Tumgik
#透明醤油の味付けたまご
shikitrading · 2 years
Photo
Tumblr media
透明醤油😃 今は透明な醤油があるなんて知らなかったです。普通に醤油の味でした😋 #透明醤油 #透明醤油は熊本のフンドーダイ #透明醤油でつくった柚子舞うぽん酢 #透明醤油の味付けたまご #透明醤油の味付けたまご #透明醤油はじめまして #透明醤油の卵かけご飯 #透明醤油でつくっただし醤油 #透明醤油をかけて #透明醤油なう #透明醤油はうーん醤油なのか #透明醤油欲しい #醤油 #醤油プリン https://www.instagram.com/p/Cinvy85Ps4p/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
bakinginstruction · 2 days
Link
0 notes
room-n-blog · 5 months
Text
Tumblr media
今年は、不覚にもたびたび体調不良に陥りました。どこで拾ってしまったのか発熱し、風邪様の症状が出て、周囲にご迷惑をおかけしてしまっている私を見て、ルーム北の職員さんがヨーグルトを勧めてくれました。それ以来、毎日毎食ヨーグルトを摂取しています。ヨーグルトに限らず、摂取する食べ物に変化が生じると、身体面でも変化が生じてくる、というのは多くの方が体験的にご存じのことと思います。私自身は、ヨーグルトを食べる習慣が普段あまりなかったので、腸内環境の変化をこれから実感する機会があるかもしれません。
Tumblr media
ヨーグルトは、微生物である乳酸菌などにより発酵という作用を経て生成されるものなわけですが、私たちが口にする食べ物という観点から、発酵は人間にとって益のある現象です。一方で、腐敗という現象は、お腹を壊してしまうかもしれず、益のない現象と言えるわけですが、これは、食する食べ物という意味においてです。自然界において腐敗という現象は、例えば森の落ち葉が腐敗して腐葉土へと変化するプロセスのように、有機物が形を変えて自然界で再利用されていくプロセスを支える根幹現象の一つとして、自然界にとっては欠かすことのできない益のある現象と言えるでしょう。発酵と腐敗の違いについては、定義の仕方そのものに様々な観点があるので、関心のある方は調べてみると面白いかもしれません。
※参考サイト 農林水産省 公式Web Site 日本の食文化に欠かせない「発酵」の世界 https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2211/spe1_01.html
Tumblr media
私たちが口にする食べ物という観点からすれば、腐敗は益のない現象なわけで、食べ物の腐敗を防ぐ方法というのは、古くから人間が取り組んできた課題だったという指摘があります。果物や魚を乾燥させて作るドライフルーツや魚の干物、塩漬けにすることで作る梅干し、砂糖の含有量を増やすことで日持ちするよう作られた羊羹、酢漬けにすることで作るピクルス、煙で燻すことで作るハムなどの燻製食品など、食べ物の腐敗を防いで長期保存を実現すべく、様々な方法が現代に受け継がれています。
砂糖に関しては、つい先日、焼き菓子の食中毒が発生し大々的にニュースで報じられたのをご存じの方も多いと思います。塩と同様、砂糖自体には腐敗を防ぐ効果はないのですが、含有割合を増やすことで、浸透圧の効果により食材中の水分が外部へ排出され、その結果として食材中の微生物の繁殖が抑えられます。羊羹などは、全体重量の40~70%近くを砂糖が占めており、こ���ゆえに長期保存が可能となっているわけです。先日の焼き菓子の食中毒というのは、ヘルシーを唄って砂糖の使用量を減らしていたと報道されており、しかも作り置きをするなど幾多の条件が重なった結果、焼き菓子であるにも関わらず食中毒が発生した、という経緯と推測されています。減塩の梅干しや、砂糖を減らした自家製のジャムなどは、塩や砂糖を相応に減らした分、賞味期限が短くなることはよく知られていますが、焼き菓子においても同様の事象が起きてしまったと言えるのでしょう。
Tumblr media
ところでつい先日、ちょっと興味深い研究成果が発表されました。和歌山県の伝統食であり、約800年以上の歴史がある「紀州なれ寿司」から、微生物の一種であるビフィズス菌を分離することに成功した、というものです。乳酸菌と並びヨーグルトなどでよく耳にするビフィズス菌は、空気を嫌う性質(嫌気性)があり、動物の腸管内など、存在箇所は限られることでも知られています。このビフィズス菌を、発酵食品であるなれ寿司から分離し検出することに成功したという研究です。
和歌山県で800年以上食されている「紀州なれ寿司」は、サバを開いて1ヶ月塩漬けにしたあと、塩抜きをして、ダンチク(あせ)などの葉っぱに巻いて樽の中で発酵させたもの。発酵が進むほど甘みのあるチーズのような味わいになるとされ、秋の祭りの時期に振る舞われてきた。滋賀の「鮒(ふな)寿司」など地域によっては違う魚で作られることもある。 岩橋教授は和歌山県出身。和歌山市にある老舗寿司店の「弥助寿司」からなれ寿司を取り寄せ、次世代シーケンサーで微生物群を解析した。なれ寿司を作った直後にはビフィズス菌は存在しないが、和歌山の方言で「なれた」頃、つまり熟成が進んだ頃にビフィズス菌が出現することが分かった。このビフィズス菌は他の乳酸菌と共生している。しかし、嫌気性であることや、共生する他の乳酸菌群に比べて増殖速度が遅いことなどから分離が難しかった。 ※引用元 サイエンス・ポータル 和歌山の紀州なれ寿司からビフィズス菌分離に成功 岐阜大 https://scienceportal.jst.go.jp/newsflash/20231128_n01/index.html ※公式リリース 国立大学法人 東海国立大学機構 岐阜大学 公式 Web Site 紀州なれ寿司からビフィズス菌を分離することに成功 -日本の伝統的発酵食品からの分離は世界初- https://www.gifu-u.ac.jp/news/research/2023/10/entry18-12755.html ※プレスリリース(PDFファイル) https://www.gifu-u.ac.jp/about/publication/press/20231018.pdf
これまで、日本の伝統的な自然発酵食品にビフィズス菌が存在するという報告は無く、分離された例もありませんでした。和食に使われている味噌、醤油、酢、みりん、酒はすべて発酵食品ですし、納豆菌により生み出される納豆もまた、日本の伝統的な発酵食品の一つですが、ビフィズス菌が介在する日本の伝統食品は、これまで例がありませんでした。今回の研究を主導した岩橋教授によれば、なれ寿司から検出されたとは言え、弥助寿司で作ったなれ寿司からしか検出できておらず、その理由も現状では不明とのことで、そもそも嫌気性であるビフィズス菌が、なぜ弥助寿司にのみ検出可能な形で存在しているのか、こちらもまた興味深いお話です。
岩橋教授はこのビフィズス菌を「ビフィドバクテリウム サイクロアエロフィルム ヤスケ株」と名付けた。ヤスケ株は広く使ってほしいとの考えからあえて特許出願せず、製品評価技術基盤機構のバイオテクノロジーセンターに登録を申請した。同機構によると、現在登録の準備中で、完了すれば誰でも使うことができる。現在、岩橋教授は増殖させたヤスケ株を用いた国産チーズやヨーグルトの製品化への試作に取り組んでおり、協力できる機関を探しているところだ。 ヤスケ株は名前の通り、弥助寿司で作ったなれ寿司からしか検出できてない。岩橋教授は「ビフィズス菌は葉っぱ由来ではなく魚由来という仮説を立てていたものの、弥助寿司のなれ寿司以外から分離できないので、弥助寿司の店舗の小屋に住み着いているのかもしれない」と話している。今後、別のなれ寿司からヤスケ株が見つけられるかどうか、実験を重ねるとしている。 ※引用元 サイエンス・ポータル 和歌山の紀州なれ寿司からビフィズス菌分離に成功 岐阜大 https://scienceportal.jst.go.jp/newsflash/20231128_n01/index.html
日本の発酵食品について、改めて考えさせられた私ですが、ひとまず、勧められたヨーグルトを日々摂取して、体質改善につながれば良いなと思う今日この頃です。
(野村)
0 notes
a2cg · 11 months
Text
instagram
三つの話と私
結婚もしていないのに結婚式のスピーチをしたことがあります。当初スピーチを予定していた友人が離婚したので急遽スピーチするのを固辞して自分に回ってきたからです。
我々の業界的には事前オリエン無しにブッ込むのはイレギュラー中のイレギュラーなのですが学生時代の後輩の頼みなのでそれらしいことを言ってまとめたものです。
結婚式のスピーチと言えば3つの話。大事な3つの袋の話で、堪忍袋、給料袋、お袋と言うのが定番ですがボケてキャン玉袋とか言っちゃうパターンも目にしますね。
同じく東京で元気な商店街として出てくる3つの商店街と言えば戸越銀座、十条銀座とあと一つはこちらですね。と言うわけで本日のランチは砂町銀座にある #梅むら です。
散歩がてらやって来ました。頼んだのは #うどん と #いなり寿司 80円です。まずは #おいなりさん の個数を聞かれたので1個と答えたらすぐに運ばれて来ました。
その後すぐに #塩うどん がやって来ました。シンプルな見た目で #スープ は限りなく透明に近い色合いです。 #麺 は柔らかくて食べやすくて優しい味わいです。
そしてほのかに感じられる #天かす の #ごま油 の香りがいいアクセントになっています。 #いなりずし の方も優しい味付けでいくらでも食べられる美味しさです。
スープがクリアーな感じなのにじんわりと美味しいのは #出汁 がしっかりと出ているからなんでしょうね。
昔ながらの東京うどんって自分の中では病人が食べる食事という印象でしたが、しっかりと元気な人が食べても飽きのこない美味しい味に仕上がっていると思いました。
冷やしや醤油ぶっかけを頼んでいる人のも気になったので、またお邪魔して試してみたいなと思います。
#西大島ランチ #西大島グルメ #西大島うどん #西大島和食 #砂町銀座ランチ #砂町銀座グルメ #砂町銀座うどん #砂町銀座和食 #南砂町ランチ #南砂町グルメ #南砂町うどん #南砂町和食 #南砂町ランチ #とa2cg #麺スタグラム
0 notes
gagago-001 · 1 year
Text
4/20
休みんぬ
お昼、お腹が空きすぎで作ってらんなかったのでご飯食べに行った ついでに買い物と散歩
どこに行ってもありえないくらいに電線が何本も張ってておもしろい 信号待ちのときは電線見てる
これは夜ご飯
Tumblr media
・シーチキンパスタ
もやし、玉ねぎ、こごみ、シーチキン一缶が入ってます 美味しい 美味しすぎた
炒めの終わりを見極められんかったので少し焦げてる しんなりしたら終わりです
味付けは醤油(最後)、コンソメ(炒め) にんにく入れたらもっと美味しいっぽい コンソメはいらんかも
朝はパン あとお茶を食べました
4/21
朝、シャツにマスカラべっとり着いて遅刻しそうになった もっとはよ起きんしゃい
最近だいぶかまけてきて夜遅い 寝ろ さっさと
午後、あなたのお気に入りポケモンって奴をちまちまやってたら日が暮れた タイプ別ともっと細かいやつ でもまあずっとやりたかったからいいんじゃないの
朝は豆パン、バナナ あとお茶
昼はパン屋さんのパン、コーヒー
夜は生姜焼き、最後のごぼう天、白米を食べました
生姜焼きは電子レンジで温めるだけのアレなので撮ってません
4/22
半泥
らんまんに爆萌してめちゃめちゃ生活の気力が湧いた 一緒にいる限りどこにもいけない不透明なすれ違いって最高〜!
