Tumgik
#妻の不満
tanakaeri · 11 months
Text
種を植えよう
名古屋市心のケア 努力が実ると信じ歩み続ける道があります。 懸命に、「種を植える」時期でしょうか。 花が咲き、実となる日まで、環境に気を付けながら育てる。 人生も似ていますね。 今、ご自身がどの時期にいるのか。 イメージしてみることで、すべきことが見えてくることもあるのかもしれませんね。 素敵な花を咲かせてくださいね。 心理カウンセラー 田中絵里 名古屋市心理カウンセリングの効果
Tumblr media
View On WordPress
0 notes
yoga-onion · 1 year
Photo
Tumblr media
Legends and myths about trees
Legendary tree deities (15)
Tāne – god of forests & birds in Maori mythology
Tāne (or Tāne-mahuta) is a figure of great importance in iwi traditions. First, he separated earth and sky and brought this world into being. Also, he fashioned the first human. Furthermore, he adorned the heavens, and brought the baskets of knowledge, wisdom, and understanding down from the sky to human beings.
Some legends say that Tāne was trying to find himself a wife, but at first he found only non-human females and fathered a collection of mountains, reptiles, or grass and stones. Then he made a woman by moulding her from the soil, named Tiki.
He is the son of Rangi and Papa, the sky father and the earth mother, who used to lie in a tight embrace where their many children lived in the darkness between them.
Their children grew frustrated at their confinement in the cramped space between their parents. Tū, future god of war, proposes that they should kill their parents. But Tāne disagrees, suggesting that it is better to separate them, sending Rangi into the sky and leaving Papa below to care for them.
Tāne's brothers Rongo, then Tangaroa, Haumia-tiketike and Tū all try in vain to separate the parents. After many tries, Tāne lies on his back and pushes with his strong legs, and finally forces his parents apart, and Rangi rises high into the heavens. Thus the sky and the earth were divided. Then Tāne searched for heavenly bodies as lights so that his father would be appropriately dressed. He obtained the stars and threw them up, along with the moon and the sun. At last Rangi looked handsome.
Tāne Mahuta, also called "God of the Forest", is a giant kauri tree (Agathis australis) in the Waipoua Forest of Northland Region, New Zealand. Its age is unknown but is estimated to be between 1,250 and 2,500 years. It is the largest living kauri tree known to stand today. It is named for Tāne, the Māori god of forests and of birds.
Tumblr media
木にまつわる伝説・神話
伝説の樹木の神々 (15)
ターネ〜 マオリ神話の森と鳥の神
ターネ (またはターネ・マフタ) は、イウィの伝統の中で非常に重要な人物である。まず、大地と空を分け、この世界を誕生させた。また、最初の人間を造った。さらに、天を飾り、天から知識、知恵、理解の籠を人間に下ろしてきた。
伝承によれば、ターネは自分に妻を見つけようとしていたが、最初は人間以外の雌しか見つけられず、生まれてくるものは山の集まりや爬虫類だったり、草や石などだった。そして、土から成形して女性を作り、ティキ��名付けたという。
彼はランギとパパの息子で、空の父と大地の母が固く抱き合い、その間の暗闇にたくさんの子供たちが住んでいた。
その子どもたちは、両親の間の狭い空間に閉じ込められていることに不満を募らせる。未来の軍神であるトゥーは、両親を殺すことを提案する。しかし、ターネはそれに反対し、ランギを空に飛ばし、パパを下に置いて自分たちの世話をするのがよいと提案する。
トゥーを先頭に、ターネの兄弟のロンゴ、タンガロア、ハウミア・ティケティケは、両親を引き離そうとするが、なかなかうまくいかない。何度も試した末、ターネは仰向けになり、力強い足で押し、ついに両親を引き離し、ランギは天高く昇っていく。こうして天と地が分かれた。そしてターネは、天体を明かりとして探した。父親の服装を整えるためである。彼は星を手に入れ、月や太陽と一緒に投げ上げた。そしてついにランギは端正な姿になった。
「森の神」とも呼ばれるターネ・マフタは、ニュージーランド、ノースランド地方のワイポウア森林保護区にあるカウリの巨大な大木 (アガチス・アウストラリス) のことである。樹齢は不明だが、1,250年から2,500年と推定されている。現存するカウリの木としては最大のものである。マオリ族の森と鳥の神、ターネにちなんで名づけられた。
143 notes · View notes
servant222 · 2 months
Text
20240720 あんこさんを想う夜
隙間から月の光が明るくさしていて、思わず庭に出て空を眺めた。満月は明日の夜らしい。
Tumblr media
あんこさんは私のことを月を見ると思い出す人のうちの一人だと言ってくれた。今でも同じように思い出してくれるだろうか。
あんこさんと私は繋がってはいけなかった。彼女が一番嫌いで何よりも彼女を苦しめている浮気相手と呼ばれる女性達の中に、私もいた。直接的な関係はもちろん無いにしても、彼女はそういう存在の女性達を忌み嫌っていた。
私の方はといえば、いわゆる本命とか本妻とか言われる立場の女性を好きとも嫌いとも思ってはいなかったので、あんこさんさえ心の整理がつくのであれば仲良くなりたいと思っていた。たまたまあんこさんから声をかけてくれて繋がったけど、あんこさんはそのことを悔やんでいたかもしれない。
私が何かに悩むたびに、自分が悩ませているのでは無いか自分の言葉が傷つけたのでは無いか、と心を痛めるような繊細な人で、私があんこさんの言葉によって傷ついた、というようなことは一切無かったのだけれど。
そうやって私が何とも思わないこともあんこさんの心に影を作っていたのかも、と今になって思う。私があんこさんの彼に手を出したわけではもちろん無いし、あんこさんと彼が別れたのも私とあんこさんが知り合う前の話だった。それでも、そういう恋愛に身を投じている私が、何かしらの罪悪感を持ったり、傷ついたりしていたらあんこさんの傷も少しは癒えたのだろうか。
婚外恋愛、不倫、浮気の話は一切受け付けない。さらには復縁の話も嫌い。された側の気持ちが分かるのか、というあんこさんだったけれど棘は一切無かった。ただ断ち切れない自分の想いに苦しんでいた。だからそういうものにうっかり近づかないように、いつもバリアを張って自分を守っていた。
あんこさんと連絡を取ろうと思えば取れないこともない。私がいなくなって、もしかしたらあんこさんはほっとしているのかもしれない。優しい人だから。
中には棘を隠さない人ももちろんいて。
きれいごとを言ってまるで美しいものみたいに語るな。というのは至極最もな話で。向こう側にいる人とはきっと来世でも分かり合えないだろう。突き放しているわけではなくて、なんというのか。全てが悪、のようにされてしまうのも、ね。とはいえ何を言ってもそれは言い訳にしかならない。
戦うつもりなんて全く無くて、憎いと思ったことも無い。人のものを取りたくてそうなったわけでも無い、ということだって理解はされない。こんなことを言うから余計に狡いんだろうね。もう言えば言うほど、だ。
正論には太刀打ちできない。清廉潔白ほど強く美しいものは無いということか。
そうやって関係も無いのに、棘を隠さない人には叩かれて、それなりに傷つきもしたけれど。あんこさんのことは好きだった。
なんてことを考えながら月を眺めて。
13 notes · View notes
kennak · 7 days
Quote
