憧れていたザ・クロマニヨンズ。
この曲で映画が作れるなんて僕はただただ嬉しくて。
気分はランランです。
★ケンカに恋に友情に!青春に向かって全力疾走する姿がぎゅっと詰まった予告編解禁!
今回解禁となった本予告編は、私立武華男子高校に転校してきた岸演じる勝太が、転校早々に教室で「彼女なんてソッコーで出来るよ!」「這い上がってやろうじゃねぇか!!」と高らかに宣言し、クラスをまとめ上げるシーンから幕を明けます。しかし、勝太が入ったのは武華の中でも最底辺、“肥えだめ”と呼ばれる問題児だらけのG組でした…。
映像では、G組のメンバーをはじめとしたクセ強で強烈なキャラクターたちが続々と画面に映し出され、高良健吾演じる伊達が屋上から飛んで登場する衝撃のシーンや、田中圭演じる八神が自転車にブチ切れるシーンなど、インパクト抜群の衝撃映像が続きます。ザ・クロマニヨンズの主題歌「ランラン」が流れるとさらに勢いは加速し、レイナの手を引いて路地を走る勝太、ファンの女子と熱烈なキスを交わす瀬名、「天然か!」と瀬名にツッコミを入れる肝田、女子に「昭和くさ!」と言われる梅田などがテンポよく映し出されます。しかし、そんなポップな雰囲気から一転、血まみれで倒れる薙の姿、そして尾上松也演じる最悪の組織・天王会のトップである加藤の登場により、不穏な空気が映像を包み込む。勝太たちに魔の手が迫り、G組の熱き戦いが始まります!【G組にしかない】【大切な青春を】【もっと楽しめ‼】のテロップに合わせ、ド派手なアクションと熱い青春が切り取られ、ケンカに恋に友情に、今を全力で駆け抜けるG組の姿が描かれた、熱量たっぷりの予告編となっています。ラストに満を持して登場する、吉岡里帆演じる瞳先生の姿にも注目です。
★G組メンバーと個性あふれるキャラクターが勢ぞろいの本ビジュアル解禁!
この度解禁となったのは、1年G組のメンバー、勝太、(岸優太)、瀬名拓美(竜星涼)、肝田茂樹(矢本悠馬)、梅田真大(森本慎太郎)、薙竜二(りんたろー。)に加え、上城レイナ(恒松祐里)、雨宮瞳(吉岡里帆)、伊達薫(高良健吾)、加藤侠介(尾上松也)、八神紅一(田中圭)らが勢ぞろいしたビジュアル。G組メンバーを中心に、個性豊かなキャラクターたちがずらりと取り囲み、それぞれがキャラクターを体現する表情とポーズを見せています。「もっと!今を楽しめ!」のキャッチコピーと合わせ、シンプルながらもスタイリッシュで青春の空気感や仲間の一体感が感じられるビジュアルとなっています。
★連続キャラPV配信第6弾!りんたろー。演じる【パリピヤンキー・薙竜二編】が解禁!
この度解禁となった連続キャラPV第6弾は、【パリピヤンキー・薙竜二編】。勝太と同じG組のメンバーで、「戦争じゃー!」が口癖。“トラブルの香りがするところに薙あり”ともいえるくらい、喧嘩を売ったり買ったりといった好戦的な日々を送ります。映像は、「マジで殺すぞ!コノヤロー!」と肝田の胸ぐらをつかむ衝撃のシーンからスタート。「チャラい」「顔デカ」「馬づらの武闘派」というテロップに合わせ、雄叫びを上げたり騒いだりと暴れ馬っぷりを見せます。一方で、ケガを負いながら「あいつらのヤバさ、わかってねーんだよ。」と深刻な表情を浮かべる場面も。シリアスなシーンを思わせる意味深なカットも挟み込まれています。ラストでは肝田との息の合った絶妙な掛け合いも見せ、ノリと勢いにあふれた薙の魅力が詰まった15秒となっています!
公式サイト
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小休止6
鉢物
小さめのプランターにて株分けを進めているガザニアです。梅雨明けてから急激に上がった湿度のせいか、一番ダメージの大きいガザニアをやっていきます。
以��は足の踏み場もない��ど密集してましたが、逆にそれがまずかったようです😫 4/5くらいのガザニアがダメになってしまいました。これからも少しずつ株分けをして、どうにか増やしていこうと思います。
狙い通りにいってくれるといいのですが、なんとも言えませんね。ただ増やすだけでなく、間引きも必要かもしれません💦
そしてトウガラシの鉢物です😅 地植えすると虫にすぐやられるので、今のところこの場所で鉢に入れて育てることにしています。今年からはひとまわり大きめのもので、もっと実を付けてくれるかどうかチャレンジです😂
ゴム製のハンマーで何度も鉢を叩き、縁を鉄製の杭で刺しながら少しづつ本体を取り出します。
地元産の赤土と有機肥料を下の方へ混ぜて敷いてから、ト…
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5年用のパスポートを取った。初めてのパスポート取得なため戸惑いながらも必要箇所に自分を記入していく。戸籍謄本も自分で取るのは初めてで家族の名が羅列してその上の祖父母の名前も書かれていることがなんだか不思議だった。
「白い服を着てハイライトとシャドーを少し濃いめに胸を張って」とユーチューバーの言ったことを遵守して白いボックスから出てきた証明写真を見るといつもよりまともに撮れて安心した。500円追加で写真をアプリでも保存できるというのでちゃりんちゃりんと硬貨を入れた。気に入ったため農業姿から証明写真のアイコンに変えると恋人から「怖い」と不評だった。
1年目の子と営業先に向かうまで他愛のない会話をする。「彼氏さんと同棲しないんですか?」「週どれくらい会ってるんですか?」と色々聞かれる中でどうだろうね、と答える。2年目の子には入って早々すぐに恋人と付き合ってるんじゃないか、と問われ否定したけど、わからないかねぇ。周りはどうやら、、と思っているみたいだけど公にしてないみたいで否定し続ける。週2.3回かなって言ったけど在宅とか外出じゃなきゃ貴女と同じく平日は毎日会っているし電話だってしてるよ。
仲がいい2人と天ぷら屋で飲んだ。もずくの天ぷらが美味しかった。1人遅れて来た中で「実は…」と深刻ながら話す内容が、先日の旅行先のお土産を部署全体とは別に買ってきたのに家に忘れてきちゃったとのことだった。優しい世界。部署が離れちゃったら悲しいな。