朝兼昼はおにぎり あとお茶
夜はシチュー、食パンを食べました
前も作ったから撮ってない
雑記
・ご近所さんが全然寝ない 夜に目が覚めて声が聞こえる 3時 笑い声怒号���め ずっと数人が会話している おもしれ〜 いい感じに何言ってるかわかんないから睡眠導入剤として使わせてもらっています
・misskey、ちょっと試しではじめた 瞬間風速が強すぎるわりには期待しているものをそんな得られない(それがSNSだよ) 楽しい やめらんない フットワークが鳥の羽根くらい軽く交わされてる空間 まあ絵を見るのにはあんま向いてなくてtwitterの方がいい
・思ってたより麺類好きかも
・ナン食べたい
・窓際って本当に寒い 長くいるべきでない はやく布団行って
0 notes
cocoroedgar · 1 year
Text
Tumblr media
すき焼き
【プロ直伝】割り下・たれから手作り! 関東風すき焼きのレシピ。具材と作る順番も注目です
すき焼きのイメージ
ちょっと贅沢なハレの気分を味わえる家庭料理の定番といえば、すき焼き! でも、いざ作ってみるとせっかくのいいお肉が固くなってしまったり、味が物足りなかったり…。「お店の味となんだか違う」と感じている人も少なくないのでは?
そんなおうちすき焼き、実はほんの少しのコツで劇的においしくなるんです!
教えてくれたのは、伊勢丹新宿店<I’S MEAT SELECTION>の岩田晴美シェフ。おもてなし料理にもぴったりなすき焼きの極意を、プロが伝授します!
すき焼きにぴったりな浅型鍋はこちら>>
シェフ直伝「すき焼き」レシピのポイントは3つ!
【すき焼きポイント1】
割り下(たれ、タレ)は手作りがおすすめ。「酒:みりん:醤油:砂糖」の黄金比で簡単!
「関東風のすき焼きの場合、割り下(たれ)は市販のもので済ませてしまうこともあるかと思いますが、黄金比率をおさえておけば、自宅で簡単にプロの味が再現できます。なお、関西風のすき焼きは砂糖、酒、しょうゆのシンプルな調味料を、直に鍋に投入して味付けていきます」
関東風すき焼きの、手作り割り下の比率はこちら。
酒…100ml
みりん…100ml
醤油…100ml
ざらめ…30g
※上記は2~3人分です。
4~5人分なら「酒200ml・みりん200ml・醤油200ml・ざらめ60g」…と、簡単な比率を守れば、何人分でも味のバランスを保ったまま割り下が作れるそう! ざらめを使う理由はコクが出るからです。ざらめがなければ普通の砂糖でもOKです。
【すき焼きポイント2】
野菜の下処理。長ねぎは牛脂で焼いて香りよく!玉ねぎはレンチンする
とくに長ねぎはあらかじめ焼いておくのがプロの技。面倒に思えても、焼くことで味が格段にアップします! 玉ねぎは火が通りにくいので、電子レンジで軽く加熱しておきましょう。なお、白菜は煮ると水っぽくなり、割り下が薄まってしまうので使いません。
「料理は効率が重要です。電子レンジなども積極的に使いながら、材料それぞれのベストなタイミングを逃さないように工夫しましょう」
【すき焼きポイント3】
材料をいっきに鍋に入れないこと! おいしく作る順番を守るべし
鍋に野菜と肉を長ねぎを一度に入れて、割り下で煮込んでいくのはNGです。牛肉を最高に美味しく食べるためには、鍋に入れる順番があります。
ポイントは最初に長ねぎだけを焼いて取り出し、次に牛肉だけを焼いてそのもののおいしさを堪能することです。あとは、牛肉の旨みが出た鍋に野菜や豆腐を加えて煮ていきましょう。
牛脂で長ねぎを焼いて取り出す。
牛肉だけを入れて焼き、割り下で調味して、すぐにいただく。
割り下、豆腐、きのこ、玉ねぎを加え、煮えたらいただく。
あとは適宜、牛肉と野菜を煮ていただく。
以上3つのポイントを頭に入れて、Let’s すき焼き!
【永久保存版】シェフが教える究極のすき焼きレシピ
究極のすき焼きの材料
材料(2~3人分)
牛肉の薄切り(今回はリブロースを使用)…適量(男性200g、女性150gが目安)
玉ねぎ(繊維を断つように切る)…1個
長ねぎ(白い部分は斜め切り、青い部分は3~4長さに切る)…1本
牛脂…1かけ
焼き豆腐(食べやすい大きさに切る)…1丁
えのき茸(軸を除いてほぐす)…1パック
しらたき(ゆでてアク抜きし、食べやすい長さに切る)…半パック
三つ葉(食べやすい長さに切る)…適量
溶き卵…1人1個ずつ
【割り下】
・酒…100ml
・みりん…100ml
・醤油…100ml
・ざらめ(もしくは上白糖)…30g
「きのこ」の下処理はこちらで確認>>
<下準備>
① 割り下を作る。鍋に酒、みりんを入れて煮立たせる
究極のすき焼きのための割り下レシピ。
酒、みりんを鍋に入れ、強火にかける。
「アルコールの香りを飛ばすために、強火で煮切ります。すき焼きは手際が命。最初に割り下を準備しておけば、調理中にバタバタしません」
② いったん火を止め、醤油、ざらめを入れてさらに中火で温める
究極のすき焼きのための割り下レシピ
火を止めて醤油、ざらめを入れ、さらに中火で温めたら、プロの割り下が完成。
「ざらめが溶ければよいので、火は弱めでOKです」
<究極のすき焼きの作り方>
①玉ねぎを耐熱容器に入れてラップをかけ、電子レンジで火を通す
耐熱ボウルを使った玉ねぎの加熱方法
火が通りにくい玉ねぎは、鍋に入れる前にあらかじめ電子レンジで熱を通しておきます。耐熱ボウルなどに入れてラップをかけ、電子レンジで全体が透明になるまで温めます。
上にかけたラップが一度ふくらんで、ペシャンコになるのが、おおよその目安です(600Wの場合、約3分)。
「玉ねぎに事前に火を通しておくことで、鍋に入れた後は味を染みこま���るだけ、という状態に。一緒に煮た際に、お肉を固くしないための工夫です」
②鉄鍋に牛脂と長ねぎを入れて焼く。焼き色が付いたら取り出す
鉄鍋で焼かれる長ねぎ
「先に牛脂で長ねぎを焼くことで、煮るだけよりも香ばしさが増します」
③鉄鍋に肉を入れて焼く
鉄鍋で焼かれる牛肉
「焼き過ぎないように、ある程度赤い部分がなくなったら鍋の端に寄せましょう」
④割り下を少し加え、まずそのままでお肉を堪能!
たまごをつけた牛肉
溶き卵につけていただきます。
「ほかの具材を入れる前にお肉そのままのおいしさをぜひ味わってみてください」
少しだけ赤みが残るとろける肉のやわらかさ! 目を閉じて、しばし感動に浸ります…。
⑤割り下と豆腐、きのこ、しらたき、焼いた長ねぎ、玉ねぎを入れて煮たて、仕上げに三つ葉を加える
具材をすべて加えたところ
お肉のおいしさはもちろんのこと、牛脂で焼いた香ばしいねぎの香り、玉ねぎの甘みや歯触りも絶妙です。こんなすばらしいすき焼きが家庭で味わえるなんて、幸せすぎる!
【まとめ】すき焼きは、仕上がりをイメージして手順を逆算
岩田晴美シェフ
お肉のやわらかさを保ち、かつ素材それぞれの味をベストな状態にもっていくコツは、素材を加える「タイミング」を合わせること。
「すき焼きに限らずどんな料理でも、プロの技に近付けるためには手順が重要。料理を最終的にどういう状態に仕上げたいかをイメージして、そこから逆算してそれぞれの材料に必要な手を加えていけば、おのずと効率のいい調理手順にたどり着きますよ」
今夜は奮発しておいしいお肉ですき焼き、という日に試してほしいシェフの黄金レシピ。ポイントを押さえて、ぜひ挑戦してみてください!