〈《紀州のドン・ファン殺人公判》「バレずに殺せば正義 復讐代行」「覚醒剤 死亡」55歳年下妻・須藤早貴(28)が事件前後に検索していた“驚愕ワード”の数々〉  から続く  和歌山地裁で始まった「紀州のドン・ファン」こと野崎幸助氏(享年77)殺人事件の公判。9月12日の初公判では、殺人と覚醒剤取締法違反の罪に問われた55歳年下妻・須藤早貴被告(28)が、野崎氏と出会うまでの無軌道な生活にも焦点が当てられた。小誌の取材結果���交えながら、振り返っていきたい。  北海道札幌市で生まれた須藤は、地元の公立小中高を卒業。同級生らによれば、地味な印象だった須藤がガラリと印象を変えたのは、市内の美容専門学校に入学してからのことだったという。ブランド品で全身を固め、夜にサングラスをかけて闊歩する須藤の姿が目撃されるようになった。  当時、キャバクラで働いていた須藤は、店で知り合った男性から計約3000万円を騙し取っている。ドンファン殺人裁判が始まる前、須藤はこの男性に対する詐欺罪に問われ、懲役3年6カ月の実刑判決を受けた。  美容専門学校を卒業した須藤は2016年に上京。札幌時代から開設していた早貴のInstagramには、高級フレンチなどの食事、ライトアップされたナイトプール、ドバイをはじめ、海外旅行先の写真など、華やかな生活が次々とアップされていく。  初公判では、当時の“収入源”の実態が、こう明かされている。 「被告人は遅くとも平成28年(2016年)11月頃から、複数の高級デートクラブに登録し、活動していた。また、同年12月頃から、無店舗型性風俗特殊営業店派遣型、いわゆるデリバリーヘルスで接客していた」(検察の読み上げ内容) 「アダルトビデオに出演すればまとまった収入が得られる」  事情を知る風俗関係者は、かつて小誌にこう証言していた。 「須藤は、16年の冬頃から1年ほど都内のデートクラブに登録していた。源氏名は『愛音』。最上級クラスの分類で、男性会員が支払う紹介料は10万円だった。須藤は、客に外見や性格ではなくお金を求めた。典型的な“プロ愛人”でした。同時期に働き始めた高級デリヘルでは『ミキ』の源氏名で、客単価4万円を取っていた。店の取り分を引いても、1日6万円から8万円は稼いでいた計算になります」  だが、須藤はそれでもお金が足りなかったようだ。初公判で検察側はこう続ける。 「被告人は平成29年(2017年)3月31日、デリバリーヘルスで接客中、利用者に同店での収入が少ないと不満を漏らしたところ、利用者がアダルトビデオ関係者であったことから、アダルトビデオに出演すればまとまった収入が得られると言われた」  須藤は仕事内容や報酬について尋ね、後日、AVプロダクションの面接を受ける。そして4月12日付でAV女優としてのマネジメント契約に至ったのである。  AV撮影が行われたのは、同年の8月4日、8月22日、9月4日、9月10日。須藤は計4本のアダルトビデオに出演し、出演料は同年9月に20万6517円、10月に17万9580円が須藤の口座に振り込まれた。こうして計38万6097円を手にしたのだった。  一方で、須藤はこのAVプロダクションの系列のデリバリーヘルスでも働き始めていた。デリヘルの勤務期間は、同年5月1日から12月7日まで。辞めた時期は、知人を介して野崎氏と邂逅する時期と一致していた。  須藤は翌年2018年2月、野崎氏と「月100万円」の契約で“愛人婚”に至るが、入籍後も高額な手当をもらいながら東京で別居生活を続け、野崎氏が暮らす和歌山県田辺市の自宅には寄り付こうとしなかった。せっかちな野崎氏は業を煮やし、同年3月には離婚届を用意した。離婚の意思を知った須藤は、同年3月末からようやく田辺市で同居生活を始めたものの、野崎氏は周囲にこう愚痴を漏らしている。 「あの女はダメや。家のことを何もせん。やっぱり離婚や」 「AV出演の過去がバレてますます立場が悪くなると思ったのでは」  野崎氏は須藤を見限り、「ミス・ワールド・ジャパン」のファイナリストの一人に入れ上げ始めた。須藤の過去のAV出演歴が発覚したのは、そんな折、同年5月上旬のことだ。野崎氏の会社の元従業員が明かす。 「早貴が出演しているAV作品を、会社の若い社員がネットで見つけたんです。彼女はファッションモデルという触れ込みでしたから、経歴を欺いて社長(野崎氏)と結婚したことになります。AV出演の過去がバレて、ますます立場が悪くなると思ったのではないでしょうか」  事件を振り返る上で、この出来事が持つ意味は、決して小さくない。初公判では、須藤が55歳差の野崎氏と結婚したのち、友人らに「(夫である野崎氏の)自然死で遺産を得る」と話していたことが明かされた。だが、離婚が不可避な状況に追い込まれ、過去のAV出演も発覚した。思い描いていた身勝手な未来図は一変したのだ。 「早貴は『離婚するなら慰謝料をもらって東京に帰る、2億円くらい欲しい』と話していましたが、社長は『あの女には慰謝料30万円も払えば十分やろ』と言って��たので、それぞれの認識には大きな差があったことになります」(同前)  もとより、愛情ではなく金で野崎氏と婚姻関係を結んだ須藤。実は、野崎氏に離婚を切り出された前後から、「完全犯罪」「覚醒剤 死亡」など、のちの事件に繋がるような不穏なワードを何度も検索していたことが明らかになっている (#1) 。そして、AV出演歴が発覚して間もない5月24日、野崎氏は急性覚醒剤中毒死でこの世を去るのである。結婚からわずか105日後のことだった。  須藤の弁護人は、初公判の冒頭陳述で、裁判員席に向かってこう語りかけた。 「怪しいからやっているに違いない――、もしそう思って結論が決まってしまうなら、この裁判をやる意味はない。そもそも本当に事件なのか。本当に被告人が人を殺す量の覚醒剤を飲ませることができるのか。検察側がこの法廷で立証できたのか考えて欲しい」  検察側は、長い公判を通して、これが殺人事件であり、犯人が須藤であることを立証していくことになる。
「セクシービデオ4本に出演し約38万のギャラを…」“紀州のドン・ファン殺人公判”明かされた55歳年下妻・須藤早貴(28)の「出演の経緯」と「過去がバレた瞬間」(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
3 notes · View notes
jaguarmen99 · 11 months
Quote
菅直人という人間の卑怯さは知られていると思いますが、同じレベルのようです。 安倍元総理が亡くなって反論されないのを良いことに堂々と嘘を垂れ流す。第四列目の男と同レベルの卑怯なその人間性にはあきれます。 もし本人が生きていて名誉毀損訴訟されたら確実に負けますよ。 改めて森友の件は 近畿財務局がいわくつきの土地を処分するにあたって籠池夫妻を騙して金にならない土地を高値で売ろうとする。↓籠池夫妻が購入するためには小学校用地として買わせないといけない↓大阪府が小学校開設認可の基準を満たしていないのに森友学園を特例で認可(※近畿財務局の意を汲んだ?)↓籠池、すぐに地下埋設物に気付いて近畿財務局に土地をタダにしろ等ごね始める↓籠池、近畿財務局に圧力を加えようと政治家の名前を使う↓籠池の要請に安倍昭恵側は秘書が「ダメっすね」のゼロ回答、なお鴻池祥肇は口利きを行ったようだが詳細不明↓近畿財務局、揉めて年度内売却がこじれると失点になりかねないと考えたのか大幅値引きした形にして急いで籠池への売却を決定↓籠池、土地を入手 という流れで元々曰く付きだった土地を売却処分しようとした際に相手が籠池だったため話がこじれたというのがこの事件のキモです。 これをマスゴミと反日野党どもが「安倍と安倍昭恵による汚職事件」という話に仕立てようと騒ぎ立てました。 さらに問題を拗らせたのは佐川理財局長、のちの国税庁長官の答弁。 部下からの報告をきちんと理解せずにいい加減な答弁を行い、これが実際の状況と違うものであったため近畿財務局の職員達に辻褄合わせが押しつけられました。 佐川長官の答弁に合わせるため近畿財務局は資料の改竄へ。 だいたいこの改竄で削除された内容の中には「安倍総理と安倍昭恵夫人側が森友学園の件に関与していない事を補強する証拠」となる説明も入っていました。 森友学園の件でアベガーをやり続けている連中はこの「アベガーをするためには決定的に都合の悪い事実」を完全無視し続けています。 仮に安倍総理が自信の汚職を隠すために資料を改竄させたというのなら「自身を有利にする証拠を削除させて自身を不利な立場にする改竄を指示した」事になってしまいます。辻褄が合いません。
嘘つきが 事実を嘘と 嘘をつき | パチンコ屋の倒産を応援するブログ
15 notes · View notes
elle-p · 9 months
Text
Persona 3 Club Book Pawlonia Mall people pages scan and transcription.
Tumblr media Tumblr media
ポロニアンモールの人々
People of Pauloownian mogol
月光館学園に隣接する巨大ショッピングエリアのポロニアンモールは、買い物と娯楽の一大スポット。タルタロス探索の準備のためだけでなく東の間の息抜きにもふさわしい。
黒沢巡查 辰巳東交番
港区の辰巳東交番を守る地域課の巡査。かつては敏腕のエリート巡査として知られていたが、正義感のあまりに10年前の桐条研究所事故の真相に深入りし、出世の道を外れた。
だがそのときの捜査によって真相に警察機構の手に負えない、人外のモノの存在を感じ、以降は独断で関係者と接触し、事件解決のサポートを行なうようになる。
なお巌戸台地区に配属されたときの最初の担当案件は、真田兄妹の入寮していた孤児院火災事故の再捜査だった。結局この事故もとくに人為的な点は見当たらずに決着しているが、そのときに現在の真田との関 係がつくられた。
基本的に非番はなく、昼は交番での勤務と武器の横流し販売、夜は担当地区一帯のパトロールと、とにかく黙々と働く男。毎週月曜日にご機嫌で値引きしてくれるのは、勤務明けに彼女とのデートが待ってい るから······かもしれない。
話しかけるのを躊躇させる強面の巡査。見かけによらず港区の平和を心から願い、特別課外活動部員への武器提供を請け負っている。
寡黙な平和
の守り手
眞宵堂店主 眞宵堂
隠棲の美人
科学者
断片的ではあるが港区で起こる事件のカラクりを知る数少ない人物。黒沢巡査とは桐条がらみで知り合い、頻繁に情報交換をする仲。
趣味で集めた骨董品を売る、凄みのきいた笑みが魅力的な女性。
学生時代から考古学を専攻していたのが縁で、桐条鴻悦が存命のころ、非公式計画の中核であった「エルゴノミクス研究所」の研究所員として、岳羽詠一朗の下で研究の一端に関わっていた。おもな研究は、過去のシャドウ関連の記述や痕跡を考古学的見地から分析・解析するもの。中心研究から一歩引いたところにいたことが、早期に研究 の問題を知ることとなり、事故の起こる数年前には研究所を去っている。しかし研究の真相を知りながら、その事実から身を引いたことに呵責を感じていて、桐条の膝元の土地を去れずにいる。そんな自分の迷いを自嘲し、店の名前を「眞宵」堂と名づけた。
上司であり師弟関係にもあった詠一朗には、妻子ある相手と知りながら道ならぬ感情を抱いていた時期があり、彼がすべての罪を負わされる形で世間的な決着がついていることも、彼女の桐条への複雑な感情をを助長しているようだ。
青ひげ店主 青ひげ薬局
欧米型ドラッグストアがこの国に根を下ろして十数年、今やすっかり市民権を獲得した中、昔ながらの対面販売式「薬局」としてがんばる、青ひげ薬局の店主。洗練された雰囲気を全面に押し出す新興のショッピングエリア・ポロニアンモールの一等地にて、このスタイルを貫く心意気はさすが。顧客は若者はもちろん、仕事帰りのサラリーマンや、いろいろ不具合に悩むお年寄りまで、幅広い年代をカバーしている。
仕事柄幅広い医薬品を扱ってはいるが、なにを置いても養生がいちばんという、東洋医学に基づいた主張をもっている。その証拠に料理の相談を持ちかけると、医食同源の秘蔵のハブの干物を熱心に勧められたという、部員からの報告あり。
店主渾身の青汁スムージーは販売1年目には罰ゲームのネタにされるという不��な歴史を持つが、本人はその味わいと健康的な価値とに自身を持っている様子。
家庭の医学の体現煮
立派なひげをたくわえた恰幅のいい店主。豪快な人柄と取扱商品の怪しさにただの薬屋ではない気配がただよう。
ヤリ手の女性記者 ポロニアンモールほか
ペンを武器に三流ゴシップ誌で戦う女性記者。全国的に広がりつつある謎の社会現象の真相に、たったひとりで挑んでいる。その行動力と洞察力で、無気力症患者の発生のメカニズムにいち早く着目したほか、月の満ち欠けと無気力症患者の増減や、無気力症拡大と桐条グループ関係者たちの動向との関係をかぎつけるなど、本来桐条の関係者にしか知り得ない真相に徐々に迫りつつある。そのため上司や「さるところ」から圧力をかけられることも多数あり。それが彼女の自由報道への情熱に一層拍車をかけているようだ。年末に向かって無気力症が猛威を振るうようになっても、さらにそこに謎を解く鍵を見出す、恐るべきバイタリティの持ち主。
無気力症におちいったタクシー運転手の間近でも冷静に状況を分析。報道に携わる者の鑑。
記者eyes
事件の気配をいち早く見分ける千里眼!!