湿気を帯びた空気が皮膚に纏わりついて、汗拭きシートを買わねばと思う。梅雨入り前の暑さは期待感を抱かせているようで得意ではない。店に向かう途中紫陽花が綺麗に咲いていた。家��は薔薇が咲いている。
そういえば先週末に恋人から送られてきた写真が愛おしかった。
梅雨が明けたら恋人と旅をする。
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珍しくダリヤを
結局昼近くに産直に着いた。本当は朝早くに行けると季節の花や野菜がもう少し選べるのかもしれない。それでも花屋さんに行くよりも安価に手に入る。
ラベンダーをとりあえず3束手に持った。持っているだけでふわりと良い香りがする。他に何か無いかなと花売場を見て歩く、鉢植えも魅力的だけどこれ以上増やすと管理ができないから我慢。切花の中で目を引いたのが赤と濃赤の華やかなダリヤ。今までダリヤを買って飾ろうとはあまり思ったことが無い。華やか過ぎて自分には不釣り合いな気がするのと、小さな花とか地味な花が好きなのとで選ぶ花からは自然と外されていた。
散々手に取って眺めて悩んで、ビニールのカバーに押さえつけられて窮屈そうにしているひらひらの花びらを自由にしたらどんなかなという興味に負けてダリヤを買うことにした。家に持ち帰ってカバーを外すと、押さえつけられていた花びらがぴんと開き売場��見たよりもずっと華麗で美しい姿になった。
窓際に飾って眺めてみる。ひとつの花でこんなにも存在感があるってすごいなと思う。やっぱりどこか不釣り合いな気もしなくもないが、たまにはこんな風景があっても良いかもしれない。
天気が良いので、庭の鉢植えもよく見てみるとユーカリの葉が赤くなってポロポロと落ちている。紅葉するような気温でもないので、もしかしたら根が詰まっているのかもしれない。ひと回り大きな鉢が余っているので思い立って植え替えをした。細かな根がぎゅうぎゅうになっていて苦しそうだった。ごめんね。と思う。こんな風に目をかけられなくなるからやっぱりもう鉢植えも増やしたらダメだな。
とりあえず根をほぐし、細かなものも取り除き大きな鉢に植えた。本当は地植えにしたいのだけれどぐんぐん育ってしまうとゆくゆく困るんじゃないかと思って地植えにできないでいる。うまく剪定して小ぶりのかわいい感じにできないかなと思っているけれど現実はなかなか難しい。自由に枝を伸ばすのでどう剪定して良いか悩んでしまう。
ポポラスの丸葉がかわいいので枯らしたくない。
日記として毎日書けたらと思っているのに、忙しいと途中まで書いて保存して、を繰り返して何日か経ってしまう。でもそれでも良いかな。特に昼間仕事に出かけると、基本的に要領が悪いので夜があっという間に来る。本を読む時間も音楽を聴く時間もあまりない。梅雨に入る前に海の散歩もしたい。そんなことを考えるといつも追われている感覚になるけれど、ハタから見たらのんびりマイペースに暮らしているように見えているだろうなと思う。実際そうなんだけど。
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もうすぐ梅雨入りなので、
キイロビンで車の窓の油膜を落とし
撥水コートを施工したよ。
未だ雨が降らないから効果のほどは不明だけど、
自己満足感は高いねw
それにしてもこの2006年式アコードの窓は
UVカットガラスじゃないから日差しがチリチリ痛い。
ヤンキーみたいなスモークフィルムは要らないけど、
UVカットフィルムみたいなのを考えてみようかな。
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mes possibilites aujourd'hui.
今日のわたしの可能性。
買い物に行く。
さすがに3日間の疲れが出たのか、
うっかり灯りを点けたまま
ぐっすり眠って、起床。
昨日いただいた鱒寿司を
遅い朝食にして、午後は
不定期のお仕事。
玄関先の紫陽花が
色付きはじめた。
庭の中にときおり
カエルも見かけるし、
あっという間に梅雨なんだな、と思う。
スリット鉢を買ってきたので、
明日は
交換会で輿入れした植物たちを
植え付けるつもり。
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天使に魂を売る
磯丸水産で乾杯して、なんで今日みたいな大切な日に私を誘ってくれたんですか、と聞いたらマイメンだと思ってるのでと可愛らしい声で美月さんが笑う。2年振りぐらいに血の通った美月さんの顔を見たと思った。
8月は美月さんと既に2回会う予定なのだけれど、9月は滝行に行こうと約束した。冬じゃなくてまだ暑いうちになんとか滝行に行こうと思ってるところ、めちゃくちゃ美月さんらしいし気が合う。やっと同僚ではなくなったので、これからこの人との関係はきっとずっと楽しいんだろうな、と思っている。ちなみに8月に会う内1回は激しいショーがみられるゲイバーに連れていってくれるとの事だった。一生結婚しない金銭感覚の狂った女友達がほしいと5年以上唱え続けてようやく巡り会えた気持ち。
終電に乗り込みふらふらと駅から家まで歩いてると、彼から電話がかかってきた。ちょうど彼と電話したいとおもっていたので、るんるんで通話ボタンを押す。相当酔っていたのに、めんどくさいと言われたことだけは鮮明に覚えている。鮮明に覚えているというか、これは絶対に刻みこまなきゃいけないやつだと酔いの回った頭で冷静に思った。文脈も経緯も何がめんどくさかったのかも何一つ覚えていないけれど。そして、やんわりと私の連絡が多いと窘められた。私はめんどうな女が嫌いな彼にめんどくさいと言われたことが本当に申し訳なく、恥ずかしかった。ありのままの自分を受け入れてほしいなどと人生でいちども思ったことは無い。だからこそ相手によって自分の見せる面を変えるのはエチケットだと考えていた。なのに、彼には甘えすぎてつい素をさらけ出してしまった。いい大人なのにみっともない。