0 notes
arakawalily · 1 year
Photo
Tumblr media
絶景ちゃんこに、ちゃんこ点心❣️ おしゃれ&ヘルシーな ちゃんこコース✨池袋の蔵之助さんの食の新ジャンル【ちゃんこ点心】を堪能してまいりました❗️メニュー編② 【竹プラン】一番人気おすすめ《飲み放題付》 6600円 ⭐️お刺身大盃盛り 盃盛りが、ちゃんこや力士インスパイア系❗️ ホタルイカ、鰹、鯛、マグロ、ハマチなど、初春の季節のお魚がいただけて大満足🐟新鮮で美しさも抜群✨ホタルイカと酢味噌が春を感じました❗️ ⭐️ちゃんこ点心 焼売と海老蒸し餃子のセットが登場❗️蒸したてで、湯気がウエストサイド池袋の夜景を幻想的にさせます。肉肉しいシュウマイはかなり大きく、えびはプリンプリン🦐 ⭐️若鶏の唐揚げ&ポテサラ 薄付きの衣はカラッと、お肉はジューシー❤️で、肉汁溢れる系❗️さすが南部地鶏❗️ポテサラも丁寧な作りです❣️ ⭐️蔵之助自慢❗️南部地鶏手羽先串 かなり大きい手羽だってば❗️🐓 国産鶏 南部地養鶏の抜群の旨さ。 外側がパリッと香ばしく、中はふっくらジューシー💕 赤穂の天塩が引き出す鶏の旨味が溢れでる🐓 ⭐️鰆の西京焼き 生カブとマグロ味噌 西京焼きは、やはり最強❣️上品な味わい❗️ 甘いカブにマグロ味噌❗️マグロ味噌は、力士が巡業する際に、栄養素が高いから持ち歩いていた秘密味噌だそうです❗️私もマイマグロ味噌持ち歩きたくなりました🐟 ⭐️特製しょうゆちゃんこ鍋  二所ノ関部屋直伝❗️お肉に野菜や海老まで乗って、豪華な出立ち❣️お出汁が効いた醤油ベースの透明感❗️まろやかかつあっさりで、食材の旨みを引き立てるつゆでした❗️ 豚も地鶏もつくねに、海老ちゃん❗️さすがちゃんこはちゃんとゴージャス❗️極上の風味❗️自分ですりすり擦りたての胡麻と一緒に食べるから、風味が益々良くなり、コク感あっぷ❗️味変の柚子胡椒も、青唐辛子の辛味とゆずの香りで、最強❗️ ⭐️ちゃんこの〆にお雑炊 私はこれが一番のお楽しみ❗️最高のお出汁と食材から出た旨味が凝縮されたスープでいただく、ご飯に卵をとじて🥚おかわりりーしちゃいます❗️ ⭐️柚子シャーベット アツアツのあと、さっぱりする口福感❣️ 全体的に、色々な食材をたくさん食べれて、ヘルシー感があります❣️ 池袋の西口交差点、C8出口目の前❗️ 大きなビルの5階で、窓際カウンター席は、 横並びの席で、ちゃんこデートがちゃんとおしゃれ💅💕 食べることに加え、テーマパークに行くような「楽しさ」があり、力士文化にも興味がわく、ワクワクする空間でした❗️ ⭐️お店情報⭐️ @kuranosuke_03 https://kuranosuke.info/ 【店名】蔵之助 #蔵之助 #supported #グルメ好きな人と繋がりたい#foodstagram#instafood #japanesefood #japanfood #池袋グルメ #池袋ディナー #鍋 #ちゃんこ #やきとり #刺身 #旬 #夜景 #カウンター #池袋居酒屋#東京居酒屋#東京ちゃんこ#蔵之助 #supported#荒川リリー#lilystudio #池袋グルメ #池袋ディナー #夜景#池袋デート#池袋和食#西池袋グルメ#力士料理#江戸前料理 (池袋 力士料理 蔵之助) https://www.instagram.com/p/CptYcAjymyz/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
assy1210 · 1 year
Photo
Tumblr media
ランチも摂れない丸の内の帰り掛け 八重地下で六厘舎を横目に ソラノイロNIPPONの極特製醤油つけ麺 少し硬めでのどごし爽やかな中太麺 あっさり淡麗で黒くも透明なつけ汁 チャーシューも複数パターンあり メンマも太くて味付けがちょうどよいのが いっぱい入っていて満足度が非常に高い 麦とオリーブに近いかな… 美味しくさっぱりいただきました #b級グルメ #ソラノイロ #醤油つけ麺 #ソラノイロnippon #極醤油つけめん (ソラノイロnippon) https://www.instagram.com/p/CnwXk16yFY1/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
doctormaki · 1 year
Text
朝は日本の会議に出て、午後はシラバスを仕上げつつ、溜まりに溜まったメールに少しずつ対応。夕方になると、兎に角、眠い。8時間時差は、私はアメリカの方がadjustしやすいみたい。夕方5時頃には切り上げて、Madhulika伯母さんの子供たち、SufiとPelleのために御飯を作る。炊飯器が無いので、兎に角、おかずを沢山作るのが私流。
人参と大根を千切りにし、塩揉みして少ししならせてから、酢と塩昆布、醤油、オリーブオイルで和えて西洋風酢の物サラダ。器が無いので年末に奮発して買ったガラスタッパーを器代わりにする。次に、茶碗蒸しの用意。卵を2つ割って、卵の量の三杯の出汁を作る。卵L2つが100mlだった。出汁は卵に対して一対三なので、300ml。出汁を冷ます間にエビを小さく切って、マッシュルームをスライスし、ベビーほうれん草を散らして平器入れる。出汁が冷めたら静かに卵液と混ぜ、塩と薄口醤油で味付け。泡を立てないようするのがコツ。
昨晩から漬け込んだ鶏胸肉に片栗粉と小麦粉を混ぜて唐揚げ。長芋を適当に輪切りに切って、唐揚げの後にこんがり焼き目がつくように焼き、バター醤油を絡め焼きし、仕上げに黒胡椒する。これらは同じ器に入れて、オーブンに入れて冷めないようしておく。
唐揚げをしたフライパンを洗って、熱湯を注ぎ、茶碗蒸しをそーっと入れて、アルミホイルフタをしておく。3分ほど強火で火を入れて、グラグラしてきたら中火にしてゆっくり火を入れて行く。蒸していないで間接的に茹でてる感じ。母が昔作ってくれていた、蒸し器を使わない茶碗蒸しの応用編。15分ほど中火で火を入れて、表面が固まってきて透明のおつゆが少し出てきたら完成。スが入っていない、素敵な器蒸しができた。年末に、銀縁のついた器を買って良かった。
本当はアボカドでもう一品とも思ったが、ニラとシンガポール製の餃子の皮をゲットできたので、餃子のタネを作ったところでタイムオーバー。親子はインド人らしく良くおしゃべり。二人ともMadhuの自慢の子供たちであることを実感。良く躾られた北海道に行ったことのある長女と、哲学文学に関心のある19歳長男。若いとは可能性であることを再認識。私には、まだどれだけの可能性があるのだろうか。やっぱ、いくつになっても可能性は無限大でいたい。
Tumblr media Tumblr media Tumblr media
彼らが帰った後に餃子を包む。3個だけ、水餃子にしてお試し試食。おいしい。わいは料理の天才や。と確認。後は冷凍保存へ。
年始に母と100円ショップに行って、中国人に負けない勢いで爆買いしたものの内の一つが、水栓に直接つけるシャワー。私のキッチンは、今どきにしては不便な、温水と冷水が異なる蛇口。おまけに皿洗いする時に、ジャージャー水が出てくるだけだと洗いにくい。そこで普通の水栓をシャワー水栓に変えてくれるクマちゃんゲット。レバーがついて、普通水栓とシャワー水栓に切り替えられる。日本の水栓とはサイズが違うのだが、シリコン製なのでハサミで切り込みを三方に入れて、三って素数だし、安定した数だわーと感激しつつ、水栓口に装着。クマちゃんは、ごっきげんで毎日大活躍。シャワーにすると、兎に角、皿洗いや野菜洗いがラクです。日本最高。
0 notes
kachoushi · 2 years
Text
各地句会報
花鳥誌 令和4年3月号
Tumblr media
坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
………………………………………………………………
令和3年12月2日 うづら三日の月句会 坊城俊樹選 特選句
しとしとと雨しとしとと冬近し 喜代子 護りうけ思ひ絡まる毛糸編む さとみ 冬河や網打つ人は何を漁る 都 冬怒濤雄島は人を寄せ付けず 同 寂聴の過去は激しく榾燃える 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月2日 花鳥さゞれ会 坊城俊樹選 特選句
秋風や消えゆく物にますほ貝 雪 蓑虫の纏へる物の哀れさよ 同 亡き友の顔をかぞへて師走かな 匠 裘かくしに去年の映画の券 同 なんとなく交はす言葉にある師走 かづを こころして願掛けをせむ神還り 数幸 恋多き尼の死悼む歳の暮れ 清女 仲よしの三人の婆おでん酒 啓子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月4日 零の会 坊城俊樹選 特選句
枯葉積む蝶のむくろを嵩として はるか 乃木将軍の墓ひとりぼち冬の蠅 佑天 枯葉舞ふ異人の墓は仰向けに 伊豫 赤信号ぬるき懐炉は胸の奥 ゆう子 冬霞あふひの墓の見つからず 佑天 黄落にころんと転び笑ひをり 久 坊城雀冬晴を祓ひに来 順子 十字墓影を寝かせて冬ぬくし 秋尚 冬の日に白装束の透きとほる きみよ
岡田順子選 特選句
百度石在らば祈らむ冬空に 炳子 墓一つ極月一つあるごとし 伊豫 冬晴や絵画館やや浮かみたり 佑天 塋域は枯野とならむ魂の黙 ゆう子 元勲の墓冬帝の貌をして 俊樹 極月の指墓碑銘を愛しみ 千種 冬晴や虚子の見守る墓一基 三郎 懐旧の情とは極月の男 千種 抱擁すマリアは寒き手を拡げ 俊樹 蝶も無き冬の墓標となりしかな 同 けふあたり上へと魂の日向ぼこ 慶月
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月10日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
面影山に半襟掛けて時雨虹 美智子 冬ぬくし赤子を丸く抱いてをり 栄子 冬ざれや修築の碑は沖を見て すみ子 ざらざらの風紋壁画冬日吸ふ 悦子 色鳥の木戸を飾りて飛び去りぬ 宇太郎 黄落の色に染まりて町の風 和子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月11日 札幌花鳥会 坊城俊樹選 特選句
