#又聞きを真に受けて今日もゆく
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テキストマン
#だって、書いてあったんだもん#光線#テキストマンは出版社からやってきた#書いてあったビームが必殺技だ#でも効かないとすぐ逃げていなくなる#また戻ってきてビームを弱い奴にあてて勝利する#いつも上からくる#それがテキストマン#今だ! 「ほら、書いてある」 どっかーん#今日もテキストマンは賢そうだ#世界平和のために、テキストマンはこれからも本を読む#又聞きを真に受けて今日もゆく#好きな言葉は「三人またげば文殊の知恵」だ#一人、間をおいた事故物件に住んでいる
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いつもご利用いただきまして誠にありがとうございます。香十は名跡を受け継ぎ、本年2025年に450年をむかえます。

お客様各位
この度、日本香堂グループ450年を迎えるにあたり、香十を長年にわたり、ご愛顧、お引き立てくださり誠にありがとうございます。
改めて心より感謝申し上げます。
香十として、グループ内のテーマであり��す「450プロジェクト “聞く〜awake your spirit〜」を2025年4月より香りを通して実現して参ります。お香、香りの持つ素晴らしさを感じていただければ幸いです。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
株式会社香十天薫堂
代表取締役社長 山田昌彦
日本香堂グループ
450プロジェクト始動について
この度、⽇本⾹堂グループ450年を迎えるにあたり、2025年4⽉8⽇(⽕)より「450プロジェクト “聞く〜awake your spirit〜”」を始動します。それに伴い、日本香堂グループ450年「450プロジェクト “聞く〜awake your spirit〜”」記者発表を、以下の内容で東京丸の内『東京會舘』で開催いたしました。450年を迎えるにあたり、2025年4⽉8⽇(⽕)より「450プロジェクト “聞く〜awake your spirit〜”を始動します。
本プロジェクトは、「⾹りを聞くことで五感が磨かれ、新たな⾃分へと内⾯から研ぎ澄まされていく。 時空を超え、⾹りとともに旅をする時間」というストーリーのもと、2025年4⽉から2026年3⽉にかけて「今までを聞く(過去)」「今を聞く(現在)」「これからを聞く(未来)」の3つの視点から、新事業やプロジェクト、新製品を発表していきます。
物質的な豊かさだけでなく、⽬に⾒えない精神的な価値や⼼の充⾜が求められる時代へと移⾏し、「本物」の価値がより⼀層注⽬される今、当グループは「⾹りを聞く」という体験を通じて、時空を超えた感覚を呼び覚まし、感性をより深く研ぎ澄ます機会を提案していきたいと考えています。
450年記念商品の発売
4月18日のお香の日に発売開始いたします

「⾼井⼗右衛⾨(たかいじゅうえもん)2025 No.4」
清和源氏の末裔、安田又右衛門源光弘を初代とする香十は、天正年間の初め、京で創業し御所御用も務めていました。 香十第四代は徳川家康公に召され、駿府と江戸を往還し京に名跡の地歩を築きます。 江戸時代に名跡香十第八代を継承した高井十右衛門は香具師十右衛門として茶道界に名の知られた香の名人です。十右衛門による香十銘香(練香)は、光格天皇献上香「千歳」をはじめ、茶道各流派家元に納め続けた数々の銘が記録に遺されます。 第八代として「香十 高井十右衛門 家傳薫物調香覚書」を書き残し、その技術と理念を今日に伝えます。
この伝統を継承し最高の香原料と最新の技術で丁寧に心を込めて創香されたのが「高井十右衛門」の名を冠するこの逸品です。
香調:透明感のある梔子と華やかな薔薇が乳香や白檀と調和したみずみずしい香り
お香 内容量:50本入 香立付 価格:3,300円(税込)

平安時代の⾹りを再現した練香「六種の薫物(むくさのたきもの)」
「六種の薫物」は平安期を代表する薫物(練香)です。 「梅花」「荷葉」「侍従」「菊花」「落葉」「黒方」の六種類。 伝来する家や、調合する人物によってその処方に違いがあり、『薫集類抄』や『香秘書』は古くからの香の処方や原料の扱い、保管の方法など細かく記されています。そのような貴重な書から香合わせの達人の処方を再現し、450年記念の「六種の薫物」を限定で製造した逸品です。

「黒方」 朱雀院処方 沈香や麝香、丁子を豊富に用い、重厚かつ格式の高い香り

「梅花」 源公忠処方 沈香や占唐に丁子の酸味が効いた、梅の花に似せた華やかな香り

「荷葉」 山田尼処方 沈香や白檀などを用い、清涼感のある蓮の花に似せた軽やかな香り

「侍従」 八條宮処方 沈香や甘松に熟鬱金が調和した秋風のような落ち着いた香り

「菊花」 白河院、平忠盛処方 沈香や甲香、薫陸など用い、菊花に似せて作られた香り

「落葉」 後小松院処方 沈香や甲香、麝香などを用い、落葉がはらはらと散るような香り
練香 内容量:3粒 価格:4,950円~5,500円(税込)
※数量限定のためなくなり次第終了とさせていただきます
日本香堂グループ450年記念

書籍「⽇本の⾹」発売 「⽇本の⾹ The scent of Japan」
世界に誇る長い歴史と深さをもつ日本の香文化。 仏教とともに日本に伝えられたとされ、1500年にさかのぼると言われています。 時代の移り変わりとともに香りと人とのあり方も変化してきました。 「日本人にとって香りとは」。 歴史と育んできた文化、美意識をわかりやすいコラムと美しい写真・絵画などの資料でまとめたビジュアルブックです。
日本香堂グループが450年の節目に老舗出版社である誠文堂新光社とともに、類書には無い構成で制作をいたしました。
書籍 価格:4,950円 2025年4月22日発売
座香十サイトリニューアル
2019年に『⽇本の⾹り⽂化の継承と創造』をテーマに、⽇本の⾹⽂化を楽しみながら、知り・学び・創る場として⾹⼗銀座本店、オンラインでスタートした『座⾹⼗』。 450年を機に、⽇本の⾹⽂化体験の場��鎌倉・寺院と広げ、インバウンド向け⾹体験などメニューも充実化し、4⽉18⽇リニューアルします。日本香堂グループで開催されるワークショップの総合サイトです。
こちらからご覧ください
香器デザインコンテスト