それに怖かったのもある。今はいいかもしれないけど長く付き合えば彼もありのままの私にうんざりするかもしれない。めんどうな女はどういう性質なのかを調べ、どうしたらめんどうではなくなるのか調べ、嬉しくて彼からのLINEにすぐ返信しないように通知をオフにして、彼からきたメッセージにどうしたらめんどくさくない女の返しなのかえんえんと考えた。そう、私は折り紙付きのめんどくさい女なのである。彼のことばかり考えていたら嫌だろうし、大半は本を読んで過ごした。ちょうど実家に帰った時母にオススメの本を10冊渡されていたのが救い。母には私のオススメの本も貸すことになっているので2人ナツイチ。
とはいえ気が狂ったように連絡をしていた私にとって連絡を控えるというのは精神をゴリゴリと削り、思わず何度もLINEのアイコンを開いてしまった。彼からの連絡はなく、これなら通知オフにしなくてもよかったなと思う。ウケる。飲み会でネタにして笑ってもらおう。
マイナス思考ではなくてプラス思考で反省して、よりよい関係をつくれたらなあという気持ちでいる。今まで甘えさせてくれた分、今度は私の番、という気持ち。
大丈夫、私なら梅雨の晴れ間みたいなカラリとした女性になれる。絶対。
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全国各地で線状降水帯の発生が相次ぐ中、米の一大産地である山形県北部の酒田市でも7月末に発生し、水稲や果樹の生産基盤を揺るがすほどの深刻な被害が出た。もうすぐ1カ月が経過するが、産地再建のめどは立っていない。本紙「農家の特報班」が現地に入り、線状降水帯がもたらす被害の深刻さと産地が直面する課題を探った。
記者が足を踏み入れたのは酒田市の山間部、八幡地域。水田地帯を流れる荒瀬川が氾濫し、出穂直後の水稲が土砂で覆われていた。
「もう農業はやめるしかない」。同地域で水稲約4ヘクタールを作付け、全面積で冠水・土砂流入した堀正博さん(66)はつぶやく。「今年は品質も量も良さそうだった。米相場も上昇し、概算金にも期待していただけに、つらい」と打ち明ける。
所有するトラクターもコンバインも泥水にのみ込まれて故障し、使用できなくなった。新たに導入するにしても「資金的に難しい」として堀さんは離農を決めたという。
JA管内作付けの7割被害
酒田市を管内に持つJA庄内みどりによると、管内の水稲作付面積計1万500ヘクタールのうち、7割を占める約7000ヘクタールで被害が発生。浸水・冠水約6400ヘクタールに加え、土砂流入が約450ヘクタールに上る。
引き金になったのが線状降水帯だ。気象庁によると、酒田市を含む庄内・最上地方で7月25日に発生。同市の日降水量は288ミリに達し、1937年の観測開始以来、最多だった。同地方を含め、今年は6、7月に全国各地で6回、線状降水帯が発生している。同庁は「今後も条件がそろえば全国どこでも発生する」(気象リスク対策課)と説明する。
3日間水引かず「不安」
酒田市に降った多量の雨は、田畑だけでなく家屋にも被害を与えた。市によると、20日時点で家屋の床上・床下浸水は490件に上る。
水稲4・5ヘクタールが3日間冠水した酒田市の遠田聡さん(63)は自宅が床上浸水し、避難所から水田に通う。「1日冠水しただけで収量は2、3割減る。どのくらい減収してしまうのか」と不安を募らせる。
取材の中で遠田さんは「収穫できたとしても不安がある」と明かした。毎年、米を運び込むJA庄内みどりが運営する松山カントリーエレベーター(CE)も浸水、故障したため「米の行き場がない」という。記者がCEの被害状況を取材すると、地域の米の受け入れに支障が出ている実態が見えてきた。
CE浸水、行き場失う米
浸水被害を受けた松山CEの片付けを進める遠田さん(右)と同CE利用組合の佐藤組合長(山形県酒田市で)
浸水被害を受けた松山カントリーエレベーター(CE)に向かうと、機械を動かす制御機器も含めて、全ての設備が故障していた。約3日間、2メートル浸水したという。
CEを利用する農家は約100人に上る。例年だと9月中旬に稼働する。今年は約270ヘクタール分の対応を予定していたが、松山CE利用組合の佐藤伸二組合長は「今年産米を全て受け入れるのは難しい」と明かす。
地域の別のCEと調整し、約120ヘクタール分の受け入れはめどが立った。だが残りの約150ヘクタール分の受け入れ先は見つかっていない。
「農家から持ち込まれた米を乾燥させ、流通に乗せるCEは米産地の心臓。復旧には多額の費用がかかり、JAや農家だけでは不可能だ」と佐藤組合長は懸念する。
取材した日は台風7号が日本の太平洋側に接近していた。「直撃していたら、ここの復旧はさらに遅れたかもしれない」と話す。
特産梨も打撃「なすすべない」
土砂や流木で埋め尽くされた梨園地の被害状況を確認する三浦さん(山形県酒田市で)
被害は水稲だけにとどまらない。記者が現地で取材を進める中で、酒田市特産「刈屋梨」も打撃を受けているとの情報を得た。
JAに問い合わせると、作付面積30ヘクタールのうち、16ヘクタールで浸水や冠水、土砂流入の被害を受けたという。
現場に行くと、梨農家に取材できた。酒田市の三浦ひとみさん(54)は園地の計10アールに土砂が流入。被害園地に同行すると、普段は立って作業ができるが、土砂が堆積しているため、かがまないと木に引っかかって園地に立ち入ることができないほどだった。土砂をかき出すために重機を入れたくても不可能な状態だ。
「なすすべがない。50年目の自慢の木だったが、この畑で再起は難しい」と三浦さん。高台の園地で新たに苗木を植える予定だが「成木化まで10年程度かかる。なかなか前向きになれない」と肩を落とす。
酒田市を襲った線状降水帯は今季、6月21日の鹿児島県大隅地方を皮切りに、7月25日までに静岡、長崎、沖縄、山形と全国各地で発生している。
気象庁によると、線状降水帯は梅雨の終盤に発生することが多いが、昨年は8月に6回、9月に5回発生しており、「今後も警戒が必要」(気象リスク対策課)という。同庁は、気象情報や自治体の避難情報を小まめに確認し、事前の備えや命を守る行動を取るよう呼びかける。
