初アルプスはテント泊で白馬岳
山サークルの企画で、白馬岳にて念願のアルプスデビュー!初アルプス、しかも大雪渓をテント泊装備で、軽アイゼンも未経験…と不安だらけのスタートでしたが、終わってみれば大満足の山行でした。
バスを降りたら、猿倉荘前からスタート。
この時点で既に土砂降りでした。
バスの中でゲイターを履いたりしていたせいか、酔ったらしく暫く吐き気が…。
こんな感じの渡渉箇所が何度も。
滑らないよう、気を付けて渡ります。
これで4回目ぐらいの渡渉かな?
昨夜から降っているせいか、水量が豊富です。
半分小川と化したような道を歩き、大雪渓の入り口に到着。
ここでヘルメットを装着。
でも、大雪渓はもう少し登った先にあるのです。
大きなキヌガサソウ(衣笠草)がお出迎え。
いよいよ大雪渓。近くで見ると汚いなー。
ルート上に赤っ��く見えるのは、ベンガラという赤い粉。
これを頼りに雪渓を登って行きます。
始めて使う軽アイゼンが、良い仕事をしてくれました。
前方と後方はガスって居るのに、見上げると青空。
雪解け水が滝のように流れていました。
一瞬晴れたけど、またガスって来ました。
雪渓の厚みが分かる1枚。
雪渓の最後の辺りは、両サイドに水の流れが。
アイゼンを外したガレ場の途中に、ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)が咲いていました。
沢を慎重に渡ります。
今度は雪渓をトラバース。
アイゼン無しで大丈夫でしたが、ポールのキャップは外した方が安心だったかな?
クルマユリ(車百合)が緑に映えていました。
お花畑にウキウキしているうちに、村営白馬岳頂上宿舎に到着です!
頂上宿舎の食堂でテント泊の手続きを済ませ、いざテント場へ!
空はすっかり青空ですが、強風の中での設営となりました。
テント場近くに咲いていたウルップソウ
ミヤマキンバイ(深山金梅)
ハクサンイチゲ(白山一花)
シラネニンジン(白根人参)
テント設営後、濡れた物を干したり軽く腹拵えなどして一休み。
本来は白馬山荘のスカイプラザまで行ってデザートを頂く予定でしたが、時間も遅いのでテント場の上の丸山に登ってみることに。
(呑兵衛組は、登らずに酒盛りスタートしてましたが…)
すると、テント場、山頂宿舎、白馬山荘、山頂が一望できるスポットが!
みんな来れば良かったのに〜
お、アレが丸山の山頂でしょうかね?
途中に咲いていたタカネシュロソウ(高嶺棕櫚草)、別名ムラサキタカネアオヤギソウ(紫高嶺青柳草)。
クモマミミナグサ(雲間耳菜草)
丸山山頂からの白馬岳も格好いい!
丸山の向こう側は雲海でした。
雲がどんどん迫り上がってきます。
雲海の向こうに剱岳!!!
雲が流れて、杓子岳と白馬鑓ヶ岳もクッキリと!
大興奮で「待ってろ剱岳!」の写真を撮ってもらっていると、近くに居た山ガールが「こっちからの角度もカッコイイから、私に撮らせて!」と…
こんな素敵な写真を撮ってくれました♬
ありがとう!!!
テント場に戻る途中もお花探しが楽しすぎてが止まりません。
こちらはチシマギキョウ(千島桔梗)。
花の内側に綿毛が生えているのが特徴です。
ハクサンイチゲ(白山一花)を上から撮影。
ミヤマシオガマ(深山塩竈)も咲いていました。
さてと、夕飯の支度をしましょうか!
米は丸山に登る前に吸水させておいたので、あとは炊くだけ。
今回は軽量化のため、フリーズドライの野菜カレーにしました。
が、何と炊飯失敗!!!家では上手く炊けたのに〜
汚れ防止にクッキングペーパーを敷いたのが失敗の要因だったようです。
(吹きこぼれがメスティンの内側で起こってしまい、見えなかった…)
明日の朝、この半分でお粥を作るつもりだったのに…と嘆いていると、Kさんが予備のアルファ米を恵んでくれました。
ありがとうございます〜〜〜〜〜(涙
カレーは、焦げていない部分と共に食べました。
夕飯後、みんなのテントを撮影してみました。
うち2つは他所の方のテントですが、ステラリッジとカミナドームが色被り。
強風の中、ガレ場でテントを設営するのがいかに大変かを学びました。
そして23:00にテントから顔を出すと、満天の星空に天の川!