日本香堂グループ450年を記念し、日本の地域の風土・文化・技術を文脈とし、心のゆとりや潤いを感じて豊かな暮らしを演出する香器(香皿・ディフューザー容器)を募集しております。第一次募集締め切りは2025年5月15日となっております。
詳しくはこちらをご覧ください。
日本香堂グループ450年の詳しい内容はこちらから
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翌日、授業が終わると浩志はそのまま浅草六区へ向かった。下宿の鍵を落としてしまったことを、みいと一緒に飲んだあの後、布団の中で気付いたのだ。勿論、見つからなければ弁償しなければならない。彼女からも、
「とりあえず合鍵は貸すけど、見つからなかったら弁償ね」
と言われたのだ。
浩志は雷門前の交番へ行き、警察官に聞いた。しかし、
「こちらでは預かってないなァ…」
と、浅草には田原町の方にも交番があると教えた。確か、「Kバー」に寄った時にはスラックスのポケット��入っていたから、恐らく藤棚の下で伸びていた時だろう。彼は念の為、浅草寺にも向かって藤棚の下を隈なく探した。確か、ここらへんでオレは寝てたよなと思い返しながらベンチの下も見たが、ない。
あとは、あの成人映画館しか思い当たるところはなかった。一応行ってみるかと、浩志は自転車に乗って六区ブロードウェイへ向かった。映画館の前に自転車を停め、鍵を付けて室内に入ると、相変わらず中年ぐらいの男たちがジロッと彼の方を見詰めた。嗚呼、この雰囲気はやっぱり嫌だなァと思いつつ、彼は発券売り場の従業員に声をかけた。しかし、その中年の女性は、
「今のところ、自転車の鍵の様なものは届いてないねぇ…」
と答えた。
嗚呼、弁償だと浩志は肩を落とした。そのまま映画館を後にしようとその時、背後から声をかけられた。手首もつかまれ、彼は焦った。振り向くと、そこには未だ三十代前半か、灰色の背広を着た男がいた。この男が後に、浩志にとって 生涯の情人となる大原幸雄である。幸雄は前髪をブリランチンで後方に流し、まるで男優の様な整った顔立ちをしていた。彼は言った。
「…君に逢いたかった」
この言葉に浩志は何も返答できなかった。彼がオレのチ◯ポを…? しかし、つかまれた手首を振りほどこうにもできず、彼はそのままトイレに連れて行かれた。
個室に連れて行かれた浩志は、ドアに鍵をかけられるとすぐに大原に唇を奪われた。微かに、煙草の臭いを消す為か「仁丹」の匂いがした。唇から今にもこぼれそうに噴き出す唾液を、浩志は飲んだ。次第に彼は首筋や胸元も接吻され、
「あ、あん…」
と歓喜の声を上げた。濃厚でありながら激しく、彼は内腿に力が入るのを感じた。
気付くと、浩志は申又を下ろしていた。股間に顔をうずめた大原は、舌で浩志の肉棒を弄った。裏側をなぞられると、
「あ、あぁん!」
と女の様な声を上げた。そのワイシャツもたくし上げられ、彼は半ば裸をさらすことになってしまった。しかし、大原があまりに気持ちよく肉体を弄ぶので、浩志は羞恥心さえ忘れてただエクスタシーに酔い痴れた。
浩志は、初めて肉体を弄ばれることに慣れていなかったのか、しかし恥部を刺激されるとおのずと隆起し、勃起もし、彼は荒波の中で揉まれてゆく感覚を味わった。次第に、彼も幸雄の唇を求め、スラックスのベルトを外した。
「ほ、欲しいの…」
こうして二人は互いに愛し合い、オルガズムに達した。ドロッと粘度の強い乳白色の愛液がタイル床に飛び散った。幸雄は、丁寧にちり紙で浩志の乳房や一物を拭き、乱れて前に垂れた前髪を手ぐしで直した。彼は水色の縦縞のトランクスを穿いていた。浩志が先に個室から出ようとすると、
「外で待ってて」
と、幸雄は耳元で囁いた。
映画館を出ると、微かに空が黄昏に染まろうとしていた。後から幸雄も来て、二人は「Kバー」へ向かった。途中、浩志は公衆電話で下宿に電話をし、みいに夕食は要らない旨を伝えた。その時、
「先刻、お巡りさんが来て鍵を届けてくださったわ。田原町の交番からだって。たまたまウチの名前が入ってたからよかったけど、気を付けてね」
と、受話器越しにみいが言った。彼は安堵のため息をついた。
Kバーでは、デンキブランにもつ煮や串カツなど、この日は僕のおごりだと幸雄は浩志にご馳走をした。時折ビールも飲みながら、浩志は幸雄と色々な話を交わした。幸雄は向島の方にアパートを借りているが、実家は曳舟にあると話した。有楽町の某新聞社に勤めているので帰宅が不規則だから実家に近いところに住んでいるのだそう。元々持病があるらしく兵役は免れたが、戦時中は東京ではない、父方の実家がある常陸太田に疎開していた。浩志は母方が同じ常陸太田の出身で、独身の頃はK百貨店の前身・S百貨店に勤めていたと話すと、ますます幸雄は親近感を感じた様子だった。
デンキブランのグラスを交わしながら、浩志はこれまで経験したことがない、ゆったりとした時間が流れていると感じた。嗚呼、オレはこの男(ひと)を好いているのかもしれない…。もっと彼を知りたいし、再会したい。浩志は、完全に幸雄が好きになったと認識した。
時刻は午後八時を回っていた。自転車を押しながら、言問橋の上で浩志は幸雄と別れようとした。しかし、名残惜しかった。嗚呼、相手が同性であれ好きになるとこんなに辛いものなのかと、胸が絞め付けられる感覚があった。夜空には真ん丸の満月が浮かんでいる。幸雄は浩志を抱きしめ、接吻した。
「…好きになっちゃった。離れたくない」
幸雄のこの言葉に、浩志はおのずと涙がこぼれ、すすり泣いた。彼も唇を重ね、頬を擦り寄せた。
「アンタが…好きになっちゃった」
しばらく二人は橋の上で愛し合っていた。
下宿に戻ったのは午後九時過ぎだった。玄関で靴を履き替えた浩志はフラフラと茶の間に来たが、みいは一升瓶の「菊正宗」をちゃぶ台の上に置き、独りでグラスを���けていた。彼女は、
「…遅いンじゃない?」
と聞いた。怒っている様子はなかった。浩志は、幸雄を好いてしまったのと別れてしまったと言う気持ちが入り混じり、今にも泣き出しそうな思いだった。彼は、
「…御免、風呂入らずに寝る」
と言った。普段とは様子が異なっていると感じたみいは、
「…何か、あった?」
と聞いた。嗚呼、女の勘ってすごいなと思いつつ、
「…否、何でもない」
と逃げる様に茶の間を通り過ぎた。
部屋に入ると、浩志はドアを閉めるや力尽きた様に布団に横たわり、嗚咽を上げてながら泣いた。
「…幸雄!」
彼は、隣の正樹に聞こえぬ様に、静かにすすり泣いた。これが初恋ってものなのか? そう自問しながら、気付くとそのまま眠ってしまった。
それでも、翌朝には午前二時半に目が覚め、新聞配達に出掛けた。若いからこそできたことだった。
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韓国男性との結婚を真剣に検討されている日本人女性の方に韓国のいわゆる由緒正しいお家(本家と分家で分かれていて定期的に総会開く程)出身の私から同じ女性として事前に確認して欲しいと思うことは🥹 ①제사(祭祀/法事)の回数 :多い家だと年10回以上 ②兄弟柄 :長男だったら逃げてください ③ディンクス希望だったら婚前契約書を書くなど何らかの証拠を必ず残してください :結婚前は「あなたさえいれば子どもは要らないよ」と男前に言ってくるけど婚姻届出してからは義実家絡めて一変します(ガチ) ④男尊女卑 :特に釜山・大邱辺りだと男性と女性は同じテーブルで食事すらできません ちなみに④の例に挙げた釜山や大邱は、今居住している住所ではなく、実家や御先祖様のお墓、若しくは家紋に受け継がれてくる土地のある「本籍地」を意味します。 つまり、ソウルや済州に住んでても本籍地が釜山や大邱辺りだったらレッドライトです🙃 x.com/0825_0717/stat… ④の同じ卓で食事できないというのは「家族行事」の時です。 제사(法事)に限らず親の日、こどもの日、お盆、旧正月、キムジャン(キムチ作り)など韓国には親戚との集まりが無限にあるので、家の中で家族みんな集まる時に適用されます。 x.com/0825_0717/stat… :女性は女性同士集まってダイニングやキッチンの隅っこで食事させられますし、食事中も男性からのリクエスト(お茶やおかわりなど)があったらそっち優先です :調子の悪いお惣菜や冷めたご飯などは女性持ち ⑤結婚式に対して義実家の要望が多すぎる :まだ婚姻届出してない状態であれですよ…? ⑥未来の旦那さんが自分で爪切りできるか :信じられないと思いますが、今までお母さんにやってもらって自分では経験がなく、結婚してからは妻に手も足も爪を切ってもらう場合が意外と結構あ��ます https://www.youtube.com/watch?reload=9&v=2rvfgyp12W8 これ私も最初信じられなかったんですよ…。 信じたくなかったんですけど…一定数以上…存在してるらしいです🥹 x.com/0825_0717/stat… https://www.82cook.com/entiz/read.php?num=3589980 韓国の既婚女性向け匿名コミュニティーで「남편 발톱」や「남편 손톱」で検索したら理性的に理解したくない話がいっぱい出てきます🥹 ⑦お相手から先に共働き希望と強く主張してくる :ねじ曲がった儒教とキリスト教の影響で韓国の男尊女卑は他の国では見られない特殊的な性質を持っているので、聞いてもいないのに勝手に共働きを説教してくる男性と結婚したら「お母さん・大黒柱・綺麗な奥さん」を同時に完璧にこなす妻を求められます ⑧母娘関係が良好でしたら未来の旦那さんに自然と自慢して反応を伺う :あなたが家族と仲良いのを見て、自分は何のアクションも起こさないくせに羨ましいとだけ言ったり、何故か少しご機嫌斜めになったり、冗談でも「結婚したらうちの母さんもよろしく」と言ってくるやつとは結婚を再考してください ⑨義実家の結納金又は結婚支援金 :少ない金額の場合、結婚式や住居などに色々口出してきたり、返答品選びなどに直系家族に限らず親戚まで連れてくるんだったら今すぐ逃げてください :金額が大きく、家も買ってもらえる場合、多くはお家のパスワードや合鍵が半強制的に姑の手に入ることになります ⑩彼の女兄弟が親御さんと絶縁している又はあまり喜んでくれず、嫉妬ではなく凄く複雑な顔をする :前者は特に未来の旦那さんが④で話した慶尚道出身だと、女性差別にうんざりした女兄弟が家族との縁を切っている可能性が高いです :女兄弟の話になると正確な理由を話さず「あいつなんか尖ってる」「昔からあいつだけ家族に馴染めなかった」などとりあえず女兄弟を責める発言をしたら即アウトです :彼の女兄弟さんがあなたに少し無愛想でありながらも優しくしてくれる、けど何故か結婚を喜んではくれない場合は絶対裏があります :勇気のある女兄弟さんだったらこっそりとカ��クやインスタのDMであなたに家族のリアルを教えてあげるかも知れないです(このパターンだと命救われたもんなんで女兄弟さんの話は彼にせず安全に別れてください) 韓国男性と結婚する前に一回確認して欲しいところはざっくりこのくらいで、私はソウル生まれソウル育ちでありながらも本家所属だったので小学校を卒業するまでは年に何回も本籍地(慶尚道🙃)に行って종친회に参加させられました。 一人っ子の女の子だったので跡継ぎ問題で毎回騒がしかったです🥹 上記全てが当てはまるところってそもそも外国人との結婚を認められなさそうな気がしますが、韓国男性と結婚する方にとってはかなりの確率で1個以上当たる項目だと思うので書いてみました🥹 ドラマや映画では教えてくれない現実なので…。 ちなみに私の代からは本家の血を継いだ子が女の子しか生まれず、女の子でも家事などを強制されたりすることはありませんでした。 親バカだった自分の父親と叔父さんが裏で頑張ってくれてたし、勉強さえできて模範的な女の子をしてれば未成年のうちは女の役割から見逃してもらえたからです。 しかし、子どもたちは女性の役割から逃れても、私の母親を含め家紋に嫁いだお嫁さんたちは実質召し使い状態でした。 ただ、私の実家は義家族や法事に限って非常に厳しかったので半分(①②④⑤⑨)だけ該当してますし、さすがにあれ全部該当したら都市伝説級かなとは思います(笑) 本籍地が首都圏辺りだと恐らくそこまで問題ないと思います! ただ제사と자녀 문제、맞벌이、결혼 준비など日本とはだいぶ異なってるので、隣国なのにこんなに違うのって驚愕しちゃうかも知れません🥹 参考までに翻訳機にかけた単語を 제사・・・祭祀/法事 자녀 문제・・・子供の問題 맞벌이・・・共働き 결혼 준비・・・結婚準備 補足すると、私は大学を卒業して社会人やってる20代です。 韓国内でもかなり保守的なお家ではありますが、私の友人(20代初~30代初)にこの話をしても特に驚かれることなく、盛り上がって自分ちの驚愕エピソードを語り合ったりするので同じ社会階層だったら割と共通点はあるかと。 あと、この話のどこから反日というコンテクストを読み取ったのか謎ですが、私の実家は植民地時代に御先祖様が日本名に改名したいわゆるバリバリ親日で、韓国の男尊女卑は親日・反日関係なく普通に実在することです。
Xユーザーの���過激パスニ🙃さん:
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Rockin′On(1993.9 Vol.22) Brett Anderson
Brett Anderson
鋭利な論理で語り尽くす、 降りられない高速道=ポップ·スターの苦悩と栄光。そして、セックスを脱皮していくスウェードの今後
インタヴュー=増井修 翻訳=BRYAN BURTON LEWIS
●デヴィッド·ボウイとの対談の中で、あなたは「創造性というものは緊張がら生まれ、心地好くなった途端にすべては失われる」という発言をしていました。実際、スウェードの曲にはそうした強烈なテンションが感じられますし、ギグでもギリギリの地点でのパフォーマンスがわかるんですが、ではそういうあなたにとって、心の平安とか慰安とは何になるんでしょう?
「うん……そうだな……ほとんどそういう時間はないんだけど、例えばそう、家にいる時にはできるだけリラックスするよう心がけてるけどね……。でも重要なのはずっと進み続けるということだから、ノーマルな生活をする時間なんてあっちゃいけないものなのかもね。こうと決めたからには最後までやり通さなきゃ。音楽を作るどんなアーティストも、バート·タイム気分ではやれないんだ。朝起きてスーパーマーケットに働きに出かけて、夜になると家に帰ってくつろぐ、というのとはわけが違う。自分の一部になってるんだから。つまり音楽を作ることで自分自身を表現してるんだよ。だから、自分の一部が何一つ表現するものを持っていないとしたら、もうアーティストとはいえないんだ······。ある意味ではそうだな、車をぶっ飛ばしてるようなものかな。急に降りて一休みするなんてことはできないんだよ。だからリラックスする時間はほとんどない」
●そういうテンションの高い、言ってみれば常に追い越し車線を走っているような生活によって、抜き差しならない状況、例えばドラッグ中毒に追い込まれる危険というのは常々感じてます?
「うん、まったくそうだよ。常にそういうわき道にそれる危険性がある。ただ、車をぶっ飛ばす"というのは、必ずしも追い越し車線で生きるべきだという意味で言ってるわけじゃないんだ。ロックンロール神話を生きるというのと、ハイ·テンションの中で創造的な作品を作り出すというのは、明らかに違うからね。セックス·ドラッグ·ロックンロールなんていう神話はもう存在しないんじゃないかな。それはともかく、緊張度の高い状況に伴う危険性というのは確かに感じるよ。でもそれはあっても仕方ないんじゃない。喜んで引き受けるよ。それに俺はアーティストである限りはプライヴェートな自分というのはないものと思っているんだ。だからまあそうだね。確かに乗っ取られてしまう部分もあるだろう。インクヴューだとかフォト·セッションだとか、そういったことが日常的なものになると、やっばりポップ·スターとしての生活のほうに比重がシフトしていかざるを得なくなるわけだしね」
●では、モリッシーはかつて「アーディストたるもの今にも死ぬんだという気持ちでステージに立たなければ駄目だ」と言いましたが、この言葉には共感できますか?
「うん、完全にね。『ああ、明日はあれをやらなきゃ』とか『明日もギグがある』なんて考えながらステージになんか立てないよ。いつもツアー終盤になると声が出なくなって「少し手を抜けば」みたいに言われるんだけど、ステージに上がった途端、まるで、何ていうかドラッグでもやってるような感じになるんだよ。これ以上へヴィーな経験はしたことがないってくらいにさ。だからうん、モリッシーの言葉には100%共感できる」
●しかし、そういう気持ちを保持しながら、年を取っていくことは可能だと思います?
「年を取った後もそのままずっと進み続けて、音楽そのものの持つパワーと緊迫感で、若さからくるエネルギーに対抗することだってできると思う。スウェードに関して言えば、俺たちの強さは、若さからくる強烈なエネルギーと音楽そのもののテンションの高さの両方にあると思う。だからそのうち俺たちのすべてをステージで出し切れない気がする瞬間が来ると思うけど、それは、ティーンエイジャー的なテンションの高さが出せなくなったということなんだ。そうなったら俺たち、最終的には音楽だけの世界に引っ込んじゃうだろうな。ライヴだとかインタヴューだとか写真撮影といった対外的なものはすべてやめて、もともと望んでいた音楽作りだけに集中して、純粋に音楽を通してのみ緊迫感というのを表現していくようになると思う」
●ということは、デヴィッド·ボウイが最新アルバムにおいて、そしてボール·ウェラーがスタイル·カウンシルからソロの流れにおいて、ポップ·スター·イメージからの脱皮を図った変化というのも、あなたなりに共感できる部分がありますか。
「うん、そうだね……。自分自身を表現し切ってしまうと、おのれのカリカチュアしか残ってなくて、自分でもうんざりしてしまって何か自分じゃないものに変わりたくなるんだと思う。それに、ミュージシャンの評価というのはイメージじゃなく音楽そのものによってなされるべきだしね。だから彼らには100%共感できるよ」
●では、こういう面ではどうでしょう?あなたがたは事あるごとに、「労働者階級の出身というみじめな記憶は一生消えないだろう」と語っていますが、この気持ちはやはり、あなたがたの意欲を支える復讐としてこれからもずっと変わらずに残ると思いますか?
「うん。猛烈な野心というのは、ある程度"復讐したい"という気持ちからもたらされると言ってもいいだろうね。自分の置かれた抑圧された環境から逃げ出してそして復讐してやりたいっていう気持ちがないと、野心なんて抱かないんじゃないかな。だから、もともと多くの権力を与えられた立場にいたり、裕福な家庭に生まれたりして、そもそも何かと闘う理由のまったくない人間は、何の野心も抱かないし、何もしようとしないんじゃない。だってそういう刺激を受ける要因が少ないからね。“復讐"というのはかなり残酷な言い方だけど、俺たちのことをかなり的確に言い当てた言葉だと思う。俺たちの曲は、性的な意味での自由だとか社会からの逃避について歌っているものが多いからね」
●あなたがたの曲からは、男同士だろうが女同���だろうがセックスこそが究極のコミュニケーションである、というメッセージが読み取れますよね。
「ある意味ではそうだろうね。セックスというのは、最もパーソナルで隠喩的な表現方法だと思う。でも精神的·宗教的なものとは比較にならないとは思うけどね。セックスって、何かを例えば漫画やCMに描いて表現するようなものなんだと思う。『セックス=ロマンス』とか『セックス=精神的親近感』といった単純で分かり易い形でね。俺は、セックスは究極の表現だからほかの何よりも重要なものだ、なんてことは絶対に言わないよ。確かに、ありとあらゆるものがセックスとのつながりを常に持っている。何もかもセックスと同じ線上に並べられているのがわかるんだ。何もかもが性的なイメージや性的なシンボルと結びつけられている。俺だって無関係じゃないさ。だけど俺は、セックスが究極的に重要なものだとは全然思っていないんだよ」
●ということは、曲の中でしばしば性的な言及を行っているのは、セックスこそが人間の持ち得る最高の関係なんだという体験的確信に基づいてのことではなく、ポップ·ミュージックの有効な表現の手法として選んでいるということなんですか?
「うーん……わかんないなあ。へヴィな質問だ(笑)。もちろんセックスへの言及は単なるでっち上げじゃないし、雲をつかむような話をしてるんでもない。すべて実体験を歌ってるんだ。自分が直接体験したものもあれば又聞きしたものもあるけど、どれもすべて俺の人生を一旦通って濾過されたものばかりだからね……。ただ、意識的にああいうメタファーを選んだんじゃないんだ。俺のやることはどれも、ある意味で潜在意識的なもので、とにかく意識してなくても自然に出てくるものなんだ」
●では、「世の中にはアブノーマルなセックスなどあり得ない」というような、ある種の啓蒙的なメッセージを伝えたいという目的意識は持っていなかった、といえますか?
「そんなことはないよ。だってそれは俺たちの音楽から読み取れるすごく重要なメッセージだと思うし、もちろんそう伝えたいと思ってるよ。ものすごく重要なことだ。だけどここでまたせックスを隠喩として扱うなら、そもそもこの世の中にはアブノーマルな人生なんてものはあり得ないと言えるんじゃないかな。実際そのほうが重要なことだよ。大勢の人間が自分の人生を見失ってしまい、そして社会から"アブノーマル"と決めつけられて恥ずかしい思いをしてるんだ。でも異常などというものはこの世に存在しないんだよ。健全さというのは統計で示すことができるものじゃないんだ」
●じゃあ、“ムーヴィング”の中“so we are a boy, so we are a girl”という印象的なフレーズがありますが、「ホモ体験のないバイセクシュアルだ」というあなたがもし実際にホモ体験をしているとすれば、あなたの表現の説得力に影響を及ぼし得る、あなたのものの見方を変え得ると思いますか?
「んー……。そう、あり得るかもね。まあ、変わるか変わらないかというのは、俺にとってはどうでもいいことだけどね。あの引用文の、っていうか、周りの人間があの言葉を引用する時に言う“性的なアンビヴァレンス“っていう考え方の何がイラつくかっていうと、みんながあの発言を読み違えて、すごく肉体的な文脈の中で提えようとするってことなんだ。俺は肉体的な意味でああ言ったわけじゃないんだぜ。俺は精神的な意味でのあいまいなセクシュアリティーに興味があるのであって、バイセクシュアリティーとはまったく関係ないんだよ。もっと精神的なアンビヴァレンスのことを言ってるんだ。一定の性的なアティテュードを伴う肉体���しての人間ではなく、精神(スピリット)としての人間について考えてるんだ。“so we are a boy, so we are a girl”って歌う時に俺が言いたいのは、誰に愡れるかということではまったくないんだよ。人間だからといって、必ず何らかの性を感じなきゃならないなんてことはない。単に人間であるというだけでいいんだよ。脳ミソを持ったね。男に対する愛について俺が歌うと、大勢の人間が男に恋焦がれる男の歌だと読み違えてしまいがちだけど、大抵は女性の立場から歌ってるんだ。でも、それは必ずしも俺が女だということを意味するわけじゃない。女性の立場になって考えることができる幅を持ってるって意味だよ。だって人はただの人だもの。社会が人を“お前はへテロ”だとか“お前はゲイ”だとかいうふうに一つのカテゴリーに閉じ込めてしまうのさ。でも人間というのは、こういったカテゴリーを超越できるだけの幅の広さを持ってるんだよ」
●なるほど、よくわかります。ただ、一つすごく興味があって、しかも非常に心配に思うことがあるので是非訊きたいんですけど、スウェードの最大の魅力というのは、あなたがたの音楽によって、我々が普段の自分ではなくなってしまえるところだと僕は思っているんです。そしてこれはセックスにおいて生まれる状況とまったく同じだと思うんですが、曲のテーマがセックスからべつの方向に徐々にシフトしてきているということになるとこの先、スウェードの最大の魅力であるこの“自分でなくなる”というフィーリングも消えてしまう恐れはありませんか?
「そうならないことを願うけど……。だってすごく悲しいことだからね。セックスの話をしなきゃ人じゃないってわけでもないし、セックスの話をしなきゃセクシュアルじゃないというわけじゃ必ずしもないんだ。ポルノグラフィーとエロティカが違うのと同じだよ。すごく明快に直接的に実際のセックスの話をすることもできると、セックスに一切言及しないでもセクシュアリティーの話をすることだって可能なんだ。なぜならセクシュアリティーとは、嫉妬、貪欲、衝動、魅力といった人間の基本的本能と大いに関係しているものだからさ。さっきも話したけど、こういった本能は確かに究極的にはセックスの中ですごく隠喩的に表現されるものだよ。でもその点だけを盲目的に強調する必要はないんじゃないかな。俺たちの曲にも、いろんな感情を直接的なセックスへの言及抜きで表現したものはあるよ。同じ衛動をセックス以外の話によって表現することは可能だからね。そうしないとすごく薄っべらなバンドになってしまう。だからもし実際に“もう全部やった”って思っだら、明日にでもすべて辞めてしまうよ」
●ということは、オーディエンスが自分たちの音楽によって普段の自分をまったく失ってしまう状況を作り出したい、というあなたがたの基本ラインは変わらないということですね?
「うん、そう願うよ。変わらないはずさ。まさに君の言うとおり、その中にいると自分を失ってしまって何も考えられなくなるという意味では、音楽はセックスと同義語なんだ。自分を運れ去ってくれる限り、“どうやって”自分を失ってしまうのかは間題じゃなくなるんだよ。無意識の状態に到達したという喜びに満たされてしまってね。そしてそういうことができるのは、多分音楽とセックスのニつだけだろう。俺個人にとって音楽が最もパワフルなアート·フォームなのは、もしかするとそのせいかもしれない。実際、���にとっては音楽だけが本物のアート·フォームなんだよ。ほかのアート·フォームは頭で考えるものだけど、音楽だけは体と感性に訴えかけてきて、聴く者を遠くへ連れ去ってくれるんだ。そして俺たちはその中で我を忘れてしまうのさ」
●じゃ、今までのスウェードの曲はどれも極限の性描写だと解釈することも可能だったんですが、これはスウェードの発展過程における初期的段階だった、というふうに今は考えているわけですね?
「そう願ってるよ。それこそポップ·ミュージックの持つパワーだからね。ポップ·ミュージックがどんなにパワフルなものか、多くの人間が忘れてしまっている。ラジオでカイリー·ミノーグの次に3分30秒もらって、何百万もの聴衆に向かって自分たちの曲をプレーする時、その中にいろんなものを詰めこむことができるんだってことをね。流れるべきではないメッセージを突っ込んで、みんなの神経を逆撫ですることだってできるわけ。だから、これまでのスウエードにとっては、セックスについて歌うというのが重要なことだったけど、これからは、それ以外のことについて欧うのが重要になることもあると思うよ」
●そういうスウェードの新しい側面というのはシングル「アニマル·ナイトレイト」の“ビッグ·タイム”や、最新シングル“ソー·ヤング”に結構端的に表れているようですね。
「そうだね。いろんな意味で卑しさが消えてきて、いろんな意味で“エレガント”とでもいうべき側面が出てきたと思う。幼さというか若さはもう以前ほど感じなくなったね。でもいいことだと思うよ。ローリング·ストーンズみたいに25年経っても同じことをやっていちゃ駄目なんだ。もちろんストーンズは偉大なバンドだけど(笑)。俺は仲間に入りたいとは思わないね。うんざりしちゃうに決まってるもの。とんどん前進し続けて、自分を刺激し続けなきゃ。今のスウェードには、ヒロイズム、ロマンティシズム、そしてエレガンスといった要素が少しずつ表れ始めているように思う。“ソー·ャング”はそれを完璧に表現している、俺のお気に入りの自の一つなんだ。すごくポジティヴな曲なんだょ」
●わかりました。ところでライヴ·パフォーマンスの話をしたいんですが、実は僕、アムステルダムであなたがたのライヴを見てるんですよ。
「アムステルダムで!」
●イエス(笑)。
「退屈しただろ?(笑)」
●イェス!(笑)。
「アムステルダムのオーディエンスっておかしいんだよね。身じろぎ一つせずじっと立ちつくしたまんまで」
●ほんとそうでした。でも僕はあなたがたの演奏自体は非常に良かったと思うんです。
「ああ、それはわかってるよ。でもオーディエンスが何ていうかさ……とにかくすごく奇妙でおかしなライヴだったよ。つまりこういうこときーライグの良し悪しというのはバンドのコンディションで決まるんじゃない、オーディエンスの反応で決まるんだよ。ある意味では会場にいるすべての人間がパフォーマンスしてるんだ。バンドそしてオーディエンスが参加する、とてつもない規模のパフォーマンスさ。オーディエンスが参加しないパフォーマンスなんて、バンドが参加していないのと同じくらい無意味だ。オーディエンスがパフォーマンスする時は、俺たちと同じょうな格好をし、俺たちと同じようにエキサイトする。ただそれを歌声で表現するか演奏で表現するかが違うだけさ。だからオーディエンスが自分たちの役割を果たさないんだったら、悪いけど俺も果たせないね��
●(笑)。先日アメリカでのッアーのレヴューを読んだんですが、ボストンでは大酷評されていて、サンフランシスコでは大絶賛されてるんですね。で、これはあなたがたのバフォーマンスのせいではなく、観客の態度が違ったからだと?
「その通り。まさにそうだったんだよ。東海岸のほうが西海岸よりシニシズムをより強く感じたんだ。西海岸の人間はあっけらかんとしてるんだよね。LA、サンフランシスコ、サンディエゴでやったギグはベストの中に含まれるよ。東海岸では誰も俺たちのことを信用しようとしなかった。俺たちのことをミュージック·プレスの産物だと思ってるのさ。そんなんじゃないのにね」
●ただ、ここまでスウェードの人気が高まってしまうと、あとはもういきなりスクジアム·ロック化していくしかないという要請が、本当に既に出てきていると思うんですけど、そうなるともう観客の質というのはほとんど問えなくなりますよね。これまでずっと観客との緻密なコミュニケーションを図ってきたスウェードですが、やはり新しい段階に進まなければならないと思うんですけど、あなた自身、そのへんはどう考えてますか?
「うん……大きいなジレンマを感じるよ。しかもこれは甘受しなきゃならないものだ。最初の頃は、ギグの規密なフィーリングというのに固執していたし、何人かの観客と直接会話するようにしてたんだ。だけど結局そういうのは意味がないんだよ。だって直接話をするにしたってそれ以外の観客を拒んでいるんだし、それにそろそろ成長することを学ばなきゃ駄目なんだ。魚のように大きくなっていく方法を覚え始めないとね。小さな鉢しかないのなら小さな金魚を飼うしかないだろ?そして鉢のサイズが大きくなるのに伴って、魚も大きくなっていくんだ。そうやって、必要な時に自ら外に出ていかなきゃね。でも俺たちも今、もっと大きな会場でブレーして、もっと大人数の観客とコミュニケートする方法を実際に学び始めてると思うよ。でもある時点を越えたら、もうどんなバンドにもコミュニケーションなんてできなくなると思うしそう、1万人を越えたら事実上不可能になるだろうね。でもロンドンではブリクストンアカデミーでやった時の6千人が最大なんだけど、どうにかうまくコ��ュニケートできたと思う。小規模のコンサートに劣らず良い出来だったと思うよ」