記者brain
巧妙に隠された真相を見抜く冴えた頭脳!!
記者heart
おばさんと呼ぶと無反応になる乙女心!!
記者suit
体を張った取材に耐える丈夫な素材!!
記者hand
記事を書きなぐる武器!ペンだこは勲章!!
記者pumps
走っても足を痛めない低めのヒール!!
●図解!デキる雑誌記者!!
●女性記者の真実への軌跡
老いてますます盛んな老人 噴水広場
日がな一日、噴水のそばに腰を下ろして遠くを見つめるお爺ちゃん。多少弱々しく見える現在からは想像もつかないが、若いころは結構な女泣かせだったらしく、会うたびに盛んに「若いころにはギャルと遊べ」と力説される。このところ、かつての友だちがひとり、 またひとりと冥土に旅立ち、寂しさを隠し切れない様子。ポロニアンモールを訪れて無事な姿を確認するたび、「元気でよかった」を胸をなで下ろさずにはいられない、噴水広場のシンボル的存在になっている。
影人間が増え出す時期以外は一年を通してこのベンチで過ぎ去った時間を思���返している。
聞かせて!おじいちゃんの武勇伝
ビー・ブルー・ヴィーの店員 ビー・ブルー・ヴィー
感度の高いアイテムで、月高生をはじめとした地域の女子高生に人気のアクセサリーショップの、カリスマ店員。彼女の提案する小物使いは、必ずといっていいほど10代女子のハートをがっちりつかむ。見た目の派手さに反して、気さくな人柄と丁寧な応対で、相手の目線で接客する態度が好感度高し。自然と恋愛相談を受けることも多くなり、客同士の人間関係や恋の成り行きにはちょっと詳しいようだ。信条は「おサイフに優しい値段でセレブ感のあるオシャレ」。
クレーンゲームの月高生 ゲームパニック前
齢17にして初めてクレーンゲームを知り、世間から10年以上遅れてやってきた、景品釣りのスリルと興奮に盛り上がり中の男子生徒。友だちの誘いもむげにして、熱心に攻略方法を研究しており、影人間が徘徊を始める時期以外は、青春の貴重な時間と多くない小遣いを、その娯楽に費やしてポロニアンモールで過ごしている。かつて一世を風靡したこのゲーム、最盛期には亀や伊勢海老まで景品になっていたのは本当の話。
買い物途中の主婦 噴水広場
夕方の買い物の途中で油を売っている主婦ふたり組。日々成長する子どものしつけと教育問題に頭を悩ませている。家事と買い物で疲れたと言ってはたびたびお茶に繰り出しているらしく、ポロニアンモールや巌戸台商店街の飲食店には、月高生以上に詳しい。
●髪を結った主婦
高校2年生の年頃の娘を抱える母親。勉強そっちのけでオシャレに凝り始めた娘にあきれ顔。
●髪の短い主婦
中学3年生の息子を持つ母親。月高を目指しているが不穏な事件続きで躊躇気味。
Syuhu's COMMU
高2の娘 ← シャガールばっかり行って!← 髪を結った主婦 買い物友だち
髪の短い主婦
ご近所さん? 購買のおばちゃん
→ 目指せ月高!→ 中3の息子
Tumblr media
9 notes · View notes
haitokunikki · 5 days
Text
(2024/09/18)映画とか
Tumblr media
【屋敷女】フランスのスプラッタ映画って容赦なくグロいだけじゃなくて性格悪いなっておもう。これも性格悪~!とおもいながら観た。ホラーとしては最高。
Tumblr media
【赤い天使】戦時下の医療現場がいかに過酷で劣悪で悲惨だったかをみせてくれる。麻酔は貴重だからケチるの当然。手足を切るぐらいのことで使ってられない。切る必要があるのかわからない者までとりあえず切っておけな軍医のメンタルを想像すると、医療従事者ってのはやはりどこか冷淡で、感情的に欠落していないと続かないんだろうとおもう。入院中にも感じたこと。それってまぎれもない才能なんだ。彼らの無感動で沈着な情熱に救われているんだ。ありがとうございます。そして岩尾文子がうつくしすぎる。しあわせだと言って自害した傷病兵と「桜はパッと咲いて、パッと散るんでしょ?はやく死にたい」の台詞が印象にのこる。
Tumblr media
【清作の妻】これも岩尾文子。最愛の夫を戦争に奪われるくらいなら、また孤独に戻るくらいならその両目を潰してしまえ。非国民と罵られてもいい。憎まれてもいい。生きてさえいてくれれば。その気持ちふつうにわかるーとおもいながら観た。岩尾文子まじキレイ。
Tumblr media
【あんのこと】かなしくてつらい話だが、涙は一切でないし殺意ばかり湧いた。絶妙だなーとおもったのは刑事の見せ方。挙動やしぐさに拘りを感じる。道に唾を吐くシーンとか遠慮のなさすぎるスキンシップとか、そこはかとない嫌悪感や違和感が初手から蒔かれてる。積み重ねてきたものを自らの手で台無しにしちゃったと感じるときほど堪えるものってないのかも。自分で自分を裏切ることほど悔しいことってないのかも。日付けにマルをつけられない絶望。佐藤二朗ってわりとふざけてるイメージ持たれがちだけど本当にいい演技するしいい役者さんだなとおもう。「さがす」の佐藤二朗もすごく好き。
Tumblr media
【ボーはおそれている】話題のアリ・アスターの新作。映画館で観てアマプラでもう一度観た。これは悲劇として観るとけっこうキツいものがあるので、喜劇として観たほうがいいかもしれない。約3時間と長尺で意味不明のくせに(ネットでは中年男verの不思議の国のアリスなんて言われている)絵面の飛び抜けたセンスと飽きさせない展開の連続であっという間に完走できてしまう。アリ・アスターの創るものってほんとにキショクワルイし病んでるけど(褒めている)どう控えめに評価しても天才すぎる。同業から嫌われてそう。(褒めている)
Tumblr media
【火祭り】好きな監督(アスガー・ファルハディ)。家政婦と険悪な夫婦のとある一日。こういうなんでもないありがちな日常を切り取ったような映像作品好きなんだよな。特別な事件が起こるわけじゃないけど波乱に満ちてへとへとになる日、誰にでもあるだろう。夫婦喧嘩に挟まれたり振り回されたりしてる家政婦がかわいい。若いけど賢いし、自分の意見をスッパリ言えるところに好感がもてる。
Tumblr media
【ミッシング】最初は石原さとみの演技ってどうしても石原さとみが抜けないのかななんて思っていたが、観ているうちに本当に娘を捜すひとりの母親にしか見えなくなった。役者としての本気を感じた。本気って伝わるものだよな…正直演技力でいったら他の俳優陣もほんとにすごかったしうまい人なんていくらでもいるんだろうけど、石原さとみの全力体当たりな演技には久々に心震えるものがあった。気付いたら「美羽かえってこいよ!」と一緒になってちょっぴり泣いてた。ここ最近泣けると話題だった映画では一ミリもでなかった涙。さとみに泣かされた。そして何より人の悪意がグロテスクでおぞましい。
--------
前こんなん入ってなかったんだけど、Luckyってこと?