冬日落つ老いのひと日の終りけり 独舟 ペーチカやレコード針の飛ぶところ 晶子 君知るや時空を超える除夜の鐘 同 悴みて錠剤一つ転がりぬ 寛子 樽前山を背負ひ堂々たる雄鹿 のりこ 魔女の口笛かも知れぬ虎落笛 岬月 天空の乱れし夜の虎落笛 同 クロークに寒さ預けて席に着く 同 恋心捨てしを叱咤虎落笛 同 五稜郭兵を鎮める雪しきり 雅春 冬虹を翔け上らんと鳥一羽 同 榾爆ぜる音にも温みありにけり 慧子 故郷は遠し一夜の雪二尺 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月11日 ますかた句会 栗林圭魚選 特選句
みちしるべなき分かれ径枇杷の花 秋尚 中子師と歩みし坂ぞ枇杷の花 三無 杉樽に醤油の香り枇杷の花 ゆう子 新聞の折り目ずれなく漱石忌 同 枇杷の花不穏なること無き日々よ 同 布団干す母手作りの重さかな 多美女 立ち止まり見る人もなく枇杷の花 白陶 いぶかりつ人恋ふ猫や漱石忌 百合子 烏瓜色仕上りて句碑頭上 三無 日を回しながらゆつくり紅葉散る 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月13日 武生花鳥俳句会(十二月十三日) 坊城俊樹選 特選句
色鳥の風と光に遊びをり 中山昭子 色足袋をはいていよいよ籠りけり 上嶋昭子 落つるもの大地に還し山眠る みす枝 一灯のともる社や神の留守 英美子 極月にして捨つるべきもの何もなし 世詩明 冬麗やこの郷土にて生かさるる 信子 吾町に煙突のなきクリスマス ただし 時雨るるや振子時計の重き音 信子 天界の星座の見ゆる大枯木 みす枝 妻が留守する小春日でありにけり 世詩明 天帝の光射す庭冬の蝶 錦子 誰かれと言はず着ぶくれ句座にあ��� 英美子 ���籠りてふくらむ夢や毛糸編む 同 街路灯夜霧のうるむ一直線 一枝 外套の襟立て警邏街の辻 三四郎 外海も内海も凪石蕗の花 中山昭子 何処見るでなき見つめゐる日向ぼこ 英美子 鴨一羽急に羽搏き黙破る みす枝
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月13日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
金色の曙杉や冬日向 美貴 お喋りは徐々に大声冬日向 あき子 松籟に静けさつのる炭手前 同 冬日向旧姓残る裁縫箱 美貴 山寺の燃える紅葉に冬日差し 迪子 ひと畝の冬菜を残し寺の畑 秋尚 彩りに冬菜を入れて中華粥 迪子 尉もまたかぐはしきもの桜炭 三無 晴れし日は富士仰ぎ見ゆ冬菜畑 貴薫 黒糖の飴舐め冬菜畑入る 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月14日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
乾きたる白杖の音や枯木道 登美子 初めての柚子湯子の手に一つづつ 裕子 冬タイヤ着け替へる音響く町 紀子 根深持ち友わが家を探し来る 令子 母と娘のふところ温め根深汁 同 甥つ子の来福めがけ霰降る 紀子 冬夜空指輪のやうな月蝕を 光子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月14日 萩花鳥句会
リハビリの迎へ待つ間や著ぶくれて 祐子 月蝕や三代並び膝毛布 美恵子 姿変へ伏兵地球を凍らせる 健雄 交差点スマホの生徒息白し 吉之 句仲間の声懐かしや忘年会 陽子 けたけたと笑ふみどり児日向ぼこ ゆかり まつしろな書類重ぬる年の暮 明子 彼の宿の達磨火鉢を懐かしむ 克弘
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月16日 伊藤柏翠俳句記念館 坊城俊樹選 特選句
竜胆の花がこんなに似合ふ墓 雪 考へのあるとも見えぬ懐手 同 木犀の香にほころびの見えそめし 同 機嫌よく水の軽さや紙漉女 眞喜栄 音のなき竹百幹の霜の声 同 枯菊をくべ足し仕舞ふ畑仕事 同 マスクして美人の顔を半分に 清女 丸太棒の如き大根もて余す 同 嘗つて僧と梅見の宿の河豚料理 ただし 渡来仏残る若狭に牡蠣筏 千代子 越に棲み訛は二つ石蕗の花 同 青空に別れに来たか赤とんぼ 輝子 冬帝の足音もなく来る越路 かづを 黒手帳終へし師走の赤手帳 高畑和子 ふぐと汁喰べて睡むたくなりにけり ただし 鴨浮寝何れか父やら母子やら 玲子 酔漢の愚痴の繰り言忘年会 みす枝 大根を抜きて土の香漂へり 富子 虎落笛白きもの皆吹き飛ばす 山田和子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月19日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
重力の強くなりたる冬至前 久 遥か行く貉の怪や枯野径 三無 裸木の一木領す群れ鴉 菟生 寒鴉鳴くまだ釣果なき釣人に 佑天 神鈴を鳴らす冬帝鎮むまで 慶月 冬木立天は奪へるもの奪ふ 慶月 冬ざれの谷戸田貫く風太し 三無 径を問ふ人にやさしき頰被 亜栄子 むじな池人惑はせて氷りけり 久 焚火の香まさをな空へ消えゆけり 眞理子 古鏡なす日輪弾く冬の沼 菟生 燃えつきの悪き焚火やむじな池 千種
栗林圭魚選 特選句
痛きほどの青空尖る冬芽かな 斉 初霜の葉脈白く浮き立たせ 貴薫 霜枯の行く手阻みし杭一つ 炳子 女坂とても険しき水仙花 芙佐子 朝霜を畦の日蔭に消し忘れ 秋尚 田の氷罪あるごとく割られけり 千種 径を問ふ人にやさしき頰被 亜栄子 むじな池人惑はせて氷りけり 久 烏瓜空眩しみて破れけり 久子 霜光る崩るるままの藁ぼつち 炳子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月21日 鯖江花鳥俳句会
新米を上り框にどさと置く 上嶋昭子 難儀やなあと呟きて懐手 同 真砂女の句厨に貼れば時雨くる 同 実印を押して腕組む冬座敷 同 寒雀あやとりの子に近づきぬ 同 秋霜や左近の陣に残る石 同 床の間の螺鈿煌めき冬座敷 中山昭子 暖炉燃ゆ三重奏の楽豊か 同 蓑虫の蓑の衰へ如何にせん 雪 炉話や若き日の恋爆ぜてをり みす枝 船頭の笑はせ上手冬日焼 洋子 奈落とも思ふ夜更けの雪起し 一涓
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月22日 第四十四回近松忌記念俳句大会 坊城俊樹選 特選句
お歯黒をつけし女の近松忌 世詩明 男云ふ今際の言葉近松忌 雪 心中はむかしがたりや近松忌 遊子 近松忌雨の鳥語を供華として かづを 忍び泣くお初時雨や近松忌 ただし 近松忌盗人被りの成駒屋 道夫 南座の木戸に盛塩近松忌 同 あでやかな傘をすぼめて近松忌 上嶋昭子 しぐるるや胸のほのほは消えもせず 同 近松忌今も名残の七曲り 節子 許されぬ恋の道行き雪深し 同 近松忌皆口紅の濃かりけり 匠 日野山の晴れて時雨れて近松忌 同 手枕の味を忘れて近松忌 千代子 恋に燃えし寂聴逝けり近松忌 みす枝 人情の深まる里や近松忌 同 近松忌お初の恋はありのまま 千加江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
棘の威の死して残れる枯茨 洋子 クリスマス会果てまこと神の闇 古賀睦子 山の端にしたたる銀河神楽宿 佐和 独り三味線せめて一手間熱燗に 勝利 熱燗に火宅を忘れおほほほほ 美穂 棋士決めの王手の響き冬座敷 吉田睦子 スイミング二秒縮めて聖夜の灯 桂 北窓を塞ぎて画布の静かな絵 朝子 お尻立て鳰はするりと異次元へ 勝利 胴長と漁網干しゐる舟小春 由紀子 熱燗や三巡目なるあの話 成子 音楽会敢へて師走を忘れたく さえこ かりそめに置く一本の冬の薔薇 由紀子 凍星や阿修羅は泪とどめたり 久恵
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
4 notes · View notes
marie--biscuit · 5 years
Text
某店。3か月前にsavvyのinstagramで紹介されてた。やっと今月訪問できて食後第一に思ったのが「絶対人に教えんとこ」だった。高校生の頃からsavvyには全信頼寄せてきたが、ここにきて信頼度が突き抜けたかもしれない。さすが俺たちのバイブル。一生ついてく・・・。
それは北新地の雑居ビルの三階にあった。そして室内なのに日本庭園的なアレがあり白い玉砂利が敷かれて竹あってエ、エモ~~~~となりでした(状況説明が下手すぎる)。
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
鮪 in space 器に大興奮 乗ってるのは漬け卵黄
ネタを引き立てる味付け、至適温度。赤シャリだった。お寿司は味付け済み。よく箸を滑らせてお寿司を醤油の海の中にぶち込んでしまう私はこっちの方が好きだと思った。一番いいものを一番いい状態で食すことができる気遣い
Tumblr media
上品な剣先イカ 美です
Tumblr media
ミズダコの透明感
Tumblr media
鰻の蒸し寿司。震えた。
Tumblr media
器かわいいな~海苔で巻かないフリースタイルイクラ
Tumblr media
うすいえんどうの茶わん蒸し。どこまでも優しい
最後のあら汁写真撮り忘れたけどこれの奥行と余白がすごかった。多分普段の四国での食生活で味が濃すぎるんだと思う。こういう全神経をもって食すみたいな体験、なんか久しぶりでずぶずぶに浸ってしまった。THE 関西の汁物。これからどこへ住もうと私はこちらを支持する。
清くて正しくて美しくて。で、20皿以上あって6000円のコースだった。わけわかんないよ。
食べログ見たら点数3.06だった。正直「はあ???!!」である。食べログばっかり見てたらいつか痛い目に遭うわ…
9 notes · View notes
tsuntsun1221ts · 5 years
Text
2019.08 斜里岳
Tumblr media
1日目より
斜里岳山頂より。小清水町・清里町・斜里町とオホーツク海が一望。一言で言えば、とても過酷な登山だった。
【コースタイム】国設知床野営場→清岳荘→登山口 (0800)→登山道入口 (0815)→下二股 (0840)→上二股 (??)→胸突八丁 (0955)→馬の背 (1000)→山頂 (1015)→休憩→下山開始 (1050)→馬の背(1105)→上二股 (1120)→熊見峠 (1150)→下二股 (1215)→登山道入口 (1245)→清岳荘 (1255)→和琴野営場
前日は暑かったが、さすがに何もかけずに寝てると肌寒くて夜中に起きた。一度テントを出て隣に駐めてある車の中からシェラフを取り出しかぶる。4時に起床予定だったが、途中で起きて眠たかったので5時起床にした。撤収や朝食などで手間取り、結局出発できたのは6時半くらいか?