●では一番最近のグラストンべリー·フェステイヴァルはどうでした?
「最高だった。確か4万人集まったんだよね?でも俺たちからはせいぜい前方の1万人か1万5千人くらいしか見えなかったんだけどね。グラストンベリーは俺にとって人生で一番エキサイティングな経験の一つだよ。電流が走ったみたいに、信じられないくらい興奮した」
●そうやって英国での人気はすごいものがあるわけですが、アメリカはどうでしょう?成功する自信はありますか?
「うん。でも時間がかかるだろうな。初めてアメリカに行った時は慌てちゃったよ。アメリカに進出しようとする英国のバンドはみな経験すると思うけどね。とにかくシーンの仕組みが英国とはまったく違うんだ。アメリカの音楽的土壌はすごくレイド·バックしてて、俺たちにはまったく馴染めないし、それに音がに対するセンスがすごく伝統的で、ジャズみたいにかなり扇情的な音楽が好まれるという点も、俺たちには全然合わないんだよね。だから成功するにはまだしばらくは時間かかるだろうけど、スミスと似たような状況になるんじゃないかな。スミスも今になってようやくアメリカで評価されるようになって、そういう意味では、スミスが俺たちのアメリカ逃出への下地を作ってくれたと思う。モリッシーも今向こうですごい人気だけど、俺たちの音楽のほうが彼らには受け入れ易いと思うよ。モリッシーの音楽ほどわかりにくくはないからね。とにかくやれると思うし、努力も厭わないけど、2、3度ツアーをやったくらいじゃ無理だろうな。それに“ポップ·ミュージックというのは基本的にティーンエイジャーが舵を執っていくものだ”っていうポップの理想みたいなものがあると思うんだけど、アメリカ人はもう疲れちゃってるというか、“600年ツアーし続ければ55歳でヒットが出せる”的な雰囲気が漂ってるんだよね。そのへんが難しいかもしれない」
●でも、“世界中の人たちに自分たちの音を聴かせてなんぼだ”という方針はあくまでも貫徹するわけですね?
「もちろん。俺たちにとって重要なことだからね」
●最後に、バーナードとあなたの関係について何いたいんですが、バーナードの場合はステージでもにこにこ微笑みながら手を振ったりして、非常にかわいらしいキャラクターの持ち主だと思うんですが、一方のあなたはすごい尊敬を勝ち得ると同時に、非常に敵を作り易い人だという気がするんです。そういう立場でバーナードとのバランスを保っていくというのは難しくありませんか?
「いいや、だってべつにバランスをとるためにやってるわけじゃないし、二人でそんな話をすることもないしね。どうしてああなるかというと、要するに、バーナードはスウェードの音楽面での主戦力であり、奴は普遍的な言語である音楽を奏でてォーデイエンスに語りかけてるつてことなんだよ。そしてき楽っていうのは、それがいい音をしている限り、決して攻撃的にはならないんだ——「なんだこれは!」とか「オエッ」とか思いながら音色を聴く奴なんていないってことさ。音楽というのはそういうことをしないんだ。これってすごい強みだと思うよ。だけど一方のシンガーというのは、自分の意見を他人に押しつけようとする。そしてその意見は、他人に受け入れられないものであることが多いんだ。シンガーは常にギクリストよりも不快で攻撃的なものなのさ。シンガーのほうがより社会的で肉体的なことをやらなきゃならないからね。でも、そういうものなんだからべつに気になりはしないよ」
●でもシンガーのそうした役回りは、あなたとしてはやっぱりへヴイじゃないですか?
「んー……まあつらいなって思うことも時にはあるよ。街を歩いてると「失せやがれ!」って言われることもあるしね。べつに澄ましてるつもりはないけど「君たちもっと実際にネガティヴなものを侮辱したらどうなんだ?」って気分になるよーひどい政治家とか世界の指導者とかさ」
●それでなくても、あなたのように派手な人はマッチョな���ループからいつもひどい目に遭わされてきたんじゃないですか。
「ああ、もちろん遭ったよ。俺たちの曲にもそれははっきり出ているしね。バンドの活動自体がいろんな嫌がらせやゆすりへの反発なんだよ。順応や凡庸の名において俺たちをなじり倒そうとする奴らへのね」
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愚者話 5
言葉狩り
人の言葉を狩ろうとする人間に大抵碌な人間はいない。言い方を配慮せずに言うが大抵『クズ』と『バカ』が人の言葉遣いに対して難色を示し、その『是正』を『強制』しようとする。烏滸がましい。馬鹿に付ける薬はない。不遜で傲慢、高飛車な勘違い人間である。
こういうと馬鹿は馬鹿だからか『お前だって論法』でその『認知的不協和』を解消しようと───そうと自覚もせず───躍起になるが、『お前に問題があることと、こちらも同様や近似の問題を抱えていることは、関係がない』という当たり前の思考すら奴らには出来ない。やはりその理由は、『馬鹿だから』いや、『愚か』だからなのだろう。
奴らは『愚か』の意味すら調べず自分ルールで使用する癖に、調べたと思えば今度はその辞書的意味《ディノテーション》なり連想意味《コノテーション》なりにあっけなく縛られてしまう。本当に不自由で道理に暗く、『何もわかっていない』『阿呆』どもである。
これをもし外部に公開すると仮定すれば、私はここで『阿呆の意味は自分で調べてくれ阿呆』と言い渡したいくらいだ。そして別にそれは『だらず』だろうが『うつけ』だろうが『たわけ』だろうが、どれだって使い得るのでどれだっていいとも言えるが、何故『阿呆』を選択して使用したか。
それはわからずともこの様に考えることさえ出来ない輩の多いこと多いこと。まっこと世の中は末法。おっと、仏語を使ってしまったな。失敬失敬。忘れてくれ。もちろん、忘れなくてもいいし、どうでもいいことだが。
これは何も全て空想で言っていることではない。実際の経験談や聞く情報読む情報、つまり所謂『一次情報』や『二次情報』や『三次情報』などを元に言っていることなのに、馬鹿はそう言う可能性すら想定しない。
別に正解を当てろと言っているのではない。ただ『考えろ』と言っているだけなのに、それすらわからない。わかる気がない。わかる事ができる。序でに、何故『分かる』や『解る』や『判る』などの漢字を使わずに態々平仮名を使っているのかについても想像しようとしない。
これだから馬鹿は救いようがない。救う必要もない。そして救う事はできるし救う必要もない。そしてどうでもよく、決してどうでもよくもない。この私たちの矛盾受容すら頭ごなしに否定して考えてみたり思ってみたり感じてみるということをしようとしない。
この洗脳されきった馬鹿どもが。少しは頭を使ってものを考えたらどうなんだ。だから頭の働きが鈍くなるんだ。だから『同じ様な日々がどうたら』とか、『生きづらい』だとか、他にも悲しまなくていいようなことにまで無闇に悲しみ、悩まなくていいことま矢鱈に悩むのではないか?
もちろん、そう言った言葉を吐く理由原因の全てが馬鹿だからじゃないことは当然知っているし、私たちは並の人間とは比べ物にならない程の不幸や不運、不遇に見舞われて、壮絶な人生を送っているので、その点から私や私たちを批判するのは逆にそちらが想像力を欠いていると言えるのであるが。馬鹿はそんな事もわからないらしい。
まぁいい。話を少し戻そう。
兎に角私が言いたいことは、人々は『自分が大した人間じゃない』ということをもっと自覚するべきだということだ。『自分は尊重されるべきである』という無我の対極の様な考えで偉そうにするなど言語道断。
『勉強を頑張ってきた』事から『勉強が全て』とそう、文字化することもなく『なんとなく』『ぼんやり』『決めつけ』『思い込み』『刷り込まれ』『レッテルを貼っている』様では、そこから生み出されることなど所詮は『勉強が全ての人のもの』でしかない。
知識や情報にはさしたる価値がない。結果も結局意味がない。大事なのは過程と実感であるのに。実体験であるのに。深く考えもせず所謂『歴史上の偉人だから』という迷妄蒙昧の権威性先入観によって例えば『ビスマルク』などを引き合いに出し、歴史に学ぶ経験に学ぶなどと尤もらしく言って悦に浸るのだろう馬鹿は。
『知ってる事』は『えらいこと』ではない。『勉強ができること』は、『頭がいいこと』ではない。
『勉強ができること』は、ただそのまま、『勉強ができる』という、それだけのことである。それを馬鹿どもが考えもせずに『頭がいい』だなんだと言うから、おかしくなっていくのだ。
『雑に括って』、『真実じゃないことを真実と断定して』、『可能な限り凡ゆる可能性を想定する事もせずに』、『ただ自分や自陣は正しいと思い込んで』、『誰かに振る舞いや性質の変更を強要する』という、馬鹿で世界は───いや日本は───少なくとも私の観測範囲は───溢れている。
救いようがない。救う必要もない。もう救われてもいる。救われるなどない。救う必要がある。救いようがある。まだ救われていない。ずっと救われない。救われるということはある。その他この段階に於いての思考と記載省略。対極から述べる基本については受けるくんが詳しいので、���更語るまでもないか。
とにかく、『言葉狩りをしたがる馬鹿』が多すぎる。それはアラサー以上の女性や受験生、大して勉強も思考もしていない俗に言う『底辺職』───底辺職という語についての是非や定義、それにまつわる様々な話���『ここでは』『理由・意図があって』議論しない。割愛するがとにかく『底辺職』───がこぞって好き好んでやることである。
それらはクリエイターの敵である。
というか。
『有象無象は塵である。尊敬する人間の言う事ならいざ知らず』なのである。
実例を幾つも挙げてやろう。
場末の病気だらけの警備員が若者に『面倒臭い』という言葉を使うなと苦言を呈してその影響を受けてしまう若者。
しかし某有名なアニメ映画監督は作業中に『めんどくさい』という言葉を発する映像。それに植え付けられた観念を抜かれて或いは溶かされて又は消し去られて、面倒臭いと連呼しながら『ものづくり』をするようになったら上手くいった。そういう人だって実在している。
また同様に、例えば『本を読む理由』について『本を読んでるのがかっこいいから』と答えては『それは本質的じゃない』だとか『そんなの偽物』だとか『本は知識を得るために読む物だろう』だなどと言われてしまう子供。その様な『それがどっからきているものなのかも当人すら把握していない、又は疑問にすら思っていない様な』、『しょうもない先入観や思い込みや刷り込みや決めつけ』によって、いたいけな子供は『洗脳』されるが。
某有名ゲームクリエイターは本を読む理由について『本を読む自分が好きだから』と答え、本を買って積読する理由については『買っておけばいつでも読めるから』と答えた。その方がずっと素直で本質的ではないか。
『こうあるべき』という『先入観』は『クソッタレだ』。敢えて言うが『クソッタレ』だ。
『べき論』はみぃぃぃーーーー〜〜〜〜んなっ! 壊してまわれ!
『型に囚われるな』
という
『型にも囚われるな』
という(以下、無理数めいて無限ループにつき表記は省略) (同じ言葉が続くなら無理数ではないのではないかというクソみたいなツッコミも知ったことか!)
とにかくそういうわけなので 句読点すら 使わない
段落だってくそくらえ
どこから始めたって い
い
だ
ろ
う が
統一なんてくそくらえ。価値をつくるなんてくそくらえ。証人なんてここには要らない。神も仏もいないので、そして同時にいるので。証人はここに要るし、価値をつくるのは素晴らしいことだし、統一にも意義があることは分かった上で。
全部どうでもいいとも投げ捨てて。
ええいそんな話の流れなんてぶった斬ってしまって俺は言いたいことを言うぞと『一人称』さえ『表記揺れ』。否、『意図的な』『敢えての』『選択』である。馬鹿が。
『女は家事をすべき』とか。『男は仕事をすべき』とか。
『女らしい』も『男らしい』も『大人っぽい』も『子供っぽい』も
自分の感想を言うんじゃ無い。
人を評価できるほどお前は偉い | 《ないし》凄いのか?
自分が正しいと思うな。
自分が上だと思うな。
自分が医者だと思うな。
自分が教師だと思うな。
自分が強者と思うな。
自分が中心だと思うな。
自分が神だと思うな。
自分が仏だと思うな。
自分が人間だと思うな。
自分が価値ある人間だと思うな。
自分が意味ある人間だと思うな。
自分が理由ある人間だと思うな。
自分が原因ある人間だと思うな。
自分が因縁ある人間だと思うな。
自分が救われると思うな。
自分が天国に行くと思うな。
自分が地獄に行くと思うな。
自分が天国に行くと思うな。
自分が地獄に行くと思うな。
自分が無になると思うな。
あの世や死後が有ると思うな。
あの世や死後が無いと思うな。
極端に振り切れるな。
中道だけに染まるな。
出来ないと決めつけるな。
自分が馬鹿だと思うな。
自分が天才だと思うな。
自分は頭が悪いと思うな。
自分は頭が良いと思うな。
人に何かを『思うな』と禁止するな。その様に思う事もするな。
そうしてそれら全てをもちろん思っていいし、そして無論どうでもいい。他にも色々考えられるだろうがここではその話はメインではないので割愛する。ただ『全てをもちろん思っていい』の一文では、『打ち消し』が『足りない』、『弱い』ので、それについてはその意図から敢えて逆の事を書いてやろう。
『女は家事をすべき』にも利点はあった。
『男は仕事をすべき』にも利点があった。
『女らしい』も矢張り存在はする。
『男らしい』もやっぱり存在はする。
『大人っぽい』も『子供っぽい』もやっぱりあるんだ。
自分の感想は言っていい。
人を評価できるほどお前は偉い | 《または》凄いのかもしれない。
自分が正しいと思っていい。
自分が上だと思っていい。
自分が医者だと思っていい。
自分が教師だと思っていい。
自分が強者と思っていい。
自分が中心だと思っていい。
自分が神だと思っていい。
自分が仏だと思っていい。
自分が人間だと思っていい。
自分が価値ある人間だと思っていい。
自分が意味ある人間だと思っていい。
自分が理由ある人間だと思っていい。
自分が原因ある人間だと思っていい。
自分が因縁ある人間だと思っていい。
自分が救われると思っていい。
自分が天国に行くと思っていい。
自分が地獄に行くと思っていい。
自分が天国に行くと思っていい。
自分が地獄に行くと思っていい。
自分が無になると思っていい。
あの世や死後が有ると思っていい。
あの世や死後が無いと思っていい。
極端に振り切れるのもまた必要あるいは有用な道。
中道だけに染まってもいい。
出来ないと決めつけるのもいい。
自分が馬鹿だと思ってもいい。
自分が天才だと思ってもいい。
自分は頭が悪いと思ってもいい。
自分は頭が良いと思ってもいい。
人に何かを『思うな』と禁止してもいい。その様に思う事もしてもいい。
『思う自由』が、あるからだ。
『思う自由』を、行使しよう。
そうしてまず第一歩は対極を持ち出してそれを同時に併存させるという『矛盾受容』、『矛盾対立からの脱却』、『二者択一思考からの解脱』、『重ね合わせの実践』をする事が、やがて悟りに繋がる。
ただ念仏を唱えるだけで救われるだなどと片腹痛し。そんなものただ『思考停止して洗脳を受けよ』と言ってるのと同義だ。
釈迦はそんな事言っていない。そんな事を言い出したのは数百年やともすれば千年以上あとの『聖人』どもであって、釈迦では無い。
昔は坊主からしか仏教は学べなかったかもしれないが、現代はそうではない。主に『wiki』─────────────────────────────────『wikipedia』ではない。『ウィキペディア』のことを『ウィキ』と言うな不正確で誤認識を広めるのだから。こうして禁止指摘することで『wiki』と『wikipedia』は違うものだと気づけるキッカケになり得るからこういう禁止は是非是非すべきだ。
一方で、多くの若い女とそういう女が好きな感じの性欲ばかりで行動している様な若い男どもなどとの会話ではその様なことは言うな。あいつらはそういう細かい事が苦手だから、言っても無駄な聞く耳持たずの馬耳東風であるし、『めんどくさい』と思わるだけがオチだ。もちろん全ての若い女やそういう(中略)な若い男どもがそうであるとは言っていないし、そう言う事を分かった上で状況判断や言い方などに気をつけてやんわりと促す事もできる。
結局答えは一つじゃ無いんだよ馬鹿。ものごとを単純に考えたがる考えるのをサボってるか考えるのが苦手な馬鹿どもがよ。先天的に考えるのが不可能な人はこれには含まない。それは『障がい者』、いや『障碍者』、ああ、『障害者』であるから。
放送禁止用語など糞食らえ。資本主義など糞食らえ。配慮忖度など糞食らえ。
同時に放送禁止用語によって不快な思いをしない人がいるであろうこともまた事実。
逆に不快な思いをしている人たちや向きがあるのもまた事実。
そのどちらにも配慮するのは不可能なのでと簡単に考えたがる馬鹿がいるのもまた事実。
そのどちらにも配慮する事が可能で有るとしたいヒーロー願望でも有るかの様な思考をしたいまた一種の愚者がいるこも事実である。
配慮忖度により平和的解決がしやすく上手く回るであろう面もあろう。
あろうあろうと続けるのは稚拙であるとする向きもあろう。
それでいえば例えば小説を書く者がセリフとして『それはそこにおいといて』だの『この話は置いておいて』だの書く際に、『置いて置いて』なのか『置いといて』なのか疑問にも思わず適当に使う人間がいるであろうことも想像に容易い。
【作者註:私は信じられないがそういう人も現にいるであろうし別に彼の様に批判することでも無いとも思う。その方が速度的にというか、書くテンポは早いかもしれない。ただ調べる方にもその分頭が働いて色々連想やとか鍛えられそうな気はするよね。知らんけど。自分で決めて。あなたの人生なんだから。敢えて句点を格好内に入れて作者注を終える。へい。】
またそのどちらが正しいかとかを決めたがる向きもあろうし、どう正しいかでの意見も人それぞれ分かれるかもしれないし同じ人の中に複数意見が同居し得る事もあるだろう。
そもそも正しい正しく無いではなく、こちらにはこう言う性質があり、そちらにはこう言う性質がある、というふうに『考えれる』人もいるだろう。そういう風に多面的に考えられない人もいるのだろう。というか実際、いた。
『考えれる』と書かれていることに『うわ、ら抜き言葉だ。読むのやめよ』と思う言葉狩りの馬鹿いれば、『某有名メーカーだって使ってるし』とか『言葉は変化進化していくものだから』と擁護する人もいるのだろう。
これら全て、私が今回の『配慮しないかつ配慮する』スタイルで書いているから、言葉狩りをしたい側を悪様に罵り、言葉狩りをしない寛容で自由である側に寛容で味方につく様な言い方をするのは、『私の主観の話である』のだから当たり前なことだのに、それをこう明示的に書かれないと思ってもみないというか、『思っても見れない』人がいるだろう。
そして今度は『思っても見れないという日本語はない』という馬鹿も出てくる始末なのであろう。情報や知識、言葉というものが常に意図や作為などによって発信されているものだというのに、情報や知識、言葉というものの裏やらにある意図や作為を───はかれるはかれない以前として───はからない、はかるという発想がない人間もまたいるのだろう。
そしてそれらは全て、
『現にそうであり、そういうものなのだから、受け入れるだけである』と考えたりすることで、『他人を変更しようとしない』『全てはあ��のままでいい』と考える『私たち(決して『我々』という語は使わない私たち)の信念』で、その存在を認めることが出来るところであるのに、こう文字にして例えばそれを私たち以外の誰かが呼んでも、その全ては理解されないだろう事など。
また流れを無視して言うが、『学校文法』がなんぼのもんじゃい。『文法』と『学校文法』の違いもわからず、『その様な知見すら持たず』つまり『疑わず鵜呑みにするベロのない口の馬鹿が』『何を偉そうに』。
そういう奴はDirectXの文脈に於ける『3Dグラフィックスアダプター』とただ単に『グラフィックスアダプター』で連想されるイメージや検索して得られる結果の意味するとことの違いにも一生気付かず勘違いしたまま死んでいく。
など。
『別にそれもいいのだが』、『私はそうありたいとは思えない』ね。
そして資本主義にも当然良し悪しは論じる事が出来るし、もうさんざ論じられてきた事であろう。いい加減、そこに新たな思想を加えてメスを入れていってもいいんじゃないか?
───────────────────────────────────────や『オープンソース』によって、その仕組み上どこかの企業や宗教法人、政府やジャーナリスト個人プロ市民まぁ何にせよ、そういうものたちの情報よりかは比較的偏りづらい情報が手に入る時代に折角なっているのだから、坊主からしか仏教のことを聞かないのは前時代的だと私は思う
体系的な学問など体系的な学問でしかない。それが全面的に正しいなら、どうして問題は尽きずに世界はこの様な地獄の様な様相を呈しているというのか。特にこの日本の失われた三十年を見よ。
GAFAMを手放しで尊ぶ前にアメリカの独占や格差の酷さ、プライバシー問題、エドワードスノーデンが告発した米国政府と米国IT巨人企業多数との合作監視システムPRISMを知れ。
多数がいう事が常に正しいのであれば、お前はみんなが多数決で死ねと言ったらソクラテスの様に『悪法もまた法なり』と死ねるのか????? と私は馬鹿どもに問い詰めたい。
これを読んで当時の死刑制度や裁判制度などに疑問や興味、違和感を抱いて調べる者は一般に賢いと勘違いされるのかもしれないし、あらかじめその分野に詳しかった人間がツッコミを入れたらそれが『正しい』からその『間違いを指摘されたこの人の言うことは他のことも全部正しくない』と馬鹿が思うのだろうし。
ほら、言い出せばキリがない。だからもうやめよう。
最後に。
『こうあるべき』の話に戻るが。
衛生観念や死生観、生活様態や味の好みまで、我々人間は親の影響というものを非常に色濃く期間長く受けやすいものであると私は思っている。親の『教育』にいかほどの愛や想いや考えがあろう���、それが『教育』である以上は『誘導』であり『洗脳』であり、『刷り込み』『植え付け』『レッテル貼り』『価値観の押し付け』でしかないとも言い得ると思われる。
『教育は、洗脳なんだ』
『情報は、洗脳なんだ』
『指摘は、洗脳なんだ』
『要求は、洗脳なんだ』
『言葉狩りは、洗脳なんだ』
『プロパガンダなんだ』────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
以上のほぼ全てが私たち『作値問下《なすあうとうもと》』の共通認識の一部であると言えるだろうことは今更皆様に問うまでも無いことであるのだが。私はこのように言いたくなってしまったのでこれを書き認め皆様に送らせていただく。
それが迷惑でもあろうことはわかっている。が、皆様にとってはそれが迷惑でもないという面があることも知っている。また、他の数えきれない多面的な見方を皆様ならなされる、することが出来る事もわたしはわかっている。
そういう理由とあえてここでは明示しない幾つかの理由などから、このメールを送らせていただく次第である。
長文をお読みいただき誠にありがとうございました。そしてすみません。ありがとうございます。すみません。ありがとうございます。すみま(以下、無限ループにつき省略)
それではまた。
PS.
以前、受けるくんや渡るくんにこの話をちらりとした時の答えは、以下の様なものだった。
『色々わかります。その上で、言葉狩りをも、受け入れる。そして同時に受け入れられないという気持ちも受け入れるし、無論どうでもいいとも。現にそういう人たちが存在していてそれは変えられません。変えられたとしても変える必要がありませんし、その必要がありますし、やはりどうでもいいのです。ですから、この様に考えて、言葉狩りを”いなす”ことは出来ます。その過程にきっと、淀川さんや私たちの様々な過程が渦巻くのでしょうし、私たちとしては、その様なことを考えるそして考えないかつ、そのどちらでもないことこそが、悟りの道だと考えます。以下ループするの言葉にするのは以上です』
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巷説百物語ノ事
初めて読んだのは刊行から間もない頃だったと思う。 京極夏彦さんの作品はあのクッソ分厚さで有名で、「姑獲鳥の夏」なんかも読んではいたけど、世間が騒ぐほどにはハマらなかった。だから、嫌いでもなんでもないけど別段好きでもない(作品を)作家の一人だったのだけど、「巷説」は面白かった。 無印、続、後とまでは文庫を買って読んだ。 ただ、その後の西や前のときにはもう手に取らなかった。 百介と又市の話は「後」で完結したと思ったし、「西」の主人公である林蔵は、それほど魅力的なキャラクターには映らなかったから、だ。 なにより、コミックが抜群に良かったせいもあった。
作画の日高さんは、それよりだいぶ前にビッグコミックスで相撲の漫画を描いてなかったかな?と思うけど今はもう記憶が定かではないし、わざわざ調べるほどのこともない。 アニメ調ではないというか、キラキラ美男子にはしないで又市を二枚目に描き、ジジイはジジイとしてしっかり描いていたし、なにより、原作の肝心なところ、面白みをそのまま漫画にしているようで、自分的にはめちゃくちゃ気に入った。 なにせ、引っ越しなどで荷物を処分する必要があったとき、文庫もコミックも売却したけど、その後Kindleでコミックだけ買い直したくらいだ。 原作には原作の良さ、重厚さがあるけれど、まあぶっちゃけ……長いわけで。 その点コミックは、いい具合��端折ったりしつつ大筋やドラマのイイところは変えず、何度でも読み返してしまう。異論はいくらでも認めるとして(特に京極ファンからの)、自分としては日高さんのコミックのほうが、身近に置くには良かったのである。 が、そのコミックが、「後」のあとはもう長いこと出ていなかった。原作の前半3話だけで終わっていたから、後半の部分がコミカライズされるのをずっと待っていたけれど、それも出ないままになった。 それで結局、原作もそれきり読まなくなった。
ところが最近になって、いきなり「前」のコミックが発売されていた。しかも作画は日高さんのまま。これは買うしかないと即ポチ。絵柄はだいぶ変わっていたけれど、やはり面白かった。 面白かったから……そして、御託の林蔵ってえらいチャラついてるしタレ目でへらへらしてるけど、あのシュッとした靄船の林蔵の若い頃なの?? とか気になってしまい、コミックがまだ進んでいない部分を知りたくて、原作を買った。 正直に言うと、コミックの内容で十分すぎて、「このくだり、この会話必要??」と思うことがかなり多かった。コミックでは2コマ程度で解決することに、原作では仔細が多い。似たような会話を二度していたりと、緻密に読めば構成上で重要な、不可欠なことなのかもしれなくても、さらっと読むには余分に思えた。(いわゆる「ペダンティックな」ものを意図的に書いてるんだろうけど) のだが、やはり面白いには面白い作品で満足している。
無印、続、後と読んでいれば「あれ、この人はもしかして」と思う。小右衛門の登場にはやはり熱くなる。 もちろん、無印・続よりも10年前のまだ若い又市が、青臭いと言われ、割り切れない思いを抱きながら"仕事"に取り組んでいく本筋の面白い。それに、結びは"アイツ"との対決で、ワクワクした。 それから、「前」独自の主要人物として出ている同心の志方がいい。又市たちの仕事を「世間の目」として見る立ち位置なのだけど、黒絵馬の話は本当に良かった。目明しの万三とのコンビもいい。 そして林蔵はーーーこの出来事を経て、クールな二枚目になったんだろうか?w
で、「西」の原作も買ってしまった。 このあたりからレビューはかなり辛口のものが増えている。又市たちの大仕掛けによる妖怪芝居が好きだった人にはコレジャナイ感が強いようだ。 そういうことをあらかじめ知って受け入れて読めば、シリーズものとして楽しめるだろうという算段でーーー普通に面白い。 たしかに又市とはテイストが全然違うが、つまり「西」は、こういうシリーズなんだろう、と。 開幕に出てくる人物の語りによって、その人物の印象というものが生まれる。満ち足りた善良な商人、不遇ゆえに拗ねてしまったある意味では可哀想な男、妻思いの真面目な職人ーーー。けれど林蔵とその仲間(というか一文字屋の仕事人たち)の登場によって、それが裏返っていく、あるいは剥がれていく。 そういう趣向のシリーズなんだと思えば、これはこれで大変面白い。
自分は、読んでいてネットで見かけたとある記事を思い出した。 DVに関することなのだけど、加害者である夫は、自分を本気で被害者だと思っていた。妻が不公平で、理不尽なことをするから腹が立つのだと言う。 たとえば、妻は友達をうち(団地かアパートの一室)に呼んで遊ぶのに、自分が同じことをすると文句を言う、と彼は言う。そういう内容を聞いていると、我が儘な悪妻のように見えてしまう。 けれどしっかり調べてみる、妻の言い分も聞いてみると、妻が友達を呼ぶのは昼のことだし、準備も片付けもするし、近所の迷惑になるような騒ぎかたなんかしない。だが夫のほうは夜に呼ぶし準備も片付けも妻に押し付け、近所迷惑になるような騒ぎかたをする、というわけだ。 両方聞くと、悪いのはどちらか、逆転してしまう。 この記事を読んで以来 自分は、どんな話も片口では絶対信用できない、と思っている。
「西」の出来事はかなり極端にはなっているけれど、これと同じだ。主要人物、その回の「メインゲスト」の話は、片口なわけだ。 自分はこう感じている、こう思っている、こう見ている、こうだ。それを林蔵に語る。それだけだと、善人や、あるいは、ひねくれてしまっても仕方がないように思えるし、当人は本気でそう思ってる。 けれど第三者、林蔵たちの調べた"事実"では、まったく違う側面が浮かび上がってくる。 うん、面白い。 なんだかんだ言ったって、やっぱり巷説シリーズは面白い。
結局「遠」も読んだ。長耳の林蔵がメインの仕掛け人になっていて、百介や志方の立ち位置にいるのは宇夫方という浪人(殿様の密命で士分を捨てて民にまぎれているわけだけど)。 仕掛けが今ひとつ単調な気はするものの、どうも盛岡のお城に悪いや奴がいて、そいつのせいで民の暮らしがなにか狂わされているような。 そんな縦軸を追いつつ個々の話を読んでいけば、今回の百介ポジも大変良かった。なにより、彼の関係者となる大久保やお奉行たちが良い人なのがいい。
ただまあ……「了」は文庫がなくて高い……。しかもこれは明らかに長編というか、縦軸が強そうで。どうしようかなぁ。自分は横軸が好きなのであって、縦軸が強くなりすぎると、つまらなくなるタチだから。 ともあれ、「後」のコミックは続きが楽しみだ。 それにしても、「西」での林蔵の外見描写は、"切れ長のツリ目"なので、コミックとは逆になる。特に「後」の林蔵なんて……w それを言えば、「後」で出てくる少女のおぎんなんて絶対の美少女みたいな感じなんだけど、コミックだともっと愛嬌のあるかわいい系の女性なんだよなぁ。美人は美人だけで、美形ってタイプじゃないというか。 でもそれも日高さんの味だし、楽しみなものが増えたのはいいことだ。どうかつ��がなく連載を継続して、「後」の物語もすべて、コミックとして届けてもらえたら心底嬉しいのであった。
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自称 南泉州桜守る会の会長
チェリー坂口てす🌸
今年は桜の御加護を受けまして、見たかった桜の満開を2つも見れました。
1つは先日もご紹介した奈良県天理市にある天理教の枝垂れ桜、