Tumblr media
・豊前を修行に旅立たせました
・通ってる婦人科の女医がほんとにイイ女で、どちゃ��そにタイプで、恋したかもしれない
・もういい年なのに「稼ぎたい/お金ほしい」より「遊びたい/休みたい」しか勝たん
・仕事も人間も休みたい
・ずっと人間のフリしてる感が否めない あたしだって本当は街の中心で叫び散らかしたいし通りすがりのオッサンの頭にかわいいカチューシャとかつけたいし みんなもっと変になればいい 宇宙人とかウサギとかピンクの肌のコスプレした人であふれちゃえばいい
2 notes · View notes
myonbl · 27 days
Text
2024年8月26日(月)
Tumblr media
三重県紀北町・奥川ファームから隔週に届く定期便、一日遅れでやって来た。水不足で野菜が枯れてしまったとのこと、自然相手の無農薬栽培、農家の厳しい現実を共有しよう。その代わり、手作りパンが一杯。そして何より、米の袋にはさりげなく<新米>のシールが貼ってあるではないか! これは何よりのご馳走、奥川さん、いつもありがとうございます。
Tumblr media
4時30分、起床。
日誌書く。
体重測定、550g増。
5時45分、ツレアイ起床。
洗濯機回す。
Tumblr media
奥川ファームの蕎麦がなくなったので、久しぶりに煮麺をいただく。
洗濯物を干す。
珈琲を淹れる。
彼女と三男の弁当を用意する。
一人で出勤、いつものMK石油で給油する(@172*35=¥6,020)。
Tumblr media
順調に到着。
換気、ラジオ体操第一、お茶。
Tumblr media
<まいどおおきに露の新治です>にアクセス、一発でキリ番ゲット、早速管理人にメールを送る。
台風情報をチェック、速度が遅くて影響が長引きそう、27(火)28(水)は在宅ワーク、29(木)30(金)は有休申請、29(木)の予定はキャンセルの連絡をする。
執筆用の資料を忘れてきたために、別の資料の読み込み作業。
昼になってラジオ体操第二。
買い物に行きたいので早めに退出する。
Tumblr media
帰路はエアコン全開、燃費が悪い。
Tumblr media
<セントラルスクエア花屋町店>まで買物、彼女に頼まれたのは本日安売りの厚切り豚ロース、手羽中と塩鮭が20%引きだったので購入する。
<セブンイレブン花屋町店>で、50円引きクーポン使って黒ラベルロング缶を購入する。
豚ロースを昆布締めにする。
彼女は午前中に訪問1件、午後は<ひとまち交流館>でテディベア作り、M姉・O姉も一緒に。
これから帰るとの連絡を受けてから私は夕飯準備、手羽中の唐揚げを作る。
Tumblr media
息子たちにはスパークリングワイン、私たちは賀茂鶴+🍷。
録画番組視聴、名探偵ポワロ。
第4話「満潮に乗って」/ Taken at the Floodシーズン 10, エピソード 4 世界的富豪ゴードン・クロードの別荘でガス爆発事故が発生。ゴードン本人は死亡し、ゴードンの新妻ロザリーンと、その兄デビッドは奇跡的に一命を取り留め る。それから2年が経ち、ロザリーンとデビッドの厳しい遺産管理により、クロード一族は苦しい生活を強いられていた。そんな一族にとってロザリーンは邪魔 者。一族の反感の矢面に立たされたロザリーンは、日に日に憔悴の度を深めていく。
朝が早いので睡魔到来も早く、風呂に入らずにダウン。
Tumblr media
ムーブが届かずに3つのリング完成せず。
4 notes · View notes
rosysnow · 29 days
Text
孕むのは傷
学校にも行かず、同級生の家で、その母親と
Tumblr media
 身を起こしてベッドを降りた香乃が、カーテンを引いた窓の前に立ち、白昼の日射しに軆の線を浮かび上がらせる。
 睫毛。乳房。尻から脚。
 まくらに肘をついて頭を支え、俺は香乃がベッドスタンドの灰皿に残した煙草を、少し吸ってみる。まずい。思わず咳きこんでしまうと、香乃は緩やかな長い髪を揺らしてこちらを振り向き、笑った。
「浩平くんは、そんなの吸わなくていいのよ」
「香乃さんは、これうまいの?」
「旦那が吸うから、うつっただけよ」
 俺は舌打ちしてうつぶせると、煙草なんかより、甘い香乃の匂いが残るシーツの匂いを吸った。その匂いだけで、脳がほてって腰が焦れったくなる。
「もうお昼ね。何か食べていく?」
「うん」
「オムライス作ってあげる」
「ケチャップで俺の名前書いて」
 香乃は笑うと、床に落ちていた服を拾い、身にまとっていく。
 俺は高校二年の十七歳で、二十歳のときに俺のクラスメイトを生んだ香乃は、今年三十七歳だ。軆の線は完璧とは言えないけど、白い肉づきがあってむしろ俺はそそられる。
 浅葱色のチュニックとインディゴのパンツになった香乃は、こちらに来て、ベッドスタンドに投げたヘアゴムで髪をひとつに縛る。
「香乃さん」
「なあに」
「キスしたい」
 薄化粧の香乃は、俺を見て、ベッドサイドに腰かけるとシーツに手をついた。俺も上体を起こし、香乃の首に腕をまわして、彼女の顔を引き寄せる。
 息遣いがほてっている。唇が触れあって、互いに舌をさしこんで絡めて、水音が跳ねる。息を止め、熱く柔らかい舌で相手をむさぼり、俺はもっと香乃を抱き寄せて乳房をつかんだ。
 すると香乃は唇をちぎり、「キスだけ」と俺のまだ剥き出しの肩を押して、軆を離した。
「けっこう勃ったんですけど」
 香乃は俺の陰毛から頭をもたげるそれを見て、「仕方ないなあ」と指を絡みつけ、手で刺激してくる。香乃の指は白くて、それが繊細に動いて、股間にミルクがしたたっているみたいだ。
 俺はシーツの上を座りなおして、取り留めのないため息をこぼす。集中する血に堅くなって血管が走りはじめる。俺は香乃にキスをして、息遣いがかかる距離でささやく。
「口でしてよ」
 香乃は肩をすくめると、ベッドに乗って、俺の脚のあいだに膝をついて股間に顔を埋めた。ぬるり、と熱っぽい濡れた感触が性器を包んで、それがうごめいて吸ったり締めつけたり、俺の喉からは声が垂れる。
 すする音が耳を淫靡に撫で、俺は香乃の茶色の髪をまさぐって、舌の動きに連動して腰を動かす。ただ気持ちよかったのが、一気に屋上への階段をのぼるように、快感が駆け上がりはじめる。息遣いが深くなって、声が虚空を引っかく。
「やば、出る、……っ」
 言った瞬間、香乃の口の中にたっぷり吐き出していた。びくん、びくん、と名残る反応で長く射精が続く。香乃はそれを全部飲みこんで顔を上げ、少し口元に垂れた精液も、指をすくって口に含んだ。
「おいしいの?」
「浩平くんは、味がなくて飲みやすい」
「旦那は?」
「あの人のは煙草の味がするわ」
 そんなもんなのか、と俺も床の下着と紺のスラックスを拾った。
 学校にも行かず、同級生の家で、その母親と情事にふけって。もともと親にはあきらめられているけれど、知られたら勘当でもされるのだろうか。
 あの人たちは姉貴しか見てないからなあ、と俺はスラックスに脚を通して、ベッドを立ち上がる。「ごはん作ってくる」と香乃は煙草をつぶしてからダブルベッドの寝室を出ていき、俺は制服を着ると、さっき香乃がいた窓辺に立ってみた。
 カーテンはぶあつく、くしゃくしゃと適当にまとめられて、レースカーテンの模様が壁に映っている。
 腕時計を見ると、時刻は十三時前だった。残暑の日射しはま���ゆく、目を細めてしまう。
 俺はカーテンに手をかけ、それに包まってみる。確かに、あの煙草の匂いがした。しょせん、香乃が大切に想っているのはその男なのだ。なのに、何で俺は、香乃に恋をしてしまっているのだろう。
 寝室を出て、ダイニングに向かうと、たまごとバターの柔らかな匂いがただよっていた。
 白い壁には、絵画のような額縁で家族写真が飾られ、オブジェにも見える時計が秒針を刻んでいる。広いテーブルクロスは真っ白で、裾に同じ白糸の目立たない花の刺繍がある。
 俺は椅子を引いて座ると、テーブルの真ん中のピンクのガーベラに触れた。ここに生けられる花は、毎朝香乃が変えているらしい。
 俺の家は、親父が医者の格式ばった金持ちだが、ここの旦那も、駅前の調剤薬局を経営する稼ぎのいい男なのだそうだ。俺の親父が勤める病院と、その薬局が提携しているのが分かって、佑輔──香乃の息子と俺は、何となく話すようになっていた。
 香乃に出逢ったのは、梅雨がまだ開けない七月だった。期末考査の勉強のため、佑輔に誘われてこの家に来て、ひと目惚れした。
 佑輔は部屋にいた。俺は廊下でつかまえた香乃に、無理やりキスをして、あの煙草の味を感じながら、服越しに勃起を押しつけた。抵抗していた香乃の乳房の突起を指でこすると、香乃は俺を洗面所に連れこんで口でした。そのときも全部飲んでいた気がする。
 荒っぽい息を噛んでいると、不意に「浩平ー?」と佑輔の声がして、俺は慌てて答えながらファスナーを正した。生徒手帳のページを破って、香乃に連絡先の走り書きを握らせた。それから、俺と香乃は、この家が空っぽになると軆を結びつけている。
 テーブルに頬杖をつき、スマホを取り出して画面を起こす。何の着信もない。別にこちらから連絡する相手もいない。
 平日の午前九時、香乃にメールをして、香乃以外留守だと返ってくると、俺はこの家に来る。このスマホは、ほとんどそれだけに使う。そして、帰り道にメールは全部削除する。
 何も残らないのにな、と思う。そんなふうに、削除してしまうメールみたいに。
 どんなに軆を重ねても、俺と香乃には何も残らない。埋まらない穴が深くなっていくだけだ。