残念ながら旧型のiPhoneでは上手く撮影出来なかったけれど、念願の星空に大満足♬
昼間は雨だったので、今回も星はナシか〜と思っていただけに嬉しすぎる!
朝は3:00起床でテントの中で自炊。
頂いたアルファ米のわかめご飯と、玉子スープ、大豆ミート、ザーサイ、フライドオニオン、生姜、酢、胡麻油で今回も中華粥。
本当は桜海老も持参していたのに入れ忘れました…。
テントを撤収し、朝焼けの残る中を山頂へと歩き出します。
昨日寄り損ねたスカイプラザ白馬。
5:00〜営業中とのことなので、ちょっと入ってみると真っ正面に剱岳!
これはやっぱり寄るしかないよね、と30分のロスと引き換えに素敵な早朝ティータイムを楽しみました。
(朝からチーズケーキは重いので、Aさんと半分こ)
スカイプラザから少し登ると、山頂です!
混み合う中、リーダーが個別の写真を撮ってくれました♪
やった〜、これが私の記念すべき初アルプス登頂記念写真です。
これから歩く小蓮華山への稜線もクッキリ!
ミヤマオダマキ(深山苧環)越しのアルプス
岩場の陰にミヤマアズマギク(深山東菊)
ヨツバシオガマ(四葉塩竈)
言わずと知れたアルプスの女王、コマクサ(駒草)!
一通りのお花を撮り終えたら、さぁ、稜線を歩いて行きましょう!
次に目指すは小蓮華山です。
少し行くと、今度はシナノキンバイ(信濃金梅)が群生していました。
雲海迫る杓子岳がカッコいい!
小蓮華山の山頂。
本当の山頂は右側っぽいけど…ガレ場で危ないから入れないのかしら?
コバイケイソウ(小梅蕙草)も咲いていました。
ハクサンフウロ(白山風露)は終わりかけかな?
コバイケイソウ越しのアルプス
チングルマ越しの杓子岳
振り返ると、今まで歩いて来た稜線。
そしてこれから歩く稜線と、白馬大池が見えます。
いよいよ池の全貌が見えて来ました。
池の縁に、少しだけ雪渓が残っていますね。
あそこを歩くのですが、滑ったら池にドボンなので、ちょっと緊張…。
池の近くはお花畑。
コイワカ���ミが可愛らしく咲いていました。
ハクサンコザクラ(白山小桜)もそこかしこに。
これ、ヤビツ峠で咲いているのを見つけたオジサマが興奮していた花ですね?
大池の水は透明度が凄い!
そして水面が近く感じるのは、登山道が低いのか…?
雪渓に向かう途中にナナカマド(七竈)が咲いていました。
ちょっと緊張する池の脇の雪渓を抜けたら、乗鞍岳まではひたすらガレ場が続きます。
乗鞍岳の山頂標識はオンボロでした…
そしてまた雪渓を下り、その先は長ーーーーーいガレ場。
いや、コースタイムでは大したことはないのだけれど、荷物が重いのと暑さでバテ気味でもの凄く長く感じただけかも…?
ガレ場では余裕が無かったけれど、最後に1枚、ゴゼンタチバナ(御前橘)。
中学生の林間学校のチームと抜きつ抜かれつしつつ、予定より3.5時間遅れで栂池自然園に到着!