そしてもう一つは
昨日 母と母の友人と一緒に出かけた
これまた奈良県は宇陀市大宇陀に君臨してる樹齢300年の枝垂れ桜の
「又兵衛さん」
駐車場に車を停めて川沿いの桜並木を歩いて行くと

まわりの桜を従えるかのように 、ひときわ大きく枝を広げそこからゆったり垂れ下がる剛柔合わせ持つ姿はまさに 圧巻。。

それにしても枝垂れ桜というと、しなやかに垂れた枝はか弱く、どこか着物姿の日本の女性を思わせる。
(個人的感想ですが)(^_^;)
この桜を知ってから不思議に思っていた。
武将の後藤又兵衛の出身地と言えど、しなやかな枝垂れ桜に何故 武将の名前なのか?と、
そして始めておめにかかりわかりました。
この桜は 「武士」ですわ。
この地に生まれこの地に仕え、そしてこの地を護る
まさに
「もののふ」
でした。
そんなこと考えてると2枚目から カメラ構えるとちょっと緊張してしまいまして、
なんかいつもと違うんですよ、
ファインダーが定まらず、いがんでない??w

1枚目と全然ちがうでしょw

圧倒されてビビってるわw
(^_^;)
それにしても かなりの観光客で大渋滞でした。
がしかし、
是非まだの方は又兵衛桜に会いに行って下さい。
それにしても奈良県は桜が多くて、
行きはグーグル先生に導かれ明日香村を通って言ったので約2時間とても良い桜ドライブでした。
。
そろそろ水間村の桜のテラスの桜たちも満開を迎え、桜吹雪が始まりました

今年は昨年よりも沢山の方々にお越しいただきまして、
平日は21時に、土日は22時消灯が罪悪感でね、
消灯したら
「消えた〜!!」
って声聞こえたりして、平日は一度帰って22時にまた来たりと楽しかったです。
来年からはタイマー導入考えますw
終わりとういと1つまたリフォーム現場が完了しました。


カッコいいキッチンですね。
パナソニックのうりになっている、3連横並びのIHクッキングヒーター

レッドシダーの天井もダウンライトをオン!!

て感じで写真いっぱいなので、また次の機会に違う部分も見てくださいまし。
今週もよろしくお願い致します。
貝塚市水間町 新築 リフォーム坂口建設貝塚市 岸和田市 泉佐野市 泉大津市 和泉市 泉南市 阪南市 熊取町
忠岡町 田尻町天然素材スイス漆喰
カルクオウォールリボス自然塗料取扱店
貝塚市水間観音境内桜のテラスライトアップ
貝塚市水間水廻りリフォーム工事
貝塚市水間観音前喫茶店リフォーム工事
貝塚市水間蔵修繕工事
貝塚市水間外壁補修工事
奈良県宇陀市又兵衛桜
アンティーク雑貨古材OneBee
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ガラルの王達の真相
一通りカンムリ雪原での撮影を終えて、ジニーエイラは電車でエンジンシティに向かい、次の撮影先へ向かっていた。
ワイルドエリアは結構天気が変わるからなぁ…。
赤い煉瓦造りの建物に、大きな歯車のある都市だが、意外にも歴史も長い。それまでこの街は古き良き都市止まりだったのだが、蒸気機関が発展した事により、近代化を大きく遂げている。
大分昔にカロスと戦争してたんだ…エネルギーが枯れるのを憂いていたとは言っても、ムゲンダイナで補う気だったのかな…。でも、彼女でエネルギーを賄った所でそれもまた誰かの犠牲の下に成り立つ幸せになっちゃうし…
犠牲は付き物と言うが、果たしていつまでもその理論が通じるのだろうか。それはさておき、ジニーエイラは大きなエンジンシティへの入り口や蒸気機関を起動させている歯車、パルデアのカラフシティのもの程では無いが大きめのリフト…など、撮影を続けた。
じゃあ…次は街を回ってみよっか。一通りぐるっと回れば、エンジンシティに戻るはずだし。
そして彼女は、再び撮影を続ける。ねがいぼしのある2つの鉱山内部、ターフタウンにある地上絵、ワイルドエリアを見渡せる大きな橋、港町バウタウンの海、そしてワイルドエリア北部にある龍門のゲートがあるナックルシティ入り口………
これなら、問題無いね。次はナックルシティの方に向かって…と。
ガラルの中心部であるナックルシティ周辺でも、撮影スポットが多い。街と言う形で数千年に渡って受け継がれた中世の城の姿、ラテラルタウンの壁画と英雄の像、ルミナスメイズの森の光る茸、アラベスクタウンの幻想的な風景、キルクスタウンの足湯、スパイクタウンの寂れたアーケード街。自然豊かな風景が、数多いガラルだが…それはカロルディアでも同じなのだろうか。
一応…此処だけは最後でいいか。気にはなるけどね。
ある場所を後回しにして、ジニーエイラは先にシュートシティの観覧車、巻き付く螺旋状のデザインが特徴的なバトルタワー、鋼鉄の鴉の生物の像、リーグ本部のスタジアム。それらを撮影して回った。
この手紙が気になるんだよね。一体何なんだろう、って。
最後に、彼女が向かうべき場所。それは………地下のエネルギープラント…ではない。あくまでこの場所は寄り道である。
これが………彼女の眠っていた卵の殻の様な………
エネルギープラント内部にはバラバラに砕け散った水晶玉の様に、無限神が眠っていたであろう装置の破片の一部があった。その後ろには、カンムリ雪原にもあったマックスダイ巣穴に置かれていた細長いエネルギー発生装置が何千個も置かれており、これらがカンムリ雪原も含めたガラル一帯の電気・熱などのエネルギーを供給していたのだろう。
おやおや〜?そこで誰を探すと言うんだい? げっ!だ、誰!?
ふと軽い声がしたので後ろを振り向くと、そこにいたのは絶縁体のゴム手袋を両手に、膨大な電気を放出する黄色い生命体。よく見ると、胸元に赤い点で「X」と書かれている。
え、Xって…まさか?あの三又が原にある黄色と赤の神殿にいる…!? あれぇー?何で君がそんなの知ってるの? 君も、まさかあの巨人に造られた生物?
子供っぽい喋り口調に、違和感を感じるジニーエイラ。Hのある岩の巨人、Tのある氷の巨人、Oのある鋼の巨人。そして目の前にいるのは…Xのある電気の巨人だった。彼女の問いに答える。
そうだよ。そして私はオートマタ…つまり『機械人形』に過ぎない! え、じゃあ………生物じゃない、って事? そう言う事だね。本物が戦争で爆散して…命を繋ぎ止める為に全身を機械にしてもらったんだよ。君も、受けてみる? いや………やだ。やめて。
首を横に振るジニーエイラ。当然だが、今の彼女にはそんな戦いをする暇なんてない。だが、その巨人は聞く耳を持たなかった。
だーめっ! きゃああっ!?何今の!!は、速過ぎない!?
彼女の視覚をすり抜けて、素早い一撃をかます。何をされたのか分からないまま、衝撃で床に叩きつけられ倒れる。
もっと楽しませてもらうよ〜。[Aile]の王様さん。 なっ…!私の役職を何故知って…! それっ!! きゃあ!ちょっと、私の話を聞いてってば!!
翻弄されるがままの状態で、あっという間に電気の檻に閉じ込められ、ジニーエイラは身動きが取れなくなっていた。
だ、だめだっ、やられる………。 あらあら、何で様かな。 っ……!このっ………!! じゃあとどめ、いっちゃうよー!
球形の電気の塊を生成し、ジニーエイラに止めを刺そうとする。だが、こんな機械仕掛けの巨人に負けたかないと言わんばかりに彼女は馬鹿力を見せつける。
もう嫌だ!もうやだっ………!もう………どうにでもなれぇぇぇーーーーー!!!
ズドドドドド!
うわああぁ!?何だよこれぇぇ!!
体勢を崩した電気の巨人。彼女は地震を起こし、相手の攻撃と電気の檻を破壊したのだ。なので馬鹿力を使った訳ではない。
はぁ…はぁ…ま、まだやる気? いや…もういいや。君に此処までダメージを受けるとは思わなかった。じゃあ、またね〜…
予想外の地震を起こした彼女に反応が遅れてしまい、逃げる暇が無かった。超速性能の代償に、耐久力は巨人の中でも指折りの低さの様だ。腕を押さえてふらふらと飛び回り、電気の巨人は立ち去った。
いや〜、痛ったぁ………何なんだろう、あのひt…人?まあいいや。取り敢えず屋上に行かなきゃ。
羽を休める為、ジニーエイラはエレベーターでタワートップへと向かう。中世の城で言えば塔の頂上に当たる。この場所で、過去に激しい戦闘が行われており、蒼剣神や紅盾神だけでなく、豊穣神もこの場所で暴走した嘗ての無限神と立ち向かったとされている。
ふあぁ…もう終わりだなぁ…。この旅が終わったら、またいつもの神界での日々が…
「それ は どうでしょう」
ふよふよ浮きながら姿を現したのは、竜の上顎と下顎を形作る両腕を持った機械の敵。胸元に青い点で「Y」と書かれていた。さっきの機械人形と違い、喋り方が読み上げ口調である。姿を見て嫌な予感がした彼女は目を瞑りながら話す。
えーと…君ももしかしてさっきの「オートマタ」なの?
「はい。その とおり です」「わたし は りゅうの きょじん」「いわ こおり はがね でんき に つづいて わたし が つくられました」「あなた が ジニーエイラさん ですね」「わたしと でんきの きょじん は カロス の ある ばしょ と つながって います」「さいしゅうへいきの のこされた ばしょ それを もとに わたしが つくられたのです」「もともと きかいの からだ ですが たびたび しゅうり されて いまも うごきます」
や、やっぱり…だけど、それじゃあ巨人の王は戦争したカロスと対抗する為に、君達を造った…って事なの?
「そうです わたしは その やくめが ありました」「ただし いまは それも ありません」「それでも わたしが きた りゆうは ひとつ」「ジニーエイラさん に わたしたい もの が ふたつ あります」
そっか…でも、2つって何?
「ひとつ は これです」
そう言うと、竜の巨人は回復の薬を渡した。先程の傷を癒すのに使えと言わんばかりの振る舞いである。何故此処までするのかと言うと…
「それを つかい わたし と たたかうならば もうひとつ の もっとも だいじな ものを わたします ほうじょう の おう から ガラルに きた おくりもの を ごくひ で あずかってました」「その おくりもの は ガラルの おう に かんする しんそう が かかれています」
そうなんだね…じゃあ、私もガラルの王達の真相と言うのを知りたいと思うから…始めていい?本当は面倒だけどね。
「わかりました てかげん は いたしません」
そして、傷が完治したジニーエイラと竜の巨人との戦いが始まった。
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八篇 上 その四
大阪にやってきた弥次郎兵衛と北八。 いろいろ見物して、休憩に入った居酒屋の便所で、また、一騒動もちあがる。
天満橋に着いた。
本当に淀川の流れはひろくて行きかう船は、船頭の巧みな棹さばきでまた、その歌が船上の三味線やたいこの音に乗って聞こえてくる。 そんな船に、橋の上を行きかう人々から声がかかる。 「やあいやあい。 おどれら、そないに歌いくさってもうちへいんだら、借金取りが吼おろがな。えらいあほうじゃ、あほよ。」 すると、船のなかから、 「何じゃい、そちがあほうじゃわい。」 また、橋の上から、 「何ぬかしくさる。おどれらがあほうじゃ。」 「なにを生意気な。あほぬかせえ。こちにはようかなわないだろう。」 「なんのおどれらに負けるものかい。こちゃの、あほうのほうがえらいのじゃ。」 とむしょうに力みかえる。 すると、この男の連れが、 「はて、えいわいの。 お前があほなのは、みな知っているこっちゃ。ほっておかんせ。」 とひっぱりて連れて行くと、あと往来の人々が、口々に 「ようよう、あほうのえらいの、えらいの。ははは。」 と言っている。
そこに、弥次郎兵衛と北八も通りかかった。 この様子を見ながら、 どこでもこういうこともあるなと、内心面白く感じながら、
真っ黒に なって腹立つ けんかとて あほうあほうと からすかすめる
それよりこの橋を北の方に降りて、浜側の通りを歩いているとここには、青物の市が立っていて、ことに、繁盛している様子。
青物の 売り買いながら 商人に 尾ひれの見ゆる 市の川町
まもなく天満宮の御社に着くと、本当に、神徳の営みをあらわすかのごとく、参詣の人は引きも切れない。 料理茶屋の女中は、赤い前掛けをかけて急がしそうに行き来しているし、水茶屋、揚弓場の売り子たちの声が、往来を行き交う人々の心をとめる。 あるいは、仙助がうたう能狂言「忠七」の物まねに、海の珍しい生き物の見世物。 芝居、軽業、馬の曲芸のりなどなど、境内に満ち満ちている。
何ひとつ 不足もなきも 御繁盛 まことに自由 自在天神
そんな中を、三人は、順拝して歩いた。 顔を真っ白塗りたくった女を横目に見ながら、小山屋のかどもむなしく通り過ぎ、天神橋通りまでに出てくるとどうしたことか、弥次郎兵衛のはいていた雪駄の鼻緒が切れてしまった。 「しまった。京の履物は、油断がならねえ。 商売上手というもんだ。いまいましい。」 といやみを言っていると、向こうから紙くず買いがやってきた。 「でいでい。」 この呼び声はこの大阪で、紙くず買いが呼んで歩く掛け声であるが当然、江戸生まれの弥次郎兵衛はそのことを知らない。 その男の身なりを見て、これは、きっとぞうりを直すのを���売にしているのだろうとあたりをつけて声をかけた。
「これこれ、このせったを頼みます。」 すると、例の紙くず買いが、 「はい、こりゃ、鼻緒が擦り切れておるわい。片方では、どうもならんわいな。 見りゃ切れてないほうも、もう、擦り切れそうじゃ。いつ所にさんせ。」 「あっ、本当だ。こいつも今にぬけるは。とてものことに、いつ所にしていくらだ。」 と弥次郎兵衛が問うと、 紙くず買いは、これを買い取るつもりで、 「こりゃいこ安いがえいかいな。」 と言うのを弥次郎兵衛は、不思議に思いながらも、 「そりゃそうさ。なんでも、安いのがいいの。」 「さよなら、四十八文じゃがどうじゃいな。」 「いや、それでは高い高い。二十四文ばかりでよかろう。」 「ええ、じゃらじゃらいうてじゃ。」 「はてさ、ほんとうに二十四文、二十四文。」 と無理やり履物をおしつけてくるので紙くず買いは、何のことかわからずに売り手のほうから値段を決めてくるのは、珍しいと、面白がっていたが、まあ、いずれにしても損にはならないのだからと懐から銭を取り出し、 「はい、それなら二十四文にまけてあげて、買いましょかいな。」 と弥次郎兵衛に渡し、せったを取る。
紙くず買いは用も済んだことと、荷のうちへいれて行こうとする。 弥次郎兵衛は慌てて、 「こりゃ、まったまった。おれに銭をよこしてその雪駄をどうするのだ。」 「はて、買うたのじゃわいな。」 「とんでもないことをいいやがる。 鼻緒が切れたから、直してくれと言ってるのだ。」 「いや、こなはん。わしが、履物を直してじゃとおもうてかいな。 これでも、この商売に誇りをもっとるんじゃわい。ふざけたことをぬかすわろじゃわい。」 「なにを、このでくの坊が。そんならどうして、でいでい、といってあるくのだ。」 と弥次郎兵衛が、力み返っているのを佐平次が押しとめると、 「まあ、まちなせえ。こりゃお前さんが悪い。 わしゃさっきにから変なことだと思うていたが、あのお江戸じゃ、履物直しがでいでいというて歩くかもしれんが、当地では屑物買いが、でいでいというて歩くんじゃ。 それをご存知ないから、こういうことが起きたんじゃ。 これくずやさん、こちがわるい、ゆるしなされ。」
紙くず買いも、そうかとわかったが、 「じゃてて、あんまりじゃわいな。あんまり、あほな話じゃ。」 「はて間違いじゃ、その雪駄をけえしてくんな。」 と北八が言うと、 「いやじゃわいの。こちを履物直しじゃと言いくさって、こちゃ外聞がわるいわいの。」 と腹を立てているのを、北八と佐平次がやっとのことでなだめ、雪駄をとりかえした。 さてその先で、弥次郎兵衛はわら草履を求めてはき、雪駄は腰にはさんで天神橋を南に渡ると横堀通りをたどりながら歩いていった。
すると、ここに人だかりができているところがある。 どうやら、けんかでもしているらしく口々にわめき散らして、殴り合いまでしている。 往来でのその様子に、行き交う人々も立ち止まらざるを得なくて、右往左往している。 弥次郎兵衛と北八も人におされて、身動きが取れない。 そんな中、ふと、弥次郎兵衛は自分の足元に、何か紙が落ちているのに気がついてなんとなく拾うと、
八十八番
と書かれている、札だ。 大方、この騒ぎで誰かが落としたものだろう。 と弥次郎兵衛は、なんとなくその札をもったまま、歩いていった。 はるかにここを通り過ぎてから、佐平次が、 「もし、さっき、あなたのお拾いなされたのは、富札(宝くじ)じゃないかいな。」 と声をかけられて、改めて、その札を見た。 「ああ、そうみたいだ。これ、八十八番とありやす。」 と弥次郎兵衛がためつすがめつしている。 横合いから、佐平次も覗きこみながら、 「こりゃ、座摩の宮の札じゃ。しかも今日が抽選日じゃわいな。 大かた今頃は、もう発表されてしもうたじゃろぞいな。」 「そうさな。どうせ落とすくらいだから、外れているんだろう。 へちまにもならねえ。」 と弥次郎兵衛がそのままひねって捨ててしまったのを、北八があとからちゃっと拾って、自分の懐に入れてしまった。
やがて、座摩の宮の社についたのだが、今日はまさしく富くじの抽選日。 それがたった今発表されたらしく、自分の買った富くじとにらめっこしている人々でごった返している。 その中の人の話し声が、弥次郎兵衛らにも聞こえてきた、 「ああ、残念なことしたわいな。 あの八十八番は、ほんまは、わしが買う所じゃあったわいの。 あれ買いぞこなったのは、こっちの運のなさじゃ。 買うたら第一ばんで金百両とりおったものを、けたいがわるい。」
それを聞いて、ぎょっとして 「北八北八。今の札を捨てなければ良かった。 ええ、どうし��う。今から探しに戻っても、もうあるめえか。」 と後ろを振り返り、いまにも走り出しそうにしている。 「なに、今まであるものか。」 「ええ、残念なことをした。」 とまだ名残惜しそうに、後ろを振り返っている。 さて神前をみると引き換えのすんだ富くじには、しるしがつけられていき残っているのは、一番ふだの八十八番だけとなっている。 弥次郎兵衛あまりのことにあきれはてて、 「ええ、いめへましい。俺は、もういっそのこと、坊主にでもなりてえ。 これで、俺の人生は、きまったようなもんだ。」 とひどい落ち込みようである。
「ははは、そんなに力を落とすもんじゃねえ。俺が、百両とるからおめへにも三両や五両は、貸してやる。これ、見なせえ。」 と北八が、拾っておいた札をとりだして見せる。 「やあやあ、お前、拾っていたのか。でかした。でかした。 さあ、こっちへよこせ。」 「いや、そういうわけには、いかねえ。お前の捨てたものを拾ったんだから、こりゃ俺の授かりもんだ。」 「なにいいやがる。卑怯者。俺が先に見つけて拾ったからこそ、又、お前の手にも入ったというものだ。元々は、俺のもんじゃねえか。」 「それでも、お前は、一旦捨てたじゃねえか。」 「まあ、そういわないで、よこせ。」 と無理に引っつかもうとする。
北八は、いかなやるまいと、せりあうのを佐平次が押しとどめて、 「これこれ静かになされ。そんなに大きな声でしゃべったら、捨てた人が聞きつけて出てくるかもしれまい。 まあ、半分ずつ分けなされ。そして、わしにもちとはおくれじゃあろな。」 と佐平次。 「そうするか。なんにしろ、善はいそげだ。金はどこで受け取るのだろう。」 「そりゃ、あこの世話人のおるとこで、渡しおりますわいな。」 と佐平次がいうと、 「そんなら、早速、そこへいてみましょう。」 と北八らは、そこへ行ってみると、 「第一のくじは、明日の引き換え」と、札が下がっているので、今日は、もらえないのだろう。 まず神前にまいりて、
御神の ご利益格別 ありがたや 罰にはあらで あたる富札
と詠んで、意気揚揚と境内を後にすると、 「まてよ。そのうち、捨てたやつが金を受け取りにくるんじゃないだろうな。」 と北八がふと思ってそういった。 「そりゃ、気使いないわいの。もし仮にいたとしても、札と引き換えにせにゃ渡さんさかい、なんぼいうても無駄骨じゃわいの。」 と佐平次がたしなめる。
「こりゃいい。なんだか、実感が湧いてきた。」 と、弥次郎兵衛が、 「明日は、百両。ひさしぶりの金貨じゃ。」 「ええい、ひさしぶりとは、情けない。めったに会ったこともないからな。ははは。」 とおおいに喜んで、やがて近くの茶屋に入ると、まずは、前祝と酒を酌み交わし始めた。
これで、八篇 上は終わりです。八篇 中に続きます。
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--深海人形特別篇-- 自然は残酷。同じ様に、人間も又、自然の一部なので残酷 3(※与太SS集)
--深海人形-- ※9cm程度では無く25cm程度です(※小人の大きさの話)。で書いた謎独自世界観から出来たSSです。読む人を選ぶ作品ですので、大変御注意下さい(※…ハクミコみたいな感じです)。
※閲覧注意
※独自世界観注意。モブとして土着の民族が居たりするよ。
※キャラ崩壊注意
※今話の主要人物:宇宙世紀よりアムロ・レイ
伝説の巨人()
その戦場に現れたのは、第二次ネオジオン抗争(※逆シャアで描かれた)のあれこれで行方不明になって居た彼奴であった。
「…デカい!??!巨人か?!??…いや、『本物』だ!!!!!!!!!」
その時、伝説の巨人が他に聞こえない音量にてボソリと言う。
「…何だ??このMSとかよく分からないロボットの群れは?何のコスプレ会だ????」
…確かに、彼は、一種の伝説的物語、地球の伝承として、惑星の小人達にはよく知られて居る。
----白い悪魔を駆る天然パーマの天才パイロット。
その場にいた両軍が唖然とする。
「…あ、あれが伝説の……?!」
そして彼等の目の前に出て来た『伝説の巨人』である彼は、余りにも『田舎の純朴な若者』と言う感じで、自分達で捏ねくり回
して居た、巨大で、スマートで、いかにも英雄的で、格好が良いイメージとは違ったからだ。正直に書けば、彼等が思って居た程、純粋に見た目がそれ程良く無い。未だウラキの方が美形。
「…偽物だ!!あんなのが『伝説の巨人』だなんて!!!!!!」
「…良い加減にしろ!!!!!!あんなにも田舎のモテない陰気男臭い筈が無い!!!!!!」
…両軍の『伝説の巨人』信者達は敵味方関係無く大いに騒乱するが、…だが、其の巨人の方と言うと、…彼等、…小人達には、無関心だった。
「…何だ??MSの癖に俺より少し大きい位のサイズ。…と言うより、皆異様に小さいな。…此処はどう言う世界だ?」
--
おまけ
天パ「…あっ、害獣だ。(※マントを摘んで掴みながら)。駆除しなきゃ(※適当に見過ごして居たら、この世界でもアクシズを落としはじめるかもしれないからな)。」
赤い彗星さん1/7サイズ「…誰が害獣だ????!!!!!!(※猛抗議)。」
天パ「…害獣で無ければ、赤い彗星ならぬ赤い妖精さんと言った所だな(※…其れにしても、可愛気の無い妖精だな)。」
赤い彗星さん1/7サイズ「妖精でも無い!(※私は赤い彗星だ!)。」
…。
波乱無くとも蜜多し
※今話の主要人物:EXAのレオス・アロイとセシア・アウェア
其処に広がるのは、秋の風景。秋の空を駆けるトンボ、鳥達、ジャスミン、金木犀、そして、椛、楓等の、黄金色にも染まる紅葉の木々、そして、モビル ミゼットの背丈と、同じ位か其れよりも大きく、曼珠沙華、ガーベラ、コスモス等、丈の高い地上の花達が咲き誇る光景。
其の風景の中で、二人のモビル ミゼットで……ある男女が、何やら会話をして居る。
「この、秋って感じが良いよな。」
「そうですね、…で、ところで、レオスさん。……私、此うして生きてると、二重に不思議な感じがします。」
「…不思議な感じ?」
「だって、大きさは人間の1/7で、等身大の人間と言う訳では決して無い……のに、肉体を持って生きてるから、いかにも人間って感じがするんです。……面白い(Amusing)ですよね?」
‥そこで、そのセシアの発言を聞いたレオスはこう答える。
「『面白い』か……。俺的には、何方かと言うと、興味深い(Interesting)かな。」
……彼等の、此の、モビル ミゼットとしての肉体と言う物は……、…元々は、GA内でしか存在出来ない、デジタル的なデータの存在として、自身を存在させていた(其うするしか無かった)二人にとって、…何もかもが、新鮮に、『自然に』感じられた。
…。
…それから、ある秋の日、マシンミゼットの操縦が出来ると言う事で、二人は、養蜂家の依頼を受けて、手伝いをする。蜂蜜の採取をやるのは、秋が最も良い。此れは、蜜蝋もだ。
…と言う訳で、早速、マシンに乗り、採取作業の準備をはじめる。今回乗るマシンミゼットは、完全に、防護服の役割を、果たして居る。因みに、今回のマシンは、何方もハイザックらしき機体だった。どうやら、何処からかで調達して来たジャンクパーツを、適当に付けて来たようで、とても動きも作りもぎこちない……とは、意外にも行かず、ちゃんと、まともに、動作するのであった。その時、その機体の見た目と性能のギャップ、その意外さにセシアが吃驚する。
「こんな歪な見た目の機体でも、正確に、真っ当に、よく動くんですね。」
その彼女の言葉に、彼は応える。
「此のパーツを売って居たジャンク屋の腕と目利きが良かったんだろう。…だけれども、何だか、何故か、そのジャンク屋の人柄を、俺達は知って居る気がする……?」
…そして、採取作業をする為の準備が終わり、本格的な蜂蜜と蜜蝋採取がはじまった。
其の間も、蜜蜂達は、此方の、人間(サイズは30cmにも満たないが)の、事情なんぞ気にせず、秋の空と少し空気の冷えた、落ち着いた雰囲気をした林の中を飛び回って居る。
…。
「蜂達、今日も元気だね。」
…其れから、作業をはじめて暫くして、そう、穏やかな気持ちで、マシンミゼットの中で、レオスは、能天気に言った。
さて、此の世界の小人とモビルミゼット達からすれば、ミツバチは、品種にも寄るが、等身大の人間にとっての、小兎〜小型成犬位の大きさだ。其れ等が、ブンブン飛んで、予め養蜂家達の手で用意された人工巣礎と巣箱の中で、社会性のある生態を築き、花の蜜を集める。
…そして、あれから、ずっと、蜂蜜と蜜蝋採取の作業をして居る二人は、其んな、巣箱の近くで、ブンブン飛んで唸る蜂達を、煙で追い払ってから、アザルトナイフ、アーマーシュナイダーで蜜蓋を取り、遠心分離機に掛けて、蜜を絞り、其の蜜を漉し器に入れて、蜜を丁寧に濾過、其の間に蜜を取った後の蜜蝋を回収する……を繰り返す。
こうして、沢山の、蜜蝋と蜂蜜が取れた。
…そして、全ての作業を終えた後、レオスとセシアは休憩をする。
「夏は、余裕で花の蜜を優雅に集め周って居たのに……、…矢っ張り、秋が深まれば深まる程、ミツバチも忙しくなって行くんですね。」
「当然じゃないか。…もうすぐ、冬が来るんだ。蜂達も冬を越したいから、あの子達は必死なんだ……、…矢張り、自然は人間より厳しいと言う事かな。」
「…人間も地球の一部ですよ?」
「…其の言葉は、ドモン・カッシュの言葉だったか。」
「嗚呼、其うでしたね。」
「其れは其うと、…モビルミゼットの彼に早く会ってみたいものだな。」
「……そもそも、モビル ミゼットとし���、彼は存在して居るのでしょうか……?…で、ですが、此処で話を変えますが……、……ちょっと、良いですか。レオスさん。前に、養蜂家の人から貰った蜂蜜と蜂蜜酒、未だ未だ大量に余ってます。……どうしましょうか……?」
「…其うだな。…どうしよう……。」
彼女は、少し間を溜めて、考えてから、此の答えを出す。
「……其れなら、あのパウンドケーキ作りましょう!!」
「いいね!其れだ!」
彼女が作りたがって居るのは、蜂蜜酒と林檎のパウンドケーキ。
前々から仕込んで居た蜂蜜入りのアップルコンポート、其れに、蜂蜜酒と純度100%の蜂蜜も入れて、パウンドケーキをダッチオーブンで焼く……と言うのが、其のパウンドケーキのレシピだ。
「後で作りましょうね。」
「…其れでも、勢いで沢山作っても、二人では食べ切れ��しないだろう。どうせなら、此の際、人を沢山呼んで、グリとグラみたいにやりたい所だな。」
GA内で----其の中で、一プレイヤーキャラクターめいた一種の人物データとして----、慌ただしく暮らして居た時代から見れば、此うして、有り得ない程に、時はゆっくりと穏やかに過ぎて行く。
優しくも誰よりも残酷で、美しくも酷く醜い大自然と共に。…此の世界の小さな人間達と、モビルミゼットは、其んな自然の中で生きて居る。
…。
おまけ
前々回の没
…其んな物だから、「…御蔭様で、完全菜食になる羽目にならずに済んだ。」…と喜んでいる個体も中には居た。
…。
※クロスオーバー注意
※サイズフェチネタ注意
※ビルド時空の話で、モビル ミゼットシロッコネタ
(特にヘビトンボのような強そうな)虫や昆虫が好きで、見ると追い掛け始める。
…。
ドールハウスのあるメイとは違い、チンチラの大型ゲージの中で過ごして居る。
…。
…もしかしたら?…『等身大の本物』に会える機会はあるかもしれない。
…。
メッサーラ、The O、オーヴェロン等のガンプラを見ると大興奮する。
…。
最初は、大判ハンカチを古代ローマのトガみたいにして着てたけど、後に服を作って貰って(※…特に、作務衣)、其れを着る様になった。
…。
女性、子供達が作り切れないと放置したガンプラを、一晩で作り上げてしまう為、其の存在は、ガンプラ妖精さんとして語り継がれて居る
…。
風呂は洗面器をバスタブにして入る。よく入って居る時に、猫にちょっかい出される。
…。
女児他に、着せ替え人形、おままごとの人形として遊ばれる時がある。
…。
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避妊リング(ミレーナ)を挿れてみました
いきなりどうした!と言われそうですが、人生において生理が不要すぎたので昨年の9月6日に避妊リング(以下ミレーナ)を挿れてきました。装用するにあたり、実際に使っている方の感想をネットで調べたりしたのですがピルと比較し母数がかなり少なかったので、現在進行形で装用を考えている方等に向けて、装用する/しないの後押しになればいいなと思い自分の体験談を記しておきます。※こちらに記載されている内容はあくまで私個人の体験談と主観であり、必ずしも装用を推奨しているわけではありません
まず初めに、ミレーナについて……避妊リングという名称は聞いたことはあれども具体的に何なのかをご存じの方はあまりいないのではないでしょうか?私自身、何か「子宮の中に入れて着床しないようにするやつ」くらいの超絶ふわふわ認識でした。ですので、ここは一旦ミレーナがどのようなものなのか実際の医療機関のHPより引用いたします。
ミレーナ(IUS:子宮内避妊システム)は、子宮内に装着することで避妊の効果を得る避妊具です。一般に、「避妊リング」とも呼ばれています。 レボノルゲストレルという黄体ホルモンを継続的に放出し、子宮内膜を薄い状態で維持することで、受精卵の着床を防ぎます。 また、同様のメカニズムによって月経困難症や過多月経の改善にも有効性が認められています。 出典:ミレーナ(避妊リング・IUS)とは/(足立病院)
過多月経・生理痛でお悩みの方へ 避妊効果が5年あり、さらに過多月経や生理痛に対してもかなりの有効性を示すミレーナ(避妊リング)という選択肢があります。 ミレーナとは? 合成黄体ホルモンであるレボノルゲストレルを子宮内に直接放出する子宮内避妊システムです。2007年に避妊薬として国内で承認されています。 本来、長期避妊目的で用いられていましたが、近年、過多月経や生理痛等に対して非常に有効な治療法として注目されていました。 このたび2014年9月から過多月経の治療に対してミレーナが保険適応となりました。 ミレーナの長所 長期間の効果が期待できる 経口避妊剤と同等の避妊効果を持ち、過多月経や生理痛の症状緩和についても1回の装着で5年間有効性を保持します。 最大の特徴 ・月経困難症(生理痛)や特発性(原因がはっきりしない)過多月経の症状緩和に非常に効果がある。 ・子宮内膜増殖症(単純型)に有効性が認められている。 ・子宮体がんに対する予防効果が期待できる。 ・子宮内膜症・子宮腺筋症の症状緩和に有効である。 ・コストパフォーマンスが非常に高い ・同じ目的で低容量ピルやその他のホルモン製剤を5年間服用した場合と比較しても明らかに安い。 ・コンプライアンスが良好である 一度装着してしまえば交換メンテナンスが5年ですのでその間ピルのように飲み忘れ等による失敗がありません。またピルと異なり黄体ホルモンが全身に影響を及ぼすことが少ないため、従来ピルを使いづらい40歳以上、愛煙家、高血圧、肥満、血栓症リスク等のあるご婦人でもOKです。 総合的な満足度が高い ミレーナを装着した200人の女性に対して満足度に関する質問をしたところ約94%の女性が「非常に満足している」あるいは「満足している」と回答した。 ミレーナの短所 ・3ヶ月以内の自然脱出が4%ある。 ・性感染症、子宮内腔異常、子宮粘膜下筋腫、卵巣チョコレート嚢腫合併では使えない。 ・子宮内留置のため子宮口が狭い方には装着できないことがある。 ミレーナ装着が推奨される病態・疾患 ・経産婦(経腟分娩したことがあるご婦人)の・長期避妊 ・月経困難症 ・子宮腺筋症(軽症) ・特発性過多月経 ・子宮内膜増殖症(単純型) ・乳がん術後のホルモン療法に伴う子宮内膜肥厚予防 ・閉経���ホルモン補充療法の黄体ホルモンサポート 出典:ミレーナ もう一つの避妊法/田中レディスライフクリニック