昨日のコンビニで買っておいた「山わさび塩ラーメン」たが、買わなきゃよかった。鼻にきつすぎてまともに食えん!頑張って麺は全て食べたけどよ・・・。てか、固形燃料でお湯を沸かそうとおもっていたのだが(機内は当然、受託でもガス缶はだめなのでその回避として)、2個いっぺんに火つけても沸騰しなかった、麺が硬い。熊肉は美味かった、かなり煮込んでいるし臭みとかなくて普通のやわらかい肉。これ買っておいて本当によかったー!
Tumblr media
道中、これから登る斜里岳が見える。天気は快���、すでに暑い!
Tumblr media
0740くらいに登山口がある清岳荘へ到着。最後の20分くらいは半舗装の山道だったのだが、砂利でスリップしてかなり怖かった、雪道走っているみたいで。
Tumblr media
遅めの到着だったかもしれないが、駐車場にはまだ余裕がある。6割くらいしか埋まっていなかったかも。自分のあとに着たのは3台くらいだったか。とりあえず清岳荘に駐車代金(協力金)100円を収める。登山口のポストへちゃりん。
・・・そしてめちゃくちゃ暑い、日差しが痛い、昨日以上か多分25℃くらいある。もしかして今日もサウナなのか?
Tumblr media
0800ちょうどに登山開始。このときは、あそこまで過酷な山行になるとは思ってもみなかった。確実な水分コントロールとルートファインディングと体幹能力必要。
Tumblr media
まずは10分ほど樹林帯を進む。当然サウナ。早速汗が出てきた。
Tumblr media
さて、斜里岳の特徴は山登りではなく、沢登りがメインなところ。下二股にたどりつくまでに沢を渡る箇所が10以上ある。おそらく湧き水が流れてきているため水量は一定だが、降雨などによる増水時にはかなり危険なことになる。
あっちに渡りこっちに渡り、渡ればいいのか渡らずに進めばいいのか、道標のテーピングは十分にされていると思うが、それでも次にどこへ進めばよいのか頻繁に迷う。
水量が豊富で一見涼しそうに見えるが、周りは樹林帯で風が通らないため非常に暑い。昨日よりも気温が高いため水の消費も激しい。沢の水はエキノコックスなどで飲水としては適さない。やはりこのままではマズイので、10分毎に沢の水を全身に浴びながら進む (ワイルドだぜ~) 。頭からかぶり、腕を冷やすことを繰り返す。これでようやくまともになったのだが、沢の水が���膜や傷口に触れないように注意しないと駄目かも。沢の水はとても冷たく、一度かぶれば体はすぐに冷えてくれる。
Tumblr media
昨日以上のサウナの中を水をかぶりながら、約40分で下二股へ到着。ここは旧道と新道の分岐点。いままで傾斜のあまり無い沢を歩いてきたが、旧道は傾斜が強い沢を引き続き進むコース、新道は沢から外れ尾根伝いに遠回りする展望コース。登りは旧道・新道どちらでも良いが、下りは新道を使うべきだと思う。というのも、旧道では滝を登るような箇所もあり、下りで通過するには非常に危険。かなり慣れている人でないと滑って絶対に怪我する。
今回は登りは旧道を選択、下山は新道で。これがオーソドックスらしい。
Tumblr media
旧道の沢登りとはどういったものかというと、たとえばこんな感じ。ここは滝の左の水が流れていない部分を登る。てか、そこ登るしかないの?笑
Tumblr media
ここも左
Tumblr media
ここは右
滝の脇でなくてもかなり急な傾斜がけっこうありビビる。滝の脇を通過する際は水で濡れているので当然非常に滑りやすくなっており、中には足をどこに置いたら安定するのかよくわからない箇所も。そういうところはロープが設置されているからありがたいのだが、一度完全に滑ってロープ掴んでいなければわりと大きな怪我するところだった。
下二股以降でも10箇所以上渡渉する箇所があるし、最初からそうなんだけど、足を乗せる石を外すと沢にドボン(さすがにこれは無かったが)。
実は、羅臼岳でも見かけた小さい子供2人連れたお父さんとここでも会ったけど、本当にオススメしない。沢はかなり浅いので溺れることはないと思うが、場所によってはとにかく傾斜が強く、よく考えて足場を選ばないと簡単に滑り落ちて怪我をする。
体が火照ってきたらその度に沢の水をかぶる。 ちなみにここの沢登りのコツは意外なことに、敢えて水が少し流れているところに足をツッコんで進むこと。 割といい足場が多い。てか薄々気がついていたけど、靴の防水死んでるわ。
Tumblr media
下二股から上二股までの過酷な沢登りは1時間くらいだったか?(ちゃんと記録してなかったので正確にはわからないが)。ここから上は沢の規模がかなり小さくなる。滑って転んだりする心配は無くなったが、なによりも浴びるほどの水量がなくなったのが痛い。ここも無風で十分にサウナ状態、おまけに日光も差す。まぁ酷いが、そこまで長くはない。傾斜もかなり緩やかになった。
胸突八丁はザレ道で、しっかりと踏み込まないとずり落ちる。傾斜は再び急に。ここを超すと、ようやく風の吹き抜ける待望の森林限界に!
Tumblr media
登山開始から約2時間、昨日よりも過酷な環境を通り越し、ようやく天国に。馬の背(鞍部)付近は風の通り道ですごく気持ちがいい!
Tumblr media
馬の背に到着。日差しは相変わらず。なんでこうジリジリと強いのだろうか、夏だからか、当たり前か。
Tumblr media
馬の背より山頂を眺める。ピークをひとつ超えた先にある奥の方が山頂。
Tumblr media
登山開始から約2時間。展望が素晴らしく、周辺の町とオホーツク海が一望できる。山頂は微風で少し涼しい程度だが、直射日光が直撃する。若干霞んで入るが快晴で、昨日登った羅臼岳、明日登る予定の雌阿寒岳が見える。この人里感広がる景色を目の前に休憩。
Tumblr media
ほんの一部しかみていないのに、北海道は広大だ。こういう景色は筑波山と似ているところがある。
山頂にたどり着いた時間が良かったらしく、15分くらいしたらどんどん雲が湧いてきた。その後に団体さんたちが到着したのだが、そのときはすでに雲が景色の一部を隠していた。
Tumblr media
山頂では30分くらい休憩し、景色も悪くなってきたので下山する。下りは熊見峠を経由する新道ルートへ。上二股で分岐する。
Tumblr media
尾根伝いのコースとのことだったけど、水平移動を想定していたら実際かなり登らされる!展望は良く、背の低い植物(たぶんダケカンバ)なのでどこにいても周囲を見渡せるのが良いところ。
Tumblr media
振り返ると山全体を見渡せる。沢コースではずっと樹林帯だったので全くわからなかった。一応、ジグザグの尾根道も右に写っている。
Tumblr media
景色は良く、前方に平原。山頂と同じような光景が広がる。
Tumblr media
尾根コースのピーク、熊見峠に到着。この周辺は植物の背が高く景色は全く見えない。そして暑い!新道は熊の出没も比較的多いらしいが、この暑さの中登山するバカは人間くらいだろう。ちなみに今回は熊スプレー携帯していないので、この視界が効かない中で遭遇したら完全にアウト。
熊見峠以下は樹林帯となり、景色は無く、無風で常にサウナの地獄と化す。この環境が危険なので、なるべく早く下山しようと思い早めに下る。沢の道と違い滑りやすい箇所はほとんど無く、安全な道(熊が出なければ)。
急いでいたので山頂から1時間半くらいで下二股に到着。しかし水の消費量は登りと同じくらいだったので、いかに過酷なサウナであったか。まぁ尾根コースは遠回りで、歩行距離が登りよりも長いのも原因か。
旧道を下ることができれば沢の水をかぶりながら進めるのだが、先に述べた通り危険。こんな暑くなければ快適だったと思うのだが・・・。水は1.5Lでギリだった。普通の人なら2でギリか?汗っかきなら3Lあったほうがいいかも(ここまで暑い日の話)
下二股にたどり着き、再び沢コースとなったのでまた水をかぶれる!沢の水が本当に待ち遠しかった。もちろん、さっそく水浴びたよね。
Tumblr media
そういえば、2~3回ほどガサガサとネズミくらいの小動物が茂みに走っていくのを見たが、一度だけバッチリとシマリスの姿をとらえた。
下山後はとにかく全ての水を飲み干した。気候も道も過酷すぎた。余っていた本日の行動食もすべて食し、水分と塩分とエ���ルギー補給。ここから車で下り、摩周・阿寒湖方面へ。
Tumblr media
車を走らせること約1時間半、時刻は14時半ごろ遅い昼食を取る。弟子屈ラーメン総本店、醤油チャーシュー950円。そして道の駅「摩周温泉」でハスカップジェラート(380円)といろいろと補給。ラーメンも美味しかったけど、ジェラートすごく美味しかった!