 俺は「もうやめる」のひと言が言えないし、香乃も「もうやめて」のひと言を言わない。俺は香乃をつらぬいて、奥まで突いて、でもそうすることで、俺は香乃の愛情に包まれたりなんかしていない。単に、自分の心に、空洞を空けている。
 こんなに香乃を愛しているのに、愛おしくてたまらないのに、何も生まれない。香乃を抱くほど、俺は腫れ上がる気持ちを押し殺している。誰にも届かない膿んだ心を持て余し、結局それは、床に踏みつけるしかない。
 そして、感情が流出する。感覚を喪失していく。
 香乃が作ったオムライスを食べると、リビングのカウチでもたれあって、キスをしたり服の上から触れ合ったりする。引いたカーテンの向こうからの日射しが、指先や衣擦れに陰影を作る。
 触って。舐めて。入れて。
 そんな言葉は交わすのに、「好き」とは言わない。それが、俺と香乃の距離なのだろうか。
 俺にまたがった香乃が、腰を沈めて俺の首にしがみつく。どろどろに濡れた熱が吸いついてくる。俺は香乃の太腿をつかんでもっと奥まで突き刺して、お互いうわずった声を出して、腰の動きを縺れあわせて快感をいたぶる。
 香乃の顔を見た。濃くない化粧。しっとり上気する肌、睫毛が縁取る瞳、薄く色づく唇。
 長い髪をほどくと、さらさらと乱れた服の上を流れる。その軆を腕に抱くと、感触は柔らかくふっくらとしている。うなじに舌を這わせると、香乃も俺の軆に抱きついた。
 つながった性器が、熟れた果実みたいな潤んだ音を立てている。腰が蕩けてふわりとあふれそうになるのに、それをぎゅっとこらえて我慢する。
 いつも俺は、十五時にこの家をあとにする。それまでぎりぎりまでつながって、絶頂を焦らして、息や声を崩している。
 俺たちは、軆の相性はいいのだと思う。「もういく?」と訊くと、香乃はうなずき、俺は香乃を前倒しにして後ろから攻める。攻めながら核を撫でると、それで香乃はきゅうっと俺を締めつけてきて、まもなく俺たちは、ほぼ同時に達する。
 香乃は床に崩れ落ちて、それでも、俺の股間を舐めて片づけてくれる。ティッシュとか、証拠を残せないのもあるのだが。
 俺は制服を正し、香乃も身なりをきちんと戻し、「じゃあまた」と玄関先で別れる。
 香乃とセックスをしていると、そのあともっと虚しくなるのも忘れて、ちょっとだけ息が楽になるのだ。俺は、子供の頃から生きている実感がなかった。自分は必要のない存在だと感じていた。
 俺は、跡取りとして男が欲しかったから作られただけの子供だ。でも、昔から医者になる気はなかった。そんな脳みそもなかった。だから結局、優等生の姉が両親の期待を背負って、両親には俺は作らなければよかった存在になった。
 姉は今、二十歳で、医大に通って、浮いたうわさもなく、卒業後に備えた見合いまでしたりしている。そんな姉を俺は軽蔑しているが、姉もこんな俺を軽蔑している。
 両親は、俺が学校をサボっているのを知っているはずなのに、何も訊いてこない。
 誰も俺のことなんて見てくれない。
 香乃だってそうだと、終わると気づいて一番傷つくのだけど、交わっているあいだは香乃は確かに俺を求めてくれて、自分が認められているように感じる。だから、俺は香乃に会いにいってしまう。
 どんどん、奪われていく。埋まらない心を満たそうとしているのに、何だよこの関係?
 不倫。人妻。友達の母親。
 むしろ正気とか倫理とかを失くしていっている。
『お前、二学期から出席日数ほとんどないだろ。
 今度の中間落としたら留年らしいぞ。』
 十月になって、中間考査が近づいてくると、佑輔がそんなメールをよこした。『もうこのまま退学でもいい。』と返すと、電話がかかってきて説教された。『明日、俺の家に来い』と佑輔は言った。
『付け焼き刃だけど、平均点取れるポイントを詰めこんでやる』
 お前んちにはほぼ毎日邪魔してんだけどな、と思��つつ、『分かった』と返した。
 俺が留年しようが退学しようが、進級しようが卒業しようが、親が関心を持たないのは同じだと思うが。
 ああ、何だかもう、香乃を連れて駆け落ちでもしたい。そう思って、白昼夢のようなバカげた未来に、自分で嗤ってしまった。
 青空からの風が涼しくなってきた翌日、久々に学校に顔を出して、いろんな教師にちくちく言われた。ここでも俺は、いらない存在だ。俺みたいな劣等生は、在籍しているだけで学校の不名誉なのだろう。
 やる気もなくつくえに伏せっていると、女の子が話しかけてくることはある。ダイエットに命を懸ける同い年の女の子の脚は細く、腰も華奢で、腕もすらりと長い。俺はそれに魅力を感じない。
 指先が食いこむ弾力、噛みちぎりたい厚み、ふくよかな腰まわり。香乃のあの官能的な曲線が好きだ。俺はまたつくえに顔を伏せ、彼女たちが何か言っても、何も聞かなかった。
 放課後になると、佑輔に引っ張られて家に連れていかれた。今日は佑輔に連れていかれると香乃にメールしていたから、香乃は驚いた顔を微塵も見せず、対応した。
 完全に俺を「息子の友達」として見て、笑顔で接して、関係があるなんてまったく見せない。何だかそれが悔しかったけど、香乃にちょっかいをかける前に、佑輔が勉強会を始めたので仕方なくつきあった。でも、集中力もやる気も出ないし、そんなことより香乃に少しでも触りたかった。
「佑輔」
「ん? 解けたか」
「やっぱ俺、学校辞める」
「あのなあ──」
「どうせ、平均点取ったって意味ないし。全国トップでも取らないと、親は俺を見ないよ」
「学校辞めてどうすんだよ」
「好きな人と遠くに行きたい」
「その前に彼女いんのか」
「………、好きな人はいる」
「マジか。校外か」
「すげえ好きなんだ」
「ほう」
「もう……好きなのに、何で、本気だって分かってもらえないんだよ」
 佑輔は肩をすくめて、「高卒ないと、好きな女にプレゼントもできないぜ」とノートをペンでたたいた。俺はうめいて、シャーペンを持ち直して白紙のノートを見つめた。が、一分も持たずにペンを投げて結局立ち上がり、「おい」と佑輔に言われると、「便所借りる」と返して俺は部屋を出た。
 キッチンから甘い匂いがしていたから、そちらに向かった。香乃が電子レンジを覗きこんでいた。
「何作ってるの」と歩み寄ると、香乃はこちらを見て、「焼きプリンができるから、少し待っててね」と“友達の母親”の顔と口調で微笑んだ。
「男子高校生に焼きプリンって」
「佑輔は好きなんだよね」
「ふうん」
 香乃の髪に触れようとした。が、それはうまくかわされて、にっこりと微笑まれる。
「もう少しで持っていくから、佑輔にも言っておいてちょうだいね」
 頭の中に、鋭い静電気が走る。俺は強引に香乃の腕をつかんで、引っ張って、深くキスをした。煙草の味。が、すぐに遠慮なく舌を噛まれた��ら、びっくりして顔を離す。
 香乃は少し怖い顔をしていて、「私との関係がどうでもいいの?」と言った。俺は、その言葉の意味をとっさに測りかねた。けど、だけど、それはずるいだろ、とは思った。
 どうでもよくないよ。香乃を連れて逃げたいよ。でも叶わないんだろ? どうせ香乃は、旦那と佑輔が大事なんだろ? だったら俺は、それをぶっ壊したいのに──
 ぶっ壊さなければ、あんたは俺のそばにいるっていうのか? 何だよ、それ。そんな矛盾、あんたには都合がいいだろうけど、俺にはひたすら傷がつくじゃないか。
 俺は佑輔の部屋から荷物を取って、カラメルの甘い香りがただようその家を立ち去った。胸に空いた穴で、息が苦しかった。
 俺は愛されていない。香乃にも愛されちゃいないのだ。香乃に愛してもらえるなら、誰に突き飛ばされても平気だと思えたのに、やっぱり香乃だって俺のことなんて見てくれない。そもそも手に入れていなかったけど、それでも、香乃への片想いすら否定されて心が吹き抜けて、その空洞が俺をつらぬいて意識を彷徨わせる。
 やがて、中間考査が終わった。俺はもちろん及第点を取れず、オール赤点だった。だが、それに触れることもしない家族と夕食を取り、夜中、リビングのPCで学校のホームページにアクセスして、退学届のPDFをダウンロードして印刷した。
 もうやめよう。ぜんぶやめよう。学校も家もいらない。待ってくれと止めてもくれない。これからどうしていくのかは考えていないけど、とりあえず、今をすべてやめたい。
 退学届を提出する前の日、香乃を訪ねた。その日も、影を映すカーテンがかかる寝室でつながった。事が終わると、高校を退学することを話した。ついでに家のことも話した。香乃はあんまり興味もなさそうに、煙草を吸っていた。
「もう全部やめる」と言ったところで、香乃は灰皿で火種を消して、ベッドを降り、カーテンにもぐって少し窓を開けた。カーテンがふわりとふくらんで、香乃のシルエットが透ける。
 あのカーテンにも、この旦那の煙草の匂いがしたっけ。それに包まれる香乃は、やっぱり俺には手が届かない人なのだ。「たぶん」と俺はこの言葉をつけくわえた。
「香乃さんとも、今日でおしまいだ」
 日射しに浮かぶ香乃のシルエットは、微動もしない。
 笑っているか。泣いているか。それも分からない。
 そんなふうに、俺には香乃の心は分からないままなのだろう。捕まえられないのだ。どんなに手を伸ばしても、結婚して息子もいる香乃には、あのカーテンのようなぶあつい膜があって、俺には触れられない。
 香乃だけじゃない。今まで俺がかかわった人すべてが、俺を満たしてくれなかった。みんな、俺を通り過ぎていった。今までと同じじゃないか。なのに、香乃を失うと思うと、なぜこんなに痛いのだろう。