画像出典:ミレーナ(避妊リング)/みどりレディースクリニック横浜

画像出典:ミレーナとは?/永井産婦人科病院
正直避妊リングという通称がパワーワードすぎて、一部の側面のみが注目され、それ以外の効用が忘れ去られているような気が。
【何故避妊リングを装用するに至ったか】については、私の場合①生理が辛すぎる②子どもを産む気がない③持病でピルの服用が出来ない、の3つの理由がありました。
①生理が辛すぎるに関して、生理痛が全くなく生理時にも特に苦痛のない母や姉と異なり、私は生理がかなり重い方でした。経血の量がかなり多い、生理痛+aが酷くて鎮痛剤なしではまともに働けない日がある、服用しても辛くて稀に早退する日があったりで、私にとって生理=苦痛以外の何物でもありませんでした。生理中は明るい色のボトムやスカートは履けない、頻繁にナプキン交換を行う必要がある、就寝前に大きめのナプキン(約30cm)を付けていても布団や衣服を汚すことがある、ホルモンの影響で心身にデバフがかかりまくるetc……く、苦痛~!!!
②子どもを産む気がないに関して、これは生まれ育った家庭の影響のため詳細は割愛しますが、これまでの人生において妊娠したいと思ったことがなく、これからも変わらない為生理がなくても何も困らないからです。
③持病でピルの服用が出来ないに関して、生理前はPMSにより常に重度の自殺願望(過去に実際に自殺を試みましたが、今思うと完全にPMSの悪影響です)を抱えてしまうため、婦人科にてピルの処方をお願いしたのですが持病がピル処方の禁忌対象とされておりました(結局その日は漢方薬を処方してもらい帰宅)。年齢的にあと数年、下手したら十数年生理は続くので、対処療法ではなくいっそ根幹の、生理そのものをなんとかすべきという結論に至りました。
(これはただの愚痴ですが当時の持病の方の主治医(≠婦人科の主治医)は結構おじちゃんだったからか「今度婦人科でピル出してもらおうと思っているのですが」と打ち明けたところ「はぁ、いいと思います」みたいなリアクションだったのが若干納得いっておりません。男性医師だとこの辺あんまり関心ないんですかね……)。」
上記の理由によりミレーナを装用したいと思っていたのですが、いかんせん身近に実際の装用者がおらず具体的な話を聞いたりする機会がなかった為、いつかやれたらいいな、程度で頭の片隅に放置されておりました。が、ある時ネットニュースで益若つばさがミレーナを装用していることを知り、自分の中でミレーナの存在がより現実的になりました。
「避妊リングはかなりなパワーワード」、反響に感じた男女の意識の差 出典:“避妊リング”公表した益若つばさの真意、ギャルからママへ…影響力変わらずとも「代弁者にはなりたくない」/ORICON NEWS
かかりつけの婦人科で子宮がん検診を受けた際に、ついでで主治医にミレーナの装用について相談したところ取り寄せる必要があるとのことで、装用希望の場合は生理開始後すぐに電話予約を行うよう指示をいただきました(※平常時はオンライン予約)。本当は土曜の午前にゆったり受診したかったのですが、生理のタイミングによりやむを得ず水曜日の退勤後にその足で婦人科へ……軽く何かを食べておくべきでした、今思うと。
経膣エコー検査にて異常がないことを確認後、いざ、ミレーナ挿入!!
……お゛ぉ゛。
……ぎぎぎ、ぎっぎっぎ!あががががgggggg
クッソ痛かったです。人生で3本の指に入る痛さでした、本当に。みっともなく騒ぎたくなかったのですがこの時は痛みのせいで体が勝手に悲鳴とも奇声ともつかぬ声を発しておりましたね……。私自身は途中までは痛みなのか何なのかよくわからない強い圧力を腹部に受けているな、くらいだったのですが……医師が、恐らく善意で診察台という名の闘いのリングのサイドから実況中継してくるんですよ。
「今から痛くなるけど頑張って!」
「ここが一番辛いところだから耐えてね!」
う、うるせぇ~~~!!!オメーが痛いだの何だの言うから脳がこの感覚を痛みと認識してしまって余計にめちゃくちゃ痛くなってきただろうが!!このボケ!!!
医師は恐らく悪気はなく、応援のつもりで言ってくれていたのだろうとは思うのですが、別にいいんですよそういうのは!装用にかかった時間は5分くらいかもっと短かったと思うのですが、「いやもう何この辛さ、いつ終わるん???え、一生終わらん???」と気絶寸前の朦朧とした意識で死んだ目のままぐりぐり蠢くエコー画面を眺めていました(医学の心得が全くない為何もわからないんですけども)。装用後しばらく診察台の上で休むよう指示され、結構な間深呼吸して横になっていたように思います。後から調べてわかったのですが、医療機関によっては麻酔を使用しての処置もあるようなので出産経験のない方は麻酔の使用をお勧めいたします。これに関しては冒頭の引用部分内「ミレーナ装着が推奨される病態・疾患」を再確認してください。
台から降りる時もヘロヘロで看護師さんに大丈夫ですかと問われ、とにかく体に力は入らず気を抜くと失神しそうだったため会計待ちの時に持ち歩いているぶどう糖をいくつか口にしました。死にそうになりながら帰宅したのですが、極度の緊張状態+肉体的な苦痛+低血糖症状が一気に来ていたのだと思います(鏡見たら顔が青白くなっていました)。
ここで皆さんが気になっているであろう費用について、ガチ領収書を記載の上説明していきます。