[農家の特報班]線状降水帯 米7000ヘクタールに爪痕 山形県酒田市(動画あり) / 日本農業新聞
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2024年8月27日(火)
台風の速度が遅く、九州南部は長い間危険な状態にある。私の住まう地域では直接の影響はまだ無いが、それにしても蒸し暑い。今日から在宅ワークなのでリビングのエアコンを使いたいのだが、同居猫はベランダのこの場所がお気に入り、室外機の直ぐ側なのだ。彼がここにいる間はエアコンのスイッチを入れることができず、私は汗まみれでMacに向かうことになる。台風のとばっちりで、仕事がちっとも捗らないではないか。
4時起床。
日誌書く。
5時30分、��ャワー、体重は450g減。
朝食。
洗濯。
珈琲。
弁当*1。
可燃ゴミ、30L*2。
ヤクルトさんから、野菜ジュース購入。
ツレアイは本来午前中の訪問1件の日だが、手が足りなくて午後からヘルプ、そのため弁当を用意して自転車で出勤する。
酢タマネギ仕込む。
地鶏をヨーグルトに漬ける。
セントラルスクエア花屋町店で買物、セロリ・キュウリ・トマト・シメジ・鱧皮・薄揚げ(¥1,692)。
夕飯用に、無水地鶏カレー仕込む。
彼女から連絡、午後のヘルプはなくなったとのこと。昨日のうちにメール連絡があったそうだが、見落としていた模様。
ランチ、息子たちには素麺、彼女は弁当、私は残り物。
彼女が明日休みになったので、京都シネマの映画を予約する。
奥川ファームから臨時便届く、干物・餅・梅干し。
今月分を振込み、来月の予約をする。
もう本は買わないと決めたのだが、後期の授業のためにどうしても読みたかったものがamazonから届く。
西大路七条から13系統乗車、四条烏丸へ。バスに乗ったあたりから激しい雨、西村歯科に着く頃には大分おさまってきた。予約は17時、10分前に受付するとすぐに呼んでいただいた。いつも通り、チェック&クリーニング、特に大きな変化は無く、次回は9/24(火)15時(¥2,490)。
Appleからメール、いよいよiPhone16の発表だ。
地鶏カレーの仕上げはいつも彼女に任せる、味付けは私より上手なので。
録画番組視聴、名探偵ポワロ。
第1話「マギンティ夫人は死んだ」/ Mrs.McGinty's Deathシーズン 11, エピソード 1
掃除婦として複数の家で雇われていたマギンティ夫人が何者かに殺害される。容疑者として、彼女の家の間借人だった青年が逮捕され死刑が確定するが、スペンス警視は自身の捜査で得た状況証拠とは裏腹に、経験から彼の無実を確信する。旧友のポワロに再調査を依頼するが…。
片付け、入浴、久しぶりに散髪して貰う。
いつもはiPhoneで落語を聴きなが寝るのだが、久しぶりにサザンを流すと目がさえて眠れない。
買物と歯医者、さすがによく歩いた。
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孕むのは傷
学校にも行かず、同級生の家で、その母親と
身を起こしてベッドを降りた香乃が、カーテンを引いた窓の前に立ち、白昼の日射しに軆の線を浮かび上がらせる。
睫毛。乳房。尻から脚。
まくらに肘をついて頭を支え、俺は香乃がベッドスタンドの灰皿に残した煙草を、少し吸ってみる。まずい。思わず咳きこんでしまうと、香乃は緩やかな長い髪を揺らしてこちらを振り向き、笑った。
「浩平くんは、そんなの吸わなくていいのよ」
「香乃さんは、これうまいの?」
「旦那が吸うから、うつっただけよ」
俺は舌打ちしてうつぶせると、煙草なんかより、甘い香乃の匂いが残るシーツの匂いを吸った。その匂いだけで、脳がほてって腰が焦れったくなる。
「もうお昼ね。何か食べていく?」
「うん」
「オムライス作ってあげる」
「ケチャップで俺の名前書いて」
香乃は笑うと、床に落ちていた服を拾い、身にまとっていく。
俺は高校二年の十七歳で、二十歳のときに俺のクラスメイトを生んだ香乃は、今年三十七歳だ。軆の線は完璧とは言えないけど、白い肉づきがあってむしろ俺はそそられる。
浅葱色のチュニックとインディゴのパンツになった香乃は、こちらに来て、ベッドスタンドに投げたヘアゴムで髪をひとつに縛る。
「香乃さん」
「なあに」
「キスしたい」
薄化粧の香乃は、俺を見て、ベッドサイドに腰かけるとシーツに手をついた。俺も上体を起こし、香乃の首に腕をまわして、彼女の顔を引き寄せる。
息遣いがほてっている。唇が触れあって、互いに舌をさしこんで絡めて、水音が跳ねる。息を止め、熱く柔らかい舌で相手をむさぼり、俺はもっと香乃を抱き寄せて乳房をつかんだ。
すると香乃は唇をちぎり、「キスだけ」と俺のまだ剥き出しの肩を押して、軆を離した。
「けっこう勃ったんですけど」
香乃は俺の陰毛から頭をもたげるそれを見て、「仕方ないなあ」と指を絡みつけ、手で刺激してくる。香乃の指は白くて、それが繊細に動いて、股間にミルクがしたたっているみたいだ。
俺はシーツの上を座りなおして、取り留めのないため息をこぼす。集中する血に堅くなって血管が走りはじめる。俺は香乃にキスをして、息遣いがかかる距離でささやく。
「口でしてよ」
香乃は肩をすくめると、ベッドに乗って、俺の脚のあいだに膝をついて股間に顔を埋めた。ぬるり、と熱っぽい濡れた感触が性器を包んで、それがうごめいて吸ったり締めつけたり、俺の喉からは声が垂れる。
すする音が耳を淫靡に撫で、俺は香乃の茶色の髪をまさぐって、舌の動きに連動して腰を動かす。ただ気持ちよかったのが、一気に屋上への階段をのぼるように、快感が駆け上がりはじめる。息遣いが深くなって、声が虚空を引っかく。
「やば、出る、……っ」
言った瞬間、香乃の口の中にたっぷり吐き出していた。びくん、びくん、と名残る反応で長く射精が続く。香乃はそれを全部飲みこんで顔を上げ、少し口元に垂れた精液も、指をすくって口に含んだ。
「おいしいの?」
「浩平くんは、味がなくて飲みやすい」
「旦那は?」