Tumblr media
宿は数年前にリューアルされた和琴野営場、摩周湖のすぐ近くにある。16時くらいに到着し受付。一人1000円と、昨日のキャンプ場よりかは高いが、超綺麗!トイレは水洗、シャワーもある、コインランドリーも(あった気がする)。芝も整ってるし。受付棟はWi-Fiあり。そしてかなり空いている。車乗入れは不可で、近くの駐車場に駐めることになっている。昨日と違って荷物をちゃんとテント場に持っていかなければならず、より実践に近いか。おまけに設営中に雨が割と強めに降るという、天から課せられた練習もこなす。霧の摩周湖という言葉があったと思うが、湖からではなく、雨上がりの水溜りから霧が出てた笑。どういう仕組みだよ。
摩周湖まで歩いて湖面を覗いてみたのだが、これまたすごい透明度で、後で調べてみたら世界で2番めに透明度が高い湖なのだとか(一番はバイカル湖)。
無料の露天風呂があるとのことで見に行ってみたら、少し囲いがあるだけのかなり開放的なお風呂、シャワーとかなし、ほんとにお風呂があるだけ。一応更衣室あるけど、まぁ丸見えだよね。おじちゃんおばちゃんが5人くらい賑わっていたけど、さすがにあの中に混ざるのは無理だったので、車を20分くらい走らせて温泉街へ向かう。あとひとつ注意点といえば、和琴野営場周辺にはコンビニなどが一切ない!自分は温泉街にいったときに翌朝の食料とかを買った。ほんとに周りなにも無い。
川湯温泉へ向かうには摩周湖の外周を北上する。その途中で別のキャンプ場があったのだが、おそらく砂場キャンプ場というところか?まるで海岸にキャンプ場があるみたいに、摩周湖の湖畔にテントを設営し、目の前に広大な湖が広がる光景。これはこれですごそう(施設はたぶん古い)。
「お宿欣㐂湯」700円で日帰り入浴(きんきゆと読む)。温泉街の数キロ手前からすでに硫黄の匂いがする。なんとなく選んだ温泉だったけど、ずっと昔に家族で来たことがあるような気がする。この宿はともかく、少なくともこの温泉街には来たことがある、絶対に見たことがある景色。 欣㐂湯 は内湯よりも露天風呂の方が大きく、個人的に好きなぬるま湯もある。
帰りの道も摩周湖の側を走ったが、霧深くなっていた。今日は夕方に雨降ったからか夜は涼しく、やっと北海道らしい感じ。全く寝苦しくなく、ぐっすり眠れた。
斜里岳は、要は筑波山の難易度かなりアップ版みたいな感じだった。
明日は早いこと最終日。
3日目に続く
1 note · View note
ecoamerica · 1 month
Text
youtube
Watch the 2024 American Climate Leadership Awards for High School Students now: https://youtu.be/5C-bb9PoRLc
The recording is now available on ecoAmerica's YouTube channel for viewers to be inspired by student climate leaders! Join Aishah-Nyeta Brown & Jerome Foster II and be inspired by student climate leaders as we recognize the High School Student finalists. Watch now to find out which student received the $25,000 grand prize and top recognition!
15K notes · View notes
geniusbeach · 5 years
Text
冷たい市街
 意図的に自分を見失うため、何も考えずに神戸に行った。住む街と違う場所であれば、目的地はどこでも良かった。ただ最近読んだ本のなかに出てきたその街が、私が今までに持った印象とは真逆のかなり魅力的なものだったためそこに決めた次第だ。だが結局、旅を終えてみてもその印象が覆ることはなく、街は外来者に冷たいままだった。後で友人からの慰めとして受け取った言葉を借りれば、誠に運が悪かった、それとしか言いようがない。以下はそのネガティヴな記録である。なお、神戸が好きな人や暗い気持ちになりたくない人には読まないことをお勧めする。
 電車で1時間あまりの旅。十三を経由し、昼過ぎに三宮に到着した。かつてその中にある服屋の店員になぜか試着を拒否された、個人的に嫌な思い出しかない高架下の商店街を歩き、元町方面へ。朝とは打って変わって爽やかな天気だ。こざっぱりとした表通りの先、極彩色の門を構えた南京町は観光客でごった返していた。朝から何も食べておらず腹が減っていたが、何か口に入れる前に少し散策をすることにした。
 裏道で見かけた中古カメラ屋に入る。店番のおばさんが眠りこけていた。ひどく雑然とした店内。扉を閉める音に気づき、むくりと起き上がった彼女が口を開く。私は留守番なんです、何かお探しですか? ――いえ、特に。主人を呼びましょうか? ――大丈夫です。古いカメラの数々がおよそ1万円以上の値で売られている。しばらく棚を見ていると、口ひげを蓄えてでっぷりと太った店主が現れた。呼びましたので、私はここで交代...。フィルムカメラを探していると言うと、私がそれ���一台も持っていない前提で話が進み、デジタルを否定しアナログを賛美する旧弊な饒舌に予期せず30分以上も耐えることとなった。俺がイロハを教えてやると言わんばかりの口調。終わる気配がないのでほとほと参った。もう行きます、と言うか言わないかのところで次の話が始まる。店主が黙ったかと思えば、彼の目の先30cmのところでこちらに背を向けて鎮座するテレビから、吉本新喜劇の大げさなリアクションが大音量で放たれる。仕方なく質問をすると、ライカを買えと言う。ライカは私の求める写りを実現してくれないことを知っているので、興味があるふりをしてお茶を濁した。10万超えのガラクタを買うつもりはない。そうして散らかった店内の真ん中でちょこんと座る店主を見ていると、汚い部屋で原稿を前にしてカメラを睨みつける坂口安吾の写真を思い出した。やられっぱなしで悔しかったので、店内の写真を撮っていいかと聞くと、断固として拒否された。面白いのに、何もわかっていやしない。そして聞いてもいない理由をべらべらと喋り出したので、途中で出ようと思ったが、なんとか堪えて最後まで相手をした。私は良い子だ。話の通じない店主含め、店全体がアナログのジャンク品のようだった。しかし、どうして「若者は苦労してナンボ」論者は、関わりの薄い他人にさえも不要な苦労を強いることができるのだろう。何よりも貴重な若さを費やすだけ費やして結果が実る保証などはどこにもないというのに。自称苦労人の彼に至って言えば、初見の若者に対してそのように重大な責任を持つことができるというのか。確かに人は、自分の経験を以てのみ説得力を持って話すことができる。だが、売れないカメラ屋を道楽経営しているという事実が説得力とは真逆の方向に働き、「フィルムは金払って失敗して上手くなるんや、それがデジタルならタダやろ? 一枚一枚を大事にせえへんねん」という主張の内容をさらに空虚なものにしていた。デジタルの恩恵を拒絶して懐古主義に浸るのも人によってはアリだが、それを他人にまで強要すべきではない。若者は、を枕詞に据えて話し始める、ストレート・アウタ・ショーワ(昭和)の親父たちは、その話さえも若者にとっては無駄な時間であるという観念など大抵持ち合わせていないため、遭遇した時には素早く距離を取ろう。
 さて、出鼻を挫かれて向かったのは「ぎょうざ大学」、その名の通り餃子の専門店だ。5人ほどの待ちができていた。行列の伸びる方向とは別の方向に誤って並んでいた男が、こっちが最後ですか? と言いながら舌打ちをして私の後ろに付いた。ここでもいきなりやられてしまい、笑うしかなかった。店員に注文を聞かれ、餃子は2人前以上が注文必須だったので2人前、飲み物は水で、と言うも返事がない。誰に対してもそのような感じだったが、忙しいようなので仕方がない。南京町の餃子は、なぜか酢醤油に甘味噌を混ぜたタレで食べる。ほどなくして提供された焼きたての餃子は、皮はパリパリ、中はジューシーでかなり美味かった。店を後にし、続けざまに台湾タンパオにて小籠包をテイクアウト。皮からアツアツのスープがほとばしり、口内を優しく暴れ回る。これは美味い。分かち合える相手がいないのが残念だ。最後に近くの精肉店で巨大な唐揚げ串を買って食べた。ジューシーで、定食一人前ほどの食べ応えがある。おかげで腹がパンパンになった。ようやく食欲が落ち着いたのでコーヒーを飲みつつ文章を書く。このあたりは観光客が多すぎて店員は皆疲弊しているようだ。金持ちが相手だとしても愛想は悪い。しかし私は何よりも、ここが関西とは思えないほど関西弁が冷たく聞こえることに驚いた。むしろ優しいのは日本人より中国系だとも思えてくる。ゆく人の会話からも物質的な内容ばかり聞こえてくる。例えばこうして喫茶店で座っている横でも、おそらくだが上司と部下が仕事の話をしていて、しきりに集金集金と繰り返している。すっきりとした街並み同様、あまりにも血が通っていない人々。彼らは容姿の美醜に拘らず着ているものは一流であり、入念に施された外見、つまりは見栄の下、三宮からこのコールド・ヴェインを通り抜け、再び神戸という街の心臓に絶え間なく注ぎ込んでいるのだ。それでは、この心臓を動かす酸素の供給源はどこにあるのか? その答えを、私は旅の終わりに知ることとなる。
 歩いて異人館方面へ向かう途中、「縁結びの生田さん」こと生田神社に立ち寄った。元陣内夫妻が結婚式を挙げた場所である。朱塗りの大きな鳥居と神殿に、多数の参拝客。境内の端で史蹟「生田の森」という看板を見かけたので、裏手にある鎮守の森を覗いた。数本の神木の下を人工的に固められた遊歩道と申し訳程度の小川が這っており、辺りには石碑が散在している。ここに限らず、全国どこでも史蹟というものは似たような様相を呈している。かつてあったという事実がそこに残ってさえいれば、形はどうでもいいのである。ここは雰囲気こそ薄暗く神聖な感じで、昔は広大な広葉樹林が社を囲んでいたものと思われるが、京都下鴨の糺の森がもはや森とは呼べないほど縮小しているのと同じで、空の光があちこち透けて見える程度の木立と化している。本当の意味での自然などどこにもないこの現代、かつてあったものの威光は一体この先をどこまで照らすのか。もの寂しさだけを覚えて私はそこを去った。