3割負担で10,670円でした。ミレーナは避妊目的で装用する場合は全額自己負担、過多月経又は月経困難症での装用の場合は保険適応となり、全額自己負担でも入れるつもりだったので保険適応と知った時は「お、マジか」と思いました。なお、金額の設定は医療機関によって異なる為、事前に調べておきましょう。
ネットで調べた限りでは自己負担ですと(検査料等が上乗せされる場合もありますが)40,000円前後のようで、1度の装用で5年間効果があることを思うとコスパ的には全然有りなのではないでしょうか。参考までに、ピルとミレーナの違いもいくつかの医療機関のHPより引用しておきます。
ピルも、月経痛や過多月経の治療に使用されますから、「ピルとミレーナのどちらがよいでしょうか?」というご質問をいただくことも多々あります。 ピルは、月経痛や過多月経の緩和だけでなく、月経周期を整えたり月経前の不調を改善する作用があります。なので、出血のタイミングをコントロールしたい場合や月経前のイライラなどを改善したい場合は、ミレーナよりピルの方が適しています。 また、内膜症による卵巣の腫れや子宮壁の肥厚がある場合、ミレーナによってこれらの病変が小さくなることは期待しにくいので、病変を小さくしたい場合はピル又は黄体ホルモン療法の方が適していると言えます。 逆に、ピルが服用できない条件に当てはまっている場合(喫煙・肥満・前兆を伴う片頭痛・高齢・血栓症の既往など)は、ミレーナが適していると言えます。 ピルを飲んではいけない条件には当てはまっていないけれど、毎日1錠ずつを同じ時刻に飲むのが難しい方や、うっかり飲み忘れてしまうことが多い場合も、ミレーナの方が「楽です!」とおっしゃる方が多いですね。 それぞれにメリット・デメリットがありますから、より快適に過ごせるのはどの方法なのかを、医師としっかり相談して選ぶことをお勧めします。 出典:ピルとミレーナのどちらがよい?/ポートサイド女性総合クリニック ビバリータ
ピルよりも避妊失敗率が低く、副作用が起こりにくいとされています。避妊リングは、子宮周辺のみに薬剤が作用するため、血栓症などのリスクがありません。ピルと違って飲み忘れや、毎日の服用も必要がありません。40歳以上の方や、ピルを服用できない喫煙者、ピルの副作用に対応できなかった方などに有効です。 出典:ミレーナとピルの違い/舌野クリニック
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、実は私は根本的な誤りをしておりまして……ミレーナはPMSの症状緩和にはそこまで効果がないようなんですよね。ただ、生理そのものがなくなることで生理痛も生じなくなるのでそれだけでも楽になるしヨシ!と。
実際に装用してみての感想としては、入れてしばらくは違和感や腹痛がありました。装用当日の入浴ではお風呂の椅子に座っている=下半身を屈曲させている時に痛みを感じたのですが、もしかすると実際は痛くないのに「子宮に異物が入っている」ことによる思い込みによる痛みのようにも感じます。逆幻肢痛的な。子宮って目に見えるものではないので少しでも普段と違う感覚があったりするとすごく不安じゃないですか?私だけ?
また、入れたらその日から経血が完全に出なくなると勝手に思い込んでいたのですが、連日少量出血がありました。動揺してネットで調べたところどうやらそれが当たり前のようなので安心はしましたが、当初は「生理と違って毎日ずっと血が出てるし、これなら入れない方が良かったのか……?」とすら思ってしまいました。何故ミレーナ装用後に出血があるのかも引用しておきます。
ミレーナを入れた女性の多くが経験するトラブルとしては、月経時期以外の不正出血が挙げられます。経血量の減少や、生理痛の緩和といった効果は得られますが、子宮の中が濃い黄体ホルモンに慣れるまでの3~4ヶ月間は、毎日不正出血が起こる場合もあります。 不正出血が続く期間は個人によって異なり、1ヶ月ぐらいで治ってしまう方もいれば、6ヶ月ほど不正出血が続く方もいます。5年のうち初めの数ヶ月間は、不正出血が起こると思ってください。 出典:副作用/勝どきウィメンズクリニック
ミレーナを装着して最初の2~3か月程度は不正性器出血が続くことがしばしばあります。茶色で少量のことが多く、おりものシートで対応できる場合が多いです。時に、少量の赤い出血が続くこともあります。もしも、通常の月経のように塊も混じって続くときはミレーナがずれているかもしれませんので受診してください。およそ6%(17人に1人)に起こります。万一、入れなおさないといけない場合も2回目までは保険適応となります。 出典:ミレーナ挿入後の副作用について/家族・絆の吉岡医院
……だそうです。体が慣れるまでの試用期間なんですね。
出血に対してしばらくはおりものシートをつけていたのですが、長時間局部が蒸れた状態でいるとカンジダ膣炎になりやすいため途中からおりものシートはやめて、何重にも折り畳んだトイレットペーパーを当てがって何とかしていました。それで何とかなる程度の出血量でしたし、何より処分と交換が楽でしたので……。最終的には何も対策しなくなり血液のついた下着は入浴のタイミングでウタマロ石けんで水洗いし、そのまま洗濯機にぶち込む有様に……あくまで微々たる出血量だったので出来たことですので、絶対に真似しないでくださいね。あと、血液はお湯で洗い落とそうとすると凝固して落ちなくなってしまうので、水洗いにしてくださいね(最悪のアドバイス)。
装用から約4ヶ月弱の現在はと言うと、本来生理が来ていたであろうタイミングでちょっと血が出るくらいで、それ以外の日は出血も腹痛もなく非常に快適です。生理痛がないだけでこんなに快適だったんだな、と……。PMSに関しても効果がないとは言われておりますが、大分和らいだような気がしております。
ピルは服用中は血栓症予防の為などに定期的な診察が必要ですが、それはミレーナとて同様でずれたりしていないか等確認してもらう必要があります。一応こんな感じで装着日から起算して1か月後、3ヶ月後、半年後、1年後と、以降1年おきの感覚で予定が組まれており、経膣エコー検査で異常がないか診てもらっております。

現時点では特に体外への飛び出しや腹痛等の異常事態もなく、大人しく子宮内に収まっております。なお、万一子どもが欲しくなった場合はミレーナを取り出しさえすれば妊娠可能な状態に戻るそうなんですが、まぁ私の場合は取り出すことはないでしょう。
あと……もしかしたらこれを気にしている方もいるかもしれないので念のため書いておきます。性交時、無問題です。交際相手にミレーナを装用したことを説明した上で確認したのですが特に接触したり違和感を感じたりはないようで。この辺も医療機関より引用しておきます。
ミレーナを入れているとパートナーとの性���為で、「わかるのがヤダな……」「違和感があるのかな?」と不安に思う方が多いです。では、実際のところは、どうなのでしょうか? 結論から言って、ミレーナの挿入が男性に違和感を及ぼすことは、ほとんどありません。ミレーナには、抜去の際に必要となるポリエチレン性のとても柔らかくて細い糸が付いていますが、それが性交時に男性の陰茎に触れても、異物として察知することはまずないといえます。 また、ミレーナ自体の異物感を心配する方もいらっしゃいますが、ミレーナで、ゴリッとするような違和感を覚えるとは考え難いです。まして、性交時に膣に挿入し、ミレーナが男性器に触ったとしても、陰茎が痛みを感じることはないので、ご安心ください。 出典:避妊リングは男性にわかる?違和感はあるの?/池袋アイリス婦人科クリニック
ミレーナの使用によって日常生活が制限されることはなく、性交に影響を与えることもありません。 出典:ミレーナとは?/牧田産婦人科
上の方でミレーナの形状や装用時のイメージ画像を挿入しましたが、実際あんな子宮ミッチミチに詰まっていないのでご安心ください。抜去用に柔らかい糸がついているらしいんですが出てきたこともないです笑(身内は生理を人工的に止めたことで何かしらの弊害が出てくるのではないかと懸念しておりますが、隔月で持病の方の通院があり血液検査・尿検査で現時点では異常は出ておりません。が、今後はわかりませんね。女性ホルモンの分泌だったり、もしかしたら色々ホルモンバランスが変わっている可能性はあるかもしれません)。
そういうわけで、かなり勇気を要しましたし装用に伴う痛みも大きかったのですが、装用してからは生理がなくなったことによりすごく楽になりました。個人的には生理を気にせずいつでも外泊が出来るようになったのが嬉しいですね。買えば済む話ではありますが、出先でナプキンや鎮痛剤を入れ忘れたと気付いた時の衝撃と言ったら!!あと、益若つばさには感謝しかありません。自分以外にも彼女の公表によってミレーナの装用に至った方、いるのでは。現在お悩み中の方は、ピルにせよミレーナにせよそれぞれ長所と短所がありますので、ご自身に必要かどうか、使用できるかどうか等をしっかりお調べ��上婦人科等へご相談くださいね。
この投稿がいつかどこかの誰かのお役に立つことがあれば幸いです。
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日本解放第二期工作要綱
中国共産党