「あの人のは煙草の味がするわ」
そんなもんなのか、と俺も床の下着と紺のスラックスを拾った。
学校にも行かず、同級生の家で、その母親と情事にふけって。もともと親にはあきらめられているけれど、知られたら勘当でもされるのだろうか。
あの人たちは姉貴しか見てないからなあ、と俺はスラックスに脚を通して、ベッドを立ち上がる。「ごはん作ってくる」と香乃は煙草をつぶしてからダブルベッドの寝室を出ていき、俺は制服を着ると、さっき香乃がいた窓辺に立ってみた。
カーテンはぶあつく、くしゃくしゃと適当にまとめられて、レースカーテンの模様が壁に映っている。
腕時計を見ると、時刻は十三時前だった。残暑の日射しはまばゆく、目を細めてしまう。
俺はカーテンに手をかけ、それに包まってみる。確かに、あの煙草の匂いがした。しょせん、香乃が大切に想っているのはその男なのだ。なのに、何で俺は、香乃に恋をしてしまっているのだろう。
寝室を出て、ダイニングに向かうと、たまごとバターの柔らかな匂いがただよっていた。
白い壁には、絵画のような額縁で家族写真が飾られ、オブジェにも見える時計が秒針を刻んでいる。広いテーブルクロスは真っ白で、裾に同じ白糸の目立たない花の刺繍がある。
俺は椅子を引いて座ると、テーブルの真ん中のピンクのガーベラに触れた。ここに生けられる花は、毎朝香乃が変えているらしい。
俺の家は、親父が医者の格式ばった金持ちだが、ここの旦那も、駅前の調剤薬局を経営する稼ぎのいい男なのだそうだ。俺の親父が勤める病院と、その薬局が提携しているのが分かって、佑輔──香乃の息子と俺は、何となく話すようになっていた。
香乃に出逢ったのは、梅雨がまだ開けない七月だった。期末考査の勉強のため、佑輔に誘われてこの家に来て、ひと目惚れした。
佑輔は部屋にいた。俺は廊下でつかまえた香乃に、無理やりキスをして、あの煙草の味を感じながら、服���しに勃起を押しつけた。抵抗していた香乃の乳房の突起を指でこすると、香乃は俺を洗��所に連れこんで口でした。そのときも全部飲んでいた気がする。
荒っぽい息を噛んでいると、不意に「浩平ー?」と佑輔の声がして、俺は慌てて答えながらファスナーを正した。生徒手帳のページを破って、香乃に連絡先の走り書きを握らせた。それから、俺と香乃は、この家が空っぽになると軆を結びつけている。
テーブルに頬杖をつき、スマホを取り出して画面を起こす。何の着信もない。別にこちらから連絡する相手もいない。
平日の午前九時、香乃にメールをして、香乃以外留守だと返ってくると、俺はこの家に来る。このスマホは、ほとんどそれだけに使う。そして、帰り道にメールは全部削除する。
何も残らないのにな、と思う。そんなふうに、削除してしまうメールみたいに。
どんなに軆を重ねても、俺と香乃には何も残らない。埋まらない穴が深くなっていくだけだ。
俺は「もうやめる」のひと言が言えないし、香乃も「もうやめて」のひと言を言わない。俺は香乃をつらぬいて、奥まで突いて、でもそうすることで、俺は香乃の愛情に包まれたりなんかしていない。単に、自分の心に、空洞を空けている。
こんなに香乃を愛しているのに、愛おしくてたまらないのに、何も生まれない。香乃を抱くほど、俺は腫れ上がる気持ちを押し殺している。誰にも届かない膿んだ心を持て余し、結局それは、床に踏みつけるしかない。
そして、感情が流出する。感覚を喪失していく。
香乃が作ったオムライスを食べると、リビングのカウチでもたれあって、キスをしたり服の上から触れ合ったりする。引いたカーテンの向こうからの日射しが、指先や衣擦れに陰影を作る。
触って。舐めて。入れて。
そんな言葉は交わすのに、「好き」とは言わない。それが、俺と香乃の距離なのだろうか。
俺にまたがった香乃が、腰を沈めて俺の首にしがみつく。どろどろに濡れた熱が吸いついてくる。俺は香乃の太腿をつかんでもっと奥まで突き刺して、お互いうわずった声を出して、腰の動きを縺れあわせて快感をいたぶる。
香乃の顔を見た。濃くない化粧。しっとり上気する肌、睫毛が縁取る瞳、薄く色づく唇。
長い髪をほどくと、さらさらと乱れた服の上を流れる。その軆を腕に抱くと、感触は柔らかくふっくらとしている。うなじに舌を這わせると、香乃も俺の軆に抱きついた。
つながった性器が、熟れた果実みたいな潤んだ音を立てている。腰が蕩けてふわりとあふれそうになるのに、それをぎゅっとこらえて我慢する。
いつも俺は、十五時にこの家をあとにする。それまでぎりぎりまでつながって、絶頂を焦らして、息や声を崩している。
俺たちは、軆の相性はいいのだと思う。「もういく?」と訊くと、香乃はうなずき、俺は香乃を前倒しにして後ろから攻める。攻めながら核を撫でると、それで香乃はきゅうっと俺を締めつけてきて、まもなく俺たちは、ほぼ同時に達する。
香乃は床に崩れ落ちて、それでも、俺の股間を舐めて片づけてくれる。ティッシュとか、証拠を残せないのもあるのだが。
俺は制服を正し、香乃も身なりをきちんと戻し、「じゃあまた」と玄関先で別れる。
香乃とセックスをしていると、そのあともっと虚しくなるのも忘れて、ちょっとだけ息が楽になるのだ。俺は、子供の頃から生きている実感がなかった。自分は必要のない存在だと感じていた。
俺は、跡取りとして男が欲しかったから作られただけの子供だ。でも、昔から医者になる気はなかった。そんな脳みそもなかった。だから結局、優等生の姉が両親の期待を背負って、両親には俺は作らなければよかった存在になった。
姉は今、二十歳で、医大に通って、浮いたうわさもなく、卒業後に備えた見合いまでしたりしている。そんな姉を俺は軽蔑しているが、姉もこんな俺を軽蔑している。
両親は、俺が学校をサボっているのを知っているはずなのに、何も訊いてこない。
誰も俺のことなんて見てくれない。
香乃だってそうだと、終わると気づいて一番傷つくのだけど、交わっているあいだは香乃は確かに俺を求めてくれて、自分が認められているように感じる。だから、俺は香乃に会いにいってしまう。
どんどん、奪われていく。埋まらない心を満たそうとしているのに、何だよこの関係?