 日射しを受けるカーテンが秋風に揺れて、壁の影がひらひら動く。カーテンに染みついた煙草の匂いも、舞いこんでくる。それに包まる香乃は、やっぱり何も言わずにシルエットしか見せない。
「もう来ないよ」
 最後だと思って、小さくつぶやいた。沈黙が流れた。風の音だけが低くすりぬけた。
 ふと窓を閉めた香乃は、こつん、とガ��スに額を当てた。
「そうしたほうがいいわ」
「……うん」
「私も、堕ろすつもりだから」
 俺は目を見開いた。
 香乃のシルエットは動かない。俺は段々と目を落とし、心がぱっくり裂けるのを感じた。
 そう、こうしてまた失う。やっぱり、失うのだ。
 そして、空っぽの心は、傷口だけ孕む。
 FIN
2 notes · View notes
tanakaeri · 11 months
Text
「いい人」とやめることは自分らしく生きる事
本当の信頼関係 いい人を演じている時、脳には負担がかかっています。「優しい人だと思われたい」「嫌われたくない」「悪者扱いされるのがいや」そんな思いから笑顔で頼まれごとや我慢をしていませんか? いい人を演じている時は、自分の気持ち演じている自分が脳で葛藤をしています。脳は沢山の抑制をかけている状態になっているのです。 ですから、自分ではいい人を辞めたくても、脳がすぐには変わってくれないということです。 「あなたって、いい人だよね?」という期待を裏切らないように、頑張っていい人を演じ続けて、それが自分であると本当の自分まで変えてしまうところまで到達してしまいます。 ありのままの自分を出せない事、本当の自分を理解されないという気持ちがストレスとなり心や体に反応を起こし始めてしまうのです。 変われないことは、いけないことではありません。変わることが全てうまくいく方法とは限りません。 …
Tumblr media
View On WordPress
0 notes
dvdhappycom · 1 month
Text
ビッチ若妻に激ハメ!!平日の昼間から不貞を働く淫乱痴女の性欲を満たすため妊娠不可避のこってり濃厚をお見舞い♪ - 無料動画付き(サンプル動画)
ビッチ若妻に激ハメ!!平日の昼間から不貞を働く淫乱痴女の性欲を満たすため妊娠不可避のこってり濃厚をお見舞い♪ - 無料動画付き(サンプル動画) スタジオ: FC2 更新日: 2024/07/11 時間: 62分 女優: 今回は、たれ目で少し困り顔なのが庇護欲をそそるキュートな人妻です♪ 知人に聞いたところ、結婚2年目の彼女はどうやら離婚計画中のようで そのお金を工面するために出演に踏み切ったのだとか。 まだまだ若く遊びたい盛りなんでしょうね。。w とはいえお金目的の割には身体は正直で、蓋をあけたらかなりエッチを楽しんでいるただの淫乱ビッチでしたww は週1・男性経験は少なくとも50人以上・3Pの経験アリと豪語するぐらい性欲ムンムンの彼女。 ぷるんっとハリのあるDカップおっぱいの先には、遊んでいるとは思えない綺麗な桃色乳首が。。 ペロペロ舐められるの ***********************************
Tumblr media
【DVDハッピー】 https://dvd-happy.com/ ストリーミング・ダウンロード・DVD $1.49~ 正規品最安値保障 ***********************************
2 notes · View notes
ari0921 · 1 year
Text
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和五年(2023)9月22日(金曜日)
    通巻第7920号 
〜書評〜
 金正恩の正妻と妾たちと、その子供たちはいま
  反体制の地下運動が大規模に展開され、金は身内の叛乱を極度に懼れている
  ♪
西岡力『狂った隣国  金正恩・北朝鮮の真実』(ワック)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
 北の「核坊や」を手なずけようと、トランプ前大統領は三回、金正恩と会談した。
初回は世界的なセンセーションとなったが、2018年6月12日、シンガポールの離れ島のリゾートで開催された。このときは挨拶ていどのジャブの応酬。余興かどうか、金正恩は夜に日本人観光客で賑わったマリーナ・ベイサンズ・ホテルのバアラウンジに突如現れた。同ホテルはカジノでも有名。
 弐回目の会談は2019年2月28日、ベトナムの首都ハノイのメトロポールホテルで開催された。米側は核の全廃と引き替えに経済制裁を解除するとしたが、北は応ぜず、物別れに終わった。合意はなく、ボルトン補佐官は「会談は失敗だった」とした。
 
 参回目は同年6月30日、南北朝鮮の境界線、板門店で開催され、やはりこれという成果はなかった。
ただし三回の会談を通じて、金正恩なる人物が意外に国際情勢に詳しく、アメリカの情報を把握しているという事実だった。彼はスイスに留学経験があり、そのとき派遣された世話役の玄松雪が愛妾となって子をなした。玄松雪は労働党宣伝扇動部副部長で金正恩の随行秘書だった。
 平壌の奥の院では正妻の李雪柱(歌手出身)と玄松雪との間に見えない対立がある。ほかに金正恩の子をなした側室に呂シム(在日帰国者。ピアニスト)と金玉珠(歌手)がいる。
本書で西岡氏は、系図を用いながら、まずこの金王朝の大奥内部の人脈を精密に描いた。これだけでも読む価値が高い。
さてトランプ金正恩会談の根回しに密かに精力的に動いたのはポンペオCIA長官(後の国務長官)だった。
 初回会談の根回しは、2018年にCIA長官だったマイク・ポンペオが極秘訪朝し、次いで同年5月9日にも訪問したときに公となった。2000年のオルブライト国務長官以来、18年ぶりの米国の高官訪問で、このときは人質の米国人三人が開放された。
 このポンペオ・金正恩会談でトランプとの会談が実行に移された。
 ポンペオの回想録に拠れば、「中国共産党は、北朝鮮が在韓米軍撤退を望んでいると米国に伝えている」と説明。正恩氏は笑って机をたたき「中国人はうそつきだ」と大声を上げ、「中国は朝鮮半島をチベットや新疆ウイグル自治区のように扱えるように米軍撤退の必要を主張する」と語ったという。
 このやりとりから、ポンペオは朝鮮半島で米軍がミサイルや地上戦力を強化しても北朝鮮は気にしないと判断したという。また金正恩はポンペオに向かって、「あなたが姿を現すとは思わなかった。あなたが私を殺そうとしてきたのを知っている」と語りかけ、ポンペオは「私はまだあなたを殺そうとしている」と冗談で応じた。
 その後、バイデン政権となって米朝の対話は途絶え、金正恩は無謀な核実験、ミサイル試射、ICBM発射実験を繰り返した。
 とくに日本の防衛白書が北朝鮮の核戦力を「小型核をミサイルに装填する技術をすでに保有しているとみられる」と分析し、岸田政権は『安保三文書』で確認した。事態は深刻な安全保障上の脅威である。
にもかかわらず日本のメディアはこの切迫した軍事状況を熱心に伝えない。
 米国に届くICBMを保持した以上、米国の核戦略と世界の軍の再配置の必要性が産まれ、日本や韓国を守るはずの「核の傘」は破れ傘となった。韓国が独自の核武装を打ち出したことは主権国家としては当然であり、日本の体たらくとは対照的である。
ユン大統領は過去の歴代反日馬鹿「ダイトウリョウ」たちとは異なって、ちゃんと国際情勢を見極め、また反日など後ろ向きの政治姿勢から離れて、したたかな力量をしめすようになった。
この点でユン韓国大統領は端倪すべからざる政治家になりつつあるのではないか。
トランプ・金正恩会談からはやくも四年を閲し、米朝の対話が断絶したのはコロナ禍、そしてウクライナ戦争による。しかしバイデン政権の熱意が中途半端なことが原因だろう。
 この間、何が起きていたか。
現地事情に通暁し、多くの情報通をと交流のある西岡氏が、空白の期間の謎に挑んだ。金王朝は内部がガタガタで、飢えに対して国民の不満が露呈しており、また軍に備蓄していた国家備蓄食糧の放出を決断したところ、すでに軍隊で食べてしまった後だった。ロシアに武器供与するために備蓄兵器を点検してみれば、殆どが錆びて、使えない旧式のものだった。そこで新型の自動小銃十万丁を手配した。
暗殺を懼れる金はボディガート部隊を増やし、影武者を十人抱えて、そのうえ極度の肥満による心臓発作と不眠症になやまされているともいう。
 9月初旬、金正恩は特別列車でロシア極東へ向かい、プーチンと会談した。
 その内容は北の武器在庫の供与、また北���アジア軍事バランスを潰乱するためのミサイル実験などと引き替えに食糧援助にある。報道では「食糧は足りている」と金正恩が余裕を見せたことになっている。この肥満総書記は芝居もうまいのか。
 金正恩の秘密資金は朝鮮総連の資金がとまり、外貨が枯渇している。「これまで40~50億ドルだった39号資金がほぼ無くなった」(81p)
 食糧不足に悩む北朝鮮は在外高官に食糧23万トンの調達を秘密指令したが集まらないばかりか在外公館のスタッフは給与ももらえず自給体制、なかにはサウナの三助のアルバイトで糊口を凌いでいる。
 「中国には繰り返し緊急食糧支援を要請したが、無償支援は断られた」(63p)
プーチンは朝鮮戦争でのソ連の参戦を、はじめて認め『血の友誼』を強調している。2023年7月27日の「『戦勝』70年記念式典」にプーチンの特使として平城いりしたシェイグ国防相はプーチンのメッセージを持参した。