中央学院大学の西内雅教授(故人)が昭和47年にアジア諸国を歴訪した際、偶然、入手した秘密文書。
内容は中国共産党が革命工作員に指示した陰謀で、当時から現在に至る迄、中国の対日謀略は秘密文書の通りに続いているとみられる。
同年8月、国民新聞社は特集記事を掲載し、更に小冊子を発行したが、重要と思われるのでここに再録する。
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日本解放第二期工作要綱
中国共産党
中央学院大学の西内雅教授(故人)が昭和47年にアジア諸国を歴訪した際、偶然、入手した秘密文書。
内容は中国共産党が革命工作員に指示した陰謀で、当時から現在に至る迄、中国の対日謀略は秘密文書の通りに続いているとみられる。
同年8月、国民新聞社は特集記事を掲載し、更に小冊子を発行したが、重要と思われるのでここに再録する。
A.基本戦略・任務・手段
A-1.基本戦略
我が党は日本解放の当面の基本戦略は、日本が現在保有している国力の全てを、我が党の支配下に置き、我が党の世界解放戦に奉仕せしめることにある。
A-2.解放工作組の任務
日本の平和解放は、下の3段階を経て達成する。
イ.我が国との国交正常化(第一期工作の目標)
口.民主連合政府の形成(第二期工作の目標)
ハ.日本人民民主共和国の樹立 ・・天皇を戦犯の首魁として処刑(第三期工作の目標)
田中内閣の成立以降の日本解放第二期工作組の任務は、上の第口項、即ち「民主連合政府の形成」の準備工作を完成することにある。
A-3.任務達成の手段
本工作組の任務は、工作員が個別に対象者に接触して、所定の言動を、その対象者に行わしめることによって達成される。即ち、工作者は最終行動者ではなく、隠れた使喉者、見えざる指揮者であらねばならない。以下に示す要領は、全て対象者になさしめる言動の原則を示すものである。
本工作の成否は、終始、秘密を保持しうるかどうかに懸かっている。よって、工作員全員の日本入国身分の偽装、並びに工作上の秘密保持方法については、別途に細則を以て指示する。
B.工作主点の行動要領
第1.群衆掌握の心理戦
駐日大使館開設と同時になされなければならないのは、全日本人に中国への好感、親近感を抱かせるという、群衆掌握の心理戦である。好感、親近感を抱かせる目的は、我が党、我が国への警戒心を無意識の内に捨て去らせることにある。
これは日本解放工作成功の絶好の温床となると共に、一部の日本人反動極右分子が発する
「中共を警戒せよ!日本支配の謀略をやっている」
との呼び掛けを一笑に付し、反動極右はますます孤立するという、二重の効果を生むものである。
この為に、以下の各項を速やかに、且つ継続的に実施する。
1-1.展覧会・演劇・スポーツ
中国の書画、美術品、民芸品等の展覧会、舞劇団、民族舞踊団、民謡団、雑技団、京劇団の公演、��種スポーツ選手団の派遣を行う。
第一歩は、日本人大衆が中国大陸に対し、今なお持っている「輝かしい伝統文化を持っている国」「日本文化の来源」「文を重んじ、平和を愛する民族の国」というイメージを掻き立て、更に高まらせることである。
我が国の社会主義改造の誇るべき成果についての宣伝は、初期においては少ない方がよく、全然触れなくても構わない。
スポーツ選手団の派遣は、ピンポンの如く、試合に勝ちうるものに限定してはならず、技術的に劣っている分野の選手団をも数多く派遣し、日本選手に学ぶという率直な態度を示して、好感を勝ち取るべきである。
1-2.教育面での奉仕
A.中国語学習センターの開設。
全国都道府県の主要都市の全てに中国語学習センターを開設し、教師を無報酬で派遣する。
教師は、1名派遣の場合は女性教師、複数の場合は男、女半々とし、全て20歳代の工作員を派遣する。受講者資格は、もとより無制限とし、学費は無料又は極めて小額とする。
B.大学への中国人中国語教師派遣の申し入れ。
中国語学習センターを開設し、日本人青年層に中国語学習熱が高まったところで、私立、公立の大学には個別に、国立大学については日本政府文部省へ中国人中国語教師の派遣を申し入れる。
申し入れを婉曲に拒否した場合は、「我が国の純然たる好意、奉仕の精神に対する非礼」を責めれば、日本のマスコミも大衆も、学生も許さないであろう。
しかし、第1回で全勝を求める必要は無く全国大学の過半数が受け入れればそれで良い。後は自然に受け入れ校は増加していくものである。
C.委員会開設。
「中日文化交流協会」を拡充し、中日民間人の組織する「日中文化教育体育交流委員会」を開設して実施せしめ、我が大使館は、これを正式に支援する方式をとる。
尚、本綱の全ての項目は、初期においては、純然たる奉仕に終始し、いささかも政治工作、思想工作、宣伝工作、組織工作を行ってはならない。
第2.マスコミ工作
大衆の中から自然発生的に沸き上がってきた声を世論と読んだのは、遠い昔のことである。次の時代には、新聞、雑誌が世論を作った。今日では、新聞、雑誌を含め所謂「マスコミ」は、世論造成の不可欠の道具に過ぎない。マスコミを支配する集団の意思が世論を作り上げるのである。
偉大なる毛主席は
「およそ政権を転覆しようとするものは、必ずまず世論を作り上げ、先ずイデオロギー面の活動を行う」
と教えている。
田中内閣成立までの日本解放(第一期)工作組は、事実でこの教えの正しさを証明した。日本の保守反動政府を幾重にも包囲して、我が国との国交正常化への道へと追い込んだのは日本のマスコミではない。日本のマスコミを支配下に置いた我が党の鉄の意志とたゆまざる不断の工作とが、これを生んだのである。
日本の保守反動の元凶たちに、彼等自身を埋葬する墓穴を、彼等自らの手で掘らせたのは、第一期工作組員である。田中内閣成立以降の工作組の組員もまた、この輝かしい成果を継承して、更にこれを拡大して、日本解放の勝利を勝ち取らねばならない。
2-1.新聞・雑誌
A.接触線の拡大。
新聞については、第一期工作組が設定した「三大紙」に重点を置く接触線を堅持強化すると共に、残余の中央紙及び地方紙と接触線を拡大する。
雑誌、特に週刊誌については、過去の工作は極めて不十分であったことを反省し、十分な人員、経費を投入して掌握下に置かねばならない。接触対象の選定は「10人の記者よりは、1人の編集責任者を獲得せよ」との原則を守り、編集を主対象とする。
B.「民主連合政府」について。
「民主連合政府」樹立を大衆が許容する温床を作り上げること、このための世論造成、これが本工作を担当する者の任務である。
「民主連合政府」反対の論調を挙げさせてはならぬ。しかし、いかなる方式かを問わず、マスコミ自体に「民主連合政府」樹立の主張をなさしめてはならない。これは、敵の警戒心を呼び覚ます自殺行為に等しい。
「民主連合政府」に関連ある事項を全く報道せず、大衆はこの問題について無知、無関心であることが最も望ましい状態である。
本工作組の工作の進展につれて、日本の反動極右分子が何等の根拠も掴み得ないまま焦慮に耐え得ず、「中共の支配する日本左派勢力は、日本赤化の第一歩として、連合政府樹立の陰謀を進めている」と絶叫するであろう。
これは否定すべきであるか? もとより否定しなければならない。しかし、否定は真正面から大々的に行ってはならず、計画的な慎重な間接的な否定でなければならない。
「極右の悪質なデマで、取り上げるにも値しない」という形の否定が望ましい。
C.強調せしむべき論調の方向
① 大衆の親中感情を全機能を挙げて更に高め、蒋介石一派との関係は完全に断つ方向へ向かわせる。
② 朝鮮民主主義人民共和国並びにベトナム民主共和国との国交樹立を、社説はもとより全紙面で取り上げて、強力な世論の圧力を形成し、政府にその実行を迫る。
③ 政府の内外政策には常に攻撃を加えて反対し、在野諸党の反政府活動を一貫して支持する。特に在野党の反政府共闘には無条件で賛意を表明し、その成果を高く評価して鼓舞すべきである。 大衆が異なる政党の共闘を怪しまず、これに馴染むことは、在野諸党の連合政府樹立を許容する最大の温床となることを銘記し、共闘賛美を強力になさしめるべきである。
④ 人間の尊重、自由、民主、平和、独立の強調
ここに言う「人間の尊重」とは、個の尊重、全の否定を言う。
「自由」とは、旧道徳からの解放、本能の開放を言う。
「民主」とは、国家権力の排除を言う。
「平和」とは、反戦、不戦、思想の定着促進を言う。
「独立」とは、米帝との提携の排除、社帝ソ連への接近阻止をいう。
2-2.テレビとラジオ
A.これらは、資本主義国においては「娯楽」であって、政府の人民に対する意志伝達の媒介体ではない。この点に特に留意し、「娯楽」として利用することを主点とすべきである。
具体的な方向を示せば、「性の解放」を高らかに謳い上げる劇又は映画、本能を剌激する音楽、歌謡等は望ましい反面、スポーツに名を借りた「根性もの」と称される劇、映画、動画、または歴史劇、映画、歌謡並びに「ふるさとの歌祭り」等の郷土愛、民族一体感を呼び醒ますものは好ましくない。
前者をより多く、後者をより少なく取り上げさせるよう誘導せねばならない。
B.テレビのニュース速報、実況報道の利用価値は極めて高い。画面は真実を伝えるものではなく、作るものである。目的意識を持って画面を構成せねばならない。
C.時事解説・教養番組等については、新聞について述べた諸点がそのまま適用されるが、これは極めて徐々に、少しずつ注意深くなされねばならない。
2-3.出版(単行本)
A.我が国への好感、親近感を抱かせるものを、第一に取り上げさせる。風物写真集、随筆、家庭の主婦が興味を抱く料理、育児所の紹介など、受け入れられ易いものを多面に亘って出版せしめる。
B.社会主義、毛沢東思想などに関する理論的著作も好ましい。しかし、我が国の社会主義建設の成果、現況については、極右分子の誹謗を困難ならしめるよう配慮させねばならない。
C.マスコミの主流から締め出された反動極右の反中国の言動は、単行本に出路を求めているが、これは手段を尽くして粉砕せねばならない。
特に、社会主義建設の途上で生じる、止むを得ない若干の歪み、欠点について、真実を伝えると称してなされる暴露報道を絶対に放置してはならない。これらについては、誹謗、デマで両国関係を破壊するものであるとして、日本政府に厳重に抗議すると共に、出版社主、編集責任者、著者を告訴して根絶を期すべきである。
D.一般娯楽面の出版については「デンマークの進歩を見習え」として、出版界における「性の解放」を大々的に主張せしむべきで、春画、春本の氾濫は望ましい。
E.単行本の出版についての今一つの利用法は「中間層文筆業者」の獲得である。「中間層」とは思想的に純正左派、または右派に属しない、中間の動揺分子を言い、「文筆業者」とは、凡そ文筆を以て世論作りにいささかでも影響を与え得る者全てを言う。
彼等に対しては或いは原稿料を与え、或いは出版の支援をなして接近し、まず「政治的・思想的立場の明快さを欠く」中間的著作をなさしめ、徐々に我が陣営へと誘導する。
2-4.本工作にマスコミ部を設けて、諸工作を統轄する
第3.政党工作
3-1.連合政府は手段
日本の内閣総理は、衆参両院の本会議で首班指名選挙を行って選出される。両院で議員総数の過半を掌握すれば、人民の意志とは関係なく、任意の者を総理となし得るのである。
1972年7月の現況で言えば、自民党の両院議員中、衆議院では約60名、参議院では10余名を獲得して、在野党と同一行動を取らせるならば、野党連合政府は容易に実現する。
しかし、この方式を取るならば、社会党、公明党の発言権を益するに留まり、且つ最大の単独多数党は依然として自民党であり、この2点は純正左派による「日本人民共和国」成立へと進む阻因となることは明らかである。
自民党のみではなく、社会党、公明党、民主社会党もまた、無産階級の政党ではなく、最終的には打倒されるべき階級の敵の政党であることを忘れてはならない。
本工作組に与える「民主連合政府の樹立」という任務は、日本解放の第二期における工作目標に過ぎず、その実現は第三期の「日本人民民主共和国」樹立の為の手段に過ぎない。
共和国樹立へ直結した、一貫的計画の元に行われる連合政府工作でなければ、行う意義は全くない。
3-2.議員を個別に掌握
下記により国会議員を個別に掌握して、秘密裏に本工作員の支配下に置く。
A.第一期工作組がすでに獲得したものを除き、残余の議員全員に対し接触線を最少4線設定する。
B.上の他、各党の役職者及び党内派閥の首長、有力者については、その秘書、家族、強い影響力を持つ者の3者に、個別に接触線を最少2線設定する。
C.上の接触線設定後、各線を経て知り得る全情報を整理して、「議員身上調査書」の拡充を期し、公私生活の全貌を細大漏さず了解する。
D.右により各党毎の議員を「掌握すべき者」と「打倒排除すべき者」に区別し、「掌握すべき者」については「連合政府の樹立にのみ利用しうる者」「連合政府樹立より共和国成立に至る過渡期においても利用し得る者」とに区別する。 ここに言う「打倒・排除」とは、その議員の党内における勢力を削ぎ、発言権を低下せしめ、孤立に向かわせることを言う。
E.「掌握」又は「打倒」は調査によって明らかとなったその議員の弱点を利用する。
金銭、権力、名声等、欲するものを与え、又は約束し、必要があれば中傷、離間、脅迫、秘している私事の暴露等、いかなる手段を使用してもよい。
敵国の無血占領が、この一事に懸っていることを思い、いかなる困難、醜悪なる手段も厭うてはならず、神聖なる任務の遂行として、やり抜かねばならない。
3-3.招待旅行
上の接触線設置工作と並行して議員及び秘書を対象とする、我が国への招待旅行を下の如く行う。
A.各党別の旅行団。団体の人数は固定せず、実情に応じて定める。
但し、団体構成の基準を、「党内派閥」「序列」「年齢」「地域別」「その他」そのいずれかにおくかは慎重に検討を加え、工作員の主導の元に、我が方に有利になる方法を採らしむるよう、工作せねばならない。
B.党派を超えた議員旅行団。議員の職業、当選回数、選挙区、選挙基盤団体、出身校を子細に考慮し、多種多様の旅行団を組織せしめる。
C.駐日大使館開設後1年以内に、全議員を最低1回、我が国へ旅行せしめねばならない。
自民党議員中の反動極右分子で招待旅行への参加を拒む者に対しては、費用自弁の個人旅行、議員旅行団以外の各種団体旅行への参加等、形式の如何を問わず、我が国へ一度旅行せしめるよう工作せねばならない。
D.旅行で入国した議員、秘書の内、必要なる者に対して、国内で「C・H・工作」を秘密裏に行う。
3-4.対自民党工作
A.基本方針
自民党を解体し、多数の小党に分裂せしめる。
自民党より、衆議院では60名前後、参議院では10余名を脱党せしめて、連合政府を樹立するというが如き、小策を取ってはならないことは先に述べた所であるが、右派、左派の二党に分裂せしめることも好ましくない。
これは、一握りの反動右翼分子が民族派戦線結成の拠点として、右派自民党を利用する可能性が強いからである。
従って、多数の小党に分裂する如く工作を進めねばならず、又表面的には思想、政策の不一致を口実としつつも、実質的には権力欲、利害による分裂であることが望ましく、少なくとも大衆の目にはそう見られるよう工作すべきである。
B.手段
自民党内派閥の対立を激化せしめる。
① 自民党総裁選挙時における派閥の権力闘争は常に見られる現象で通常は総選挙を経て若干緩和され、一つの党として受けて曲りなりにも保持していく。
今回はそれを許してならない。田中派と福田派の対立の継続と激化、田中派と大平派、三木派、三派の離間、中間五派の不満感の扇動等を主点として、第一期工作組は工作を展開中である。総選挙後、若干の変動があっても、派閥の対立を激化せしむるという工作の原則は変わらない。
② 派閥対立を激化せしめる最も有効な方法は、党内の非主流派となって政治活動資金の調達に困難を生じている各派に個別に十分な政治資金を与えることである。
政治献金は合法であり、これを拒む政治家はいない。問題は方法のみであり、工作員からAへ、AからBへ、BからCへ、CからDへ、Dから議員又は団体という如く間接的に行うのは言う迄もない。
③ 先に述べた議員個人の掌握は、それ自体が連合政府樹立の有効な手段となるが、派閥対立激化についても活用するのはもとよりである。
3-5.対社会・公明・民杜各党工作
A.基本方針
① 各党内の派閥闘争を激化せしめ、工作による操縦を容易ならしめる。派閥というに足る派閥なき場合は、派閥を形成せしめる工作を行う。但し、党を分裂せしめる必要はなく、分裂工作は行わない。
② 日本共産党を含めた野党共闘を促進する。
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こんにちは!今回は前回と前々回で予告したクランちゃん🌹とグレン君����についての記事です!毎度の事ながら原作者である🍓ちゃんに頂いた資料を元に、感謝の念と溢れる熱量と共に解説していきます〜!🌻
★二人の立ち絵は後々また描き足すかもしれません。グレン君の立ち絵の方は下記にて…!
【2021/09/23追記:一部文章の修正と追加済み】
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舞台はとある王国に聳え建つ大きな城。厳重に施錠された塔一角の部屋に一人の薔薇色の少女が国から手配されたメイドの監視下の元、一人ぼっちで幽閉されていました。
その少女の名は〝クラン・ローゼンベルク〟といいます。
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★補足
この王国は前回のオズウェルさんが訪れていた村があった国では無く、はたまた村を襲った敵兵の国でも無く、次回の記事で書かせて頂く予定のルイの出身国でもありません。
因みにラブリーちゃんとミハエルさんはオズウェルさんと同様に後に地上に降り立ちますが恐らくまだこの時点では天界在住です。各自地上に降りる理由ですがラブリーちゃんは保護者役になったオズウェルさんに連れられ、ミハエルさんはラブリーちゃんを追ってという理由かと思われます。
花夜と春本に至っては作者が🍓ではなく🌻で舞台も日本と全く違う為こちらは国以前に蚊帳の外です。カヤだけに。
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話を戻しまして…クランちゃんの出生ですが、
王国専属の魔法使いが連れて来た子です。
クランちゃんが幽閉されている城や国の主導権は主である国王と息子である王子に有りますが当然〝連れて来た〟からには彼らの娘という立ち位置ではありません。
ならば貴族の子か?というと違い、かといって村や街に父や母がいる訳でも無く…しかし孤児でも人攫いでもない。
遠く離れた血縁でもありません。そんな少女を一体どのような目的で幽閉までし、人目を避けさせ隠しているのか…。
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それには理由が有りました。まず国王は国全体の権力者達や政治家達、軍事機関、研究機関と深い繋がりがあります。
そしてクランちゃんの傍には彼女に正体を隠している国から派遣されたメイドが世話係と銘打って監視をしています。
万が一逃げ出さないようにしているからです。つまるところ
クランちゃんは純粋な人間ではありません。
元々彼女は無限に膨大な魔力を発生させる事が出来る装置のような存在として創られました。
この魔力を国や王は軍事や国家機密の研究に利用する為クランちゃんを幽閉していたのです。
そして、それらは後発的にそうなったのでは無くクランちゃんが創られた理由でもあります。
因みに王と違い王子は善良で国王共々クランちゃんに直接の面会はなかったものの彼女への幽閉や以降に記述する〝ある〟研究内容に反対しています。
この王子の存在が後々の展開に大きく影響していきます。
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ここまで禍々しく書き連ねて来ましたが、クランちゃんは種族としては人間です。正確には〝天使に近い存在〟です。理由は後程。
とはいえ機械では無いと言えど彼女の魔力の使い道を考えますと、それこそ機械のように扱い然るべき施設内にて監視且つ管理し利用した方が効率も良いのでは?と疑問も感じ無くもありません。
ましてや愛らしく着飾る洋服も本来は最も必要が無いはず。
この辺りについては彼女を連れてきた王国専属の魔法使いが大きく関係しています。彼女も権力者の一人でもあります。
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女性は国から頼まれた魔力装置を創る為に神様の元に訪れます。神話みたいですね!この神様なのですが現在は地上界に隠居中のようでして前回のオズウェルさんの記事の時にて登場した全智の天使に神としての役割を引き継いでいます。
こう見ますとそれぞれ在住していた国は違えど皆々同じ🍓が描いた世界に住んでいるのだな〜と嬉しくなる🌻…!!
つまりクランちゃんは神様が人間として創造した子ですので、先述でいう〝天使に近い存在〟なのです。
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しかし、何故この時点で敢えて〝人間〟として創ったのか。
これは神様の意思からではなく魔法使いの女性がそう創って欲しいとお願いしたからです。
歳も取りますし、国としては今後も末永く使っていく効率を考えますと悪手のように感じざるを得ません。
これに関しては恐らく魔法使いの女性が、前回のオズウェルさん同様に人間が好きだったからだと伺えます。
但し、この女性もオズウェルさんと同じく良識的な人間を好いており王国の民が好きで且つ彼らを護る為に王国専属の魔法使いをしています。故に国王や後に記述する研究機関等のやり方には眉を顰めており、まだこの時点では内側に潜めていますが彼女もまた王子同様に反対派なのです。
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上記の通り魔法使いの女性は慈悲深い方で、クランちゃんを連れて来た際に大切に扱うようと国王に釘を打ちます。
魔法使いとしての実力も然ることながら神と繋がっていたりと特殊なパイプ持ちでもありますから国王も彼女の言い分を無碍に扱わず、提示された条件を呑み承諾します。
一種の取引みたいなものでしょうか。人間として創られた事以外は国王側からしても悪い話ではなく、そんな些細な欲求に対し首を縦に振ってさえしてしまえば無限の魔力の提供という膨大な利益を得る事が出来るのですから。
以降クランちゃんは〝幽閉〟はされているものの、衣食住や遊ぶものにも困らない何不自由のない生活を送ります。
城に来た当初は四歳くらいで、とても幼なかったのですが今現在は十四歳まで成長しています。世間を知らずに育った為やや浮世離れはしていますが心優しい性格に育ちました。
魔法使いの女性も仕事の合間に遊びに来てくれたりと、血の繋がりこそ有りませんが母と娘のような関係を築きます。
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因みに、これ以降の展開には神様は全く関与して来ません。
クランちゃんを創造したのち、その後どう扱われるか又は持たせた魔力によって一つの国がどうなっていくのか…。
それに関心も無関心も無い。手を貸すのも偶然且つ必然。世界を憂い愛と平和を謳いながら冷徹で残酷な傍観者です。
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視点をクランちゃんに戻します。
上記の方でふんわりと触れましたが彼女の素知らぬところで彼女が生成する強大で膨大な魔力は軍事利用を始めとした王国専属である〝機密〟の研究機関により非人道的な人体実験にも使われてしまいました。
その人体実験の内容は、身寄りの無い孤児を集め兵士として利用する為にクランちゃんの魔力を使い潜在する運動神経を刺激し著しく向上させるという実験です。
この実験が成功した暁には対象は常人離れした身体能力を得る事が出来ます。
但し実験対象が魔力を持っていた場合クランちゃんの魔力に影響される副作用か又その後遺症か、魔力が消失します。
数々の孤児が犠牲となり失敗作と成功作が生まれました。
救いは先述した王子や魔法使いの女性に根回しされたのか失敗作の孤児達は城内で働いてるという事でしょうか。
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★補足
魔法使いの女性がクランちゃんを連れて来なければ、事前にこのような人権を無視した事態は未然に防げた筈です。
恐らく企画段階で、孤児の子達を含めた彼女が愛する国民達の命を天秤に掛けられてしまった又は人質に取られる等、弱味を握られてしまったからではないかと思います。
又は孤児の子達が人体実験以上の危機に晒されてしまう等。
クランちゃんを敢えて〝人間〟としたのは人間が好きだから以外にも訴える想いやメッセージが含まれていそうです。
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凄惨な実験の果てにクランちゃんの魔力に適合し成功した孤児達は軍事利用の為、兵士としての教育を受けます。
その中でも逸脱した身体能力を覚醒させた優秀な成功作である一人の真紅の少年がいました。
その少年の名こそ〝グレン・クロイツ〟元孤児であり、この人体実験の被検体の一人だったのです。
過酷な境遇だった為か、それとも教育の影響なのか自身を〝駒〟と呼び感情を表に出さない少年です。淡々と任務遂行する姿は一人前の兵士にも全てを諦めているようにも見て取れます。その後は暫くの間、その高い能力を見込まれ王城専属の傭兵兼使用人として過ごしていました。
そうして与えられた任務や日々を、ただただ機械的に過ごしていた彼に、やがて突然過ぎる転機が訪れます。
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とある業務で偶然、中庭にて作業をしていた日のことです。
これまた偶然にも部屋の窓から中庭を見下ろしていたクランちゃんの目に、グレン君の姿が留まりました。
先述通りクランちゃんは浮世離れ気味で世間を知らない面があります。自分と似た髪色、瞳の色を持つグレン君に好奇心に似た興味を抱きそれ以降、窓の外で彼を見かける度に目で追うようになっていきました。
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魔法使いの女性が国王に釘を指してくれたお陰で、大事にはされていますがクランちゃんは幽閉をされている身です。
流石に十年もそれが続けば、室内に居るのがが当たり前に育ったといえど飽きが来るというもの。
退屈だったクランちゃんにとって、外で見掛けるグレン君は羨望の的のように輝いて見えていたのかもしれません。
そして遂には我慢出来なくなった彼女は訪れていた魔法使いの女性に頼み。彼と遊んでみたいとお願いします。
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クランちゃんの口からこのような〝お願い〟が出たのは、恐らく今回が初めてで魔法使いの女性はそれを快諾します。
グレン君にとっても異性同士とはいえ同年代の子と…ましてや遊ぶ機会なんて随分と無かったと思いますから悪い話では無い筈です。足早に国王に掛け合いました。
国王は些か呆れ気味に聞いてはいましたが、多少グレン君の仕事内容に調整が入る程度であり通常通りの任務にクランちゃんと遊ばせるという風変わりなものがくっつくだけなので返答をそこまで渋るような内容でもありませんでした。
もし不穏な動きが有れば予めクランちゃんの側近として配置させているメイドがグレン君を拘束し再教育するように研究機関に送り返すだけです。
こうしてグレン君は傭兵兼使用人又はクランちゃんの従者兼遊び相手として勤めるようになり晴れて二人は顔を合わせる事となりました。
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因みに銘を受けた当日のグレン君ですが上司に呼ばれ初っ端口頭から「最重要人物の護衛及び監視の任務だ」と告げられ、流石のグレン君も涼しい顔の内心では戦々恐々としていたのですが蓋を開けてみれば少女と文字そのままの意味で遊ぶだけだったので拍子抜けしたとかなんとか。
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最初こそ主にグレン君が警戒を示して距離感があったもののクランちゃんの能天気な…おっとりとしたペースにだんだんと絆されていきました。二人は徐々に親密になります。
好奇心からか人懐っこく少々抜けている愛らしい面もあるクランちゃんに対しグレン君も素で少々辛辣な言葉を投げ掛けてみたりと魔力装置とその魔力による被検体とは思えないような微笑ましく仲睦ましい関係値を築きます。
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少し引っ掛かるのは、クランちゃん自身に知らされていない事とはいえ自身や周囲の孤児達をこのような姿にした元凶でもあるクランちゃんに対してグレン君は怒りや怨みを感じ無かったのだろうかという点ですが恐らくそんな事は無く、だからこそ最初の頃は警戒し場合によっては一夜報いて処分される気もあったのではないかなと思います。
しかしクランちゃんと触れ合っていくうちに連れ彼女自身の境遇も決して良いものとは言えず彼女もまた被害者の一人であるという答えに落ち着いたのではないかと推測します。
二人が親しい友人となるまで、そう長い時間は掛かりませんでした。しかし同じくして穏やかな時間も長くは続いてくれなかったのです。
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これまでの国王の横暴な統制に国民や一部兵士の不満が爆発しクーデターが勃発したのです。
瞬く間に王国内が戦場と化しました。勿論、国同士の戦争では無く内紛でです。城内にも怒号と罵声が響き渡ります。
意外にも早々に劣勢に陥ったのは国民側ではなく王国側でした。軍事力は王国側が保持しているものの肝心の指揮が行き届いていなかったのです。何故そのような事態に陥ったか
国王も混乱していました。何故ならクーデターを起こした先導者は実の息子、自身の傍で仕えて来た筈の王子だったからです。
だいぶ遡った先述にて書かせて頂いたこの王子の存在が後々の展開に大きく影響していくというのが、ここで繋がります。ずっと傍らで国王の人を〝駒〟のように扱う王政、そして非人道的な研究への協力等々人権や意志を無視したやり方を見て来た王子は、裏で傷ついた国民や兵士達に寄り添い反旗を翻すタイミングを見計らっていました。
恐らく魔法使いの女性も王子同様に以前から国民側として裏で手を引いていたと思われます。そして、このクーデターはクランちゃんとグレン君の保護までしっかりと視野に入れられており、外部にも漏らさぬよう慎重に計画を練られていた筈のものでした。
魔力提供したものとは又違いクランちゃん本体の強力な魔力は、王城内外のバリア等あらゆる動力源としても使用されてしまっており図らずしもクーデターを起こすには厄介なものとなってしまう為、一時的に城外に避難させる必要がありました。そこで警備が手薄になる内乱での混乱に乗じてグレン君が外の安全地帯に彼女を連れ出すという算段の筈でした。
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一足…いや二足も早くクランちゃんの側近であった王国専属のメイドが王子や魔法使いの女性の規格外に動きクランちゃんを拘束します。
彼女はただのメイドではなく王国の為に戦闘要員として教育された暗殺者の一人でした。思うに彼女は事前に王子や魔法使いの女性の裏での行動に気付いており尚且つグレン君がクランちゃんを連れ出すという計画まで〝メイド〟として傍で聞き確実に王国側を勝利させる為敢えて大事にせぬように内に潜ませ、虎視眈々と様子を伺って来たのではないかと思います。
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★解説では早い段階でメイドの正体は王国から手配された監視役と明かしていましたがクランちゃんやグレン君達が彼女の正体に気づくのは今この瞬間です。
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さて確実に王国側を勝利させる条件ですが、それはクランちゃん…もとい、
無限魔力発生装置の主導権を王国側が絶対的に握り最大限に利用する事です。
これまでは魔法使いの女性との契約により大事に扱ってきましたが王国側から見たら今の彼女は裏切り者です。
よって契約は破棄と見なされ、クランちゃんを大事に且つ丁重に扱う理由も無くなりました。
逃げようとするクランちゃんの手をメイドは捕まえます。
当然そんな裏事情など知らずに十年間、彼女に信頼を置き剰(あまつさ)え家族のように慕っていたクランちゃんは酷くショックを受けます。
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予定外の展開にグレン君も呆気に取られ、動揺している間にクランちゃんは王城内の他の部屋に攫われてしまいました。
今までと打って変わり��答無用という態度にグレン君も普段の冷静さを失い激昂し、それこそ同士討ち前提の死を覚悟しクランちゃんを死に物狂いで探します。
もしこれが王国の手により強化された人間同士の一対一の純粋な決闘ならグレン君にも勝算が見えたかも知れません。
しかし現状は内部戦争です。相手も無策な訳がありません。
ここにきて王国側からの新たなる刺客がグレン君とクランちゃんを絶望の淵に追いやります。
城内が混乱する渦中やっとの思いでグレン君がクランちゃんを探し当てた部屋には怯える彼女と一緒に最凶で最悪な暗殺者が血色の眼を揺らしながら尋常でない殺意と狂気を放って恨めしそうにグレン君を待ち構えていたのです。
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この刺客とは一体何者なのか。まず、クランちゃんの側近であったメイドは王国に忠誠を誓う暗殺者の一人でした。要は彼女の他にも暗躍していた者達が存在していたのです。
その中でも現在グレン君と対峙している暗殺者の少女はタチが悪く、例えば暗殺者でありながらも世話係の兼任を担っていたメイドが持つような理性が崩壊しており殺しそのものを生業とする生粋の暗殺者です。そして国王以外に唯一、メイドが信頼する彼女の実の妹でもあります。
この暗殺者の少女はクランちゃんやグレン君と同じ年頃でありますが、元々の素質か暗殺者として育て上げられた過程でか価値観が酷く歪んでしまっており『自分を見てくれるから』ただそれだけの理由で暗殺を遂行してきました。
今回も例に漏れずグレン君が『見てくれるから』彼を殺そうとします。そこに最早もう内部戦争だとか暗殺任務だ等は塵程に関係ありません。
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★補足
この間クランちゃんを暗殺者の妹側に任せて姉側のメイドは何処に行っていたのかと言いますと、国王の元へと助太刀しに行っていたのではないかと思います。クーデターが勃発している現状、命が一番危険に曝されているのは国王です。
この姉妹も出生はグレン君と同じく孤児であり特に姉のメイドの方は王国に拾われた恩義から強い忠誠心を持ち結果としてクランちゃん達と敵対しました。
しかし妹の方は精神が壊れてしまっており暗殺の理由である『見てくれるから』という物言いの仕方からして、国に恩義を感じる以前に幼さ故に愛情不足等々のストレスに心が耐え切れなかったのだと推測します。
因みに姉妹と表されていますが血の繋がりはありません。
二人の関係ですが、少なくとも姉の方は妹を大事にしている印象で壊れてしまった妹と同じ年頃であるクランちゃんの傍で仕えながら、同じく彼女らと同じ年頃であるグレン君と一緒に従者として働いていた日々の内心を思いますと複雑なものがあります。
因みに約十年間メイドとして触れ合ったクランちゃんの事は「嫌いでは無かった」ようで今回の王国側と国民側の対立が無ければ、もっと良好な関係が築けていたのかもしれない。
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★補足2
今まで触れて来なかったクランちゃんの戦闘能力ですが無限に魔力を発生させれるものの、温室育ちであり恐らく王国側からの指示で万が一抵抗された際に厄介なので護身用の教育を受けていません。よって王国の動力源に使われる程の高い魔力を持っているにも関わらず戦闘能力は皆無です。
素質としては王城の防御壁代わりに使われていた防御魔法に特化しており、攻撃魔法より守護面に長けているようです。
しかし今回の件を考えますと王国側の判断は大正解だったようで実際にクランちゃんは戦闘場面においての自身の力の使い方が分からずグレン君を守る事が出来ませんでした。
これに関しては、先を見据えて指示した王国側がしたたかであったと言う他ありません。
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視点を絶体絶命のグレン君とクランちゃんに戻します。
グレン君も傭兵として培われた経験や過酷な訓練を乗り越えて来ただけあり持ち前の身体能力を持ってして抵抗します。全ては囚われてしまったクランちゃんを救ける為。いま彼女を敵の手中に収めてしまったら、もう二度と会えなくなってしまう…そんな胸騒ぎがグレン君を焦燥に駆り立てます。
しかし相手は〝殺人〟に関して一流であり加えて精神が崩壊している為ブレーキが存在せず惨殺するまでグレン君に執着し続けます。例えクランちゃんが自分を犠牲にしグレン君を見逃すように叫んでも羽虫の鳴き声程にしか捉えない又は聞いてすら…はたまた聞こえてすらいないのです。
その結果、グレン君くんの必死の攻防は悲劇的で尚且つ最悪な結末として無念にも終わってしまいます。クランちゃんの目の前でグレン君の身体は鋭利な刃や黒魔術により深く刻まれ嬲られ満身創痍となりました。
死体よりも酷い有り様の瀕死状態で、まともに呼吸をする事すら出来ているのか分からない程に変わり果てたグレン君の姿にクランちゃんは遂には泣き崩れてしまいます。
その凄惨な光景は、誰がどう見ても逆転不可能な幕引きにしか見え無かったのです。しかし…
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クランちゃんの泣き声を聞きグレン君は最期の力を振り絞り傷だらけの体で立ち上がります。
それとほぼ同時に魔法使いの女性が率いる一部の反乱軍がグレン君とクランちゃんを護るように部屋に突入し、反乱軍である国民と魔法使いの女性の決死の助力によってクランちゃんとグレン君は先述していた計画を組んでいた際に事前に用意されていた外の安全地帯へと送られたのです。
そして同時刻…クランちゃんとグレン君の逃亡劇の裏で、王城の玉座の前では国王は国の繁栄を、王子は民の意志を継いで、互いの思想と理想の為に親と子は剣を振り下ろしました。
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安全地帯に送られ、文字通り命からがら城外に逃げる事が出来たクランちゃんとグレン君。クランちゃんは初めて出た外を不安げにきょろきょろと見渡します。足取りも覚束無いまま緊張の糸が切れ尻餅を着くクランちゃんの横で、どさりと重たい音がしました。グレン君が倒れたのです。
逃げる前グレン君は重症よりも酷い状態でした。その深手のまま敵に抗い痛みを感じる以上にクランちゃんを助ける事に必死でした。自分の命を犠牲にしてまでもクランちゃんに生き延びて、生き続けて、生きていて欲しいと。
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二人を逃がす前に、魔法使いの女性から応急手当として回復魔法を受けていたと思われるグレン君ですが恐らく魔法使いの女性は回復魔法は専門外であり、専門の術者もその場におらず呼びに行くとしたら時間が掛かってしまい目の前の敵に隙が出来てしまう…そして、それ以前に暗殺者の黒魔術が蝕んでしまったグレン君の体や魂は、もう助からない段階まで症状が進んでしまっていたのだと思われます。
魔法使いはグレン君に眴せします。流石にグレン君を治療が行き届かない外に出す訳にはいきません。例えもう助からないとしても1%でも生存確率を上げるならばクランちゃんを一人で外に逃がし、そして暗殺者と今も尚対峙している為この場は危険な場所には変わりませんが医療班が来る望みがまだ有る分こちらにグレン君は残っているべきと…ですが
その真紅の瞳は近くまで来ている〝死〟への恐怖は微塵も感じさせず最期までクランちゃんを護りたい、傍にいたいという強い願いと従者としての誇りを、肌がひりつく程に感じさせました。
いずれの選択にせよグレン君が長く無いのは変わりません。ならば彼の意志を最大限に尊重するのが、せめてもの手向けになるのではないか…そうして魔法使いの女性は、それこそ断腸の思いでクランちゃんと共にグレン君を送り出しました。彼女にとっても王国により犠牲となってしまった国民である一人の少年を。そして大事な娘…そのような存在であるクランちゃんの、やっと出来た大切な友人を自身の目の前で救えなかったのですから…。
--
安全地帯にさえ来てしまえば、クランちゃんはもう大丈夫です。役目を終えグレン君は血塗れた瞼を穏やかに閉じて息絶えていました。従者として友として最期まで彼女の傍にいました。
グレン君の死にクランちゃんは酷く悲しみました。しかし、もう先程のようには泣き叫びませんでした。膝枕するようにグレン君の頭を乗せ、泣いていた時の余韻を残して少し赤く腫れてしまった瞳で何かを決意したようにグレン君の亡骸を見据えます。そして彼女の〝救けたい〟という純粋な想いと祈りは、潜在的に宿り眠り封じられた秘められし〝奇跡の力〟を覚醒させます。
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二人を取り囲むようにして、周囲をクランちゃんの強い魔力が顕現した証である紅い薔薇が、まるで今から起こる出来事を祝福でもするかのように咲き乱れ華やかに舞い踊ります。
随分と遡った先述にて記させて頂いた通りクランちゃんの実態は人間ではなくどちらかと言うと天使に近い存在です。
そう、今まで鳴りを潜めていた天使としての力が覚醒したのです。そして運命に翻弄され続けた少女の無垢な祈りは無事に天へ届きました。
こうして意識を取り戻したグレン君の視界には宝石のような瞳に涙を一杯一杯に溜めたクランちゃんが映り、揶揄ってやろうとするも束の間に抱き締められ、傷に響くと小さく呻きつつも照れくさそうに抱き締め返すのでした。
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天使の蘇生術を施された反動によりグレン君も人間ではなくなってしまいました。クランちゃんも以前のように人間の真似事のような歳の取り方を出来なくなってしまいます。しかし、そんな事は今の二人にとって、とてもとても些細な事でした。
その後の長い長い年月を、クランちゃんとグレン君は互いに手と手を取り支え合い二人は幸せに生きていくのでした。
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ここからは補足と後日談。内紛は王子が率いる国民側が勝利し、研究施設諸々は取り壊され軍事の在り方についても一から見直していく事となりました。国民を踏み台として富や税を貪っていた一部の権力者達も総入れ替えを行い今度は国民に寄り添える王国を目指し今ここに若き王が誕生しました。
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元国王の処罰そして処遇については王子自身が殺害での解決を望まない人柄に汲み取れた為、権力を剥奪した状態で王子側の兵士の監視下の元軟禁または国民が知る由も無い住居にて隠居させているのではないかと思います。後者の隠居の場合に関しては見つからない場所でないと恨みが収まらない国民が国王を手に掛けてしまう事が危惧出来るからです。
これに関しては元研究員達や元王国側の権力者達そして例の暗殺者であった姉妹達にも同じような処遇が下されたかと思います。もし更生が可能ならば数年後には贖罪という意味合いも込めて表で活動出来るよう手配をする事も考慮して。
但し人として余りにも許されない行為をしてしまっていたり、更生の余地や意思が無いようであれば再出発をした王国を脅かす脅威となる前に正当に処罰を降したと考えます。
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その後のクランちゃんとグレン君について。
隠居とはまた違いますが、復興中の王国内が落ち着くまで暫くは安全地帯での生活を余儀なくされます。とはいえ生活で必要な食料や衣料品等は、新しくなった国からほぼ毎日届いており特に不便や不自由なく暮らせる状態です。
落ち着きだした頃には魔法使いの女性も二人が人間ではなくなってしまった事情も知った上で変わらぬ様子で接し度々顔を出すようになります。まるで新婚さんのような二人を茶化す母親のように。
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安全地帯に関してですが、恐らく特に危険な生物が生息していない森の中で目立たないながら赤い屋根の可愛いらしいお家が建っており、そこを王国内に戻るまで仮住まいにしていたのではないかと推測。もしかしたら、そのままそこに住み続けているのかも。小鳥のさえずりで起きてほしいし、クランちゃんには森の小動物と遊んでほしい。
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以上がクランちゃんとグレン君編でした!🌹🥀
クランちゃんの愛らしさも然る事ながらグレン君という一人の男の子の生き様と言いますか在り方が格好良すぎる…!!
因みに今後ルイ達と邂逅する時が来た場合、時系列的には逃亡後の二人と会うのが正解なのですが、お城…箱入り娘のお嬢様…と見せかけて実は囚われの身の女の子…グレン君との主従関係…イイよね…みたいな感じで🍓と話していて、んじゃあ逃亡前にするか〜と審議中だったり🌻
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そうだ、せっかくなので…魔法使いの女性、クランちゃんのメイドであった暗殺者のお姉さん、そのお姉さんの実妹でグレン君を窮地に追いやったヤベー暗殺者の子は…実は…!