雷鳥に出会えなかったのとツクモグサが見られなかったのは残念ではあるものの、初日の夕方からは天候にも恵まれて、総じて忘れがたいアルプスデビュー戦でした。
帰ってから数日、左手首辺りの筋肉痛が治らないと思っていたら、どうも腱鞘炎になっているようで…。
自己診断ですが、腫れ具合やギシギシと鳴る感じからして、インターセクション症候群(腱交叉症候群)と思われ(トレッキングポールの使い過ぎ?)。
そして今週末の北アルプスは諸事情により中止に。
コレはしっかり手を休めろという事なのかな…。
腫れは少し引いて来たけど、左手首は包帯ぐるぐる巻きで固定中。
(自分で巻いたので適当ですが)
あと気になった点としては、歩荷練習でもそうだったけれど、ウエストベルトが腰骨に食い込んで痛い…。
1週間経ってもクッキリと跡が残ってる〜。
どうやら背面長の設定が間違ってるみたいです。
次回は少し長めにして、腰骨を覆うように嵌めてみようっと。
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月山|花と森と稜線歩きが楽しめる!日帰り登山コース2選
アイキャッチ画像 出典:PIXTA
日本百名山、月山(がっさん)ってどんな山?
出典:PIXTA
標高 所在地 体力レベル 難易度レベル 1,984m 山形県鶴岡市羽黒町川代 ★★ ★★
山形県の中央部にそびえる出羽三山の主峰であり、日本百名山のひとつ。磐梯朝日国立公園の特別区域に指定され、美しい自然を楽しめる山です。
約1400年前に開山された長い歴史をもつ月山。山頂の月山神社には農業の神である月読命が祀られ、古くから信仰の山として知られています。
豊かな自然が残る山
出典:PIXTA
麓にはブナの原生林が広がっています。ここでから湧き出る湧水は「名水百選」や「水源の森百選」にも選ばれるほど。
また、高山��物も豊富で、野生動物も多く生息しており、オコジョなどの希少動物に出会えることもありますよ。
月山の歴史
出典:PIXTA
古くはその山容から、“まだらな毛色の牛”を意味する「犂牛山(くろうしのやま)」と呼ばれていました。山岳信仰の場として、修験者や参拝者など多くの人が訪れ、松尾芭蕉も訪れたことがあるといわれています。山頂近くには、その山容を詠んだ句碑がたっているので、是非チェックしてみてください。
「スポーツ県民歌」にも歌われる、地元に愛される山
出典:PIXTA
豪雪地帯のため、冬季は登山が難しいですが、スキーが楽しめると人気があります。スポーツ高揚を目的に作られた「山形県スポーツ県民歌」にも登場する、県民に愛される山です。
選べるコースが豊富
出典:磐梯朝日国立公園 月山ビジターセンター
たくさんのコースがあるので、初級から上級まで、レベルに合わせてプランを立てることが可能。また、メインのコースはしっかりと整備されているので歩きやすいです。
月山の登山適期は?
出典:PIXTA
雪深いため、夏山装備で登れる期間は短めです。夏には高山植物のお花畑が広がり、秋には見事な紅葉を楽しめます。
初夏まで残雪があるので、事前に情報収集を行うい、���っかり装備を確認しておきましょう。
天気も必ずチェック
GPSアプリやココヘリも忘れずに!
登山時には必ずGPSアプリなど地図の準備はしておきましょう。また、もしもの遭難時に、登山者を早く見つけ出すことに特化したサービス「ココヘリ」も登山の新常識となりつつありますよ。
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【初級】リフトでらくらく!志津口コース
出典:YAMAP
【体力レベル】★★☆☆☆
日帰り
コース距離:約7km
コースタイム:約4時間30分
参考:ヤマプラ
【技術的難易度】★★☆☆☆
・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望まし
凡例はこちらをクリック:グレーディング表
西川町側から登る、リフトを利用した初級コース。姥沢登山口からスタートし、リフトで一気に上駅まで上がり、姥ヶ岳を経由して山頂を目指します。
コース詳細
提供:ヤマレコ/sora-to-mizu
姥沢駐車場から車道を歩いて約15分。ここからリフトで上駅まで行きましょう。
提供:ヤマレコ/netanishikun