 そこには「戦闘飛行を遂行した飛行士を含むソ連の軍人も、朝鮮の愛国者と肩を組んで闘いながら敵の撃滅に重みのある寄与をした」(104p)と明記されていた。
はじめてソ連の朝鮮戦争参戦をみとめたのだ。
 そしてシェイグは金正恩に10万の兵力の派遣を要請したという。 
11 notes · View notes
Text
Tumblr media
「聖なる鹿殺し」を観た。以下ネタバレあり。
「哀れなるものたち」のヨルゴス・ランティモス監督作品ということで観てみようかなと再生を始めたけど、最初のシーンがかなりグロくてすぐ止めたままになっていた映画…。
最初でこれだと結構この後もきついのかなあとちょっと心配だったけど、最初さえ超えればあとは全然平気だった(最初のシーンは何か食べながらとかはおすすめしません…)。
うらみを持った若者(バリー・コーガン)に主人公(コリン・ファレル)の家族が呪いみたいなものをかけられてしまって…という話。 なのでてっきり家族で一致団結してバリー・コーガンと戦うのかと思っていたけど、全く逆の話だった(呪いなのかどうかははっきりしないけど)。
バリー・コーガンはコリン・ファレルの医療ミスでお父さんをなくしたので、「あなたも家族を一人失うのだ」と言い、「奥さん(ニコール・キッドマン)か、娘か、息子か、一人を選べ」と言う。そして選べなかったら「全員死ぬ」と。 最初はみんなそんな話全然信じてないけど、最初に息子が倒れ、次に娘が倒れ…となって、この呪いからは逃れられないとみんな思うようになる。
で、怖いのが、奥さんと子供二人がコリン・ファレルに命乞いというか、「本当はあなたのことが好き」みたいな話を徐々に始める所…。ニコール・キッドマンなんか、「自分はどうなってもいいから子供たちを助けて」とか言ってもおかしくなさそうなのに、「一人選ぶなら子供よね、私がいればまた産める」みたいなことを言ってたりする。 結局最後までニコール・キッドマンが倒れなかったのはやや謎。単に呪いが発動してなかっただけなのか、それともいわゆる仮面夫婦でコリン・ファレルの家族とは言えない(?)みたいな話なのか…。
息子はどうやら本当はお母さんの方が好きで、お母さんと同じ眼科医になりたくて、お父さんに注意されても髪を長く伸ばしていた(お母さんは長髪気に入ってた)。でも最後の方になると自分でハサミでざくざく髪を切って、本当は心臓外科医(コリン・ファレルと同じ)になりたいと言うようになる。サボっていた植木の水やりもやると。
娘はそもそもバリー・コーガンといい感じになっていたので、二人で逃げようとこっそり持ちかけたり、コリン・ファレルには「自分は家族のために死ぬのは構わない」と言ったりする。これは一見いい話なのでは?と思うけど、ここで「聖なる鹿殺し」というタイトルに関わる話になる。
ここはギリシア悲劇の「アウリスのイピゲネイア」の話が下敷きになっているらしく、ざっとネットで見ただけだけど、イピゲネイアが生贄になるとき、鹿とこっそり入れ替えた、という話があるらしい。なのでこの娘の「自分は死んでもいい」は、コリン・ファレルに対して鹿と入れ替えて助けてくれるよね?という意味が入ってくるっぽい。ややこしいな…。 さらにアウリスのイピゲネイアは後日談で、アガメムノンが妻に殺されて、妻は息子のオレステースに殺されるらしい。このへんはラストのダイナーのシーンにつながるのか…?
そしてとにかくコリン・ファレルがひどいやつ(の役)。絶対自分の非を認めないし、幸せな家族を無理にやってる感じがすごく出てた。そもそもバリー・コーガンにお金やプレゼントをあげたりとかもなんだか変な気もするし…。そして結局最後もめちゃくちゃだし。いやはやすごい家族だ…。
バリー・コーガンはやはりコリン・ファレルが出ていた「イニシェリン島の精霊」にも出ていた役者さんだった。この二本しか見ていないけど、なんだか不思議な人だなあ。今回もなんとも言えない不安な感じというか不自然な感じというか、すごかった。さらっと嘘つくところとか怖いな〜って感じだし。かなり若いようにも、それなりに年を取っているようにも見えるのがまた不思議(実際には1992年生まれだった)。
全体としてはやや単調な感じもあったけど、中盤〜ラストに向けてはすごかったな。半分くらいまで展開がわりとスローで、全体的な構成としては最初の「エクソシスト」に近いかも。映像はそこまで特別ということもなかったけど、病院の廊下を進むカットやエスカレーターを上から撮ったカットとか、印象に残る部分もあった。音楽はそんなにだったかな…。効果音的な音はまあまあよかったかも。映像的に怖いものが直接は出てくるわけではないので、音で少し煽る感じだったのかな。
いい話とは言えないけど、とにかくストーリーがすごかったなあ。家族とはいえやはりみんな一人の人間か…。
「哀れなるものたち」より全然よかったな。やはり原作があるものは難しいか。でもヨルゴス・ランティモスの他の映画も機会があれば観てみたいなあ。
6 notes · View notes
kennak · 3 months
Quote
この最も有名な例は、日本の町の名前でもあるケニアのルオ語であるオバマという名前です。 2008 年にバラク オバマが米国大統領に選出されたとき、この町は国際的に有名になりました。 後で知ったのですが、オバマとは日本語で「小さな浜辺」を意味するそうです。 (ナイジェリアのリバー州にはオバマという町もあります)。 比較的最近まで、私がナイジェリアに住んでいたとき、調味料がナイジェリアのキッチンに遍在していた味の素は、ナイジェリアの言語に由来する名前のナイジェリアの会社だと思っていました。 実は昨日、ナイジェリア(イボ)とアメリカのハーフである妻に、「味の素」という言葉が何語から来ているのか推測してもらいました。 彼女は、それはヨルバ人に違いないと確信を持って言いました。 (彼女はオグボモショで 3 年間過ごしており、ヨルバ語を少し話します)。 彼女は味の素が日本のものだと知ってショックを受けた。 スズキ、ヤマハ、カワサキなどの日本のブランドは、ナイジェリアで育った私たちの心に共鳴しました。なぜなら、それらはあらゆる点でアフリカ的、さらにはナイジェリア的に聞こえるからです。 しかし、さらに面白くなります。 日本の首都東京はかつて、ナイジェリア中西部の州と人々の名前であるエドと呼ばれていました。 日本人にはイボ人の名前であるチカのような人名もあります。 アイナ、ヨルバ語の名前。 フミ、ヨルバ語の名前。 イキミ、江戸名。 Yaru、ボーグの名前。 サンボ、フラニ族の名前。 マイタマ、ハウサ語の名前。 アダチ、ヌペ/イガラの名前。 等々。 Tutor-World はさらに、アズカ、ババ、ドゥロ、英二郎、エミコ、フェミ、フジ、ゴベ、ゴロ、ハルナなど、ナイジェリアの人名、一般的なものの名前、または町の名前でもある日本人の名前をさらにいくつか特定しました。 、イモコ、イヤム、カノ、クワシ、マブチ、マドゥカ、マイ、オビ、オバ、オギ、オカダ、オサホン、サダ、タ・ダウラ(ブハリの養子となった故郷もリストに名を連ねた!)、ワカ、ゾロ。 アフリカ黒人言語のほとんどの単語や名前は、日本語の単語や名前と音声的に、場合によっては意味的に一致し、またその逆も同様であることを多くの人が指摘しています。 ナイジェリアの主要な民族グループの名前であるヨルバという言葉を例に挙げてみましょう。 スンダランド研究協会によると、日本語でも「夜の馬」と訳され、「夜」は夜を意味し、「バ」は日本語で馬を意味するという。 日本語のいくつかのランダムな単語は、アフリカのいくつかの言語では、元の意味とは無関係な意味を持つこともあります。 アフリカ黒人言語と日本語の音声の間には不思議な一致があるにもかかわらず、それが心地よい巨大な音声意味上の偶然以上のものであるという証拠は何もない。 これは、高原州の言語と、中国および近隣諸国のシナ・チベット語との間の音声とリズムの類似性に似ています。 高原州の名前の多くは北京語の名前として通用します。 私がかつて好きだった元プラトーのジャーナリストは(彼の名前のエキゾチックな音楽性のため)、Shok Jok と呼ばれています。 その名前は北京語または広東語の名前として通用する可能性があります。 ジョス大���には政治学を教えるパム・ドゥン・シャ教授もおり、政治に関心のある人なら故ギャン・ニャム・ショム・プワジョク上院議員のことをよく知っているだろう。 これ以上に中国語っぽい名前はありません。 中国人が実際に付けているChuwangやVongkongなどの高原の名前はどうですか? 人気のある高原の名前ギャンは、チベットのクンドギャンと呼ばれる場所に似ています。 同様に、Qua'an Pan、Pankshin、Shendam などの多くの高原の地名は明らかに中国語のように聞こえます。 (これは、カドゥナ南部とアダマワ南部の地名や場合によっては個人名にも当てはまります。) 1990年代後半に初めてジョスを訪れたとき、クーファン・チンディ・インターナショナル・ホテルというホテルに泊まりました。 正直、名前に「インターナショナル」と付いているので中国人経営のホテルかと思っていましたが、実はその名前はプラトー発祥のホテルなんです! 私は、プラトーの名前の響きに興味をそそられ、言語の声門年代学の地図を作成することを決意した日本の言語学者の話を読みました。 彼の辞書統計分析によると、高原州の言語と中国のシナ・チベット語の間で似た響きの単語のうち、同じ意味を共有する単語は 30 パーセント未満であることがわかりました。 言語学者は、この��の類似点を「偶然の証拠」と呼びます。 言い換えれば、研究者は、中国語と高原言語の遠い共通の起源の証拠すら存在しないことを発見した。 それは単に音が偶然似ていたというだけのことです。 興味深いことに、中国語に聞こえる高原の言語と日本語は、その地域の主要な言語族に属していません。 どちらも言語学者が言語分離物と呼ぶものです。