不倫。人妻。友達の母親。
むしろ正気とか倫理とかを失くしていっている。
『お前、二学期から出席日数ほとんどないだろ。
今度の中間落としたら留年らしいぞ。』
十月になって、中間考査が近づいてくると、佑輔がそんなメールをよこした。『もうこのまま退学でもいい。』と返すと、電話がかかってきて説教された。『明日、俺の家に来い』と佑輔は言った。
『付け焼き刃だけど、平均点取れるポイントを詰めこんでやる』
お前んちにはほぼ毎日邪魔してんだけどな、と思いつつ、『分かった』と返した。
俺が留年しようが退学しようが、進級しようが卒業しようが、親が関心を持たないのは同じだと思うが。
ああ、何だかもう、香乃を連れて駆け落ちでもしたい。そう思って、白昼夢のようなバカげた未来に、自分で嗤ってしまった。
青空からの風が涼しくなってきた翌日、久々に学校に顔を出して、いろんな教師にちくちく言われた。ここでも俺は、いらない存在だ。俺みたいな劣等生は、在籍しているだけで学校の不名誉なのだろう。
やる気もなくつくえに伏せっていると、女の子が話しかけてくることはある。ダイエットに命を懸ける同い年の女の子の脚は細く、腰も華奢で、腕もすらりと長い。俺はそれに魅力を感じない。
指先が食いこむ弾力、噛みちぎりたい厚み、ふくよかな腰まわり。香乃のあの官能的な曲線が好きだ。俺はまたつくえに顔を伏せ、彼女たちが何か言っても、何も聞かなかった。
放課後になると、佑輔に引っ張られて家に連れていかれた。今日は佑輔に連れていかれると香乃にメールしていたから、香乃は驚いた顔を微塵も見せず、対応した。
完全に俺を「息子の友達」として見て、笑顔で接して、関係があるなんてまったく見せない。何だかそれが悔しかったけど、香乃にちょっかいをかける前に、佑輔が勉強会を始めたので仕方なくつきあった。でも、集中力もやる気も出ないし、そんなことより香乃に少しでも触りたかった。
「佑輔」
「ん? 解けたか」
「やっぱ俺、学校辞める」
「あのなあ──」
「どうせ、平均点取ったって意味ないし。全国トップでも取らないと、親は俺を見ないよ」
「学校辞めてどうすんだよ」
「好きな人と遠くに行きたい」
「その前に彼女いんのか」
「………、好きな人はいる」
「マジか。校外か」
「すげえ好きなんだ」
「ほう」
「もう……好きなのに、何で、本気だって分かってもらえないんだよ」
佑輔は肩をすくめて、「高卒ないと、好きな女にプレゼントもできないぜ」とノートをペンでたたいた。俺はうめいて、シャーペンを持ち直して白紙のノートを見つめた。が、一分も持たずにペンを投げて結局立ち上がり、「おい」と佑輔に言われると、「便所借りる」と返して俺は部屋を出た。
キッチンから甘い匂いがしていたから、そちらに向かった。香乃が電子レンジを覗きこんでいた。
「何作ってるの」と歩み寄ると、香乃はこちらを見て、「焼きプリンができるから、少し待っててね」と“友達の母親”の顔と口調で微笑んだ。
「男子高校生に焼きプリンって」
「佑輔は好きなんだよね」
「ふうん」
香乃の髪に触れようとした。が、それはうまくかわされて、にっこりと微笑まれる。
「もう少しで持っていくから、佑輔にも言っておいてちょうだいね」
頭の中に、鋭い静電気が走る。俺は強引に香乃の腕をつかんで、引っ張って、深くキスをした。煙草の味。が、すぐに遠慮なく舌を噛まれたから、びっくりして顔を離す。
香乃は少し怖い顔をしていて、「私との関係がどうでもいいの?」と言った。俺は、その言葉の意味をとっさに測りかねた。けど、だけど、それはずるいだろ、とは思った。
どうでもよくないよ。香乃を連れて逃げたいよ。でも叶わないんだろ? どうせ香乃は、旦那と佑輔が大事なんだろ? だったら俺は、それをぶっ壊したいのに──
ぶっ壊さなければ、あんたは俺のそばにいるっていうのか? 何だよ、それ。そんな矛盾、あんたには都合がいいだろうけど、俺にはひたすら傷がつくじゃないか。
俺は佑輔の部屋から荷物を取って、カラメルの甘い香りがただようその家を立ち去った。胸に空いた穴で、息が苦しかった。