上駅から分岐を左、姥ヶ岳方面へ向かいます。少し急な上りですが、歩きやすい階段状の木道です。
提供:ヤマレコ/mink610
姥ヶ岳は、夏には高山植物のお花畑が広がります。ニッコウキスゲやヨツバシオガマなど、色とりどりの花を見ることが出来ますよ。
提供:ヤマレコ/netanishikun
姥ヶ岳山頂に到着。これから歩いて行く稜線がキレイに見えます。
提供:ヤマレコ/sakurayuki
ゆったりとした木道が気持ちよく伸びています。徐々に山頂も見えてきます。
提供:ヤマレコ/isaac1001
金姥あたりの道はキレイな石畳です。ゆるやかに上り下りを繰り返しながら進みます。
提供:ヤマレコ/yamkoi
この辺りは夏でも残雪が。雪渓の上を歩くこともありますので、事前に状況を良く確認し、雪が多く残っている時には、念のために軽アイゼンなどの装備を携行しましょう。
提供:ヤマレコ/meiken
牛首を過ぎると、突然岩の急登がはじまります。傾斜は急ですが、岩は歩きやすいように階段状に積まれています。ゆっくりと、落ち着いて登りましょう。
提供:ヤマレコ/reopapa
急登を登りきると、目の前に山頂である月山神社が見えてきます。参道を上り、鳥居の前を石垣に沿って右に入り、神社の裏へ。
提供:ヤマレコ/kyen
一等三角点のある展望台に到着です。ここからは、北に鳥海山、西には歩いて来た稜線が。更に南には朝日連峰、そして奥羽山脈を見渡すことができます。
提供:ヤマレコ/ehasegawa
帰りは牛首まで戻り、左手、リフト上駅方面へ。リフトに乗って下駅、姥沢登山口へ下山します。
【中級】ブナの森と沢歩きを楽しむ装束場口コース
出典:YAMAP
【体力レベル】★★☆☆☆
日帰り
コース距離:約11km
コースタイム:約6時間30分
参考:ヤマプラ
【技術的難易度】★★☆☆☆
・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
凡例はこちらをクリック:グレーディング表
ブナの森歩きやちょっとした渡渉が楽しめる中級者向けのコース。ネイチャーセンターを出発し、石跳川沿いに稜線へ出て山頂を目指します。
コース詳細
提供:ヤマレコ/smini
山形県立自然博物園内ネイチャーセンター横にある装束場登山口からスタートします。
提供:ヤマレコ/tagagogo
ブナの森の中を、良く整備された道をゆったりと進みます。ブナの他にも、サワグルミやカエデなど、さまざまな木々が茂る、静かな森です。
提供:ヤマレコ/je7snv
石跳川に出ると、川沿いを上流へ向けて歩きます。時々石の上を跳ねて川を渡るようなところも。滑りやすいところもあるので、気を付けて進みましょう。
提供:ヤマレコ/MrSlowly
沢を抜け、笹原の木道を進むと稜線に出ます。その手前には装束場(施薬小屋)が。昔はここで装束を整えてから山頂へ向かったそうです。
提供:ヤマレコ/motzerr760
稜線への道。ここにはコシアブラやミネカエデなどの木々が茂り、緑のトンネルになっています。秋には見事な紅葉に。
金姥の分岐から先は1つめのルートと同じです。
登山時に利用できる山小屋と施設
月山ペアリフト
出典:PIXTA
リフト下駅まで、姥沢口駐車場より徒歩約15分。上り、下り、どちらでも利用できます。
夏山リフト営業期間:6月14日~10月22日
運行時間: 8:00~16:30(天候などにより変更する場合あり)
料金(夏山期間):大人 片道580円(往復1,030円)、子供 片道 400円(往復720円)
月山スキー場 リフト営業時間と料金
月山頂上小屋
提供:ヤマレコ/gaachan
山頂にあるこちらの小屋では食事や宿泊(要予約)が可能。
こちらへ泊って、ゆっくり歩くのもおすすめです。
営業期間:6月下旬頃~9月下旬頃
宿泊(1泊2食付き):¥8,400(税抜き)、入浴可(※状況によりできない場合あり)
連絡先:090-8781-7731(シーズン中)、0235-62-2757(シーズン外)
月山頂上小屋
山形県立自然博物園内 ネイチャーセンター
出典:山形観光情報ポータル「やまがたへの旅」
装束場登山口にある自然博物園。その活動拠点となっているのがネイチャーセンターです。登山の相談もできますので、スタート前の情報収集にも活用しましょう。
開園期間:5月1日~10月31日