 山手へ向かう長い坂を登り、神戸北部の一角にある北野異人館街に到着した。ここは旧外国人居留地で、瀟洒な洋館が立ち並んでいる。その中のいくつかは一般公開されており、入館料を払えば中に入ることができる。「公開異人館」や「一般公開異人の家」などという看板が目につくが、決してタダという訳ではなく、入口では安くない入館料が請求されるため注意しなければならない。通りにある有名なスタバを含め、なんとなく全てがハリボテであるかのような印象を受けた。北野という地名については、京都の北野天満宮を勧請したことに由来するそうだ。上り坂を終えた後に現れる長い石段の先には北野天満神社があり、その境内からは神戸市内が一望できる。私はそれらに用がなかったので、広場の猿回しの芸者と数名の観客を横目に足早に通り過ぎた。うろこの家裏手の細い横道から山へと入ると展望台があった。街を眺めやると、近くに聳えるひときわ高いビルが目についた。ジークレフ新神戸タワーというマンションだ。葉陰からにょきっと飛び出た大建造物という構図が面白く、数枚のモノクロ写真を撮���た。道中、先日の台風の影響か崖崩れが起こっていたが、崩れた土砂の上に道が作ってあった。そのまま山道を突き進んでいると、ヨーロッパから来たと思しきカップルとすれ違った。このような観光地から外れた自然の中を歩いていると、地元の人の他になぜか欧米人と出くわすことが多い。その一方で、アジア系の旅行者を見ることは少ない。これら二者は旅に求めるものの傾向が異なるようだ。私はどこにいても緑を欲するタイプなので、山や森へと続く道を見かけるとするする入ってしまう。そのせいでフランスに行った時などは、ブーローニュの森であわや迷子になるところであったが、それもまた良い思い出だ。布引ハーブ園へと延びるロープウェイの下を通り、北野から1.5kmほど歩いて辿り着いたのは落差43mを誇る布引の滝である。この雄滝と少し下流にある雌滝を合わせて夫婦滝と称する。神瀑の名に相応しい威容で、水の流れ落ちる様子はまさに白布が垂れているかようだった。モノクロ写真を数枚撮った。良い画が撮れたと思う。カメラ屋のおっさんに見せてやりたいと思った。日が暮れかかっていたため、そこにいたのはハイカーが10〜20名ほどと少なかった。が、階段を下りてくる年配の彼らは皆酒臭く、それは山中に茶屋があるためであった。古びた茶屋を少し冷やかした後、再び滝を見上げた。滝壺はたっぷりとした水量があり、翡翠色の水が綺麗だった。傍に立っていた説明看板を見ると、観光客への配慮で、滝の水が一定になるよう上流のダムからの放流量を調節しているという。一時の来訪者としてはありがたいが、やはりここも人の手が加わった「自然」であるのかと思うとまた少し虚しくなった。
 麓まで引き返してきたあたりで、ふと三宮駅からポートライナーに乗ろうと思った。それはこの旅の中で最良の選択だった。吉田篤弘が『神様がいる街』で、神戸港につくられた人工島を一周して戻ってくるこの無人運転の電車のことを、「横に回る観覧車」だと言っていたのである。私はそれがどのようなものなのか興味をそそられていた。以来、神戸に行ったら乗ってみようと思っていたのである。三宮で切符を買ってホームへ。空港行きと埠頭行きがある。電車は時間通りに客を吐き出し、かつ吸い込み、淡々と運行している。埠頭行きの一番前の席を陣取って足を投げ出すと、自分が歩き疲れていることに気づいた。車両は音もなく発車した。そうして至極のろまなジェットコースターにのったような気分で、目の前で次々に繰り広げられる光景をぼーっと眺めた。もう夜になっていた。埠頭、海、ポートターミナル、公園、団地、学校。レールの下に浮かんでは消えた。いくつかの駅を経て、電車はもと来た方向へと戻る。船舶、イケア、流通基地、駐車場、ビル。最後に、海にかかる橋から言いようもなく綺麗な市街の夜景が見えた。それは今日、唯一の感動であった。神戸よ、煌びやかな街を黙々と動かし続けているのは、これらの埠頭や空港から送り出される人や物なのではないか。街路が血液の体循環を象徴しているとすれば、きっとポートライナーが結ぶラインは肺循環であり、海をぐるりと一周し、街と一時的な自然状態とを往還することで神戸のダイナモを支えているのだ。車両に乗り込んだ人々は、ぼんやりと景色を眺めたり、おしゃべりしたり、仕事や学校に向かったり、または家路に着いたりと、目的はバラバラであろうが、普通の夜の電車にありがちな雰囲気とは違った、何か独特な、人をわくわくさせる期待に満ちた空間が夜を滑って行くかのように思えた。海で仕入れた清新な大気とともに貿易センター駅で降り、三宮駅まで歩いて戻る時にこの仕組みが分かって納得した次第だ。あまりに疲れていたのでそれ以降は何も考えられなくなり、駅前でうどんを啜って帰った。京都に着いた時、友人から連絡があり、元田中の中華料理屋「上海バンド」で落ち合った。そういえば、海から見えた神戸市街も、以前にネットで見た上海外灘(バンド)の夜景に似ていたな、などとぼんやり思いながら麻婆白子やら羊のクミン炒めやらをつつくうち、ついつい飲み過ぎ、結果として予想とは違った方向で自分を見失う夜となった。
1 note · View note
unicodesign · 2 years
Text
お醤油絞り@南房総
先週末、南房総 馬場醤油のお醤油絞りに行ってきました。昨年参加できなかったので、2年ぶりです。
三芳にくるのも2年ぶりくらいでした。ほっとする景色です。
Tumblr media
前夜入りしていたので、準備の段階から一部始終を見ることができました。
絞り機は水平が��要だそうです。
Tumblr media
焚き付けのお手伝いをしたり、竹の食器づくりを手伝ったり。
Tumblr media
これは、お米を炊くための竹のお釜です。あれよというまに作ってしまう山師。
Tumblr media
薪割も自分たちで。
Tumblr media
さて、こちら、1年かけて育ててきた今年のもろみの様子を確認するもろみ主。
Tumblr media
もろみ主と絞り師匠。このお2方のおかげでこの日があります。
Tumblr media
もろみにお湯を足して、まぜていきます。
Tumblr media
これを袋に注ぎ込み、
Tumblr media
袋の口を折って、シワができないよう、偏らないよう、折った側を一枚一枚向きを変えながら、平らに平らになるよう重ねていきます。
Tumblr media
ちょろちょろとお醤油が流れ落ち始めました。
Tumblr media
小学生も立派な一員。
Tumblr media
かたやお昼の準備も着々と。朝作った竹のお釜に研いだお米が入りました。
Tumblr media
七輪に火をつけて、炊き始めます。
Tumblr media
袋もだいぶ上まで重なってきました。
Tumblr media
もろみがすべて袋詰めされて桶の中に敷かれたら、ジャッキで絞っていく仕組み。
Tumblr media
春の陽射しの下で、桶の中のお醤油が紫にみえました。
Tumblr media
絞りが進むにつれて、だんだんに透明になってくる絞りたてお醤油たち。
Tumblr media
竹のご飯が炊けた!底が焦げていないのがすごい。
Tumblr media
羽釜のお米もたけました。どちらも、仲間が自分の田んぼで手塩にかけたお米たち。
Tumblr media
地元スギナ舎の卵。ワクワクしてきます。
Tumblr media
炊きたてごはんに、ぷるっぷるの卵をのせ、お醤油をかけて、塩漬けこしょうと共に。最高です。
Tumblr media
うどん、天ぷら、椎茸や玉ねぎのグリル、さんま、ゆば、しゅうまい、とみんなが持ち寄ったお醤油にあう一品がずらり。日本人でよかった。
そうこうしているうちに、お醤油の火入れの時。
ボーメ(塩分濃度計)がバッチリ赤のところで止まっています。これが浮いたり沈んだりしていると、お湯を足したり、塩をたすことになる、、、つまり、最初のお湯の足し具合が絶妙な塩梅だったということ!皆で拍手喝采。
Tumblr media
嬉しそうな絞り師匠。
Tumblr media
すっかりお腹が満たされたら、片付けに。まずは袋からもろみ粕を剥がし出す作業。袋を縦に横によくふってから、中身を出します。
Tumblr media
そのあと、袋を裏返してよく洗います。
Tumblr media
1番桶、2番桶、と洗っていき、最後に表に返して脱水へ。
Tumblr media
無事に一連の絞り作業が無事終了。今年のお醤油もとても美味しいです。
日本に『しょうゆ』が登場したのは室町時代だそうですが、『醤(ひしお)』の記録は7世紀以降だそうです。大化の改新の頃だろうか。長い長い醤油の歴史。先人たちの知恵。
気温や湿度などに気をかけ、転地返しを行うなど手間をかけて、毎年もろみを醸造させるのもすごいことです。そして、体験の機会をつくってくださる、もろみ主の馬場さん、絞り師の木村さんに感謝です。
とても豊かな時間でした。
Tumblr media
0 notes
kaon0211 · 5 years
Text
炒飯を食べるだけの話【BL】
過去に自分が使ったPC幕田と五月女のカップリング。もうこれほとんど創作だけれどもまぁ気にすんな。もそもそ続けていく予定で一応ダブルクロスThe 3rd Editionのシステムのキャラだけれどもこれはその設定なくても読めるし今後もあんまり知らなくても読める話にはする予定。強いて言うならば2人はFHってところに所属してるけどそれって一応自分の欲望にそって行動するから一般人からすれば悪の組織って呼ばれる部類ですよってぐらい。これにはあんま関係してこないけど。
とりあえず知ってればだいたい読める設定
※幕田光(マクタコウ)
 本名では無い。
 表に出せないちょっと大きな組織の幹部やってる17歳。
 諸事情で本名で表出たり何も付けずに外に出ると色々あるかもなので高校には行ってない。というか行けない。
 所謂天才肌で努力家ってのもあり元々何も出来なかった家事や料理のスキルはカンスト。
 ボンボンの生まれの為金銭感覚ぶっ壊れ。
 ファミレスの料理や市販の野菜を使った料理を美味しくないと感じてしまう舌を持ってる(=口が奢ってる)。
 車の運転が得意でなんでも(食べ物以外も)生み出せる。
 五月女大好き!!!!