俺は愛されていない。香乃にも愛されちゃいないのだ。香乃に愛してもらえるなら、誰に突き飛ばされても平気だと思えたのに、やっぱり香乃だって俺のことなんて見てくれない。そもそも手に入れていなかったけど、それでも、香乃への片想いすら否定されて心が吹き抜けて、その空洞が俺をつらぬいて意識を彷徨わせる。
やがて、中間考査が終わった。俺はもちろん及第点を取れず、オール赤点だった。だが、それに触れることもしない家族と夕食を取り、夜中、リビングのPCで学校のホームページにアクセスして、退学届のPDFをダウンロードして印刷した。
もうやめよう。ぜんぶやめよう。学校も家もいらない。待ってくれと止めてもくれない。これからどうしていくのかは考えていないけど、とりあえず、今をすべてやめたい。
退学届を提出する前の日、香乃を訪ねた。その日も、影を映すカーテンがかかる寝室でつながった。事が終わると、高校を退学することを話した。ついでに家のことも話した。香乃はあんまり興味もなさそうに、煙草を吸っていた。
「もう全部やめる」と言ったところで、香乃は灰皿で火種を消して、ベッドを降り、カーテンにもぐって少し窓を開けた。カーテンがふわりとふくらんで、香乃のシルエットが透ける。
あのカーテンにも、この旦那の煙草の匂いがしたっけ。それに包まれる香乃は、やっぱり俺には手が届かない人なのだ。「たぶん」と俺はこの言葉をつけくわえた。
「香乃さんとも、今日でおしまいだ」
日射しに浮かぶ香乃のシルエットは、微動もしない。
笑っているか。泣いているか。それも分からない。
そんなふうに、俺には香乃の心は分からないままなのだろう。捕まえられないのだ。どんなに手を伸ばしても、結婚して息子もいる香乃には、あのカーテンのようなぶあつい膜があって、俺には触れられない。
香乃だけじゃない。今まで俺がかかわった人すべてが、俺を満たしてくれなかった。みんな、俺を通り過ぎていった。今までと同じじゃないか。なのに、香乃を失うと思うと、なぜこんなに痛いのだろう。
日射しを受けるカーテンが秋風に揺れて、壁の影がひらひら動く。カーテンに染みついた煙草の匂いも、舞いこんでくる。それに包まる香乃は、やっぱり何も言わずにシルエットしか見せない。
「もう来ないよ」
最後だと思って、小さくつぶやいた。沈黙が流れた。風の音だけが低くすりぬけた。
ふと窓を閉めた香乃は、こつん、とガラスに額を当てた。
「そうしたほうがいいわ」
「……うん」
「私も、堕ろすつもりだから」
俺は目を見開いた。
香乃のシルエットは動かない。俺は段々と目を落とし、心がぱっくり裂けるのを感じた。
そう、こうしてまた失う。やっぱり、失うのだ。
そして、空っぽの心は、傷口だけ孕む。
FIN
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【秋田出店】2024年7月あきた産デーフェア
↑始まりました!あきた産デーフェア。
今回も手作りにこだわった自家製アイテムばかり!
いぶり漬け・いぶり大根醤油漬け・きざみ味噌漬け・大根ピクルス・むきみず・乾燥ぜんまい・きのこ水煮・たけのこ缶(根曲がり竹)・たつこマフィン・もち米(たつこもち)・もち粉(たつこもち)・ほしもち(たつこもち)・ばば畑の野菜各種・手作り小物 等を販売しました。
↑秋田黒猫屋のブースはこんな感じ。
↑自家製お漬物各種。
前回のあきた産デーフェアの時に、ピクルスをご購入くださったお客様が「おいしかったからまた買いに来ました!」とおっしゃって、おかわり購入してくださいました。ありがたや!一番うれしいお言葉です。
↑数量限定たつこマフィンも登場!手作りPOPです。
↑ばば畑印のいちごジャムバージョンは今回で最後。次回からは、ばば畑印のブルーベリージャムバージョンになる予定。ただいまブルーベリーを冷凍庫に貯金中。お楽しみに。
↑大人気のむきみずもご用意しました。
↑手作り小物も販売。
今日は梅雨の不安定なお天気で、冷たい風が吹いたかと思えばザーッと雨が降っては止み、涼しい風が来たかと思えばぐわーっと蒸し暑くなる空模様でした。紙類が湿気でしおっしお。セロテープも湿気でべろべろに伸びました。
お足元がわるい中、会場へお越しくださったお客様に感謝。
次回開催はちょっと間が空いて2024年9月21日。みなさまのご来場をお待ちしております!