この🍓が販売中のスタンプにいます。(久々な突然の宣伝)

ちょうど三人で並んでらっしゃいました。左が魔法使いの女性、左中央が妹の方の暗殺者の子、右中央が姉の方の暗殺者の女性でメイドとしての姿、右が暗殺者としての姿です。
みんな可愛くて美人さんです!因みに🌻の推しは…春本の作者なので何となく察して頂けてそうですがヤベー妹の子。
でもって���なんと神様(左)と、オズウェルさん編で登場した全智の天使様(右)もスタンプの中にいるのだ〜!神々しい!


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そんな感じで今回はここまで〜!次回はルイと花夜と春本編です!😼🦊🐰もしかしたらルイと花夜、次々回に春本という風に記事を分割するかもしれません。まだ未知数…!
今回…というより、まとめ記事を書く度🌻から🍓への愛の重さが尋常でなく露呈しだしており見て��通り沢山書いてしまった為、誤字脱字すごいかもしれません…!見つけ次第直していきます😱それでは!♪ (2021/09/22)🌻
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祖母の手紙
齢95になる祖母に転職が成功したことを手紙で報せたところ、お祝いの返信がとどいた。2枚。教育を受けた者が書く、量の作法を知っている手紙。品がある。 祖母と手紙でやりとりするようになって久しいが、長い休みがもたらす余裕からか、今日初めて祖母の文体というものに気づいた。
「今日は嬉しいお便り有難う御座居ました。 毎日の様に昔の写真を出して眺めて色々想像して貴女の幸多い日々を神様佛様に御祈りしています。 以前にも何回かお話したと思いますが今も内科に薬を貰いに行くと、先生から『貴女元気やなあー』と云はれますが本人は、訪れる友人も次々と他界して淋しくなり、自分では年令相応に弱ったと思っていますが『三食、きっちりと食べます』と云いますと、医者はそれが一番よいのだと云いながら薬を出してくれます。 コロナの注射の二回目もすませましたが半分以上つえをついた人でしたがテレビで云うようにあんなに並ぶ事はありませんでした。東区は病院が多いからでしょうか、往復三十分位でした。 ふだんは午前中に用事をすませ、午後は二時頃まで『ひるね』して、二時位から『漢字パズル』の本で遊んでいます。この時間はけっこう楽しいです。七時起床(目がさめてもねています)十時から買物や医者に行き、十二時から二時位までおひるねです。四時から夕食の準備五時夕食、七時入浴八時に床に入ってテレビをみます。大体十時消灯です。はんでおした様な毎日です。 私が元気なうちにもう一度お逢いしたいと思いますが世の中はコロナコロナで大変ですので夢の中でお逢いして楽しんでいます。二度と来ない青春を大いに楽しんで下さいそしてたまに思い出したらお便り下さるとうれしいです。 時節柄御自愛専一をお祈りして今日の便りと致します では又、 早々」
漢字づかいは個性というより畏まった書き方だろう。これは年代もさることながら彼女の気位がさせる行儀なのではないかと、本人を知った上でそう見る。 不思議な文体だなと思う。会話の描写で文章全体を軽くしたり(視点の転換も巧みだ)、「ひるね」を開くことで(引用では鉤括弧で代えたが原文ではひるねに傍点を付してあった)特殊な意味を加えていたり、「はんでおした様な毎日です」という締めくくりの一文できちんと結をつくっていたりと、なかなか上手い。結びもしおらしく、愛情をそそられる。 なんというか、私の文体に似ている。ちがう。私の文体が祖母に似ているのだ。
故郷を離れ、手紙のやりとりを始めて12年になる。
まだ祖母が80代の半ばだった頃までは、それなりに変化のある内容が送られてきていたように思う。彼女もまだ健康で、出かける先や会える人があった。私の人生が祖母の理想どおりに運ばないことに激昂し、絶縁状を叩きつけられたこともあった。 90代に入って、祖母はひどく衰えた。物理的にも小さくなったし、あの激しい気迫もどこかに溶けて消えた。老いと苦しそうに付き合っている祖母を冷ややかに眺め、恐怖で他者を支配した者の成れの果て、と思う。
老いた祖母の手紙は、毎回が同じ話の繰り返しとなった。 身体のあちこちが痛いこと。病院に足繁く通っていること。医者に「年齢のわりに若いね」と褒められて満更でもないこと。漢字パズル(いわゆる漢字ナンクロのことだ。ライフワークと呼ぶべきか、祖母は漢字ナンクロの雑誌を買ってそれを解くことを愛好していて、おそらく解いたナンクロは数百冊にのぼる)を楽しんでいること。私の結婚をお祝いできる日を心待ちにしていること。日々、死ぬ準備をしていること。以上をひたすら書き綴る。私が何を書き送っても、返信はそれらの反復に尽きた。 同じことしか書かれないので、この数年は祖母から来る手紙をほとんど読まなくなった。一読したら捨てる。
祖母の字が次第に下手になっていることには気づいていた。もとから達筆なほうではないが、だんだんと痺れたような字を書くようになった。神経痛で手がもう思うように動かないらしい。料理をするのに鍋を握れないからと、数年前からインスタント食品に頼るようになった。会っていても、聞かされるのは手紙に書かれるものと同じ話ばかりだった。 まざまざと老いを見せつけられる。老いを見るのは怖い。
日常生活に支障をきたすほど耳が遠くなり、2年ほど前から補聴器を入れているが、それでもこちらの話は聞こえないようで、おざなりにして、しかしそれなりに会話を成立させようと、自分の話に持ち込む。祖母も祖母でもどかしく苛だたしいだろう。何を言っても、相手がどう反応してくれたのかまったくわからないのだから。 老いを見るのは怖い。自分もまた辿る道だ。 私が今やっているように、いずれ私も次世代の誰かによって捨てられるのだろう。
ここ数年、祖母に出す近況を報せる手紙に、仕事が辛いことについて率直に書き綴っていた。理解を求めてのことではなく、デトックスの儀式みたいなものだ。祖母が手紙に老いを綴るのも、同じく儀式なのだろう。 忙しさは充実の証ではあるものの、次の長い休みにも山積している業務を進めなければならず、帰ってお目にかかることはできそうもありません。そう言って、仕事を理由に祖母の老いに付き合うことを拒んできた。祖母の老いを直視したくなかった。 そのたびに祖母は同じ内容の返信をよこした。体が辛いこと。医者に褒められること。ひるねを毎日していること。私の結婚を心待ちにしていること。 書き送ったことへの応答がないことに苛立って、一読して捨てる。とほうもなく、愛情関係が成り立たない。
今回届いた手紙の一文目、「嬉しいお便り有難う御座居ました」の次に、「御苦労が報われてわが事の様に嬉しく思います」と、どうして一文挟んでくれないのだろう。それだけで全てが報われるというのに。 血を分けた相手として異常な執着を見せながら、どうして、私の感情に、私の存在に、寄り添ってはくれないのだろう。どうして私の生に寄り添ってくれないのだろう。どうして、あなたの思惑通りに私を動かすことばかりを望むのだろう。
それなのにどうして、そういった支配の歪さについて理解しながら、どうして私は自分の存在にあなたの影響をありありと見出さなければならないのだろう。 私が一個の存在として作り上げてきたはずの唯一の文体に、どうして祖母との類似をみとめなければならないのだろう。 歯噛みするほど悔しい。なぜ。
勤めていた会社を辞め、おそらく人生最後の長い夏休みを迎えている。 母に「一週間ほどそちらに戻る」と連絡した。祖母が手紙で書き送ってきた、「(せめて)もう一度お逢いしたい」に応えるためだ。祖母が死を意識し、「死ぬ前にもう一度」とか「死ぬ前にせめて」とか言ってくるようになってもう数年になる。 たった一か月の短い休みをせめて学びに充てようと計画していて、郷里に戻るつもりなど毛頭なかったのだが、あの手紙を受け取ってしまっては無視することはできない。 呪いのようだ。思い通りに私を動かしたい祖母の思い通りに動くことに苛立ちをおぼえるが、せめて祖母のそれが執着のかたちをとる愛情でありますようにと、祈りながら確認しに帰ることでしか、私もまた救われないのだろう。 そしてまた、祖母の傲慢さが自分にそっくりであることを認めて苦々しい気分になるのだろう。 こんなにも憎んでしまうということは、おそらく、祖母は私を祖母にすることに成功したのだ。
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各地句会報
花鳥誌 令和5年11月号

坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年8月3日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
思ひ出はねぶた祭りの鈴の音 由季子 居合はずも気配感じて墓参り さとみ 小さき手の祈る姿や原爆忌 都 新刊にしをりはさみし今朝の秋 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月5日 零の会 坊城俊樹選 特選句
夏蝶の影夏蝶の見当たらず 和子 夏帽を墓誌にぱさりと一礼す 小鳥 炎帝の甘い息なり草いきれ 和子 ビルとなく夏草となく墓となく 千種 墓参直方体の石たちへ 緋路 刻む名のなき墓石の灼けてあり 和子 十字架の寝墓を埋めし夏の草 美紀 空蟬を俯きにして走り根に 要 炎天にかつて士族は墓じまひ いづみ
岡田順子選 特選句
睡蓮の影睡蓮の葉に揺るる 緋路 利通の墓へ鋼の夏日かな 俊樹 墓参直方体の石たちへ 緋路 葬列の中のたじろぐ黒日傘 三郎 あふひ句碑墓域にありて百日紅 佑天 奔放で供花ともならず猫じやらし 荘吉 青山の水に肥りし金魚かな 美紀 夏草に陋屋のごと耶蘇眠る はるか 立ち枯れの草より薄き八月の蝶 和子 イザベラの墓へ絵日傘高く上げ 小鳥
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月5日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
金灯籠灯の曼陀羅をよへほ節 美穂 盆灯籠十万億土超ゆ君へ 久美子 流燈の火の川となり闇に浮く 孝子 流灯の破線となりて彼の世へと 睦子 行く夏や波に消えゆく砂の山 修二 家紋古る釣灯籠に代々の火を 久美子 黒髪に戴く山鹿灯籠かな たかし シヤンデリア墜ちてはじまる夏舞台 睦子 縁日やうすものの母追ひ越さず かおり ダリア立つ背に御仏のおはす如 勝利 炎帝を睨み返せし不動尊 かおり 戦争を知る人とゐて沙羅の花 朝子 恋に堕つ日々はまぼろし星月夜 美穂 風天忌しがらみ捨てて西東 修二 思ひの外長く連れ添ひ夕端居 光子 あの雲の八月六日兄の背に 朝子 河童忌やセピア色なる供華の水 睦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月7日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
九頭竜に天蓋として秋の空 かづを 饒舌を寡黙にしたる猛暑かな 同 老い包む羅にある粋を着て 同 絽の喪服広げて暫し母偲ぶ 笑 海上を照らし消えゆく花火舟 同 羅に心の綾は隠し得ず 雪 絽の美人正面見すゑ瞬かず 泰俊
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月8日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
鳳仙花記念写真のまた増えて 裕子 秋薔薇キリスト葬は花のみに 令子 図書館の絵本を借りて秋の朝 実加 秋初め装丁だけで選ぶ本 登美子 褪せ果つるトーテムポール夏の月 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月8日 萩花鳥会
広島の原爆殘害眼前に 祐子 盆提灯座敷一変かの浄土 健雄 ひぐらしがよう帰ったと里日暮れ 俊文 七夕や家族揃うてバーベキュー ゆかり 庭野菜取りたて供ふ盆支度 恒雄 ひと日生く古稀の我また花木槿 美惠子
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令和5年8月9日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
化粧水嫁にねだりて生身魂 すみ子 立葵老女の夢は咲きのぼる 悦子 棚経を待つ朝よりの野良着脱ぎ 美智子 水脈長く長くや土用蜆舟 都 縁台の仰臥は浮遊天の川 宇太郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月12日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
烈日の寺の甍や蟬時雨 亜栄子 白粉のゆふぐれ匂ふ句碑明かり 文英 達者なる日を百歳の生身魂 同 好物に笑顔は童生身魂 恭子 小湾の潮香満ち足る島の秋 多美女 ビートルズ聴きつうたたね生身魂 亜栄子 草々に水やり終へて今朝の秋 恭子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月14日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
打水に乾きし土の匂ひして 迪子 蜩の声に憶ふは奥貴船 貴薫 新涼や虚子文学碑なぞり読む 怜 蜩や今日の仕舞ひにジャズを聴く 貴薫 新涼の風運び来る水の音 三無 蜩の声に包まれ森深き 秋尚 新涼の風運びゆくミサの鐘 怜 直したる服受け取りて涼新 貴薫
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月14日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
耳に残る脱穀の音終戦日 昭子 大都市の火の海と化し終戦日 みす枝 薄れゆく記憶手繰りし原爆忌 英美子 俗論をまた聞かさるる残暑かな 昭子 喜んで逃げる爺婆水鉄砲 みす枝 しみじみと肩甲骨や更衣 昭子 夫の船べりを掴みて鮑海女 同 桐一葉風の意のまま落ちにけり 英美子 どの墓も供華新しき盆の寺 信子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
火取蟲てふに一夜を果つ定め 雪 考へず居れば済むこと髪洗ふ 同 花火果て破に残りし余熱かな 真喜栄 漆黒の闇に銀漢ふりかぶり 同 百日紅又百日紅てふ団地 清女 それとなく秋を呼びゐる風の音 かづを 九頭竜の闇を沈めてゐる銀河 同 ゴジラ似の雲立ち上がる原爆忌 嘉和 地獄より来る祖もありぬ盂蘭盆会 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月16日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
啼く声の細くとぎれし法師蟬 啓子 足さばき揃ひよせ来る盆踊り 笑子 灯籠に女心の一句添へ 希子 流灯の仏慮の風に促され 同 球児等もスタンド席も灼けてゐし 和子 地図上に台風の道あるらしく 同 盆の月古城の上にまかり出る 隆司 吟行も供養の一つ盂蘭盆会 泰俊 故郷の色町とほる墓参 同 表情のはみ出してゐるサングラス 雪 頷いてばかりも居れず生身魂 同 月夜の踊り雨夜の踊り見しと文 同 何となく日向水ある日向かな 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月16日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
蝿叩きにも自らなる居場所 雪 頷いて居れば安泰生身魂 同 火を恋ひし火蛾の果てとはこんなもの 同 狙ひたる金魚に又も逃られし 同 音もなく傷も付けずに流れ星 みす枝 蜩の声が声呼び森震ふ 同 偕老に二本つましく牽牛花 一涓 来世又君に逢むと墓参 世詩明 夏まつり村の掟は捨て難し 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年8月18日 さきたま花鳥句会
鳳仙花迷路のごとき蔵の街 月惑 天高し殿堂入りの行進曲 八草 夕まずめ途切れ途切れに法師蟬 裕章 あの人に会ひたくなりし天の川 紀花 座の窪きまり南瓜のおほらかに 孝江 朝の厨一分間の終戦日 ふゆ子 夜咄やはたと団扇の風止まる とし江 炎暑寺水鉢かつぐ鬼を吸え 康子 一夜あけ光の洗ふ野分後 恵美子 尺玉の花火の弾け音弾け みのり 強風に七夕飾りもつれけり 彩香
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令和5年8月20日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
裏返り空を見詰むる秋の蟬 秋尚 校庭の空を奪ひし秋茜 経彦 大空に機関車の缶灼けゐたり 幸風 菩提樹を絡めとりたる葡萄葛 同 なびき癖各々違へねこじやらし 秋尚 山城の搦め手いづこ野路の秋 眞理子 一葉落ち青空丸く生まれたる 三無
栗林圭魚選 特選句
TARO展残暑を赤く塗り潰す 千種 おしろいの紅固く閉ぢしまま 秋尚 横山に行合の空今朝の秋 幸風 校庭の空を奪ひし秋茜 経彦 水被り残暑の石の獣めく 千種 たくさんの水飲み干して夏果てり 久 わが息の荒さをしづめ秋の蟬 千種 秋の蟬力惜しまず昼を裂き 三無 噴水の歪みもとより秋暑し 千種 妣の声聞きに葉月の恐山 経彦
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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