日本語の言葉と名前はアフリカっぽく聞こえます。 なぜ? - アトランタからのメモ
4 notes · View notes
jaguarmen99 · 1 month
Text
905:名無し:24/06/15(土) 01:20:42 ID:i2S6 夫の職場に喧嘩売ったこと 夫はITエンジニアなんだけれど、インフラ関連のそこそこ大きい会社に務めてたのに、コロナ前の2010年代の年収が280万程度 しかもITエンジニアを軽んじる風潮の会社&定年間近の長の独裁だったみたいで、夫の周りはどんどん辞めていって、 五年目の夫が長の次にベテランという有り様 大体皆3年と続かず辞めていく中、いつか報われると頑張ってた夫が鬱病っぽくなったので病院に連れて行って休職させた 一方夫の話を聞いてた私は夫の日記を見てパワハラやサビ残の証拠を集めて夫の知らぬ間に会社と喧嘩してきたわ 詳しくは書けないけど、会社としては夫は「保守なんて派遣でもできる仕事をやってる、利益を生み出さない社員」という判断で、 心を壊したなら自己都合退職するよう言われたが、そんなのそっちの都合でしょ、夫には休めるだけ最大限休んでもらうと伝え、 最終的に会社都合での退職にしてもらって、60日分の賃金に相当する解雇予告手当ももらった 休職中の夫には夫のいた部署は潰して室長一人+派遣でやりくりするから君は首だという風に連絡がいった 夫には三ヶ月ほど無職を満喫してもらって休むことに飽きた頃から転職活動してもらって、今新しい会社で五年目になったけど 上司との仲も良くて大分働きやすいみたい 「さっさと転職してればよかった」と言ってたけどホントそれ まぁ、夫が転職活動始めたタイミングで今の会社がIT部門新設して求人出したところだったから、 あのタイミングでの転職でなければ今の会社と御縁も無かったんだろうけど それにしても5年前、私もまだ20代の小娘でお金も無かったとはいえ、弁護士雇うでもなく夫の会社に身一つで 喧嘩売りに行く妻ってヤバイよね… 私が働いてた元職場なら絶対にヤバイ妻伝説として語り継がれると思う 後悔はしてはいけど絶対に封をあけてはならない黒歴史ノートを大人になってから増やすことになるとは思わなかった 一応今後のため、念の為、当時の記録とか全部とってあるけど、万が一不慮の事故とかで私が早死しちゃったときに 見られたらと考えると今すぐ処分した方がいいんだろうかって最近悩んでる…
906:↓名無し:24/06/15(土) 08:41:28 ID:soGS いやいい奥さんだよ お幸せに その会社は社長ごとつぶれろ
907:↓名無し:24/06/15(土) 10:12:40 ID:923z うんちっとも黒くないわ これからも夫婦お幸せにね
908:↓名無し:24/06/15(土) 19:39:07 ID:z7Dj >>905 墓場まで持っていかなくても10年ぐらいで機密開示しちゃっても良いと思うわ いつまでもお幸せに
909:名無し:24/06/15(土) 23:14:06 ID:i2S6 皆様ありがとう 傍から見て恥ずかしい行いでないとしれて少し救われたわ 実は夫のことがあったあと、父が会社で機材に頭をぶつけて、翌日頭の中で出血が見つかり緊急搬送されて 重い後遺症が残ったのだけれど ぶつけた直後に病院行った際に医者からCT撮って問題ないと言われていたから、労災になるかどうかで揉めてね その際母と私で父の職場に乗り込んでバチバチに喧嘩したんだけれど、会社の人から 「女の人に我々の仕事がわかるんですかね」とすごく馬鹿にされるように言われて、 仕事の説明もわざと専門用語マシマシで語って理解できないと伝えると盛大なため息つかれたのよ その後父が退職の手続きするのに何度か会社に行ったら、「女子供が出しゃばってきて恥ずかしいご家族」「幼稚園児みたい」 って受付の女性たちにまでプークスクスされたらしく���ね 父はプライドを酷く傷つけられたらしくて、帰ってきたあと私や母にひどい暴言を吐いたのよ もともと父は自覚なくDVとネグレクトするような親だったから子どもたち全員から嫌われてるんだけど、 それさえ理由を理解できないような人なんだけど それでも命の危機に面した場面でさえ支えた家族に感謝こそすれ罵倒するなんて思わなくて、 妻や娘が出しゃばるのってそれくらい男のプライド傷つけるんだと思ったの 父とは縁を切ったし葬式��も出ないと伝えてるから父のことはどうでもいいのだけれど 夫も鬱になってた期間の自称ヒモ生活(私は休養期間と言うけど夫はそう思ってないみたい)と、 その後ローンの審査通らなくて私だけがローン組んで家建てたりしてるから 私が夫の会社に出しゃばってバチバチにやりあったことは夫のメンタル的に絶対墓場まで持っていく黒歴史だと思ってるの 私も今思えばもっと上手にできたんじゃないかって思うし、拙いやり方はやっぱり黒歴史だわ やったことは後悔はないけど、やり方が幼稚だったわ!
2 notes · View notes
solsticeseeker · 2 months
Text
第一章
ジョータロー・クジョーは、混雑した海洋生物学のオフィスで、唯一の光源であるコンピュータの微かな光のそばに立っていた。妻を亡くした後、深夜の研究は彼の慰めとなり、思い出と娘だけが彼のそばに残された。しかし今夜、その研究は彼を特別なものへと導いていた。十年以上も見ていなかった海の深部からの信号だ。
彼は画面を見つめ、眉をひそめて深く息を吸った。「徐倫、また遅くなるよ」とつぶやいた。彼女はもう眠っているだろうと知りながら。最後のクリックでシステムをシャットダウンし、家に向かった。
家への道は特に何もなく、遠くから波が岸に打ち寄せる音が聞こえるだけだった。海はいつも彼の人生の重要な一部だったが、それは彼が理解できない秘密を持っていた。彼は海沿いの控えめな二階建ての家に到着し、静かにドアを解錠した。
「お帰りなさい、ジョータロー」と、影から聞き覚えのある声が聞こえた。
ジョータローは本能的に帽子に手をやり、ライトをつけた。リビングルームに立っていたのは、彼がほとんど忘れていた存在、ディオ・ブランドーだった。
「ディオ」とジョータローは低く抑えた声で言った。「ここで何をしている?」
ディオは一歩前に進み、その金髪は後ろに撫でつけられ、目には何か読めないものが輝いていた。彼はジョータローより数インチ低かったが、その存在感の強さは圧倒的だった。「君を待っていたんだ、ジョータロー」と彼は柔らかく、ほとんど崇高な声で言った。
ジョータローの目が細くなった。「待っていた?何を?」
「君が帰ってくるのを」とディオはもう一歩近づきながら答えた。「ずっと見ていたんだ。待っていた。」
ジョータローの心は動揺した。海の深みに消えたと思っていたディオが、今目の前に立ち、変わっていないように見える。「俺を見ていたのか?」ジョータローは信じられないような声で、少しの怒りを込めて言った。
ディオはうなずいた。「君が安全であることを確認しなければならなかった。すべての後で...君を失うことに耐えられなかった。」
「俺を?」ジョータローは鼻で笑った。「俺のことを気にする理由があるのか?」
ディオの目は柔らかくなり、珍しい脆さが見えた。「君は、君が思っている以上に俺にとって大切なんだ。」
ジョータローは驚いた。彼はディオをこんなふうに見たことがなかった—服従的で、ほとんど懇願しているようだった。それは不安を感じさせた。「何が欲しいんだ、ディオ?」彼は厳しく問い詰めた。
「君のそばにいたい」とディオはささやいた。「君に仕え、君を守りたい。君が必要とするものを何でも。」
ジョータローはしばらく沈黙し、目の前の男を見つめた。常に支配的だったディオが、今ではほとんど壊れやすい存在に見えた。「何年も経ってから現れるとは、厚かましい奴だな」とジョータローはついに言った、声には厳しさがあった。「だが、問題を起こすなら—」
「問題は起こさない」とディオは首を振って言った。「ただ...ここにいさせてくれ。君に自分を証明させてくれ。」
ジョータローはためらった。論理的な部分はディオを追い出すように叫んでいたが、より小さく静かな部分は興味をそそられた。「わかった」と彼はぶっきらぼうに言った。「だが、問題の兆候があったら、すぐに出て行ってもらうぞ。」
ディオの顔は、本物の笑顔で明るくなり、それはジョータローをほとんど不快にさせた。「ありがとう、ジョータロー。君はこれを後悔しない。」
ジョータローは娘の部屋に向かって歩き出した。「それはどうだか」と彼は低くつぶやいた。徐倫を確認しながら、彼は自分の人生が自分の予期しない方向に変わったという感じが拭えなかった。
背後で、ディオは崇拝と決意の混ざった表情で見守っていた。今は、ただジョータローの近くにいること、彼の存在を享受することに満足していた。未来のことは後で考えればいい。
2 notes · View notes