開館時間:9時~17時まで
県立自然博物園
下山後に利用できる日帰り温泉情報
水沢温泉館
出典:オモシロ!ニシカワマップ!「水沢温泉館」
みちの駅にしかわの敷地内にある温泉。町営バスで登山口やJR寒河江駅へもアクセス可能。もちろん駐車場もあるので、車でも利用しやすい温泉です。月山自然水と地ビール工場も隣接しているため、湯上りの地ビールも楽しめますよ。
営業時間:6:00~21:00(4〜11月)、8:00~20:00(12~3月)
料金:大人300円、小人100円
定休日:第2火曜日
水沢温泉館
月山志津温泉/変若水(おちみず)の湯 つたや
提供:月山志津温泉/変若水(おちみず)の湯 つたや ホームページ
姥沢駐車場より車で約10分。登山口から近いので、車の場合はこちらも便利です。露天風呂からは景色も楽しめます。
利用時間: 11:30〜16:00(最終受付 15:30)
料金:大人800円、小人500円
月山志津温泉/変若水(おちみず)の湯 つたや
アクセスと駐車場情報
公共交通機関利用の場合
【JR山形駅~西川バスストップ(西川IC)】高速バス(山交バス)鶴岡・酒田行き 約40分
◆ 県立自然博物園(玄海広場)へ行くには
西川町営バスで志津野営場まで 約35分
◆ 姥沢(リフト下駅)へ行くには
西川町営バスで姥沢まで 約49分
ぶらり西川ガイド 交通アクセス
車利用の場合
◆ 県立自然博物園駐車場
駐車台数:50台
料金:無料
◆姥沢駐車場
駐車台数:500台
料金:無料
※駐車場間はバスで移動することができます。
西川町ホームページ 路線バスの運行について
豊かな自然に癒される山旅へ
提供:ヤマレコ/yamanekoruru
険しい道をガシガシと登る山も達成感があって良いけれど、豊かな森や、雄大な景色を楽しめる稜線歩きも、気持ちが良いですよね。木々や花々を観察しながらのんびり歩くと、自然のパワーが日々のアレコレを洗い流してくれますよ。月山は、そんな癒しをいっぱいくれる魅力が溢れる山です。
【登山時の注意点】
・登山時にはしっかりと装備を整え、充分なトレーニングをしたうえで入山してください(足首まである登山靴、厚手の靴下、雨具上下、防寒具、ヘッドランプ、帽子、ザック、速乾性の衣類、食料、水など)。
・登山路は複数あり、分岐も多くあるので、地図・コンパスは必携。
・もしものためにも登山届と山岳保険を忘れずに!
・紹介したコースは、登山経験や体力、天候などによって難易度が変わります。あくまでも参考とし、ご自身の体力に合った無理のない計画で登山を楽しんでください。
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白山に登り気象、積雪調査を行いました
7/18~19の2日間、水資源学研究室と水利システム学研究室の合同で、石川県最高峰・白山(2,702m)における気象および積雪調査を行いました。
まず、室堂(2,450m)には、雨量、日射量、気温・湿度、風速、土壌水分を10分間隔で計測できる気象ステーションを設置しました。 私たちが生活している低地の気象データと比較するとともに、気候変動のシグナルを観測するのが目的です。
また、冬期の間、積雪を観測していたインターバルカメラを回収して画像を分析しました。 その結果、2016~2017年は鳥居が完全に雪で覆われていたことが分かりました。この観測を複数年行い、標高の高い場所における積雪変動を調べます。
さらに、千匹の蛇が封印されていると言われている千蛇が池の雪渓調査も行いました。
ここにインターバルカメラを設置して、夏期の間に雪渓がどの様なスピードで消耗していくのかを観測します。白山自然保護センターとの合同調査です。
なお、調査の途中には、高山植物がたくさん咲いているのを目にしました。
しかし、我々の���ーム内に植物屋がおらず、名前が分かりませんでした・・・
どなたか、解説して下さい!!
《 追記 》
北村先生(植物生態学)からコメントいただきました。
写真上から
花の写真1(黄色): ミヤマキンポウゲ
花の写真2: ニッコウキスゲ(中央の黄色)、ヨツバシオガマ(左のピンク)、テガタチドリ?(中央のピンク)
花の写真3(ピンク): ハクサンコザクラ
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