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熱中症4割は夜間や睡眠中に 寝苦しい熱帯夜…エアコンの使い方は? 質のいい睡眠が熱中症リスク下げるか【#みんなのギモン】 - ライブドアニュース
以下引用
関東は今、梅雨です。しかし、もう梅雨が明けた真夏のよう。5日、東京都心の最高気温は35.5℃。この暑さが夜まで続き、最低気温が25℃以上ある「熱帯夜」。夜の過ごし方に注目します。
そこで今回の#みんなのギモンでは、「今夜も熱帯夜か どう乗り切る?」をテーマに、次の2つのポイントを中心に解説します。
●これから注意 夜間熱中症
●寝苦しさ防ぐ エアコン使い方
■関東から九州にかけて広く熱帯夜に
小野高弘・日本テレビ解説委員
「夜の過ごし方に注目してみたいと思います。では外の様子見てみましょう。5日、東京都心の最高気温は35.5℃。午後4時半頃の浅草の様子です」
森圭介アナウンサー
「建物を見てみても、強い日差しが当たっているのがわかりますね。まだまだ外は暑いでしょうね」
小野解説委員
「午後4時20分の時点でも気温は33.7℃ですから、まだ暑い。この暑さが夜まで続くからしんどいんです。この『熱帯夜』、最低気温が25℃以上ある夜のことです。今夜も、関東から九州にかけて広く熱帯夜になりそうです」
鈴江奈々アナウンサー
「きのうも暑かったので、エアコンを2時間タイマー設定したんですけど、数時間後に目が覚めてしまって。夜も暑いですね」
■夜間の熱中症に注意
小野解説委員
「5日も昼間熱中症で搬送が相次ぎましたが、夜間の熱中症にも注意していただきたいんです」
「空調メーカー大手・ダイキンが5日、調査結果を発表しました。『熱帯夜で寝るときには体に不調はなかったのに、寝ている最中、または起きた時に不調を感じたことがある』と答えた人は全体の7割近くいるんです。皆さんこういうことはありますか? どうでしょうか?」
刈川くるみキャスター
「(肩まわりが)重たいな、と起きたときに感じます」
鈴江アナウンサー
「ぐったりした感じがします」
森キャスター
「朝起きたら、汗びしょびしょになっているときがあります」
小野解説委員
「症状で多かったのは、『倦怠感』45.7%、『異常な発汗』『体温の上昇』。中には、『頭痛』や『立ちくらみ』などもありました。熱帯夜、こうした体の不調を感じたとき、医師はこうおっしゃいます。『軽い熱中症の可能性もありますよ』『これ疑った方がよいですよ』」
森アナウンサー
「暑いから、これくらいしょうがないと思っていましたが、これが熱中症の可能性といわれると、対策しないといけないですよね」
鈴江アナウンサー
「寝ている間に、熱中症になっているということですよね?」
■熱中症4割は夜間や睡眠中に 一晩で400ccも…
小野解説委員
「熱中症に詳しい兵庫医科大学の服部益治医師はこう指摘しています。『熱中症の4割は、夜間や睡眠中に起きている』と。今年は暑いので、5割くらいになるのではないかとおっしゃっていました」
「なぜ夜間に熱中症が起きるのでしょうか? 寝ている間にも人は呼吸や汗で、水分を失うといいますよね。一晩に400ccほどの水分を失っているそうなんです」
「エアコンがついていた状態でこれだけ失われているというから、エアコンを使っていなければもっと失われるということなんです」
「熱中症防止のためには、これだけの分を取り戻さなければいけないわけです。服部医師によると、寝る前と起きた後、少なくともコップ1杯の水をとる必要があるといいます。夜中に目が覚めた時も飲めるように、枕元に水筒などを置いておくといいそうです」
刈川キャスター
「水は積極的にとろうと思っても、飲み過ぎると夜中にお手洗いで何度も起きてしまうので、それが難しかったんですけど、寝る前にコップ1杯くらいが目安なんですか?」
■寝苦しい熱帯夜 睡眠時の悩みは?
小野解説委員
「はい、そうですね。また、熱帯夜で『寝苦しい』ということはないですか? たとえば、『暑くて目が覚める』という経験がある人が45.5%いました。『なかなか寝付けない』という経験がある人が30%といっています」
「ここ数日、寝不足だったり、睡眠の質が悪いと感じたりしている人、いるのではないでしょうか。そうなると、体を十分に回復させられない、疲労を翌日に持ち越してしまう。熱中症のリスクにつながってしまうということになります。逆にいうと、質のいい睡眠が翌日の熱中症リスクを下げることにもつながるんです」
■寝苦しさ防ぐエアコンの使い方は?
小野解説委員
「寝る時のエアコン、みなさんどうしていますか?」
刈川キャスター
「つけっぱなしにしています」
鈴江アナウンサー
「ちょっと抵抗してタイマーとかにしちゃうから、失敗しているんですけど…」
森アナウンサー
「私はきのうの夜、この夏初めてエアコンをつけたんですけど、寒くて起きちゃう。だから難しいなと思っていて」
小野解説委員
「どうするといいかというと『室温』。28℃になるよう設定するといい。もう1つ気にしなきゃいけないポイントは、先月のギモンでやりましたよね?」
山崎誠アナウンサー
「温度だけでなく、湿度も大事ということですよね」
■湿度が20%変われば、体感温度約4℃変わる
小野解説委員
「そう、湿度も『40%~60%』にするといいそうです。こちらはダイキンが行った実験ですが、部屋の中の温度28℃、湿度85%の時、皮膚の温度は顔や手などが赤く温度が高いことが分かります」
「これを温度は28度のまま、湿度を60%まで下げると…。顔や手の温度、下がってきていますよね。この実験を12人が行って10人で皮膚温度が下がったといいます。湿度というのは、体にどう影響するか?」
「人は汗をかいて蒸発するときに、体温を下げて体温調節を行っていますが、湿度が高いと汗が蒸発しづらく、体温もうまく下げられないということになります」
「湿度が20%変わると、体感温度はおよそ4℃も変わると言われてるそうですよ」
山崎アナウンサー
「エアコンは使っているんですが、冷房でなくて、除湿なので。エアコンの使い方でいうと、機能の使い分けもしていきたいですよね」
■エアコンはつけっぱなしか? 切るか?
小野解説委員
「つけっぱなしか、タイマーで切るか。パナソニックは『つけっぱなし』を推奨しています。特に熱帯夜は途中でエアコンが止まると、暑くて起きてしまうこともあります」
「そして、『風は上向き』にして、『寝室に入る30分前』にエアコンをつけるといいそうです。寝る前にエアコンを入れておいて、部屋にこもっている熱気を下げておくということがいいですね」
「また、冷たい空気は部屋の下にたまりますから、風向きを上向きにすることで、冷気が上から下へ下りながら、ムラ無く部屋を冷やせるということになるそうです」
「パジャマも気にしていただきたいんです。パジャマは汗をしっかり吸う綿やシルクがおすすめだそうで、全身の汗を吸収するためにも、夏でもゆったりとした長袖、長ズボンが理想です」
鈴江アナウンサー
「エアコンをつけっぱなしにして、長袖、長ズボンがおすすめなんですね」
小野解説委員
「まだまだ暑い夏は始まったばかり。炎天下だけでなく、夜間の過ごし方も積極的に気を使って熱中症対策をお願いします」
(2024年7月5日午後4時半ごろ放送 news every.「#みんなのギモン」より)
●あなたの身の回りの怒りやギモンをお寄せください。
お寄せいただいた情報をもとに日本テレビ報道局が調査・取材します。
#みんなのギモン
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