 幅広い年齢の部下の子達と暮らしてる。
 なかなかにキャラが濃い部下達とクランと呼ばれるグループを作ってわちゃわちゃしてる。
 
※五月女和馬(ソウトメカズマ)
 幕田と同じ組織に所属してるけどこいつの管轄するところに入ってる訳では無い15歳。
 決まった部署に所属しないで依頼を受けて仕事してる。
 なんでかその先で変な研究(意味深)に付き合わされたり強姦されたりして体の開発が進んでる。
 色々あって幕田に助けられたりすることが多い。
 育ての親がクソでずっと小さい頃から家事や料理をやらされてたせいでどっちのスキルも高い。
 割かし普段はヘラヘラして人のことをおちょくったり言動が演技じみているが幕田の前ではそんなことは無い。
 かなり真面目な努力家。
 幕田が嫌い。
 一軒家(二階建て、地下あり)に一人暮らし。
 
 なんかこんなふわっとした感じの2人がセフレの頃だったり付き合ってる頃だったりの時系列曖昧な感じでただ料理を食べたりするだけの話。
 わかる人にわかるように言うと幕田はFHのリエゾンロードで五月女はマスターレイス13。知らない人はTRPGのDX3で調べてみて。そしてみんなもTRPGをやろう。
++++++++++++++++++++
 ある程度フライパンが温まってきたのを感じ置いてあった瓶の蓋を開けて薄く黄色がかった塊を一掬いして真ん中に落とす。ゆっくりと溶けていくのを見て全体に広がるように持ち手を掴みフライパンの角度を変える。本当は中華鍋とか使いたいけれども彼の家にはないから我慢、と幕田は思った。鶏油がある程度溶けて全体に広がったのを確認して刻んでおいたニンニクを入れて軽く炒める。どうしてこうもニンニクの焼ける匂いというのは食欲をそそるのか、と幕田は思わず口の中に溢れた唾液を飲み込むと気分を切り替えて刻んでおいた玉ねぎを手に取りフライパンに入れた。ジュワ、と音が広がり玉ねぎの焼ける匂いが鼻の中に広がった。木べらを動かし全体に火が通り透明になったのを感じると刻んでおいた小松菜の茎と焼豚を入れる。ニンニクが焦げないように弱火でやっているので少しいつもより時間がかかるように感じた。ま、中���鍋で高火力でやってりゃそう思うか、と少し呆れたように幕田は息を吐いた。加えたところで火を少し大きくしてまた炒めていく。パチパチと油が跳ねる音が台所に響き家主が起きてきたのか階段を降りてくる音が聞こえる。随分とダルそうに起きてくるのを感じ昨日やりすぎてしまったかなとほんの少しだけ申し訳なく思う。ほんの少しだけだが。そんなことを考えていると焼豚に焦げ目がついているのに気づき少し慌てたように幕田は白米を投入し水分を飛ばすように押し焼きにする。
「…………とりあえず死ね。」
「おはよーってかもうお昼だけどね。とりあえず開口一番に死ねって言うのやめて!」
 大袈裟にショックを受けたような表情を浮かべる幕田はを無視して五月女は幕田の横を通ると眠そうに欠伸をしながら冷蔵庫から牛乳を取り出し食洗機に伏せておいたマグカップを手に取る。ふと思い出したように顔を上げるとまた冷蔵庫からペットボトルを取り出し中身をマグカップに入れると片付けそこに牛乳を注いだ。
「なにそれ?」
「……簡単に紅茶オレが作れるヤツ。どうせお前は口が奢ってるからどうせ飲まないでしょ。」
「ひっで!いや、まぁその通りかも知んないけどさぁ……」
 米を崩しながらざっと全体をまぜあわせると端に寄せ、混ぜておいた卵を入れて軽く炒ると全体と合わせてさらに炒めていく。小松菜の葉をさらに入れてフライパンを動かしながら火を通していくと塩コショウと鶏がらスープの元を追加すると不満げに言葉をこぼした。
「火力がもっと強かったらスープそのまま入れて一気に水分飛ばせるんだけどなーまぁ仕方ないか。」
「お前は一般家庭に何求めてんの?」
「許可貰えたら改造できるよ?」
「んな火力強くても大して使わないからいい。……てか何これ。」
 眉間に皺を寄せて首を振る五月女に残念そうな視線を返している幕田に彼は置いてあった瓶を指さし尋ねた。それを横目で確認しながら醤油をフライパンのヘリから回し入れ全体を混ぜ合わせる。
「ん?あぁ鶏油だよ。ちょくちょく作るんだよねーせっかくだから持ってきた。置いとくから好きに使っていいよ?」
「またお前は勝手に……いやまぁそう言うなら有難く使わせてもらうけどさ……」
 不満げに眉間に皺を寄せた五月女だったが近くにマグカップを置くと鶏油に蓋をして置いてあった調味料などを冷蔵庫に片付けると刻んでおいたものを入れてあったと思われる皿をざっと水道で流すと食洗機の中に入れていく。中に入れてあった皿を片付けながら恐らく使うであろうものだけ取り出して渡す。小さく礼を言うと幕田はお椀を使いドームのような形に炒飯を盛り付けた。
「ん、でーきた!五月女食べよー。あ、スープあるから適当に好きなだけ持っていってね!」
「わざわざ炒飯とかこの形にする理由ある?」
「本人の前で早々に崩さないで欲しいな!さすがに心に刺さるから!!」
 スープ皿に自分の分だけよそい1度机に置きに行くと炒飯を受け取る。レンゲで盛られた形を崩しながら五月女はさっさと席に着いて手を合わせると小さくいただきますと呟きゆっくりと食べ始めた。それをどこか呆れた様子で見つめながら幕田も自分の分の炒飯を盛り付けるとスープの鍋を覗く。中華風のコーンスープにしたが炒飯の卵とスープの卵で重なってしまった。そのぐらいは別にいいか、と幕田は軽く頷き自身の分もスープをよそうと五月女の向かいに腰をかけた。レンゲを手に取りいただきますと呟くと炒飯を口に運ぶ。噛み締める事にふんわりと香る鳥の風味と玉ねぎや焼豚といった具材の味が口内に広がる。ご飯粒一つ一つもパラパラとしていて噛めば噛むほどに味が出てきた。うん、上手くできたようで良かったと幕田はそう思いながらチラ、と正面でスープをすする五月女を見る。
 ふぅ、と小さく息を吐いてスープの器を置いてまたもくもくと炒飯を噛み締めている。気に入らないものでもなるべく全部食べようとする彼だからこそわかりやすいのだが気に入ったものほどゆっくりと噛み締めるように食べることを幕田は知っていた。だからこそあまり表情は変わらないがよく噛んで食べていることから気に入ったのだろうと心の中にじんわりと満足感が湧き上がってくる。
「……なに。」
 視線に気付いたのか顔を上げて五月女は不満そうな声を出す。いつの間にか手が止まっていたことから自分を彼が見つめていたことに気がついたようだ。幕田は二、三度瞬きした後に少し考えたようにして照れたように五月女に尋ねた。
「味はどうかなって。」
「…………悪くは、ない。」
 視線を若干逸らしそう告げる五月女だったがその頬は若干赤く染まっていることからその言葉が本心であることがわかる。それを聞いて幕田は嬉しそうに笑うとまた炒飯を口に含んだ。
1 note · View note
prayfortiny · 2 years
Text
「日常」の話
『ハクメイとミコチ』10巻を読んだ。漫画がッ、上手すぎるッッ!!! 何でもないような出来事の美味しい部分だけ的確に抽出しててすごい。めちゃくちゃ美味しい清湯(濁ってない透明なスープ、notこってり)の鶏醤油ラーメン食べてる時の気分だよ。
ハクメイとミコチは「日常」の漫画だ。4コマなどでよく言われる「日常系」というジャンルがあるが、あんな偽物の日常ではない。重大な出来事は起きないものの、その日々の一つ一つは確実にキャラクターのそれぞれに影響を与え、少しずつキャラクターが成長したり関係性が変わったりする。何もないことが日常なのではなく、小さな変化が起こり続けるのが日常なのだ。
10巻で一番感動したのはハクメイが甲羅木組に引き抜かれる話だった。あらすじを軽く説明する。1,2巻だったか、イワシという大工のもとで仕事をしていたハクメイが正式にイワシの弟子になる話があった。そこから始まって、4巻あたりでイワシの所属している岩貫會(大きな組合で街の大工仕事を多く請け負っている)にハクメイが所属する話もある。大工仕事が性に合っているハクメイが組合に所属するだけでも良い話なのだが、10巻になって突然急展開が訪れる。別の大工組合の甲羅木組がハクメイをスカウトしに来たのだ。甲羅木組の特色、気質に惹かれたハクメイはイワシに背中を押されつつ甲羅木組に所属し、岩貫會と師匠のもとを離れることになる。
あらすじを書いてみればなんてことのない月並みの話だし似たエピソードの漫画もたぶんたくさんあるのだけど、ハクメイとミコチの場合より深く、友人に起こったかのように共感してしまう。派手で大きくストーリーが動く冒険活劇とは違って、このようにゆっくり流れる漫画では読者と同じ等身大のキャラクターが動くため、親近感を持ちやすい。しかも変化がすごくゆっくり(ハクメイがイワシに弟子入りしたのは漫画の初めの方だ)だから一年ぶりに会った友人かのようにその変化を楽しめる。そういった要素がハクメイとミコチ全体に漂う心地よさを作っているように思う。
ハクメイとイワシの関係だけではなく、それまでに起こった一つ一つの「日常」が少しずつ作用し、少し未来でキャラクター達を巡り合わせたり、未経験の新たな出来事のちょっとしたきっかけになったりする。そうやって個々のエピソードが未来へとつながっていく。
(それは漫画の伏線のようだが、その認識は結果論でしかない。現実世界にのちのための伏線として用意されるエピソードは存在しない。ただ日々を真摯に前向きに生きる者たちの前に新たな楽しい出来事の可能性が多く現れるだけである。)
ほんのちょっとの非日常を丁寧に受け止め、味わい、楽しみ、感じる。その小さいけれどとても丁寧な日々の積み重ねとしてここ最近のハクメイとミコチの心地良い物語があるのだと思うとしあわせな気持ちになる。分かりにくいけどこの作品、勘を追うごとにどんどん良さが加速してるよ。
僕もこういう作品が描きたいと常々思っているのだけど、どうやったらいいんだろうね。高すぎて目を背けたくなる。結局はこれも積み重ねだと思うからちょっとずつやっていくしかない。まずは感受性を磨いて適切に「日常」を送るのが案外早道なのだと思う。そんなわけで今日はハクメイとミコチの良さを書いてみたというのもあったりする。まあ、半分は後付けだけど。
0 notes
ecoamerica · 1 month
Text
youtube
Watch the American Climate Leadership Awards 2024 now: https://youtu.be/bWiW4Rp8vF0?feature=shared
The American Climate Leadership Awards 2024 broadcast recording is now available on ecoAmerica's YouTube channel for viewers to be inspired by active climate leaders. Watch to find out which finalist received the $50,000 grand prize! Hosted by Vanessa Hauc and featuring Bill McKibben and Katharine Hayhoe!
14K notes · View notes